荒木清寛

あらききよひろ



当選回数回

荒木清寛の2011年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月17日第177回国会 参議院 政治倫理の確立及び選挙制度に関する特別委員会 第2号
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○荒木清寛君 私からも、この度の地震での犠牲者の皆様に心から哀悼の意を表し、被災者の方々に深くお見舞いを申し上げるものであります。政府においては、被災者の立場にもう十分に思いを致して万全を尽くすことを求めます。  そこで、まず大臣に、この度の提案の閣法では、全国一律で統一地方選...全文を見る
○荒木清寛君 次に、今回の臨時特例措置の対象となる地方公共団体として具体的にどのような範囲を念頭に置いているのか、また、最大で幾つの自治体がこれに該当する可能性があると考えているのか、お尋ねします。
○荒木清寛君 本法律案では、特例選挙期日を施行日から二か月から六か月の範囲内、その範囲で延ばすとしているわけであります。この度は未曽有の大地震でございまして、果たして六か月で大丈夫かということも想像されます。この二か月から六か月という、いわゆる猶予、延期をする期間の設定については...全文を見る
○荒木清寛君 終わります。
03月24日第177回国会 参議院 財政金融委員会 第3号
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○荒木清寛君 まずは、今回の東北地方太平洋沖地震の犠牲者にお悔やみを申し上げ、また被災者の皆様の窮状に思いを致してお見舞いを申し上げる次第でございます。  そこで、まず両大臣にお尋ねをいたします。  政府は二月の月例経済報告では景気判断の上方修正をしていたわけでありますが、そ...全文を見る
○荒木清寛君 政府には非常時の経済対策を力強く断行することを求めまして、次の質疑に移ります。  中小企業庁長官にお尋ねします。  今回の震災で地域経済を支える中小企業も深刻な影響を受けているわけであります。そこで、こういうときこそ政府系金融機関の出番でありますし、そうした活用...全文を見る
○荒木清寛君 もう一つ、我が党は昨年の九月以来、緊急保証制度を本年四月以降も継続すべきである、このように再三主張をしてまいりましたし、また今回の震災、災害を受けまして、緊急保証制度の継続を再度政府に要請したところであります。  昨日、政府は、四月以降半年間にわたりましてセーフテ...全文を見る
○荒木清寛君 次に、財務大臣にお尋ねいたします。  先ほどから議論になっておりますので簡潔にいたしますが、こういう事態でありますので、震災復興の財源を捻出をする、なるべく赤字国債の発行を抑えつつ、あるいは建設国債の発行を抑えつつ財源を捻出することが大事でありますので、私からも、...全文を見る
○荒木清寛君 今も申し上げましたように、まずは復興支援の財源の手当てをすることが大事でありまして、我々も全面的に協力をいたします。  ただし、財政が破綻をしてしまっては、あるいは国債のデフォルトというようなことになってしまっては元も子もないわけでありまして、ただでさえ税収よりも...全文を見る
○荒木清寛君 最後に、これは震災とは少し離れますが、いわゆる事業承継税制の更なる要件緩和について、大臣の見解、また要請をいたします。  これは我が党の強い要請もありまして、平成二十一年度に、中小企業の後継者の相続につきまして非上場株式等の納税猶予制度を創設をしまして、これは評価...全文を見る
○荒木清寛君 終わります。
04月12日第177回国会 参議院 財政金融委員会 第7号
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○荒木清寛君 まず、白川総裁に所感をお尋ねいたします。  白川総裁は、平成二十年四月に総裁に就任をされまして、三年を経たわけでありますが、この間、平成二十年九月にはリーマン・ショックで世界的な金融危機の拡大という事態に直面をする、またこの度は未曽有の我が国の大災害に直面をすると...全文を見る
○荒木清寛君 次に、先ほどの御報告の中で我が国経済の先行きということで、緩やかな回復に復していくと考えていますと、しかし不確実性が大きいということで、下振れリスクということで様々具体的に指摘をされております。  私は、白川総裁が指摘をされたこの下振れリスクというのはかなり蓋然性...全文を見る
○荒木清寛君 この委員会でもデフレ克服に向けての日銀の役割ということで批判的な意味も含めて様々議論がなされてきました。  今回の震災を受けて、すぐにもう間髪を入れず金融緩和措置をされておりまして、リスク性資産の買入れの基金を上増しをするですとかという、そうした措置を講じた、この...全文を見る
○荒木清寛君 経済の下振れリスクということを考えますと、今後、今回の緊急の金融緩和措置は一定の効果があったということでありますが、更なるそういう追加的な対策ということも考えていくという、こういうお立場なんですか。
○荒木清寛君 私は、いわゆる禁じ手と言われるようなことまで日銀に求める、そういう立場ではありませんけれども、しかし、今の制度の中でできることは思い切って金融緩和、考え得る全ての手段を出動してほしいということは要請をいたします。  そこで、金融機関に対する措置としては長めの資金供...全文を見る
○荒木清寛君 今回の事態での金融決済システムはおおむね問題なしという状況でございました。ただし、一部の金融機関で、義援金の振り込みが集中したというようなことが理由にしておりますけれども、トラブルがあったということは事実でございます。  日銀としては、こうした自然災害だけではなく...全文を見る
○荒木清寛君 次に、急激な為替変動への対応について日銀総裁と財務大臣にお尋ねいたします。  三月十一日の震災発生以降、三月十七日には海外市場で一ドル一時七十六円二十五銭という史上最高値を記録をしたわけでございます。このように、震災後急激に、一時的にではあれ円高が進行した背景につ...全文を見る
○荒木清寛君 大臣はいいです。
○荒木清寛君 もう時間もあれですので。  今総裁がおっしゃったように、三月十八日にはG7の協調介入が功を奏したということでございますが、今後、為替の安定につきましてどう国際協調を行っていく考えなのか、これは財務大臣にお尋ねいたします。
○荒木清寛君 是非、リーダーシップをそうした国際場裏において取ってもらいたいと思います。  次に、中小企業金融につきまして、以降は財務大臣、中小企業庁又は金融庁にお尋ねをいたします。  政府は今月中に二十三年度補正、一次補正を国会に提出をする予定と聞いております。今、被災地は...全文を見る
○荒木清寛君 我が党も、今月五日に菅総理に対しまして山口代表、我が党の対策総合本部長が申入れをし、提言をしておりますので、是非取り上げていただきたい、このように思います。  若干具体的な提言の内容を申し上げますと、我が党は、今、政策金融公庫の災害復旧貸付制度がありますが、これを...全文を見る
○荒木清寛君 中小企業庁にも来ていただいておりますので、今のセーフティーネット保証のことについても若干お尋ねしますが、政府においてこのセーフティーネット保証の対象業種を大幅に拡充したということについてはもちろん一定の評価をしております。我が党は、更にそれとは別枠で、目いっぱいもう...全文を見る
○荒木清寛君 是非しっかりと盛り込んでいただきたい、このように思っております。  そこで、自見大臣にお尋ねをいたします。公明党はこの四月五日の提言の中で、中小企業の金融支援に重要な役割を果たしている地域金融機関の基盤強化を図るため、適切な対応を行うよう政府に提言をいたしました。...全文を見る
○荒木清寛君 こういう非常時ですので、中小企業支援また金融機関への支援、あらゆるメニューというか手だてを用意をしておくことが大事である、このように考えます。  最後に、震災被災地における金融機関の現状について、また銀行業界の取組についてお尋ねをいたします。金融庁にお尋ねをいたし...全文を見る
○荒木清寛君 報道を見ておりますと、全部流されてしまって、通帳が流されてしまってもう生活資金もないんだ、こうしたことを訴えておられる被災者の方がおられます。被災地において預金者、顧客の利便確保については銀行業界としてはどういう取組をしているのか、金融庁に報告を求めます。
○荒木清寛君 現在は、そうしたまさに当面の生活資金をどう確保するか、簡易な手続で預金、貯金を下ろせるようにするかということがもうこの金融機関の対応の中心になろうかと思います。  次の段階になりますと、相続問題ということもこれは生じてまいります。  これは私具体的に相談を受けた...全文を見る
○荒木清寛君 今後、様々こうした預貯金をめぐる法律問題等も生じてくると思いますので、また一つ一つ指摘をし、本当に被災者の身に寄り添うような行政の推進を求めていくということを申し上げまして、質疑を終わります。
04月26日第177回国会 参議院 財政金融委員会 第9号
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○荒木清寛君 未曽有の被害をもたらした東日本大震災であります。まずは、被災者の生活再建また復旧を早急に進めることが重要でありますので、今回の緊急対応としての税制改正は評価をするものであります。  そこで、改めて大臣に、一次補正に先駆けて本法律案を国会に提出をした狙い、また、これ...全文を見る
○荒木清寛君 次に、法人税を中心として被災中小企業への税制優遇措置の拡充の必要性についてお尋ねをいたします。  今回の法案の中には、被災代替資産等の特別償却制度等、中小企業への配慮は見られますけれども、しかしこの度の被害の規模からするとまだ力不足と言わざるを得ません。そこで、今...全文を見る
○荒木清寛君 次に、被災地の医療機関等への税制支援の必要性についてお尋ねいたします。  被災地では、生活インフラの崩壊とともに、医療、介護等の施設も相当大きな被害を受けております。今後の被災者の生活再建を考えますと、住民の健康やお年寄りの介護等の医療、福祉の分野で早急にこのイン...全文を見る
○荒木清寛君 是非きめ細かい対策をお願いいたします。  次に、揮発油税等のトリガー条項の一時凍結の件でございますが、これは公明党も凍結ではなくて廃止をすべきである、このように強く申し上げます。  いわゆるこのトリガー条項というのは、総選挙における国民との契約とまで言い切ったマ...全文を見る
○荒木清寛君 そもそも、ガソリンの高騰ということは、需給関係が逼迫をしまして将来不足をするであろうという予測が成立するから上がるわけですね。そういうときにはやはりこの需要を抑えなきゃいけないわけでして、そのときに、この税金を下げて更に需要を刺激するような考え方というのはやっぱりお...全文を見る
○荒木清寛君 次に、先ほどもございましたが、復興会議の五百旗頭議長の復興税発言が発端で、消費税の三%増税という、いわゆる復興財源の確保のための増税論が独り歩きをしている感がございます。もちろん、政府として正式に決めたわけではないんですが、しかし、これは政府の会議の議長が言っている...全文を見る
○荒木清寛君 最後に、平成二十三年度税制改正法案の取扱いについて指摘、お尋ねをいたします。  とっくに本予算が成立をしておるのに財源確保法案、また税制法案が成立をしないという異常事態であります。これは、やはりこのねじれ国会の中で野党の協力を得て成立をさせなければいけないというこ...全文を見る
○荒木清寛君 終わります。
04月28日第177回国会 参議院 本会議 第13号
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○荒木清寛君 私は、公明党を代表して、ただいま議題となりました野田財務大臣の財政演説に対する質疑を行います。  まず、東日本大震災の犠牲者の御冥福をお祈りするとともに、被災された皆様に心からお見舞い申し上げます。  行方不明者とその御家族、約十三万人の避難所生活を余儀なくされ...全文を見る
05月02日第177回国会 参議院 財政金融委員会 第12号
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○荒木清寛君 公明党は、被災地支援を最優先に考えまして、第一次補正予算には賛成をすることにいたしました。したがって、その支出を確保する財源についてもきちんと責任を果たさなければいけないということで本法案に賛成をすることとなったわけでありますが、しかし、先ほど来ありますように様々法...全文を見る
○荒木清寛君 我々は議論する中で、こうしたことをすればもう近いうちの消費税増税が透けて見えるということも大きな反対の理由でございました。先ほど林委員も議論されておりましたが、そういう経済情勢の好転を受けて、社会保障のためということで消費税を増税をして、まずは年金のこのいわゆる穴が...全文を見る
○荒木清寛君 六月の社会保障と税の一体改革の中でこの穴が空いた部分についても議論をするということであると、いよいよそういう消費税を含めた増税という中でこの部分も措置をするのではないかという危惧といいますか、そういうシナリオをやはり意識せざるを得ないと、予想せざるを得ないというふう...全文を見る
○荒木清寛君 次に、これは私、昨年の予算委員会でも野田大臣、菅総理にただしたわけでありますけれども、そもそも民主党のマニフェストは、一般会計と特別会計をがさがさ揺すぶれば四年間で十六兆八千億円出るという話じゃなかったですかと、こういうことを申し上げました。  民主党の総選挙のマ...全文を見る
○荒木清寛君 財源確保の努力はされておると思いますが、到底マニフェストで言われたようなオーダーの見直しにはなっていないということを改めて指摘をしておきます。  そしてまた、先ほど子ども手当の見直し等も既にやっておりますということでございますが、平成二十三年度一般会計予算には、マ...全文を見る
○荒木清寛君 もう最後にしますが、話は変わりますが、瓦れき処理の費用を一〇〇%国が持つと、大臣が再三この委員会でも言われている点につきまして確認をしておきます。  そうはいいましても、自治体側からは国から補助が一〇〇%来たためしがないという、そういう不信感があると、こういう報道...全文を見る
○荒木清寛君 終わります。
○荒木清寛君 私は、公明党を代表して、東日本大震災に対処するために必要な財源の確保を図るための特別措置に関する法律案に対し、賛成の立場から討論を行うものであります。  修正前の公債特例法案では、基礎年金国庫負担の追加費用に充てるため、財投特会財融勘定の積立金等を活用して二兆五千...全文を見る
05月17日第177回国会 参議院 財政金融委員会 第14号
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○荒木清寛君 まず私は、金融庁に破綻金融機関関連についてお尋ねをいたします。  先ほど報告がありましたように、日本振興銀行がペイオフ発動の第一号となったわけでありますが、なぜこの銀行が破綻をして第一号となったのか、その理由というか経過について簡単に確認をいたします。
○荒木清寛君 今回の関連しまして、東日本大震災におきまして、金融機関の資産がどの程度毀損をしているのか、まだこれは明らかではありません。したがって、特定の金融機関の破綻懸念ということがあるわけではないんですが、今の大臣の報告からしますと、そういう影響性ということを考えますと、今回...全文を見る
○荒木清寛君 次に、日本振興銀行に戻りますが、四月二十五日に一時的な受皿となる第二日本承継銀行が業務を引き継ぎましたが、最終的に日本振興銀行の事業を受け継ぐ受皿金融機関の決定はいつごろになるのか、今どの程度までそういう選定手続が進んでいるのか、お尋ねします。
○荒木清寛君 このペイオフで保護されない一千万円を超える預金の部分につきましては、昨年十二月から本年三月末までの間、概算払という手続が行われました。元本と破綻時までの利息の二五%を仮払いするということでありますが、実際、その対象となる預金者のうち、どのぐらいの方がこの仮払い手続を...全文を見る
○荒木清寛君 日本振興銀行から融資を受けていた者の中には、東日本大震災の被災者も存在したと思われます。そういう被災者に対する返済猶予措置等は金融庁としてどう対応したのか、お尋ねします。
○荒木清寛君 この銀行のことをちょっと離れまして、震災関係でこの返済猶予の問題をお尋ねします。  被災地でいろいろ法律相談をしている弁護士に聞きましたところ、被災者に対する住宅ローンの返済猶予については金融機関で運用の違いがあるようであります。ある被災者の話として、七十七銀行で...全文を見る
○荒木清寛君 そうしたリストに載らないということもきちんと逆に被災者の方にもしっかりとPRしてもらいたいと思います。  次に、昨年の六月に改正貸金業法が完全施行になりました。そうした中で、昨年九月にはそのあおりを、あおりといいますか、その影響もあって武富士が破綻をするということ...全文を見る
○荒木清寛君 このカード現金化の問題は、私引き続き聞いていきますので、よろしくお願いいたします。  最後に、中小企業庁次長にも来ていただいております。今回の補正を受けまして東日本大震災復興緊急保証というようなことも始まりまして、各県の信用保証協会で相談があります。ただし、罹災証...全文を見る
○荒木清寛君 終わります。
06月16日第177回国会 参議院 財政金融委員会 第16号
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○荒木清寛君 まず、自見大臣にお尋ねします。  金融機能強化法はリーマン・ショックを受けまして平成二十年の国会で改正をされ、平成二十年十二月に改正されたわけでありますが、その二十年改正の目的と、そしてその所期の成果は達成できたのか、確認をしておきます。
○荒木清寛君 それで、二十年改正によって多くの金融機関に資本注入されたんですが、今言われたこの目的が、この法律では、当局が資本注入した場合には事後のチェックをする、フォローアップをするというふうになっているわけですので、二十年改正によって注入を受けた金融機関が、今言われた地域にお...全文を見る
○荒木清寛君 そして、今回の改正ですが、大臣は、先ほども答弁の中にもございましたが、被災地における面的な金融機能を維持強化するということですとか、あるいは預金者に安心していただける、こういう言葉を述べておられます。  特に面的な金融機能ということで、もう少し具体的に、大臣として...全文を見る
○荒木清寛君 そうしますと、大臣のお考えとしては、今回改正して、協同組織金融機関も含めて相当多くの金融機関にこの制度を利用していただきたいというそういう思いがあるという、こういう趣旨でいいんですか。
○荒木清寛君 そこで、今大臣からも二重債務問題という言及がございました。  今回の改正案でも、震災の特例により資本増強を受ける場合には、震災特例金融機関等が策定する経営強化計画には震災からの復興に資する方策を含むように主務省令で対応する方針であると、このように承知をしております...全文を見る
○荒木清寛君 先ほど大臣からは、今回の改正で二重債務問題につきまして既往の債権の債権放棄がしやすくなるような環境になる、こういうお話がございました。  それは、結果的にそうなるという話なのか、むしろ金融庁として、今局長の答弁もあったんですが、そういう既往債務についての考え方もき...全文を見る
○荒木清寛君 ちょっと趣旨が私もにわかに分からないんですが、政府から二重債務問題についてどういう対策を取るんですかというヒアリングをしたときには、こういう金融機能強化法の改正も考えておりますということもいろんなそういう説明の中の一つにあったわけですので、これはもう、そういう二重債...全文を見る
○荒木清寛君 時間もあれですので、今日は経済産業省にも来ていただいておりますので、ちょっと関連しまして、信用保証協会における債権放棄についてお尋ねいたします。  当然、被災地におきましても各県に信用保証協会があるわけでございますが、今般の震災による被災中小企業者の既往債務につき...全文を見る
○荒木清寛君 最後にまた二重債務問題に戻りますが、この数日来、政府としては二次補正を七月中旬に出すというように報道といいますか承知をしておりますし、その中に二重債務問題に対処する予算も含めるんだ、このように言われております。  しかし、その割には、今日質疑を聞いておりましても、...全文を見る
○荒木清寛君 終わります。
07月07日第177回国会 参議院 予算委員会 第20号
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○荒木清寛君 公明党の荒木清寛です。  まず、松本前大臣の任命責任についてお尋ねをいたします。  松本前復興担当大臣の失言又は暴言によりまして被災地の皆様の気持ちがどれだけ傷ついてしまったのか、菅総理の任命責任はもう重大であります。もう与党からも菅総理の辞任を求める声が相次ぎ...全文を見る
○荒木清寛君 総理の意気込みとは裏腹に、昨日の新聞には、復興の最大の障害になっているのは菅首相だ、こういう投書が載っておりました。しっかりと国民の声に耳を傾けていただきたい。    〔委員長退席、理事森ゆうこ君着席〕  そこで、公債特例法というお話がございました。これは二十三...全文を見る
○荒木清寛君 ねじれ国会なんですから、与野党の信頼関係を大事にしてもらいたいんです。  四月二十九日、民主、自民、公明の三党の政策責任者は確認文書に署名をしました。そこでは、子ども手当の在り方や高速道路料金制度を始めとする歳出の見直し、年金臨時財源について第二次補正予算の編成の...全文を見る
○荒木清寛君 それでは、総理でも財務大臣でも結構ですが、子ども手当の見直しについて大筋の方向性ということですが、自民党、公明党は、これは今般の財政状況に鑑み所得制限を付すべきだ、このように言っております。じゃ、民主党はこの点について、与党は、政府はどういう考えなんですか。それが示...全文を見る
○荒木清寛君 それは私も、所得制限はそれはない方がいいですよ。しかし、財源がないんですから、財源がない中でやる以上はこれは申し訳ないけれども制限をせざるを得ない、また復興財源もある、このことについて民主党の中でちっともまとまらないからこの三党合意が一向に進まないんじゃないですか。...全文を見る
○荒木清寛君 次に、被災地に対する義援金のことをお尋ねいたします。  私たちも寒空の中、この義援金、早く現地の被災者の皆様にお届けをしたい、そういう思いで街頭に立ちました。全国から約三千億円寄せられている、このように承知をしておりますけれども、必ずしもこれが迅速に配分されており...全文を見る
○荒木清寛君 総理に求めます。  私は、四月二十八日の参議院本会議で指摘をしましたけれども、また同じことをここで言わなければいけない、大変残念であります。  今、細川大臣が言われましたように、私は、これは今三千億円近くの義援金のうち五百九十億円、二割程度しか届いていないわけで...全文を見る
○荒木清寛君 そういう思いは同じということじゃなくて、総理なんですから、具体的に手を打ってください。  次に、液状化対策につきまして国交大臣にお尋ねをいたします。  今回の震災では、首都圏沿岸部を中心として非常に広範囲に液状化の被害が発生をしました。特に高層マンションと比較を...全文を見る
○荒木清寛君 分かりました。  それは大事でありますけれども、これまでは特に戸建て住宅につきましては余り液状化のことは検討しないで建ててきたという現状があるかと思います。これではいけませんので、今言った技術開発あるいは情報提供も必要ですけれども、法の改正やあるいは告示の改正も含...全文を見る
○荒木清寛君 是非、検討の結果を早く出してください。  次に、仮設住宅の総点検のことについてお尋ねいたします。  仮設住宅は被災者の方々が最大二年間暮らす可能性があります。特に、私は弱い立場の人にも十分配慮して住環境の改善をしなければいけない、このように思います。  公明党...全文を見る
○荒木清寛君 今大臣からお話ありましたように、簡易スロープ、手すりを設ける。今回の点検の中でも、入口の段差が高くて危険だ、当然仮設住宅ですから、全部バリアフリーにするということはそれはできないと思いますが、三段も上がらなければ入れない、こういう現実があります。  あるいは、私の...全文を見る
○荒木清寛君 私は脊髄損傷者の方から要望を受けているわけで、ニーズはありますから、是非実現するように要請をします。  そこで次に、総理に、外交問題、2プラス2についてお尋ねをいたします。  先月、四年ぶりに外務・防衛担当閣僚による日米のいわゆる2プラス2が行われました。ここで...全文を見る
○荒木清寛君 今、非常にむなしい言葉のように聞こえました。  今回の共同文書では、普天間飛行場の移設に関して、固定化を避けるためと明記をされました。つまり、固定化かあるいは辺野古移転か、そういう二者選択を沖縄に迫るような、沖縄に圧力を掛けるようなやり方というのは非常に私は不当で...全文を見る
○荒木清寛君 もう時間がないんですが、要するにこのストレステストに合格しないと再稼働させないんですか、そのことだけ答えてください。
○荒木清寛君 これは細野大臣もいらっしゃるところで引き続き追及することにしまして、バトンタッチをいたします。
07月27日第177回国会 参議院 東日本大震災復興特別委員会 第10号
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○荒木清寛君 公明党の荒木です。  今日、新里参考人にお越しをいただいております。新里参考人は日弁連の副会長ですが、被災地、被災県、仙台弁護士会の所属であられまして、今回の被災者の支援活動にはまさに体を張って従事をされておる、このように承知をしております。  そこで、まず参考...全文を見る
○荒木清寛君 次に、個人債務者の私的整理に関するガイドラインが七月十五日、関係者が集まった研究会で発表されました。このガイドラインにつきまして、いわゆる私的整理に関するガイドラインの個人版について参考人はどう評価されているのか、また今後このガイドラインの運用に当たって行政当局にど...全文を見る
○荒木清寛君 参考人にお尋ねします。  七月十三日付けで日弁連会長名で、いわゆるこの二重ローンの問題につきまして、事業者の二重ローン問題につきまして、実効性のある買取り機関を立法により一日も早く設置をすることを求める、こういう立法を求める会長声明をお出しになりました。また、本日...全文を見る
○荒木清寛君 しっかりと、参考人といいますか、被災者の方の思いを受け止めてまいります。参考人にはありがとうございました。  発議者にお尋ねいたします。法案の十九条の一項の支援対象の事業者に関してでありますけれども、その事業の再生を図ろうとするもの、こういう定義で被災事業者を支援...全文を見る
○荒木清寛君 そして、この十九条の二項の一号で、再生のおおよその見通しを記載した書面の添付を要件としている理由についても説明してください。
○荒木清寛君 そして、この支援対象には農林水産業者、社会福祉法人、医療法人等を含むのか。そして、政府案もこれを対象に含むと言っておりますけれども、この政府案における不都合な点があれば指摘をしていただきたいと考えます。
○荒木清寛君 先ほど、与党議員の質問で、機構の行う借入れ、これは三十九条に規定がございます、と政府保証について議論がありました。  二兆円というのは、この法案には書いてありませんので、恐らく三十九条二項の政令でそういう金額を想定しているのかと思いますが、もちろんたくさん借り入れ...全文を見る
○荒木清寛君 それでは、政府も今日は副大臣に来ていただいておりますので、まず、今、先ほどから、政府案でも農林水産業者の再生が支援できる、このように言われております。ただし、これは経産省中小企業庁が単独で所管をする中小企業基盤整備機構が出資するファンドで支援をするということですね。...全文を見る
○荒木清寛君 最後に、法案の二十七条には、政府に聞きますが、機構が債務を買い取った場合には、債務者、保証人に対して免除、いわゆる債権額とこの買取り金額の差額についての免除をするように努めるという規定があります。政府のいうファンドでそういう債務を買った場合に、その債務者のみならず保...全文を見る
○荒木清寛君 対案も出ていないということでありまして、もう野党の法案に政府もきちんと賛成するべきであるということを申し上げて、終わります。     ─────────────
07月29日第177回国会 参議院 政治倫理の確立及び選挙制度に関する特別委員会 第4号
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○荒木清寛君 被災地におきましては、投票所に使う公共施設の多くが被災したり避難所として使われていたりしております。また、福島第一原発の周辺の市町村では、原発事故により避難した住民が多く、有権者の把握が遅れております。  こうした状況の中で選挙を執行するに当たっては、総務省や各地...全文を見る
○荒木清寛君 今回の改正で一部の自治体につきましては十二月、年内いっぱいまで延ばせるわけでありますけど、これは、更に年を越してしまうというような事態はもうどうしても避けなければいけないと考えております。したがって、市町村に一番寄り添っておるのは総務省でありますので、この選挙の実施...全文を見る
○荒木清寛君 先ほど丸山委員の質疑の中でもありましたが、今回また改正して選挙期日の延期が可能となるわけですが、それは必ずしも解散権を制約はしないというのが政府の見解であると承知をしております。  しかし、一部の市町村で事実上有権者が投票できない状況で総選挙ということになりますと...全文を見る
○荒木清寛君 最後に、今回の改正では告示日の前倒しも可能としております。  それで、告示日の前倒しは各選管が判断をすることかと思います。しかし、通常は、町会議員選挙であれば五日、市会議員選挙であれば一週間でやっておるわけですから、どれほど前倒しをすればいいのかという情報は不足し...全文を見る
○荒木清寛君 終わります。
08月09日第177回国会 参議院 財政金融委員会 第19号
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○荒木清寛君 まず、白川総裁にお尋ねをいたします。    〔委員長退席、理事大久保勉君着席〕  一ドル七十七円台の超円高が続いております。なぜ円だけがこう買われるのか。財政不安ということでいえば先進国の中で我が国は最悪だと言われておりますし、経済の見通しについても不透明であり...全文を見る
○荒木清寛君 円高につきましてはもちろんメリットもあるということでして、原発を全部やめて火力発電にするということであればそれは円高もメリットがあるとは思います。しかし、六月の日銀短観によりますと、二〇一一年度の事業計画の前提となる想定為替レートは、大企業、製造業平均で一ドル八十二...全文を見る
○荒木清寛君 今月四日の為替介入につきましては、評価する声がある一方で遅きに失したという指摘もあります。この四日という時点で為替介入に至った経過について、野田大臣にお尋ねします。
○荒木清寛君 今月二日の衆議院財金委員会では、野田大臣は、各国とコミュニケーションを取っていると述べ、為替介入も視野に入れて欧米の通貨当局と連携していることを明らかにしております。  そこで、今回の為替介入は単独介入ではありましたけれども、それにつきましては欧米の金融当局から理...全文を見る
○荒木清寛君 先ほどから昨日のG7の財務相・中央銀行総裁緊急電話会議の件が議論をされておりますが、この会議におきまして特に我が国はどうしたことを強調したのか、野田大臣、白川総裁から説明を求めます。
○荒木清寛君 お二方からは、急激な円高についての危機感を政府、日銀が共有しているということが分かるわけでありますけれども、今後、こうした円高の是正に向け、あるいは為替の安定に向けて政府、日銀はどう取り組むのか、決意をお尋ねします。
○荒木清寛君 各国の財政不安ということに関連しまして、野田大臣に私からも財政再建についての決意をお聞きします。  大臣、これからどういうお立場になるかは分かりません、しかし現在は財務大臣ですし、与党の有力政治家であることは今後も間違いないわけであります。  それで、財政再建に...全文を見る
○荒木清寛君 今後も大臣の動向には注目してまいります。  そこで、今日、中小企業庁長官にも来ていただいておりますので、こうした急激な円高に入りまして、特に第三次補正予算でこの中小企業の金融支援等が不可欠である、このように考えます。そこで、先般の今年の一次補正では、中小企業の金融...全文を見る
○荒木清寛君 原則全業種のセーフティーネット保証も本年九月三十日まででありますが、これも当然延長すべきであると考えますが、どうですか。
○荒木清寛君 最後に金融庁に、こうした局面でありますので、金融円滑化法の趣旨に沿った運用について、しっかりと金融機関を監督してもらいたい。私、つい先日お聞きした話は、来年の三月三十一日までなんですけど、それが終わったら途端に貸し剥がしをするような銀行の対応だという、そんな話も聞い...全文を見る
○荒木清寛君 終わります。
08月23日第177回国会 参議院 財政金融委員会 第21号
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○荒木清寛君 まず、赤字国債発行法案について財務大臣にお尋ねをいたします。  本法律案は、今年度の特例公債を発行するための根拠法でありまして、これが成立をしませんと歳入の四割を占める三十六兆九千八百八十億円もの特例公債の発行ができなくなることは言うまでもありません。  大臣は...全文を見る
○荒木清寛君 民主党の新代表、どなたになるのかは分かりませんが、いずれにしましても民主党政権は続くわけですね。大臣おっしゃったように、今回の反省は生かさなきゃいけないわけで、では、来年度の予算編成なりに当たって、具体的にどう野党とのそういう意見交換といいますか、そういう場を持って...全文を見る
○荒木清寛君 第三次補正予算、そして二十四年度予算も並行して編成していくことになるわけですけど、来年度予算の編成に当たっての野党とのそういう意見交換というのは、今のスケジュール感でいいますと、そういうもう概算要求の段階からそうしたことを考えていくわけですか。
○荒木清寛君 次に、本法律案は四月二十八日に内閣修正が行われました。これは、その理由は、二十三年度一次補正予算の財源に充てるため、基礎年金国庫負担割合を二分の一に維持するための臨時財源二兆五千億円を流用したことに基づくわけであります。最終的に、これは三党合意の中で流用したものは復...全文を見る
○荒木清寛君 そうしますと、来年の通常国会に税制の抜本改革の法案を出すと、こういうことなんですか。
○荒木清寛君 次に、本法案第二条第四項では、本法律案に基づいて発行される特例公債につきまして、政府はその速やかな減債に努めるものとすると規定をしております。これは、毎年のいわゆる公債特例法で設けられているものでありまして、もちろん政権前の法律にもこれがあったわけであります。ただ、...全文を見る
○荒木清寛君 そこで、先ほどから議論になっております、二〇二〇年度には基礎的財政収支を黒字化するという目標について尋ねます。  これは昨年六月に閣議決定しました財政運営戦略の中で明定されているわけでありまして、これが政府また与党の方針であるということは承知をしておりますが、しか...全文を見る
○荒木清寛君 その歳入の改革について言いますと、まずは二〇一五年、プライマリーバランスの半減というのが当面の目標だということは、その答弁は承知しました。そうしますと、先ほどの内閣府の仮置きの数字によりましても、二〇一三年度後半には二%消費税増税するという話になっているわけですから...全文を見る
○荒木清寛君 いずれにしましても、二〇一五年、二〇一〇年代半ばの増税に向けて来年の通常国会には何らかの法案を出す準備をするということですね。
○荒木清寛君 それで、そうしますと二〇一〇年代半ば以降といいますか、二〇二〇年度に向けての、最終目標の達成に向けてのまだシナリオがないようなんですけれども、大臣としては、しかし財政に責任を持つ立場から何らかのお考えというのはないんですか。いずれにしても今言った法律の措置だけでは二...全文を見る
○荒木清寛君 財政再建の必要性はもう誰もが認めますけれども、国民としては増税の話ばかりされたのではもうたまらないといいますか、立つ瀬がありませんですね。  そういう意味で、私は本当に、これも先ほど来の議論でありますけれども、もうマニフェストの見直しというのは、民主党のマニフェス...全文を見る
○荒木清寛君 そうしますと、そのチームがあるわけですから、九月末までには、もうあと一月しかないわけですけれども、一定のマニフェストの検証、見直しの結果というのは与党、民主党から発表になると、こういう理解でいいんですか。
○荒木清寛君 検証なんですけれども、これも先ほど来議論になっておりますが、そもそも二〇〇九年のマニフェストでは、二百七兆円の国の総予算のうち九・一兆円についてはいわゆる不要不急の事業の見直し等で捻出するんだと、埋蔵金とかそういうものは別としてですよ、こういう話であったわけですね。...全文を見る
○荒木清寛君 次に、閣議決定されました財政運営戦略では、財政健全化は国、地方が相協力しつつ行う、国は地方の自律性を損ない、地方に負担を転嫁するような施策は行わない、とされております。まさに財政健全化に当たっては地方に負担を転嫁しない、迷惑を掛けないという点が非常に重要であると考え...全文を見る
○荒木清寛君 次に、円高対策、特に中小企業対策についてお尋ねをいたします。  急激な円高に対しまして、八月四日に政府は円売りドル買いの介入を実施をしましたし、財務大臣を始めとする関係大臣からこの円高に対する、円高対策についての発言は相次いでおります。  公明党も先週、円高につ...全文を見る
○荒木清寛君 次に、総務副大臣にもおいでをいただいておりますので、財務大臣とともにお尋ねをいたします。それは、話は変わりますけれども、真の地方分権に向けての地方の安定的な財源確保の問題であります。  本年四月に地方主権関連三法が成立をしまして、国と地方の協議の場が法制化をされ、...全文を見る
○荒木清寛君 具体的に一つ提案をしたいんですが、今回の子ども手当の見直しにも関連するわけですけれども、年少扶養控除の見直しに伴って地方は増収となっているわけですね。これは所得税の地方に回る分と住民税、両方を合わせますと、本年度、二十三年度は二千億円の増収になっておりますが、これは...全文を見る
○荒木清寛君 よろしくお願いいたします。しっかりと我々も主張したいと思っております。  児童手当の拡充をするわけでありまして、児童手当には当然地方の負担分があります。そして、控除から手当へという話でして、子供に対するこの児童手当だけじゃなくて、医療費の無料化でありますとか、様々...全文を見る
○荒木清寛君 関連しまして、今後の税収減による地方交付税減少の回避の手法についてお尋ねいたします。  一次補正、二次補正では税収見積りは補正されず、震災前に見積もられた税収四十兆九千億円の水準が維持されております。ところが、これはまだ不確定ではありますけれども、報道では、震災の...全文を見る
○荒木清寛君 本日は以上で終わらさせていただきます。
09月09日第177回国会 参議院 災害対策特別委員会 閉会後第1号
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○荒木清寛君 台風十二号による犠牲になられた方へのお悔やみを申し上げ、被害者の方にお見舞いを申し上げます。  大臣におかれましては、未曽有の災害が続く中、大変御苦労さまでございます。  ただ、今回の台風十二号につきましては、先ほどの報告の、大臣を本部長とする非常災害対策本部の...全文を見る
○荒木清寛君 つかさつかさでは当然やっていたわけですし、東日本の復興もあって、なかなか二方面というのは大変だということは分かりますが、やはり早くそういう構えをつくって備えていただきたいということを申し上げます。  次に、ライフラインの復旧の見通しについてお尋ねします。  今回...全文を見る
○荒木清寛君 それはもう技術者の派遣の必要はあるに決まっているわけで、可能な限り早くということは分かりましたが、大体もうこの一月以内に復旧するとか、そういうめどは示せないんですかね。
○荒木清寛君 その復旧の前までに給水車を増援すると、こういうことはしっかりやってもらっていますか。
○荒木清寛君 次に、この三重県紀宝町では、熊野川の支流の相野谷川がはんらんをしまして甚大な被害が発生をしましたが、その中で輪中堤ですね、堤、これが三か所あるんですけれども、全部溢水しまして浸水を防ぎ得ませんでした。  ということで、今後、この地域についてはどういう形で復旧するの...全文を見る
○荒木清寛君 最後に大臣に関連をしてお聞きします。  東日本大震災で、各自治体から被災土地の買上げについて国が財政措置をしてもらいたいという強い要望は大臣の方に繰り返しあると思います。  我が党も昨日、第三次補正への提言の中で、高台移転等のためにはこの被災土地の買上げが必要で...全文を見る
○荒木清寛君 終わります。
11月02日第179回国会 参議院 本会議 第5号
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○荒木清寛君 公明党の荒木清寛です。  私は、公明党を代表し、さきの所信表明演説について質疑を行います。  まず、冒頭に当たり、今なお避難生活を余儀なくされている皆様に心からお見舞い申し上げますとともに、本格的な復旧・復興にあらゆる力を尽くしていくことをお誓い申し上げます。 ...全文を見る
11月29日第179回国会 参議院 財政金融委員会 第4号
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○荒木清寛君 まず、私も瀬谷参考人にお尋ねをいたします。  福島特別立法につきましては、もう公明党も必要であると、何とか作らなければいけないということで検討しておりますので、全面的に地域の意見は受け止めていきたいと思います。  その上で、先ほど参考人が言われた福島復興特区法案...全文を見る
○荒木清寛君 続いて、瀬谷参考人に金融の問題をもう一つお尋ねしますが、いわゆる個人版私的整理ガイドラインが金融機関あるいは関係者の合意でできまして実施をされております。それで、金融庁に確認をしますと、十一月二十五日現在ということで、相談は千七十八件で、そのうち債務整理開始の申出件...全文を見る
○荒木清寛君 では次に、大槻参考人にお尋ねします。  先ほど、ヨーロッパのいわゆる債務問題につきまして、高い信用力のところに問題が起こったというお話でした。それで、参考人の資料を見せていただいても、イタリアの、この六ページの財政のサステナビリティ比率というところを見ますと、イタ...全文を見る
○荒木清寛君 野田総理はG20に行きまして消費税増税を約束してきたわけですが、市場というのはそういうことを、先ほど言われましたエビデンスということで言いますと、そうしたことを望んでいるということなんですか。
○荒木清寛君 終わります。
○荒木清寛君 まず、私は復興財源確保法案についてお尋ねします。  本法案の衆議院修正によりまして新附則第十五条が加わりまして、平成二十三年度から平成二十七年度までの一般会計決算剰余金を財政法第六条第一項の規定に基づき債務の償還に充てる場合には、償還費用に優先して充てるように努め...全文を見る
○荒木清寛君 そこで、財務大臣に具体的に一つだけお尋ねしますが、財政法第六条第一項では、決算剰余金につきましては、二分の一を下らない金額を公債や借入金の償還財源に充てなければならないという規定があります。  今回のこの復興債がここで言う公債や借入金に該当するのかどうか定かではあ...全文を見る
○荒木清寛君 そうであれば、総理の決意どおり剰余金につきましては全額を、あるいはほとんどをそうした償還財源に充ててもらいたいと思います。  それで、東日本大震災の復興費用として、五年間で十九兆円、十年間で二十三兆円が見込まれておりまして、更に上回るかもしれないということです。し...全文を見る
○荒木清寛君 そこで、税外収入の確保の手段の一つとして、附則第十四条では、日本郵政株について、経営状況、収益の見通し等の事情を勘案しつつ処分の在り方を検討し、その結果に基づいてできる限り早期に処分すると規定をしております。  しかし、現在はそれができない状況であります。郵政株式...全文を見る
○荒木清寛君 これは、政府・与党の方で相当大きく譲歩していただきたいということを総理にも要請をしておきます。  そこで、次に復興についての地方財源の確保についてお尋ねします。  成立しました第三次補正予算では、東日本大震災復興交付金ということで一兆五千六百十二億円計上されまし...全文を見る
○荒木清寛君 そこで、次に、関連をしますが、今回の第三次補正で、今の東日本大震災復興交付金の補助メニューに防災集団移転事業も盛り込まれておりまして、この点も評価をしておりますし、私もさきの本会議の代表質疑で使い勝手を改善をすることを求めたところでございます。  しかし、更に自治...全文を見る
○荒木清寛君 この立谷市長も、何も被災土地を全部国で買い上げてくれという話じゃなくて、市の方でそういうビジョンを持ってやるときに、当然この市の財源ではできないわけですから言われていたわけで、是非一歩前に進めてもらいたい、このように考えます。  そこで、残された時間を私も総理を中...全文を見る
○荒木清寛君 そのなるべくというのはどういうことなんでしょうか。  それと、その素案というのは、当然これは、まあねじれ国会ですから当然野党に対して何らかのアプローチがなければ法律は成立しないことは分かっておりますけど、その素案というのは、当然この増税の時期と率が決められたものを...全文を見る
○荒木清寛君 今日も民主党委員の方から非常に消費税増税に厳しめの質問もありましたし、小沢元代表は反対と言っておられますし、それから国民新党の亀井代表もその趣旨を言われているわけで、本当に年末までに政府で、あるいは政府・与党で今おっしゃったことを決められるんですか。
○荒木清寛君 もう一つ私は憤慨をしておるわけですが、驚いたわけですけど、さきの二十五日の参議院本会議でこの財源確保法案の質疑に対する答弁、我が党の竹谷とし子委員が質疑をしたわけですけど、民主党の言う年金制度抜本改革の関連法案を二〇一三年の通常国会に提出する考えを示されたわけです。...全文を見る
○荒木清寛君 いや、もう政権取られてから二年以上たっているんですよ。その間何を検討してこられたんですか。これは、我々思うに、もう多分検討されているけれども、余りにも財源が掛かり過ぎて言えないんだろう、このように思っております。  我が党で、そういう意味では、二百万円以下の収入の...全文を見る
○荒木清寛君 そうしますと、そういう制度設計が明らかになる前に、まずは一〇%にさせていただくということですね。  それで、先ほどからいろいろ議論になりましたが、いわゆる逆進性の解消策ですね、これについても、年末の大綱といいますか、増税法案とセットで当然これは決めて提案をする、こ...全文を見る
○荒木清寛君 先ほどのお話で複数税率は余り視野に入っていないようです。そうしますと、有力な選択肢は給付付き税額控除ということになろうかと思いますが、それにしましても、私、勉強しましたら、諸外国でも例がありますけど、四つぐらいバリエーションがあってなかなか甲乙付け難いと思うんですが...全文を見る
○荒木清寛君 いや、一定の方向性と言いますが、法案にそういう具体策がきちんと明記されるわけですね。
○荒木清寛君 何か、できるだけという、引っかかりますが、もう時間もありませんので。  総理は先ほど所得税に関して所得再配分機能の強化と、こうしたことを考えている旨を答弁をされました。いわゆる所得税の累進をきつくするという話かと思いますが、この点も来年度の税制改正の中で出るという...全文を見る
○荒木清寛君 政府の方ではよくこの所得税法の附則の百四条というのを金科玉条のごとく引用されるんですけど、これも何も消費税と決め打ちをしているわけではなくて、消費税を含む税制の抜本改革ということでして、その第三項の第一号にはこの所得課税の見直しも入っているわけですね。だから、当然こ...全文を見る
○荒木清寛君 我々公明党、この震災の復旧復興については全面的に政府・与党に協力をしてまいりました。しかし、経済あるいは外交問題につきましては厳しく追及をしていく、こういう決意を改めて申し上げまして、質疑とさせていただきます。
12月06日第179回国会 参議院 財政金融委員会 第6号
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○荒木清寛君 それでは、まず震災特例税法改正案につきまして質疑を行います。  第一弾、そして今回の震災特例税法はいずれも阪神・淡路大震災の措置をベースにしております。しかし、そもそも今回の東日本大震災は、津波、原発被害など特殊事情を持っておりまして、阪神・淡路とはその点が違うわ...全文を見る
○荒木清寛君 次に、この第一弾の震災特例税法を含め、今回と併せまして、この被災者に対する税法による減税額が幾らになるのか、特にそのうち被災中小企業に対しての減税額の内訳がどうなるのか、お尋ねします。
○荒木清寛君 もちろん、この被災地に対する経済的な支援はこの税法の措置だけではないわけでありますが、ただ、第一弾、第二弾合わせまして千六百億円という規模はまだまだ力不足ではないかという感じもいたします。  今後、原発への対応等が本格化するわけでありまして、そうした意味では更に次...全文を見る
○荒木清寛君 次に、この法案、改正案にあります事業承継税制の配慮措置についてお尋ねいたします。  これは評価をするわけですが、確認をしておきますが、直接この事業用資産がダメージを受けた、損害を受けた被災地の企業に限らず、直接はそうした資産、事業用資産に対する被害がなくとも、取引...全文を見る
○荒木清寛君 是非、多くの企業がそうした適用対象になるような運用面での努力も要請をいたします。  ちょっとこの法案とは離れますが、この事業承継税制は、我々自公政権時代、法案も作って実現をしまして評価を受けているわけですが、ただ、その後、やはりもう少しこの使い勝手といいますか、適...全文を見る
○荒木清寛君 是非、更なるそうした改善を要請をしておきます。  次に、今度は二十四年度税制改正について、特にこの自動車重量税、自動車取得税の廃止問題についてお尋ねいたします。  民主党の税制調査会は、来年度税制改正の重点要望の中で、自動車重量税及び自動車取得税の廃止等を強く政...全文を見る
○荒木清寛君 私は、この点では与党の要望に全面的に賛同いたします。  先ほども与党の櫻井前副大臣が、仙台の繁華街ですか、あるいはホテルは大変なにぎわいだったけれども、名古屋に行ったらもう全く数年前の様相とは異なっていた、こういうお話であります。私、名古屋に住んでおりますけど、も...全文を見る
○荒木清寛君 今週末にはということですから、十分注目をしております。  最後に私からも、先ほど若林委員が言われたことを含めて、消費税問題についてお尋ねいたします。  先日発表されました毎日新聞の世論調査によりますと、消費税増税法案を国会に提出する前に衆議院を解散をすべきだとい...全文を見る
○荒木清寛君 終わります。