池坊保子

いけのぼうやすこ



当選回数回

池坊保子の2000年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月24日第147回国会 衆議院 文教委員会 第3号
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○池坊委員 公明党の池坊保子でございます。  今まで、各議員から大所高所の大変にいい教育の審議がされておりましたけれども、私は、ちょっと具体的に、先回の大臣の所信表明を受けて、初等中等教育の充実の中で触れていらっしゃいました子ども読書年について、また、健康教育の推進の中で、児童...全文を見る
○池坊委員 G8の中で、日本は唯一のアジアの国でございます。ですから、日本の主張のみならず、私は、アジアもさまざまな諸問題を教育問題の中で抱えているのではないかと思いますので、大臣は、この間中国を御訪問になり、中国の教育事情も御視察になったと存じますけれども、それらのアジアの問題...全文を見る
○池坊委員 これはいい機会でございますから、私は、日本がアジアの国々から、日本というのは教育立国なんだ、日本に学ばなければならないのだというふうな認識を持っていただきたいと思いますので、ぜひそのように方向づけていただきたいと存じます。  そして私は、このサミットに二つの提言をし...全文を見る
○池坊委員 あわせて、日本には、大臣の所信表明の中にもございましたように、数多くの伝統文化がございます。これは、道をきわめるということは、世界にはございませんで、日本が今まで大切にしてきたすばらしい、生きざま、そして人生の価値観ではないかと思っております。このようなことも、ぜひサ...全文を見る
○池坊委員 やっていければじゃなくて、ぜひこれはやっていただきたいというふうに思っております。(中曽根国務大臣「やります」と呼ぶ)  と申しますのは、これは厚生省が出しております中学校、高校に向けての小冊子でございます。これは九百五十万部刷っておりまして、保護者に向けてやってお...全文を見る
○池坊委員 ありがとうございます。  薬物防止のキャラバンカー、「ダメ。ゼッタイ。」というのがございます。これが大変に子供たちには好評でございまして、好奇心を駆り立てながら、どんなに恐ろしいかということが自然にわかるようになっております。これを小学校などで運用するのも私は確かな...全文を見る
○池坊委員 小学校では確かに成果を上げておりまして、一カ月の読書量が七・六冊というふうになっております。ところが、中学校になりますとこの教育が余りなされていないので一・七冊、高校生では一・三冊と激変いたしております。一カ月に一冊も本を読まなかった子供は、小学校ではたったの一一%な...全文を見る
○池坊委員 本年の五月五日に東京上野に国際子ども図書館が開館されます。大変に喜ばしいことではございますが、子供の読書環境というのはまだまだ未整備でございます。全国三千二百六十一の地方自治体の公共図書館設置率というのは何と四九%で半分でございます。そして村は一五・八%しかない。つま...全文を見る
○池坊委員 自治省に働きかけていただきたいと思います。と申しますのは、交付金でございますから、必ずしも図書館をつくらなければいけないということではなくて、私も調査をいたしましたところ、大変にばらつきがございます。図書館が必要だと思うようなところはたくさんできておりますが、そうじゃ...全文を見る
○池坊委員 生きる力とか心の教育、それからゆとりある教育と口で言うのは簡単ではございますが、具体的にどうするかということが問題であると存じます。  その一つに、私は、先ほども申し上げましたように、みんなが本を読むということは大切な要因ではないかと思っておりますので、ぜひこれを広...全文を見る
02月25日第147回国会 衆議院 予算委員会第四分科会 第1号
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○池坊分科員 公明党の池坊保子でございます。  厚生大臣並びに政務次官には、たくさんの要望並びにお聞きしたいことがございますので、多少取りとめもなくなってしまうかもしれませんけれども、まず最初に、青少年薬物乱用防止啓発事業についてお伺いしたいと思います。  我が国における薬物...全文を見る
○池坊分科員 今の政務次官の御見解を伺った上で、私要望したいと存じます。  家庭と学校の連帯対策というのが私は大変大切ではないかというふうに思っております。補正予算をいただきまして、厚生省は、このような薬物乱用防止の小冊子を九百五十万部、中学、高校にお配りになりました。これは保...全文を見る
○池坊分科員 ビデオの配布とこういう小冊子の配布とともに、「ダメ。ゼッタイ。」というキャラバンカーがございます、このキャラバンカーが大変有効でございまして、小学校なんかに参りますと、知らない間に好奇心をかき立てられながら、見終わった後でいかに薬物に汚染されることが恐ろしいかという...全文を見る
○池坊分科員 大変うれしい御答弁をいただきましたが、私は、麻薬の防止は継続的に行わなければならない仕事だと思っております。補正予算がつきましたけれども、それで終わらせるのでなくて、私もずっと言い続けておりますのは、継続しなければ意味がないので、必ずや継続して事業を行っていただきた...全文を見る
○池坊分科員 今よりももっとたくさんそういう施設ができる方向だというふうに解釈してよろしいのかと存じます。  私は、一つには情報公開の徹底をしていただきたいと思うのです。保育園というのは今自由に入れるようになりましたけれども、どこにどんな保育園があってということはわかりかねてお...全文を見る
○池坊分科員 私が質問いたしましたのがちょうど児童福祉法一部改正のときでございまして、それ以後遅々として進まないのが現状ではないかと思いますので、ぜひこれを推し進めていただきたいと思います。  それから、四月から保育園というのは規制緩和になってまいります。預ける方にとりましては...全文を見る
○池坊分科員 それともう一つ、保育園と幼稚園の一元化というのはもう言われて久しい問題でございます。  言うまでもなく、保育園は厚生省であり、幼稚園は文部省でございますが、私は、保育園を見直す時期に来ているのではないかというふうに思っております。  保育園というのは、児童福祉法...全文を見る
○池坊分科員 ぜひこれは、大臣、政務次官、御就任の間にもっともっと進めていただきたいというふうに、子供を持っている祖母といたしましては深くお願いしたいところでございます。  今おっしゃいました子育て支援総合センターについてなんですけれども、例えば私の住んでおります京都ですと、昨...全文を見る
○池坊分科員 ぜひそれを望みたいと思っております。  次に、児童手当の拡充について、ちょっとこれは要望もございます。  公明党が主張しておりまして、三党の合意によって、このたび三歳まででございました児童手当が六歳までに拡大されましたことは大変うれしく思っておりますけれども、他...全文を見る
○池坊分科員 ぜひ、マスコミの意識が変わりますように、マスコミや国民の方々が正しく認識してくださるように、厚生省からもこの実情を御説明いただきたいというふうに私は思っております。  と申しますのは、九八年度文部省調査によります一人当たりの教育費総額というのが出ておりますが、幼稚...全文を見る
○池坊分科員 はい。  袋を持ってスーパーに行くというのがございますので、ぜひこれをしていただきたいとお願いして、私の質問を終わらせていただきます。  ありがとうございました。
03月23日第147回国会 衆議院 青少年問題に関する特別委員会 第4号
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○池坊委員 公明党の池坊保子でございます。  私は議員になりましてから四年間、児童虐待にかかわってまいりましたので、この四年間の推移を見ますときに、四年前に比べたら随分とマスコミも注目をし、そして行政の方々の対応も、道半ばではありますけれども、よくなりつつあるのではないかという...全文を見る
○池坊委員 身上監護権の一時停止は養護施設だけでなくて、現場の中では、医療機関に預けたときに、もしこれがあったならばもっとスムーズに拒否をして治療に専念できるのにという声もございますが、飯島参考人、そのようなことにはどうでしょうか。
○池坊委員 民法第八百二十二条の懲戒権については、先ほど広岡参考人も、しつけと虐待との整理がきちんとできないのでそれは廃止してほしいというお声でございました。  大久保参考人は、もし懲戒権がなかったならばもっと子供たちを速やかに救出できるのにというようなことに遭遇されたかどうか...全文を見る
○池坊委員 同じ質問を、飯島参考人お願いいたします。
○池坊委員 私は、懲戒権というのはもう古いのではないかというふうに思っているわけです。現実に、八百二十二条に書いてございます懲戒場というのはもうないわけですから、八百二十二条の懲戒場というのは絶対に廃止すべきで、現実に存在していないものが書いてあるというのは本当におかしなことだと...全文を見る
○池坊委員 私は、加害者も深い傷を負っている場合も多く、また世代間連鎖犯罪ということもございますから、加害者もまた被害者であるということはあるとは思いますけれども、児童虐待というのは明確な犯罪ではないか、そして、もし死亡させた場合はこれは殺人なのではないかというふうに考えておりま...全文を見る
○池坊委員 児童虐待というのはさまざまな問題をはらんでいるのだと思います。例えば、この間、兄弟が母親を殺しました。あれもネグレクト、結果的には児童虐待で、母親が子供たちに食事も与えなかった。それに対して子供たちが憤って母親を殺してしまった。母親も被害者であるならば、私は、それ以上...全文を見る
○池坊委員 先ほども申し上げましたように、日本の場合にはおかしな、プライバシーの侵害に対して微妙にみんなが神経質になっているのではないかと思います。  先ほど広岡参考人がおっしゃいましたように、母と子の引きこもりというのが、例えば、京都で去年の暮れに校庭で子供が殺されましたけれ...全文を見る
○池坊委員 私は、政治家のなすべきことは、まじめで誠実に生きている人たちの生命と財産を守ることにあるのではないか。子供は大切な日本の宝ですから、その子たちの生命を守ることなくして政治家の使命はないのではないかというふうに思っておりますけれども、最後に、現場にいらして、これだけは言...全文を見る
○池坊委員 皆様方のお声をしっかりと心に受けとめ、政治家は何をなすべきかを考えて頑張っていきたいと思います。ありがとうございました。
04月20日第147回国会 衆議院 青少年問題に関する特別委員会 第6号
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○池坊委員 公明党の池坊保子でございます。  今、民主党の田中甲さんから、民主党は法案をきちんとつくってあるというお話でございました。私ども公明党も、時間をかけまして、法制局の協力を得てしっかりとした法案をつくっておりますが、与党との関係がございますので、それを大切にし、今はこ...全文を見る
○池坊委員 千利休のお言葉を引用していただきましたので、ちょっと私も申し上げたいと思います。  先ほど、古いから美しいのではないという高橋参考人のお言葉でございました。私もそう思います。私は、六百年続きました伝統文化の一つである生け花を伝承してまいりましたけれども、それは同じ形...全文を見る
○池坊委員 児童虐待防止のための対策が必要だというふうにお考えと受けとめてよろしいのでございますね。  それでは、次の問題に移りたいと思います。  私、奥山参考人並びに森田参考人にお伺いしたいのですけれども、私は加害者のケアも大切だと思うのですけれども、ちょっと悲観的でござい...全文を見る
○池坊委員 よくわかりました。奥山参考人がおっしゃったように、里親制度というのは、私ももっと積極的に進めたらいいのではないかと思います。  日本人の場合には血というのを大切にいたしておりますけれども、アメリカに行って、お嬢ちゃまを見て、お母様似ていらっしゃらないわねと言ったら、...全文を見る
○池坊委員 ボランティアの活用については、奥山参考人はどのようにお考えでしょうか。
○池坊委員 里親制度にしても、それから実母、保護者あるいはその周辺の人たちの児童虐待を見ておりましても、かつては地域社会とかおじいちゃん、おばあちゃん、親戚の人たちが手をかしたさまざまなことを、今は一身に保護者が受けなければならない。そういう責任の重さと閉塞状態が虐待を生んでいる...全文を見る
05月16日第147回国会 参議院 法務委員会 第14号
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○衆議院議員(池坊保子君) 今の御質問にお答え申し上げます。  私のもとにもたくさんのそのようなファクス等、御意見を伺いました。  ただ、この第二条第三号においては、子供が登校を希望しているにもかかわらず登校させない場合にはこれに該当するわけでございまして、今、委員がおっしゃ...全文を見る
○衆議院議員(池坊保子君) そのように考えております。
○衆議院議員(池坊保子君) 児童相談所が判断した場合には、児童相談所は行政機関でございますので、不服でございましたら行政不服審査法の適用があると考えられます。また、それ以外の施設の長の場合については、児童相談所が中心となって適切な解決を図ると思います。  親が一時的な感情で子供...全文を見る
○衆議院議員(池坊保子君) 児童福祉法第二十八条に基づく入所措置は、家庭裁判所が客観的な判断に基づいて親子分離の措置が必要と判断した場合ですので、そのように判断された場合には、その判断に従い、専門的な判断に基づく措置解除が適当と認められるときまでは様子を見ることが児童の適切な監護...全文を見る
○衆議院議員(池坊保子君) 今、委員がおっしゃいますように、警察の果たすべき役割は国民の安全と身体を守ることでございますから、子供並びに子供を守る人の安全を守るために援助が必要だというときには当然援助すべきというふうに思っております。  今まで警察が民事不介入で援助を余りしてこ...全文を見る
○衆議院議員(池坊保子君) 今、委員にお褒めの言葉をいただいて、大変うれしゅうございます。  確かに、おっしゃるように連鎖犯罪を防がなければいけないという強い強い願いがございましたし、また子供たち、弱い者を救わなければならないというその熱意だけに動かされて今日を迎えることができ...全文を見る
○衆議院議員(池坊保子君) 私は、個人的には、懲戒権というのは親が養育する権利ですけれども、これは責任、義務というふうに考えて、権利というのはむしろおかしいのではないかというふうに考えております。イギリスなどでは、これは権利から責任というふうに変わりましたし、それから、各国の事情...全文を見る
08月04日第149回国会 衆議院 文教委員会 第2号
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○池坊委員 公明党の池坊保子でございます。  大島文部大臣には、大臣御就任おめでとうございます。  大臣にはさまざまなことを伺いたい思いがございますけれども、何分にも限られた時間でございます。例えば、教育基本法の足りない部分、つけ足したい部分はたくさんあるけれども、では十一条...全文を見る
○池坊委員 現在、幼稚園には百八十万人の子供が通っております。認可の保育園には百二十万人、そしてこの間虐待で死んだ子供たちがおりますような認可外に通っております子供たちは十一万人、三歳、四歳、五歳でございます。つまり、十一万人の子供たちは、余り教育の観点から、お遊戯をしたりいろい...全文を見る
○池坊委員 文部大臣が内容は変わりがないのだよとおっしゃるならば、私はなおのこと一緒にしていただきたいというふうに思うわけでございます。  青少年に関する特別委員会で児童虐待防止法を成立させました。それにかかわってまいりました者たちすべては、党派を超えまして、最初は厚生省も児童...全文を見る
○池坊委員 この二十五条十二号を拝見いたしますと、あるいはこれは義務ではなくて法律規定ではないかというふうに思っておりますので、これは文部大臣がしていただかなければできないことでございますので、ぜひ御英断を賜りますように。これは子供たちを持っている若い母親の現場の声というふうに考...全文を見る
○池坊委員 教育基本法を見直すことも大切でございますが、その前に、やはり一番基礎をしっかりとしなければ教育にはならないと思います。私は、初等教育がしっかりしていなければ、幾ら大学でいろいろな改革をしようが、あるいは少人数の教室をつくろうが、それは出発で誤ってはならないというふうに...全文を見る
○池坊委員 例えば幼稚園と保育園には違いもございます。設置基準も違います。幼稚園ですと、運動場があったりプールがあったりいたします。  ですから、私が申し上げたいのは、緑があったり、あるいは水があったり、お砂場で遊んだりすること、そういうことが、例えばスポーツ、体育のことに関し...全文を見る
○池坊委員 ハード面の違いは、これは調べて私はわかっております。むしろ私は、心の問題で、それがどのような影響を与えるのかな、運動場があって、お水があって、太陽を浴びている子供たちと、そうじゃない子供たちとの違いがあるのかなというのは、それも関係してくると思いますので、ちょっとそう...全文を見る
10月13日第150回国会 衆議院 法務委員会 第3号
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○池坊委員 公明党の池坊保子でございます。  本日は、三人の参考人の方から大変よいお話を伺うことができ、ありがとうございました。  私は、数年前から、少年犯罪被害当事者の会を初めとして、被害者の方々のお話を聞く機会が多くございました。先ほど瀬川先生がおっしゃいましたように、そ...全文を見る
○池坊委員 瀬川先生は雑誌の中で、被害者の法的地位は憲法上被害者の権利として明確に認められたものなのか、それとも福祉的な観点から被害者に一定程度認められたものなのか、少年審判では少年の健全育成という理念が避けては通れない壁として立ちはだかっている、この壁を壊さずに乗り越えなければ...全文を見る
○池坊委員 被害者と加害者のかかわりに関しましては、例えばアメリカやノルウェーのように、少年審判や裁判以外の場で被害者と加害者が直接話し合う場を導入している、そういう制度の導入はどうかとかいろいろ伺いたいことがございますけれども、時間がございますので、ちょっと視点を変えまして、非...全文を見る
○池坊委員 千葉参考人にちょっとお伺いしたいのですけれども、子供たちと接することが喜びであるというようなことを何かで私拝見いたしました。私も子供が大好きでございまして、八歳の子供には、人生において取り返しのつかないことはたった一つを除いては決してないのよ、一つの例外は何かといった...全文を見る
○池坊委員 最後に、少年法改正に私も多少携わってまいりましたけれども、これは単に子供たちに刑罰を与えるのではなくて、二十一世紀の日本を支えていく宝である子供たちが、被害者の遺族も含め、また、罪を犯した子供たちもこれから更生し、そして日本の、あるいは社会に役立って、みんなが手をとり...全文を見る
10月17日第150回国会 衆議院 法務委員会 第4号
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○池坊委員 公明党の池坊保子でございます。  四人の参考人の方々からは、大変意義深いお話を胸を熱くしてお伺いいたしました。  私は、少年審判のあり方並びに被害者の人権の主張から、数年前から少年法改正を強く望んでまいりました。  神戸少年事件のとき、私は、少年法六十一条で加害...全文を見る
○池坊委員 日常生活の中で多くの子供たちと接していらっしゃる河上先生にお伺いしたいと思います。  私は、今まで、余りにも基礎のできていない子供に対して、善悪の区別を初めとして、人間として守るべきことを教えてこなかったことのツケが現在の学級崩壊と言われるような現象を生んできたので...全文を見る
○池坊委員 この少年法改正の論議の中で、私も与党プロジェクトの一員として参加いたしましたけれども、ほかの方面の方々から言われます厳罰化という意見に対して、きちんとした子供たちの更生を考えることが必要なんであって、それは何も子供たちに罰を重くするということではなくて、自分のしたこと...全文を見る
○池坊委員 時間が参りました。  最後に、この少年法改正は、二十一世紀を支える少年たちのすべて、被害者も加害者も含めて、その子供たちの健全育成の観点から私たちが一生懸命考えましたことを、決して加害者の厳罰化などというのとは私たちの精神がほど遠いことを理解していただきたいと願い、...全文を見る
11月09日第150回国会 衆議院 青少年問題に関する特別委員会 第2号
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○池坊委員 公明党の池坊保子でございます。  昨今の青少年犯罪は、数十年前では考えられなかったような、私たちの想像を絶する、理解しがたい犯罪がふえております。また、片方では、そのような突出した凶悪犯罪とは別に、普通の子供たちが十三万人も学校に行くのが嫌なんだと。あるいはまた、い...全文を見る
○池坊委員 法律をつくりますのは政治家の役目でございますから、これは特に私ども女性が中心となって頑張って、有害図書規制法とかあるいは有害ビデオ規制法というようなものをつくれたらいい、それの目的に向かって頑張っていきたいと思っておりますけれども、総理府の方でまずそういうことに関する...全文を見る
○池坊委員 総理府は積極的に何を行動するかというのが余り見えてこないので、これは私たちの責任でやらなければいけないということを強く思っているところです。  昨年の総務庁の報告によれば、ゲームなどの暴力シーンや残虐な表現に接する機会が多い子供ほど暴力を振るったり非行に走る割合が高...全文を見る
○池坊委員 報告の解釈は私もできますので、していただかなくてもいいんですね。  それで、報告書だけできたらこれで終了したんだ、事足りたというのではなくて、報告書が私は出発点だと思うんです。ですから、その報告書を踏まえて、では、どういうふうに行動を起こし、どういう結果を出すかとい...全文を見る
○池坊委員 霞が関は、何かできない、不可能だということの理由づけが天才的だとおっしゃった方がいらっしゃいますけれども、やってみなければわからないのですから、マイナス要因ばかりをするのではなくて、まずプラス要因を考えて、出発を恐れずに変革していくことが必要と私は思いますけれども、文...全文を見る
○池坊委員 Vチップについては、郵政省と文部省が連携をとって、これからぜひ導入の方向に向かっていっていただきたいというふうに私は願っております。  そして、今、郵政省の方からレーティングのお話が出ました。言うまでもなく、諸外国ではレーティングを導入しているところが多いです。アメ...全文を見る
○池坊委員 レーティングについては、もっと検討して、やはり何らかの方策をぜひしていただきたいと私は思います。  先ほどから自主規制、自主性というのがもう何回となく発言されました。私も、自主規制になればそれにこしたことはないわけです。でも、だめな部分に対しては、やはり毅然として取...全文を見る
○池坊委員 消費者代表、母親の立場あるいはPTA、こういう方々が倫理委員会に入らなければ倫理委員会の意味は全くないと私は思います。  それからまた、倫理委員会でチェックされたものに対しては販売をしないとか何らかの規制がなかったら、倫理委員会というのはただのお飾りでしかないと思い...全文を見る
○池坊委員 時間が参りました。  大人たちの指導のやり方によって、子供たちに大きな影響を与えていくわけです。二十一世紀を支えるのは、言うまでもなく子供です。ですから、大人たちは、きめ細やかに、子供をいい意味で指導していく、アドバイスしていく、そういう責任があると私は思います。 ...全文を見る
11月10日第150回国会 衆議院 文教委員会 第2号
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○池坊委員 公明党の池坊保子でございます。私は、今まで教育行政について質問することが多かったのですが、きょうは文化行政について質問させていただきたいと思います。  先日、公明党は党大会をいたしまして、その折、劇作家の山崎正和さんをお呼びしたのですが、そのときに、こんなお話をなさ...全文を見る
○池坊委員 大変心強い大臣の御所見を伺いましたので、では具体的に、芸術文化における環境整備のための財政支援についてお伺いしたいと思います。  芸術文化を発展させていくためには、言うまでもなく、全国各地において、国民が生涯を通じて芸術文化を身近に感じ、個性豊かな文化活動を活発に行...全文を見る
○池坊委員 各国から比べますとまだまだ足りませんけれども、いつも言い続けております成果が出てきたと、私は大変うれしく思っております。これに引き続いて、公共工事からもぜひ文化予算の方に引っ張っていただきたいというふうに思っております。  言うまでもなく、大臣も御存じのように、こと...全文を見る
○池坊委員 児童手当もそうなんですけれども、文化予算も、先進国並みとまで行きませんけれども、せめて先進国に近いところまで予算をとりたいと思いますと、私ども公明党が申しますと、すぐ、ばらまきだという批判を受けたりするのですけれども、しっかりともし調査していただいたら、日本は少ないの...全文を見る
○池坊委員 芸術文化がすぐに経済不況のあおりを受けるということは、日本がそれだけ精神文化において貧しいからなのではないかと、私は大変がっかりいたしております。  さまざまな伝統文化が今日まで続いてまいりましたのは、たとえ経済的な不況に遭っても、また戦争に遭っても、食べることに事...全文を見る
○池坊委員 今まで行政が文化と申しますと、そのソフトの部分よりもハードの、公立文化会館をつくるということばかりに注がれてきたと思います。十分とは言えませんけれども、公立文化会館というのは大体地域社会の中でそれぞれにあるのではないかと思いますが、大切なことは、それをどういうふうに充...全文を見る
○池坊委員 今おっしゃいましたように、これから大切なことはハードではなくてソフトの部分だと思いますから、それはやはり文部省がリーダーシップをとりまして、地域のいい意味での活性化の場をつくる、拠点となるような努力をしていっていただきたいと存じます。  最後に、若手芸術家の育成とい...全文を見る
○池坊委員 鈴木総括政務次官がクラシックが大好きだと伺えて、大変うれしゅうございます。私も音楽は大変好きでございまして、政治家になりましてちょっとがっかりいたしましたのは、政治家の方で芸術や文化に造詣の深い方が少ないのではないかと思ったことでございますが、決してそうではないという...全文を見る
11月16日第150回国会 衆議院 青少年問題に関する特別委員会 第3号
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○池坊委員 公明党の池坊保子でございます。  私の四年間の政治生活の中で、私が最も喜びを感じ、そして充実感を感じたのは、この委員会で児童虐待防止法を成立させたことでございます。  先ほど田中委員からもお話がございましたように、この委員会は新しくできた委員会だし、そこで新法をつ...全文を見る
○池坊委員 警察はどういうふうな対応をしていらっしゃるか、ちょっと手短にお教えいただきたいと思います。
○池坊委員 おっしゃったことを、文章だけでなく、必ずやっていただきたいというふうに思っております。  私は、保健所を中心とした合同チームをつくったらどうかというふうに思っておりますので、厚生省の方は、ぜひそういうことも検討していただきたいと思います。  それから、実際の問題に...全文を見る
○池坊委員 今おっしゃったように、地方交付税として出ておりますが、それをすべてこのような問題に使うとは限らないわけですから、国の指導というのが大切だと思いますことと、やはり今地方自治体というのは財政難にあえいでおりますから、どうしてもこういうところが削られていくんです。ですから、...全文を見る
○池坊委員 私は恩寵園の虐待を受けた子供たちとの交流を図りましたけれども、その子供たちが何度も県に訴えているんですね。訴えているにもかかわらず、却下されてしまったという事実。養護施設に入っている子供たちというのは、いろいろな傷を負った子供たちです。虐待を受けた子供とか親に遺棄され...全文を見る
○池坊委員 大人の犯罪に対しては疑わしきは罰せずでいいと思いますけれども、子供の虐待に関しては、ちょっとでもおかしいならば調査をするという気持ちでないならば、私は、通告の義務というのが課せられても、これを徹底することは本当におぼつかないのではないかと思います。ですから、これをぜひ...全文を見る
○池坊委員 児童福祉法の大家でいらっしゃる吉田先生は、大都市では今の児童相談所の職員数では処理が追いつかない、対応できていない、児童虐待防止法は、国や地方自治体が今後どう対処していくかの仕組みをつくった法律であり、本格的な対応はこれからどう運用していくかというふうに述べていらっし...全文を見る
11月17日第150回国会 衆議院 文教委員会 第4号
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○池坊委員 公明党の池坊保子でございます。  本日は、お忙しい中、四人の参考人の先生方には、お出ましいただきましたことを心より感謝申し上げております。ありがとうございます。  私は、今出ました教育基本法についてどのようにお考えかをお一人ずつお聞かせいただけたらというふうに思っ...全文を見る
○池坊委員 理念を目標にし、そこに向かってどういう実効性をもって行動していくかというのは、その時代時代に生きている人間の強靱な意志と理性ではないかというふうに私は思っております。  この教育基本法については私ももっとたくさん申し上げたいことがございますけれども、時間がございませ...全文を見る
○池坊委員 先生も御存じのように、小学校受験でつまずいている子供たちというのが結構ございまして、それが不登校の原因にもなっておりますので、これは慎重を期していただきたいと思います。  社会奉仕などについても、私は、この義務化というのは小学校、中学、高校まではやはりやるべきという...全文を見る