家西悟

いえにしさとる



当選回数回

家西悟の2004年の発言一覧

開催日 会議名 発言
11月11日第161回国会 参議院 厚生労働委員会 第4号
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○家西悟君 民主党・新緑風会の家西悟でございます。  各委員に御協力いただきましてありがとうございます。私は血友病の関節機能障害というものがありまして、座ったまま発言をお許しいただきましたことを心より感謝申し上げます。  それでは、質問に入らせていただきたいと思います。  ...全文を見る
○家西悟君 私は、その一月前、一九八三年八月十五日、一月余り前に要望書を、同じ血友病友の会、京都血友病友の会としてお出しをさせていただいたと思っております。  全国ヘモフィリア友の会が、その前日に拡大理事会が開かれました、東京の地で。そして、当時の厚生省の研究班の班長であった、...全文を見る
○家西悟君 記録がないんですか。それとも、そのようなあれはないというふうにお考えなんですか。あったという記憶もないということなんですか。
○家西悟君 是非とも調べていただきたいと思います。  当時、私たちは厚生省の母子衛生課を訪ねました。そして、血友病の患者への医療費や障害者認定の問題、そしてエイズ対策について具体的な要望書を出しています。対応したのは、当時の小林秀資、児童家庭局母子衛生課の課長でした。この後にエ...全文を見る
○家西悟君 五十八年の九月のときの要望書はありますよね。そして、その一か月前に出された要望書はないということですよね。それはごみ箱へ行ったんではないかというふうに思えてならないんですけれども、少し、今日午前の理事会でも見せました写真がございます。ちょっと大きいパネルで皆さんにも見...全文を見る
○家西悟君 私は、これは歴史の共有をしたいと思っています、正直なところ。九月説、十月説とかいろんな説があります。第一号の要望書が出たのは一九八三年の十月、九月とかいろんな説があってめちゃくちゃになっています。事実は一つしかないはずです。そして、同じ思いで、この要望書にあるとおり、...全文を見る
○家西悟君 一つは、九月説というのは、先ほど言いました、厚労の方から言われているその文書なりが残っているというのが九月二十二日というふうに言われています。そして十月というのは、一つには、全国血友病友の会と出したと言われるのが、十月だとかいろんな説があるわけです。ここがあいまいにな...全文を見る
○家西悟君 是非とも調査をお願いしたいと思います。そして、和解のその条項にあるわけですから、是非ともそれは継続して行っていただきますよう、心よりお願い申し上げておきます。  では、こればかりやっていると質問もどうかと思いますので、次にもう入っていきたいと思いますけれども。  ...全文を見る
○家西悟君 基本的な話ですよ。
○家西悟君 所掌事務の話ですから、これは答えられなければおかしいですよ。委員長、ちょっと止めてくださいよ、こんなの。おかしいですよ。
○家西悟君 ちょっと速記止めてくださいよ。所掌事務ということは根本にかかわる問題ですよ。
○家西悟君 皆さん、お聞きいただいたとおりです。所掌事務というものは基本です。厚生労働省として基本の問題を答えられない。こんな省庁が国民の健康をつかさどる省庁であっていいのかどうか、いま一度皆さんに問いたいと思います。  大臣、いかがでしょうか。
○家西悟君 もう一度言います。所掌事務の部分について、厚生労働省設置法に定める「厚生労働省の任務及び所掌事務」に任務と事務責任が明確にされているわけです。エイズ問題や感染症対策はその厚生労働省設置法の所掌事務のどの項目に当たるのでしょうかということをお聞きしているんです。  ち...全文を見る
○家西悟君 そのようにお答えいただければスムーズにこの話は済む話を聞いたわけです。にもかかわらず、お答えできなかったということは本当に遺憾に思います、正直申し上げて。そして、こういう問題、通常国会でもしっかりと質問させていただきますので、何とぞよろしくお願い申し上げます。  そ...全文を見る
○家西悟君 是非とも調査をしていただきたい。  本日お越しいただいています岩尾局長はそのとき調査をされた担当者です。そのときの答弁を作られたのも、岩尾局長が当時やられましたよね。間違いないですよね。
○家西悟君 ということで、先ほど大臣は調査を再度いただけるというふうに御発言いただいたわけですから、いま一度調査をお願いしたいと思います。それはお約束ととらえてよろしいですよね、大臣。
○家西悟君 ありがとうございます。是非ともお願いを申し上げます。  それでは、時間もさして残っておりませんので、次の質問へと移らせていただきたいと思います。  エイズ等三大感染症の対策のために、世界エイズ・結核・マラリア基金というものがございます。それについてお伺いをしたいと...全文を見る
○家西悟君 要するに、緊急を要するプロジェクトもあるということだと思います。  そして、本年十一月五日、第一回の日本支援委員会議員タスクフォースも開かれました。これは、森前首相を始めとして、与野党問わず、そういった人たち、関心のある先生方にも御参集いただいたというふうにもお聞き...全文を見る
○家西悟君 是非とも、そういう世界の人たちが期待をしております。そして、ましてや日本がこれ提唱国です、この基金の。そういったことを念頭に置かれまして、是非ともそのように協力をお願い申し上げれば幸いです。  あわせて、来年、第七回アジア・太平洋エイズ国際会議が神戸の地で行われる予...全文を見る
○家西悟君 是非とも、そのようにNGOとの取組を強化をしていただきますようお願い申し上げます。政府や医師を始めとした人たちだけでは、これ、国際会議は成り立つものではないと私は思っておりますし、実際、世界でもそのように潮流はなっているわけです。エイズ国際会議というものは、NGOを始...全文を見る
○家西悟君 それでは、その実施要項について少し触れさせていただきたいと思います。  かなりのパニックが起こるんではないかということを私は危惧をしています。なぜならば、第四ルート、薬害エイズの問題で第四ルートと言われる非血友病患者の人たちに使った医療機関名、八百ちょっとの数字を出...全文を見る
○家西悟君 電話回線数本というふうに今御答弁いただいたわけですけれども、数本で足りるんでしょうか。七千余りの医療機関を公表したということになれば、まあ公表の仕方にもよります。国民の多くの目に触れないような公表の仕方をしては意味がありません。どういう形で公表されるのかも併せてお伺い...全文を見る
○家西悟君 皆さん、お聞きいただきましたでしょうか。七千の医療機関を公表して、電話回線は五本だそうです。対応できるとお考えでしょうか。  我々議員会館の事務所でもそうだと思います。また、地元の事務所でも一本、二本の電話回線を引いているわけじゃありません。三本、四本でもひっきりな...全文を見る
○家西悟君 持ち時間がほとんどありません。用意してきた残りの質問は次回、機会を改めて質問していきたいと思います。  そして、皆さんにも御理解をいただきたい。私は何も、社会的にパニックをあおろうとしているのではありません。肝炎というものは、放置すればいずれ肝硬変、肝がんへ移行しま...全文を見る
11月25日第161回国会 参議院 厚生労働委員会 第6号
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○家西悟君 民主党の新緑風会、家西悟でございます。  限られた時間ですので、今回の私の質問は、小児慢性特定疾患の法制化に伴う基本的な考え方について政府の御認識と考え方、また今後の小児慢性特定疾患対策の一層の推進を願い、質問をさせていただきます。  まず初めに、率直に申しまして...全文を見る
○家西悟君 私も大変難しい問題があるということは承知しております。小児慢性特定疾患の患者は大人になっても同じ疾患を持ち続けるということがあります。例で言いますと、私なんかがそうです。血友病です。血友病は小児慢性特定疾患の対象になります。二十歳になって血友病は治りません。しかし、難...全文を見る
○家西悟君 では、具体的に血友病の医療費公費負担の歴史の現状について質問をいたします。  戦後、血友病の患者は遺伝性疾患ということで差別と偏見にさらされ、高額医療費を支払う時代が長く続きました。そして、昭和四十四年、血友病への医療費負担軽減措置が講ぜられ、そして昭和四十九年、小...全文を見る
○家西悟君 それは血友病だけではなくて、血友病類縁疾患及び二次感染、三次感染というものも含まれるんですよね、水平感染、垂直感染と言われるやつですけれども、それは含まれるというふうに厚労の方からもお伺いはしているわけですけれども、間違いないでしょうか。いま一度確認させてください。
○家西悟君 ありがとうございます。そのようにしていただきますようお願い申し上げます。  それから、大臣、血友病の公費負担の歴史の現状について私と同じお考えだと、今の認識ですね、をお持ちということで非常に安心をいたしました。今回、この法制化によって変わるというふうなお考えがないと...全文を見る
○家西悟君 具体的に申し上げると、まあ大人の方の問題でいいますと、特定疾患の問題なんかを、これは小児の話ですけれども、特定疾患の例を挙げますと、スモンなんかは書かれてるんですよね、はっきりと。表と、その後、通知の中に除外するというようなことを書かれてたり、費用分担の問題とかは、国...全文を見る
○家西悟君 大変大臣から私にとっては心強い御発言いただきましたことを感謝申し上げたいと思います。  そこで、一つ提案があります。これが物すごく簡単じゃないのかなというのは、血友病手帳なり、難病手帳という形で交付されている部分があると思います。小慢手帳というか、疾病児手帳みたいな...全文を見る
○家西悟君 ありがとうございます。是非とも御検討いただければ幸いです。  それから、次の質問へ移っていきたいと思いますけれども、難病を抱えた家族で、本当にこういった問題が多くのし掛かっています、問題が、諸問題。それの改善ということは是非ともまずはしていただきたいということ。そし...全文を見る
○家西悟君 私自身、本当に苦労した部分をいま一度御理解いただきたいと思います。自分は実体験で物を言っているわけです。何もこういう文書を見てどうこうではなくて、自分自身がこの生きてきた中で苦労をしました、正直言って。一つ一つ、進学をするときにも嫌な思いをさせられ、そして病院や役所に...全文を見る
○家西悟君 いや、だから、書いてくれるのか否かを是非ともお尋ねしているんです。周知徹底ということは、そういうことを書くということと理解していいんですか。
○家西悟君 大変申し訳ありません、時間余ってますので、最後にということで質問をさせていただきます。これは質問通告はしていない部分で失礼かと思いますけれども、再三にわたってお尋ねしている話ですので、是非とも確認したい部分があります。  これ、昨日厚労の方からいただいた資料ですけれ...全文を見る
○家西悟君 時間が来ていますけれども、最後に一点だけどうしても聞きたいと思います。  入院と通院、一月にやった場合は、入院と通院の費用は両方合わせて支払うというふうに御説明いただいていますけれども、これは間違いないですか。特定疾患の患者たちは、同じ月に通院、入院の繰り返しをした...全文を見る
○家西悟君 時間が来ていますので終わります。  しかし、私は、この法案、特定疾患、小児慢性特定疾患の部分については不安を感じざる得ないというところを御指摘申し上げて、質問を終わります。ありがとうございました。
12月01日第161回国会 参議院 厚生労働委員会 第8号
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○家西悟君 おはようございます。家西でございます。  本題に入る前に、本日は世界エイズデーということで、今日、大臣も胸にレッドリボンのバッジを付けておいでですけれども、一九八八年、WHOは、地球規模でのエイズ蔓延防止とエイズ患者、HIV感染者に対する差別、偏見の解消を図ることを...全文を見る
○家西悟君 そして、UNAIDSという国連の組織がございます。先日、世界のHIV、エイズ、感染者が三千九百四十万人になったと発表がありました。特に、東アジアでは急速な広がりを見せています。本日付けの産経新聞の社説にも、「治療と予防を結ぶ戦略を」ということで、もっと日本人はエイズに...全文を見る
○家西悟君 先ほども、キャンペーンとかいろいろでエイズ蔓延防止策などを、啓発活動に力を入れているというお話もお聞きしましたが、私は本当にそうなのかなと思えてなりません。日本の現状はいかがでしょうか。  HIV感染者、エイズ患者、また血液製剤による感染者の数を改めてお尋ね申し上げ...全文を見る
○家西悟君 私はそのように思えてなりません。正直申し上げて、各委員の方々ももう既にお気付きだと思いますけれども、いろんなキャンペーンを十二月一日はされています。しかし、エイズ、HIVという問題は、何も十二月一日に感染が広がるわけではありません。三百六十五日いつでも起こり得る話です...全文を見る
○家西悟君 私は、今回、第七回のアジア太平洋地域の国際会議の政府の取組ということについて現状をお聞きしましたけれども、確かに政府としてもこれまで十分に認識をされて取組をされてきたものと思いますが、省庁間の連絡会議、まあタスクフォース的なもの、それから、現在やっておられるでしょうけ...全文を見る
○家西悟君 私は、本当にNGOの協力は必要だと思っております。それがなければうまくこういった会議は進行していかないだろうし、とは思っていますけれども、特に厚生労働省のリーダーシップが今求められているんじゃないでしょうか。日本で開くわけですからね、神戸会議、神戸で国際会議を。ここで...全文を見る
○家西悟君 是非ともリーダーシップを発揮していただいて、各省庁との連携も図りつつ、会議の成功をなされることを御祈念申し上げたいと思っております。  それと、次に、具体的に治療に関してですけれども、せんだってですけれども、HIVとHCVによる重複感染者の実態並びに治療などについて...全文を見る
○家西悟君 是非ともそのようにお願い申し上げたいと思います。  私自身、私たちの仲間、多くがHIV、エイズで亡くなるよりも、今、肝硬変、肝がんで亡くなる人たちが急速に増えてきています。深刻です、状況は。そして、私自身は確かにインターフェロンの治療等々でウイルスは消えました。そし...全文を見る
○家西悟君 是非ともその辺はお願い申し上げたいと思います。  なぜかというと、偏り過ぎていて、一方では、ある種、核になるような医療機関はもうパンク状態である、マンパワーも不足しているとかいろんな状況があるというふうにお伺いをしております。そして、外来診療等々でもかなりの待ち時間...全文を見る
○家西悟君 ありがとうございます。是非ともそのように万全を期していただきますよう、取組をお願い申し上げます。  それでは、本題に入らせていただきたいと思います。残り半分ぐらいの時間しかありませんので。  それでは、本法である特定障害者に対する特別障害給付金の支給に関する法律案...全文を見る
○家西悟君 その中で、具体的に申し上げますと、「特別な事情にかんがみ、」というふうにうたわれていたと思います、法案の中でですね。その特別な状況にかんがみというのは具体的にどういうことを指すのか、いま一度御答弁いただければと思います。特別というのはどういうことなんでしょうか。
○家西悟君 ありがとうございます。  それでは、大臣にお尋ね申し上げます。  学生時代に保険料を払っていないと障害年金が支給されないということを当時大臣御存じでしたでしょうか。そのころには年金制度がどうだったのかという問題もあるのかもしれませんけれども、学生であって、保険料を...全文を見る
○家西悟君 だと思います、正直なところ。学生であれば何らかのあれがあるとか、高齢になったときの問題というふうに考えてしまうのは必然的な私は発想だと思います、多くの人たちは。そして、そこから漏れ落ちてしまった、不幸にして事故が起きて障害を持ってしまった。何らかの形で、障害者という形...全文を見る
○家西悟君 この後でもまた申し上げますけれども、坂口私案では推定という形でるる言われているわけですけれども、あくまでもこれ、実態調査を私は行ったとは思えないんですよね。推定という言い方をしている。しかも、今回この法案を議員立法という形ではありますが提出をいただいて、それを受けられ...全文を見る
○家西悟君 是非ともそのようにお願い申し上げたいと思います。  これ、後ほどの質問でもちょっと触れようと思っていましたけれども、今そこまで御答弁いただきましたので、坂口私案では推定、あくまでも推定という形で、前坂口厚生大臣はそのようなことですべての無年金障害者に対して何らかの処...全文を見る
○家西悟君 では、この法律の所掌事務はどこの部署がつかさどられるんでしょうか。社会援護局ですか、それとも年金局ですか、どちらでしょうか。
○家西悟君 それでは、共管するということですよね、ある種。年金局が基本的にはやるけれども、いろいろな部面もあるから共管してやろうじゃないかということだろうと思います。  しかしながら、市町村での事務手続の窓口はどのようになるんですか。例えば、社会福祉だというふうにやられるのか、...全文を見る
○家西悟君 是非ともそのようにお願い申し上げておきたいと思います。  そして、提案者の方々にも一点お聞きしたい点があります。  国籍要項撤廃前の在日外国人の未納、未加入の無年金障害者の方々も対象とされましたが、今回どのような理由でそれは撤廃されたのかと、外されているのかという...全文を見る
○家西悟君 来年は戦後六十年、そして日韓国交正常化四十周年、そして日韓交流ということもあります。是非、早急な対応を取っていただきたいというふうに思います。  そしてあわせて、かつて、かつて小笠原、沖縄の復帰時に必要な経過措置ということで取られた経緯があります。その後、中国帰国者...全文を見る
○家西悟君 時間がさしてありませんけれども、もう少しお尋ね申し上げたい点があります。  それは、現在、法廷で進められています無年金障害者の、学生無年金障害者の裁判があります。そして、この裁判では立法不作為等々も言われたわけですけれども、この裁判について和解など解決への道を模索す...全文を見る
○家西悟君 持ち時間が来ました。終わりますけれども、是非ともいま一度、大臣、この問題を、この法律が通った後は解決への道を開いていただきたい。確かに今法案の提出者の方々も、それと裁判とは切り離して本法案を提出するということをうたわれているわけですけれども、法律ができて一方では救われ...全文を見る