荒木清寛

あらききよひろ



当選回数回

荒木清寛の2010年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月04日第174回国会 参議院 決算委員会 第2号
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○荒木清寛君 公明党の荒木でございます。  まず、総理にお尋ねをいたします。  小沢幹事長の資金管理団体陸山会の土地購入をめぐるいわゆる政治資金規正法違反で民主党の現職国会議員と秘書が逮捕されまして、本日勾留期限を迎えます。ということは、本日中に東京地検によって、捜査によって...全文を見る
○荒木清寛君 そこで、逮捕された石川衆議院議員がもし起訴されたら、私は、もう議員辞職するのは当然だ、このように思います。これが万が一公明党であれば、もう逮捕の時点で辞めなければならない。  国会におきましても、少なくとも過去の例では、起訴がされた時点で国会議員辞職勧告決議が成立...全文を見る
○荒木清寛君 次に、会計検査院に。この平成二十年度の決算検査報告で、また国家公務員又は地方公務員による不適正な会計処理、いわゆる裏金が指摘をされたわけでありまして、非常に残念でありますし、また私は義憤を感じます。  そこで検査院に、今回の検査報告で不正経理を指摘した国の機関また...全文を見る
○荒木清寛君 もう一つ、この不適正な経理の手口といいますか態様ですね、プール金ですとかいろいろ過去にはありましたが、今回はどういう態様を主なものとして指摘しているんですか。これも簡潔にお願いします。
○荒木清寛君 預け金というのは、架空取引を業者に指示をして、納入されていないのに納入したというような虚偽の書類を作成すること等で裏金をつくるというようなことでありますけれども、そのほかいろいろな七つの態様があったということです。  そこで菅財務大臣に、会計を預かる立場といたしま...全文を見る
○荒木清寛君 原口総務大臣にお尋ねいたします。  昨年の決算報告も、また今年の決算報告も、いわゆる地方公共団体の裏金づくりの指摘があったわけであります。今回の決算では三十一都府県について指摘があった。これは後を絶たないわけでありまして、毎回毎回これは政府として再発防止に取り組ん...全文を見る
○荒木清寛君 そういうシステムを大きく変えるということももちろん必要かと思いますが、今回の決算検査報告では、こうした裏金の横行している原因としまして、一つには公務員の会計法令等の遵法意識の欠如、また内部統制がほとんど機能していない、こういうことを大きく挙げております。  私は、...全文を見る
○荒木清寛君 昨年、旧与党で二回法案を出したんです。それはもう率直に言って、当時の与野党で話合いをしましたけれども、この不正経理を行った公務員を処罰をするという点については意見が一致しなかったんでこれは廃案になってしまったわけなんですね。だから私はあえてこれは総理に申し上げたわけ...全文を見る
○荒木清寛君 念押しをしますけど、総理としては、こうした不正経理に対して刑罰をもって臨むということについては賛同いただけますね。
○荒木清寛君 なお、付け加えておきますと、先ほどもありましたように、今回の決算では国立大学法人についても指摘されている、また十九年度の決算報告では日本貿易振興機構についても裏金が指摘されているわけで、そういうものも対象としてやはり考えていく必要がある、このように考えておることを最...全文を見る
○荒木清寛君 懲戒処分を受けた社保庁の職員について、政府として分限回避義務があることは当然でありますけれども、しかし、もうそれだけさんざっぱら、これは、公務員の再就職は官民人材交流センターじゃなくてハローワークに行けばいいんだと、さんざんおっしゃっていたわけですよね。だから、それ...全文を見る
○荒木清寛君 それは限定的な場合であるにせよ、官民人材交流センターを活用せざるを得ないんですからね。ですから、そうであれば、あそこまで悪法だと言って反対をしたことについて、私は、不明を恥じるべきであると、このように思います。  もう時間もあれです。最後に総理、この問題につきまし...全文を見る
○荒木清寛君 もう時間がありませんので。
03月10日第174回国会 参議院 本会議 第8号
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○荒木清寛君 私は、公明党を代表して、平成二十二年度における財政運営のための公債の発行の特例等に関する法律案外二案につきまして、鳩山総理大臣並びに関係大臣に質疑いたします。  我が国経済は、リーマン・ショック後の最悪期からは脱したものの、鳩山政権の理念なき経済財政運営によりデフ...全文を見る
03月18日第174回国会 参議院 予算委員会 第14号
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○荒木清寛君 公明党の荒木清寛です。  私は、総理を中心に、命を守る政治の具体論を中心に何点かお尋ねいたします。  まず、介護施設へのスプリンクラーの設置であります。  三月十三日、札幌市のグループホームで火災がありまして、七人の高齢者が犠牲になりました。これはスプリンクラ...全文を見る
○荒木清寛君 これは、施設設置者もスプリンクラーがあった方がいいとみんな思っているんです。ところが、なかなかそれだけ高価なものは国の補助なしではできないというのが実態でございます。  そこで、命を守る政治を標榜する総理に是非お願いしたいのでありますけれども、そういう費用負担がネ...全文を見る
○荒木清寛君 関連しまして、一般住宅への火災報知機の設置については、消防法が改正になりまして、まさに逃げ遅れの防止という点に着目をしまして、住宅の寝室及び寝室につながる階段などについて火災警報機の設置が義務付けられております。平成十六年の改正であります。  ところが、一般には、...全文を見る
○荒木清寛君 次に、総理に、小児慢性特定疾患についてお尋ねいたします。  小児慢性特定疾患対策については、最長二十歳になりますと医療費の助成が打切りとなります。私は、先般、胆道閉鎖症の子供のお母さんから切実な訴えを聞きました。二十歳になりますと医療費の助成が打切りになりますけれ...全文を見る
○荒木清寛君 次に、総理に文化芸術振興政策について尋ねます。  平成十三年に、超党派の議員立法で文化芸術振興基本法が成立をいたしまして、以来、政府の努力によって、心豊かな国民生活及び活力ある社会の実現に向けて様々な取組がなされてきました。特に、地域での伝統文化こども教室というの...全文を見る
○荒木清寛君 実施の仕方は政府で検討していただければいいですが、是非地域におけるその事業は継続をしてもらいたい。要請をしておきます。  最後に、総理は、阪神・淡路大震災の追悼式典に参加をして、減災、被害を減らしていく、に万全を期さねばならないと改めて痛感をしました、このように施...全文を見る
03月23日第174回国会 参議院 財政金融委員会 第5号
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○荒木清寛君 まず、私からは公債特例法に関連をいたしまして質問いたします。  まず、中小企業対策予算につきまして、これで十分かという点について、財務大臣にお尋ねをいたします。  我が党は、昨年の衆議院選のマニフェストでは中小企業予算の倍増ということを明記をしたわけでございます...全文を見る
○荒木清寛君 事業仕分で廃止になった中小企業支援策もあるわけでありますので、また具体論については別の機会にしっかり議論させていただきたいと思います。  今日は金融担当大臣にも来ていただいておりますので、今、二次補正で一兆円の資金繰りをやったということでございます。亀井大臣は今の...全文を見る
○荒木清寛君 そうしますと、亀井大臣のそのお話は私も何回か聞いておりまして、私も、資金繰りを幾ら支援してもらっても返さなきゃいけないわけですから、将来の当てがないところにもう借りられないという話は私も聞いております。  そういう意味でいうと、中小企業に仕事をつくらなければいけな...全文を見る
○荒木清寛君 そうしますと、やややはり今回の対策だけでは不十分だということを、うなずかれましたけれども、そういう趣旨じゃないかと思いますが。  委員長、金融担当大臣は、私の質疑ではもう結構ですので、退場されても結構ですけれども。
○荒木清寛君 次に、外為特会積立金からの一般会計への繰入れにつきまして、法案に関連をして菅大臣にお尋ねいたします。  本法案では、二十二年度に発生が見込まれる剰余金から三千五百億円を一般会計に繰入れをすることができると定めております。また、特別会計に関する法律第八条第二項の規定...全文を見る
○荒木清寛君 菅大臣は、この外為特会の毎年の剰余金のほかに、二十兆円を超える積立金の件についても論及をされております。  これも一部、埋蔵金といいますか、一般会計で活用することが可能ではないかという議論でありますけれども、去る二月四日の参議院決算委員会におきましては、この二十兆...全文を見る
○荒木清寛君 財務大臣として財源のやりくりに大変苦労されているところがにじみ出ているとは思います。  それで、大臣としては、この外為特会の積立金の適正水準について現在の積立金の水準で十分だというお考えなのかどうか、この点、確認をしておきます。  本委員会でも、過去には、ほかの...全文を見る
○荒木清寛君 次に、民主党のマニフェストの財源問題について何点かお尋ねをいたします。  これは言うまでもありませんが、もう公債残高が累増している現状の中では財政の持続可能性の確保が重要であることは言うまでもありませんし、また、こうした百年に一度という経済危機ではありますけれども...全文を見る
○荒木清寛君 今大臣が言われた本格的な財政再建の議論をしなければいけないということは、是非昨年の選挙の前に言ってもらいたかったと、このように私は思います。  昨年の選挙は、自公当時の政権対民主党という中で、我々前政権では、二〇一〇年代半ばのそういう抜本税制改正、前提としては景気...全文を見る
○荒木清寛君 その財政再建について本格的に議論していくわけでありますが、そのスケジュール感というか道筋についてちょっと説明していただきたいんですが、これが六月の中期財政フレームですか、その中にきちんとそういう財政再建の道筋なりあるいはその法律の骨子なり、法案ですか、法案も考えてお...全文を見る
○荒木清寛君 関連しまして、消費税の問題についてお尋ねをいたします。  これまで鳩山総理は、消費税は四年間は上げないし、議論もしないという、そういう姿勢だと理解をしておりましたが、財務大臣は三月から、今月から消費税の議論を開始するという方針に転換をされました。私は、これは英断と...全文を見る
○荒木清寛君 かつて橋本内閣のときに消費税を含む九兆円の増税がありまして、あれが景気をどん底に陥れたんだといって我々も批判しましたし、菅大臣も当時は野党としてそういう主張をされたんだと思いますので、ちょっとああいう整合性もよく考えていただいて、また慎重に議論をしていただければと、...全文を見る
○荒木清寛君 私も、一方で消費税の増税に言及しながら、法人税、六兆円弱の税収だと思いますが、その引下げを言うというのはどういうことだというふうに地元のおしかりを受けることも多々あります。  ただ、本当に、繰り返しになりますけど、製造業を含めた空洞化の懸念というのは本当に強いわけ...全文を見る
○荒木清寛君 それでは次に、控除から手当へという問題についてお尋ねをいたします。  格差是正や所得再配分の強化等の観点を含めまして、控除から手当へという考え方そのものは否定をいたしません。しかし、今回の所得控除の対応、税制改正での対応につきましては、高校生相当分の特定扶養控除の...全文を見る
○荒木清寛君 了解するというわけにいかないんですが。  マニフェスト違反かどうかということもさることながら、高校の授業料無料化なり、あるいは私立学校通学者への補助にしましても、所得制限なしと、ユニバーサルサービスということは私も賛成ですし、昨年、予算委員会の公述人もそういうこと...全文を見る
○荒木清寛君 いずれにしましても、控除から手当へということですけれども、これはいわゆるつまみ食い的にやるんじゃなくて、今の点も含めて受益と負担の関係を十分検討した上で整合的に行わなければいけないということかと思います。  そこで、税制大綱には、今回先送りになりました配偶者控除及...全文を見る
○荒木清寛君 そうしますと、配偶者控除なり成年扶養控除の廃止については、今副大臣おっしゃった給付付き税額控除とセットになってやらなければこれは問題が生じてくると、こういう理解でよろしいですか。
○荒木清寛君 それと、所得税の再配分機能の強化についてお尋ねいたします。  これは、累次にわたる改正で最高税率が引き下げられてきたわけでありますけれども、この格差の拡大という中で、改めて逆に最高税率を引き上げるべしという提案もありまして、私もこれは十分に検討しなければいけないと...全文を見る
○荒木清寛君 最後に租特透明化法案ですね、これは是非峰崎副大臣にお尋ねいたします。  これは、昨年と一昨年の通常国会で参議院では可決したわけでありまして、我々は反対をしました。それは、やはり優遇措置を受ける個別企業名の公表をするということについて我々は問題提起をしたわけで、何か...全文を見る
○荒木清寛君 終わります。
○荒木清寛君 私は、まず深尾参考人にお尋ねをいたします。  参考人の最後の提言が消費税の段階的引上げによる景気刺激策ということでございまして、興味深く拝聴しましたが、ただ、私も本当にそうだろうかという疑問はまだ払拭できません。  特に、実際に商売をしている商店街ですとか小売商...全文を見る
○荒木清寛君 深尾参考人に更にお尋ねしますが、段階的に予告をして消費税を上げるということについての前倒しの需要ということについては、前経団連の奥田会長も何か本で書いておられて、私も興味深く読みましたけど、ただ、本当にそういう、何といいますか、想定どおりいくんだろうかということは思...全文を見る
○荒木清寛君 次に、青山参考人にお尋ねいたします。  先行の二人の委員も法人税の引下げのことを言及されましたが、私も教えていただきたいと思います。  参考人のお考えは、課税ベースを広げる中で税率を引き下げるという、要するに、今のこの六兆円弱の税収を維持できる範囲でそういう組み...全文を見る
○荒木清寛君 最後に、高田参考人にお尋ねをいたします。  参考人の提言の中で、国債についての信認を維持するにはやはり財政再建についてきちんとこれは道筋を明確にするべきだと、こういうお話があったかと思います。先ほどその時期を問われて、その道筋が明確であればいいという御趣旨だったと...全文を見る
○荒木清寛君 お三方、ありがとうございました。
03月24日第174回国会 参議院 財政金融委員会 第6号
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○荒木清寛君 総理にお尋ねします。  今日の委員会でも財政再建ということが大きな議論になっておりますが、これは政府、政治への信頼がなくして当然できる話ではありません。そうした意味では、またぞろこの与党の方で政治と金の問題が出てきたことは大変遺憾でございます。二十二日に小林千代美...全文を見る
○荒木清寛君 二十三日の朝の記者団に対する総理のコメントからは少し後退をしているように思いますし、私は政治的、道義的責任を問題にしているわけで、やはりここは党代表としてのリーダーシップが問われていると、このように思います。  そこで、次に法案に関連してお尋ねしますが、今回の新年...全文を見る
○荒木清寛君 今日のお昼のニュースでも輸出が増えているという中で、まさに雇用のない景気回復というような一つの姿ではないかと思っておりますので、適切な今後の経済運営を要請したいと思いますが、総理の法人税引下げの発言によりまして、来年度の見直しが現実味を帯びてきました。  総理は、...全文を見る
○荒木清寛君 次に、財政再建に関連しまして消費税の問題ですが、政権マニフェストでは、この四年間は消費税率を上げないということは明確にうたっておられますから、そうされると思います。  ただ、議論はしますということでございますが、議論するだけで何も決めないということでは意味はないわ...全文を見る
○荒木清寛君 なるべくそうした政策決定もしっかりやってもらいたいと思います。  そこで、総理に、これは林委員、先行委員の質疑と繰り返しにもなりますけれども、総理は先日の本会議で私の質疑に対しまして、本年前半、六月までの財政運営戦略及び中期財政フレームの作成について、その中で財政...全文を見る
○荒木清寛君 そこで、どういう道筋をそこで明記するのかと、書き込むかについてお尋ねしますが、新年度予算では四十四兆三千億円もの多額の公債発行、また特別会計からの繰入れといいますか、その依存も過去最高でございます。さらに、今日も日経新聞で報道されておりましたけれども、二十三年度はこ...全文を見る
○荒木清寛君 今おっしゃられたマニフェストの見直しは、是非私はやってもらいたいと思います。マニフェストは実現できたが財政は破綻をしたでは、国民は困るわけでありますので、お願いいたします。  それで最後に、先ほどもありましたが、この財政健全化目標あるいは道筋を法律として制定すると...全文を見る
○荒木清寛君 私は、公明党を代表して、平成二十二年度における財政運営のための公債の発行の特例等に関する法律案及び所得税法等の一部を改正する法律案に反対、租税特別措置の適用状況の透明化等に関する法律案に賛成の立場で討論を行います。  まず、公債特例法案に反対する理由を申し述べます...全文を見る
03月29日第174回国会 参議院 決算委員会 第3号
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○荒木清寛君 まず、原口総務大臣にお尋ねいたします。  今日、冒頭、会計検査院からかんぽの宿等の譲渡に関する検査報告がございました。それで、その前に、先ほどから郵政民営化の見直しの議論になっておりまして、四月中に閣議決定をすると、このように聞いております。もちろんこれは亀井大臣...全文を見る
○荒木清寛君 それでは本題に行きますが、今日の会計検査院報告では、かんぽの宿等の赤字の大きな原因ということで、一つには宿泊単価が安いという点、二つ目には人件費等が高いと、この二つを指摘をされています。    〔理事谷博之君退席、委員長着席〕  特に、私はこの二つ目の点をお尋ね...全文を見る
○荒木清寛君 もう一つ、検査院はメルパルクにつきましても、このメルパルク等の運営を委託したことによる利益等がすべてゆうちょ財団、これは公益法人であるゆうちょ財団に委託をしており、今後も退職給与引当金の処理等により利益が財団に帰属することになる点について、今後検討の必要があると、こ...全文を見る
○荒木清寛君 これは会計検査院の指摘ですから、重く受け止めていただいて、何らかの具体策をお願いいたします。  委員長、総務大臣は、私、もう結構ですので。
○荒木清寛君 次に、菅副総理に、先月の決算委員会でも財務大臣としてお尋ねいたしましたが、仮称不正経理防止法案制定の必要性について内閣の取組をお尋ねしたいと思います。  これは、もうここ数年間、会計検査院の検査によって公務員による組織的な裏金づくりが指摘をされてきたところでありま...全文を見る
○荒木清寛君 会計検査院にお尋ねいたします。  二十年度の決算では国立大学法人岡山大学について裏金があったと、こういう指摘でありましたが、これまでの決算検査報告で独立行政法人あるいは国立大学法人について、こういう不正経理、いわゆる裏金の指摘をした例について概括的に御報告願います...全文を見る
○荒木清寛君 特にこの日本貿易振興機構の件はニュースでもかなり報道されまして、これは長年、平成十二、十三、十四、十五年度と、要するに平成十二年度から十八年度まで調べたら二千六百五十四万円指摘をしたということで、長年ずっとやってきたということが随分報道をにぎわせたわけであります。 ...全文を見る
○荒木清寛君 次に、国土交通省は、済みません、政務官にお尋ねいたします。  これは、伊勢湾フェリーの伊良湖航路廃止問題、これは一地域の問題だけじゃなくて、私は全国的に問題になり得る話だと思いますので、是非これは国交省としての対応をお願いいたします。  これは、三重県鳥羽市と愛...全文を見る
○荒木清寛君 今、政務官がおっしゃった地域公共交通活性化・再生総合事業というのは、まず地域が主体となって計画立てなきゃいけないわけですね。それで、お金も半分地域が持つわけで、今、地域の人が何と言われているかというと、もうこれは国の政策によって我々打撃を受けて廃止になるんだから、国...全文を見る
○荒木清寛君 是非、従前の枠組みだけじゃなく、もう一歩何かできないか。地元からも恐らく大臣政務官の方には相当要請も来ているはずでありますので、是非前向きに何らかの対応、もうこれは今年九月末で廃止をするという届出、余り時間がない話でありますから、是非、私もしっかりと地元で取り組みた...全文を見る
03月30日第174回国会 参議院 財政金融委員会 第8号
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○荒木清寛君 私は、先ほども議論になりましたが、菅大臣のJBICの再分離を検討するという件についてお尋ねをいたします。  先ほども伺っていまして、新成長戦略と絡めての話であると、このように理解をいたしましたので、そうしますと、この再分離をするかしないかということは新成長戦略とい...全文を見る
○荒木清寛君 先ほども牧野議員もおっしゃいましたけれども、確かに日本政策金融公庫、余りにもいろいろなものを一つにしまして、これは実際私も、名古屋の話ですけど、実際、そういう総務のところだけは一緒ですけど、あとはそれぞれ別のフロアで前と同じように仕事をしていると、こういう話を聞いて...全文を見る
○荒木清寛君 大臣に改めて確認しますけれども、そうしますと、新幹線ビジネスを国家戦略として位置付けていくということはよろしいわけですね。
○荒木清寛君 この件については、最近は新聞報道もたまたま今日もありましたし、また今週発売のビジネス誌にも載っておりまして、私も読んだわけでありますけれども、やはりどうしても、高速鉄道を海外へ展開をするということについては、ドイツなりフランスなりの後塵を拝しているということは否めな...全文を見る
○荒木清寛君 次に、中小企業の海外進出支援について、財務省と公庫にお尋ねいたします。  私も、このJBICというのはもうほとんどなじみのないというと申し訳ないんですけれども機関でありまして、改めて今回勉強し直したわけでありますけれども、このJBICの業務の中に中小企業の海外進出...全文を見る
○荒木清寛君 頑張っていただいていると思いますが、それは、融資の件数でいうと十一件、十件、あるいはまだ年度途中ですけれども五件ということは、まあ細々と頑張られているという、そういう感が否めないわけです。  今、副総裁おっしゃったように、これからアジアへの進出ということを考えてい...全文を見る
○荒木清寛君 これもよく言われるんですけど、中国の若い女性の間では日本のファッション雑誌の翻訳したものがよく読まれていまして、日本のファッションに対するあこがれがすごく強いんですね。ところが、じゃ日本のアパレルメーカーが中国市場に食い込んでいるかというと、もうそれはほとんどなくて...全文を見る
○荒木清寛君 次に、もう時間がなくなりましたが、今回の公庫法の一部改正で地球温暖化防止等の新たな業務が加わるわけでありますが、JBICにおいてはこの新規業務の平成二十二年度における実施予定額はどのぐらいを見込んでいますか。
○荒木清寛君 次に、今回加わるのは地球温暖化の防止を目的とする各種プロジェクトに対する支援ということでありますけれども、あくまでもJBICは政策金融というか、いまだに政府系金融という言い方をするわけでありますけれども、日本政策金融公庫の一部門でありますので、この地球温暖化の防止を...全文を見る
○荒木清寛君 終わります。     ─────────────
04月05日第174回国会 参議院 決算委員会 第4号
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○荒木清寛君 まず、川端国務大臣に、先ほども議論になりましたが、いわゆる政府の電子申請システムが余り利用が芳しくないということについて、私からもお尋ねいたします。  実態は先ほどもありましたけれども、いわゆる費用対効果ということでいいますと、これまでの電子申請システムの整備、ま...全文を見る
○荒木清寛君 そこで、二十年度決算検査報告におきましては、検査院の意見表示として、利用が低調になっていて整備、運用等に係る経費に対してその効果が十分発現していない電子申請等関係システムについて、システムの停止、簡易なシステムへの移行など費用対効果を踏まえた措置をとるようという表示...全文を見る
○荒木清寛君 今大臣がおっしゃった、申請者にとってメリットが感じられないというのが低調な理由の一番大きいところではないかと思うんですね。それはやはり、せっかく電子申請にしましても、やはりまだ省庁の縦割りというのが残っていますので、それをしたからといって添付書類がもう大幅に軽減され...全文を見る
○荒木清寛君 委員長、川端大臣、私もう結構ですので。
○荒木清寛君 次に、耐震改修につきまして、国土交通省、政務官いらっしゃっていますね、お尋ねします。  これは、まずこの耐震診断、耐震改修に対する補助制度がまだ行われていない市区町村に対する政府としての指導、対応についてお尋ねいたします。  これは、平成十八年一月施行の改正耐震...全文を見る
○荒木清寛君 地方公共団体に対する積極的な働きかけというのは、更に今よりも財政支援を厚くすると、こういうことが入っているわけですか。
○荒木清寛君 新政権では、目標を前倒しをして平成二十五年までに九五%ということですから、今と同じメニューであったらそのようになるわけないですね。  この耐震改修がなかなか、いろいろ自治体でも七割が診断については補助をし、半分は改修についても補助をするということで、いろいろ周知は...全文を見る
○荒木清寛君 おっしゃるとおり確かに寝室だけの補強の場合には全体のバランスがどうかということはありますけれども、ただ、何もしないよりはいいことはもう間違いないわけで、少なくともそこで寝ていれば助かるわけですからね。  それで、今のお話はそういう部分的な補強についても交付金の対象...全文を見る
○荒木清寛君 国土交通大臣政務官は結構です。
○荒木清寛君 次に、福島少子化対策担当特命大臣にお尋ねいたします。  去る一月二十九日、政府は新たな子ども・子育てビジョンを発表しまして、私も大変注目をしております。ところで、前政権の下でもこれは平成十七年度から二十一年度にかけて実施された子ども・子育て応援プランというのがあっ...全文を見る
○荒木清寛君 今お話がありましたこの前の子ども・子育て応援プランでの保育所の受入れ児童数を二百十五万にするということは達成できたわけです。ただし、状況がまた更に急変しておりまして、特にリーマン・ショック後のそうした経済情勢の中でまた待機児童が更に急増して、都市部の低年齢児を中心に...全文を見る
○荒木清寛君 そうしますと、子育てビジョンに掲げております毎年五万人以上の保育サービスの整備というのは今年できるわけですね。  それともう一つ、今、保育所運営費に対する国の助成は維持をするということを断言をされましたが、お隣に座っている原口総務大臣はこの子ども手当に関して、子ど...全文を見る
○荒木清寛君 それと、本年度五万人の保育サービスの整備と、これは二十二年度はできるわけですね。
○荒木清寛君 よろしくお願いしますと言われても、やるのは政府の方ですから、お願いします。  それと、ちょっと具体的に、私は最近、介護施設等も回っているんですけれども、やっぱりそういうところは事業内保育所をちゃんとつくってくれればそういう経験のある女性に来てもらえると。ですけど、...全文を見る
○荒木清寛君 現行制度で十分か、更によく検討していただきたいと思います。  それで、関連しまして、このビジョンには、来年度に、二十三年度通常国会にこの次世代支援のための財源確保を含んだ所要の法案を提出をすると、来年度出すというふうに書いてあるわけですね。すばらしいビジョンだと思...全文を見る
○荒木清寛君 来年度出すというんですからね。  それと、次に、福島大臣に食品表示制度の問題点についてお尋ねいたします。  先ほども言及がございましたけれども、消費者基本計画を閣議決定をしまして、その中には食品安全庁の新設の検討ということもあります。また、食品表示制度の在り方に...全文を見る
○荒木清寛君 福島大臣はもう結構です。
○荒木清寛君 最後に、総務大臣に地デジ移行について何点かお尋ねいたします。  いよいよ来年の七月二十四日に完全デジタル化するわけでありまして、残すところ一年余となったわけでございます。そこで、災害の一時避難所となります学校や公民館、あるいは社会的弱者という意味では、病院、高齢者...全文を見る
○荒木清寛君 次に、事業者への支援措置について、これは一つ要請も含めてお尋ねをしておきます。  経済情勢が依然として厳しい中、大量のテレビのデジタル化をしなければいけない事業者にとってその費用負担は大変な状況になっております。二〇〇八年のアクションプラン策定時のパブリックコメン...全文を見る
○荒木清寛君 現時点ではそうかもしれませんが、いよいよ一年余りになったわけですから、今後、よくまた実際どのぐらい切り替わっているかということを見て、適切に対応してもらいたいと思います。  そして、今エコポイントのことも言われましたけれども、これは四月から少し制度が変わって、省エ...全文を見る
○荒木清寛君 終わります。
04月20日第174回国会 参議院 財政金融委員会 第10号
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○荒木清寛君 まず、金融庁に平成二十年十二月施行の改正金融機能強化法の実績についてお尋ねをいたします。  改正法に基づきまして、本年三月十日、金融庁はフィデアホールディングスに百億円、宮崎太陽銀行に百三十億円の公的資金の注入を発表いたしました。これで資本注入金融機関は十行一信組...全文を見る
○荒木清寛君 この資本注入の前提となります経営強化計画では、中小規模の事業者に対する信用供与の円滑化など地域における経済の活性化に資する方策が義務付けられたわけであります。これも一つ改正の肝だったかと思います。  ただ、リーマン・ショック以降、地域経済は依然として厳しい中で、そ...全文を見る
○荒木清寛君 この改正法につきましては、三月十日に注入を発表した二行をもって、一応これで公的資金申請の検討を表明していた金融機関への資本注入は一応終わったと、このように言われております。金融庁としては、もうこれで一応区切りとするのか、それとも他の金融機関に対しても必要に応じて手を...全文を見る
○荒木清寛君 次に、協同組織金融機関の在り方について、金融庁又は大臣にお尋ねいたします。  信金、信組といった協同組織金融機関というのは、ある意味で一番中小企業の経営に密着していて、社長からすれば使い勝手がいいのではないか、このように思います。ただ、信金、信組の不良債権比率は地...全文を見る
○荒木清寛君 これは前政権の下で、二十一年、昨年の六月に協同組織金融機関のあり方に関するワーキング・グループの中間論点整理報告書がまとめられています、できております。ガバナンスについては半期決算の導入が望ましいことですとか、あるいは連合会の在り方については、その目的、役割、権限を...全文を見る
○荒木清寛君 関連しまして、連合会と個々の信金、信組の間における相互支援制度、いわゆる資本増強を支援する制度については、これは法的な根拠に基づくものではありませんし、また、そうした基金が中央会の方に、連合会の方にきちんと担保されているわけではないというこの不安定さはかねてから指摘...全文を見る
○荒木清寛君 次に、大塚副大臣に、不動産担保、人的担保に過度に依存しない資金調達の在り方について、取組をお尋ねいたします。  昨年の民主党のマニフェストでは、政府系金融機関の中小企業に対する融資について個人保証を撤廃するという項目、また、自殺の大きな要因ともなっている連帯保証人...全文を見る
○荒木清寛君 大臣は、民主党が言われているこの連帯保証人制度の廃止を含めて検討するということについてはどういう考えですか。
○荒木清寛君 最後に、亀井大臣に、この預金保険料率の引下げが検討されていると、こうした報道についてお尋ねをいたします。  それで、これは一部の見方では、郵貯の限度額引上げの影響を受ける民間金融機関への見返りの側面があるのではないかという指摘もありまして、いずれにしても、余りこれ...全文を見る
○荒木清寛君 そういうことであれば、いずれにしましても、特に地域の中小金融機関の意見、要請をよく聞いた上で検討してもらいたいと、このことを要請しまして終わります。
05月17日第174回国会 参議院 決算委員会 第10号
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○荒木清寛君 先ほど高障機構の件につきましては詳しい議論がありましたが、この点は後の山下議員の方にやってもらいたいと思います。  私は、まず長妻大臣に年金問題、年金記録問題ではなくて年金の最低保障機能の強化、こういう切実な問題について見解をただしたいと思います。  現政権は、...全文を見る
○荒木清寛君 そうしますと、法案の成立が平成二十五年度の国会と、そして今、先行委員の質疑の中でも明らかにされておりますけれども、次の総選挙でいわゆる税制改正について提案をするということでありますから、実際にこれはそういう財源が確保されないとそうした一元的公平年金制度はスタートでき...全文を見る
○荒木清寛君 年金保険料のさかのぼり納付の法案が出ましたことは評価をしております。ただ、若干議論が擦れ違っているんですけど、私は、今年金が少なくて困っている人を何とかするべきだということを言っているわけで、それは生活保護の分野だというふうに割り切ればもうそれまでなんですけど、同じ...全文を見る
○荒木清寛君 そういうことであれば、しっかり現行の制度を更に使ってもらうようにして、是非その目標は達成をしていただきたいと考えます。  次に、やはり厚労大臣にエピペンの保険適用という、これは大臣、役所の方にも当然そうした要望が患者さんから上がっていると思いますし、私も多くの方か...全文を見る
○荒木清寛君 それでは、我々もそうした患者さんの団体としっかり取り組んでそういう方向になるように頑張っていきますので、その折には足立大臣政務官、どうぞよろしくお願いします。  次に、やはり厚労大臣に産科医不足問題について提案をさせていただきます。  医師不足、特に産科医不足が...全文を見る
○荒木清寛君 いろいろ難しい問題はあるんだと思いますけれども、ただ、現実には今の状況ではなかなか、少なくとも新たにもう産科の診療所を開こうという方が、本当にそういう医師がどのぐらいこれから出ていくかということを危惧しておりますので、私も引き続き研究をしていろいろ提言をしたいと思っ...全文を見る
○荒木清寛君 是非、大臣におかれましてもこの平成二十年の通知の趣旨に従った行政の遂行を願いまして、私は終わらせていただきます。
10月21日第176回国会 参議院 財政金融委員会 第2号
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○荒木清寛君 まず、両大臣に日本経済の現状認識についてお尋ねいたします。  十月の月例報告は足踏みという判断に下方修正されたわけであります。特にエコカー補助金終了の影響は大きくて、生産の判断も下方修正になっているわけでありますが、もうマイナス成長にこれから陥る懸念もあります。そ...全文を見る
○荒木清寛君 円高が急速に進行しておりまして、今日は東京市場で一時八十円台になったという、十何年ぶりだそうです。いずれにしましても、円高ということにつきましては、もちろんメリットもありますが、我々に聞こえてくるのは製造業を始めとする中小企業の悲鳴ばかりであります。  そこで、両...全文を見る
○荒木清寛君 今、財務大臣は為替介入を含めた毅然たる対応ですか、このようにおっしゃいましたので、単独介入も辞せずという強い姿勢で是非臨んでいただきたいと、このように考えます。  そこで、先ほど、今週末からの韓国でのG20のお話もありました。我が党も、九月二日に発表しました緊急経...全文を見る
○荒木清寛君 先ほどからの議論で、我が国の最大の課題が、政治課題がデフレの克服と。現に政府も昨年の十二月にはデフレ宣言をしているわけですから、これはもう異論がないところでございます。  そこで、我が党も、先ほどの緊急経済対策の中、公明党のそうした取りまとめの中で、デフレ克服のた...全文を見る
○荒木清寛君 我が党がこのインフレターゲットを提案しましたのは、いわゆる政治は結果責任でありますからね、きちんと政府あるいは日銀で目標を決めて、達成できない場合にはもう結果責任を取ると、こういうことでないとこの今のデフレの局面というのは打開できないのではないか、こういう思いがある...全文を見る
○荒木清寛君 そうしますと、二年を目途に、二年以内にデフレは脱却するんだと、これが政府の目標だというふうに理解してよろしいですか。
○荒木清寛君 私は、二年なら二年というきちんと宣言して、できなければ結果責任を取ると、そういう強い決意を示してもらわないと、なかなか、我々も後手後手に回っているとかそういう批判を続けざるを得ないのではないかと、このように思っております。  次に、補正予算、先ほど財務大臣も早く提...全文を見る
○荒木清寛君 昨日は我が党は全国知事会の代表の方と懇談をいたしましたが、今回の補正、経済対策で地方への交付金が計上される予定なのは有り難いけれども、規模が小さいというふうにおっしゃっていました。したがって、私はもっとできるはずであったではないかということを今申し上げたわけです。 ...全文を見る
○荒木清寛君 マニフェストに関連しまして、櫻井財務副大臣に税制のことについてお尋ねいたします。  我が党も今回の参議院のマニフェストでは法人税率の引下げをうたいました。与党民主党もうたっておられます。また、民主党のマニフェストには中小企業の軽減税率の引下げ、今の一八%を一一%だ...全文を見る
○荒木清寛君 法人税率の引下げについて、課税ベースを広げると。要するに、租特を整理するということなんでしょうね。そうしますと、中小企業の場合にはかえって増税になるケースも出てこようかと思いますけれども、そういう租特を整理、課税ベースを広げるというのであればそういう、逆にこの税率引...全文を見る
○荒木清寛君 自見大臣にお尋ねしますが、所信の中に、金融の円滑化のことです、「中小企業等の資金需要が高まる年末、年度末に向けて金融の円滑化に努めてまいります。」、これは大いに賛成でありますけど、これは具体的にどういう手を打つんですか。
○荒木清寛君 是非、延長をしてください。  中小企業庁長官もお呼びしておりますので、最後にお聞きしますが、これは我々前政権の下で緊急保証制度というのを発足させまして、これは利用実績、また現場の声からしましても大変好評でございます。これも来年三月で期限切れになるわけでありますが、...全文を見る
○荒木清寛君 終わります。
10月26日第176回国会 参議院 財政金融委員会 第3号
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○荒木清寛君 財務大臣、G20は大変御苦労さまでした。  ただ、G20では実効性のある合意、共同声明でも実効性ある合意はなされなかった、あるいはドル安を是正する明確な表現が盛り込まれなかったことから、我が国としては今後単独の為替介入がもう難しいのではないか、こういう観測も出てい...全文を見る
○荒木清寛君 次に、金融担当副大臣にお尋ねをいたします。  昨年の民主党のマニフェストでは、政府系金融機関の中小企業に対する融資について個人保証を撤廃する、あるいは自殺の大きな要因ともなっている連帯保証人制度について廃止を含め在り方を検討するとうたっておりますが、この方針を今で...全文を見る
○荒木清寛君 私は、この問題はかねてから大変関心がありまして、本年四月二十日の当委員会でも、当時の大塚副大臣に人的担保に過度に依存しない資金調達の在り方を迫ったわけであります。副大臣は、今後の検討課題という答弁でありましたが、今の政務官のお話ですと、まだ検討しているだけだと。 ...全文を見る
○荒木清寛君 マニフェストをこの政府の戦略に盛り込んだのは一歩前進かもしれませんが、具体的に前進するように取組をお願いいたします。  次に、金融庁と今日は国土交通省からも参考人に来ていただいておりまして、この住宅瑕疵担保履行法に関連する地盤保証の問題についてお尋ねをいたします。...全文を見る
○荒木清寛君 これは確かに事業者に対する保証、今保険という言葉、いみじくも使われましたけれども、ただ、最終的には、これは消費者、住宅購入者に対する保証ができるのかどうかというところが最終的な利益ですから、しっかりそこを見て、私は健全性に努めてもらいたいと思うんです。  そこで、...全文を見る
○荒木清寛君 次に、国土交通省にお尋ねいたします。  私も今回勉強したんですが、建築基準法で地盤の強度についても基準がありまして、それを受けて国交省告示千百十三号というのがあります。これは地盤調査の最も一般的な方式とされておりまして、SS試験というそうですが、スウェーデン式サウ...全文を見る
○荒木清寛君 最後に、いずれにしても、家を建てる、これは一般消費者にとっても一生のことでありますので、もうずさんなそういう地盤補強工事が行われてはならないと思います。  そこで、補強工事のやり方は国土交通省認定工法ですとか性能保証というものがありまして、そういう認定を受けている...全文を見る
○荒木清寛君 終わります。
11月11日第176回国会 参議院 財政金融委員会 第5号
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○荒木清寛君 まず、自見大臣にお尋ねをいたします。  昨年の十二月、金融庁は、「共済事業の規制のあり方に係る検討について」と題する文書を公表いたしました。また、本年四月には、同じく「共済事業の規制のあり方についての方針(案)」がその検討に基づいて示されまして、今回の法改正に至っ...全文を見る
○荒木清寛君 私も、今回の改正はそうした実際に特定保険業を営む方等の意見を反映したものであると、このように受け止めております。  ところで、平成十七年の保険業法改正では、いわゆる根拠法のない共済につきましては移行期間を経まして少額短期保険業者等への移行を全部求めたわけでございま...全文を見る
○荒木清寛君 先ほども申し上げましたように、平成十七年改正では根拠法のない共済について少額短期保険業者等への移行を求めたわけでありますが、これに対応できない特定保険業もたくさんあったわけであります。  この十七年改正で課せられた規制のうち、どのような項目がネックになってそうした...全文を見る
○荒木清寛君 次に、今回の改正案の内容についてお尋ねをいたします。  平成、ちょっと若干細かい点をお聞きしますが、十七年改正で特定保険業者の経過措置が認められましたのは、この改正法の規定によりますと、平成十七年改正法の施行の際特定保険業を行っていた者というのを対象にしていました...全文を見る
○荒木清寛君 そういう意味では、より多くの特定保険業について適用の対象とするということで評価できるのではないかと思います。  次に、今回の改正案に基づき認可特定保険業者となるためには、一般社団又は一般財団法人であることが必須とされております。対象となる特定保険業の中には今任意団...全文を見る
○荒木清寛君 一般社団、一般財団として法人格を取得する要件はかなり、従来の公益法人に比べれば相当まあ簡便といいますか取りやすくなったわけですから、その趣旨は分かります。  そこで、任意団体等が行っている特定保険業について、今回の認可特定保険業者になるためには、そういう法人格を取...全文を見る
○荒木清寛君 次に、先ほども石井委員からも指摘、質問がございましたが、認可特定保険業者の認可基準には、法人格のほかに、特定保険業を的確に遂行するために必要な財産的基礎及び人的構成を有することが求められます。  そこで、この財産的基礎については今後主務省令で定めることになりますけ...全文を見る
○荒木清寛君 その点も含めて主務省令はいつごろ制定をするのか、またこの制定については、契約者保護ということを第一にしながら、またそれを運営する法人側の要望も十分に尊重しなければいけないと思いますが、いつごろ制定をするのか、そしてまた十分にそうした関係者の意見を反映してもらいたいと...全文を見る
○荒木清寛君 改正案の附則では、今回の改正に係る特定保険業の制度についての検討条項が置かれております。どうした方向でこの検討を進めていくのか、また、衆議院でこの見直しの期日について「施行後五年を目途」という修正が行われましたが、この見直しの期日が切られたことについてどう政府として...全文を見る
○荒木清寛君 最後に、平成十七年の改正保険業法で設けられました少額短期保険業者の制度でございますが、実際これに移行したのは五十二業者にとどまっております。こうしたこともありまして、業界団体の日本少額短期保険協会からもこの制度の規制の見直しについての要望が上がってきていると思います...全文を見る
○荒木清寛君 五十二ですか。
○荒木清寛君 終わります。
11月19日第176回国会 参議院 予算委員会 第7号
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○荒木清寛君 公明党の荒木清寛です。  まず私は、柳田法務大臣の発言問題につきましてただします。  法相だとはいえ、二つ覚えていればいい、この旨の発言は本当に言語道断、許し難い発言でございます。しかも、発言をされたのは今月の十四日でありまして、衆議院予算委員会の採決の前日であ...全文を見る
○荒木清寛君 二つ覚えていればいい、これほど国会をなめ切った発言はないわけでありまして、今の説明はなっておりませんが、しかも、この日はその前に、私はこの二十年近い間、実は法務関係は一回も触れたことはないとまでおっしゃっているわけであります。もうこれは自ら法務大臣に向いていないとい...全文を見る
○荒木清寛君 大臣は、先ほどの発言の後に、触れたことがない私が法相なので多くの皆さんから激励と心配をいただいたと、このように率直に言われております。  総理、菅総理の大臣の任命基準は一体何ですか。適材適所どころか、国会議員になって一回も法務関係に触れたことのない人を法相に任命す...全文を見る
○荒木清寛君 総理の友情は友情として、泣いて馬謖を切る、こうしたことをしないと政治家不信は解消しませんよ。  次に、政治と金の問題につきまして、小沢元代表は、今月三日のインターネット番組の公開生中継で、自らの国会招致について、裁判所の手続に入っている、三権分立の立場からすれば、...全文を見る
○荒木清寛君 岡田幹事長の努力を見守るが、最終的には自分で判断をするとおっしゃいました。しかし、もう国会はいよいよ会期末であります。いつ決断するんですか。十二月三日の会期末までには必ず菅総理がこの小沢元代表の国会招致問題について決断をする、このように伺っていいですか。
○荒木清寛君 ですから、十二月三日の会期末までにはそうしたタイミングが来るということでよろしいですか。
○荒木清寛君 一体その時期がいつなのか、明確に答弁がなかったことは無責任であります。  そこで、次に景気対策に入っていきますが、海江田経済財政担当大臣に今後の景気の見通しについてお尋ねをいたします。  政権交代後の本年四月—六月の実質GDPは年率一・五%成長にとどまり、前期の...全文を見る
○荒木清寛君 そこで、海江田大臣と、今日は白川総裁もおいでいただいておりますので、お尋ねをいたします。  デフレから脱却をするには、これは政府の財政政策、日銀の金融政策が一体となってやらなければ打破できない、克服できない、このように考えております。  そこで、私は政府と日銀に...全文を見る
○荒木清寛君 日銀の包括的な金融緩和政策は私も評価しますが、政府は、二〇一一年度、物価上昇プラスは目標だというふうに明言しているんですけど、白川総裁はあるいは日銀の方はいつもそうなんですが、見通しということを強調されるわけですね。ですから、見通しですから、そうならなくても、その予...全文を見る
○荒木清寛君 私は日銀のそうした政策は理解をしておりますが、今はもう非常事態でありますから、もう一歩踏み込んでいただきたいということを重ねて要請をしておきます。  次に、菅総理に、これは経済政策の基本について、財政運営の基本についてただしたいと思います。  総理は財務大臣時代...全文を見る
○荒木清寛君 納得できません。  国がお金を使うのはいいんですよ。ですけど、その前に、予算を見直せば十六兆八千億円出てくるというんですから、それで使うことが先でしょう。ですから、マニフェストが破綻をしたことを認めた上でなければ今の理論は成り立ちませんし、もう一つ言えば、行政改革...全文を見る
○荒木清寛君 これは民主党の政治改革推進本部の十二日の総会ではこの一割削減について反対論が噴出した、このように報道されておりますが、この程度のことができないようではこれは本当に国会としての信頼を失う。もう是非これは与党としてしっかりやってもらいたい。我々はいつでもこれはオーケーで...全文を見る
○荒木清寛君 ちょっと質疑を混ぜ返されてしまったので申し上げておきますが、国会議員の歳費一割削減、今始めたとおっしゃいましたけど、民主党は参議院のマニフェストで、国会議員の経費を二割削減しますよとうたっているんですよ。今ごろ議論していて何ですか、これはもう。マニフェストに二割削減...全文を見る
○荒木清寛君 私は先ほどマニフェストを正確に引用しましたよ。(発言する者あり)読んだんですよ、今。何言っているんですか。そのとおり読みましたよ。まあいいですわ。  それで、次に行きます。  じゃ、二十二年度の七・一兆円はもう必ずひねり出すことができる、このように今大臣から承っ...全文を見る
○荒木清寛君 ですから、私は、七・一兆円出せると言っていたのが三・一兆円しか出せなくて、そして増税の話が出てくるのはおかしいでしょう、このように私は先ほど申し上げたので、もし、総理、何か反論があるんだったら言ってください。
○荒木清寛君 ですから、総理、その増税の話をする前にやることがあるでしょうということを私は申し上げているんですよ。  それで次に、中小企業対策について申し上げます。  今回の緊急総合経済対策におきましては、景気対策緊急保証制度につきましては二十二年度末、つまり来年の三月で打ち...全文を見る
○荒木清寛君 是非、財務省の圧力に屈しないで頑張ってください、応援しますので。  そこで、総理が大畠大臣に指摘されたことはもう一つありまして、十月十五日の当委員会で、我が党の白浜議員が三年間で一万社を起業する支援について提案をしました。総理は、これは魅力ある提案だ、すぐに経産大...全文を見る
○荒木清寛君 中小企業支援について総理にも一つお尋ねをします。  総理が大きなプロジェクトについてトップセールスをされていることは私はいいことだと思います。そういうことは、中小企業の海外市場への進出についても政府を挙げてやってもらいたい。  私は、総理が財務大臣のころに、仮称...全文を見る
○荒木清寛君 次に、ジョブ・カードにつきましては昨日も議論がありましたので簡単にしておきますが、厚生労働大臣、結局ジョブ・カードは廃止をするのか、それとも継続していくのか、どっちなんですか。
○荒木清寛君 総理、今日の午前中の議論でも、大学生が三年生、短大生であれば一年生から就活をしなければいけないお話がありました。どうしてそうなるかといいますと、要するに、卒業したときに正社員になるかならないかでもう一生が決まってしまう、場合によってはもう生涯年収が二倍違う。だから、...全文を見る
○荒木清寛君 次に、社会保障関係につきまして、あの問題はどうなったのかということを何点かお尋ねいたします。  まず、細川厚労大臣、不育症でございます。不育症は、妊娠しても出産にたどり着かずに流産を繰り返す症状で、せっかく授かった命が途中でついえてしまう痛苦は想像するに余りがあり...全文を見る
○荒木清寛君 是非、一年後の予算委員会で同じ質問をしなくていいように、大臣、お願いいたします。  次に、小児慢性特定疾患につきましては、最長でも二十歳で医療費助成が打ち切られるという問題があります。私のところにも胆道閉鎖症あるいは白血病のお子さんをお持ちのお母さんから、二十歳以...全文を見る
○荒木清寛君 半年間で二回しか会合を開いていないわけですからね。ピッチを上げてください。  総理、鳩山内閣はもう迷走の末、退陣に追い込まれたわけでありますが、しかし私は、鳩山前総理が命を守るということを強調されたことは私は評価しているんです。したがって、今の小児慢性特定疾患の医...全文を見る
○荒木清寛君 お願いいたします。  白血病に関しましては、この小児慢性特定疾患の年齢延長の問題のみならず、この治療薬の負担が非常に大きいという問題があります。慢性骨髄性白血病は、抗がん剤グリベックという画期的な薬剤が承認されまして、それによって進行を食い止めることが可能になりま...全文を見る
○荒木清寛君 このグリベックというのは一錠三千百二十八円するそうで、これは一日四錠飲み続けなければいけないという中で、高額療養費を適用した結果でも、所得によるわけでありますけど、今平均七十万と言われましたが、それは十二万から百二十万という、このお金を負担し続けなければいけないとい...全文を見る
○荒木清寛君 是非、そうした政治の原点を忘れず、頑張っていただきたいと思います。  次に、林業関係についても質疑をいたします。  これからの成長戦略の一つとして、菅内閣では林業再生による雇用拡大を掲げております。昨年十二月には、政府は森林・林業再生プランを決定をいたしました。...全文を見る
○荒木清寛君 鹿野大臣、この路網整備については自治体の負担もあるわけですが、なかなか小規模自治体もありましてこの負担が大変ということもあります。自治体の負担はなしにして、もう国で全部造るというぐらいの取組をされたらどうですか。
○荒木清寛君 総理にお尋ねをいたします。  総理は山林も所有されておるようですし、林業に大変詳しいということで、私は林家の方から何人からか、非常に菅総理には注目しているという、こういう情報を得ました。  そこで、是非これは総理のリーダーシップを期待するんですが、この路網の整備...全文を見る
○荒木清寛君 我が党の市会議員でこの団地化の中心になって頑張っている人物がおりますけれども、話を聞きましたら大変でございます。是非政府としてしっかりとやってもらいたいと思います。  いずれにしましても、菅内閣の曲がった点につきましては徹底的に追及をし、そして国民本位で是々非々の...全文を見る