五十嵐文彦

いがらしふみひこ



当選回数回

五十嵐文彦の2005年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月22日第162回国会 衆議院 総務委員会 第3号
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○五十嵐委員 民主党の五十嵐文彦でございます。  今、時間の都合で十分に思いを同僚議員が伝えられなかったかと思いますので、私も今の問題を引き続きちょっとやらせていただきます。  私は、これは、メディアの編集権の独立の問題が根本だろうと思います。資本の集中や寡占というのは危険な...全文を見る
○五十嵐委員 そうすると、民放全般の、この間から行われている、集中排除の原則がどうして守れなかったかという問題も当然出てくると思うんですね。  民間放送各社は、天下の公器を扱っているから違反してもそう簡単に業務停止とか波を取り上げられることはないだろうとたかをくくって、長い間コ...全文を見る
○五十嵐委員 ローカル局の経営が難しいというのはよくわかります。しかし、かといって、姿勢として、今までと同じようにいったのでは、これはなかなかなくならない。ですから、今まで以上に厳しい姿勢をとられる御用意があるかどうかということを端的に伺いたいと思います。
○五十嵐委員 余り官に裁量権を与えるのも問題だとは思いますけれども、知恵の出しようはあるんだろうと思いますね。いついつまでに訂正をしなければこれは本気でやるぞというようなことも、条件をつけて付すこともできると思うんですね。  同じように、今度はNHKについても、大臣意見はNHK...全文を見る
○五十嵐委員 事前に私が申し上げていた話にお答えをいただいた形になっておりますけれども、放送もどきのようなものは当然もう既に出てきておりますし、今言った変化がございます。払わない人が悪いんだでは済まない世界になっているということでございますので、私は、基本的に、NHKのサイズの問...全文を見る
○五十嵐委員 おっしゃるとおりでありまして、私は、景気はリセッションにもう入っているんだと思っています。循環的なものについては、そんなに長い間好景気が続くわけがないわけで。波としては、非常に苦しい中で波が打っていて、その波の中ではもう後退局面に入っていると思っていますし、所得税に...全文を見る
○五十嵐委員 財政力強化、地方分権、主権のために、ある程度の財政基盤というものを持つ自治体をつくらなきゃいかぬというのはそのとおりだと思いますね。私は、物の本によりますと、人口十五万規模というのが一つの効率の最もよい規模だというふうに伺っておりますが、総務省の、国の立場からこの規...全文を見る
○五十嵐委員 私も、地域は地域の独自性、個性があってそれを尊重しなきゃいかぬというふうには思っております。ただ、財政力強化というのは、いろいろな方法があって合併だけが方法ではないというふうに思います。財政力強化のために合併を推進するのであれば、合併特例債でというのは、いわば借金で...全文を見る
○五十嵐委員 今の大臣の話を聞いていると、合併しないところが逆にペナルティー的に、合併特例債を使ったところに交付税が行くから、その考え方からいくとその他のところは減っても構わないんだというふうにも聞こえるんですが、そういう御趣旨ですか。
○五十嵐委員 いやいや、積み上げ方式で基準財政需要額を積み上げていくからいいんだというけれども、総額が減らされる中で合併特例債の償還分というのが出てくれば、必然的に、合併しなかったところは、総体が縮むないし同じだったら、これは縮んでいく話になるんだろうと思うんですね。だから、本来...全文を見る
○五十嵐委員 ただ、総理があれだけ旗を振り、強力な総務大臣をいただきながら、六団体案が出てきて、それを各省庁がひっくり返して、要求にないものを突っ込んできたり、補助率の引き下げというとんでもないごまかしをしたり、あるいは補助金を何本かにまとめて交付金にするという見かけだけの自由化...全文を見る
○五十嵐委員 小さい改革を積み重ねるというのは、安全ではあるんですが、私は、思い切った改革をしないとこういうのは変えられないのではないかなというふうに思います。  国が最終的に破産自治体を出さないで全部面倒を見るという今建前になっておりますから、それによっていろいろな問題が出て...全文を見る
○五十嵐委員 それでは、信書便事業の参入を促進しますというのは、中身は具体的に何なんですか。
○五十嵐委員 ただ、実態的には、やはりヤマト運輸が入れないということは、この参入障壁が高い。  これは、ユニバーサルサービスを維持する上で不可欠だというわけですが、知恵を使えば、既設の公社のポストを貸すとか、いろいろなことがあり得るんじゃないですか。やはり競争原理が働かないとい...全文を見る
○五十嵐委員 必ずしも私は大臣と一致をしないんですね。なぜかというと、公でなければ維持できないんだったら、公でやればいいんですよ、税金かけてでも。私は、そう思います。公で維持できないから、本来民業であるべき金融と兼業させているわけですね。これは限定的に兼業させているんです。それを...全文を見る
03月01日第162回国会 衆議院 予算委員会 第19号
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○五十嵐委員 民主党の五十嵐文彦でございます。  私は、以前に総理に対して、改革、改革とにおいばかりを出させて、実体が、本物のかば焼きが出てこないウナギ屋さんのおやじさんということを失礼ながら言わせていただきましたが、今はどう思っているかというと、民営化、民営化という踊りを踊る...全文を見る
○五十嵐委員 賛成か反対かだけというのに持ち込むのは総理のお得意なんですが、実際にはいろいろな改革があるわけです。公社形態のまま改革する方法もあるでしょう。そのほかのビジネスモデルもあるでしょう。あるはずなんです。だけれども、それを、採算性の証明をするのは、実は政府の責任なんです...全文を見る
○五十嵐委員 これは当然のことだと思いますが、確かめておかなければならないことなんです。  もう一つの方法があるんですね。もう一つ考えられる方法は、かつてやった、今ベテランの政治家、総理も含めて大きな罪があると私は思っていますが、赤字国債まで、今すぐ消化してしまうお金まで、六十...全文を見る
○五十嵐委員 ですから、現実に、国と地方の借金を減らす見通しを立てることが実は改革の本丸であり、特殊法人が使うお金を特殊法人改革によって減らすことがまず第一だというのは、十分な我々の案なんですね。  そして、いきなり株式会社化するということは、ほかにも、金利変動のリスク、偶発債...全文を見る
○五十嵐委員 公社であればやれる、それから、自由にしていただければ可能性はあるというお答えだと私は思います。だけれども、自由にしたら、先ほど言った大変なことになるし、人材育成といったって、窓口会社に任せてしまうわけですね、金融部門は委託を。ユニバーサルサービスを一方でやると言いな...全文を見る
○五十嵐委員 そうなんですよ。手段なんですよ。手段であるから、いろいろな手段を比べてみるということが必要で、しかも大きなリスクを伴うということを私は申し上げました。  竹中大臣、本来なら十分おわかりのはずなんですが、先ほど私が申し上げた重大な懸念、グロテスクな怪物を生み出しかね...全文を見る
○五十嵐委員 全然違うと思いますね。  まず、私どもが言っているのは、公社の形態は、これは本来の姿に、限定的に金融をやるという姿に、正常的な姿に戻しなさいと。ただし一方で、私どもは次の政権を担う現実的な政党ですから、今の財政のセーフティーネットということをやはりきちんと考えて、...全文を見る
○五十嵐委員 要するに、公的役割をやっているから支援をするというのであれば、これはもう補助金で、特殊会社そのものなんですね。だから、これは民営化とは言えないんですよ。だから、それは非常ないろいろなトリックが隠されている変なものをつくると言っているにすぎないんですね。  例えば、...全文を見る
○五十嵐委員 公社法の改正には条件つきで賛成しました。我々は、改革そのものには賛成でありますけれども、改革の方向が間違っている、政府の責任をきちんと果たしていただきたいということだけを申し上げまして、終わります。
03月02日第162回国会 衆議院 総務委員会 第6号
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○五十嵐委員 民主党の五十嵐文彦でございます。総理、よくおいでいただきました。ありがとうございます。  昨日の衆議院予算委員会の私の質問に対する、時間制限がもうぎりぎり迫った中での総理の答弁の中で、民主党は郵政公社化法案に反対しておいて今度は残せと言うのかという趣旨の答弁をされ...全文を見る
○五十嵐委員 修正部分に反対したんですから修正したものが来たらそこに反対するのは当たり前なので、混同したというのはおかしい。  それから、私どもは、正確に申し上げますと、公社がいい、本来の改革だと言っているわけではないし、しかし、一歩前進だということを認めて、いわば条件つきで賛...全文を見る
○五十嵐委員 恐縮ですけれども、所管大臣についてのことはどうでしょうか。
○五十嵐委員 所管大臣、麻生さんとも協議をしてという言い方でちょっと微妙だったんですが、私は、所管大臣は総務大臣だというふうに存じますし、それから、目的化しているというふうに思われているからそのような手段か目的かという議論が巻き起こっているということをきちんと御認識いただきたい。...全文を見る
○五十嵐委員 いや、法律に違反するとは一言も言っていないわけですよ。約束で、所得税の抜本的な見直しをするということになっているはずなのであります。これをやらないと、実はいろいろな弊害が起きて、現に起ころうとしているんです。  まず、配偶者特別控除がなくなるということが二〇〇五年...全文を見る
○五十嵐委員 ですから、論理的な場所なんですから、ここは、論理で。要するに、減税を決めたときに、こういう減税方式はイレギュラーだ、我々は実は、賛成しがたい、こう言っていたわけですよ。やるなら、もっとちゃんとした減税をしなさいと。今でも、この定率減税は時期が来たらやめるべきだと我々...全文を見る
○五十嵐委員 いや、所得税の見直しというのが、その審議の過程の中では実は条件になっていたんです。ですから、それは全体に広げられるのは間違いだと思います。  それからもう一つは、それだったら、消費税のアップをなぜ凍結したまま、その部分を見直さないのかというふうに私は思います。今は...全文を見る
○五十嵐委員 幾つかおかしい点があると思うんですね。まず、将来不安が国民の間を覆っている、このことを直さない限り、景気の回復はない。それは、一つには老後の不安でありますから、社会保障、特に年金の安心を与えることが大事だ。年金の将来安定や安心感が得られるためだったら、国民は、消費税...全文を見る
04月14日第162回国会 衆議院 総務委員会 第14号
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○五十嵐委員 民主党の五十嵐でございます。  私も最初に竹中さんに五日の件をお伺いしなければならないと思っているんです。  五日の件は、私は、その前の週の金曜日に竹中さんへの質問の通告をきちんとさせていただきました。そのときからもう事務方は竹中さんの意向を体して嫌がっておりま...全文を見る
○五十嵐委員 十時三十三分以降、私が十一時にお招きをしていたわけですから、来られたわけですよね。これは、部下に責任を押しつけたら私はいけないと思いますね、私は非常に気の毒だと思います。もし責任を感じられて、叱責をされる職員の方がおられたとしたら、大変お気の毒だと思います。  私...全文を見る
○五十嵐委員 もう一つは、竹中さんのお気持ちの中に、出たくないものは出たくないんだ、それで済むんだという、やはり軽視の気持ちがあるんだろうと思いますね。  一月の二十一日でしたか、通常国会が始まりました。通常国会が始まってから、国務大臣の海外出張は届け出なければいけないはずです...全文を見る
○五十嵐委員 アメリカに渡米は全くしていないということでよろしいですか。
○五十嵐委員 一月の通常国会開始以降です。
○五十嵐委員 そういう情報が実は与党筋からもたらされているものですから、お確かめをさせていただきました。国会軽視の姿勢があるのではないかというふうに実は与党からも疑われているということなんですね。後でこれはうそであるということがわかれば大変なことになりますから、しっかりと御答弁を...全文を見る
○五十嵐委員 本丸という言い方は、やはり目的ということが入ってくるんですね。何が本丸なんでしょうかね。  私は、郵政の問題というのは、これは一つには、郵政が肥大化をして、郵政の貯保の事業が肥大化して、このお金が非効率な特殊法人に流れること、そして効率的に国民資産が使われないとい...全文を見る
○五十嵐委員 それは違うんですよね。かつては、二十四年前、私は臨調の記者でしたから、あのときの民営化の論議も、加藤寛第四部会長のもとでの取材を詳しくしてきましたけれども、そのころは正しかったんですよ。それは民営化すべきだったんです、そのころは。それは、官というか政の力が強くて特殊...全文を見る
○五十嵐委員 それは逆なんですよ。政策金融をどういう範囲で国が限定的に、あるいはセーフティーネットとしてやるかというのを、まずそこを決めなきゃいけないはずなんです。今それは審議中、論議中じゃないですか。これから秋にかけてやろうと今おっしゃっていることじゃないですか。これからの話で...全文を見る
○五十嵐委員 大臣も幾つかのことを言われましたからまず申し上げますけれども、NTTやJRは独占で、ただ、技術力が高かったんですね。ですから、民営化して競争原理を導入すれば、競争にも負けずに国民全体にとってプラスになるであろうということは容易に予測ができました。また、かなりの部分採...全文を見る
○五十嵐委員 今いろいろなことを言われましたけれども、結局は、移行期において国債を売りません、買い続けますと言っているのに等しいんですね。それは同じことなんです。そうしたら、何も民営化する必要はないんですよ。同じことなんですよ、結局今言っていることは。  それで、今心配している...全文を見る
○五十嵐委員 後でまたじっくり、これは私一人で十時間でも二十時間でもやれますから、やりたいと思うんですが、移行期間に肥大化するのが一番問題なんですね。これは民業圧迫になります。必ずそれは政府保証ありと認められますから、いかに政府がなしと言っても、あると市場は、マーケットは認めます...全文を見る
○五十嵐委員 前半は、民営化、株式会社化しようとしまいと、十年後は当てにならぬということだと思います。  後半については、私が言いたいことはこういうことなんですね。窓口会社自体として存立するかということではなくて、金融と切り離して存立し得るかということなんですね。  例えば、...全文を見る
○五十嵐委員 損保は代理店が契約権を持つんですよ、損保の方は。ですから、損保と生保は一緒にならないんです。だから、非常にその辺が難しいんですよ。だから、子会社をつくってやっているわけで、金融コングロマリット化といったって、いろいろな問題があるんですよ。そう簡単にはいかないんです。...全文を見る
○五十嵐委員 今おっしゃったことは、必ずしも、商品開発や経営努力によっては、経営環境は厳しいけれども、これは見捨てたものではないと言っているのと同じことなんですよ。それは民営化しても同じことなんですよ、そういう意味では。今ユニバーサルサービスを義務づけようとしているんですから、そ...全文を見る
○五十嵐委員 不良債権処理については、我々は、急ぎなさいということを申し上げたわけです。それは、中小企業についてやるのではなくて、再生の見込みがない大企業に追い貸しをするようなところは早く急いで公的資金を注入してでもやりなさいということを言ったので、今の大臣の説明は逆だと思います...全文を見る
06月03日第162回国会 衆議院 郵政民営化に関する特別委員会 第7号
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○五十嵐委員 民主党の五十嵐文彦でございます。  私は、政治家としての議論をまずしたい。どういう日本をつくっていくのかというビジョンを持つことが今の時代に大変大切であります。  繰り返し私は申し上げてまいりましたけれども、日本は資源がありません。知恵の力と、そして資本の力しか...全文を見る
○五十嵐委員 いや、一つ一つの承認は要らないでしょう、だけれども。そういうことでしょう。  それから、数字の上ではそうなっているかもしれないけれども、それは単なる数字合わせですよ。基本的には、日銀の短期のオペによる国債保有もふえていますし、それから、民間金融機関の国債保有もめち...全文を見る
○五十嵐委員 総理はすぐ極論に持っていくんですよね。私どもは、何もすぐ直ちに金融業を全部やめろと言っているわけではないですね、一つは。段階的に縮小していって、もともとの補完に戻ることなんです。それでもう一つは、金融のユニバーサルサービスというのは必要だ、それから、決済機能としての...全文を見る
○五十嵐委員 百億じゃ国際競争に勝つようなものには全くならないだろうと、私はこう思いますね。長い間かけて支店網をつくり、人脈をつくり、そして拠点をつくり、飛行機を手に入れ、そして競争が初めてできるわけでありまして、百億じゃ飛行機一機も買えないじゃないですか。そんなばかな話はないと...全文を見る
○五十嵐委員 では確認したいんですが、大臣の秘書官と何の関係もない会社ですか。
○五十嵐委員 答弁がうまいんですね、ごまかすのが。今までも何回も、竹中さんと私いろいろな、財務金融委員会を中心にやってきて、出所がわからない資料だからそんなのは信用できないとか言うけれども、結果的にはみんな私が言っていたとおりなんですよね。  例えばUFJのあの資料隠し問題につ...全文を見る
○五十嵐委員 ですから、それがごまかしだというんですよ。経営者の良心と腕に、才能に任せればいいという問題ではないでしょうと。日本の経済社会の全体の崩壊につながりかねない、先ほども仙谷委員が指摘をしましたけれども、そういう重大な、今ある意味ではうまくいっているものを将来危なくなるか...全文を見る
○五十嵐委員 総理もいろいろなことを言われましたが、まず最初に、総理は前回、テレビ入りの私の質問が尽きたところで、五十嵐さんも古臭くなりましたねと人を非難しているんですよ、テレビの時間の最後が切れたときに。失礼なんですよ、それは。お互いさまの話じゃないですか、そんなことを言ったら...全文を見る
○五十嵐委員 日本企業はなかなか値を崩してもうけるということはできないんですが、アメリカの、外資の資本力の大きなところは、まず値を崩してから買収に入るというようなことを常套手段でやってまいります。結構いろいろな手段で、今はもう既に、日本の郵政民営化をにらんで七千億円、八千億円の資...全文を見る
○五十嵐委員 要するに、今は税金担保だから、そういう日本の国の会計システムからは構わない、しかし、厚生年金化すればそこはきちんと債務として立てなければ成り立たないですよ、こういう話なんですね。こういう会社をそう簡単に上場していいんですかという話にもなってくるんですよ、実は。そうい...全文を見る
○五十嵐委員 何年で移行するんですか。では、何年で移行できるんですか。
○五十嵐委員 こういう会社が本当に株を上場できるんですかね。それはお答えいただきたいと思います。
○五十嵐委員 何年上場を目指すんですか。何年度上場を目指しますか。
○五十嵐委員 結局、ビジネスモデルも決まっていなければ目標も何も決まっていないんですね。資本金の額も決まらない。結局何にも決まっていないで、うまくいくはずだからこれに従え、決めろと、こう言っている話なんですね。  それから、代理店契約もいいかげんといえばいいかげんだと思うんです...全文を見る
○五十嵐委員 だから、その安定的だというのは何年ぐらいまでは許容範囲なのかと聞いているのに、お答えにはならないんですね。  それから、先ほどの話ですけれども、結局、いつまで待っても旧郵政省分は切り分けは難しい、わからないという理解でいいんですか。それとも、いつまでかに資料が出て...全文を見る
○五十嵐委員 どこかで切り分けなければ……(発言する者あり)だから、どこかで切り分けなければ……(発言する者あり)そうでしょう、しかし、どこかで確定させないと株を売れないじゃないですかということを言っているんですよ。だから、それはいつやるんですかと。  それは、上場するときに、...全文を見る
○五十嵐委員 いや、そうじゃないんですよ。前例があるからこそ、実はこのような方式で切り分けて、大体この程度になって、このぐらいのときに上場を開始して、いつで売り切るということをちゃんと計画しなきゃ、それを先にやってから持ってこいという話なんですよ。前例があるんだから、きちんとこれ...全文を見る
06月09日第162回国会 衆議院 総務委員会 第18号
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○五十嵐委員 民主党の五十嵐文彦でございます。  連日、麻生大臣におかれましては、特別委員会とのかけ持ちで大変御苦労さまでございます。特別委員会で黙ってお座りになっているのはさぞ苦痛であろうなと思って、きょうは第一義的にお答えができる本委員会で質問をさせていただくことになりまし...全文を見る
○五十嵐委員 先ほど少し申しましたように、しかし、本来は、例えば法令等で決められる審議会についても同じような趣旨で審議会が設けられているわけですが、とかく行政側の隠れみの、都合のいい人だけを人選して、自分たちの政策を正当化するための手段として審議会を使うということが指摘されてまい...全文を見る
○五十嵐委員 可能性としてはあるわけで、十分にやはり法施行の段階でフォローすることが必要かなというふうに思います。  同様に、この規定ができたために、本来、国会あるいは地方の議会等で審議されるべき法令、条例等が、本来の法律事項からより下位の政省令あるいは命令、行政指導等に委譲さ...全文を見る
○五十嵐委員 大臣の御答弁はもっともです。それはそのとおりなのでありますが、役所あるいは官僚というものは非常にずるいというかずる賢い方々がおられるものですから、より楽な方へ楽な方へと実態的には動きかねないということ、そのいい例が郵政民営化法等、最近出てくる政府案で政省令委任事項が...全文を見る
○五十嵐委員 このパブリックコメントというのは、先ほど大臣の御答弁にもありましたように、公募された意見が反映されるかどうかについては、結果を公開するということによって一応担保しようという仕組みになっていると思うんですが、これが反映されない場合、たくさんの意見が出されたけれども反映...全文を見る
○五十嵐委員 特に特効薬みたいなものはないと思いますので、当面公表で対応するということで、あとは、行政側の心構えとして、大臣おっしゃるとおりに、法の趣旨を生かしていただくということだろうと思います。  一方、逆に今度は、組織的な応募があって、どうかと思われる意見がたくさん集中し...全文を見る
○五十嵐委員 パブリックコメントを求める命令等、法令でございますけれども、特に影響が広範囲に及ぶあるいは深刻な利害にかかわるというようなものについては、特別に、念入りに配慮する必要があるのではないか、パブリックコメントの期間を十分にとらなければいけないとか、そういう規定が必要では...全文を見る
○五十嵐委員 一般法としてこれを実施してみてから、また手直しすべきところはしていただきたい、こう思うわけであります。  今の行政手続法の精神から見て、今最も問題となっている郵政民営化法は、どうも、より慎重な手続や民主的な手続が求められるにもかかわらず、先ほども言いましたように、...全文を見る
○五十嵐委員 例えば、公社の資産の継承に関しては税制が決まっているんですよ。これは、登録免許税等、あるいは自動車取得税、不動産取得税等、あるいは印紙税、免税にすると書いてあるんですが、その他の税制なんかさっぱり書いていないわけですよ。あるいは、会計上の措置も、連結納税を認めるかど...全文を見る
○五十嵐委員 法体系というのは、法律に書いてあることが上位なんです。これは、ですから、元官僚の皆さんがいらっしゃるけれども、できるだけ法律に基づいた予算を獲得しようとするわけですね。ですから、都合の悪いところは、もし引け目のあるところは政治家に頼んで議員立法でつくってもらって、そ...全文を見る
○五十嵐委員 要するに、郵政大臣の答弁は、同じく閣僚として、あるいは主務大臣として責任を負った発言であって、二義的なものではないということは、逆にひっくり返せば、竹中さんが優越的な地位にあって一義的に有権的解釈権があるというものではない、竹中答弁は法律的に見ると誤りだったというふ...全文を見る
06月21日第162回国会 衆議院 郵政民営化に関する特別委員会 第17号
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○五十嵐委員 五十嵐文彦でございます。  私、実は時事通信社の記者をかつてしておりまして、もう三十数年国会審議を見てまいりましたし、永田町の取材それから霞が関の取材をしてまいりました。私のこの長い経験の中で最も頭のいい政治家は、私は竹中さんだと思っております。大変頭の回転の速い...全文を見る
○五十嵐委員 それでは、なぜ鬼の平蔵、仏の平蔵とわざわざお名前の方で入っているんですか。鬼の竹中、仏の竹中でいいではないですか。わざわざそのわきにマル平のマークが入っている、これは明らかに、イメージとして平蔵を植えつけようとする選挙戦術としか思えないじゃないですか。これが許される...全文を見る
○五十嵐委員 そんな理屈が通るわけがないじゃないですか。明らかに、スタッフみんなに平という字を使っていて、あなたのお名前の一部に、しかもそのお名前の方を強調するようなパンフレット、リーフレットをおつくりになっているんですから、チラシをおつくりになっているんですから。これは明らかに...全文を見る
○五十嵐委員 ですから、それもこれから考えるんだということで逃げるんですが、実は、金融コングロマリット化とか、あるいは金融業以外の部分も含めて他業禁止を外していくというような事態になると、世界に類を見ない変な会社社会というか経済社会ができ上がりますねと。ですから、これを何の心構え...全文を見る
○五十嵐委員 今のは全くお答えになっていないんですね。今のは、インフォメーショングラフィックスを採用することになった経緯をお話しになっただけで、それは別に、インフォメーショングラフィックスを採用した上でコンペにかけて、あるいは相みつをとってほかの業者と競争させてやるというのが普通...全文を見る
○五十嵐委員 ですから、中身について具体的な提案がそのときにあったんですか、なかったんでしょうということ。インフォメーショングラフィックスについてはわかりましたよ。それについてはそれを採用しましょうと、それは、確かに谷部さんの御功績でそういうのが皆さんのところに周知されたというこ...全文を見る
○五十嵐委員 国会の場を侮辱されては困ると思います。私どもはちゃんと調査しているんですよ。ちゃんと調査しているんです。  谷部さんのところから、スリード社から、私は谷部さんも決して悪い人だと思っていませんが、谷部さんのところから実はラフ案が出てきたのは一月の七日なんですよ。そう...全文を見る
○五十嵐委員 いやいや、これは谷部さん自身も、ラフ案を出したのは一月七日だと認めているんだから、だめなんですよ、実は。これはだめなんです。全くうそでございます。  それから、本当に責めたくないんですけれども、十二月二十四日に準備室から広報室あてに、この案を採用してください、そう...全文を見る
○五十嵐委員 それは、十二月二十四日付で出したのは確かなんですが、この準備室からの要請文が出てきたのは一月の十四日のはずです。なぜならば、十二日まで見積書が出てこなかったからです、スリード社から。出せ、出せと言って十二日に見積もりが出てきて、それも最終的な見積もりではありません。...全文を見る
○五十嵐委員 もう一回、事実だけ端的に確認をさせていただきたいと思いますが、それでは、スリード社からこのチラシに関するラフ案が出てきたのはいつですか。
○五十嵐委員 ごまかそうとしてお気持ちはわかるんですけれども、七日にも同じような案が出ましたという御答弁だったんですね。七日にラフ案が出てきたということは認められたんだと思います。要するに、私の指摘したこと、ラフ案が出たのは七日でしょうというのは認めたんですね。  ただ、二十八...全文を見る
○五十嵐委員 要するに、かなり厳密でなけりゃいけない、そういうことで広報室は慌てたんです。慌てたんですよ。これは要件を満たしてないんじゃないか、特に、独創性というところについても自信がない、だから、どこで緊急性というのを出そうか。それで、後になって無理やり十二月二十八日と、もう年...全文を見る
○五十嵐委員 時系列で一応整理されたペーパーがありましたよね。あのときに、この紙の日付だけわざと抜かしてあるんですよ。だからおかしいなと思うんですよね。そういうごまかしをやろうとするからばれるんですよ。私どもはきちんと調べていますから。  もうおわかりになっていると思うんですが...全文を見る
○五十嵐委員 この私がお示しした文書の内容が事実と相違しているかどうかをお伺いしているんですね。これはいつものことなんですけれども、要するに、当人しか知り得ない事実が入っていれば、それは事実なんですよ。  例えば、大日本印刷に断られて凸版印刷と調整をしているなんということは本人...全文を見る
○五十嵐委員 全部答えていないんですね。  では、そのことについても聞きましょう。その手がきのラフ案はどういう手段で来られましたか。直接来庁されて持ってきたんですか。それから、そのラフ案を提出できますか。それから、もう一つの方に答えていませんから。
○五十嵐委員 今ここに、この私が示した資料の中に示された事実が、実際に室長が認識されている事実と相違するのかどうかをお答えください。
○五十嵐委員 午後にまたこの質問を残します。
○五十嵐委員 午前中に引き続き質疑をさせていただきます。  政府広報室におかれましては、要求した資料を短時間におそろえをいただきまして、ありがとうございます。  これを見せていただきましても、これで大体幾らぐらいかかるとか、写真にどれぐらいかかって編集にどれぐらいかかるとか、...全文を見る
○五十嵐委員 ですから、答弁になっていないんですよ。  インフォメーショングラフィックス自体は極めてありふれたものだ、これを使える業者さんはたくさんいる、現実にちまたにあふれているということを私は先ほど御証明申し上げたはずです。ですから、インフォメーショングラフィックスを理由と...全文を見る
○五十嵐委員 うそにうそを重ねていますね。あなた自身の部下が、「にっぽんNOW」という折り込み媒体があるじゃないかということを言っているんですね。そういう事実がございます。  それから、テリー伊藤さんは谷部さんと直接関係があったんですか。テリー伊藤さんは、むしろ竹中さん周辺の御...全文を見る
○五十嵐委員 答えが半分しかないんですよね。  私どもが言っているのは、ですから、テリー伊藤さんと谷部さんは、その谷部さんルートでなければ得がたいそういう話だったんですか、そうではないでしょうと。テリー伊藤さんを強く推されたのは、竹中さんないし竹中さんの周辺の方々、その秘書官と...全文を見る
○五十嵐委員 それから、幾つか言ったので私が悪いのかもしれませんが、折り込みというのも斬新だったというふうに今言われたけれども、折り込みは「にっぽんNOW」という折り込みを、それはやり方としては古いやり方の折り込みでありましたけれども、そういう折り込み媒体、いわゆるフライヤーとい...全文を見る
○五十嵐委員 だから、それがスリード社と結びつくものじゃないでしょうと。テリー伊藤さんを使うやり方を、あるいは電通なり博報堂なりだってできたでしょうし、ほかの広告会社もできたでしょう、折り込み媒体を使うというところも、ほかの編集プロダクションでもほかの広告代理店でもできたでしょう...全文を見る
○五十嵐委員 答弁になっていないんですね。  では、先を続けますけれども、先ほど、午前中の質疑で申し上げましたけれども、私が指摘したこの事実関係、大日本印刷に断られたから、ですから慌てて凸版印刷と協議を始めたということで、そこで急に間に合わなくなって、六日に用紙手配をしなければ...全文を見る
○五十嵐委員 全く不誠実なんですね。  それでは、これは、印刷は凸版印刷だったんですか、なかったんですか。それはわかるでしょう。(発言する者あり)
○五十嵐委員 要するに、こういう経緯は、私どもは確実な情報がなければ手に入れられない情報なんですね、当事者でなければわからない情報。したがって、かなりこの谷部さんからのメールというのは信憑性が高いものと御判断をしていただいて、一般の方には結構なんだろうと思います。  その中に入...全文を見る
○五十嵐委員 答えになっていないんですね。  ですから、六日に必要だというのは、業者さんのことをうのみにしたデッドラインなんですね。そうじゃないんですか。業者さんが、スリード社が六日に用紙手配しないとだめなんですと言ったことが、この十二月二十八日実質契約合意の根拠なんですね。も...全文を見る
○五十嵐委員 それでは竹中さんに御質問したいと思いますけれども、竹中大臣が、二月の六日までにどうしてもそのフライヤーを、チラシを配布することが必要だと、そこのデッドラインを設定されたのは竹中さん御自身でありましょうか。
○五十嵐委員 では、何で二月の六日までにまかなければならないということが出てきたんでしょうね。竹中さんは御指示されたことがない。それでは、それは準備室の方で二月の六日までにまくことが必要だということを判断されたということですか、中城さん。
○五十嵐委員 そうすると、竹中さんは指示はしていないけれども、準備室の方で二月の上旬までにまくことが必要だという判断をし、それがデッドラインになったということだと、今の答弁は重ねるとそういうことになるんだと思いますが、竹中さん自身は、岸秘書官が実際にはスリード社との御連絡をやって...全文を見る
○五十嵐委員 先ほどの答弁とちょっと違いますよね。最初からテリー伊藤さんでなきゃならないようなことを谷部さんは言っていたと、こう言っていた話なんですが、最初からの提案で。そうじゃなくて、対談相手はどなたがいいですかと言ったら、大臣サイドの方からテリー伊藤がいいのではないかと示唆し...全文を見る
○五十嵐委員 ですから、大臣の方からかなり、大臣というよりは、むしろ準備室の方がかなりおぜん立てをした内容なんですね、これは。ですから、実は政府広報室の皆さんは、こういうやり方では危ないということでかなり抵抗やちゅうちょを示されているんです。  政府広報室から郵政民営化準備室あ...全文を見る
○五十嵐委員 何言っているんだかさっぱりわからない答弁ですね。聞いている皆さんもわからないでしょう、今の答弁じゃ。要するに、なぜこういうことになったのか、私もなかなか推理が難しいんですよ。  それで、これは広報の仕組みに遠因があるんじゃないかなと思うんですね。この広報予算という...全文を見る
○五十嵐委員 記憶をよみがえらせていただきたいんです。一月十二日に来たこれは資料だと思うんですよ。電通から送られてきた資料です。電通から送られてきた資料が政府の広報全体に渡っていると思うんですが、これに覚えがないんですか。
○五十嵐委員 いやいや、これ重要なんですよ。この書類に、今調べたいと言っていますが、これに付随している短い文書がありまして、その中に、「なお、この中には知識人対策の五千万は含まれていません。」という言葉があります。この「知識人対策」というのは何でしょうか。この知識人対策の五千万円...全文を見る
○五十嵐委員 要するに、非常におかしな処理がされているということは、今まででも明らかになってきていると思うんですね。  まず、日付が、デッドラインなるものが、二月の六日までにとにかくまかなきゃいけないということは、恣意的な、主観的なデッドラインであります。こういうことで緊急性が...全文を見る
○五十嵐委員 ちょっと待ってください。要するに、緊急性は個別に判断するんだと言うけれども、こんなに先の話を緊急だということはあるんですか。  しかも、実際には第二弾が用意されていて、第二弾は三月か四月にまくことになっていました。村上龍さん相手に第二弾をやることになっていたんでし...全文を見る
○五十嵐委員 個別のことを言っていないんです。そういう一般論としてこんなに緊急性の解釈が幅広くていいんですかということを申し上げているんですから、あるいは前例があるんですかということを申し上げているので、これはおかしな法解釈だと思います。  それから、もう一つ重大なことは、これ...全文を見る
○五十嵐委員 私、それもちゃんと法規課に聞いて確かめているんですよ。  さかのぼることができるのは、例えば物理的な要件です。契約に郵送を使って、その郵便のやりとりの期間これはさかのぼるということが可能です。それから、四月一日に一斉に各省庁で清掃等をする、そういう多量の契約を一遍...全文を見る
○五十嵐委員 先ほども言いましたように、最終的に、朝日オリコミ社、これは朝日新聞の関係会社のようですが、朝日オリコミが実は折り込みの見積もりを出してきたのは一月の下旬なんですね。ですから、相当さかのぼっているんですよ、これは。めちゃくちゃなさかのぼり方なんですね。ですから、これは...全文を見る
○五十嵐委員 要するに、この資料を事実と認めたということですね、今のは。そういうふうに解釈できると思うんです。  ここで一番問題になるのは倉庫保管料ですよ。何しろ二月六日に千五百万部ですから、千五百万部を印刷させてまく予定だったのが、二週間とめ置かれて、これは三週間かけないとい...全文を見る
○五十嵐委員 言いわけをするために先に別途新聞に突き出し広告を出すという、珍妙というか奇妙きてれつな予算のむだ遣いをしているわけですよ、これは。これは大変おかしな、そこまでしてごまをするかという話だと思うんですけれども、そういうふうに、竹中さんの顔を立てるために、そういうわざわざ...全文を見る
○五十嵐委員 表上は折り込み会社が持ったことになっているんです。三月二日に、支払いは全部当初計画どおりに予算支出がされております。確かに保管料は入っていない。でも、保管料は相当な額に上りますから、つまり、この保管料を折り込み会社が持ってももうかるということであれば、最初の見積もり...全文を見る
○五十嵐委員 だって、きちんとしたラフ案が一月七日まで出てこなかったということを先ほどお認めになりましたし、見積書も一月十二日になってやっと出してきた、しかも、一番肝心な折り込み料の見積もりは一月の下旬まで出てこなかったと、こういうことなんですから、これはちゃんと審査したとは言え...全文を見る
○五十嵐委員 それから、緊急性に戻りますけれども、結果として、十二月二十八日の実質合意契約日にお金が出たわけでもないんですね。それから、その間の用紙の調達も結局印刷会社が持ったわけですから、結局それはデッドラインではなかったんですよ。結果として、一月六日に用紙の手配は、契約があろ...全文を見る
○五十嵐委員 一月の六日にスリード社の谷部社長は二人の業者さんを政府広報室にお連れになって、確かに契約が成りそうですというお話を政府広報室の方で証明してあげたはずですけれども、そういう事実はないと言うんですか。
○五十嵐委員 結局、正式な契約書がないのにやみからやみへ随意契約でいいかげんなことをやり、そしてその日付も、これは公文書ですから、おかしいんですよ、こんなに長期にわたってさかのぼるなんということは。これが通るんだったら、本当にみんな随意契約でできてしまうということになるじゃありま...全文を見る
○五十嵐委員 そうなんです。広報室から抵抗を受けたものだから、広報室は、結局編集料は出せない、それから買い上げも難しい、そういうお返事だったのであります。そこで何度かやりとりがありますが、実質的に面倒を見てもらいたいという言葉が大臣サイドから出されて、実質的にというのは怖いんです...全文を見る
○五十嵐委員 それでは確認してください。調整結果ですから、これは、実際の、実質的に日記ではありませんから、こういう予定になりますということなので、予定が変更になることもあるでしょうけれども、実質的にこんな細かい時間まで私どもが創作してつくり上げることはできませんから。この調査結果...全文を見る
○五十嵐委員 結局、どういう方法で実質的に面倒を見たのかははっきりいたしません、結果的に。しかし、そこで疑わしいのは、ですから、先ほど出てきた知識人対策費というのは何でしょうかということにまたなってくるんですが、実は、事前に少し調査を私の方でもしているんです。  これは、知識人...全文を見る
○五十嵐委員 それは直接ないという意味ですか、それとも、例えば、広報はほかのグループがありますよね、内閣広報もありますし、あるいは準備室とも連絡はありますから、その経由でも全く何の連絡も入っていませんか。そんなことはないはずですね。記録が残っているはずです。それは電通から直接には...全文を見る
○五十嵐委員 よくわからないんですが、有識者にターゲットを合わせて広報をそれなりに考えているという御答弁でした。それはお金を使わないでおやりになるんですか、それともお金を使っておやりになるんですか。
○五十嵐委員 ちょっとよくわからなくなってきたんですが、有識者というのは個別の方じゃないんですか。有識者と言うときは、普通は、大学の先生だとかテレビに出てくる評論家だとかコメンテーターだとか、そういう方をターゲットと言うならわかるんです。そういう方をターゲットに、政府の考え方を理...全文を見る
○五十嵐委員 いや、だから、そのターゲットを考えてターゲットに実際にどうやって伝えるんですか。ターゲットを、ターゲットということは的ですからねらい撃つわけですよね。どうやってねらうんですか、何をねらうんですか。
○五十嵐委員 どうもわけのわからぬ答弁で。  それから、なぜその日にちに随意契約をしたのかも、随意契約の日にちをなぜこんなにさかのぼったのかも全然わかりません、解明ができません。不思議なことだらけでございますので、引き続きやらせていただきたいと思います。  最後に、一点だけ具...全文を見る
○五十嵐委員 いやいや、縛るといっても、民間、民間の話だから、やめたいと言ったら、もうそれをとめる手だてはないでしょうということを申し上げているので。  終わります。
07月04日第162回国会 衆議院 郵政民営化に関する特別委員会 第23号
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○五十嵐委員 民主党の五十嵐文彦でございます。  総理にまず最初にお願いをしておきたいと思うんですが、総理のお得意の分野ですと大演説になりがちでございますので、手短に、的確に御答弁をいただきたいとお願いを申し上げておきたいと思います。  都議会議員選挙が終わりました。私、六カ...全文を見る
○五十嵐委員 十九議席から三十五議席へというのは、これは大変な伸びなんですね。それは、きちんとやはり私は権力の側にお立ちになる方こそ謙虚に受けとめるということが必要ではないかということを申し上げておきたいと思います。  それから、私自身は、郵政の問題を取り上げて遊説し、かなりそ...全文を見る
○五十嵐委員 手段というお答えをいただいたわけですが、私も当然それは手段だろうと思います。  民でやれることは民でということを、あるいは官から民へということを盛んにお話しになられますが、それではちょっと角度を変えてお尋ねしますが、病院というのはどこでも、民間病院もございますから...全文を見る
○五十嵐委員 いや、同じことなんです。郵政についても同じことだと思いますが、病院についても、何も特殊なことだけを国公立病院がやっているわけではありません、民間と全く同じこともやっているわけでございます。  それは、やはり基本的に役割というものが、生活のインフラという面を重視する...全文を見る
○五十嵐委員 ですから、例えば、前にも申し上げましたように、PPP、官民パートナーシップという考え方もありますよ。例えば、ソーシャルエコノミーというヨーロッパでは主流になりつつある考え方もあります。公と民が協力をしていくという考え方もありますね。それから、公社のままで例えば公民協...全文を見る
○五十嵐委員 私が事前に手に入れている政府の想定問答集どおりのお答えなんですが。  私は、非常に乱暴な議論なんだろうと思いますね。まず先に来なきゃいけないのは、先ほど言いましたように、まず、官の仕事はどこまでにとどめるべきなのか、公的金融の問題がここでも盛んに問題になってきまし...全文を見る
○五十嵐委員 いや、先に郵政の民営化を考えているんですよ。それで、秋から、政府系金融のあり方についてはこれから検討するということになっているんですから、お話は少々違うんじゃないかなというふうに思うわけでございます。  民間に、市場でやれることは市場でやったらいいということで、財...全文を見る
○五十嵐委員 今の御答弁には二つの問題があります。  一つは、入り口の問題として、民間化すれば入り口が解決するというものではない。先ほど言いましたように、民間金融機関に能力が欠けている、そして実質ゼロ金利政策を政府がとっている、量的緩和政策を政府がとっているということによって、...全文を見る
○五十嵐委員 今の答弁にもごまかしがあるんですね。年金は長期運用が可能だけれども、郵便は、定額貯金が十年だからそうじゃないじゃないかというお話なんですが、郵便貯金が買っている満期保有の国債は何年満期なんですか。長期じゃないですか。そうでしょう。それは全くごまかしですよ。  もし...全文を見る
○五十嵐委員 逆に、まだ政府とのつながりが濃い間に、私は最後までつながりは濃いんだろうと思いますが、いろいろな商品の種類をふやすことが、それこそ民業圧迫になるのではありませんか、自己矛盾をするのではありませんかということなんですね。  ですから、民間企業になり切るといいますか、...全文を見る
○五十嵐委員 実際には、簡保商品も「ながいきくん」みたいな新しいものが出てきまして、少しずつやはり商品開発をして、商品の種類をふやそうとしているんじゃないかなと思う。ですから、そのお考えは、一概にイコールフッティングを守らせることができるというふうに言えないのではないかなというふ...全文を見る
○五十嵐委員 とにかく口では、それは表向きは民間会社の体裁を整えるということですけれども、実質的には、つぶすことができない、事実上の実は官営会社というか、半官半民会社に近い存在だということが言えると思うんですね。  それだけじゃなくて、今の民間金融機関そのものが、これは大きいの...全文を見る
○五十嵐委員 拡大解釈すればどんなことでもできてしまうんですね。そういう意味では、そういう装置、セーフティーネット、厚過ぎるセーフティーネットをつくったということは変わりないわけで、厚過ぎるセーフティーネットは、私何度も申し上げていますけれども、これはモラルハザードを引き起こすわ...全文を見る
○五十嵐委員 郵政株式会社というもの自体が世界には類を見ない存在ですよね。一般事業と金融事業を同じ屋根の下に住まわせるという持ち株会社でございます。これは私は大変異常なことだと思います。  前に金融の自由化という話があったときも、これは銀行の窓口で生保を簡単に窓販させると押しつ...全文を見る
○五十嵐委員 いや、連結納税が今の制度で選べるということは私も存じ上げているんです。  ただ、一般事業会社と金融会社が同時に存在をする、そういうことはないんですね。日本にも今までないと思いますよ。そういう持ち株会社は認められていないと思いますよ。それは会計上はどうなるんですか。
○五十嵐委員 事前にいろいろなことを聞いたんですが、ほとんど、わかりませんというお役人の回答でございました。まだまだ決めるべきことは、全部大慌てでつくったものだから、全部後回しなんですよ、この会社の仕組みは。ですから、何もわかっていないんです。これらを全部明らかにしてからでないと...全文を見る
○五十嵐委員 いや、ですから、それがもっとひどくなるでしょうということを申し上げているんですね。民間になれば、民間の仕事になるわけですから、公共の役割を自覚してそのインセンティブを保っていた人たちが、それが保てなくなるでしょう。そうするとやめていく人がふえるでしょう。そのときに、...全文を見る
○五十嵐委員 今のでも十分なお答えになっていないですね。  一般監督命令しかできないんですよ。ですから、守られなかったら、郵政会社あるいは郵便局会社、郵便会社の社長さんに戒告だか訓告だか紙切れ渡して、やってください、やってくださいと言うことしかできないんですよ。だって、もし設置...全文を見る
○五十嵐委員 それは公の理屈なんですよ、やはり。ネットワークを維持する価値がそんなにみんなどこのところにも同じように経済的な、価値といってもいろいろあるわけですよ、経済的な価値がないからそうなっているわけでありまして、経済的な価値はネットワークとしてすべての、隅々の小さな、今言っ...全文を見る
○五十嵐委員 テレビの前の方も総理もよく認識していただきたいんですが、これは、千四百四十万部程度全国に配られた問題の広告チラシなんです。  これは、最初から予算ありきだったんだろうと私は思っております。なぜなら、この中に含まれている、ページをあけていただきたいと思いますが、見積...全文を見る
○五十嵐委員 最初の時点ではほとんどまともな見積書も出ていないんですよ、ですから。二十八日に実質的に合意したと言っているんですが、二十八日に実質的に合意した時点では、こんな見積書は出ておりません。出ておりません。大ざっぱな、前にお示しした、メールに出ていた大ざっぱな金額しか書いて...全文を見る
○五十嵐委員 実質的に、最初の二十八日に初めて出てきたラフ案ですか、そのラフ案についても大嶋さんが書かれたものなんですよね。  今問題になっているスリード社の方ですが、これは、実際には広告の制作については経験がほとんどないのではないかなと思われる節があります。それは、折り込み会...全文を見る
○五十嵐委員 はっきり申しまして、先ほどから言っていますが、内部告発者がおられるわけですよ。内部告発者は、一月初頭、上旬の段階で……(発言する者あり)言えるわけがないでしょう。上旬の段階でまだ広報室は迷っていた、ここを使うかどうか迷っていたということを言われております。それがメー...全文を見る
○五十嵐委員 ごまかしになられていると思います。  今私が申し上げました。準備室から広報に渡されたメールだ、準備室から出たメールだということを申し上げているんです。準備室の方、お答えください。
○五十嵐委員 これは非常に大きな疑惑です。  それから、総理、そもそも緊急性がない。緊急性は、竹中大臣が二月の初めの予算委員会の本格審議前にまかなきゃいけないということが緊急性の理由だと言っていた。これは主観的な理由です。  それからもう一つは、独創性があると言ったけれども、...全文を見る
○五十嵐委員 私はいろいろなところで確かめましたけれども、一カ月以上も契約の日付をごまかしてさかのぼるなんということは、ほかに例がないんですよ。  何でこんな無理をしたんだということなんですね。私は、スリード社にどうしてもそれをやらせたかったんだろうな、こう思うんですね。どうし...全文を見る
○五十嵐委員 いやいや、頭に、奥様がやられているけれども、ヘイズというのは平蔵さんのヘイでしょう。平和のヘイなんですか、これも。やはり竹中さんの個人事務所でしょう、私はそう思いますね。ですから、それは会社のことは自分と違うというのは、余り当てにならない話だと思います。  そして...全文を見る
○五十嵐委員 確認をしなければわかりません。お呼びをしてお尋ねしなければならないと私は思っています。私は、ですから、この点は非常に重要な問題ですから、時間が足りないというふうに申し上げているんです。  委員長に、時間がない中でありますけれども、お取り計らいをいただきまして、ここ...全文を見る
○五十嵐委員 いろいろな疑惑が、やはりこの問題で、お金の、税金の効率的な使い方をしましょうというのが改革だといいながら税金そのものをこのようにいいかげんに使っていいのかというのは、やはり基本的な問題なんです。そういう姿勢を持っている方に改革なんかできっこないんですね。  そこで...全文を見る
○五十嵐委員 いや、レタスのことを言っているんではなくて、商品券を送り返されたという事実があるかどうかというのが重要なんですね。  つまり、なぜそこまでして、大急ぎでいろいろな対策を、手を打って、無理やりにこの法案を通そうとされるのか。無理に無理を重ねられている証拠ではないかな...全文を見る
○五十嵐委員 私はでたらめのものは出しておりません。
○五十嵐委員 ですから、委員長に発言の……(発言する者あり)
○五十嵐委員 私のメールは本物です、本物。私がお示ししたメールは本物であります。もし、それがうそだと言うのであれば、引き続き、この委員会を延長して、採決せずに引き続き行って、そして解明すべきです。そのことだけ申し上げて、同僚に譲ります。
○五十嵐委員 質問とは関係ないことをお答えにならないで、質問に対して実のある答弁をしていただきたいということを申し上げて、終わります。