荒木清寛

あらききよひろ



当選回数回

荒木清寛の2009年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月21日第171回国会 参議院 予算委員会 第4号
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○荒木清寛君 公明党の荒木清寛でございます。  今日はお三方には大変ありがとうございます。お三人にそれぞれお尋ねいたします。  まず、川本参考人に聞きますが、ワークシェアリングにつきまして、今年に入りまして御手洗経団連会長は改めて、一つの選択肢である、こういう表明もしておられ...全文を見る
○荒木清寛君 川本参考人に続いてお尋ねいたしますが、今回の春闘につきましてはベースアップは困難であるということを早々と表明をされております。各社これは収益が、経常利益がもう急激に悪化をしておりますから分かるところでありますけれども、しかし一方で、この間、過去最高収益を続けて内部留...全文を見る
○荒木清寛君 次に、古賀参考人にお尋ねいたします。  同じくこのワークシェアリングについてですが、二〇〇二年三月二十九日に政労使合意があったわけですけれども、しかしこの間、ワークシェアリングは実際には進みませんでした。これはどこに原因があったのかということと、それから、先ほど申...全文を見る
○荒木清寛君 もう時間がわずかになりましたが、最後に宮川参考人に、今後の景気回復への対策を考えますと、アメリカ依存ではなくて、成長が著しいと期待される新興国向けの輸出をどう増やすかという、そういう政策が必要だと思いますが、この点、何か示唆がございましたら教えていただきたいと思いま...全文を見る
○荒木清寛君 終わります。  ありがとうございました。
○荒木清寛君 それでは、まず舛添大臣にお尋ねいたします。  今月の九日、仙台、川崎、横浜、名古屋、京都、大阪、堺の各市長が厚生労働大臣に対しまして、雇い止めとなった非正規雇用者等への緊急支援の実施等についてという要請をされたと思います。これは、各自治体で宿泊場所の確保等様々な対...全文を見る
○荒木清寛君 財務大臣に対しましてもお尋ねしますが、七日の参議院本会議で、全会一致で雇用、住宅など国民生活の安定を確保する緊急決議を可決をいたしました。これには、離職者の住宅の確保ですとか就職支援、また生活保護制度の活用等についての政府の対応を求める決議になっておるわけであります...全文を見る
○荒木清寛君 これは、政府として雇い止め対策に全力を挙げておることは私も承知をしておりますが、ただ、各自治体の事情も深刻でございまして、各自治体もいろいろな対策をする中で、財政が逼迫をしておる中、なかなかその財源を捻出できないという事情があります。  私は愛知県の名古屋市に住ん...全文を見る
○荒木清寛君 総務大臣に定額給付金につきましてお尋ねいたします。  昨年、昨秋からの金融危機に伴う消費減退の中で、これも自治体がいろいろ工夫をしておりまして、その地域内で使用できるプレミアム付きの商品券の発行も各地域で行われ、大体それをやりますともう完売になっておるということで...全文を見る
○荒木清寛君 終わります。
01月26日第171回国会 参議院 予算委員会 第5号
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○荒木清寛君 私は、自由民主党及び公明党を代表して、平成二十年度第二次補正予算三案に対し賛成、民主党・新緑風会・国民新・日本及び社会民主党・護憲連合提出の修正案に反対の立場から討論を行います。  現在、我が国経済は急激に悪化しており、財政政策を切れ目なく実施し、国民生活を守るこ...全文を見る
02月10日第171回国会 参議院 財政金融委員会 第2号
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○荒木清寛君 いよいよ今日から二次補正の関連法案の質疑が始まったわけであります。通常は、補正予算と関連法案は同時に上がるのが通例でありましたけど、補正の方は一月二十七日に成立、そして今日になってようやく審議入りになったということで、この間の経過についてはいろいろ申しませんけど、た...全文を見る
○荒木清寛君 それで、先ほど財務大臣は新聞の投書で読んだ、定額給付金でおすしを食べたいという、そうした高齢者の声を紹介されました。これは本当に率直な庶民の実感だと思いますし、私もいろいろ訪問しますと、まあ大体の方は我が家に幾らということは計算されていまして、いろいろもう算段されて...全文を見る
○荒木清寛君 現にこの第二次補正も、もちろんこの定額給付金というのが事業規模としては一番大きいわけですけれども、今大臣がおっしゃられた子育て支援あるいは雇用対策、中小企業対策また地域活性化、高速道路の料金引下げ等々、いろんなものが入っているんですね。そのことが知られていない。要す...全文を見る
03月03日第171回国会 参議院 財政金融委員会 第5号
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○荒木清寛君 私は、自由民主党及び公明党を代表いたしまして、政府提出の平成二十年度における財政運営のための財政投融資特別会計からの繰入れの特例に関する法律案並びに自由民主党及び公明党提出の銀行等の株式等の保有の制限等に関する法律の一部を改正する法律案にそれぞれ賛成、民主党・新緑風...全文を見る
03月13日第171回国会 参議院 予算委員会 第13号
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○荒木清寛君 公明党の荒木清寛でございます。  今日は、お三方、長時間大変にありがとうございます。  まず、熊野参考人と駒村参考人に同じことをお尋ねしたいんですが、先ほど熊野参考人のお話の中で、スキルを高める形で賃金をアップすることが重要だ、このような御指摘がありました。これ...全文を見る
○荒木清寛君 次に、駒村参考人にお尋ねいたします。  先ほど鶴保委員からお話があった点の続きにもなりますけれども、提出された御資料の中にも基礎年金改革についての問題点を指摘をされております。    〔理事岩永浩美君退席、委員長着席〕  私も、よく国民年金満額もらっても無年金...全文を見る
○荒木清寛君 よく勉強させていただきます。  それで、次に高橋参考人にお尋ねいたします。  先生の金融政策についての本は私も読みまして、私のような者には大変勉強になりましたし、また定額給付金について一定の評価をしていただいている点は我が意を得たりと、こういう思いでございます。...全文を見る
○荒木清寛君 少し時間がありますので、もう一度熊野参考人に戻ってお尋ねいたしますが、私も、今回の日本の景気低迷がヨーロッパあるいは欧米に比べて落ち込んでいるというのはアメリカ向けの自動車の輸出に余りにも依存し過ぎたということかと思います。そこで、先ほど言われた内需拡大する国への輸...全文を見る
○荒木清寛君 終わります。
03月17日第171回国会 参議院 予算委員会公聴会 第1号
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○荒木清寛君 公明党の荒木です。  両公述人には、今日はありがとうございます。  まず、山口公述人にお尋ねいたします。  私たちも既にもう少子高齢社会に突入しているわけですから、我が国はもう福祉社会の道しかあり得ませんので、先生が言われているように、小さな政府は国民を不幸に...全文を見る
○荒木清寛君 小泉改革の中で増税議論というのはもう全く封印しまして、まず削っていこうというところでいろいろひずみがあったことは事実だと思います。  そこで、公述人も中長期的に増税は不可避というふうに言及をされましたが、当然すぐにという意見ではないと思いますし、それに至るプロセス...全文を見る
○荒木清寛君 次に、落合公述人にお尋ねをいたします。  この間の国際協力についての自衛隊各位の御苦労には本当に敬意を表するものでございます。  それで、先ほど五点ありまして、特に国際協力の必要性ということをおっしゃいました。一方で、非軍事面のみでの協力でよいという、このことに...全文を見る
○荒木清寛君 落合参考人に、隊員たちの使命感ということをおっしゃいました。私も現場の隊員の、本当に日本人というのはそういう意味で非常にまじめといいますか、思うわけですけれども。一方で、一昨年、防衛庁の事務次官が逮捕されるという不祥事があったわけで、そうしたことが現場の隊員の士気に...全文を見る
○荒木清寛君 以上、終わります。
○荒木清寛君 公明党の荒木です。お二人の公述人には大変ありがとうございます。  私は、まず山崎公述人からお尋ねいたしますが、冒頭、今回の国民年金法等の改正が最重要法案だとおっしゃられたのは大変意を強くいたしました。その中に、今後の課題としておっしゃったように、最低年金、最低保障...全文を見る
○荒木清寛君 続いて山崎参考人に、長寿医療制度、これについては、昨年のことについては我々も非常に反省すべき点があったわけでありますが、我々というのは政府・与党、与党ですかね、どうしても医療費を抑えるあるいは負担を求めるという点ばかりがクローズアップをされてしまったわけですが、ただ...全文を見る
○荒木清寛君 次いで、井手公述人にお尋ねいたします。  このユニバーサルデザインということについては、本当に私も発想の転換を迫られる刺激的なお話でした。  それで、定額給付金のときの議論も、これが福祉的といいますか、福祉的な意味合いがあるんであれば高額所得者には支給すべきでは...全文を見る
○荒木清寛君 井手公述人にもう一つ。ちょうど次の八ページになるわけですが、これも、我々も、いわゆる北欧の例ですね、この負担増が成長の鈍化につながらないという、これも非常に参考にすべきだと思うんですが。  ただ、よく言われますのは、国の規模が違う、日本にそれは妥当しないではないか...全文を見る
○荒木清寛君 ありがとうございました。
03月19日第171回国会 参議院 財政金融委員会 第8号
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○荒木清寛君 まず、財政運営特例法案に関してお尋ねをいたします。  政府は三段ロケットの経済対策を推進をしているわけで、したがいまして、新年度予算も早期に成立をさせ、また前倒しで執行をすることが政府の責任でありますし、また追加経済対策というようなことも今後あり得べしと、このよう...全文を見る
○荒木清寛君 そこで今回、法案では財投特会から四兆二千億円を特例的に一般会計に繰入れをすることになりますが、もしこの財源をすべて赤字公債の発行で賄おうとした場合、建設公債も含めた公債発行額が四十兆円に迫る規模となり、これは私も調査室にいただいた資料によりますと、近年で最悪の水準に...全文を見る
○荒木清寛君 一方で、その分、国債整理基金特会への繰入れが減少することになります。それによって将来の国債償還にはどの程度の影響があるのか、国債費がどの程度増えるのか。加えて、今後こうした国債費の増加を抑えるために、あるいは、そうはいっても相当額の発行を当面しなければいけないわけで...全文を見る
○荒木清寛君 次に、これは第二次補正の際の関連法案のときにも相当議論された点でございますが、現在は百年に一度とも言われている景気後退期でありまして、急速な金利上昇の見込みがなかなかないということを勘案しますと、財投特会の五%という準備率を維持するのは慎重し過ぎるのではないかという...全文を見る
○荒木清寛君 所得税法等の改正につきまして、一つだけ地元から要請を受けている点を、地域で要請を受けている点を、改善方を要請したいと思います。  それは所得税の予定納税でございまして、これは前年度の課税総所得金額を基に予定納税金額、予定納税基準額、現行法では十五万円ですけれども、...全文を見る
○荒木清寛君 終わります。
03月24日第171回国会 参議院 財政金融委員会 第9号
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○荒木清寛君 それではまず、大臣に民間金融機関による金融仲介機能の発揮についてお尋ねいたします。  経済情勢の先行きが厳しい中にありまして、中小企業に対する金融機関の融資姿勢は更に慎重になっております。政府の緊急保証に頼り、保証枠がなければ融資を断るという実情も一部で報じられて...全文を見る
○荒木清寛君 大臣は新聞のインタビューでもそうした金融機関に対して促していくということを報告されておりますが、より具体的な政策の対応として金融庁として是非展開をしていただきたいと思います。  もちろんこうしたときこそ、まさに政府系といいますか、旧来の政府系金融の機能を十全に発揮...全文を見る
○荒木清寛君 次に、BIS規制の強化について、動きがありましたのでお尋ねいたします。  株式市況の急激な変動により金融機関の自己資本が目減りをし、貸出しの抑制につながっているのではないかとの指摘がしばしば行われております。昨年の改正金融機能強化法、この法改正もそうした観点から自...全文を見る
○荒木清寛君 最後に大臣にお尋ねいたしますが、昨年来の原材料高また金融危機を受けましての三十兆円という枠組みでの緊急保証制度またセーフティーネット貸付けの実施、あるいは民間金融機関の融資についても今御説明があった様々な対策を金融庁として講じてきているわけでありまして、それは私も評...全文を見る
○荒木清寛君 終わります。
03月25日第171回国会 参議院 財政金融委員会 第10号
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○荒木清寛君 公明党の荒木清寛です。  では、順次、お三方にお尋ねをしてまいります。  まず、醍醐参考人にお尋ねいたします。  特別会計の改革につきましては、二〇〇七年には特別会計に関する法律を成立させましたし、与党としてもかなりメスを入れてきたつもりですけれども、先生のお...全文を見る
○荒木清寛君 醍醐参考人に、初めに消費税ありきではいけないというのは私も同感ですが、ただ、国民負担率ということで見ればアメリカに次いで日本は低いわけで、これで十分な福祉政策を推進することは無理だと思うんですね。  それで、先生のこれまでのお話を聞いていると、所得税をもう少し強化...全文を見る
○荒木清寛君 次に、土居参考人にお尋ねいたします。  先生がおっしゃった明日の増税かあるいは将来の大増税かというお話はよく分かりますし、つらい話を先送りをするという、そういう政治であっては私はいけないと思います。  ただ、今は本当にもう戦後最大の不況でして、そういう意味では、...全文を見る
○荒木清寛君 次に、浅羽参考人にお尋ねいたします。  ここ数年間、特別会計の改革ということは、行政改革に関する法律、また特別会計に関する法律も成立をさせまして推進をし、具体的に財政再建に貢献をするという形で一定の成果は出してきたとは思っております。  専門家の目から見られて、...全文を見る
○荒木清寛君 最後に、土居参考人と浅羽参考人、お二人にそれぞれお聞きしたいんですが、といいますのは、お二人の陳述をお聞きする限りは、将来の社会保障の財源として消費税というのをもうある程度重視をするというお考えだというふうに理解をしたんですが、その場合に、当然この消費税の逆進性をど...全文を見る
○荒木清寛君 ありがとうございました。
03月27日第171回国会 参議院 予算委員会 第19号
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○荒木清寛君 まず、総理と与謝野大臣にお尋ねいたします。  いよいよ本日、新年度予算が成立の見込みでございます。そして、来月二日には、総理は与謝野大臣とともにロンドンでの金融サミットに臨みます。そこでは、金融システムの安定化の問題、また実体経済の回復に向けまして精力的な議論が行...全文を見る
○荒木清寛君 次に、厚労大臣にお尋ねいたします。  今月十九日、群馬県渋川市の高齢者施設で火災が発生をいたしまして、十名もの方が亡くなられました。この施設は無届けでありましたし、また、お年寄りや体が不自由な方がいるにもかかわらず、スプリンクラー等もなかったということでございます...全文を見る
○荒木清寛君 次に、農水大臣にお尋ねいたします。  本年二月に愛知県豊橋市のウズラ農場から高病原性鳥インフルエンザウイルスが検出をされました。その後の検査によりまして、今月二十五日現在で四戸の農家で発生が確認をされたわけでございます。  農水省また地元の愛知県では、蔓延防止対...全文を見る
○荒木清寛君 最後に、総理に国産材の需要の拡大についての決意をお尋ねいたします。  この点は本委員会でも議論が行われましたし、また自民、公明両党では、国産材の利用拡大に向けての議員立法も今検討しておるところでございます。  そこで、こうした対策は対策としまして、京都議定書に基...全文を見る
○荒木清寛君 終わります。
04月09日第171回国会 参議院 財政金融委員会 第15号
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○荒木清寛君 私は、白川総裁を始め日銀各位にお尋ねいたします。  まず、景気の動向でございますけれども、四月一日発表の短観では、企業の景況感を示す業況判断指数は大企業製造業で過去最大のマイナスに落ち込みました。その一方で、大企業製造業の三か月後の景況感の回復も見られるわけであり...全文を見る
○荒木清寛君 次に、当面の金融政策運営についてお尋ねいたします。  四月七日の政策決定会合で、日銀は当面の金融政策運営についての方針を決めました。これについて幾つか伺います。まず、政策金利を〇・一%に据え置いたことについてであります。  これは、平成十年秋の金融不安を受けまし...全文を見る
○荒木清寛君 次に、適格担保の範囲を拡大をしたことについてお尋ねいたします。  具体的には、今回の政策決定会合で、この適格担保の範囲を地方自治体などが金融機関向けに相対で発行する縁故債まで広げる、また政府に対する証書貸付債権の範囲も拡大するということを決定をいたしました。特に、...全文を見る
○荒木清寛君 担保の件で。
○荒木清寛君 その担保に取る縁故債ですが、これは都道府県発行のものは当然でしょうけれども、市町村発行のそうした縁故債についても担保に取るということがあり得るのか、またその場合に、市町村もいろんな財政のところがありますので、何らかのそうした危惧というのがないのか、その点についてお願...全文を見る
○荒木清寛君 最後に、本年三月、日銀は金融危機対応として民間銀行の資本を引き受ける、つまり劣後ローンの供与をするという異例の方針を打ち出しました。これは国際的にも余り例がないということで、私は英断であろうかと思います。  ただし、今回の措置は、国際業務を行う大手行が対象でありま...全文を見る
○荒木清寛君 終わります。
04月23日第171回国会 参議院 財政金融委員会 第16号
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○荒木清寛君 この法案の基本的な方向につきましては一定の理解をしておりますが、ただ、その手段として個別企業名の公表までしなければいけないのか、納税者の理解が得られるのか、あるいは行政運営に対する影響はどうか等々で極めて慎重な制度設計が必要であると考えております。私、去年もこの同趣...全文を見る
○荒木清寛君 発議者に、昨年の参考人質疑でも、参考人からも反対の意見が出ておりました。これは当然、大企業になればこの減免額も大きくなるのは当然でありますけれども、そういうランク付け等で発表した場合に、そうした大きな企業を中心にそうした租特の適用を受けにくくなるというか、そういうこ...全文を見る
○荒木清寛君 次に、昨年の私に対する答弁の中で「透明化法案の対象は国税でかつ法人ということでございます」というのがございましたが、法案上は、ただそうした限定はされておりません。  したがいまして、この法案によりますと、納税者に増減税明細書の提出を求めることができるという規定がご...全文を見る
○荒木清寛君 そこで、個人も増減税明細書を出さなければいけないということになりますと、個人の場合には、率直に言って出さない人もいると思うんです。そういう場合には、申告書本体からまた抽出しなければいけないということになるんですが。  そこで、行政に与える影響につきまして、今日は国...全文を見る
○荒木清寛君 提案者に、この委員会でも例年三月末のこの国税の法案の審議のときには附帯決議を付けまして、国税職員の機構と定員の充実というのをやっているわけです。そういうかいがあって、まあ数名ずつでも定員の純増を勝ち得ているわけなんですが、限られた資源ですから、私はやっぱり実調率を上...全文を見る
○荒木清寛君 私はその標本調査でまずは十分検証ができるのではないかと考えているんですが。  最後に、法案を施行するにしましても、もう少し周知期間がこれは必ず要ると思いますね。特に平成二十一年度上半期の法人税減免措置につきましては、平成二十二年一月三十一日までに報告書を国会に提出...全文を見る
○荒木清寛君 それにしましても、この二十一年度上半期分の対応についてはちょっと幾ら何でも無理ではないかなと、こう思っております。  以上、終わります。
05月22日第171回国会 参議院 予算委員会 第23号
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○荒木清寛君 公明党の荒木です。お三方に順次お尋ねをさせていただきます。  まず、木内参考人にお尋ねをいたします。  先ほどの参考人のレジュメでも、お話でも、四—六月期の実質GDP成長率は五四半期ぶりのプラス成長への転換が見込まれるとしまして、その理由として、輸出の持ち直しと...全文を見る
○荒木清寛君 続いて木内参考人に、先ほどから、過度に外需に依存をしてきたことの弊害が議論されております。ただ、もちろん内需の振興だけで景気の回復はできないわけで、依然として外需が重要であると思いますし、従来の米国向けの輸出に過度に、特に自動車の輸出に過度に依存していた構造から、中...全文を見る
○荒木清寛君 次に、小杉参考人にお尋ねいたします。  このジョブ・カードにつきましては、これは鳴り物入りで登場したわけで、私ももっと普及をさせていかなければいけない、こう思っております。  そこで、先ほども議論がありましたけれども、やはり企業としては、このジョブ・カードで認証...全文を見る
○荒木清寛君 次に、嶋中参考人にお尋ねいたします。  先ほども、今が正念場で中小企業対策が欠かせないんだ、こういうお話がありました。今回の補正にも、中小企業の金融支援につきましては、緊急保証あるいはセーフティーネット保証の枠の拡大ですとか、あるいは雇用調整助成金についても中小企...全文を見る
○荒木清寛君 終わります。
05月29日第171回国会 参議院 予算委員会 第27号
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○荒木清寛君 私は、自由民主党及び公明党を代表して、平成二十一年度補正予算三案に対しまして、賛成の討論を行います。  我が国経済は、現在、戦後最悪の不況に直面しています。そこで、麻生内閣は、当面は景気対策を優先する立場から、三段ロケットの景気対策を推進するとともに、四月十日に新...全文を見る
06月02日第171回国会 参議院 財政金融委員会 第17号
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○荒木清寛君 まず、金融商品取引法改正案につきましてお尋ねいたします。  一昨年十二月に策定されました金融・資本市場競争力強化プランでは、国際金融センター間の競争の中にある東京市場の競争力強化の環境整備、こうした意味でのプランでございました。これに基づきまして金商法等も改正され...全文を見る
○荒木清寛君 今大臣からもありましたように、金融市場の機能強化を目指すのが今回の改正案でありますけど、これが成立した場合には我が国金融市場あるいは金融機関の在り方が具体的にどう変わっていくことが期待されるのか、そこもお述べいただきたいと思います。
○荒木清寛君 そこで、具体的にもう少し信用格付業者に対する公的規制についてお尋ねいたしますが、先ほどもサブプライムローン問題に関しまして、こうした業者が格付をするということは利益相反ではないか、こういう指摘もありましたし、さらには今回の法案のような登録制じゃなくて免許制にすべしと...全文を見る
○荒木清寛君 登録を受けました信用格付業者には、誠実義務ですとか、今お話しの利益相反防止のための体制整備の義務ですとか、あるいは情報開示の義務ですとか、そうした義務が課せられるわけでございます。  ただ、格付会社に対する公的規制は国際的に見ても導入が浅いですし、もちろん我が国に...全文を見る
○荒木清寛君 我が国におきましてはこれまでも、この格付に関してでありますけれども、開示制度に関する指定格付機関制度というのがありましたし、あるいはBIS規制に関連して適格格付機関制度という制度も既にありました。  今後、こうした従前の格付の公的な制度についてはどう見直していくの...全文を見る
○荒木清寛君 次に、金融ADRにつきましてお尋ねいたします。  金融分野における裁判外紛争解決制度、ADRにつきましては、平成十二年の金融審の答申を踏まえまして、金融トラブル連絡調整協議会、これは金融庁も入っているわけですけれども、こうしたところを中心に、業界の自主的な取組をベ...全文を見る
○荒木清寛君 関連してお尋ねしますが、この金融ADRにつきましてはこれまで自主的な取組であったわけですけど、もちろん、平成十九年には法務省所管のADR促進法が施行されまして、この認証を受けたADRも、これは証券業界だったですか、あるわけですし、さらにはこの金融商品取引法におきまし...全文を見る
○荒木清寛君 次に、取引所の相互乗り入れにつきまして、改正案に関してお尋ねいたします。  今回の改正案では、金融商品取引所において商品先物市場を開設することや商品取引所を子会社とすること等が明確に認められるということになりまして、これは総合取引所構想に向かっているものと思います...全文を見る
○荒木清寛君 具体的に一つお尋ねしますが、そういう相互乗り入れの中で、商品先物取引の消費者保護といいますか、そうした在り方についても十分連携して関心を持っていただきたいと思います。  前々回のこの金商法の改正のときに、私もこの委員会におりましたけど、商品先物の不招請勧誘の禁止と...全文を見る
○荒木清寛君 次に、資金決済法案につきましてお尋ねいたします。  資金決済につきましては、いわゆるプリペイドカードを規制する前払式証票等規制法があったほかには、これまでは特段の法整備はありませんでした。  一方で、現在では、ICカードやサーバーで管理される新たな電子マネーが普...全文を見る
○荒木清寛君 今ございました、これまでは為替取引は銀行しか駄目だったんですが、少額のものについてはそれ以外にも認めるということですけど、こういうことになりますと、消費者にとってどういう新たなサービスが出てきて便利になるんでしょうか。
○荒木清寛君 終わります。
06月09日第171回国会 参議院 財政金融委員会 第19号
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○荒木清寛君 公明党の荒木清寛です。よろしくお願いします。  それではまず、永易参考人、松尾参考人、志鎌参考人に、金融ADRにつきまして同じ質問をさせていただきます。  金融ADRの運営には相応のコストが掛かるわけですけれども、現在の、先ほどのそれぞれの取組においてはこのコス...全文を見る
○荒木清寛君 松尾参考人に関連してお尋ねしますが、新たな金融ADRでは、金融機関に対しまして、手続応諾義務、事情説明・資料提出義務、結果尊重義務といった義務が片面的に企業側に課せられるという規定が措置されております。  そこで、従前の生保協会のADRの取組の中では、こうした当該...全文を見る
○荒木清寛君 志鎌参考人にお尋ねいたします。  やはり金融ADRの件ですが、損保業界は他の業界と比べまして苦情の数が多いと認識をしております。この点、業界としてそうした苦情を減らす努力が不十分ではないかという見方もできようかと思いますけれども、日本損害保険協会で受けました苦情の...全文を見る
○荒木清寛君 三國参考人にお尋ねいたします。  先ほど、投資というのは投資家が自分で判断をする、すべきものであって格付会社の意見というのは一つの意見なんだ、こういうお話でございました。そういう意味では、今後、登録格付会社であれあるいは無登録格付会社であれ、そうしたものを利用しな...全文を見る
○荒木清寛君 最後に、資金決済法案につきまして永易参考人にお尋ねいたします。  今回の法案では、銀行以外の者が登録制の下で資金移動業者として為替取引を行うことができるようになりますが、この点は銀行界としてはどう評価しますか。
○荒木清寛君 ありがとうございました。  終わります。
06月18日第171回国会 参議院 財政金融委員会 第22号
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○荒木清寛君 まず、大臣にお尋ねをいたします。  今回の租特は五月二十九日に成立しました補正関連法案でありまして、一連の経済対策の一環でございます。  ところで、昨日発表になりました六月の月例経済報告では、これは、市場好転の兆しが数々見られるのは私は非常に重要であると思って受...全文を見る
○荒木清寛君 次に、今回の贈与税の非課税制度について財務省にまずお尋ねいたします。  今回の制度の趣旨といいますか、どういう目的でこうした五百万円、住宅資金の贈与については非課税とするという、こういう租特を創設をするのか、この目的、制度趣旨について改めて説明してください。
○荒木清寛君 国交省にも来てもらっておりますので、住宅着工件数の最近の動向について説明を求めます。特に、一月一日から住宅ローン減税が拡充されて、特に長期優良住宅については過去最大規模という、そうした減税規模にもなっておるわけでありますけれども、そうした減税の効果というのは見られる...全文を見る
○荒木清寛君 そこで、国交省に、先ほども答弁がありましたけれども、改めて当該特例の経済効果ですね、これによって贈与件数が幾ら増えて、住宅着工がどのぐらい増えて、あるいは雇用が増えて、あるいは金額ベースでどうかという、こういう経済効果について報告してください。
○荒木清寛君 今のお話ですと、この贈与者は年間約五・七万人増えるという試算をしております。  そこで、平成十七年末で廃止をされましたいわゆる五分五乗方式、五百五十万円ですね、非課税になるという、この廃止によって住宅資金の贈与件数というのはどのぐらい減少をしたんでしょうか。
○荒木清寛君 単純に差引きの、引き算の計算をしますと、かつて廃止になった五分五乗方式以上のそうした効果も期待できるのではないか、このように思っております。  そこで、この問題について最後に財務大臣に、先ほど来この問題についてのやり取りがございました。そこで、与謝野大臣というか、...全文を見る
○荒木清寛君 次にといいますか、これは最後の項目としまして、四月一日から実施をされておりますエコカー減税等について、経産省と国土交通省にお尋ねをいたします。  本年度の税制改正で、自動車重量税等について、環境適合車につきまして減免措置を講じました。これが実際の自動車販売にどのよ...全文を見る
○荒木清寛君 そこで最後に一つ、これは早急な対応を要請をしておきますが、今回のエコカー減税につきましては、昨年の末の税制改正の与党協議等もありまして、新車購入時のみならず、既存のユーザーについて車検時の重量税を減免をすると、こうした措置が講じられております。  ところが、お年寄...全文を見る
○荒木清寛君 終わります。     ─────────────
06月19日第171回国会 参議院 本会議 第31号
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○荒木清寛君 公明党及び自由民主党を代表いたしまして、ただいま議題となりました海賊行為の処罰及び海賊行為への対処に関する法律案に賛成の立場から討論を行います。  我が国は、経済社会及び国民生活の安定的な基盤となる各種エネルギー資源や鉱物資源、漁業資源、農産物、その他の資源の多く...全文を見る
06月23日第171回国会 参議院 財政金融委員会 第23号
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○荒木清寛君 それでは、まず衆法二法案につきましてお尋ねをいたします。  まず、金融庁と中小企業庁に中小企業金融の現状につきまして報告を求めます。  最近の統計を見ますと、中小企業向け貸出しの減少傾向にも歯止めは掛かりつつありますけれども、我々の現場での実感からしましても、ま...全文を見る
○荒木清寛君 我々も、いろいろ相談のある中で、公的金融の既存債務の一本化になかなか応じてもらえないとか、いろいろ数多くの課題を聞いておりますので、またきめ細かく対応してもらいたいと思います。  次に、与謝野大臣に、この衆法の二法案は、いずれも企業金融の円滑化ということを目的とし...全文を見る
○荒木清寛君 衆議院の発議者に日本政策投資銀行法改正案につきましてお尋ねいたします。  日本政策投資銀行の自己資本比率ですけれども、これはBIS規制の八%を大きく上回って、ある意味では非常に高い健全性を維持しているわけでありますけれども、そうした中で、この銀行に新たな出資を可能...全文を見る
○荒木清寛君 次に、日本政策投資銀行の方にお尋ねいたしますが、当該銀行では、平成二十年度から二十二年度を対象とした第一次中期計画を策定をしております。しかし、その後いわゆるリーマン危機に至ったわけでございますし、またそうした中で今回の法改正にもなったわけでございます。  そこで...全文を見る
○荒木清寛君 大臣に、今回の議員立法につきましては衆議院で修正されたわけでありまして、それによりまして日本政策投資銀行の完全民営化を見直しをするという趣旨がより明確になったと思います。  今回の危機対応業務につきましても指定金融機関として申請をした民間の金融機関はないわけであり...全文を見る
○荒木清寛君 次に、銀行等株式保有制限法改正案につきまして、これは金融庁と発議者にお尋ねをいたします。  これは、先回の改正で本年三月から株式買取りを再開をすることになったわけでございます。当時は、株価は低迷をしておりまして、売却損を出してまでこの機構に売却をする銀行は少ないの...全文を見る
○荒木清寛君 次に、今回の改正案では、機構による買取り対象に、上場投資信託、ETFと上場不動産投資信託、J—REIT等を追加することにしております。そこで、今回、この買取りの追加になりましたETFやJ—REITに、現在金融機関はどの程度これを持っているのか、またそのことによってど...全文を見る
○荒木清寛君 次に、参法のうち法人税法改正案につきまして発議者にお尋ねいたします。  これは、先ほど森議員からも指摘があったのと同趣旨でございますけれども、新会社法によりまして会社が設立しやすくなったわけでありまして、資本金ゼロでできるわけであります。そういう中で税制面からの規...全文を見る
○荒木清寛君 終わります。
11月10日第173回国会 参議院 予算委員会 第4号
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○荒木清寛君 公明党の荒木です。  まずは総理の御就任をお祝い申し上げます。私も初めての質疑ですので、やはりどうしても総理の偽装献金問題についてはたださざるを得ないわけであります。  資金管理団体友愛政経懇話会の収支報告に関しまして、二〇〇五年から四年間の間で百九十三件、二千...全文を見る
○荒木清寛君 当然、そういう古いものは資産公開の閲覧の対象にならないものですから、その資料がお手元にあるんであれば当委員会に御提出願えませんでしょうか。
○荒木清寛君 はい。総理にお願いした上で委員長にもお願いしたいと思いますが。
○荒木清寛君 総理、是非、そうした古い資料があるんであれば御提出願えませんか。
○荒木清寛君 それと、総理は、今回の問題は元秘書の独断だと、また、かつては貸付けの処理をしておったんだというお話なんですが、この十月十八日の産経新聞によると、この元秘書の話として、これは総理の先代の、父上の代からこうした虚偽献金があったんだと、長年の慣習だったんだということを言わ...全文を見る
○荒木清寛君 これは否定されたということですが、もう一点だけ確認させてください。  十月二十八日の読売新聞ですと、これまでは名前が出ている個人献金、匿名献金について、それぞれ虚偽記載があったということになっているんですが、同じこの資金管理団体に対するパーティー収入についても過大...全文を見る
○荒木清寛君 今、私、出典を間違えたかもしれませんが、十月二十八日付けの読売新聞ということです。  それで、次の問題に移ります。  総理の所信表明の中の友愛の精神でありますとか、あるいは自立と共生の理念ということについてはもちろん全面的に賛同いたします。ただ、そうした理念は賛...全文を見る
○荒木清寛君 この地域医療再生計画の提出期限は十月十六日だったんですが、まさにその日に凍結しちゃったんですね。もう手を挙げるばっかりにしておったんです。だから、もうそういう地域では本当に怨嗟の声が上がっておりまして、私は実際山梨県に行きまして、これは富士・東部というこの二次医療圏...全文を見る
○荒木清寛君 どうも古くなった病院の建て替えもこの民主党が否定しているコンクリートに入るという、そんな感じがしてきました。  そこで、総理、総理は所信表明の中で、この地域医療や救急、産科、小児科などの医療供給体制を再建、このように言明されているんですけれども、そう言われておきな...全文を見る
○荒木清寛君 今ハードからソフトへというお話もありましたし、先ほど厚労大臣も言及されました。  そういたしますと、この今回の地域医療再生臨時特例交付金の執行停止を補って余りあるような、そういう診療報酬の改定というのが来年の四月には行われる、このように我々は理解していいか。これは...全文を見る
○荒木清寛君 次に、土壇場のこの方針転換はこれにとどまりませんで、出産育児一時金の直接払いの件についてお尋ねいたします。  これは前政権下で公明党も強く要請し、また舛添前大臣の尽力もありまして、十月一日からは四十二万円になりまして、しかも直接払い制度が始まることになっておりまし...全文を見る
○荒木清寛君 全部停止したというのはまあちょっと言い過ぎといいますか、正確に言うと例外的に中小の医療機関について実施を猶予したと、こういうことだと思います。  ただ、それにしましても、私も実際その産科医のお話を聞いております。振り込みが二月先になるということは、その間の人件費で...全文を見る
○荒木清寛君 厚労大臣ばかりにお尋ねして恐縮ですが、次に不育症への公的助成の実施についてお尋ねいたします。  妊娠しない不妊症とは異なりまして、不育症というのは、妊娠をするけれども出産に至らず流産を二回以上繰り返す状況ということでして、私も、実際お話を聞いて御相談を受けるまで余...全文を見る
○荒木清寛君 最後に、道路行政につきまして、今日はお二方、国交大臣、国家公安委員長いらっしゃっていますので、ちょっと具体的な問題で恐縮ですが、省庁にまたがりますので、お尋ねいたします。  今我々歩いておりまして、横断歩道を渡るときに車が止まるということはほとんどないわけですね。...全文を見る
○荒木清寛君 最後に、高速道路の原則無料化は是非再考いただきたいということを総理と国交大臣にお願いいたします。  総理も、元々この有料道路の無料化ということは余り賛成じゃないと思います。これは平成十二年一月六日の夕刊フジの記事で、小泉元総理と対談されています。前原大臣に至っては...全文を見る
○荒木清寛君 終わります。
11月19日第173回国会 参議院 財政金融委員会 第3号
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○荒木清寛君 それでは、今日は初めてですので、恐縮ですが、政治資金の収支報告のことについて一つお尋ねをいたします。  藤井財務大臣は大蔵省出身ですから、非常にこういう点はきっちりしておられると思いますけれども、一つだけ確認をさせてください。  財務大臣の資金管理団体であった新...全文を見る
○荒木清寛君 そうしますと、政党支部からの、その処理も含めて、これは個人の所得として申告をされたと、こういうことで間違いないですか。
○荒木清寛君 ただ、収支報告上は政治団体への寄附ということになっておりますので、厳密に言いますと、これは政治団体では届出をしないと資金の授受ができませんので、ちょっとその辺の関係が、今大臣がおっしゃったような個人の所得として申告すればそれで問題がないのか、もう少し私もちょっと研究...全文を見る
○荒木清寛君 関連をしまして、かつて政府は平成十三年三月にデフレ宣言をいたしまして、これは克服するには相当時間を要した、こういう記憶を持っております。  そこで、現在も再び物価下落が始まっておるわけでありますが、日銀も、今月二日に公表した展望レポートにおきまして、二十三年度まで...全文を見る
○荒木清寛君 そこで、そうした物価下落と景気低迷、景気の悪化といういわゆるデフレスパイラルにならないように、是非とも成長戦略というのを早く、これは菅副総理の下で出すそうですから、やってもらいたいと思います。  また、先ほど若干議論になりましたが、そういう意味では、政府と日銀が認...全文を見る
○荒木清寛君 次に、これも林委員からかなり詳細に問題提起があったんですが、前政権の下での一次補正の執行停止問題ですね。これは不要不急事業の停止というんですけど、先ほど具体例があってのやり取りがあったように、私もどうしても、これは不要不急事業というよりも、まあ前の政権がやったことだ...全文を見る
○荒木清寛君 この二次補正につきましては、亀井大臣の考え方はかなりちょっと突出しているような感じを私は持つんですね。今日はそういう数字は出なかったですけど、十兆円の大型景気対策が必要という中で、菅大臣が二兆七千億円規模とするということを表明されたことについて笑止千万というふうに言...全文を見る
○荒木清寛君 よく政府で議論をしていただきたいと思います。  それで、財務大臣に、先ほども、事業仕分の問題ですね、数々これも問題提起がありましたので繰り返しは避けますが。対象になったのは四百四十七事業で全体の一割程度という、こういう答弁でしたが、金額的にも、九十五兆円のこの概算...全文を見る
○荒木清寛君 そこで、この四百四十七事業をどう抽出したのかということについて、これは私も一つ一つ注目をして拝見をしておりましたけれども、かなり具体的にそのことをやめてしまうことに異論があるものも多々ありまして、これはまた別途申し上げなければいけないと思うんですが、どういう基準でそ...全文を見る
○荒木清寛君 ちょっと私はこのテレビ自体は見ていないので、これは見た方からのお話なんですけれども、十一月十四日のTBSの「報道特集NEXT」では、事業仕分は財務省主導ではないかとのインタビューに対し、藤井財務大臣はそのとおりだと発言しているという、こんなことはなかったという、じゃ...全文を見る
○荒木清寛君 では、同じく原口総務大臣が、財務省所管の独立行政法人である国立印刷局と造幣局の利益剰余金や外国為替資金特別会計の積立金、国債費などが入っていないということを批判しているわけですね。これは、ある意味では財務主導ではないかという、こういう趣旨だと思うんですけれども、この...全文を見る
○荒木清寛君 それで、観点を変えますと、高速道路料金の無料化も、六千億円ぐらいですか、この要求入っておりますですね。これについては、世論調査でも否定的見解の方が六割とか、強いです。ですから、民主党がマニフェストに掲げられました新規政策、高速道路料金の無料化だけではなく、子ども手当...全文を見る
○荒木清寛君 次に、これも先ほど愛知委員、林委員でしたですかね、が最後にお聞きになりましたので重複は避けますけれども、私も来年度の予算編成について、この国債発行を四十四兆円をベースにするということは大いに異論があります。  ありますけれども、それに関連して申し上げますが、民主党...全文を見る
○荒木清寛君 こういう非常事態ですから、景気対策、補正予算はこれはあり得べしでして、その規模については政府で十分議論していただきたいと思いますが。  しかし、当初予算ですね、今後このベースになっていく当初予算というのは、やっぱりこの三十三兆円というのを維持しないと、やはりどこで...全文を見る
○荒木清寛君 では、次の問題に移ります。  これは財務大臣でも峰崎副大臣でもどちらでも結構ですが、政府税調が始まっているわけであります。藤井大臣も所信的あいさつの中で、政府税調の新たな理念については公平、透明、納得という、これは新機軸になりました。従来の政府税調は、前政権下の下...全文を見る
○荒木清寛君 それで、透明ということにつきましては、もちろん税制そのものの透明ということとともに、そういう決定する過程の透明ということも是非実現をしていただきたいんです。  といいますのは、政府税調には現在、全体会合のほかに企画委員会や租特PTなどが設置をされておりますけれども...全文を見る
○荒木清寛君 私は自民党の議員でないのでちょっと的確に反論できないんですが、分かりました。  それで、今、納得ということで、その例として給付付き税額控除というようなお話もあったんですが、私は、その目的、子育て支援なのかどうか、いろいろな選択肢はあるんですけれども、これはやはりま...全文を見る
○荒木清寛君 最後に、亀井大臣に中小企業金融についてお尋ねをいたします。  これも先ほどからもお話しいただいておりますので、私も十分見解はお聞きしましたが、端的に言いまして、地域の中小企業に今必要なお金がそういう金融機関から供給されている状況なのか、あるいはその点、非常に資金繰...全文を見る
○荒木清寛君 そうであれば、是非補正予算はしっかりやってください。お願いいたします。  そこで、金融円滑化法案につきましては、しっかり審議をしたいと思いますし、是非荷崩れしないでちゃんと参議院に送ってもらわないと我々もその審議ができませんので、ここは是非民主党の方にしっかりやっ...全文を見る
○荒木清寛君 そういう社会的責任を果たせということはかねてから言われているわけで、我々もそういう議論をしてきましたけれども、金融機関もリストラ、リストラで実際にそういうことができる人材がもういないのじゃないか。もう本当に担保がなきゃ貸さない、保証人がいなければ貸さない、それじゃ質...全文を見る
○荒木清寛君 今日は大塚副大臣にはお尋ねする機会がなくて恐縮でしたが、今後、政治家同士の討論ということで、副大臣も含めて活発な、何といいますか、質疑といいますか、をこの委員会でさせていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  以上、終わります。
11月26日第173回国会 参議院 財政金融委員会 第5号
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○荒木清寛君 まず冒頭、委員長に要請、またお尋ねをしたいと思いますが。  公明党、ただいまからこの円滑化法案の審議に出席をいたします。ただ、先週二十日の趣旨説明聴取、また本日の委員会立ても、十分なコンセンサスのない中、委員長の職権でお立てになったわけでありまして、このことについ...全文を見る
○荒木清寛君 まず、財務大臣に一問だけお尋ねをいたします。  前回もお尋ねしました平成十七年十一月の政治資金の収支報告の件であります。  私が前回御指摘をしたのは、大臣が代表者である資金管理団体新生政経懇話会及び大臣が代表者を務めていた民主党神奈川県第十四区総支部からの寄附に...全文を見る
○荒木清寛君 この鳩山総理の問題も含めて、私は、どうもこの政治資金規正法の収支報告の点が、これは単なるそういう帳面の付け間違いのようなものだという、そういう感覚がどうも政府の方にはあるんではないかというふうに思うんですね。  ですから、大臣についても、この収支報告上はそういう政...全文を見る
○荒木清寛君 要するに、政治団体じゃないにしましても、個人に対して寄附をしたという、そういう報告にはなっていないわけです。ですから、そういう、もっと言えば、存在していない団体に対する寄附だというふうに書いてあるわけですから、これはやっぱり虚偽記載ということを言わざるを得ないんじゃ...全文を見る
○荒木清寛君 ここまでにしておきますけど、私も税金のことを問題にしているわけじゃないです。だから、ちゃんとしていらっしゃいますねというふうに申し上げたんですが、ただ、政治資金の収支報告としては個人に対する寄附とはなっていないわけで、これを見た人は藤井大臣個人に寄附をしたとはどう見...全文を見る
○荒木清寛君 それでは、法案につきまして、時間の許す限り亀井大臣にお尋ねをしたいと思います。  そこで、いわゆるこのモラトリアムの提案につきましては、大臣はおよそ二か月前に、就任直後に打ち上げられたわけで、随分そういう意味では波紋を呼びましたですね。それで、モラトリアムというこ...全文を見る
○荒木清寛君 お言葉ですけれども、我々が見ていると、当初大臣が言われたことと大分紆余曲折があってこうなった気がするんですね。  具体的には、亀井大臣がそうした方針を打ち出したことについて、財務大臣は九月十八日の閣議後の記者会見で、昭和の金融恐慌のときにやったことがあるが、今はそ...全文を見る
○荒木清寛君 大塚副大臣にお尋ねをいたしますが、この法案の検討に当たっては、まず政府・与党関係者による貸し渋り・貸しはがし対策ワーキングチームで検討が行われたと承知をしておりますけれども、なぜ今回この法案、もちろん大事な法案なんですけれども、そうしたワーキンググループで、ワーキン...全文を見る
○荒木清寛君 そうした意味で今回の法案の原案を作られたわけですが、ただ一部には、このワーキンググループの検討状況が非公開だったということで、政策決定プロセスの透明化を求める批判といいますか、そうした意見も出ておりますけれども、今後も恐らくいろんな法案についてこうしたワーキンググル...全文を見る
○荒木清寛君 そうしましたら、次に亀井大臣に、この中小企業をめぐる金融情勢についての認識についてお尋ねいたします。  国内銀行の中小企業向け貸付残高は二〇〇七年秋から前年割れが続いておりますけれども、その原因をどう分析しているのか。つまり、借りる側の資金需要がないという、乏しい...全文を見る
○荒木清寛君 この法案の目的規定には、第一条ですが、この法案は中小企業者及び住宅資金借入者に対する金融の円滑化を図るために必要な措置を定めるものである旨が規定されております。言い換えれば、この中小企業者等の金融の円滑化につながらなければこの法案の意味はないということです。  そ...全文を見る
○荒木清寛君 大概の中小企業というのは借金をしているわけですから、ある意味ではこの円滑化法案に期待する向きも大きいわけですね。それは私も聞いております。  ただし、逆に危惧も持っているわけでして、もうよく言われるように、中小企業はいわゆるこの返済猶予等の貸付条件の変更を銀行に申...全文を見る
○荒木清寛君 また、もう一つの懸念として、既存債務の条件変更をしてもらったのはいいけれども、当然今後も銀行とは付き合っていくわけですから、その代わり次の新規融資がもう大分締められるんじゃないかという、こういう懸念も持つと思うんですね。もう一切これから借りないというつもりの人はいい...全文を見る
○荒木清寛君 それと、金融機関にとっては、この返済猶予した債権について後で保証が付くとか、そういうメリットもあるんでしょうけれども、ただ、今後三年間という時限立法の中で、今後、貸したはいいけれども返済条件の変更を求められるということをもう十分想定しながら貸さなきゃいけないというリ...全文を見る
○荒木清寛君 この法案によりますと、金融機関は中小企業者又は住宅ローンの借り手から申込みがあった場合には貸付条件の変更等を行うよう努めるものとすると、こういう努力義務が規定されているわけですね。当然、従来からそれは銀行は中小企業と継続的な取引にあるわけですから、返済に困って相談を...全文を見る
○荒木清寛君 今、副大臣おっしゃった、いろいろパッケージで、いろいろそういうシステムを、支援の仕組みを考えられたことはいいと思います。  そこで、ただ一つ、今の中でお尋ねしたいのは、協調する義務というんですか、確かに我々も相談を受ける中で、一行だけ借りているということではなくて...全文を見る
○荒木清寛君 今日、経済産業大臣政務官もおいでいただいておりますので、緊急保証制度、先ほども大塚副大臣からもありましたように、更なる活用について要請をさせていただきます。  これは、緊急保証制度は前政権の下でこれはしっかりやったと思いますし、ただ、三十兆円の保証枠のうち、現時点...全文を見る
○荒木清寛君 これはちょっとどちらの、経産省なのか金融庁なのかちょっとあれですけど、政府のこの中小企業等に対する金融円滑化対策の総合パッケージの中では、新たな信用保証制度、いわゆる条件変更対応保証(仮称)、この導入が検討されておりますけれども、この制度設計について改めて御説明いた...全文を見る
○荒木清寛君 今の御説明で、新たな信用保証の対象というのは、従来、公的融資あるいは信用保証を使っていない人を対象としていると。従来使っている人はもう対象になりませんよという、除外しているのはどういう趣旨なんでしょうか。
○荒木清寛君 政務官にもう一点だけ確認しておきますが、当然、新たな信用保証制度を創設しますと、信用保証協会の代位弁済ということも今後発生していくわけでありますけれども、信用保証協会のそうした財政基盤の強化というか、予算措置というのも当然この本予算なり補正で考えていくんですか。
○荒木清寛君 経済産業大臣政務官におかれてはもう結構ですので、委員長のお許しがあれば御退席をと思いますけれども。
○荒木清寛君 そこで、次にまた金融庁大臣に、金融検査の在り方がこの法案が成立するとどう変わっていくのかということについてお尋ねいたします。  金融庁は今年四月から大手行を中心に貸し渋り、貸しはがしにターゲットを絞った集中検査をしているはずでして、そういう意味じゃ、ある意味では中...全文を見る
○荒木清寛君 この金融検査の眼目の一つとして、金融機関がコンサルタント的役割を果たしているかどうかチェックする、これは非常に大事な点だと思いますけれども、抽象的にはそうですけれども、じゃ具体的にどうそれを審査するかというのは難しいと思うんですね。だから、このコンサルタント的役割を...全文を見る
○荒木清寛君 今のお話で、この経営改善計画の策定を支援するということは非常にいいことだと思うんですね。  ただ、これも中小企業者が心配しているのは、今回の貸出し、借入条件の変更を認めてもらうのに一々そういう経営改善計画を出して銀行に承認してもらわなければ認められないということで...全文を見る
○荒木清寛君 それで、金融機関がこの法案に基づいて貸出条件の変更を行った場合は、これはすべて金融検査上の区分としては正常債権としてみなして、貸倒引当金の計上は必要ないと、こういう方針で検査をしていくということなのか、あるいはもう少し違った正常債権、不良債権の区分になるのか。この条...全文を見る
○荒木清寛君 次に亀井大臣に、地域金融機関の自己資本比率規制についてお尋ねいたします。  大臣は今月十日の記者会見等で、地域金融機関の自己資本比率の規制について弾力的に運用する考えを示されております。つまり、責任を果たす融資活動をするのであれば、一時的にこの自己資本比率が四%を...全文を見る
○荒木清寛君 関連しまして、この九月のG20金融サミットでは、自己資本比率規制の強化について二〇一二年末までに目標を導入することで合意をしています。どこかの雑誌で大塚副大臣がこの交渉担当官に指示を出したというような発言に接した覚えがありますけれども、国際的にはそういう自己資本比率...全文を見る
○荒木清寛君 では最後に、大臣から冒頭ありましたように、この法案は意義があるにしても、しかし、これだけでは駄目ですよね。要するに、債務の返済を先延ばしするだけでは今の中小企業の抱えている問題というのは解決しないわけでありまして、根本的にはこの日本経済の成長力の弱さ、あるいは中小企...全文を見る
○荒木清寛君 終わります。     ─────────────
11月27日第173回国会 参議院 財政金融委員会 第6号
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○荒木清寛君 私は、ただいま可決されました中小企業者等に対する金融の円滑化を図るための臨時措置に関する法律案に対し、民主党・新緑風会・国民新・日本、公明党及び日本共産党の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。  案文を朗読いたします。     中小企業者等に対する金融...全文を見る