荒木清寛

あらききよひろ



当選回数回

荒木清寛の2016年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月19日第190回国会 参議院 外交防衛委員会 第1号
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○荒木清寛君 まず、防衛省職員給与法改正案につきましてお尋ねします。  本法律案では、自衛官候補手当、学生手当、生徒手当の引上げも盛り込まれております。これらの手当について、自衛官同様、一般職の国家公務員の例に準じて引き上げる理由について説明を求めます。
○荒木清寛君 本改正案では、俸給月額の引上げのほかに、期末・勤勉手当の引上げについても措置されております。この点で、常勤の防衛大臣政策参与、学生及び生徒に対する期末手当の引上げも盛り込まれておりますが、これは事務官や自衛官の〇・一月分に比べて〇・〇五月分と引上げ幅が半分になってお...全文を見る
○荒木清寛君 前回の防衛省給与法改正の際に、私は優秀な若者を隊員として確保する必要性について質疑をいたしました。平成二十八年度予算案では、自衛隊における募集機能の充実強化として予算が盛り込まれておりまして、先ほどその概要につきましては人事教育局長からお話がありましたから、改めて答...全文を見る
○荒木清寛君 二十八年度予算案には、サイバー防衛隊の分析要員の増員が記載をされております。まさに、こうした分野では先端のノウハウを持った人材を採用しなければなりません。  したがいまして、場合によりましては、こうしたサイバーの分野につきましては既存の俸給表の給与以上の手当を払っ...全文を見る
○荒木清寛君 女性自衛官の活用につきましては、先ほど榛葉委員からありましたように、私も強い思いを持っております。大臣の答弁ですと、女性自衛官の割合も三%から五・七%に上がっておると、こういう報告でありました。それも含めて、この女性自衛官の人数、割合及び幹部自衛官への登用については...全文を見る
○荒木清寛君 昨年、当委員会で厚木基地に行きましたところ、次期対潜哨戒機のP1についても女性に配慮した、そうしたお手洗いの構造にしてある、こういう説明を受けました。  女性自衛官に対する母性の保護や、あるいは男女間のプライバシーの確保については具体的に今どういう措置をとっている...全文を見る
○荒木清寛君 終わります。
02月17日第190回国会 参議院 国民生活のためのデフレ脱却及び財政再建に関する調査会 第3号
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○荒木清寛君 公明党の荒木です。  私は、小黒先生にこの独立推計機関を設置をする法案についてお尋ねします。  これは超党派の議員も参加をして作ったということですから、各党でしっかり検討すべきだと思います。ただ、その法案策定に関わっていない立場からいいますと、本当にこういう専門...全文を見る
○荒木清寛君 ありがとうございます。
03月10日第190回国会 参議院 予算委員会公聴会 第1号
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○荒木清寛君 高橋市長が社会保障に熱意を持って取り組まれていることを感じ取りました。  まず、医療費助成制度に対する国民健康保険の国庫負担金減額措置の廃止については、公明党も全く同意見でして、乳幼児医療にしっかり取り組む自治体がペナルティーを受けるようなことはおかしい、このよう...全文を見る
○荒木清寛君 次に、子育て支援につきまして、いわゆる日本版ネウボラについてお尋ねいたします。  妊娠から出産、産後まで切れ目なくワンストップで総合的な相談を支えて行うのが子育て世代包括支援センター、いわゆる日本版ネウボラでありまして、これも予算措置で、新年度予算におきましては二...全文を見る
○荒木清寛君 介護についても課題が山積をしております。特に、認知症対策というのは社会的な大きな課題であると思います。この認知症の予防、またそうした方を、なられた方を地域で支える仕組みについて、水戸市として取り組んでいることがあれば御紹介願いたいと思います。
○荒木清寛君 次に、逢見公述人にお尋ねをいたします。  景気回復を地域中小企業にしっかり及ぼしていくことが喫緊の課題であると考えます。公明党が強く主張しまして、地方版政労使会議がほとんど全ての都道府県で行われているところです。この地方版政労使会議について、連合としてはどう評価さ...全文を見る
○荒木清寛君 次に、先ほどの公述で、正規労働者と非正規労働者の均等待遇の実現を図ることが重要である、このようにお述べいただきました。安倍内閣は同一労働同一賃金の実現を目指しておりますが、この点、連合も同じ考えと理解してよろしいですか。  また、これは働き方の改革を伴うものですか...全文を見る
○荒木清寛君 終わります。ありがとうございました。
03月23日第190回国会 参議院 外交防衛委員会 第7号
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○荒木清寛君 一連の北朝鮮による弾道ミサイルの発射は断じて許されません。最近の毎週のような短中距離弾道ミサイルの相次ぐ発射、あるいはより挑発的になっている北朝鮮側の言動を見ると、何か大きな変化があった、このように考えざるを得ません。どのように分析をしておられるか、まず防衛大臣から...全文を見る
○荒木清寛君 外務大臣にお伺いします。    〔理事塚田一郎君退席、委員長着席〕  先般のかつてない厳しい国連安保理決議は、アメリカ、韓国と日本がよく連携をした結果である、このように承知をしております。今後、この北朝鮮情勢に関しては、米韓と引き続き緊密に連携し万全の対策を取っ...全文を見る
○荒木清寛君 昨年の九月に国連サミットで採択されました持続可能な開発のための二〇三〇アジェンダ、SDGsについて外務大臣に尋ねます。  SDGsの意義や内容をどのように評価をしておるのか、改めて大臣にお尋ねします。
○荒木清寛君 そこで、SDGsに関するドラフトの採択、あるいはその実施に向けた議論に我が国はどのように貢献をしてきたのか、また今後どのように貢献していくのか、その姿勢をお尋ねします。
○荒木清寛君 先ほど大臣から御報告がありましたが、今回のSDGsの大きな特徴として、先進国も含む達成目標が策定をされたということがございます。そこで、そうしたことに先進国自らも達成すべき国際開発目標が採択されたことによりまして、我が国の開発協力やあるいは国内施策の体制の変更や整備...全文を見る
○荒木清寛君 公明党が推進してきました人間の安全保障の観点からお尋ねします。  この人間の安全保障は、今回のSDGsにも、人間中心、誰一人取り残さないといった表現で反映をされてきたところであります。これを含めて、我が国が重視をしてきたこれまでの考え方というのが、思想というのがS...全文を見る
○荒木清寛君 外務省の新年度予算ではODAに四千三百四十二億円が計上されまして、対前年比百四億円、プラス二・四%でありまして、平成二十三年度以降、当初予算ベースでは六年連続増となったことは評価されます。  グローバルな課題への貢献やSDGsの推進のためにODA予算をどのような分...全文を見る
○荒木清寛君 次に、先ほども議論がございました国際機関への義務的・任意的拠出金、分担金について、昨年に続いてお尋ねいたします。  我が国の多国間外交、グローバルな課題への取組の上で国際機関の活用や国際機関との連携は不可欠であります。一年前と比べましても円安は更に進行したわけであ...全文を見る
○荒木清寛君 平成二十八年度の任意拠出金額は前年度比で十億円増となっております。義務的拠出金は当然減らせない中でどうしてもこの任意拠出金の方にしわ寄せが来るということで、私は昨年も警鐘を鳴らしたところでありまして、今回十億円増となっていることは評価し得るわけであります。  そこ...全文を見る
○荒木清寛君 防衛関係予算につきまして、防衛大臣にお尋ねします。  新年度予算案におきましては、防衛関係費として五兆五百四十一億円が計上されました。一般会計予算として初めて五兆円を超え、過去最高額となったわけでありますけれども、一部批判も行われております。高額な装備品の購入が特...全文を見る
○荒木清寛君 終わります。
03月29日第190回国会 参議院 予算委員会 第20号
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○荒木清寛君 公明党の荒木清寛です。  アベノミクスの効果を地域と中小企業に広げていくために、まずは新年度予算の早期執行に努めていただきたいと思います。また、先週の政府の会議では、中小企業のうち幾つかの業種では、一年前と比較して取引価格が引き下げられたとする割合が二五%以上であ...全文を見る
○荒木清寛君 公明党もしっかりと与党として取り組んでまいりますので、よろしくお願いします。  次に、経済産業大臣に商店街活性化についてお尋ねいたします。  地域経済を支える商店街の維持発展のためには、大資本チェーンではなく地元資本の店舗を積極的に誘致すべきだと考えます。これに...全文を見る
○荒木清寛君 今大臣からは佐久市の取組も紹介がございました。イタリアにおいてはスローフードという取組も大変顕著でございまして、しっかりそうした事例も参考にしていただきたいと思います。  そこで、総理には、今の答弁を踏まえまして、地域経済の活性化にしっかり取り組んでいただきたい。...全文を見る
○荒木清寛君 公明党としては、この個人消費を活性化するための提案をいろいろさせていただきますので、どうぞよろしくお願いします。  さて、本日は平和安全法制が施行されます。その着実な執行に向けまして、公明党もしっかりとチェックをしてまいります。  今日は、日本の平和と安全を一層...全文を見る
○荒木清寛君 G7伊勢志摩サミットの折にオバマ米大統領が広島を訪問し、被爆の実相に直接触れることは、核兵器のない世界に向けて国際社会の協調を進める機会になると思います。是非、その実現に向けてお取組を総理にお願いいたします。
○荒木清寛君 日中関係の改善につきまして、両国には歴史認識の問題等難しい課題があるからこそ首脳交流が重要であると、このように考えます。また、東シナ海等で両国の偶発的な衝突を防ぐためにも海空連絡メカニズムを早期に運用すべきであります。  日中関係改善についての総理の決意をお尋ねし...全文を見る
○荒木清寛君 先般、山口党代表らとともに福島県いわき市の小名浜魚市場を訪問し、放射性物質の検査場を調査をいたしました。魚介類をミンチ状にせずに測定できる非破壊型検査機器も導入され、本格的な操業、出荷に向けた準備が進められております。一方で、主力商品である遠洋漁業のカツオ、マグロに...全文を見る
○荒木清寛君 最後に、総理に要請をして終わります。  原子力災害の影響により、福島県全般にわたり農林水産業や観光業を始めとする各分野において依然として風評被害が残っております。風評被害を払拭するために対策を進め、また、各国政府への情報発信や働きかけを引き続き国を挙げて行うことを...全文を見る
03月31日第190回国会 参議院 外交防衛委員会 第10号
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○荒木清寛君 今回の特別協定についてお尋ねいたします。  防衛省の認識をお尋ねします。  一方で我が国の厳しい財政状況がありまして、昨年末の財政審の答申では、この米軍駐留経費負担につきましても聖域視することなく見直しを行い、縮減を図る必要がある、こういう答申をしております。他...全文を見る
○荒木清寛君 先ほど私は昨年末の財政審の答申と申し上げましたけど、正確には建議ということですので、訂正させていただきます。  そこで、防衛大臣に、今回の協定の期間を五年とした理由につきましてお尋ねをいたします。  過去、平成十八年の特別協定は二年、平成二十年の特別協定は三年の...全文を見る
○荒木清寛君 三年ではなくてもう五年ということで改定を進めてきている理由ですね、なぜ五年なのかということについてもう少し付言していただけますか。
○荒木清寛君 私も、現下の情勢の中での予見可能性ということを考えると妥当な期間設定ではないか、このように思っております。  先ほど防衛省から労務費につきまして、装備品の維持整備、事務等に従事する労働者を増やす一方で福利厚生の職員を削減をすることになったという説明でございました。...全文を見る
○荒木清寛君 駐留軍と労働者の役割についてお尋ねします。  現在、国内の駐留軍労働者の職種は約千三百あるとされまして、各地の米軍基地において各々の役割を果たしていると考えます。政府は、駐留軍等労働者が日米関係の中でどのような役割を果たしていると考えているのか、防衛省の認識、評価...全文を見る
○荒木清寛君 先ほど、米軍のリバランス政策について、最新鋭のそうした装備を我が国に配置をすることになっている、こういうお話でございました。  この米軍のリバランス政策というのはそもそもどういうものなのか、そして、このことはアジア太平洋地域の安全保障環境、また我が国の平和と安全を...全文を見る
○荒木清寛君 次に、防衛大臣に平和安全法制の施行と日米同盟の強化についてお尋ねいたします。  三月二十九日に平和安全法制が施行をされました。日本の平和と安全を一層高めていく、そうした法の趣旨にのっとった正しい運用をしていただくように政府は万全を尽くすことを求めます。  そして...全文を見る
○荒木清寛君 先ほど先行委員の質疑にもございましたし、また米大統領選の候補の発言もあるわけであります。我が国はアジア太平洋地域の安定のために厳しい財政状況の中で特別協定を結び、米軍の円滑化に努めているわけであります。こうした特に財政負担につきまして我が国が同盟国として行っている協...全文を見る
○荒木清寛君 最後に、外務省に日米地位協定そのものについて一問お尋ねいたします。  刑事裁判権に係る十七条の五項(c)につきまして、平成七年十月には、殺人又は強姦という凶悪犯罪等の場合には米側から日本側に起訴前にも被疑者の身柄移転が行われるという、こういう運用の見直しが行われま...全文を見る
○荒木清寛君 終わります。
04月21日第190回国会 参議院 外交防衛委員会 第14号
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○荒木清寛君 まず、外相に、日ロ外相会談についてお尋ねいたします。  十五日にラブロフ・ロシア外相と岸田大臣との外相会談が行われました。会談後の共同記者会見では、大臣は、今後の日ロの交渉に弾みを与える前向きな議論をした、このように述べておられます。一方で、ラブロフ外相の会見を聞...全文を見る
○荒木清寛君 それでは、本協定につきましてお尋ねします。  この日・フィリピン社会保障協定が発効しますと、年金保険料の二重払いが解消されますのは日本とフィリピンでそれぞれ何名になるのか、特に、そして日本企業側の負担軽減額はどの程度であって、またその金額というのはどういう計算で推...全文を見る
○荒木清寛君 本協定によりますと、企業によりまして相手国に一時的に派遣される被用者につきましては原則として就労地国の法令を適用するということになりますが、派遣期間が五年を超えないと見込まれる場合、五年以下ということですね、その場合につきましては、母国の年金保険料のみを支払えばいい...全文を見る
○荒木清寛君 九割以上の方がそういう意味ではこれまでは二重負担を強いられていて掛け捨てになっていたと、そういう方が救済といいますか、されるということかと思います。  次に、日本経団連が二〇一三年四月に発表しました通商戦略の再構築に関する提言におきましては、社会保障協定の締結を推...全文を見る
○荒木清寛君 三月現在で政府間交渉中は四か国でありまして、スウェーデン、中国、トルコ、スロバキアである、このように報告を受けております。  そこで、中国についてお尋ねしますが、昨年十一月には三年七か月ぶりに日中社会保障協定に関する政府間協議が開催をされました。今後の交渉の見通し...全文を見る
○荒木清寛君 中国における日本企業駐在員の社会保険料負担は重いとされております。総所得に対する割合も高いし、当然、中国の年金の受給資格は何年間か私承知をしませんけれども、恐らくは掛け捨てになっている駐在員がほとんどであろう、このように思っております。  そこで、外務省、政府とし...全文を見る
○荒木清寛君 終わります。     ─────────────
05月09日第190回国会 参議院 決算委員会 第10号
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○荒木清寛君 公明党はかねてより公務員による不正経理の根絶に取り組んでまいりましたが、しかるに、二十六年決算検査報告でも報告がありました。  これは、農水省が所管をする独立行政法人十法人につきまして、研究用物品の購入等に当たり、会計規程等で認められていない前払により購入を行って...全文を見る
○荒木清寛君 こうした不正経理というのは、無用の契約上のトラブルになって独法に損害を及ぼしたり、あるいは着服等のそういう不正につながる温床ともなりかねないわけでありまして、厳しくやっていただきたいと思います。  そのほかの独法につきましても今回の決算検査報告で指摘をされておりま...全文を見る
○荒木清寛君 農水大臣に対する私の質疑は以上ですので、委員長においてお計らいをいただいて結構です。
○荒木清寛君 次に、厚労大臣に、特定就職困難者雇用開発助成金に係る検査院の指摘についてお尋ねいたします。  厚労省につきましては、障害者等就職が特に困難な求職者を雇用した事業主に対しまして、いわゆる就職困難者助成金を支給をしております。ところで、今回の決算検査報告では、二十三年...全文を見る
○荒木清寛君 この障害者に係る就職困難者助成金は、毎年それなりの金額が計上されておりまして、非常に重要な予算であると思っております。  今日は財務大臣も同席しているわけですが、こうした検査院の指摘を受けて、財務省の査定が厳しくなってこの予算が減額、助成金が減額されるようなことに...全文を見る
○荒木清寛君 厚労大臣への質問は以上です。
○荒木清寛君 次に、先ほど礒崎委員からもありました高規格道路の暫定二車線問題について、私も一問お尋ねをいたします。  この高速道路の暫定二車線というのは先進国には例がないと思いますし、先ほどの答弁でも、死亡事故につながる確率が二倍ということはゆゆしき問題であると思います。暫定二...全文を見る
○荒木清寛君 今月四日にも、常磐自動車道で暫定二車線での正面衝突で親子が死亡するという、こうしたニュースも、痛ましい事故もあったばかりでありますので、どうぞ対策をよろしくお願いします。  次に、熊本地震につきましての仮設住宅の整備について、要請、お尋ねをいたします。  様々政...全文を見る
○荒木清寛君 国交大臣にお尋ねいたします。  熊本地震においては、今日現在、四十九名の人命が犠牲となっております。その八割近くが建物倒壊によるものとされております。また、一部の地方公共団体の本庁舎が倒壊の危険から使用できなくなるという事態が相次いで、当初、罹災証明もすぐに出ない...全文を見る
○荒木清寛君 熊本地震での犠牲者、建物倒壊による犠牲が八割近くであった、その多くが旧いわゆる建築基準法の基準による建物であった、このように承知をしております。  国土交通省は、住宅等の耐震改修につきましては、費用の二三%を補助する仕組み、国一一・五、地方一一・五でありますけれど...全文を見る
○荒木清寛君 我々も、政府・与党一体となってこの住宅の耐震化については進めていきたいと、このように決意をしております。  最後に、国交大臣に、先般四月から施行されました踏切道改良促進法についてお尋ねをいたします。  私は、十二年前に富山県の旧北陸本線の踏切道の歩道の拡幅につい...全文を見る
○荒木清寛君 以上で終わります。
05月10日第190回国会 参議院 外交防衛委員会 第16号
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○荒木清寛君 外務大臣にお尋ねします。  四月三十日の日中外相会談を始めとする訪中の成果について御報告を求めます。  訪中前の記者会見で大臣は、新しい時代にふさわしい二国間関係を構築していくために、二国間関係を前進させる一歩になるような訪問にしたい、このように抱負を述べられま...全文を見る
○荒木清寛君 岸田大臣は、今回の外相会談等で五つの協力分野及び三つの共通認識を提起されましたが、これを提起した狙いはどこにあるんでしょうか。また、これに対する中国側の受け止め方と、また、大臣のこうした問題提起が今後の日中関係改善にどうつながっていく、促進をする効果があると期待をし...全文を見る
○荒木清寛君 歴史認識の問題の隔たり等は容易に解消するものではありませんので、こうした共通の課題につきまして具体的な協力を積み重ねていくことは私も極めて重要であると思いますので、是非具体的に協力を進めていただきたいと思っております。  今般の日中外相会談におきましては、南シナ海...全文を見る
○荒木清寛君 いよいよ今月二十六、二十七のG7伊勢志摩サミットが間近に迫っております。安倍総理は今月一日から五日にかけまして欧州五か国を訪問いたしまして、G7サミット成功に向けての幅広い意見交換を行ったわけであります。  そこで、今回の総理の訪欧はいかなる成果があったのか、また...全文を見る
○荒木清寛君 午前の質疑で日ロ首脳会談についても取り上げられました。これは、四月十五日の日ロ外相会談で双方受入れ可能な解決策をという合意に至った、これを受けての首脳会談であるということで、大臣はそういう意味ではしっかりとお膳立てをされた、このように聞いていた次第でございます。 ...全文を見る
○荒木清寛君 今後の進展に期待をいたしますし、特に総理とプーチン大統領がかなり強い個人的な信頼関係を築いているところに期待を掛けたいと思っております。  一方で、ロシアにクリミアの一方的併合など力による現状変更は容認しないという、ウクライナ問題についての連携を強化するとのG7の...全文を見る
○荒木清寛君 終わります。
05月12日第190回国会 参議院 外交防衛委員会 第17号
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○荒木清寛君 オバマ大統領が現職の米国大統領として初めて被爆地広島を訪問することは大変意義深いわけであります。そこで、今回のオバマ大統領の広島訪問を踏まえて、我が国として核軍縮の機運を再び高めるためにどう今後外交を展開していくのか、広島出身である岸田大臣の決意をお尋ねします。
○荒木清寛君 是非、核廃絶、核軍縮についての機運を高める反転攻勢のチャンスとしていただきたい、このように考えます。  次に、日・イラン受刑者移送条約についてお尋ねをいたします。  まず、国際受刑者移送条約は、受刑者本人、裁判国、執行国、執行国というのは受刑者の本国でありますけ...全文を見る
○荒木清寛君 従来の実績では、送り出しの受刑者は三百三十三人で受入れが九人ということですから、数だけで言ってはいけませんが、それだけでも我が国にとってもメリットがあると、このように私は認識をしております。  そこで、今回イランとの間で本件条約を締結することについてはどういうメリ...全文を見る
○荒木清寛君 本条約の第三条一項の(c)では、移送の要請があった時点で残余刑期が少なくとも六か月があることが移送の条件として規定をされております。  一方で、平成二十二年四月二十二日の当法務委員会におきまして当時の千葉法務大臣は、移送の要請から移送までには約一年程度の期間が掛か...全文を見る
○荒木清寛君 条約の第四条では、刑を言い渡された者の移送の要請については、当該移送がいずれかの締約国の主権、安全、公の秩序その他重要な利益を害するおそれがある場合には拒否することができる、こういう規定がございます。  こうした移送の拒否を定めた規定は、CE条約、これは受刑者移送...全文を見る
○荒木清寛君 最後に、第十条の三項及び四項によりますと、執行国は、裁判国の刑の執行を継続するに当たり、裁判国において決定された刑の法的な性質及び期間を受け入れなければならないが、刑の性質又は期間が自国の法令に適合しない等の場合には自国の法令に規定する制裁に合わせることができるとさ...全文を見る
○荒木清寛君 終わります。
05月24日第190回国会 参議院 外交防衛委員会 第19号
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○荒木清寛君 沖縄県うるま市の女性会社員の死体遺棄事件は米軍属による卑劣で極めて残忍な事件であり、強い憤りを覚えます。御遺族の悲しみ、また沖縄県民の心情を思うと言葉も出ないわけであります。私も米国政府に対しまして強く抗議をいたします。また、警察、検察当局においては、徹底した捜査で...全文を見る
○荒木清寛君 逮捕された被疑者は米軍属の身分を持ちます。この米軍属というのはどういう身分なのか、そしてこの被疑者の男が沖縄への滞在が認められているのは日米地位協定が根拠となって滞在が認められている、このことには間違いありませんか。
○荒木清寛君 そうしますと、被疑者は日米地位協定に基づいて、この条約上の根拠に基づいて滞在しているわけでありますから、今回の犯罪が日米地位協定に関係がない、このようには言えないことは間違いないわけですが、確認を求めます。
○荒木清寛君 外務大臣にお尋ねいたします。  こうした法的な関係からしましても、日米地位協定を改定すべしという意見が今回の事件を通して更に高まっていることは私は理解ができるわけであります。政府としても、こうした声はきちんと受け止めて、地位協定の在り方をこの際真摯に検討すべきであ...全文を見る
○荒木清寛君 外務大臣、防衛大臣にそれぞれお尋ねいたします。  それぞれのお立場で、捜査への米側の全面的な協力と米軍人軍属による犯罪の実効性のある再犯防止対策を米国に対してしっかりと求めていただきたい。両大臣におきましては、これまでも、先ほどの答弁で、取られてきたわけであります...全文を見る
○荒木清寛君 私は、防衛大臣に対する質疑は終わりましたので、委員長のお計らいで、結構です。
○荒木清寛君 次に、G7伊勢志摩サミットが迫っておりますが、SDGsの推進について、何回も取り上げてきましたが、お尋ねします。  我が国は、このサミットにおきまして議長国としてSDGsの重要性を強く訴え、その実施を加速、強化するメッセージをしっかり出せるよう、外務大臣には更なる...全文を見る
○荒木清寛君 ドイツとの租税協定について一問お尋ねいたします。  本協定はOECDにおける様々な議論の成果が反映をされております。そこで、この協定が今後我が国が締結する租税条約の一つのモデルというか標準形となっていくのかどうか。そしてまた、本協定には特典制限条項、この特典の享受...全文を見る
○荒木清寛君 チリとの租税協定についても一問お尋ねします。  この協定締結につきましては、二〇一四年に行われたチリ側の税制改正が影響しているとも聞きます。そこで、そのチリ側の、チリでの税制改正によって我が国企業に何らかの不利益があるのか、また、本条約締結によってそうした不利益が...全文を見る
○荒木清寛君 終わります。