家西悟

いえにしさとる



当選回数回

家西悟の1999年の発言一覧

開催日 会議名 発言
05月18日第145回国会 衆議院 厚生委員会 第9号
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○家西委員 それでは、御質問していきたいと思います。  規制緩和推進三カ年計画ということで臨床試験データの公表について廃止されるということをお伺いしていますけれども、薬害防止の観点から、臨床試験データの学会誌公表制度がこれまで果たしてきた役割について、厚生省としてどう評価されて...全文を見る
○家西委員 今GCP、GLPのあれができたということで、それで対応できるというふうにおっしゃいますけれども、九三年以降、GCP以降もソリブジンを初めとした薬害というものは続いていると私は思うのです。そして、環境が変わったとは到底思えないと私は思います。  これは、昭和四十二年に...全文を見る
○家西委員 では、情報を開示していくというか公表していくということには、SBA以外では何かお考えになっているのですか、具体的にお尋ねしたいと思うのです。  午前中、同僚議員の五島先生の方からの御質問では、中薬審の会議録をインターネットを通じて公開するようなことをおっしゃっておら...全文を見る
○家西委員 短くしてもらえませんか。済みません。  情報開示されていくということに間違いないということだと思うのですけれども、これは、SBAなりそういうやり方をした場合に、製薬メーカーにとって不都合な情報、副作用とかそういった問題が起こった場合についての情報開示というものはされ...全文を見る
○家西委員 今、申請者がまとめた概要というふうにおっしゃいましたよね。第三者がまとめたものではなくて申請者がまとめるということは、自分の都合のいい部分の情報しか開示しないということじゃないのですか。これはちゃんと担保できるのですか。
○家西委員 知的所有権の問題というのは、WTO、ガットのTRIPS協定のことを言われているのだと思うのですけれども、この条項にはたしか除外されるべきことがあったと思うのですけれども、それは、外務省おいでいただいているので、外務省の方からお答えいただければと思います。
○家西委員 今お聞きのとおりだと思うのですよね。そしてWHOも、医薬品健康政策において公衆の利害が優先されることを確保することが参加国の義務であるということも言われているわけですね。これは一九九九年の一月の理事会で決議されているわけですけれども、こういったことを考えたときには、こ...全文を見る
○家西委員 時間が来ましたので終わりますけれども、この問題はいろいろ多くの問題を含んでいると私は思います。機会を通じて御質問なりさせていただきたいと思いますので、よろしくお願い申し上げます。  時間がなくて非常に残念です。どうもありがとうございました。
11月16日第146回国会 衆議院 厚生委員会 第4号
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○家西委員 本委員会にいつも大変御迷惑をおかけしていると思うんですけれども、まず冒頭、着席のままで質疑させていただきますよう、委員長の方にお取り計らいの方をよろしくお願いいたしたいと思います。
○家西委員 座ったまま、大変申しわけございません。民主党の家西悟です。  大臣初め政務次官、御就任おめでとうございます。  まず冒頭、大臣は私のことを覚えておいででしょうか。一九八八年、エイズ予防法のときに、もう亡くなりましたけれども、京都の石田吉明とともに何度かお会いさせて...全文を見る
○家西委員 大臣、ありがとうございます。  それでは、本題に入らせていただきたいと思いますけれども、まず、血液新法と言われるものについてお伺いいたします。  現在、中央薬事審議会の企画・制度改正特別部会が開催されている最中ではございますけれども、血液新法の制定を視野に入れて、...全文を見る
○家西委員 そこで、改めてもう一度お伺いしたいと思いますけれども、政務次官が所属されています公明党さんが今まで非常に熱心に推進されてきた臍帯血バンク、臍帯血の問題、私は非常に高く評価しています。これは、人命にかかわるもの、そして有効利用できる人の臍帯血を最大限に有効利用しようとい...全文を見る
○家西委員 ぜひともそうしていただきたい部分ではあります。  そして、無過失救済制度の話はまた後でやろうと思っていたわけですけれども、一部の委員たちがとかいう意見もかなり出ていますけれども、あの特別部会において、私傍聴にも行きました、座長と申しましょうか委員長と申しましょうかが...全文を見る
○家西委員 それでは、もう一つの点なんですけれども、救済制度の担当責任者はだれかと伺っているわけですけれども、それについては適切に対処するというふうに文書答弁ではされていますけれども、この意味が私にはわかりません。これはどういうことなんでしょうか。
○家西委員 質問は、救済制度の担当責任者はだれかということで文書質問しているわけです。それは、「「厚生大臣の認可を受けて、当該健康被害の救済のために必要な事業を行う者」とは、誰を指すか。」ということを質問しているわけですけれども、これでお答えになったのは、適切に対処するというふう...全文を見る
○家西委員 これは大臣ということで承っていていいということですね。後で厚生大臣ではないというふうに返されるということはないですね。そうじゃないんですか。
○家西委員 これはまだお読みになっていないということだからなかなか的確な御答弁になっていないのかもしれないのですけれども、基本的に救済制度についてお伺いしています。  それで、支給した場合の、これは救済基金法というか救済制度ができましたね、あの法律の附則の第八条第一項に定める「...全文を見る
○家西委員 でも、これは私が八月に答弁書をいただいて、そしてこのお答えはどういう意味かということになって、昨日もこの質問をしますよというふうに私の方は質問通告をさせていただいているわけなんです。それで、こういうお答えでいいんですかね。いいんですか、これで。ちょっと理解できないです...全文を見る
○家西委員 わかりました。では、次回お願いしたいと思います。  では、次の質問をさせていただきます。  一九九四年の製造物責任法の参議院の可決に際して、「輸血用血液製剤による被害者の救済については、その特殊性にかんがみ、特別の救済機関等の設置に努めること。」という附帯決議が商...全文を見る
○家西委員 いや、企画・制度改正特別部会というのは、あれは血液新法に関しておやりであって、ここで何らかの救済というのは別の意味じゃないですか。そこで審議されていることがそうなんですか。それも、商工委員会で附帯決議されたものがそうなるんですか。あそこで議論されていることはその一環だ...全文を見る
○家西委員 ということは、そういった感染被害者に対しては救済措置も必要だというふうにお考えいただいているということでとらえていいのでしょうか。
○家西委員 ぜひとも大臣並びに政務次官にお願いしたいと思います。  救済制度、何も物ごいしようというわけじゃありません。そして、ボランティアの血液がそういうふうになったということで、あきらめろというわけにはいかないと思います。被害者に対しての救済というものは真剣に考えていただき...全文を見る
○家西委員 済みません。これはゆうべも言いました。私の宿舎にまで厚生省の方からお電話をいただきました、政府参考人に答弁させてほしいと。しかし、我々としては大臣か政務次官にお答えいただきたいということで、わかりましたという了承を得ています。これはどちらかお答えください。
○家西委員 それは厚生省のどこの部署ですか、だれが、どういう方法で確認をとられたんですか。
○家西委員 では、その次の質問としまして、それを受けて日本としては今後どのような対応を考えておられるのか、対策を考えておられるのか、具体的に御説明いただければと思います。
○家西委員 ということは、アメリカと同様に、半年以上イギリス等に滞在された方については献血を遠慮していただくということですよね。そのときの判断というものは、問診なりそういったやり方をされるというとらえ方でいいのでしょうか。お答えいただければと思います。
○家西委員 わかりました。そのように対応していただきたいと思います。  なぜこれを言うのかというと、皆さん御存じのとおり、HIV、エイズの問題で、一九八三年当時、同じようなときがありました。しかし、私たちから見ればそれなりの対応をしていただけなかったように思います、とるべきとき...全文を見る
○家西委員 これは確かに医薬品ではないけれども医療用具です。では、医療用具被害というふうにとらえていいのですか。  例えば、簡単に言うと、ばんそうこうなり、そういったものを張ったときにかぶれたとすると、そういうような被害と同等であるというようなお考えなんでしょうか。
○家西委員 ということは、そういった場合の被害に対しての救済措置というものは、政府としては何もないというふうにとらえていいのですか。
○家西委員 ということは、これはPL法であれば救済できるということですか。そうとらえていいんですね。今訴訟されている方々も含めて、PL法の適用をされるということで認識していいんですか。
○家西委員 PL法の対象になるかどうかは、裁判所、司法の判断であるということでいいということですか。  とにかく、私は、今後もこういった被害は起こると思います。今、臓器移植等もありますけれども、皮膚の移植とか、これから骨の問題、人体のすべてがそういうようないろいろな部分に使われ...全文を見る
○家西委員 ぜひともそのようにお願いしたいと思います。  そして、最後ですけれども、輸血等でHIVに感染された方の家族、またその遺族の方々ですけれども、厚生省に対して実態やそういう意見を手紙等でお寄せになりたいというようなお話が私の方に来ています。しかしながら、プライバシーがど...全文を見る
12月07日第146回国会 衆議院 内閣委員会 第3号
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○家西委員 それでは、民主党の家西悟ですけれども、本日提案されています国と民間企業との人事交流に関する法律案について、関連して質問させていただきたいと思います。  まず、提出された法案の定義に、公務員の信頼性、公平性を確保するという目的が書かれております。私自身も過去において、...全文を見る
○家西委員 では、一九八三年三月にはアメリカのCDCが初めてエイズの症例を報告し、日本でも関心が持たれた時期です。あなたは薬務局長在任中、エイズが日本に上陸することを局長として心配されたことがあると思うのですけれども、いかがでしょうか。
○家西委員 そうですよね。そして、その研究班というものは、今までになかった疾病、感染性の疾病とかそういったものは本来公衆衛生局がやるべきことであって、薬務局がするところではないけれども、これは一九九六年、国会で、当時の部下であった郡司さんが証言されておりまして、原因不明の疾病が流...全文を見る
○家西委員 そうですね。ここに書類があるわけですけれども、薬務局長印の判を押されているものが、七月二十六日付で例外処置、輸出例外の許可を与えたという通知をトラベノール社に対してお出しになっておられますね。ということは、事実であるということですね。  しかしながら、その後の問題と...全文を見る
○家西委員 いや、裁判所の話じゃなくて、あなた自身どう思われているのか聞いているんですよ。
○家西委員 要するに、足りない点があったということは、自分自身も問題はあったということですか。それとも、厚生省の後の局長初めほかの連中の問題であって、自分は、先ほど言ったように例外輸出許可も与えたし、研究班もつくるまでやったじゃないか、そこまでは自分はしてきたけれども、あとの問題...全文を見る
○家西委員 そういうお答えしかいただけないのは非常に残念ですけれども、時間がありませんので、次へ進ませていただきたいと思います。  先ほど来出ています人的交流に関してで、人事院の総裁発言がありましたけれども、透明性と開かれた交流とか、情報公開して国会にも報告するというふうにお話...全文を見る
○家西委員 しかし、あなた、九六年十月十一日の週刊ポストで記事を書かれていますけれども、こういう中にも松下さんとのゴルフ関係というような話も出ています。そして、あの人はゴルフが下手だからねというようなことも発言されていますね。  要するに、ゴルフ仲間であったことは間違いありませ...全文を見る
○家西委員 何遍かどうかは知りませんけれども、回数についてお尋ねしているわけじゃないのですけれども、要は、下手かうまいかぐらいまでわかるぐらいに一緒にやったということですね。  それと、持永政務次官が議員になられてから多くの医療関係の企業や医師会から多額の政治献金を受けておいで...全文を見る
○家西委員 私の方で調べさせていただきました。わかる範囲です。  九三年が、先ほど言いました日本薬業政治連盟から百万円。そして九四年、百十万円。九五年がちょっとわかりませんでしたけれども、その後もすごい金額が出ている。そして、九六年、総選挙の折にですけれども、日本薬業政治連盟は...全文を見る
○家西委員 そうかもしれない。政治資金規正法では問題ないのかもしれないし、何ら法的に罰せられることでもない。それはそうかもしれない。仮に私が、具体的に申し上げるとミドリ十字やバクスター、トラベノール社、日本臓器社、そういった私にとっては裁判での被告になったところから献金をいただい...全文を見る
○家西委員 一生懸命取り組むとかいろいろおっしゃいますけれども、では、具体的に厚生省がどういうふうに変わったのか。私には変わったと思えない。そして、官民の交流を行おうとされるのに、あなたのような方が出てきて法案を説明し、癒着は許さないとか、透明性の確保であるとか、そういうことを言...全文を見る
○家西委員 最後に申し上げます。  私は、この法案に対して持永政務次官が御提出になることについては、最も不適格、不適任な方が法案を提出されたと思っています。私はそのように申し上げて、質問を終わります。  以上、ありがとうございました。