池田克也

いけだかつや



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開催日 会議名 発言
02月25日第80回国会 衆議院 文教委員会 第2号
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○池田(克)委員 私、本委員会で初めて質問をさせていただくわけでございまして、委員長初め答弁をいただく大臣また政府委員の各位、さらには同僚の委員諸兄の方々に、ふなれのため御迷惑をおかけすることがあるかもしれません。そうした点、よろしくお願いをしたいと思います。  最初に、先ほど...全文を見る
○池田(克)委員 新しいキャッチフレーズはない、こうおっしゃるのでございますが、私、所信表明を拝見いたしまして、一番最初のページの四行目でございますが、「わが国の学校教育は、着実な普及発展を遂げ、今日のわが国経済社会の礎を培ってまいりました。」こうおっしゃっておられるわけでありま...全文を見る
○池田(克)委員 私、四頭立ての馬車につけ加えるものがないかと伺った一つは、従来、入試地獄というものは大体大学入試ということに焦点がしぼられていたような感がするわけであります。ですから、この四頭立ての馬車の中にも、国立大学協会がいわゆる共通学力テストという形での一つの改善策をうた...全文を見る
○池田(克)委員 一体いつになったら大学入試の地獄状態が解消されるのか。ちょうどいま春の受験シーズンです。親の身にしますと、先行き五年先、十年先変わるかもしれないけれども、いま自分の子供をどこの学校へ入れれば一番有利なのか、これが非常に重要な問題です。ですから切実であって、いま大...全文を見る
○池田(克)委員 五十四年に一次試験の共通テストが行われる、これはわれわれも報道で承知をしておるわけです。ところが、いわゆるお母さんたちの素朴な感情は、この一次試験をやったってまた昔の進適みたいなもので、二次試験、ここでもってやはりふるわれる、場合によっては、一次試験のマークシー...全文を見る
○池田(克)委員 いま伺いますと、共通テストあるいは調査書の活用によって緩和する、ところが現実に調査書の重視というのは現在でもかなり叫ばれております。じゃあどうなっているかといいますと、調査書が重要視されていることによって、逆に、おまえはこういう状態なんで、調査書はこういう内容だ...全文を見る
○池田(克)委員 アピールを何とか私はお願いしたい。これは繰り返すようですけれども、教育の場合はいま大体十六年間、小、中、高、大学、大変長い間教育に投資をしている。このために国民は食べる物を詰め、アルバイトをし、奥さんは内職をして一生懸命子供の教育につぎ込んでいる。後から触れます...全文を見る
○池田(克)委員 再三お伺いをするのですが、アピールについては明快な御答弁をいただけない。五年でできればなお結構だと思います。  そこで、きょうは私は塾の問題について、先ほどもお話が出ておりましたが、若干これから触れたいと思います。  その前に、いろいろな塾の実情を調べてみま...全文を見る
○池田(克)委員 いま御答弁がございましたように、国立大学の付属の中学、高校というのは、教員を養成する大学あるいは教育を研究する課程の大学の機関として日常の授業を行い参考にするということだと私は理解しているわけです。そうであるならば、勉強のできるお子さん、できないお子さん、いろい...全文を見る
○池田(克)委員 いま、四十四年にそうした建議があったと伺いましたが、もうすでに八年を経過しているわけですね。この建議というものは、一体時間的に限るというのは、どの程度拘束性があるのかどうか私知りませんが、四十四年に何とかしろという建議があって、八年たってまだそれが何ともならない...全文を見る
○池田(克)委員 ですから、先ほど大臣が五年もあれは何とかなる——私十年と申し上げたのですが、大臣は五年とおっしゃるのです。それは大変結構なことなんですが、私はあちらこちらにこういう問題があるのじゃないかと思うのですね。一遍この中学、高校の受験についてのさまざまな情報を大臣のとこ...全文を見る
○池田(克)委員 いまの問題と若干関係はありますが、教育大学の付属駒場に関してですが、これは、筑波に大学が今度移る、こういうことと関連してどういう処置がなされるのか、ちょっと参考までにお伺いをさしていただきたいと思います。
○池田(克)委員 そうじゃありません。ちょっと質問が誤解されたので補足しますが、教育大学附属駒場高校という高校がございます。これは農学部の付属ということで出発をしていたのだと思いますが、教育大学の農学部そのものは筑波大学に伴って移転をする、こういうわけです。ですから設立の趣旨から...全文を見る
○池田(克)委員 わかりました。  さて、塾の問題に入るわけでございますが、先ほどの他の委員からの御質問にも出ております。塾にもいろいろございますが、塾という問題が社会問題化しております。文部省でそれを担当される部局というのはどういうところなんでしょうか。大臣ひとつ。
○池田(克)委員 その調査の話は後からするのですが、塾というものが今日社会に存在をする、そこで子供たちの教育ということを扱っている。これは少ない数じゃないのです。今日、受験を目指す子供だけでございませんで、いわゆる補習塾というものもあるのです。先ほども塾の俗っぽい話が出ておりまし...全文を見る
○池田(克)委員 どういう部局があるか、これは何も部局がある、なしということを私はあえて責めるわけではございません。しかし、何もいまに始まったことではないのです。この塾の問題は。ここに「首都圏有名進学塾年鑑」こういうのが出ています。これは首部圏だけです。全国に及べば相当な数の塾の...全文を見る
○池田(克)委員 調査は確かになされております。私が手にいたしました調査票の控えもございますが、五十一年の九月十日までにと、十一月十五日までにそれぞれ文部省に提出をすると、こういう状態でございまして、この調査の調査票は集まっていると思います。集計の段階だと思うのでありますが、私、...全文を見る
○池田(克)委員 ぜひ、この費用等もお調べいただいて、後ほどで結構ですからお出しいただきたいと思う。七百万という金額は決して安い金額じゃございません。やはりこれは国費でございまして、有効に使われなければならない。まあ六日のアヤメ十日の菊ということもありますけれども、去年の塾の実態...全文を見る
○池田(克)委員 この塾の実態は文部省がいま調べていらっしゃる。私はずいぶんとなまぬるい話だなと正直言って思うわけであります。  実情を若干、私ここで御披露するのもなんですが、首都圏における塾の年鑑がありましたので、私一応の表をまとめてみました。  これによりますと、小学校の...全文を見る
○池田(克)委員 これは私、前もって申し上げてなかったのでお出しいただかなくても結構でございます。  私どもの方で調べましたのによりますと、教育関係費これは総理府の統計でございますが、家計調査年報、昭和五十年でございますが、一年間で十万七百円、四十九年と比べてみますと名目で二七...全文を見る
○池田(克)委員 塾の実態を改める方向でと大臣おっしゃるので、私は期待をしたいと思いますが、もう一つ状況として、医科系の大学を目指すための、またその高校へ入るための中学の塾、こういうのがあるのですね。しかも月謝十五万円。ある例では、佐世保のあるお医者さんのお子さんが毎土曜日に飛行...全文を見る
○池田(克)委員 塾の問題はいま申し上げたような状況を御要望しまして、問題を移します。  教育大学の農学部跡地の問題でございます。  最初にお伺いしたいのは、東京の目黒区駒場というところにありますが、筑波大学ができましたことによって、この農学部も移転をすると言われておりますが...全文を見る
○池田(克)委員 そうなりますと、五十三年の三月、ぴしゃっとということじゃないかもしれませんが、その前後にということで理解をさせていただきます。  跡地ができるわけでございますが、この処理はどのようにお考えになっていらっしゃるのでしょうか。
○池田(克)委員 そういたしますと、五十三年の三月に学校が移転をして跡地ができる、それは大蔵省の方で処分をする、それについて審議会に諮問している、こういう状態なわけですね。いまのところ何も決まってない、このように考えていいのでしょうか。
○池田(克)委員 この問題について地元がいろいろな考え方を持っているわけでございます。公園にしてほしい、都立高校にしたい、そうした希望が出ているわけですが、大蔵省としてはそれを御承知でございましょうか。
○池田(克)委員 先ほど文部省からそれを入試センターに使いたいという要望があるというお話を伺いましたが、その要望と地元の住民や東京都が要望しているのと、比重は大蔵省としてはどういうふうにお考えなのですか。五分五分で考えていらっしゃるのか、文部省の方を先に考えておるのか、その辺をお...全文を見る
○池田(克)委員 今度は文部省にお伺いいたしますが、大学入試センターの予算が十二億九千万円今度はついたということでございますが、これで何をお買いになるのか、お伺いします。内訳でございます。
○池田(克)委員 マークリーダーというのは機械ですね。そのレンタル料をお払いになるというのですから、その機械をどこかに据えつけなくちゃならないと思うのですね。ところが、いま大蔵省に伺いますと、駒場の教育大農学部跡地はどこにもまだ決まってないということですが、これはどこへお据えつけ...全文を見る
○池田(克)委員 暫定的にとおっしゃるのですが、マークリーダーとかそういう機械を据えつけて、そう暫定的にというものでもないと思うのです。ですから、先ほど、教育大農学部は移転する、移転した跡は白紙の状態だと言われながら、文部省に対しては前の関係で使わせるというのであれば、それはまた...全文を見る
○池田(克)委員 大蔵省はどうなんでしょうか。その使用問題については白紙だと言われながら、いつの間にかそこへ入っていかれるような形跡に見受けるのですが、どんなもんでしょう。
○池田(克)委員 先取りじゃないと言われるのですね。しかし、この土地問題は、そこに一つ施設をつくって機械を据えつけるというのは容易なことじゃない。それで機械をどこかへ動かすとなれば、また金がかかるのです。何の金でやるかといえば、国の金でやることになるのです。確かに文部省はそこがい...全文を見る
○池田(克)委員 ですから、私納得できないというのは、大蔵省に処分が移されて、そうして審議会にかけられているというのでしょう。その審議会にいろいろな意見が出ている。いま確かに佐野さんおっしゃるように、文部省として熱望していることはわかります。けれどもほかに熱望しているところもある...全文を見る
○池田(克)委員 どうも納得できない話ですが、ちょっと時間がございませんので、また後の機会にこの問題に触れさせていただきたいと思います。  最後の質問になりますが、図書館の問題でございます。総合的な図書館というのはいろいろとございますが、私きょう取り上げたい問題は、日本の文化を...全文を見る
○池田(克)委員 私、時間が余りありませんので、急いでお話をさせていただきますが、大宅文庫という大宅壮一さんの残された資料をもとにした文庫がございます。これは後ほど大臣のお考えも伺いたいと思いますが、現在雑誌の資料を専門にここは集めているわけであります。国立の国会図書館、これは国...全文を見る
○池田(克)委員 確かに、雑誌というのは非常に種類も多いし、また単行本と違いまして、見出し一本でそっくりわかるというものではありません。何ページかに記事があって見出しがついている。しかし、この雑誌というのは、風俗、国民の生活というものを研究するのに大変有効なものですね。むしろ単行...全文を見る
○池田(克)委員 最後になります。時間がございませんので一言だけお伺いをしたいと思います。  先日予算委員会で新自由クラブの西岡幹事長から国立大学の昼夜開講の問題が出されておりました。文部大臣も大変前向きのような御答弁を私印象として受けたわけでございます。今日新聞にも勤労者の大...全文を見る
○池田(克)委員 いま前向きにという御答弁がございました。この勤労者のための大学、特に国立大学、現在七つ、八つ、第二部も開学されているようでございますが、ぜひこれを充実していただきたい。  数々まだ問題もございますが、時間が参りましたので、そのことを要望して、私の質問を終わらし...全文を見る
03月11日第80回国会 衆議院 予算委員会第一分科会 第1号
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○池田(克)分科員 いまの予算の編成の中でいろいろ議論が出ております公共事業かあるいは一兆円の減税かという問題が取り上げられたわけですが、公共事業を強く政府は推進されているわけでございます。道路あるいは下水道等、これからこういうような工事をどんどん始めていくにつれまして、当然公害...全文を見る
○池田(克)分科員 環境庁長官が所信表明の中で、「自動車、航空機、新幹線鉄道などに起因する各種の交通公害対策の拡充強化に努めるとともに、」云々、こういうような表現をしていらっしゃる。いまアセスメントの話が出ましたが、先ほどの中村委員の御質問等を伺っておりましても、正直言って環境庁...全文を見る
○池田(克)分科員 いま勧告権の問題が出ました。長官詳しく御存じないということであれば、政府委員の方でも結構なのでありますが、いままで道路の騒音、振動に関して伝家の宝刀と言われる勧告権というのが何回出されているのでしょうか。
○池田(克)分科員 道路について勧告権がまだ出されていない。伝家の宝刀というものをお持ちなのですから、この切れ味を長官の時代にひとつ試していただきたいと思うわけなんです。  私、きょうお伺いしたいのは環状七号線の問題でございます。  もうすでにマスコミにも取り上げられ、環状七...全文を見る
○池田(克)分科員 いま長官の御意見を伺ったのですが、何らかの手を打ったかどうかという問題について、政府委員の方からお伺いしたいと思います。
○池田(克)分科員 確かに立法措置は結構だと思うのです。しかし、法によって果たして状況が改善されて住民が喜んでいるかどうか。これは、いまお話がありましたように、道路管理者あるいはまた地域住民を預かる、東京の場合、東京都あるいは区でございます。その行政の担当者が非常に頭を痛めている...全文を見る
○池田(克)分科員 遅々たる歩みでチェックはしていらっしゃると、こういう状態なのですが、住民の感情は、非常にやりきれないという状況でございます。  そこで、東京都が世田谷区からの要望を受けて、住民を何とかして騒音、振動から守ろうということで提案をしたことがございます。これは東京...全文を見る
○池田(克)分科員 その内容は、十四カ所、環七のわりと幅の広い地域につきまして歩道を広げる、車線が狭まることになるわけでございますが、広いわけでございます。何とか交通の方もやっていけるという判断を警視庁がいたしまして、そこに樹木を植える、あるいは何らかの対策を講じて、住宅あるいは...全文を見る
○池田(克)分科員 十四カ所もうぎりぎりのところを東京都が提案をした。環境庁としては手足を持たないと言われる。最後の勧告権がおありなんでしょうが、都と協議をしておると橋本局長さんもおっしゃっておられました。協議をしてといっで、都がぎりぎりいっぱい案を出した。しかし、建設省がそれは...全文を見る
○池田(克)分科員 財源のお話が出ましたので、私が聞いた話では、約三億に近い予算が当初ついた。それが指定変更になって、一億三千万に変更されている。つまり、予算が削られたというようないきさつがあるそうでございますが、その事実があったかどうか、建設省の方からお伺いをしたいと思います。
○池田(克)分科員 事実関係だけ聞かしてください。三億が一億三千万に減ったと言われる、そのことがあったかどうか。
○池田(克)分科員 時間がないので、それがあったかどうかだけ聞かしてください。
○池田(克)分科員 ですから、指定変更したんですか、しないんですか。
○池田(克)分科員 それに関しては。
○池田(克)分科員 それが指定変更したんですか。
○池田(克)分科員 時間がありませんので、この問題余り詰められませんけれども、長官お聞きのとおり、ぎりぎりいっぱい十四カ所何とかしたいという都の案に対して、もっとほかがいいと言う。これは議論がおありでしょう。確かに環七を緩和するためには、外郭環状線を整備した方がいい、こういうお考...全文を見る
○池田(克)分科員 これは重大な長官の御発言でございます。外郭環状線につきましては、いろいろと議論もあります。私、先ごろから申し上げているのは、住民感情という問題、これはこれからの環境行政をやっていくのにどうしてもくみ取っていかなければならない重大な問題だと思うのです。私が申し上...全文を見る
○池田(克)分科員 終わります。
03月15日第80回国会 衆議院 予算委員会第四分科会 第4号
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○池田(克)分科員 私は、通産大臣に、プロパンガスに関する事故の問題についてお伺いをしたいと思います。  御承知のとおり、三月十二日に横浜市の港南区で大きなマンションがプロパンによる爆発事故を起こしました。ことしになってからでも、一月四日に江戸川区のマンションで十一人の重軽傷者...全文を見る
○池田(克)分科員 注意や意見を聞きたいと大臣は喜んでいらっしゃったというお話でございますが、この問題に関しては非常に急を要するのじゃないか。これはデータですので局長さんもしくは政府委員の方からで結構ですが、この数年間、家庭用のプロパンガスはどのくらいの数で売れてきているのか、あ...全文を見る
○池田(克)分科員 同様に、いわゆるガス、都市ガスを使っておられる家庭のデータがわかりましたら、最終の、現時点におけるものだけで結構でございます。
○池田(克)分科員 いわゆる都市ガスが千三百万、プロパンガスが千七百万、プロパンガスの普及というものははるかに大きくなって、今日の家庭用のエネルギーの主役を占めている、こういう状態でございます。  しからば年間の事故件数ですが、できればプロパンガスといわゆるガスを対比してみたい...全文を見る
○池田(克)分科員 いま伺いますとプロパンの方が、これは使っている家庭が多いんだからということもありましょうが、約五百対百四十ということでございます。しからば、プロパンが危ないからと言っても、ないところはどうにもならないのですね。つまりほかにかわるものがない。じゃ、炭がいいか練炭...全文を見る
○池田(克)分科員 消費者のミスが七〇%、こういう状態で、調べた結果はそうなるのでしょうが、火元は確かにミスを犯している。しかし昨今の報道を見ますと、火元におけるミスによって周りが本当に思いもかけない、寝ている最中に物が吹っ飛んでしまう、けがをする、亡くなっている件数もあるわけで...全文を見る
○池田(克)分科員 通産省の方もいろいろ手を打っておられるのでしょうが、消防庁お見えになっておられますか。――消防庁は現実に事故が起きれば始末をしなければならない、これまた大変な手数がかかるわけです。地方自治体、町村で消防の活動が行われているわけですが、このプロパンガスの事故対策...全文を見る
○池田(克)分科員 いま大臣から、審議会に諮問をして検討さしておる、こういうお話でございました。調べてみますと、このプロパンの事故というのはどうも一月、二月というような冬のシーズンにわりと集まっている感じを持つわけであります。したがって、そうした審議会の答申を得、対策をお立てにな...全文を見る
○池田(克)分科員 先ほど局長の方からの答弁の中で、普及に努める、こういうお話がございました。確かに消費者ミス、こういう問題を見てみますと、いわゆる知識が足りないということがずいぶんと感ぜられます。大都市の周辺におきましては、従来は都市ガスを使っていた、その方々がプロパンガスを新...全文を見る
○池田(克)分科員 研究施設をおつくりになって原因の究明をするということと普及をするということとは違うと私は思うのです。いまお伺いしたのは普及に関する予算です。純粋に普及に関する予算ということになりますと五千二百万円というお答えであります。千七百万軒が使っているプロパンガスの事故...全文を見る
○池田(克)分科員 大臣が努力されるというので、それ以上この問題は深く追っかけないことにしたいと思いますけれども、なお一つお伺いをしたいのでありますが、今回この問題について五千二百万と伺いました。その内訳をぜひ聞かしていただきたいと思うのです。
○池田(克)分科員 テレビが四千二百万、非常に少ないということを指摘させていただきたいと思います。今日、民放の時間の枠から考えますと、余りにも少ない。小さな商品を売るだけでも四千万、一億、金をかけている業者はいっぱいおります。本当にこの問題について、私は時間がありませんので追っか...全文を見る
○池田(克)分科員 文部省見えていますでしょうか。――いま通産省の局長の方から、文部省にLPガス保安のための普及教育の協力を強く強く要求をしている、こういうことでございまして、文部省はこれについて受け入れるおつもりなんでしょうか。
○池田(克)分科員 昭和五十年の三月十八日、ちょうど二年前です、社会党の佐野進さんがこの問題を聞いております。そして「関係業界とも協力いたしまして学校の教育用の副読本にこれを採用していただく、それから学校等に壁新聞を張っていただくとか、それからポスターを張っていただくということで...全文を見る
○池田(克)分科員 学校教育で取り上げられる、いまでもやっていらっしゃるということでございますが、いま予算がついておりまして非常に少ない額でございます。何か先生方を夏に集めて講習をする、こういうようなことを通産省の方で計画をされていらっしゃるのですが、そのとおりでしょうか。
○池田(克)分科員 それは第何回目の講習なんでしょうか。
○池田(克)分科員 おかしいじゃありませんか。文部省はもう家庭科の中でその問題を取り上げているという返答だ。通産省はいまから先生方に話を始める、そうなってまいりますと、文部省は勝手にやっていたのか、通産省との連携はことし初めてなんでしょうか。
○池田(克)分科員 先生方に話をしないでどうやって学校は教えるのでしょうか。私は、その問題はやっていらっしゃるのですから何も文部省を責めるつもりはありません。今回初めて予算がついたことも、ないよりはましだと思います。しかし、二年前に本院の委員会で取り上げられている問題が、二年も後...全文を見る
○池田(克)分科員 いま大臣から政府の広報予算を増してもらって広報、普及に努める、こういうことでございますので、ぜひそれをお願いしたい。  いま私お伺いしたマスコミ等に協力を求めるお考えはないでしょうか。
○池田(克)分科員 時間が大変乏しい中でのお話でございまして、本当に五千二百万というこれだけの広報予算で千七百万人、家族を入れればもっとでございますが、これだけの命を救えるか、業界に余りおんぶし過ぎているんじゃないか。確かに業界のセールスをされる零細な企業、その企業から売るたびご...全文を見る
04月06日第80回国会 衆議院 文教委員会入試問題に関する小委員会 第4号
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○池田(克)小委員 きょう私午後から参りましたのでダブるかもしれませんが、一言だけ。  社会的問題になっております入試地獄の解消という問題で私、委員会で文部大臣に何年ぐらいのめどでこれを解決するおつもりかと質問いたしまして、文部大臣は五年ということをおっしゃって、昭和五十四年の...全文を見る
04月13日第80回国会 衆議院 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第6号
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○池田(克)委員 公明党の池田でございます。  きょうは、ロッキード事件の真相を解明する、こういうことで証人においでいただいていると思うのですが、国民がこの事件に疑惑を抱いている。それは確かにコーチャン回想録の中に出てくる十月五日の電話というのが一つの焦点かもしれませんが、その...全文を見る
○池田(克)委員 この問題は、ロッキード事件をめぐる一つのグルントとして御承知いただきたいのですが、実は、ある週刊誌でございますが、萩原吉太郎氏の特別寄稿が載せられております。(発言する者あり)週刊誌にもいろいろありましょう。この萩原吉太郎氏の手記の中で、「あのとき中曽根は、田中...全文を見る
○池田(克)委員 萩原氏がこのように公にしていらっしゃること、しかし証人はこれを受け取っていらっしゃらない、こういうことでありますので、このことはまた別の機会に明らかにしなければならないと思うのです。(発言する者あり)
○池田(克)委員 証人は、殖産住宅の東郷社長と近しい、このようにいろんな方面で公表されておりますし、けさもお話が出ましたが、東郷社長と現在どういうような御関係でいらっしゃるのでしょうか。
○池田(克)委員 この殖産住宅の裁判が三月三十一日に公判を迎えたわけであります。この中で中曽根証人のことについて幾つかの指摘が出たわけであります。私は、いろいろと表をつくって時間的なつながりぐあいを調べてみたわけでありますが、昭和四十七年の十月の五日、いわゆるコーチャンが電話をか...全文を見る
○池田(克)委員 その日にちが近いということ、そしてまたその金が要らないということでお金が入ってない。私もいろいろ調べておるうちに、何かはかからお金が入ってきて急にそのお金が要らなくなったのじゃないかな、当時総選挙も近いという時期でございました、そういう点で私は、重ねてその事件と...全文を見る
○池田(克)委員 要するに、派閥というものがお金を要する、先ほど来ここに出てまいりました萩原さんのお話もありますけれども、結局、そういう絡みの中で、株の操作、そこに選挙資金を見出す、そういうような活動をしてくる、この活動の集積の中にいわゆるフィクサーと言われるような児玉氏の存在が...全文を見る
○池田(克)委員 こういうようないきさつを伺っておりますと、やはり何かあるという、そういうような一般国民の気持ちというものが出てくる。(発言する者あり)
○池田(克)委員 いまお話が出ました問題でも、たとえば株の乗っ取り、殖産住宅を乗っ取ろうとしているようなそういう動きがあった、ここではその名前は私は差し控えますが、その人は日本電建の関係の方であった、こういうことを私たち調べているうちに出てまいりますと、当然そこに小佐野氏との関係...全文を見る
○池田(克)委員 先ほど伺った萩原氏のお金の問題は、もう一遍重ねてお伺いをしますけれども、受け取っていらっしゃらないのですね。
○池田(克)委員 そうしますと、ここに載せられている手記はいいかげんなものである、こう考えていいのでしょうか。
○池田(克)委員 終わります。(発言する者あり)
04月22日第80回国会 衆議院 文教委員会入試問題に関する小委員会 第5号
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○池田(克)小委員 三つばかりお伺いしたいと思うのです。  この委員会でも、ほどんどの皆さん方から足切りはやるべきではないという御意見が出ておりました。ここに四月九日の毎日新聞で一覧になっているのがあるのですが、すでにこの段階で足切りをやるという大学が九つ出ております。従来足切...全文を見る
○池田(克)小委員 施設の問題は……。
○池田(克)小委員 関連で一つだけ。  いまの加藤先生のお話を伺っておりまして、論文というものがいまの社会に欠けている、それを課することによって社会全体の方向というものを正したい、私もそのことは決して否定はしません。しかし、いまの入試というものが抱えている目標が、負担の軽減とい...全文を見る
○池田(克)小委員 一つだけ、済みません。いまの施設で印刷はするのでしょうか。
05月11日第80回国会 衆議院 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第9号
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○池田(克)委員 証人は、昭和五十一年の十月七日、公判の法廷で検事側から出た文書、メモと言ってもいいかもしれませんが、それをごらんになった御記憶がおありでしょうか。
○池田(克)委員 一枚の紙でございます。ここにコピーがございますが、委員長、お許しいただければ証人にお見せしたいと思います。——いかがでしょうか。それはごらんになったことがおありでしょうか。
○池田(克)委員 この文書は、中に小佐野、中曽根、長田、戸栗というふうに、この問題を解明していく上に大変重要な名前が出てくるわけであります。私は、全貌を知るために、この問題、この文書に従って順を追ってお伺いしたいと思います。  証人は、八月三十日百万株の代金ができて中曽根氏に請...全文を見る
○池田(克)委員 このメモをごらんいただきたいのですが、この八月三十日の欄に、「小佐野三〇〇万株、円に八〇〇〜八五〇」、こういう記述がございます。これについて証人はどのようにお考えになっていらっしゃるか、お答えいただきたいと思います。
○池田(克)委員 つまり二十五億と言われた金が二十九日から三十一日というふうに出ております。中曽根二十五億、小佐野八百円から八百五十円、三百万株、これはいま類推がむずかしいと言われますが、小佐野筋からお金が出るというふうにもお話があったと思いますけれども、戸栗、小佐野、こういう関...全文を見る
○池田(克)委員 その下の欄に「暑中見舞、長田‐中曽根、一、〇〇〇万」こういう記述がございます。この長田という方はどういう方でしょうか。
○池田(克)委員 そういたしますと、時間がありませんので先に進みますが、「三月二十日、役員会、森谷さん‐辞表、高千穂、衣笠」一本線が引いてありまして「東郷対衣笠、中曽根」東郷向けの矢印で「注意する」こういう記述がございます。これはどういうふうな意味なんでしょうか。
○池田(克)委員 三月二十日の役員会というのは、先ほどの「河庄」のことと考えられませんか。
○池田(克)委員 「東郷対衣笠、中曽根、注意する」この記述についてでありますが、「千代新」の三月二十日、順を追っての欄でありますが、このときに証人は、中曽根さん、そしてまたそこに児玉が来ていたわけでありますが、あなたが何か問い詰められた、むしろあなたのことについて聞かれた、こうい...全文を見る
○池田(克)委員 東郷さんが問われたわけですね。
○池田(克)委員 時間がありませんので、私、最後の考え方を述べて、証人のお答えをいただきたいのでありますが、このメモによると、「東郷対衣笠」——衣笠という人は反東郷派の動きをしていた人だと思います。いわゆる中曽根さんが東郷さんに注意をする。本来ならば、親友ですから、衣笠氏に注意を...全文を見る
○池田(克)委員 このメモについていま証人からお話があったように、公判廷に出てきたものでありますが、当委員会におきまして、検察庁がどこからこれを押収したのか、またこの筆跡は一体だれであるのか、ぜひお調べいただいて、この中に出てくる記述は、本件を分析し、真相を解明していく上にきわめ...全文を見る
○池田(克)委員 終わります。
11月01日第82回国会 衆議院 文教委員会入試問題に関する小委員会 第1号
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○池田(克)小委員 いま鍛冶委員からお話しした問題は非常に大事なところなんですね。御要望が出ていますか、御要望が入れられなければ過重になるんですね。これははっきりしていただきたい。
11月11日第82回国会 衆議院 文教委員会 第2号
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○池田(克)委員 質問のテーマに入る前に、きのうの新聞で報ぜられました中央大学の入試問題漏洩事件についてお伺いをしたいと思います。  新聞に伝えられるようなこういう事件は事実あったのでしょうか。大学局長からお伺いしたいと思います。
○池田(克)委員 以前にも慶応大学でこうした不正事件があって、社会を騒がせました。     〔委員長退席、藤波委員長代理着席〕 先ほど来新しい医科系大学の問題が出ておりますが、こういう名門校と言われる有力大学において相次いで入試問題の漏洩というのは、非常に大きなショックを若い...全文を見る
○池田(克)委員 いま御答弁がありましたけれども、結局、私大側が一生懸命やる、特に水際で食いとめられた、こういうお話でございますが、食いとめられて不正が未遂に終わった、こういうことでありますけれども、問題は、その学生が入らなかったからいいということではないと思うのですね。こういう...全文を見る
○池田(克)委員 大臣、いかがですか。
○池田(克)委員 いまの問題はそのような方向で進めていただきたいということをお願いして、次の問題に移ります。  国立大学の付属学校の入試について、ことしの二月に私も本委員会で発言をいたしました。去る十月二十七日の参議院の文教委員会で大学局長からその経過についてお話があったようで...全文を見る
○池田(克)委員 いまの趣旨をさらに徹底をしていただくようにお願いをしたいと思います。  別の問題に移ります。大蔵省、お見えになっていらっしゃいますね。  教科書の無償制度の手直し、この問題がここわずかの期間ですが大きな問題として取り上げられました。大蔵省で検討されている、こ...全文を見る
○池田(克)委員 これから十分に相談される腹案を聞かせていただきたいのです。
○池田(克)委員 そうしますと、文部省が承認しなければ実行しないということですね。
○池田(克)委員 十分に相談をしてということを、言葉じりをとらえるわけではありませんけれども、相談というのは、双方の意見の合意を見て実施する、こう解釈したいと思いますが、いかがでしょうか。
○池田(克)委員 合意を見るということが必要だという御答弁でございます。必要というのは必ず要するということだと理解をしたいと思いますが、それでよろしゅうございますか。  うなずかれましたので、文部省の方の決意をお伺いしたいと思うのであります。この問題については、義務教育は無償と...全文を見る
○池田(克)委員 それでは、幼児教育の問題に入りたいと思います。ちょうどいまの時期は公立幼稚園の抽せんなどが行われている時期でございまして、それに外れた父兄が私立幼稚園に入るためにいろいろと奔走している。国民の間には幼児教育はもうすでに九割近い普及だと言われておりまして、隣の子が...全文を見る
○池田(克)委員 この計画は昭和四十七年に開始されて、十カ年計画の振興計画だと思います。これに従って毎年計画どおり幼稚園はできているのでしょうか。
○池田(克)委員 四十九、五十、五十一年と目標を達成してないというお話でございましたが、ちょっと数字を確認したいのです。四十九、五十、五十一年の三年度で結構ですか、公立幼稚園の計画数と現実にできた数、また私立幼稚園の予定——予定というよりは、十カ年計画ですから、予定数とできた数、...全文を見る
○池田(克)委員 いま北較を拝見しますと、公立の方は半分もできてない。しかし、私立の方は予定をオーバーしているわけですね。たとえば五十一年度で百九十二園の予定が二百二十五園できているという状態です。そしてまた、初中局長がお述べになりましたように、公立は建たなかったけれども子供の就...全文を見る
○池田(克)委員 先ほどの話にちょっと戻りますけれども、予定の半分しかできない、地方財政が大変だ、こういう御答弁でございましたが、いま大臣の御答弁では振興計画を推進するとおっしゃる方針に変わりはない。しかし予定どおりできてない。しかも三年越し、ずっと落ち込んできているのですね。し...全文を見る
○池田(克)委員 予定どおりできてなかったこの三つの年度についてですが、予定どおりできなかったということは予算が余っているということでしょうか。
○池田(克)委員 概算でいいですが、どのぐらい残っているのでしょう。
○池田(克)委員 この十一億と十七億というのは、これから推進されると言うのですが、この分をどうするのですか。このまま、仕方ない、返すわけですか。
○池田(克)委員 予算が余っている。国民が聞いたら、しかも幼稚園へ行きたくてしょうがない子供を抱えたお母さんが聞いたら頭に来るんじゃないかと思うのです。参考までに、公立幼稚園と私立幼稚園の費用、概算で結構ですから出していただきたいと思います。
○池田(克)委員 非常に大きな差です。公立が約二万四千円ぐらいですか、私立が十三万幾ら。教育内容については、私立、公立でどんな違いかあるんでしょうか。
○池田(克)委員 同じことを子供たちが教わって、片っ方では二万幾ら、片っ方では十三万幾ら、余りにもこれはひど過ぎやしませんか。しかも、四十七年から大車輪でつくります、そういうような方向を打ち出して、毎年三百園、四百園というふうに公立幼稚園をつくるという方針を打ち立てながらそれがで...全文を見る
○池田(克)委員 就園奨励費が年々ふえているということは私も結構なことだと思っております。しかし、現実に就園奨励費を受け取る家庭というのは収入がわずかである、あるいはまたその就園奨励費の額も最高限度で五万円ですか、こういう状態で、十三万何がしというのに対しては半分にも満たないよう...全文を見る
○池田(克)委員 そのおくれているという、そこのところなんです。要するに高校に対して幼稚園は何%ですか。
○池田(克)委員 そういうように高校の方がまだましだ。私立の幼稚園はこういう状態で、どっちかと言えば幼稚園児を持つ父兄の方が若いし、会社においても収入がまだまだ低いのじゃないか、その中から非常に大きな負担を払っている。しかも、高校生の場合は、場合によってはアルバイトということもあ...全文を見る
○池田(克)委員 大臣、いかがですか、いま私が考えていることはむちゃな考えていることはむちゃな考えでしょうか。幼稚園の園児を持っている方が、家計としては大変だ、こういう認識を持つ。単純に比較するわけにはいかないと思います。しかし、就園奨励費というものももっともっと上げなければなら...全文を見る
○池田(克)委員 先ほどの話へまた戻りますけれども、どうして幼稚園ができないかという問題なんですが、一説によれば、地方自治体は保育所の方を一生懸命つくりたがる、こういう状況なんですね。厚生省、見えておりますでしょうか。——厚生省にお尋ねをしますが、保育所は毎年何カ所ずつできている...全文を見る
○池田(克)委員 八百カ所から九百カ所という御答弁でございますが、厚生省で保育所に充てているお金はどのくらいですか。
○池田(克)委員 幼稚園の方はいかかでしょうか、設備費として。
○池田(克)委員 厚生省所管の保育所の方は二百億、文部省所管の幼稚園の方は四十七億、五十四億。四分の一ですね。これは私、大臣がちょっと席を立たれましたのであれですけれども、文部省の幼児教育にかける熱意というものが象徴的にあらわれているのではないかという気がするのです。確かに設立の...全文を見る
○池田(克)委員 幼稚園の方は補助率はどうなっておりますでしょうか。
○池田(克)委員 いまお伺いをしましたように、保育所の方は四分の三、それから幼稚園の方は三分の一、つまり四分の三と三分の一ですよね。急増地域で二分の一ですが、この補助率というのは地方自治体にとっては非常に大きな意味を持つ。この補助率の差がむしろ設置意欲に関係があるんじゃないかと私...全文を見る
○池田(克)委員 地方公共団体が判断をしているのです。しているのですが、財源が乏しいですよね。財源が乏しい中で、保育所の方は四分の三出る、幼稚園の方は三分の一だ、こうなったときに、たとえばあなたが首長さんだというふうに仮定した場合にどっちをとりますか、これは。
○池田(克)委員 時間がありませんので……。まあ、私がいろいろ調査しました状況から、数多くの地方自治体の中で、あるところでは保育所、あるところでは幼稚園、これは偏在しております。つい先ごろ発表になりました幼児教育設備施設の調査というものもその偏在状況を明らかに示しているわけでござ...全文を見る
○池田(克)委員 市町村長がそれを認定する。私は、地方によってはさまざまな状況によってこの措置がなされていると思うのですね。たとえば行管が出したのにもうたわれておりますけれども、母親が働いていることがその措置基準には明記されておりますが、日中働いている、これが八時間働いているとい...全文を見る
○池田(克)委員 地域的な特性ということで抽象論になるかもしれませんけれども、私の調べでは、これは一九七二年、五年前の調査でちょっと古いかもしれませんが、長野市で、保育所に通っている子供の父兄の職業を調べたデータがある。四六%が無職となっているのですね。無職、家居となっているので...全文を見る
○池田(克)委員 いろいろ御答弁がありますけれども、これは行管が出した有名な勧告なんですが、「幼稚園及び保育所両施設が設置されている千一市町村のうち、実地調査した百二十六市町村についてみても、当該市町村内の幼稚園未設置地域では上記と同様に保育所を幼稚園の代替施設的に運用しているも...全文を見る
○池田(克)委員 幼稚園を増設するということでございますけれども、いかに文部省が叫んでも、私が申し上げているように、厚生省と文部省の間の話し合いでこの事態を変えていかなければ変わらないのじゃないか。特に、幼稚園と保育所で何をやっているかといいますと、幼稚園は教育要領ですね。それか...全文を見る
○池田(克)委員 いまの御答弁にわかるように、内容は似ております。そうしますと、何度も申し上げておりますけれども、長い時間預かってくれて内容も同じであるとなれば、父兄の気持ちというのは保育所の方に傾く。中には、インテリのママさんなんかは保育所というのはどうもという方もいるかもしれ...全文を見る
○池田(克)委員 幼保懇談会は行管の勧告が出てからまるまる二年たっているわけですね。この二年間、ずいぶん悠長だったんじゃないか。だれが見ても幼稚園というのはいま緊急な課題で、町へ行きますと、いまそういう時期だからかもしれませんけれども、大問題です。こういうような事態で二年間幼保懇...全文を見る
○池田(克)委員 ですから、一部報道によれば、大臣のそうした諮問機関としたかったけれども、行管等が逆に今度はそういう行政を簡素化していくというたてまえからそれは認められなくて、いわば私的諮問機関だ、こんなふうに報道されているのですけれども、そうでしょうか。
○池田(克)委員 そうなると、ここで一つの結論としてこうあるべきだと出てきたものがどれだけの意味を持つか。この権限、たとえばどこそこへ出かけていってこの幼保懇談会が何らかの調査をする、あるいはまた一つの提言をする、それがいわゆる懇談会的なもので、結局のところは、両方から、厚生省、...全文を見る
○池田(克)委員 これは何か二カ月に一回会合を持つということでございます。私はそんななまぬるいことでいいのかなと思います。大臣にお伺いしたいのですが、これができて何かの一つの結論を期待していらっしゃるのでしょうか。それはいつ出てくるとわれわれは考えていいんでしょうか。
○池田(克)委員 これはどっちが主役なんですか、幼稚園と保育所のこの問題は。庶務は初中局と厚生省と両方で半々で持つ、こう言っているんですけれども、この性格は私は両方またがったまま、どっかでイニシアチブをとってリードしていくという性格のものじゃないような気がするのですけれども、どう...全文を見る
○池田(克)委員 両方積極的な姿勢と言うんですけれども、現状はさっき申し上げたように保育所に引っ張られていると思います。いろいろな学者の論文なんかを見ましても、保育所の幼稚園化という傾向が強い、私はそういうように見ておりますが、先ほど来御答弁にもありました、やはりそれは予算も違い...全文を見る
○池田(克)委員 いま五十七年が出ましたので、五十七年までにはちゃんと入れますね。
○池田(克)委員 時間が余りありませんが、最後にスポーツの問題に移って若干お伺いをしたいと思います。  まず、夏の甲子園野球についてなんですが、これは大臣が始球式をなさって盛り上げていらっしゃる。これはこれでいいとしましょう。同時に別のところで定時制高校の野球大会というのがあっ...全文を見る
○池田(克)委員 どこで開会式があったか御存じですか。
○池田(克)委員 神宮球場ですね。これは大臣、そういうことでは困るのですよ。単なる野球のことだとお考えにならないでいただきたいのです。ことしの定時制高校の野球大会は非常にかわいそうなことだったのです。働く青少年がお金をためて、夜の暗い夜間照明のもとで練習をして、会社の休みをためて...全文を見る
○池田(克)委員 来年のことはとおっしゃるが、来年度予算をこれから審議するわけですし、都合のつく限りは出ていただけますね。
○池田(克)委員 さて、スポーツの問題といっても、きょうここで取り上げたいのは子供の野球のことでございます。現在、子供の野球熱は大きな盛り上がりを見せておって、全国に八百万人というちびっ子野球の選手がいるのだそうです。文部省の方では、全国で大体どのぐらいのチームが少年野球としてあ...全文を見る
○池田(克)委員 私の方の手元の資料とも大体符合いたします。五十一万人のちびっ子がこういう少年野球といわれてがんばっているわけです。  最初にお尋ねしたいのですが、この少年野球に対して国は何らかの施策をお持ちですか。
○池田(克)委員 野放しであったということですね。それで、特にお伺いしたいのは指導者の育成の問題なんです。体協の方にも聞いてみましたけれども、各種スポーツにはみんな体協が公認の指導者を置いているわけですね。特段の施策をされていないということはデータもないかもしれませんが、もしあれ...全文を見る
○池田(克)委員 スポーツ振興法、これは文部省が所管しておると思いますけれども、十六条には「国及び地方公共団体は、登山事故、水泳事故その他スポーツ事故を防止するため、施設の整備、指導者の養成、事故防止に関する知識の普及その他の必要な措置を講ずるよう努めなければならない。」これは御...全文を見る
○池田(克)委員 新聞には若干出ておるのですが、小山市立病院の整形外科医で高槻先生という方であります。御自分のところにひじの痛みを訴える野球少年の患者さんが大勢来まして、これを契機に本格的に調査をしたのだそうです。その結果これは大変だということで、ことしの六月、大阪で開かれた整形...全文を見る
○池田(克)委員 延々と御説明すればあれですけれども、大臣も新聞をお読みになったということですから省きますが、この高槻先生という人がこういう提言をしているのですね。野球の投手における肩やひじの使い方は、他のスポーツに比べて部分をひどく酷使する。関節軟骨の損傷と永続的な変形の発生で...全文を見る
○池田(克)委員 いま御答弁がありましたように、八月から調査をされて、そして軟式野球連盟の方でも指導者の養成の検討に入っている、こういうことですね。ぜひお願いしたいと思うのです。これは、事スポーツでありますけれども、体を壊すようなスポーツじゃ本来の意味がないことでありますし、文部...全文を見る
11月15日第82回国会 衆議院 文教委員会入試問題に関する小委員会 第2号
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○池田(克)小委員 いまお話が出ましたように、小委員長報告にするか決議とするかということについては、私も決議とする方に賛成です。  それから、拝見した感じでは、私たちが議論していたニュアンスよりもずいぶん丸いものになったなという印象でおります。  そこで、この前文なんですが、...全文を見る