池田元久

いけだもとひさ



当選回数回

池田元久の2009年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月26日第171回国会 衆議院 財務金融委員会 第8号
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○池田委員 民主党の池田元久でございます。  きょうは、悪化している経済状況についての政府の認識と見通し、今後の財政状況、さらに消費税の引き上げ等について論議をしていきたいと思います。  まず、一月の十九日に閣議決定されました政府の経済見通しですが、国内総生産の実質成長率は、...全文を見る
○池田委員 日銀にお尋ねをしたいと思います。  日銀の見通しは、景気、物価の中心的な見通しと言っているようですが、一月二十二日に公表されました見通しについて、その要点を白川総裁にお答えいただきたいと思います。
○池田委員 資料一をごらんになっていただきたいと思います。IMF、国際通貨基金が一月の末に公表した我が国の実質経済成長率の見通しは、これは暦年ですが、二〇〇九年はマイナス二・六%、また、資料のそれ以下にありますが、民間のエコノミストの最近の見通しは、二〇〇九年度は平均するとマイナ...全文を見る
○池田委員 日銀総裁にもお伺いしますが、日銀の見通しじゃないですよ、〇九年度ゼロ%という政府経済見通しは甘いのではないかと思いますが、白川総裁はどのように考えますか。端的にお答えいただきたい。
○池田委員 予想された答えで、予測した時点が政府経済見通しは与謝野さんがおっしゃったように十二月、それから日銀の見通しは一月で、ずれがあるということです。それは認めましょう。  しかし、政府経済見通しで政府がゼロ%、日銀がマイナス二%というその差。二%という乖離は甚だ大きいと思...全文を見る
○池田委員 毎年やっているからという話ですが、これは見直すというか、やり方を含めてちょっと考えた方がいいんじゃないかという印象を今受けました。  時点のずれとかいろいろおっしゃいますが、見通しに織り込まれる米国経済の二〇〇九年の見通しは、十二月時点のマイナス一・一%から、一月時...全文を見る
○池田委員 民間の予測ではなくて、政府の経済見通しは、それをもとにして、ベースにしていろいろな施策を検討、実施するわけです。時期のずれというのもわかります。しかし、それだけでは説明できないと私は思います。政府の経済見通しは極めて甘いと私は思います。  しかし、これだけの世界同時...全文を見る
○池田委員 政府の状況認識ということでは、麻生総理の発言についてちょっと取り上げざるを得ないと思うんですよね。  麻生首相は、二月九日の予算委員会で、ここに出席している我が党の中川委員ら二人の質問に答えて、我が国の経済の状況は他国に比べたら傷は浅い、日本の場合は痛みは少ないと述...全文を見る
○池田委員 率直な物言いで、何か党内から批判が出ているような報道もありましたので、与謝野さんも慎重になっていらっしゃると思うんですが、やはりこの総理大臣の発言は、これはいただけませんよね。日本の場合は痛みは少ないとか、今、実体経済、特に雇用とかそういう面で起きていることに対する認...全文を見る
○池田委員 私は昨年から、政府、内閣府の〇八年の参考試算のシナリオは生産性の上昇率や名目成長率を高目に見積もっているので、二〇一一年にプライマリーバランスを黒字化するというのはできない、このように考えておりました。  さて、こういった大目標、政策課題が達成できないときはどうすべ...全文を見る
○池田委員 つけ加えるのもなんですが、できもしない目標を、失礼ですが、旗はやや破れぎみ、汚れぎみだが、旗は立てていく必要があると。これは文学的とも言えないと思うんですが、政策になじまない表現で努力目標として維持するというのは、明確に、はっきり言って無責任だと私は思います。財政の現...全文を見る
○池田委員 ぜひ私の提案を採用していただきたいと思います。破れぎみ、汚れぎみで、意味のないと言っては失礼ですが、今の目標よりずっとブランニューの新しい目標ですから、国民に対するメッセージでも非常にいいんじゃないかと思いますので、その点をよく考慮していただきたいと思います。二〇一八...全文を見る
○池田委員 資料の三を見ていただきたいと思います。各国のこれまでの状況でございますが、主要国では、一九八〇年前後から押しなべて長期金利が名目成長率を上回っている、もう一目瞭然ですね。  〇四年の二月の予算委員会で、この問題について、私、当時の竹中大臣と論争、論議をしました。ちょ...全文を見る
○池田委員 その点は、与謝野大臣と私、全く見解を一にします。しかし、長期金利が名目成長率を上回る、こういう傾向が続くと、悲観論を言うわけじゃありませんけれども、プライマリーバランスの黒字化を達成しても、よっぽど黒字幅が大きければ別ですけれども、財政再建というのはもう至難のわざでは...全文を見る
○池田委員 私も地道な歳出歳入改革は当然必要だと思うんですが、この財政状況を打開するのは生易しいものじゃありませんよね。どうすべきか。何か抜本的な対策というものはお考えですか。
○池田委員 これに関連して、消費税の引き上げについて少し取り上げてみたいと思います。  所得税法改正法案の附則に、消費税を含む税制の抜本改革を行うと明記していますが、消費税の引き上げの時期は、しからばいつになるのでしょうか。
○池田委員 実施に当たっての判断基準として、附則には「景気回復過程の状況、国際経済の動向等を見極め、」と挙げておりますが、暮れにつくった、年末につくった中期プログラムでは、潜在成長率の発揮が見込まれる段階に達しているかどうかを判断基準に挙げているわけですね。  比較試算のこのA...全文を見る
○池田委員 総合判断ということは認めるにしても、よく総合判断と言うときは、余り判断基準を示さないでえいやでやるときが多いんですが、ただ、潜在成長率を中期プログラムに明記した、その当否は別として、それをカウントするということは客観的な指標としては悪くはないですよね。これから類推すれ...全文を見る
○池田委員 今、段階論に言及されましたが、附則では「段階的に消費税を含む税制の抜本的な改革を行う」と言っているわけですね。また、比較試算のシナリオでは、毎年度段階的に消費税の税率を引き上げていくというものが多くなっている。  これは、シナリオ作成上そうなったかもしれませんが、実...全文を見る
○池田委員 資料四をごらんになっていただきたい。財務省に頼んで、主要国における付加価値税の推移をまとめてもらいました。日本、イギリス、ドイツ、フランス。これはシナリオにあるような段階ではないですよね。例えば、八%をずっとやっていて一五%にして一七・五%にして、ブラウンが今度、果断...全文を見る
○池田委員 シナリオにはBのケースを用意してあるんですよね、二〇一三年度に三%、その後に一%ずつと。これは、やはり消費者の行動を予測して考えなきゃいけないと思います。  自民党の方では、先ほどちょっとおっしゃいましたけれども、複数税率を検討すると言っていますが、これはどうなんで...全文を見る
○池田委員 それは改めてお聞きすることになると思うんですが。  ちょっと与謝野大臣に聞きたいんですけれども、この所得税法の附則、大分論議されましたよね。自民党の伊吹元幹事長は、これは税制抜本改革を断行できる法律の整備を一一年度までにしておくだけのことだ、施行は景気の状況を見て別...全文を見る
○池田委員 こういう大事なことを附則に書くというのがそもそもおかしいので、しかも、解釈といいますか、それもばらばらでは困ります。やはりもうちょっとしっかり経済財政運営をやっていただきたい。  冒頭申し上げたように、政府経済見通しも甘い、それから麻生総理大臣も危機感がない、そうい...全文を見る
04月08日第171回国会 衆議院 外務委員会 第7号
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○池田委員 民主党の池田元久でございます。  「かくも長き不在」という映画がございましたが、久々に委員会に加わらせていただきました。委員会の沖縄現地視察等、心から敬意を表する次第でございます。  私は、普通、質問する場合は、政府参考人なしで、政治家同士の討論、議論というのを重...全文を見る
○池田委員 感想をお尋ねしたわけでございまして、できるだけ答弁資料を離れて、外務大臣として、政治家として感想を述べていただきたい、そのように期待しておりました。残念であります。  日本として、唯一の被爆国として、アメリカの新政策に直ちに呼応して、新しい取り組みを考えることはしな...全文を見る
○池田委員 せっかくおっしゃいましたので、期待をしたいと思います。やはり、マンネリズムではなくて、我が国として主体的に新しい取り組みをしていただきたい、このように思います。  そのほんの手始めとして、先ほど核の関係の会議のことをおっしゃいましたけれども、ことし後半で調整している...全文を見る
○池田委員 日本の政治は、アメリカ側からすると、能プレー、日本の伝統芸能の能みたいに非常にスローモーだと従来から言われております。アメリカのオバマさんがあれだけの演説をしたわけですから、直ちに呼応して、外務大臣として、こうしたらどうかということをぜひ考えていただきたい、そういうふ...全文を見る
○池田委員 今不明確だったんですが、どのレベルで何回ぐらいやったんですか。
○池田委員 外務省は、昨年の末、十二月二十七日に、協定を締結すると報道されております。しかし、その後の経過は明らかではなく、二月十七日に、来日したクリントン国務長官と協定に署名をした。表に出ている事実はその程度であります。  どうも、年末からばたばたと拙速にやったという印象を受...全文を見る
○池田委員 重要な協定でございますので、そういうのは説得力がないと思いますので、委員長の方で委員会として資料を出していただくように、そんな難しい問題ではありません、お願いしたいと思います。
○池田委員 協定の締結について、地元沖縄へどのような説明をしたか、お尋ねをしたいと思います。
○池田委員 外務大臣が今おっしゃったように、一月三十一日に沖縄を訪問された。仲井眞知事からグアム協定の条約の姿形を差し支えのない範囲内で話してほしいと要請されたのに対して、外務大臣は、国際契約、グアム協定については調整中だ、しかるべき段階が来たら県にも伝えたい、このように述べたと...全文を見る
○池田委員 署名の前日に外務省の日米地位協定室長らが説明したというふうに言われておりますが、署名前日に説明したんですか。
○池田委員 しかるべき段階に県にも伝えるというのは、そういうことだったんですか。それでいいんですか。外交のやり方、外交を預かる者として。もちろん説明責任もありますね。説明は十分だったと思われますか、大臣。
○池田委員 全く適当でないと思いますよ。主に沖縄がかかわる問題で、事後了承みたいな形で、説明といっても通告じゃないですか。こんなことでいいんですか、大臣。政治家としてお尋ねをしたい。
○池田委員 しっかりと説明責任を果たしていただきたいと思います。  次に、協定をめぐって、国会やアメリカの連邦議会の承認の問題についてちょっと取り上げたいと思うんですが、今度の協定は、日本には国会承認を求め、アメリカには連邦議会の承認は不要となっています。先日の審議でも取り上げ...全文を見る
○池田委員 質問をよく聞いていただきたい。  米国の問題じゃなくて、日本としてアメリカ側に連邦議会の承認を求めるべきではなかったか、こういうふうに聞いているわけですから、端的にお答えをいただきたい。
○池田委員 日本の国益をしょって外交をするわけですから、何ら差し支えないことなんですね。外務省は、さっき大臣も言っていましたけれども、多年度にわたる資金の拠出には法的に安定した協定が必要だと。ならば、アメリカ側に当然承認を求めるべきであったと私は思います。  私が調べたところ、...全文を見る
○池田委員 あれこれおっしゃいますけれども、とにかく、国と国民を背負って外交しているわけですから、何ら差し支えないことですから、アメリカに対しても日本はお金を出すわけですから、当然議会の承認を求めるべきであった、私は強調したいと思います。  次に、アメリカの国防戦略とグアム移転...全文を見る
○池田委員 今少しおっしゃいましたけれども、オバマ政権からじゃないんですよね。アメリカでブッシュ政権が発足した直後、二〇〇一年九月の四年ごとの国防見直しから、脅威ベースアプローチから予測不可能な事態に備える能力ベースアプローチへ国防戦略を転換したとされています。これまでの在外米軍...全文を見る
○池田委員 それに関連して、協定ではアジア太平洋地域での抑止力を強化するものだと述べていますが、グアム移転によってこの地域での抑止力は強化されると理解していいのかどうか、端的に聞きたい。
○池田委員 きょう参考人として来ていただいた西原正氏も、論文で、グアム移転によって西太平洋から中東に至るまでの広大な地域へのアメリカ軍の介入能力が高まる、グアムはアジアのホットスポットに十分近いが他国の攻撃を受けにくいなどなど、安全保障上の利点を挙げております。  要するに、ア...全文を見る
○池田委員 アメリカ海兵隊のグアムへの移転は、冷厳な安全保障環境に対する認識、それに基づいて主体的な選択をする。安全保障ですから、お涙ちょうだいじゃないわけですよ。  そういう認識に立つと、麻生総理大臣が、何と驚いたんですけれども、外務大臣のときにこの委員会でこう言っているんで...全文を見る
○池田委員 任命権者ですから、余り触れたくないという気持ちはわかりますけれども、そんな端っこの問題じゃなくて、グアム移転に係る我が国政府の首脳の認識がこれでは本当に困ったなと私は感じた次第でございます。そのことを強く申し上げておきたい。  さて、資金の供与について触れたいんです...全文を見る
○池田委員 ありませんよね、そんなことは。常識的にはあり得ませんね。  ただ、ベルリンの壁の崩壊の後、統一ドイツ政府がソ連の撤退に対して、お金がなかったわけですから、お金を出した例はある、そういう例外的なことはありますが、どこの国もそんなことはしないと私は思います。  アメリ...全文を見る
○池田委員 私は、お金の使い方を言っているわけでありまして、お金の使い方はいろいろありますよ。民生を含めたいわゆる総合安全保障戦略という見地からいったって、このようなお金を沖縄に供与するとか、基地の周辺をどうするとか、そういう筋道立った金の使い方こそ、やはり政府に対する信頼、日本...全文を見る
○池田委員 グアム移転の費用は、建設されるグアムの基地は米国の財産になるもので、国の需要を満たすための現金の支払いに当たるということはなかなか難しいのではないかと思うんですが、いかがでしょうか。  だれに聞いたらいいのかな。では、木下次長。
○池田委員 はっきり国の需要を満たすとはなかなか言えないんじゃないでしょうか。  要するに、我が国が主体的に事業を行って、それで金を使うというならわかりますけれども、アメリカが主体的な選択、方針としてグアムに移転する、抑止力も高まる、アメリカの利益にかなう、それに対して日本がお...全文を見る
○池田委員 私も財政とか金融にはかかわりあるんですが、他国の基地建設に我が国が金を出すことについて明示的に禁止する規定は確かにないですよ。しかし、財政法の原則、精神からいって、私は財政の節度が大事だという立場ですが、問題があるとはっきり言えるのではないかと私は思います。  いず...全文を見る
05月22日第171回国会 衆議院 外務委員会 第11号
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○池田委員 民主党の池田元久でございます。  きょうは、三十分という時間を与えられました。北方領土問題、領土の問題等を中心にお尋ねをしたいと思います。  私は、二月の日ロ首脳会談の報道に接して、非常に危惧を感じました。日本の外交の最終責任者である総理が、かつて日本の領土であっ...全文を見る
○池田委員 私は、先ほど申し上げた点からいって、総理がサハリンで、四島にこだわらない、そしてまた、あろうことか外務次官をやった谷内さんが、三・五島でもいいんじゃないか、後で否定されておりますが、誤解を生む表現だというようなことでそう言っておりますが、私は、もってのほかだと思います...全文を見る
○池田委員 今交渉をやっていて、そして、メドベージェフ大統領が、我々の世代で解決するとか、新しい創造的アプローチと向こうは言っているわけですね。大きく長いレンジですが、急ぐ、我々の世代で解決すると向こうが言っているわけですから、交渉のあるべき姿からいって、こちらからあれこれ言うタ...全文を見る
○池田委員 北方領土について各国がどう見ているか、ちょっと取り上げてみたいと思います。  四島が我が国の固有の領土であるという我が国の主張について、諸外国がどのような立場をとっているか、お尋ねをしたいと思います。
○池田委員 国務省のウエブサイトなどにもそう出ておりますし、中国はソビエトとのいろいろな関係があったときでございますが、支持を表明しております。しかし、欧州議会は、二国間の問題だという立場をとっております。まだまだ世界各国のこの問題に対する関心と日本の主張に対する理解は不十分だと...全文を見る
○池田委員 アメリカ、中国はそうなんですが、韓国は、残念ながら、ロシア領として記述されているものもあれば、北海道本島と北方領土の間、あるいは択捉島と得撫島の間に、両方に線が引かれているものもあるわけです。それから、フランスでは、係争地であるというような地図もありますし、ロシア領と...全文を見る
○池田委員 本交渉の話をしているのではなくて、外交交渉を進める上で、やはり、国際世論といいますか、各国の支持取りつけ、了解工作、いろいろな点があったとしても、その辺はもっともっと努力すべきじゃないかと思うんですが、どうでしょうか。やっているんですか。
○池田委員 お配りしたこの地図にもあるとおり、北海道と国後の間に線が引かれているわけですから、しかも、これはオックスフォード大学出版の地図ですよ。ですから、もっともっと努力をしなければならない、外務省は頑張らなきゃいけない、このように申し上げたいと思います。  次に移ります。 ...全文を見る
○池田委員 日米安保条約五条に言う「日本国の施政の下にある領域」と日本の領土はどう違うのか、お答えをいただきたい。
○池田委員 アメリカですが、アメリカは尖閣諸島が日本の領土と公式に認めているんでしょうか。
○池田委員 尖閣をアメリカが領土として認めないんですか。日本の領土と認めていないんですね。あるいは、認めていないとすれば、それに対して働きかけをすべきですね。どうですか。
○池田委員 いや、こういう外務委員会というようなところではそういう抽象的な答えは要らないんですよ。そういう核心部分について明確に答えてください。
○池田委員 領有権の問題が存在していないなら、領土ですね。アメリカは領土として認めているんですか。
○池田委員 私の質問に全く答えていないので、答えをいただけるようにしてください。
○池田委員 では、もう一度聞きますけれども、アメリカは尖閣諸島について日本の領土として認めているかどうか、その点だけです、お尋ねしたいと思います。
○池田委員 直接答えていないですよね、今皆さんお聞きになったとおり。アメリカが認めているかどうかということを聞いているわけですから。易しい問題ですから、ぜひお答えいただきたい。
○池田委員 非常に抽象的な議論をするためにこの場で議論があるわけじゃないですよ。これは外交ですからね、やはりわかりやすさも必要なんですよ。アメリカは尖閣諸島を日本の領土として認めているかどうか今聞いているわけですから。
○池田委員 本当は答弁をいただくまで質問を続行できないんですが、この際、委員長にお願いをして、後刻理事会に答弁を報告していただけるようにしていただきたいと思います。
○池田委員 ここで何かとまりそうになるとは思わなかったんですけれども。  いずれにしても、今はまだ、アメリカの対応がどうかという質問が出るくらいですから、やはり国際的な世論を、尖閣についても喚起する必要がある。それがまだ不十分じゃないか。同盟国中の同盟国といいますか、まさに日米...全文を見る
○池田委員 こういうケースの場合、領海外へ退去するよう警告するというのは当然ですけれども、それしかできないんですか。ずっと領海内にとどまった場合、ただ警告を繰り返すだけなんですか。そういう場合はどういうふうに対応するんですか。これは政府。
○池田委員 浅野さんと私がこの場で問答をするとは思いもしなかったんです。外務省を大変長く担当されて、私が官邸にいたとき外務省で、優秀な三年先輩でございますので、余り厳しい質問はできるかどうかわかりませんが、そういう方でありますので、大いに官房副長官として頑張っていただきたいと思い...全文を見る
○池田委員 しかし、何度も執拗に領海侵犯をしたり、この海域はいろいろな資源の問題もあるし、ただ警告だけで見過ごしている、外に出ていってくださいというわけにはいかないときもあると思うんですよ。そういうときに、ただ公船だからそうなんだというだけで済まされるんですか。
○池田委員 公船だからもうしようがないんだ、それはルールとして、国際海洋法の原則はそうかもしれませんが、しかし、公船だから領海侵犯するというのは問題なんですよ。そういう認識をはっきり持っていただきたい。  最後の答弁で私はきょうはとりあえず了としますけれども、この段階ではそうい...全文を見る
06月10日第171回国会 衆議院 外務委員会 第14号
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○池田委員 おはようございます。民主党の池田元久でございます。  周りがだんだんと騒がしくなっておりますが、外務委員会としては、しっかり審議をしていくことが大事かと思います。  早速質問をしたいと思いますが、IMFの協定の改正、世銀、国際復興開発銀行の協定の改正についてお尋ね...全文を見る
○池田委員 両協定の改正の意義は、この経過を見れば、やはり両協定とも、融資条件の緩和のために投票権を拡大したい、そういう要求が途上国から寄せられたもの、それが主とした動機といいますか動きになってきたわけであります。  しからば、これら二つの協定の改正は我が国の国益にどうつながる...全文を見る
○池田委員 国益にどうつながるかということをお聞きしているわけですから、その点に絞ってお答えをいただきたかったと思います。  世界的な金融システムの安定、融資先の国の経済発展を通じた我が国の市場の拡大、我が国の存在感といいますか、やはりそういうものを当然我々としては考えていると...全文を見る
○池田委員 何と心もとないお答えなんでしょうね。これは、きのうからうちの事務所で求めていて、議論もしたわけですから。  この世銀のプロジェクト、中国のエネルギー関係、ロシアはないようですが、ここに財務省国際局開発機関課がまとめた資料がございます。全部で九つ。最近のものは五つ。後...全文を見る
○池田委員 それ以外には、御存じのように、六者会合の結果、百万トン相当の重油を支援するとなっており、現時点では約七十五万トンの重油相当の支援が実施されているものと外務省も見ているということでございます。  では、世銀の融資案件から北朝鮮へエネルギー物資が流れているのではないか、...全文を見る
○池田委員 実態は全部は把握されていないようですが、そういう世銀の中の話であります。  戦略的な融資政策という観点からは、融資した施設から北朝鮮へ物資が流れていないか確認するとか、テロ支援国家に資するプロジェクトには融資しない、そういうはっきりしたガイドラインを世銀がつくるよう...全文を見る
○池田委員 だから、世銀が当然管理するわけですよ、世銀が金を貸すわけですからね。ですから、そこで、やはり日本政府としては、現在の北東アジアの、北朝鮮の動きなどを見れば、明確なガイドラインをつくってこれに対処する。日本がそれのイニシアチブをとって、世銀のボードがあるわけですから、高...全文を見る
○池田委員 今注目されている安保理事会においての北朝鮮に対する制裁決議について中国が消極姿勢と聞くが、状況はどうなっているか、端的に聞きたいと思います。
○池田委員 今少し触れられましたが、近々策定される制裁決議は前回より強い決議になるべきだと思いますが、なるのかどうか。それから、いつまでに採択できるか。その二点についてお答えをいただきたいと思います。
○池田委員 強い態度で臨むのはいいんですけれども、やはりちょっと飽き足らないといいますか、前回以上の強い決議にするんだ、そういうことを日本の外務大臣がアナウンスすべきだと私は思います。何かそういう感じには今受け取れませんでした。残念であります。  きょうの報道によりますと、米韓...全文を見る
○池田委員 これは、朝鮮半島をめぐる、特に北朝鮮の今度の一連の動きに対して、最近の言葉で、拡大抑止力の強化と言っているようでありますが、改めてといいますか、核の傘で韓国を守る、そういう米国の意思が表明されるということでありますので、同様である日本も、そのようなアメリカの対応がある...全文を見る
○池田委員 同じことを言っても文脈によって違いますので、この時点でやはりこういうニュースが出るのは当然の成り行きかなという感じがいたします。  そこで、尖閣諸島の領有権問題、先日の委員会で、私取り上げましたが、尖閣諸島についてアメリカと結んだ日米安保条約の適用対象になる、そこは...全文を見る
○池田委員 我が国の立場はアメリカが理解、承知している、それはそうでしょう、同盟国ですからね。私が聞いているのはそういう問題ではなくて、アメリカが尖閣諸島を日本の領土と認めているかどうか聞いているわけですよ。  そこで、北方領土についてはアメリカは我が国の主権を認めている。アメ...全文を見る
○池田委員 北方領土との対比についても、論理的にも私はおかしいと思いますが、ここは、我が国の国益、大変重要ですから、この前、北方領土について、私は、戦争で手に入れた領土というのは認められない、そういう新しいといいますか、新しいというよりも本来のそういうルールといいますか国際社会の...全文を見る
○池田委員 この司令官の発言は、普天間移設案の修正、さらに訓練の維持に懸念を表明するなど、その中身を見れば、まさに大変核心的な問題に触れている。こういう雰囲気だと、アメリカ側がロードマップや協定の変更を求めてくる可能性はないのかどうか、お尋ねをしたいと思います。
○池田委員 当事者からこういう発言が出るわけですね。  だから、さきのグアム協定で論議をされましたが、二〇一四年までに時限を切ってアメリカ海兵隊がグアムへ移転するというアメリカの義務が規定されなかった。そういうのもやはりこのような内情が反映されたものではないか、そういう見方もで...全文を見る
○池田委員 そういう外交でいいんでしょうか。かつて、皆さんの先輩で、折り目正しい外交、これを提唱して外務大臣を務めた方がいらっしゃいました。外交は折り目正しくやっていただきたいと思います。そのことを申し上げて、質問を終わりたいと思います。  ありがとうございます。
11月18日第173回国会 衆議院 財務金融委員会 第3号
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○池田委員長代理 次に、今井雅人君。
○池田委員長代理 今井君に申し上げますが、発言の際は委員長に声をかけてください。よろしくお願いします。