池田克也

いけだかつや



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開催日 会議名 発言
02月12日第102回国会 衆議院 予算委員会公聴会 第1号
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○池田(克)委員 公明党の池田克也でございます。お忙しいところ、貴重な御意見を承りましてありがとうございます。  最初に、水野肇先生にお伺いをしたいのでございますが、お医者様のモラルの問題でございます。  私、文教関係の委員会に所属をしておりまして、今年度の予算編成でもお医者...全文を見る
○池田(克)委員 ありがとうございました。  今のお話の中で、なりたい人がなるのが一番いい、こういう御指摘がございましたが、現実に先生もお気づきだと思いますが、医師養成の機関に、つまり大学に入るについて非常に費用がかかるわけでございます。最低は千五百万、高いところでは七千万ぐら...全文を見る
○池田(克)委員 ありがとうございました。  水野教授にお伺いしたいのですが、この増税なき再建は限界だという御説でございます。いろいろな御研究の中からそういう答えが出てきたのだと思うのですが、私どもいわゆる庶民感情と申しましょうか、とりわけ教育費の高騰でございます。私は、教育費...全文を見る
○池田(克)委員 ありがとうございました。終わります。
02月18日第102回国会 衆議院 予算委員会 第12号
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○池田(克)委員 公明党の池田克也でございます。よろしくお願いいたします。  私は、臨時教育審議会あるいは文教政策についてお伺いをしたいと思いますが、資料を持ってまいりましたのでお配りをいただきたいと思います。
○池田(克)委員 資料を配っていただいている間に、わずかな時間でございますが、先ほどもこの委員会でテーマとして出ましたが、北朝鮮に渡られた日本婦人の自由往来の問題、この問題について関連して短い時間でお尋ねをしたいと思います。  先ほども指摘がございましたが、昭和三十四年から北朝...全文を見る
○池田(克)委員 これらの方々が日本にやってきた場合に、これは仮の問題ですから――しかしながら、仮の問題としても御答弁いただきたいのであります。これらの方々に限りませんが、こうした政府の要人もしくはそうした機関が来日をした場合に、自由往来を願って運動している方々の代表をお会わせし...全文を見る
○池田(克)委員 外務大臣に御答弁をいただきたいところでございますが、重ねてこの問題、最後になりますが、今度、日本におられる北朝鮮国籍の方々の往来について日本はかなり緩く、行ってまた帰ってこられる再人国の許可をしておられまして、年々この数はふえている、累積して二万数千人というふう...全文を見る
○池田(克)委員 余り前進のない答弁で残念でございます。  法務大臣にお伺いしたいのですが、この六千余の日本婦人は日本国籍を有している、こう考えます。日本国籍を有している日本人については、世界のどこにあろうとも我が政府としてはそれを保護しなければならない、こういう責任を背負って...全文を見る
○池田(克)委員 時間がありませんので、さっきの人数の問題等、若干認識のずれがございますが、また後日に譲らせていただきたいと思います。  問題を臨教審の問題に移したいと思います。先ほど資料を配らせていただきましたので、ぜひごらんをいただきたいと思います。  私は、臨時教育審議...全文を見る
○池田(克)委員 今の御答弁で理由はわかりましたが、結論として、どうでしょうか、中教審は十分にその効果を上げなかった、いろいろな議論もなされましたけれども、私は、臨教審の出発はそこからあるのじゃないか、こう思っておりますが、中教審答申が十分効果を上げなかったというふうに考えていい...全文を見る
○池田(克)委員 かつて森文部大臣のときにも、私、この委員会でこの問題をお伺いしました。筑波大学ができたり、あるいは共通一次試験もこうした分析から出てきております。私学振興助成法、単位の互換制度等々、今総理がお話しされましたように、制度としては幾つか整備をされております。しかし、...全文を見る
○池田(克)委員 総理の答弁の全体から見ますと、必ずしも満足な結果ではなかった、いろいろ分析をして次へ進まなければならない、こう受けとめてよろしいでしょうか。
○池田(克)委員 私はこう思うのです。やはり文部省一省の力に限界があった、だから今度は総理の直轄の機関をつくった。また、今の世論の問題もあったと思います。財政問題、財政がだんだんだんだん厳しくなりつつあった。非常に金のかかるようなプランがここに出されておりました。  私は、そう...全文を見る
○池田(克)委員 文部大臣いかがでしょうか。所管をしていらっしゃって、臨教審と中教審は当然対比していらっしゃると思うのですが、特に財政需要の問題で、これから臨教審がいろいろ提案をする教育改革、これは大変お金のかかることだと私は思うのです。現に中教審もそういう数字を出しているわけで...全文を見る
○池田(克)委員 私は今の文部大臣の御答弁を伺っておりまして、理解できる面とそうじゃない面とあります。つまり文部省一省だけではいかんともしがたかったというのは何かと言えば、私は財政の問題であったろうと思うのですね。たしかあの幼稚園の問題も非常にお金のかかることでございます。  ...全文を見る
○池田(克)委員 国民の関心が高まってくれば大蔵省もお金を出さざるを得ない、こういうふうに総理答弁ですが、大蔵大臣、これから大変な財政が厳しい時代に差しかかるわけでございます。六十五年までに国債発行をゼロにする、大変な努力目標だと私、この委員会で伺いましたが、これから臨教審からい...全文を見る
○池田(克)委員 ちょっと話を別にいたしますが、なぜその中教審答申が思うように動かなかったかというこの分析につきまして、今度、PR誌をおつくりになったわけです。この「臨教審だより」というのは大変立派なものができまして、この中に、当時この中教審答申に関与された西田亀久夫さん、当時の...全文を見る
○池田(克)委員 総理の御答弁を聞いていると、臨教審のこれからの議論は要らないみたいなんですね。総理に結論があると。  要するに、差別か選別かという問題は、確かに総理のおっしゃるような受けとめ方もあると私は思います。しかし、たくさんの財産があって、こういう部屋もある、こういうコ...全文を見る
○池田(克)委員 先ほど総理の答弁の中で、現場の声はいろいろ取材すればいい、出かけていって聞けばいい、来てもらってヒアリングをすればいい。これは確かに内容だけ聞く分にはいいと思うのです。しかし、教育改革は国民の三分の一ぐらいが関係があるわけです。子供たちが学校へ行っております、非...全文を見る
○池田(克)委員 まあ確かに総理は個性的な、強固な意思と、これは竹入委員長に対する答弁なんですけれども、強固な意思とある程度の個性を持った人があそこへ入らなければ、なかなか現在のかたい殻を破るわけにはいかない、こう答弁されていました。  しかし、週刊朝日なんかを見ますと、これは...全文を見る
○池田(克)委員 これは議論の分かれるところだと思うのです。  私は総理の答弁を聞いておりまして、分析とか立案については確かに大局的なそういう方々が必要だと思うんです。しかし、具体的にそれを進めていくという観点には、今申し上げたような根回しだとか参加意識だとかが必要だと思うので...全文を見る
○池田(克)委員 中教審ではそういう調査をしなかったということですが、そうじゃなかった、四年もかかっています。いろいろな角度の調査研究などがなされていると思いますが、ここではそれは余りこだわりません。  今総理の御答弁を問いておりますと、やはりつくって、それからみんなに見てもら...全文を見る
○池田(克)委員 今度は臨教審にお伺いしたいのですが、先日文部省が大学教員の社会人登用について発表したのですが、この件は臨教審としても関心は持っていたはずなんですが、事前に連絡があったでしょうか。
○池田(克)委員 私見ておりまして、臨教審と文部省の間に教育に関するテーマの一つの区分があるんだろうかという心配をしているわけです。今お話が出ましたように、臨教審でいろいろ言っていることについて文部省は建前として関与しない、別個に研究はしているけれども。別個に研究していない問題が...全文を見る
○池田(克)委員 私の手元に文部省が資料をよこしまして、アンケート調査があるのです。これによりますと、五十九年の三月、割と新しいアンケート調査なんですが、新聞各社あるいは通信社も入っておりますが、非常に多くの共通項がありまして、まず教師の質の向上あるいは道徳教育の充実、大学の入試...全文を見る
○池田(克)委員 次に、教育改革のプログラムについてお伺いしたいのです。  六月に入試改革などを柱とした第一次答申が出るわけでございます。この答申後の処理はどんなふうにお考えでしょうか。
○池田(克)委員 必要な改革のための法律が出れば、秋の臨時国会ということも考えられますが、可及的速やかに総理としてはそれに手をつけていこう、あるいは三年後に答申がずっと完結していくわけですが、それまで待って、そこから動くか。こういう問題について、非常に重要な先ほどのようなかなり国...全文を見る
○池田(克)委員 二月の十一日に臨教審の第一部会がメモを発表いたしました。二泊三日の大変精力的な集中審議で、今まで例のなかったようなことなんですけれども、その中にメモが掲げられておりまして、画一主義から個性主義への移行、こういう問題が出てまいりました。  個性主義という問題につ...全文を見る
○池田(克)委員 私、今御答弁を伺いまして、最初に総理にこの問題の認識についてお伺いしたんですが、総理は教育基本法を守ると、ここでも何度も答弁しておられます。余り繰り返しになって恐縮なんですが、この場で、話の流れの中から教育基本法を守るというふうに私、理解してよろしいのか、再度確...全文を見る
○池田(克)委員 そうしますと、今の法制局長官の答弁を伺っておりますと、機会の均等というのは、場を与えればいいんだ、中身は必ずしもひとしくなくてもいいんだ、これは非常に重要な部分だと思うのです。  前に、たしかテレビだと思うのですけれども、教科書あるいは教科内容、これはもう断然...全文を見る
○池田(克)委員 そうすると、今の法制局長官の教育内容は自由だというふうな受けとめ方、自由だというふうにたしかおっしゃったと思うのですが、これは、今の文部大臣のお話から伺いますと、教育課程というのは、責任を持って課程は決めてある、教育基準は平等にいくように決めてある。しかしながら...全文を見る
○池田(克)委員 これは今までの解釈、今までの文部省の指導と若干食い違っているのではないかと思うのですね。要するに、教育現場でいろいろと議論されてきたのは、やはり何年度においてどれとどれを何時間教えなさい、基準ですね。その中身は今度は教科書でかなり詳細に記述されている。教科書の検...全文を見る
○池田(克)委員 私は、この問題は非常に大事な部分だと思います。結局、教育の平等、これは非常に大小なことで、この教育基本法の第三条は今日までの教育を象徴してきたと私は思うのですね。ですから、「すべて国民は、ひとしく、その能力に応ずる教育を受ける機会を与えられなければならない」。確...全文を見る
○池田(克)委員 文部大臣のお話を聞いておりますと、やはり基準がある、そして基準の限度の中で一つの裁量があるというふうに受けとめるのですね。今の法制局長官は、内容は「ひとしく」というところに――内容は自由だというふうにおっしゃったんですか。私、その「ひとしく」というのが場の問題で...全文を見る
○池田(克)委員 後段の方に「差別されない。」とありますね。この「差別されない。」というのは、やはり機会の問題だけでしょうか。「すべて国民は、ひとしく、その能力に応ずる教育を受ける機会を与えられなければならないものであって、人種、信条、性別、社会的身分、経済的地位又は門地によって...全文を見る
○池田(克)委員 そうすると、水準の一定とか等しい機会とか、こういう問題からいきますと、例えば「学校にいかないと基本的な教育ができないのか。明治、大正時代ではそうかもしれないが、今は塾でも、親が教えても教育はできる。経済的にそうできる人まで、なぜ学校に行く必要があるのか。いろんな...全文を見る
○池田(克)委員 大体お考えになっていることが出てまいったと思います。私は先ほどもちょっと触れました、総理、直接御答弁いただけなかったように思うのですが、苦しい生活の中からせめて子供に財産は残せなくても教育だけは財産として残してやろう、こういう涙ぐましい努力を続けている人たちが多...全文を見る
○池田(克)委員 今もう本当にその子供たち同士のコミュニティーがつくりにくいのです。これは都市だけの問題かと思いますけれども、非常に移動も激しく、そこで生まれてずっと育つという状況にないわけですね。したがって、子供の教育の場としては、昼間は学校、夜は塾というような状況になってきて...全文を見る
○池田(克)委員 そうですか。もう一遍言います。  義務教育の九年間の区切り、これはどこで区切ろうとまあいい。これは教育基本法上九年間とうたわれておる、どこで区切ってもいい。それ以外の学校制度、義務教育の再検討、自宅学習でも卒業認定、学校の設立を容易にする種類の多様化、私塾の学...全文を見る
○池田(克)委員 もう時間がなくなってまいりました。  私は、今ずっとお話を伺っていますと、まずやはり大学の自由化というのはかなり合意ができるのじゃないか。それから高校は、いろんな手続もありますけれども、段階的にいろいろと工夫ができるのじゃないか。初中教育の場合は、今お話があり...全文を見る
○池田(克)委員 今のお話、総理お聞きになっていらしたと思うのですけれども、確かに大学は割と今でも自由化論議が出ておりまして、放送大学なんかはかなり自由化の一つの大きな口火を切るんじゃないかと思うのです。また、昭和六十七年に向けて、十八歳人口がすごくふえてまいりまして、大体平年百...全文を見る
○池田(克)委員 先ほど放送大学の話が出ましたので、一問だけ放送大学についてお伺いしたいと思うのです。  それは放送大学が単位の互換をかなり進めておられます。その単位の互換の行き着くところなんですけれども、端的に申しますと、放送大学で他大学の授業を代替してできる。それがどんどん...全文を見る
○池田(克)委員 公取の委員長においでいただいておるのですが、私は教育問題と関連して出版の問題にも関心を持っておる。教育というのは本の読み方、勉強の仕方を教えることであって、やはり基本的には学問の蓄積というものが木となって出版されて、そして、それが自由に供給されて初めていい教育が...全文を見る
○池田(克)委員 時間が参りました。きょうは留学生の問題、これはこれからの我が国の国際化に向かって非常に大事な問題で、ぜひお伺いしたかったのです。年々留学生をふやしていかなければならない、そのためにかなり予算もかかる、宿舎も用意し、民間の協力も得なければならない、こういう問題です...全文を見る
02月21日第102回国会 衆議院 予算委員会 第15号
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○池田政府委員 前半の硫黄島に関する件について私から申し上げます。  自衛隊は硫黄島に関連いたしましていろいろな形で過去協力しております。例えば墓参だとかあるいはいろいろな調査団だとか、そういう協力をしております。我々の基本的な考え方は、隊務に支障がなくて、我々の運営に支障がな...全文を見る
03月07日第102回国会 衆議院 予算委員会第五分科会 第1号
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○池田(克)分科員 公明党の池田克也でございます。よろしくお願いいたします。  私は、地元の問題なんですが、東京の世田谷区上用賀に馬事公苑という施設がございます。これは馬の調教その他いろいろ使われているように伺っておりますが、私がきょうお伺いをしたいのは、広域避難場所に指定され...全文を見る
○池田(克)分科員 申し上げなかった点も加えてちょっとお尋ねをしたのでございますけれども、要するに、指定のしっ放しということであっては実際にいざというときに役に立たないのじゃないか。  きょう問題としておりますのは馬事公苑なんですけれども、後からお伺いをしたいと思いますけれども...全文を見る
○池田(克)分科員 ぜひひとつそうした点もよろしくお願いしたいと思います。  農水省にお伺いをしたいのですが、この馬事公苑は通常どんな運営——日常私ども休日しか出入りしてない状態なんですけれども、東京の郊外も最近では随分市街化いたしましたが、大変立派な、緑の濃い非常に貴重な自然...全文を見る
○池田(克)分科員 よくわかりました。  今のお話で、例えば塀の改修であるとか緊急時の門のあけ閉めとかが明らかになったわけなんですが、この近所の人たちからもいろいろ意見を聞いてみたわけですけれども、いかんせん非常に広いわけです。したがって、一カ所、二カ所、三カ所、緊急時にあける...全文を見る
○池田(克)分科員 ありがとうございました。大臣の御答弁は近所の人たちが聞いたら大変喜ぶと思うのですが、非常にみんなが大事にしている貴重な施設でございます。  そこで、ここに馬がそれぞれ調教されております。有事の際に馬がどういう反応をするだろうか、こういう問題もございますけれど...全文を見る
○池田(克)分科員 馬の安全もこれまた考えなければならない面がございまして、私、実は災害の問題を考えましたときに、一つには、職員の方は馬の安全を最優先で考えざるを得ないお立場だろうと思ったわけです。と同時に、災害の避難場所として指定をされている、この両面を同時に満足するような緊急...全文を見る
○池田(克)分科員 最後に、これは私の一つの願望なんですが、この馬事公苑のような施設を活用して、人間と馬の関係というのは大変古い歴史を持っておりますし、最近では都市の子供たちは馬について余り知識を持ちません。また、競馬のテレビを見るような状況だと思います。しかしながら、国全体から...全文を見る
○池田(克)分科員 終わります。
03月07日第102回国会 衆議院 予算委員会第八分科会 第1号
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○池田(克)分科員 今、岩垂さんのお話を聞いておりまして、外郭環状道路の問題が出てまいりましたが、実は私も東京の世田谷区を選挙区としておりますので、川崎と世田谷は多摩川を挟んでともに外郭環状道路の成り行きに非常に関心を持っておるわけであります。今、道路局長からたしか御答弁があった...全文を見る
○池田(克)分科員 よくわかりました。首都高が満杯で、私のところも環状八号線がありますけれども、東名からおりてきて瀬田交差点までの間が大変な渋滞のわけで、近所は大きなトラックの騒音で寝られない、このような状態で、東京に入ってくる車の流れについてはもう一遍いろいろ調査をし、何らかの...全文を見る
○池田(克)分科員 具体的に申し上げますと、世田谷区から現在三つ申請が出されております。一つはゲートボール場、二つは水防資材置き場、三つは体育施設、この三つが現在、昨年の暮れですが、占用の許可を申請しているようでありますが、テーマとしてこの三つは、今御説明になりました相当の必要が...全文を見る
○池田(克)分科員 体育館じゃなくて体育施設ということでして、体育館までいかない。屋根があるわけですから、簡単な囲いをつけてバレーボールぐらいはできるんじゃないかと思うのですが、そんなふうな考え方なんですね。
○池田(克)分科員 駐車場の利用の問題について今お話が先にちょっと出ましたけれども、トラックの運送業者の場合なんです。  これは確かに特定といえば特定になるのですが、トラック運送業者の団体で、東京都が一応公として協会を認定しているようなそういう団体が臨時的に、つまり非常に用地難...全文を見る
○池田(克)分科員 わかりました。  問題をかえますので、道路関係の問題終わります。ありがとうございました。  マンションや公団住宅で発生しているダニの問題なんです。  これは、昨年の秋非常に暑かったこともありまして、新聞に報道がなされました。ツメダニというダニだそうですが...全文を見る
○池田(克)分科員 わかりました。住宅整備公団の方はそれでいいと思いますが、一般のマンションの場合に、先ほどお話がありましたように畳を干したり通風をよくするような状況になかなかないわけです。特に老人が主として生活しているような場合には、畳を仮に三階、四階のところからおろして乾燥す...全文を見る
○池田(克)分科員 この問題は指摘をするにとどめるつもりなんですが、一つの案として、要するにトラックにそういう乾燥設備を持って活動している業者があるのですが、かなり高いのです。布団一枚六百円くらいする状況なんです。畳などもきちんとそういうダニを駆除するとすると一枚三千円で、六畳一...全文を見る
○池田(克)分科員 ぜひよろしくお願いをしたいと思います。     〔谷垣主査代理退席、主査着席〕  最後の問題なんですが、これは目黒区と品川区にまたがる林業試験場跡地と言われておりますが、目黒公園とも言っております。これの開発の問題であります。  実は、朝日新聞の二月四日...全文を見る
○池田(克)分科員 この報道によりますと、「外縁部には高層の不燃化マンションを配置、全体を防災空間とする。」これをこのまま見ますと、白髪地域に非常に高層の帯状と申しましょうかビルが建ったわけですが、あんなふうな形になるのかなというふうに思いましたのですが、今のお話ですと、不燃化住...全文を見る
○池田(克)分科員 これは新聞の報道に出ておりますので確認の意味でお伺いするのですが、梶原局長のお話として、「防災の面からも民家密集地の整理が急務だ。」つまり、この周りは非常な密集地なんですね。家屋の新しいものも古いものもございますが、いかんせん道路が非常に狭いのが実態なんです。...全文を見る
○池田(克)分科員 その場合にも例えば道路を新しくこれに——大勢の人たちがここに集まってくるにふさわしいような道路は全くないわけです。したがって、そういうような道路をつけたりする。あるいは若干の建てかえ等も起きるかもしれませんが、この公園を整備する前にその代替地が考えられていると...全文を見る
○池田(克)分科員 終わります。ありがとうございました。
03月09日第102回国会 衆議院 本会議 第13号
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○池田克也君 私は、公明党・国民会議を代表して、ただいま議題となっております昭和六十年度政府予算三案に対し、反対の討論を行うものであります。(拍手)  予算審議に加わって痛感いたしましたことは、GNP一%枠を守るという政府の公約、そして「増税なき財政再建」という至上命題、この二...全文を見る
03月09日第102回国会 衆議院 予算委員会 第21号
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○池田(克)委員 最初に、教育減税の問題についてお尋ねをしたいと思います。  先ごろ、予算修正をめぐる与野党合意がございまして、その中で、教育減税の六十年中実施について、書記長・幹事長会談の責任において与野党間で検討し、実施するとの合意がなされました。先ほど来、総理の御答弁を伺...全文を見る
○池田(克)委員 大蔵大臣にお伺いしたいと思いますが、私が伺いました範囲では、この教育減税というのはかなり長い議論が続いた経過があるようでございます。文部省は昭和三十九年から五十二年まで十四年間教育減税を予算要求をしてきた、こういう経過があるわけでございますが、その議論の中で幾つ...全文を見る
○池田(克)委員 今御指摘がありましたような議論は私も伺ったわけでございますが、以前の十四年間にわたる教育減税の議論のときには、たしか文部省からの要求は、義務教育を除いて幼稚園と短大も含んだ大学まで、つまり幼稚園、高校、大学までの教育費の負担を減税で面倒を見る、こんなふうな要求だ...全文を見る
○池田(克)委員 大蔵大臣、今お話が出ましたように、従来は幼稚園、それから高校、大学、短大と、かなり幅広い。ですから、大学に行かない家庭もある、あるいは先ほどお話しのように中学卒業で働いている方々もいる。確かにそういう点はあると思うのですが、今日私どもが予算修正の中で出ましたもの...全文を見る
○池田(克)委員 別の問題に入りますが、国有地の有効利用と大学の自治、こういう問題でございます。  実は、総理が本部長をしていらっしゃる国有地等有効活用推進本部、このお話を先日、たしか二月六日のこの委員会ですが、塚本書記長の質問の中で総理はかなり詳しく現状について説明をされてお...全文を見る
○池田(克)委員 重ねてお伺いしますが、大蔵省と総務庁の目のつけどころというのはどこが違うのでしょうか。
○池田(克)委員 そういたしますと、ちょっと大げさに言えば大学の自治というのはそばへ置いておいて、国家が権力で大学の土地利用とか活動内容について調べよう、こういうことになるんじゃないかと思うわけでございます。  そこで大学の自治ということが問題になってくるわけですが――総務長官...全文を見る
○池田(克)委員 これは再度大蔵省の関係の局長さんからでもお答えいただきたいのですが、私が説明を受けたところによりますと、国立大学関係の土地利用は非効率の数が多い。建てかえ、集約化、立体化できるものの数も多いし、比較的ゆったり使っていて、老朽化したり隅の方に建物があって広い空地を...全文を見る
○池田(克)委員 今の答弁ではっきりとはおっしゃらないようですが、文部省、国立大学の土地はまだそうしたゆとりがあるというふうな認識をお持ちのようでございます。  これは、今の御答弁で総務長官にお伺いしたいのですが、調査していらっしゃる途中で恐縮でございますが、国立大学といえども...全文を見る
○池田(克)委員 文部大臣、今の総務長官の発言ですけれども、先ほど来学問の自治あるいは教育環境の整備が非常に重要なことである――私は、大学というもののこれからの行き方につきましても、いろいろ御意見があり、今臨時教育審議会でも議論されていると思うのです。  率直に言って、大学はあ...全文を見る
○池田(克)委員 時間がございませんので、私ここに中教審の四六答申を持ってまいりました。これは文部大臣ももうとっくに御承知のことだと思いますが、これは大学紛争のあった当時の四十四年の答申でございます。「当面する大学教育の課題に対応するための方策について」こういう答申なんですが、 ...全文を見る
○池田(克)委員 終わります。
○池田(克)委員 私は、公明党・国民会議を代表して、ただいま議題となっております昭和六十年度政府予算三案に対し反対の討論を行うものであります。  昭和六十年度予算案の修正を目指して、共産党を除く四野党が緊急課題に絞って、共同で予算修正を迫ったことは御存じのとおりであります。 ...全文を見る
04月19日第102回国会 衆議院 文教委員会 第8号
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○池田(克)委員 若干ダブるかもしれませんが、看護婦の養成問題について絞ってお伺いをしたいと思います。  毎年この国立学校設置法がこの委員会にかかりまして審議されておりますが、文部省としては、国立大学が持っております看護婦養成機関を逐次計画的に短大化する、このように考えてよいの...全文を見る
○池田(克)委員 わかりました。しかし、方針として、時間のかかり方はともかくとして、専修学校を全部短大化するというふうに考えていいのでしょうか。
○池田(克)委員 専修学校とこの短期大学との違いですが、特に看護婦の養成に関して、年数は共通した三年というふうに伺っておりますが、教科内容がかなり変わってくる。私昨年もこの問題をお伺いしたことがあるのですが、制度上いろいろ利点があるというふうに伺っておりますが、端的に、短大昇格の...全文を見る
○池田(克)委員 確かに、短大の方がより基礎的であり、内容もいいと私も思うのであります。  そこで、国がいろいろと短大化していくということでありますが、しからば、看護婦さんの養成の全体の姿の中で、これが一体どういうことになっていくのか。一般論としてまず文部省から、看護婦養成の実...全文を見る
○池田(克)委員 同じ問題を厚生省からお伺いしたいのです。  厚生省の方は量的に大変多くを養成していらっしゃるように伺うのですが、文部省とはまた違った厚生省側の一つの意味合いと申しましょうか、できれば対比して理解できるようにお話しいただければと思うのです。
○池田(克)委員 重ねて、養成のあり方については大枠をお聞かせいただいたわけですが、しからば看護婦さんの生活実態と申しましょうか、生活というとちょっと語弊があるかもわかりませんが、生活も含めた実態ですね。働きながら学習をして准看から正看になる。私もいろいろな実情を伺っておりますが...全文を見る
○池田(克)委員 今ちょっとお話が出ましたそういう時期という部分なんですが、看護制度検討会というのが発足したというふうに伺いまして、先月三月二十二日に第一回の会合が開かれたと伺っておりますが、この発足に関する趣意書のようなものを拝見しますと、「医師の技能の専門化をはじめとして、多...全文を見る
○池田(克)委員 実は、私がこの問題に関心を持ちましたのは、ある一人の准看護婦さんから相談があったことに端を発しているわけであります。その人は准看護婦の資格を持ち、かれこれ十年そうした看護婦の仕事から離れていたわけでありますが、最近職を得て再び自分の持っている技能を生かしたいと私...全文を見る
○池田(克)委員 終わります。
04月24日第102回国会 衆議院 文教委員会 第9号
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○池田(克)委員 関連して二、三お伺いをさせていただきます。  一つは、きょう会長と会長代理においていただきましたが、きょう四月二十四日は我が国の教育改革にとって一つの新しい幕あけになるのじゃないか。つまり「審議経過の概要」が公表されまして、今お話を伺っておりますと、大体この枠...全文を見る
○池田(克)委員 今お話がありましたように、この「審議経過の概要」が報道される、そしていろいろな意見が出てくると思うのです。それはどういう手続で聴取されようとしていらしゃるのか。日程も週一遍ずつ今まで総会を開かれるときは開かれておりましたし、大変お忙しい方々がお集まりになって、私...全文を見る
○池田(克)委員 その問題はもっといろいろ細かくお伺いしたいところですが、先へ進みたいと思います。  父母の意見を吸収するということが教育にとっては非常に大事だと私たち前から主張してまいりました。今日までの審議の経過の中で父母の意見というものが十分に聴取できたかどうか、これはな...全文を見る
○池田(克)委員 私がお伺いしたかったのは、今日までの経過の中で父母の意見をどういうふうに聴取できたか、公聴会を、伺っておりますと数も二百五十人前後でございますし、回数にしても数回という状況で、私が感ずる限りでは、父母の意見の聴取というのはなかなか手間のかかる面倒なことだと思いま...全文を見る
○池田(克)委員 もちろん自由な討議を私どもは妨げるものではございません。ただ、今申し上げたように、父母の意見とか本当に多数の国民の声というものの一つの集約が国会の場であると私たちは思っておりますし、日常そうしたものをここでいろいろ議論しております。したがって、ぜひ国会の意思とい...全文を見る
○池田(克)委員 そうしますと、このメンバーの組みかえ、そうしたこともだんだんと起きてくると考えてよろしいわけですね。ヒアリングという問題がしばしば今日までの臨教審のあり方で出ました。私、教育現場や父母の声をということで、この場でも総理にも伺ったのですが、総理は、国家的、大局的な...全文を見る
○池田(克)委員 私がなぜこういうことを申し上げたかと言いますと、最初のいわゆる正委員の人選のときに現場の方々が少ないということを岡本会長も意識していらっしゃって、報道によりますと、専門委員の人選で補おうとされたように私は見たわけです。いよいよ専門委員が具体的に発表になりました段...全文を見る
○池田(克)委員 時間ですが、今の御意見について私の感想を申しますと、これがないと実際の改革にならないのじゃないか。当然国会にかかってくると思います、諸制度の改革でございますから。先ほどの六年制高校にいたしましても、先生方の免許あるいは給与の変更、さまざまなことがこの中にも出てく...全文を見る
○池田(克)委員 終わります。
05月17日第102回国会 衆議院 文教委員会 第11号
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○池田(克)委員 公明党の池田克也でございます。  最初に、今回の著作権法改正の意義づけあるいはその位置づけと申しましょうか、これについて大臣から御所見を承りたいと思うわけでありますが、若干私の意図するところを御説明いたしますと、去年は、いわゆる貸しレコードに関する貸与権の改正...全文を見る
○池田(克)委員 私が大臣にお伺いしたいのは抜本改正——抜本改正というとこれはいろいろと意味合いが広いのですが、これは政府委員からもお伺いした方がいいのかもしれませんが、現在検討中の著作権絡みと申しましょうか、いろいろな課題が並んでいると思うのです。私は、例えば出版をめぐる問題と...全文を見る
○池田(克)委員 大変たくさんの項目が挙がっているわけでございます。昭和四十五年にたしか改正されたわけでございますが、その当時も、あるいはそれからかれこれ十年ぐらいの間、著作権というのは余り大きな変革を見なかったように私は理解をしております。しかしながら、ここ数年来の動きでしょう...全文を見る
○池田(克)委員 非常に重要なテーマでございますので、ぜひこれについて適切な対応をお進めいただきたいと思うわけでございます。  そこで、今お伺いしました出版に伴う版面権にいたしましても、しょせん情報の処理をめぐる知恵と申しましょうか、処理をめぐる創作ということになるわけでござい...全文を見る
○池田(克)委員 今三段構えとおっしゃっていたのですが、例えばシナリオを役者が舞台で演ずるというしぐさそのものはどういうことになりますか。
○池田(克)委員 そうすると、今のプログラムについても、一つのシナリオを演ずる、二段構えか何だかわかりませんけれども、そこに今度は演出というのがある。いろいろなものが加わって隣接して保護されていますね。プログラムも隣接的な意味を持つ。逆に、プログラムというものが著作権として認知さ...全文を見る
○池田(克)委員 要するに、隣接権の問題もいろいろと議論があって私どもも御意見を承っているところなんですけれども、演技みたいな固定することがなかなか難しい——従来の著作権の考え方は、一つの思想というものを固定した、そして五感でそれを感知できる、こういう状態の中で権利が与えられ、侵...全文を見る
○池田(克)委員 いろいろ御説明いただいたのですが、基本的には非常に新しい、今までにない要素が加わった、私はこう思うのです。ですから、これをこれから著作権法だといって国民の皆さん方に理解をしてもらう、これはなかなか大変なことじゃないかと思うわけでございますが、もう一つこの著作権の...全文を見る
○池田(克)委員 この話をいろいろやっておるとまた長くなってしまうので、ちょっと次の問題に進みたいと思うのですが、私がここで取り上げたいのは著作権思想という問題なんです。だんだん複雑になってまいりますし、一番最初にお話が出ましたように、今問題とされておることもたくさんあるわけです...全文を見る
○池田(克)委員 今ハンドブックをお示しになったのですが、大臣は法曹界の御出身であるように私伺っておりますが、例えば著作権法には、著作物の題号に関する同一性というのが要求されておりまして、他人がタイトルをつけ直すことは禁じられておるわけです。ところが、新聞や雑誌などでは、新聞は報...全文を見る
○池田(克)委員 私は、今大臣基本的には必要性を認めていただいたと思うのですが、具体的に、例えば学校の教科書にいろいろの名作、古典、これは著作権とは古典の場合は違うと思うのですけれども、引用されて掲載されております。著作権継承者などというのはなかなか面倒なんですけれども、遺族の許...全文を見る
○池田(克)委員 これは、私がここでこういう話をしたということだけではなしに、いろいろな角度からこれからの時代に応じて機会を得てPRしていかなければならない。私たちもそういう点では仲間にも、こういう問題があるんだということをしょっちゅう言っていかなければならない。  初中局長、...全文を見る
○池田(克)委員 こうした問題についてこれからもいろいろな機会を得て私もお伺いしていきたいと思いますので、何かいい知恵を御検討いただきたいと思います。  さて、随分時間が経過してしまいましたが、具体的にこの法律の中身について若干お伺いしたいと思います。  わかりにくい部分がた...全文を見る
○池田(克)委員 先ほどから議論いたしましたけれども、プログラムそれ自体は直接人間の五感に訴えるものではありません。機械を通して初めて人間の目や耳に感ずるという点から、自分がこれから創作しようとしているものが既に他の人によってつくられていたかどうか判断が難しいのではないか。そうい...全文を見る
○池田(克)委員 登録することができるし、登録しないこともできるように理解をしております。ただ、私が申し上げたいのは、法人が作成したプログラムなどは規模も大きいだろうと思いますが、例えば登録を義務づけるぐらいはっきりだれでもわかるようにしたらどうかなという気持ちを私は持つわけです...全文を見る
○池田(克)委員 よくわかりました。考え方としてはそういうことがいろいろ議論された経過がわかりますが、通産省、この話あらかじめ申し上げておりませんけれども、この問題で業界の内部でいろいろ議論があったろうと思うのです。この登録、公示制度、これから法律でいろいろ定められていくと思うの...全文を見る
○池田(克)委員 ありがとうございました。  私、あちこち心配というか、こうやって法案を審議するわけですから、ある程度先のことも考えるわけですが、プログラムというものが売買されるということが予想される、権利が発生しているわけですから。これは通産省にもお伺いしたいのですが、売買の...全文を見る
○池田(克)委員 これは文化庁にお伺いしたいのですが、こうやって売買が出てくると、その仲介業務という問題がやがて出てくるんじゃないかなという気がするわけですが、著作権に関しては著作権ニ関スル仲介業務ニ関スル法律というのが、片仮名で書かれたやかましいのがありまして、ちゃんと許可を得...全文を見る
○池田(克)委員 わかりました。  ちょっと話は戻るのですが、さっきの百十三条の二項ですが、どういう場合に侵害が免責されるかみたいな、あるいは免責の反対になるわけですけれども、「情を知って」それを頒布行為なんというふうになったのですね。この百十三条二項の規定を決めた趣旨ですね、...全文を見る
○池田(克)委員 警察庁お見えになっていると思いますが、警察庁、いろいろ資料を出しておられまして、コンピューターシステムの犯罪あるいはその防御ですか、こうした問題について非常に研究をしておられるようであります。  五十八年の警察白書などを見ておりますと、コンピューターシステムを...全文を見る
○池田(克)委員 通産省に、これは関連するのですが、プログラマーという職種ですね、大変数も多く、また今でも人も足りない、六十万人ぐらいこれから足りなくなるという話も伺っているのですが、このプログラマーという職種について、私は大変素人ですけれども、いろいろ秘密を知る立場にあるだろう...全文を見る
○池田(克)委員 この法律の中でプログラムの改変、これについて若干うたわれているところがあります。  念のためお伺いをしておきたいのですが、二十条の二項の三と四ですね、「電子計算機においてより効果的に利用し得るようにするために必要な改変」、こううたわれておりますが、これについて...全文を見る
○池田(克)委員 もう一つ、「著作物の性質並びにその利用の目的及び態様に照らしやむを得ないと認められる改変」、今の三項と、これは四項なんですが、随分似ているようなん。ですが、別に項目を立てておられますので、こちらの方もお伺いしたいと思うのです。
○池田(克)委員 このところは今伺っただけではなかなか、やむを得ない改変となりますと非常に多様なものが出てくるんじゃないかと思うのです。しかもコンピューターの場合、私は本当に不勉強で恐縮ですが、ほんのちょっと重要なところを直しただけで結果が大幅に違っておるということもあるように聞...全文を見る
○池田(克)委員 今通産省からそういう話がありましたけれども、この辺については、かなり親切と申しましょうか、先行きの問題でありますが、しかし、時々刻々かなり速いスピードでこの問題は動いてまいりますし、筑波の博覧会なんか見ますと、こういうものを動かした大変新しいものも次々出てくると...全文を見る
○池田(克)委員 時間が来てしまいました。大変難しい問題で、私も一生懸命勉強したつもりなんですけれども、しかし、まだまだこの問題は始まったばかりという感を受けるわけでして、将来を予想することはなかなか難しいし、それに応じて適切な法律の整備が要求されるだろうと思うのです。  最後...全文を見る
○池田(克)委員 終わります。
05月22日第102回国会 衆議院 文教委員会 第12号
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○池田(克)委員 公明党の池田克也でございます。本日は、お忙しいところありがとうございました。  最初に、紋谷先生が先ほどのお話の中で独禁法の問題に触れておられました。私、独禁法にも関心を持っておりますのですが、この著作権法の改正に伴い、プログラムの社会における適正な位置づけあ...全文を見る
○池田(克)委員 ありがとうございました。  三次参考人にお伺いをしたいのですが、いろいろ業界のお立場を理解していらっしゃると思うのですが、先般私この委員会でも問題提起をしたのですが、一定規模のプログラムについて登録しあるいは公示する、こういうことによって産業界においてむだな投...全文を見る
○池田(克)委員 関連してもう一つ、三次参考人にお伺いしたいのですが、プログラムをおつくりになる技術者の資格という問題で、先般もここで私が申し上げたのですが、かなりいろいろ機密を知る立場にあるということから、職種として国家試験というのがふさわしいかどうかわかりませんが、それなりの...全文を見る
○池田(克)委員 ありがとう。ございました。  時間がだんだんなくなってまいりましたけれども、半田先生にお伺いしたいのですが、コンピューター犯罪について先ほどお話がちょっと出たのですが、この事故防止の問題で私が警察庁から得た資料などでは、建物について出入り口を一つにするとか窓を...全文を見る
○池田(克)委員 ありがとうございました。終わります。
○池田(克)委員 公明党の池田克也でございます。先般もお伺いしましたコンピューターのプログラムについての法改正に続きまして、先般ちょうど警察庁のこの問題に携わっておられる方がお見えになりませんでしたので、その問題から入りたいと思います。  先ほど小林先生の指摘されたいわゆるホー...全文を見る
○池田(克)委員 国内の実例が四十八件というふうに伺ったわけでありますが、私ここに五十八年の警察白書の写しをいただいております。この中に「人の生命の安全にかかわる事件まで発生するに至っている。」という記述がございまして、コンピューター犯罪が事と場合によっては人の生命にかかわる。こ...全文を見る
○池田(克)委員 外国の実例が挙げられたわけでありますが、コンピューターそのものをねらって破壊工作があった。例えば、今お話が出ませんでしたけれども、随分前になりますが、間組のビルに爆弾を仕掛けるような事件があった。これはいろいろの報道をつなぎ合わせてみますと、ねらいはコンピュータ...全文を見る
○池田(克)委員 先ほどコンピューターの犯罪が四十八件ある、そのうちで三件がプログラムについてであって、あと残りはデータであるというお話があったわけでありますが、私は、今回この法律について若干勉強するような状況の中で、プログラムそのものをねらったものとデータをねらったものと大きく...全文を見る
○池田(克)委員 そこで、データをどう保護するかという問題になってくるわけですが、先般私は文化庁に今回の改正を含めて今後残されている課題は一体何と何であるかという問題をお伺いいたしましたところ、七つぐらい挙げられたわけでありますけれども、その中にデータベースという問題が出てきてお...全文を見る
○池田(克)委員 新聞の報道を見る限り、データベースについてかなり煮詰まって、今のお話よりもう少し詳しく、例えばこれとこれはデータベースにふさわしいとかというふうな項目が列挙されていたように私は記憶するのです。方向性はわかりましたが、もう少し詳しく、何と何がデータベースに含まれる...全文を見る
○池田(克)委員 例えば英語の辞典がありますね。英語の辞典の編集の状況から見ますと、コンピューターを導入することによって容易に一あれは検索が問題でございますので、従来かなりの長年月をかけて、さまざまな労力が払われてでき上がってきているわけですが、人名事典であるとか事典編集という問...全文を見る
○池田(克)委員 これは非常に興味深い著作権の問題であろうと私は思うのですが、時間の関係もありまして、こればかりやっているわけにはまいりません。この問題に関して最後にちょっとお尋ねしたいのですが、現行著作権法にも登録制度というのがあるはずでございます。今度の著作権法改正でもプログ...全文を見る
○池田(克)委員 時間がなくなりましたので、先ほどちょっと申し上げましたホームテーピングの問題、これは先ほど小林委員の方からるる質問があったわけであります。私もこの問題に触れたかったのですが、重複を避けて別の観点から少しお伺いをしてみたいと思うのです。  大臣、先ほどからずっと...全文を見る
○池田(克)委員 ありがとうございました。今長官からお話がありましたように、著作者はそうした喜びあるいは御自分の一つの表現活動としての充足感がおありだと思うのです。問題は、その方々を支えている、例えば出版社、あるいはレコードであればそのレコードをつくっているレコード会社あるいはそ...全文を見る
○池田(克)委員 JASRACという組織がございます。歴史も古く、日常的にもJASRACは非常に活発に活動をしているように見受けます。例えば雑誌などにちょっと歌の楽譜や歌詞を載せる場合でも手続を要しますし、その場合にかなり細かい手続が必要とされております。昨今、いろいろな状況の中...全文を見る
○池田(克)委員 今お話がございましたような二百億を超える相当な徴収実績があるわけでありますが、私は、もう一方で、芸団協が著作権の二次使用の問題でいろいろと動いてまいりまして、そうした実演家の利益、あるいは何か年金等に用いられているというふうな実態も伺っておりますが、芸団協の方は...全文を見る
○池田(克)委員 関連してなのですが、仮定としてローマ条約に加盟した場合、いわゆる放送に携わる企業と申しましょうか、一時はもうつぶれてしまうぐらいの金を支払わなければならないというふうな話を聞いたこともあるのですが、いやそれほどでもないんだと。大体このくらいの勘定ではないかという...全文を見る
○池田(克)委員 このホームテーピングの問題やローマ条約については、もっともっといろいろとお伺いもしたいし議論もしたいところでありますが、私がこの著作権法の審議に当たって痛感しますのは、基本的にやはり著作権思想の普及ということだなということでございます。この統計など、最近著隣協か...全文を見る
○池田(克)委員 終わります。
05月30日第102回国会 衆議院 外務委員会文教委員会連合審査会 第1号
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○池田(克)委員 公明党の池田克也でございます。きょうは、この条約の問題について二、三お伺いをしたいと思います。私はこの問題、大変素人でございますが、条文について幾つか、お伺いをしたいと思います。  これは外務省が御答弁いただくのか文部省側か、適切な方がお答えいただきたいと思い...全文を見る
○池田(克)委員 そうしますと、あらゆる種類の教育施設ということになりますと、日本の場合にはいわゆる女子専門の、女子だけを対象とする学校が現に存在するわけでありますが、これは方向としてこの条約の趣旨には適さない、こういうことになるのでしょうか。
○池田(克)委員 そこのところがよくわからないのですね。要するに否定するものではない、しかし奨励する。これは、今まであるものはしようがないということであって、これからつくるものは全部共学でいけ、こういうことならまだ話はわかるのですけれども、これから二十一世紀に向かって世界的な趨勢...全文を見る
○池田(克)委員 ますますわからなくなってきたですね。男女別学であっても女子を差別するものではない、この場合はいいというお話なんですけれども、もうちょっとそこのところを説明していただけませんか。別に私、これにひっかかって文句をつけるつもりはないのです。要するにわかりたいんですね。...全文を見る
○池田(克)委員 女子が高等教育を受けたいという場合に、その場が用意されてない。高等教育の場合は、いわゆる大学ですけれども、ほとんど男女共学が認められている。むしろ短大ですね。男子が短大を目指す場合に、女子に門を開いている短大はたくさんある。しかしながら、男子の場合にはそれが割と...全文を見る
○池田(克)委員 国連局長、今の問題について関連するのですが、「定型化された概念の撤廃」というのが(c)項にございます。これについても、もう少し砕いてと申しましょうか、具体例がもしあったらそれを添えて御教示をいただきたいのですが。
○池田(克)委員 わかりました。  (f)のところで、「女子の中途退学率を減少させること及び早期に退学した女子のための計画を策定すること。」これはどういうことですか。
○池田(克)委員 よくわかりました。  この男女共学・別学の問題についてと、それから家庭科の問題等についてと、私の頭の中ではかなりオーバーラップして、それぞれの特性を生かすというふうにして今日来たのだというふうに私は思っております。  文部省にお伺いしたいのですが、今日、「家...全文を見る
○池田(克)委員 そうしますと、男子は家庭科を全くできないという事情でしょうか。数の点でもしわかれば、大ざっぱで結構ですが、男子で家庭科を履修しているという生徒さんの数はどんなふうになっているでしょうか。
○池田(克)委員 この女子必修という状況は、先ほどの、定型化された概念という、つまり男子は表で働き、女子が家庭で育児、家事に専念する、こういうふうな考え方を裏づけとして行われた措置、したがって、今度の条約の締結、批准に伴ってこの女子必修という考え方を変更する、こういうふうに考えて...全文を見る
○池田(克)委員 例えば、女子の必修が変更されて男女とも必修になるのか、あるいは男女とも選択になるのか、あるいは両方ともなくなるのかというふうな選択の道があるわけですが、方向としては大体どっちになるのでしょうか。
○池田(克)委員 わかりました。私もそこのところを指摘したかったわけであります。今までのままではやはりうまくないと私も思いますが、そうなりますと、従来家庭科を教えていらっしゃった先生方の立場、これは免許その他いろいろと事情があると思いますが、これはどうなってくるのでしょうか。
○池田(克)委員 生徒が履修する状況が、従来は女子必修でございましたが、今度はそういう新しい生活科というものが仮にできたとして選択になるのだろうと思うのですが、履修状況が受験過密その他の状況の中で変わってくる、それをとらないという子供たちが出てくる、こういうことは予想されないでし...全文を見る
○池田(克)委員 確かに難しいと思うのです。しかし、先生方のお気持ちや今日までのいろいろな努力の経過から見て、それについては必修であったということから選択になってくるという状況については、かなり応用的に幅を持って対処をしていかなければいけないのじゃないか、その点もぜひ御考慮いただ...全文を見る
○池田(克)委員 私が申し上げたかったのは、専修学校や各種学校のあり方と関係があるということなんです。私の得た知識では、各種学校、特に個人立の各種学校で、洋裁とか編み物とかそうした規模の小さな学校が今日までたくさんあったわけでありますが、社会の変化とともに希望する生徒さん、学生さ...全文を見る
○池田(克)委員 わかりました。ぜひとも、その問題に配慮をしていただきたいと思います。  以上で、この条約についての私の質問を一区切りしまして、きょうは大変珍しい文教と外務の連合審査でございまして、外務大臣もお見えでございますので、私、別の問題について一つだけお伺いしたいと思う...全文を見る
○池田(克)委員 ありがとうございました。  実態について担当の方からお伺いしたいのですが、日本人で日本語を教えるために外国に派遣されている方たちがいらっしゃるわけですが、何カ国、何人ぐらいの先生方が行っていらっしゃるのか、あるいは日本語を教えるための教材、例えば英語あるいはフ...全文を見る
○池田(克)委員 今の六十一カ国というのは配った国の数であって、何カ国語、つまりその表現の仕方ですね。英語で書いてあるというだけではないはずなんですね。ドイツ語で日本語を教えている、あるいはスペイン語で教えている、その用意されている国語の数がわかれば伺いたいのです。
○池田(克)委員 今お話が出ました海外に派遣されている日本語の先生のことなんですが、三年というのが適当だかどうか。三年で行って帰っていらっしゃる。それはいろいろ事情があると思うのですが、せっかくなれたころ帰っていらっしゃるということになるという御意見もあるわけでして、五年くらい向...全文を見る
○池田(克)委員 それは何らかの形で職を得て生活していらっしゃるんだと思うのですが、やはり制度として安心して海外に出ていけるというふうな制度になっていない、日本人学校の方がいい、こう言われているんですが、私はちょっと日本語を教えるための派遣制度については明るくないものですから、制...全文を見る
○池田(克)委員 優秀な方が行かれることが非常に大事だと私は思うのです。特に、日本語を教えるということは、単に言葉だけでなくて日本の文化を教えることになるわけでして、大臣、今お話がありましたように、日本人学校もまだまだだと思います。しかしながら、日本人学校と同等以上に――外国で日...全文を見る
○池田(克)委員 時間がなくなってまいりましたが、最後に日本人学校の問題です。これは文部大臣にもお伺いしたいのですが、今の日本人学校のあり方は私はもったいないような気がするのです。と申しますのは、日本での教育を全くそっくりパリならパリへ、ロンドンならロンドンへ持っていっていると私...全文を見る
○池田(克)委員 外務大臣、いかがですか。
○池田(克)委員 そのほかに、外国人の教員の日本における任用の問題とかいろいろお伺いしたいこともあったのですが、準備をいただきましたが、また次回、機会を改めてお伺いをいたしたいと思います。  ありがとうございました。終わります。     〔阿部委員長退席、愛野委員長着席〕
06月14日第102回国会 衆議院 文教委員会 第18号
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○池田(克)委員 今国会最後の一般質疑ということでございまして、今国会の一番大きな課題、いろいろとテーマがありましたけれども、臨時教育審議会によって議論されております教育の改革、これは二十一世紀を目指しての我が国の教育、子供たちの将来あるいは高齢化社会と言われる時代を迎えでのさま...全文を見る
○池田(克)委員 この問題だけでもいろいろやりとりすると長くなるのですが、今回の教育改革の一番発端になったのは、やはり教育荒廃と言われる実情ではないか。忠生中学の事件であったり、横浜市内で子供たちが、私たちから見ると本当に慄然とするような行為があったり、その後いろいろなことも出て...全文を見る
○池田(克)委員 臨教審の内部ではいろいろと個性主義——最初は自由化という話が出ておって、それから個性主義、個性尊重、しかもそれが第一次の中間報告ですか答申には表に出ないという話もあったり、いや今度はそれが出るんだという話があったり、いろいろ報道を見ておりますと実に目まぐるしく変...全文を見る
○池田(克)委員 第一部会と第三部会の対立というのはどんな状況なんでしょうか。
○池田(克)委員 私どもが心配しましたのは、当初、文部省は専門ばかだ、こういう文部省不要論のような激しい議論がなされたように、私は報道を通じて承知をしておるだけですけれども、あるいは学校選択の自由というか、親がどこの学校でも選んで子供に行かせる、こういうふうな問題、あるいは教師も...全文を見る
○池田(克)委員 あらあら状況はわかりましたけれども、しかし、この自由化論というのは私は非常に心配したわけであります。この自由化論の最初の意気込みというものを拝見しておりまして、これは教育基本法が危ないのじゃないかと率直に思ったわけでございます。教育基本法は今日の教育を形づくって...全文を見る
○池田(克)委員 時間がなくなりましたので少し各論の方をお伺いしたいと思うのですが、六年制中等学校のねらい、これは従来、特に私学では中高一貫教育というふうに言われて具体的にはそういう姿があったわけでございますが、これと今答申が出ようとしている六年制中等学校とはどんなふうに違うと考...全文を見る
○池田(克)委員 どのくらいの数の生徒をここに収容するということが見込まれているのでしょうか。一説には一%ぐらいかもしれないなどというお話をちらっと伺ったことがあるのですが、全体の規模についてお伺いしたいと思います。
○池田(克)委員 私立学校は六年制中等学校に反対の意向が強いというふうに聞いております。つまり、私立学校は経営の問題があると思います。公立でばんばん六年制をつくられていくということについては、自分たちが切り開いてき、いろいろとノーハウも固まってきた中高一貫の教育であるという点から...全文を見る
○池田(克)委員 初中局長、この六年制中等学校の問題ですが、もう既に答申に書かれることは間違いないという状況になってまいりまして、決してこれは仮定の話ではなくなってきたわけです。具体的に今どのくらいの数を予定するかというふうには臨教審では考えておられないそうですが、具体的にそうい...全文を見る
○池田(克)委員 たくさんの制度の改正をしなければ一つも動いていかないような状況だと思うのです。ですから、これは非常に大きな影響力を持つ制度の改革だと思います。  次に、単位制高校の問題なんですけれども、教育の責任とか母校意識とか、日本の場合に教育の非常に重要な部分というのは、...全文を見る
○池田(克)委員 これも同じように初中局長に伺わなくてはならない問題なんですけれども、この単位制高校を具体的に動かすとなるとどことどこの制度がどう変わることになるのでしょうか。
○池田(克)委員 私どもと臨教審との懇談のときに、有田第三部会長はこんなことをおっしゃっていました。私どもから、緊急的な問題について答えが出てないじゃないか、先ほど大臣にもお伺いした非行、暴行、いじめといったようなそうした学校現場での大変な問題について、国民の要望が強いのに答えが...全文を見る
○池田(克)委員 今の後半部分の大臣のお話は、私ちょっと認識が違うのです。森文部大臣のときですが、臨教審をつくったときにいろいろ議論をしました。確かに、臨教審の指摘をまつまでもなく教育荒廃について文部省は手を打っておる、これは当然のことだと思います。しかし、当時の議論を振り返って...全文を見る
○池田(克)委員 確かに、大臣がおっしゃるように、ペニシリンを打ったらすぐ熱が下がる、私はそういうことを言っているのじゃないのです。やはり教育の問題は家庭の中ではかなり心理的な問題だと私は思うのです。子供が三人いる、その三人とも大学を出さねばならないか、あるいは普通の高校を出さね...全文を見る
○池田(克)委員 ありがとうございました。終わります。
06月19日第102回国会 衆議院 文教委員会 第19号
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○池田(克)委員 公明党の池田克也でございます。  今回の統合の法律案につきましては、もう既に私たちの同僚であります有島委員から何遍かにわたってお尋ねをいたしましたので、それに関連してきょうは幾つかお伺いをしたいと思います。  最初に、職員の方々の扱いについてお伺いをしたいと...全文を見る
○池田(克)委員 百九十三人と二百九十一人、こういうことですね。それで、これは二つの職場が合体をするということでございますが、それぞれの職員の方々の仕事内容も当然違うと思うのです。俸給表等もいろいろ歴史的な経過があって若干の食い違いがあるんじゃないかというふうに聞いておりますが、...全文を見る
○池田(克)委員 私がお伺いしたいのは、新しい法人になって役員がこれを決めるというのだと、この法案を審査するに当たって私たちはちょっと判断しにくいのですね。確かに人事も俸給もおっしゃるとおり新しい法人が決めるというわけでしょうが、しかし、文部省としてはこれにいろいろと指導や助言を...全文を見る
○池田(克)委員 先ほどの御答弁の中で、給食会と安全会がかつて統合されました、そのときに安全会の方の基準を一応ベースにした、この理由はどういうところにあったんですか。一般的には数が多い方になんと言われておりますが、いかがでしょうか。
○池田(克)委員 そうすると、今度の場合は、さっきお伺いしましたように数からいうと健康会の方が多いということになるので、健康会側の基準ということになりますか。
○池田(克)委員 私が調べたというほどのことではないのですが、伺った範囲では、国立競技場の方々の給与の方が若干条件がいいというふうに聞いておりますが、いかがでしょうか。
○池田(克)委員 ということは同じということですか。
○池田(克)委員 包括的にはそういうお話があると思うのですが、問題は一人一人の職員の気持ちだと思うのです。後からもお伺いしたいと思いますが、今回の場合は行政改革の一環として、むしろ一つの政府の方針としてこの二つの法人を統合することになってきたわけでございまして、御本人からしてみれ...全文を見る
○池田(克)委員 もう一遍確認いたしますが、そこのところは開きができないようにしていくと私たちは理解してよろしいですか。結果は、本当にお互いにふえることはあっても安くなることはないというふうに理解してよろしいのでしょうか。
○池田(克)委員 ぜひともそういうことで、いろいろやりにくい点もあるだろうと思いますが、みんなが給与や自分の立場の問題で苦しむことがないようにすべきだと申し上げたいわけでございます。  給与の問題はいいのですが、今度は仕事の内容の問題で、転勤とか人事交流ということがあるだろうと...全文を見る
○池田(克)委員 役職員の方々の問題ですが、二つの法人が統合されるわけですけれども、理事あるいは理事長といった中枢のポストが減ってしかるべきだろうと私は思うのです。理事のポストは新しい法人で変化があるのでしょうか。
○池田(克)委員 整理合理化ということでありますから、そんなものか、結局形だけあわせたのではないか、そういう気持ちを世論も抱くであろうと私は思うのです。ですから、しからばそれに伴うだけの仕事の充実というものを強く要望したいと思っているわけでございます。  今度のセンターに理事長...全文を見る
○池田(克)委員 非常に広い分野を担当することになります。今までの組織が今度は三つになるわけでして、子供たちの安全あるいは学校給食、そして国際的な広がりを持つ競技場というわけで、非常に大きな分野を担当することになるので、よほどしっかりした体制でやっていかなければ統合した効果という...全文を見る
○池田(克)委員 こういう研修センターができていろいろ技術の研究が進むことは大変結構なんですが、私いつも思っているのは、グラウンドのあいている状況というのがコンピューターかなんかできちっと管理されて、働いている人たちがどこかグラウンドないかというときに、どうしても使いやすいところ...全文を見る
○池田(克)委員 話が給食の方にいきましたので関連してお伺いしたいのですが、中学における給食の実施率が、これは小学校と比べてでございますけれども、余り高くないと指摘をされておりますが、これは今後大体こんなものでいくと考えていいのか、あるいはいろいろと指導や助言や、あるいは予算の措...全文を見る
○池田(克)委員 大臣がお戻りになりましたので、後からまた機会を得て今までの議論のお話をしたいと思いますけれども、私は、教育的観点から給食についてもう少し見直しと申しましょうか、給食を重視して、道徳の問題であるとかしつけの問題であるとか、あるいは先般うちの有島議員が指摘をしており...全文を見る
○池田(克)委員 大変結構なことだと思うのです。  このランチルーム、私学は割といろいろな工夫の中でそうした食堂の態勢なんかもあるようでございます。異年齢とか先生あるいは職員の人たちと子供たちが食事を中心にしていろいろ懇談をする、そして貴重な人生経験を聞く、こういうことを私は非...全文を見る
○池田(克)委員 文部省と農林省の給食にかかわる機関的な連携がお伺いしたかったのですけれども、後の答弁のときに聞かせていただきたいのです。  これは大臣にお伺いしたいのですけれども、貿易摩擦という問題が今一番大きなことで、日本の政治あるいは行政の中で来年のサミットへ向けて一番の...全文を見る
○池田(克)委員 時間の関係で、この問題もう少しお話をしたいのですが、次の機会にしたいと思います。  きょうは健康センターの問題を中心に審議してきたのですが、会期末でございまして、この機会に委員長のお許しを得まして、私前から関心を持っておりました大学生の就職の問題についてちょっ...全文を見る
○池田(克)委員 どこの企業も官庁もいい学生を一人でも早く採りたいという気持ちは私はわかるわけです。私どものところへ就職時期になるといろいろ学生さんがやってくる、恐らく大臣のところも選挙区からいろいろな声が入ると思います。十一月に行ったのではもうだめなんですね。大体目ぼしいところ...全文を見る
○池田(克)委員 先輩が後輩からの求めに応じてということでございまして、私はそういうこともあろうかなと思うわけでございますが、どうもこれは通産省だけではなしにほかの役所もあるように聞いております。人事院、その辺は何か情報をつかんでおられるでしょうか。
○池田(克)委員 しかし、私が思いますのは、先輩に呼ばれてあるいは先輩にお願いして後輩が集まっていろいろ情報を集める、これは決してあり得ないことではないと思うのです。人事院としては、四月の幾日かに各官庁に対して、そうした協定と申しましょうか、申し合わせを守ってほしいと物空言ってい...全文を見る
○池田(克)委員 趣旨が徹底されるように努める、こう人事院がおっしゃっておりますので、それ以上私がどうこうできるものでもございません。  私、実は先般大学の就職課長さんにお声をかけまして、勉強会をやったのです。そうですね、三十人くらいおいでになりました。それで、私の個人の勉強会...全文を見る
○池田(克)委員 私、これからもこの問題について勉強していきたいと思いますが、先般私が接触をしました私学の就職課長は非常な苦労をしております。     〔委員長退席、船田委員長代理着席〕 ですから、今のお話のような優秀な学生さんの就職状況もありますが、優秀かそうでないかは一概...全文を見る
06月21日第102回国会 衆議院 文教委員会 第20号
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○池田(克)委員 公明党の池田克也でございます。  議員立法として提案されまして、その準備あるいはまた今日までのさまざまな答弁等の御労苦に対して大変敬意を表しつつ、私どもの立場から、現状の過密教育あるいは大規模校、そうした問題についてお伺いをしたいと思います。  最初に、提案...全文を見る
○池田(克)委員 ありがとうございました。  私たちの党の中で、学級規模についていろいろ議論をしているのです。まあ素人の意見が多いと思いますけれども、私どもはどっちかというと学ぶ側、父母の側に立ってというふうに考えておりますけれども、小学校の低学年、一年生あるいは二年生などは、...全文を見る
○池田(克)委員 貴重な御意見、大変ありがとうございます。  私ども政党の組織を各地域に編成しておりまして、この規模についてもいろいろ議論をするところなんです。何人が適当なのか、多くても行き届かないし、余り少ないと元気が出ないという面がありまして、いろいろ頭を痛めるのですが、実...全文を見る
○池田(克)委員 大変にありがとうございます。これからもいろいろと、時代の変化に伴って、母親の声あるいは父親の声等が具体的にこの場で議論されるようにお互いに研究していきたいと思うのです。  きょうは大臣も御出席ですので、今提案されている二つの法案についての大臣の御所見を伺いたい...全文を見る
○池田(克)委員 高校生の問題が今お話に出ましたけれども、昭和六十四年にピークがやってくると言われておりますが、さらに急増していくと見込まれております。この急増対策としての高校新増設の補助の期限が六十年度で切れるわけでありますが、これは六十一年度以降も継続されていくと考えていいの...全文を見る
○池田(克)委員 文教予算の一般論としてお伺いしたいのですが、私は予算は単年度主義であるということはよく承知をしております。しかし、教育的な観点から考えますと、毎年毎年の処置ということもありますが、親の側から見ますと、これから自分の子供が何年か先にどういうふうな学校が用意されてど...全文を見る
○池田(克)委員 おっしゃる趣旨は私もよくわかるのです。今日財政が非常に厳しいという状況を考えますと、景気がいまひとつというところなんですが、私予算委員会でもこれは議論したのですけれども、景気がよくない理由の一つに教育投資もあるのじゃないか。非常に教育経費がかかるために家計の中で...全文を見る
○池田(克)委員 ありがとうございました。  時間が短いので十分議論を詰めるわけにはいきませんでしたけれども、これからさらにまた私も勉強させていただきたいと思います。提案者の御苦労に対して敬意を表しながら、質問を終わらせていただきます。
10月30日第103回国会 衆議院 予算委員会 第3号
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○池田(克)委員 公明党の池田でございます。大変遅い時間になりましてお疲れと思いますが、私は教育の問題に絞ってお伺いをしたいと思います。  臨時教育審議会が第一次の答申を通常国会が終わった明くる日でしたか、提出をいたしました。その問題をお伺いしたいのですが、その前に、総理が代表...全文を見る
○池田(克)委員 いじめを見直すということに理解していいんでしょうか。(中曽根内閣総理大臣「教育を見直す、いじめというのは一つの象徴的なこと」と呼ぶ)ああ、なるほど。いじめを生んだ根源になっている教育を見直す、こういう意味に理解していいわけですね。  さて、臨教審の答申について...全文を見る
○池田(克)委員 この臨教審の答申というのは逐次答申と言われておりまして、一つ一つこれが完結したものである。まあ中間の答申で、最終的な答申が出るまで待たないで、出たものから順次具体的な教育改革に取り組む、このように理解しているわけでございますが、総理の認識もそれでいい、こう考えて...全文を見る
○池田(克)委員 目次というふうに言っておられますが、中には当面の具体的な課題ということで、特に六つ具体的なテーマを挙げておられるわけであります。したがって、目次という面も総論として掲げておりますが、中には具体論としてこれとこれはぜひ改革をすべきだ、しかもそれは非常に急ぐんだ、こ...全文を見る
○池田(克)委員 総理、学歴社会の問題、総論というふうに理解してらっしゃるので、具体的な問題をお伺いする糸口に学歴社会の是正の問題と非常に密接な関係がある青田刈りと言われるあるいは青田買いと言われる問題についてお伺いをしたいと思います。  この問題は、労働大臣もあるいは文部大臣...全文を見る
○池田(克)委員 今の御答弁は、私ども前々から伺っていたと同じ話なんです。要するに、学業を妨げるから何とかしなければならない。あるいは労働省の方にしてみれば、企業のいわゆる自由だと言われる活動の中で、それを制約して、採用について何らかの制約をすることは実効性が薄い、難しい、こうい...全文を見る
○池田(克)委員 労働大臣にお伺いしたいのですが、企業がなかなか守らないというのでしょうか、これは企業だけの問題じゃなくて、学生にも責任があると思うのです。やはりOBがその出身校へ参りまして、学生に声をかけ、そして学生を場合によっては飲食を、さらには缶詰にするというふうにして、一...全文を見る
○池田(克)委員 時間がないのですが、人事院から公務員の採用の問題について、私、文教委員会でも何度もこの問題を申し上げておりまして、通産省が、具体的に新聞報道されたこともございまして、改善する。公務員の採用も、いい人が欲しいことは私は重要な要素だろうと思いますが、率先してこうした...全文を見る
○池田(克)委員 労働大臣、期日の問題については、私もその努力を買うわけでありますが、指定校制の撤廃、これははっきり臨教審の答申に撤廃とうたっているわけです。これは労働省、文部省双方でございますが、特に労働省になると思いますが、指定校制の撤廃ということをはっきり明言する、これをい...全文を見る
○池田(克)委員 時間がございませんので、もう一点だけ、別の問題ですが、総理はニューヨークヘおいでになったときに、英語で授業をする大学あるいは中高一貫の学校というものを国内につくる、このことを検討している、こういうふうな発言をしていらっしゃいますが、何か構想を具体的に持っていらっ...全文を見る
○池田(克)委員 私は、この考え方は基本的には賛成なんです。せっかく外国で日本人が子供の時代に暮らして語学力が身についた、帰ってきて日本の学校制度の中で次第次第に忘れる。また、忘れるぐらいじゃないと日本の方がうまくない。大事な国際時代を迎えて、せっかくの海外での経験というものが生...全文を見る
○池田(克)委員 もう時間がありません。総理が答申を受ける側であります。そして、文部省だけではなしに、総理の諮問機関として国を挙げて教育改革をするんだという大きな構想のもとにできたものでございまして、今文部大臣から御答弁をいただきましたが、総理も同じ考えでいらっしゃるのか。財政試...全文を見る
○池田(克)委員 終わります。
11月13日第103回国会 衆議院 文教委員会 第1号
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○池田(克)委員 公明党の池田克也でございます。  きょうは参考人の先生方には当委員会においでいただきましてありがとうございます。なるべくタブらないようにお伺いをしたいと思いますが、最初に、今やむにやまれぬということで談話を発表されたというふうにお話がありましたいじめの問題でご...全文を見る
○池田(克)委員 せめて自殺ですね、本当に子供たちの小さな未来をはらんだ生命が失われるということについては私は非常に残念なことだと思うのです。この自殺ということを私はいろいろ考えるのですけれども、人間の生命、それ以上とうといものはないと思っておりますが、教育基本法にも個人の尊厳と...全文を見る
○池田(克)委員 ありがとうございました。  問題をほかへ移したいと思います。  臨教審には、第一次の答申がもう既に出ているわけでありますが、第一次答申がその後どうなっているかについて文部省とチェックする、そしてその進捗状況を見ながらこれからの答申に向けていく、こういうふうな...全文を見る
○池田(克)委員 その実施状況ですが、満足でいらっしゃいますか、まあまあこんな程度だろうというふうにお考えですか。  もう一つ重ねて伺いますと、明年度にこの教育改革のためにどれだけの予算の概算要求がなされているか、会長、御存じでいらっしゃいますか。
○池田(克)委員 やはり会長が、どのくらいの予算がかかり、どのくらいの予算が今の財政状況の中で認められる、それを御存じなければ、いろいろな注文を出しても絵にかいたもちになるんじゃないか、国民はそう思うと思うのです。私は前にも、この問題で一貫して予算予算というふうに申し上げているわ...全文を見る
○池田(克)委員 誘導措置とおっしゃったのですが、一つだけ具体的なものが出てきた、これを単なる誘導措置とおっしゃらないで、ひとつかっちりやっていただきたい。国民の中には、国民全部とはあえて私は申しませんが、私も教育に関心を持つ者として、今までの教育改革はいろいろなことを虫食い的に...全文を見る
○池田(克)委員 初中局長お見えなんで、単位制高校を具体的にやっていくのには教育関係の法令をどれぐらい直さなければならないということになるのでしょうか、あるいはこれは現実にいろいろ協議していらっしゃると思うのですけれども、相当難しいのではなかろうかと思いますが、始まったばかりかも...全文を見る
○池田(克)委員 有田部会長に再度伺いたいのですが、今の文部省のお話を聞いて、一条校があるいはそのほかか、どっちをねらって答申が書かれているのでしょうか。私どもから見ますと、一条校として教育の本流の中に、こうしたものでなければ父兄も子供たちも希望を持たないのではないかと私は思うの...全文を見る
○池田(克)委員 だから困るのです。臨教審がやることは内閣総理大臣はこの答申を受けて尊重しなければならない、こうなっているわけです。臨教審がぽわっとした大枠の概念を出して、それをまた文部省の中でいろいろ議論して、いつまでたっても教育は改革できないじゃないですか。これは会長にも聞い...全文を見る
○池田(克)委員 時間がありませんのでこれ以上この問題について議論できませんけれども、なぜ臨教審答申に財政支出の試算がついていないのか、前からこれはお伺いしております。つまり中教審にはかなり細かいものがありました。細かいと言っても、中教審の答申も大ざっぱと言えば大ざっぱな面があっ...全文を見る
○池田(克)委員 大きい声を出しまして失礼いたしました。しかし、私が思っておりますことは、何とか一つでも具体的に実現をして子供たちの教育の危機を救っていきたいという気持ちでございますので、またこれからもいろいろと御指導いただき、また私どもも提案を申し上げていきたいと思っております...全文を見る
11月15日第103回国会 衆議院 文教委員会 第2号
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○池田(克)委員 予算委員会でも私取り上げました学歴社会の是正の問題に関連いたしまして、いわゆる青田刈りと言われる問題についてお伺いをしたいと思います。  予算委員会でも大臣から答弁をいただいておりますが、私は、今問題になっている教育改革の一番根本は、大学有名校偏重、それに向か...全文を見る
○池田(克)委員 今御答弁がありましたけれども、整理して単純化しますと、口約束だけではそれは意味を持たない、学生の方にもきちっと会社側からの、君を採用するという意思表示を何らかの文書でもらっておきなさい、こういう指導をする必要があるという趣旨を労働省は考えていらっしゃる、こういう...全文を見る
○池田(克)委員 それは具体的には労働省から何かの機関を通じて各大学あるいは就職担当者に徹底をされるような御方針なのでしょうか。
○池田(克)委員 いわゆる就職協定というものがまた問題になってきております。これは大臣にお伺いしたいのですが、労働大臣との間でいろいろ協議がなされている。総理からも、非常に重要な問題なのでできるだけ早期に手を打つように努力させたい、こういう答弁をいただいておりますが、この就職協定...全文を見る
○池田(克)委員 十月二十六日付の日経新聞の報道でございますが、労働大臣が二十五日に高知市内の記者会見で、青田買い問題について、「労働省、文部省、経営者団体と実務者会議を行っており、年内には何らかの新たな取り決めをしたい」、こう語ったということですが、年内に何かめどをつけたいとい...全文を見る
○池田(克)委員 今早口でおっしゃったのでもう一遍確認をしたいのですが、労働省としては年内に何らかのめどをつけたい、こういう目標であるかどうか、そのことだけお伺いしたいのです。
○池田(克)委員 これは文部省にもお伺いしたいのですが、要するに、大学としての学生に対する指導も当然必要だろうと思います。私は先ほど大臣からも協定が守られなかったという御答弁をいただいておりますが、やはり守られなかったというのは大学です。社会の秩序、正義、公正ということを教える場...全文を見る
○池田(克)委員 企業と学生の間、これはお互いに自由な契約だという御趣旨かもしれませんが、教育を今改革しようという時期です。しかも、学生は、特に大学教育に関しては、国は巨額の金を投じて足りないところを補い、学生の経費を負担して、国家の将来を担わせる人材を育成している。言うならば国...全文を見る
○池田(克)委員 もう時間がなくなってしまいました。それは確かに、大臣がおっしゃるように、卒業以前から、中退でも採ろうということであればこれは仕方のないことだと思います。しかし、問題は、今大卒ということが対象になっております。しかも、卒業見込みということで、学生の側から見ますと、...全文を見る
○池田(克)委員 終わります。
12月11日第103回国会 衆議院 文教委員会 第8号
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○池田(克)委員 今国会の延長がこれから話題になると思いますが、会期からいきますと、こうしてこの委員会で一般質問をしてまいりますのはひょっとすると最後になるかもわからない、こんな気持ちでおります。  最初に、松永文部大臣御就任以来約一年が経過をされたわけでありますが、大臣はこの...全文を見る
○池田(克)委員 率直な御答弁をいただきまして、ありがとうございます。まだ留任ということは当然あるわけでございますし、私は、教育を統括する大臣は毎回毎回の内閣改造でポストがかわるというのは余り適切なことではないのじゃないか。かなり継続的な施策、効果がすぐ出るものでないことはおっし...全文を見る
○池田(克)委員 ありがとうございました。  さて、本論でございますが、最初に放送大学の問題についてお伺いをしたいと思います。  既に私、この放送大学については何度がこの委員会でも質問をしてまいりました。公明党は、生涯教育とかあるいは教育の場、機会をふやす、勤労学生あるいはま...全文を見る
○池田(克)委員 試験をして単位を一つ一つ得ていくわけでありますが、この単位の得力、データを見ておりますと、登録者に対する合格率が記述式五十四科目では二九・六%、択一式四十九科目では三六%、併用一科目で二〇・六%、総じて三三・四%、登録者に対する合格率がかなり厳しいのではないか。...全文を見る
○池田(克)委員 身体障害者の問題なんですが、特に体育の実技などは大変難しいのじゃないか。社会体育で単位を取得するようになっているとは思いますが、各地方自治体などで社会体育などが用意されておりますが、身体障害者の場合にはこれも思うに任せないのではないかと心配をしております。身体障...全文を見る
○池田(克)委員 放送の内容を私見たり聞いたりしておりますが、これは全部テープででき上がっておりまして、全国各地からもなぜ放送大学は関東一円しか受講できないんだという声を私聞くわけでございまして、先般も沖縄へ参りましてそうした声があったわけでありますが、これほどビデオ時代になって...全文を見る
○池田(克)委員 ぜひ早い機会に放送大学のそうした教材というものが自由に必要な人たち、向学心に燃える人たちに使えるようにしていただきたい。私なども車で動いておりますが、放送大学のラジオでの講義をしばしば聞きますけれども、非常に内容がわかりやすいし興味のあるものだと思っております。...全文を見る
○池田(克)委員 放送大学の将来についてはこれからもいろいろ問題があると思いますが、機会を見てまたお伺いをしていきたいと思っております。  別の問題に移ります。そろばんの問題でございます。かねて珠算教育の必要性について私、本委員会でも力説をしてまいりました。たしか予算委員会の分...全文を見る
○池田(克)委員 この会報に掲載されていることは私も承知しておるのですが、この結果どういう具体的な移り変わりというものが予想されると考えていいでしょうか。
○池田(克)委員 今御答弁いただいた日本教育大学協会の会報には幾つかの項目として珠算の問題が取り上げられております。例えば「かねて関係機関から検討の要請があった、標題」つまり「教員養成課程における珠算教育の研究と促進について」「当委員会は、数次にわたって議論を重ねた結果つぎのよう...全文を見る
○池田(克)委員 今の御答弁は将来どうなるかわからぬということのように私は受け取れるわけでございます。しかし、教育全体の問題の中で、やはり伝統的な計算手段でもありますし、また、よく割り切れるという言葉が日本語の中に出てくるわけでありますが、数というものを扱っていくについて確かに明...全文を見る
○池田(克)委員 ベルさんが松永大臣にそろばんの話を持ち出したのは私初めて伺いましたが、実は森大臣に私お願いしまして、ベルさんのところへ行かれたときに日本製のそろばんを持っていっていただいた、そういう経過がございました。それで、今アメリカではこれについてかなり御熱心でして、東京で...全文を見る
○池田(克)委員 ありがとうございました。  問題を次に移したいと思います。いじめの問題でございます。法務省お見えになっておりますか。  実は、いじめの問題は非常に広範な問題でして、毎日、新聞やテレビをにぎわしております。痛ましいことだと心を痛めております。どこからどう手をつ...全文を見る
○池田(克)委員 実は、いじめの問題で、「時の動き」という政府の広報ですが、これの十二月一日号に、法務省の人権擁護局長が「子供たちの「いじめ」をどうなくすか」というインタビューをしておられるわけであります。新聞でも随分いろいろな例が出ておりますが、この中にこういう記述があります。...全文を見る
○池田(克)委員 具体的な名前はお出しになれないということでございますが、この体罰の問題は、法務省の人権擁護局が出しております「体罰をなくそう」というパンフレットによりますと、「体罰の態様は、「殴打」が小・中・高校を通じて最も多く、全体の七六%を占めています。この殴打は、約半数が...全文を見る
○池田(克)委員 これは法務省にもお伺いしたいのですが、さらに、繰り返して行われるとか悪質であるということに対して、このパンフレットの中にも説示以外にも勧告というのが一つの例として挙がっておりますが、説示の次のステップがどんなふうになっているのかお答えをいただきたいと思います。
○池田(克)委員 教室の中では一人の担任の先生が責任を持って子供を教育しているのだと思います。先生も人間ですから、子供の反発によってかっとなさることもあるだろうと思います。そうした異常な出来事が起きた場合に、学校全体の中では一体どういう仕組みになっているのだろうかと親は心配するわ...全文を見る
○池田(克)委員 きょう時間がありませんので詳しいお話ができなかったのですが、私の友人が「いじめ」という本を出しました。大臣にも後ほどお届けしますのでぜひごらんいただきたいのですが、五千人の子供たちにアンケート調査をしておりまして、非常におもしろいデータがたくさん出ております。い...全文を見る