池田克也

いけだかつや



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開催日 会議名 発言
02月19日第91回国会 衆議院 予算委員会 第14号
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○池田(克)委員 公明党の池田克也でございます。  限られた時間の中で三つばかり大きな柱を持って御質問をしたいと思います。  最初にオリンピックの問題でございます。  御承知のとおり、レイクプラシッドで冬季オリンピック大会が開かれていまして、わが国の選手もなかなか健闘して連...全文を見る
○池田(克)委員 あの当時の声明というものを拝見しますと、最終的な結論はJOCに任せる、しかし政府として好ましくない。行くのか行かないのかどっちともとれる、こういうような表現になっているわけでありますが、端的にお伺いしたいのですが、いま政府としては日本のオリンピック選手団を派遣し...全文を見る
○池田(克)委員 このオリンピック大会の開催に関してIOCがモスクワを決行するということを決めた、これはもうすでに御承知のとおりであります。このモスクワ決行を決めたというこのときの報道の中に、罰則ということが出てくるのです。このときの報道を見ますと、オリンピック大会に参加するよう...全文を見る
○池田(克)委員 これは重大な問題だと思うのですね。文部大臣が御存じなかったということも、私そう申しちゃなんですけれども、この問題本気で考えていらっしゃるのかという危惧を抱かざるを得ない、失礼な言い方かもしれませんけれども。はっきりと二月十三日付の新聞に、各国オリンピック委員会は...全文を見る
○池田(克)委員 官房長官、どうでしょうか。罰則問題について研究されていますか。
○池田(克)委員 ということは、官房長官は御存じなかったということじゃないですか。要するに、いま文部大臣からもお話がありましたが、IOCに日本は代表を出しているが日本のJOCは関係ない、IOCが勝手に決めたことであって、行くか行かないかは自由なんだ。私はそういう話は通らないと思う...全文を見る
○池田(克)委員 そんなこと聞いているんじゃないんです。日本は罰則の対象になると書いてあるから、罰則はどうなんだ、心配ないんですかと聞いているんです。
○池田(克)委員 これは変な押し問答になったんですけれども、要するにすれ違っているんです。ここにキラニン会長が罰則の対象になると報道しているんです。ですから、私はこの報道を信用します。いまおっしゃるように、NOCにそうした参加の決定の権限が与えられているのかもしれません。しかし、...全文を見る
○池田(克)委員 ですから、キラニン発言が二月の十二日にあったのです。この発言に対して確認して、罰則問題の処置を安心できるようにしてあるかと聞いているのです。前の認識とか常識とかじゃないのです。キラニンさんはこう言っている。世界各国のかなり多くの国が行かないことになってきたら、キ...全文を見る
○池田(克)委員 結構なんです。いま言っているのは、二月十三日に言っているのです。そんなことじゃ審議できないですよ、本当に。ふまじめじゃないですか。
○池田(克)委員 官房長官、いままでの締めくくりとして、日本の政府全体として、この問題、罰則問題も含めて考えるべきだと私は思うのですが、一言だけ御所見を伺いたいと思います。
○池田(克)委員 大変時間をとってしまったのですが、IOC総会で国旗、国歌の問題というのが大きな問題になりました。私は、オリンピック問題を考えるに際して、二つの側面がある、こう思っているわけです。  この辺は外務大臣にぜひお伺いしたいところなんですが、一つは、オリンピックの正常...全文を見る
○池田(克)委員 どうも外務大臣の話がもう一歩すれ違っちゃっているのですね。私は分析して言っているのです。いまのオリンピック問題というのは、片方にオリンピック正常化という動き、もう一つにはアフガン問題に対する当面の対策、二つあるというふうに私は分析する。その私の二つの見方について...全文を見る
○池田(克)委員 文部大臣どうですか。
○池田(克)委員 国旗と国歌を削ったということは、私は、そういう意味では、その二つに分けた、要するにオリンピック問題の正常化というもの、国家、政治、これが全くゼロになるということはむずかしいことだと私も思います。小さな国国における力の問題等もあると思います。けれども、少なくともそ...全文を見る
○池田(克)委員 確かにいま私も申し上げたし、大臣もおっしゃっていました。  織田幹雄さんがこういうことを言っているのですね。「オリンピックはどんどん変わっている。このままでは、国を背景にしたプロの競技会と変わらなくなってしまう。それなら世界選手権でたくさんだ。オリンピックをそ...全文を見る
○池田(克)委員 端的に聞きますと、この次、八四年のサラエボですか、サラエボでこの憲章が改正になって旗と国歌を変える、日本はどうするのですか。
○池田(克)委員 なぜ私がこういうことを言うかといいますと、要するに、そういう国家、政治の力が前面に出過ぎた、これをぐっと引き下げていく。たとえば、日本がもう日の丸は使いません、日の丸も含めたオリンピックのマークが入った旗がありますよね、要するに国旗として日の丸単独のものを使わな...全文を見る
○池田(克)委員 農林水産大臣おいでですが、この問題でソ連はわが国の日ソ漁業交渉に何らかの報復措置をする、こんなような含みのある報道を私見たことがあるのです。何もこの問題に限りません。アフガンを取り巻く経済制裁が今日行われている。私は、ソ連の側から見るならば、モスクワ・オリンピッ...全文を見る
○池田(克)委員 どうもよくわからないのですよ。要するに、心配するのが担当大臣の普通の心理ですよね、交渉に行くのですから。あらゆることが全部大丈夫だ、おれが行くのだから一切言うとおりになってくるのだ、私はそういうことはないと思うのです。あらゆる要素が心配の種であり、ソ連へ交渉団を...全文を見る
○池田(克)委員 ですから、そういう心配があるから、政府としては余り思い切って――JOCと九九%一致しているのだ、JOCに最後の判断をゆだねるのだ、オリンピックは行かない方が望ましいけれども最終はJOCだ、わかったようなわからないような答をしている。あらゆる国とのつき合いの中で、...全文を見る
○池田(克)委員 これは恐らく、きょうここに御出席の各委員の方々もそれぞれ御感想をお持ちだろうと思うのです。文部大臣におなりになって、学生さんの就職で御苦労された経験から、何らかこれは手を打たなければならぬな、こうお考えになっていることはないでしょうか。
○池田(克)委員 私は、率直に言って、いまの学生さんが就職の話を持ってくる、そのケースの中にはいろいろなものがあると思うのです。こういうのは大学でやってくれないのだろうかな、あるいはまた、どこでもいいから何とか入れてくれ、あなた専攻があったのでしょう、自分が選んだ何何学部何学科と...全文を見る
○池田(克)委員 いまの発言の中で確認しますが、膨大な学生に対して就職に対する何らかの整理が必要だ、こういうお話のように承りました。整理整とんという意味、つまり考え方の整理とか大学の法制的なそうした整理とかという意味ですか。
○池田(克)委員 それは文部大臣じゃなくても言えるのです。要するに、いま私が伺ったように、政治家としていまの学生の就職のあり方についてさまざまな感想をお持ちだ。これは意見が一致したのですね。  そこで、文部大臣というお立場、そういう面に関しては世の中を変えられる立場にあなたはお...全文を見る
○池田(克)委員 労働省のお話が出てまいりましたので、労働省にお伺いをしたいのです。大臣が御不在なので、どなたがいらしてますか、局長さんですか。  大学生の就職口といわれる大企業の求人数というのは、これから先五年ぐらいをめどにして横ばいなのか、ふえるのか、減るのか、大まかで結構...全文を見る
○池田(克)委員 いま問題が一つありましたね。要するに、労働省としては大学の就職は職業安定法三十三条の二、これによって大学の就職課にげたを預けてある、したがって、労働省の職業安定の担当部局では、大企業からどのくらいの求人が来ているかはっきりわかってない、こういうことですか。
○池田(克)委員 これは問題ですね。労働大臣お帰りで、済みません、早速ですが、労働大臣、文教行政にお詳しいという方で、労働省においでになって大臣のお立場で、いまの大学生の就職の問題なんです。  先ほど来文部大臣にも伺ったのですが、いま職業安定局長からお話があったのですが、労働省...全文を見る
○池田(克)委員 私が聞いているのは、お手伝いするためにも、どのくらいのお手伝いが必要かということを考えるためにも、労働省として大企業がどのくらいの求人数を今後見込めるかということをつかんでないというのは、これは無責任な話です。わが国の雇用行政、労働行政の総元締めですよ。おかしな...全文を見る
○池田(克)委員 全数調査でない。さっき調査してないということだったのですが、つかんでないということだったのですが、少し出てまいりました。  時間がありませんので少し飛ばしますが、文部大臣にお伺いしたいのですが、大学の学生の数というのはこれからどうなっていくのか。これは求人とあ...全文を見る
○池田(克)委員 大臣、いま御答弁の中で、私立学校法の附則十三項というのは、私立大学の増員というのは認めないとはっきりしているのですよ。地方がどうでこうでとおっしゃっていましたけれども、大学局長いらっしゃったら、どうですか、この私立学校法の附則十三項というのは。
○池田(克)委員 そういうふうに私は理解をしておりますし、全体として抑えていく。ところが、去年の十二月に発表された「高等教育の計画的整備について」という報告によりますと、昭和五十六年から六十一年までの向こう六年間に、国公立大学で一万四千人、私立大学で二万人、合計三万四千人の増員が...全文を見る
○池田(克)委員 いまのお話ですと、確かに十八歳の人口がふえるわけです。ですから、それに伴って少しは門を広げないと、受験過密はもっとひどくなる。そういう面からも、片一方には学生数がふえるという一つの力関係がある、片一方には景気の動向から見て、いま局長さんおっしゃるように、大企業の...全文を見る
○池田(克)委員 もう少しこの問題についてお話を続けますと、要するに、大学を出ても仕事をちゃんと身につけなければ食べていけませんよ、こういうことも言っているんです。「最近の傾向として、大学・短大を卒業して、大学の専攻と異なる職業を見つけるため等の理由で職業訓練校へ入校し、技能や技...全文を見る
○池田(克)委員 文部大臣、このパンフレットについていかがですか。ごらんになりましたでしょうか。
○池田(克)委員 特色のある大学をおつくりになる、これは未来の話ですね。確かにこれから学校は余りつくらない、ぎりぎりに抑える、私はそれはいいと思うのです。  これからの問題です。いままでの大学は大体毎年三十五万くらいの卒業生を出してきている。その中の二十七、八万が就職をしている...全文を見る
○池田(克)委員 いま労働大臣の御発言の中に、文部大臣とも相談をするとおっしゃった。これは非常に重要なことだと思う。文部大臣いかがでしょうか。労働大臣とこの大卒者の就職の問題について専門にじっくりと協議するということはどうでしょうか。私は必要だと思うのです。
○池田(克)委員 要するに私の伺いたいのは、以前にもたしか海部大臣のときでしたか、青田刈り等の問題で労働大臣が文部大臣と協議されております。いま労働大臣側から文部大臣とも相談しますという話が出たのです。文部大臣はそれに賛成して、お二人でこの問題について協議されるお考えはありません...全文を見る
○池田(克)委員 自治大臣においでいただきながら大変お待たせしてしまったのですが、公務員の就職の問題について、大変短い時間ですが、お伺いしたいと思うのです。  公務員の就職というのは、今日、安定志向が学生に強いものですから、非常に就職先として期待されておるわけでございます。公務...全文を見る
○池田(克)委員 この試験センターができて期日が統一されたということが全部ではないのですが、一人の学生がいろいろな府県を受けるチャンスが限られてきてしまったわけです。いままでだったらこの日、この日、この日と幾つか受けられたのでしょうが、一律同じ日にぽんとやる。そういう影響か、私の...全文を見る
○池田(克)委員 いまの自治大臣のお考えは、大体進学率と見合っているから、ある年代のある人たちが、片方は大学を出、片方は高校を出て初級、中級へ来る、こうお考えのようですが、私は逆に考えて、だんだん試験を受けてみるとみんな大卒だな、結局大卒でないと、自分も大学へ行ってこの試験を受け...全文を見る
○池田(克)委員 時間が参りましたのですが、最後に一言だけお聞きしたいと思うのですが、先ほど来いろいろと学生の就職の問題をお伺いしてまいりました。きょうは郵政大臣にもおいでいただいたのですが、KDDの未払いの問題を取り上げたいと思ったのですが、ちょっと時間がございませんので別の機...全文を見る
○池田(克)委員 以上で終わります。ありがとうございました。
03月04日第91回国会 衆議院 予算委員会第三分科会 第1号
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○池田(克)分科員 公明党の池田克也でございます。  私は公衆浴場の問題について二、三お伺いをしたいと思っております。  最初に、公衆浴場の重要性と申しましょうか、一般的な認識として、国民大衆の衛生を守る厚生大臣というお立場から、公衆浴場の重要性、これは時代とともに変わってく...全文を見る
○池田(克)分科員 私は大臣の認識をお願いしたのですけれども、大臣、いまの局長の御答弁と変わりございませんか。
○池田(克)分科員 大臣、いま公衆浴場は大人一人幾らしているか御存じでしょうか。——だめです。私は大臣に聞きたいのです。
○池田(克)分科員 だめです。大臣に求めているのです。こんなこと知らなくてはしようがないでしょう。
○池田(克)分科員 すみません。
○池田(克)分科員 私は、公衆浴場の問題をきょうこの分科会でお伺いすることは前もって厚生省の方々に申し上げてあったわけでございます。そして、この問題は今日だんだんと持ちぶろと申しましょうか、自宅におふろを設備された方々が多くなってきている。しかしながら、一方ではそうじゃなくて、い...全文を見る
○池田(克)分科員 二日ないし三日、仮に二日として、大人が百八十円、御夫婦で二人、子供が平均して二人、子供料金はお伺いしませんけれども、中人、小人というふうに三段階になっておりますのですが、一日おきに入ったとして月にかれこれ七千円近い出費になる、これは間違いございませんでしょうか...全文を見る
○池田(克)分科員 私は、七千円の出費というものが普通の家計出費の中でどういう意味を持つか、この問題だけでもかなり大きな議論になろうかと思いますけれども、物価が上がる、公共料金が上がる、そういう中で、ふろへ入るということは一番カットしにくいんですね。たとえば御婦人が頭をつくる。こ...全文を見る
○池田(克)分科員 いまの答弁の中に計画的な振興策ということがあったのですが、どんなふうに計画的に振興するように考えていらっしゃるのでしょうか。
○池田(克)分科員 そうしますと、計画的な振興、言葉にこだわるわけじゃございませんが、計画的な振興策というところまではまだいかない、その計画を立案するためのデータを集める種々の調査というものをおやりになる、こういうことでしょうか。
○池田(克)分科員 ですから、計画的な振興策をおつくりになるための調査をしているということですかと聞いたわけです。イエスかノーかで。
○池田(克)分科員 いつごろその計画が始まるのですか。
○池田(克)分科員 どうもあいまいですね。五十五年度中かかって調査をして、つまり五十六年の四月から始まる年度で計画をおつくりになるということですか。
○池田(克)分科員 わかりました。まず、大変おくればせながら五十五年の四月から始まる年度で計画をおつくりになる。くどいようですが、私も真剣なんです。そういうことで計画をおつくりになると、そう理解していいのでしょうか。
○池田(克)分科員 いまのところ、調査というのは、ある程度一つのねらいを持ってしていらっしゃると思うのですが、その計画の方向づけ、腹案というようなものは全くないと考えていいのでしょうか。
○池田(克)分科員 この公衆浴場の料金というのは、物統令によって頭が決められていると聞いておりますけれども、物統令にもし違反した場合にはどんな罰則規定があるのでしょうか。
○池田(克)分科員 大臣、お聞きのとおり、物統令違反というのは非常に重い罰則規定があるわけです。したがって、浴場側としてはいろいろ工夫をして、たとえば若干料金をアップしてやったとしてもこれは物統令違反で処罰されてしまう、こういう内容を含んでいるわけですね。  他に、いま物統令で...全文を見る
○池田(克)分科員 そうしますと、庶民生活に関係のあるものでただ一つ物統令が課せられている、こういうことになるのじゃないかと思うのです。しからば、それだけ厳しい罰則のもとに値段に規制をかけているとなれば、それに携わっている業者について相当の保護育成というものが必要じゃなかろうか。...全文を見る
○池田(克)分科員 時間もございませんので、私考えていることを若干申し上げたいと思うのですが、今日いわゆる浴室の保有率というものが統計で出ております。八二・八%、全国的なものでございます。これは大都会におきましてはもっと下がるわけで、たとえば全国一浴室保有率の高いのは茨城県の九六...全文を見る
○池田(克)分科員 検討は前向きですか、単なる検討ですか。
○池田(克)分科員 政治の言葉で前向きというのはやらぬということだと言われているのです。しかしながら、私はここで指摘をさせていただきますけれども、そのほかにも業界の方々が切実に要求しているたとえばボイラー、循環ろ過器、温水器、重油バーナーの改修、こうした問題で今日老朽化している設...全文を見る
○池田(克)分科員 民間の仕事だから助成できない。これは確かに、原理原則的に言えばそういうことはあろうかと思います。しかし、事態は深刻であり、しかも状況は、民間がやっているといっても、これは私は非常に公共性の強いものだと思う。だからこそ物統令がかかっているのですね。ですから、物統...全文を見る
○池田(克)分科員 自治省お見えでしょうか。——いま国の方から、現行の法制内で何とかというふうなお話でございます。私は自治省の方で、これは税制の問題ですね、固定資産税あるいは都市計画税ですか、それから不動産取得税、そういう問題についていろいろと御検討になっていらした。これをいろい...全文を見る
○池田(克)分科員 そのほか、この公衆浴場経営の中で一つの問題は、福祉施設の中に浴室が最近できてきている。そして年輩の方々などが、そうした老人用の憩いの家とか、そうした施設に新しくおふろができることによってそちらの方に行ってしまう。これは新しい施設であり、いろいろ工夫もされている...全文を見る
○池田(克)分科員 きょうは資源エネルギー庁の方にもおいでいただいたのですが、資源の節約という観点から見るならば、公衆浴場がある程度のお客さんを確保して、そして運営されることが、私は資源節約の上から非常に大きな意味を持ってくる、このように考えるのです。  そして、先ほど来大臣も...全文を見る
○池田(克)分科員 終わります。
03月05日第91回国会 衆議院 予算委員会第一分科会 第2号
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○池田(克)分科員 大変に遅くなりまして大臣も御苦労さまでございます。私で最後でございます。  私は東京の一番南を流れる多摩川の流域に関する問題について若干お尋ねをしたいと思うのですが、きょういろいろなことをお尋ねする前提として、環境アセスメント法案が一体どういう成り行きになっ...全文を見る
○池田(克)分科員 今国会に提出をされるかどうか、これはもう時間の問題になってきているわけですが、その見通しはどんなものでしょうか。
○池田(克)分科員 いま私申し上げましたように、きょうお尋ねをするのにこの法律ができるかできないか、われわれとしてはその前提にするのかしないのかということが大きな意味を持つわけなんです。一応この法律がここに仮称ということで資料をいただいておるわけですが、この資料等を見ますと、この...全文を見る
○池田(克)分科員 ここにあるプリントには、河川法に規定する河川に関するダムの新築その他河川工事、こういうのが挙げられているわけでございます。これはいまもめていると申しましょうか、協議されている中の一つなんでしょうか、解決済みのものなんでしょうか。
○池田(克)分科員 同じように、高速自動車国道、一般国道その他の道路の新設または改築、こういう項目がございます。これについてはどうでしょうか。
○池田(克)分科員 この二つの問題を私取り上げたのですが、もしこの法律ができなかった場合に、どういう制度で環境というものを守っていくのか。恐らく現行のものが十分じゃないから、どうしてもこの法律をつくる必要があるんだ。環境庁としては、いま大臣からお話がありましたように、かなり長い間...全文を見る
○池田(克)分科員 この問題だけいろいろと議論する余裕がございませんので、具体的な事例についてお伺いをしていきたいと思います。  建設省にお尋ねをしますが、多摩川の左岸堤防の東京都世田谷区玉川一丁目近辺について、最近住民に対して測量等の具体的な活動が始まった。この堤防工事の概要...全文を見る
○池田(克)分科員 その上流に兵庫島という島がございます。この辺は大変水鳥の多い地域でありまして、付近の小学校等は鳥類の研究では全国的に評価されているような状況で、東京の中ではあちこちで自然が失われているのですが、河川に伴う自然というのは、鳥の生息やあるいは植物の生育等で大変に貴...全文を見る
○池田(克)分科員 先ほど指摘をいたしました兵庫島よりももっと下流ですが、樹齢三百年の松林というのがございます。詳しいことはこの席では控えますけれども、かなり本数のある自然環境としてはなかなか得がたい、こうした森と申しましょうか、こうしたものが堤防に位置しているわけでございまして...全文を見る
○池田(克)分科員 前面にその堤防を出すわけにはいかないというところがどうもよくわからないのですね。これだけの自然を残し、二百年に一度の洪水を防止する、これは貴重なことだと思うのですけれども、わずか数メートル法線を水寄りと申しましょうか、そうした線の引き方の工夫によって何とかこれ...全文を見る
○池田(克)分科員 確かに河川の計画はいろんなことを配慮していらっしゃると思うのですが、この下流に丸子橋というのがございます。細かい地名で恐縮ですが、その辺は大変に川幅が狭くなっているわけですね。というのは、片方が山になっているというような事情がありまして大変狭くなってきておりま...全文を見る
○池田(克)分科員 河川と並んで道路の問題なんですが、建設省として外郭環状道路の計画というのが以前にございました。現在でも都市計画に関する地図等を見ますと、埼玉県の和光市とかそうした地域を経まして、世田谷区の一部地域まで点線が引かれて計画ができておるわけです。以前に私が東京の環状...全文を見る
○池田(克)分科員 調査中であるということを初めて私は伺ったのですが、環状八号線と多摩川の間ということになるのでしょうか、あるいは川崎側ということになるのでしょうか。
○池田(克)分科員 調査といっても、東京と川崎にまたがる、先ほどの外郭環状道路の趣旨からいけば、首都圏の交通というものをより一層円滑にする、しかも大井埠頭へ目指していく、こういうことでございますから、私はそんなにあっちこっちがあるということではないのじゃないかと思うのです。私ども...全文を見る
○池田(克)分科員 それはいつごろ調査を終えて都市計画決定がされるのでしょうか。
○池田(克)分科員 二子玉川園近辺というのは大変に人口がふえてまいりました。そして環状八号線から多摩川までの間は一キロ足らずの大変狭い地域でございます。しかも、その半分は東京の南に当たる多摩川の河岸段地と申しましょうか、かなり急勾配の坂道になっておりまして、その坂道を除けばほぼ六...全文を見る
○池田(克)分科員 環境アセスメントをするつもりはない。さあ、そこで道路がきたらどういうことになりますか。ほぼ並んで道路がやってくる、こういうことになったらどうなりますか。
○池田(克)分科員 消防庁にもおいでいただいているのですが、この河川敷は震災対策の逃げ場所として東京都では大変大事にしているわけでございまして、町の中にも緊急避難場所として多摩川河川敷ということがあちらこちらに標識をされているわけでございます。ところが、工事が進むにつれて、いまま...全文を見る
○池田(克)分科員 最後になりますが、大臣に事情をお聞きいただいたと思うのですが、河川の改修については建設省としてそうした調査をなさらない、道路に関してはあり得る、こうしたことでございまして、やはり総合して、同じ地域に大変狭い、六、七百メートルの地域が川とおかとの間にある、そこを...全文を見る
○池田(克)分科員 終わります。
03月07日第91回国会 衆議院 文教委員会 第5号
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○池田(克)委員 冒頭、きのう三月六日に報ぜられました早稲田大学商学部の入試問題の漏洩事件と申しましょうか、そうした状況につきまして二、三お尋ねをしたいと思います。  この問題は、二月二十四日の試験の直後に、大学本部に学生から問題の用紙が持ち込まれた、こう伝えられているわけであ...全文を見る
○池田(克)委員 いま経過について大臣から御説明があったわけでございますが、経過の説明だけでなしに、文部行政の最高責任者というお立場で、この事件をどう考えていらっしゃるのか。  ちょうど折からの入試の真っ最中でもございますし、学生に与える心理的影響というのははかり知れないものが...全文を見る
○池田(克)委員 若干細かい話になりますので大学局長からお伺いしたいと思うのですが、入試問題の保管という問題であります。一般論としてこれは当然印刷という作業があり、前もってつくられた問題がどこかに保管されているということになるわけでございまして、これがたとえば盗まれるとか、あるい...全文を見る
○池田(克)委員 いまの御答弁で保管等について指示をしたことがない、こうおっしゃっているわけでありますが、今後そうした保管の問題等についても何らかの指示をするなりして国民の不安――受験生及びその父兄、大変多くの人たちが関心を持っている事件でございます。そうした保管等についての何ら...全文を見る
○池田(克)委員 もう一点。この問題の調査の進展の中で、とても大学だけでは片づかない、一部伝えられるところによりますと警察の手をかりなければならない、こんなようなことも伝えられているわけでありますが、大学当局はどのように考えていると文部省は承知されているのか、また、大臣からお話が...全文を見る
○池田(克)委員 早稲田の問題と離れますが、山梨の医科大学とか他の国立大学等でも入試に関するミスがあった、こういうふうに報道されているわけでございますが、現在文部省が承知をされている大学のそうした入試に関するトラブルは大小ございましょう。印刷のミスとか問題の本質的な間違いとかある...全文を見る
○池田(克)委員 新聞に報ぜられているところだけで結構なんですが、国立大学関係でどことどことどこがあったのか、お聞かせいただきたいと思います。
○池田(克)委員 私この問題を考えてみますのに、入試が乱れている、あえて私はそう申し上げたいと思うのです。これはいろいろな事情があると思うのですけれども、本当に現在の社会状況の中では入試は青年の――青年と言うよりはむしろ少年も含めた本当に真剣な研さんあるいは準備、そうしたものの一...全文を見る
○池田(克)委員 以上で入試関係の問題を終えまして、別の問題に移りたいと思います。  専修学校の問題についてお尋ねをしたいと思います。  大臣は、所信表明の中でも生涯教育について述べておられますし、専修学校の存在というものは今後次第に重みを持ってくるのじゃないか。わが党におき...全文を見る
○池田(克)委員 だんだん話が細かくなってくるのですが、専修学校の数です。これはすでに発表されておりますので、私も一応は承知しておりますが、専修学校の数が今日目覚ましくふえてきている、こんなふうに理解をしているわけでございますが、その状況と、なぜそういうふうになってきたのか、その...全文を見る
○池田(克)委員 昭和五十一年に八百九十三ですかであったことを思いますと、ほんのわずかの期間に三倍近い数になっているわけでございます。これには各種学校からの専修学校への移行ということが考えられるわけでございますが、そうなりますと、今度各種学校の方は、言うならば時代から取り残された...全文を見る
○池田(克)委員 今度は大学への進学率なのです。高校を出てすぐ専修学校に行ったかどうか。これはすぐ行った数から見ますとそんな大きなことにはなっていないようです。浪人をしたりする中で考え直して専修学校というのもあるでしょうし、大学の進学率がこのところ頭打ちである。一方それに比べて専...全文を見る
○池田(克)委員 私も学生さんの志向についてはそれぞれの方の自由意思だと思いますから、これはつかみにくいことと思うのです。しかし、何らかの方法で追いかけることができないものだろうか。今後の大学というものを考えるときに一体どういう方向を望んでおられるのか。  実は私先般、大臣も御...全文を見る
○池田(克)委員 認識はかなり共通していると、私いまのお話を伺いまして思いました。率直に申しまして、専修学校の振興策は少し遅きに失したのではないかというくらいに私は思うのです。大学の存在は非常に重要なものだと思いますが、果たしてどのくらいの国民、どのくらいの同じ年齢階層の若い人た...全文を見る
○池田(克)委員 その項目は私も承知しているのですが、奨学金が一番最初に出ておるわけでございますが、その優先順位についてもお聞かせいただきたいと思います。
○池田(克)委員 概略わかりました。奨学金の問題ですけれども、ことし二億の予算が計上されておるわけでございます。この二億という金額をどういう根拠ではじいていらっしゃるのか。また、専修学校の学生の経費というものがどの程度かかっているのか。それによって二億等の奨学金というものも計算さ...全文を見る
○池田(克)委員 経済的理由で修学困難なという事情ですが、これは大学、短大等と比べまして、そういう状況の人が、数の問題も必要かと思いますが、専修学校の方がより厳しい人たちが多いのでしょうか、あるいはそう大きな違いはないと見ていいのでしょうか。
○池田(克)委員 前もってお話ししなかったのですが、これはどういうふうに考えたらいいのですか。つまり高校の人たちより専修学校の方が高い。それから短大となりますと短大の方が高い。専修学校といわゆる短大、高校と、いままでどちらかというと、古い伝統のある制度と比べてこの段階で入れかわっ...全文を見る
○池田(克)委員 私、素人考えですけれども、逆になってしかるべきじゃないかなと思うのですよ。つまり、いわゆる普通高校に行かないで、中学を出て高校の年代を専修学校で直接的な技術を身につけながら過ごしていこうという人たちは、ある面では実社会にすぐ出ていくという状況ですね。  それか...全文を見る
○池田(克)委員 三番目に、国家検定それから国家資格、ここは私大変興味を持っていることなんです。「国家資格・検定制度における受験資格等について、大学、短期大学等の他の教育機関に対する取扱い等を考慮しつつ改善が図られるよう検討することが望まれる。また、国家資格・検定制度等のない分野...全文を見る
○池田(克)委員 たとえばほかの学校を出たら、その卒業資格が即そうした検定合格、こういう連動性がある、こういうことを意味するのでしょうか。専修学校もそれくらいの配慮をしてほしい、こういうことなんでしょうか。
○池田(克)委員 この検定制度、国家試験、いま資格時代だなんて言われまして多種多様な資格があるわけで、それがいい、悪いということはいろいろあると思うのですけれども、しかし社会の多様化の中で一つの資格を取って社会へ出ていきたいという人は多いわけです。そういう状況の中で、この点につい...全文を見る
○池田(克)委員 私は、その同じというのじゃ物足りないのです。要するに、高校卒業段階で一つの資格が得られる。普通高校よりも専修学校の方がそうした点ではよりプラスだという形の中で――まあそうすると誘導していくように見えます。見えますけれども、私の問題意識の中には、青年期の過ごし方と...全文を見る
○池田(克)委員 いま私が申し上げたのは私の主張でもあり、教育をどうよくしていこうかというある部分の持論みたいなものなんで、お聞き取りいただくことで結構だと思うのです。  私は、高校を卒業した段階で一つの職業についての意識を芽生えさせるべきじゃないか、正直そう思っているのです。...全文を見る
○池田(克)委員 ひとつ重大な検討課題としていただきたいのです。  同じ項目の六番目の社会の理解の問題なのですが、「専修学校の卒業生が企業等において実力相応の処遇がなされるよう企業等に専修学校に関する適切な情報を提供するなど、専修学校に対する社会の理解を深める必要がある。」こう...全文を見る
○池田(克)委員 ぜひそうお願いしたいところでございます。  最後になりますが、一つは図書館の設置の問題です。図書館といっても規模も修業年限もございますので、他と同じようにというふうにはいかないと思うのです。むしろ専修学校の分野に関する資料センターみたいなものになるのではないか...全文を見る
○池田(克)委員 専修学校の問題についていろいろお伺いをいたしました。私は、先ほど一つの例として勉強ぎらいな子供がなどという話をしましたけれども、専修学校の名誉のためにも、専修学校というのは勉強ぎらいな子の行くところだ、こういうふうに私は考えているわけではないのです。人にはそれぞ...全文を見る
○池田(克)委員 次の問題として、私立高校の助成の問題について残されたわずかな時間ですが、お伺いしたいと思います。  私が取り上げたいのは、実は東京における私立高校という限られた部分についてであります。本来本委員会では全国的な規模の問題が望ましいのでしょうけれども、東京は首都と...全文を見る
○池田(克)委員 時間がありませんので、たとえば兵庫県を例にしますと、人口五百七万、それで公立高校は百六十七校あるわけです。したがって、公立高校の数というのはかなり比率が高い。百六十七校の公立に対して私立は四十七校。兵庫県も大きな都会を抱えている地域でございますが、公立の率が七八...全文を見る
○池田(克)委員 基準がない――公式的にはそうなんでしょうけれども、やはり新設するということが現実にあるわけですから、当然その新設の是非をめぐって何らかの検討の基準はあると思うのですね。自治省でも、何でもそうした――国民の税金を使って公立高校を欲しいという要望があり、つくるつくら...全文を見る
○池田(克)委員 その私学の特色は、私はあえて否定しないのです。しかし、現実に見ますと、公立高校は少ないし、公立へ行けないお子さんを抱えた父兄にとってはもう選択の余地がないのですね。しからば、さっきの専修学校なんか、そういう意味でも宣揚していきたいと思っているのですけれども、父兄...全文を見る
○池田(克)委員 時間がございませんので、生徒数というものがあり、それに対してランクは確かにABCに分かれています。しかし、分かれても俗に足切りというそういう制度が今日――自治省の方からも私いろいろ詰めたんですけれども、かなり矛盾を持っている。たとえば九万円補助した場合には次の下...全文を見る
○池田(克)委員 きょうは状況を指摘し、ぜひこれはそうした意味で検討していただきたい、そういうふうに申し上げるにとどめたいと思います。そのほかに東京へ流入してきている千葉、埼玉、神奈川等、隣県の生徒さんも七万五千人いる。また、東京から他府県にいらっしゃっている方も二万五千人、差し...全文を見る
○池田(克)委員 ですから、結論はいいのです。そういう事情を御承知いただきましたので、これはぜひ検討していただきたいのです。何も東京の例だけ言っているのじゃないのです。これは愛知でも静岡でもかなり幅広い地域でこういう実情がありまして、ぜひ検討する方向でお願いしたい。  きょうは...全文を見る
○池田(克)委員 終わります。      ――――◇―――――
03月26日第91回国会 衆議院 文教委員会 第7号
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○池田(克)委員 オリンピックセンターの解散につきましては、大変長い期間をかけて本委員会で審議をされてきたわけでございます。初めのころはともかく解散するのだということで、その後一体どういうものができるのかというプランについても、私たちを納得させるものが最初出なかったような経緯がご...全文を見る
○池田(克)委員 婦人教育会館というような文部省直轄の施設がございまして、ここにはその利用規則等が明文化されております。国の施設となれば特殊法人の状況とは若干異なるのじゃなかろうかと私も心配をするのですが、たとえば婦人教育会館の利用規則五条などには、あるいは政治あるいは宗教という...全文を見る
○池田(克)委員 次に、料金の問題ですが、これはこれからの問題になるわけで、いろいろと詰めていらっしゃると思うのですが、料金その他諸規定等でいま発表できるものがありましたら、なるべく詳しくこの際聞かしていただきたいと思います。
○池田(克)委員 そうした面では、都心にある立地といい、料金といい、かなりの利用が見込まれる、こんなふうに思うわけでございますが、具体的な施設の整備計画はいまいろいろ審議されているというふうに伺っておりますけれども、現在の施設は私ども承知しておりますように非常に老朽化している。こ...全文を見る
○池田(克)委員 収容力について、いまの収容力を維持するということは機能上なかなかむずかしいのじゃなかろうか。若干これが少なくなってくる、半分くらいになるのじゃないかというふうにわれわれも聞いているわけですけれども、この点についていまの腹案、それが必ずしもそのとおりになるとは思い...全文を見る
○池田(克)委員 私がその収容施設の問題で心配しますのは、一泊千二百円というふうなお話がいま出ました。原宿、代々木・参宮橋の東京では一等地です。裏には公園を抱え、南向きの傾斜で絶好の環境で一泊千二百円ならば殺到する。殺到すると——するかどうかわかりませんけれども、私はそう思うので...全文を見る
○池田(克)委員 それから先ほども出ましたが、このオリンピック記念青少年総合センターは、全国各地にある社会教育関係の青年の家その他のモデルと申しましょうか、中央の連絡調整機能というふうに私どもは理解しているのですが、それが東京にあるという以上はどうしても一つのサンプルになりかねな...全文を見る
○池田(克)委員 スポーツの問題は私前から申し上げてきたのですけれども、時あたかもオリンピックがこういうふうな社会問題と申しましょうか、大きな話題を今日提起しているわけでございまして、さきの予算委員会でも私大臣にお伺いしたのですが、オリンピックそのものがすでに見直しの時期に来てい...全文を見る
○池田(克)委員 ぜひそう願いたいと思うわけです。オリンピックという名前を機関の名称として使っているわけです。前に私指摘したのですけれども、オリンピックの言葉を使用するについてもIOCでかなりそうした厳しい規定がある。いままでのオリンピックセンターは資料館という形でどっちかと言え...全文を見る
○池田(克)委員 それに関連して、今日、社会体育の発展というものが大変望まれておりますし、また着実に伸びていると思うのです。ところがその指導層、指導する方々となりますと、私は若干心もとない点がある。つまりスポーツのリーダーですね。前に私この委員会でも申し上げたことがあるのですが、...全文を見る
○池田(克)委員 公務員あるいは教員——教員の場合は、私は体育系の教員が多かろうと思います。スポーツ関係の会社、こうした方々もそうだろうと思いますけれども、私は現実に市町村などのそうした現場で見ておりまして、過去の教育を受けた方々——過去と言ってはなんですけれども、かなりの年配の...全文を見る
○池田(克)委員 最後のテーマになりますが、放送大学におきまして、これは後に法案が出てくると伺っておりますが、体育の単位を社会体育の単位と互換する、これは大変ユニークなことであって、ああしたキャンパスを持たない放送という媒体を使って大学教育をする、そういう新しい発想でございますし...全文を見る
○池田(克)委員 たとえば草野球が町にありますね。一人の学生が草野球に入っている、そしてそれは市区町村等の教育委員会に所属をして定期的な試合とか行事が行われているとした場合に、放送大学はそれが認定するに足りるとすればそれを認定して体育の単位を与える、こういうことになるわけでしょう...全文を見る
○池田(克)委員 その辺は早急に詰めないと、大学の法案が出てくるわけですし、私たちも十分これは知りたいところなんです。  同時に、通信制と申しましょうか定時制、大学には二部がございます。働きながら学んでいる学生さんが今日もたくさんおります。こうした方々にとって体育の単位を取ると...全文を見る
○池田(克)委員 最後に、関連してと申しましょうか、いま大学局長からお話を伺ったのですが、体育と大学における単位のあり方、これは現実に働いている学生等においてはかなりの関心を持っている問題ですし、何とか単位を取らなければならないというので懸命になって休みをとったりして、夏あるいは...全文を見る
○池田(克)委員 終わります。