池田元久

いけだもとひさ



当選回数回

池田元久の2006年の発言一覧

開催日 会議名 発言
08月11日第164回国会 衆議院 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動並びにイラク人道復興支援活動等に関する特別委員会 第7号
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○池田委員 おはようございます。  きょうは三人おそろいですが、イラクの問題に御一緒に専念をしたいと思います。よろしくお願いいたします。  イラクから陸上自衛隊が撤収をし、航空自衛隊の空輸活動が続行され、拡大をする。この時期に当たって、自衛隊の海外派遣のあり方についてほんの少...全文を見る
○池田委員 この政府統一見解は現在も踏襲されているかどうか、お尋ねをしたいと思います。
○池田委員 平成十六年の閣議了解の文書の末尾でも、政府の見解を変えるものではないと言っております。現在も生きているわけであります。  そこで、今回イラクに派遣された自衛隊と多国籍軍との関係について考えてみたいんですが、イラクに派遣された自衛隊は多国籍軍の指揮下にあるかどうか、そ...全文を見る
○池田委員 指揮下には入っていないということであります。いろいろ疑問点はあるんですが、まず一たん指揮下には入っていないということにしておきましょう。  では、指揮下に入っていないとしても、自衛隊は多国籍軍の一員であるのではないか、その点はどうでしょうか。
○池田委員 指揮下にはないが一員であるということでございます。  既に当初のころ指摘されましたように、CPA、連合暫定当局の書簡では、自衛隊は連合軍の要員というふうに取り扱うことにしております。これは自衛隊の法的地位を示したものですが、〇四年の六月の、外務省の「自衛隊が多国籍軍...全文を見る
○池田委員 今おっしゃったように、自衛隊は、多国籍軍の中で、統合された司令部のもとにあって、同司令部との間で連絡調整を行う。要するに、これは多国籍軍の中でありますから、組織の内と。要すれば、自衛隊は、多国籍軍の指揮下にはないけれども一員で、多国籍軍の組織の外にあるものではないとい...全文を見る
○池田委員 これは簡単明瞭な話じゃないですか。多国籍軍の指揮下に入り、その一員として行動すること。指揮下には入っていないけれども一員である、それから、組織の外じゃなくて中だと。ということであれば、統一見解に照らして考えれば、これは大きくその統一見解を逸脱するものであると言っても差...全文を見る
○池田委員 よくこの統一見解を読んでもらうんですね。そしてその後の、最近出した文書との関係について、読めば小学生でもわかる非常に単純なことです。そのことを申し上げておきたいと思います。  それで、もっとやりたいんですけれども、まだ大事な問題がありますので、空自の輸送についてお尋...全文を見る
○池田委員 輸送回数と貨物の重量の合計のみの簡単な資料を出しているわけですね。今それに沿って答弁された。  実施要項では、航空自衛隊の部隊の業務として、「人道復興支援活動としての輸送及びこれに支障を及ぼさない範囲での安全確保支援活動としての輸送」と明記をしているわけです。そうで...全文を見る
○池田委員 詳細を聞いているわけじゃなくて、人道復興支援活動に支障を及ぼさない範囲で安全確保の支援活動を行うと重点の置き方をわざわざ明記しているわけですから、そのウエートの置き方ぐらい、実績として、結果としてこういうウエートですよということは当然示すべきことであると思いますが、も...全文を見る
○池田委員 わざわざ基本計画にも実施要項にも書いてあることですから、それをそういうふうに区分けしていないというのはどうですか。また、そんなに細かい、コンマ以下の数字まで出せと言っているわけじゃないんです。その比率を、ウエートを示してくれ、こう言っているわけですから、ぜひ出していた...全文を見る
○池田委員 これもさっきと同じで、ちょっと、論理というか、全く不明確な答弁であります。  前に国会で、防衛庁長官ですか、どこからどこへ向けて何を何回運んだというようなことは、安全確保支援活動の性格からしてこれは答えられないというようなことも言っておりますが、もう既に空幕長が、空...全文を見る
○池田委員 関係国の信頼とかおっしゃいますが、私は別に、その関係国の名前を挙げろと言っているわけじゃないんですよ。この二つの主要な活動のウエートをまず聞いているわけですよ。明確な理由を示していただきたい。  つまり、これすらも表に出さない。我々は、あるべき国の安全保障を考えて、...全文を見る
○池田委員 いや、全く答えになっていない。こういう審議の前提となるようなことについてすら明かせないというのでは、我々、審議に入れませんよ。
○池田委員 これ、安全確保に支障があるとかなんとかという議論じゃないですよ。要するに、政府の公式文書に、人道復興支援活動に支障のない限りで安全確保支援活動を行う、こう優先順位、プライオリティーをつけているわけですよ。ですから、その比率、単純な比率ですよ、六、四とか七、三とか。それ...全文を見る
○池田委員 武器弾薬の輸送は今回は政策判断としてやらないだけでありまして、イラク特措法の、法律と基本計画では武器弾薬も輸送することができるとなっているわけです。この輸送ができるという理由、根拠をお示しいただきたい。
○池田委員 麻生大臣にあるいは関係閣僚にお願いしたいんですけれども、今、輸送できるというふうに今度のイラク特措法と基本計画ではなっているわけですよ。政策判断の部分は後で聞きますけれども、これは先ほどの政府の見解に照らして問題ないのかどうか、武器弾薬の輸送ができる根拠、そこを説明し...全文を見る
○池田委員 総理大臣は政策判断として武器弾薬は運ばないとおっしゃって、実施要項では輸送しないということになっているわけです。  武器弾薬をこういう形で輸送しないということにした理由について、安倍官房長官にお尋ねをしたいと思います。
○池田委員 これは珍妙な審議で、政策判断として表明したことについてお尋ねをしたら、総裁候補三人もそろっていらっしゃるのに事務方が答弁する。これは本当に、皆さん、いただけませんよ。  政策判断として、小泉総理の政策判断として宣言したことについて官房長官も説明しないというのは、これ...全文を見る
○池田委員 こんなことは申し上げたくなかったんですが、最後は、小泉総理の政策判断の理由を聞きましたら事務方が答弁したということで、残念ながら今回は時間が来ましたのでこれで締めくくりたいと思いますが、これは次回またいろいろ議論をしていきたいと思います。よろしくお願いします。