家西悟
いえにしさとる
当選回数回
開催日 | 会議名 | 発言 |
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02月28日 | 第151回国会 衆議院 厚生労働委員会 第4号 議事録を見る | ○家西委員 はい。座ったまま大変失礼いたしますけれども、よろしくお願い申し上げます。 まず最初に、二月二十三日の大臣の所信表明に関してお伺いいたします。 坂口大臣は、HIV感染事件等を踏まえた医薬品、医療用具、食品の安全性確保などに的確に取り組んでまいりますと言われていま...全文を見る |
○家西委員 ぜひともヤコブの問題の解決もお願い申し上げたいと思います。 続きまして、大臣は、WHO、ILO等の枠組みを利用した国際的合意の形成に取り組んでまいりますとも言われています。これは、国際社会の中で、感染症対策を初めとする医療や保健や福祉の分野で日本がリーダーシップを...全文を見る | ||
○家西委員 昨年の九州・沖縄サミットにおいて、我が国の感染症対策イニシアチブという、感染症対策、とりわけHIV、エイズに対して強調されておられるわけですけれども、森総理も懇談会のあいさつやメッセージの中で、政府、NGO、民間企業、国際機関等が一致協力して支援していく体制を打たなけ...全文を見る | ||
○家西委員 では、二〇〇三年に開催を予定されています第七回アジア太平洋エイズ国際会議は、極めて重要になってくる問題だと私は思います。この会議に対して、厚生省は、NGOや民間団体あるいは国際機関に対してどのような支援をしていくおつもりなのか、ぜひともその所見を伺わせていただきたいと...全文を見る | ||
○家西委員 それで一点、この件に関して、私の方からどうしてもお伺いしたい問題があります。 御支援をしていくということを今おっしゃっていただいたわけですけれども、この国際会議の準備会を代表される大阪大学の岸本総長に対して、昨年、厚生省の職員から、今回の国際会議には厚生省として一...全文を見る | ||
○家西委員 私もそのように思いたいんです。しかし、総長の方に電話があって、担当の課長から連絡をいただいた、一体どういうことなんでしょうということを私の方に連絡があったということを、まずもって御理解いただきたいと思います。 余りにも、九州・沖縄サミットや、先ほど来坂口厚生大臣を...全文を見る | ||
○家西委員 ぜひともよろしくお願い申し上げます。 それから、今話題になっています血液製剤によるC型肝炎対策についてお伺いしたいと思います。 C型肝炎対策についてお伺いする、この事件についてですけれども、静岡の大学生の感染被害をきっかけに、このことは大きくマスコミでも取り上...全文を見る | ||
○家西委員 この間、坂口大臣の積極的な御発言もいろいろあったと思いますけれども、しかし、いろいろな点で私は疑問に思う点も多々あります。 まず一点目に、非血友病患者の血液製剤の投与というものは、第8、第9因子の追跡調査というか、前回の、四年前の調査というものはされたと思います、...全文を見る | ||
○家西委員 私は、七百という病院に非常に問題があるんじゃないかというふうに思っています。なぜならば、ミドリ十字を初め製薬メーカーが納入したというふうに報告を出した病院というものは全国の二千三百三十七医療機関であった。そして、非加熱を投与した可能性のある病院が千八百七十二件で、無回...全文を見る | ||
○家西委員 その七百というのが私には理解ができないと言っています。なぜならば、先ほど言いました、カルテすら現存するかどうかもわからない、ましてや廃院されているところもわからない。要は、納入したメーカー側がこれだけの病院に納入したということを言っているんだから、そこは調査をすべきで...全文を見る | ||
○家西委員 血友病の方々が皆さん知っているというふうに御理解されているみたいですけれども、そんなことはないと思います。そして、医療も適切に受けているわけじゃありません。私自身、C型肝炎で、慢性肝炎だと言われて、この間、一切それなりの治療というものは受けてきていません。インターフェ...全文を見る | ||
○家西委員 では、先ほど来出ていますフィブリノゲンの方々については、大臣は、フィブリノゲン製剤によって感染した人たちについては自己負担というふうにおっしゃっていますが、これはどうしてでしょう。 フィブリノゲン製剤というのは、非加熱の血液製剤時代から使われてきました。しかも、薬...全文を見る | ||
○家西委員 私自身思うわけですけれども、フィブリノゲンというのは、一九六四年の六月に承認されて、十一月に発売が開始されていますよね。そして、一九八七年五月までの間に年間約五万本から六万本の使用があった。そして、全体で約百万本が使用された。これは、よく考えてくださいよ。八七年までと...全文を見る | ||
○家西委員 どうしてそれだけしか言わないんですか。フィブリノゲンHTでも、C型肝炎出ているんでしょう。HT、すなわち加熱処理されたフィブリノゲンでさえ、C型肝炎の罹患者出しているんでしょう、これ。報告出ているでしょう。 | ||
○家西委員 残念ながら時間が来ました。 坂口大臣については、当然こういう問題、よくよく御承知の大臣と私は思っております。ぜひとも誠意ある対応、そして、感染している人たちに対してはいち早く治療を受けられる体制、そして、まず感染しているか否かの実態調査というものをしっかりとやらな...全文を見る | ||
03月02日 | 第151回国会 衆議院 予算委員会第五分科会 第2号 議事録を見る | ○家西分科員 よろしくお願い申し上げます。 皆さんおはようございます。一昨日の厚生労働委員会において御質問させていただいたわけですけれども、その後引き続きまして、大臣の所信表明にも触れていますC型肝炎の問題について御質問させていただきます。 まず、一九九九年七月十三日、約...全文を見る |
○家西分科員 ということになりますと、おかしいんじゃないのかなというふうに私は思います。 これは一九八八年、昭和六十三年のミドリ十字の方が出している緊急安全性情報という書類があります。ここには、フィブリノゲンHT、加熱処理製剤によって、八百四十六症例中、非A非B、このころはま...全文を見る | ||
○家西分科員 C型肝炎ということで検査ができるようになったのは、一九八八年ぐらいからだったと思うんですよね。約十年余りの間、一体、こういうものが危険だ危険だと、そして多くの感染者を出しているんだということを厚生省は認識されていなかったんですか。 そして、血友病患者でいえば、H...全文を見る | ||
○家西分科員 いや、だから、約十年近い間実態調査も何もしてこなかった、九年からでしょう、怠慢じゃなかったんですかということを今お尋ねしているわけで、その辺について、省庁として恥ずかしい行為じゃないんでしょうか。 国民の健康に非常に大きな問題を与える。しかも、肝がん白書などを見...全文を見る | ||
○家西分科員 今、大臣から御答弁いただきました。輸血後肝炎という問題については当時わからなかった、C型肝炎というウイルスは同定できなかったという時代についての不幸はあったかもしれません。しかし、もともと、血液によって感染云々という話になりますと、今、献血所の所長をされたとかいうふ...全文を見る | ||
○家西分科員 私もそのとおりだと思います。そして、自分が血液製剤を使われたという御認識は、多くの方々はないと思います。輸血をされれば赤い血液を点滴されるわけですから、確認ができます。しかしながら、血液製剤というものは赤くも何ともありません。ほとんど無色です。普通の栄養剤か何かを打...全文を見る | ||
○家西分科員 今、七百病院と言われましたけれども、製薬メーカーが納入したと言っている病院は二千三百幾つあったと思うんですよ。今、ちょっと資料がごちゃごちゃになっていてあれなんですけれども。そこまで公表すべきじゃないんですか、いま一度。 五年たてばカルテは消えます。そして、人の...全文を見る | ||
○家西分科員 もし、七百のその指定された病院以外から、二千三百の病院のうちの一カ所からでも患者が出たら、そのときはどうするんですか。そういうことのないようにするために、二千幾つに納入したというふうに製薬メーカーが言っているんだから、そこをもう一度、その病院に通ったという人たちにつ...全文を見る | ||
○家西分科員 時間が来ましたので、質問は終わりたいと思いますけれども、それとあわせて、私は、さきの厚生労働委員会でも申し上げました。HCVやHIV、そういった病気を理由に、進学、就労、そして結婚や、そういったいかなる差別も受けないようにするための施策をぜひともとっていくべきだ。 ...全文を見る | ||
05月18日 | 第151回国会 衆議院 厚生労働委員会 第12号 議事録を見る | ○家西委員 では、着席のまま質問させていただくことをお許しいただきますよう、よろしくお願いします。 まず、大臣また副大臣、御就任おめでとうございます。 一言申し上げるのなら、今、金田議員から出ましたハンセン病の控訴という問題については、ぜひともお考えいただきたい。私は、同...全文を見る |
○家西委員 それでは具体的にお伺いしたいと思いますけれども、有識者会議でも問題になって、そして、厚生労働省は先日、八百五の医療施設を公表されましたね。第四ルートと言われる非加熱製剤を使用されたケースを想定されて、この病院で受診された、またそういう血液製剤を投与された可能性のある方...全文を見る | ||
○家西委員 今お伺いすると、二、三週間続いたということですね。八百五医療施設を公表しただけで既にもうそこまでいったということだと思います。 そして、第四ルートと言われる限定した部分については、七月三十一日までその投与されたであろう病院で無料で検査ができるというふうにお伺いして...全文を見る | ||
○家西委員 それは、七月三十一日までに調査はすべてできるということと判断していいのですね。非加熱血液製剤の投与を受けたであろう人たちの調査は、七月三十一日までにすべてが終わるというふうに判断してよろしいのですね。うなずいておられますけれども、いいのですね。 | ||
○家西委員 ぜひともその日までに終わっていただければと思いますし、その広報をしっかりとやっていただきたいと思います。 それでは続いて、一九六八年にB型肝炎はウイルスが同定されて、一九八八年にC型肝炎も同定されました。そして、検査が確立したのは、B型肝炎は一九七〇年、C型肝炎で...全文を見る | ||
○家西委員 それは新規であって、過去の部分については調査はできているのですか。だから、二百万、三百万というふうな憶測の数は言われていますけれども、この間、もう何年ですか。一九七〇年から計算しても、B型肝炎でしたら三十年余り、そしてC型肝炎でしたら、八九年ですから、もう十二年余りた...全文を見る | ||
○家西委員 結局は、数字ははっきりわからないということではないのかなというふうに推測するわけですけれども、実態は調査をきっちりとやってこなかったというふうに私は思えてなりません。 要するに、B型肝炎の問題でいえば、一九七〇年にもう既にそういう検査が確立していながら、その調査も...全文を見る | ||
○家西委員 だったら本当に、百万とか二百万とかいう数字とか、二百万、三百万という数字は出てこないはずで、大体これぐらいというのが、もう既にきっちりとした数字が出ていたはずですから、ここは手を抜いていたとしか私には思えません。 こればかり言っていても仕方がありませんので、次に、...全文を見る | ||
○家西委員 ぜひともそのようにして多くの人々に、自覚症状がない、だから大丈夫という話じゃなくて、自覚症状が出たときには肝炎というのは大変問題が大きい病気だと思います。私自身も、今現在、慢性肝炎です。そして、GOT、GPTと言われるGPTの数値は、大体八十がボーダーライン。八十以上...全文を見る | ||
○家西委員 では、あわせてお伺いしたいと思いますけれども、これは過小報告ということで、当初、六千医療機関に納入した、そして四十万人に投与されたというふうに言われていて、一九九二年までに三百十五例の感染例があるのに、旧ミドリ十字は百八人の過小報告、そして、一九八九年にはフィブリノゲ...全文を見る | ||
○家西委員 フィブリノゲンのりについても、十九例の報告は八九年、平成元年にあったということで認識していいのですよね。ああ、そのときはゼロか。 | ||
○家西委員 そうなると、非常におかしな話だなというふうに一点思います。 平成元年の時点でゼロという報告があった、そして今になって五十六例があるということは、このフィブリノゲンのりというのは、当時、許可医薬品だったのですか。報告をされていたということは、一九八九年の時点において...全文を見る | ||
○家西委員 だから、これはそうなると薬事法違反ということになりますよね、どう考えても。どうでしょうか。 | ||
○家西委員 薬事法違反だということになると、またここで問題が起きます。どうして厚生省は許可医薬品でないものの報告を受けていたのですか。おかしいのではないですか。 許可医薬品でないものの報告を、HCVやらの感染報告例を、どうして受けていたのですか。これはおかしい話ですよ、そのと...全文を見る | ||
○家西委員 時間が来てしまいましたけれども、これは非常におかしな話だと思います。 許可医薬品でないものの報告を受けて、そして、それはあくまでも研究、そういうことを言われていますけれども、今私は、これはフィブリノゲンの使用説明書というかパンフレットというか、そういうものを持って...全文を見る | ||
05月29日 | 第151回国会 衆議院 厚生労働委員会 第15号 議事録を見る | ○家西委員 それでは、冒頭に、総理並びに厚生大臣初め、今回の政治判断に本当に敬意を表したいと思います。私自身もHIV感染者という立場から、大臣の御尽力には本当に敬意を表さなきゃならないと思っています。 そこで、まず冒頭ですけれども、ハンセン病問題の全面解決に向けての総理の談話...全文を見る |
○家西委員 ぜひともその協議はしっかりやっていただきたいなと思います。 我々の薬害エイズの問題に関しても、年に一回の定期協議というふうに言われていて、御尽力いただくときもあるのですけれども、年に一回というふうに一応決められていまして、二回とかいう場合もありますけれども、その一...全文を見る | ||
○家西委員 ぜひともそうしていただきたいし、事務方だけに投げて後は知らないみたいなことに今後もならないように。坂口大臣のお気持ちはよく察しますし、受け取りますけれども、坂口大臣から今度かわられた方には、もう私は知りませんよというようなことのないように、くれぐれもこれは継続して行う...全文を見る | ||
○家西委員 では、文部科学省おいでだと思いますけれども、そういう御要請が厚生省からあった場合、これは受け入れていただけますでしょうか。あわせて患者さんからの要求も起こってくると思います。そして、これはハンセンだけじゃありません。薬害エイズの問題も含めて、当然こういった差別、偏見を...全文を見る | ||
○家西委員 ぜひともそういった教育をしていただきたい。なぜならば、誤解や偏見があった、公衆衛生という名においてやられてきたことだと思います。それが今日の差別や偏見を助長していったことだというふうに私は考えられてなりません。もし仮にきっちりやられていたら、もっと早い段階でらい予防法...全文を見る | ||
○家西委員 もう時間がそろそろないと思いますけれども、私は坂口大臣にいま一度お願い申し上げたい一点があります。 薬害エイズのときには、菅直人厚生大臣、我が幹事長ですけれども、情報の開示をやりました。それと同じように、坂口大臣の方から命令として、当時の資料を捜せ、こういったハン...全文を見る | ||
○家西委員 質問の時間が終わりましたので、私の質問、残余の質問がありましたけれども、本日来ていただいていて申しわけありませんが、またの機会でお願いしたいと思いますし、今後もこの問題、またこれに関連するような問題について場を設けていただければと思います。 坂口大臣のお力と御奮闘...全文を見る | ||
06月11日 | 第151回国会 衆議院 厚生労働委員会 第20号 議事録を見る | ○家西委員 まず冒頭、せんだって起きました大阪府池田小学校の事件においておけがをされた方々、またその御家族、またお亡くなりになられた方々に対して、お悔やみを申し上げたいと思います。 それとあわせて、もう既に厚生労働省としてもいろいろ派遣をされているみたいですけれども、全力を挙...全文を見る |
○家西委員 それについて、私は、立法府にも立法不作為の責任があると私自身は考えています。そして、一九五三年の新法制定以降、国会としてやるべきことは多くあったと思いますが、何もできないまま今日まで至ったわけですけれども、そこで今、私たち、また厚生労働省としておやりになることは、一つ...全文を見る | ||
○家西委員 では、あわせてお伺いします。 検証する場合に、そのような要請があったというときにはというふうに言われますけれども、どういった資料があるのか、どういったものが残されているのかということについて、そのファイルなり、そういったものがあるということも含めて公開していただけ...全文を見る | ||
○家西委員 ぜひともそれは目次としてお出しいただきたい。そうしないと、また漏れたような話になってきてもいけません。 薬害エイズの場合でも同じです。これ以上はないというふうに厚生省はおっしゃいましたけれども、検察側の家宅捜索によってテープが出てくるとか、そういったようなことがあ...全文を見る | ||
○家西委員 それでしたら、ぜひともそのようにお願いしたいと思います。 本来ならば、私は、内閣総理大臣があそこまで発言されている以上は、総理のもとに置いてもいいぐらいではないかと思いますけれども、大臣の方がそのようにお答えいただいている以上、そのようにするのが一つなのかなという...全文を見る | ||
○家西委員 ぜひとも間をあけずにおやりいただければと思います。これは間があくと非常におかしな話にもなりかねないし、世論的にも忘れ去られていく、時間がたてばそれだけそういったものは過ぎ去っていってしまうということも含めて、やはり今、小池百合子議員も先ほど来おっしゃいましたけれども、...全文を見る | ||
○家西委員 そこで出た結果については、ぜひとも、厚生労働省としてもしっかりと受けとめていただきたいし、ただ単に、そういう結論が出ましたとかそういうような話では終わらせないでいただきたい。そこで出た結論においては、しっかりと受けとめて、今後の施策に反映するということをお誓いいただけ...全文を見る | ||
○家西委員 今回の法案では、あくまでもこの法律が施行された以降、その時点で生きておいでの方のみしか対象とされていません。私は、やはり亡くなられていかれた方々について、また御遺族に対しても何らかの措置を講ずるべきではないかというふうにも思います。 それとあわせて、先ほど来、川内...全文を見る | ||
○家西委員 ぜひとも、そういうものを捜査されるなりしていただきたい。調査をして、そして手厚く供養をしていただきますよう心よりお願い申し上げたい。私も、一人の父親として、そういうところに非常に心を痛める部分があります。どうぞ、そこは御理解いただいて、徹底的に調査をいただきますよう心...全文を見る | ||
○家西委員 これが最後の質問になると思いますけれども、私自身、C型肝炎の問題は非常に問題だと思います。隔離されていた施設においてこのような感染率が高い。どの程度お調べになったのかわからないというふうに言われる以上は、しっかりと調査をしていただきたい。そして、感染されている方々につ...全文を見る | ||
○家西委員 時間が来ましたので終わりますけれども、マスコミ報道を見ますと、同省国立病院部は感染率が高いことは知っていたということもマスコミに言われているわけですから、ぜひともその調査をし、そして感染している人たちに対して、もうこれ以上余分な病気を持たさないというか、治療に専念でき...全文を見る | ||
10月17日 | 第153回国会 衆議院 厚生労働委員会 第2号 議事録を見る | ○家西委員 よろしくお願いします。 まず冒頭、昨日、テロ対策法案が委員会の方で採決されましたけれども、それに関連してお伺いしたい点が防衛庁にもございますので、お答えいただければと思います。 今回の支援については、医療支援ということもうたわれているわけですけれども、そうなっ...全文を見る |
○家西委員 ありがとうございます。 私は、そうなるんだろうと思っています。地雷やそういったものがかなり多く埋められている現状を考えたときには、そういう支援も当然必要ではないかというふうに思うわけですけれども、そうなったときには、やはり血液、血液製剤というものは止血やいろいろな...全文を見る | ||
○家西委員 ぜひとも、私は非常に心配しております。国内シェアの四四%がなくなるような状況で、ましてや、こういうテロ対策で支援、しかも防衛庁がそういうふうに言われたときにはそれにこたえていかなきゃならないのが現状だと思います。にもかかわらず、今から献血を呼びかけていって需給体制を整...全文を見る | ||
○家西委員 その全国調査というものは、いまだに継続されているんですか。年何回ぐらい行われてきたんでしょうか。 | ||
○家西委員 平成十一年度に四回ですか。 | ||
○家西委員 今まで何回されたんですか。 | ||
○家西委員 昨年で四回ということは、同じように四回されてきたということでいいんでしょうか。それとも、そうじゃなくて、去年とかその辺になって、近々になって会合を急遽持たれているんですか。 発足されてから今まで何回やっているというのは、それは今資料がないというふうに言われますけれ...全文を見る | ||
○家西委員 それでは、具体的にもう一点お聞きしたいと思います。 一九九七年の三月二十四日から二十六日にジュネーブで開かれたWHOの伝達性海綿状脳症専門家会合の新勧告について、厚生省はプレスリリースを行っています。その中で「牛を原料とした医薬品及び医療用具の製造は、可能な限り避...全文を見る | ||
○家西委員 今大臣は英国というふうに言われましたけれども、この勧告では、「牛を原料とした医薬品及び医療用具の製造は、可能な限り避けるべきである。また、同様に、TSEを自然に発症するような他の動物種についても、代替する原料品としての使用を避けるべきである。」ということまで具体的に言...全文を見る | ||
○家西委員 昨年ということは二〇〇〇年ですよね。これを言われているのは九七年です。三年間何していたんでしょうか。 | ||
○家西委員 いろいろ言われていますけれども、これは厚生省から私がいただいた資料です。一九九七年九月二十六日、血液事業対策課からいただいた資料の中に、「クロイツフェルト・ヤコブ病診療マニュアル」という本があります。厚生省保健医療局疾病対策課が監修した。 中に動物由来とかいろいろ...全文を見る | ||
○家西委員 では、あわせてお伺いしたいと思います。 昨年の十二月十二日、それと二十六日に、厚生省医薬安全局長名で、「ヒト又は動物由来成分を原料として製造される医薬品等の品質及び安全性確保について」ということで、都道府県知事あてに、バイオテクノロジーでつくられるもの、また動物由...全文を見る | ||
○家西委員 それでは具体的にお伺いしたいと思います。時間が余りないので、ここを言わないとどうしてもいけないので。 リコンビナント製剤でノボセブンという血液製剤があります。血友病のインヒビター患者にほとんど使われる血液製剤ですけれども、これを生成する過程においてウシアルブミンが...全文を見る | ||
○家西委員 低いというふうに、ニュージーランド、アメリカ、カナダと言われますけれども、その牛そのものの検査というのはどうなっているんですか。 例えば、その牛は、アメリカやカナダ、ニュージーランドで、成体になってからの牛というものはそこで確かに成育したものかもしれないけれども、...全文を見る | ||
○家西委員 カナダは発生国じゃないですか。 | ||
○家西委員 あわせて、もう時間がありませんので。 昨年の十二月から急にどたばたやられているように私は思えてなりません。こういったヤコブに関する、ヤコブというかCJDに関して、厚生省は具体的な情報を得ていたのじゃないのでしょうか。今慌てておやりになっているというふうに思える節も...全文を見る | ||
○家西委員 時間が来まして、積み残しの質問、かなりあります。答弁の準備をいただいたことには感謝申し上げたいと思いますけれども、この問題、私は、非常に多岐に及ぶし、根が深い問題だと思いますので、継続して、時期を見ながらまた御質問させていただきたいと思います。ありがとうございました。 | ||
10月19日 | 第153回国会 衆議院 厚生労働委員会 第3号 議事録を見る | ○家西委員 民主党の家西悟です。 まずもって、予防接種法の改正に先立ちまして幾つかお聞きしたい点があります。 医療の情報公開や患者の権利について何点かまずお伺いしたい点があるわけですけれども、ことしの九月五日、フランス国民議会において、患者の権利と医療の質に関する法律案が...全文を見る |
○家西委員 それでは、まだ御存じないということで、またお調べいただいて後日見解を述べていただきたいと思いますけれども、私は、この中で一点、大臣にも御理解いただきたい点があります。 この新法の中には、C型肝炎対策にも触れておられます。そして、感染者の裁判をする権利と補償について...全文を見る | ||
○家西委員 ぜひともそれは積極的にやっていただきたい。 それと、私は当委員会でも再三述べている問題ですけれども、インターフェロンとリバビリンの併用投与とか非環式レチノイドの問題とか、こういった問題は命にかかわってきます。ハードルを高くに設定せず、多くの人が安心して使用できるよ...全文を見る | ||
○家西委員 このチメロサールという成分で自閉症が起こっている、これを使うようになってから自閉症の発症率が二十五倍に増加したというような報告がアメリカではあるようです。 ぜひともこれは除去すべきだ。そして、今現在まだ入っているというワクチンがあるのならば、使用するときにぜひとも...全文を見る | ||
○家西委員 アメリカの連邦政府は調査をもう既に始めるということを議会で決議されているそうですけれども、それとあわせて、インフルエンザワクチンにも安定化剤として今度はホルマリンが入っている、そしてB型肝炎のワクチンにはアルミニウムが入っている、微量ではあるけれども入っているというこ...全文を見る | ||
○家西委員 再度申し上げます。 この使用説明書の中身についての説明まではされていません、一体何が入っているのかということを。 ここに、r—HBワクチンということで、使用説明書があるわけです。ここに、括弧書きで、アルミニウムとして〇・二五ミリグラムというふうに書いてあるわけ...全文を見る | ||
○家西委員 ぜひともそのようにお願いしたいと思います。アメリカの連邦政府は、二〇〇二年までに全部を排除するということを議会がもう決議して、メーカーに言っているわけですよね。日本もそのようにやっていかない限り、だめじゃないでしょうか。 それと、今回のこのインフルエンザワクチンに...全文を見る | ||
○家西委員 除去云々ということで安心しました。もしこれが残っているようでは、なかなか賛成も難しいのかなというふうに思いますけれども、除去されていくということになれば、一つは、ただし問題提起としては、まだ残っているということを御指摘申し上げて、次の質問へ移らせていただきたいと思いま...全文を見る | ||
○家西委員 四件ということであれなんですけれども、救済を求められた、申請を出された数はいかがなんですか。四件中四件なんですか。それとも、もう少し出ていて、四人しか認めていないということなんでしょうか。 | ||
○家西委員 では、五件が却下されているということですよね。九件出ていて四件が認められているわけですよね。残り五件は却下ということで、その却下の理由というのは、今すぐにはわかりませんよね。わかりますか。 | ||
○家西委員 ぜひともそういった点も私は聞きたいと思います。なぜ却下になったかということも一つ重大な要素になるんじゃないか。本当に副作用なのか、それともまた別の問題でということもあろうかと思いますので、ちょっとお聞きを申し上げたいと思います。 それと、例えば、予防接種をこれから...全文を見る | ||
○家西委員 痴呆の方はどうされるんでしょう、痴呆症になられた方については。その人が本人の意思表示できない場合、このときにはどういうふうに対応されるんですか。もうしないということでとらえていいんでしょうか。 | ||
○家西委員 では、本人が意思表示できない場合はもう接種しないということととらえていいということですね。うなずかれるだけで結構ですので、もしそうだったら。というふうにとらえさせていただきます。 それでは、次の質問として、仮に強制的に接種されたとか副作用の被害があった場合の相談窓...全文を見る | ||
○家西委員 ぜひともそうしていただきたいし、私は、窓口を設けるべきだということは提言申し上げたいと思います。それが最も安心してかかれる方法ではないのかなというふうに思います。 時間がもう少ししかありませんので、最後に一点お聞かせいただきたいのは、やはり費用の問題です。これは自...全文を見る | ||
○家西委員 時間が来ましたので終わりますけれども、各市町村で決めるということで本当にいいんでしょうか。ばらばらになっていて、格差が余りにも広がり過ぎては不公平ではないでしょうか、もし受けたいという気持ちがある方については。そういう点も踏まえてお考えいただきたいと思います。 で...全文を見る | ||
11月07日 | 第153回国会 衆議院 厚生労働委員会 第6号 議事録を見る | ○家西委員 民主党・無所属クラブの家西悟です。 まず最初に、私は、身体障害者のホームヘルプサービスについてお伺いしたいと思います。 最初に、身体障害者に対するホームヘルプサービスについてですけれども、旧厚生省は、昭和五十七年九月八日付、身体障害者家庭奉仕員派遣事業運営要綱...全文を見る |
○家西委員 ぜひともそのように行っていただきたいと思います。 私どもの方で調べた限りでは、私の地元である奈良市においてもそうなんですけれども、多くの市町、市において、その実態掌握をされていない。ましてや、担当者においては、その通知すら知らないという担当者もおいでであったという...全文を見る | ||
○家西委員 ぜひともよろしくお願い申し上げます。 続いて、狂牛病について若干お尋ねしたいと思います。 マスコミ報道によりますと、農林水産省は、鶏と豚を原料とした肉骨粉を鶏と豚の飼料として使用することを言われていますけれども、BSEについて正確な原因の究明と治療法が確立され...全文を見る | ||
○家西委員 ぜひともそれは調査していただきたいと思いますし、あわせて研究をしていただきたい。 なぜならば、鶏は何年飼うのですか、例えばブロイラーだったら一年か二年でしょう。そして、豚にしても数年単位も飼うかどうかというような状況の中で、プリオンが発生するとは私は思えない。感染...全文を見る | ||
○家西委員 ぜひともその研究は徹底してやっていただきたい。そして、国民に安心を与えていただきたい。そして、食の安全を確保していただくようにお願い申し上げたいと思います。 続きまして、九月二十日の参議院農水委員会で、農水大臣は、いろいろ不手際があり、国民に一層の不安を助長し、深...全文を見る | ||
○家西委員 まず、川田悦子議員が質問主意書で質問されたことについての、十月三十日の答弁書。 武部農林水産大臣が本年九月二十日の参議院農水委員会で、いろいろ不手際があり、国民の間に一層の不安を助長したという状況に深く反省していると述べられております。そして、農林水産省と厚生労働...全文を見る | ||
○家西委員 でも、ちょっと私は納得いかないのは、連絡体系がしっかりとれておいでであったら、どうして今回のこのような事態が起こったのか。ましてや、武部農水相は連絡体系をきっちり徹底しなかったことが今回の反省点であるというようなことをおっしゃっているわけですね。九六年からしっかりと連...全文を見る | ||
○家西委員 今回の話じゃなくて、九六年の段階で厚生省は密に連絡をとっていたというふうに言われているわけですよ、それを農水はきっちりと受けとめていなかったということをお認めになるんですよね、それでは。違いますか。 | ||
○家西委員 しっかりと答えていただきたい。これは非常に重要な問題だと私は考えます。あいまいにしてはいけない問題じゃないでしょうか。 今の状況を考えてくださいよ。精肉業界を初め、畜産農家を初め、多くの人々が苦しんでおいでなんですよ。この原因をつくったのは農水であり、しかも厚生省...全文を見る | ||
○家西委員 いや、だから、九六年の段階でそういうものがあった、人畜共通の問題だということの指摘があったということだったら、その時点で対応をとるべきだったんじゃないですか。それを放置し、国内で発生するまで放置してきたことについての責任は逃れられないのじゃないでしょうかというふうに私...全文を見る | ||
○家西委員 そういうことが人への被害を出すんじゃないでしょうか、最終的に。人的被害を出して、それこそ訴訟されるとかいろいろなことが起こってきたときに、我々はやるだけのことをやりましたとかいうような、司法の場においてやられるのかもしれないけれども、それではおかしいんじゃないですか。...全文を見る | ||
○家西委員 それでは、もう一点御指摘申し上げたいと思います。 絶対にないというふうに今おっしゃるわけですけれども、例えばカナダで狂牛病が発生したその牛のもとというか、子牛の段階はどこから輸入されたんですか。カナダが原産国じゃないでしょう、あれは。EUから子牛の段階でカナダに入...全文を見る | ||
○家西委員 自信を持って先ほどからおっしゃるんならば、せめてそれぐらいのルックバックできるぐらいの情報は得てから御答弁いただきたい。なぜならば、今不安を助長するようなことを避けるためには、そういった問題をクリアにしていかなきゃならないということが大事じゃないか。 そして、ひい...全文を見る | ||
○家西委員 それでは、もう時間がさほどありませんので、あわせてお尋ね申し上げたいと思います。 これは私の提言でありますが、HIV診療拠点病院というものは、全国に三百以上の拠点病院が名乗りを上げているわけですけれども、こういったところを最大限に活用するのも一つの手ではないか。な...全文を見る | ||
○家西委員 時間が来ましたので終わりますけれども、ぜひとも患者に対して生きる希望、光を絶えないように努力をいただきますよう心よりお願い申し上げて、私の質問を終わります。ありがとうございました。 |