粟森喬

あわもりたかし



当選回数回

粟森喬の1988年の発言一覧

開催日 会議名 発言
11月10日第113回国会 衆議院 税制問題等に関する調査特別委員会 第21号
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○粟森喬君 私は、きょうといいますか今なぜ地方公聴会を開かなければならないのかということについて、強い疑問と反発を持って参加をしているという気持ちをまず冒頭申し上げます。  私どもの内部では、本日のこの公聴会に参加をすべきではないという意見もございました。ボイコットしろというふ...全文を見る
○粟森喬君 例えば試算の仕方をいろいろ見なければならないので、一つの例で申し上げます。私は「税制改革案のあらまし」「いっしょに考えませんか。」という政府の出した一つの例でちょっと考えてみたいと思います。  給与収入が例えば三百万の方でいきますと、減税をこれだけするから三万九千七...全文を見る
○粟森喬君 私は部分的には同調できるところもございます。例えば、給与所得者の減税といいますか、重税感が非常に高いというのはこういうことじゃないでしょうかね。累進税率ですから、賃上げを五%しても税金は七%上がるわけです。過去の所得税減税をやってきたときは、五%の賃上げなら五%程度の...全文を見る
○粟森喬君 二点についてだけお答えします。  一つは、消費税と物品税はやはり性格がかなり違うという意味では、認識は加藤先生と一致です。私は、物品税における矛盾が何か税制改革すべての問題のように言われるというのはちょっと問題だという立場で先ほども意見を申し上げました。  という...全文を見る
○粟森喬君 そのとおりでございまして、一つの例で申し上げると、私どもの地域に行くと保育所なんかに入るときに、どう考えたってサラリーマンのうちの子供と隣の中小企業、余り特定するとだれかのことを言っていることになりますからあれですけれども、どう考えたって私の方が安くていいはずなのにも...全文を見る
○粟森喬君 一つは、福祉との関連でどうなのかという御意見ですが、消費税は福祉目的税となっていないので、福祉をどうするかということについて今政治の場で、財源問題といいますか国の財政なり将来の見通しの中で、高齢化社会の中でこれは大変な問題だよ、だから消費税導入だということで、何となく...全文を見る
○粟森喬君 前段の部分はほとんど陳述で述べましたので、それで尽きると思います。  証人喚問はぜひともやるべきだと思います。といいますのは、例えば検察が今、言ってみれば司直の手で調査して取り調べをやっているということは、私は国会の権威にかかわる問題だと思う。国会がちゃんと証人喚問...全文を見る
○粟森喬君 日本の政治の中の一つの欠陥として住民投票とか国民投票というのが事実上できない仕組みになっておるから、これは結果として選挙で問わざるを得ないだろうということで、私どもも解散・総選挙すべきだというのはそういうことです。本来的には、これほど民意がいろいろ問われているときには...全文を見る