案納勝

あんのうまさる



当選回数回

案納勝の1974年の発言一覧

開催日 会議名 発言
10月24日第73回国会 参議院 決算委員会 閉会後第7号
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○案納勝君 私は厚生大臣に、今日政府が新年度の予算の編成期にあるし、すでに厚生省は概算要求を提出している段階にありますから、そういうものを踏まえながら、社会福祉政策の基本問題について幾つかお尋ねをしたいと思います。  昨年来、政府の経済財政政策の失敗から、狂乱状態を招きました。...全文を見る
○案納勝君 いま臨機応変に最も社会的弱者を中心に進めていくという御答弁がありました。これに触れるやつは後ほど触れますが、第二点として、厚生省が五十年度の概算要求ですか、すでに提出をされ、新聞記者その他にも発表をされています。この中では、三兆七千億で前年比三〇%の伸びというふうに見...全文を見る
○案納勝君 それでは三〇%、前年度比事実上四〇%ぐらいになる、こういう決意でございますが、十月の七日に総理府の社会保障制度審議会が当面の社会保障施策について異例の意見書を出しました。これはまあ、御存じのとおりですね。この審議会はもう繰り返すまでもありませんが、先ほど私が申し上げま...全文を見る
○案納勝君 昨年から齋藤厚生大臣たいへん御苦労をされてきていることはよくわかるんでありますが、いまの御答弁に関係をして、それじゃあ、いま五十年度の概算要求を厚生省は出していますが、この十月七日の総理府の社会保障制度審議会の答申を受けて、先ほど言われたように、スライドの問題について...全文を見る
○案納勝君 これはことしの五月二十一日、社会労働委員会で、年金法一部改正の際にも附帯決議が出されている問題です。したがっていま大臣が言われたように、これらについては新たな問題としてやるということですから、ぜひひとつ実現をしていただきたいと思います。  そこで、次いで質問をします...全文を見る
○案納勝君 時間がないので割愛しますが、私は、これはお答えいただかなくてもいい、意見としてお聞きをしていただきたいのです。  いま大臣から答弁ありましたが、厚生年金及び各種共済年金においての四十七年度の統計を見ても、地方公務員共済の場合、これが最高ですが、四万三千円というのが平...全文を見る
○案納勝君 全く時間がなくなったので年金問題はあと一点だけにしほりますが、いま言われた賦課方式の問題に関係をするんですが、今日の修正積み立て方式でいった場合に、大臣の言われる幾らの年金にするかが先決だと言われるように、生活ができる年金にいつするかというのが先決だと思う。そのために...全文を見る
○案納勝君 それじゃ、もうこれで終わりますが、いま言われた中間報告が出れば、その中間報告について私どもに提起をしていただけますね。  そこで最後ですが大臣にお願いをしたいのは、きょうは時間がなくてこの程度に年金問題はしましたが、どれ一つとっても、私は今日の段階では緊急な課題であ...全文を見る
○案納勝君 私のところへ厚生省の指導の今日国がとった対策について連絡をいただきました。いま御指摘をされましたが、この原因が注射であることはほぼ間違いないというのは、医師会の見解の中にも明らかにされている、また溶血性の抗生物質の薬、これらについての指摘も今日あるやに聞いております。...全文を見る
○案納勝君 もう時間がないけれども、ちょっと最後に。
○案納勝君 あなたは、原因が出てまいりますならばと、こう言われる。しかし、一般的にいって、幼児でかぜや下痢の患者、注射を、平均注射――ここに私は資料があるのですが、これは山梨ですが、五十六本打っている。こういうことが正常な状態で考えられますか。また、ここにカルテがありますが、二百...全文を見る
10月29日第73回国会 参議院 逓信委員会 閉会後第1号
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○案納勝君 私は、まず冒頭に、きょうは郵便料金の値上げ、電信電話料金の値上げの問題について、何点かにわたって大臣にお伺いをしたいと思います。  なお、本日、大蔵政務次官、経済企画庁の局長を呼んでおりますが、お見えになっておりますか。——それじゃ大蔵政務次官かまたお見えになってい...全文を見る
○案納勝君 引き続いて、いまの答弁について質問しますが、いま四十九年度で六百九十六億ですか、四十九年度の赤字総額は千四百億と見込まれるというふうにお話がありましたが、いま若干答弁のあった中でも言われておりますが、この赤字の主たる理由は何と理解をされているか。
○案納勝君 伸び率の鈍化というのはどこからきたと理解されますか。
○案納勝君 これは四十八年の十二月の郵政審議会に説明をされた資料でありますが、これで見ますと、いま石井郵務局長は一種の郵便物がたいへん鈍化をしてきた、こういうふうに説明をされましたが、四十二年の料金値上げのときにおける郵便物の伸びといいますか、総体の物数における第一種の構成比と四...全文を見る
○案納勝君 ここでもう一点質問したいのですが、四十八年度、国内の郵便物の種別の一通当たりの原価及び損益について、通常の一種、二種、三種、四種、書留、普通速達、小包、これらについて明らかにしていただきたい。
○案納勝君 それでは原価の面についてはこの程度にしまして、もう一点大臣にお尋ねをしたいのです。  四十二年に郵便料金の値上げをした。今回、先ほどの大臣の答弁によれば慎重に料金を含めて検討をしたい。この前の四十二年から今日の五十年度の予算にかけて、四十二年度の料金の改定の際に両三...全文を見る
○案納勝君 大臣に重ねてお尋ねしますが、いま言われるように、相当長期にわたって事業全体の展望を立てていこうとするならば、四十八年度の郵政審議会の答申では間に合わない。したがってもっと上回った料金の改定をせざるを得ない。それは二、三年で再改定になるようなことはできない、こういう御答...全文を見る
○案納勝君 それじゃ、大臣、重ねてお尋ねしますが、それでは現在まだ郵政省は大臣としては郵便料金を幾ら上げるかということについてははっきりした決断もあるいは中身についても持っていない、こういうふうに理解してよろしいですか。
○案納勝君 それは、大臣、郵便料金について見送り、凍結をするという考え方も含んでいるわけですか。
○案納勝君 次いで、電信電話料金の値上げの問題について御見解を承りたいと思います。大臣は最後に御見解を承りますので、電電公社総裁にお伺いします。  いままで電電公社は経済社会発展計画の一環として長期五カ年計画というのが実行中だと、今後についても、いままで進めてきた長期拡充計画を...全文を見る
○案納勝君 もう多くを申し上げる必要はありませんが、政府の高度成長政策の破綻で今日のように国民の福祉というものがまさに危機に瀕している。それらの中で政府も福祉社会というものを打ち出してきておりますが、公社の場合に、この計画の中で具体的にどのような福祉対策、福祉というものを実行しよ...全文を見る
○案納勝君 そこで、新聞などの報道によりますと、来年度またも電信電話が料金値上げを行なうということがいわれている。いま私がまたもと言ったのは、まさに狂乱物価から続いて狂暴物価に今日なろうとしておる。十月には国鉄運賃、米価の問題、さらには十一月以降タクシーやその他公共料金の引き上げ...全文を見る
○案納勝君 いま説明をされましたが、それでは十一月末にまとめてと言われていますが、どの程度電話、そして電報料金の引き上げを考えておられますか、明らかにしていただきたい。
○案納勝君 それでは、まだ具体的に何%電話・電報料金を上げるというのは決定をしてない、こりいうふうに言われるのですか。
○案納勝君 公共料金としての電話料、特に、なかんずく今日電話は生活必需品になっている状態であります。これらについていま公社から説明を聞きましたが、まだ十分納得をすることはできませんが、安易に料金に転嫁をするという、そういう姿勢は私はとるべきではないと思う。  総裁にお尋ねします...全文を見る
○案納勝君 そこで、経済企画庁の方にお聞きをしたいのです。  御案内のとおり、すでに新聞でも明らかにされておりますように、十月の物価の上昇はすでに一月から三月までの二四・五%という狂乱物価をさらに凌駕して、いまや狂暴物価と、こう言っても言い過ぎでない今日を迎えておることは御案内...全文を見る
○案納勝君 慎重に検討するんじゃないんです。  すでに十一月以降はタクシーも上がりますね、医療も上がります。さらにはたばこも予定をされているし食塩も引き上げになるというようなことがいわれている。そしていまの十月の米価やあるいは国鉄運賃の値上げ等についても多くを申し上げなくても先...全文を見る
○案納勝君 あなたの言っているのは何を言っているのかさっぱりわからぬが、ともかく経済企画庁としては、この際、これらの公共料金の引き上げについては、すでに昨年も郵便料金の凍結をしたこともあるわけです、そういう面で国民生活に直接打撃を与えるこれらの問題についてのはっきりした見解を求め...全文を見る
○案納勝君 郵政大臣に、その見解を伺いたいと思います。   〔委員長退席、理事茜ケ久保重光君着席〕  いま各関係者との質疑の中で、郵便料金、電信電話料金の問題についてある程度明らかになりました。大臣が言われるように、政府、大臣としてはさらに慎重に物価問題も考慮して実現いたした...全文を見る
○案納勝君 料金問題についていまの大臣の答弁は納得できません。  いま大臣が言われましたように、郵便料金については人件費が七〇%を占める、三〇%も上がったからやむを得ない。私は、先ほどから言うように、これは国の経済財政政策の失敗によるインフレによって働いている人たちの生活を守る...全文を見る
○案納勝君 それじゃ私は電電のほうの質問を終わります。  私は、いまからインフレによる貯金、保険の目減り対策について御質問いたします。  経済企画庁が十月に出した国民白書の中でも明らかにされておりますように、今日の預金の目減りは二十二万円ある、こういうふうに指摘をされておりま...全文を見る
○案納勝君 大臣はほんとうに血も涙もないといった答弁ですが、インフレだとお金の値打ちはどんどん下がりますね。で、いま金を持っているよりも物を持っているほうが得だといって大企業やらあるいは金持はどんどん物にかえていく。ところが国民の平均貯蓄額というのはいま幾らだと思いますか、平均貯...全文を見る
○案納勝君 あなたが言われたように、第一条に、零細な郵便貯金については、福祉を増進させる、国民の経済生活の安定をはかるとなっています。あなたは総需要抑制を進めていますと言われるけれども、今日まで政府がとってきた財政経済政策の失敗が今日の事態を招いているんじゃないですか、そしてこの...全文を見る
○案納勝君 それじゃ当局の皆さんにお聞きしますが、すでに民間の保険会社等では、目減り対策として、三月ないし四月ごろに臨時配当を出す、今年度の場合は平均二五%アップをする、通常の配当率も高めるといった、そういった目減り対策が長期保険を中心にとられている。しかし簡保の場合、最も国民の...全文を見る
○案納勝君 保険局長の説明、わかりました。単に新種保険を出したからといって今日の目減り問題、国民生活は救われるものではありません。ますますインフレの中では働いている現場の人は奨励がむずかしくなってきているのが今日の現状であります。これらの問題は次回の委員会で少しく見解をお聞きした...全文を見る
○案納勝君 また貯金会計云々と言われましたけれども、郵便貯金の場合には、すでに三兆円をこえて預託されて財政投融資の財源になっている。その中心をなして四四%、そういう中で財政的な理由というのは、私はこれらの財政投融資の資金の運用その他を含めて、あなたの言われるような状態にはない。た...全文を見る
○案納勝君 私は、最後に、大臣に、今日行なわれているこの〇・五%の利率の適用については、直ちに関係の当局に大蔵省等と十分に相談してもらって、すみやかに国民の利益を守れる措置をぜひとってもらいたいことを強く要望しておきたいと思います。  時間がありませんので、その次に移らしていた...全文を見る
○案納勝君 時間がなくなって申しわけないんですが、この会議について郵政省から何らか依頼がありましたか。
○案納勝君 最後に一問だけお許しをいただきたいんですが、首席監察官にお尋ねをいたします。一括をして申し上げますので、答えていただきたい。  その前に、警察庁の方に、当然のことですが、本件に関して警察としては犯人の検挙あるいは犯罪の防止に専念されるわけですが、犯罪捜査の名をかりて...全文を見る
○案納勝君 最後ですが、私の要求した四十六年、四十七年、四十九年の首席監察官のところへ出されている各郵政局及び各郵政監察局別の総合報告書の提出をされますか。
○案納勝君 終わります。
11月27日第73回国会 参議院 決算委員会 閉会後第14号
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○案納勝君 まず冒頭に、時間の関係もありますから、きょうお呼びをいたしている会計検査院長については、先ほど同僚議員からの質問がありましたので、短縮してまいります。  まず冒頭に私は、残念ながら大蔵大臣がお見えになっていませんから次官にお伺いをしたいと思います。  今日までこの...全文を見る
○案納勝君 次官、私は守秘義務の問題の取り扱いについていま質問をしたんではないんです。いまの答弁は、先ほど同僚議員や今日までの同僚議員の質問の中で答弁をされてきたのと一向に変わりばえしない。私が言っているのは、単に田中ファミリー、田中金脈問題ということで私は指摘しているのじゃない...全文を見る
○案納勝君 それでは私はいま私が申し上げました立場に立って、成田空港周辺の田中ファミリーにかかわる問題について幾つか質問をしていきたいと思います。その前に資料は回されたかな。いま委員や説明員のほうにある資料を配付をいたしておりますが、若干ミスもありますけれど、それは後ほど説明をし...全文を見る
○案納勝君 それでは重ねて。福田組には多くの小会社がありますが、小会社からの政治献金はどうなってますか。
○案納勝君 そこで、この四十七年の上期というのは、御案内のように自民党の七月に総裁選挙が行なわれて、いま問題になっている巨万の札束が乱れ飛んだといわれるときであります。政治献金の時期等についても、これらと符牒を合わして他の多くの企業からの献金が集中しているのもまたこの時期でありま...全文を見る
○案納勝君 これは四十七年の上期に政治献金が百万円出されていることが明らかになっています。そこでこの北日本集成材工業株式会社と福田組の関係です。この福田組の社長が北日本集成材工業株式会社の代表であり、福田組の取締が福田誠さんですか、社長であり、取締の中に現建設大臣の小沢辰男さんが...全文を見る
○案納勝君 現在はやめたというのは、いつやめたんですか。
○案納勝君 まさに茶番劇といいますかね、私は大臣になって就任日にやめたと言っても、このことがね、おおい隠すことはできません。そこで、いま明らかにいたしましたように、福田組を中心にする田中総理の幽霊会社との結び、田中総理とのファミリーの関係、さらには現建設大臣である小沢さんが今日ま...全文を見る
○案納勝君 登記をする際に、授権資本と実株の資本関係については一定の許可を得なくちゃならないようになっていると思う。その際に添付書類をつけなくちゃならない、こういうのが明らかになっていると思いますが、これらについて資料として提出を願いたいと思います。
○案納勝君 それじゃ次に進みますが、ここへ図解をしたのがお手元に配付した資料と同一であります。いまから幾つか指摘をしながらお尋ねをしたいと思います。(図を示す)  私が質問をしようというのは、千葉県の印旛沼郡の富里村に日吉倉という土地があります。この土地は成田市の周辺であって成...全文を見る
○案納勝君 それじゃ、結局富里村というのは無指定地域になっているわけですね。
○案納勝君 自治省にお尋ねしますが、千葉県として、この地域における都市開発計画関係についての規制を条例で定めたというようなことについてお聞きしていませんか。
○案納勝君 そういう土地の日吉倉ですが、三十万坪、この買収の必要な資金は約百億をこえるのであります。そこで、この買収、さらには当たっている主たる会社は、ここにある富士建興業という資本金五千万円の会社、この富士建興業の資本金五千万円の会社は、水光社、タウン開発、新潟コンピュータ・サ...全文を見る
○案納勝君 さらにお尋ねをしますが、そうするとこの富士建興業、水光社、タウン開発、新潟コンピュータ、これはそれぞれ免許があるわけですね。ないのは富士建開発だけですね。そこでお尋ねするのは、法務省にお尋ねしますが、いまパール産業や東京ニューハウスや室町産業等、今日問題になったところ...全文を見る
○案納勝君 重ねて質問しますが、いま私が説明しましたように富士建興業、水光社、タウン開発、この三社の関係者役員相互の件ですかあるいはグループ、そういう関係についてどういうふうにお考えになっていますか、グループ企業というものに対して。
○案納勝君 大蔵省にお尋ねしますが、まず銀行局にお尋ねします。新潟相互銀行の融資の制限といいますか、相互銀行法上の制限額は幾らになりますか。
○案納勝君 それじゃいま二〇%といえば二十一億でしたね。そうすればここへ融資をしている二十五億一千六百四十万円というのは、明らかにオーバーをしていると、こういうふうに解釈されますが、そのとおりですか。
○案納勝君 その場合に、債務保証の場合も含まれるわけですね。
○案納勝君 さらにもう一点お尋ねをします。この新潟相互銀行の融資貸し出し状況の内訳はどういうふうになっておりますか。
○案納勝君 六・五%。そして四十八年九月末の融資残高は九十二億八千六百万円というのがこの有価証券報告書総覧の中にあるのですが、間違いありませんか。
○案納勝君 それじゃまず先ほどの貸し出し制限額の問題別にしても、いま新潟相互銀行で九十二億八千六百万円という貸し出し融資残額、この中に二十五億という大口貸し出しが行なわれているというのは健全だと思いますか。正常だと思いますか。
○案納勝君 あったらどうしますか。
○案納勝君 現に、まず一つは二十五億一千六百四十万円という金額はすでにこの金額で土地買収が進んでいる、そしてしかも残高証明が実はここにあるわけですがね。で、これらの中について現実に貸し出しが行なわれている、融資が行なわれているということになれば明らかに不良貸し付けであり、法律違反...全文を見る
○案納勝君 さらにダミーについてお尋ねしますが、この新潟相互銀行のダミーである新潟コンピューターサービス、代表は大森健治さん、新潟相互銀行の社長、そして大森竜太郎さん取締役、このダミーについて、こういう相互銀行が不動産売買を行なうようなそういう会社をダミーとして設立することについ...全文を見る
○案納勝君 このコンピュータ・サービスで現実にこういう不動産業をやっていることについてあなたどう思いますか。
○案納勝君 これは私はもう一回調べていただきたいのです。私の手元によりますと、目的の一項から八、コンピューター関係については目的の項から削除をされ、残っているのは各不動産及び売買及びあっせん等の項目について登記が残っているように私のほうでは明らかですが、これらについては早急に資料...全文を見る
○案納勝君 もう一つお尋ねしますが、相互銀行が今日までの変遷の中で、さまざまな先ほど同僚議員からの質問でも問題になっておりますが、五千万円程度の土建会社に二十五億からの融資を行なうということがはたして正常なのか、この辺についてどうお考えになりますか。
○案納勝君 行き過ぎだと思っておられるならばどういう措置をとるお考えですか。
○案納勝君 後ほど資料は理事会のほうへ要求しますが、まさにこの一件は銀行と土建屋がぐるになって列島改造ブームに乗って利益追求のためにはとにかく手段を選ばず、そういうふうに狂乱をしている、それがしかも田中ファミリーの有力な一角として行なわれている、こういうことが裏づけられるんじゃな...全文を見る
○案納勝君 私のところに定款がある。あなたのほうにもあると思いますが、新しく改正された定款の員外貸し付けの基本条項は五十八条だと思います。これは、この中からいま私が指摘をしているこの種の土建業者富士建興業に農業協同組合、単協が十億の融資ができるという根拠はどこにありますか。
○案納勝君 あなたはそういうふうに、定款上ない、こういうふうに言われますけれども、農業協同組合の貸し付け業務について農業協同組合法によって厳重に規制をされておるはずであります。定款というよりも、基本法であります。それは、組合員の利益を守って、その上で農協法に定められている目的を達...全文を見る
○案納勝君 指導をいたしたいというんじゃなくて、これは直ちに指導をしなくてはならない問題ではないですか。どうですか。
○案納勝君 これは早急に指導をしてもらわなくちゃならぬと思いますが、いま言われたように、どのように指導をしたか、これを明らかに後ほど報告をしてもらいたい、こう思います。  そこで、私はいままで質問をいたしましたが、時間がありませんからさらに全体の問題について申し上げておきたいと...全文を見る
○案納勝君 時間の関係で割愛をした部分がたくさんありますから、いま運輸省の方お見えになっていませんので引き続いてこの質問保留させていただき、続けてやらせていただきます。終わります。
12月24日第74回国会 参議院 逓信委員会 第1号
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○案納勝君 私は、大臣に、きょうは、いまごあいさつがありましたが、先ほど申されましたように十九年ぶりに就任をされた。私は、かつて大臣が大臣に就任をされました十九年前は、郵政事業に働く一人として、なお中央の労働組合の幹部の一人として、大臣の御尽力や人柄に深く敬意を表していた一人であ...全文を見る
○案納勝君 今日までの三木総理大臣の所信表明、引き続く代表質問、予算委員会、この中でも指摘をされましたように、私は、クリーン内閣といわれても、その中で、恐縮ですが、たとえば河本大臣、小沢大臣あるいは関係閣僚の中で、それぞれ金権金脈問題について疑惑がかけられている。私は悲しむべきこ...全文を見る
○案納勝君 大臣は閣僚全体の問題だと、こう言われます。そして納税をしておる、公正が認められておる、発表したからといって差しつかえないし、また先祖譲りの問題については多くを減らしているし、世間にほめられるものではない、こう言われます。そして発表することは他の閣僚との関係もあってと、...全文を見る
○案納勝君 大臣、閣僚の一人と言うけれども、閣員あるいは閣僚全体というよりも、村上個人として、政治家村上個人として政治家としてのモラルをどうお考えになるか、個人の見解というのは私ははっきりあると思うのです。私は公開をすべきだと考える、あるいはすべきではないと考えるという、この点は...全文を見る
○案納勝君 私は、大臣が政治家のモラルとして、今日、国民の期待にこたえる、あるいは国民の信頼を回復するという意味で資産の公表は行なうべきだ、あるいは行ないたい、これについて閣僚会議や閣議の中で官房長官等にその点について自分の意見として明らかにする、こういうお答えを実はいただきたい...全文を見る
○案納勝君 なおさらいいじゃないですか。
○案納勝君 まあこれ以上この問題をしても始まりませんが、私はいま言われたように赤貧であればなおさら国民は拍手かっさいすると思う。それだけ政治に打ち込む情熱というのは評価をする。私はそうあってほしいと思います。  こればかりに時間をとるわけにいきませんので先へ進みますが、三木総理...全文を見る
○案納勝君 具体的にどう実行するかということが実は課題だと思う。  そこで私は引き続いて質問しますが、いま言ったような三つの柱が、私が先ほど言うように、いまの政治の急務だと。ところがこれを実行するにあたって、反面、先ほど大臣はあいさつの中で、郵便料金の値上げについて審議会の答申...全文を見る
○案納勝君 村上郵政大臣ね、いまあなたは従来の経過と将来の見通しの上に立って先ほどごあいさつをされたと言われた。その中で、審議会は受益者負担以外に方法がないという答申を出したと。  私が村上郵政大臣にお聞きしているのは、今日の国民生活の置かれている緊急な課題に対して、三木内閣と...全文を見る
○案納勝君 大臣、私はね、郵政大臣として、国の国務大臣としての見解をお聞きしているのです。いま郵政大臣は、先ほどからお聞きしますと、何もまだそれらについての確信なり見解というものを、大臣としての責任といいますか、全くお持ちでないようにしか受け取れないのです。  私は、三木内閣の...全文を見る
○案納勝君 それじゃもう一回大臣にお聞きしますが、私の考えと全く同じだということは、少なくともインフレの収束のめどがつくまでは、公共料金である郵便、電信電話料金については凍結ないしたな上げをして、そしてその上で財源措置についてどうすればいいのかということで実は検討しているんだ、こ...全文を見る
○案納勝君 それじゃ、たな上げ問題を含めて、そういう公共料金については白紙で財源措置について検討している、こういうふうに私は受け取ります。  そこで、いま大臣が言われたように、私は現実の問題として郵政省や事務当局等が実際に説明をしている赤字問題について、一定の問題は現実だと思う...全文を見る
○案納勝君 ちょっとその前に、その中で特にイギリスとアメリカについて説明をしてください。
○案納勝君 時間の関係で説明はあれですが、いま言われましたように、私はこの赤字が現実の問題であるとするならば、それを凍結をしても、そのことが国民の肩がわりになるということはこの際とるべきではない、政府の責任において処理すべきだと思う。  そこで、いま事務当局から説明がありました...全文を見る
○案納勝君 私は、郵政大臣、十九年前のおつきあいもあるので、たいへん尊敬もしているのですが、いま聞いている限りでは第三者的な言い方にしか聞こえない。あなたは郵政大臣なんですよ、郵政事業及び電電含めて所管事業を国務大臣として預かっておるのですよ。事務局がこれだけの思慮をするのは当然...全文を見る
○案納勝君 それじゃ大臣にお尋ねしますが、予算委員会等でそれぞれの所管大臣が、たとえば福田副総理が経済担当大臣として経済社会基本計画の白紙の問題やあるいは新全総の白紙問題や公共料金問題等について答弁をされた。私は大臣としてそのくらいの確信と展望を持ってやるべきだと思うのですよ。大...全文を見る
○案納勝君 きょうは各論はやりませんので、大臣の答弁いかんではということで電電総裁等をお呼びいたしましたが、出番といいますか、お聞きするあれがありませんでした。  最後にもう一つ、いまの御答弁について。先ほどから御答弁いただいておりましたが、それではその大臣の所信を、全逓、全電...全文を見る
○案納勝君 それじゃ各論は施政方針演説等、通常国会で政府の提案を見てさしていただきます。一応総論的な大臣への御質問は終わりたいと思います。  事務当局に以下幾つかの問題について質問したいと思います。  一つは、心身障害者の雇用の問題であります。御案内のとおり今日のこのインフレ...全文を見る
○案納勝君 じゃこれが最新のものなんですね。  重ねてお尋ねしますが、法律によって、いまも答弁をされましたが、心身障害者の雇用率が設定をされていますね。それで毎年十月一日現在調査を行なう法定雇用率、官公庁非現業部門、現業部門——現業部門には郵政、電電が入っておりますね。それから...全文を見る
○案納勝君 特殊法人は。
○案納勝君 それでは次、郵政省、電電。
○案納勝君 電電の場合は、部外経験者等を入れて対策委員会がすでに早くからつくられている、労使でも協議されて進んでいることにたいへん敬意を表します。  郵政の場合は、いまも報告されたように、最近特に労働力が緊迫をしているにかかわらず消極的な内容が私はこの中でもあらわれていると思う...全文を見る
○案納勝君 それじゃ、その計画が実行されていないということですか。
○案納勝君 労働省にお尋ねしますが、この計画というのは、すでに法定雇用率がきめられ、それで法定雇用率に従って一日も早くというか、直ちにも特に政府関係機関は完全な充足をしてもらいたいという、そういう意味での法規制だと思います。四十九年度百九十九名採用で、それをやっても二百三名の不足...全文を見る
○案納勝君 そうするとあれですか、四十八年の十月では三百三名不足をしている、それが四十九年の三月では百九十九名だと、これを充足すれば完全充足になりますと、こういうことですか。
○案納勝君 重ねてもう一つお尋ねします。これは電電のほうにもお尋ねをいたします。  なお重度障害者の場合も同じように法十五条、施行規則七条、八条によって取り扱いをきめられていますが、法定雇用率を重度障害者の場合満たしていますか、各両方とも。また計画があれば計画はどうなっているか...全文を見る
○案納勝君 もう一回お尋ねしますが、郵政省にはこの別表にあるやつはないんですか、ないと判断したというお答えですが、ないですか、そういう職種は。
○案納勝君 これも電電と郵政にお尋ねしますが、定員配置上の能率をどのように見ていますか、通常のもので。
○案納勝君 郵政省の人事局長の答弁はふらっと聞きますともっともらしく聞こえるけれども、実際は逆じゃないですか。  お尋ねしますが、電電のいまの答弁では、部外経験者を入れて対策本委員会等で検討しただけあって、配置にしても本人の精神的負担ができるだけなくなるように、コンプレックスが...全文を見る
○案納勝君 人事局長にもう一回。  無理のない職場というのは、主としてどういう職場に配置されておりますか、郵政省の。
○案納勝君 それは一般的にはいえるけれども、郵政省にある事業所の中で、どの仕事に、どういうところにつけてあるかと聞いているのです。
○案納勝君 郵政省は採用はしっぱなしということですよ、いまの答弁からいえば。本省はそういったものについて何ら把握をしてない、そういうことが答弁されました。私は、じゃ足の不自由な人は内勤の窓口にしているのか、あるいは貯金局か保険局か、保険局や預金局の中でも動かなくちゃならぬ職場があ...全文を見る
○案納勝君 私は郵政省の人事局長神山さんからさきの質問とあわせて御答弁もいただきましたが、たいへん立ちおくれていると私は郵政省の場合は言わざるを得ないと思うんです、電電と比較をしてみても。  特に今日の社会で、先ほどから繰り返して申し上げているように、緊急の課題であり最も意を使...全文を見る
○案納勝君 心身障害者の問題はこれで最後にしますが、私が調査をした限りでは、働いている側から見ても、あるいは利用する側から見ても、局舎の改善というのが建築基準等でほとんど取り入れられてないというのが現状であります。これは両事業所ともそのとおりだと思います。なかんずく特に電電、郵政...全文を見る
○案納勝君 時間がありませんから——。  いま答弁されました郵政省の車いすというもの、あの自動ドアをつけているのはそういう意味でつけたんじゃないんじゃないですか、郵便を一ぱい手に持って、小包持ってこなくちゃならぬから、それで自動ドアをつけたんじゃないですか。そういうふうにごまか...全文を見る