池坊保子

いけのぼうやすこ



当選回数回

池坊保子の1998年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月11日第142回国会 衆議院 文教委員会 第2号
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○池坊委員 新党平和の池坊保子でございます。  日本のみならず、教育問題は今や世界共通の政治課題になっております。  クリントン大統領は、一昨年に引き続き、ことしも一般教書演説の中で教育を最重要課題として取り上げ、だれもに大学進学を約束したい、米国の公立の小中学校の水準を世界...全文を見る
○池坊委員 審議会のあり方につきましては、きょうは時間がございませんのでおいておくとして、私は、一度もっと時間をとってこれは文部大臣とお話ししたいと思っております。  端的に言うと、今教育に一番欠けているのは、人間にとって最も大切なことは何なのかということなのではないかと思いま...全文を見る
○池坊委員 今大臣がおっしゃいました人間として持つべき公平さ、公正さについてちょっと大臣に伺いたいと存じます。  大臣は、長崎県知事の応援に長崎にいらっしゃいましたでしょうか。
○池坊委員 その節に、文部省挙げてというようなことを選挙演説の中でおっしゃったと聞いておりますが、いかがでございましょうか。
○池坊委員 私はきちんとメモさせていただきました。金子知事誕生の暁には、文部省挙げて金子さんのために一生懸命、長崎のためにお役に立たせていただきたいとおっしゃいました。これは、二月十五日のTBSのニュース番組で全国に流れました。  私は、若い世代の人たちと一緒にこのニュースを見...全文を見る
○池坊委員 それでは、金子知事誕生の暁にはというのはちょっとおかしいということでございますか。言葉から申しますと、これは金子知事誕生の暁ですから、ほかの人が誕生した場合にはというふうに、自然に受けとめた場合にはそのようにとれるように私は解釈いたしましたけれども、いかがでございまし...全文を見る
○池坊委員 私は、文部大臣に意地悪をしようとか、そういう思いで言っているわけではございません。文部大臣は大変まじめで誠実な方だと思っておりましたので、文教委員としては大変にお頼りしているつもりではございましたけれども、金子さんのために一生懸命というのはやはりおかしいのではないか。...全文を見る
○池坊委員 私が大変憂えますことは、子供たちはしっかりとした、大人に対する、社会に対する批判の目を持っております。こういうのを聞いたときに、政治不信を招いたり、ひいては社会への批判というものを募らせていき、そしてみずからが公平さとか公正さを心の中に持たずにいくのではないかと思いま...全文を見る
○池坊委員 先ほどの委員会で藤村委員は、生の先生の声を聞く機会を持つべきだとおっしゃいました。私は、加えて、生徒たちの生の声を聞く場をもっとどんどん持っていただきたいというふうに思うわけです。私は、文部省にとって最も大切なことは、審議会を開催し、たくさんの答申を出すということでは...全文を見る
○池坊委員 一月二十四日の子供フォーラムは、そういう意味では生の声を直接聞くよい機会であったのではないかと存じます。にもかかわらず、その機会を、私たちの目から見たら踏みにじり、子供に、やはりだれも私たちのことは真剣に考えてくれないんだという不信感を募らせたのではないかと私は懸念い...全文を見る
○池坊委員 これも初等中等教育局の方並びに文部大臣にはぜひ一度ごらんになっていただきたいと思います。なぜならば、今子供たちに一番人気のあるテレビゲームだからでございます。  主人公が敵のゾンビに火をつけて殺したり、ナイフを使って徹底的に倒したり、初めは見ておりますと本当に気持ち...全文を見る
○池坊委員 ちなみに、神戸の小学生を殺害した中学生は、毎日ビデオ屋に行き、いろいろなビデオを借りていたと供述していると報道されております。  国立及び私立大学の教員志望の大学生二百七名によるアンケート調査によりますと、この神戸事件の原因は何だと思うかに、家族のきずなの喪失、理性...全文を見る
○池坊委員 私は余り検討というのを信用しておりませんけれども、文部大臣がこのゲームソフトを今晩ごらんいただいたら、こんなものを青少年にというより子供たちに見せたら本当に害だなというのを身をもってわかっていただけると思います。  しつこく申し上げるようでございますけれども、ただ単...全文を見る
○池坊委員 私は、教育というのは社会的ルールを身につけさせるべきところであって、それは自己主張と自己抑制のバランスだというふうに考えておりますけれども、公立の学校ではかりこのようなことが起こるのはなぜだというふうにお考えでございますか。やはりどこかそこに問題があるというふうに私は...全文を見る
○池坊委員 公立の方が顕著にあらわれるということは確かではございます。先ほど申し上げたように、私立ては少ないと存じます。  それと、私立には建学の精神等々があると今おっしゃった。ならば、公立にもそのような建学の精神にふさわしいモラルの確立というものが求められるべきであって、そう...全文を見る
○池坊委員 私、重ねて申し上げたいのは、自己主張の前に自己抑制があるということを、大人たちはもっと愛情を持って毅然と次の世代に伝えるべきです。これがやはり生半可なんだと私は思うのです。主張なのじゃなくて、その前には抑制があるべきだと思います。  私が思いますのに、自由というのは...全文を見る
○池坊委員 子供の教育のあり方については申し上げたいことがたくさんございますけれども、もう時間がございませんので、先ほど藤村委員も触れられました奨学金制度についてちょっと伺いたいと思います。  日本育英会は、今回、大学生または高等専門学校において学資金の貸与を受けた者が、教育の...全文を見る
○池坊委員 先ほど大臣がお読みになった所信の中で、大学、大学院の貸与人員の拡大というふうに書いてございまして、その中に専門学校とか専修学校がございませんでした。  それで、私が思いますのには、親の資産あるいは成績によって奨学金を上げるというのは、これこそ私は知育偏重ではないかと...全文を見る
○池坊委員 アメリカでは一千四百二十八万人のうちの千三百万人の人間が受けておりますし、イギリスも百六十二万人のうち百七十万人の人間が受けております、これらは重複はしておりますけれども。日本は八百十三万人のうちの四十九万人しか受けられていないというのが現状でございます。そして、現在...全文を見る
○池坊委員 ですから、今のところは直接本人に行くようになっておりますけれども、私は、学校で入学金とか授業料として納めたらいいんだと思います。そうしたら、それで子供たちが遊ぶということはございません。  それで、育英会をもう一度見直していただきたいと思いますのは、現在滞納者が二%...全文を見る
03月18日第142回国会 衆議院 文教委員会 第4号
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○池坊委員 新党平和の池坊保子でございます。  国立学校設置法の一部を改正する法律案について、二、三伺いたいと思います。  平成五年からことしにかけて八校が三年制から四年制に移行いたしました。まだ十五校が残っているわけでございますけれども、その十五校も逐次移行なさるおつもりな...全文を見る
○池坊委員 大学での人材養成の中で質の高さが求められるとおっしゃいましたが、それは確かにそうですけれども、三年でもしっかりと質の高さは求められていると思います。  厚生省の認可の看護婦学校は三年でございますけれども、その三年制の厚生省の認可との整合性はどのようになっているのでご...全文を見る
○池坊委員 受け皿は多分病院になると思いますけれども、その場合、三年で出ても四年で出ても同じ看護婦の資格を取って入っていくわけですけれども、そのときに受け皿の方でいろいろな摩擦が起こるというようなことはないのでしょうか。
○池坊委員 わかりました。  では、ちょっと質問を変えさせていただきます。  先日、大臣は、所信表明の文化の振興の中で、昨年十月に開場した新国立劇場の整備拡充を含めた芸術文化創造活動の基盤整備を図りたいというふうにおっしゃいました。  多分、そのようなお考えだからだと存じま...全文を見る
○池坊委員 確かに、パリやウィーンにございますオペラ座も多額な基金が出ているわけですけれども、ヨーロッパの場合ですと、オーケストラとか合唱団など、つまりソフトの部分にお金がかかっているのです。  日本の場合は何かというと、ハードと人件費にお金がかかっている。この五十三億の中の人...全文を見る
○池坊委員 自主公演だからお金がかかるということでございますけれども、例えば別に劇団を抱えている、そのことのためにお金がかかるということだとわかりますけれども、私が調べましたところ、この職員百四十四名の中にはそのような養成の人間がいるというふうには考えられないと思います。  民...全文を見る
○池坊委員 日本の文化振興をなさるということでございますから、一人でも多くの民間人に日本の文化、オペラが日本の文化だとは思いませんけれども、文化すべて、オペラにしてもいろいろなお芝居にしても、広範にわたって知ってほしいということだと思いますので、それが、あきができちゃった、切符が...全文を見る
○池坊委員 何か長々と御説明いただきました。  たくさんのことを申し上げたいのですけれども時間が参りましたので、最後に大臣に、日本の文化の振興に対してどのようなお考えを持っていらっしゃるか、お伺いしたいと思います。  と申しますのは、いつも教育指針の中で、総理も大臣も日本の文...全文を見る
○池坊委員 文化大国を目指すにふさわしい振興をしていただけますよう祈って、私の質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。
03月19日第142回国会 衆議院 予算委員会第四分科会 第1号
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○池坊分科員 新党平和の池坊保子でございます。  大臣には、連日お疲れのことと存じます。  大臣も御存じのように、京都は三万を山に囲まれ、大変景観の美しいところでございますが、このごろは時代の流れによって、北山、東山、西山と、産業廃棄物が放置され景観を損ねているだけでなく、ま...全文を見る
○池坊分科員 罰則が甘いということが今まで言われておりまして、今度きつくなるということでございますけれども、これは行政側が告発いたしましても現実に警察が動いてくれなくては何にもならないので、逮捕し、起訴し、実刑判決が出ないと、このまま不法処理者が減るということはないと思います。 ...全文を見る
○池坊分科員 せっかく刑罰が重くなったのですから、警察にもどんどん摘発を実行していただきたいと思います。  それと、さっきお話しいたしました産業廃棄物適正処理センターの設置はどのようになっているのでございましょうか。
○池坊分科員 六月から施行ということでございますので、具体的にどのようになっているかというのをちょっと伺いたいと思いました。どれほどの規模になさるのか、それから出捐金は今どれぐらい集まっているのかを聞かせていただきたいと思います。
○池坊分科員 不法投棄が減るということは絶対にあり得ないと思いますことと、それから一億円なんかというのは、これは何にもできないと思います。  今まで放置されておりましてもできないというのは、一点は民間の土地に置いてあるところに対しては行政はタッチすることができないということ、も...全文を見る
○池坊分科員 せっかく法改正になりまして、六月から施行されるということを国民は願っておりますので、これは基金がなければできないのですから、ぜひともそれに向けて努力していただきたいと思います。  二番目に、廃棄物減量化施策の推進について伺いたいと思います。  廃棄物の減量化施策...全文を見る
○池坊分科員 ダイオキシン問題等々で廃棄物の減量化施策というのはこれからもぜひ推し進めていただきたいと思います。その場合に、現地に対してのやはりきめ細やかな指導というのがないと、すぐに施策が出されましても下の方では戸惑ってしまうというのが現状ではないかと思いますので、今後ともその...全文を見る
○池坊分科員 私が調べたところによりますと、電力会社がこのPCBの処理をするというようなことも聞いておりますので、ぜひそういう方向に、だれがどのような形で処理するかというのをきちんと整備していただきたいと思います。  次に、産業廃棄物処理施設設置に係る環境影響評価について伺いた...全文を見る
○池坊分科員 現場では、イメージはわかっているけれども、具体的にどういうふうにしたらいいのかというのが示されないとなかなかわかりづらいと思いますので、ぜひこれは早急にマニュアル化していただきたいと思います。  それと、きょうの朝日新聞に、埼玉県では産廃処理業者が全額出資する埼玉...全文を見る
○池坊分科員 環境影響評価というのは一体だれがなさるのですか。それは厚生省がなさるのですか。
○池坊分科員 そうすると、みずからが決めるということになるのですか。そうするとこの環境調査と余り変わらないのではないかと思うのです。これはやはり、環境影響評価というのは厚生省が事業者を評価するのでないと公正な評価というのはできない、できかねると思いますけれども、いかがでしょうか。
○池坊分科員 じゃ、今後つくられる財団でございますので、それがどのような内容かということをしっかりと把握していただきたいと思います。  次に、廃棄物処理センターについてちょっと伺いたいと思います。  平成三年の法律改正でつくられたこの制度は、産業廃棄物の処理施設に係る信頼性確...全文を見る
○池坊分科員 最後に、大臣にお伺いしたいのですけれども、産業廃棄物それから普通の廃棄物、これから減るということはない、もうどんどんこの豊穣の時代にふえていくのではないかというふうに思っております。これは、厚生省が率先して、日常生活の中から廃棄物を出さないという運動を国民運動として...全文を見る
○池坊分科員 大臣は、いつも大変にすばらしい主張をなさって、それを実行していらっしゃいますので、私は、一政治家というより一国民としていつも声援を送っておりますので、この廃棄物処理についても勇敢な決断と実行をしていただきたく、それを望んで、私の質問を終わらせていただきます。どうもあ...全文を見る
04月23日第142回国会 衆議院 行政改革に関する特別委員会 第6号
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○池坊委員 新党平和の池坊保子でございます。  総論はもう今までに審議を随分されてきたと思いますので、私はちょっと各論に入りまして、このたび新設されまして機能強化がなされました内閣府について、主として伺いたいと思います。  内閣府、国民の安全などを考えますと、これができました...全文を見る
○池坊委員 総合調整についてまずちょっと伺いたいんです。  文部大臣、十時まででいらっしゃるんですね、私も何だか焦ってしまいますけれども、もう一つだけ、私、文部大臣に伺いたいのは、これを拝見いたしますと、教育科学技術省、舌をかみそうなこの名称も後で申し上げたいので、政府委員から...全文を見る
○池坊委員 できた順序とおっしゃいましたらそれが一番公平なんですから、それに対しては反論いたしませんけれども、各大臣以下お役人の方も、文部省が大切ということはしかと、総理以下わかっていただいていると思っております。  厚生大臣も、麻薬撲滅に一岳懸命で、この間、キャンペーンの「ダ...全文を見る
○池坊委員 私、内閣府の中にこの総合調整という言葉をわざわざ入れたところに、中央省庁再編成の何か、欠点があるのじゃないかと思うのです。  つまり、今まで、縦割りはいけないのだ、横の連携が必要ですというのは当然あって、そういうことも含めての再編成であったと思うのですね。ですから、...全文を見る
○池坊委員 その六つの会議の中の男女共同参画会議なんですけれども、私は、これも今まで労働省でいろいろな、先ほども問題に出ましたけれども、労働問題等々が男女参画の中には入ってくると思うのですね。私ども働いている女性にとっては、男女共同参画というのは本当に大切な問題でございます。 ...全文を見る
○池坊委員 内閣府の機能が強化されるので、今まであります総務庁のような性格ではなくなってくるとは思いますけれども、何で私が心配するかと申し上げますと、例えば、総務庁でも青少年対策というのをやっていらっしゃいますよね。でも、小里長官から、こういうことをしたよという発信は私ども、全然...全文を見る
○池坊委員 改善をしょうじゃない、必ず改善をしていただきたいと思います。  それで、先ほど厚生大臣から幼稚園と保育園のお話が出ました。今回、幼稚園、保育園は、教育科学技術省と連携してこれらの施設及び運営の総合性を確保すると書いてございますけれども、私はいつも、文教委員会でも厚生...全文を見る
○池坊委員 預ける親の立場から見ますと、これはやはり一元化していただきたいという願いの方が強いわけです。  この基本法の理念というのは国民の視点に立った国民のための改革であるのですから、でなければならないと思うのですね。ですから、国民にとってそれがどうなのか、不自由なく、それが...全文を見る
○池坊委員 先ほど申し上げましたニュージーランドにある消費者問題省、それからデンマークは全国消費者庁というふうに、消費者問題だけを専門に扱う省庁があるわけで、これは長官、ぜひ考えていただきたいと思うのですね。規制緩和だけをしたのでは、絶対に混乱が起きます。規制緩和と一緒に、消費者...全文を見る
○池坊委員 広範にわたる企画立案というのは言葉にすると大変よろしいのですけれども、国民の立場に立ちますと、たらい回しにされるということもございまして、問題を持っていくと、いや、ぞれは厚生省の問題です、それは通産省の問題です、通産省に持っていくと、これはうちのではありませんというこ...全文を見る
○池坊委員 ぜひそうしていただきたいと思います。  次は、評価制度の導入というのを私はぜひしていただきたい。お役人というのは昔は公僕と言われていらっしゃいましたが、今公僕というのは死語になったのではないかという気がいたします。お役人と国民との一体感というか接点というのがどうして...全文を見る
○池坊委員 いかなければいけないとおっしゃっていただきましたので、ぜひこれを入れていただきたいというふうに思います。  今、行政の質と効率、それを改善するということが、国民から見ればやはり大きな期待だと思います。これをしなかったら、何のための行革だと言われる。地方分権、言うまで...全文を見る
○池坊委員 最後に、まだ時間があるようでございますから――ないですか。それではもう結構でございます、終了したようですから。環境庁の問題も伺おうと思いましたが、これからまた時間があると思いますので、ありがとうございました。
05月06日第142回国会 衆議院 文教委員会 第8号
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○池坊委員 新党平和の池坊保子でございます。  私は、先回も委員会で質問させていただきました。その折申し上げましたけれども、多少リスクがあっても、メリット、デメリットを差し引いてメリットの方が多かったらそれをとるべきではないかと考え、賛成の方向に傾いたのですけれども、幾つかの疑...全文を見る
○池坊委員 私が申し上げるまでもなく、昨年八月から青少年のさまざまな憂慮すべき問題が山積しております。社会全体がこぞって今子供たちを守ろうとしている傾向にある中で、三月に成田で中学二年生の子供が自殺いたしました。その理由は、上級生が、かけごとをしていてそのお金が欲しかった、それで...全文を見る
○池坊委員 文部大臣は今ギャンブルでないとおっしゃいましたが、これはれつきとしたギャンブルだと私は思います。宝くじと違いますことは、これはかけごとなのです。勝つか負けるかにかけるというのは、これはかけごとであってギャンブルです。それがギャンブルでなかったら何がギャンブルなのでしょ...全文を見る
○池坊委員 文部大臣とギャンブル論をしておりますと一昼夜かかると思いますので、この辺でやめますが、でも、私はそれは詭弁だと思います。ギャンブルというのは、やはりかけるからギャンブルなんです。それから射幸性をあおるから私はギャンブルだと思うのですね。  ですから、ギャンブルではな...全文を見る
○池坊委員 射幸性がないということですが、私は、倍率が高いほど射幸性が強いということになるのではないかと思います。つまり、百円のものを買って千円になるのだったらだれも買わないのです。百円が一億になるからそれにかけるのではないかと思います。そういう点から申しますと、百六十万分の一と...全文を見る
○池坊委員 スポーツ振興の財源を確保するためにやるのだというのは、私は本末転倒ではないかと思います。  予算審議の原則というのは、限りある財源を優先順位を決めて、何が優先であるか、それの優先の方からとっていくべきだと思います。その考えには、そうだとお思いになると思うのですね。も...全文を見る
○池坊委員 はい。  私、先回は確かに基本的には賛成と申し上げましたが、幾つかの疑問点を申し上げました。その疑問点は、今申し上げたのと同じことだということも申し上げておきたいと思います。ここに私の、お回ししてもよろしいですが、ちゃんと質問書も持ってきておりますので。では、ありが...全文を見る
05月07日第142回国会 衆議院 文教委員会 第9号
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○池坊委員 新党平和の池坊保子でございます。  六人の参考人の先生方には大変貴重なお話を伺って、ありがとうございました。  昨日からこの質疑をやっているわけでございますけれども、昨日は、射幸性をあおることは決して悪いことではないのだ、これは資本主義の最たるものではないか、ある...全文を見る
○池坊委員 では、現実にお金が要るスポーツ施設なども必要であるというふうにはお考えでございますね。そうすると、それはどういうところから――私はこれは反対ですけれども、もしこのくじを導入しないとすると、やはりそれは国庫で負担すべきというふうにお考えでございますか。
○池坊委員 藤井参考人がおっしゃった学校体育解体というのに私も賛成でございます。スポーツというのはしたい人間がしたらいいのであって、スポーツは嫌いだけれどもほかのことが好きという人はたくさんいると私は思います。日本人というのは画一的なのが好きだから、スポーツをやろうというと、みん...全文を見る
○池坊委員 私も通してはならないというふうに考えております。スポーツが子供に与える影響として大なるものがあったとしても、でも、その補助のために片方で子供が害されていく、そういう事実があるとしたら、それを通すというのは全くおかしな話ではないかというふうに思っております。  でも、...全文を見る
○池坊委員 私、昨日も申し上げましたけれども、成田で中学二年生の子供が自殺いたしました。その自殺は、ギャンブルにのめり込んでいる上級生がお金が欲しくて恐喝をしていた、それに耐えられなくて自殺した。これは一例ですけれども、そういうような例がたくさんこれから出てくるのではないかという...全文を見る
○池坊委員 もう時間が参りました。ありがとうございます。  ただ、今のお話などを伺っておりますと、通してしまったらもう手だては少ないのだということなんだと思いますので、私たち文教委員は心してこの問題を深く考えなければいけないんだ、文部省もこの問題を深く考えなければいけないのだと...全文を見る
05月20日第142回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第9号
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○池坊委員 新党平和の池坊保子でございます。  私ぐらいの年になりますと、年金は大変重要な問題になってまいります。(発言する者あり)もちろん若いです。  今、政府が総合経済対策をしても消費マインドが上がりませんのは、一点には医療費が二倍になったということと、やはり年金問題が絡...全文を見る
○池坊委員 参考までに、第二号被保険者のうち、女性は平均月額二千八百九十円を払っております。男性は平均月額四千八百六十円を払っているのです。こういうのを考えてみますと、女性は賃金が低い、にもかかわらず二千八百九十円を負担しなければいけない、これは事業者との折半になっておりますけれ...全文を見る
○池坊委員 私も専業主婦を高く評価いたしておりますけれども、現実の問題として、専業主婦は何で二百七十六万円という評価があるのだと聞きましたら、それは看護とか育児に専念しているからだという答えが返ってまいりましたけれども、今、看護とか育児というのは、専業主婦じゃなくても、共働きの女...全文を見る
○池坊委員 これは、パートの人たちの実態を御存じないからだと思います。パートにいらっしゃっている方たちはそうは言っていらっしゃいません。妻の年収が百三十万を超えると年金や医療保険の保険料を徴収されるから、働いても手取り所得が減少する逆転現象が起きるから申告しないんだ、あるいは、そ...全文を見る
○池坊委員 局長ばかりの御答弁でございますので、せっかく大臣がお出ましいただいく私は厚生委員ではございませんので、大臣の答弁を伺うことが余りございませんので、今の問題、国民年金の信頼性がないことをどのようにお考えか、そして今後どのようにしたらいいとお考えか、それからまた、先ほども...全文を見る
○池坊委員 今大臣から、国民年金の方が民間よりもずっと有利なんだという力強いお言葉をいただいたのですが、私、後で質問しようと思っておりました、つまり、そういうことのPRが全然なされていないのではないかと思うのです。国民年金は払ったけれども本当にもらえるのだろうかとか、あるいは、二...全文を見る
○池坊委員 大臣はいろいろな簡素化に対して英断を下されておりますので、ぜひ、わかりやすい、一日で見ればわかる、大体対象者はお年寄りだとか主婦とか、私みたいな人間なのですから、そういう人たちにわかるようにするのがお役所の最大の任務ではないかと私は思います。  大臣が英語を使っては...全文を見る
○池坊委員 いろいろな工夫は伺いましたが、これが一覧で見られるとか、パンフレットにはなっているのでございましょうか。
○池坊委員 パンフレットなどがつくってあるのかと伺ったら、それはないということでございましたので、私は、ぜひこれをつくっていただきたいと思います。  と申しますのは、私は三年間空白だけれどもどうしたらいいかと思っていらっしゃる方、あるいはもうもらえないのじゃないかとあきらめてい...全文を見る
○池坊委員 戸別訪問ということでございましたけれども、特に都市部において他の市町村と比較して未加入者、未納者が多いということが指摘されております。つまり、都市部というのは留守になっているところが多いから、戸別訪問しても何の役にも立たないのではないかと私は思います。  便利だなと...全文を見る
○池坊委員 現行制度の制約というのは、本当にお役所の窓口に行きますと何回となく聞かされる言葉で、なぜ国民年金が企業の保険よりも有利であるにもかかわらず入る人が少ないかと申しますと、今おっしゃったこと、つまりサービスが悪いのですね。民間の保険会社がやるときにはサービスがいい。にもか...全文を見る
○池坊委員 国民年金に限りませんけれども、情報開示をなさったらいかがかと思います。これは、これから先ももっとこの要望は強くなってくると思っておりますけれども、国民が納めたお金が今幾らあるのか、そしてそれがどのように使われているのか、納めた人間には知る権利があるのだと思います。一体...全文を見る
○池坊委員 それと、私はアンケートを見て思いましたことは、五つの選択肢があってもへ四つの選択肢があって、それとは別個に、民営化というのが出ておりました。これは国営にしたいという厚生省の、民営化にするのは嫌だ、反対だという意識、それは誘導ではないかというふうに感じたのです。私は、基...全文を見る
○池坊委員 厚生省は民営化に反対をしていらっしゃるのではないかなと思いましたのは、厚生省の天下りが社会保険庁、それから企業年金に千名いらっしゃる。これが民営化になりますと、当然こういう方たちもお困りになるので、そういうことを配慮されて民営化には反対なのかなというふうに私は勘ぐって...全文を見る
○池坊委員 では、今はボーナスも入っているということでございますか。
○池坊委員 先ほどのお答えだと何だかボーナスを入れていらっしゃるのかなというふうに思いましたのは、つまり、ボーナスは入っていないけれども、ボーナスを入れた方がいいとお考えになっていらっしゃるわけでしょう。だったら、それはすぐお変えになったらよろしいと思うのですね。お変えになる予定...全文を見る
○池坊委員 時間が来たようでございますけれども、ちょっと具体的なことを伺いたいのです。遺族年金のことなのです。  つまり、夫が死んでしまった。そうすると、自分は、未亡人はもらえる。ところが、未亡人が再婚する、そうすると未亡人はもうもらえなくなるわけですね。ところが、十八歳までは...全文を見る
○池坊委員 もらえませんか。もらえないのですか。自分が子供を連れて再婚して、その子供がお父さんと養子縁組した場合ですよ。もらえると私は思いますが、もらえませんか。
○池坊委員 そうすると、要するに、その父親がどの人であっても、養子縁組をしたらもらえないということですね。
○池坊委員 もちろんそれはわかっております。十八歳の三月までもらえるわけですが、どこかに行きました場合はもらえないのですね。これだけ確認して、質問を終わらせていただきます。  ありがとうございました。
05月20日第142回国会 衆議院 文教委員会 第12号
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○池坊委員 おはようございます。新党平和の池坊保子でございます。  学校教育法一部改正について文部大臣にお伺いいたします。  その前に、文部大臣の御意見をちょっとお伺いしたいと思いますことは、私も一年生議員でございますので、国会に参りまして一年半しかたっておりません。この一年...全文を見る
○池坊委員 確かに、委員会で皆様が審議なさることは大切だと思います。でも、本会議で審議されませんと、全政治家が関心を持つということはないと思います。やはり全政治家が関心を持つことも必要ではないかと思います。ですから、先ほどおっしゃいましたように、これはまず議運の啓蒙が必要なのかと...全文を見る
○池坊委員 選択肢の拡大に本当になるのかどうかは後で質問の中で私は伺っていきたいと思っておりますけれども、制度を変えるということは、制度だけ変えても当然しようがないわけでございまして、内容の充実こそが求められるのだと思います。  言うまでもなく、総理は五大改革に慌てて教育という...全文を見る
○池坊委員 選択肢の拡大は、ただシステムだけでなくて、この学校はこういう特色を持っているという、そういう学校の特色とか精神こそが私は大切なのではないかと思っております。今の学校制度というのは、いじめとか不登校などが起こって閉塞感がある、どこかここを打破しなければいけないということ...全文を見る
○池坊委員 それぞれの地域において設置者に任せるとなると、私は、多数つくられることはなかなか難しいのではないかと思います。まず都道府県に一カ所ぐらいになってしまうのではないかと思います。そうだとすると、東大を頂点とする有名大学が、全国に五百七十四校あります私立の中高一貫制教育の出...全文を見る
○池坊委員 地方自治体では、今少子化を迎えて、空き教室をどのように使うかというのに苦慮しているようです。もちろんいい使い方がたくさんございます。老人福祉に使う、あるいはお年寄りとの交流に使うとかしておりますけれども、空き教室が出ているのが現状でございますから、新たにつくるとなると...全文を見る
○池坊委員 中高一貫制教育は、先ほども申し上げましたように、学校制度を変えるということですから大きなことだと思うのですね。にもかかわらず、このことに関しては割と都道府県にげたを預けているのだというのがむしろ私はおかしくて、文部省は割と細かいことまでも一々いつも口出しをなさる。私は...全文を見る
○池坊委員 私が危惧いたしますのは、数が少ないと、どうしてもゆとりある学校というよりは大学受験のための学校、エリート校になってしまうのではないかと思うのです。そうすると、だれだってそこの学校に入れたいと思う。これは選抜の方法にも関係してまいりますけれども、どういう選抜を考えていら...全文を見る
○池坊委員 私、この学校でテストを行わないというのも、またいろんな問題をはらんでいるのではないかと思うのですね。例えば抽せん、面接、小学校の推薦、調査書、実技など、さまざまな方法を組み合わせるということでございますが、現実には、小学生に受験戦争を持ち込むというのは避けられない事実...全文を見る
○池坊委員 学校成績表がございますから、それを見れば、大体日常生活の中でどれぐらいのその子の水準かというのはわかるんだと思いますね。それこそが基礎になるのではないかと思うのです。つまり、当たった先生によって公平さを内申書というのは欠くと思います。だったらば、学校の成績表というのは...全文を見る
○池坊委員 内申書は、本人が見ることができるわけですか、見ることができないわけですね。私は、それが問題なんじゃないかと思うのです。今おっしゃったように、他人が自分をどう評価しているかというのは、客観的に自分を考える上で必要だと思います。ですから、自分のいい点は、ああ、こういうこつ...全文を見る
○池坊委員 内申書の問題は、言っておりますと時間がかかるのですが、ただ私は、この内申書というのは本当に子供に与える影響が大だと思いますので、文部大臣もちょっとお考えいただきたいと思うのです。  と申しますのは、くどいようですけれども、中学校というのは重要な成長過程の途上にあると...全文を見る
○池坊委員 実効性を伴わない理想のように感じますけれども、せっかくお書きになったのですから……。ただ、これが書かれましたからには、こういうのを理想として、それに近づく努力だけはしていただきたいというふうに思います。  次に、進路変更システムについて伺いたいのです。つまり、六年間...全文を見る
○池坊委員 カリキュラムについてお伺いしたいのですけれども、三年、三年で分かれておりましたのが六年間になることによって、重複してくるカリキュラムがあると思います。例えば算数とか物理なんかは、一緒になることによって省略をしていい科目がなされてくる。その授業内容の整理簡素化がされた分...全文を見る
○池坊委員 本来、中高一貫制の意義というのは、六年間で何を学ぶかということだと思うのですね。だから、中学は前期だ、高等学校は後期だ、それだったら今までのシステムと余り変わらないと思うのですよね。だから、六年間でダブつた分は省略する、だけれどもほかのもっと学びたいものを入れるという...全文を見る
○池坊委員 冒頭に文部大臣がおっしゃった選択肢の拡大というのは、私も必要だと思います。特に、日本人というのは選択の幅がない中で今まで生きてきたと思いますし、それは国際社会の中でこれから生きていく上で大きな弊害になっていくと思います。  その一つは、文部省がいろいろな締めつけをな...全文を見る
○池坊委員 さまざまな選択肢の中に中高一貫制があるように、私は、それと並行して、高校に行かない子供たちの受け皿というのも何か考えていただきたいなと思うのですね。  今、教育の荒廃が叫ばれておりますけれども、学校に行くということがもう受け皿になってしまっているから、それに外れた子...全文を見る
○池坊委員 幼児教育はこれからの人間形成には多大な影響を与えると思いますので、ぜひ文部大臣にそれの手だてをしていただきたいことを強く希望し、私の質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。
05月21日第142回国会 衆議院 本会議 第41号
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○池坊保子君 新党平和の池坊保子でございます。  私は、平和・改革を代表し、ただいま議題となりましたバーミンガム・サミットに関する総理報告に対し、質問させていただきます。  今回のサミットの主要課題は、まさに緊迫したアジア情勢にありました。昨年秋からのアジア全体に波及した経済...全文を見る
○池坊保子君(続) 私は、すぐに二つのことが頭をよぎりました。  一点は、橋本総理個人ではなく、日本の総理への招請なのだということです。二点目は、国内において弱体化している橋本内閣の参議院選挙後における保証を日本側から要請したのではないかということです。どちらにしても、何を言っ...全文を見る
05月29日第142回国会 衆議院 文教委員会 第15号
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○池坊委員 新党平和の池坊保子でございます。  教職員免許法の一部を改正する法律案について質問いたします前に、文部大臣はお時間の都合があると伺いましたので、先にちょっと質問させていただきたいと思いますのは、日本の将来に向けての言語政策をどのように考えていらっしゃるかということを...全文を見る
○池坊委員 これから国際社会の中で生きていくためには、まず自国の言葉をしっかりと理解し、そしてそれをしゃべることができる、言語というのは文化だと思っております。ですから、日本人が学校教育の中でまずやるべきことは、日本語の確立、それを文部省もこれから政策的にどんどん推し進めていただ...全文を見る
○池坊委員 ただいまの御答弁では、推進しなければならないということでいらっしゃいましたけれども、具体的に予算を立ててというようなお考えはないのでしょうか。  と申しますのは、最近十一万人を超す農村の外国人花嫁というのがいます。この人たちは、日本語の習得の国策がないから、各自が苦...全文を見る
○池坊委員 私は、こういう人たちは国際的な人的資源ではないかと思っているのです。もし彼らを国際的資源として活用すれば、例えば辞書をつくることもできる、それぞれいろいろな方々がいらっしゃるわけですから、その日常生活、細かいところの、インドネシアと日本との辞書とか中国と日本の辞書とか...全文を見る
○池坊委員 大臣も、今国際化というふうにおっしゃいました。国際交流というのは、何も日本人が英語を学んで、そして外国に出て交流することだけではない、外国から来た方をきちんと受けとめ、そして日本の言葉を知ってもらう、これもすばらしい、これこそが国際交流だと私は思うのですね。  空き...全文を見る
○池坊委員 努力をしていただくということをお願いして、先ほど申し上げました教職員免許法の一部を改正する法律案についてちょっと伺いたいと思います。  私は、基本的にはこれは賛成でございます。細部にわたってはちょっと不満かなというところもありますけれども、現場の学校が現在抱えており...全文を見る
○池坊委員 とりあえず教職に関する科目をふやさなければいけないので、じゃ、それは何が必要かというので入れたというような感じが私はするのですね。現実に、もし教師としての使命感を教えるならば、まず子供と触れ合わなければいけないし、使命感を幾ら教えましても、子供が嫌いな人間は、使命感を...全文を見る
○池坊委員 私、例えば継続して一カ月とか中学で教えたら、受ける生徒たちも、新しい先生が来て新鮮な何か感動を覚えて、そこでまた新しい交流というのも生まれてくるのではないかと思うのですね。ですから、それは、受け入れる学校への工夫というのをもうちょっとなさっていただきたいというふうに思...全文を見る
○池坊委員 大臣、もうお時間がおありだそうでございますが、最後に、この問題についてはどういうふうにお考えかを、大臣の御所感をちょっと伺いたいと思います。
○池坊委員 いい先生を採用するということも必要ですけれども、採用した先生の、いろいろな問題にぶつかって悩んだりなさるわけですから、その研修というのも今度必要ではないかと思います。  教員研修などを充実させている都道府県というのもふえていると聞いております。東京都では、子供を適切...全文を見る
○池坊委員 時間が参りましたので、最後に、教師のモラルの低下というのが今言われております。わいせつ行為に関連し懲戒処分や訓戒、諭旨免職の処分を受けた公立小中高校などの教員は、監督責任も含め、平成元年から五年度まで三十から四十人台だったのに、八年度は百十六人となっております。精神疾...全文を見る
09月18日第143回国会 衆議院 文教委員会 第3号
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○池坊委員 新党平和の池坊保子でございます。  大臣には、大臣御就任おめでとうございます。大臣は、中央教育審議会の会長として、生きる力、心の教育、中高一貫制、飛び入学導入等のすばらしい答申をなさいました。私は、多分そのすばらしい答申を今度は実行なさろうと思って文部大臣におなりに...全文を見る
○池坊委員 今のお話の中に、公的並びに民間施設の出席を出席扱いにするとおっしゃいましたけれども、具体的にどんな学校を指すのでしょうか、また、どんな連携をしていらっしゃるかをちょっと伺いたいと思います。
○池坊委員 私も、学校万能にはもう限界があるのじゃないか、さまざまな受け皿がこれから子供たちには必要だと考えております。  今おっしゃるように、学校法人というのは、校舎、校庭、教員人数とかに規制がございます。これからは、学校法人以外の、NPOとか、あるいは小規模で生徒たちの状況...全文を見る
○池坊委員 それは、学校等に準じて、学校に出ていれば、大検とかそういうのを取らなくても大学に入ることもできるということですね。そして、それは今全国にどれぐらい認められているのがあるのか、お聞きしたいと思います。
○池坊委員 多くの不登校の子供たちは、学校には行きたくない、でも友人はつくりたい、それから、自分の能力に合った勉強をしたいと望んでいるのだと思います。ですから、私は、学校という概念ではなくて、今のような千あるというのは、ちょっと私はその現場を見ておりませんので、どのような状態で千...全文を見る
○池坊委員 そうすると、このサポート校は学校とはみなされないということでございますね。何か、先ほどは、不登校の子供たちを集めて、学校法人ではなくてもそれに準じた学校に行けば、それは学校と同じ出席を与えるとおっしゃった。にもかかわらず、このサポート校は学校ではないというのは、大臣、...全文を見る
○池坊委員 この議論をしていると長くなるから、果てしなくなると思うのです。だけれども、その区別はつかないと思うのです。義務教育だからこれは学校に準じて出席を上げるということですか。つまり、不登校の子供たちを受けとめる、そして勉強を見てあげるということは、それに対して勉強に対する手...全文を見る
○池坊委員 何か釈然といたしませんけれども、理屈では負けますので、その理屈にかなうほどこれから構築して、もう一度出てまいりましょう。  では、その問題はそうとして、学校として認められないよということであるとしたならば、では、生涯学習の一環としてそれを認めることはできないのかとい...全文を見る
○池坊委員 ただ相談するだけでなく、積極的に、何かの効果があらわれる、そういう実績をぜひ上げていただきたいと思います。  私が先ほど申し上げましたのは、サポート校だけを保護するとかいうのではなくて、子供の居場所をたくさんつくってあげることが文部省並びに社会、そして親たちの責任で...全文を見る
○池坊委員 私は今までの経験上、よく勉強したいと思いますというのは何にもしないということの答弁であるというふうに感じておりますけれども、不登校児に対して大臣御自身はどのようにお考えかをお伺いしたいと思います。
○池坊委員 先ほど来の文部省の御意見を伺うと、抽象的にはいろいろなことが言えるけれども、不登校児対策について、何一つ実行に移すような施策はないということではないかとちょっと暗たんたる思いが私はいたしました。  例えば少人数クラスというのも、これは不登校の歯どめになるのではないか...全文を見る
○池坊委員 たくさん伺いたいことがございましたけれども、時間が参りましたので、今まで、すばらしい答申をなさった有馬中教審会長でいらっしゃいました。これからは実行の文部大臣と皆様が評価なさるよう、すばらしい実行に向けて頑張っていただきたいと思います。ありがとうございました。
12月11日第144回国会 衆議院 文教委員会高等教育に関する小委員会 第1号
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○池坊小委員 公明党の池坊保子でございます。  私は、大学審議会に二つのことを審議していただきたいとお願いしたいのです。  一つは、私は、大学の推薦制度の見直しをもう一度考えていただきたいのです。私は、大学の推薦制度が公明さや公正さや透明さを欠いているのではないかと思うのです...全文を見る