家西悟

いえにしさとる



当選回数回

家西悟の1996年の発言一覧

開催日 会議名 発言
04月12日第136回国会 衆議院 厚生委員会 第9号
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○家西参考人 それでは、原稿をつくってまいりましたので読ませていただきます。  本件和解に対しまして多大な御尽力をいただいた皆様方に心より感謝申し上げます。ありがとうございました。  本年三月二十九日に、東京、大阪の地方裁判所において、HIV薬害訴訟の和解が成立しました。被告...全文を見る
○家西参考人 どんなことがつらかったかと今言われましたけれども、私たちは、昭和六十三年、エイズ予防法の廃案と救済を求めて運動してまいりました。そのときにも、エイズ予防法の反対のビラをまいているときですら、当時の社会的偏見というものはすさまじかった記憶があります。エイズというビラの...全文を見る
○家西参考人 今お聞きのとおりで、血友病治療自体の根幹が今問われ出しているというか、非常に貧困に帰しているとしか言わざるを得ない状況があります。  血友病治療をやっている間はどうもなかったけれども、HIV治療を行うために病院で片隅に追いやられるというか、それをやっているがために...全文を見る
○家西参考人 そうですね。患者が行っているのは、やはり国立病院よりも私学の大学病院が多いと聞いています。従来、血友病というものは国公立よりも私学の大学病院で治療を行っていたという経緯がありますので、やはり文部省も含めてこの対策を一緒になってやっていただかないと、本当の意味での十分...全文を見る
○家西参考人 私は、今回の真相究明の一つとして、七月のあの一週間で変更されたという部分をマスコミの方々がよく言われていますけれども、私はそこだけではないと思います。  一九七五年以降の問題、なぜこの高濃縮製剤をアメリカから輸入することになったのかというところからやらないと、やは...全文を見る
04月17日第136回国会 参議院 厚生委員会薬害エイズ問題に関する小委員会 第1号
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○参考人(家西悟君) 三月二十九日に和解成立する運びになりました。皆様の御尽力、また御配慮に心より感謝申し上げます。本当にありがとうございました。  それで、私の方としまして、今この和解が成立して思うことは、決してこれで終わったわけではないということです。これは私、マスコミにも...全文を見る
12月06日第139回国会 衆議院 予算委員会 第1号
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○家西委員 本委員会で初質問をさせていただくことに関し、本当に身に余る光栄と思っております。本当にありがとうございます。  私は、非加熱血液製剤のために、B型肝炎、C型肝炎、HIV・エイズに感染しています。それでも血の通った私は人間です。  薬害スモンの和解のときの厚生大臣で...全文を見る
○家西委員 私は厚生大臣にお答えいただきたいと今申し上げたので、再度厚生大臣の方からお願いしたいと思います。
○家西委員 和解成立後の今も、亡くなっている者たちが多くいることを大臣に御認識していただきたいと思います。  次に、薬害エイズの感染被害者として、具体的に質問いたします。  憲法十五条では、「公務員を選定し、及びこれを罷免することは、国民固有の権利である。」となっています。こ...全文を見る
○家西委員 では、大臣にもう一つ伺います。  伊藤雅治審議官は、一九八八年、エイズ予防法成立当時、結核・感染対策室長でありました。エイズ予防法案、救済基金の成立後に、私の主治医であった関西医大第一内科の教授安永幸二郎氏が、この救済では患者さんが救われない、何とかやってほしい、し...全文を見る
○家西委員 いいですか。済みません。ありがとうございます。  それでは、もう一例、具体例を挙げてお話しします。  感染者・患者の多くが驚くような話を伝え聞いています。それは、一九八八年十二月、エイズ予防法成立直後、厚生省の幹部が厚生省内の慰労会で、これで人間のごみは、ごみの問...全文を見る
○家西委員 答えというものは大体想像が私はつきますのですけれども、やった側は水に流すことができても、やられた側は石にそのことを刻んでいきます。そして私は、十三年かかって今ここで発言させていただいております。  そして最後に、エイズ予防法について総理にお伺いいたします。  一九...全文を見る
○家西委員 ありがとうございました。  私の質問はこれで終わりますのですけれども、法律を改正される際は、やはりケア、そして患者のプライバシーを最大限に保護された法律体系になるようにお願いしたいと思います。また、私もそのためには努力してまいりますので、よろしくお願いします。  ...全文を見る