荒木清寛

あらききよひろ



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荒木清寛の2008年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月27日第169回国会 参議院 財政金融委員会 第2号
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○荒木清寛君 それでは、私から、金融大臣また財務大臣の所信を読ませていただきまして、その中から何点か、特にこの時期に大事な問題につきましてお尋ね、また要請をしたいと思います。  まず、渡辺金融担当大臣に対しまして、中小企業への金融支援を、特に年度末金融の支援をしっかりやっていた...全文を見る
○荒木清寛君 今の副大臣からの対策についての御説明がありました。  この金融機関との意見交換会というのは毎年やっているんですよね。今年だけは大臣が経産大臣等も入ったということですし、ユーザーへの説明ということも分かりましたし、ホットラインといっても電話を一本引く、まあ一本か二本...全文を見る
○荒木清寛君 次に、やはり金融担当大臣に、この金融市場改革について、これも所信で表明がありましたのでお尋ねいたします。  今、田村委員からも専門的見地からるるあったわけでございますが、もちろん金融資本市場の競争力強化が必要であるということについてはもう全く異論がないところでござ...全文を見る
○荒木清寛君 この日本の金融資本市場の競争力強化ということはもう是非、確かに英語の問題ですとかいろんな各般にわたるインフラの整備、改革が必要かと思いますけど、是非成功させていきたいと思います。  ただ、日本は金融立国を目指すのかということになりますと、私はちょっと違和感があると...全文を見る
○荒木清寛君 それでは、金融大臣に対しての質疑は以上といたしまして、引き続き財務大臣に対しましてお尋ねをさせていただきます。  まず、日本経済の見通しでございますけれども、二月から三月にかけまして政府の月例経済報告、日銀の金融経済月報共に景気の基調判断を下方修正しまして、いわゆ...全文を見る
○荒木清寛君 それで、先ほど田村委員からも最後に、これは答弁を求められませんでしたが、暫定税率を含む税制法案、これが参議院に送付されているわけですね。まあ三月三十一日という年度末を迎えて、なかなか今これが審議の見通しが厳しいと、こういう現状になっております。  それで、もし万が...全文を見る
○荒木清寛君 そこで、委員長、いいところに戻られましたんで、私からもお願い、またお尋ねしたいんですけれども、やはり議会人として年度内にきちんとこの予算について結論を出すとともに、これは予算は歳入がなければ当然執行できないわけですから、税制法についてもきちんと結論を出すというのがや...全文を見る
○荒木清寛君 それでは、よろしくお願いいたします。  それで、あと少し時間がありますので、財務大臣の所信の中に会計検査院の問題についても言及がございました。会計検査院の指摘事項の反映を徹底強化をする、いわゆる会計検査院の指摘を踏まえて無駄遣いの一掃に取り組むという、そういう所信...全文を見る
○荒木清寛君 それで、無駄遣いをなくすということでは、予算とともに決算が重要ですね。決算もこれは内閣で決定して国会に出すわけですけれども、この決算の主管大臣というのは財務大臣でよろしいんでしょうか。
○荒木清寛君 ある意味では、あえて言えば財務大臣が担当でございますけれども、この決算も責任を持って、要するに会計検査院の指摘に対して政府として取り組んでいただきたいと思うんです。  特に、これは公明党の要請によりまして、各省庁の不当支出百億円が未返還であると、こういうことが明ら...全文を見る
○荒木清寛君 是非、無駄遣いは許さないという、政府、国としての姿勢を明確にして取り組んでいただきたい、このように思います。  まだ数分ありますけれども、恐らく散会後、理事懇になると思いますので、その時間もありますので、ここで終了させていただきます。
04月07日第169回国会 参議院 予算委員会 第16号
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○荒木清寛君 公明党の荒木清寛でございます。  まず、総理の改革姿勢について何点かお尋ねいたします。  総理は、先般、道路特定財源につきまして、二十一年度から一般財源化をするという画期的な新提案をされました。もちろん、政府・与党としましては、昨年の年末の段階でこの問題、一応結...全文を見る
○荒木清寛君 次に、国土交通大臣に道路関係公益法人の見直しについてお尋ねをいたします。  大臣はこの道路関係公益法人の見直しを今進めておられまして、与党としましても、プロジェクトチームをつくる等でもう全面的にこれはバックアップをしておるところでございます。衆参の予算委員会の審議...全文を見る
○荒木清寛君 総理は、道路関係法人だけではなく、三月三十一日の会見では、行政と密接に関係ある公益法人の集中点検、こうした指示をされました。  そこで、財務大臣に、こうした公益法人に対しましては年間どのぐらい補助金ですとかあるいは随意契約ということでお金が国から支出になっているの...全文を見る
○荒木清寛君 そこで総理に、この公益法人に対する支出、あるいは公益法人からの支出につきましてはいろいろ無駄遣いがあると言われておりまして、これを改めませんと国民の理解というのはなかなか得られません。  そこで、総理には強い決意でこの点検を行っていただきまして、その点検の結果をこ...全文を見る
○荒木清寛君 是非、与党としてもしっかりとフォローアップをしていきたいと思います。  次に、総理の今策定をされております新たな経済成長戦略について、私は一層明確なメッセージを国民に発していただきたいということをお願いをいたします。  そこで、一つお尋ねしますが、公明党愛知県本...全文を見る
○荒木清寛君 中小企業対策について一つだけお尋ねいたします。  原燃料価格の上昇をなかなか中小企業は転嫁できない、こういう実態にあります。この価格転嫁を法に違反をして不当に妨げる親事業者に対しましては厳正に対応していただきたいと思います。  そこで、公正取引委員会、経済産業省...全文を見る
○荒木清寛君 終わります。
04月10日第169回国会 参議院 財政金融委員会 第5号
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○荒木清寛君 公明党の荒木清寛でございます。  先ほど、先行の脇委員、森委員から大分私も聞きたいことをやり取りがありましたので、若干、特に民主党発議者に対する質疑については通告と少し入替え等ありますけど、全部関連する事項でございますので、よろしくお願いいたします。  そこで、...全文を見る
○荒木清寛君 大臣にもう一つ。  それで、この項目の中には、二十年度予算においても、二十年度予算における一般財源としての活用は民主党から具体的な提案があれば協議に応じると、こういうふうに言われています。今年は、新年度はこの特定財源のうちの千九百二十七億円ですね、これは一般財源化...全文を見る
○荒木清寛君 そこで、民主党発議者にお尋ねしますが、発議者というか、民主党の方では、この総理の三月二十七日の提言、これは野党に対する呼びかけも相当含まれているわけですけれども、これはどういうふうに評価しているんですか。
○荒木清寛君 そこで、今日のお立場は法案提出者ですけど、それは民主党全体として出しているわけですから、民主党を代表するという、そういう位置付けもあるかと思うんですよね。  それで、本会議質疑が終わりまして今日からいよいよ実質的委員会審議入りですから、今後早い段階でもう与党側から...全文を見る
○荒木清寛君 それで一言申し上げておきたいんですけど、当然最初の提案の段階で与党、野党隔たりがあるということはこれは当然でして、最初から一致しておったら協議する必要はないわけですよ。その最初の段階で隔たっているからテーブルも着かないというんじゃ、これはもう最初からまとめる気がない...全文を見る
○荒木清寛君 それで、民主党さんも、全国知事会ですとか、あるいは名古屋市長が代表をしております指定都市市長会ですか、そういう首長さんの団体が暫定税率の維持を強く求めているということは御存じだと思うんですね。それで、報道等を拝見しますと、菅代行も東国原宮崎県知事と、公開討論というか...全文を見る
○荒木清寛君 仮に今の案で、マクロのレベルでは地方の〇・九兆円が、この暫定税率がなくなる分で減収になる分と直轄負担金の廃止で持ち出しがなくなる分のプラス・マイナス・ゼロにしましても、各地方自治体ごとに見ればそれは当然違いますよね。ある自治体では逆に負担が増えたり、ある自治体では直...全文を見る
○荒木清寛君 都道府県も、しかし、財政はなかなか各自治体厳しいですからね。そう、分かりましたということになりますかね。  それで、次の質疑に移りますが、いずれにしましても、仮に〇・九兆円の地方分についてはそういうことになったとしましても、ということは、結局裏を返せば、逆に言いま...全文を見る
○荒木清寛君 これは政府・与党の方も、この中期計画ですね、十年を五年として新たに策定するということですから、当然これは今ある分を機械的に半分にするという話ではないはずでして、今、大塚委員のおっしゃったような、本当にやるのかどうかと、あるいはコストをどうするのかということも含めてこ...全文を見る
○荒木清寛君 その二十年度は御迷惑を掛けることなくというのが、どうもそうならないのではないかと。幾らお話を聞いても、そんなマジックはないと思うんですよ、税金下げて、それでできるという。  それで、もう一つ、先ほど聞いておってちょっと私、異論がありますのは、この地球温暖化対策税の...全文を見る
○荒木清寛君 この自動車関係諸税の見直しというのは、今、尾立委員おっしゃったように公明党も同じ考えを持っていまして、タックス・オン・タックスがおかしいとかいろいろあるわけですね。それは我々もある程度共通の認識があるんですけれども、ただ、地球温暖化対策税になることによって今のガソリ...全文を見る
○荒木清寛君 難しいことを言われましたけど、ちょっとやっぱり腑に落ちませんね。  我々も中小企業視察をして、東京の北区のガソリンスタンドに行きました。そのときに、本当に小さいスタンドでしたけど、社長さんがおっしゃっていたのは、ガソリン、当時で百五十何円でした。ガソリンは決して高...全文を見る
○荒木清寛君 まだ若干用意しましたけど、ちょっと時間が迫ってまいりましたので以上とさせていただきますが、しっかり委員会での審議、また修正協議も是非、今日この場におられない社民党、共産党の、衆議院では国民新党、別の会派ですけど、そうした方も含めて、是非充実した審議をしていきたいと思...全文を見る
04月18日第169回国会 参議院 決算委員会 第3号
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○荒木清寛君 それでは、私から外務省と防衛省に分けて質疑をさせていただきます。  まず、ODAの実績額の減少で懸念される国際的発言力の低下について、外務大臣にお尋ねいたします。  これは、財政難によりまして一般会計ベースでのODA予算というのは年々削減をされておりまして、二十...全文を見る
○荒木清寛君 毎年の予算編成というのは、政府で決めます、もちろん与党も了解をして決めます骨太の方針で予算編成をしていくわけでありますけれども、この骨太の方針二〇〇六で、財政再建の観点から十九年からの五年間で一般会計のODAは毎年二から四%削減をすると決めておりますので、これに縛ら...全文を見る
○荒木清寛君 これはしっかり与党としても応援します。  それで、今年はアフリカ開発会議も日本で行うわけでありますので、対アフリカ支援ということもこれから大きなテーマになってまいります。この点につきまして、外務大臣の諮問機関であります国際協力に関する有識者会議の本年一月の報告では...全文を見る
○荒木清寛君 次に、同じく外務大臣に、留学生受入れ事業におけるフォローアップについてお尋ねをいたします。  財務省の実施しました平成十九年度予算執行調査では、外務省及び文科省が実施している留学生受入れ事業につきまして、留学生の選定が外交的な観点から行われていないことや、多くの留...全文を見る
○荒木清寛君 元留学生の日本での集いは、私も努めて出席をするようにしておりますけれども、是非、本当に親日家をつくるツールとして帰国後のフォローもしっかりやって、これが無駄にならないようにお願いしたいと思います。  また、JICAでも、これは開発途上国における人材育成として研修員...全文を見る
○荒木清寛君 最後に、外務大臣に。  留学生十万人の受入れ計画というのはようやく達成をしまして、今、今度三十万人ですか、新たなそういう戦略的なこの受入れ計画というのを検討していると、このように聞いております。それは結構なことなんですけれども、やはりこのフォローアップが不十分だと...全文を見る
○荒木清寛君 後半は防衛省にお尋ねいたします。  まず、大臣に危機管理体制の再構築についてお尋ねいたします。  昨年十二月の護衛艦「しらね」の火災、あるいは本年二月のイージス艦「あたご」の衝突事故、そしてさらに三月には護衛艦「はまゆき」がホーチミン港で貨物船と接触をするという...全文を見る
○荒木清寛君 大臣おっしゃるように、現場の自衛官の方は今、大変つらい立場だと思うんですね。そうしたことも理解した上で、是非我々もその大臣の取り組む改革をしっかり支援をしていきたいと思います。  次に、昨年の山田洋行における過大請求の問題を発端といたしまして、防衛装備品の調達の在...全文を見る
○荒木清寛君 いいですよ。
○荒木清寛君 過大請求というのは、これはもう明確に犯罪を構成するわけでありますし、こうした過大請求を行った商社に対しましては、そうした刑事告発も含めて厳正な処分を行っていただきたい、このように考えますが、大臣の見解をお尋ねいたします。
○荒木清寛君 最後に、大臣に。  今おっしゃった総合取得改革推進プロジェクトチームの三月の報告では、今後二十三年度までの五年間で防衛調達の一五%のコスト縮減という、こうした目標を提示をしております。このコスト削減に向けての今後の見通し、工程について、最後に大臣に御報告を願います...全文を見る
○荒木清寛君 終わります。
04月18日第169回国会 参議院 財政金融委員会 第7号
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○荒木清寛君 公明党の荒木清寛でございます。  今日は四名の参考人の先生方には本当にありがとうございます。    〔委員長退席、理事円より子君着席〕  順次、森信参考人からお尋ねしてまいりますが、参考人は、暫定税率を元に戻すべきだと、その際の条件として一般財源化の実現の担保...全文を見る
○荒木清寛君 それで、森信参考人が言及されましたように、環境税への衣替えということも有力な選択肢かと思います、ガソリン税ですね。その場合、現行水準を維持して全部そうした環境税に衣替えということで課税根拠足り得るのか、あるいは国民の理解を得られるとお考えなのか、その点お聞かせ願いま...全文を見る
○荒木清寛君 もう一点、〇九年度は抜本税制改革になるわけでありますけれども、少子高齢化社会の福祉を支える上でどういう税制改革を目指すべきか、お考えがあればお聞きしたいと思います。
○荒木清寛君 次に、高橋参考人にお尋ねします。  先ほどのお話、また先日の日本経済新聞の「経済教室」も興味深く読ませていただきました。  それで、今日のお話でも、財投特会というのは金利リスクをほとんどゼロに近くできるんではないかと、こういうお話であったかと思いますし、その根拠...全文を見る
○荒木清寛君 参考にさせていただきます。  次に、水野参考人にお尋ねいたします。  先ほど、時間の関係で揮発油税等の暫定税率のところを大分はしょって言われたと思いますけれども、参考人のお考えは、現行のこの暫定税率の水準で環境税に根拠を求める、いわゆる一般財源化といいますか、そ...全文を見る
○荒木清寛君 最後に、土居参考人にお尋ねします。  政府・与党が決定しました〇九年度からのガソリン税の一般財源化ということをどう評価されるのかということと、道路の無駄をなくすために、この道路特定財源だけじゃなくて道路特別会計自体もなくしてしまう必要があるのか。その点、見解をお尋...全文を見る
○荒木清寛君 ありがとうございました。
04月22日第169回国会 参議院 財政金融委員会 第8号
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○荒木清寛君 公明党の荒木です。  まず私は、財務省にお尋ねをいたします。  先般、福岡県に財政金融委員会で委員派遣に参りまして、まず最初にガソリンスタンドに参ったわけでございます。この暫定税率の失効によって現実にこれは決して小さくない営業損失を被っていると、こういうお話を聞...全文を見る
○荒木清寛君 私のところにも具体的な相談が来ておりまして、車検は、失効する期限の一か月前からこれは車検を受けることできるんですよね。ですから、ゴールデンウイークもありますので、ちょっと前倒しでもう四月の段階で車検を受けている人がいるわけなんです。そういう人が……(発言する者あり)
○荒木清寛君 五月にもしこの暫定税率失効した場合に、私の払った高い税金はどうなるんですかと、こういう相談が実際来ておりまして、もうこれ以上国民生活の混乱を招くようなことはしてはいけない、このことをまず申し上げておきます。  そこで、大臣に一問、この四月十一日に「道路関連法案等の...全文を見る
○荒木清寛君 今読み上げました一般財源化についての第三項の更にその後には、また、必要と判断される道路は着実に整備をすると、こうあるわけですね。これは一部批判をする向きもあります。これは、決して従前どおりの、一般財源化しても道路予算は確保するという、そういう趣旨ではもちろんございま...全文を見る
○荒木清寛君 それでは次に、発議者にお尋ねをいたします。  先ほど発議者は、秋田県だったですかね、首長さんの、東北の方の首長さんのことを取り上げられましたけれども、それももちろん大事でございます。一方で、先週四月十八日には、地方六団体、これはもう言うまでもなく、知事会、都道府県...全文を見る
○荒木清寛君 この四項目、恐らく普通は重要性の高いものから決議していくわけですから、まず第一項目をしっかりと受け止めてもらいたいと思います。  そこで、私も本件についての議論はもちろん全部参加をして聞いておるわけでありますし、発議者民主党の問題提起といいますか、政策を全面的に否...全文を見る
○荒木清寛君 その前に、要するに国の直轄事業が四千億円になってしまった場合には、これは国道の除雪ですとか維持管理ですとか、本当に最小限の維持管理だけやっておしまいですよね、これでは困ると。ですから、ちゃんとこの減収になった分はほかの手当てをしなければいけないと、これはほかの手当て...全文を見る
○荒木清寛君 そうしますと、今私が申し上げているのは、今年の予算で国の直轄分は一兆五千億円、これが四千億円になってしまったんでは何もできないと言っているわけです。民主党はそうすると、今年のこの直轄分の予算は幾らにするというそういう考え方なんですか。今おっしゃったのは、もう少しこの...全文を見る
○荒木清寛君 そうしますと、先ほど尾立委員がおっしゃったような埋蔵金の問題等で手当てをしなければいけない歳入欠陥というのは結局幾らになってくるわけですか。丸々国でいうと一兆七千億円捻出をしなければいけないということじゃないわけですね。この道路もう少し安くできるじゃないか、二割カッ...全文を見る
○荒木清寛君 それで、先ほど埋蔵金のお話がございました。私も高橋参考人のお話を聞いておりまして、あるいは土居参考人のお話も聞いて、埋蔵金があるのかないのか、こうしたことについて私は即断するほどの知見はございませんので、私は高橋参考人にも、御意見は参考にさせていただきます、このよう...全文を見る
○荒木清寛君 その考え方は私否定しません。ただ、もし、埋蔵金は最後の奥の手なんだと、まず歳出削減なんだと、そんな無駄遣いをやらないということを法律に書くこと自体おかしいではないか、それは分かったとしましょう。そうであれば、逆にもう予算で、今成立しているわけです。(発言する者あり)...全文を見る
○荒木清寛君 失礼しました。  私も、ちょっと先ほどの発言は不適切といいますか、補正予算の提出は政府しかできませんから、民主党に出せというのはそれは無理ですけれども、与党でも出せないんですからね。ただ、そうであればその骨格ですよ。ここの予算を、何ですかね、予算委員会がまだ開かれ...全文を見る
○荒木清寛君 我々の与党の決定でも、本年度予算でも道路整備特別会計関連支出の徹底的な無駄の排除ということはうたっているわけでありまして、直轄で一兆五千億円確保できたから全部使わなきゃいけないということじゃないわけです。もう決まっておる予算であってもこれは削減に努めるということは確...全文を見る
○荒木清寛君 もう時間がないので確認しますけれども、そうはおっしゃっても、道路面積や道路延長で決めるという法律の決まりはどこにもないわけですよね。この地方道路譲与税法も適用なくなっちゃうんですからね、税法の名前変わるんですから。尾立委員そうおっしゃったって、そんなことはどこにもこ...全文を見る
○荒木清寛君 終わります。
05月09日第169回国会 参議院 財政金融委員会 第9号
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○荒木清寛君 私は、自由民主党・無所属の会及び公明党を代表いたしまして、政府提出の道路整備費財源特例法改正案につきまして、賛成の立場から討論を行うものであります。  討論に先立ちまして、幾つかの重要な事項につきまして述べさせていただきます。  まず、本法律案は国土交通省所管の...全文を見る
05月09日第169回国会 参議院 財政金融委員会、国土交通委員会連合審査会 第3号
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○荒木清寛君 私は、まずこの法案に関連いたしまして、旧道路公団ファミリー企業の余剰金の問題について一問、お尋ねいたします。  これは、道路公団を民営化する際、まあ公団自体には借金があったわけですけれども、ファミリー企業には余剰金が残っていたと。これは本来は利用者の払った通行料で...全文を見る
○荒木清寛君 是非、そういう意味では要請ベースにはなるんでしょうけれども、それは所管大臣がおっしゃれば大分違うわけでありますから、しっかりと要請を続けていただきたい、このように思います。  そこで、本法案ですが、先ほども先行委員から話がございました。十年間、道路特定財源を延長す...全文を見る
○荒木清寛君 私も、それは二十年度からばしっと一般財源化できるんであれば、それはその方がいいかもしれません。ただ、これは改革にはやっぱり激変緩和措置といいますか経過措置が要るわけでありまして、今この時期であるということを考えれば、これはもう平成二十一年度からの一般財源化以外あり得...全文を見る
○荒木清寛君 最後に、やはり国土交通大臣に、この四月十一日の政府・与党の決定には新たな整備計画、五年に短縮して新しいデータでやる新たな整備計画は二十年度予算の執行にも厳格に反映をするということで、もちろん無駄な道路はないわけですけれども、だから、この本年度の道路予算の執行にも反映...全文を見る
○荒木清寛君 以上、終わります。    〔委員長代理吉田博美君退席、委員長着席〕
05月16日第169回国会 参議院 決算委員会 第7号
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○荒木清寛君 まず、国民生活金融公庫の貸出態度、あえて私は、貸し渋りがあるのではないか、こういう問題意識で質疑をさせていただきます。  昨年の夏のサブプライムローン問題以降、民間金融機関が非常に貸出しが厳しくなって優良貸出先に選別をすると、こういう中で、政府系金融機関が、政府か...全文を見る
○荒木清寛君 そこで、ちょっと別の観点から見ますと、申込みの件数も減っているということですけれども、じゃ、申込みに対してどれだけ貸付けを行っているかという、打率といいますか、先ほど、うちに相談に来るのはもう二割しか貸してくれないと言いましたけれども、全体で見るとそんなことはないん...全文を見る
○荒木清寛君 国金の経営方針を見ますと、お客様へのサービスを第一に、民間金融機関では対応の厳しい分野で小口融資や創業支援等を行うということが挙げられております。  そこで、今のことも踏まえて、この中小零細企業への円滑な資金供給を更に行っていくためにどういう措置を今後講じるおつも...全文を見る
○荒木清寛君 最後に財務大臣に、指摘をさせていただきましたけれども、国金も奮闘しているとはいえ、ややそういう貸出しが厳し過ぎるという経営体質があるのではないかという点、また、今後十月に日本政策金融公庫に統合されるわけでありますけれども、そういう中でどういう役割を果たしていかなけれ...全文を見る
○荒木清寛君 国金の分は終わりましたので、委員長、総裁は、私、退席していただいて結構です。
○荒木清寛君 次に、先ほどもございましたけれども、国会における随意契約の見直しにつきまして、まず会計検査院にお尋ねいたします。  これは、参議院からの検査要請を受けまして会計検査院で検査をしていただいたわけでございますが、その中で、随意契約とした理由の妥当性に関して検討の余地が...全文を見る
○荒木清寛君 今日は小幡事務総長にもお越しいただきまして恐縮でございます。  そこで、この随意契約の見直しということは、国全体で、これは裁判所まで含めてやっている話でございますけれども、国会に係る契約状況、十八年度実績を見ますと、この契約全体のうち競争性のない随意契約は金額ベー...全文を見る
○荒木清寛君 是非、進めていただきたいと思います。  もう一つだけ具体的に聞いておきますと、今議員室にはパソコンが二台、プリンターが入っておりますけど、これも来年から全部入れ替えて、パソコンももう一台増えるということになっていると承知をしております。  これは、今は随意契約で...全文を見る
○荒木清寛君 事務総長はもう私、結構でございますので。  最後に渡辺金融大臣に、これも検査院の特定検査対象ということで、住専という、もうかなり前の話のような気がいたしますけれども、まだこれは処理が済んでいないわけですね。  これは言うまでもなく、平成八年の六月、住宅金融専門会...全文を見る
○荒木清寛君 次に、この二次損失につきましては民間も、金融機関も半分負担をすると。半分は国民負担になってきてしまうわけでございますけれども、この二次損失を補てんをする民間負担の原資というのは、この住専基金に金融機関が積立てをした基金の運用益から充てておるということでございます。し...全文を見る
○荒木清寛君 最後に、大臣にお尋ねいたします。  そうした状況で、二次損失についての国民負担が生じかねないということを前提に、会計検査院も特定検査の中でこのように指摘をしております。また、各年度に生じた回収益の額と合わせて各年度に生じた二次損失の額やこれらそれぞれの累計額を財務...全文を見る
○荒木清寛君 終わります。
05月19日第169回国会 参議院 決算委員会 第8号
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○荒木清寛君 まず、学校の耐震化問題について私からもお尋ねいたします。  これは、先ほど来、各党からも取り上げられておりまして、もうこれが喫緊の課題であるということは論をまたないわけでございます。したがいまして、重複を避けてお尋ねいたしますけれども、この公立小中学校の耐震化です...全文を見る
○荒木清寛君 分かりました。  そこで、大臣に、先ほど来、特に公立学校の耐震化を念頭に置かれておると思いますが、あらゆる選択肢を排除しないで考えていくという話でございました。これは、先ほどの答弁にもありますように、この耐震化が進まない要因というのはもう明らかですよね。せっかく文...全文を見る
○荒木清寛君 是非大臣、よろしくお願いします。  そこで、耐震化はもうここまでにしますが、今のお話の中にも小中学校の統廃合のこともございました。  そこで、これは読売新聞ですが、昨年の十一月から十二月にかけて実施をした調査によりますと、少子化によりましていわゆる複数の学年が一...全文を見る
○荒木清寛君 平成十八年度で、廃校が三百十五校、休校が四百三十二校という報告でございました。  そこで、今日は決算委員会でございますので、そういう廃校なり休校なり、いわゆる当初と違う事態が生じた場合に、この建設時に投入されました補助金の返還、その他の措置につきましてはどう今取扱...全文を見る
○荒木清寛君 そうしますと、十年を超えたものにつきましては報告のみでいいと、あるいは十年未満の学校についても対応措置がある、こういうお話でございまして、そうしますと、必ずしも、廃校する場合にあるいは他の用途に転用する場合に補助金を返還する必要がない、こういう御報告だったかと思いま...全文を見る
○荒木清寛君 いずれにしましても、学校として使わないにせよ施設としては公共施設でありますので、有効活用できますようにいろいろ対応を考えていただきたい、このようにお願いをいたします。  そこで次に、これは十八年度決算報告にもあるわけでございますけれども、東京医科歯科大学での随意契...全文を見る
○荒木清寛君 そこで、そうした会計検査院の指摘も踏まえまして、全国の国立大学法人を所管をする渡海大臣に決意をお尋ねしたいわけでございますけれども、現在、政府におきましては、独立行政法人において、この随意契約の在り方の見直しを行っております。これは当然、国立大学法人におきましても同...全文を見る
○荒木清寛君 よろしくお願いします。特に大学病院におきましても、いわゆる大学関係者が就職をしている公益法人との随意契約、こういうところが問題になるわけでありますので、しっかりと今言われた方針でやっていただきたいと考えます。  そこで、先ほども指摘がございましたけれども、私からも...全文を見る
○荒木清寛君 いずれにしても、それだけの予算を扱うところのトップがそうした容疑で逮捕されたというわけでございまして、どうしてこのような贈収賄ということに発展をしたのか。もちろん、これはまだ公判がこれから行われるわけでございますけれども、この事件の背景や原因につきまして文部科学省と...全文を見る
○荒木清寛君 今の報告にもございましたように、もちろん属人的な問題もあるにせよ、構造的な問題も背景にあるという、そういうお話でございました。  そこで、大臣、この問題につきましては、文科省の信頼失墜という大きなダメージを受けたわけでございますから猛省を促すとともに、この再発防止...全文を見る
○荒木清寛君 最後に、警察庁に一問お尋ねをいたします。  駐車違反の取締りにつきましては、駐車監視員ということで民間への委託ということが行われているわけでありますけれども、パーキングメーター・チケットの管理業務につきましては、交通安全協会、これは公益法人ですね、この交通安全協会...全文を見る
○荒木清寛君 是非、あと、そうしますと五都道府県についてはまだ随意契約が続いているということでございますので、早急にすべてのそうした四十の都道府県でこの競争性のある形での契約が実現するようによろしくお願いいたします。また、我々も各都道府県議会におきまして、この地方の、都道府県所管...全文を見る
05月22日第169回国会 参議院 財政金融委員会 第11号
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○荒木清寛君 公明党の荒木です。  まず、この租税特別措置が税負担の公平、中立、簡素という基本理念の例外であるという点、また我が国の厳しい財政情勢を考えますと、その在り方を不断に検証していく必要がある、この点については私ども全く同感でございます。ただ、この租特というのは特定の政...全文を見る
○荒木清寛君 もし法律が通ったとしましても、政府には民主党は入っていないわけですから、もう少しそれは具体的に、財務省に任せるんじゃなくて、じゃどの程度の規模の企業の公表を求めるのかということは法案に書くべきではなかったのかと思いますが。  今日、経済産業省にも来てもらっています...全文を見る
○荒木清寛君 そこで、発議者で、政府の方はそういう答弁でしたが、しかし先般の参考人質疑でも、森信参考人、土居参考人、いずれも個別企業の開示については慎重であるべし、そういう話でありました。参考人がこう述べている点、あるいは納税者にきちんとこれは理解を得られるというふうに考えている...全文を見る
○荒木清寛君 この件はこれだけにしますが、ただ一点申し上げさせていただきますと、補助金と実質的に裏補助金と言われましたかね、というお話でございましたけれども、補助金というのは行政庁が個々に補助金の交付決定という行政処分をして決めるわけですね。もちろんおのずから法律や予算等に基準は...全文を見る
○荒木清寛君 それでは、時間も迫ってきましたので、行政に与える影響について、まず国税当局に、もしもこうした形で増減額明細書を導入し、この提出を求め、それを入力して分析をしということになった場合に、これに対応するためにどの程度人員やシステムの対応が必要になると考えているのか、答弁を...全文を見る
○荒木清寛君 ただでさえ忙しい税務当局に私は相当な負担をこれは負わせることになると思いますが、この法案でそうした新たに発生する行政コスト等について必要経費を見込んでいない、普通、議員立法ですと、この法案の施行に伴う必要経費は幾らだというのがありますけれども、それを見込んでいないの...全文を見る
○荒木清寛君 最後に、所得税の特例措置につきまして、利子の源泉分離課税や住宅ローン控除等、確定申告をしていないサラリーマンもたくさん受けているそうした特例措置についても増減額明細書というのを納税者に提出を求めるんですか。
○荒木清寛君 住宅ローン控除による減収額というのは八千百五十億円ありますね。それで、今年度の税制改正でもこれは若干縮小された上延長したわけですね。これは我々も議論する中でいろいろ議論があって、財務省等はこうした控除をしたって住宅の着工件数が増えるという、そういう統計はないとかいろ...全文を見る
05月29日第169回国会 参議院 財政金融委員会 第13号
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○荒木清寛君 それでは山本副大臣に、まず今回の法案の基となっております昨年十二月二十一日に金融庁がまとめました金融・資本市場競争力強化プランについて、若干お尋ねいたします。  このプランは、昨年の一月に当時の山本金融担当大臣の方針に基づき金融審議会でまとめられて、金融庁のプラン...全文を見る
○荒木清寛君 今、対応面としまして人材の育成というお話もありましたので、そのことについて、先ほど田村委員からもありましたけれども、私も重ねてお尋ねしたいんですが。  このシティー・オブ・ロンドンでも、日本の市場の評価が低いものとして、規制と人材面ということが挙がっています。規制...全文を見る
○荒木清寛君 分かりました。  それでは次に、今回の改正案につきましてお尋ねをいたします。  まず第一点は、プロ向け市場の創設という点でございます。現行の新興企業向け市場、マザーズ、ヘラクレス等につきましてはいずれも取引が低迷をしている、このように承知をしております。その課題...全文を見る
○荒木清寛君 そうしたプロ向け市場については十分意義があると思いますが、あわせて、今指摘しました従来の、従来のといいますか、今の、現行の新興企業向け市場の活性化ということも考えていかなければいけないと思いますが、これにはどう取り組んでいくんですか。
○荒木清寛君 次に、プロ向け市場における新設されます取引の市場の活性化と、プロとはいえ投資家には違いないわけでありますので、投資家でありますので、その保護ということももちろんないがしろにできないわけでございます。    〔理事円より子君退席、委員長着席〕  それで、今回のプロ...全文を見る
○荒木清寛君 そのプロ向け市場の規制緩和の一環といたしまして、今回の改正案では、ロンドン証券取引所の制度に倣って自主規制業務の一部を外部に委託できるような仕組みが導入されます。  ロンドン証券取引所の場合には上場審査までも委託が認められているということですけれども、そこまでは今...全文を見る
○荒木清寛君 次に、改正案の論点でございます他業種禁止の緩和といいますか、銀行・保険会社グループの業務範囲の拡大についてお尋ねいたします。  これまで銀行、保険会社には、それぞれ本業についての健全性確保の観点から他業種禁止の規制が課されておりました。子会社、兄弟会社等のグループ...全文を見る
○荒木清寛君 大臣の御答弁によりまして改めて確認をいたしましたが、要するに銀行、保険会社のそういう経営の健全性を確保しつつも、利用者サービスの向上ですとか、あるいは国際的な競争力の強化という観点を勘案をしまして、一定の程度でこの業務範囲拡大というのを認めたという、そういう制度設計...全文を見る
○荒木清寛君 次に、改正案の内容の一つでありますファイアウオール規制の緩和についてお尋ねいたします。  このファイアウオール規制の緩和につきましては、規制の目的に照らして、この規制の手段が過度といいますか、過大であるという観点ですとか、欧米の金融グループと比べて、欧米では相当こ...全文を見る
○荒木清寛君 最後に、銀行グループの議決権保有制限の緩和といいますか、例外措置の拡大についてお尋ねいたします。  現行法では、銀行グループの議決権保有、行使については制限があるわけでございますけれども、これは銀行グループによる他業種禁止というこの規制を潜脱をするおそれがあるとか...全文を見る
○荒木清寛君 終わります。
06月03日第169回国会 参議院 財政金融委員会 第14号
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○荒木清寛君 公明党の荒木です。  今日は、両参考人におかれては、いろいろ興味深いお話を聞かせていただきまして、まずお礼を申し上げます。  順次、まず斉藤参考人からお尋ねをいたします。  昨年、金融庁は金融・資本市場競争力強化プランを発表いたしまして、その中で、金融専門人材...全文を見る
○荒木清寛君 続いて斉藤参考人に、先ほどのお話の中で、東証の改革の中でETFを多数いろいろ上場したいと、そうした抱負がございました。  株式投資もそうですけど、投資信託というと、例のバブルのころは本当に一般の方がこぞって買って、大体元本割れしまして痛い目に遭っているわけですね。...全文を見る
○荒木清寛君 次に、フェルドマン参考人に何点かお尋ねいたします。  今回の法改正といいますか、その前提にあります金融・資本市場競争力強化プランというのがありますが、これは日本を金融立国にしていこうという非常に野心的、意欲的な試みなんですね。それは私賛成なんですが、ただ、日本人の...全文を見る
○荒木清寛君 同じくフェルドマン参考人にお伺いしますが、先ほど日本の市場が魅力がなくなってきたのは税それから人材、監督と、こういう面でお話がありました。  もう少し短期的に私お聞きしたいんですけれども、昨年、サブプライムローン問題発覚後、日本の株が一番下落していると、震源地のア...全文を見る
○荒木清寛君 続いてフェルドマン参考人にお伺いしますが、先ほど投資家保護という中で自己責任の原則を強調されまして、私も同感です。そういう中で、裁判官の教育もしっかりしろというお話があったんですが、私はもっと広く司法制度の改革をしっかりやらなければいけないと思うんですね。  そう...全文を見る
○荒木清寛君 じゃ、ちょっと時間ありますので斉藤参考人に。  日本の中心の東証の社長として、一方で地方の証券市場の活性化ということについても何らかの役割を果たすべきだと思いますが、お考えございますでしょうか。
○荒木清寛君 終わります。
06月10日第169回国会 参議院 決算委員会 第12号
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○荒木清寛君 私は、自由民主党・無所属の会及び公明党を代表して、平成十八年度決算外二件に対し、是認することに賛成するものであります。  是認に賛成する理由の第一は、平成十八年度の財政運営が財政健全化に向けた大きな一歩となっている点であります。  歳出全般が厳しく見直された平成...全文を見る
09月19日第169回国会 参議院 財政金融委員会 閉会後第1号
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○荒木清寛君 まず、金融担当大臣にお尋ねいたします。  サブプライムローン問題が表面化をして一年が経過をするわけでありますけど、この間、米国を始めとして、金融市場、また実体経済にそれぞれ深刻な影響を与えております。そうした中で、今回、リーマン・ブラザーズの経営破綻、またAIGに...全文を見る
○荒木清寛君 今回のアメリカの金融機関につきましては、我が国内におきましても日本法人として金融サービスを提供しているわけであります。私も二十六年ぐらい前に生命保険に入りましたけど、いつの間にかAIGという名前の付く保険会社に変わっておりまして、女房が大丈夫かというふうに聞いてきま...全文を見る
○荒木清寛君 次に、白川総裁にお尋ねします。  昨日も、お聞きをしますと、アメリカと日本ではちょうど昼夜逆転ですから、そうした中で、日銀の総裁を始めスタッフの方が本当に不眠不休でやっていらっしゃることに対しては心から敬意を表します。  そこで、今日の新聞の一面は、日銀が昨日、...全文を見る
○荒木清寛君 それで、もう一つお聞きしたんですが、今後、更にどういう対応を取り得るかということについては、総裁、どうお考えでしょうか。
○荒木清寛君 そこで次に、若干飛ばしまして、先ほども若干ございましたけれども、特に今回の問題が地域の金融機関に対してどういう影響を与えているのか、特にそうしたことで中小企業に対する問題が生じないのかについてお尋ねいたします。  国内の預金取扱機関におけるサブプライムローン関連商...全文を見る
○荒木清寛君 是非、大臣にはしっかり指導力を発揮していただきたいと思います。  前の委員会のときにも申し上げましたけれども、以前はリレーションシップバンキングということで、地域密着金融機関ということで、アクションプログラムも決めまして、ある意味ではそういう数値目標も含めて取り組...全文を見る
○荒木清寛君 今、運用の改善も含めという答弁がありましたけれども、具体的に、今言いました売掛金債権担保融資制度ですか、これについては、鳴り物入りで登場した割には私はまだまだこの利用実績は、もっと使ってもらいたいと思うわけなんですね。  具体的にこの制度についていろいろ改善につい...全文を見る
○荒木清寛君 従前の制度についてもよろしくお願いします。  最後に、もう時間の関係もございますので財務大臣と日銀総裁に。  これまでも、日銀総裁には先ほども言及していただきましたけれども、やはりサブプライムローン問題が我が国の実体経済に与える影響については、欧米諸外国に比べる...全文を見る
11月11日第170回国会 参議院 財政金融委員会 第2号
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○荒木清寛君 それでは、まず中川大臣にお尋ねいたします。  現在の経済状況は、何年に一度かということは別といたしましても、未曾有の金融危機が続いております。世界規模で株価が低迷する一方、欧米諸国や新興国から資金が流出をし、我が国の円を買う動きも強まっており、円高が進んでおると。...全文を見る
○荒木清寛君 次に、宮澤内閣府副大臣にお尋ねいたします。  我が国の経済の現状についてお尋ねいたしますが、先ほども日銀副総裁の御報告では、日銀の地域経済報告を見ますと、これまで良かったところも含めて各地域押しなべて停滞、悪化していると、こういう深刻な状況の御報告がありました。今...全文を見る
○荒木清寛君 次に、今日は中小企業庁にもお越しをいただきましたので、今回の新経済対策の中での中小企業金融対策について、具体的な点も含めてお尋ねいたします。  この八月二十九日の緊急経済対策では事業規模九兆円の金融支援、中小企業の金融支援でございまして、先般成立をした補正予算の中...全文を見る
○荒木清寛君 念のため確認をしておきますが、この九兆円の事業規模の対策を実施をするためにさきの補正予算では四千億円を計上したわけでございます。今回は二十一兆円でございますので、当然これは補正予算での対応が今後必要になってまいりますが、これにはどの程度のまた所要の予算を見込んでおる...全文を見る
○荒木清寛君 そこで次に、具体的に緊急保証制度、十月三十一日から始まったわけでございます。この点は、公明党もチラシを作りまして、私ももうできる限り多くの方にこうした制度のお知らせをしておるわけでありまして、そういう中で若干の反応もありましたので、その点も含めてお尋ねいたします。 ...全文を見る
○荒木清寛君 そこで、今回の緊急保証の業種指定は、十月三十一日現在で五百四十五から始まりまして、先週また六百十八業種にまで増えたわけですね。そもそも昨年の十一月一日のセーフティーネット保証は七十業種でありましたから、累次にわたってこの指定が増えたわけで、我々も何回も申入れをしまし...全文を見る
○荒木清寛君 そこで、私の居住している地域の保証協会の現場の対応で若干クレームもあったものですから御指摘をするんですが、今回の緊急保証では、二期連続赤字でも総合的に判断をして保証する場合にはすると、こういうことになっているわけなんですね。それで、勢いよく相談をすると、いや、十月三...全文を見る
○荒木清寛君 次に、これは私も本当にちょっと、それはないんではないかと思ったんですが、ただ、愛知中小企業家同友会が会員企業に緊急調査をしました。これは、九月二十四日から三十日の間ですね、回答企業六百九十五社なんですけれども、セーフティーネット保証について三人に二人が、経営者ですか...全文を見る
○荒木清寛君 次に、セーフティーネット貸付けについても二、三点お尋ねいたします。  日本政策金融公庫が十月一日に発足をしまして、中小公庫と国金のセーフティーネット貸付けが新会社に引き継がれたわけですし、また商工中金の分は株式会社商工組合中央金庫でやっております。  それで、今...全文を見る
○荒木清寛君 ですから、事業規模が、これは七兆円が今回は十四兆円でしたか、なったんですが、ですけれども、融資条件の緩和ということでは七年返済を八年まで延長したということで、ちょっとインパクトがもう少しかなという感じもするわけなんですね。  それで、これまでのセーフティーネット貸...全文を見る
○荒木清寛君 次に、商工中金の、民営化されました株式会社商工組合中央金庫につきましてお尋ねいたします。  要するに、民営化されたことによりまして貸し渋りが行われるのではないかという懸念が表明されてきましたし、一部の報道にはそうしたことがあるということもございます。監督官庁として...全文を見る
○荒木清寛君 先ほど、私、セーフティーネット保証の数字を少し間違えておりました。従来の三兆円規模が今回は十兆円になるということでございました。  最後に、財務大臣にこの生活対策の中での中小企業税制について一つだけお尋ねいたします。  この新経済対策におきましては、中小企業に対...全文を見る
○荒木清寛君 終わります。
11月13日第170回国会 参議院 財政金融委員会 第3号
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○荒木清寛君 それでは、まず法案に関連いたしまして、中小企業金融の円滑化についてお尋ねいたします。  先回の一般質疑では、政府系金融機関の貸出問題を中心にお尋ねいたしましたが、中小企業につきましても九割方は民間金融、銀行から借りているわけでありますから、この民間金融機関の貸出動...全文を見る
○荒木清寛君 もちろん、今の指摘の一つにもありましたように、借り手側の経営環境の悪化ということもあるかと思いますが、よく言われますように、まさに雨が降ったら傘を貸さないという、そういう事態になっているという感を強くいたします。  そこで、貸し渋りの現状について更にお尋ねいたしま...全文を見る
○荒木清寛君 金融庁が中小企業金融の円滑化に向けて様々努力をしていることは承知をしておりますし、更に頑張っていただきたいと思います。  ただ、その対応の内容を見ますと、今の答弁にもありましたように、金融機関に重ねて要請をするとか、きめ細かく相談に応じるとか、なかなか、取り得る手...全文を見る
○荒木清寛君 次に、改正案につきまして、まず金融機能強化法につきましてお尋ねいたします。  金融機関に対する公的資本増強制度としては現行の金融機能強化法、旧法と言った方がいいような気がしますけれども、法律が残っておりますので、現行の強化法のような時限的な措置と、それと預金保険法...全文を見る
○荒木清寛君 そこで、今年の三月で申請期限の切れた現行法に基づく資本増強の効果についてお尋ねいたしますが、この現行法では、現行法は平成十六年八月に施行されまして、今年三月末までに和歌山県の紀陽ホールディングス、これは再編型のそういう資本注入ということでありますけれども、それと大分...全文を見る
○荒木清寛君 資本注入しました二件については、このデータの面でもそうした金融の活性化といいますか、経済の活性化という効果は出たというふうに理解をいたしました。  ただし、結局この四年、三年半ですかね、の期間で申込みは二件にとどまったわけでありまして、率直に言って当初予想しておっ...全文を見る
○荒木清寛君 三番目の点につきましては、そうしたことを勘案して今回は少し申請のハードルを下げたということかと思いますので、また後で若干お尋ねしたいと思います。  そこで、協同組織金融機関の中でのセーフティーネットの仕組みがどう機能しているのかお尋ねしたいわけでありますけれども、...全文を見る
○荒木清寛君 次に、この現行法は三月末に申請期限が切れたわけでありまして、確かにその時点で延長すべきではないか、あるいは代替措置が必要ではないか、こういうことを我々も議論をしたことを覚えておりますが、結果的に三月末の時点でこの現行法の延長は必要なし、あるいは代替措置も必要なしと、...全文を見る
○荒木清寛君 そういうことで、今回復活をするということは、またそうした金融をめぐる環境が変わってきたということかと思います。  そこで、今回の改正案の趣旨についてお尋ねいたしますが、今回は単に申請期限を延長して復活をするだけではなく、経営責任を一律には求めないということで使い勝...全文を見る
○荒木清寛君 先ほどの説明ですと、各業態の中での資本支援の仕組みが既にあって、実績としても信金の五十七件、三千五百八十七億円を始め相当実績があるわけですね。これでは不十分だという、そういうことなんでしょうか。
○荒木清寛君 そこで、中川大臣にお尋ねいたしますが、今回の改正案というのは、これまで議論がありましたように、現下の厳しい経済情勢を踏まえまして、中小企業金融の円滑化に資するために提出されたものであります。そこで、この改正案が施行された場合に、本当に中小企業のためになるような、資金...全文を見る
○荒木清寛君 先ほどの議論の中で、大臣は、今回改正案が改正された場合に、どの程度そういう資本注入するのかということは定量的に言える話ではなくて定性的なものだという、そういう趣旨はよく分かります。  ただ本年度、二十年度予算の総則におきましては、こうした金融機能強化法を前提に預金...全文を見る
○荒木清寛君 次に、送付されております改正案は衆議院で修正をされております。この点について、これは政府の方にお尋ねいたしますが、衆議院における修正におきましては、国の資本参加に関しまして、端的に言うと、そういう放漫経営でそうなった場合には経営責任の明確化を求めると、明確にするとい...全文を見る
○荒木清寛君 保険業法改正案につきまして、二つお尋ねいたします。  今回の改正案は、生命保険会社が破綻した場合の生命保険契約者保護機構の資金援助について政府補助規定を延長するものであります。  今年の夏ごろの新聞報道では延長しないという方向も報道されておりましたけれども、今回...全文を見る
○荒木清寛君 最後に、大臣に大和生命の破綻についてお尋ねいたします。  十月に、これは平成十三年以来となる生命保険会社の破綻ということになったわけでありますけれども、今回は、大臣談話においても、ある意味で非常に特異な例であったという説明がございました。いわゆる高コストの保険事業...全文を見る
○荒木清寛君 終わります。
11月19日第170回国会 参議院 財政金融委員会 第4号
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○荒木清寛君 私から、まずお三方にそれぞれお尋ねいたします。それは、十月三十日に政府・与党で発表しました新経済対策、生活対策についてでございます。これは国費で五兆円規模、そのうち定額給付金で二兆円ということでありますが、これはさきのG20サミットで即効性のある内需刺激の財政施策を...全文を見る
○荒木清寛君 次に、宮園参考人は先ほど陳述の中で、衆議院における附帯決議については貴重な示唆として厳粛に受け止めるということでしたので、具体的に何かこうすることをお考えであればお教えいただきたいと思います。  ちなみに、衆議院の附帯決議は、農林中金に関係する部分で言うと、一つに...全文を見る
○荒木清寛君 宮園参考人に続いてお尋ねいたします。  委員会の議論でも、この農中の総資産に占める貸出し、融資残高が少ないのではないか、こうしたことが論じられてきました。それに対しては三位一体というブリーフもありましたし、全体としては役割を分担しておるということでございました。し...全文を見る
○荒木清寛君 その余裕資金の運用について、海外資産への投資がちょっと比率が高過ぎるんではないかという指摘がございますね。今回、結果的にはそうしたことが証券の減損になったということはこれは事実だと思いますが、こういう海外資産への投資が高過ぎるという指摘についてはどういうお考えなんで...全文を見る
○荒木清寛君 次に、村本参考人にお尋ねいたします。  先ほど宮園参考人からは、法案、金融強化法について、農漁協系のみ異なる扱いというのは疑問であると、こういうお話でございまして、私もそう思います。  衆議院では民主党もこの対案といいますか出されまして、政府案との一番の違いとい...全文を見る
○荒木清寛君 村本参考人が先ほど最後におっしゃった、財務諸表だけではなく知的資産というのをきちんと評価して融資をする仕組みが大事だと、もうこれは本当に全面的に賛成なんですが、そういうことが言われつつ、実際は民間金融機関もあるいは公的金融機関もなかなかそうなっていないわけですね。 ...全文を見る
○荒木清寛君 井上参考人に先ほどのお話に関連して一つお尋ねしますが、十月三十一日から緊急保証が始まりまして、この点評価していただいているのは大変心強く思います。まだ始まって間もないわけでありますけれども、今の段階で更にこういうところを改善すべしというものがもしあれば、せっかくの機...全文を見る
○荒木清寛君 我々、当委員会で先般は台東区また墨田区の中小企業あるいは行政関係者あるいは企業関係者と懇談をしました。そのときに、メガバンクの貸出態度についていろいろ厳しい意見がたくさんありました。先ほど中小企業に対する貸出姿勢、現状は少し改善ということがお話がございましたが、メガ...全文を見る
○荒木清寛君 終わります。
12月10日第170回国会 参議院 予算委員会 第6号
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○荒木清寛君 公明党の荒木清寛でございます。  まず、総理に、現下の経済の立て直しにつきましてお尋ねをいたします。  総理は、就任当初、日本経済は全治三年と言われたわけでして、先ほどからの議論にありますように、更に事態は深刻化しているという見方もできるかと思います。この全治三...全文を見る
○荒木清寛君 そこで、定額給付金の活用について総理にお尋ねいたします。  総理は商店街などを度々視察をされまして、小売商業者に対する理解は非常に深いと思っております。私も商店街を歩く中で、今回の定額給付金について何とか活性化に結び付けたいという熱い思いを聞くわけでございます。各...全文を見る
○荒木清寛君 緊急保証制度につきまして中川金融担当大臣にお尋ねします。  先般の全国信用保証協会連合会等代表者会合における桑島全国商店街振興組合連合会理事長の発言に私は大変注目をいたしました。いわく、この責任共有制度開始以降、貸出しを渋っていた金融機関ほど積極的に緊急保証制度を...全文を見る
○荒木清寛君 同じく、この緊急保証制度の運用の改善について二階大臣にお尋ねいたします。  実は、十一月十七日に財政金融委員会で都内の視察を行ったんですが、その折に金融機関の代表理事の方から、せっかく「生活対策」で緊急保証制度が始まったんだけれども、この保証の基準は前と変わってい...全文を見る
○荒木清寛君 総理にもこの問題お尋ねしますが、十月三十日の生活対策は総理自身が発表されて、総理の口からこの緊急保証の話もありまして、それを聞いて本当に勇気付けられたという私は経営者の声も聞いております。したがって、この緊急保証についても、運用の状況をよく見られ、また今後の経済情勢...全文を見る
○荒木清寛君 舛添大臣に、ドクターヘリの全国配備について決意をお伺いします。  緊急医療の向上に大きな効果がありますドクターヘリについては、我が党は十九年に成立をしました特別措置法の法制化の先鞭を着けてまいりましたし、先般は超党派のドクターヘリ推進議員連盟ができたわけであります...全文を見る
○荒木清寛君 最後に総理に。ドクターヘリの有用性が認められながらもなかなか一気に普及しないというのは、今大臣がおっしゃったように、各県の一機当たり八千五百万円という、これがなかなか出せないというのが現実問題あるわけなんですね。そうした地方の財政支援も含めて、国として、例えば三年間...全文を見る
○荒木清寛君 終わります。
12月11日第170回国会 参議院 財政金融委員会 第6号
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○荒木清寛君 それではまず、金融機関、民間金融機関の中小企業に対しての貸し渋り問題についてお尋ねをいたします。  実際、中小企業向け融資の残高というのは、民間金融機関については減ってきているわけでございます。年末の資金繰りを迎える中で大変懸念をしているところでありますが、最近の...全文を見る
○荒木清寛君 それでは、まず政府参考人の方に今日は最後の法案質疑でありますので確認をしておきますが、今回の金融機能強化法の改正については、中小企業金融の円滑化に資するものとして各方面から期待をされているわけであります。  そこで、今回の改正は現行法と目的規定は同じなわけですね。...全文を見る
○荒木清寛君 そうしますと、今回の改正の大きな趣旨の一つが、もう中小企業に対する金融の円滑化、これが担保されるようにしたんだということが今のお話できちんとこの改正の中の大きな項目になっている、このように私は理解をするわけであります。  ただ、私も今回の委員会で質疑をしたわけであ...全文を見る
○荒木清寛君 最後に、大臣に金融機関の経営体質強化についてお尋ねいたします。  金融機関の九月中間決算を見ますと、主要行、地域銀行とも大幅な減益となっております。不良債権処理費用も急増する等、経営状況が悪化しておりまして、地銀や信金の一部には赤字決算を余儀なくされているところも...全文を見る
○荒木清寛君 終わります。
12月16日第170回国会 参議院 財政金融委員会 第7号
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○荒木清寛君 それでは、白川総裁にお尋ねいたします。  まず、先ほど来議論されております日銀短観でございますけれども、十五日に発表されました短観では大企業製造業の業況判断指数が六年九か月ぶりの低水準となりまして、前回調査からの悪化幅も第一次石油ショック直後と並ぶ三十四年ぶりの悪...全文を見る
○荒木清寛君 今回の短観は、短観というのはそもそも、三か月ごとに民間企業の景況感あるいは設備投資状況等を調査するもので、現下の経済の動向を比較的正確に反映をする統計とされております。先ほど来、調査対象はどうかという議論もあったわけでありますけれども、しかしそうした性格のものとして...全文を見る
○荒木清寛君 失礼しました。リーマン・ブラザーズ危機以前というのは、ですから前回の短観ということになりますね。  そこで、次に、先週開かれました日中韓三か国の首脳会談での声明の採択について一つお尋ねいたします。  この三首脳会談では、三か国の首脳会談では、国際金融及び経済に関...全文を見る
○荒木清寛君 そこで、今回この日中韓三か国の各中央銀行は、金融不安時などに必要な資金を融通し合う枠を拡大することで合意をしました。すなわち、韓国ウォンとの交換による日本・韓国、中国・韓国の融通枠をそれぞれ三百億ドル規模に引き上げるという、こういう取決めのようでございます。  具...全文を見る
○荒木清寛君 最後に白川総裁にお尋ねをいたします。  日銀は、金融政策の自主性が尊重される一方で、透明性の確保、特に国民に対しての説明責任ということについても努力が求められるわけでございます。本年度の業務運営方針におきましても、その中の一つに対外説明活動に取り組むということが明...全文を見る
○荒木清寛君 終わります。
12月18日第170回国会 参議院 財政金融委員会 第8号
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○荒木清寛君 それでは、私も発議者にお尋ねいたします。  まず、今も議論になりましたけれども、この通常国会四月と同じ内容の法案をこの臨時国会の会期末に再提出された理由についてお尋ねしますが、この法案というのは景気対策のための法案なのか、あるいはそうした意味合いが強い法案なのか、...全文を見る
○荒木清寛君 そのうちの景気対策ということについて言いますと、確かに四月当時は、まあ四月は暫定税率が失効しましたので、三月で見ますと、ガソリンの税込み小売価格、リッター百五十三円、五月は百六十円、これが全国平均だそうですけれども、十一月ですとこれが百三十六円まで下がっているわけで...全文を見る
○荒木清寛君 次に、今回の廃止法案は来年、平成二十一年四月一日の施行でありまして、要するにこれは政府が来年の四月から道路特定財源を廃止をするということに符合したといいますか、それを前提とした法案でございます。  そうしますと、民主党自体、揮発油税、地方道路税、自動車重量税、自動...全文を見る
○荒木清寛君 次に、先ほども議論になりましたが、諸外国のガソリン価格、税負担との比較をさせていただきます。  調査室からいただいた資料によれば、日本のガソリン価格というのは欧米に比べれば、あるいは韓国と比べて安いわけですね。それは税負担が低いわけでございまして、二〇〇七年十一月...全文を見る
○荒木清寛君 私も自動車の保有及び走行に係る税負担が高いという点については、認識は共有しております、たくさんの税がありますからね。ただし、このガソリン税を下げるということについては、やはり環境問題、CO2の排出削減をしようという中でガソリン、燃料に係る税金を下げるということについ...全文を見る
○荒木清寛君 次に、この法案によりますと、この暫定税率の廃止で二兆一千二百二十億円の減収見込みだと、このように書かれております。そうしますと、当然これは財源の補てんといいますか穴埋めをしなければいけないわけですが、これはどう手当てをするというのが民主党の考え方なんですか。
○荒木清寛君 まあ端的に言うと道路予算を削れという話ですが。  そうしますと、最後に、地方六団体が要請をしておりまして、この暫定税率を撤廃した場合にも地方に来るお金はきちんと確保してもらいたい、こういうことを言ってきているわけですね。この点については、やはり地方の方も道路は少し...全文を見る
○荒木清寛君 更に議論は深めたいと思いますが、もう会期末でございますし、また仕切り直しをして、通常国会で様々な議論ができればと思っております。  以上です。