吉良よし子

きらよしこ

選挙区(東京都)選出
日本共産党
当選回数2回

吉良よし子の2016年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月11日第190回国会 参議院 本会議 第12号
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○吉良よし子君 日本共産党の吉良よし子です。  私は、会派を代表して、地方財政計画ほか二法案に関連して、総理並びに総務大臣に質問します。  初めに、東日本大震災から丸五年が経過しました。改めて、犠牲となられた皆様に哀悼の意を表し、被災者の皆様に心からお見舞いを申し上げます。 ...全文を見る
03月17日第190回国会 参議院 総務委員会 第4号
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○吉良よし子君 日本共産党の吉良よし子です。  今日は、地方税改正案にある外形標準課税の拡大について伺います。  今でも、赤字の企業でも、地方税については固定資産税、事業所税、住民税均等割等、所得にかかわらず多くの税負担があること、これは忘れてはならないと思います。  そこ...全文を見る
○吉良よし子君 調査していないということですけれども、これは、欠損法人の地方税の負担の実態というのは、もう既に二〇一四年の政府税調の中でも外形標準課税を議題にしたときにも議論があったわけです。こちらはその資料ですけれども、数字も出されているわけで、民間の委員ですらすぐに調査して出...全文を見る
○吉良よし子君 いろいろ述べられたわけですけれども、先ほどもありましたとおり、推計値でも出そうと思えば出せるわけですよね。ありましたとおり、二〇一四年四月二十四日の政府税調で提出されたこの資料によりますと、二〇一一年の欠損法人の地方税負担額というのは、推計ではありますが四・五兆円...全文を見る
○吉良よし子君 資料の説明をいただいたということですけれども、先ほどの話ですけれども、推計とは言えないという数字だとおっしゃるんですけれども、であれば、やはり総務省としてちゃんとしっかりと数字出すべきじゃないかと。大臣だって、固定資産税、事業所税、住民税均等割等、法人が、欠損法人...全文を見る
○吉良よし子君 これは間違いないということでした。  つまり、この外形標準課税のところの負担の変動だけ見ても、大企業を優遇している、これは明らかなのではないでしょうか。これに研究開発減税、法人実効税率の引下げ、こうしたものが加われば大企業優遇税制の極みとしか言いようがないと、ま...全文を見る
○吉良よし子君 経営が向上すれば影響なくなるだろうというお話だったんですけれども、私、伺っているのは、その赤字の中堅企業四千八百社というのが一体どういう企業なのか、どれだけの地域雇用を抱えているのかとか、そういった地域経済への影響というところをお聞きしたわけです。というのは、やは...全文を見る
○吉良よし子君 検討するという措置設けていない、つまり三年後にはこのお配りした資料のとおりの増税となるということだと思われるわけですね。  ところで、与党大綱によると、資本金一億円以下の中小企業に対する課税ベースの拡大についても引き続き慎重に検討していくとあるわけです。  こ...全文を見る
○吉良よし子君 検討されていくということで、具体的に、じゃ、どういう方向性で何をというところはおっしゃられなかったわけですけれども、この税制改正大綱に検討するとわざわざ書き込んだところに私はやっぱり重大な意図を感じるわけですよ。結局、課税ベースの拡大、増税の方向だとするならば、そ...全文を見る
○吉良よし子君 そうした検討を含むのじゃないかということが考えられるというわけなんです。  これを指摘して、大企業減税の財源づくりのための外形標準課税ベースの拡大というのは、中小企業に負担を求め大企業を更に優遇する、そういったものであって、まともな政治の道ではないということを指...全文を見る
03月22日第190回国会 参議院 総務委員会 第5号
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○吉良よし子君 日本共産党の吉良よし子です。  今日は、まず地方税の徴収と地方自治体のマンパワーの問題について伺いたいと思います。  税務行政は国及び地方自治体の基幹的な事務の一つです。そして、重要かつ影響が大きいものです。だからこそ、税の徴収については住民がその地域で暮らし...全文を見る
○吉良よし子君 最低限の生活の保障、またなりわいの維持というところからそういう趣旨があるということでしたけれども、では、地方税の徴収においても、先ほど国税庁にお答えいただいた規定というのは、その趣旨も含めて準用されるということでよろしいのでしょうか。
○吉良よし子君 ということで、国税と同様ということで、国税にしても地方税にしても、滞納者の最低限の生活の保障、なりわいの維持、この観点からこれだけは取り上げてはならないとする規定が設けられているということであり、これはつまり納税者の命と暮らし、そして生存権を保障するという規定だと...全文を見る
○吉良よし子君 今述べていただいたとおり、その生活を著しく窮迫するおそれがあるときなどには滞納者の個別具体的な実情を十分に把握した上で適正な執行に努めていただきたいと、そういう留意事項が出されているわけであり、税徴収における先ほどの前橋の例のような強権的な対応というものを是正する...全文を見る
○吉良よし子君 つまり、一年間で二百二人、かなり減少しているということだと思うわけです。行革によって税務職員数が継続的に減少傾向にあるということは先ほどの事務連絡文書の中でも触れられておりますし、定員数というのも減り続けていると思うんです。  人員がこうしてどんどんと減らされて...全文を見る
○吉良よし子君 広域化などで効率化を図って適正な対応というお話でしたけれども、いわゆる地方税機構等による広域の対応というのでは、暴言とか違法な取立てだとか様々な問題が生じているわけで、税務職員の方からも、委託や広域の機構ではその対応というのは難しいという声もあり、また住民からは解...全文を見る
○吉良よし子君 実態も把握されて、様々取組を進めているというお話でした。  ただ、東京新聞の記事、一月五日の記事によりますと、今、一人の担当者が受け持つ滞納案件の件数というのは、国税では一人当たり四百件であるのに対して、地方税では二千件を超える場合もあると、そういう報道もあるわ...全文を見る
○吉良よし子君 電子対応ですとかめり張りのあるということですけれども、やはりそういうことじゃなくて、機械的な対応を減らすためにも、きちんと丁寧に面と向かった対応というのがやはり求められると思うんです。そのためには、やはり人員の確保というのはもう絶対に欠かせない。自治体の重大な税徴...全文を見る
○吉良よし子君 現段階では決まっていないということですが、検討リストに入っているというところで、どうなのかと思うわけです。  既に現行でも指定管理とされている公立図書館というのもあるわけですけれども、図書館業務については社会教育の保障という観点から指定管理にそぐわない、そういう...全文を見る
○吉良よし子君 司書などは中央でというような話も課題等として上がってきているという話もありました。網羅的に把握はこれからだということですけれども、やはり、今現時点で、これまで実施された図書館の指定管理の中で深刻な問題が起こっている、このことに私、注目するべきだと思うわけです。 ...全文を見る
○吉良よし子君 御紹介いただきましたとおり、公の施設の設置の目的を効果的に達成するため必要があると認めるときはということです。この地方自治法では、公の施設というのは住民の福祉の増進を目的として利用に供する施設であると、こう規定しているわけです。  この住民の福祉の増進という目的...全文を見る
○吉良よし子君 適切な対応とおっしゃいますけど、やっぱりもう現時点で様々な問題、課題が出てきているわけなんですよね。そういう中で、やはりこの図書館というのは指定管理にはそぐわないということでこの検討の項目から外すべきかと思うんですが、その点、大臣、いかがでしょう。
○吉良よし子君 検討ということなんですけれども、やはり私、言いたいのは、図書館というのは単なる貸本屋というわけではないということなんです。各地域の重要な郷土資料であったり若しくは専門的な資料も含めて、個人では管理し切れない様々な情報や資料を住民共同で管理する、そういう場であり、そ...全文を見る
03月23日第190回国会 参議院 総務委員会 第6号
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○吉良よし子君 日本共産党の吉良よし子です。  今日は、消防分野での女性の活躍について取り上げたいと思います。  大臣は所信で、地方公共団体における女性活躍の取組を支援するというふうに述べられておりますが、この消防分野におきましては、救急隊員のほか、消防隊員などの警防業務を含...全文を見る
○吉良よし子君 様々な取組、積極的に行うということで女性消防職員を確保していく、育成を急がれるということで、そういう意味では私も思いは一緒なわけですけれども、二〇一四年に全国消防職員協議会の女性連絡会が所属する女性会員に対して行ったアンケートがあります。その結果を見ますと、ほぼ全...全文を見る
○吉良よし子君 様々、構成比は同じだしヒアリング等も行っているというお話でしたけれども、やはり一割というのはちょっと少ないのかなと私思うわけですね。ですから、先ほどありましたとおり、是非きめ細かに声を聞いていただきたいと思いますし、実態把握に努めていただきたいと思います。  そ...全文を見る
○吉良よし子君 先進事例も集めてということもありましたが、今、産休、育休はあるよというお話もありました。ただ、この英国の政策提言、是非読んでいただきたいんですけれども、この中では、出産休暇だけじゃなくてパートナーに対する出産支援休暇、また母乳で育てる権利の行使の保護などについても...全文を見る
○吉良よし子君 本当にそういう意味ではこうした提言を大いに参考にしていただいて、性別にかかわらず誰もが活躍できる社会づくりのための政策づくりを進めていただきたい、このことを申し上げて、質問を終わります。
○吉良よし子君 日本共産党の吉良よし子です。  私は、公営事業としての路線バスの運転手の問題を今日取り上げたいと思います。  この間、軽井沢や関越道でのバス事故が起きております。このような事故、再び起きることはあってはなりません。それは地域住民の足である公営事業者が担う路線バ...全文を見る
○吉良よし子君 総理も、内容に応じた対応が必要だというお話があったと思うんです。やはり、そういうことを見れば、その公営バス運転手の労働実態というのは正職であれ嘱託であれ同じような労働実態なわけですから、そういう、同じであれば必要な手当てを自治体が行えるように政府としても財政措置が...全文を見る
○吉良よし子君 理解と納得などとおっしゃっていますけど、やっぱり、バスの運転手というのは住民の命を預かる、そういう大事な職なわけです。そういうところで低賃金化なんということが進んでいけば、それはやはり安全を脅かす問題だと私思うわけです。  お伺いしているのはそれだけじゃなくて、...全文を見る
○吉良よし子君 総理、総理にお願いしているんですけれども。
○吉良よし子君 単純に比較することはできないとおっしゃっていますが、資料にも書いておりますとおり、三表において三級というのが一番該当者が最も多い場所なんですね、適用されている人が多いところの下限額なんです。第二表の一級というのも一番該当者が多い。そこのところの下限額を比べているわ...全文を見る
03月24日第190回国会 参議院 総務委員会 第7号
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○吉良よし子君 日本共産党の吉良よし子です。  NHK子会社による不祥事が後を絶ちません。NHKビジネスクリエイト、NHK出版、そして今回起きたのがNHKアイテックにおける長期にわたる多額の着服の問題であります。視聴者である国民の信頼と理解の上に成り立っている公共放送NHKにお...全文を見る
○吉良よし子君 私も報告書を拝見いたしました。そのようなことが書かれているわけですけれども、おっしゃったように、管理体制の問題であるとかいうことで、やはりこれはNHKグループの全体に関わる構造的な問題だと私は考えるわけです。  報告書にありますけれども、親法人であるNHKもこの...全文を見る
○吉良よし子君 報告書には、「コンプライアンス体制に対する指導監督が以前から不十分であった」というふうな記述もあるわけですけれども、実際、NHKにはNHKの内部監査室による監査という体制もあったわけですし、NHKアイテック自身にも監査役監査、監査法人による会計監査、自社の経理監査...全文を見る
○吉良よし子君 具体的に再発防止を進めていくということで、適切に指導監督ということもおっしゃられました。適切に指導監督していくということは私大事だと思うわけですけれども、やはりこの自浄能力発揮するためには、その問題の根本原因というのが何かというのを検証して、究明するということは欠...全文を見る
○吉良よし子君 先ほどグループ全体をゼロから見直すというお話もありました。  ただ、私、まずゼロにするというところから始めるというところでいいのかという、その対応策先にありきでは解決につながらないのじゃないかなと思うわけです。やはり先ほど来申し上げているとおり、非営利のNHKが...全文を見る
○吉良よし子君 検討もするということですけれども、やはりこの間、私、総務委員会の場で、二〇〇四年に今回と同様にNHKにおいて不祥事が相次いだことを契機に設立されたデジタル時代のNHK懇談会が二〇〇六年に公表した報告書を引いて、その内容というのをこの場で何度も御紹介をしてまいりまし...全文を見る
○吉良よし子君 実行あるのみということでありましたけれども、先ほどのデジタル懇でも、「常に点検を怠らない努力」ということも書かれているわけですね。だから、実行ありきといってどんどん先に進めていくということも一方ではあるのかもしれませんが、やはりきちんとその視聴者である国民に対する...全文を見る
○吉良よし子君 そこの点をきちんと、プロセスを踏まえないで先に先にということではなくて、きちんと検証していただきたい、そういうことで公共放送であるNHKの自浄能力というのを発揮していただきたいということを申し上げまして、質問を終わります。
03月29日第190回国会 参議院 総務委員会 第8号
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○吉良よし子君 私は、日本共産党を代表して、地方税法改正案並びに地方交付税法改正案に対する反対討論を行います。  まず、地方税法改正案について、外形標準課税の対象拡大などを行う本改正案には反対です。  政府は、外形標準課税の拡大と併せ、激変緩和措置をするとしていますが、この措...全文を見る
03月31日第190回国会 参議院 総務委員会 第9号
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○吉良よし子君 日本共産党の吉良よし子です。  まず、NHKの予算案について伺います。  現在、NHKにおいて職員の給与制度の改革を行っていると聞いておりますが、その内容、そしてそれを行う理由をお答えください。
○吉良よし子君 納得のいくもの、またモチベーションのというようなお話もありましたが、一方で基本賃金おおむね五年で一〇%削減というお話もありました。  NHKは放送法十五条によって、公共の福祉のため豊かでかつ良い放送番組を作ることと併せ、放送事業の進歩発達に必要な業務を行うことと...全文を見る
○吉良よし子君 同業他社とも比べながら、バランス取りながらというお話もありましたけれども、やはりNHKの番組制作、質の向上には、それを支える職員、社員に対する適正な水準というのは保障されてしかるべきだと思うわけです。公共放送として豊かでかつ良い放送番組作っていくために職員の賃金に...全文を見る
○吉良よし子君 様々あるわけですけれども、やはりまず新憲法に照らしてというところ、また広範な裁量権を主務大臣に与えていた無線電信法では、言論の自由を保障するという、それが保障できないというところで放送法が必要だというところに至ったという話がやはり重要だと思うわけです。  NHK...全文を見る
○吉良よし子君 指定しているところ以上に読まれたわけですけれども、私が申し上げたいのは、やはり戦前の反省に立って、政府が放送番組に検閲、監督等一切行わないということを明言したということです。これが私、大事だと思うわけです。  そして、その準則についても先ほど触れられましたが、こ...全文を見る
○吉良よし子君 放送法が憲法違反だということは誰も言っていないと思うわけですね。放送法を使って停波のようなことをちらつかせるような、政治介入するような発言をされているというところに対して懸念、批判の声が上がっているということなんだと思うわけです。  こうした声を上げたジャーナリ...全文を見る
○吉良よし子君 大臣、停波という発言はしていないし、停波をするつもりもないし、これまでの解釈と何ら変わりないとおっしゃっていると。しかし、私、今までどおりで停波のような政治介入する意思が全くないのであれば、それが疑われるような発言そのものはしなければいいわけであり、そのもの全体を...全文を見る
○吉良よし子君 停波があり得ないというのであれば、やはり発言そのものを撤回すべきである、そのことを私、強く求めまして、質問を終わります。
○吉良よし子君 私は、日本共産党を代表して、NHK二〇一六年度予算の承認に反対の討論を行います。  NHK予算の承認に当たっては、予算の内容とともに、予算の立案、執行における経営姿勢が問われます。放送法に基づき、国家権力からの独立、放送における表現の自由を確保する基本が貫かれて...全文を見る
03月31日第190回国会 参議院 本会議 第17号
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○吉良よし子君 私は、日本共産党を代表して、NHK二〇一六年度予算の承認に反対する討論を行います。  現在のNHKは、視聴者・国民からの信頼を全く得られていません。  二年前に就任した籾井会長は、公共放送の会長としてふさわしくない発言を繰り返してきました。慰安婦問題、秘密保護...全文を見る
04月06日第190回国会 参議院 地方・消費者問題に関する特別委員会 第6号
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○吉良よし子君 日本共産党の吉良よし子です。  初めに、石破大臣は、三月三十日の本会議、本法案の趣旨説明の冒頭で、我が国の地方創生をめぐる現状は、若者の雇用環境が改善する一方で、合計特殊出生率が九年ぶりに低下に転じ、また、東京一極集中の傾向に歯止めが掛からないなど厳しい状況が続...全文を見る
○吉良よし子君 あらゆる指標ということで御説明いただきましたけれども、改善したといっても、数字の変化というのは大体一ポイント前後かなと思うわけです。それで改善と言い切れるのでしょうかというところが一つ疑問であるのと、また一方、若者の雇用環境を語る場合には、安定した雇用の形態にある...全文を見る
○吉良よし子君 採用時のです。
○吉良よし子君 都道府県については公表されていないということでした。  数字に移りますと、大卒で三二・三、高卒で四〇・〇、中学で六五・三ということで、先ほど説明のあったように、六割、四割、三割というところが全然変わっていないよというお話だったと思うわけです。  もう一つ私注目...全文を見る
○吉良よし子君 背景をということもありましたけれども、例えば、じゃ離職がなぜ増えているのかというところで、景気が良くなって移動されたんじゃないかというお話もありましたけど、一方で、どういうことかといえば、地方などから東京などの大都市圏に出ていくという中で離職が増えているということ...全文を見る
○吉良よし子君 先ほどおっしゃっていた相対的貧困率だというお話だと思いますが、二〇一二年のデータでは年百二十二万円未満の方を対象にしてあると、それが一六・三%という数字だと思うわけですけれども、じゃ、年百二十二万円の生活費、これを家族に換算するとどうなるか。親子の二人世帯では年額...全文を見る
○吉良よし子君 大問題であり、貧困の連鎖を拡大させていかないというのは大事だというお話がありました。本当に、じゃ、年百二十二万円未満での生活というのがどういう状況になるのかというところでいえば、例えば、家でほとんど食事が取れず学校給食で飢えをしのいでいた小学生の男の子が、夏休みに...全文を見る
○吉良よし子君 都道府県別には調査されていないということでしたけど、例えば、沖縄県が今年の一月の二十九日に沖縄県子供の貧困実態調査というものを公表しました。これは、三年前の百八十三国会で全会一致により制定された子どもの貧困対策法に基づいて、沖縄県で昨年から調査、策定が進められてき...全文を見る
○吉良よし子君 是非、都道府県別の調査、背景も含めてということは進めていただきたいと思うんですが、ただ、やはり問題は子供の貧困だけではないと思うわけです。  この戸室先生の調査でやはり注目すべきなのは、ワーキングプアについても調べているというところなわけですね。これがこのお示し...全文を見る
○吉良よし子君 地域地域において実態がどうなっているか把握するのは大事というお話でした。やはり本当に私、それは大事だと思うわけです。  地域、地方において、私、仕事、人を再生して出産や子育てしやすくして地方経済活性化するためには、本当に、申し上げているとおり、非正規雇用をなくし...全文を見る
○吉良よし子君 私は、日本共産党を代表して、地域再生法改正案に対する反対討論を行います。  反対理由の第一は、本法案により創設される地方創生推進交付金が政府による政策誘導に活用される問題を持つことです。  地方創生推進交付金は、全ての地方自治体を交付対象とするものではなく、地...全文を見る
04月14日第190回国会 参議院 総務委員会 第10号
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○吉良よし子君 日本共産党の吉良よし子です。  今日は、三月二十二日の当委員会で質問しました公共図書館の指定管理に関わって伺いたいと思います。  総務省は、昨年八月に「地方行政サービス改革の推進に関する留意事項について」と題する大臣名の文書を発出し、地方自治体に、歳出改革の一...全文を見る
○吉良よし子君 今も変わっていないということでしたね。  もう一点、公の施設を指定管理者に管理させるということに関わって伺いますけれども、指定管理者と協定を結ぶ際には、委託する事業と自主事業について明確な区分が定められるよう留意することとされています。この自主事業と委託する事業...全文を見る
○吉良よし子君 自主事業も認めるけれども、委託する事業も自主事業も合わせて一体として、先ほどありました公の施設の目的を効果的に達成することが前提となっているというお話だったと思うわけです。だから、公共図書館であるならば、図書館のサービスがきちんと果たされている、それが前提だという...全文を見る
○吉良よし子君 地方自治体が自主的に、それぞれが判断するんだということで、どういうやり方か、それぞれがお決めになることだというお話なんですけれども、問題は、こうしたツタヤ図書館というところが、いわゆるですけれども、ツタヤ図書館が武雄だけじゃなくてもう全国展開されようとしているわけ...全文を見る
○吉良よし子君 検討されるというわけですけれども、私、多くの自治体で図書館が指定管理を導入していない、ここで結論は出ていると思うわけです。議会の議決が住民の声だと言いますけれども、先ほどもあったとおり、住民投票でその計画が覆されている小牧の事例もあるわけですし、実際に導入されてい...全文を見る
04月19日第190回国会 参議院 総務委員会 第11号
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○吉良よし子君 日本共産党の吉良よし子です。  初めに、熊本県、大分県を中心とした九州地方の地震により亡くなられた方々に心からお悔やみを申し上げます。また、被災された皆様にお見舞いを申し上げるものです。  今回の地震では、熊本、大分県両県を中心に広範囲に被災し、天候の悪化も加...全文を見る
○吉良よし子君 多くの企業に利用してもらいやすいようにというようなお話もありました。  では、この制度を利用してテストベッド、データセンター等を整備を行おうと思っている、そのテストベッドやデータセンターそのものを整備する、その事業者というのはどの程度あると見込んでいらっしゃるの...全文を見る
○吉良よし子君 様々ニーズもあるとのお話でした。  まず、そのデータセンターについては、五百棟あって、そのうち三百棟が地方でというようなお話もあったと思うんですが、じゃ、事業を展開しているのはどこかというと四百三十事業者ぐらいあるとのお話も伺っております。  そこで、お配りし...全文を見る
○吉良よし子君 債務保証の制度は、仕組みはあるというお話でした。  ところが、この債務保証の制度というのは、先ほどあった平成二年、一九九〇年から始まったわけですが、その利用状況というのはどうなのかというのをお伺いしたところ、この間二十五年の間でたったの四件しか利用されていないと...全文を見る
○吉良よし子君 様々取組されているというお話であったので、それはそれで進めていただくのも大事だとは思うんですけれども、ただ、本当に、先ほど私が問題にしているのは、そうした参画する中小企業がテストベッドやデータセンターを利用しようと思うと結局利用料を払わなければならないわけです、一...全文を見る
○吉良よし子君 様々述べられましたけれども、結局、サイバーセキュリティ戦略に基づいて、観測の強化、NSCなど戦略本部との連携強化、コア技術の保持、政府機関や重要インフラの防御演習を通じた人材育成など、NICTに具体的で重要な役割が求められているというわけですね。  ただ、この政...全文を見る
○吉良よし子君 私は、日本共産党を代表して、国立研究開発法人情報通信研究機構法及び特定通信・放送開発事業実施円滑化法等の改正案に反対の討論を行います。  まず、円滑化法改正案についてです。  本法案は、他社の利用を前提とし供用するテストベッドの整備や、データセンターの地方分散...全文を見る
05月10日第190回国会 参議院 総務委員会 第12号
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○吉良よし子君 日本共産党の吉良よし子です。  まず初めに、熊本地震の対策について伺います。  今回の地震により、人吉市、宇土市、八代市、大津町、益城町の五市町で損壊などのために庁舎が使えない状況にあると報じられました。これらの市町において解体撤去や新庁舎建設に関わる支援が必...全文を見る
○吉良よし子君 自治体の事情を伺いながらということですが、結局、地方債ということであると借金ということだと思うわけです。元利償還時に交付税措置されるということになるとは思うわけですが、その上限というのは八五・五%ということであり、それでもなお一五%近くは被災自治体の負担となってし...全文を見る
○吉良よし子君 適切にとおっしゃることではありますが、市庁舎が大きく損壊した宇土市などでは、庁舎の耐震化が遅れた理由についても財源不足だというふうなことが述べられているという報道もありました。やはりそうした事情を見ていけば、財政的支援というものが本当に必要だということを私思うわけ...全文を見る
○吉良よし子君 様々取組進められているということですが、発災から三週間、事態はまだまだ収束していないわけであります。震度七クラスの地震が夜に相次いだことも受けて夜寝る恐怖を抱えながら生活している方がいるとか、また、二度の大きな揺れでマンションが耐え切れず損壊してしまっても修繕の見...全文を見る
○吉良よし子君 結局、お答えになっていないわけですよね。先ほど、届出制が政治活動に参加することを阻害するものになるのではないか、そうならないと言えるのかと私伺ったわけですけれども、結局それに対してのお答えはなかった。それというのは、つまり、萎縮させることにつながるのではないかとい...全文を見る
○吉良よし子君 届出制などで規制するのではなくて、やはりそうした政治について考え行動することをどんどん国として奨励する、そういう立場に立っていただきたいということを申し上げて、終わります。
05月12日第190回国会 参議院 総務委員会 第13号
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○吉良よし子君 日本共産党の吉良よし子です。  今日は、三人の参考人の皆様、貴重な御意見聞かせていただき、ありがとうございます。  それでは、早速ですが、質問に移らせていただきます。  先ほど来お話を聞いておりますと、やはり個人情報というのは一度流出してしまうと取り返しが付...全文を見る
○吉良よし子君 ありがとうございました。  では、続きましてもう一点、先ほど来何度か出ていますけれども、地方公共団体の保有する個人情報の利用についてというところを伺いたいと思うんですが、やはり、先ほど来指摘されているとおり、多くの個人情報が所有されている場所というのは、国ではな...全文を見る
○吉良よし子君 ありがとうございます。  やはり、先ほどからあるように、ニーズに基づいて制度をつくるということが私本当に大事なのかなということをお話伺って思ったんですけれども、例えば、先ほど来あるように、医療については本当にニーズがあって、そういった特別法も必要なのではないかと...全文を見る
○吉良よし子君 ありがとうございました。終わります。
05月19日第190回国会 参議院 総務委員会 第14号
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○吉良よし子君 日本共産党の吉良よし子です。  では、早速ですが、今回の法案により非識別加工情報の対象となる個人情報は全行政機関等にどのくらいあるのか、また、この全てが非識別加工情報として民間事業者等に利活用されるというふうに考えていいのかという点、参考人、お願いいたします。
○吉良よし子君 約八万件もの情報が今回の対象となると。ただ、その一方、具体的に利活用される情報はどうなるかは、これから請求があるかどうかというところも含めて決まっていくという話であり、現時点では分からないというお話だったかと思うわけです。  一方、今回の法案というのは、先ほど来...全文を見る
○吉良よし子君 先週の参考人質疑の中では、確かに医療分野における個人情報については医学研究や医療の現場にとって利活用が必要な分野であるということも言われ、その一方で、やはりセンシティブな内容が含まれているから慎重な取扱いもすべきだし個別法も必要なのではという議論もあったということ...全文を見る
○吉良よし子君 要するに、今現時点では思い描けないような新たな従来になかったものをつくっていく。衆議院の方でも思いもよらなかったイノベーションが起きてくることを期待しているという御答弁もあったかと思いますが、もちろんそうした思いもよらなかったイノベーションが起きて日本経済や国民生...全文を見る
○吉良よし子君 環境整備ということですけれども、やはり行政機関等が収集して保有する個人情報というのは、先ほど来ありますように、大量に組織的に情報提供者の選択の余地なく集められるような類いのものだと思うわけです。だからこそ、その扱いというのは慎重過ぎるほど慎重でなければならないと考...全文を見る
○吉良よし子君 ただ、昨年の個人情報保護法改正において、その民間部門が扱う個人情報については個人情報保護委員会が一元的に監督することとされた一方で、今回、この行政機関等が収集し保有している個人情報についてはそれぞれの省庁あるいは独立行政法人等が監督していて、それがまた非識別加工情...全文を見る
○吉良よし子君 民間とは性質が異なるとはいえ、元々は行政機関が保有していた個人情報を非識別加工したというところで個人情報保護委員会にということなわけですから、そういう意味では、もうそういう情報を加工するかどうかじゃなくて、やはりそれをどこまで加工したらいいのかとか、そういうことも...全文を見る
○吉良よし子君 体制の強化重要だというお話もあって、その方向でということですので、是非権限も含めて拡大していっていただきたいと思うわけですし、改めて、大臣もおっしゃったように、総務省の検討会の中間的整理においても、将来的には第三者機関への一元化はあるとの意見があることや、国際的整...全文を見る
○吉良よし子君 努力義務であっても様々な段階で様々な審査もされるから大丈夫だと、なおかつ非識別加工なんだから大丈夫だと、そういうお話ですけど、ただし、先ほどもあったように、識別行為の禁止というのが本法案に書かれていること自体、再識別化のリスクがあるということを認識されていることだ...全文を見る
○吉良よし子君 これからだから、まだいないということでしたけれども、ということは、つまり、過去に個人情報の流出や漏えいに関わった、若しくは関わったとされる報道があったような事業者であったとしても、本法案がスタートする時点では利活用の提案というものができてしまう、それを妨げることは...全文を見る
○吉良よし子君 結論としては、口頭注意とか文書による注意とか様々行政が行えることはあるはずなんだけれども、現時点ではそうした権限ということは付されていない、これから検討することだと、あとはもう契約時点でのやり取りだというお話なわけですけれども、やはりそれでいいのかということなんで...全文を見る
○吉良よし子君 地方公共団体等の意見も踏まえながらと言いつつも、やはり条例で決めてほしいんだというふうなことが附則第四条の中で書かれているわけであると。もう国で決まった法律だからそれぞれの市町村でもやってくださいということでは、やはりトップダウン方式と言われても仕方がないと思うわ...全文を見る
○吉良よし子君 保護と助言、提言と言われましたけれども、やはりニーズのない下で利活用優先の制度づくりというものはやめるべきだし、それをトップダウン的に市町村に押し付けていくというようなやり方もおかしいのではないか。  そういうことを申し上げまして、私の質疑を終わります。
○吉良よし子君 私は、日本共産党を代表して、行政機関等個人情報保護法など個人情報の利活用を進める関係法律の整備法案についての反対の討論を行います。  本法案は、産業界からの要望に沿って、従来になかった新しい産業、思いもよらなかったイノベーションが起きてくることなどを期待して、行...全文を見る
10月11日第192回国会 参議院 本会議 第4号
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○吉良よし子君 私は、日本共産党を代表して、二〇一六年度第二次補正予算案に反対の討論を行います。  初めに、熊本地震からの復旧復興に懸命に取り組む住民を、今月八日、更に阿蘇山の爆発的噴火が襲いました。被災された皆様に心からのお見舞いを申し上げます。  また、この八月から九月に...全文を見る
10月20日第192回国会 参議院 文教科学委員会 第2号
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○吉良よし子君 日本共産党の吉良よし子です。  この夏、初めて十八歳選挙権が行使されました。今お配りしている資料のとおり、七月の参議院選挙での十代の投票率はどうだったかといえば、全国平均で見れば全体よりも十代は低いという結果ではありましたが、東京など首都圏を中心とした都市部など...全文を見る
○吉良よし子君 最後の方まで読んでいただいたわけですけれども、重要なのは、自らの判断で権利を行使することができるよう、具体的かつ実践的な指導を行うことが重要だと書かれていると。また、その前には、そうした国家、社会の形成者としての資質や能力を育むことがより一層求められると書いてある...全文を見る
○吉良よし子君 主権者教育の充実を図っていきたいということでしたけど、先ほど具体的に、全国高等学校PTA連合会というところが、主権者教育広げるためにはこういうことが必要でないかと提案をしているわけですよ。そうしたものを具体的に取り入れていく、そういう取組が必要じゃないかということ...全文を見る
○吉良よし子君 憲法で定められているとおり、教員自身が主義主張を持った一人の個人であるということは何ら妨げられるものではない、思想、信条の自由は保障されている、もちろん投票もできると、そういうお話だと思うわけです。  そもそも、主権者教育ということを考えた場合、じゃ、どういうこ...全文を見る
○吉良よし子君 つまり、ドイツでもイギリスでも、教員の側が自分の主張であったり一つの立場を取って主張するということを否定しているわけではないわけです。実際、ドイツの方では政治教育の原則であるボイテルスバッハ原則というのがあって、その一項目めに、教員による圧倒の禁止というのがあるん...全文を見る
○吉良よし子君 後半も付け加えて言っていただいたということですけれども、平和主義については、つまり憲法に書いてあるとおり、第二次大戦等の過去の戦争に対する反省などの経験から、再び戦争の惨禍が起こることのないようにという憲法の平和主義を学習指導要領でも理解を深めるように書かれている...全文を見る
○吉良よし子君 コメントする立場にないということですが、そもそもこの調査、問題なのは、ただ単にそれだけじゃなくて、やっぱり、私、今日議論しているとおり、主権者教育広げましょうと言ってまいりました。それに水を差す調査になってしまっていると、その点が問題だということなんです。  副...全文を見る
○吉良よし子君 私、政党の評価をしてって言っているわけじゃないんですね。やはりこういうような、密告フォームと言われるような、そういう調査が、どこの政党であれ、どういう立場であれ、やられてしまうと、現場の教員の皆さんが萎縮してしまうじゃないかということを申し上げているわけです。 ...全文を見る
11月16日第192回国会 参議院 憲法審査会 第2号
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○吉良よし子君 日本共産党の吉良よし子です。  私は、改憲案のすり合わせになりかねないこの憲法審査会は動かすべきではないし、ましてや、自民党改憲草案を議論のベースにするなどもってのほかであることを訴えたいと思います。  自民党改憲草案は、立憲主義を否定し、憲法の基本原理を根底...全文を見る
11月17日第192回国会 参議院 文教科学委員会 第4号
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○吉良よし子君 日本共産党の吉良よし子です。  まず最初に、教育免許法改正案について伺います。  改正案では、免許状取得に必要な科目区分について、これまでの教科、教職、教科又は教職に関する科目とされていたものが、教科及び教職に関する科目へと統合されます。中教審の答申ではこれに...全文を見る
○吉良よし子君 必要不可欠という答弁もありましたが、免許状取得に係る事項の多くというのは先ほどもありましたとおり省令で定めることとなっていますが、その内容というのは教員の資質向上にとって重要なことでありますので、統合の名前で安易に切捨てがされることのないようにしてほしいということ...全文を見る
○吉良よし子君 押し付けるものにならないということでありました。  では、それの指針を参酌して作る指標についても改めて確認をしたいのですが、午前の質疑の中でもこの指標を評価や人事考課に結び付けることなど影響はさせないという答弁もあったと思うんですが、こうした指標であったり若しく...全文を見る
○吉良よし子君 現場の教員に押し付けることにはならないというお答えでありました。  そもそも、資質の向上のための研修というのは、上から押し付けるというようなものではなくて、やはり教員自ら課題を設定して自主的に行う、それが中心になるべきものだと私は考えるわけです。  しかし、実...全文を見る
○吉良よし子君 適切にというお話でしたけれども、中教審の答申の中では、個々の教員が自ら課題を持って自律的、主体的に行う研修に対する支援のための方策というものも求めているわけですから、国や地方がすべきことはまずはやっぱりそういった支援であると思うわけで、押し付けにならないように是非...全文を見る
○吉良よし子君 負担軽減の効果が期待できるということで負担を増やさないという趣旨だということだと思うわけですが、今回議題になっている法律に関わっての研修というのはもう本当に現場教員の負担と今なっているわけです。大臣自身もおっしゃられたとおり、様々な研修が現場教員は受けなければなら...全文を見る
○吉良よし子君 区分けするのが困難と言いますけれども、そもそも公立小中学校と特別支援学校というのは校種が違うわけで、その数字も出しているわけですよね、文科省は。  お配りした資料を見ていただきたいわけですけれども、これは文科省が出した数字でありますが、この特別支援学校、特別支援...全文を見る
○吉良よし子君 是非よろしくお願いします。  では、終わります。ありがとうございました。
○吉良よし子君 私は、日本共産党を代表して、教育公務員特例法等改正案に対する反対討論を行います。  本法案は、大量退職、大量採用などで生じた教員の年齢、経験年数の不均衡による弊害などを理由に、教員の研修や養成などの仕組みを変えようとするものです。この不均衡は、計画的な教員定数改...全文を見る
11月22日第192回国会 参議院 文教科学委員会 第5号
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○吉良よし子君 日本共産党の吉良よし子です。  十一月十七日に財政制度等審議会が、平成二十九年度予算の編成等に関する建議を発表しました。この建議は、国立大学法人運営費交付金について、法人化以降、一千四百七十億円減額との批判があるとした上で、マクロ的に見れば、附属病院の赤字補填、...全文を見る
○吉良よし子君 まさにこの運営費交付金が減少することによって、その人件費が圧迫されているということが本当に問題だと私は思うわけです。常勤職員の人件費が圧迫されることにより、教職員の雇用の不安定化も懸念されているとの指摘もあったかと思うわけです。  実際、この間、こうした基幹経費...全文を見る
○吉良よし子君 マネジメント強化の見直しなどのための係数だと、機能強化の係数だとおっしゃるわけですけれども、結果としては、やはりそうした基盤維持に困難が生じるんじゃないのかと、そういうのが国大協の指摘なわけなんですね。そういう意味では、そういう指摘が行われるような係数配分というの...全文を見る
○吉良よし子君 確保するというのはやはり大事なことだと思うんですけど、確保だけにとどまらず、やはり今後の見通しを見て、本当に今の学生の状況というのは、もう五割を超えて奨学金をローンしなくては大学に進学できない、卒業後には数百万の借金を背負って卒業しなければならないと、そういうのが...全文を見る
○吉良よし子君 この通級指導については、是非とも、今まで設置者任せにされてきたところが、基礎定数化の要求というのが出されたわけですから、これをきっかけに国が責任持って整備を行うことを強く求めたいですし、やはり、きめ細やかな対応が必要というお話もありましたが、本当に、学生にしても義...全文を見る
11月28日第192回国会 参議院 本会議 第14号
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○吉良よし子君 私は、日本共産党を代表して、二〇一五年度決算について質問いたします。  二〇一四年四月からの消費税五%から八%への増税は家計に重くのしかかりました。二〇一五年度予算は、その苦しい家計に更に社会保障の国民負担増と給付削減の追い打ちを掛ける一方で、大企業には法人税や...全文を見る
12月01日第192回国会 参議院 環太平洋パートナーシップ協定等に関する特別委員会 第10号
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○吉良よし子君 日本共産党の吉良よし子です。  まず、総理に伺います。  総理は先日、十一月二十八日の決算の本会議質問の際、日本はTPP並みのレベルの高いルールをいつでも締結する用意がある、国会承認はその国家としての意思を示すものであり、他の交渉を加速させる力となりますと答弁...全文を見る
○吉良よし子君 再交渉しないとおっしゃいますけど、再交渉しないとアメリカはTPPに入らないということになるわけでして、いろいろ言われますけれども、何にせよ、この間の歴史的な経過を見ても、アメリカがTPPに入るとか、若しくは二国間協議だという場合には、最大のターゲットは日本になるわ...全文を見る
○吉良よし子君 おっしゃるとおり、アルミニウムフリーというのは、体に良くない影響を及ぼすアルミニウムを含む食品添加物が入っていない食品のことを指します。今、食の安全に関心のある方々や幼い子供を持つママやパパの間で広く使われつつある言葉です。  遺伝子組換えや農薬などと同じく、毒...全文を見る
○吉良よし子君 今、九品目とおっしゃいましたけど、種類としては五種類ということでよろしいですか。
○吉良よし子君 では五種類ということですね。(資料提示)  ということで、今、このパネルを用意いたしました。今現在、日本で使用されているアルミニウム系添加物というのは五種類あるわけで、それがこれら様々な、スポンジケーキ、蒸しパン、まんじゅう、ドーナツなど、身近な食材に使われてい...全文を見る
○吉良よし子君 健康には影響があるというのは、厚労省のホームページにもそのラットの実験の結果については書かれているわけです。  そして、その国際基準なわけですけれども、体重一キログラム当たり二ミリグラムという答弁でした。大事なのは、その添加物の基準を決めている国際機関において、...全文を見る
○吉良よし子君 というわけで、厚労省もやっぱりアルミニウム添加物の摂取は極力控えるべきという立場にいるということで、調査も行って、とりわけ一歳から六歳の子供については、摂取量、国際基準を上回る危険性があるということで、その低減を、菓子パンなどの業界団体に下げるようにと依頼を出した...全文を見る
○吉良よし子君 先ほどろ過助剤というのがありましたけど、このパネルでいうと五番に当たる部分だと思うんですが、これは要するに直接食品に使われている添加物というわけではない部分だというふうに説明受けています。  問題となっているのは一番や二番、硫酸アルミニウムカリウムとか硫酸アルミ...全文を見る
○吉良よし子君 今リスク評価というお話がありましたけれども、要するに、今基準がないアルミニウム添加物がもう五品目、五種類、日本の中にあるわけです。更にアメリカは四品目指定しろということで追加されて、全部で九種類となるわけですけど、要するに、そうやって種類が増えて総量も増えてしまう...全文を見る
○吉良よし子君 本当に無条件に認めることはないと言い切れるのかと、その点が私、本当に信頼できないと言わざるを得ないんですね。  そもそも、閣議決定、閣議決定と何度もおっしゃられますけど、それはやっぱりアメリカからの要求でしたし、また、TPPの二国間協議の基になっているのはアメリ...全文を見る
○吉良よし子君 科学的な根拠に基づいてとおっしゃいますけど、でもこうやってこの経過を見ていると、もう言いなりに認めてきたとしか見えないと思うんですよ。  この四十六品目の食品添加物のリストを作成したのみにとどまらず、結局、ここですよね、その次の強調部分ですけど、米国は四品目につ...全文を見る
○吉良よし子君 安全を守ることには全く変わりはないと。ただ、もう経過を見れば、アメリカの要求をどんどんのんでいるというのが安倍政権だと言わざるを得ないと私は思うんです。  もし安全を守るというのならば、今問題にしている四つのアルミニウム添加物というのはもう別のものに代替可能だと...全文を見る
○吉良よし子君 科学的に、科学的に判断するとおっしゃられていますけれども、じゃ、国際的な科学的な判断はどうなってきているのかといいますと、今年、食品の国際規格を定めるコーデックス委員会というところの総会で、今、日本が使用を迫られている先ほどの四品目のうちの一つでありますケイ酸アル...全文を見る
○吉良よし子君 結局、やめるとは一切言えないと。国際的にはもう排除しよう、食品としては認めないと言っているのに、日本では今すぐやめますとはっきり言えないというところがやっぱり問題なわけで、結局、二国間協議ありきで話を進めているということなんじゃないかと。やっぱり国民の安全と言うん...全文を見る
○吉良よし子君 ルール、ルールとおっしゃいますけど、だったら国民の命と安全を守ることを最優先にすべきですよ。それをないがしろにするようなTPP、二国間協議、絶対にやめるべきだということを申し上げまして、私の質問を終わります。
12月06日第192回国会 参議院 文教科学委員会 第6号
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○吉良よし子君 日本共産党の吉良よし子です。  今日は、法案のうち、多くの関係者が危惧、反対している不登校に関する部分について質問をいたします。  まず初めに、参考人としてお越しいただいた神戸大学名誉教授の廣木克行先生に伺います。  廣木先生は、各地で不登校の子供、保護者の...全文を見る
○吉良よし子君 不登校の子供たちが置かれている状態の意味というものがよく分かるお話だったと思います。  もう一問、廣木先生に伺います。  本法案では、児童生徒の意思の尊重が書かれており、衆議院での質疑では、子供を追い詰める心配はないとの答弁もありましたが、その点について先生は...全文を見る
○吉良よし子君 廣木先生、ありがとうございました。  文科省には、この不登校の子供たちの意思の尊重、これが重要であることを関係者に周知徹底することを強く求めた上で、次に提案者に伺いたいと思います。  本法案第二条、不登校児童生徒の定義について、先ほどもありましたが、不登校とい...全文を見る
○吉良よし子君 様々な要因があるのは当然というお話でしたけれども、それでも法案を見ると心の心理的な負担ということだけが例示されていると。  文科省に伺うと、それは、児童生徒の問題行動等生徒指導上の諸問題に関する調査の中で、不登校のきっかけ、理由として、本人の不安の傾向があるとい...全文を見る
○吉良よし子君 本当に、当事者を原点にしないと本人が苦しむんだと、そういう点を是非とも通知して周知徹底するように強く求めて、次に移ります。  本法案第十三条には、不登校児童生徒の休養の必要性について書かれております。しかし、不登校でない限り休養の必要性は認められていないのではな...全文を見る
○吉良よし子君 無理して頑張っている子供たちに、無理しなくていいというメッセージを出したいとおっしゃっていただきました。まさに、こういう誰もが安心して休める学校こそが誰もが安心して通える学校だというメッセージ、もう一日も早く政治の側から大きく周知徹底していただくように私は強く求め...全文を見る
○吉良よし子君 法案成立後に検討とか、必要に応じてとおっしゃいますけれども、やはり広範囲な支援というものは必要ですし、また当事者、関係者の声をよく聞くというのはもう絶対に避けては通れない、とりわけこの不登校に関して言えば、子供たちが本当に苦しんでいるわけです。命の危険にもさらされ...全文を見る
○吉良よし子君 私は、日本共産党を代表して、義務教育の段階における普通教育に相当する教育の機会の確保等に関する法律案に反対の討論を行います。  そもそも本法案は、議員連盟の場において、夜間中学、フリースクールへの支援をと検討されてきました。しかし、最終的には夜間中学の設置促進と...全文を見る