荒木清寛

あらききよひろ



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荒木清寛の2012年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月22日第180回国会 参議院 財政金融委員会 第2号
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○荒木清寛君 まず、財源なきマニフェストの問題点を冒頭指摘をいたします。  政権与党の先般のマニフェストでは、四年間で十六兆八千億円の財源を確保するという約束でしたが、実際には財源は確保できず、政府は見通しの甘さを認め、謝罪の必要性に言及する国会答弁も度々しているところでありま...全文を見る
○荒木清寛君 政権交代後、三年続けて国債額が税収を上回る事態となっております。これはもう誰が見ても異例、異常の事態でございますが、私はこの根本原因の一つに、財源もないのにいろいろマニフェストで約束をしたということがある。もちろんそれだけではなくて、様々、状況の大きなこともありまし...全文を見る
○荒木清寛君 税収が構造的に減ったというのであればなおさらのこと、もうこれはできないといってどんどん整理をしていかないといけないのではないか、このことを申し上げたいわけです。  次に、消費税増税問題、先ほどから論議されております。これは、四年間消費税増税をしないとしてきた約束を...全文を見る
○荒木清寛君 幾つかお尋ねしたいのですが、行政改革ですね、これは国家公務員の給与を臨時特例的に下げただけで十分であるということにはならないと思います。議員歳費の削減についても我が党は主張しておりますけれども、まだ今議論が始まったばかりですね。という中で、もう増税だけ先に決めてしま...全文を見る
○荒木清寛君 特会改革もそのとおりですけど、もう政権を取って二年半たつんですよね。この間、何をされてきたんですか、そこまで言われるんでしたらね。  今になって急に言われたって、もう消費税増税の口実として言い出したとしかこれは受け取られないわけでして、そういうことで本当に行革につ...全文を見る
○荒木清寛君 経済対策についても申し上げますが、もちろん政府も成長戦略をお出しになっておりますし、内容はすばらしいと思います。しかし、政治のリーダーシップが発揮されていないというか、実際に、ではそれがどれだけ具体化したかというと、心もとないと言わざるを得ません。  我が党は、二...全文を見る
○荒木清寛君 私からも自見金融担当大臣にお尋ねをせざるを得ないといいますか、お尋ねをしたいと思います。  今週のNHKの討論番組で御党の亀井亜紀子政調会長は、辛辣に言われております。前もテレビでありましたですね。民主党は国民にうそをついた、連立合意でも消費税を上げないとしながら...全文を見る
○荒木清寛君 次に、二重ローン問題につきまして、まず金融担当大臣にお尋ねをいたします。  個人版私的整理ガイドラインにつきましては、昨年八月二十二日に適用が開始されて以来、相談件数の割には債務整理開始の申出に至る件数が少ないということがしばしば指摘をされてきました。  これま...全文を見る
○荒木清寛君 そもそもあの二重ローン問題の出発点は、個人版について言えば住宅ローンというのが典型的に想定されるわけですけど、既往の債務を何とか整理をして、でき得れば再建に向けて出発できるような支援をするということですから、そうした意味では様々改善の余地があると思いますので、私も今...全文を見る
○荒木清寛君 対象になるわけですけれども、では実際、そういう、報道等を見ましても、液状化の地域は相当、新興住宅といいますか、ローンを借りて建てられた方もたくさんいらっしゃると思います。実際、そうした方がこの個人版私的整理ガイドラインをどの程度利用されているのかという、そういうデー...全文を見る
○荒木清寛君 政府も液状化被害への対応はもちろん対策をされているわけでして、国土交通省にお越しをいただきましたのでお尋ねしますが、第一次補正予算で住宅金融支援機構による融資というのが液状化被害者に対する対応分としても掲げられております。具体的には、災害復興住宅融資の金利引下げ、当...全文を見る
○荒木清寛君 承知しました。  そこで、金融担当大臣に再びお尋ねいたしますが、国土交通省又は金融担当大臣、どちらにお答えいただいてもいいんですが、昨年十一月に液状化被災自治体と国土交通省の意見交換会が持たれまして、そこでも幅広い支援を求める意見が寄せられております。先ほどの支援...全文を見る
○荒木清寛君 せっかく大臣に答弁していただくわけですから一言申し上げますと、液状化の方を含めた被災者に対する住宅資金の貸付けについて私は更なる対策が必要であると考えております。なかなか新たに借入れ、既存の債務を整理するだけで精いっぱいですから、新たに借入れをして再建をしようという...全文を見る
○荒木清寛君 大臣がお答えになられましたような、金融が下支えする、この具体策について更に拡充するように私は今後も政府に求めてまいりますので、どうか真剣に受け止めて検討していただきたい、このように申し上げて、質疑を終えます。
○荒木清寛君 午前中に続きまして、次期消費税引上げ問題についてまずお尋ねいたします。  政府は、二〇一五年度以降の消費税引上げについても消費税法案の附則で規定するとしておりますので、今の与党の協議の結果、どういう表現ぶりになるのか注視をしております。  そもそも、本年二月のい...全文を見る
○荒木清寛君 したがいまして、今後、消費税法案のこの附則、消費税法案の書きぶりがどうなるのかは分かりませんが、いずれにしましても、どのような形で決着をするにせよ、二〇一五年度以降の早期の消費税増税はまた避けられないというのが政府の考えである、このように理解して間違いないのか。そし...全文を見る
○荒木清寛君 そうしましたら、次の問題に移ります。  特例公債発行法案の件でございます。  昨年に引き続き特例公債発行法案の参議院送付は見送られて、新年度予算案だけ送付されているわけであります。言うまでもなく、新年度予算の歳入の大宗を占めるのが赤字国債でありまして、その法案が...全文を見る
○荒木清寛君 我々野党もしっかり知恵を絞るといいますか、努力はしますが、やはり何といいましても、政府・与党の方でどうしたら野党が賛成できるかということを考えることが先決だと思いますので、今具体的な話もありましたけれども、更にどうすればいいのかという知恵を絞ってもらいたいということ...全文を見る
○荒木清寛君 この自動車重量税については、与党の民主党税調からも廃止、抜本的な見直しを強く求める、こうあったわけですね。しかし、与党からもそういう要望があったのにそこまで行けなかった理由をもう一度説明していただけますか。
○荒木清寛君 次に、今回措置される地球温暖化対策税についてお尋ねをいたします。  先ほどの答弁でも、今回、三段階に分けまして増税される分につきましては、地球温暖化対策のための税については全てこの温暖化対策のために使うと、こういう答弁であったかと考えます。この点、全部その温暖化対...全文を見る
○荒木清寛君 一般会計を通じてエネルギー需給勘定に入るということですが、その先、全部、その上で温暖化に使うということは、これは要するに政府の政策の方針という、こういう理解でよろしいんですか。
○荒木清寛君 分かりました。  そうしましたら、これは国会でも答弁しているわけですから、全部これは吸収源対策、森林対策も含めて温暖化に使われますように……(発言する者あり)森林はまだ、ああ、そうですか。  では、このエネルギー需給勘定に入った上で、その全額は具体的にどういうも...全文を見る
○荒木清寛君 分かりました。よく検討してください。  次に、復興特会設置法案に関連をしてお尋ねいたします。  第三次補正予算で計上されました一兆五千六百十二億円の復興交付金につきましては、使い勝手のいい交付金ということで期待をしておりますし、学校整備事業や病院耐震化事業等にも...全文を見る
○荒木清寛君 第一弾はそうしたことで、大臣おっしゃるように被災者の方が一番失望したんだと思いますね。  今月末までには次の配分が決まるというふうに承知をしておるんですが、もうあと僅かしかないんですけれども、また今度も同じような状況でもう相当却下されたということですと、これはちょ...全文を見る
○荒木清寛君 財務大臣、所管大臣ではないかもしれませんけれども、ただまあお地元ですし、こういう非常時のときにはそういう権限がどうだこうだ言っている場合でないときもありますので、しっかりそれは、あくまでも被災地のために、被災者のためにどうするのが一番いいのかということを最優先の原則...全文を見る
03月26日第180回国会 参議院 予算委員会 第14号
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○荒木清寛君 まず、総理に北朝鮮の弾道ミサイル発射への対応についてお尋ねをいたします。  北朝鮮は、三月十六日、弾道ミサイルを発射すると発表いたしました。四月十二日から十六日の間に発射をするという予告でございまして、こうした挑発的な行為は北東アジア地域の安全保障環境を悪化させる...全文を見る
○荒木清寛君 その後のことはじっくり検討していただきたいんですが、北朝鮮外交は圧力と対話、これが外交指針であると思いますが、もしそうなった場合にはこの圧力を更に強めていくという、そういうことはもう総理もきちっと考えておられますね。
○荒木清寛君 次に、外務大臣にお尋ねをいたします。  二月二十九日に米朝合意がなされました。これは核関連活動の停止と食糧支援に関する合意でありまして、ウラン濃縮活動の停止ということもあり、私は意義があったと思いますが、これをもうほごにするような今回の暴挙でございます。一体どうな...全文を見る
○荒木清寛君 先般、今回の発射阻止等に備えて我が方のアジア大洋州局長を韓国に派遣をし、下打合せをしたわけでありますけれども、今後、この発射阻止に向けましては、韓国との連携強化、そして北朝鮮に影響力のある中国との連携強化、圧力を掛けてもらう、そして何よりも日米関係、こういう外交的な...全文を見る
○荒木清寛君 次に、防衛大臣にお尋ねをいたします。  北朝鮮は、二〇〇六年、二〇〇九年と立て続けに核実験を強行しまして、その結果、安保理の制裁決議が採択されたわけであります。特に、二〇〇九年の実験ではほぼ予定どおりの爆発を実現したと思われておりまして、すなわち、起爆装置の精度が...全文を見る
○荒木清寛君 午前中の答弁であったわけでございますけれども、今回、もしミサイルが打ち上げられて、それが我が国の領域下に落下する可能性がある場合には対応措置を講ずるということでございましたが、具体的にはイージス艦あるいはPAC3についてどういう配備をして国民の安全、安心を確保してい...全文を見る
○荒木清寛君 具体的にこのPAC3については平成二十一年の例に倣い首都圏にも配備をしていく、こういうことでよろしいんですか。
○荒木清寛君 北朝鮮の通告によりますと、今回の落下区域は黄海及びフィリピン東方海域ということでございまして、前の例とは違いますですよね。当然、この南の方に打ち上げると言っているわけでありますけれども、これは首都圏の方までそれは打ち上げ損じる可能性があるという、こういう情報を得てい...全文を見る
○荒木清寛君 いただいた資料によりますと、確かに入間に配備はされておりますが、岐阜や浜松にも配備されておりますから、十分これは中京、関西地域に対応は可能ですね。南西地域から一番遠いと思われる東の東京に、首都圏に配置し、関西や中京方面は現にそうした基地に配置があるのに活用しないのか...全文を見る
○荒木清寛君 もちろん首都だけ守ればいいという話ではありませんですから、様々な可能性を含めて今後、まだ時間がありますから検討してもらいたい、このように考えます。  この問題の最後に総理にお尋ねをいたします。  今日、ソウルに旅立たれまして、旅立つといいますか行かれまして……(...全文を見る
○荒木清寛君 このミサイル問題について一番、韓国に次いで日本は安全保障上の一つの問題があるわけでありますから、バイ会談できないというのでなく、是非日米会談はやっていただきたい、このように思います。  もう一つ、今回は、この会合におきましても東京電力福島第一原発の事故を踏まえた日...全文を見る
○荒木清寛君 この核サミットの会場周辺ではデモも起きている、これは原発を推進する国の集まりではないかという、そういうグループのようでございますけれども、いろんなことを考えて、私はこの日本のエネルギー政策についても、今整理をされているということですが、きちんとしたコメントをして、発...全文を見る
○荒木清寛君 私は、我が国は貿易立国でありますので、TPPというこの自由貿易の枠組みについてはしっかりと議論をしなければいけないと考えますが、しかし、いろいろ影響が及び得る分野に対して対策をせずに見切り発車をするということについては断固反対でございます。  そうした意味では、菅...全文を見る
○荒木清寛君 このせっかくの説明会をされたことは評価されますが、しかし、いろいろ聞いていますと、余り評判が良くないといいますか、TPPのメリット、デメリットについての説明は不十分極まりないとか、情報公開という点からも不十分であるとか、貿易自由化の必要性というそういう抽象論ばかりが...全文を見る
○荒木清寛君 当初、この二十二年秋の段階では、農林水産省は、参加した場合のデメリットについて実質GDPがマイナス七・九兆円減少、経済産業省は、逆に参加しなかった場合には実質GDPが十・五兆円減少、こういうことでばらばら感があったわけでありますけど、今言われたこの二・七兆円増という...全文を見る
○荒木清寛君 そうマクロ的に言われてもなかなか国民には理解しにくいところですが、それでは、鹿野農水大臣に、当初、グローバルに全てこの関税をゼロにした場合の試算として七・九兆円減少という試算を出したということであって、それは確かにちょっと過大見積りであったか、このように思います。し...全文を見る
○荒木清寛君 もう政府としては交渉参加に向けての協議ということで一歩を踏み出しているわけですね。  それで、私もいろいろ勉強をしますと、当初、農水省は、こうしたものに入ると自給率が四〇%が一三%にまで落ちるというふうなことも言っておられたわけであります。したがって、きちんと食料...全文を見る
○荒木清寛君 やはりこの議論を聞いておりましても懸念は拭えないわけです。  総理、最後にお尋ねしますが、お隣の韓国は、このアメリカとのFTA交渉に際しまして、最終的には国会で大乱闘になって批准されたというふうなことでありますけれども、しかし、先にきちんと農業は農業で対策をし、国...全文を見る
○荒木清寛君 総理はTPPに前向きでありますし、施政方針を見ますと、日韓・日豪EPA交渉の推進、EUとのEPA及び日中韓やASEANを中心とした広域経済連携の早期交渉を目指すということで、全部やるという、そういう戦略になっているわけですね。  しかし、これは限られた外交資源の中...全文を見る
○荒木清寛君 それでは、田中防衛大臣にお尋ねしますが、その見直しの対象の一つに、現在は認められていない駆け付け警護が議論されている。先般は、総理もこのことについて見解をお述べになりました。なぜこの駆け付け警護ということが今この議論の対象になっているのか、それが求められるような国際...全文を見る
○荒木清寛君 要するに、これまでの国際平和協力活動の展開の中で、駆け付け警護ができないことによる不便といいますか、そういうものがあったんですか。あったからこういう俎上にのっているんでしょう。違うんですか。
○荒木清寛君 実際、そういう事例の中で不都合があったということは分かりましたが、大臣は責任者なんですから、そのぐらいのことは勉強しておいてもらいたいと思いますが。  それでは、その上で、憲法第九条との問題と言われましたけど、この点は公明党としても非常に慎重にといいますか厳格にや...全文を見る
○荒木清寛君 総理、いずれにしましても、こうした重要な問題ですから、もう少し内閣の体制を立て直してから検討すべきであると考えますが、いかがですか。
○荒木清寛君 いずれにしましても、防衛大臣が先ほどのような答弁では私は非常に不安であります。  最後に、経済産業大臣にお尋ねをいたします。  私は、今後の中小企業の海外進出支援として、このBOPビジネスの活用というのを是非進めていただきたい、このように思っております。ネクスト...全文を見る
○荒木清寛君 最後に、総理もこの中小企業の海外支援について政府として本気で取り組んでいただきたい、この決意をお伺いします。
03月29日第180回国会 参議院 財政金融委員会 第5号
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○荒木清寛君 それでは、中小企業金融円滑化法案につきまして、まず金融担当大臣にお尋ねをいたします。  本法律が施行されました平成二十一年十二月以降平成二十三年九月末までの条件変更等の申込件数累計は、中小企業者が約二百四十九万件、住宅ローン借入者が約二十一万件に及んでおりまして、...全文を見る
○荒木清寛君 この法律の制定に当たりまして、金融マニュアル、監督指針も改定されまして、金融機関による経営相談、指導等、コンサルティング機能の十分な発揮が求められてきました。  そこで、どの程度この指針に基づいて金融機関がコンサルティング機能を果たしてきたのかということは、今回の...全文を見る
○荒木清寛君 次に、本法律では、金融機関が企業再生支援機構、事業再生ADR、中小企業再生支援協議会等と密接な連携を図ることが位置付けられております。  こうした機関との連携を図った事例というのは相当たくさんあるのか、報告を求めます。
○荒木清寛君 次にお尋ねをいたします。  当初、亀井大臣の下で成立をしたわけでありまして、元々の期限は昨年三月末でありまして、第一回の延長で本年三月末まで延長されたわけであります。この一回目の延長の方針を決めました一昨年十二月十四日の金融庁の公表文書によれば、先ほどの、実抜計画...全文を見る
○荒木清寛君 自見大臣にお尋ねをいたします。  今回の延長、もちろん改正案にはこれが最後の延長であるということは書いていないわけでありますが、大臣も政府も度々、現行の円滑化法の延長は今回限りである、ですから来年の三月末が最終リミットであるということを強調されているわけであります...全文を見る
○荒木清寛君 ですから、この最終延長という位置付けをしたことについて、景気の動向についてのそういう判断というのはなかったんですか。もうそろそろトンネルを脱したと、だから、もうこれ以上の条件変更の必要はないという、そういう認識はなかったんですか。
○荒木清寛君 その欧州の動向等不安定であれば、どうしてこれでもう最終延長という決断になったのかということは若干懸念は持ちますが、次の質疑に移ります。  今回の金融担当大臣の談話では、金融規律の確保のための施策を講じる一方、金融機関によるコンサルティング機能の一層の発揮を促すとと...全文を見る
○荒木清寛君 来年の二十五年四月以降は、この法律は失効するわけであります。  先ほどの答弁でも、この法律が制定されたことによって条件変更についての金融機関の考え方が変わってきたというか、しっかり相談に応じるような、そういう態度になってきたということはいいことだと思いますね。 ...全文を見る
○荒木清寛君 今回の法改正につきましては、公明党は当初からこの円滑化法を一年延長すべきだということを国会質疑で言ってきたわけでありますから、もとよりもろ手を挙げて賛成でありますが、ただ、最終延長とすることについては党内で議論がありました。まあ法律に書いてあるわけじゃないんですけど...全文を見る
○荒木清寛君 政府においては、累次の補正予算等で復興特別貸付、復興緊急保証等を実施、また延長、拡大をしてまいりましたし、また東日本大震災事業者再生支援機構においても新たな貸出しのスキームもできたところであります。  ただ、これで十分ということはありませんので、大臣においては、一...全文を見る
○荒木清寛君 次に、企業再生支援機構法改正案について、古川大臣にお尋ねをいたします。  企業再生支援機構による支援は、三月一日時点までに二十二案件行われております。その中には日本航空など大企業が、上場企業が含まれている一方で、中小企業は十一案件にとどまっております。全体の支援件...全文を見る
○荒木清寛君 やはり日本航空にお金を使い過ぎたんではないか、資源を使い過ぎたんではないかと思わざるを得ないんですが、先ほどもありましたように、JALに対しては三千五百億円の出資をしたわけでありますけれども、そのほかの企業に対する出資というのは幾らぐらいになるんですか、実績は。
○荒木清寛君 しかし、そうした用意された資金の相当部分を使わざるを得なかったということがやはり中小企業に対する支援の足かせになったのではないかという懸念はやはり持たざるを得ません。  そこで、今回の期限延長の目的でありますけれども、単に期間を延長するだけではなく、今回の改正案に...全文を見る
○荒木清寛君 これは衆議院で修正可決されて送付されたわけでありますけど、その修正のポイントは支援対象として原則として大企業を除くという、こういう修正になったわけであります。この修正が行われたことを政府はどう評価、受け止めているのか、いっそのことやはり金融円滑化法とのタイアップとい...全文を見る
○荒木清寛君 そうした意味では、もちろん円滑化法の対象企業に限る必要はないかと思いますが、もう実績としてこれまで二十三件にすぎなかったわけでありますけれども、このボリュームの上でもやはり更に充実して実績を上げるという、こういう政府の姿勢であるというふうに承知をしてよろしいですか。
○荒木清寛君 終わります。
04月24日第180回国会 参議院 財政金融委員会 第8号
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○荒木清寛君 証人にお尋ねします。  証券取引等監視委員会の調査の結果では、AIJ投資顧問は、投資一任契約の勧誘において虚偽の事実を告知している行為を認定をしております。これは間違いないですか。
○荒木清寛君 もう少し詳しくその内容を指摘をいたしますと、少なくとも平成十九年十月、二〇〇七年十月以降、六十六の顧客に対し、アイティーエムと一体となって虚偽の基準価額や当該基準価額に基づく運用実態が記載されたリーフレットを配布し、投資一任契約の締結の勧誘を行っていることが認められ...全文を見る
○荒木清寛君 ですから、なぜそうした水増しをした運用実態を記載をしたリーフレットを交付し、あるいは説明をする、そうしたことをしたのですか。
○荒木清寛君 すなわち、年金基金を勧誘をした当初からもう既にファンドは元本割れしていたと、こういうことでよろしいんですか。
○荒木清寛君 証人は、度々、この運用の損をうまくやれば取り戻せる自信があった、このように度々言っております。しかし、この二〇〇三年期からの成績を見ますと、もう一回も水面に出ていないといいますか、全部損失を出しておりますね。間違いないですか。
○荒木清寛君 先ほども、そのリーマン・ショックのときの六か月に一時的に利益を上げたっていうお話は聞きましたが、今言われたように、年度で見れば、ずっとこれは赤字、損失出しているわけですね。したがって、あなたは取り戻せる自信はあったとは言いますが、しかし実際のところは、年金基金側に損...全文を見る
○荒木清寛君 年金基金側に損失を与える可能性がある、こういう認識は当然ありましたね。
○荒木清寛君 厚労省の調査によりますと、AIJに投資残高のある年金基金は八十四でありまして、その資産残高は千八百五十二億円、これは当然水増しされた数字になっていると思います。  そこで、元々こうした八十四の年金基金から当初受けた金額のトータルは何億円になるんですか。
○荒木清寛君 監視委員会の調査によりますと、AIMグローバルファンドの資金の収支概要が報告されております。その中で、収入として、顧客、年金基金等からの受入れとして千四百五十八億円、こういう金額があるわけですから、五百億円ということはありませんね。ですから、AIMグローバルファンド...全文を見る
○荒木清寛君 次に、証人は、先ほどもありましたように、投資事業組合を通しまして、二〇〇二年九月以降アイティーエム証券を買収したといいますか、十億円投資をしたということでございます。その目的は何ですか。
○荒木清寛君 証券会社が必要であるというのであれば、そういう損失のない証券会社は幾らでもあるわけですから、それをあえて数億円規模の損失を出しているアイティーエム証券を買収したのか、これを聞いているんです。
○荒木清寛君 それでは、あなたは、証人は、アイティーエム証券で損失を出した原因者といいますか、誰が、誰の行為によってそうした損失を生じたかは知っていましたね。
○荒木清寛君 ですから、誰が、その証券会社の社員、何という社員のそうした行いによってそうした穴が生じたのか、知っていますか。
○荒木清寛君 その倉橋正治さんというんですか、正治さんと、高橋成子さん、そしてあなたは、元ペインウェバー証券の同僚だったんですね。
○荒木清寛君 そういう一定のお付き合いはなかったんですか。
○荒木清寛君 倉橋氏は、いわゆる仕手グループの一員ではなかったんですか。
○荒木清寛君 先ほどのこのアイティーエム証券での損失というのは、倉橋氏が仕掛けたいわゆる仕手戦の失敗でそうした損失がアイティーエム証券に生じたということではないんですか。
○荒木清寛君 ですから、倉橋氏がこのアイティーエム証券で仕手戦をやって、後に刑事事件にもなったようでありますけれども、そうしたことでこの証券会社に損失が生じたということをあなたは知らなかったのですかと聞いているんです。
○荒木清寛君 後でということは、先ほど、まあ十億円投資をしたとしますと、一億五千万円投資をする段階ではそれは知らなかったということはですね、次の投資をする時点ではもうそうしたことは情報として知っていたということですか。
○荒木清寛君 ですから、私がお聞きをしているのは、まあ十億円全部投資をしてから今言ったような倉橋氏の仕手戦に係るような情報を知ったのか、それとも、その投資をしている途中の段階でもうそれは分かっておったのかということを答えてもらえますか。
○荒木清寛君 そのアイティーエム証券に十億円を入れたわけでありますけれども、まあ、その事業投資組合から入れたんでしょうけど、その出資者といいますか、資金源は誰だったんですか。
○荒木清寛君 西村証人の衆議院の証言では、一番のメーンは神戸女子学院ではなかったかと思いますと、これはあなたの資金源という意味ですよ、言っておりますけども、言われておりますが、まあ神戸女子学院、インターネットで調べてもちょっと出てこないんでありますけど、そういうところが資金源であ...全文を見る
○荒木清寛君 今言われたような出資者がアイティーエム証券買収のまあ出資者といいますか、原資であったという理解でいいんですか。
○荒木清寛君 西村証人は、まあ恐らくこの倉橋氏が手掛けたこの取引に関してだと思いますが、立替金で四億数千万円、借入金も足すと七億円ですね、ぐらい損失が生じたんではないか、こう言っております。  結局あなたは、そうした会社に十億円投資をして、まあ穴埋めをしてあげたわけなんですけど...全文を見る
○荒木清寛君 まあ、健全な証券会社はほかにもあったと思いますし、あるいは自ら設立することもできたはずでありますから、どうもよく分かりません。  そもそもあなたは、西村証人とは、西村さんとはどこで知り合われたんですか。どういう関係だったんですか。
○荒木清寛君 私は、浅からぬ関係のようにどうも思えるんですが。  もう一度聞きますが、このアイティーエム証券で生じた損失、この損失ができることにあなたは何らかの形でかかわったんですか。その原因、原因に何らかの形でかかわりましたか。
○荒木清寛君 それでは次に、営業をするときに、ファンドに、ファンドの営業をするときに基準価額というのを当然示すはずであります。それはどこの金融機関が作成したものをお客様に、年金基金側に示したんですか。
○荒木清寛君 冒頭にお聞きしましたように、証券取引等監視委員会の調査の中で、アイティーエムと一体となって虚偽の基準価額や当該基準価額に基づく運用実態を記載したリーフレットを示した、こう認定しているわけですね。私の理解では、まあそれはいずれかの金融機関が計算をするのではないかと思っ...全文を見る
○荒木清寛君 終わります。
○荒木清寛君 まず、二〇〇七年からの五回にわたる自社買いについてお尋ねをします。  そもそも、このアイティーエム証券設立当時は一株幾らで募集しましたか。
○荒木清寛君 浅川氏が支配をしている投資事業組合が二〇〇二年の九月と十一月にアイティーエム証券に出資をしましたが、その場合は一株幾らで新株を発行したんですか。
○荒木清寛君 格段に差がありますけれども、それはどのようにして決めたんですか。
○荒木清寛君 その後、二〇〇七年から五回にわたって自社株買いを始めたということで間違いないと思いますが、何回行いましたか。その場合、買取り価額は幾らでしたか。
○荒木清寛君 これまでの証言等によりますと、浅川氏側の投資事業組合は、新株発行、またワラント債の行使というのもあったと思いますが、それで十億円ぐらい投資をして、結局、その自社株買いで十三、四億円で買い戻してもらっている、こういうことで間違いないわけですね。
○荒木清寛君 そうしますと、結局、最初の出資者は大損し、浅川氏側は大もうけをしたということにはなりませんか。
○荒木清寛君 既存株主にも報いたというお話なんですが、衆議院の証言でも浅川氏側に助けられたということは言われております。  浅川氏側の投資事業組合が株式を引き受けたのは間違いないわけでありますけども、そうした恩に報いるために自社株をしたというのが一番の決定の動機であったんじゃな...全文を見る
○荒木清寛君 そもそも証人は、浅川氏とはどういうきっかけで付き合いが始まったんですか。
○荒木清寛君 いつごろ付き合いが始まったんですか。
○荒木清寛君 衆議院での証言では、二〇〇二年七月当時の損失、つまり、事業投資組合に出資をしてもらう前の損失につきまして、実際の立替金は四億数千万円、借り上げ金等も足すと七億円近くになる、このように言われております。質疑者はもっとあるんではないか、このように言っておりましたが、証人...全文を見る
○荒木清寛君 この浅川氏側も証券会社を必要としていたということはあるようです。しかし、わざわざそれだけ倒産寸前の会社を買収する理由が私にはよく分からないわけでありますけど、これは、浅川氏としてはあなたのそういう窮地を救わなければいけない何か特別な理由があったんじゃないんですか。
○荒木清寛君 そもそもその四億数千万円の立替金の穴を空けた原因をつくったのは誰ですか。そうした方は何人もいたんですか。
○荒木清寛君 この倉橋氏は、二〇〇六年の七月十九日にソキア株の株価操縦で有罪になっておりますが、この件に関連してこのアイティーエム証券に損失を与えたという、こういうことですか。
○荒木清寛君 その損失を出した顧客口座の名義を教えてもらえますか。
○荒木清寛君 先ほどは、自社買い株は既存株主にも報いたというお話をされたと思いましたが、こういういわゆる不正行為で立替金が発生をして、それを埋めるために増資をするんだということは、当時の既存株主にはちゃんと説明したんですか。
○荒木清寛君 この倉橋氏が張本人ということですけど、証人は彼が逮捕された後の付き合いはありますか。また、ここ三、四年の動向は御存じですか。
○荒木清寛君 アイティーエム証券に元野村証券の小島氏ですとか、あるいは元コスモ証券の小谷氏が出入りしていたことはありますか。
○荒木清寛君 この小島氏は今し方のその損失ができたことには何か関係はあるんですか。
○荒木清寛君 そうしますと、その損を埋めることについては倉橋氏や小島氏も含めて証人は相談をしたということなんですか。
○荒木清寛君 この浅川氏も含めて、そういうメンバーで相談をしたんじゃないですか。
○荒木清寛君 その後、年金基金の勧誘になっていくわけですけども、どうも時系列的に見ますと、その年金基金の勧誘に行く一つの動機が、この会社が大きな穴を空けたということが一つ原因になっているのではないか、このように私は推測しますが、いかがですか。
○荒木清寛君 それでは、改めて違う点をお聞きいたしますが、そもそも証人は、いつこの年金口座に係る、年金基金に係るファンドが元本割れをしているということを気付いたんですか。
○荒木清寛君 それは、証券取引等監視委員会の調査が入るタイミングという意味ですか。
○荒木清寛君 そのとおりですと言われても、そこがどうしても納得できないんですね。  そもそも、いわゆる転売スキームですね、顧客の売りを新規客の買い付けで埋めるということが始まったのが二〇〇九年の初めだと思いますが、これは間違いないですね。
○荒木清寛君 通常は、そういう解約の申出があった場合には、その時点で精算をするなり、あるいは売却をするということでお支払いするというのが普通のやり方じゃないんですか。このいわゆる転売スキームという名前は仮称にしましてもね、普通のやり方ではないんじゃないですか。
○荒木清寛君 それも一つの手段というよりも、その方が普通じゃないんですか。普通、解約申入れをしたらその時点で精算をすればいいわけで、何もわざわざその転売先を探さなきゃいけないということはないわけですから、その時点で何かおかしいなというふうに思ったんじゃないですか。
○荒木清寛君 あなたは、その場合解約をすると、要するにファンドを売却して支払っていたらもう元金がなくなってしまうということにそのときに気付いていたんじゃないんですか。
○荒木清寛君 このファンドには基準価額というのがあると思います。その基準価額は誰が管理しておったんですか。
○荒木清寛君 証券取引等監視委員会の調査の中にも、虚偽のこの基準価額に基づいて勧誘したという話があるわけですね。  つまり、まあ当初は一万円でしたけど今は一万二千円ですよと、これが基準価額ですよというような形で当然これは勧誘するのが普通だと思うんですが、その基準価額というのは、...全文を見る
○荒木清寛君 もうそれは、アイティーエム証券としてはまあ任せっきりだったということになるんですか。
○荒木清寛君 先ほど証人の役員報酬の件について報告が、答弁がありました。この第十一期、第十二期、第十三期の役員報酬は七千万円でありますけども、総額は七千万円でありますけども、そのうちあなたが取得をした分は、あなたに支払われた分は幾らになるんですか。
○荒木清寛君 それは第十一期、第十二期、第十三期のトータルで四千万円と、毎年四千万円ということですか。
○荒木清寛君 アイティーエム証券の社長としてトータルで受け取られた役員報酬というのは幾らになるんですか。
○荒木清寛君 先ほど、弁護士と相談をして、真摯に受け止め、自らの資産を投げ出すことについては考える、こういうお話でありました。  しかし、今回の件につきましては、もう中小企業の年金基金が大変なことになっておりまして、もう全国の加入者あるいは年金受給者が本当に不安に陥れられている...全文を見る
○荒木清寛君 終わります。
06月15日第180回国会 参議院 本会議 第16号
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○荒木清寛君 公明党の荒木清寛です。  私は、公明党を代表し、ただいま議題になりました原子力規制委員会設置法案について質疑を行います。  本法案が先ほど衆議院から送付されたばかりで急遽の審議入りとなったのは、百五十日間の会期末を目前とした中で、総理出席の下での本会議の日程が極...全文を見る
06月19日第180回国会 参議院 財政金融委員会 第10号
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○荒木清寛君 まず、AIJ問題につきまして警察庁にお尋ねをいたします。  先ほど浅川和彦被疑者始め四名の逮捕については御報告がありました。まず、この件につきましては、証券取引等監視委員会と共同歩調といいますか、一体となって情報を共有しながら捜査を進めていると、こういう理解でよろ...全文を見る
○荒木清寛君 監視委員会の方では三月二十三日に初回の強制調査を実施したということで、我々、浅川被疑者の逮捕ももう間もなくではないか、こう思って注視をしておったんですが、意外と時間が掛かりましたですね。これは、相当この逮捕に時間が掛かったのはどういう背景があるんでしょうか。
○荒木清寛君 今回の逮捕は、被害者は二つの基金、長野市のA年金基金と練馬区のB年金基金でありまして、被害総額は七十億円ということでございます。我々承知しているのは、八十四基金から千四百五十八億円契約、受入れをしているわけで、もう当初からこのいわゆるファンドは赤字であったということ...全文を見る
○荒木清寛君 それと、もう一つお聞きしたいのは、高橋成子被疑者を逮捕しているわけですが、我々も証人喚問しようとしましたところ、入院しておられて、病状が許さないという、こういうお話でありましたが、どこで逮捕されたんですか。
○荒木清寛君 これはまさに国民の関心が高い事件でありますので、全容解明に向けて全力投球をしてもらいたいと、このようにお願いをしておきます。警察庁に対しては以上であります。  次に、監視委員会にお尋ねをいたします。  この三月二十三日に初回の強制調査で、今日は二回目ということで...全文を見る
○荒木清寛君 厚労副大臣にもお尋ねをいたします。  今回は、八十四年金基金でその加入者、受給者は八十八万人に及ぶとされております。このAIJに委託をした部分についてはもう大宗が失われているわけでありますので、相当程度の加入者あるいは受給者に影響が及ぶ可能性があります。  この...全文を見る
○荒木清寛君 委員長、警察庁は私もう結構ですので、よろしく。
○荒木清寛君 次に、このAIJ投資顧問に対する検査あるいは監督の在り方がもう少し早く手を打てなかったのか、こういう点でお尋ねをしたいと思います。  まず、金融庁と監視委員会にお尋ねをしますが、アイティーエム証券は、二〇〇九年二月に「年金情報」という専門誌がAIJが分かる形で投資...全文を見る
○荒木清寛君 そもそも、二〇〇九年二月の「年金情報」という専門誌に投資顧問の投資疑惑が報道され、それはAIJ投資顧問を指すことは明らかであったわけですから、その時点で何か金融庁等において対応を取ったのか、教えてください。
○荒木清寛君 監視委員会にお尋ねしますが、午前中の質疑でも、アイティーエム証券に対しては二〇〇六年、二〇〇九年に単独の検査に入ったということでございました。  AIJ投資顧問に対してはそうした検査を行っていたんでしょうか。
○荒木清寛君 私は証人質疑でも取り上げましたが、このAIJ投資顧問の浅川社長につきましては仕手筋との好ましくない関係等、うわさされていたわけですよね。そういう、いわく付きとは言いませんですけれども、様々なそういう良からぬうわさがあった者が社長をしている投資顧問でありますから、そう...全文を見る
○荒木清寛君 大臣にお尋ねしますが、金融庁あるいは監視委員会においてもう少し早く何か手を打てたのではないかという、そういう反省はありますか。
○荒木清寛君 今日も午前中も、この金商法の対象であります投資運用業者は三百社ぐらいあって、毎年十社程度検査するのがもうこれは手一杯だという、こういうお話だったかと思います。平成二十二年度も十五件しか検査できなかったという実情がございます。  今回の事件の反省を踏まえるという意味...全文を見る
○荒木清寛君 今回のAIJ問題を受けまして、二月二十九日、金融庁は投資一任業務を行う全ての金融商品取引業者に対する一斉調査を行うことを公表し、回答を得、この第一次調査について四月六日にその結果が公表されております。  この第一次調査において判明した業者の傾向、問題点について、金...全文を見る
○荒木清寛君 この第一次調査結果公表の際に、一部の投資一任業者に対して更に深度ある第二次調査を実施する旨を明らかにしておりますが、そういう意味では、どういう点を問題としてこの第二次調査を一部の業者について実施をしたのか、その問題点について、今の報告も踏まえて御報告願います。
○荒木清寛君 先ほどからも議論になっておりますが、規制緩和によりまして、こうした投資運用業者につきましては登録制になったわけでございます。旧投資顧問業法に基づく監督とこの金商法に基づく、登録制に基づく監督とでどのような差異があるのか、お尋ねします。
○荒木清寛君 先ほど、投資一任業を行う者に対する第一次調査の結果、外部監査をしている業者はおおむね半分であったと、こういうお話でございました。私は、この認可制から登録制になっても、逆に厳しくなっていますよというお話だったんですが、この外部監査を受けているところがおおむね半分であっ...全文を見る
○荒木清寛君 まだ具体的なお話じゃなかったんですが、大臣もおっしゃったように、監視委員会の陣容を増やすということはそうなかなか現実的にすぐできないわけでありますから、こうした外部監査を義務付ける等は是非、すぐできることでありますから、今後検討してもらいたい、このように思います。 ...全文を見る
○荒木清寛君 今回のAIJ問題では、年金基金の側がその預かっている基金の相当部分をAIJに一括して預託をしていたと、そういう事実もございます。これは一般の常識でも、やはりリスクを避けるために分散投資をするというのが、まあそういうお金を運用する一つの原則ではないかと思いますけれども...全文を見る
○荒木清寛君 今、副大臣からありました有識者会議の六月下旬における取りまとめでは、お話がありましたように、この分散投資の徹底等についてどういう方向性が打ち出されるということなんでしょうか。大体、今もうある程度のことは出ているんですか。
○荒木清寛君 年金基金につきましても、きちんと預託者といいますか年金の受給者等に報告をするために財務諸表の会計監査を私は活用すべきだと思っておりますが、そうした点についてもこの報告書あるいは厚労省のまとめで取り入れていきますか、いく予定はありますか。
○荒木清寛君 もちろん外部監査を頼めば事業者の負担はあるわけですけれども、今回のように預けていたお金が大宗を失われてしまうということから比べれば幾らの負担でもないわけでありますので、是非真剣に検討してもらいたいと。必要なことは閣法で出してもらえば、我々何も反対しませんので、そこは...全文を見る
○荒木清寛君 今お答えのありましたように、厚生年金基金等については原則としてアマだと思いますし、国会においでいただいた年金基金の関係者のお話を聞いておってもプロではないなと、このように実感をした次第でございます。しかし一方で、厚労省の調査によりますと、今お話しのように、原則として...全文を見る
○荒木清寛君 最後に、まとめとしまして金融担当大臣にお尋ねをいたします。  AIJ問題につきましては、該当する厚生年金基金の加入者あるいは年金受給者につきましては、固唾をもって、どういう影響が及んでくるのか本当に心配をしていると思います。そういう意味で、早期の収拾策を政府として...全文を見る
○荒木清寛君 終わります。
07月26日第180回国会 参議院 社会保障と税の一体改革に関する特別委員会 第8号
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○荒木清寛君 公明党の荒木です。  今日は五人の参考人の先生方、大変にありがとうございます。順番に、まず橘木参考人からお尋ねをいたします。  私も高齢社会はもう福祉社会を目指すしかない、このように考えております。そこで、参考人は福祉国家論者だとおっしゃいましたが、具体的に規模...全文を見る
○荒木清寛君 もう一つ、橘木参考人にお尋ねします。  先ほどの、教育に対する支出を増やすべきである、今の高山参考人のお話も含めて全く同感でございます。そうはいっても、急に倍増というわけにもなかなかいかない財政状況であると思いますが、初等教育、高等教育あるいは社会人教育、様々な分...全文を見る
○荒木清寛君 高山参考人に次にお尋ねします。  衆議院での法案修正、またその前提としての三党協議によって、私は、民主党がマニフェストで掲げた消費税方式による最低保障年金制度は事実上、旗は下ろしておられませんけれども、撤回と等しい結果になった、このように思っております。  先ほ...全文を見る
○荒木清寛君 次に、結城参考人にお尋ねをいたします。  公明党も三党協議にかかわった理由は、増税先行にしない、きちんと社会保障の全体像を示すというところに大きな目的がありまして、それで、衆議院での修正では、社会保障制度改革国民会議で議論をして、税率アップの前にきちんと医療、年金...全文を見る
○荒木清寛君 結城参考人に引き続きお尋ねしますが、介護保険料あるいは医療保険の保険料の負担が上がるということについては、もう大変我々も苦慮しますし、もっと公的財源を、税金を投入する以外にないと思っているわけです。その一方で、介護や医療の制度の改革によって効率化するということも必要...全文を見る
○荒木清寛君 もう一問、結城参考人にお尋ねしたいのは逆進性対策です。  公明党は、複数税率ということを強く主張しておりまして、参考人もこのレジュメに、生活必需品等を据え置くというお話がございました。ただ、余りその幅を、対象品目を広くすると、それは財源が確保できないわけですけれど...全文を見る
○荒木清寛君 岩本参考人にお尋ねします。  国債、日本国民が九二%保有をしておる、それは家庭内の貸し借りに例えられる、こういうお話は私もよく聞きますが、ただ、やっぱり納得できませんのは、いずれにしましても、日本国民が国債を買うにしましても、将来は国民が税負担をしてその返済をしな...全文を見る
○荒木清寛君 最後に菊池参考人に。  政府の債務は純債務でとらえるべきだというお話でした。ただ、三ページを見ますと、金融資産の社会保障基金二百八兆円と。これはもう必要なお金であるから基金としてあるわけでして、こういうものまで引いて純債務ということで考えるのはちょっとまずいのでは...全文を見る
○荒木清寛君 終わります。
08月02日第180回国会 参議院 社会保障と税の一体改革に関する特別委員会 第12号
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○荒木清寛君 公明党の荒木清寛です。  今日、各公述人ありがとうございます。時間の範囲内で順次お尋ねをいたします。  森公述人には、高浜市長時代は本当に全国をリードするような数々の福祉の業績を私もよく存じております。そこで、介護保険の改革についてお尋ねしたいと思います。法案が...全文を見る
○荒木清寛君 次に、山崎公述人にお尋ねします。  先ほどの公述で、成立後の課題としまして、一つには逆進性の問題が検討課題であると言われました。公明党は複数税率、軽減税率を強く主張しているという経過はありますが、公述人はこの逆進性対策について具体的にどういうお考えがあるのか、また...全文を見る
○荒木清寛君 次に、藤岡公述人にお尋ねいたします。  先ほどの公述の中で、〇—二歳児の保育につきましては保育園の長年にわたるスキルを今後とも十分に生かしていただきたい、こういうお話がございました。これは、今度消費税率アップが実現をすれば、その確保されている財源の中で〇—二歳児の...全文を見る
○荒木清寛君 次に、今回の三党合意におきまして、子ども・子育てに関して一兆円の財源を確保するということが合意をされました。具体的には、「幼児教育・保育・子育て支援の質・量の充実を図るため、今回の消費税率の引き上げによる財源を含めて一兆円超程度の財源が必要であり、政府はその確保に最...全文を見る
○荒木清寛君 藤岡公述人に付け加えますが、衆議院でのこの三法案の附帯決議では、「幼児教育・保育の無償化について、検討を加え、その結果に基づいて所要の施策を講ずるものとする」、このようにございます。  この点は我が党も強く主張しているところですが、幼児教育、保育の無償化の必要性に...全文を見る
○荒木清寛君 次に、荒川公述人にお尋ねします。  先ほどの公述ですと、荒川公述人のお考えは、仮に社会保障の財源を求めるにしましても、消費税よりは所得税の累進課税の強化等と、こういう趣旨だというふうに伺いました。  ただ、この所得税に余り依存する場合には現役世代の負担が重くなり...全文を見る
○荒木清寛君 最後に、堀尾公述人にお尋ねいたします。  行政改革の課題として、公務員制度改革、定数削減、歳費削減、これもいずれも政治のリーダーシップでやらなければいけないことです。  これ以外に更に加えることがあれば、簡単に教えていただきたいと思います。
○荒木清寛君 ありがとうございました。終わります。
08月07日第180回国会 参議院 社会保障と税の一体改革に関する特別委員会公聴会 第2号
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○荒木清寛君 公明党の荒木です。  各公述人、ありがとうございます。  まず、伊藤公述人にお尋ねをいたします。  経済同友会が提言をする新たな年金制度設計でございますが、現在も四十年間保険料を納付すれば六万六千円の国民年金、基礎年金が受給できるわけであります。確かに七万円と...全文を見る
○荒木清寛君 仮にその新制度、全額消費税方式ということになった場合の事業主負担というのは、今と比べてどのように変わってくるでしょうか。
○荒木清寛君 今のお話で、過去債務の負担の清算というようなことですので、約五十年掛けて新方式になった場合には現在のレベルよりも事業負担は減るということですか。
○荒木清寛君 次に、菊池公述人にお尋ねをいたします。  公述人は、現在の提案されております社会保障制度改革推進法案二条三号の社会保険中心主義の堅持ということは評価されていると思います。一方で、与党・民主党も含めて、年金を税方式に転換するという主張ももちろん強いわけでありますけど...全文を見る
○荒木清寛君 田中公述人にお尋ねをいたします。  公述人のレジュメの中に、先ほど発言は省略されたようですけど、この十五ページで、高額所得者の年金給付を削減する問題という記述があります。具体的には公述人はどういう対策を、改善をすべきだというふうにお考えなんですか。
○荒木清寛君 加えて、これは年金制度の話ではありませんが、私は相続税の強化でありますとか、そうしたこともこの世代内格差の問題としては取り上げるべきだと思っております。  それで、先ほど分かりやすい例えで、コンビニでおにぎりを買っている非正規の人が高額所得の方の年金も支えていると...全文を見る
○荒木清寛君 小黒公述人にお尋ねいたします。  公述人のこの年金についての事前積立制度というのは傾聴に値するというか興味を持ちますが、ただ、諸外国の標準的な年金制度というのはやはり賦課方式が多いのではないかと、こういう感じがします。公的年金を最初に導入したドイツを含め、大半の国...全文を見る
○荒木清寛君 渡部公述人にお尋ねします。  公明党も、この消費税については軽減税率を導入すべきであると考えております。政府はこの点について、中小零細事業者の負担が大きいというようなことも言うわけなんですけど、この点は公述人はどのようにお考えですか。
○荒木清寛君 終わります。ありがとうございました。
08月10日第180回国会 参議院 社会保障と税の一体改革に関する特別委員会 第14号
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○荒木清寛君 まず、総理にお尋ねをします。  この特別委員会におきましては、質、量共に濃密な審議をしてきたわけでありますが、ただ、最終盤に至りまして八法案が廃案の危機に陥りました。これはひとえに政府・与党に責任があるということをまず申し上げます。  特別委員会の中央公聴会が六...全文を見る
○荒木清寛君 私も、八日の民主、自民、公明三党の党首会談は意義があった、このように考えます。  次に、子ども・子育て関連法案の財源について総理と財務大臣にお尋ねいたします。  いわゆる三党合意によりまして、幼児教育、保育、子育て支援の質、量の充実を図るため、今回の消費税引上げ...全文を見る
○荒木清寛君 言うまでもありませんが、今大臣が言及された内閣府、文科省、厚労省名で本委員会に提出された文書、これは財務省も含めて政府全体で了承した内容だと、このように当然理解をしてよろしいわけですね。
○荒木清寛君 それで、今の答弁で、〇・三兆円の財源についてはまだ具体的にどこからというめどは付いていないということでした。  しかし、よもやこの子ども・子育て関連の予算を削減をするとか、あるいは社会保障予算の他の分野のものを振り向ける、いわゆる他の社会保障予算を削減をするという...全文を見る
○荒木清寛君 先ほどの衛藤委員の質疑にもございました安心こども基金の件でございます。  先ほど厚労大臣からお話がございましたが、財務大臣にも、この新制度施行までの間あるいは施行以降も、先ほどのお話でこの安心こども基金というのは非常に有用であるということでありますので、この予算の...全文を見る
○荒木清寛君 次に、軽減税率の導入について、まず公明党発議者にお尋ねをいたします。  三党協議の中で我が党が強調したことの一つは、低所得者対策をきちんとするということでございました。これを踏まえての法案修正であったと考えますが、この法案修正の意義について、今日は最後ですから、改...全文を見る
○荒木清寛君 私は、あるいは公明党はと言ってもいいと思いますが、消費税八%の段階からの軽減税率を導入すべきではないか、このように強く考えております。  当初の政府案では、給付付き税額控除あるいは簡素な給付措置のみが考えられていたわけであります。そして法案が修正をされました。そし...全文を見る
○荒木清寛君 総理にそれではもう一つお尋ねしますが、EUの主要国の付加価値税は一五%から二五%と言われておりまして、一〇%になったとしてもまだEU諸国よりは低いということかもしれません。  しかし、食品に関する消費税で見ますと、イギリスは〇%、アイルランドは〇%、ドイツは七%、...全文を見る
○荒木清寛君 次に、住宅取得と消費税の負担軽減についてお尋ねいたします。  これは、当初の政府案の中に住宅取得時についての負担軽減が盛り込まれておりまして、さらに三党合意の中で八%の段階からこの対策を講ずるということが確認をされております。  そして、安住大臣も様々言及をされ...全文を見る
○荒木清寛君 そして、住宅ローン減税で対応するともしすれば、年収四百万から七百万円の世帯ではもう所得税から引き切れないと、住民税からも引かなきゃいけないし、それでも引き切れないということがあります。  そこで、もう住宅ローン減税だけでは限界がありますから、これも軽減税率なりある...全文を見る
○荒木清寛君 この委員会で、我が党の防災・減災ニューディール政策についても俎上に上がりました。  我々が目指しているのは、何も箱物を造るということではなくて、命を守るためにソフト、ハード両面での対策を進めるということでありまして、今回の消費税法改正案附則第十八条第二項で前進をし...全文を見る
○荒木清寛君 最後に、歳出の無駄の削減についてお尋ねをいたします。  先般、京都大学における物品調達をめぐる汚職事件において逮捕された元教授が、研究事業関係の補助金の預けという形で不正経理をしていた、そうしたことが発覚をいたしました。これはほかにも行われているという指摘もありま...全文を見る
○荒木清寛君 終わります。
○荒木清寛君 私は、ただいま可決されました社会保障制度改革推進法案に対し、民主党・新緑風会、自由民主党・たちあがれ日本・無所属の会及び公明党の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。  案文を朗読いたします。     社会保障制度改革推進法案に対する附帯決議(案)  ...全文を見る
○荒木清寛君 私は、ただいま可決されました社会保障の安定財源の確保等を図る税制の抜本的な改革を行うための消費税法等の一部を改正する等の法律案に対し、民主党・新緑風会、自由民主党・たちあがれ日本・無所属の会及び公明党の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。  案文を朗読い...全文を見る
08月10日第180回国会 参議院 本会議 第23号
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○荒木清寛君 公明党の荒木清寛です。  私は、公明党を代表して、ただいま議題となりました八法律案に対し、賛成の立場から討論いたします。  まず、この八法案が審議の最終段階において廃案の危機に陥ったことは、政府・与党に責任があることを指摘します。政治生命を懸けてこの国会中に成立...全文を見る
09月05日第180回国会 参議院 政治倫理の確立及び選挙制度に関する特別委員会 第2号
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○荒木清寛君 公明党の荒木です。  発議者にお尋ねをします。  近年の最高裁判決は、投票価値の平等をより重視する傾向になっております。平成十九年の通常選挙に関する最高裁判決、平成二十一年九月三十日でありますが、これは較差が四・八六倍というこの選挙について、最大較差についてなお...全文を見る
○荒木清寛君 本年七月十二日に選挙制度協議会におきまして、一川座長がいわゆる参議院選挙制度改革私案、四増四減案を提示をされました。この案につきましては、先ほどからありますように、十一回この協議会が開かれたということでありますので、そうした中での各会派による改革案、あるいは意見を踏...全文を見る
○荒木清寛君 今、一川座長といいますか、発議者がおっしゃった五倍以内に下げると、このお考えであります。私はそれは、先ほどから言っておりますように、最高裁も指摘をする一票の平等という憲法上の要請に本当にこたえているのかと疑問を大きく持ちます。  すなわち、現行の都道府県単位の選挙...全文を見る
○荒木清寛君 相当両発議者と私どもの一票の較差についての考えは違うなと思っておるんですが、もちろんこの立法裁量というのは認められるわけですけれども、当然憲法第十四条一項に基づく投票価値の平等というのは大原則なんですね。それは何倍以内かということでいえば、一人二票の人と一票の人がい...全文を見る
○荒木清寛君 引き続き発議者、座長にお尋ねしますが、今回の座長私案では、四増四減の改正を行う公職選挙法改正案の附則に、平成二十八年の参議院通常選挙に向けて、選挙区の広域化、その他の選挙制度の抜本的な見直しについて引き続き検討を行う、こういう規定を盛り込むということが示されていたと...全文を見る
○荒木清寛君 今回の提出案では、四増四減でありますから定数は削減されないわけであります。これは、もう消費税増税を決めたわけでありまして、国民の皆様はまず国会議員から身を削れということはもうひとしく思っていらっしゃいます。恐らく、もう定数削減ということについては各党各会派の間でも相...全文を見る
○荒木清寛君 与党民主党もマニフェストでは定数削減をうたっているわけでしょう。ですから、もっとそれは、参議院の役割は役割として、そのことは与党としてリードすべきじゃないでしょうか。  それで、今回の附則には、二十八年度の選挙に向けて引き続き検討を行うと、その検討は選挙制度協議会...全文を見る
○荒木清寛君 終わります。