吉良よし子

きらよしこ

選挙区(東京都)選出
日本共産党
当選回数2回

吉良よし子の2013年の発言一覧

開催日 会議名 発言
11月01日第185回国会 参議院 災害対策特別委員会 第3号
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○吉良よし子君 日本共産党の吉良よし子です。  まず初めに、今回の台風二十六号による災害で亡くなられた方々の御冥福をお祈りし、御遺族に対して深く哀悼の意を表します。また、被災された方々に対して、心よりお見舞いを申し上げます。今なお行方不明者の皆さんの捜索に当たられている大島町の...全文を見る
○吉良よし子君 ありがとうございます。  私が大島に伺ったとき、今回の被害のひどかった元町の神達地区で亡くなられた、中米原産で大島名産の花ブバルディアの栽培に力を入れてきた御夫妻のことを聞きました。亡くなった御夫妻は、学者のような探求心で来年はもっといい花をと品種改良に努めてい...全文を見る
○吉良よし子君 ありがとうございます。  お話にあった話ですけれども、結局、被災された方々が農業を再開しようとしたときに、原形復旧、現在地で復旧できればいいけれども、別の地で再開する場合には用地費は自分で負担しなければならないし、そのセーフティネット資金というのも融資であり、結...全文を見る
○吉良よし子君 許される範囲内だけではやっぱり立ち直れないと思うんです。大島の被災者の皆さん、そもそもローンを抱えていて、そしてその上、災害の中で家も作業場も失って、農地も壊滅的な被害を受けている。その中で、借金を更に背負わないと再開できないというのであれば、大島の町の産業が根元...全文を見る
○吉良よし子君 許される範囲内ではなく、是非とも拡充する方向で、とりわけ今回の大島の災害というのは、島の町の規模からいうと、それこそ東日本大震災並みの大きな被害を受けている状況ですから、是非とも、税金とはいえ、こうした大変な目に遭っている皆さんが希望を持てる方向の対応を求めたいで...全文を見る
○吉良よし子君 ありがとうございます。  先ほど柴田委員からもあったように、大島町は八千人の島で、島じゅうみんなが顔見知りという密接な人間関係の下で、今回の被害の大きさにショックを受けている子供たちも多いと聞いています。是非とも、人的被害にとどまらず、詳しく島の子供たちの状況に...全文を見る
○吉良よし子君 先ほど免除というお話もありましたが、一方で奨学金のお話がありました。これは緊急であれ応急であれ結局は貸与制であって、ローンで卒業後に数百万円の借金を背負わなくてはならないという事態にもなりかねませんので、やはりそういう借金では安心して学業を続けられるとは言えないと...全文を見る
11月05日第185回国会 参議院 総務委員会 第2号
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○吉良よし子君 総務委員会で初質問をいたします。日本共産党の吉良よし子です。どうぞよろしくお願いいたします。  本日は、社会的に大きな課題となっている雇用と労働の問題について取り上げます。これは国と地方にとって重要な課題であり、政治の姿勢が問われる問題です。  先日の参議院本...全文を見る
○吉良よし子君 大臣も同じという御答弁でした。  そこで、総務省が所管している統計の中に労働力調査があります。この速報値のうち、完全失業率及び十五歳から三十四歳の若年者の完全失業率と前月比での増減はどのようになっていますか。また、七月十二日に発表された平成二十四年度の就業構造基...全文を見る
○吉良よし子君 今お示しいただいたように、とりわけ若年層での失業率が高いこと、そして不安定な非正規雇用が四割近くに増加している。この中で、今、最低でも正社員として働きたいと願う若者が増えています。その切実な願いを逆手に取って、今、日本中に広がっているのがブラック企業です。  私...全文を見る
○吉良よし子君 全国三百八十五か所の総合労働相談コーナーがワンストップサービスで行っているということは重要です。実際、ブラック企業が問題になる中で、今年に入ってから墨田区、町田市、さいたま市、名古屋市など五十七の地方議会でこのブラック企業又は若者の使い捨てが疑われる企業に関する意...全文を見る
○吉良よし子君 関係機関連絡取って相互のということで、重要であるというような御答弁がありました。  しかし、私がこの問題を取り上げて調べていく中で分かったのが、こうした大切な役割を担ってきた都道府県の労政主管事務所の多くがこの間統廃合され、相談できる身近な窓口が減少してしまって...全文を見る
○吉良よし子君 十二の都道府県の中で統廃合について言及されており、少なくとも二件、そして八件統廃合されているということでしたが、現実に相談窓口は減っております。私も資料を使って調べましたが、佐賀県では三か所あった労政事務所が県民への詳しい説明もなく全て廃止にされています。先ほど御...全文を見る
○吉良よし子君 後退ではないというお話でしたけれども、実際にはこの長野県で、集中改革プランにおいて千五百名を超える職員削減計画が進められる中で、南信労政事務所の諏訪分室と飯田駐在所の二か所が本所に統合されました。それでも現場では、地域の労働相談のニーズにこたえようということで月二...全文を見る
○吉良よし子君 確かにトータルで考えることも重要ですし、国の相談窓口があるということも重要ですが、おっしゃるとおり、都道府県におけるそういう独自の積極的な取組が重要なのはもちろんですし、それを後退させることを進めるようなことを国がやってはならないと私は考えているんです。  今年...全文を見る
11月14日第185回国会 参議院 総務委員会 第4号
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○吉良よし子君 日本共産党の吉良よし子です。  本法案、配偶者同行休業法案は、両立支援を一歩前進させる法案だと考えます。本日は、この法案に関連して、男性も女性も仕事と家庭を両立を可能とする支援制度の拡充を求め、質問をいたします。  男女共同参画社会基本法が制定されてから十四年...全文を見る
○吉良よし子君 政府は、国家公務員の男性の育児休業取得率の成果目標を二〇二〇年までに全体として一三%としていますが、お示しいただいた状況では、育児休業取得率、男性三・七%ということで、程遠い状況と言わざるを得ません。  今年八月二十九日付けの朝日新聞の「男の育休、制度あっても…...全文を見る
○吉良よし子君 是非、そういう職場の環境は改善するべきだと思いますし、実際、国家公務員育児休業法第十一条には、「職員は、育児休業を理由として、不利益な取扱いを受けない。」とあります。ですから、仕事も育児も生活もやりがいを持って充実した人生を歩めるように支えるということがこうした育...全文を見る
○吉良よし子君 アンケート調査も始められておるということで、育児にとどまらず、介護もやられている。これは是非とも進めていただきたいですし、意識調査というだけにとどまらず、意識調査、意識改革にとどまらず、実際問題その制度を活用する上で障壁となっている意識以外の事柄、人員の問題であり...全文を見る
○吉良よし子君 おっしゃるように、任期付採用、そして臨時的任用ですぐに代替者が見付かればいいですけれども、専門的な職種の場合はそう簡単にはいかないのではないでしょうか。  今回、私は、裁判所の職員、特に家裁調査官の状況についてお話を伺いました。  一例ではありますけれども、家...全文を見る
○吉良よし子君 事例ということでは、総務省の出している女性公務員の活躍事例集も読ませていただきましたが、大変皆さん努力されているということはとてもよく分かるんですけれども、事例に登場するまでもなく、男性も女性も本当に協力しながら家庭と仕事を両立させるために工夫されている家庭という...全文を見る
11月27日第185回国会 参議院 政治倫理の確立及び選挙制度に関する特別委員会 第3号
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○吉良よし子君 日本共産党の吉良よし子です。  まず初めに、提案者に確認いたします。  本案は、都道府県議会議員の選挙区についての法案ですが、この都道府県議会議員は、その県民全体の代表であると同時に、地元地域の住民の声を代弁するという側面もあると考えますが、いかがでしょうか。
○吉良よし子君 地域代表の側面もあるということでしたけれども、私は現在、都道府県議会議員における地域代表としての側面が損なわれてきているのではないかという点を危惧しております。  ここで再度、提案者に確認いたしますけれども、先ほどもお話あったように、本案の趣旨説明の中で、「郡に...全文を見る
○吉良よし子君 合併も一つの要因であるということでしたけれども、ここで事実を確認していきたいと思います。  まず、この間の平成の大合併と言われる市町村合併がどのようなものだったのか。私、調べたところですと、全国の市町村の数は平成の大合併が始まる前の一九九八年度末には三千二百三十...全文を見る
○吉良よし子君 私もこの「「平成の合併」について」というものを読んでみましたけれども、課題に挙げられていました一つ、住民の声が届きにくくなったという問題の事例として、市議選で、合併された旧四町の選挙区は全市一区に変更されたが、旧町選出の市議は引退し、立候補者はゼロとなった。人口四...全文を見る
○吉良よし子君 一九九八年末から二〇一二年末の間、つまり先ほどの平成の大合併で市町村の数が半減する中で、地方議員全体の数も約半分に、およそ三万人も減っているということですから、私も驚きました。今回の法案に係る都道府県の議員数だけ取っても減らされているという事実もありますし、中には...全文を見る
○吉良よし子君 つまり、平成の大合併が進んだ時期に、東京都と沖縄県以外の全ての道府県で議員定数の削減が行われている、多いところでは十名減らされているということです。  こうした合併と同時に議員定数削減が行われる中で、議員の地域代表としての側面が失われているという事例もあります。...全文を見る
○吉良よし子君 私もこの時期について調べてみたんですけれども、まず一九九九年というのは、自民党政権下での地方分権改革の中で議員定数制度の見直しが行われ、法定定数制度から条例定数制度になったと、そういう時期です。そして、次の二〇〇三年というのが、この定数制度の見直しが施行された年と...全文を見る
○吉良よし子君 選挙は民主主義の根幹ですから、制度は議会に民意が正確に反映されることを基本に考えるべきと考えますし、今回の制度については、枠組みとはおっしゃいますけれども、過去の例を見ていけば、今回の法改定によって定数削減が促進されることにつながりかねないという問題があるというこ...全文を見る
○吉良よし子君 私は、日本共産党を代表して、都道府県議会議員の選挙区に係る公職選挙法の一部改正案に対し、反対の立場で討論を行います。  地方自治にとって、住民の意思を自治体に反映させることは極めて重要であり、その中心的役割を果たすのが地方議員です。都道府県議会の議員には、全県民...全文を見る
12月05日第185回国会 参議院 総務委員会 第5号
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○吉良よし子君 日本共産党の吉良よし子です。  法案に関する質疑に入る前に、民主党、みんなの党、日本共産党、日本維新の会、社民党、生活の党、野党六党の総意として、今日の総務委員会を野党欠席のまま委員長職権で開催したことに厳しく抗議をいたします。  野党六党は、総務理事懇開催を...全文を見る
○吉良よし子君 是非きめ細かい対応を求めます。  なお、先ほどもありましたけれども、町や消防団では、いまだカウンセリング等を必要としている消防団員がどのくらいいるか把握できていないそうです。それぞれの仕事や生活を抱えながら島の復興に向けて頑張っている団員もいるでしょう。つらくて...全文を見る
○吉良よし子君 是非よろしくお願いします。  私たち日本共産党は、消防団の組織と活動、地域の防災体制の強化を基本理念として、国や地方自治体の取組を後押しする本法案に賛成いたします。  あわせて、地域防災体制の強化のためには、消防団だけでなく、常備消防も必要です。例えば、伊豆諸...全文を見る