家西悟

いえにしさとる



当選回数回

家西悟の2002年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月27日第154回国会 衆議院 厚生労働委員会 第2号
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○家西委員 民主党・無所属クラブの家西悟です。座らせていただいて質問させていただくことをお許しいただきたいと思います。  まず冒頭、昨年の十一月七日に身体障害者に対するホームヘルプサービスについて、地方自治体において障害者の実態掌握がなされていないためにサービスを受けることがで...全文を見る
○家西委員 なぜこういうことを申し上げるかといいますと、やはり本来受けられるべき障害を持つ方がホームヘルプサービスを受けられないような状況に至っては困るということだと私は思っております。そのために実態掌握をしっかりとやっていただきたい。だけれども、その実態を掌握するためには、プラ...全文を見る
○家西委員 加算というのは、あくまでも障害者の加算とかそういうことだけじゃなかったんですか。それとも、時間的に加算をしていくんですか。これは、今回は、四時間未満であろうと五時間以上であろうと、点数でいうと千九百六十点というのがされていて、それに障害者加算というのが別途あって百二十...全文を見る
○家西委員 その対象者というのはどういう人をいうんですか。要するに、長ければ長いほどいいということは言われているということは御存じだと思います。そして、先進国のアメリカでさえ、透析時間は大体三時間以下が包括化されている。そして、世界で最も予後が悪い国である。そして、最も長い、生命...全文を見る
○家西委員 多くが一般的に短くなってきているからということを御説明いただいていますけれども、一九八五年診療報酬改定のときに五時間以上の区分が廃止されて、四時間未満と四時間以上に変えられたわけですよね。そして、その後、生命予後が非常に悪いというか、余り予後がよくないということで、九...全文を見る
○家西委員 いや、それは診療報酬であって、だけれども、それだったら患者の視点に立っていないんじゃないでしょうか。  ここに日本透析医学会のデータがあります。透析時間が長ければ長いほど生命の予後が高い、健康でいられる、短くなるほど死亡率が高くなるというのは、学会でも発表されている...全文を見る
○家西委員 私が語気を強くして申し上げるのは、命がかかっているからです。何も、食事代を出していただきたいとか、そういう話をしているんじゃない。透析をすることによって、その人たちは、健康な生活を維持できる、透析をしながらでも生きていけるんだということを期待しながら、そして、ひいては...全文を見る
○家西委員 ぜひとも、こういったガイドラインをきっちりとつくっていただきたい。私は患者としてよく思います。なぜならば、自分がHIVポジティブである以上、いろいろな局面で院内感染の恐ろしさを感じる場面にも直面します。それは、医療従事者を守るだけではなくて、患者を守るということも念頭...全文を見る
○家西委員 ぜひとも、大臣、原告の思い、また家族の思いをしっかりと受けとめていただいていると思いますけれども、早期に解決いただきますよう御尽力いただきますよう、心よりお願い申し上げたい。そして、再発防止、そういったものについても、大臣、陣頭指揮をしっかりとおとりいただきますよう、...全文を見る
○家西委員 ぜひともそのように、私も努力していきたいと思いますし、それと同時に、今回、新法の中でいろいろな議論がされていると思うわけですけれども、一つは安全監視委員会の問題、これは私は大きな問題ではないかというふうに思います。危機管理の問題、ひいては、それと同時にラベル表示という...全文を見る
○家西委員 ぜひともそのようにお願いしたいと思います。一つは、血液製剤がなくなると血友病患者にとっても命にかかわる問題にも直結します。そういった点をどうぞ考えた上で配慮していただければありがたいと思いますし、今回のバイエルのような事態のときに大慌てするようなことのないような自給計...全文を見る
05月29日第154回国会 衆議院 厚生労働委員会 第15号
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○家西委員 民主党・無所属クラブの家西悟です。座ったままで質問させていただくことを冒頭お許しいただきますよう、よろしくお願い申し上げます。  それで、まず冒頭に御質問申し上げたいのは、昨日までに質問通告ができませんでしたけれども、緊急事態ですので、あえて質問させていただくよう、...全文を見る
○家西委員 冷静に対応していただきたいと思いますけれども、私は、今回のこの件、注射管においても、シリンダー、注射器も、八六年ぐらいでしたか、厚生省は通達を出していますね。ディスポに、一人に一回しか使うなというような通達。そして、針に関してはもっと早くに、使い回しはしてはならないと...全文を見る
○家西委員 では、事実関係がはっきりした場合には、それなりの処遇を含めて、医師免許も剥奪するぐらいのお考えで臨まれるというふうにとらえていいんでしょうか。  それとあわせて、業務上過失傷害にも当たると私は思います。刑事的責任についてもお考えになるお考えはありますか。その辺につい...全文を見る
○家西委員 早急に事実関係を調査いただいて、しっかりとした対応をとっていただきますよう、よろしくお願い申し上げます。  それと、直接ではありませんけれども、健保法の改正の質問に入る前に、もう一点御質問をしたいと思います。  先天性低フィブリノゲン血症の患者さんについて使われる...全文を見る
○家西委員 ぜひともそのようにお願い申し上げたいと思います。  低フィブリノゲン血症の方々というものは、私の血友病とは基本的に違うのかもしれないけれども、症状的には全く似たような症状だと思います。関節内出血を起こす、そして凝固が正常に行われない等々の問題があるんだろうと思います...全文を見る
○家西委員 そのとおりでありますけれども、一つは、フィブリノゲンでいえば、界面活性剤による不活化処理、そして加熱処理等々行われています。そして、日赤の全血においてはNAT検査も導入されているわけですよね。日本の国内で使用されている血液、また原料として使われる血液からのC型肝炎の感...全文を見る
○家西委員 それでは、本題の方に入りたいと思います。  「医療制度改革について」という厚生労働省がお出しのこのパンフレットがありますね。これの冒頭を見ますと、中段のところに、保険財政が逼迫しているということを言われている内容がありますけれども、「国民健康保険は、年間三千億円の赤...全文を見る
○家西委員 だったら、そういう説明をすべきじゃないですか。これだと、保険財政が圧迫していますよ、国民の皆さん、年間三千億円の赤字があるんですよということをあたかも説明しながら、実は実はで、違う内容である。そして、三割負担することは公平な負担だと言いつつも、実は違うやり方をやってい...全文を見る
○家西委員 それでは、五年前、一九九七年四月二十五日、当委員会において、私は医療費の自己負担について、当時、国保が三割、健保本人が二割負担にすることについて、その整合性についてどのようにお考えですかということを質問しました。それに対し、高木政府委員は、医療保険制度の保険集団をどう...全文を見る
○家西委員 今言われたとおり、私は、当時からこれは想定していたんじゃないのか、将来三割負担にすることを想定していたんじゃないかと思えてなりません。そして、このときにそういう質問をしたわけです。そうしたら、二割でも公正公平な負担だというふうに言われていた。そして、五年前にもうこうい...全文を見る
○家西委員 いや、そういうお考えであったら、これは年々上がっていくんですよね。そして、経済状況が五年前と違うというふうにお考えになって言われているのかもしれないけれども、何も三割にしなくたっていいんじゃないですか。二割五分という方法だってあったんではないか、考えようによったらです...全文を見る
○家西委員 この保険制度を維持していくことというふうにおっしゃいますけれども、それとあわせて、三歳未満の乳幼児の問題等々も八割給付というようなことも言われているわけですけれども、この問題についても私はどうなのかなと。将来的に担う子供たちへの給付というものは、ある程度国が負担を考え...全文を見る
○家西委員 それでは、二年前だったと思います、海外での医療費の保険を給付するというようなことが改正されたと思いますけれども、その事実を私は多くの国民の方々は知らないと思います。  なぜならば、せんだって、ノースウエスト航空の広報というか、そういうものを見ましたときに、ある日本人...全文を見る
○家西委員 時間が来ましたので終わりますけれども、こういったことを、今多くの傍聴者の方もおいでですけれども、どれほどの人が知っているんでしょうか。改正されたことをほとんどの方は知らないのじゃないんですか。  PRの仕方が非常に悪いんじゃないでしょうか。パンフレットをお配りしてい...全文を見る
06月21日第154回国会 衆議院 厚生労働委員会 第22号
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○家西委員 それでは、民主党の家西悟です。よろしくお願い申し上げます。  五年前の四月二十五日に私は厚生委員会でも同じ質問をしましたし、さきに、せんだっても本委員会でも坂口大臣の方にもお尋ね申し上げたわけですけれども、せっかく総理がお越しいただいていますので、もう一度、確認とい...全文を見る
○家西委員 いや、総理、そうじゃなくて、当時私は、国保が三割、健保が一割から二割になるけれども、ここに二つの給付ということで、これは公平公正な給付だと言われた、これはおかしいんじゃないか、同じように公正公平というんなら両方が二割であったっていいんじゃないかという意味で質問をしたと...全文を見る
○家西委員 総理、ですから私は、当時、五年前にそういう給付がいろいろある、だけれども公正公平な給付ということでこれは崩れないようにしていただきたい、そしてやっていくことが大事なんじゃないのかという趣旨で、もう質問をしているわけですよ。  そして総理は、相互扶助し合うことが大事だ...全文を見る
○家西委員 こればかり言うわけにもいきませんけれども、では、三割負担にしていくことについて、ある意味、先ほどから各委員からも出ていましたけれども、デフレ傾向が促進するというか、そういうことはあり得ないというふうに試算されて今回御提案されたんでしょうか。  私は、これを三割にする...全文を見る
○家西委員 それでは、その国保の先ほど三割負担というお話が出ました。  せんだってNHKの番組で、「プロジェクトX」という番組を夜中に、再放送だと思いますけれども、やっていました。昭和三十四年、国保法が改正される、そして窓口負担がふえるということになったときに、長野県のとある村...全文を見る
○家西委員 時間が余りありませんけれども、私が言いたいのは、確かに予防医療というのは大事です。そして、そういった意味での抜本改革ということも必要だろうし、またしていかなければならないということも、総理の言われるところは私も理解しますし、私もそのとおりだし、そういうふうにしていくべ...全文を見る
○家西委員 時間が来ておりますけれども、ぜひとも、C肝の問題を含めて差別の問題、病気に対しての差別というものがないように政府として取り組んでいただきたい。  余談ではありますが、昨日、経済産業省の方に抗議を申し上げに行った折に、これは単なるミスだろうと思いますけれども、民主党の...全文を見る
○家西委員 ぜひともよろしくお願いします。  質問を終わります。
07月10日第154回国会 衆議院 厚生労働委員会 第24号
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○家西委員 それでは、民主党・無所属クラブの家西悟です。  この薬事法の改正に伴っての供血あつせん業取締法の一部を改正する法律案というものについては、私にとっても大きな問題であります。何とか日本国内で献血による血液製剤をということを訴えてきて、私、はや二十年になります。  そ...全文を見る
○家西委員 難産と言われましたけれども、難産でも難産過ぎたんじゃないでしょうか。私はそう思います。  そして、先ほど申し上げましたこの冊子の中で大臣もお触れになっておられます。昭和三十九年の閣議決定というものがあったというふうなことを言われていて、当時血液に関しては法律一つなか...全文を見る
○家西委員 それでは、あわせてお伺いしたいと思います。  今回のこの法案ですけれども、四月五日に法案提出されているわけですけれども、たしか四月十八日付で文部科学省の方から、国立病院、大学ですか、大学病院の薬剤部また血液輸血部においての人員削減等の通達を出されたように私記憶してお...全文を見る
○家西委員 そのようなあれではないというようなことでしょうけれども、実際あの文書を読むと、そうじゃないんじゃないかと思えてなりません。  そして、血液の使用量の多い病院というのは、えてして大学病院が多いですよね。そういうところでそういうような通達を出されると、担当者というものは...全文を見る
○家西委員 それでは、自治体等に対してはどのような、今後の体制ですね、自給体制を整えていく上で責任はどういうふうにやられるのか、また日赤に対してどのように協力を求めていくのか、具体的に教えてください。  ただ、年間献血量がこれだけ要るからこれだけとってこいみたいな話をされるのか...全文を見る
○家西委員 これからというお話ですけれども、それでは、この法律というのは、制定されて、絵にかいたもちになりませんか。  これからそういう自給体制を整えていくとかいうお話でしたね、今の御答弁だと。ということは、これは施行された後というものは現状維持だと。輸入に依存していくんだとい...全文を見る
○家西委員 それでは、具体的にもう一点お伺いしたいと思います。  需給計画というか自給体制というものを考えたときには、現在では血液製剤の製造において化血研など一部民間企業に依存している部分があると思うんですけれども、国内自給を目標としたときに、日赤の千歳工場だけでは私は不十分じ...全文を見る
○家西委員 民間企業の協力を得ながらということはわかるんですけれども、やはり私は、今回の国内自給ということを考えたときには、一つは日赤が中心となってやるべきだろう。そうすると千歳だけでは数は足らないでしょうし、やはり製造できるキャパというか量というものは必然的に決まってくるわけで...全文を見る
○家西委員 少し議論がかみ合っていないと私今思えたんですけれども、私の質問は、世界水準から見て技術がおくれるようなことは起きませんかと。日赤は血液しか扱わないから、ヒト由来の血液しか扱わないから、そういう方面でしかやらないんだというふうになっていく場合もあるんじゃないでしょうか、...全文を見る
○家西委員 わかりました。ちょっと意味が違うのかなというふうにも思う部分もあるのですけれども。  それでは、もう一つ問題になっているのは、米国の血漿たんぱく製剤協会などが言われている問題で、今回この法律が制定することによって、国内自給はWTOに反する、自由貿易体制を揺るがすとい...全文を見る
○家西委員 私もそのとおりだと思います。  なぜならば、一九七五年の五月に、WHOにおいて、無償献血を基本とする国営の血液事業を推進すべきとの勧告が加盟国に対して行われたという歴史もあるわけです。そういうことを考えたときに、WTOとWHOの勧告、どちらが重いのかというふうに考え...全文を見る
○家西委員 ありがとうございます。非常に心強く思いますし、私も当然そうなれば支援はしたい。  なぜならば、今まで血栓止血学会やいろいろな場において、吸血鬼日本というふうに非難をこうむってきたのが我々日本です。そして、私は患者として、血液を使う側として、その吸血鬼の一人かという思...全文を見る
○家西委員 では、第二十五条、需給計画についてお伺いしたいと思いますけれども、需給計画を定めたり変更するときは、あらかじめ薬事・食品衛生審議会の意見を聞くことを定めておられますけれども、需給計画の決定は、事実上は薬食審で行われるのか、それとも厚生労働大臣の判断で決まるのか、どちら...全文を見る
○家西委員 それでは、原料血漿の配分後に、製造業者は血漿の利用状況をどのような形で厚生労働大臣に報告されることになっているんでしょうか。  例えば、もう少し具体的に申し上げると、需給計画というか配分計画を立てられて、そして民間企業等に製造分という形でお渡しになられますよね。それ...全文を見る
○家西委員 それでは、需給計画を策定する上で、需給計画をつくられる審議会というか委員会のメンバーから日赤を外されているというふうにも今の段階でお聞きしておるわけですけれども、その理由は何なのでしょうか。一民間企業という理由でそういうふうにされているのか、それは一体なぜそういうふう...全文を見る
○家西委員 正規委員ではないけれども、自主的に参加して発言はしていただくということととらえていいんでしょうか。採決権はないということなんでしょうか。いかがでしょう、御答弁ください。
○家西委員 本来、私は、正規委員でもいいんじゃないかという思いがあります。  なぜならば、需給計画を立てて実際に血液を採血される業に当たられる当事者である以上、ここの御意見というものは無視はできない。そして、これぐらいの量だったらできるとか、こういう設備が整えばできるとかいろい...全文を見る
○家西委員 いや、ですけれども、安全監視体制という位置づけは非常に低いように私は思えてならないんですよね。これは医薬安全局長マターじゃないんですか、この安全監視体制というのは、報告等々は。もし不測の事態が起こったときには対応できるんでしょうか。局をまたぐような話等々が起こったとき...全文を見る
○家西委員 それで対応できるというのは、私は非常に不安に思えてならないし、安全監視体制というものが今回この法律の本来一番大事な部分だろうというふうにとらえてきました。そして、超党派の血液研究議員連盟という形でも提言をさせていただいたりとかいろいろな形で、この安全監視体制というもの...全文を見る
○家西委員 参議院の方でもそういうふうにされたわけですけれども、本来私は、これは法に明記すべきだった、安全監視体制というものはしっかりと書いておくべきだったというふうに思います。  それと、感染症に関する情報収集についてお伺いしたいと思います。  未知のウイルスや変異たんぱく...全文を見る
○家西委員 時間がもうさほどありませんので、申しわけないんですけれども、質問を若干抜かさせていただいたりとかしている部分も、御答弁を用意いただいていながらできない部分もあったかと思いますけれども、最後というか、残りの時間で何点かお聞きしたいと思います。  一つは、フィブリノゲン...全文を見る
○家西委員 私の質疑時間は終わりましたのでこれで終わりますけれども、どうぞ、仏彫って魂入れずというような形にならないように、この法律、大事にしていただきますよう、運営していただきますよう心よりお願い申し上げて、質問を終わります。ありがとうございました。
07月22日第154回国会 衆議院 決算行政監視委員会第二分科会 第3号
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○家西分科員 民主党・無所属クラブの家西悟です。  委員長、申しわけございませんけれども、私、足の調子が悪いので、座ったままで質問をさせていただけますようよろしくお願い申し上げます。
○家西分科員 それでは、文部科学省の方に御質問したいと思いますけれども、本年三月に国立大学医学部附属病院長会議の常置委員会が、国立大学病院の医療提供機能強化を目指したマネジメント改革を取りまとめられました。この提言について順次質問をしたいと思いますが、国立大学病院の独立法人化につ...全文を見る
○家西分科員 では、提言の中に、人事交流システムや病院間の連携システムなどについて書かれていますが、これらは、独立法人になった後も文部科学省が附属病院の人事管理を行うというふうにも読み取れる部分もあろうかと思うんですけれども、しかしそうでないということは、文部科学省が附属病院の人...全文を見る
○家西分科員 では、事務職員の天下りについてお伺いしたいと思います。  中央公論の七月号で、ノンキャリアの文部科学省職員が全国の大学病院に天下って主要なポストを占めている、少なくとも二千名と推定されるローテーション組は常に本庁の顔色を見ながら仕事をしていると書かれていますが、こ...全文を見る
○家西分科員 では、一千六百名がいることは事実であるというふうにとらえていいんですよね。それと、人事交流はして、行ったり来たりはしているけれども、天下っているわけではないということですよね。  ということは、本庁との関係というのは非常に深い間柄であるというふうにとらえてもいいん...全文を見る
○家西分科員 それでは、もう一点改めてお伺いします。  その記事が不本意であるというふうにおっしゃるのならば、それを具体的に抗議するなり文科省としてされたんでしょうか。それとも、ある種既得権益を守るために、これは事実であるけれどもそういうふうに御答弁されているのか、いかがなんで...全文を見る
○家西分科員 いや、今の御答弁だったら、記者の方から取材を受けたわけではないとか言われていますけれども、取材も受けていないことを書かれて黙っているんですか。記者クラブの方だけに、いやあれは違うんだというふうなことを説明されるだけで、それで納得されているんですか。違うんなら違うんだ...全文を見る
○家西分科員 いや違うと否定されるのなら、やはりそういうふうにやるべきでしょうし、きっちりとしていかないと、ただ誤解だとか、そういうような話では済まない問題ではないのかというふうに私はとらえます。  次の質問にさせていただきたいと思いますけれども、提言における合理化について。 ...全文を見る
○家西分科員 でも、この提言を読むと、今までは教育と研究に力を入れてきて診療はおろそかにしてきた、つまり、これから診療を重視し十分にもうけさせてもらいますよというふうにも私は読み取れるわけですけれども、もし違うというなれば、その根拠を明確に説明していただけますでしょうか。
○家西分科員 それでは、もう一点具体的にお伺いしたいと思います。  提言では検査を外部委託するということも言われていますけれども、これは、教育研究機関である大学病院がそのようなことをするということは通常私は考えられない。本来、大学がそういうような検査を自主的にやって研究をしてい...全文を見る
○家西分科員 そうなりますと、外部でできるものは外部でということ、内部でできることは内部でしようという話でしょうけれども、これはだれがやるんですか。先ほど人的な問題等も含めてというふうにおっしゃいましたけれども、外科医が検査をやったりとか、兼ねようということじゃないんですか。専門...全文を見る
○家西分科員 それでは、そういうふうに局長に御答弁いただいているわけですけれども、四月の五日に閣議決定されまして、現在厚生労働委員会で審議されています薬事法の改正に伴う血液事業法、通称採供法とかいろいろ言われているわけですけれども、について、文部省はどう認識をされているのか、お伺...全文を見る
○家西分科員 ぜひともこれは矛盾してもらっては困ると思います。なぜならば、大臣も御存じかと思いますけれども、私自身が薬害エイズの被害者です。そして、HIV、エイズに感染し、今問題となってきていますC型肝炎のキャリアでもあります。これも血液製剤の使用によるためです。こういったことを...全文を見る
○家西分科員 時間が来ましたので終わりたいと思いますけれども、最後に一言だけ申し上げたい。  もし今言われたような内容で間違いないというふうにおっしゃるのならば、三月の提言、四月十八日の通達というものを白紙撤回すべきじゃないですか。そして、これはこういうことなんですよということ...全文を見る
○家西分科員 時間が来ましたので、終わります。ありがとうございました。
07月24日第154回国会 衆議院 厚生労働委員会 第27号
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○家西委員 民主党・無所属クラブの家西悟です。  ちょっと私自身も足が悪いもので、座ったままで質問させていただくことの失礼をまずもって冒頭おわび申し上げたいと思います。  また、参考人におかれましては、お忙しい中、本日御参加いただきましてありがとうございます。  それでは、...全文を見る
○家西委員 そのようにしていただきたいと思うわけですけれども、私自身きのういただいて、この製薬協の冊子の中には、私も薬害エイズの被害者の一人として、多くの当事者の企業の名前もありました。これをどうこう言うつもりはございませんけれども、ぜひともそういう情報開示というものは大事じゃな...全文を見る
○家西委員 ありがとうございました。  私もそのように思っているわけですけれども、これはあくまでも終わりではなくて始まりだ。そして、昭和三十九年の閣議決定以来の悲願でもあったということだと思います。きょうおいでの参考人の方々にも、そういうふうに思っておいでの方々は多いと思います...全文を見る
○家西委員 もう時間がありませんけれども、最後に三星参考人にお尋ねします。  長年献血を推進していただきまして、我々としても非常に感謝申し上げるところでございます。そして、先ほど陳述されましたように、国内血で自国の国民の血液は賄うべきであるという主張をされましたけれども、私もそ...全文を見る
○家西委員 時間が来ましたので終わります。ありがとうございました。
○家西委員 では、まず薬事法及び血液法の今日の改正に至るまでの意義についてお答えいただきたいと思います。  坂口大臣は、大学卒業以来、日赤また血液にかかわっておいでになったということと、私自身も、患者として長年この問題にかかわってきた者として、ある種、本日の思いというのはすごく...全文を見る
○家西委員 それでは、ラベル表示の問題についてお伺いしたいと思います。  この件については、患者団体や日赤などからも法律に明記することを強く求められてきたと思います。しかしながら法案の中にはそれは入らずに、省令でやっていくというようなことを言われていますけれども、献血表示、また...全文を見る
○家西委員 それではもう一点、ラベル表示について具体的にお伺いしたい点があります。  参議院の方で附帯決議にも指摘されましたけれども、リコンビナント製剤についての問題があると思います。感染症の発生のおそれがそれでもあるというふうに言われているわけですけれども、リコンビナント製剤...全文を見る
○家西委員 それでは次に、医療機関における記録の保存期間についてお伺いしたいと思っているわけですけれども、現在、厚生労働省としての考えは十年というふうに伺っております。しかし、私たちのような問題、スローウイルスとかvCJDの問題等を考えたときには、これは長ければ長いほど私はいいの...全文を見る
○家西委員 ぜひともそれは、私は長期に保存をすべきだというふうに思えてなりません。今、紙からほかの方法という、電子化されるとかいろいろ方法はあろうかと思うのですけれども、そうすれば、何も、大きな場所が必要、大きな施設が必要という話ではなくて、フロッピーから、今やDVDの時代という...全文を見る
○家西委員 それでは、運営委員会の権限というものについてもお伺いしたいと思います。  ただ委員の意見をお聞きしましたというだけではなくて、安全の監視機能を果たさないといけないということだと思うのですけれども、他部局からの情報も敏速に入手できるような特別の権限も新たに必要かと思う...全文を見る
○家西委員 それでは、あわせて、その辺の問題について具体的にお伺いしたいと思うんですけれども、五月三十一日付で公表されましたフィブリノゲンのC型肝炎の調査の中で、旧国立予防衛生研究所生物学的製剤検定協議会の議事録を公表されましたけれども、この調査でも、当時からC型肝炎の問題につい...全文を見る
○家西委員 これは、しつこくちょっと言わせていただきたいのはなぜかと申しますと、五月の三十一日に公表されたこの議事録、ここにありますけれども、この内容を読ませていただくと、私は驚いた部分もあります、正直言って。一体だれのための、これ、予防衛生研究所の議論だったんだろうか。  こ...全文を見る
○家西委員 ぜひともそういうふうにしていただきたいし、また民間企業であろうと公的な部分であろうと、やはり危険性が及んだ場合は患者まで情報は提供されるとか、そういう審議会の中できちっと情報を提供していくということ、国が責任を負わなきゃならないとかいう理由でそこは隠すようなことのない...全文を見る
○家西委員 それでは、もう少し具体的にお伺いしないといけないと思うんですけれども、血液製剤の使用、またリコンビナント製剤の使用について、そのリスクや、献血、非献血の違いについて患者に説明することは、私は医者の責務だというふうに思うわけですね。しかしながら、法文の条文には、どの程度...全文を見る
○家西委員 その辺はよくわかりました。というか、理解をしたいと思うわけですけれども、もう一度、これ、きょう最後になろうかと思うわけですので、確認をとりたいと思います。  表示について、パッケージや瓶やいろいろなところにされるんだろう、それから添付書類やそういったものにも書かれる...全文を見る
○家西委員 ぜひともお願いしたいと思います。  なぜならば、我々血友病患者であれば、そういうものを今議論がずっとこの何年間されたわけですから、ある種わかります。しかし、非血友病の方々については、注射器に入って、病院のベッドで注射をされるとわからないですよ。これはどういうものであ...全文を見る
○家西委員 本当に間に合わせていただかないと困るわけで、ある意味、それをやるということの条件で今回法律も審議に入ったと私は理解しております。  本来、ここでこの法律と同時に救済も含めてやるべきだという意見はかなり出たはずです。そして、当委員会の委員の先生方からも、御議論というか...全文を見る
○家西委員 時間が来たので質問を終わりますけれども、ぜひともよりよい法律にしていただきたい、空手形を切らないでいただきたいと思いますし、今後我々のような被害、本当につらかった薬害エイズの思いを皆さんにも知っていただきたいと思って、私の質問を終わります。
11月01日第155回国会 衆議院 厚生労働委員会 第2号
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○家西委員 座ったままで毎回恐縮いたしますけれども、よろしくお願い申し上げます。民主党の家西悟です。  それではまず、ウイルス肝炎対策についてお伺いしたいと思います。  この十月二十一日、十六人の方によって薬害C型肝炎訴訟が、大阪、東京とそれぞれ提起されました。肝炎ウイルスに...全文を見る
○家西委員 では、大臣は訴状はまだお読みになっていないというふうに判断してよろしいんでしょうか。
○家西委員 それでは、早急に一度お読みいただきたいと思います。フィブリノゲンという問題というものは、ほかの、一般のC型肝炎の患者さんと比べると状況は違うのではないかというふうにも私は思いますので、ぜひとも精読いただいて、どういう御判断をいただけるのか、患者の方々にとって期待をされ...全文を見る
○家西委員 それでは、もう少し具体的に申し上げると、先ほども言いましたフィブリノゲンの非加熱は、こんなことを釈迦に説法というんでしょうけれども、大臣に申し上げるのはおかしいというふうに思うわけですけれども、非加熱のフィブリノゲン製剤は八七年まで販売され、そして賞味期限というか有効...全文を見る
○家西委員 では、若年者はいいんだ、ある程度の時間を経過しても大丈夫だということ、専門家に聞いてからでも大丈夫じゃないかという御判断なんでしょうか。若年者というものは、早期にやればやるほど回復力も早いし、いいんじゃないんでしょうか。  私は、今回四十歳という形で区切られているこ...全文を見る
○家西委員 それではもう一点、何度も言って申しわけございませんけれども、ここに議事録がございます。昨年の二月二十八日の議事録で、私は新生児等も含めての質問をしています。  フィブリノゲンについてということでその後に出てくるわけですけれども、この時期に出産や新生児出血等の治療にお...全文を見る
○家西委員 今の啓発活動というものは、何か中高年の方々に肝硬変、肝がんというものが起こるんだ、C型肝炎というのは問題なんだというふうにしかとらえられていないような状況が私は裏であるように思えてなりません。新生児にも使ったんだということをはっきりと言われて、そうすると二十やそこいら...全文を見る
○家西委員 それでは、昨年の五月十八日の委員会で、当時の桝屋副大臣は、フィブリノゲン製剤を投与された方々は肝炎ウイルスに感染する可能性が一般の方々より高いということについて、国民に周知徹底していかなければならないと御答弁いただいております。  そして、実際にウイルスが混入してい...全文を見る
○家西委員 違います。それをおっしゃるのなら、必要だったというふうにおっしゃるのなら、こういう事例があります。  出産時にフィブリノゲンを使われた。三百ccの出血があった。そしてフィブリノゲンで止血を行ったというふうな事例があります。しかし、献血というものは四百ccです。これが...全文を見る
○家西委員 大臣は血液の専門家であり、日赤の所長まで務められた方の御答弁とは私は到底思えません、今の質問に対して。体重に対して何分の一なくなったら生命に危険を及ぼすというふうに、出血量のことです。そのことを考えればわかる話です、こんなことは。
○家西委員 こればかり言っていると時間がなくなります。  もう一つ聞かせていただきたいことがあります。  今、フィブリノゲンを納入した医療機関は、昭和五十五年以降、全国の七千四医療施設があるというふうに掌握されておられますけれども、私は、その七千四医療施設の病院名及び所在地等...全文を見る
○家西委員 私は、掌握していないということで、だったらメーカーに対して要求してほしいというふうに申し上げたときに、混乱が生じるというふうに言われました。そして、なぜ混乱が生じるんだということを言ったときに、有識者会議でそのような結論も得ていますというふうに言われていますけれども、...全文を見る
○家西委員 時間が来ましたので終わりますけれども、最後に一つだけ。  今、五十四年以前の資料については持ち合わせがない、向こうも持っていないというふうにおっしゃいましたけれども、もし、その資料を、仮に疑わしいもの、またそれに該当するようなものが今後発見された場合、調査されますか...全文を見る
○家西委員 いや、調査するかどうかだけ言って。
○家西委員 いや、じゃ、あるんでしょう。あるということを疑っているからこそ、そんなふうに言っているんでしょう。ないというんならそんなこと言わないでしょう。
○家西委員 だから、それなりの疑わしきものが出てきたときには調査すると言えばいいじゃないですか。
○家西委員 それだけのことです。言ってください、最後に。
○家西委員 検討じゃなくて、すると言いなさい。疑わしきものが出てきたら調査すると言ったらいいんじゃないですか。ないと言うてるんやから。
○家西委員 ありがとうございました。
11月13日第155回国会 衆議院 特殊法人等改革に関する特別委員会 第5号
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○家西委員 民主党・無所属クラブの家西悟です。  私、足が悪いので、座ったままで質疑させていただくことをお許しいただければと思いますので、よろしくお願い申し上げます。
○家西委員 まず、私の方からは、医薬品総合機構法について集中的にお伺いしたいと思います。  まず、理念的な部分についてお尋ね申し上げます。  今回の総合機構法には、独立法人化の流れの中で、医薬品の研究開発、審査、安全対策、救済のそれぞれの業務を無理やりに統合して、さらに、さき...全文を見る
○家西委員 一元的にとおっしゃいましたけれども、その件については、後ほどもう一度触れさせていただきたいと思います。  その前に、名称についてお尋ね申し上げます。  医薬品副作用救済機構法は、御存じのとおり、薬害スモンの救済事業からつくられたものと私は認識しております。そして、...全文を見る
○家西委員 今大臣がおっしゃるとおりで、私も、正直なところ中身も必要だとは思います。しかし、やはり名称というものはその精神をうたっているのではないんでしょうか。そして、なぜ医薬品救済機構法という法律をスモンのときにつくられて、今回総合という形にしてしまい、そこには救済という名前だ...全文を見る
○家西委員 しつこくやることは私もあえてこの場ではいたしませんけれども、非常に私は憤慨しております、ある意味で。  それでは、具体的に中身についてお伺いしたいと思いますけれども、まず、医薬品救済機構で行っていた救済についてですが、この制度自体、国民に十分知られていたとは私は思え...全文を見る
○家西委員 先ほど言いました、この機構というものは、当時、ドクターも知らなかった、私たちの主治医も。こういうものがあるということも知っている方はほとんどいなかったという実態があります。ぜひとも、医療従事者には徹底的に広報をしていただきたい。そして、速やかにそういう人たちに対して救...全文を見る
○家西委員 本来、医薬品救済機構というものは、無過失救済制度であると私は思います。ですから、薬を飲んでそういうような症状が出た場合に、症状、重篤性云々という形ではなくて、それなりの症状が出た、ましてや、そういう涙腺や角膜に影響を及ぼすような事態になったというときには救済を受けられ...全文を見る
○家西委員 では、こういう機構だったら、元局長、役所の人間であろうと構わない、製薬メーカーだったらだめだというお話なんでしょうか、言葉をかえれば。  薬害エイズで逮捕された元社長も薬務局の元局長でした。そういったことを考えたときに、メーカーと、製薬企業とこういうような認可や安全...全文を見る
○家西委員 それでは、今回この特殊法人に対して増員予定が言われています、百名余りについて。そして、製薬企業から社員を、元企業の社員を起用する予定があるというふうにも伺っていますけれども、いかがなんでしょうか。
○家西委員 いや、それは全くの、ライセンスも何も、そういう勉強もされたこともない人を雇えという話ではない。企業に勤めてそういう研究開発をされてきた方が入っていくということは、ここで認可と安全監視とが一体化されていくということは、さじかげんが甘くならないですか。公平公正に判断ができ...全文を見る
○家西委員 時間が参りましたので終わりますけれども、本来質問通告していました部分、全部できませんでした。また、石原大臣の方にもお答えいただきたかったこと、この問題、薬の問題というものは、認可と安全性、そうしたものが連動していいんだろうか。これを今回の法律に出されるということ自体、...全文を見る
○家西委員 終わります。ぜひともそのようにしていただきたいということを申し上げて、終わります。ありがとうございました。
11月18日第155回国会 衆議院 特殊法人等改革に関する特別委員会 第8号
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○家西委員 前回に引き続きまして、私、足が悪いので、座ったままで質問させていただくことを皆様に御了解、また委員長に御了解いただければと思います。
○家西委員 民主党・無所属クラブの家西悟ですけれども、前回に引き続きまして、坂口大臣及び石原行革担当大臣に御質問をさせていただきたいと思います。  新しく独立行政法人、今回の新しくなる法律において予定されている医薬品総合機構が薬の認可と安全と監視を一体化させることについて、石原...全文を見る
○家西委員 今そういうふうに言われますけれども、石原大臣は、あのときにこのように言われているわけですよね、一緒でありますと、一緒でありますとというふうに御答弁いただいたわけです。このことの方が私は重要ではないかというふうにとらえていますし、これは、厚生大臣と行革担当大臣の石原大臣...全文を見る
○家西委員 これはあくまでも一般論的な話であって、医薬品救済も含めた医薬品の安全監視、承認及び研究開発とか、そういった分野が全部一体化になるということの問題。  しかも、今までこういうふうにはなっていないというものを新たに構築されようという話だったら、これはまだ理解できます。し...全文を見る
○家西委員 それでは、もう一点。これは、私が質問した後に新聞報道されています。企業からの社員については規制をしていくというような趣旨のことを、厚生省の幹部は法成立後に定める規定を設けるというふうに言われていますけれども、いかがされるのか。これは本当にそうされるのかということについ...全文を見る
○家西委員 時間がもう来ていますけれども、私は、何もこういった人たちがいけないとかいう話だけをしているわけではありません。こういうふうにすると、非常にさじかげんが甘くなるんじゃないか、逆に、薬害、私がこうむったような薬害の温床になるんじゃないかということを非常に危惧しています。透...全文を見る