池口修次

いけぐちしゅうじ



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池口修次の2005年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月31日第162回国会 参議院 予算委員会 第2号
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○池口修次君 民主党・新緑風会の池口修次でございます。  民主党の残りの時間の中で質問をさしていただきたいというふうに思いますが、テレビ入りの予算委員会ということで初めてでございます。できるだけ国民の皆さんに分かりやすい形で質問をしたいというふうに思っておりますが、総理にもでき...全文を見る
○池口修次君 是非、不審に思われないようにすることがやっぱり政治が求めるものでありますし、改革、総理の言っております改革をやるためにも必要だということは方針でも言われております。  そこで、まず一つお聞きしたいんですが、橋本派への一億円献金疑惑というのが臨時国会から続いておりま...全文を見る
○池口修次君 国会の中での証人喚問の話は後ほど、参議院ではまだ議論していませんので、後ほどお話をさしていただきたいんですが、小泉総理は、その政倫審での橋本総理の説明が、最初にお聞きしたときにやっぱり政治家個人がはっきりしなきゃいけないというふうに小泉総理はおっしゃったんですよ、一...全文を見る
○池口修次君 小泉総理は、これは橋本さんが決めればいいという答弁だったんですよ、今ね。ただ、小泉総理は、やっぱり政治家が信頼されなければ改革はできないと言っているんですよ。それで、橋本総理の説明は、国民の皆さんはほとんどの方があれじゃ分かんないと言っているんですよね。それについて...全文を見る
○池口修次君 そうしますと、この点について総理は考えがないというふうに判断をしますが、それでよろしいですか。
○池口修次君 何が事実かというのは私も分からないんです。みんな知りたがっているんです。そのことについて小泉総理は、その政倫審で説明したから十分だというふうに思っているのか、やっぱりもう少し国会の場でもやらなきゃ、調べなきゃいけないというふうに思っているのか、それを聞いているんです...全文を見る
○池口修次君 知らないと思います、当事者じゃないですからね。ですから、国民も知りたがっているんですよ。それを小泉総理は、やっぱり知りたがっていることに対して分かるように指導をしていくということは必要じゃないですか、小泉総理の責任として。それを聞いているんです。
○池口修次君 そうすると、橋本総理がもうこれで十分だと思ったらもうこれでいいんだということになるわけですが、それでいいんですか。
○池口修次君 確かにルールはそうかもしれないですよね。ただ、小泉総理は非常に使い分けをするんですよ。都合が悪くなると、これは委員会が決めることだと。で、自分がやりたいこと、じゃ、郵政なんかは国会を無視してどんどん進めるんですよね。そうすると、やっぱり関心があることはどんどん自分の...全文を見る
○池口修次君 これもやっぱり自民党の問題なんですよ、ある程度ね。橋本さんだけじゃないんですよ。自民党の問題なんで、やっぱり自民党の総裁たる小泉総理は、これについてやっぱり意見を持たなきゃいけないと、私は。  じゃ、ちょっと質問変えますけれども、東京第二審査、検察審査会の不起訴の...全文を見る
○池口修次君 本当にそれでいいのかなと。  この問題については、国会の場では政倫審ということで、自民党の皆さんはこれで決着が付いたという発言をした人もいました。で、司法の場では一応不起訴ということでいったんの判断が出ました。それに対して、審査会はある意味、国民の代表として司法の...全文を見る
○池口修次君 今私が言いましたように、検察調査会というのは、審査会というのは、そういう正式なルートとして、いいかどうか、判断がいいかどうかというルートがあるんです。国会の場では、国民の皆さんは正式に国民投票とかないんですから言えないんです。ですから、国会の我々がどう受け止めるかな...全文を見る
○池口修次君 再度お聞きをしますが、小泉総理はそれについては見解は言わないと、ないということでしょうか。
○池口修次君 述べているというのがちょっと私、申し訳ないですけれども理解をしていませんので、再度ちょっと、どういう、小泉総理はどういう、どうすればいいかというのをちょっとお聞きしたいと思います。
○池口修次君 何回も聞いているんですが、そうしますと、自分は意見は言わない、全部橋本さんと委員会で決めてくださいと、そういうことを言っているということでしょうか。
○池口修次君 まあ同じずっと答弁でございますので、私の意見を言っているといっても、私の受け止めは、自分は意見を言わない、言えないと。で、橋本さんが答弁を、再度証明をするかどうかというのは橋本さんが決めることだし、若しくはそうでなければ委員会が決めることだというのが総理の答弁という...全文を見る
○池口修次君 それでは、正式に我々としてはやっぱり、衆議院でもやっているようですが、やっぱりこれは証人喚問を要求をしながら、事実をはっきりしないと国民の皆さんに納得できないし、納得しないということはやっぱり改革をできないということだと思います。  これは、小泉総理が本当に改革を...全文を見る
○池口修次君 引き続きよろしくお願いします。  少しテーマを途中に入れさしてもらいますが、イラクで昨日選挙が終わりまして今開票作業をしているというふうに聞いております。この選挙の過程では、いろいろテロの激化とかアメリカ大使館、バグダッドのアメリカ大使館へロケット弾の攻撃があった...全文を見る
○池口修次君 私が新聞等で見た限りでも、投票率は良かったと、思いのほか良かったというような記事を読んだんですが、ただ、その中でもやっぱり地域によって相当投票率のばらつきがあるんじゃないかと。特に、スンニ派と言われる人たちがどの程度投票をしたかということによっては、これからのイラク...全文を見る
○池口修次君 私も、できるだけ速やかにイラクが安定に向かうために、やはりアメリカ中心ではなくて、国連を中心とした国際社会が、本当にイラクの国民のためにどうすべきかということをこれからは真摯に議論することが必要ではないかなというふうに思っております。  もう一回、政治とお金の問題...全文を見る
○池口修次君 私もあってはならないと思うし、総理もあってはならないということです。  では、自民党に迂回献金はあったのかなかったのかということで、前国会では総理はなかったというふうに明言されたわけですが、その後、元自民党の議員の先生が週刊誌で、いや、迂回献金じゃなくて指名献金が...全文を見る
○池口修次君 総理がそこまで断言されるのはどういう根拠に基づいておっしゃっているのか、確認したいと思います。
○池口修次君 それはだれが調べたんでしょうか。
○池口修次君 幹事長がどういう方法、どういう中身を調べたかというのは確認はされましたか。
○池口修次君 私なりにこの迂回献金というものについて、資料に基づいて調べたものをパネルで用意させていただきました。(資料提示)  お手元に資料の三ということでお渡ししておりますが、これは先ほど小川先生の質問の中で、山崎幹事長に十九億円の政治活動資金が渡ったということの、その一部...全文を見る
○池口修次君 立場にはないというのは分かりますけれども、普通、政治団体が自発的にやるんであれば、同じ日に、一日置きに三千万、一千万というのはいかにもおかしいというふうに私は感じていますし、国民の皆さんもそう思っていますと思うんです。それについて小泉総理は、いや、こういうのもあるん...全文を見る
○池口修次君 じゃ、右側の方なんですが、これは自民党の話です。自民党は一人の議員に対してこれだけ小分けに政治活動資金を渡すということが、これは自民党はこういうやり方なのかということについてお答えいただきたいと思います。
○池口修次君 必要なときに必要な人にということですが、あるときは五百万、あるときは五千百五十万、こういうやり方というのがどういう必要なものかというのは不思議に思わないのかどうかというのを再度お聞きしたいと思います。
○池口修次君 再度お聞きをします。  十一月の二十八日に二千万と三千万が分けられて記載がされているんですが、これもそうすると、午前中に二千万必要で午後三千万必要かと、そういうことなんでしょうか。
○池口修次君 私は非常に不思議だなというふうに思うんですが、これは自民党の中では不思議ではないということかなというふうに思っております。  この右と左がどのように関連しているかというのは分かりません、私も。ただ、疑問としては、どうも右の日付と左の日付が妙に日にちが一致し過ぎてい...全文を見る
○池口修次君 自民党はもう多分これ以上たくさんあると思います。この日にちの不思議な一致については疑問を感じないのかというのを聞いております。
○池口修次君 まあ自民党ではこれは全く普通のことであるという答弁かなというふうに思いますが、私は非常に不思議だというふうに思いますし、こういうことを含めて、やっぱり迂回献金があるんじゃないかという疑問点があるというふうに思っておりますから、是非、先ほども言いましたが、証人喚問等を...全文を見る
○池口修次君 時間がどんどんなくなってしまいますので、ちょっと質問を違う質問に変えたいというふうに思います。  小泉政権がいかに国民、特にサラリーマンに負担を増やしてきたかということをお聞きをしたわけですが、小泉総理が改革をしますと、自民党をぶっ壊すと訴えてから四年たちました。...全文を見る
○池口修次君 では、質問を変えますが、改革には痛みが伴うというふうに小泉総理は発言をしてきました。この痛みってのはだれが背負うべきなのかどうかと、この点をお聞きしたいと思います。
○池口修次君 確かに、今総理が言いましたように、現状維持をしたいという層、言葉を換えれば、既得権を持っていた人たちが私は痛みを高ずるべき人だろうというように思っております。果たしてそうなのか。私はそうではなくて、今、現実には国民にすべての負担が押し付けられているというふうに思って...全文を見る
○池口修次君 私が申し上げたいのは、改革をした上でなおかつやむを得ない負担であれば国民の皆さんは理解すると思うんです。改革をしないで負担をこう押し付けているということを私は言っているだけで、じゃ雇用保険料、何で増えたんですか。
○池口修次君 まあ結論は皆さん分かっていらっしゃると思いますので、あえて質問しません。  じゃ、健康保険、保険料を上げたんですが、医療改革行いましたか。
○池口修次君 医療改革ですから、当然、厚生労働大臣だと思います。
○池口修次君 はい。
○池口修次君 年金等についてはもう聞くまでもありませんので、我々は年金改革をしたというふうには全く思っていません。ですから、私は、この表で言えるのは、小泉改革というのは改革をしたというスローガンは挙がっていますが、ほとんど改革しないでそのすべてを国民に押し付けたということを強く主...全文を見る
○池口修次君 法律はそういうふうに書いてないんですよね。  第一条、これ何て書いているのか。ちょっと第一条を読んでください。
○池口修次君 そうしますと、これは経済情勢が回復したら戻していいとは書いてないんですよね。  経済情勢が回復して抜本的な、所得税、法人税の抜本的な見直しまでを行うまでの間と書いているんですが、これはどういうふうに理解すればいいんですか。
○池口修次君 そうすると、つなぎの処置なんですよね。本格改正はやられたんですか。
○池口修次君 抜本的な見直しをしてない。してないのにこの法律に基づいて戻すということは、これは法律にのっとっているんですか。
○池口修次君 この法律は抜本的な見直しに着手するまでの間とは書いてないんですよ。見直しをするまではこれでいきますよと書いてあるんです。私の見方が間違っていますか。
○池口修次君 この点は、私は、法律に基づいていないということを明確にしておきたいというふうに思います。  それと、今回、所得税、住民税の見直しだけですが、これで終わりなんですか。
○池口修次君 ちょっと聞き方が悪かったかと思いますが、この法律で決めているのは所得税と住民税の問題、住民税はちょっと違いますが、所得税だけではなくて、その以外の法律の特例も定めていますが、この点を、どうなっているのかというのを確認したいと思います。
○池口修次君 今の答弁は法律を勝手に解釈していると思います。第一条は趣旨になっています。これ、趣旨に基づいて特例が、第四条が最高税率の特例、六条が定率による税額控除の特例、七条が居住者の予定納税基準額計算の特例、これ並立で、第一条の趣旨に基づいてこの三つがやっています。このうちを...全文を見る
○池口修次君 私は、この法律を読む限り、大臣の言ったようには全く読めません。さっき指摘をしておきましたが、法人税の特例もこれ十六条で、全く、第一条の趣旨に基づいてこの三つが定められているので、全くこれは違うというふうに思います。  私が言いたいのは、今回、定率減税というのは所得...全文を見る
○池口修次君 時間がなくなったんで最後にしますが、私は今の大臣の答弁というのは全く法律を無視していると思います。この法律の構成を再度確認させてもらいますと、一条に趣旨が載っております。特例というのは四条に最高税率の特例、七条、六条、七条にこの所得税の低減、それで十六条に法人税の特...全文を見る
03月09日第162回国会 参議院 予算委員会 第8号
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○池口修次君 民主党・新緑風会の池口でございます。櫻井議員の残りの時間をいただきまして質問をさせていただきたいというふうに思っております。若干、質問の順序を変えさせていただきたいというふうに思いますので、よろしくお願いします。  まず、地球温暖化対策についての質問をまずさせてい...全文を見る
○池口修次君 もう少し環境省の中身をちょっとお聞きをしたいんですが。  当時出てきたのは、税制規模で四千九百億、そのうち実質的に環境対策、温暖化対策に使えるのは三千四百億、これで京都議定書の六%プラス八%、これが削減できますよという説明がされました。  これに対して、両方の側...全文を見る
○池口修次君 私は、三千四百億とか四千四百億でなるんならアメリカ何でなんだろうなというふうに思うわけで、これは後から聞きます。  経済産業省も、この環境対策ということで独自の案を出しております。経済産業省は環境税なくてもできるんだという案だというふうに思っておりますが、経済産業...全文を見る
○池口修次君 今、環境省と経済産業省としての考え方をもうお聞きをしたわけですが、京都議定書が京都で確認されたときから何にも、日本の国はこれについて何もやらなかったということではないというふうに思っております。対策もう既にやってきたと。で、今回の対策も、追加の対策で掛かる費用が環境...全文を見る
○池口修次君 まあこの問題については、達成させなきゃいけない問題でございますので、これから政府として一体となってやるんでしょうが、ただ、新聞報道なんかでいいますと、一つの環境税の問題については環境省と経済産業省が真っ向対立をしているという報道がされております。この地球温暖化対策と...全文を見る
○池口修次君 射程距離に入っておると、四月、五月にはまとまるということですから、私がまとまらないというのはおかしい話ですから、是非お願いをしたいというふうに思いますが、ただ、本当にそうなのかなというのを再度ちょっと違う例で確認したいんですが、アメリカはこの京都議定書から離脱をしま...全文を見る
○池口修次君 じゃ、もう一つのことなんですが、ロシアが批准をするかどうかというのがもう一つの焦点でございました。最終的にロシアは批准をして京都議定書が発効したわけですが、一部ではこのロシアが批准しないんじゃないかという話もあって、ロシアにいろいろ働き掛けをしたと思うんですが、ロシ...全文を見る
○池口修次君 ロシアをそれほど善意に考えていいのかどうかというのはちょっと、ちょっと違う見方もしなきゃいけないんじゃないかというふうに思うんですが。  少なくともアメリカははっきりしておって、やっぱり経済と雇用の問題が悪影響を及ぼすと。若しくは、国、世界の中の、不公平で、アメリ...全文を見る
○池口修次君 私は、この地球温暖の問題というのは非常に重要なんだけれども、対策も非常に難しいということを是非言いたかったということでございます。ですから、やっぱり本当にこの部門こそ改革をしなければなかなか実現は難しいだろうと。それが証拠に、この京都の会議をやった以降、日本のCO2...全文を見る
○池口修次君 今の中でバランスよくというお話でありましたけれども、今日の決議案でも、京都議定書を達成すればいいということじゃなくて、更にポスト京都議定書もやらなきゃいけないと、そのときには排出量を、半分以上にする、半分以上削減することも必要なんだという決議もしておりますと。  ...全文を見る
○池口修次君 今のお話でかなり私も理解できる部分があったんですが、ただ、高速道路をもう少し使いやすい道路にするという観点では、現在ETCの利用者は少し割り引いておりますが、ただ、これではまだまだ高いなというふうに私は思っております。  私は、この渋滞、CO2の削減という意味から...全文を見る
○池口修次君 あと家庭部門の対策ということでは、私はライフスタイルの変更というのが、ある意味、改革的な変更をしないとなかなか家庭部門では削減ができないというふうに思っております。  その中で一つ今議論になっておりますのは、サマータイム制を導入すれば効果があるんではないかという声...全文を見る
○池口修次君 ちょっと最後に、ちょっとテーマを変えて、昨年の年金制度改革についてちょっと御見解をお聞きしたいというふうに思います。  年金の問題につきましては、どうしても三党合意、三党合意ということが中心で議論がされているようですが、参議院においては、三党合意よりも、なぜ審議の...全文を見る
○池口修次君 多分そうだろうなと思いましたが、ただ三党合意もあれは政党間の合意なんです。それに対して総理はばんばん言っていますよね。ちょっと、それから言うとちょっと違うんじゃないかと思いますが、もう一方お聞きしたいと思います。  山崎官房副長官、あの採決の場に私も傍聴をしており...全文を見る
○池口修次君 今の話は、私は実は傍聴をしておりました。傍聴をしておった立場として、山崎副官房長官の動きはかなり頭に入っておりますが、今の話ではかなり違うなというふうに思っております。武見筆頭のところにお話を行き、で、その後なぜか知らぬが議員の質問権を奪われた方が三名いて、という事...全文を見る
○池口修次君 そういう事実を知った上で皆さんに判断していただきたいと思います。  以上で私の質問は終わらせていただきたいと思います。
03月11日第162回国会 参議院 予算委員会 第10号
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○池口修次君 民主党・新緑風会の池口でございます。本日は年金改革について、尾辻大臣を中心にちょっとお答えいただきたいというふうに思います。  年金の制度の在り方について、三月九日に自民党と公明党の幹事長の名で民主党の川端幹事長に協議を開始するための予備的協議をやりたいという申出...全文を見る
○池口修次君 そうしますと、いろいろ四つの柱で大きな意義を持つということですが、これ、抜本改革であるとかいう議論もありましたし、百年安心の改革であるという話もありましたが、これについては大臣としてはどう思いますか。
○池口修次君 私は、この点は非常に重要な問題だと思うんです。これから抜本改革の話合いをしようとしているときに何が抜本改革というのが分かんないと、本当に国民の安心を与える改革ができるかどうかというのは、それぞれが違う抜本改革だと思っていると話合いが成りません。ですから、この点をもう...全文を見る
○池口修次君 それでは、皆さんのところに資料をお渡しをしております。これは、厚生労働省のホームページから引きました社会保障審議会年金部会の平成十四年の十二月十三日の議事録でございます。  これは厚生労働省の方で結構ですので、この社会保障審議会年金部会というのが何のための議論をす...全文を見る
○池口修次君 部会の意味は分かりましたが、これはそのときに厚生労働省が示した資料ですが、これは何を意味しているのかというのを聞きたい。
○池口修次君 それでは、なぜか知りませんが、この中に「平成十六年の改革の方向」ということで、どこまで議論した中でこれが示されたか分かりませんが、これが書かれておりますが、ここを是非ちょっと読んでいただいて、厚生労働省としてはこの時点でこういうふうに考えていたのかどうかという見解を...全文を見る
○池口修次君 この二ページ目の最後のところに、「平成十六年の改革の方向」というのが書かれているんですよ。これをどう、どういった責任でこの時点で出されたのかというのを、まず中身を読んでいただいて、なぜこの時点でこの改革の方向が示されたのかという理由をお聞きしたいと思う。
○池口修次君 中身読んでよと言っているんです。
○池口修次君 まず一つは、何でここまで踏み込んで厚生労働省がこの時点でこの方向性を書かなきゃいけないのかというのが一つの疑問です。  それと、もう一つここで確認しておきたいのは、現行制度を基本として改革を進めていくと。それで、三つ目のものは、さらに、制度の、一本の年金制度の導入...全文を見る
○池口修次君 私の言い方がまずかったかもしれませんが、これ全部読まれると相当時間が掛かりますから。  この意見書の最初に、これまでの検討の結果を以下のとおり取りまとめたところであり、政府においては、これまでの審議の経過を十分に参酌しつつ、改正案の立案に当たられたい。で、「はじめ...全文を見る
○池口修次君 じゃ、私言います。  本部会では、改革に向けての検討の中で、将来の年金制度のあるべき姿、制度体系の基本的見直しについての議論を積み重ねてきた。中略しますが、次の改正での制度体系の在り方の基本的な変更については、本部会においては、意見の一致を見るに至らなかった。今後...全文を見る
○池口修次君 ですから、これは大臣にお聞きしたいんですが、この中身でいいますと、国会の中でも相当議論が割れました。だけど、これは元々法案を出す前の部会でも結論が出てないんです。その中身を出された。それも十四年連続の保険の引上げ。それまでは五年ごとに見直していたものです。それを十四...全文を見る
○池口修次君 重ねて言いますが、部会の結論は、議論の積み重ねが必要であるが、ただ時間的にやらなきゃいけないことがあるんで、それをやらなければ政府としての責任が果たせていないということで、そこ、最小限のところをやりなさいというのが部会の結論なんですよ。それを何で十四年連続の引上げ、...全文を見る
○池口修次君 大臣はその方が安心だということですが、国民は抜本的に何も解決されないで十四年上がるということを受け止めて、これでは抜本改革でないというように受け止めたんです。いかがですか。
○池口修次君 もう一回資料を見ていただきたいんですが、これ厚生労働省が作った資料です。各方面の議論という中に、基礎年金を税方式とする体系もこの一つの議論の項目として挙げられています。当然これを、基礎年金を税方式とすれば、掛金を何%にするかというのは関係をしてきます。  ですから...全文を見る
○池口修次君 私が言っているのは、制度を、導入を含めた長期的な議論をしなきゃいけませんねというのを認めているんです。で、その制度の中に基礎年金を税方式とする体系も入っているんです。ですから、将来は基礎年金部分は税方式になるかもしれぬというのを想定をしなきゃいけない。  それなの...全文を見る
○池口修次君 特に質問をするつもりじゃないんですが、今の答弁は、基本的な制度が変わればその決めたものは元に戻りますよという答弁だというふうに理解をいたします。  で、何でこの四十二、この報告書、何でこの、税方式には結構踏み込んでないんですね。なぜかということについて、昨日、泉委...全文を見る
03月18日第162回国会 参議院 国土交通委員会 第4号
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○池口修次君 民主党・新緑風会の池口でございます。民主党の山下さんの露払いということで六十分ほど、十七年度予算に関係をしまして三点ほど質問をさしていただきたいというふうに思っております。  まず、第一点目ですが、十七年度の道路関係予算についてお聞きをしたいというふうに思います。...全文を見る
○池口修次君 今説明をしていただいたうちで、特徴的に言いますと、道路整備なり道路環境整備の費用というのが前年度より減っておるということと、本四の債務処理が大幅に増えておるというところが、それ以外にもありますが、大きな特徴であるというふうに思うんですが、その道路整備等を減らした理由...全文を見る
○池口修次君 今言われた、説明されたのを私なりに整理をしますと、道路整備事業、道路整備等は、小泉政権になりまして公共事業を、削減計画が出ておりますから、それに準じてこの道路整備も減らしたんだろうというふうに思います。  一方、収入は、道路特定財源というのは、これは安定的に、ほぼ...全文を見る
○池口修次君 私、差があると言っているわけじゃなくて、そうしますと、その本四の債務処理、これは法律ができたときに五年間で完済を、完済というか積み増しをすればいいということになっていたわけで、今年がこの四千八百二十九億を積まなきゃいけないという積極的な理由は何かあるのかどうか。私は...全文を見る
○池口修次君 取りあえずそこはいいです。  そうすると、十七年度は取りあえず本四を四千八百二十九億にしたんで、特定財源は、道路整備予算がマイナスにしても、こっちを増やしたんで帳じりが合いましたということだろうと思います。  そうしますと、十八年度、十九年度というのがどうなるの...全文を見る
○池口修次君 十八年度は、十七年度の予算を審議しているので十八年度はということですが、そんなに単年度単年度ごとでということはないはずなんですよね。暫定税率というのは五年間で見通した中で税率決めていますから、十八年度、十九年度はどうなるか分かりませんというのは、ちょっと私は腑に落ち...全文を見る
○池口修次君 今の局長の言い方ですと、六百億だということですが、私は六百億なんてそんなことは絶対あり得ないというふうに素人考えでも分かります。  今の局長の答弁というのは、非常に、私は道路局というのは、道路公団の民営化も含めて非常に戦略的にやっている局だというふうに思うんですよ...全文を見る
○池口修次君 じゃ、仮に十八年度は六百億としましょう。十九年度はどうなりますか。
○池口修次君 少なめに見積もっても五千億と、五千億ってのは今の法律の枠組みでいくと、私はそう簡単に使えるお金じゃないと思うんですよ。そうすると、十九年度に五千億、私は五千億ではない、最低でも五千億だし、五千億ということはあり得ないと思うんです。  そうすると、今の法律ででき得る...全文を見る
○池口修次君 私は、道路整備の必要性があるかないかという議論を全く今していません。ただ、小泉政権はそういう政策出していますから、これ道路整備の必要性があるというふうに局長は言って、じゃ、それをもう十九年度やるかもしれないということは、先ほど冒頭説明あった道路整備等のシーリングを外...全文を見る
○池口修次君 私も、絶対これじゃなきゃいかぬというところまで言うつもりはないんですが、ただ、ややもすると、いや、余っているんならうちで使わしてよというような話が出てこないとも限らないという心配をしているんです。  ただ、今大臣から力強く言われましたように、これは自動車ユーザーが...全文を見る
○池口修次君 では、テーマをちょっと変えさしていただきまして、昨年度は台風なり地震で大規模の災害が多く発生をしました。そこで、私としては、特に住宅被害が大きかった、住宅被害についての政府なりの考え方を、対応をお聞きをしたいというふうに思いますが、この点は国土交通省というよりは柴田...全文を見る
○池口修次君 今、住宅の全壊が四千二百四十二、半壊が二万七千ですか。そうすると、全半壊で三万ということでよろしいんですかね、三万余と。  それに対して、補正予算のときの被災者生活再建支援金の対象となった、現在の対象となったのは八千三百九十九世帯と。新潟だけでいうと四千二百五世帯...全文を見る
○池口修次君 私は、全壊、半壊で三万ちょっと、それと一部破損というのはいろいろ、どの程度の破損かどうかというのはいろいろ入っているでしょうが、この世帯は十六万あるというふうに補正予算のときの説明で聞きました。  この被害に比べて、私は八千と思ったんですが、今のお話ですと四千とい...全文を見る
○池口修次君 基準の決め方は非常に難しいとは思うんですが、ただ、その収入がそれは一億とか二億ある人は別にしても、今の基準でいうとそういう規模ではなくて、やっぱり一千万以下だとかそういうところで多分切られてしまうと思うんですよね。  やっぱりそのぐらいの層で、じゃ住宅が半壊もしく...全文を見る
○池口修次君 民主党は民主党で案は持っているんですが、それはちょっと別にしましても、やっぱり三万世帯の半壊、全壊があって四千世帯しか適用できないというのはやっぱりこれは、いかにもやっぱり今の制度というのはできるだけ助けてやろうという感じには私はどうしてもちょっと受け取れないんで、...全文を見る
○池口修次君 もう一点、これは国土交通省の管轄なのかなというふうに思いますが、昨年年末、スマトラで大津波が起きました。で、その対策というか、津波が起きたときの対応ということで、津波の避難場所というのも、これ高い建物を指定をしようとかいう動きがあるようですが、それと同じようなことで...全文を見る
○池口修次君 是非そういう話が、その地域でやっぱりそういう話が出たときには前向きに対応をお願いをしたいと。  最後に、車検制度についてお聞きをしたいというふうに思います。  規制改革会議と、規制改革会議といえばいいんですかね、と国土交通省が何か大バトルをやっているという話が出...全文を見る
○池口修次君 私もやっぱり今の日本における車検制度というのは非常に合理的な制度であるという理解をしているんですが、その中で、規制改革会議は今の制度を変えるべきだという話があるようですが、規制改革会議はどういう理由でそれを変えろと言っておるのか、この点をお聞きをしたいということと、...全文を見る
○池口修次君 私は、この車検制度を変えるというときに一番考えなきゃいけないのは、やっぱりそこで本当に本来の目的である安全というのが確保できるのかということと、最近はやっぱり環境問題が大きくなっていますから、その環境に対してどういう影響を与えるかというところがまず第一で、私、第二も...全文を見る
○池口修次君 これ、今説明されたことを私なりに解釈すれば、確かにその車検の費用高い高いってみんな思っているんですが、実は税金だとか保険料だとかリサイクル料金とかいうところが高くて、これは別に三年になろうと四年になろうと関係ない部分ですよね。  逆に言えば、四年になりますと、新車...全文を見る
03月23日第162回国会 参議院 予算委員会 第15号
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○池口修次君 民主党・新緑風会の池口でございます。  今日は五十分時間をいただきましたので、是非とも国民の皆さんの信頼をかち取るための、どうすればいいかということを中心に議論をさせていただきたいというふうに思っております。  冒頭ですが、今回の参議院の予算委員会集中審議が五回...全文を見る
○池口修次君 それでは、今回のテーマは政治・政治資金ということがテーマでございます。このテーマを設定した目的というのは、私は政治に対する国民の信頼が相当低下をしておるという中で、これからどうやってその政治に対する信頼を取り戻すことができるかということを議論をする場だというふうに考...全文を見る
○池口修次君 我々政治家はいろんな面で国民の信頼を回復して、やはり投票率をできるだけ上げるような信頼を得られなきゃいけないというふうに思っていますが、今総理が触れられなかった中で、やっぱり国の進めたる政策によっても私は国民の信頼というのが損なわれる面があるのではないかというふうに...全文を見る
○池口修次君 今の総理の答弁から考えると、やっぱり今の、昨年行われたのでもまだまだ国民の信頼を得るために改善はしなきゃいけない点があるということで、これをこれから与野党で協議をしていくんだということかなというふうに思いますが。  ただ、やっぱり年金の問題というのは非常に国民の関...全文を見る
○池口修次君 どの程度問題かという話も、それはあるというふうには思うんですが、現実としてもう保険料は若い人はもう払いたくないということが国民年金の空洞化にもつながっていまして、一部何か厚生年金も含めれば空洞化が少ないとか言っていますが、厚生年金とか共済年金は、これは強制的にチェッ...全文を見る
○池口修次君 もう一つ、やはり社会保険庁の問題があるというふうに思っております。ちょっと時間の関係がありますので答弁は結構ですが、やっぱり今の社会保険庁を少しぐらい変えたぐらいで、あんなところが管理しているような制度であれば、私は国民からすればとても納めたくないというのは当然の理...全文を見る
○池口修次君 今の総理の説明は、私は、二つの点で私から言わせれば間違っているというふうに思います。  五年ごとの見直しを十四年間決めたんだからこれは抜本改革なんだということは、それは役所からしてみたら、いや、五年ごとに法案出して説明しなきゃいけないのを三回分やっちゃったんですか...全文を見る
○池口修次君 私も、一元化したらもう未来永劫その数字をいじる必要がない制度ができるなんて思ってないんです。ただ、議論として、負担の仕方についてはいろいろ意見がありますよと、保険料だけじゃ駄目だ、済まないという意見もありますよと話が出ているんですね、既に。  あえて付け加えれば、...全文を見る
○池口修次君 今の最終的には了解できる結論が出るんじゃないかということですが、ちょっと確認をさせていただきますが、了解できる結論というのは、やっぱり今国民の皆さんが持っている疑問を払拭する場が、それはどういう場、証人喚問になるのか参考人質疑になるのかというところまではまだ総理はお...全文を見る
○池口修次君 非常に微妙な言い方なんですが、やっぱり総理としては、やっぱり国民の疑問をこのままにしておいてはいかぬということなのかどうか、そこだけちょっともう一回。
○池口修次君 今の答弁ですとまた元に戻ってしまうんで、そうすると、本人がどうかと、希望するかどうかということと、あとは与野党協議で委員会としてどう結論を出すかというところの元に戻ってしまうんですよね。そうすると、やっぱり自民党の了解が得られないとなかなかそういう場は設定されません...全文を見る
○池口修次君 最後のしかるべき結論という中に、私は、やっぱり更に疑惑を解明するという努力をしなさいという総理の意思が入っているというふうに思っております。是非、まあ総理がそれに対してリーダーシップを発揮する場面というのがあるのかないのかというのはちょっとこれからの進展次第ですが、...全文を見る
○池口修次君 やっぱりこういう報道が、それでもうまさしくある意味一億円の問題では有罪になった人、その人が裁判の場で、公の場で、一部の自民党の派閥かもしれませんが、会計責任者の方がやっぱりこういう証言をしているということは、私は相当真実性は高いというふうに思いますし、国民の皆さんも...全文を見る
○池口修次君 理解ができなかったのであれば、これは自民党の中の問題なんですよ。で、総理は自民党の総裁なんですよ。で、総理が直接聞かないとしても、幹事長がいるわけですから、幹事長に命じて、この滝川さんが裁判の公の場でこういうことを言っているんだけれども、本当なのかと。理解が、私も理...全文を見る
○池口修次君 その調査した中身というのは、ちょっと私はうかつにも調査、この滝川証言の中身について調査した中身を聞いていなかったんで、どういう中身を調査して、どういう報告をしたのかというのをお聞きしたいと思います。
○池口修次君 確かに、迂回献金の問題については、あったかないのかというのが総理が幹事長に命じて、幹事長からは自民党にはないという報告があったというのは聞いていますが、これは、証言であるのは迂回献金の話だけではないんです。自民党の中には、例えばパーティー券は現金でもらったものは、こ...全文を見る
○池口修次君 せっかく質問の機会をいただいて、私は私なりに重要な質問をしたつもりですが、何となく、私は別に裁判の中身を質問しているわけじゃなくて、裁判の中で重要な人物である滝川さんて方がこういう証言をしていますよと、これは裁判所でやっているんでかなり真実性は高いんですよと。それに...全文を見る
03月30日第162回国会 参議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第6号
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○池口修次君 民主党・新緑風会の池口でございます。  本日は四十分時間をいただきましたんで、法案の中身について質問をさせていただきたいというふうに思っておりますが、一点だけちょっと大臣に、まずちょっとお聞きをしたいというふうに思っております。  多分、土曜日の朝日新聞ではない...全文を見る
○池口修次君 私はもう今は議員にさせていただきましたが、かつては小池大臣を応援する立場にいたこともありまして、ただ、今応援できないので大変残念だというふうに思いますが。  波風を立たせたいと、大変勇気あることだというふうに思いますし、ただ、いろいろ経過から見ますと、ここでいろい...全文を見る
○池口修次君 私は、やっぱり国際会議も大事ですし、国会審議も大事なんで、じゃ、かち合ったときにどうするかというのは議運の中で議論をして、じゃ、この間は大臣には国際会議行ってもらいましょう、この間は副大臣でやるのか、若しくは大臣がいなければその期間大臣の必要な審議は止めるとか、そう...全文を見る
○池口修次君 そうしますと、我々国会に言う前に、役所の側が余りにも気を遣い過ぎて大臣の日程を組んでいるというふうに私は今受け止めましたけれども。だから議運は、それは国会が大事なのか国際会議が大事なのか、それを十分私は議運で議論をしているというふうに思っていますから、これは議運に言...全文を見る
○池口修次君 参考にするんだけれども、今のが悪いと言っているのか、何か今ので、今でも私は議運でちゃんと大臣がどこの場にいるべきかというのは議論していると思うんですよ。してないということを大臣がおっしゃっているのかどうかというのだけちょっと確認させてください。
○池口修次君 余りこればっかりやるわけにいかないんですが……
○池口修次君 それは、いや、いいですよ。じゃ、やりましょうか。  私は、議運は、おもんぱかって出さなかったものは議運に上がってこないんで、議運の場でどちらが重いかという議論ができないんですよね。だから、その役所の方でやっぱりこの会議は絶対大臣が行かなきゃいけないんだというのがま...全文を見る
○池口修次君 私は、やっぱり役所が本当に大事なものであれば大事だというのを議運に伝えないとやっぱり議運でも了解はできないんで、私は、与党、野党とかそんな話は、の話じゃなくて、やっぱりいかに役所の熱意、これは国際会議というのは議運が決める話じゃないですよね。だから、国際会議に大臣を...全文を見る
○池口修次君 私は決しておしかりをしたわけではなくて、小池大臣の思いを聞きたかったということですから。ただ、いろいろおしかりをしたい人もいるでしょうから、また違う場で議論をしていただければいいかなというふうに思います。  法案の中身に入らせていただきます。  今回のこの法律の...全文を見る
○池口修次君 私がなぜお聞きしたのかというのは、研究所、個別の研究所じゃいけませんけれども、やっぱり研究所の、ある程度の総合研究所みたいなのをつくっては駄目なのかなという思いで、更にそこが今回はいろいろなテーマが入った研究開発をしながら、その後で大学院大学をつくるということが必須...全文を見る
○池口修次君 それと、なぜ沖縄なのかというのはあえて聞くまでもないと思うんですが、やっぱり沖縄が最終的に経済的な自立を図るというところが最終的な目的なのかなというふうに思っておりますが、どういう形でこの沖縄振興に結び付くのか。ちょっと言い方変えれば、いろいろな段階がありますから、...全文を見る
○池口修次君 そうしますと、単に大学ができて学生が集まってくるということだけではなくて、もう少し壮大なものを考えているということだというふうに思いますし、私は、いろいろレク等で聞いたのをまとめますと、まず、今回の法律は研究開発で立ち上げて、で、大学院大学の準備をして、で、どこかの...全文を見る
○池口修次君 まあ三十年から五十年の予算を出すというのは無理な質問だったというふうに思いますが。  じゃ、ちょっと聞き方変えますが、今回はある意味国家プロジェクト、国が仕掛けてそういうのをつくろうとしているんですが、国がこういうことを仕掛けて、成功したというか、例というのは何か...全文を見る
○池口修次君 じゃ、ちょっと質問を変えさせていただきますが、今回の法律でいうと、この大学院大学の準備までがこの法律で、で、閣議の申合せですと、主任研究員が五十名に達したときぐらいが大学院大学の開学ではないかというふうに何か決めているようですが、ちょっと私は五十人の主任研究員がいれ...全文を見る
○池口修次君 五十人必要だと。五十人程度がある程度の目安だというふうに置いた場合に、この五十名程度の主任研究員をどういう形で集めてくるのかと。ただこの五十人集めてくればいいという話じゃなくて、やっぱりまあ三十年、五十年計画の国家プロジェクトが背景にあるわけですから、やっぱりそれな...全文を見る
○池口修次君 そうしますと、優秀な、核になる、コアになる人が五十人と、それと、そのチームということでいうと、一チーム十人だと五百名ぐらいが、大学院大学ができる段階ではそのぐらいの研究チームということで考えればいいかというふうに思いますが。  先ほど言った優秀な人をどうやって集め...全文を見る
○池口修次君 残念ながら時間がなくなりましたんで、あと質問できませんが、私はやっぱり、一つはやっぱり三十年とか五十年ぐらい掛けてやる国家プロジェクトであるということと、これを成功させるためにはやっぱりかなりのお金が必要になる。今の二億円が、掛ける五十でいいのかどうかというのは分か...全文を見る
○池口修次君 終わります。
04月07日第162回国会 参議院 国土交通委員会 第9号
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○池口修次君 民主党・新緑風会の池口でございます。  藤野先生の方から今までの経験に基づいて高度な質問をしましたので、私の方はちょっと現場の方からの質問ということにさせてもらいたいというふうに思います。  質問は大きく法案の中身についての質問と、今回の法案の目的にもなっており...全文を見る
○池口修次君 そうしますと、支援の中身は若干拡大したところがあるかと思いますが、対象だけ絞りますと、今までは中小企業者が協同組合なんかをつくったところは対象だったんだけれども、それ以外は対象でなかったと。そこを改善をして幅を広げたという理解になるかと思いますが、分かりやすく言うと...全文を見る
○池口修次君 私も日本のやっぱり物流コストを下げるということは必要だというふうに思っていますので、決して大手まで広げちゃいかぬと言うつもりは全くないんです。  ただ、そもそもこの業務の効率化というのは企業が日々やる話だと思いますし、今回の説明資料でも、これをやると、この制度を利...全文を見る
○池口修次君 私も、民間のものなんだから民間に任せておけばいいというつもりで言っているつもりはありません。やっぱり国としても支援をしなきゃいけないという面が多々あるだろうと。例えば、いろいろ許認可のための手続が煩雑なんで、それを簡素化するというのは、これは国がやらないとできない話...全文を見る
○池口修次君 短いとか少ないという声もありますが、これは私も、どういうところに、主体となるのが中小なのか大手になるかによっては私はちょっと短いというふうに思うときもありますし、例えば大手が効率化して、ここに書いてありますように、コストも下がるんだというふうに言っている。だから、大...全文を見る
○池口修次君 じゃ、ちょっと質問を変えますが、説明のときにいただいた資料ですと、物流改革の推進によって物流コストが二割程度削減をしますというふうに書かれておるんですが、これはこんな感じでイメージをしてよろしいんでしょうか。
○池口修次君 私の一つの関心は、こういう改革をすることでコストが二〇%下がりますということは非常にいいことだというふうに思うんですが、じゃ、その下がった二割のコストの削減というのがどういう人たちに還元をされるというのかというところが一つの関心事項でありまして、確かに物流業者さんも...全文を見る
○池口修次君 今お答えがありましたように、やっぱり最近のコストを下げるという影響が、そこで働いている人のある意味長時間労働に結び付いていますし、長時間労働は、ひいては、擁護するつもりはないんですけれども、いろいろ事故の遠因にも私はなっているというふうに思いますし、多分輸送業者さん...全文を見る
○池口修次君 この点は是非これからもいろいろ、監視というのはちょっと厳し過ぎるかもしれませんが、どういう推移になっていくかというのを見守っていただいて、やっぱりちょっとここは是正した方がいいんじゃないかというところがあれば適切な措置をお願いをしたいというふうに思います。  それ...全文を見る
○池口修次君 そうしますと、新たな大型の物流拠点を造るところに、契約が終わったんだからもう後は使いませんよと、後は、例えば倉庫を一つ二つ持っていて、そこに貸していたところは契約終わったんだからもうあなたのところ使いませんよという、簡単にその契約打切りということにならないような指導...全文を見る
○池口修次君 民間のことなんで直接は難しいんじゃないかということかもしれませんけれども、そうすると、民間の効率化に何で国が税金まで使ってやるんだというふうにもちょっと言いたくなるんですよね。  だから、確かに国が何かやるというのは難しいかもしれませんけれども、こういう形で物流拠...全文を見る
○池口修次君 すべての日本の流通のシステムがこれに変われば、まあ場合によっては三五%という例もあるようですから、三五%というふうに言えるのかもしれませんが、多分すべてがこう変わるわけじゃなくて、業者さんのアンケートでも、やっぱり小分けにした方がいいというところもあるようですから、...全文を見る
○池口修次君 今のお答えの中でも、日本の場合は一三%、諸外国の約半分という話がありましたように、私は、高速道路を、特にトラックは高速道路を走るということはこれはもう明らかにCO2が減るというのはこれは調査してもらえば分かる話ですので、今言った施策だけで本当に二〇から三〇になるのか...全文を見る
○池口修次君 四二%とか二四%では全く意味がないですよね、つながらないわけですから。これ大体いつぐらいに、それこそすべての放射状の高速道路をつなげる機能を持つような道路になるというのは、例えばこの首都圏でいうといつぐらいになるんですか。
○池口修次君 冒頭言いましたように、やっぱり温暖化対策というのは大変重要なことだという認識はもうすべての人の共通認識になっているんですが、一方で、高速道路が必要かどうかという議論は、これについては必ずしも共通認識になっていない。やっぱりこれは、温暖化対策ということのためにはやっぱ...全文を見る
○池口修次君 私も今までいろいろなところで支援措置をしてやっているというのは理解はしているんですが、これはいろいろ毎年の予算の時期になりますと、ちょっと増え過ぎ、増え過ぎたというか、減税額が大き過ぎるんで、ちょっとこれじゃいかぬのでちょっと基準をもう少し厳しくしようとか、これは必...全文を見る
○池口修次君 ありがとうございます。是非、努力をお願いを申し上げたいというふうに思います。  最後に、これも温暖化対策の一環だと思いますが、モーダルシフトについてお聞きをしたいというふうに思います。  モーダルシフト化率の現状について、今どうなっているのかというのをまずお聞き...全文を見る
○池口修次君 今説明にもありましたように、ここ数年減っているんですよね。これは、私はある意味やっぱり時代の流れの中で減っているんだろうというふうに思います。やっぱりトラック輸送というのは非常に機動性がいいわけで、今みたいなやっぱり時間を大事にした商売をしようとしますと、一番やっぱ...全文を見る
○池口修次君 私は、例えば鉄道であれば新しい路線を敷いて貨物専門でやればできると思いますが、これはもう膨大なお金が掛かるわけで、多分それは幾ら温暖化対策といえどもちょっとできない話かなというふうに思いますし、そうしますと、おのずと企業のボランタリーな中で企業に努力を求めるというこ...全文を見る
05月12日第162回国会 参議院 国土交通委員会 第16号
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○池口修次君 民主党・新緑風会の池口でございます。  今日は本法案についての質問を何点かさせていただきたいというふうに思いますが、火曜日に報告がありましたJR福知山線の事故につきましても私としてもちょっと聞いておきたいことがありますので、後半のところで質問をさせていただきますの...全文を見る
○池口修次君 私の認識も今言われたのとほぼ同認識でありまして、やっぱり日本は四方を海に囲まれておって、一方で貿易によってやっぱり立国をしていくというのはこれからもこの傾向は変わらないというふうに思いますので、貿易するといってもやっぱり飛行機で運ぶというのはコストが非常に掛かります...全文を見る
○池口修次君 その中で、今回の法案の中にFAL条約関連というのが二つ入っておりまして、一つは入出港届の様式の統一、それと夜間入港規制の廃止という二つのFAL条約関連の国内法の整備というのがあるということなんですが、ただ、FAL条約自体は既に一九六五年に採択をして六六年には日本も署...全文を見る
○池口修次君 今の御説明の中で、高い競争力があったんで批准の手続が少し手を掛けるのがしなかったというふうに受け止めるわけですが、今見ますと、先ほど言いましたように、極端にコンテナの取扱量でいうとこれだけ差が付いてしまっているということになりますと、そうすると、これだけが、FAL条...全文を見る
○池口修次君 外務省は確たる意見を持っていないということですが、調整をしたわけですよね。外務省が、これは外務省が主宰をして各省庁間の調整をして、これを批准をすべきか、ちょっとまだ早いかどうかというのを六十五回議論をしたみたいですが、したわけですよね。それは違いますか。
○池口修次君 確かに、平成十四年から六十回も議論を重ねたということでは大変な議論の上での中身ということですが、逆に言えば、平成十四年ですから、三十数年近くはほとんどこの中身については議論がしなかったということと、今回は、国土交通省関連でいうとこの二つの国内法の整備、様式の統一とい...全文を見る
○池口修次君 私は今回の、今回のというか、国際競争力が低下した原因はハード面、ソフト面、両方あると思いますので、FAL条約だけの問題ではないというふうに思いますが、ただ、やっぱりFAL条約のソフト面的にいえば、この夜間の入港ができないとかいうことで、もし、じゃ夜間に入るところは、...全文を見る
○池口修次君 じゃ、個別にお聞きをしますが、局長は先ほど末松委員の答弁に対して、三年から五年でコストを三割削減し、リードタイムを一日にする、これが今の東南アジアの主要な港のスタンダードなんでということで、それをやるんだと。  ただ、この杉山先生が指摘しているのは、三年前に議論し...全文を見る
○池口修次君 もう一つこの中で指摘がされておりまして、コンテナ船の超大型化というのはこれからも進むんじゃないかと。ただ、まあ一挙に進むかどうかというのはいろんな問題点があるんで、一挙に進むというふうに断定はしていないんですが、超大型船になると水深が十八メートル以上は必要になるとい...全文を見る
○池口修次君 最後に、ちょっと大臣の御見解をお聞きしたいんですが、私はやっぱり、今回の法案の中身なり今の議論をお聞きしましても、既に競争力が相対的にというか相当低下をしておるということに対して、その水準を現時点の他国のレベルに合わせるというための法律かなというふうに理解をしており...全文を見る
○池口修次君 今の大臣の認識で相当安心はしたわけですが、財政がないからといって必要なところの公共投資を渋って海外に企業が行ってしまったら、税金は日本に入ってこないわけですから、ますます財政が苦しくなるという悪循環になることも懸念されますから、是非必要なものはやっぱり国際競争を付け...全文を見る
○池口修次君 大臣の立場がありますので、この原因については現時点では言及ができないということは、それは私も理解をしておりますのでこれ以上は追及はしませんけれども、私はやっぱりいろいろ、この原因は、当初は何か、これは大臣も相当憤慨されましたが、JRが勝手に置き石説を唱えたということ...全文を見る
○池口修次君 そうすると、今の局長の認識ですと、この運転資格については何も問題ないというふうに説明だったんですが、そういうことでしょうか。
○池口修次君 もう一つ、運転ダイヤの問題もいろいろ今議論に上がっていまして、やっぱり余裕のないダイヤということをある意味回復をするっていうことは、民間の企業からいえば、乗り継ぎで遅れるとまた乗客の方から文句言われますからある程度の努力はするというのは一方では致し方ないというふうに...全文を見る
○池口修次君 答弁は要りませんけれども、届出をして、じゃ届け出たものをどういう形でチェックしてきたのかなというのが、今の答弁ですと何をチェックしたのかなというのが、ちょっと中身は実は分かりません。ただ、余りこれをやっていると時間、一番大事なところがちょっと聞けませんので。  も...全文を見る
○池口修次君 そうすると、今の御答弁ですと、今までは、信号を見落としたときに止めるような設備は付けなさいということをやったんだけれども、スピードについては特に何か指示は出していなかったというふうに理解をするわけですが、そういうことでしょうか。
○池口修次君 義務付けはしていないということは、これは事業者任せですから、付けるか付けないかというのは事業者の勝手と。事業者というのは、これは民間企業ですから、これは利益優先なんで、事故が起きなければ付けないんですよ。ということを放置していたというふうに……
○池口修次君 だって、そういう答弁でしたよ。
○池口修次君 確かに、プロであれば何も要らないんですよ、起きるわけないんですから、事故は。ただ、それでいいのかと、国は。いや、プロなんだから任していますということで本当にその国の責任を果たしていると。だから、プロであれば、これは鉄道局何やるんですか。鉄道局は何を認可すればいいのか...全文を見る
○池口修次君 もう時間になりましたので、その是非はまた別途議論してもらいたいんですが、明確になったのは、少なくとも今までの運輸省、国土交通省の感覚だと、信号を見落とす、これも実はプロはあり得ない話なんですよね。だから、プロが運転しているという前提に立てばそんなことはやる必要ないん...全文を見る
○池口修次君 終わります。
07月08日第162回国会 参議院 本会議 第29号
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○池口修次君 民主党の池口修次でございます。  冒頭、我が国におけるテロ防止対策について、急遽質問を追加させていただきます。  昨日、ロンドンで公共交通機関における無差別テロが発生しました。まずは、犠牲になられたイギリス国民の皆様に心より哀悼の意を表したいと思います。  一...全文を見る
07月21日第162回国会 参議院 国土交通委員会 第30号
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○池口修次君 民主党・新緑風会の池口でございます。  今、藤末さんの方から総括質問がされたんで、ちょっと場がもちません感じがしますが、民主党として今法案の最後の質問になろうかというふうに思いますので、是非お願いをしたいというふうに思います。  改めてということになるかもしれま...全文を見る
○池口修次君 そうしますと、その量的拡大を今までは志向してきましたというものに対して、この量的拡大を志向してきたということについて現時点でどういう見解をお持ちなのかというのをもう一回ちょっとはっきりさせてください。
○池口修次君 一方で、やっぱり公共事業、国土の開発ということなり保全なりにしても、やっぱり公共事業ということになるわけで、事公共事業に対して国民の持っている感じというのは、やっぱり無駄な公共事業が多いんじゃないかというような話もありますし、今のこの日本の借金の体質の中でこのまま続...全文を見る
○池口修次君 これだけに時間ちょっと掛けるわけにいかないので、ちょっともう一回、最後に大臣にお聞きしたいんですが。  この量、今までの量的拡大してきたものがやっぱり現状認識として限界が来ているんだという中で、量よりはもう質をねらった政策なのか、若しくは、いや、量もそこそこやって...全文を見る
○池口修次君 私も、その量的拡大を全くやめなきゃいかぬという今の日本の社会資本の状況かというと、私は必ずしもそうではないと思いますし、やっぱり必要なところはやっていかなきゃいけないというふうに思いますけれども。やっぱりトータルとしては、今の、多分人口も減っていく中で、税金がこれ以...全文を見る
○池口修次君 そうすると、これは国土交通省としてもこのデータ自体は理解をしているし、ということでよろしいんですね。
○池口修次君 ちょっと非常に何か、また何かよく分からなくて、はっきり言ってほしいんですが、国土交通省もこのデータについては、このデータの処理の仕方は、それは、これは内閣府がやったものですから立場が違うんで処理の仕方は多少あるんかなと、今の言い分からすると、あるんですが、データ自体...全文を見る
○池口修次君 これは内閣府の地域経済レポートというのの七ページからコピーしたもので、参考は国土交通省の建築着工統計による作成なんですから、これは、いや内閣府が勝手に作ったものじゃなくて、国土交通省としてもこのデータについては関与しているということをちょっと言っていただかないと、私...全文を見る
○池口修次君 ということで、この資料を見ていただくと、普通の人は何でこういうふうになっているのかなというふうに思いまして、一つの特徴は、九〇年、九一年のバブル以前の傾向とバブル以降の傾向というのは全く変わっているんですね。(「当然だよ」と呼ぶ者あり)ここのところをなぜ、当然だと言...全文を見る
○池口修次君 以上のような要因でって言いましたが、多分、今の説明でこれを理解できた人は、私は、少なくとも私は理解はできていないんです。  民間は、これははっきりしているんですよ。これはバブルのときに需要と供給の関係で一時的に上がって、ラインとしては別に下がっているわけじゃないで...全文を見る
○池口修次君 私は、個別にはそれは比べれば、同じものもあるんだろうし、違うものもあるんだろう。これは統計データですから、それを全部、同じものもあり、違うものもあり、それを統計的にやったものがこのデータだと思いますから、個別に比較したらどうかとかいうのは、この資料を説明する上では余...全文を見る
○池口修次君 私言いましたように、私の疑問は私だけの多分疑問じゃないというふうに思っています。これが公共事業に対するパッシングの大きな要因であるのは事実だと思います。だから、これに対してやっぱり国交省、八割をやっています、公共事業を所管している国土交通省はちゃんとした説明をしない...全文を見る
○池口修次君 この中部国際の実績については、立場によって見方はこれはあるのは、これは当然の話だというふうに思いますが、それは業界の方も大変だというふうに思います。  ただ、先ほど言いましたように、一方で、これだけが要因ではないんですが、やっぱりこれ、国民の負担がもし増えるという...全文を見る
○池口修次君 時間がなくなりましたので最後にちょっと一点だけお聞きをしたいんですが、私が本会議のときに談合問題等の質問の中で、国交省としてやっぱりコスト、公共事業のコストの問題をどうとらえているのかという質問の中で、大臣の答弁は、当然談合で独禁法違反が発生したら、これはペナルティ...全文を見る
○池口修次君 終わります。
10月04日第163回国会 参議院 予算委員会 第1号
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○池口修次君 民主党・新緑風会の池口でございます。  今年は幸運にも、一月の三十一日に総理に対して質問させていただきまして、二回目ということになります。大変な配慮だというふうに思っておりますが、私の今日の質問ということでは、まず最初は選挙、九月十一日の総選挙について、既に衆参の...全文を見る
○池口修次君 異例中の異例ということを本当に、まあ小泉総理の郵政民営化というのは信念かもしれませんが、それを使うために本当に、ある意味、私は日本の最高権力者だと思っていますから、最高権力者がこの異例中のことをやっていいのかなというのはあります。ただ、今お伺いしたのは、やっぱり今回...全文を見る
○池口修次君 私も、本来の意味を議論していくとそういうことになると思うんですが、じゃ、総理は本当に選挙期間中若しくは今回の所信表明でそういうことをおっしゃっていましたかということをお聞きをしたいんです。  ちょっと具体的に言いますが、総理は所信表明の中で、人数の問題、国家公務員...全文を見る
○池口修次君 私があえて聞いたのは、この人数の問題というのは、それは仕事の中身が違いますから、それに応じて人数も変わってくるんです。  ただ、この人数の問題をあえて言うということは何か意味があるんですかと。人数を減らしたいということを、じゃ減らしたときにどういう効果があるんだと...全文を見る
○池口修次君 じゃ、ちょっと麻生大臣にお聞きをしたいんですが、私は、公務員と一口に言ってもいろいろな雇用形態なり違いがあるというふうに思うんですが、今総理がおっしゃっている、若しくは所信表明でこの郵政公社の人と警察官若しくは自衛隊、外務省職員、これ全部同列で比較をしているんですが...全文を見る
○池口修次君 やじに答えなくても私が質問しますので、心配なく。  今、麻生大臣は、いや、公務員は国から給料もらっているということを言いましたが、事実でしょうか。
○池口修次君 今言われたように、私は、国家公務員といっても、仕事の仕方が違うというのもありますし、多分麻生大臣も国家公務員ですよね、違うというものもありますが、じゃ、その給料がどこから出ているかということが違うというところは、私は今回の議論で大変重要な議論だというふうに私は思って...全文を見る
○池口修次君 国家公務員かどうかという定義を聞いているんじゃなくて、本当に国家公務員が、今の総理の構造改革の議論というのは、やっぱり財政状況が厳しいので、やっぱりその人件費等も減らしていかなきゃいかぬということを言いながら、この公務員の人数を挙げていると思うんですよ。  その中...全文を見る
○池口修次君 そういう意味でいうと、日本郵政公社の人の給料というのはどこから出ているんですか。
○池口修次君 私は、ここのところを非常に総理は選挙期間中も含めて私はごまかししていると思うんですよ、意図的に。国民の皆さんに対して正確な情報を伝えないで、意図的に情報を流すということが本当に、最高権力者なんですから、そういう人がそういうことをやっていいのかということを今お聞きをし...全文を見る
○池口修次君 まあ選挙戦、戦いですから、分かりやすく説明をするということは大事ですし、これを別に私は否定するつもりはありません。ただ、本当に分かりやすさだけでいいのかと。事実を正確に伝えるということにも私はあるんだろうというふうに思っております。この点をもう一回ちょっと。
○池口修次君 私は、この点でいうと、公務員でなければできないのかという意味の中に、やっぱり公務員の人数も具体的に挙げていますから、公務員の、郵政公社の公務員の人数を減らすという意味合いも含めて言っているということでいえば、これは事実を伝えていないで私は言っているというふうに思って...全文を見る
○池口修次君 私は、この選挙が始まる前に自民党の候補者を決めるに当たって、総理の発言として、すべての小選挙区に郵政の賛成の人がいないと国民は投票できないじゃないかと、だから三百小選挙区に郵政の賛成の人を擁立したんだというふうに言いました。じゃ、その人が郵政賛成の人でそれ以外の人は...全文を見る
○池口修次君 私は、国民の意思はやっぱり投票、この人がどういう人に投票したかと。今回は郵政賛成か反対かの選挙だったんですから、そこで見るとすると、私は、議席はこれは自民党の議員の皆さんがたくさん増えたというのは事実でしょうが、郵政が民営化賛成か反対かというのはこれから審議を通じて...全文を見る
○池口修次君 確かに民意、国民が議員を選んだわけです。で、議員は国民の民意を代弁する人ですから、これからは法案の審議をして、これが可決をされればこの民意を反映したということになります。ただ、まだ審議始まっていませんから、選挙が終わった段階で民意がこうだということを決め付ける理由は...全文を見る
○池口修次君 ちょっと時間がありませんので、次の質問に移ります。  総理は、いろいろな政策決定をしますが、どこを目線として決めているのかということをお聞きをしたいというふうに思います。
○池口修次君 だから、国民の目線、国民の方に目線を向けていろいろ考えているのか、若しくは国会の中に目線を向けているのかというのをお聞きしたいと思います。
○池口修次君 私は、今回の郵政の問題と年金の問題で明らかに小泉総理の目線の向け方は変わってきていると、変わっているというふうに思います。  郵政は、国会で否決されたから国民の皆さんの意見を聞きたいということでありましたが、年金は、国民が反対にもかかわらず与党の賛成多数で可決をさ...全文を見る
○池口修次君 私が言っているのは、あるときは国民に聞く、あるときは国民が反対していても強行採決をすると、これが同じ理屈でやっているんですかということをお聞きしているんですが、同じ理屈なんですか。
○池口修次君 私、非常におかしい答弁だというふうに思います。あるときは国会の意思は民意を示してないので解散をするということは非常におかしいと思います。  もう一つだけ聞きます。総理は解散後の記者会見でガリレオ・ガリレイを例に例えましたが、あれはどういう意味でガリレオさんを例に出...全文を見る
○池口修次君 私は、ガリレオの論理というのは非常にふさわしくない例だというふうに実は思っています。ガリレオさんというのは、ローマ教皇庁、当時の最高権力のところですよね、そこがあなた意見変えなさいというふうに言って、変えさせられて、そのときに地球は動くと言ったのかどうかというのは、...全文を見る
○池口修次君 小泉総理が本当に趣旨、終始一貫したことを言っているのか、その時々において全く逆のことを言っているのかというのは、これはテレビの人が判断してもらいますので、私はこれ以上言いません。ただ、私は、今のことでも言っているように、ガリレオではなくてローマ教皇であるということは...全文を見る
○池口修次君 私も、やっぱり最終的な目的を一つに絞れば、国民生活をいかに豊かにするかというのが改革の目的でなければいけないというふうに思っております。  そういう意味で、ちょっと今日は資料として家計、日本の中の家計の状況がどうなっているかということを、資料を作らさせていただきま...全文を見る
○池口修次君 もう一方の資料をちょっと見ていただきたいんですが、これは家計の金融資産の保有高と貯蓄を保有していない世帯の割合を、これは日銀の金融広報中央委員会の資料です。  これを見てもらいますと、実は金融資産保有額を平均すると最近でも上がっております。ただ、一方で、更にこれ顕...全文を見る
○池口修次君 今、総務省の調査にけちが付いたんで、ちょっと総務大臣、あんたのところ間違っていますと言われましたが、それでよろしいですか。
○池口修次君 我々は、やっぱり政府以上のデータというのはなかなか取り得ませんので、やっぱり政府の資料に基づいて議論をさせていただきたいというふうに思っておりますし、その中で私が一番指摘したいのは、やっぱり可処分所得がどんどん下がっていますよと、小泉政権になっても。で、貯蓄を保有し...全文を見る
○池口修次君 私は、その可処分所得の問題について、下がっているという人と下がっていないという見解が二つ出ましたんで、是非これは、非常に大事な問題なんで、政府として正式な見解を求めたいと思いますが、委員長、よろしくお願いします。
○池口修次君 どういう統計でもよろしいんで、政府として、可処分所得が下がっているのか、下がっていないのか、これもうちゃんと総理が代表して、ちゃんと総理としてこの見解を聞きたいと思いますが。
○池口修次君 可処分所得について政府の見解がちゃんとしたものが出ていなければ、じゃ、国民生活を良くするなんという総理の構造改革の目的は、私は達成できないと思います。この点いかがでしょうか。
○池口修次君 是非この可処分所得の見方についての統一見解を政府として正式に出していただきたいというふうに思います。
○池口修次君 じゃ、最後の質問になりますが、道路特定財源について、選挙期間中はほとんど出なくて、所信表明でも総理の見解はなかったんですが、代表質問から急激にこの議論が出てきました。  私は大いに議論をすべきだろうというふうに思いますが、総理はどのような指示をだれにしたのか、この...全文を見る
○池口修次君 じゃ、担当大臣の中心であります財務大臣と国土交通大臣に、この道路特定財源についての御意見をお聞きをしたいと思います。
○池口修次君 私は、様々な議論をやっぱりすべきだというふうに思いますが、そこで、今の答弁でも出ていますが、やっぱりこれは、どうやって使うかということの前に、どうやって納めている人の理解が得られるのかというところを議論をしてもらうのが私は肝要だというふうに思いますし、実態として再来...全文を見る
○池口修次君 最後の質問になろうかと思いますが、政治と金の問題、前回もお話をさしていただきました。この点になりますと、総理はほとんど自分の意見は述べられないというのが今までの傾向ですが、今回、政治資金の報告を受けた段階で、ある派閥の金庫から十五億円がどうもなくなったんじゃないかと...全文を見る
○池口修次君 これはどういう金かということも含めてやっぱり調査をすべきだというふうに思いますし、私は予算委員会の中でも、この問題はやっぱり国民の不信のもとがやっぱりこのお金の問題になっておりますので、やっぱり参考人を含めた集中審議の場を設定を是非委員長にお願いしたいというふうに思...全文を見る
○池口修次君 終わります。
10月20日第163回国会 参議院 財政金融委員会 第2号
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○池口修次君 民主党・新緑風会の池口でございます。  財政金融委員会としては新人でございますので、ちょっと緊張をしておりますが、よろしくお願いをしたいというふうに思っております。(発言する者あり)ちょっとやじは余り、ほどほどにお願いします。  今日は特に谷垣大臣を中心に、予算...全文を見る
○池口修次君 ちょっともう一回今の点を少し聞きたいんですが、道路特定財源の基本方針ということは、予算は収入と支出があるわけですから、それは両方に係るということなのか。重ねて聞きたいのは、この基本方針というのは道路特定財源をどう使うかという基本方針だけなのか、それともやっぱり道路特...全文を見る
○池口修次君 そうしますと、総理の言い方からすると使途は含まれているんだろうということですが、やっぱり谷垣大臣としては、それは使途だけではなくてそれ以外の税制の元々のところも検討の中に入っているという受け止めをしていると。端的に言いますと、じゃ、今の税率なりのまま、若しくは、ここ...全文を見る
○池口修次君 それと、もう一点確認しておきたいのは、予算委員会なんかの答弁でも、やっぱりこれはユーザーの理解を得なきゃいけないということを答弁をされていまして、そのタイミングにもよって来年の年初からの予算編成に入ってくるものもあるでしょうし、もう少し遅れるのもあるでしょうが、その...全文を見る
○池口修次君 そうしますと、取りあえずは財政審と税調だということになりますと、そうすると決まってからユーザーの理解を得るということなのか、ユーザーの受益と負担ということでユーザーの理解を得なきゃいけないということをかなり答弁の中ではいろいろな方が強調されているんですが、この中には...全文を見る
○池口修次君 まあ、今この場で手続まで全部決めることはできないと思いますので、ここは今後の展開をまた別途お聞かせ願いたいと思いますが、是非、決まっちゃってからユーザーの理解を得るというのは私はなかなか難しいと思いますので、やっぱり、今までこれは、これから後ほど議論をさしていただき...全文を見る
○池口修次君 暫定税率のところまで今説明していただいたんですが、ちょっとこれ確認しておきたいのは、総理は暫定税率という言葉よりも暫定増税という言葉をちょっとここになって使い始めまして、今まではそういう暫定増税という言葉を使っていなかったんですが、その総理が使っている暫定増税という...全文を見る
○池口修次君 暫定税率については、結構頻繁にというか、何回か四十九年以降それぞれの項目が引き上がっております。これは、その引き上げた理由というのは、今少しお話にもありましたが、道路整備五か年計画の必要に応じてその暫定税率を引き上げてきたという理解でよろしいんでしょうかね。
○池口修次君 もう一つ、この税率の疑問なんですが、本則税率、この道路特定財源にかかわる諸税については本則税率があって、今言われた道路整備の必要量に応じて税率を少しずつ上げてきたと。ただ、本則があるわけですから、やっぱり本則税率はそれなりの意味合いが私はあるんで税率が決まったという...全文を見る
○池口修次君 そういう根拠なのかなというふうに思いますが、昭和四十九年に暫定税率を創設したときの説明で言うと、必ずしもこれは暫定税率は道路整備、道路財源の充実だけではないというのは説明のときは言っているんですよね。資源の節約なり消費の抑制、道路財源の充実等の観点から暫定税率を上げ...全文を見る
○池口修次君 私はやっぱり、今までもちょっと確認させていただきましたように、これはユーザーが道路を造るという観点で理解をして、そもそものこの道路の関係諸税を、自動車関係諸税をつくるというところにも、それは国民投票したわけじゃないですから賛成か反対かというのは難しいんですが、余り反...全文を見る
○池口修次君 今の大臣の発言で、私が、むしろ旗と私は言わなかったんですけれども、まあ大臣が言われた言葉で使わせてもらうと、むしろ旗を立てなかったのは今までということで、じゃ、今の置かれている環境で、いやこのままでもうむしろ旗を立てないというふうには全く私は思っておりません。私は、...全文を見る
○池口修次君 重ねて少しだけ言いますが、保有するだけで社会に負担は全く私は与えてないと思います。走ることで道路を傷めたり、それはCO2を発生したりしますが、所有をしてて負担は私は与えてないというふうに思っております。  で、アドバイスいただいているようですが、時間がありますので...全文を見る
○池口修次君 終わります。
10月25日第163回国会 参議院 国土交通委員会 第1号
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○池口修次君 民主党・新緑風会の池口でございます。  今、大江さんが大変な熱弁で、最後に高速道路の問題をやっていただきましたが、私の方からは今日は自動車関係諸税、特に道路財源を確保するという目的でつくられた自動車関係諸税の問題について何点か質問をさしていただきたいというふうに思...全文を見る
○池口修次君 もう少しちょっと深くお聞きしたいんですが、そうすると、北側大臣には総理から何らかの指示があったのか、若しくは「始め」の中に北側大臣が含まれちゃっているのか、そこをちょっと念押しをしたいんですが。
○池口修次君 何で私がこういう聞き方をしたかというと、私はこの問題に対して、ちょっと言い方はふさわしくないかもしれませんが、私はこの道路特定財源なり自動車関係諸税の第一債権者は納税者たる自動車ユーザーだというふうに思うんです。第二債権者は国土交通省だと思うんです。財務省は、まあ税...全文を見る
○池口修次君 私は、そこはもうちょっと大臣に頑張っていただきたいんですよ。だから、「財務大臣と国土交通大臣始め」であれば、これは私はそうかなというふうに思うんですが、やっぱり「財務大臣始め」の認識は私はないというふうに思うんです。  そういう意味で、ちょっと具体的に聞きますが、...全文を見る
○池口修次君 今局長から言われていますように、もしこの財政審と税制調査会で詰めて、最終的には閣議で基本方針は確認されるんでしょうが、詰めるところが財政審と税制調査会ということになりますと、そこが必要ないというふうに感じたら国土交通省は意見を陳述する場がないんですよね。
○池口修次君 というふうにおっしゃいますが、ただ基本方針を年内に出すって言っているんですよね。基本方針は、当たり障りのない基本方針ということはないというふうに思うんですよね。そうすると、財務省は財政審と税制調査会を中心に詰めていくというふうにどうも考えているようですが、そうすると...全文を見る
○池口修次君 財務省だけでというふうに言われますけれども、どうも聞いている話ですとそういう流れになっているんで、私はそれでいいとは思わないんで、国土交通省はもう少しやっぱりそれなりの意見を、先ほど局長が言われたように、財政審とか税制調査会は必要に応じて呼ばれると、彼らが必要を感じ...全文を見る
○池口修次君 国土交通省としては頑張るんだという中に、やっぱりユーザーの意見が、理解が大事だということも含めて国土交通省として頑張るという意思表明でよろしいんですか。
○池口修次君 大臣の決意はお聞きしたんですが、ただ、ややもすると、やっぱり基本方針が固まってしまうと、基本方針を一字たりとも変えないというお二人ぐらいの人がおりますので、やっぱりそこが私は一番大事だというふうに思いますし、時間がそんなにないんで本当に大丈夫なのかなと。もう勝手に決...全文を見る
○池口修次君 是非頑張っていただきたいというふうに思いますし、少し用意した質問を時間の関係で変えますが、変えますというか、順番を変えさせてもらいますが。  私は、やっぱり今のこの道路特定財源というか、ある意味、財源問題でいうと、今まで小泉政権、本来は、この税というのは道路整備の...全文を見る
○池口修次君 五か年計画で決まっているということであれば、この五か年間の最初は多分五か年計画どおり整備するんでしょうね。  ただ、今の状況は、ちょっと言い方、失礼な言い方になるかもしれませんが、この道路特定財源として集めたお金をどうやって使おうかということで四苦八苦しているんじ...全文を見る
○池口修次君 今までずっと話をさせていただいていますように、やっぱり今のまま使途だけ変えて一般財源化するということはとてもユーザーの理解が得られる話ではないということですし、これはある意味、法律の趣旨からいってもとてもこれは許されるべき話ではないということが一つですし、私は今のユ...全文を見る
○池口修次君 多分、比較の仕方というのはいろいろな仕方がありますので、比較の仕方によっては日本の方が高くなったり日本の方が安くなったり、あるのは私も理解をしています。  多分、大臣が持たれているのは財務省ペースで作られた資料かなと。財務省の資料で一番問題は保有年数なんです。保有...全文を見る
○池口修次君 私は、ほかの車もあるかもしれぬということですが、ほかでもやっぱり地方の方が私は多いというふうに思います。ただ、法人が持っているものは、これは当然都市、首都圏の方が多いんですが、法人が持っているというのは、これは家庭の負担じゃないですから、私はそこは除いてもいいという...全文を見る