池田克也

いけだかつや



当選回数回

池田克也の1978年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月17日第84回国会 衆議院 本会議 第8号
議事録を見る
○池田克也君 私は、公明党・国民会議を代表して、ただいま提案されました租税特別措置法及び国税収納金整理資金に関する法律の一部を改正する法律案並びに酒税法及び清酒製造業の安定に関する特別措置法の一部を改正する法律案について、総理並びに大蔵大臣に質問を行うものであります。  まず初...全文を見る
02月27日第84回国会 衆議院 予算委員会第三分科会 第1号
議事録を見る
○池田(克)分科員 公明党の池田克也でございます。  私は二つの問題、大枠でくくりますと、一つは身体障害者の方々の自動車運行に関する問題、もう一つは厚生省が今日建設を進めております国立衛生試験所の問題についてお尋ねをしたいと思います。  まず最初に、身体障害者の福祉厚生、厚生...全文を見る
○池田(克)分科員 積極的にというお言葉をいただきまして、私は本当にこれを実のあるものにしていただきたい。  データの問題ですので担当の方で結構ですが、今日、身体障害者で免許を取得していらっしゃる方はどのくらいいらっしゃるか。警察庁、もしおいででしたら……。
○池田(克)分科員 八万四千七百六十人、かなりの数でございます。  さて、こういうような八万四千人の方々が免許をどうやって取ったか。今日、いわゆるノークラッチの自動車というものが普及されましたから、改造しないでそのままという方もあると思います。しかし、かなりの多くの方々が改造さ...全文を見る
○池田(克)分科員 持ち込みの車両ですね。結局、持ち込みができればいいです。しかし、免許を取るのは今日至難のわざである。健全な方々でも大変苦労していらっしゃるし、特に年輩者においては普通の教習所でも大変である。先ほど二百八十というデータでしたか、これは全部が公認ですか、非公認です...全文を見る
○池田(克)分科員 私はぜひとも厚生省あるいは警察庁にもお願いをしたいのですが、やはりその教習所に車というものが用意されている、そしてそれによってそういう人たちが教習を受けられるようにすべきだと思うのです。持ち込むということは、だれかが使っている車を借りてきて教習を受けるわけです...全文を見る
○池田(克)分科員 おっしゃるとおり、予算には二百台から三百台、身体障害者用自動車改造助成費というものがある。千二百万円ですね。三百台で割りますと一台四万円です。個人個人あるいは施設に入っていらっしゃる方々について四万円の補助をして自動車を改造する。教習所に一台改造して置いておけ...全文を見る
○池田(克)分科員 いま大臣から、助成するのを大幅にふやすということでございましたので、ぜひこれを具体的にしていただきたい。  そこで、この問題の一つの路線の上なんですが、駐車の問題です。昭和三十九年ごろから各県の条例で、身体障害者、特に足の悪いような方々については公安委員会が...全文を見る
○池田(克)分科員 大変望ましいことだと思うのです。ただし、そのことがちゃんと法文化され、あるいは通達、政令、さまざまな形できちっとフィックスされていない。取り締まりの課長さんの会合でそういう方針でいっても、末端の交通警察官の方々まで十分浸透しているかというと、私が調べた範囲では...全文を見る
○池田(克)分科員 早期と言われますが、大体めどはどんなものでしょうか。
○池田(克)分科員 一、二カ月のうちに出していただけるということで私は了承します。しかし、いま口頭でもそういう行政の末端にまで話が行っているというわけですから、安心して身障者の方々はそういうことをやってもいいわけですね。
○池田(克)分科員 さらに、足の悪い方だけではなくて、手の悪い方、上肢障害者と言うのですか、こういう方々がいまのところまだその恩恵に浴していないのです。しかし、やはり荷物をお持ちになることも間々あるものですから、同じようなことで、上肢が不自由であるということは相当な困難を来してい...全文を見る
○池田(克)分科員 なお、いまの問題に付随して申し上げたいのですが、身体障害者使用自動車の運行に要するガソリン税及び重量税の免税、あるいは有料自動車道の通行料金の割引、きょうも建設の方でこの話が出て、検討していただけるというようなお話だったのですが、ぜひともこれは厚生省としても身...全文を見る
○池田(克)分科員 この件は終わりまして、別の問題に移りたいと思います。  厚生省の所管しております国立衛生試験所の問題でございます。これはすでに建設が始められておりまして、東京の世田谷区の上用賀というところにございまして、要するに、さまざまな食品公害等が発生をいたしました、そ...全文を見る
○池田(克)分科員 いまお話を伺いまして、病原菌等はない。しかし、そういう動物の数量的な御答弁がちょっとなかったのですが、一番多いときは三万匹ぐらい、これはどうでしょうか。
○池田(克)分科員 そういうようなさまざまな配慮をされているが、私たちとしては付近住民の方々の心配、この間に立って調和というのは大変むずかしい。たとえば工事についてさまざまな苦情というものが今日まで出ました。これは私も近所におりまして客観的な状況を私自身も確かめてみましたが、既存...全文を見る
○池田(克)分科員 私の手元にある資料では、当該地域において建設を施工している業者が、建設省の関東地方建設局に対して、そうした被害等について当該工事に起因することが確実なものについては誠意をもって話し合う、建設会社がそういう約束をしているわけです。私は、建設会社と住民の間のそうし...全文を見る
○池田(克)分科員 最後になりますけれども、これは大臣にお願いするのですが、こういう国の検査機関等は、将来は願わくは密集した住宅地じゃなくて近郊に持っていって、こういう問題を——場所は確かに学問の世界との連携がありますから、大学やそうした専門家と連携が必要だから近いところ、それは...全文を見る
○池田(克)分科員 終わります。
02月27日第84回国会 衆議院 予算委員会第二分科会 第1号
議事録を見る
○池田(克)分科員 私は大きく分けて二つの問題点についてお伺いをしたいと思います。一つは、明年から実施されます国立大学共通一次入試に関する問題、もう一点は、東京の港区にあります白金の自然教育園、この環境をどのように守るか、ホテルの建設が問題になっておりますが、大きく分けてこの二つ...全文を見る
○池田(克)分科員 いま大臣は、指定校制度とかそういう雇用の場での受け入れが解決することが望ましいとおっしゃった、そのとおりだと思うのです。しかし、いまの入試の事態は、私たちが文教委員会で決議をいたしましたように幾つかの問題点を抱えたままである。たとえば足切りというものをしてはな...全文を見る
○池田(克)分科員 ことしの入試は終わってないですよ。まだたけなわで、国立はこれからやるわけです。また私立も二次募集のあるところもあるし、いま一番みんなが心配しているし、きのうの新聞で、正直言って定員割れもあるだろう、あるいは二倍、三倍合格発表してもどうなるかわからない。私が申し...全文を見る
○池田(克)分科員 いま私立大学に対してそういう何らかの対応をなさるということで、私も次の問題へ進みたいと思います。  五十五年から私立大学の共通一次入試にグループじゃなく個々の参加をお認めになる、こういうことを、たしか文教委員会で大臣が答弁されております。やはりある程度のめど...全文を見る
○池田(克)分科員 その場合、技術的な詰めをするというお話ですが、いわゆる国立大学共通一次入試に使った問題をそのままその私学にやらせるということになるのでしょうか。
○池田(克)分科員 そうなると、その私立大学の学部、学科にもよりますが、大体、私立大学の試験の内容は普通三教科ですね。それが共通一次は五教科七科目ということになっておりますから、そうなりますと、受験生にとっては、私学を望もうと思って準備した、三教科はやっていた、しかしそれがぱーん...全文を見る
○池田(克)分科員 いまのお話は、五十五年というのは断固やるんだということですか、あるいは技術的に詰めて無理なら五十七、八年というふうにも延びていくということですか。
○池田(克)分科員 日本史の出題にしても、高校三年のカリキュラムでは三学期に現代史ということになってくるというふうに承知をしておりますが、共通一次入試は一月に行われるという話が煮詰まっているようです。そうなりますと、以前にも加藤先生から話があったと思いますが、習ったところだけ出す...全文を見る
○池田(克)分科員 確認しますが、カリキュラムどおりやるということがいま法的拘束性なんて言われているのですが、日本史の三年生の三学期は現代史、まあ明治以降と言われていますが、これは間違いないですか。
○池田(克)分科員 この問題は入試小委員会でもう少し詰めていかなければなりませんが、日本史の現代を出題しないとなれば、学生は勉強しないでしょうね。特に戦後史とか日本の新憲法とかさまざまな問題というのはここに入っている。もちろん他の科目でもやるのですが、私はその辺、入試の時期の問題...全文を見る
○池田(克)分科員 地元からも、この土地の利用については数々希望が出ております。そして国有財産地方審議会、また筑波大学移転に関する小委員会等でこれが検討されているという状況なので、入試センターそのものは去年御答弁があったように暫定使用、コンピューターを入れた旧本館あるいは今日入試...全文を見る
○池田(克)分科員 この入試事務についてですが、共通一次入試は全国何カ所の会場で実施されるのでしょうか。
○池田(克)分科員 その答案は、どういうルートで駒場の入試センターに返ってくるのでしょうか。
○池田(克)分科員 その郵送はどのくらいの率になるか私お伺いしたいところなんですが、郵送はまずいと思うのですね。本当に学生が、ある面では生涯の分かれ道として書いた答案ですね。郵送で絶対事故がないかというと、文部省はいかがですか、これは確信がありますか。どうでしょうか。
○池田(克)分科員 郵送の事故もそうなんですが、この全国からすべての学生の答案が集まってくる国立大学入試センターという場所が、何か不測の事態があったらどう対処するのです。たとえば、地震があるかどうかわかりませんが、電源が切れる。場合によっては、ある思想を持った人たちによってここが...全文を見る
○池田(克)分科員 問題を変えます。  時間がありませんが、白金の自然教育園についてです。文化庁、いらしていますか。時間がありませんので、概略こちらの問題点を指摘させていただきたいと思うのです。  白金の自然教育園は科学博物館に付置されたものである。しかもいわゆる旧皇室苑地が...全文を見る
○池田(克)分科員 博物館長は見えていますか。積極的にこれを守るというのであれば——すでに昭和四十四年には高速道路がついている。そのことによって木を移しかえた。その根つぎがいいとか悪いとかという話もいろいろと聞かされております。また周りの地域が、いままで近隣商業だったのが商業地域...全文を見る
○池田(克)分科員 済みません。時間がありませんが、もう一問お願いします。  この問題をいま伺っていますと、本来ならば国民のために楽園にし、人々が利用するという趣旨が二十二年、二十四年にうたわれていますけれども、それをいまおっしゃるところを見ますと、人々の数を減らして何とか保存...全文を見る
○池田(克)分科員 もう一つ。次長、生越さんのアセスメントは反対なんですよ。生越さんのアセスメントによれば、これはつくってはまずいと言っている。これは話がおかしいですよ。  この問題、時間がありませんから、私もうこれで最後にさせてもらいますけれども、要するに、いままでの判断は文...全文を見る
○池田(克)分科員 科学博物館でしょう。調査機関がないのじゃない。科学の博物館じゃないですか。一番の科学機関じゃないですか。自分で調査できなくてどこが調査するのですか。私は納得できないですね。
○池田(克)分科員 時間がありませんので、もう少し詰めていきたいと思います。御迷惑かけました。
02月28日第84回国会 衆議院 予算委員会第四分科会 第2号
議事録を見る
○池田(克)分科員 公明党の池田克也でございます。  私は、昨今話題をにぎわしております、鹿島建設の鹿島守之助会長の遺志を受け継いで今日建設が進められておる、こう伝えられておる八重洲ブックセンター、この問題に焦点を当てながら、大規模小売店舗法について、大臣並びに通産当局の考えを...全文を見る
○池田(克)分科員 いま大臣の御答弁の後半部分で、話し合いのつかない部分は商調協において話し合いをするようにというお話が出ました。通産省としてはいわゆる五条の受理ということをかなり早期に考えているのでしょうか。
○池田(克)分科員 大臣の御答弁にも、テナントは小売書店である、こういうふうにございましたので、この建物に、つまり書店だけ、いわゆる単一業種が入居する、こういう事情を通産省としては認識されていらっしゃるのでしょうか。
○池田(克)分科員 私が聞いているのは、今回の届け出が単一業種だということを承知しているかということなんです。
○池田(克)分科員 よく承知していらっしゃるそうであります。そこで、なぜ今回の件がいわゆる商調法、小売商業調整特別措置法ですね、商調法で処理されないで、大店舗法になっているのでしょうか。
○池田(克)分科員 そうしますと、大規模小売店舗法というのは一体どういう法律なのか、こういう問題になってくるわけです。私が承知しております限りにおきましては、昭和四十八年の七月十一日、本院の商工委員会でこの法律につきまして審議をされております。このときに板川正吾さんから「「大規模...全文を見る
○池田(克)分科員 私は、この法律を適用して通産省が処理した結果を聞いているのじゃないのです。あくまでも、この法律が生まれたときに、四十八年の七月十一日にこういうことを通産省の政府委員が答弁している。「百貨店に読みかえると、百貨店法のほぼ延長、百貨店法と同じ趣旨を持っておる、」は...全文を見る
○池田(克)分科員 これは大臣に伺わなければなりませんが、答弁というものは、そういう趣旨だとかそれから時代の推移に従ってだんだん法律の運用というものをゆがめる、また幅を広げる。確かにいま答弁があったように家電とか家具とか、まあ百貨店と言われるようなものとはちょっと違う種類で大型店...全文を見る
○池田(克)分科員 それは大臣、話をはぐらかしていらっしゃる。これは議事録でございますから後で読んでください。要するに三千平米であれば何でもいい、こういう考え方です。さあそうすると、この法律の目標であるところの第一条の「目的」は何かと言えば、中小小売商のそうした機会の均等を保証す...全文を見る
○池田(克)分科員 いま御答弁がありましたように、改正、見直しということが現実問題になっているわけですね。つまり、先ほどから申し上げましたように、運用の面でそういうような、私指摘しましたように、もう一遍原点に立ち返ってその設立当時の考え方をきちっと把握しなければならない、そして、...全文を見る
○池田(克)分科員 そういうことであれば、ぜひひとつこの議事録をお読みいただきたいと思うわけであります。  そこで、こういうような事態、単一業極をこの法律でくくっているということになりますと、出版企業というものがどのくらいの面積で運用されているか、たとえば全国の書店平均面積、一...全文を見る
○池田(克)分科員 いま御答弁がありましたように、書店の平均は大体十七坪です、大臣。また大きいところでも七百坪、八百坪前後ですね。つまり一番大きな業界の中でナンバーワンと言われるところでも八百坪です。小さいところは十七坪です。こういう業界ですね。百貨店の方はどうでしょうか。最大面...全文を見る
○池田(克)分科員 五万平方メートルですね。本当にこの面からいきますと三千平米なんというこの法の基準はかなり下の位置に置かれておるわけですよ。そしてスーパーや百貨店を調整しようという法律でもって、最大八百坪、普通は十七、八坪の需細企業を見る、このこと自体に私は問題があると思うので...全文を見る
○池田(克)分科員 そういう事情がわかって、十分対処されるという審議官の御答弁ですが、となりますと、五条での処理というのを急がずに十分時間をかけて処理される、こういうふうに理解していいですか。
○池田(克)分科員 いまのは先ほどの御答弁と全く変わりませんね。私が申し上げたいのは、こういうふうな面積的にも比較にならないような問題である。しかも山下政府委員の答弁もある。私は納得できない。決して私はこの法律をゆがめたりなんかするのではなくて、まともに勉強をして調べてみておかし...全文を見る
○池田(克)分科員 この事情はこの機会にいろいろと申し上げなければならないと思いますが、書物というもの、つまり出版物というものは完全な再販制である。完全とは言い切れない、調査によりますと八割方です。つまり定価というものが決まってしまっている。小売の経営者が定価でサービスの競争をす...全文を見る
○池田(克)分科員 大臣のそういう御趣旨でございますので、本当にこういう文化的な事業であり、出版の事業というのは種をまけば生えるというようなものではございません。日本は世界に名だたる出版国だと言われております。しかし産業の規模としてはようやく一兆円に到達したような産業でありますし...全文を見る
03月29日第84回国会 衆議院 文教委員会 第9号
議事録を見る
○池田(克)委員 予定した質問がありますが、その前に、成田空港の管制塔の占拠という大変大きな事件が出てまいりました。最初にこの問題について文部大臣の御所見を伺いたいと思います。
○池田(克)委員 事件が起きる以前に、いま大臣の御答弁にありましたように、徹夜までして、大学を拠点としてそこから出ていくというようなことのないように配慮されたということでありますが、事件が起きた。そして、政府の声明を見ますと、単なる地元一部農民による反対運動とは全く異質である、こ...全文を見る
○池田(克)委員 決意はわかりましたが、そこで、報道されておりますように、あの管制塔を占拠したグループは第四インターである、こういうふうに犯行を声明したわけですね。その第四インターという集団は学生の集団である。新聞の解説などによれば、芝浦工大が最大の拠点であるというふうにも出てお...全文を見る
○池田(克)委員 先ほど大臣から、逮捕された学生はいままでの経緯では大体二割だ、こういう御答弁でしたが、いま局長からお話がありましたように、第四インターというのは学生の集団だ、こう言われているわけであります。そうしますと、今回の事件が学生の手によって行われた、当然これは他のセクト...全文を見る
○池田(克)委員 この問題の最後になりますが、電気もりが新しく武器として登場したとか、あるいはいままでの一連の爆弾に関する事件等でもかなりの化学知識というものがここに活用されているわけですね。したがって、大学生あるいは大学の研究機関等で、そうした知識が、あるいは材料が提供された。...全文を見る
○池田(克)委員 きょうあしたと、また参議院、衆議院でこの問題は取り上げられると思うのですが、ぜひともこの機会に、文部省としても先ほど大臣がお話をされたような強い姿勢で、こうしたことが再び起こらないような対策を立てていただきたい。学内から学生が出ていってそして外で事件が起きる、こ...全文を見る
○池田(克)委員 大臣は、積極的に参加の方向をお進めになるという御答弁です。この前の予算委員会の分科会で大学局長から私がいただいた答弁では、「五十五年度の場合にどのような形で私立大学が国公立の共通一次を利用されるか、そこのところは私どもはまだつかんでおりません。」「必ずしもグルー...全文を見る
○池田(克)委員 そうなりますと、積極的ということ、大臣も局長もそういうことであれば、各大学に対して、言うならば呼びかけをする、そしてその締め切り時期はいつだ、五十五年度に個々の大学の試験も受け入れる、希望を出してこい、締め切りはいつまでだ、こういうふうなことを大学側に指示したの...全文を見る
○池田(克)委員 夏といっても六月から八月までありますが、何月ということになるのでしょうか。
○池田(克)委員 さっき私が局長に伺ったのは、個々の大学にどうだといったような連絡をしたかと私は聞いたんです。局長の答弁は、関係の団体に呼びかけている、大学によってもいろいろありますと。わかっているんです。それは。いろいろあるから、この間大臣がおっしゃったように、きょうもまたおっ...全文を見る
○池田(克)委員 局長、何かございますか。  いままで私がどうしてこういうことをしつこく言うかというと、すでにもう去年の段階で、私大でこの共通一次試験をやりたいと言っているところがあるのですね。すでにこのことは一部の医大ということで局長からも御答弁がありましたが、医大だけではあ...全文を見る
○池田(克)委員 これは要するに、別に文部省はセールスマンじゃないですから問題を売って歩く必要はないわけです。けれども、いま大臣からのお話で、指示をするものではないという。私の言葉が足りなかったのかもしれませんが、私の気持ちは要するに、指示ということじゃなくて、こういう状況、新聞...全文を見る
○池田(克)委員 ですから、大学協会とか大学の団体を通じて聞いているからまとまりが悪いのだと思うのです。要するに、大学の団体としての意思決定というものは、いろいろな意見があって非常に決めにくい状態なんですから、すでに文部省としてはこの団体から学校へ呼びかけていくという一つの段階は...全文を見る
○池田(克)委員 次に、この問題と若干絡みますが、たとえば拓大がそういう意思を持っている。そうすると、この間私が予算の分科会で局長に伺ったところでは、私大がこうやって個々に参加することが具体化した場合に、五教科七科目、同じ問題をやることになりますという御答弁でしたが、私大が参加さ...全文を見る
○池田(克)委員 確かに高等学校で習ったことを網羅的にチェックするというのが一つの趣旨であるが、反面、入試というものの大変な激烈な状態を緩和するという、そういう両面の効果というものがこれはある。このことはいままでずいぶん議論されてきたところだと思うのです。いまたとえば拓大が三科目...全文を見る
○池田(克)委員 高等学校の教育を正常化する、それはわれわれも異存のないところです。しかし、この共通入試というのは、高等学校の正常化、つまり高等学校を卒業した段階で到達度というものをはかる試験なのか、あるいは大学に適応した人間を選ぶ試験なのか、これはいままでもずいぶん議論があった...全文を見る
○池田(克)委員 いままでいろいろなあれがあったのですが、総まとめとして、私大がこの共通一次入試に入ってこれない壁というのは何と何と何があるか、どんなふうにお考えでしょうか。
○池田(克)委員 そうすると、先ほど、夏ごろまでにはその要項を固めなければならないから、五十五年の分も決めなければならぬというようなお話でしたが、仮に四つでも五つでも五十五年から私大が始まりますね、その場合の受験料というのはどういうことになるのでしょうか。
○池田(克)委員 問題は、受験料の問題と科目の問題、大きく分ければ二つですね。しかも、私大が態度表明していてもまだ技術的な詰めができていない、こうなりますと、大臣は積極的だと一番最初におっしゃったところに戻っちゃうのですけれども、非常にテンポが遅い。受験料の問題もこういうふうにな...全文を見る
○池田(克)委員 徹夜してでも積極的にやってくださるということですから、ぜひお願いをしたいのです。  この問題に関して一つだけ確認をさせていただきたいのですが、日本史の出題についてのこの前の局長の答弁でございますが、高等学校のカリキュラムの消化と合わない部分についてはもちろんそ...全文を見る
○池田(克)委員 来年の本番の試験期日ですが、やはりことしと同じような一月十幾日というようなことになるのでしょうか。
○池田(克)委員 そうしますと、日本史に限らず、高校の三学期で習うことは出ない、大ざっぱにそういうふうに言われているわけですね。しかし、それが出ない部分については中学程度、いまのお話はそうではありませんか。局長はちょっと違うみたいなあれですけれども、日本史でいわゆる第二次大戦終結...全文を見る
○池田(克)委員 この問題は入試小委員会でもこれからやらなければならないと思うのですが、要するに戦後の歴史を出題しない。出題しないということになると、学生の気持ちとしてはこれは勉強しないですよ。これは、先ほど来の高校の教育というものを正常化し、きちっと習ったことを全部出して、それ...全文を見る
○池田(克)委員 入試の問題については、もちろん大学側も第二次試験の内容で科目数をなるべくなら減らしていただくようにわれわれも要望します。しかし、当面具体的な問題となっている国立大学の共通一次試験については、出題範囲にしても時期にしても、あるいは私大の参加にしてもまだまだ詰めて、...全文を見る
○池田(克)委員 私立学校法二十六条の問題でございます。この二十六条の規定によりまして、文部大臣が所轄する私立学校の学校法人の行うことのできる収益事業の種類を定める件、昭和二十五年十一月八日に文部省が告示を出しておりますが、これは今日でも生きているわけでしょう。
○池田(克)委員 これを見ますと、物品販売業から無線通信放送事業、この辺はいいと思うのです。競技場、集会場等の貸付業、旅館業、飲食店業、代理業、公衆浴場業。私立大学がおふろ屋さんをやっていいというんですね。理容業、農業、畜産業、養蜂業。ハチを飼ってもいい。林業、薪炭製造業。炭やま...全文を見る
○池田(克)委員 要するに何をやってもいいということですね。風俗営業とか投機的なことはだめだけれども、あとは何をやってもいい。しかし、私は、私学の経営ということからいけば何をやってもいいというふうにはいかぬと思うのです。やはりあるべき姿というのは当然あるわけです。これについては、...全文を見る
○池田(克)委員 私学が何をやろうと、確かにそれは公立、官立と違って自由でしょう。それに対するチェックも余りなされない。何やってもいいということですが、実は私立大学がその所有している土地に自分の力で変電所を建てて、これから東京電力に貸そうというのです。これは許されるべき収益事業の...全文を見る
○池田(克)委員 競技場、集会場の貸し付けと変電所とどういう関係があるのですか。競技場というのは人が集まりますね。そこで、たとえばグラウンドを、お金を取ってどこかの会社の秋の運動会に貸すとか、あるいは講堂を音楽のリサイタルに貸すとかということでしょう。変電所というのは、変圧器がう...全文を見る
○池田(克)委員 大変苦しい、何も文部省そこまで苦労しなくてもいいじゃないですか。だめならだめと言えばいいのですよ。文部省とその大学と、何かあるのですか。何も大学側のやることを、通産省の監督している東京電力に、苦労して解釈を広げて、結構ですと認めなくたっていいじゃないですか。書い...全文を見る
○池田(克)委員 要するに、いまの局長の答弁を聞いていますと、私立学校がやることですから何も口出しできません。それなら何でこんな告示があるのですか。きちっと告示に書いてある。しかも、競技場、集会場等の貸付業と、いっぱいあるのをたまたまくくっただけだ。それなら三十四項目もなぜ書くの...全文を見る
○池田(克)委員 通産省の方で、どういうものがどんな状況でいつごろ建つのだったということを握っていらっしゃいますか。
○池田(克)委員 いま資源エネルギー庁からお話がありましたように、地下変電所です。最近、東京では地下変電所というのがずいぶんふえて、東電方式と言われて、今日では実例が十幾つ出てきているわけです。大部分は都心の、大手町ビルとか飯野ビルとか三井生命ビルとかいうところの建物が建ったその...全文を見る
○池田(克)委員 大臣が大学当局を呼んで調べてみる、こういうことですので、私、ぜひそれをお願いしたいと思います。私は決して大学に恨みつらみがあるわけじゃございません。地域住民が心配することもわかりますし、その中で賛成派、反対派がいてビラがまがれたり、静かなるべき住宅街でそうしたト...全文を見る
○池田(克)委員 九万三千、八万七千、七万八千と、要するに年々五千人くらいずつ減ってきているわけですね。こうやって減らしているということ、また一時に三百人以上の人を入れないということ、どれほどか国はこの自然の保護のために細かな神経を払ってやっている。昭和二十二年ごろに皇室からきた...全文を見る
○池田(克)委員 高速道路、これは当時、国の道路行政の上でやむなく、恐らくこの自然の豊かなところを使ったのだと思うのです。この点の経緯ですね。当時どういうお立場であったかわかりませんが、文化庁次長、もしおわかりでしたら、文化財保護法に規定されている史跡名勝ですか、あそこの一部を高...全文を見る
○池田(克)委員 いろんな論議の末、現状変更を認めた道路ですね。排気ガスをまき散らす高速道路をこの土地を削ってつけた。当然この跡には、先ほど来館長さんがおっしゃるように、自然が破壊されたのだから、逆にその分だけ土地を買って何らかの形でそれを埋めていかなければならぬ。道路というもの...全文を見る
○池田(克)委員 要するに、国民の慰楽のために使うということで、保護するために人数まで制限した。しかし高速道路で削られた。私は、消極的な守りをしているうちはどんどんこれは削られていくと思うのです。  しかも、いま問題になっております。白金の自然教育園の隣地に西武不動産がホテルを...全文を見る
○池田(克)委員 この判断の根拠は、私、前にも確認をさせていただきましたけれども、西武不動産側と協議をして、ホテル側が十四階の建物を建てるという計画だったのを削らせて九階にした。九階ならば日照の問題には及ばないということで、要するに影響が軽微であるという判断のもとにこれは構わない...全文を見る
○池田(克)委員 十四階ならだめで九階ならいいというのですね。どうもこれは変な話だと私思うのです。しかもその間に、設置者である西武不動産と文化庁、これは文部省ですか、それと協定ができているのですね。将来にわたって何かあったときにはお互い相談しようという協定ができているのを御存じで...全文を見る
○池田(克)委員 時間が余りありませんけれども、実は協定があるのです。これは文化庁として協定をつくった覚えはないとおっしゃいますけれども、後ほどこの問題は改めて機会をいただきたいと思いますけれども、文化庁と西武不動産の間で、要するに建物を建てて、それについてさまざまなトラブルが将...全文を見る
○池田(克)委員 この問題については、時間が限られておりますので、次の機会にぜひ協定の有無の問題について詰めさせていただきたいと思っております。ずいぶんといろいろな問題にわたりましたけれども、この白金の自然教育園の問題につきましては私まだまだお伺いをしたい点もたくさんございますの...全文を見る
03月31日第84回国会 衆議院 文教委員会 第10号
議事録を見る
○池田(克)委員 一昨二十六日にお尋ねしました分を若干残しましたので、遅くなりましたがお許しをいただいて若干質問をさせていただきたいと思います。文化庁次長、科学博物館長には何度もおいでいただいて恐縮でございます。  いままでの質疑で明らかになりましたことは、白金の自然教育園、こ...全文を見る
○池田(克)委員 いろいろと御説明があったわけですが、結論として、保護と、それから社会一般の利用に供する、二面性を持ったものだと思うのですね。  この間の御答弁で、使っている人数が四十九年には九万三千、五十年が八万七千、五十一年が七万八千と、毎年六千人から九千人ずつ減っています...全文を見る
○池田(克)委員 いまいろいろお話しございましたが、同時に三百人を限度とする。私、趣旨は了解しているつもりです。この一時に園内に三百人の人が限度だというふうに判断された基準とか背景とかいうのはどういうことですか。
○池田(克)委員 建物を建てることは保護のために余り感心しないというお話でしたが、これはどういう理由ですか。
○池田(克)委員 隣にホテルが建とうという御時世の中で、ホテルの方は構わない。しかし、中に本当に人々を入れて公開する、そうして自然に親しませて、国民にそうした教養の場を与えるための施設についてはどうか。私は、本旨と取り違っているところがあるのじゃないかという気がするのです。少しこ...全文を見る
○池田(克)委員 この、影響なしとするに至った経過でありますが、前回私が予算委員会の分科会でお尋ねをいたしましたときに、吉久次長からは、国には調査機能がない、このように御答弁がございました。福田館長の方からは、実は国でも調査中であるという答弁がございまして、両者食い違っております...全文を見る
○池田(克)委員 そういたしますと、あのとき吉久次長からの答弁によりますと、二つの調査があった。一つは西武不動産が調査をした。もう一つは生越忠という学者の方が民間の方の依頼によって調査をした。二つの調査があった。しかも、福田館長さんのお話では、その調査の金はどこから出たのですかと...全文を見る
○池田(克)委員 西武が科学博物館等の指導のもとにアセスメントをした。それで四十九年には一応の結果が出た。その結果によればこのホテル建設はオーケーだったのですか、だめだったのですか。
○池田(克)委員 不十分だというのは判断の材料にならぬという意味ですか。
○池田(克)委員 ですから、地下水の問題もさらにいろいろと調べなければならない。つまり、その四十九年の西武プラス科学博物館の指導のもとにやったアセスメントでは、ホテルを建てていいか悪いかという判断には至らないということではないのですか。
○池田(克)委員 若干の問題があるにせよ、大勢においてはホテルを建てることは支障はないと判断したわけですか。それはいつですか。
○池田(克)委員 それはいつの時点ですか。
○池田(克)委員 五十年の九月に構わないという案ですか。五十年の十二月十五日に自然教育園運営委員長の談話で、五十年七月と十二月と二回にわたってホテルの建設は影響があると思われるので好ましくないという意見を出している。おかしいじゃないですか。四十九年、五十年と、確かに西武を中心とし...全文を見る
○池田(克)委員 今度は五十年の三月に好ましくないという意見だったと言う。さっきのお話によれば五十年の夏に、アセスメントをやって、いいとなった。たった半年の間にどうしていいことになったのですか。
○池田(克)委員 西武が正式に許可を求めてきたのは五十年の九月ですよ。それ以前に、西武と科学博物館が本当に毎日毎日協議をして、どういうことなのだ、どういうことなのだ、どうすればできるのだということを一体となって協議している。館長に許可を求めてきた、それに対していいとか悪いとか言っ...全文を見る
○池田(克)委員 これは驚いたことを聞きましたね。いやいやながら文化庁に申請した。あたりまえのことじゃないですか。文化財保護法によって、影響があるかもしれない地域に対しては許可を求めなければならぬことになっていると思いますよ。それじゃ科学博物館として、この問題は文化庁にそうやって...全文を見る
○池田(克)委員 了解してほしいとは、何の了解ですか。
○池田(克)委員 地元といっても、その辺の商店や住民とはわけが違いますね。御承知のとおり、科学博物館は法のもとに自然を保護するという役目をしょっていると思うのです。したがって、明らかに法の根拠のもとに西武と話し合う、法のもとに判断をする、これが当然じゃないかと思うのですね。しから...全文を見る
○池田(克)委員 癒着と私は申しましたが、金銭の授受があったなどという意味で私は言っているのじゃないのです。要するに、昭和五十年の九月一日に西武不動産が法に基づいて許可を申請している。形としては二年間かかって昭和五十二年の十二月に、先ほど来申し上げているように吉久次長名で影響なし...全文を見る
○池田(克)委員 私は全然納得できません。要するに、いろいろ話し合いをした、西武不動産はどうしてもここへ建てるんだとおっしゃいますけれども、建てると言ったって、文化財保護法のたてまえからいけば、影響があるというふうに文化庁が判断をすれば建たないのですよ。それは確かに民有地で買った...全文を見る
○池田(克)委員 要するに、役所のやることというのは、結論が出る前にこういう協定書をつくったり、それからいろいろな打ち合わせをして、最後になって役所として許可ができるようなかっこうに業者を誘導していっているのですよ、そういう姿は役所としてよくないと私は言っているのです。その後いろ...全文を見る
○池田(克)委員 最後に一言。いま白紙撤回を含めた検討を私要望したのです。この気持ちは私は変わりがありません。この問題は当該港区からも、区の議会の決議として、文化庁に対して反対だという声が出ております。単なる反対ではなくて、古垣鉄郎さんとか、かなりの知識人等も周辺で心配されておる...全文を見る
04月05日第84回国会 衆議院 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第4号
議事録を見る
○池田(克)委員 先ほど大臣と局長から「昭和四十年代以降の航空政策の展開と今後の方向について」こういう御説明があったわけであります。最初に、四十年代のいろいろな情勢と今日とはずいぶん違っていると思うのです。しかしこの四十年代、特に昭和四十五年の運政審の答申、四十七年の大臣通達、こ...全文を見る
○池田(克)委員 るるお話がありましたけれども、企業体制についてはそうかもしれませんが、問題は航空輸送需要の動向ですね。きょうは大臣もお見えですが、今日、成田問題で大臣大変に苦労していらっしゃると思うのです。私は、この成田の問題とこのロッキードの問題と関連はあると思うのです。どう...全文を見る
○池田(克)委員 観光客の比率が高いとおっしゃる。それであるならば、もう人命の尊重で、警察官と過激派がピストルで撃ち合ってもいいじゃないかという議論が出ているくらい、成田の開港については命がけの争いです。その背景にあるものは羽田がいっぱいだということだからです。そうなると、それほ...全文を見る
○池田(克)委員 いま局長からのお話の中で、半分以上、多いときは三分の二ですか、観光客だ。あおらなくても時代の趨勢がそうだとおっしゃいますが、いま私が指摘したのは羽田です。羽田がまた沖にできるとか、成田も第二滑走路ですか、第二期工事とか言われておりますが、いま日本が置かれている状...全文を見る
○池田(克)委員 つまり、成田の問題では閣僚協議会で総理以下ずらりと閣僚がお並びになって重大な協議をする。その根っこになっているのがいまの問題なんですね。局長さんでは確かに無理かもしれません。需要の抑制、確かに自由競争ですが、路線があれば飛行機会社は宣伝します。いまみたいなでっか...全文を見る
○池田(克)委員 この問題ばかりやっていられないのですが、私の感じは、つまり運輸省と航空局がいまの政治の一つのいけにえになっているのじゃないか。たとえばドル減らし、この間ドル減らしで二月の十一日でしたか、閣僚会議が行われました。運輸大臣も御出席だったと思いますが、あのロッキード事...全文を見る
○池田(克)委員 飛行機を余りたくさん買うのではないと大臣はおっしゃった。私はてっきりドル減らしで飛行機をたくさん買うのだと思っていました。ずいぶんとお話が違うものだと思いますがへ時間がありませんが、ヨーロッパのA300アエロスパシアルですか、これは私日綿実業が代理店だと伺ってお...全文を見る
○池田(克)委員 時間がありませんが、きょうは刑事局長にもお願いしているので幾つか例を挙げます。  これは裁判で出てきた内容を、それを報道したある新聞社が本にまとめています。ずっと拾ってみました。昭和四十五年十一月二十七日に日航が申請したジャンボ機四機の取得認可は十一月三十日に...全文を見る
○池田(克)委員 済みません、時間がありませんので最後に一つだけですが、ここで「四十六年六月三十日の議事録。日航の国内線ジャンボ乗り入れ問題での渡辺(尚次全日空副社長)発言はこうです。自民党航空部会で検討してもらうことにした。福永一臣と会ったら……」と新聞報道はなっているのです。...全文を見る
○池田(克)委員 時間がございませんので、まだまだお伺いしたいことがございますけれども、以上で終わらせていただきます。ありがとうございました。
05月10日第84回国会 衆議院 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第5号
議事録を見る
○池田(克)委員 四月五日に本委員会でお伺いをいたしましたことに引き続きまして、運輸省とまた法務省にお伺いをしたいと思います。  きょうは航空局長に忙しい中をおいでいただいておりまので、最初にお伺いをしたいと思いますが、航空需要の予測というのはどういう方法でやっていらっしゃるん...全文を見る
○池田(克)委員 そうしますと、かなり大がかりな調査というものが必要じゃないかと思うわけです。いまのような手順を踏んで、航空需要の予測というのは何年に一遍おやりになっていらっしゃるのでしょうか。
○池田(克)委員 そうしますと、五年に一遍ぐらい出てくるということでしょうか。
○池田(克)委員 最近、総理がアメリカへ行かれるについて、DC9でしたか、前倒しの発注をさした、こういう報道がございましたけれども、これは事実でしょうか。
○池田(克)委員 そうしますと、航空各社から大体買う予定を運輸省はとっていらっしゃる。そのことと、運輸省が、いまお話がありましたようなかなりの年月とシステムをかけて航空需要予測をしていらっしゃることと、この相互関連はどうなっておるのでしょうか。
○池田(克)委員 そうすると、いわゆる航空需要の予測というのは、飛行場を整備するという側にとっては運輸省が所管として具体的な形であらわれるのであるが、飛行機を何台買うとかということになると、それはもっぱら航空会社の商売上の判断だ、こういうふうに考えていいのでしょうか。
○池田(克)委員 そうしますと、いわゆる運輸省がやっている行政指導とは一体何か。私がなぜこの問題を航空局長にお尋ねしているかといいますと、ロッキード事件の全体を見ておりまして、片っ方にはPXLの問題がある。もう一つには、いま横山委員から御指摘がありましたように、十月五日の児玉から...全文を見る
○池田(克)委員 当時は、局長はどんな立場にいらしたのですか。
○池田(克)委員 四十五年の万博が終わって需要ががた減りになった、これは察しがつくわけです。減ったのなら、何もジャンボ機の転用を十一月三十日に橋本登美三郎運輸大臣名ですることはなかったんじゃないか。私は、いまの御説明ではどうもその辺が納得できない。しかも、航空需要の予測というのは...全文を見る
○池田(克)委員 これは刑事局長にお伺いをしたいと思うのですが、第十回の丸紅ルートの公判、五十二年五月二十六日です。このときの証人は、検察側証人で日本航空の稲益専務という方が来ているわけです。  この記録を見ますと、「最終的に航空局がメモを出してきまして、どうしても日航が(四十...全文を見る
○池田(克)委員 重ねてお伺いしますが、いま航空局長がお話しになったこと、さらに刑事局長がおっしゃっているように、証人の証言は、私は、ここに、単なる行政指導ではなしに、何らかの政治的な力というものが働いていた、こういうことをこういう資料から推察するわけであります。検察当局として、...全文を見る
○池田(克)委員 臭いという判断で立証していらっしゃるということでありますが、さらに申し上げるならば、五十二年三月九日の第四回公判で、全日空常務会の議事録が取り上げられ、「四十六年六月三十日の議事録。日航の国内線ジャンボ乗り入れ問題での渡辺(尚次全日空副社長)発言はこうです。自民...全文を見る
○池田(克)委員 これは委員長にお願いですが、いま読み上げられました刑事局長の持っていらっしゃる資料を、委員会としてコピーないし何なりいただけないかお取り計らい願いたいと思います。
○池田(克)委員 重ねてお伺いをいたしますけれども、「日航のB747導入を、あらゆる手段で引き延ばす、」こうあるわけであります。この「あらゆる手段」というのは一体どういう手段というふうに検察側は考えていらっしゃるのでしょうか。
○池田(克)委員 そういたしますと、検事さんが法廷でおっしゃった、これは裏のないあらゆる手段というのが一つの観測かもしれません。いろいろな手段の中にそうした政治的な力関係というものがあった。先ほど来そういう方向で立証するというふうに伺っているわけでありますが、航空局長、メモをお出...全文を見る
○池田(克)委員 時間が余りありません。  検察当局としては福永一臣さんという方をお呼びになって、この件についてお聞きになっていらっしゃるでしょうか。
○池田(克)委員 御本人の名誉があるから、もし調べたとするならば調べた内容を伺いたいのです。要するに、お金はもらった、そのお金の趣旨が何だということが問題のように私は考えているわけです。それがここ一月、もう少し長い期間ですかの間、このロッキード委員会でも理事の方々でかなり議論があ...全文を見る
○池田(克)委員 最後になりますが、私、前回、資料要求をさせていただきました。理事の方々の協議で幾つもの資料が要求されておりますが、それができ上がって当委員会に出されるのは大体いつごろになりましょう。
○池田(克)委員 終わります。
05月10日第84回国会 衆議院 文教委員会 第19号
議事録を見る
○池田(克)委員 本委員会で著作権の問題がこのように話題になるのはそうしばしばではないと私は思っております。  先ほど提案の趣旨が大臣から御説明ありましたように、今回の著作権法の一部改正は条約の締結に伴ってなされたわけでありますが、著作権法全体を見ておりますとかなりいろんな問題...全文を見る
○池田(克)委員 そうしますと、三十条の改正、それから隣接権条約の加盟、大きく言うとこの二つの問題についていまの答弁で具体的なお話があったわけであります。これについては、審議会ということがいまお話に出ましたけれども、審議会も来年の六月にはメンバーの入れかえというような、任期が来る...全文を見る
○池田(克)委員 第五委員会、第五分科会はそうなんですが、残りの四まではすでにレポートが出ております。特に第四などはおととしの秋に出ているわけですから、もうかれこれ二年半近い歳月が流れている。この第四委員会なんかでは具体的に西ドイツ方式の採用なども着、実に取り入れろという答えが出...全文を見る
○池田(克)委員 もう一つ私が問題意識として持っておりますのは、先ほど大臣の山原委員に対する答弁の中にも出ていましたが、媒体という人たちの著作権の理解というものですね。たとえば著作者の著作物を活字にしたり、あるいは雑誌や単行本にしたりして編集して出すわけであります。こういう一つの...全文を見る
○池田(克)委員 私、隣接権の問題からそちらの方へ話を広げたのですが、隣接権の中では、そうした枠の広がりといいますか、いわゆる隣接ですね、活字媒体や、そうした紙に固定された著作に関してはいま申し上げたような実態で、なかなか保護しにくい状態でございます。  そこで、この問題だけを...全文を見る
○池田(克)委員 非常に少ないのですね。ここにまた問題がある。いわゆる著作権そのものは私権ですから、親告罪として、侵害された本人が問題を持ち出さなければならないわけです。しかし、私も美は著作権問題をめぐって法廷で争った経験がありますけれども、ほとんど裁判の判例はないですね。そんな...全文を見る
○池田(克)委員 ですから、そういうものがあることは私も承知している。そこにちゃんとそうした保存がされているかということなんです。
○池田(克)委員 どのくらい捕捉していらっしゃいますか、流されているテープやそうしたものを。
○池田(克)委員 それじゃ、文化庁には著作権原簿というものが、著作権が登録されている原簿があるわけでありますが、これはどうですか、町にいろいろな著作物がはんらんしておりますが、これは大体適切に原簿に登録されているでしょうか。
○池田(克)委員 いま私がなぜこういう問題を幾つかお伺いしたかといいますと、著作権法というものについて非常に世間で知られていない部分がある。著作物がいわゆる著作権としてきちっと公のところに登記される、登録原簿に記載される、または音でも映像でもそうした公の機関に保存される、こういう...全文を見る
○池田(克)委員 つまり、大手のレコード会社はこの法律で守られているかもしれません。しかし、私は著作権の問題を考えるときに、この陰にあって、一人一人のいわゆる演奏家という方々の権利というものが十分に保護されているかどうか、私はここに大きな問題意識を持つわけであります。もうすでに何...全文を見る
○池田(克)委員 この実演家の権利の保護というのはどういう形で行われているんでしょうか。
○池田(克)委員 ところが実演家はお一人お一人です。集団じゃございません。したがって、権利侵害があっても泣き寝入りしている場合がある。すでに法そのものの中にも、隣接権自体は保護期間が二十年と、著作権本来から比べますとずいぶんと短いものになっています。映画に入れることを同意いたしま...全文を見る
○池田(克)委員 いま私が申し上げたくだりは、実は佐野いまの大学局長がある著書で質問に答えている部分なんですね、私の感想ではなくて。要するに、いわゆる実演者の利益というのは非常に権利主張のしにくい形になっている。ですからそれを逆に、法ではさまざまな配慮のもとに守るような体制にして...全文を見る
○池田(克)委員 現在、文化庁として、このカラオケというものにどういう問題点が含まれているとお考えになっているか、現在までの分析状況をお聞かせいただきたいと思います。
○池田(克)委員 そうすると、名曲喫茶というのは認められているわけですね。これはどうですか。
○池田(克)委員 しかし二次使用の支払いとしては認められてないわけですね。いまの次長のお話を伺いますと、検討する、つまり、カラオケというものを使って営業をしている場合には、そこからのいわゆる隣接権者に対する何らかのそうした金銭的なものを考えなければならない、こう理解していいですか...全文を見る
○池田(克)委員 ちょっとさっきの答弁より引っ込んじゃったですね。九十七条の改正ですよね。要するに、放送それから有線放送プラスそうした音楽を使って営業をしている人たちをやはり九十七条にも含めよう、それを検討する、そういうことですね。もう一遍そこのところを、非常に重要なところなんで...全文を見る
○池田(克)委員 将来の問題として、検討しないのですか、検討する方向にあるのですか。その辺、もうちょっとはっきりしてください。
○池田(克)委員 そうすると、課題として紙に書いておくということだけですか。
○池田(克)委員 大臣、いかがですか、お聞きになっていて。これは相当大きいのです。正直言って、機械的失業ですね。バンドマンの方々が仕事がなくなっちゃっている。要するに、いままで盛り場の風俗営業のお店で小さなバンドが入っておった、あるいはピアノを弾く、こういうことで生計を立てていた...全文を見る
○池田(克)委員 検討していただくということです。いまおっしゃるように、二次使用料を徴収することによって必ずしも問題が解決しない、私もそう思います。ただ、多面的な問題が必要だと思いますね。  そこで、若干問題が変わりますが、音楽大学の卒業生というのは毎年どのくらい出ているのでし...全文を見る
○池田(克)委員 これは非常にいいお話ですね。私は二国の場所選定については注文しましたけれども、二国をつくることは私も賛成です。それと同時に、いま大臣がおっしゃるように、生演奏を聞かせる機会というのをこれは国の責任で考えるということを大臣はおっしゃった。これは非常にいいことだと思...全文を見る
○池田(克)委員 せっかくいいところまでお話が出たのに……。  しかし、私、こういうことを申し上げたいと思うのです。これは日音労が文化庁に対して申し入れをしております。「日本の文化生活に重要な役割を果しているポピュラー音楽(ライトミュージック)では、機器の発達と普及により生音楽...全文を見る
○池田(克)委員 長官がお帰りになりましたので、実はここに持ってきたパンフレットなんです。が、これはカラオケなんです。カラオケなんですが、カラオケの演奏をバックにしてお客さんが歌を歌うのです。バックにして自分が歌った歌を足して、そしてパックにしてお客さんに売るというのです。値段は...全文を見る
○池田(克)委員 参考までに申し上げますと、新聞の記事ですけれども、要するに、レコード協会が市場調査など監視を強めているけれども、バーやスナックの中には客寄せの手段としてカラオケのほかに客の歌を録音もしくはビデオ録画するところもあって、取り締まりに頭を悩ませている。  レコード...全文を見る
○池田(克)委員 この取り締まりに頭を痛めている。つまり、現実に生活が脅かされる。そして、自分たちがある契約のもとにスタジオで吹き込んだテープが町に出ていった、それが三十条で私的に利用されている分には問題がありません。それが営業に使われている。先ほど次長の御答弁だったのですが、こ...全文を見る
○池田(克)委員 最後になりますけれども、第四委員会で答申が出ておりましたが、要するにコピー公害の問題、ゼロックスとか、そういうふうな複写、こういうものに対してさまざまな問題提起が今日なされております。先ほど大臣からも、西ドイツ方式というのはかなり問題があって、会の中でも、あるお...全文を見る
○池田(克)委員 先ほど長官のおいでにならないときに出ました問題ですが、係争です。著作権をめぐる裁判あるいは紛争解決のための委員会がございますね。これについて一年間に三、四件しか持ち込まれてない。今日、そういうような公に明るみに出ている、そうした著作権法上の争いというのはそうたく...全文を見る
○池田(克)委員 最後に大臣に、この著作権法の問題のやりとりをずっとお聞きになっていらしたと思うのですが、いまの生演奏の問題、私はこだわるわけじゃありませんけれども、ぜひこれは前向きで具体的な対策、施策をお考えいただきたい。大臣、第二国立劇場ができるころには在任しないかもしれない...全文を見る
○池田(克)委員 終わります。
05月31日第84回国会 衆議院 文教委員会 第23号
議事録を見る
○池田(克)委員 最初に笹原参考人にお伺いをしたいのでございますが、先ほどの一番最初の御発言の中で、スポーツの選手の合宿、これに対して、このオリンピックセンターの時間帯といいますか、さまざまな運営のやり方がなじまない、ときには三食の食事ができなくて二食になる、こんなようなお話がご...全文を見る
○池田(克)委員 その辺についてもう少し笹原参考人にお伺いしたいのですが、オリンピックセンターの運営についてはたしか評議員会というのがございました。その中にたしか、私が承知しているのでは四つの大きな種目があって、一つはいわゆる社会教育の団体の方、もう一つは体協の団体の方、あと二つ...全文を見る
○池田(克)委員 オリンピック記念の施設で、要するにオリンピックのときに残ったお金、こういうようなものを使ってスポーツ研修館というものができた。この中には医務室というものもあって、かなり科学的に研究をしようじゃないかという当初の期待というものは体協関係者にもあったのじゃないか。そ...全文を見る
○池田(克)委員 こういうふうにして、いわゆるオリンピックの名前がついた歴史的な、スポーツ関係者にはそこが東京オリンピックの思い出の場所である、そこでハッスルして日の丸を立てるんだと言ってがんばってこられたんでしょうが、だんだん使いにくくなって、またいろんな状況の中で自衛隊へ行っ...全文を見る
○池田(克)委員 いまの問題については藤田先生、定義については明確なお答えがなかったわけです。しかし、これはまた別の機会に文部省当局や法制局等にこの法律の意味という問題について私も聞いてみなければならないと思うのです。  一方、藤田先生がお書きになったちょっとした論文がございま...全文を見る
○池田(克)委員 私が問題意識としているのは、たとえば「国立青年の家の管理運営について」という四十七年四月の社会教育局長の通知が出ております。これなんかにも、青年の家では研修生の生活時間の割り振りの基準を定めることということで、こういうふうにきちっとした時間帯のもとに教育をしてい...全文を見る
○池田(克)委員 上村事務局長さんにお伺いしたいのですが、現在の社会教育の状況の中で、いろいろな青年の家なんかができておりますね。少年の家もあります。その中でスポーツというものはどのくらいの割合で行われているのでしょうか。
○池田(克)委員 もう一点だけお願いしたいのです。これは上村先生のいまのお話についてなんですが、一つのカリキュラムの中でスポーツをするということと、同時に全体がとにかくスポーツの目的のために合宿をするとか、スポーツの目的のために社会教育施設を使うとか、こういうことはあるのでしょう...全文を見る
○池田(克)委員 終わります。ありがとうございました。
06月02日第84回国会 衆議院 文教委員会 第24号
議事録を見る
○池田(克)委員 前回に続いて、オリンピックセンターの解散に関して、私たちまじめな気持ちでこの法律案を勉強してみまして、まだわからない点、ずいぶん多いと思っております。ですからきょうは、大臣並びに各局長からできるだけ詳細に、これから進もうとしている道、また私たちが主張している内容...全文を見る
○池田(克)委員 そこで、つけ加えるものがあるというお話ですが、何と何をつけ加えるようにお考えなのでしょうか。
○池田(克)委員 いまのお話、わかるようなわからないような、もうちょっとすっきりと、何と何がつけ加わるのだという、一つ何々、二つ何々と、こういうふうに聞かしていただけば何とかいくのですけれども、何かごちゃごちゃっとしているのです。
○池田(克)委員 いまのお話の中で、七百八十六ある団体の連絡、それから青少年問題の研究、二つがつけ加わる、あとはおおむねいままでどおりの運用をそのまま継続をしていく。  そこで一つお伺いしたいのですが、国が主催して全国の青少年団体のリーダーを集めて研修をするとか、こういうことは...全文を見る
○池田(克)委員 国が、可能であれば集めたいと言うのですが、そういう青少年のリーダーというのは大体大人ですよね。ボーイスカウトなどを見てみましても、幹部の方々は相当年配の方々で若い人たちをまとめている。その問題はまた後で触れなければならないと私は思うのですが、今日のオリンピックセ...全文を見る
○池田(克)委員 そうすると、何もそういうことをオリンピックセンターでやらなくたっていいんじゃないですか。わずかな、ネグリジブルスモールの人たちがどこかへ集まって何か全国の打ち合わせをするとか、国がそれに対して物を言いたいときには言うというならどこかを借りるということがあるわけで...全文を見る
○池田(克)委員 助言をするとか相談相手になるとかということは、それはそうかもしれませんが、それは非常に弱い内容であって、国がしなければならないという必然性はそこに出てこないと私は思うのです。私はこの法案を一生懸命勉強したつもりなんです。本当にまじめにあちこちの御意見をいろいろ聞...全文を見る
○池田(克)委員 いや、私が聞いているのは、文部省令なら省令で、あるいは規則なら規則で何か案があるんですかというのです。いまのお話ではお手伝いをするということですが、お手伝いをしますということがちゃんとうたってあるかというのです。それは局長や大臣のお気持ちがあることはあるでしょう...全文を見る
○池田(克)委員 そうすると、いまのお話では用意してない。とにかく何でもいいから法律を通して一つの組織をつぶしてくれ。これはどうもおかしいのですね。つぶしてくれということでしょう。一体何になるかというと、いま大臣のお話のようにほぼ残す、プラスすることがあるかもしれない。私は、文部...全文を見る
○池田(克)委員 大臣の最初の段の話よりも後の話ですね。なぜこれから先どうなるかということについて局長が答えられなかったか、ここに私は問題の本質があると思う。要するに予算審議、これはことしの暮れあるいは来年ということになるのでしょうけれども、予算折衝というのは省内ではもういまごろ...全文を見る
○池田(克)委員 いま大臣が、新しくできる国立オリンピックセンターに関して、スポーツ団体代表が評議員に入るのは当然だ、こうおっしゃる。初めてわかったのです。  大体、評議員会の内容についてもよくわかりませんが、たとえばこの法律案で、文部省設置法二十四条の二というのをこれから新し...全文を見る
○池田(克)委員 私、いま大臣の気持ちはわかりますが、この法律案を審議する上に、私がさっき申し上げたきちっとした内容の案あるいは予算案、構想、プログラム、この問題についてもうちょっと詰めたいのです。それをいただいてからその部分は進んでいくことなんで、それはどうでしょうか、きょうじ...全文を見る
○池田(克)委員 そうしますと、先ほど、心身の発達は青少年教育に包含される、こういうお話だったのですが、私は、このオリンピック総合センター法といういまの法律にあるこの心身の発達というのは大事だと思う。包含されるというのはそれはそれでわかりますが、この法律案に心身の発達を期すという...全文を見る
○池田(克)委員 法律というのは四百字詰めで何枚以内に書け、こんなことはないのです。十分に誤解のないようにたっぶり書いておくべきだとぼくは思うのです。どうですか。
○池田(克)委員 問題を変えますが、もう一つ私がこの問題で不思議だなと思うのは、このオリンピック総合センター法の三十四条に、「青少年総合センターの解散については、別に法律で定ある。」というんです。解散という言葉の定義は一体何か。いまのままそっくり実務内容は残す、プラスすることがあ...全文を見る
○池田(克)委員 法制局とどういう話があったか知りませんけれども、法律案は日本語で書くことになっています。日本人がだれが読んでも、解散というのは一たんなくなることですね。それで、同じものが続いていって、大臣の答弁が、繰り返しお話があったように大綱としてこの運用は変わりませんという...全文を見る
○池田(克)委員 すると、解散の時点で理事長を初め幹部の方は退職金をもらうんでしょうか。
○池田(克)委員 解散というのは、いま大臣は瞬間タッチとおっしゃったのです。要するに同じものがある、形を変える。私は、それについて法律の審議をなさるというならば、瞬間タッチであればあるほど、先ほどの、先にどうなるかという問題が明らかにならなければ片一方はぽかっとあいているんですね...全文を見る
○池田(克)委員 予算のやりとりが終わってから出てくるということになりますと、われわれはつんぼさじきに置かれたまま、どうなっていくのかわからないのに白か黒かの表決をしろ、こういうことになるんですね。これは予算折衝までの間は役所のやりとりで、それはこの場でもって答えられないと大臣は...全文を見る
○池田(克)委員 その運営委員会というのを大臣おっしゃったが、どういうものなんでしょうか。いまのオリンピックセンターの運営委員会なんでしょうか。
○池田(克)委員 そうすると、これからつくる国立オリンピック記念青少年総合センター、いわゆる国立オリセンの運営委員のメンバーはもう任命されて会議を開いているのでしょうか。
○池田(克)委員 いま池田敬子さんを入れるというのは案ですか。
○池田(克)委員 そうすると、たとえばいま帰人教育会館の例を引かれましたけれども、その運営委員会がこれからどうするかということを決めていく、そのどうするかを決めた中で概算要求に見合ういろいろな構想が練られていく、こう私いま理解するわけなんですが、ちょっと角度を変えて見ますと、今日...全文を見る
○池田(克)委員 率として、国が出している金と自分たちでかせいでいる金とはどのくらいの比率ですか。
○池田(克)委員 今度国立になった場合に、まるまる国が全部出すことになるのでしょうか、この金全部そっくり。
○池田(克)委員 そうすると、使用料というのはやはりあるのでしょうか。
○池田(克)委員 そうすると、国が出すお金はいままで四億一千八百万出していたのよりも多くなるのですか、少なくなるのですか。
○池田(克)委員 私が考えるところ、行政改革というのは、行政のいろいろな費用というものを、国が大変な時期なんだからなるべく節減をする、そういうことも一つの項目にあるのじゃないかと私は思うのですけれども、先ほど来伺っておりますと、国が何かの意図があってやるのじゃない、ほぼ同じ運用を...全文を見る
○池田(克)委員 お急ぎになっているのであれば、たとえば国が、可能な場合には青少年教育の指導者を集めて研修をするとか、いろいろ国が考えていることがあるでしょう。その考えていることの全貌というのがわかっていてしかるべきですね。しかも、機構をこうするということも、いまの大臣の御答弁を...全文を見る
○池田(克)委員 ぜひその資料をお願いしたいと思います。  前の小川委員の質問に対する答弁で、大臣は、働いていらっしゃる方々は一人も失業がない、こう断言をされておりました。これは間違いないでしょうか。
○池田(克)委員 重ねてお伺いしますが、身分の問題です。公務員になられた場合に、いわゆる初任給からいくのか、いまの状態をそのままスライドしてそれを保障するということになるか。これは法的に大変むずかしいことだと思うのですけれども、これはどんなふうになるのでしょうか。
○池田(克)委員 まだ時間が残っておりますが、先ほどお願いした資料をいただいた上で残りの時間をそれの質疑に充てたい、このように考えます。  以上で終わりたいと思います。
06月07日第84回国会 衆議院 文教委員会 第25号
議事録を見る
○池田(克)委員 前回の委員会でお願いをいたしました資料、期日までにお出しいただきまして、内容はともかくとして、われわれが審議をさせていただくのに資料か出てまいりましたことについては評価をしたいと思います。  そこで、いま湯山委員からもお話がありましたが、この事業内容についてお...全文を見る
○池田(克)委員 このオリンピック記念という言葉なんですが、前回たしか小川委員からの御質問があったかと思うのですが、このオリンピック記念青少年総合センターにはスポーツ研修館というのがございます。これはたしかスポーツ振興財団に対してオリンピックの余ったお金でしょうかが入りまして、そ...全文を見る
○池田(克)委員 御承諾があったということでございますが、このオリンピック東京大会組織委員会が残余財産をスポーツ振興財団に寄付することについて条件があったわけです。つまり「オリンピック東京大会の開催を記念するとともに、オリンピック運動およびアマチュア・スポーツの振興に資するため、...全文を見る
○池田(克)委員 オリンピックにも役立ちたいと大臣おっしゃいますが、いただいたこの資料の中ではそれはどこに入ることになるんでしょうか。
○池田(克)委員 「オリンピック五輪模様などの乱用防止策について総理府長官の通達」というのが昭和三十九年の四月二日に出ておりますね。オリンピックという名前は明らかに国際オリンピック委員会の独占物である。「その使用は、オリンピック競技大会に関係ある活動に限定され、とくにいかなる種類...全文を見る
○池田(克)委員 そうしますと、体育局から社会教育局に移管された、これを体育局としてはどう見ていますか。
○池田(克)委員 オリンピックの選手たちか今日まで強化合宿等にこの総合センターを使ってやってきたのですが、今日、いろいろ聞いてみますと、一つには時間的に、朝六時半起床、夕食が午後五時とか、こういうふうにスケジュールが、日課が大体決まっているわけです。そのスポーツ選手のコンディショ...全文を見る
○池田(克)委員 これで全部ですか。いまおっしゃったのは体協加盟の連盟としての合宿なんですが、オリンピックに参加する可能性のあるそれぞれの——オリンピックか近づかなければオリンピックの選手としてまとまった組織にならないわけですが、それに可能性のある、たとえば武相高校の体操だとか、...全文を見る
○池田(克)委員 体育局長としては、こういうふうに青少年が、場所がないあるいはまた安いということで、実際に聞いてみますと自衛隊の体験入隊という名目です。そうしますと宿泊費は取らない、食事代だけですから、合宿を運営するようなコーチやマネージャーにとってはいいところだと判断するかもわ...全文を見る
○池田(克)委員 自衛隊の中でそういうふうなことが行われているということを大臣は前々から御存じでしたか。
○池田(克)委員 これは私、余りいいことじゃないと思っているわけです。自衛隊の体験入隊というのは自衛隊と国民との融和を図る、理解をさせるという趣旨であることは私も承知をしております。いろいろな新入社員の研修などに使われていることも私も承知をしておりますか、スポーツの強化合宿という...全文を見る
○池田(克)委員 私は体育局に別にコミットしているわけではないのですけれども、問題の立て方が、先ほど御答弁があったように、スポーツ振興法の方が体育を広くとらえている、こういうことであれば、むしろ体育局側も物の言えるような状態にしなければならぬし、それにはこういう形の直轄というのは...全文を見る
○池田(克)委員 巷間によれば、幡ヶ谷の教育大跡地、こういうお話が出ておりますが、それは候補として上がっているのでしょうか。体育局長、いかがですか。
○池田(克)委員 望月某の由緒あるというのですが、私は、東京オリンピックの由緒の方か重大だと思うのです。ですからこれは渋谷も教育大跡地問題はかなりてこずると思いますよ。私はやはりそのオリンピックセンターというものがそういう趣旨でスポーツの総合研究の場になるべきだと思う。たしかこれ...全文を見る
○池田(克)委員 競輪のお金でつくられたものですか。
○池田(克)委員 ギャンブルについてはいろいろ御意見があろうと思いますが、代々木のオリンピックセンターからスポーツというものが、片っ方は幡ケ谷構想、片っ方は静岡県のサイクルセンター構想、次第次第に出ていく。そして残されたものは社会教育、その中に確かに体育があるとうたわれていますが...全文を見る
○池田(克)委員 最後になりますけれども、この「調査研究」という項目の中に、団体の現状、指導者、事業等の調査研究というのが挙げられております。つまり、ここを利用する団体が後に調査の対象になる、あるいは利用する前に、先ほど湯山委員からのお話がありましたようにその内容によるとなると、...全文を見る
○池田(克)委員 終わります。
12月12日第86回国会 衆議院 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第2号
議事録を見る
○池田(克)委員 公明党の池田克也でございます。  最初に、今度のロッキード事件に関連いたしまして、議院証言法違反で逮捕、そして取り調べた人たちは何人いるのでしょうか。
○池田(克)委員 もし議院証言法違反以外だったとすれば、どういうことで起訴したりあるいは取り調べをしたりすることがあったか。まあこれは仮定の問題であります。
○池田(克)委員 要するに、いま伺っておりますと、国会でこの問題が取り上げられた、そして証人が呼ばれてそこで証言がなされ、その問題をめぐって実態が明らかになってきた。私は、国会が果たしたこのロッキード事件の解明における役割りというのは非常に重いのじゃないか、こういうふうに今日の時...全文を見る
○池田(克)委員 私たち、法務大臣にこれから期待をしたいわけでありますが、先ほども横路委員から国会に協力してほしい、こういう発言もあったわけでありますが、正直申しまして、私がロッキード委員会に席を置かせていただいて、今日までの率直な感想は、法務当局のこのロッキード委員会に対する協...全文を見る
○池田(克)委員 二年間たっているわけでありますが、その間二回。一番新しい報告はいつでしょうか。
○池田(克)委員 五十二年の二月二十四日以降、もう二年近い年月がたっていて、その間何もないわけです。私は大臣にお願いしたいのでありますが、裁判の進展に即してもっと頻繁にロッキード委員会に対して、つまり国会に対して、この事件がこういう状況で進んでいる、見通しはどうだ——私たちが一つ...全文を見る
○池田(克)委員 その必要の有無はだれが判断するのでしょうか。
○池田(克)委員 いまの発言は、ロッキード委員会が法務省だけを相手にしないで独自に調査をしろ、こういう御発言のように私は受け取りました。ということは、法務大臣としては、ロッキード委員会というものはこの事件解明に必須のものである、なくてはならないものであるという認識に立っていらっし...全文を見る
○池田(克)委員 ですから、いまのお話はさっきのお話の繰り返しなのですが、大臣としては事件解明についてロッキード委員会は必要だとお考えかということなのです。これは、大臣も国会議員でいらっしゃる、そういうお立場から、就任早々で、いままでいわゆる議員という立場で事件を見ていらっしゃっ...全文を見る
○池田(克)委員 いや、私の伺っているのは——それは確かに大臣のお立場としてはそうでしょう。反面、議員という立場も大臣はお持ちでいらっしゃる。形を変えて御質問いたしますが、今回の新しい政権について、当然大臣は総理とお会いになっていらっしゃる。総理に対してロッキード事件の問題に触れ...全文を見る
○池田(克)委員 国民が大平政権に対して、特にロッキード事件ということに限って言うならば解明の姿勢がいままでより後退するのじゃなかろうかという疑念を持っている。これは新聞その他でも報ぜられ、先ほど横路委員からも指摘があったわけです。予算委員会が始まる、当然この問題はまた代表質問等...全文を見る
○池田(克)委員 先へ進みます。  コーチャンの嘱託尋問調書が証拠採用されたわけでありますが、この嘱託尋問調書の中で昭和四十七年十月五日、つまり事態を急変させたという児玉から中曽根氏への電話ということが改めてクローズアップされてきたわけであります。この件に関して法務当局としては...全文を見る
○池田(克)委員 この嘱託尋問調書をいろいろ読んでみますと、いわゆる陰謀という問題がある。その陰謀を変化させる、つまり陰謀というものがあった上に何らかの政治的な工作というものがあった。この陰謀の存在と、それから政治的な工作と、この二つに分けられるというように私は思うのです。  ...全文を見る
○池田(克)委員 さらにコーチャンの著書である「ロッキード売り込み作戦」、再三この委員会に出てきているわけでありますが、これの中の記述によりますと、十月五日の夜八時に銀座の塚本素山ビルにある児玉事務所をコーチャンが訪問しているわけであります。そのときに福田氏も一緒だったわけであり...全文を見る
○池田(克)委員 ですから、何を聞いてもこの委員会には全くやぶの中、委員会そのものも国民の前に明らかにならない、実に推理が推理を生んでいくという恐るべき事態を私は心配するわけであります。  先ほど私がちょっと触れましたが、陰謀があったかどうか、つまり中曽根氏も、この十月二十六日...全文を見る
○池田(克)委員 つまり陰謀というもの、これはコーチャンが陰謀と名づけているわけでありますが、この外国からの航空機の売り込みに関して、日本の行政官庁の仕組みというものを彼らが見た場合に、これは何らかの政府当局に強力な発言力のある人、これによって工作をしなければならない、こういう印...全文を見る
○池田(克)委員 裁判以外の場で明らかにされる、そうなりますと、この委員会がその役割りを持つということだと思うのです。私は、この問題の状況を詰めるために、昨年から殖産住宅の脱税事件をめぐって、これに注目をしていろいろと質問をしてまいりました。  法務省にお願いしたいのですが、こ...全文を見る
○池田(克)委員 先ほど刑事局長からも、この脱税事件について東郷氏の証言というものが前後二つに食い違っている、こういうふうに指摘があったわけです。これは非常に重大なことだと思うのです。本来、東郷氏は中曽根氏に大変友情を持っておった。本委員会でも、いみじくも私に対する答弁の中で中曽...全文を見る
○池田(克)委員 ですから、中曽根氏はこの「千代新」での会合について、それじゃおれが児玉氏に頼んであげよう、会ってみなさい、こういうふうに言って頼んだのですね。頼んだというふうに証言をしていらしたわけです。「私は東郷君に、こういうことだから会ったらいいでしょう、そういうことで、私...全文を見る