木村英子

きむらえいこ

比例代表選出
れいわ新選組
当選回数1回

木村英子の2019年の発言一覧

開催日 会議名 発言
11月05日第200回国会 参議院 国土交通委員会 第2号
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○木村英子君 れいわ新選組、木村英子です。会派れいわ新選組を代表いたしまして、質問いたします。  私は、これまで重度の障害を持ちながら施設ではなく地域で自立生活を行ってきました。障害者が地域で当たり前に生活するには、就労、就学、住宅、交通機関、防災など様々なバリアがたくさんあり...全文を見る
○木村英子君 では、配付資料一を御覧ください。これは、消防庁が出している避難行動要支援者名簿の作成等に係る取組状況の調査結果等の資料です。  今後、災害は、いつ、どこで起こるか分かりません。しかし、配付資料一を見ていただくと分かるとおり、個別計画を策定している自治体は全体の一四...全文を見る
○木村英子君 まだ全体ではないと思うので、しっかりと取り組んでいただきたいと思います。  次に、高齢者、障害者等の移動等の円滑化の促進に関する法律、通称バリアフリー法について国交大臣にお尋ねします。  バリアフリー法の目的のとおり、バリアフリー化が進んでいれば、災害が起こるた...全文を見る
○木村英子君 ありがとうございます。  では、文部科学大臣にお尋ねします。  学校の体育館のスロープやトイレのバリアフリー化の状況はどうなっていますでしょうか。
○木村英子君 学校のバリアフリーについては、文科省でもインクルーシブ教育を推進していて、障害者基本法第一条に、障害の有無によって分け隔てられることなく、相互に人格と個性を尊重し合いながら共生する社会を実現すると書いてあります。  ということは、災害時だけではなく、ふだんからバリ...全文を見る
○木村英子君 ありがとうございます。では、今後ともよろしくお願いいたします。  続きまして、バリアフリー法の中にある多機能トイレについて、国交大臣にまたお尋ねします。  多機能トイレは学校内に限らず様々な公共施設などに設置されておりますが、国交大臣は多機能トイレを利用されたこ...全文を見る
○木村英子君 それは助かります。今後もそれでお願いいたします。  昔は、公共施設とか駅に一般トイレしかなかったために、車椅子のマークの付いた障害者用トイレが造られていました。車椅子用トイレと言われた時代は、一般の方が利用することはほとんどありませんでした。しかし、その後、車椅子...全文を見る
○木村英子君 そういう歴史があって変わってきたとは思いますけれども、多機能トイレがあることでどんどん車椅子の人が入れなくなっている状況があります。  車椅子用トイレに様々な機能が追加されてきたのは、未就学児のいる子育て世代やオストメイトの方など、通常のトイレとは異なる機能を持っ...全文を見る
○木村英子君 細かいようですが、多機能トイレのスペースについて今度はお聞きします。  資料の三を御覧ください。これは、国土交通省の作成した高齢者、障害者等の円滑な移動等に配慮した建築設計標準です。それにある車椅子トイレの設計標準によれば、現在、車椅子用トイレは二百掛ける二百の大...全文を見る
○木村英子君 ありがとうございます。  障害者や高齢者の社会参加を促進するためにも、そして、来年のオリンピック、パラリンピックが近づいているところでありますので、トイレが多分障害者の方がたくさん来て混雑すると思います。そういう状況を打開していくためにも、それぞれの省庁が縦割りで...全文を見る
○木村英子君 ありがとうございます。  以上です。
11月20日第200回国会 参議院 地方創生及び消費者問題に関する特別委員会 第3号
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○木村英子君 れいわ新選組の木村英子です。会派れいわ新選組を代表いたしまして、質問いたします。  障害者は社会の中で、障害を持っているという理由で、健常者では出会わないような様々な差別やトラブルに巻き込まれています。  私自身、障害を持ちながら地域で生きてきましたが、施設と養...全文を見る
○木村英子君 ありがとうございます。  今大臣がお答えしてくれたように、ここ十年で障害者の多くが障害を理由としての消費者トラブルに遭っています。私が聞いた障害者の方々の消費者トラブルの事例について少しお話しします。  知的障害者の方で、限られた人たちとの人間関係が長く、突然出...全文を見る
○木村英子君 大臣のおっしゃられることは、取組についてはとても有り難いと思ってはいるのですが、ただ、ここ数年相談件数が増えているという実態もあります。それにもかかわらず、一人一人の障害者に合った適切な対応が窓口でされていないという現状があります。  国民生活センターが消費者セン...全文を見る
○木村英子君 分かりましたが、現在、身体障害者、知的障害者、精神障害者、視覚障害者、聴覚障害者など、様々な障害を持った人たちがいます。それぞれが持っている障害によって差別され、社会の中で生きづらくされています。  車椅子を使用している私や知的障害を持った友人がデパートに行ったり...全文を見る
○木村英子君 とても長いお話で、ちょっと、私のしゃべることが半分以上しゃべれなかったんですけど。  私が聞きたかったのは、差別解消法による対応指針と対応要領が各省庁に義務付けられているというところで、その末端の国民生活センターとかそういうところにまで周知されていますかということ...全文を見る
○木村英子君 分かりました。  先ほどお話ししたように、差別的取扱いをなくすために、建物の合理的配慮はもちろんのこと、窓口対応については個々の障害者に対応できる職員の配置を早急に改善していただきたい。また、障害者差別解消法による対応指針と対応要領について更なる充実を図り、各セン...全文を見る
○木村英子君 ありがとうございます。  では、これからも改善に取り組んでいただきますようお願いいたします。  以上で質疑を終わります。
11月28日第200回国会 参議院 国土交通委員会 第4号
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○木村英子君 よろしくお願いします。れいわ新選組の木村英子です。会派れいわ新選組を代表いたしまして、質問いたします。  今回の港湾法の一部を改正する法律案より一年前の二〇一八年十一月三十日に、海洋再生可能エネルギー発電設備の設置に係る海域の利用の促進に関する法律が成立いたしまし...全文を見る
○木村英子君 海洋再生可能エネルギー発電設備整備促進区域指定ガイドラインでは、促進区域の選定において配慮すべき事項として、航空路や海底ケーブルについての記述はありますが、生物多様性への影響への回避についても配慮することや、海洋生物への影響を最小限にとどめるという内容については、具...全文を見る
○木村英子君 協議会で決まったことに対して環境大臣が意見するということではありますが、ガイドラインの中では海洋環境の保全について具体的なことが書かれていません。生物多様性の影響の回避をするためには、環境大臣はどのような内容について意見するおつもりでしょうか。
○木村英子君 ありがとうございます。  立地選定の段階で環境アセスメントを国が責任を負って行うべきと思いますが、なぜそうしないのでしょうか。また、事業者が行うアセスメントにおいても、責任を持って環境省がチェックして、環境に問題があると分かったときにはちゃんと歯止めとなってくれる...全文を見る
○木村英子君 環境アセスメントについてですが、事業所に任せることになっていますが、環境に影響があることが分かっても、利害関係のある事業所は後戻りできないというふうに思います。  現在の立地選定の方法では環境への配慮は不十分であり、それを前提とした本改正案での港湾設備が進めば、今...全文を見る
○木村英子君 れいわ新選組の木村英子です。  会派を代表して、港湾法の改正案について反対の討論を行います。  本法案は風力発電事業の推進のための改正案ですが、風力発電のような再生可能エネルギーを活用していくことについてはとても必要性を感じております。しかし、自然環境や生物への...全文を見る
12月03日第200回国会 参議院 国土交通委員会 第5号
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○木村英子君 れいわ新選組の木村英子です。会派れいわ新選組を代表いたしまして、質問いたします。  私たち障害者にとって、社会的障壁の一つに交通アクセスのバリアがあります。今回は、障害者の社会参加を促進するために必要な鉄道の問題を当事者の目線から質問させていただきます。  まず...全文を見る
○木村英子君 ありがとうございます。しっかりその辺はやっていただけたらと思います。  次に、新幹線「のぞみ」の例ですが、一つの列車に千三百人以上が乗車できるようになっています。しかし、そのうち車椅子スペースはたった一、二席しかありません。差別解消法が施行された現在において、余り...全文を見る
○木村英子君 ありがとうございます。  座席に座れる方も多いとは思いますけれども、私のように車椅子から降りることができない乗客にとっては、スペースの確保というのはとても重要な問題になります。  次に、資料二を御覧ください。この写真は、私が東海道新幹線に試しに乗ってみた際の写真...全文を見る
○木村英子君 ありがとうございます。  障害を持って車椅子を利用している人たちは、やはり心のバリアの面でもありますし、やっぱり人に迷惑を掛けてしまうんじゃないかと思って利用を控えてしまうような方も増えておりますので、やはり早急に合理的配慮を進めていただけたらと思いますが。  ...全文を見る