荒木清寛

あらききよひろ



当選回数回

荒木清寛の2004年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月09日第159回国会 参議院 国際問題に関する調査会 第2号
議事録を見る
○荒木清寛君 公明党の荒木清寛です。お三方に一問ずつ質疑をさせていただきます。  まず、山田参考人にお尋ねをいたします。  JAがFTAをアジアとの共生という視点でとらえられていることに大変私は示唆を受けました。当然、このFTAを締結する場合に、農業分野の幾つかの部分が例外品...全文を見る
03月09日第159回国会 参議院 予算委員会 第6号
議事録を見る
○荒木清寛君 荒木清寛です。  まず、私は公設秘書への親族採用禁止問題をお尋ねします。  民主党の佐藤観樹前衆議院議員が秘書給与詐取容疑で逮捕されましたことは言語道断でありまして、公認をした民主党の責任も重大でございます。また、今回の事件の背景には妻が公設秘書であったというこ...全文を見る
○荒木清寛君 我が国の犯罪件数は増加を続けております。公明党も今年、東海、北陸の各地域でお子さんをお持ちの方を対象に治安に関するアンケートを行いましたが、おおむね七割の皆さんが治安が悪くなった、こう言っておられます。私は、こうした犯罪増加の最も大きな原因というのは、社会や地域や家...全文を見る
○荒木清寛君 私も総理に同感でございます。  一方で、犯罪の増加傾向に歯止めを掛けるためには、あくまでも他の社会政策的諸施策と併せてでございますけれども、凶悪重大犯罪等に関する罰則の整備も必要であります。そうした意味では、与党の要請にもこたえまして、この二月に法務大臣が性犯罪な...全文を見る
○荒木清寛君 是非よろしくお願いいたします。  小野国家公安委員長にお尋ねをいたします。  現在、架空メール請求に、架空請求メールに伴うトラブルが急増しております。私にも来ておりますし、身近にも来ております。これは犯罪行為でございます。したがいまして、警察庁が関連する省庁と連...全文を見る
○荒木清寛君 次に、私も観光政策につきまして総理にお尋ねをいたします。  平成十四年六月に、経済産業省、国土交通省等を中心とした調査研究委員会の報告書、「休暇改革は「コロンブスの卵」」がもう発表されております。二年前です。その中では、休暇を「大規模な公共投資等を伴わずに、経済・...全文を見る
○荒木清寛君 こうした経済情勢の厳しいときに休暇もないだろうというふうに言われるかもしれません。しかし、今この報告書によりましても、バカンス大国のフランスは、大恐慌後の一九三六年、大変な不況と高失業率に苦しんでいるときに、突如、二週間の有給休暇の制度、バカンス法を制定をしました。...全文を見る
04月14日第159回国会 参議院 国際問題に関する調査会 第6号
議事録を見る
○荒木清寛君 私は、外務省と経産省に一問ずつ聞きます。  まず外務省に聞きますが、河野イニシアチブによるイスラム研究会というのがありまして、平成十二年の十二月に取りあえずの成果というのを発表しています。その中では、「政策の試論」、試みの論の中で、「外務省におけるイスラム研究の拡...全文を見る
○荒木清寛君 私は、まずイスラム諸国における対日理解の促進につきまして、三点が大変重要であると思いますので、述べさせていただきます。  第一は、対話インフラを整備をしておくこと。  具体的には、日本の基幹図書のアラビア語への計画的翻訳であります。イスラム圏では出版事情が大変悪...全文を見る
10月21日第161回国会 参議院 予算委員会 第3号
議事録を見る
○荒木清寛君 公明党の荒木清寛でございます。  まず、総理に、イラクの復興支援についてお尋ねをいたします。  私は、イラクに限らず、紛争地域の紛争後の復興支援には憲法の範囲内で最大限の貢献をすべきである、このように思っております。  先週、イラク復興信託基金の拠出国会合が東...全文を見る
○荒木清寛君 昨日の台風はまた大きな被害をもたらしました。  総理にお尋ねをいたします。  さきの通常国会で被災者生活支援法が改正されましたのは大きな前進でございますが、ただ、今年の豪雨被害というのを見ますと、その実態には必ずしもそぐわない点が多々あると思います。特に、床上浸...全文を見る
○荒木清寛君 台風が今年は十個も上陸をしまして、四年後ではなかなか間に合わない状況になっているということでございます。  次に、国土交通大臣にお尋ねをいたします。  高速道路の暫定二車線区間、いわゆる片側一車線で起きた事故は昨年は百七十四件、四十二件が正面衝突によるものであり...全文を見る
○荒木清寛君 是非お願いをいたします。  法務大臣に、交通事故に関係をしまして、業務上過失致死傷罪の罰金刑の上限の引上げについて要請をいたします。  交通事故の場合には公判請求されるケースの九割が略式命令でありまして、全部罰金になるわけであります。この場合の上限が五十万円とい...全文を見る
○荒木清寛君 厚労大臣に通勤災害保護制度の見直しについてお尋ねをいたします。  現行は、単身赴任の場合に、帰省先の自宅から単身先赴任に戻る場合、あるいは二重就職者の場合に、会社から次の会社に向かう場合の事故につきましては通勤災害として保護されておりません。これは非常に不合理であ...全文を見る
○荒木清寛君 最後に総理、現在、シャッター通りと言われる中心市街地の空洞化が進んでおります。この活性化に取り組む決意をお聞かせください。
10月26日第161回国会 参議院 外交防衛委員会 第1号
議事録を見る
○荒木清寛君 それでは、防衛庁職員給与法一部改正に関連をして、まず長官にお尋ねをいたします。  先ほどもありましたように、幹部自衛官は防衛大学校で陸海空要員が一体として養成をされております。この点、部隊の実務を担う曹クラスの自衛官の教育あるいは訓練につきましては、それぞれ横須賀...全文を見る
○荒木清寛君 別の委員会で審議をされております一般職職員給与法の改正によりまして、防衛庁職員につきましても寒冷地手当の引上げが行われます。そこで、現在、防衛庁で寒冷地手当の支給対象になっている職員は何名いて、今回の改正でそれがどうなって、どの程度の予算削減効果があるのか、お答え願...全文を見る
○荒木清寛君 次に、防衛庁長官にイラク情勢についてお尋ねします。  先ほども先行議員からサマーワの自衛隊宿営地内に、宿営地の中に初めて迫撃砲弾が着弾をしたということについて質疑がありまして、その背景の分析、確認をしているというお話がございました。  そういう分析、確認の結果い...全文を見る
○荒木清寛君 今回の事態を受けまして、派遣隊員もこの宿営地の外に出ての活動は今自粛をしていると承知をしておりますが、そういう措置はいつまでお続けになるんですか。
○荒木清寛君 先般のあのイラク復興支援会合は成功、イラク復興支援東京会合は成功裏に終了いたしまして、日本の存在感はますます増していると考えます。独裁体制に代わる安定したイラクの政治社会システムを確立をするということが、ということを何としても成功させなければいけない。踏ん張って日本...全文を見る
○荒木清寛君 最後に一問、外務大臣にお尋ねをいたします。  現在、国連のハイレベル委員会で常任理事国の改革についての検討をしておりまして、報道によれば、その中では準常任理事国、いわゆる拒否権のない常任理事国を増やすべきだという意見と、今の常任理事国を増やすべきだという両方の案が...全文を見る
10月28日第161回国会 参議院 外交防衛委員会 第2号
議事録を見る
○荒木清寛君 大臣、お疲れさまです。  邦人人質事件についてお尋ねいたします。  人質となった香田氏の行動には疑問が多く、自己責任が問われる事態だと思います。しかし、今はその議論は棚上げにしても、人質の救出にあらゆる手だてを尽くすのが政府の責任であると考えますが、いかがですか...全文を見る
○荒木清寛君 イラクで邦人が人質となりましたのはこれで三件目でありまして、なぜ過去の教訓が生かせなかったのかという思いも率直にございます。この点、同国における邦人保護策に不十分な点はありませんでしたか。
○荒木清寛君 大臣の報告によりますと、三ページ、「ザルカウィ氏が率いるとみられるイスラム過激組織による犯行声明が出ております。」。私はテロリストに氏を付けるのは非常に違和感がありますし、この人間はヨルダンで有罪判決も受けていると承知をしております。  そのことはおいておきますが...全文を見る
○荒木清寛君 このメソポタミアのジハード基地組織は地元の部族や宗教指導者との関係が薄いと言われておりますが、現時点でその犯人グループとの接触に成功しているんでしょうか。
○荒木清寛君 このザルカウィというのは九〇年代末に頭角を現しまして、ヨーロッパを中心にテロ組織のネットワークを構築したと言われておりまして、今やこのネットワークがヨーロッパを超えて北アメリカに至るまで最も差し迫ったテロの脅威であるという指摘も私は読んでおります。そうした認識でいい...全文を見る
○荒木清寛君 九・一一以降、先ほどの御報告のありました不朽の自由作戦も含めて、国際社会はテロとの戦いをしてまいりました。しかし、アルカイダあるいはタリバーンの残党の追跡、掃討ばかりに照準を絞った結果がザルカウィのネットワークの台頭を許したという、そういう指摘もあるんですが、この点...全文を見る
○荒木清寛君 今回、小泉首相がいち早くテロに屈することはできないと表明したことは誠に正当であります。  テロは犯罪でしかなく、いかなる意味においても同情の余地はなく、共鳴すべき点は何らありません。したがって、国家として道義的に正しい在り方というのは、テロを明確に犯罪として評価を...全文を見る
○荒木清寛君 防衛庁長官、あるいは副長官でも結構ですが、特措法に基づく基本計画の変更について一点だけお尋ねをいたします。  今回、新たにヘリ、艦船搭載ヘリコプター用の燃料の提供をするわけです。二回に分けてやるよりは一回でやった方がいいということは当時からそれは分かっておった話で...全文を見る
○荒木清寛君 終わります。
11月09日第161回国会 参議院 外交防衛委員会 第5号
議事録を見る
○荒木清寛君 イラクの北部を除く全土に非常事態宣言が発令されましたことを大変重要な関心を持って見ております。  そこで防衛庁長官、先般来、サマーワの宿営地内に迫撃弾あるいはロケット砲が着弾をしたわけであります。日にちが経過をしておりますが、その犯行の背後関係について分析はできた...全文を見る
○荒木清寛君 それでは、今日の案件の日本・メキシコ経済連携協定についてお尋ねをします。  経済外交というのが非常にこれから大事でございます。日本は貿易立国でありますが、今後、WTOとEPAあるいはFTAのどちらを重視するんでしょうか。かつて経団連も、地域主義反対、WTO重視とい...全文を見る
○荒木清寛君 九〇年代は我が国にとりまして失われた十年と言われています。企業は内向きで不良債権処理に追われ、なかなか対外経済投資も進みませんでした。これに符合するように政府の対外経済戦略がおろそかになりまして、その結果が今のFTA後進国というような状況であるという反省を持つべきで...全文を見る
○荒木清寛君 二〇〇二年十一月に日本・シンガポール新時代経済連携協定が発効をいたしました。二年がたとうとしておりますが、この発効による経済的あるいは政治的なメリットというのはどうした形で現れておりますか。
○荒木清寛君 この対メキシコEPAについてお尋ねをいたしますが、このNAFTA、北米自由貿易協定ですか、の発効に伴い、メキシコに対する輸出の我が国のシェアは低下をしまして、逸失利益が年間約四千億円発生しているとも聞いております。  今回の協定締結、発効によりまして、こうした我が...全文を見る
○荒木清寛君 ですから、その不利益がどの程度回復できるのかということですが。  別の観点でお聞きしますと、この協定締結による我が国のマクロ経済上の効果というのはどのように試算をしておりますか。GDPがどの程度押し上げられるとか、そういう試算はあるんでしょうか。
○荒木清寛君 そうした不利益の回復だけではなく、更なるプラスの要因が実現をすることを期待をしております。  農水省にも来ていただいておりますので、農産品の自由化につきまして一点だけお尋ねいたします。  最もセンシティブな問題とされました豚肉の関税引下げに関しましては差額関税制...全文を見る
○荒木清寛君 次に、ビジネス環境の、対メキシコのビジネス環境の改善についてお尋ねいたします。  本協定の日本側のメリットとしては、メキシコ側の関税撤廃、削減と並んで、ビジネス環境の改善が期待されています。現在、メキシコのビジネス環境上の問題点として、頻繁に変わる法制度、あるいは...全文を見る
○荒木清寛君 先ほども先行委員から指摘がございました。私も、今後のEPAあるいはFTA協議に当たりましては、日本版USTRを作るべきではないかと考えます。  確かに、先ほどの副大臣のお話で、このメキシコとのEPAにつきましても十分各省連携を取ってやってきたということでございまし...全文を見る
○荒木清寛君 大臣のお考えはよく分かりました。  そこで、今後のEPA戦略についてお尋ねいたします。  先ほど、東アジアとのEPAの交渉を優先をするというお話でありましたが、その東アジアの中でもいろんな国や地域と、いろんな国や組織と交渉しているわけでありますけれども、その中で...全文を見る
○荒木清寛君 東アジアとのEPAにつきましては、人の移動の自由化が重要な論点でありまして、相手国の期待値が高いわけです。フィリピン辺りにつきましては看護師、看護師、介護士等の労働市場の開放を強く求めておりますけれども、この両国についての交渉状況を簡単に報告していただけますか。
○荒木清寛君 私は、多様性のある社会を実現をする必要を強く感じておりまして、そうした意味で日本の外国人労働者受入れ政策は厳格に過ぎると考えます。このことがこの政策と現実の乖離というような現象になって、不法滞在者が現実にはいろんなところで仕事をしているということになっていると思いま...全文を見る
○荒木清寛君 是非そうしたスタンスでお願いしたいと考えます。  最後に、外務大臣に、今後のEPA交渉につきましては、この東アジア経済圏ということを強く構想をして進めていただきたいと考えます。私は、今後この人口が減少し、経済の規模の減少が避けられないであろう我が国にとりましては、...全文を見る
11月26日第161回国会 参議院 イラク人道復興支援活動等及び武力攻撃事態等への対処に関する特別委員会 第4号
議事録を見る
○荒木清寛君 公明党の荒木清寛です。  先ほど来イラク派遣につきましての世論調査が論じられておりますが、私は、世論は自衛隊の派遣そのものについては肯定的な判断ですけれども、この任務の危険性について冷静にといいますか、大変危惧を持っているというのが現状ではないかと思います。特に、...全文を見る
○荒木清寛君 十二月十四日に派遣期限が切れるこの延長問題につきまして、その期限の間際にイラクの治安情勢を見極めて判断をするというのは私は支持をいたします。  しかし、もうあと二週間余りでありますので、今の時点で全く白紙ということはないと思うんですね。総理あるいは政府として一定の...全文を見る
○荒木清寛君 派遣についての方向性。
○荒木清寛君 この派遣延長の可否を判断するに当たりまして、現地のニーズ、要請ということは大事であります。私は、今の自衛隊の人道復興支援活動は現地のニーズに十分にこたえておると確信をしておりますが、しかし一部には、現地の治安の悪化に伴いまして、隊員は宿営地に引きこもって、当初、復興...全文を見る
○荒木清寛君 私は、こうした実態を国民に対してよく説明するとともに、総理におかれては、是非、イラクの国民にも我が国のこの人道復興支援活動の実態をよく説明して理解をしてもらうべきだと思います。  そういう意味では、地元のこのアル・ジャジーラですか、そうしたメディアの活用も含めて、...全文を見る
○荒木清寛君 今、イラクへ自衛隊を様々な政策的な判断の下に派遣をしておるわけでありますが、十二月十四日の期限が到来をして、もし延長をしないとした場合に、日本にはどういう不利益があるんですか、ないんですか。
○荒木清寛君 最後に、この拉致問題を始めとする北朝鮮問題の解決には日米協調が必要であります。そのこととこのイラク派遣延長の可否というのは関連するのかしないのか、お答え願います。
○荒木清寛君 終わります。