井坂信彦

いさかのぶひこ

小選挙区(兵庫県第一区)選出
立憲民主党・無所属
当選回数3回

井坂信彦の2015年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月30日第189回国会 衆議院 予算委員会 第3号
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○井坂委員 神戸から参りました、維新の党の井坂信彦です。  本日は、予算委員会ですから、財政に関して大きく二つお伺いをしたいと思います。  一つ目は、社会保障費の問題、特に介護報酬のことについてお伺いをいたします。  昨年の予算委員会では年金の議論をさせていただきました。そ...全文を見る
○井坂委員 事前に計画書を出して、それで介護報酬の一・六五%に当たる処遇改善加算というのをもらって、それを賃上げに充てなければいけない、こういうルールであるというふうに理解をしておりますが、この計画書と報告書も、よくよく見ますと、本当にこれでいいのかなと思うところがあるわけであり...全文を見る
○井坂委員 ちょっといろいろ怪しげな感じがするんですが、時間も問題ありますので、引き続き委員会などで議論させていただきたいと思います。  くれぐれも、賃上げのために出した補助金が賃上げ以外のことに使われるということがないように、しっかり執行のチェックを徹底していただきたいという...全文を見る
○井坂委員 いろいろおっしゃいましたけれども、要は、一番最初におっしゃった、そもそも収支差、いわゆる民間企業でいうところの、毎年の利益が八%、九%出ているからこれぐらい削っても大丈夫なんだろうというのが、私がお尋ねしたことに対する答弁だというふうに思います。そこは、やはり私は丁寧...全文を見る
○井坂委員 事業継続ができない事業所が出るなどとなったら、これは本末転倒ですから、しっかり、丼勘定みたいな、全部一律、平均でというようなことはくれぐれもないようにしていただきたいということだけ申し上げておきます。  テーマは二つ目に移りまして、補正予算そのもののことを総理にお伺...全文を見る
○井坂委員 ちょっと、時間がありますので飛ばします。  お配りした資料の、下に四と書いてあるページをごらんいただきたいと思います。  今回の補正予算でいただいた資料の事業項目のうち、既に、去年八月の概算要求、本予算でやりたいですよという要求にのっていた事業の本数の割合でありま...全文を見る
○井坂委員 結構大きいという曖昧な話でありますけれども、私は、やはり補正は、原則、財政法に基づいて最低限まで抑えるべきだ、特に、今、財政規律が一番必要とされる時期でありますから、この基本線を外すべきではないと申し上げたいと思います。  景気効果も不透明、特に測定も、甘利大臣が先...全文を見る
02月23日第189回国会 衆議院 予算委員会 第8号
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○井坂委員 神戸から参りました維新の党の井坂信彦です。  本日は、総理以下全大臣がおられる基本的質疑の日ですので、複数の省庁にまたがる中長期的な重要課題について議論をさせていただきたいと思います。  突然ですが、今お配りをした資料、漫画の「サザエさん」の波平さんの年齢は何歳ぐ...全文を見る
○井坂委員 賛否両論ある話ですし、社会保障や労働法制にも大きな影響がございます。しかし、昨年十一月に出された経済財政諮問会議の下の「選択する未来」委員会の報告書にも同じようなことは実は書かれております。高齢者の定義見直しをした場合としない場合とで何がどう変わるのか、こういったこと...全文を見る
○井坂委員 基本的な方針は変えないという御答弁でありました。  しかし、実習生制度にしても、では、国際貢献といいながら、現実は、中国の実習生ばかりに日本の技術をお伝えして、中国に持ち帰って現地で生かしていただく、こういう国際貢献を安倍政権が熱心に今取り組まれている、こういう形に...全文を見る
○井坂委員 総理がおっしゃったとおり、例えばロボットであれば、ロボットに置きかえられてしまう側の労働者ではなくて、そのロボットをつくり、またロボットを動かす側の労働者を日本でもつくっていくんだ、こういうことであります。  このオックスフォード大学の論文、英語で七十ページぐらいあ...全文を見る
○井坂委員 今総理がまさに教育、人材育成のことについても触れられましたので、ちょっと飛ばして、そちらの方を先にさせていただきます。  このオックスフォード大の論文では、コンピューターやロボットで取ってかわられにくい能力というものも研究をしています。  もう一枚めくって、四枚目...全文を見る
○井坂委員 ありがとうございます。  もう一点、私が何度もこだわって質問をしております高度人材ポイント制についてお伺いします。  こういうクリエーティブな人たち、内部で育てるお話を今議論させていただきましたが、一方で、世界は、単純労働者の受け入れは絞っていく、しかしこういうク...全文を見る
○井坂委員 総理が今答弁で優秀なとおっしゃるところに、今までのところ日本の制度では、研究者として優秀、ビジネスマンとして優秀、この物差ししか制度上ないんですね。  確かに、クリエーティブ人材でも、それは修士号、博士号を取っているクリエーティブ人材もいますから、そういった方は今の...全文を見る
○井坂委員 ありがとうございます。  総理が常々おっしゃる、企業が世界一活躍しやすい国、この考え方の中に、企業だけでなく、クリエーティブな個人が世界一活躍しやすい国、そして都市、こういったところをともに目指していきたいなというふうに思いますので、ぜひよろしくお願いをいたします。...全文を見る
02月27日第189回国会 衆議院 予算委員会 第11号
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○井坂委員 神戸から参りました維新の党の井坂信彦です。  本日は経済と財政に関する集中審議ですので税金について議論をしたいと思いますが、冒頭に、先ほどの江田代表との質疑の中で一点だけ、文書通信交通滞在費について、少しだけ総理にお伺いをしたいと思います。  あの有名な号泣県議は...全文を見る
○井坂委員 総理は二言目には、民主主義の根幹にかかわるから、あるいは議員活動の根幹にかかわるから、この一点張りで逃げていかれるわけでありますが、お伺いをしたいのは、単なる文書通信交通滞在費の使い道を公開しましょうという御提案であります。これを公開することでなぜ議員活動の根幹にかか...全文を見る
○井坂委員 地方議員の活動経費、いわゆる政務活動費も、地方自治法百条十五項で、地方議員は条例の定めるところにより政務活動費の収支報告を議長に提出するものとすると。どういう報告の仕方になるかは条例で定めるわけでありますが、とにかく使い道は報告と、当たり前の法律になっているわけであり...全文を見る
○井坂委員 透明性とおっしゃった総理がこの点に関しては大変歯切れの悪い御答弁で、私は残念に思うところであります。ふだんは大変力強いリーダーシップを発揮して、この議場でもちょうちょうはっしの議論をされておられる総理でありますが、事議員が身を切る改革、ましてこの文通費の公開などは、身...全文を見る
○井坂委員 残念ですが、税金の議論に移りたいと思います。  租税特別措置について伺います。  これは、簡単に言えば、税金の特別割引のようなものであります。いろいろな政策目的を持って、現在、財務省の報告書によれば、百二十九種類ありまして、合計一・二兆円の租税特別措置があるという...全文を見る
○井坂委員 見直しや廃止とおっしゃっているんですが、しかし、制度の期限が来ても、これはどう見ても要らないだろうと、件数的に見れば、あるいは中身を見ても、そんなものも、やや縮小するけれども延長というものが非常に多いですから、厳しく見直していただきたいと思います。  次に、今ちらっ...全文を見る
○井坂委員 今おっしゃったような、確かに、質の向上、三百億円積んでいる部分もあるんですが、一方で、一千百四十億円減らして、やはり差し引きで減税の規模は八百億円減ってしまっている、ここを問題にしておりますので、ぜひまた御検討いただきたいと思います。  もう一つ、税金で議論をしたい...全文を見る
○井坂委員 お聞きしたことに端的にお答えいただきたいと思いますが、この制度には結婚格差が開く効果しかないのではないですかということですから、この制度に関してはいかがですか。
○井坂委員 確かに、年配の方が貯金をしておられて、そのお金がなかなか若い世代におりてこない、そして現実の経済の中でお金が表に出てきて回らない、だからそれを引っ張り出すんだ、こういう政策は、そういう側面はわかるんですが、しかし、その手段としてこれをやると、結局、豊かなお年寄りから豊...全文を見る
○井坂委員 総理がいろいろおっしゃった、例えば育児休業とかそういった話は、別に所得制限のない話でありますから、みんなが使える制度で、いい制度だと思うんです。  ただ、一方で、この贈与非課税というのは、やはり非常に資産がある家庭だけを対象にされた税の減免です。こちらだけやって、あ...全文を見る
○井坂委員 全員に適用される政策と、特定の方々にしか適用されない政策を分けて考える必要があると思います。  小中学校が公費で手厚くされている、これは、豊かな家庭の子であっても全員に適用される公費でありますから同じ高さなんですね。そこに、豊かなおうちの子だけが贈与非課税でさらに同...全文を見る
○井坂委員 結婚・子育て贈与、あるいは教育資金贈与、これを非課税にするというのは、間違いなく、一定の層のおうちに、これは現にもう七千億円お金がおりているわけですから、こういうおうちの方だけ教育資金が子供一人当たり七百万円平均で裕福に使えるようにもうなっているわけですね。こういうこ...全文を見る
03月02日第189回国会 衆議院 予算委員会 第12号
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○井坂委員 神戸から参りました維新の党の井坂信彦です。  維新の党は、本日、男性デーということで、男性の二番バッターとして質疑をさせていただきます。  まず、政治とメディアの関係について、官房長官に伺います。  「安倍政権への批判後退か、メディアの自粛ムード強まる」、こうい...全文を見る
○井坂委員 建前では、もちろん憲法も何も変わっておりませんし、そういうお答えだろうと思うんですが、まさにこのくだんの記事に、「政府に対する批判は大幅に減少したのではないか」、こういうことまで書かれてしまっているわけであります。まあ、事実かどうかわかりませんよ。ただ、こういった文字...全文を見る
○井坂委員 この同時再送信に関しては、通信ということですから、放送受信設備ではないので、今のままでいくと受信料の対象にはならないというふうに理解をしております。  なぜ会長にお聞きするかといいますと、まさに、この同時再送信をNHKで実行したい、実現したいということに、経営トップ...全文を見る
○井坂委員 まさに今、会長が答弁いただいた点は、実は、この同時再送信を今回、経営計画に入れ込むのか入れ込まないのか、もう随分前から議論される中で、結局、これをやろうとするとこういう問題が生じるということで、随分議論があった点ではないかなというふうに思います。  今回、経営計画に...全文を見る
○井坂委員 実施基準では確かにそういうことになっているんですけれども、もともとの、法律の八十三条は広告放送の禁止、あと、本来の趣旨としては、やはり特定のスポンサーがNHKについてしまって、そのスポンサーの意向とか、そういったものを仮にもNHKがそんたくしたり、それに左右されること...全文を見る
○井坂委員 会長は、同時再送信ということで、ネットによるコンテンツの提供を大幅に強化したいと経営計画に書かれております。しかしながら、その財源をどうするのかということに関しては、まだ今後の課題とはされながらも、しかし無料にはさすがにできないだろう、さりとて、今申し上げたように、私...全文を見る
○井坂委員 受信できる設備があれば、それはもう契約を結ばされてしまう、そういう法律になっているんですが、これは電波なので、それを受信したくなければ受信できる設備ではなくする、スクランブルをかけるということですけれども、そういうことぐらいあってもいいのではないですかということなんで...全文を見る
○井坂委員 総務大臣に同じことをお伺いします。  立法政策上の問題であるという、最終的に御答弁でしたので、これは法律的にはやれば可能だと思うんですね。技術的にももちろん可能なことだと思うんですけれども、むしろ経営上の問題があるかなと思って会長と議論させていただいたんですが、立法...全文を見る
○井坂委員 放送が見られることの、サービスの対価としての受信料ではないというお考えで、確かに事前にそのように承っております。  ただ、やはり私は、納得がいかないのは、地上波に関しては、私はそのお考えに賛成であります。しかし、一部の難視聴地域を除いた地上波が見られる地域で、なおか...全文を見る
○井坂委員 皆さんが払ってくださればとおっしゃるんですが、しかし、現実はもう取り切れない。しかも、本当は、ワンセグを取れと言っているんじゃないですよ、ただ、法律に厳格にやるんだったら、ワンセグ機能のある携帯を持っている人からも取らなきゃいけないのに、そんなことは手すらつけていない...全文を見る
○井坂委員 お尋ねしたことにお答えいただきたいんですが、さっきおっしゃった第三章一項二の我が国の立場というのは政府の公式見解ですかとお聞きして、先ほどのような御答弁だったわけですけれども、政府の公式見解ではないのか。ないとすれば、一体、我が国の立場というのはNHKとしてどうやって...全文を見る
○井坂委員 官房長官にお伺いをいたしますが、我が国の立場は、政治経済、いろいろなところからの立場ということでお答えになられましたが、一方で、政府広報ということ、特に国際的な広報を強化していかれる方向だというふうに認識をしております。  広報は広報でされるわけですけれども、一方で...全文を見る
○井坂委員 今官房長官が我が国の基本的な立場ということをおっしゃいましたけれども、それは、NHKの言う我が国の立場と、政府の言う、今官房長官おっしゃった我が国の基本的な立場、これは違うのか、基本的な立場というのは政府の公式見解ということなのか、そのあたり、またお伺いしたいと思いま...全文を見る
○井坂委員 国営放送ではなくて公共放送、そして税ではなくて受信料ということで、形式的には政府からかなり距離をとって経営しているNHKなんですけれども、やはりこのあたりは随分いろいろと今後混線をしてくるのではないかなというふうに思っておりますので、本日質疑をさせていただきました。 ...全文を見る
○井坂委員 テレビの影響力ということですが、二〇一三年の参院選の後の全国のアンケート調査の結果を持ってきているんですが、事政治に関しては、例えば、投票する際の候補者、政党を決める際に参考になったかどうか、一位が新聞、二位NHK、三位民放、こういう結果もあるわけです。あるいは、公正...全文を見る
03月05日第189回国会 衆議院 予算委員会 第14号
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○井坂委員 維新の党の井坂信彦です。  本日、大変、午前中の視察、そして午後のこれまでの議論と勉強させていただきまして、ありがとうございます。  時間に限りがありますので、早速、端的に、質問から入らせていただきます。  まず、予算に関してですので、谷本知事にお伺いをしたいと...全文を見る
○井坂委員 私も、実は地方議員の出身ですから、おっしゃるように、地方の方がかなり先行してその部分をやっているということをよく存じ上げております。  なお、地方はもう既に雑巾を絞り切って何も出ない状況で、さらにここから先、二〇二〇年まで、さらなる国の歳出削減、そして、その中には地...全文を見る
○井坂委員 確かに、おっしゃるように、それは政治家の仕事だというふうに思います。せっかくですので、きょう、少し議論をさせていただきたいんです。  均衡ある国土の発展、こういう考え方はかつてずっととられてきた考え方ですが、今、世界の中の日本、あるいは世界の中の都市ということを真面...全文を見る
○井坂委員 谷本知事にもう一度お伺いをしたいんです。  県の仕事の中身の純化、強化というような話もほかの陳述人の方からあったわけです。また、私が今申し上げたような話で、県と大都市との関係。私も、兵庫県と神戸の関係というのは大変難しいものがこの間あったわけでありますけれども、石川...全文を見る
○井坂委員 お伝えしたかったことが少し伝わらなかったかなと思うので、もう一度申し上げるんですが、能登と金沢とで人口やあるいは予算のとり合いをして、能登を薄くして金沢を、こういう話では全くなくて、まさに能登を、代表例にしてしまって申しわけないんですが、そういう場所をもう一度元気にす...全文を見る
○井坂委員 ありがとうございます。  あと、限られた時間で、村木社長と西田事務局長に一つずつお伺いをしたいと思います。  まず、村木社長に、私、ちょうど介護の処遇改善のことをこの予算委員会で取り上げさせていただいたんですが、さらに具体的な現場の数字を見せていただいて、やはり心...全文を見る
○井坂委員 もう時間があれですので、西田事務局長にはちょっと労働法制をお伺いしたかったんですが、申しわけありませんでした。  これにて終わります。
03月10日第189回国会 衆議院 予算委員会第三分科会 第1号
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○井坂分科員 おはようございます。維新の党の井坂信彦です。  本日は、外交に関して、幾つか基本的なところからお伺いをしたいと思います。テーマは、日中、日韓関係について、三十分させていただきます。  まず、最も基本的な認識をお尋ねいたします。日中、日韓の速やかな関係改善こそが日...全文を見る
○井坂分科員 まず、韓国との関係についてお伺いをいたします。  韓国との関係改善に向けて、今、局長レベルなど、いろいろ接触を重ねているというふうに思うんですけれども、関係改善が当面の日本の外交目標だとする中で、交渉ですから、領土の問題も含めていろいろな問題がある中で、日本は、ま...全文を見る
○井坂分科員 もちろん、交渉の前に、ここが最終防衛ラインだとか、ここはもう譲るんだとか、そんな細かいことをここで明らかにしていただくことはできないとは思うんですが、しかしながら、交渉のチャンネルをどんどんふやしていく、あるいはより高いレベルでのチャンネルを開いていく、こういう御努...全文を見る
○井坂分科員 対話重視で粘り強くやる、これは当然そうしていただきたいんですが、きょうは時間が幾らでもありますのでもう一度お尋ねしますが、とはいえ、重要な二国間関係で、しかも関係改善が求められる現状において、本当に、基本的な大まかな線で、どういう戦略で関係改善をしていくのか。これぐ...全文を見る
○井坂分科員 なかなかお答えをいただけないようですので、ちょっと観点を変えたいと思います。  外務省のホームページで韓国の呼び名が変わった、こういうことが報道されております。もともとは、基本的な価値観を共有する重要な隣国というふうに書いてあったものが、基本的な価値観を共有すると...全文を見る
○井坂分科員 重要な隣国という、そこはもちろん変わっていないんですけれども、もともと、ずっと歴代でついていた基本的な価値観を共有するという文言を今政権であえて本当に抜いているわけですよね。別に、ボリュームといったって、そんなもの、言う、言わないで二秒も変わらないわけでありまして、...全文を見る
○井坂分科員 私、外務委員会は初めてなものですから、大体そういうお答えになってしまう委員会だというのを今ひしひしと感じているわけでありますが、ふだん何を話し合われるのかなと素朴な疑問を持っているところであります。  もう一つ、韓国の問題で、慰安婦の問題についてお伺いをいたしたい...全文を見る
○井坂分科員 日韓請求権協定の中身も私は見せていただいたわけでありますが、日本の公式見解どおり、もう完全に解決済みであると私も思います。慰安婦問題の国家賠償は、国際法上も今から請求できるようなものではないというふうに私も思うわけであります。  そのことを、今大臣も少しおっしゃい...全文を見る
○井坂分科員 ところが、また昨日も韓国が、女性家族相が国連本部の女性の地位委員会というところで演説をしているわけですね。どういう演説かといえば、慰安婦問題はまだ解決していない、未解決だ、そして、必要な措置が完全な説明責任とともになされるべきだ、要は必要な措置がされていない、こうい...全文を見る
○井坂分科員 やはり、今後やるべきことがある、まだ課題があるという御認識だというふうに思うんですけれども、例えば、おわびの気持ちのあらわし方の問題もあわせておっしゃいましたが、きょうは私、そこはあえて議論から外しています。まず、国際法上、国家賠償の請求権があるのかないのか。この問...全文を見る
○井坂分科員 大臣が何でそうぼかされるのかが私はよくわからないんですが、日本はこう思っています、こういうふうに説明をしています、していきます、それは、もちろん日本のすることだから、当然そうしていただきたいんですが、大事なのは、一国一国ちゃんと理詰めで、確かに日本の言うとおりですね...全文を見る
○井坂分科員 続きまして、日中関係も含めた問題で、戦後七十年談話についてお伺いをしたいと思います。  昨日、メルケル首相が来られまして、東アジアの緊張を緩和するために過去の総括をして和解すべき、こういうメッセージを発しておられます。  この戦後七十年談話、今有識者の会議が始ま...全文を見る
○井坂分科員 政府の一員として適切に関与、それは大まかに言えばそうなんでしょうが、もうちょっと突っ込んでお伺いをしたいのは、やはりこの談話の内容がどうなるかで、日韓、日中だけじゃなくて、欧米諸国との関係も含めて、これは一歩間違えれば甚大な影響、今外務省がいろいろ御努力されていろい...全文を見る
○井坂分科員 周辺諸国あるいは欧米諸国とこの談話一本の文言の選び方をもって破滅的な関係悪化を招かない、そういうことは絶対に外務大臣として責任を持って起こさない、それぐらい言っていただきたいと思いますが、いかがですか。
○井坂分科員 やはり大変難しい日中、日韓二国間関係です。交渉事に例えましたけれども、領土の問題とかあるいは法的な国家賠償の問題とか、これはもう譲れない分野がある中で、例えば韓国の呼び名の問題とか談話とか、そういうところでさらに関係悪化の種をつくっているようでは、もうこれはどうしよ...全文を見る
03月13日第189回国会 衆議院 本会議 第10号
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○井坂信彦君 神戸から参りました井坂信彦です。  維新の党を代表して、平成二十七年度一般会計予算、平成二十七年度特別会計予算及び平成二十七年度政府関係機関予算につき、反対の立場から討論いたします。(拍手)  ことしの予算委員会は、最初から最後まで大臣の政治と金問題で大荒れに荒...全文を見る
03月13日第189回国会 衆議院 予算委員会 第17号
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○井坂委員 井坂信彦です。  維新の党を代表して、平成二十七年度一般会計予算、特別会計予算並びに政府関係機関予算につき、反対の立場から討論をいたします。  安易な増税に頼り、歳出削減を後回しにした国は、ほとんど財政再建に失敗をしております。しかし、政府提出予算案では、歳出が昨...全文を見る
03月20日第189回国会 衆議院 厚生労働委員会 第3号
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○井坂委員 維新の党の井坂信彦です。  先ほどの委員の質問で幾つか質問がかぶっておりますので、支給額引き上げの理由及び今後の制度設計についてというところは飛ばさせていただきます。  まず、時効失権についてお伺いをいたします。  受給権があるのに請求されないまま、御自身に受給...全文を見る
○井坂委員 把握をしていないということでありますが、先ほど来質疑でずっとありますように、今回の弔慰金の趣旨は、とにかく弔慰を示すということであります。そういう意味では、請求権がある方、御遺族というのは、当然、御自身が気づいておられようがおられまいが、国として弔慰を示すべき対象に間...全文を見る
○井坂委員 ちょっと大臣にお伺いしたいんですけれども、先ほど申し上げたように、件数をまず把握ぐらいはするべきだというふうに思うんです。本来お渡しをすべき方にお渡しができていないわけでありますから、どれぐらいの規模でおられるのか。  もちろん、広報などは今も一生懸命やっておられる...全文を見る
○井坂委員 大臣、ありがとうございます。  今大臣がおっしゃった、現金化をしていないということだけじゃなくて、そもそもその請求すらしていないという時効失権の方もぜひ調べていただきたいというふうに思います。  ちょっとまた基礎的なことからお伺いしますが、そもそも、受給権のある遺...全文を見る
○井坂委員 前回の受給者が百二十七万人で、今回の受給見込み者は百二十三万人というふうに伺っておりますが、てっきり私は、百二十三万人、大体どういう方がおられるのか、厚労省はリストを持っておられるのかと思いましたら、その辺も割と大ざっぱに、人口統計で、百二十七万人おられたのがこのぐら...全文を見る
○井坂委員 今回、時効失権のことを私が問題にしておりますのは、十年前に請求をされた方、この方はもちろん御自身に受給権があると御存じの方ですので、その方が御存命であれば、もちろん、また十年たった今回も自分は最優先順位の遺族だと御自覚がありますから、今厚労省がやっておられるように郵便...全文を見る
○井坂委員 日銀はそういうことだというのですけれども、細かい話で申しわけないです、もともと、十年間、ずっと毎年四万円ずつ国債を現金化する手続を、郵便局に結構なお金を渡して委託しているわけでありますが、その郵便局はもう少し把握ができるのではないでしょうか。
○井坂委員 ちょっと細かいことをお聞きし過ぎて申しわけありませんでした。  大臣にまとめてお伺いをしたいと思いますが、この時効失権を減らすということで、一つは、私が申し上げた、特に、十年前にきちんと請求されたけれどもこの十年間で亡くなった方は、次に、その次の優先順位の方が請求を...全文を見る
○井坂委員 今、事務方の方が難しいとおっしゃったのは、ちょっと細かいところまで通告をしていなかったものですから、本当に郵便局ができるかできないかの詳細な検討の上、難しいとおっしゃったわけではないはずですので、ちょっとそこの可能性も含めて追求をしていただきたいというふうに思います。...全文を見る
○井坂委員 事前に事務方との詳細な打ち合わせの中で実際既に聞いているんですが、請求から交付まで半年近くかかる、もし仮に、請求をした方がこの半年の間に亡くなられた場合どうなるんですかと事前に聞きましたら、亡くなっても、その方のお子さん、相続相手に実際もう最初から記名国債が交付されて...全文を見る
○井坂委員 大臣が今答弁されたとおり、国債が実際御遺族の手に渡るときが弔慰なんだと大臣はおっしゃいましたので、今私はまさにそこを問題にしておりまして、請求をしてから国債が、現金化される前のこの紙、国債自体が届くまでに現行五、六カ月かかるんですね。請求者がその五、六カ月の間に亡くな...全文を見る
○井坂委員 ちょっと正確に伝わらなかったと思いますが、この紙自体がもう戦没者が受け取れないケースが今後結構予想されるということなんです、その事務手続がかかり過ぎているので。請求した本人がそもそもこの紙すら受け取れないケースが、結構珍しくない可能性で起こるというふうに思います。その...全文を見る
○井坂委員 コストの中で半分以上広報費が入っていたりとか、そこはいろいろ議論があるんですけれども、ちょっと時間もあれですので。  今回、これは、やはり国債を手渡す、お届けすることで弔慰を示す、それを十年に一回を五年に一回に変えるんだ、こういう趣旨でおっしゃっておりました。  ...全文を見る
03月30日第189回国会 衆議院 予算委員会 第18号
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○井坂委員 維新の党の井坂信彦です。  本日、二点、総理の我が軍発言と、それからもう一つは、長時間労働の抑制ということについてお伺いをしたいと思います。  先ほど、民主党の委員との議論の中でも、総理はこのようにおっしゃっております。共同訓練の相手国の軍と対比をイメージして我が...全文を見る
○井坂委員 幾つか分けて議論を詰めていきたいというふうに思います。  よく国際法上ということで先ほどのこともおっしゃるわけでありますが、もう少し詳しく限定して議論をしていくと、外国にあるときの特権、免除の話ですとか、あるいは戦時における捕虜の人道的取り扱いの場面とか、やはりそう...全文を見る
○井坂委員 もう一点。  総理が先ほどもおっしゃいましたけれども、昭和二十九年の長官答弁で、我が国を防衛することを主たる任務とする組織を、これを軍隊と呼ぶのであれば、自衛隊も軍隊と呼べる、こういう答弁も過去にしているんだ、こういうことをおっしゃるわけであります。  しかし、昭...全文を見る
○井坂委員 この問題、最後にいたしますが、総理は結局、説明のためにわかりやすく、他国の軍隊と対比をする場面で我が軍と呼んだんだ、何が問題があるんだという御答弁でありますが、これは今後も、総理は、国会答弁など公式の発言で、他国の軍隊と比較をする場面においては我が軍と呼ぶということに...全文を見る
○井坂委員 こういった予算委員会の時間をこういう問題で長く費やすのは不本意なので、やはりこういうことを今後、私も余り言葉尻の問題でふだんこういうことを質問する立場ではありませんけれども、ただ、歴代、自衛隊をどう呼ぶか、どう定義づけるかというのは、私は、そんなに軽い問題ではないとい...全文を見る
○井坂委員 今回、労働時間、特に長時間労働をどのような働き方でもきちんと抑制していく必要があるということを突き詰めて考え、また、当局の方とも議論させていただく中で、実は、労働時間とは何かということがそう簡単に定義できないというふうにも考えております。  現在、労働時間というのは...全文を見る
○井坂委員 最後に一点だけ。  労働時間を把握して、しっかりそれで過労死とか、うつ、自殺、こういったものを防いでいくということを考えるときに、いわゆるブラック企業、あるいはそれに近い企業になればなるほど、この労働時間の把握や記載そのものが、虚偽や、あるいはうその数字を上げさせた...全文を見る
○井坂委員 終わります。
04月17日第189回国会 衆議院 厚生労働委員会 第9号
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○井坂委員 維新の党の井坂信彦です。  午前中、朝からいろいろ議論が続いております医療保険の改革、特に持続可能性、主に財政面での持続可能性に関する今回の政府から提出された改革案について議論をさせていただきたいと思います。  まず、国民健康保険。これは、使っている医療費のうち保...全文を見る
○井坂委員 今の御説明ですと、やはり、いただくお金を保険料と呼ぶのか、あるいは税と呼ぶのかの違いだけではないのかなというふうにも感じるわけであります。  例えば、万が一のリスクに備えて皆様からいただいたお金を保険料と呼んでプールして、リスクが発現した方、医療保険でいえば病気にな...全文を見る
○井坂委員 税か保険料か、これは余り議論し過ぎると観念論になってしまうのでこれぐらいにとどめますが、私が問題視をしておりますのは、これを税方式と呼べと言っているわけではなくて、要は、せっかく保険方式にしている限りは、保険方式の本来の姿である、やはり、被保険者からいただく保険料収入...全文を見る
○井坂委員 ちょっと御答弁がよくわからなかったんですが、わからなかったというのは、別にそういう意味ではなくて、私がちょっと理解ができなかったのですが、もう一度通告どおりお伺いをいたします。  要は、今回の財政支援で打ちどめでは済まなくて、また将来的にはさらなる追加の財政支援が必...全文を見る
○井坂委員 もちろん、はなから追加の財政支援を前提の今回の解決策であってはならない、これは私もそう思います。ただ、やってみて、足りなければまた出すこともいとわずというようなことでは、これもまた大変物足りない、問題ではないか。先ほど公明党さんの方からも指摘がありましたように、今でき...全文を見る
○井坂委員 健康づくりですとか、あるいは医療費の適正化、こういったことを今回強化されている、ここは私は非常によいことだというふうに考えております。  ただ、今回、大きな財政支援を行う予定にしておられます。それで、はっきり言えば、もうこれで最後だ、これで打ちどめだ、あとは、今答弁...全文を見る
○井坂委員 まず前段の御答弁に関してですが、被用者保険から国保に一方的にお金が流れているのではないのかというお尋ねをすると、大体、いや、被用者保険側にもいろいろ手当てしているんですよという御答弁、本会議でもそういう御答弁でありました。  ちょっとはっきりさせておきたいのですが、...全文を見る
○井坂委員 今、都道府県が今後保険者機能を発揮するということについての御説明がありましたけれども、これは、都道府県がこれまで保険財政にかかわっていなかった、今後かかわることで、医療提供体制をつかさどる都道府県が、同時に保険財政ももう片っ方の目で見るので、そこで一生懸命バランスをと...全文を見る
○井坂委員 今の大臣の御答弁を伺って少し安心はするんですが、ただ、保険者としての都道府県、なおかつ、医療提供体制をつかさどる都道府県ということになると、単純な発想で言ってしまうと、よく言われるように、医療費は結局ベッド数に比例をしがちだといろいろなところで言われます。そういうデー...全文を見る
○井坂委員 次に、都道府県と市町村の関係について確認をしたいというふうに思います。  今回、国民健康保険の市町村の保険料徴収率が仮に上がった場合、それに連動して市町村が都道府県に納める納付金もふえるような仕組みなのかどうか、お伺いをいたします。
○井坂委員 そうすると、各市町村が頑張って収納率を上げても、保険財政にはプラスにはならないということですか。
○井坂委員 市町村ではそうなのかもしれませんが、都道府県では各市町村から来る納付金はあらかじめ決まった額しか来ないので、市町村が頑張って収納率を上げたとしても、都道府県に入ってくる納付金の合計額は変わらない。だから、都道府県の保険財政に関しては何らプラスはないということですか。
○井坂委員 残り十分ぐらいですので、今回、患者申し出療養についても大分質問を用意していたんですが、またそれは次回に回して、飛ばしたいというふうに思います。  残りの時間で、大臣がきょう答弁でいろいろおっしゃった健康づくりのことについてお伺いをしたいと思います。  まず、今回、...全文を見る
○井坂委員 確かに、受診抑制ということになってはいけない、それは私もよくわかります。  ただ、健康づくりという活動に対してインセンティブをつけるというのは、半分合っているようで、やはり半分心配なのは、健康づくりを頑張った人にキャッシュバックしましたと。ただ、健康づくりをやっても...全文を見る
○井坂委員 健康づくりについて、あと二点大臣にお伺いをしたいと思います。  データヘルスということが今回言われておりますが、国が各保険者の取り組みとその成果のデータを集めて、そして、成功したものは、この保険者はこういうやり方で、データを見ればこういうふうにうまくいっていますよと...全文を見る
○井坂委員 二問目の通告ももう先回りしてお答えいただいたんだというふうに思いますが、おっしゃるように、レセプト、健診データ、これは、統計処理、匿名化して、なるべく幅広い研究者が使えるようにしていただきたい。そこからエビデンスという一番大事な部分が出てくるというふうに思いますので、...全文を見る
04月24日第189回国会 衆議院 厚生労働委員会 第12号
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○井坂委員 維新の党の井坂信彦です。  本日は、患者申し出療養について一本で議論をさせていただきたいと思っておりましたら、午前中、各党の皆様が、本当にきょうは患者申し出療養の議論が非常に多くて、多少重複があるかと思いますので、避けながら質疑をさせていただきたいと思います。  ...全文を見る
○井坂委員 この日本の制度の説明の図にもあるように、かかりつけ医というものが日本の制度にも書いてあるんですが、諸外国では、そもそも医療制度自体が、まず、何でもかかりつけ医に相談、かかりつけ医の人が医師として判断をして、これは高度な先進医療が必要ですねとなって初めてそういうところに...全文を見る
○井坂委員 ありがとうございます。  続きまして、同じく、こんな意見があります。  そもそも論なんですが、こういう先進医療を適用するに当たっては対象患者を限定すべきだという意見であります。いわく、命にかかわる病気、重篤な病気であって、そして、ほかに治療手段もなく、さらに、この...全文を見る
○井坂委員 日本の制度は、重い、命にかかわる病気の方だけでなく、軽い方でも使える制度になっているし、それでいいんだというお答えだと思うんですけれども、私の方が、なぜこういう重い病気の方に限定した制度が必要ではないかというふうに申し上げたかといいますと、諸外国にはコンパッショネート...全文を見る
○井坂委員 きのう、担当の方とも随分いろいろやりとりをしてお聞きしたんですけれども、確かに、実は日本版のこの制度は、最後は結局製薬会社に、治験の枠外で、でも薬だけ提供してくださいという、お願いベースの制度になるというふうに伺っております。  お願いベースなので、製薬会社からして...全文を見る
○井坂委員 これまで出ていなかった論点だと思うんですけれども、いただいた説明の図には、製薬企業のかなり本格的な協力がないとできないというような要素はどこにも書かれていなくて、ところが、御説明をお聞きすればするほど、治験中であろうがなかろうが、要は、企業側にお願いベースで、この医薬...全文を見る
○井坂委員 今御説明があったとおりで、企業側はこういうのに協力すると、どちらかというと、企業の利益とか保険収載を目指していく動きの中では、余り得になることはなくて、むしろ損することが多い薬剤を提供するということなので、ほっておくとなかなか提供してくれない。そこをお願いベースでいく...全文を見る
○井坂委員 思ったより限定的な制度なのかなというふうに思うところであります。  時間が大分押してまいりましたので次に移りますが、医療事故が起こった場合の話、これは午前中も議論がありましたけれども、この際の責任分担について参考人にお伺いをしたいと思います。  患者申し出療養の場...全文を見る
○井坂委員 有害事象に関してもう一点なんですけれども、こういう事故が起こったり薬害が起こったり、こういうことを防止するためにも、あるいは事後検証のためにも、データ保存であるとかこういう有害事象などの報告を義務づける、あるいはその報告をきちんと蓄積をしていく、それをきちんと公表して...全文を見る
○井坂委員 確認ですけれども、その定期報告では、有害事象は必ず報告の義務があって、隠してはいけないという仕組みにちゃんとなっているんでしょうか。
○井坂委員 ほかにいろいろな懸念が寄せられている方から行きますけれども、これは大臣にお伺いしたいんですが、患者さんの立場からいけば、保険外医療との併用とはいえ、ほかのは保険適用されて、これは保険外の医療ですと。ただ、幾ら保険外とはいえ、では、これも価格が本当に経費や必要な利益を超...全文を見る
○井坂委員 残された時間で可能な限り、保険収載、最後はちゃんと保険適用に持っていきますよというこの問題についてお伺いをしていきたいと思います。  まず、大前提として大臣にお伺いをいたしますが、今回のこの患者申し出療養の制度は、保険収載を目指さないのにこの制度を使うのは絶対に許さ...全文を見る
○井坂委員 続きまして、ちょっとデータについて、通告どおりお伺いをしたいんです。  この保険収載をされる、要は保険適用される医療が、この制度がもし走り出せば、この制度を使ってまた保険収載、保険適用を目指す新しい医療や医薬品がどんどんどんどんレールに乗って入ってくるわけで、結果と...全文を見る
○井坂委員 今おっしゃったデータの分析でありましたら、これはなかなか悩ましい問題だなというふうに思って伺わせていただきました。  新しい医療が出て、それがこういうやり方でレールに乗って、どんどん保険適用内に入っていく。多くの人が保険診療の中で安くその医療なり医薬品を使えるように...全文を見る
○井坂委員 倍増ということではなくて、むしろ医療が受けられる地域の地理的な拡大であったりとか、医療が受けられる患者さんの対象の年齢制限とかの拡大であったりという使われ方が主ではないかという御説明であります。  倍にはならないにしても、レールに入ってくる医療の数はふえるかなという...全文を見る
○井坂委員 最後に大臣にお伺いいたします。  午前中から、この実施計画、いわゆるこの制度は、制度の趣旨として、入り口はふやすけれども、それは全て最後は保険適用、保険収載を目指すための制度だ、再三そういう説明がされてきております。それを担保するものが、こういうロードマップ、こうい...全文を見る
○井坂委員 時間が来ましたので、終わります。ありがとうございました。
05月12日第189回国会 衆議院 本会議 第22号
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○井坂信彦君 維新の党の井坂信彦です。  維新の党を代表して、派遣法に関して質疑をいたします。(拍手)  今回の法改正には、さまざまな規制緩和と規制強化がまざっています。許可制の一般労働者派遣事業と届け出制の特定労働者派遣事業を許可制に一本化したり、専門二十六業務と自由化業務...全文を見る
05月20日第189回国会 衆議院 厚生労働委員会 第15号
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○井坂委員 維新の党の井坂信彦です。  ちょっと質問に先立ちまして、委員長に一点だけお伺いをしたいことがあるんです。  午前中も、それから先週も、大臣の答弁がたびたびとまるわけであります。私は問題だと思いますが、しかし、とまるのは、もう現状そうなので仕方がないと思いますが、そ...全文を見る
○井坂委員 もちろん、すぐ、もう間もなく立ち上がりそうだというときに、たった一秒、二秒時計をとめることは、これは私もやり過ぎだというふうに思いますが、もう本当に、明らかに十秒、二十秒とまりそうだということが多いときには、委員長、今おっしゃったような御判断で、迅速にとめていただきた...全文を見る
○井坂委員 日本の雇用労働慣行によってそういう非正規だけが解雇されやすいということが起こっているのであって、法律によるものではないという御答弁でありました。  私は、本当にそういう御認識でいいのかなというふうに思っております。実態だけで解雇のされやすさが変わっていて、法律は平等...全文を見る
○井坂委員 その法理も含めて、大臣が、適用されている法制の文言そのものは一緒だという、そこだけ切り出して一緒だというふうにおっしゃるので、では、そこの文言は一緒だとして、法理で、実際に裁判になったら、もうあからさまに違うわけですよね。これは自民党さんとの先週金曜日の質疑でもそうい...全文を見る
○井坂委員 それはもう先週金曜日、私も議事録をよく見ましたので、その理屈は私もよくわかっているんです。同じ法律、同じ法理を適用しても、実際に正規労働者の方が、自分は首にされにくいだろうという期待、配置転換とかいろいろあって、さすがに直接首にはなりにくいだろうという期待をより多く持...全文を見る
○井坂委員 何か根本的なところになると思いますけれども、大体世の中いろいろなことが、でこぼこがあるわけですよね、非対称というか。正規雇用の方は今の日本の裁判では解雇は後回しになります、非正規労働者は解雇を先にしなさいということに、ほっといたら今の裁判ではそうなります。  これに...全文を見る
○井坂委員 委員会室の諸先輩方も、今の答弁を聞かれて、本当に聞いたことに答えているというふうに、これは与野党を問わず、思われるんでしょうか。  お聞きしていることはとてもシンプルです。自民党さんなんかはもっと直接的にお聞きをしておりましたけれども、正社員という言葉は定義がないと...全文を見る
○井坂委員 お聞きしたのは、誰にどのようなデメリットがあるかということで、最後にさらっと働く人のためというふうにおっしゃいましたけれども、そこはさすがにもう少し詳しく、働く人といっても、常用代替を心配する派遣先の正規労働者の方のことを指しておられるのか、派遣社員のことを指しておら...全文を見る
○井坂委員 誰にということは今明快にお答えをいただいたと思いますが、もう本当に、通告で、誰にどのようなデメリットがあるんですかと、とてもシンプルにお尋ねをしています。  例えば、常用代替の方は想像がつきます。派遣先の正規社員の方が自分たちの働く椅子が失われてしまうというデメリッ...全文を見る
○井坂委員 派遣をずっと続けたいという方にとっても、臨時的、一時的原則を課すことで、定期的に派遣の仕事を、職場をやめて、それをきっかけに、また次の、よりステップアップした仕事に移れるようにしてあげた方がいいだろう、それがないとデメリットだろうという御趣旨の答弁かというふうに思いま...全文を見る
○井坂委員 ですから、原則一時的ということで、しかし、その手続が実効性があるかないかは議論がありますが、きょうは私はそれはおいておいて、延長手続を踏めばできるわけです。  そういうことが世の中で濫用されてしまったら、法律に書いてある臨時的、一時的原則とは明らかに違う状態になると...全文を見る
○井坂委員 これはちょっと大臣にお伺いをしたいと思いますが、労使で合意があれば、三年を六年、九年と、派遣受け入れ期間を延長できるわけであります。  ただ、今の御答弁ですと、それは延長ではなくて、三年で一時的受け入れを一回リセットして、また次の三年間新たな一時的受け入れを始める、...全文を見る
○井坂委員 今の御答弁は、私はやはりさすがにおかしいというふうに思います。  労使合意があれば、長い期間やっても、それを臨時的、一時的だとみなしていいんですかというふうにお尋ねをしています。  労使合意さえあれば期間は問わないという話であれば、そんなものは、臨時的、一時的原則...全文を見る
○井坂委員 また日を改めてこの法案の全体像について議論をしたいと思いますけれども、私は、本法案はすごくちぐはぐなところが今目立ってきているというふうに思います。  それは、よく言えば、労使また与野党各党、各方面に目配りをした結果、相反することが平気で並んで書かれていたり、あるい...全文を見る
○井坂委員 大臣にお伺いをしたいんですが、本会議、もうこれは全文通告して、その上で答弁をつくっていただいていますから、本会議でどうお尋ねしたか、正確に申し上げます。  私が本会議でお尋ねしたのは、「派遣労働者が派遣先企業に直接雇用されるとき、派遣業者も得をする明快なインセンティ...全文を見る
○井坂委員 当然、現実がそうであれば、そういう答弁をしていただくべきであったというふうに思いますし、ないのは問題ですねというふうに私は思いますので、そこから先の議論につながるわけであります。  私はここでこういうふうに再質問する機会があったからいいですけれども、本会議で、わざわ...全文を見る
○井坂委員 今、私に対してのということでありましたけれども、午前中に関しても、それは通告がどの程度の細かさであったかは私はわかりかねますが、ただ、しかし、要は、答弁がとまってしまう理由が通告側にありというそのお考え自体が私は大変問題だというふうに思います。  実際、ちゃんと通告...全文を見る
○井坂委員 誤解があるとあれなんですけれども、私に対して謝っていただきたいという趣旨ではなくて、やはり委員会のあり方として、質疑者に問題があるから答弁ができないというような御発言は私は撤回をしていただきたいというふうに思います。  いつも通告が短くて、それだけが理由でいつも答弁...全文を見る
○井坂委員 問題がたくさんある法案だと思っておりますけれども、それでも、またいろいろ建設的な議論をしていきたいというふうに思いますので、引き続きよろしくお願いいたします。
05月27日第189回国会 衆議院 厚生労働委員会 第16号
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○井坂委員 維新の党の井坂信彦です。  本日も、前回に引き続きまして、五月十二日の本会議でいろいろお尋ねをした内容ですが、本会議場ではなかなか直接納得のいくお答えがいただけなかった部分が多かったものですから、引き続き、積み残しまたは再質問という形でさせていただきたいと思います。...全文を見る
○井坂委員 やはり、大変複雑な御答弁で、わかりにくいなというふうに思うわけであります。  お尋ねしているのは、結局、今、何でこの一生派遣というのが問題視されているかといいますと、それは、大臣がお答えになったように、細かく見れば、もちろん人それぞれ、仕事、業務、能力、そしてそれに...全文を見る
○井坂委員 もちろん、仕事ごとにお給料が変わるのは、これは細かく見ればそうなんですが、しかし、派遣がパートとか契約に比べてまだお給料が高い方なんだと。私もその賃金の比較の表を事前に拝見しております。  これは通告していないので、資料がなければ仕方ないと思いますが、参考人にお伺い...全文を見る
○井坂委員 いえ、これは通告がなかったので全く問題ないと思います。  ちょっと私が今御答弁から少し感じましたのは、専門二十六業務、これは、もともと高度な技術を持っている方が先方に、派遣先企業に本当に高い付加価値を提供して、そして高いお給料をいただいて、しかも、専門二十六業務でず...全文を見る
○井坂委員 今回の法改正で工夫をされたところ、あるいは調査研究を始めていただくところ、それは御答弁いただいたとおりだと思います。  お尋ねをしているのは、物すごく端的に申し上げますと、同一労働同一賃金のことを質問すると必ず返ってくる答えが、日本はジョブ型じゃないので難しいんだ、...全文を見る
○井坂委員 パートや契約の方はもちろんそうやって法律に明記をされていて、そのことはとてもよいというふうに思っています。  今回問題にしているのは、やはり派遣法の議論ですから、あくまで派遣がそこの部分が非常におくれてしまっているんではないですか、こういうもともとの問題意識でずっと...全文を見る
○井坂委員 ありがとうございます。  次の質問ですけれども、これも本会議で、同一労働同一賃金に絡めて、派遣業者による過剰な値下げ競争についての問題意識の有無をお伺いいたしました。  派遣先企業と契約が欲しい余り、派遣業者が非常に安い派遣料、派遣料の値下げ競争をし出すと、これは...全文を見る
○井坂委員 自由な経済競争、我々も基本的にはそういう考え方ですから、値段に対して余り規制をすべきではないと基本的には思っております。  ただ、この派遣業界というのはやはり特殊で、普通の商売であれば、工夫して仕入れを安くして、それを安く売るということが、これは自由競争の中で認めら...全文を見る
○井坂委員 ありがとうございます。  次の質問に移ります。  一枚だけ配付資料を用意させていただきました。平成十五年の派遣法の改正で、当時、自由化業務の期間制限、もともと一年だったんですが、これを過半数代表の意見聴取を行えば三年に延長できることとなりました。まさに、今回問題視...全文を見る
○井坂委員 ありがとうございます。  このデータでまずお伺いをしたいんですけれども、右にある、意見の聴取を行っていない、一〇・八%というのがあるんですけれども、こういった回答が一〇%あるというのは、どう理解をすべきなのか、参考人にお伺いをいたします。
○井坂委員 意見聴取をしなければいけないというルールであったけれども、一割の企業は、延長したけれどもそもそも意見聴取を行っていないと正直にアンケートで回答されているということであります。  これは違反であるという答弁がありましたけれども、こういった実態に対してどのような指導、あ...全文を見る
○井坂委員 今回も、この意見聴取を行うということが、三年、六年、九年とむやみに派遣受け入れ期間を延長できない唯一最大の抑止力だというふうにずっと答弁があるわけでありますけれども、その部分が結局、前回も、そもそももう聴取すらしないまま延長しているところがあるということで、特に何もさ...全文を見る
○井坂委員 ちょっとこのグラフをごらんになって、大臣に全体的な所感を伺いたいというふうに思います。  前回、一年から三年への延長を意見聴取したらこういう割合だったということであります。  これを見ると、やはり、意見聴取という手続を間に入れても事実上ほとんど簡単に延長できてしま...全文を見る
○井坂委員 私も、実は大臣と全く同じ感想を持ちました。  受け入れ期間を延長すべきでないという方が非常に少なかった、一・二%ということですから。私は、事前の感覚ですと、何か半分ぐらいは受け入れ反対というような声が上がるのかなというふうに思っておりましたら、受け入れ延長反対という...全文を見る
○井坂委員 今大臣がおっしゃったような、企業経営者が別の経営上の理由で、やはり派遣ばかりふやしたらよくないな、こういう考えは、それはあるかないかわからないですが、そういう経営者ももちろんいるというふうに思います。  ただ、もう一度端的にお伺いしますが、これまで答弁では、意見聴取...全文を見る
○井坂委員 そもそも反対意見が出てくる可能性が非常に低いので、その後の手続がいかにややこしかろうと歯どめにはならないというふうに私は思います。  時間がありますので、少しまた後日やりたいと思います。  次の質問は、恐らく最後の質問になると思います。  ちょっと二問飛ばします...全文を見る
○井坂委員 ちょっといろいろ突っ込みたいところがあるんですが、時間もないので、一点だけ、具体的な話なので参考人にお伺いをしたいと思います。  今大臣は、専門二十六業務は、期間の定めがないとはいえ、有期の契約なので、半年とかごとにそういう契約の切りかえがあるんだとおっしゃいました...全文を見る
○井坂委員 大岡委員が質問されたのは、要は、既存の二十六業務について、多くの合法な契約は、既存不適格ということで、新法が遡及適用されることなく、派遣期間の上限が適用されないということになりますが、そのとおりでよろしいんでしょうかと聞かれて、御指摘のとおりですというふうに答えておら...全文を見る
○井坂委員 時間が来ましたので、また次回に回しますが、私はこれは、厳しく言えば、ほぼうそに近い答弁をされたというふうに思いますし、非常に良心的に言えば、誤解を受けやすく、しかも、誤解を放置するような答弁をされたというふうに思います。既存不適格なんという言葉を使ったら、今二十六業務...全文を見る
○井坂議員 ただいま議題となりました労働者の職務に応じた待遇の確保等のための施策の推進に関する法律案につきまして、提出者を代表して趣旨説明を行います。  我が国では、いわゆるバブル経済の崩壊により、景気が長期にわたり低迷する中で、非正規労働者は増加傾向にあります。  現在、役...全文を見る
05月29日第189回国会 衆議院 厚生労働委員会 第18号
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○井坂議員 御質問ありがとうございます。  職務に応じた待遇の確保ということについてお尋ねがありました。  現行法では、例えばパートタイムの労働者の方については、パートタイム労働法で、均等及び均衡待遇についての規定が定められております。パートタイム労働法第八条及び第九条にそれ...全文を見る
○井坂議員 職務に応じたということで考えておりますので、年齢や経験が違っても、本当にやっている職務が同じであれば、基本的には賃金の水準は同じにするべきだというふうに考えておりますが、ただ一方で、経験が違うときに、では、新人の方とベテランの方がおられて、その方が同じ職務についている...全文を見る
○井坂議員 ちょうど足立委員のお話が出ましたが、足立委員の質問と私の質問を聞いていただいても、同じ党でも幅があるなというふうに感じていただくことがこの委員会では多いのではないかというふうにも思います。別にそれは悪いことではなくて、今回、私どもも、民主党さんそれから生活の党さん、呼...全文を見る
○井坂議員 済みません。立ち上がるのが遅くなりまして、申しわけありません。  組合のあり方、そしてその将来というお尋ねかと思います。  我々は、この同一労働同一賃金という法律を出し、また、これが日本の労働社会で実現されたからといって、直ちに何か組合のあり方が変化、変容を迫られ...全文を見る
○井坂議員 人材活用の仕組みが違うことによって評価が変わることを許すのか許さないのかという御質問だというふうに思います。  御指摘がありました現行法上のパートタイム労働法でも均等及び均衡待遇の規定が定められておりますが、これらの規定においても、具体的な業務の内容だけでなく、責任...全文を見る
○井坂議員 先ほども少し申し上げましたが、我々、同一労働同一賃金法というふうに出させていただいておりますけれども、委員が御指摘のような、老いも若きもみんな同じ仕事で同じ賃金、こういう非現実的なことを申し上げているわけではありません。  先ほど申し上げたような、さまざまなほかの要...全文を見る
○井坂委員 維新の党の井坂信彦です。  連日、大臣も本当に、派遣法の質疑、お疲れさまでございます。  本日は、水曜日に続きまして、私、ちょっと水曜日は時間が足りなくて、最後が尻切れトンボになってしまったんですが、引き続きさせていただきたいと思います。  最後に自民党の大岡議...全文を見る
○井坂委員 正確に御答弁いただくと、まさに今のようなのが実態だというふうに思います。  参考人に続けてお伺いをいたしますが、言葉足らずでというふうにおっしゃいましたが、私はもう少し問題があると思っておりまして、大岡委員は、かなり具体的に、テレビ業界の話から入って、しかも、大岡委...全文を見る
○井坂委員 つまり、テレビ関係では、必ず三年で契約の更新がやってきて、そこから先は、必ず新法適用で、同じ派遣先にずっと働きに行き続けることはできなくなる、これが事実だというふうに思います。  さらに申し上げれば、駐車場管理あるいはビルメンテナンス、こういう例外的な、派遣契約の三...全文を見る
○井坂委員 つまり、もう三年どころか、こうやって例に挙げられた駐車場管理ですら九七%が一年で契約のまき直しになって、そこから先は新法適用で、結局、駐車場管理の労働者だってずっと働き続けられる方なんかはほとんどいないということが現実であります。  私は、委員長にもぜひ今回のこの議...全文を見る
○井坂委員 最後に、このやりとり、大臣に所感をお伺いしたいと思います。  前回、私は、これはうその答弁じゃないかというふうに申し上げました。議事録、確かに明確にうそを言っているわけではないというふうには思います。ただ、全く聞かれていない分野のこと、さらには実態上あり得ない契約の...全文を見る
○井坂委員 ありがとうございます。  この専門二十六業務の問題、特に新法になって、これまではずっと同じ派遣先に勤めることができていた、そこそこのお給料も得ることはできていた、こういう方々が、今回、新法では三年という個人単位の期間制限がかかってしまう、この問題、今まさにこの委員会...全文を見る
○井坂委員 やはり政府のお立場がはっきりしないのが、こういうところにも出てきているというふうに私は思います。  派遣労働を固定しない、そういうふうにもおっしゃいますが、ただ、一方で、派遣で働き続けたい人もたくさんいるんだというふうにいつも答弁をされます。そして、派遣で働き続けた...全文を見る
○井坂委員 雇用安定化措置ということで、最後はそこに答弁が大体行き着くことが多くなるわけでありますが、しかし、専門二十六業務の方に関しては、大臣おっしゃるように、雇用が安定しているかといえば、雇用契約も更新、更新ですし、派遣先との派遣契約も、さっきの駐車場管理のように一年未満で更...全文を見る
○井坂委員 大臣のお答え、確かにそういう方もおられると思うんです。専門職二十六業務の方で、非常に優秀な方、仕事も頑張られる方、派遣先の人も、この人にずっと続けてほしいという方がおられたら、そういうシナリオもあり得るというふうに思います。  その場合は、場合によっては派遣先の会社...全文を見る
○井坂委員 この議論を初め、今回、派遣法の審議、質疑をさせていただいておりますと、提案者側、大臣側は、やはり雇用安定化措置ということに対して非常に高い信頼と実効性を期待しておられて、私どもは、あるいは野党側は、そこに余り期待は持てないのではないか、実際世の中でこの法律が動いたとき...全文を見る
○井坂委員 実態は、次の派遣先の紹介が主になると思いますが、形上、紹介を一つ二つして、派遣社員が、いや、ちょっとその派遣先は私は無理ですわと言って断ったときに、もううちは派遣先を紹介できる玉もないから、ほかの派遣会社へ行ってくれないかみたいな話をしたときは、これは義務違反になるん...全文を見る
○井坂委員 今回、許可制に非常に規制が強まったんだという答弁が再三ありました。また、雇用安定化措置の議論をすると、きちんと義務化をして、そしてこの義務を果たさなければ許可取り消しも含めて厳しく指導するんだから雇用安定化措置は非常に実効性があるんだ、こういう説明をされているわけであ...全文を見る
○井坂委員 許可の更新の際に、前の許可期間の間にこういう雇用安定化措置の義務違反がどれぐらいあったかとか、その実態はどうだったかとか、そういったものはきちんとチェックをされて、それが許可の更新の可否判断材料になるということはありますでしょうか。
○井坂委員 実際は、非常に合理的な派遣先を本当に提供したのかどうか、大変曖昧な部分が残ると思います。合理的なのを紹介したのに本人が受けなかったから、もうこれ以上これから先はやる必要はないんだということが非常に多く起こってくるというふうに思います。  また、これが明確な義務違反で...全文を見る
○井坂委員 時間が参りましたが、本当に残念だなと思いますのは、別に私は、きょうの議論の中で、この二十六業務の雇用安定化措置の話で、何かネガティブな部分を殊さら針小棒大に申し上げたつもりはないんです。派遣会社の気持ち、あるいは派遣先の気持ちで普通に考えたらこういうシナリオになる可能...全文を見る
○井坂議員 御質問のとおりで、法律上は、パートタイム、それから有期雇用労働者は均等あるいは均衡待遇が書かれているわけでありますが、しかし、これらの規定があるにもかかわらず、やはり正規労働者とそれから非正規労働者の賃金水準初め、待遇には大きな格差があります。雇用の安定性も、実態とし...全文を見る
○井坂議員 総理の答弁などで、能力や経験が違う人が同じ賃金というのはおかしいんだという答弁が繰り返されているわけでありますが、先ほど中川委員との議論の中でも少し申し上げたことですが、能力、経験が明らかに違う人が全く同じ仕事ということ自体にも、本当はマネジメント上の問題がある、日本...全文を見る
○井坂議員 同一労働同一賃金を推進するための具体策といたしまして、本法律案では、労働者の雇用形態による職務や待遇の相違についての調査研究、これを第五条に書きまして、そして、正規、非正規労働者の待遇に係る制度の共通化の推進ということで第六条一項に書きまして、さらに、派遣労働者は特出...全文を見る
○井坂議員 ありがとうございます。  近年、雇用者に占める非正規労働者の方の割合が増加をしております。しかも、正規労働者と非正規労働者について、その賃金の水準に大きな差があるほか、雇用の安定性、あるいはそういった待遇に実態として大きな格差が存在しています。このような雇用形態によ...全文を見る
○井坂議員 法律を変えたからすぐに実態が変わるわけではない、まさにそのとおりだというふうに思っております。  パートの法律を見ますと、既に法律には均等待遇が書かれているにもかかわらず、正規労働者とパートとの実態上の格差が厳然としてある。今回我々が提出した法案ではそこを縮める措置...全文を見る
○井坂議員 本法律案の効果ですけれども、まず、雇用形態による職務や待遇の違いについての調査研究をしっかり目的と期限を持って行う、その上で、正規、非正規の労働者の待遇、これは、実際、制度を同じ社内で共通化するとか、そういったことをしっかり推進していく、そして、採用や登用のときにも雇...全文を見る
○井坂議員 今回、パートが一番いい例なんですけれども、実際、法律にはっきり均等と書いても、なお実態上の格差、また非正規から正規への転換というのが難しいという実態はあるというふうに認識をしております。  その実態がなぜ起こっているのか、ここをまずもう一度目的意識を持ってしっかり調...全文を見る
06月03日第189回国会 衆議院 厚生労働委員会 第20号
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○井坂委員 維新の党の井坂信彦です。  今回の年金情報流出は、サイバー攻撃と言えるようなものではありません。余りにも鈍い年金機構の体質、またそれを監督する厚労省、政府の甘い体質の問題だというふうに捉えております。  本日は初日ですので、まず、いつ、何が起こったのか、こういうそ...全文を見る
○井坂委員 先ほどの答弁では外部への不審な通信という言い方でありましたが、正確には異常な通信ということで、その短い一文が通知をされたということでしょうか。
○井坂委員 異常な通信の、例えば、私もウイルスソフトとかいつも入れていますので、そういう通信先なども示されるのではないかなと思うんですけれども、そういった情報も来ておりましたでしょうか。
○井坂委員 サイバーセキュリティセンターの仕事なんですけれども、実はいろいろな通信はもう本当に年間何百万件もキャッチをしておられまして、その中で、ちょっとここの先とこんな通信をするのは解せないなというようなときに、相当にセキュリティセンターで絞った上でそれが当該部局に伝えられるん...全文を見る
○井坂委員 その時点で、普通の部署であれば、そういう連絡があったときに、私が通常理解をしているパターンは、この連絡先はうちが正規で使っているソフトのアップデートの連絡先だから、ここで通信が勝手に起こっても全然問題ないんですよというふうに判断をしてそのまま続行するのか、あるいは、こ...全文を見る
○井坂委員 まず、今大臣が、呼んでないもんというふうにおっしゃいましたけれども、私は通告のときは参考人とだけ書いて通告をしておりますので、どなたが来るかはそちらの方で選ばれたということだというふうに認識をしております。私が、あの方は来ないでくれとか、この方だけ来てくれというような...全文を見る
○井坂委員 気づいてからそのLANケーブル、インターネットの接続のケーブルを抜いた、それが正しい対処法だというふうにこの間答弁をされておられますけれども、既に内閣のサイバーセキュリティセンターから、不審な通信先とあなたのところの職員さんのパソコンが勝手に通信をしていますよ、情報が...全文を見る
○井坂委員 違うことをお答えになっておられますが、ウイルスの種類を特定する、これはこれで別途やっていただきたいことでありますが、既に八日の第一報の時点で不審な通信先と通信が行われている、もっとはっきり言えば、情報がそこに流れているということでありますから、何が流れたのかというアク...全文を見る
○井坂委員 そういう流出を疑わなかった理由というか、疑わなかったも何も、既に何らかの情報が流れたという一報があった後ですから、その中身を精査しなかった理由は何でしょうか。
○井坂委員 ウイルスを解析した結果、事後的に、このウイルスは情報を外に持ち出すタイプではないということが後から判明をしたということでありますが、しかし一方で、今回、百二十五万件の情報が流出をしていて、そのウイルスが本当にそうだったのかどうかわかりませんが、普通は八日の段階で、不審...全文を見る
○井坂委員 よくある、ありきたりな事件だという御答弁で、八日の段階ではそんな自社のアクセスログを調べるようなことではなかったんだという御答弁であります。  お伺いをいたしますが、こういう個人情報に不正アクセスをされるというような事件は、機構においてこれまで何件起こっておりますで...全文を見る
○井坂委員 流出につながるようなアクセスというのはもちろんこれまでにはなかったんだというふうに思いますが、いわゆる不正アクセス、結果的に個人情報は大量に抜かれなかったけれども、しかし、不審な連絡先に勝手に職員のパソコンがつながってしまって情報が行き来した、こういうようなことが、先...全文を見る
○井坂委員 お尋ねしたことにもう一度正確にお答えをいただきたいと思いますが、五月八日以前の段階で、サイバーセキュリティセンターから厚労省に、機構の情報が抜かれているかもしれませんよ、こういう注意喚起があったと産経新聞は書いておりますが、五月八日以前の段階でそういうことがあったのか...全文を見る
○井坂委員 それであれば、産経新聞の記事は少し事実と違うのかなというふうに思います。  しかし、これは一方で、理事長の先ほどの答弁は私は大問題だというふうに思います。なぜなら、サイバーセキュリティセンターから厚労省経由でこうした注意喚起があったのは五月八日が生まれて初めてだった...全文を見る
○井坂委員 繰り返しになりますが、重大なこととおっしゃりながら、単に線を抜いて、そしてウイルスの中身の調査だけして、一体、線を抜くまでの間にどんな情報が流れたのかについては一切注意を払われなかったということが事実の経過だというふうに思います。  続いてお伺いをいたしますが、この...全文を見る
○井坂委員 同じく、八日の時点で警察、警視庁に相談をしなかったということでありますけれども、この理由については何か特段ありますでしょうか。
○井坂委員 ちょっとお尋ねしたことと微妙にずらしてお答えをされているんですけれども、それは、ウイルスの中身のチェックとそれへの対策は、おっしゃるように、されたんだというふうに思いますが、しかし、情報が抜かれているかもしれないという出来事に対して、八日の段階では警察に相談をされなか...全文を見る
○井坂委員 何か、本当に理解ができないのですが。  パソコンがウイルスにかかりました、だから、どんなウイルスにかかったのかを調べて、そしてそのウイルスを駆除する、あるいは今後その同種のウイルスを防ぐワクチンを開発しました。これはこれで、こちらの流れの仕事としてはいいと思うんです...全文を見る
○井坂委員 しかし、その後、不正アクセスされたパソコンは東京と福岡で四十台、こういうことが報道をされているわけであります。  この四十台のパソコンに不正アクセスがされていた、あるいは、ウイルスに感染していたということなのかもしれませんが、この事実については、いつ気づきましたでし...全文を見る
○井坂委員 ちょっと、これは通告にない質問なので恐縮ですが、その四十台のパソコン、どういうOSが入っていたのか、あるいはどういうメールソフトだったのか。要は、最新だったのかということですね。これが少し気になるところでもあるんですが、もしそういう情報を今お持ちであれば、その感染した...全文を見る
○井坂委員 最初一台だけしかウイルス感染に気づいていなかったものが、十日後には四十台になっていたということで、ちょっとこの辺も、その四十台のパソコンのOSとかメールソフトが実際、最新だったのかどうかということは、また後刻、文書でお答えをいただければというふうに思うんですけれども、...全文を見る
○井坂委員 済みません。よろしくお願いいたします。  最初一台で、そして、それに対して単なるウイルス対策のことだけを行い、そして十日後には四十台がそういった大変なことになっていたということであります。  十八日に起こったこの一連の出来事、あるいは十八日に気づいたこうした一連の...全文を見る
○井坂委員 この間、機構の場合は、八日も十八日も即日理事長のところまで報告が上がった。一方で、厚労省の場合は、八日も十八日も担当係長どまりだったということかと思います。  このあたりは、厚労省の方がむしろ危機感の欠如と言われても仕方がない状況だったのではないかというふうに思いま...全文を見る
○井坂委員 もう一点、先ほどの理事長の答弁で少し解せないことがございます。  八日の段階では、ウイルスにかかった、でも、それを、情報を即座に抜かれているとは判断せずに、まずウイルスの解析に入って、そして後日、このウイルスは別に情報を抜くタイプではなかったということなので、事後的...全文を見る
○井坂委員 私は別に、十九日にそういう判断をされたのをおかしいと責めているわけではなくて、十八日も八日も、同じ、新種のウイルスに自社のパソコンが感染をした、そして、セキュリティセンターから、情報が外部に、知らない通信先と通信が勝手に起こっていますよ、こういう通報があった。全く同じ...全文を見る
○井坂委員 八日のパソコンを警視庁に提供したのは十八日より前ですか、八日の直後にそうしておられたんでしょうか。
○井坂委員 今ちょっと苦笑いが漏れましたけれども、そんなのは当たり前だと思うんですよ。十八日の段階で新たに感染した四十台だけ警察に出して、もともと八日に感染していた一台を出さない方がおかしいのであって、十九日に、それは四十一台なのか何なのか、全部出す、これは当たり前だと思います。...全文を見る
○井坂委員 この点に関しては、私は全く理解ができません。今の御答弁でも、何か非常に力を込めて、ケーブルを抜いたからもうこれで異常な通信はなくなったと力を込めておっしゃいましたけれども、その抜く寸前まで何かが通信されていたわけですよ、不審な通信先と。しかも、個人情報を抜かれることに...全文を見る
○井坂委員 ありがとうございます。  厚労省にお伺いをいたしますけれども、警察に実際に捜査依頼を出したということも含めて、この十九日の一連の出来事を、厚労省内では、いつ、どこまで報告を上げておられましたでしょうか。
○井坂委員 報告を聞いた担当係長から、厚労省内で、どこか、その上に報告を上げましたでしょうか。
○井坂委員 八日、十八日、十九日と事態がどんどんはたから見ても深刻になっていながら、全ての情報は担当係長どまりだった、これが厚労省のこの間の実態だというふうに思います。  加えてお伺いをいたしますが、八日から二十日たって二十八日、ようやく警視庁から捜査依頼をしたことの結果の連絡...全文を見る
○井坂委員 そうしますと、情報が流れ出ていましたよという捜査の報告ではなくて、機構のものと思われるデータが外にありましたよ、おたくのものと思われるデータがここにあったので多分流れ出たんじゃないですか、こういう報告があったということであります。そして、またその後、そのデータが機構の...全文を見る
○井坂委員 発表を二十九日にしなかった理由はお答えになられましたけれども、私も本当に端的に、明快に質問通告を出しておりますとおり、その判断をいつ、誰がしたんですかというふうにお尋ねをしておりますので、二十九日に報告をしないという判断をいつ、どなたがされたのか、お答えをいただきたい...全文を見る
○井坂委員 以上、事実経過を確認させていただきました。  残りの時間で、多少、仕組みの問題などについても本日は伺ってまいりたいというふうに思います。  まず、現状のルールについて伺います。  今回は、ネットに接続された端末で、そこに個人情報も入っていた、あるいは個人情報のL...全文を見る
○井坂委員 ありがとうございます。  続きまして、今回、個人情報ファイル、これはセキュリティーポリシーで、共有フォルダ上に置くにしてもパスワードを設定するようにということで明確にルールづけをされていたにもかかわらず、五十五万件分の個人情報ファイルにはパスワードがそもそも設定をさ...全文を見る
○井坂委員 ありがとうございます。  続きまして、午前中にも少し問題が指摘されましたが、年金機構が、情報管理という部分で、五年連続下から二番目のC評価だったという問題であります。  社会保障審議会の年金事業管理部会における年金機構の中期目標期間の評価でこのようになっているわけ...全文を見る
○井坂委員 今大臣が答弁されたとおり、ここに書いてあることは、実は郵便の送り間違いのことばかりが書かれているわけであります。実際、この評価シート、私も拝見しましたが、そもそも今回問題になったようなインターネット上のウイルス対策に関しては、これは評価の視点としても一言も書かれており...全文を見る
○井坂委員 文章で、セキュリティー対策の中にウイルス対策も含まれるんだと、口でおっしゃるのは簡単だと思いますが、では、ウイルス対策が、年金機構、ちゃんとできていたか、いなかったのか、それは毎年調べているんですか。
○井坂委員 今後、第三者から成る検証委員会を立ち上げるということであります。  しかし、実は、今後立ち上げるよりも前に、かつて年金業務監視委員会という、厚労省の外部にあった、まさに年金機構の業務内容をチェックする第三者機関があったわけであります。その組織は、昨年の三月に廃止をさ...全文を見る
○井坂委員 去年の三月に廃止された外部委員会、期限が来たと事もなげにおっしゃいましたけれども、実は、当の、その委員会の中心メンバーの方が、やってきた仕事から鑑みて当然延長すべきであったし、延長も簡単だったはずなのにしなかったということで、今回の事件を経て、ネット上で意見表明をされ...全文を見る
○井坂委員 冒頭申し上げましたように、本件は、サイバー攻撃ではなく、組織体質の問題だというふうに申し上げざるを得ません。  依然、消えた年金問題以降、名前は変わりましたが、この変わらない年金機構の体質、私は、我が党がかねて申し上げておりますように、年金機構は解体をして、そして、...全文を見る
06月10日第189回国会 衆議院 厚生労働委員会 第22号
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○井坂議員 一足飛びに均等ではなくという御質問でありますが、現行法でも、例えばパートであれば、法律にはっきりと均等が書かれております。にもかかわらず、現実で、ではパートの方と正社員の方が本当に均等待遇かと聞かれて、そうですねと言えるような状況は、これはないというふうに考えています...全文を見る
○井坂議員 メンバーシップ型とジョブ型についてのお尋ねがありましたが、もちろん、能力、経験、勤続年数で賃金が決まるメンバーシップ型雇用ではなくて、職務で賃金が決まるジョブ型雇用を推進していくことが大事だというふうに我々は考えております。  ただ、今委員がおっしゃったような、メン...全文を見る
○井坂議員 まず、本法案自体は、労働市場の流動化がなければできないというような、そういう労働市場の流動化を前提としたものではありません。  ただ、むしろ同一賃金ということが本当に社会で広く実現していけばいくほど、その結果として、正規から非正規に自由に行ける、また、非正規から正規...全文を見る
○井坂議員 まず、定期昇給とか労働者の生活を考慮した賃金水準ということと、職務に応じた賃金というのはなかなか両立しないのではないかというお尋ねであります。  労働者の生活を考慮した賃金決定ということで、まず私が申し上げたいのは、では、現状の非正規の方は生活が成り立つような賃金設...全文を見る
○井坂委員 維新の党の井坂信彦です。  まず、厚生労働委員会における質疑の意義、答弁の正当性など、本日の質疑に先立つ大前提について伺います。  衆議院では、年金機構の全てのインターネットを五月二十九日に遮断したと答弁がなされ、また、厚生労働委員全員に正式に配られた文書にも、そ...全文を見る
○井坂委員 非常識、不正確な報告があったという御答弁であります。  昨日の参議院厚生労働委員会までは、厚生労働省の中ではこの事実を知る方が一人もおられなかったということで、ちょっと確認ですが、よろしいでしょうか。
○井坂委員 五月二十九日以降、年金機構と厚生労働省の間では、そうすると、メールのやりとりは当然なかったということでしょうか。
○井坂委員 委員長、後日、またきょうの議事録を精査していただきたいと思いますが、私は、もう最初の質問から、この事実を厚労省の中で一番早く知ったのはどなたですか、そしていつですかということで、別に、はなから、大臣がいつこれを知られたかという質問はしておりません。通告でも、明快にその...全文を見る
○井坂委員 くれぐれもお願いをいたしますが、この事実関係の把握にいたずらに時間をかけて、厚労委員会への報告をおくらせることのないようにお願いをしたいと思います。  まずは、以前厚生労働委員会に配付をされた資料、これが五月二十九日遮断と間違っていた部分をまず訂正していただいたもの...全文を見る
○井坂委員 おくらせる意図を感じるのは私だけでしょうか。  もう一つ、本日、派遣法の質疑に入る前に、この厚生労働委員会の答弁の正当性、そして質疑の意義にかかわることでお伺いをしたいことがございます。  六月三日の厚生労働委員会で、私は、年金機構の水島理事長と質疑をさせていただ...全文を見る
○井坂委員 年金機構はアクセスログの解析をしなかったが、運用会社がアクセスログの解析をしていたんだということでありますが、ばかにするなと申し上げたいと思います。そんな答弁が通用するのであれば、私は、厚生労働委員会を今後開く意味がないというふうに思います。実際、参議院でも、参議院の...全文を見る
○井坂委員 ふだんであれば、そうおっしゃることで了としたいと思いますが、しかし、今の質疑を、このやりとりを聞いていただいて、やはり、委員長、御所見をお伺いしたいと思います。  そのとおりだと思うが、理事会で協議をするぐらいは言っていただけないものでしょうか。  さらには、本日...全文を見る
○井坂委員 改めてとはもちろんおっしゃっておりますが、こういうことが見過ごされている間は、派遣であろうと何であろうと、この厚労委の質疑自体が正当性を持たないというふうに考えております。  ですから、優先順位は明らかで、まず、この問題、何でそんな答弁になったのか、何でそんな答弁が...全文を見る
○井坂委員 委員長、いろいろ出過ぎたことを申し上げたことはおわびを申し上げます。  国民の当たり前の感覚で議題の優先順位を決め、そして、緩み切った年金機構と厚生労働省を厳しくコントロールできる厚生労働委員会にしていきたいというふうに考えております。  本題の派遣法について、質...全文を見る
○井坂委員 さまざまな考えはあるが、そのようないわゆる既存不適格のような扱いは今のところ考えていないという答弁でありますが、その理由は何ですか。一体どういうデメリットがあるからそれをしないというふうに御判断されたんですか。
○井坂委員 派遣労働の固定化防止とか、専門二十六業務の方であっても、やはり契約更新が頻繁にあって不安定な状況なんだ、決してよくない状況なんだというふうにいつも答弁をされておられます。  それはそうだと思いますが、しかし、では、今回の法改正で、専門二十六業務の方が三年後には必ずほ...全文を見る
○井坂委員 大臣がおっしゃることは、もちろん、派遣先の経営者の方、そして派遣元業者の経営者の方が本当に良心的な方であれば、そういうこともあるというふうに思います。実際、そういうケースもゼロではないというふうに思いますが、しかし、私が見聞きする限りは、そんなことはほぼ非現実的な、め...全文を見る
○井坂委員 今大臣がおっしゃった指針が本当に守られているのであれば、我々が心配しているような、四十代、五十代の派遣の方が三年後にぶった切られて行く先がないなんという現実は起きていないはずであります。しかし、実態は、年齢が上がれば上がるほど派遣労働者は次を探すのが難しくなるという厳...全文を見る
○井坂委員 終わります。
06月11日第189回国会 衆議院 厚生労働委員会 第23号
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○井坂委員 維新の党の井坂信彦です。  まず、ちょっと順番を変えまして、一番最後の質問からさせていただきたいというふうに思います。  今回の年金機構の情報流出の事件が、八日に最初にウイルスメールが届いて以降、年金機構の中ではいろいろな問題が即日理事長まで報告が上がっておりまし...全文を見る
○井坂委員 私、この質問通告を昨日七時か七時ちょっと前ぐらいにお送りをしたと思うんですが、その後、昨晩の八時半のニュースを私は見まして、そのニュースに何と書いてあったかというと、実は、この係長は二十五日より前の段階で課長補佐クラスに報告をしていた、こういうニュースが昨晩八時半に流...全文を見る
○井坂委員 では、自分の直属とか斜め上とか、そういう職階の方ではなくて、同じ係長クラスの別の方にCCでメールが行っていたということだということであります。  本日も、いろいろと事実確認レベルのことを端的にお伺いしたいと思っておりますが、まず、二十二日と二十三日にインターネット遮...全文を見る
○井坂委員 ちょっと通告をしていない技術的な内容になりますのでおわかりになればということでありますが、このメールの回線は、これはメール回線を地域限定で遮断とか部署限定で遮断できるような仕組みなのか、それとも、メールサーバーは一つで、外部インターネットとつながっているのは、それは全...全文を見る
○井坂委員 全部まとめてであれば、さすがに切るのは決断が要っただろうと思いますが、部署ごとに切れたのであれば、やはりこれも、今からさかのぼって考えれば、大変な失着だったのではないかなというふうに思うわけであります。  また、インターネット遮断後も使い続けていたメール回線からウイ...全文を見る
○井坂委員 確かに、ウイルスに感染する経路は、メール回線から感染をして、そして、感染をしたコンピューターから情報流出、今回、先に遮断をした厚労省統合ネットワークを通じた外部回線から大量に情報流出をしたということで、流出をとめるために、こちらをとめればいいと判断をしたということであ...全文を見る
○井坂委員 ありがとうございます。  メールの回線が、全部切るか、全部残すかしかできないということであれば、次のメールのシステムは、これはもう必ず部署ごとあるいは地域ごとに遮断ができるようにしなければいけないということだと思います。  続けて伺いますが、八日のウイルスをすぐさ...全文を見る
○井坂委員 我々に示された、情報漏えい型ではなかったというのは、それは別に捜査情報でもセキュリティー情報でもない、開示して構わない情報だということでしょうか。
○井坂委員 通告どおりもう一点伺いますが、十八日のウイルス、これもウイルス対策会社に解析を依頼したということで以前の経緯報告に書いてありますが、こちらの結果については、私が知る限りまだ伺っていなかったというふうに思うんですが、この十八日のウイルスは、これは結局、情報漏えい型だった...全文を見る
○井坂委員 ちょっと、さっきお答えいただいた意味がよく理解できなかったんですが、八日のウイルスは一定開示ができて、十八日のウイルスはそこまでも開示ができないという、そこの違いは、どういう線引きがあるんでしょうか。
○井坂委員 捜査上の情報だから開示ができないということはよくおっしゃるわけでありますけれども、私の理解では、捜査上の理由で開示ができないというのはどういうものかといいますと、基本的には、犯人しか知らない情報ということではないかというふうに思います。  後ほど犯人らしき方を捕まえ...全文を見る
○井坂委員 今の御答弁だと、具体的にとおっしゃいながら、線引きは事実上全くわからない。捜査の進展に支障があると言われたって、なぜあるのか、本当にあるのか、こちらでは全くわからない線引きだというふうに思います。  なかなか、委員会で事実関係をお伺いしても、そういう御答弁であったり...全文を見る
○井坂委員 そのような紙は存在をしないということで両代表から御答弁をいただきましたので、これは私の全くの未確認情報を申し上げたということで、申しわけなかったと思います。  続きまして、また事実確認ですけれども、東京本部のパソコン十九台から大量のデータが外部送信をされたこの二十三...全文を見る
○井坂委員 そこから先は、また捜査上ということでお答えをいただけない部分かと思います。  続きまして、情報流出が今回百二十五万件ということでありますが、この百二十五万件以外は流出をしていないとするような根拠が何かありますでしょうか。これは大臣に事前に通告をしております。
○井坂委員 今の大臣の御答弁ですと、既に流出をしたのは百二十五万件どまりで、今後流出がないようにというお答えでしたけれども、私が心配をしておりますのは、百二十五万件はたまたま外部で既に見つかったデータであって、もう既に流出済みで、まだその存在が見つかっていないデータがあるのではな...全文を見る
○井坂委員 つまり、例えば、家を泥棒に入られたことに例えれば、自分の家のものが外で見つかった、あっ、これは盗まれていたんだという状況なのか、それとも、家の中を全部チェックして、とられたものはもうこれだけだというふうに限定をされているのか、どちらなのか、もう一度確認させてください。
○井坂委員 家の中でとられたものを確認して、なくなったものはもうないということなのか、それとも、外で見つかったものであって、家の中でまだほかにとられたものがあるのかもしれないのかということです。
○井坂委員 実は、昨日のニュースで、今回百二十五万件が見つかった、例のあの海運会社のサーバー、それ以外にも、通信先のサーバー、国内外二十カ所に上ったということでありますから、その二十カ所の中も全部調べてあるのかどうか私はわかりませんが、通信先の数だけ盗まれたものが見つかる可能性が...全文を見る
○井坂委員 ちょっと、そういうやりとりで本当に現場が徹底されているとは思えなくて、あなたのは百二十五万件に入っていないから流出していませんと言っていたり、あるいはそうとられるようなやりとりをしていたりというのが実態ではないかなと思うんです。  実際は、百二十五万件以外でも、その...全文を見る
○井坂委員 仮定のお話というか、ちょっと今の大臣の御答弁は違うのではないかなというふうに思いますけれども、また引き続きさせていただきたいと思います。  時間が参りましたので、どうもありがとうございました。
06月12日第189回国会 衆議院 厚生労働委員会 第24号
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○井坂委員 維新の党の井坂信彦です。  今回の派遣法改正には、三つの大きな矛盾があります。  一つは、専門性の低い低賃金の派遣だけ規制緩和で拡大をされるのに、比較的高いスキルで比較的高い賃金が得られている専門二十六業務は、規制強化で働きにくく、受け入れにくくなる矛盾。  そ...全文を見る
○井坂委員 大臣、人生いろいろみたいな、そんな答弁で済むのであれば、それはあらゆる議論が人生いろいろで済んでしまうと思います。  明確にデータをお示ししておりますので、大臣が今説明されたことは、そもそも抑止力になりません。大体、反対があったときはとおっしゃいますが、反対の意見の...全文を見る
○井坂委員 実態をあらわしていないとは思っていないとか、ちょっと意味が不明になってきているんですけれども、これはさすがに与党の皆さんも、本当にこういう答弁でいいと思われますか。聞いたことに答えているというふうに、委員長、思われますか。  大臣も今、全然、抑止力のあるということに...全文を見る
○井坂委員 結局、今回の意見聴取手続では、恐らく反対意見が出ることすらほとんどない。事実上、延長したいと言えば幾らでも延長ができる仕組みだというふうに思います。  一方で、お尋ねをいたしますが、では、今回の法改正で、派遣の雇用枠が減る方向の改正というのは何かあるんでしょうか。先...全文を見る
○井坂委員 まだまだ矛盾がありますが、例えば、今回、専門二十六業務で主に問題になりますが、企業側は、こうして三年、六年、九年と派遣労働者を取っかえ引っかえ入れ続けることができるようになります。これはほぼ歯どめがありません。  一方で、派遣労働者の側は必ず、個人単位の三年期間制限...全文を見る
○井坂委員 大臣、再質問いたします。  今、派遣で働き続けたいという方をなぜ三年で切るんですかということに対して、キャリアの見詰め直しの機会を、チャンスをつくるんだということであります。  お尋ねをいたしますが、なぜ派遣労働者だけ三年に一度の強制的なキャリアの見詰め直しが必要...全文を見る
○井坂委員 正面からお答えいただきたいと思います。  いいんですよ。いろいろなキャリアアップ措置があってもいいと思います。あるいは、正社員化のチャンスが三年に一度あってもいいと思いますが、見詰め直しの結果、同じところでまたもっとやりたいという考えになる人も当然多いと思います。な...全文を見る
○井坂委員 その話はおととい議論済みなんですが、では三年たって正社員になれるなら、おっしゃるとおりです、臨時的、一時的ですが、多くは、結局、次の派遣先を紹介されるだけで、派遣労働はずっと続くわけですから、全くもって今の御答弁は理屈が通っていない。矛盾に満ちた制度だというふうに思い...全文を見る
○井坂委員 今の大臣の御答弁どおりだったらどんなにいいかというふうに思うんですね。  窓口に行って相談すれば雇いどめがなくなるというような、そんなようなお答えでしたけれども、ちょっと理屈がよくわからないんですが、窓口に行くと、雇いどめはどういう理屈で回避をされるんですか。
○井坂委員 大臣、御自身が仮に派遣労働者だったら、あるいは自分の子供や孫が派遣労働者だったら一体どうだろうか、こういう真剣な想像力を持って我々は法改正を行わなければいけないというふうに思います。  本日は時間が参りましたが、大変大きな怒りを持って私の本日の質疑を終えたいと思いま...全文を見る
06月26日第189回国会 衆議院 我が国及び国際社会の平和安全法制に関する特別委員会 第14号
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○井坂委員 維新の党の井坂信彦です。  今国会は安全保障と労働法制が二大与野党激突テーマだというふうに言われておりますが、私は、ふだん厚生労働の方で、さきの派遣法改正については大反対、今後もまた労働基準法に関して、これも大変問題があるということで、徹底的に厳しく審査をしていきた...全文を見る
○井坂委員 特に何もおっしゃらなかったということでありますが、総理にも一問だけお伺いをしたいと思います。  マスコミを懲らしめるために広告料収入を減らせばいい、文化人から経済界にも働きかけてほしい、こういう発言をした自民党議員、これはやはり私は、総理としても確認をして何らかの処...全文を見る
○井坂委員 その気はないということで、大変残念に思うわけであります。  本論に入りたいと思いますが、まず、専守防衛原則と集団的自衛権についてお伺いをしたいと思います。  この委員会で、総理は初期の段階からこうおっしゃっています。今回の法整備において、憲法の精神にのっとった専守...全文を見る
○井坂委員 いろいろおっしゃいましたが、後ほどまた議論しますが、政府案ではまたどんどんいろいろなことができてしまうということが、大変我々は懸念をしているところであります。  今回、政府は、日本を取り巻く安全保障の環境の変化を理由に、昨年、閣議決定だけで憲法の解釈を変更し、また今...全文を見る
○井坂委員 お尋ねをしておりましたのは、今回法改正をしましたが、さらに安全保障環境が変化をすれば憲法を改正して集団的自衛権の行使の拡大をする必要が訪れる可能性があると思っておられるのか、今回大分拡大をしたので、まあ当面、あと十年ぐらいはこれで問題なくいけるだろうというふうに考えて...全文を見る
○井坂委員 今の政府案の集団的自衛権ではこんなことも起こるという例で、いつも政府が出されるホルムズ海峡のこと、二枚目の資料をごらんいただきたいというふうに思います。  二枚目の図の左側部分が、政府がいつも説明をしておられる、敵国が中東ホルムズ海峡沿岸の仮にオマーンを攻撃して、そ...全文を見る
○井坂委員 機雷の敷設がオマーンに対する明確な武力行使、さらにはオマーンが日本に支援を要請してくる、ここまでつながって初めて今の政府案では自衛権を発動すると思うんですが、そういうふうにならなかったら、結局、石油が来なくても自衛権を行使できないとなるのではないかと思いますが、いかが...全文を見る
○井坂委員 ちょっと話を戻しますが、機雷敷設が特定の国への攻撃だ、その国から要請があって初めて発動するので、そうならないケースもいっぱいあると思うんですが、そういう場合、要は自衛権を行使できない場合が私はあると思いますけれども、どうですか。
○井坂委員 そこを議論したかったんですけれども、つまり、日本への甚大な影響は全く一緒にもかかわらず、要請の有無とか、そういう関係のないところで自衛権を行使できるできないが決まると、これは専守防衛の考え方と随分違ったことになるんじゃないですかということをお伺いしています。
○井坂委員 ですから、政府案ではそれができないケースがあるんじゃないですかと。これはもうこの委員会でずっと議論をされてきていることでありますから、それを両方比較したわけであります。  もう一点、存立危機事態に関して、もっとおかしなことになるんじゃないですかということが三枚目の図...全文を見る
○井坂委員 ちょっと確認しますけれども、議員に配られている政府の説明資料では、別にそんな、武力行使と同時にサイバー攻撃が行われた場合なんて書いておりません。米国がサイバー攻撃を受けた場合に、仮に新三要件を満たすのであれば日本は武力の行使を行い得ると明快に書いてあるわけでありますが...全文を見る
○井坂委員 非常に拡大をし得ると。最後は結局、新三要件で政府が総合的に判断をして決める、大体この答弁に行き着くわけであります。私は、ここが大変、この基準が曖昧、歯どめが曖昧と本改正案について感じる部分であります。  もう一点、南シナ海の問題についてお伺いをいたします。  中国...全文を見る
○井坂委員 国民が今一番実際の脅威と感じているような南シナ海あるいは尖閣、こういったところで今回の法改正が実際どうきいてくるのか、ここになかなか具体的なお答えをいただけないわけであります。  本日も、この存立危機事態に関して私は特にそう思いますが、結局、新三要件を満たせばという...全文を見る
○井坂委員 ちょっともう一度。今回の法改正で実際新たにできる部分はどこになりますか。
○井坂委員 南シナ海とか尖閣とか、我々が、現に起こっている、心配している部分については、法律でどうなるのか、なかなか具体的な御答弁がいただけない。一方で、説明は、ホルムズとかサイバーで集団的自衛権が使えるんだ、こういう話でありますから、私は、やはり今回の安全保障法制、このあたりは...全文を見る
07月01日第189回国会 衆議院 厚生労働委員会 第27号
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○井坂委員 維新の党の井坂信彦です。  本日は一般質問ですので、三つのテーマで、それぞれ短目にお伺いをしたいと思います。  一つ目は、病理医についてお伺いをいたします。  以前の一般質問で、浦野議員の方から、抗がん剤の効き目を事前に調べる感受性試験ということについてお伺いを...全文を見る
○井坂委員 病理医さんがここ最近で二四%増という数字もいただきました。一方で、この十年間で病理診断の件数は一・七五倍、つまり七五%増であったり、うち、外科手術や内視鏡手術の最中に行ういわゆる術中迅速病理診断というものは、これはもう三倍、要は二〇〇%増であったり、また、免疫染色とい...全文を見る
○井坂委員 大臣の、相対的に見ても、ほかの診療科と見ても、救急やら婦人科、産婦人科、そういうところに比べてもなお一番足りないところであるという御認識でありました。  一方で、私も、この問題をいろいろ調べておりますと、どういう仕組みになっているのか、これはもう本当に、率直にわから...全文を見る
○井坂委員 ちょっとお尋ねしたことにお答えいただいているかどうかわからなかったんですが、本来病理医さんが医行為としてやらなければいけない病理診断が、その七割近くが医療機関外で行われているようにも見えるわけでありますが、そういった実態があるのか、あるとしたら、その理由は、あるいはど...全文を見る
○井坂委員 病理医さんがいない、あるいは病院経営の効率化ということで検査を外注している。これは登録衛生検査所というところに検査を外注しているということはわかりました。  検査を外注して検査結果が返ってきます。結局、そこで病理診断という医行為が必要になるのではないかなと思うわけで...全文を見る
○井坂委員 検査の外部委託、これはあっていいことだと私は思います。  ただ、検査の外部委託をしても、結局、その検査結果報告書が返ってくるわけです。それを、病気ですね、あるいは、病変がありますねと診断をする行為は、これは病理医による医行為だというふうに思うわけでありますが、それが...全文を見る
○井坂委員 いや、これは私がちょっと調べただけで怪しいなと、怪しいなと言ったらちょっと語弊がありますけれども、本当に病理医さんの診断が必要なところで行われているのかなという疑問を持っておりますので、物すごく御存じなことだと思いますから、もう少し誠実に答弁をしていただきたいと思いま...全文を見る
○井坂委員 医師が医師がというふうにおっしゃるわけでありますが、それは、要は病理医のいない病院が委託をするわけですね、いればそこでやればいいわけですから。多くの病院は病理医がおりません。八千六百病院があるうちの多分千病院ぐらいしか病理医はいないと思います。病理医がいない病院が検査...全文を見る
○井坂委員 きょうは時間の関係もありますので現状認識をお尋ねするにとどめますが、最後に、大臣にこれまでの流れから一点だけお伺いをしたいと思います。  今、参考人は医師法上は問題ないというふうに答弁をされました。それはそうかもしれませんが、しかし、病理医という専門家があって、まさ...全文を見る
○井坂委員 時間がありますので、今は答弁をいただくのみにとどめて、また次回以降させていただきたいというふうに思います。  続きまして、本日二点目は、歯科技工士さんの問題であります。  歯科技工士の方は、先日、歯科技工士の方々から直接お話を伺う機会がありましたが、五年以内の離職...全文を見る
○井坂委員 考えていかなければいけないなという御答弁でありますが、これは別に、ここ最近急にこうなったわけではなくて、随分昔から、歯科技工士さんは非常に長時間働かなければ、そして、働いたにもかかわらず、なかなかお給料が得られない、三百万円台だ、こういう状況が続いてきているというふう...全文を見る
○井坂委員 過去の議事録もずっと見てきたんですが、歯科技工士のこの問題を過去何回か各党の議員がお尋ねをすると、必ず質の問題に最後は答弁がすりかえられてしまってきています。何か歯科技工士の仕事の質が低いから給料が三百万円台なのか。私は、どうも問題の立て方が違うのではないかなと。 ...全文を見る
○井坂委員 ちょっと最後の方がよくわかりませんでしたが、市町村はいろいろやっているんです。昨年、国の法律が、この部分が変わったものですから、それをしっかり受けとめて、そろそろ母子家庭、父子家庭の学童保育料減免が国の制度として必要ではないですかということを、国の法律との関係でお尋ね...全文を見る
○井坂委員 時間が参りましたので、終わります。また引き続き、一般質問で議論をさせていただきたいと思います。  どうもありがとうございました。
07月08日第189回国会 衆議院 厚生労働委員会 第29号
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○井坂委員 維新の党の井坂信彦です。  本日は、社会福祉法の一部改正案について質疑をさせていただきます。  ことしの予算委員会で、私も、社会福祉法人の内部留保の問題、それから福祉人材の処遇改善、いわゆる賃上げについて質疑をさせていただきました。今回の法改正は、まさにこの二つの...全文を見る
○井坂委員 いただいた議員向けの説明資料にも、今大臣がおっしゃった四点は明記をしてあるわけであります。  私は、これ以上細かく書く必要はないというふうに思いますが、一方で、事業の継続に必要な財産ということだけを法律で定めると、これはやはりいかようにもとれてしまう。今大臣が端的に...全文を見る
○井坂委員 事業の継続に必要な財産ということで、本日、もう一点お伺いをしたいと思います。  ある法人で、内部留保を実際数えてみました、それから、その法人の事業の継続に必要な財産額を今おっしゃったような実際の計算をして調べてみました、すると、事業の継続に必要な財産額の方が、数字上...全文を見る
○井坂委員 私がこの質問で心配をしているのは、余裕財産がない法人は社会福祉充実計画なんといってどんどん使うお金がないわけですから、そういう心配をしているのではなくて、今後、事業の継続に必要な財産というのが厳格に決められるわけですよね。その必要とされる財産すら持っていない法人が世の...全文を見る
○井坂委員 最初に線引きを厳格にということを申し上げました。これは、線引きが甘いと、本当は余裕財産のはずなのに、何か、事業に必要な財産だということになってしまう。ところが、細かい計算をきっちりやって線引きを厳格にすれば、今度は、そこに達していない法人というのは、要は本当に必要な財...全文を見る
○井坂委員 その議論も担当の方とは随分させていただいているんですが、確かにこれまでは、介護保険という場合は、やはり介護のサービス、提供するサービスに応じて介護報酬をという、これが基本だったと思います。しかし、今、処遇改善加算ということが当たり前のように行われておりますが、この処遇...全文を見る
○井坂委員 仮に、積み立て不足で事業継続ができないなんということは、これはあってはならないことですが、こういうことが起こったら、サービスの向上どころか、これまでやっていたサービスの維持ができなくなるという大問題でありますから、そういう意味では、ぜひ、積み立て不足のところをきちんと...全文を見る
○井坂委員 大臣が今おっしゃった、国庫返納とかそういうことをやると持続可能な経営に支障が出るというのは、どういうことなのか、イメージが湧かなかったんですけれども、どういう支障があるんですか。
○井坂委員 大臣がおっしゃったお話は、それは財政が豊かな時代であれば、私だって、基本的には、民間の団体で、そんなにぎりぎり、余ったからというような話は本当に筋のいい話だとは思わないです。しかし、今、国全体の社会保障の財政が大変厳しくなっていて、それがゆえに全体を一律マイナス四・四...全文を見る
○井坂委員 大臣に最後にお伺いをしたいと思います。  現状は今のような御説明がありましたが、私が申し上げた、余裕財産があって、それを真っ先にどうしても使うんだったら、今はもう一番問題になっている処遇改善に使うべきだ、余っている財産があるのに、それはそこに使わずに、税金からまた処...全文を見る
○井坂委員 終わります。
07月14日第189回国会 参議院 厚生労働委員会 第21号
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○衆議院議員(井坂信彦君) ただいま議題となりました労働者の職務に応じた待遇の確保等のための施策の推進に関する法律案につきまして、提出者を代表して趣旨説明を行います。  我が国では、いわゆるバブル経済の崩壊により、景気が長期にわたり低迷する中で、非正規労働者は増加傾向にあります...全文を見る
○衆議院議員(井坂信彦君) 大変失礼いたしました。  先ほど、一点抜けた部分がありましたので、補足をさせていただきます。  最後に、この法律は、公布の日から施行することとしております。  以上でございます。
08月05日第189回国会 衆議院 厚生労働委員会 第33号
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○井坂委員 おはようございます。維新の党の井坂信彦です。  先ほど足立議員から、何か党代表選に向ける思いや公約まで聞かせていただいて、実は、維新の党は、アメリカ大統領選型と言われる、八月末までに党員登録された一般党員の方は国会議員、地方議員と全く同じ一人一票で代表選ができるとい...全文を見る
○井坂委員 本日、後ほど議論いたしますが、医療法人のうち八割以上、恐らく八四%ぐらいが持ち分あり医療法人のままだということであります。この持ち分あり医療法人が果たして本当に、非営利法人というふうに言い切って、株式会社と明確な線引き、取り扱いを分けることにどこまで妥当性があるのか、...全文を見る
○井坂委員 二問目にお伺いをしようとしておりました、こういう今回仮に外部監査の義務づけの対象外となってしまった小規模な法人についても、何らか別途、より公開性を増す手だてが必要ではないかと通告をしておりましたが、今の御答弁以上のものはないと思いますので、ここは飛ばさせていただきたい...全文を見る
○井坂委員 いわゆる一般的な価格より高い値段で関連法人から物を買っていたら、その分余分なお金を意図的にその法人につけかえているだけだ、あるいは利益と連動したような値決めの契約はだめだ、こういうお答えだったと思います。  ちょっと参考人に細かいことをお伺いしたいと思うんですが、例...全文を見る
○井坂委員 一般論は大臣がおっしゃったとおりで、具体的なことなので参考人にお伺いしたんですが。  病院の役員さんの関係者がコンサルティング会社をつくりました、世間一般の相場で成功報酬型のコンサルティング契約を結びました、その場合は、当然それは報告されるんですけれども、報告を受け...全文を見る
○井坂委員 余りはっきりお答えにならなかったんですけれども、私は、これまでの過去の議事録も見ますと、要は売り上げとか利益に連動したような払い方はだめだということではないかなと思っていたので、当然、普通では当たり前の成功報酬型、売り上げや利益に連動したコンサルティング契約があります...全文を見る
○井坂委員 持ち分あり法人ということで、最高裁判所の判例でも幾つか出ておりますが、この持ち分ありの医療法人が果たして本当に非営利法人と言い切れるのかということになりますと、やはり最後は、法人を解散するときは財産が出資者に割り振られてしまう、個人の持ち物になってしまうということで、...全文を見る
○井坂委員 この期に及んで、最後、あり得ると終わるあたりがもう全く、さっきの答弁と何が変わったのかよくわかりません。  そういうことで、まさにこの基準がいま一つよくわからないんです。いわゆる非営利であるところの持ち分あり医療法人から営利の株式会社に、しかも同じ親族で経営している...全文を見る
○井坂委員 これまで議論してきた内容は、私は、こういうメディカルサービス会社はおかしいじゃないかとか、なくせとか言っている立場ではなくて、むしろ、持ち分ありがほとんどまだ現存していて、しかも、そこからさらに、メディカルサービス会社というものさえつくれば、事実上、毎年、正当な範囲で...全文を見る
○井坂委員 先ほどまで議論してきた持ち分あり医療法人、しかもメディカルサービス会社を横に置いている持ち分あり医療法人、これは非営利だ、株式会社は営利だ、こういう線引きで、株式会社は絶対に参画をさせません、こういう法律になっているわけであります。  株式会社が、子会社ですよ、別に...全文を見る
○井坂委員 ホールディング会社の親会社は完全に非営利法人で、しかも、地域の評議会なんかもつくって公益性も担保する仕組みに今回なっているわけです。  そういうホールディング会社の子会社の一つに株式会社がぶら下がるだけで、要は議決権一、そこに営利会社の議決権が一入ることで、そんなに...全文を見る
○井坂委員 この親法人は社団ですから、親法人の経営方針はどこまでいっても非営利に、徹底的に非営利な経営、運営方針を親法人は持つわけです。それに賛同した子法人が参画する仕組みに今回なるはずです。もし、そこに株式会社が入って、非営利の親法人と全く違う、営利営利の意見ばかり言って逆らっ...全文を見る
○井坂委員 ちょっと大臣にお伺いをしたいんですけれども、実は今回、株式会社の子法人としての参画は禁止をされました。一方で、株式会社に対して親法人が出資をするということは認められることになっています。ただし、それは一〇〇%出資でなければだめだ、こういうことであります。  私なんか...全文を見る
○井坂委員 もう時間ですので最後に一言申し上げますが、今の大臣の御説明ですと、それは、子法人、医療法人の横についているメディカルサービス会社を通じて、要は、まさに子法人の医療法人がグループで得た便益がまたこの法人を通じて結局出ていってしまうという同じ話になると思いますから、私は、...全文を見る
08月18日第189回国会 参議院 厚生労働委員会 第25号
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○衆議院議員(井坂信彦君) ありがとうございます。  御質問いただきました第六条二項では、派遣労働者とそれから派遣先で雇用される労働者との間において、その業務の内容及び当該業務に伴う責任の程度その他の事情に応じた均等な待遇及び均衡の取れた待遇の実現を図るものとしているところであ...全文を見る
○衆議院議員(井坂信彦君) 労働者派遣法の第三十条の二は、これは派遣元の事業主に対して、派遣労働者の賃金決定や教育訓練、福利厚生の実施について、その雇用する派遣労働者の従事する業務と同種の業務に従事する派遣先に雇用される労働者との均衡を考慮、おっしゃった均衡の配慮義務ということに...全文を見る
○衆議院議員(井坂信彦君) 今回の修正後の第六条第二項は、理念的な規定が多い本法案の中で、均等待遇の実現などに向けて具体の措置を求める条項でありますので、パートタイム労働法などの均等待遇を規定する労働関係法令の文言と整合を図ることとしております。  具体的には、職務という言葉と...全文を見る
○衆議院議員(井坂信彦君) ありがとうございます。  パートタイム労働法では均等及び均衡待遇の規定、それから労働契約法では均衡待遇の規定が定められているのに対しまして、今の労働者派遣法ではいわゆる均衡の配慮義務という形になっております。そこで、我々はこの原案で、第六条二項におい...全文を見る
○衆議院議員(井坂信彦君) 御指摘のように、パートタイム労働法の八条、九条、いわゆる均等及び均衡待遇規定がはっきりあるにもかかわらず、このいただいたグラフにあるように、パート労働者の賃金水準といわゆる正規労働者との賃金水準には大きな差がある、また、加えて、雇用の安定性なども含めて...全文を見る
○衆議院議員(井坂信彦君) 本法案の第六条第一項で、国は、雇用形態の異なる労働者についてもその待遇の相違が不合理なものとならないようにするために、事業主が行う通常の労働者及びそれ以外の労働者の間の待遇に係る制度の共通化の推進その他の必要な施策を講ずるものとするというふうに定めてお...全文を見る
○衆議院議員(井坂信彦君) 本法案は、特にこの六条一に関しては派遣を除外をしているものではありませんので、制度の共通化ということになります。
○衆議院議員(井坂信彦君) 職務に応じた待遇の確保というのは、これは、職務の差がなければ待遇も同じであるべき、また職務の差があれば待遇の差はその差の程度に応じたものであるべきというものであり、いわゆる均等と均衡の両方を含むものであります。
○衆議院議員(井坂信彦君) 均等ということを明記をさせていただいておりますので、均等と均衡の両方を含むということであります。
○衆議院議員(井坂信彦君) 職務の差がなければ待遇が同じと、それで、職務の差があればその差に応じた同程度の差という意味で均衡という場合もあり得るということであります。
○衆議院議員(井坂信彦君) この均等、均衡という部分以外にも、まさに、例えばパートであれば、均等及び均衡ということで、八条、九条で明記をされているにもかかわらず、先ほど御指摘があったような実態があるわけであります。こうした実態上の格差を調査、そしてそれに続く措置ということで実態上...全文を見る
○衆議院議員(井坂信彦君) 我々の法案では、政府にこうした措置を求めるものでありますので、実際、各企業が最終的に政府が行った措置に基づいて給与を決めていくと認識しておりますので、私の段階ではやはり政府に対してはそういう措置を求める、各企業の各現場でそういう実態上の格差の縮小が進ん...全文を見る
○衆議院議員(井坂信彦君) 本法案に言う職務というのは、その人が担当している仕事といったものであります。理念的に幅広い概念として用いており、この職務の判断に当たって、具体的な業務の内容だけではなく、責任の程度や業務内容や配置の変更の範囲などの要素が入るということは否定はしておりま...全文を見る
○衆議院議員(井坂信彦君) 済みませんでした。  現行のパートタイム労働法の八条でも、同じように待遇の相違という中で、業務の内容及び当該業務に伴う責任の程度ということで、これを以下職務の内容というふうに定義をしているところであります。
○衆議院議員(井坂信彦君) 本法案の中で基準を決めるべきだという御意見であると思いますが、先ほど申し上げたように、パートタイム労働法でも責任というものも入って書かれておりますので、そこと合わせて本法案でも書かせていただいているということであります。
○衆議院議員(井坂信彦君) 原案の方でも、必要となる法制上の措置を一年以内ということで書かせていただいておりました。ですから、法制上の措置、もちろん必要な法制上の措置はやるということで、これは修正案においても法制上の措置が必要であればそれはやるということだということであります。
○衆議院議員(井坂信彦君) 私は原案の作成者ですので、原案をもちろん当初善かれと思って起案したものでありますが、しかし実際、国会で通していく中で今回の修正協議が行われ、そして衆議院を通過して、今参議院で御議論いただいているということは、これはこれで意義のあることだというふうに考え...全文を見る
○衆議院議員(井坂信彦君) 現行法上のパートタイム労働法の八条及び九条で均等及び均衡待遇、また有期雇用労働者の労働契約法第二十条での均衡待遇と同様に、現行これらの規定と同様に、具体的な業務の内容のほか、責任の程度、また業務内容や配置の変更の範囲なども現行のこれらパートや有期の規定...全文を見る
○衆議院議員(井坂信彦君) 法制上の措置が入るか入らないかということなんですけれども、原案でも、必要となる法制上の措置を一年以内に講じるというふうに書かせていただいておりました。  今回の修正案では、法制上の措置その他の措置、必要なものはやりますということで、じゃ、法制上の措置...全文を見る
○衆議院議員(井坂信彦君) 一年か三年かということで、私も、もちろん原案を書いた人間ですから、早ければ早いほどいいというふうには思っております。  ただ一方で、労働関係の法律は特殊なルールで、必ず労政審で労使がしっかり話し合ってその上でという一つ余分に手続があることも鑑みまして...全文を見る
○衆議院議員(井坂信彦君) 原案また修正案を作った議員も、企業あるいは派遣業者のためにというふうにこの法案を作っているわけではありません。やっぱり派遣労働者のために作っている法律でありますし、それが一年か三年かということでありましたら、私も三年後どうなっているか、これは誰も分から...全文を見る
○衆議院議員(井坂信彦君) 格差を認める法律かという御質問でありますが、我々は、格差を認める法律ではなくて、やはり格差を縮める法律という思いで本法律を提案をさせていただいております。  問題意識が、そもそもいわゆる正規と非正規の格差が法律上まずあるではないか、さらに、パートなど...全文を見る
○衆議院議員(井坂信彦君) 原案、いわゆる当初案では、第六条第二項において、派遣労働者について均等な待遇の実現を目指すことを強調する観点から、均等のみをおっしゃるとおり明記をしていたところであります。  しかしながら、本法案での職務に応じた待遇というものは、職務の違いに応じた待...全文を見る
○衆議院議員(井坂信彦君) 法制上の措置を含む必要な措置と修正をされたことに関しては、これは法制上の措置だけに限定をせずに、予算上の措置その他様々な施策を含む必要な措置を行っていくこととしたものであります。  今回の修正を経た後でも、法制上の措置ということについては引き続き明記...全文を見る
○衆議院議員(井坂信彦君) 近年、雇用形態が多様化をする中で、いわゆる正規型の労働者、通常の労働者とそれ以外の労働者については、その賃金水準に大きな格差がある、また雇用の安定性などにも差がある、こういった実態としての大きな格差が存在をし、しかも、このような雇用形態による格差が社会...全文を見る
○衆議院議員(井坂信彦君) この法案でも、職務と言ったときに責任の範囲といったものが含まれる、こういった要素が入ることを否定するものではありません。
○衆議院議員(井坂信彦君) 資格などはともかくとして、配置の変更の範囲については、これは現行法と同じく含まれ得るというふうに考えております。
○衆議院議員(井坂信彦君) そういったものも現行法と同じく含まれ得るというふうに考えております。
○衆議院議員(井坂信彦君) 現行の法体系の中でも、待遇ということで、どこまでが待遇に法律上含まれるかということが明確に線引きをされているわけではないようでありますが、この法案の趣旨から申しまして、雇用主の労働者に対する取扱いという中には各種の手当なども含まれ得るというふうに考えて...全文を見る
○衆議院議員(井坂信彦君) 資格などの属人的なものが違うことで待遇を変えるというようなことではありませんで、やはり業務の内容、それから責任の範囲、また転勤などの範囲、こういったところで待遇が決まっていくということと考えております。
○衆議院議員(井坂信彦君) 学歴などは、学歴が違っても本当に行っている業務が同じであれば、これは同じ待遇であるべきだというふうに考えますが、例えばその業務を経験している年数が違えば、普通に考えれば、実際に現場でできること、あるいは場合によっては事実上責任の範囲が違ったり、重かった...全文を見る
○衆議院議員(井坂信彦君) 直ちに派遣法の条文そのものを改正した方が分かりやすくて近道だったのではないかという御質問だと思いますが、派遣労働に関しては、これはパートや有期雇用とは異なりまして、派遣元が雇用主になるという特徴がございます。このため、派遣労働者とそれから派遣先に雇用さ...全文を見る
○衆議院議員(井坂信彦君) 横串の法律が必要だというのは私も質問者と同じ考えでありまして、むしろそのような趣旨で今回、個別の派遣法とか、あるいは労働契約法とかパートタイム法の修正ではなくて、こういった議員立法で新しい法律を出させていただいたところであります。  本法案では、雇用...全文を見る
○衆議院議員(井坂信彦君) 有期雇用労働者あるいはパートタイム労働者と同じような書きぶりにすべきではないかという御質問ですけれども、私も基本的には最後はそういうふうになればいいというふうに思っているんですが、ただ、派遣の場合は、雇用主が違う、派遣先と派遣元で二人の雇用主がいるとい...全文を見る
○衆議院議員(井坂信彦君) 労働市場の賃金水準を別に否定するものではありません。  例えば、同じ派遣元からAという自動車会社とBという自動車会社に派遣されたときに、A社とB社は労働市場の中でそれぞれ賃金水準が決まって、しかも差があるわけであります。それで、その派遣先と合わせて派...全文を見る
○衆議院議員(井坂信彦君) 御指摘のように、まず一番問題が目立つ正規と非正規の格差、とりわけ派遣労働者の法律上の格差、また実態上の格差に真っ先に実態的な効果が及ぶようにした法案であるというところは御指摘のとおりであります。  同一労働同一賃金と言ったときに、今回の法案でいろいろ...全文を見る
○衆議院議員(井坂信彦君) まず、本法案自体は労働市場の流動化を目的としたものではありません。ただ、同一賃金ということが本当に社会で広く実現していけばいくほど、その結果として、正規から非正規に自由に行ける、また非正規から正規に自由に行ける、こういった行き来が増えて、結果として流動...全文を見る
○衆議院議員(井坂信彦君) 日本の雇用労働体系が最終的に業界横断的なヨーロッパ型の同一労働同一賃金になるべきなのかどうか、またどこまで流動化すべきなのかどうかについては、本法案で明確にそのゴールを定めているところではありません。まず最初の第一歩としての正規と非正規のあからさまな格...全文を見る
○衆議院議員(井坂信彦君) 基本的には、現行法で職務と言った場合には、具体的な業務の内容のほかに、責任の程度、それから業務内容や配置の変更の範囲、どれぐらい変更の範囲があるかということなども考慮することとされておりますので、本法案においても、職務といったらそういったところを想定を...全文を見る
○衆議院議員(井坂信彦君) 年功序列型の賃金がこの法律で何か禁じられるとか、良くないものとされるというわけではありません。
○衆議院議員(井坂信彦君) 六条第一項の労働者の待遇に係る制度の共通化とは、例えば、事業主が、雇用形態の異なる労働者間において職務の区分、それからそれに応じた賃金決定の制度を共通のものとすること、それから教育訓練や福利厚生施設の利用その他待遇についての制度を共通のものとすることな...全文を見る
○衆議院議員(井坂信彦君) 同じ会社で正社員が何か二種類の制度で同時並行でやっているというような例が、ちょっとどういうものがあるのかは、にわかにはぴんとこないものがありますが、同じ社内で制度はとにかく共通化を推進をしていく、そのための施策を国が講ずるようにと、こういう法律になって...全文を見る
○衆議院議員(井坂信彦君) 確かに原案では「正規労働者」と書いてありますが、現行の労働法体系の中で正規労働者が詳しく定義された部分がありませんでしたので、原案では「正規労働者」と書いた後で括弧書きでかなり細々とそれは何を指すのかということを書かせていただいております。それが結局の...全文を見る
○衆議院議員(井坂信彦君) 引用いただいた衆議院の質疑は、派遣で本当に均等待遇なんということが実態上あり得るのかという質問に対してお答えをしたものだったというふうに思います。  そういう意味では、派遣元に雇われている派遣労働者と派遣先のいわゆる正規労働者との均等待遇というのが、...全文を見る
○衆議院議員(井坂信彦君) 現行の派遣法は、均衡の配慮義務というところにとどまっております。これは、均等が入っている状態、それから均等の入っていない均衡、それから更にそのもう一つ下の均衡を配慮することでよしとするということでありますから、私は、これは本法案に比べて現行の派遣法は二...全文を見る
○衆議院議員(井坂信彦君) 先ほど答弁で申し上げましたように、制度の共通化という中には、この交通費、そしてまた派遣労働者も特に排除はされておりませんので、制度の共通化の中でそうしたところも共通化をしていくべきだというふうに考えます。
○衆議院議員(井坂信彦君) 制度の共通化というふうに六条一で書かせていただいて、合理的な理由のない、そこで単に派遣だから交通費出しませんというような、こういうことは本法案の趣旨として認められないというふうに思っています。  ただ、それを実際に企業にやってもらうために政府がどのよ...全文を見る
○衆議院議員(井坂信彦君) 単に派遣だからというだけで、ほかに何も理由がないのに交通費を払わないというのは不合理ではないかなというふうに思います。
08月26日第189回国会 衆議院 厚生労働委員会 第35号
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○井坂委員 維新の党の井坂信彦です。  本日は年金の集中質疑ということで、特に、この間出されました年金機構の内部調査報告書、また検証委員会の調査報告書、この二つの報告書の中身についてお伺いをしたいと思います。  まず、年金機構の内部調査報告書についてお伺いをいたします。  ...全文を見る
○井坂委員 今回行われたフォレンジック調査というのは、事件があってからもう相当日数がたって、しかも、ウイルスを駆除するワクチンソフトまで適用して、いわば犯人の痕跡をむしろワクチンソフトが一部消してしまったような後で、実際に当時何が行われたかというのを、昔のことを掘り起こすような調...全文を見る
○井坂委員 初日の攻撃に対して、情報流出タイプではないということが幾つかの方法でその当時は確認をされたので、そこは全く疑わなかった、しかし、結果的にはその対応はまずかった、間違っていたという答弁だと思います。  当時それに気づかなかったこと、これは今ここで責め立てるつもりはあり...全文を見る
○井坂委員 今、理事長が分けて御説明されましたけれども、ウイルスに感染して、しかも通信が行われていた場合と、感染したけれども行われていなかった場合というふうに分けて説明をされましたが、しかし、恐らくこの五月八日のパターンは、感染したけれども行われていなかった場合というふうに判定を...全文を見る
○井坂委員 大臣、ありがとうございます。  続きまして、もう一点、検証委員会の報告書についてお伺いをしたいと思います。  午前中の質疑にもありましたように、この検証委員会報告書に関しては、事件の要因分析、それから再発防止策の部分には厚生労働省のことが余り書かれていない、とりわ...全文を見る
○井坂委員 確かに総論のところではざっくりそのように書かれているわけでありますが、私がやはり気になるのは、年金局に対しての言及がないということであります。  報告書の事実認定の部分では随分いろいろ書いてあるんです。五月八日や十八日の各段階で、年金局事業企画課庶務係長は、みずから...全文を見る
○井坂委員 機構LANのシステムの管理者としてのことは書かれているわけでありますが、年金業務、年金機構全体を統括する立場の年金局に関しては言及がないわけであります。システムの管理者としての、しかも、どっちかわからない、単にお見合いしていましたよというぐらいのことではなくて、年金業...全文を見る
○井坂委員 甲斐中委員長の御認識はそうだということで承りました。  大臣にお伺いをしたいと思いますが、今回の事件でも、機構から厚労省に関してはそれなりに随時報告が入っておりました。ところが、厚労省側が、その都度その都度、数ある報告の一つというような受けとめしかせずに、結果的に厚...全文を見る
○井坂委員 総論としては今大臣がおっしゃったとおりで、組織風土とかそういう職員の意識改革、これが正攻法だと思うんです。思うんですが、しかし、厚労省に関しては、この間、特に上司への報告というものが余りにもされていない。もう隠蔽じゃないかと疑われても仕方がないぐらい、上がっていて当然...全文を見る
○井坂委員 最後に一点、大臣にお伺いいたします。  情報政策担当参事官室、このセキュリティー対策が、決して専門性の高くない四名で実務を担っている、しかも、サイバーセキュリティーのこういう事故、事件に対応できるのはわずか一名、しかもほかの業務とかけ持ちでやっている、こういうことが...全文を見る
○井坂委員 他省庁も全部事前にお伺いをしましたら、こういうセキュリティー事故、インシデント担当者は、人事院三名とか文科省三名、あるいは消費者庁七名、農水省五名、公取委でも四名、環境省二名と、これが脆弱なのか十分なのかは別にして、さすがに一名ということはないわけであります。これは事...全文を見る
○井坂委員 終わります。ありがとうございます。
09月01日第189回国会 参議院 厚生労働委員会 第31号
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○衆議院議員(井坂信彦君) ありがとうございます。  こちらの方も呪われた法案と言われないように、しっかり答弁をさせていただきたいというふうに思います。  原案について、我が党の方からこの原案を成立をさせたいと、このような思いで与党に対しても賛成の呼びかけをまず行いました。こ...全文を見る
○衆議院議員(井坂信彦君) 党内の誰がという話でありますけれども、これは私から働きかけをしたわけではありません。当初は国対ベースで話が始まったというふうに認識をしております。
○衆議院議員(井坂信彦君) ありがとうございます。  まず冒頭に、ちょっと私の方に要は今回の修正の責任が全くないというようなお話もありましたが、私は全くそうは思っておりません。党として出した法案がこのような経緯を経て、そして修正に至っている、また党内手続のプロセスにも、我が党の...全文を見る
○衆議院議員(井坂信彦君) ありがとうございます。  パートタイム労働法やあるいは労働契約法においては、これは公務員の適用除外規定が置かれており、個別の施策を実施するに当たっては違った手法が取られることは考えられますが、本法律案に関しては、公務員について特に適用除外規定は置いて...全文を見る
○衆議院議員(井坂信彦君) 同じ派遣元からA社、B社に行って、そのA社、B社のそれぞれの賃金水準に合わせて派遣労働者もきちんと均等、均衡の待遇を受けるようにという趣旨で今回法律を作っておりますので、同じ派遣元で同じ職務に行っているから同じ賃金というふうにはなっておりません。A社に...全文を見る
○衆議院議員(井坂信彦君) 今委員がおっしゃった問題意識自体は私も持っておりますが、少なくとも、本法案の範囲においては、そういう人材育成、人材活用システムそのものを変えるという法律にはなっておりません。派遣先の会社が転勤の範囲が違うとかそういうことで待遇を変えている、そういう会社...全文を見る
09月04日第189回国会 衆議院 厚生労働委員会 第38号
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○井坂委員 維新の党の井坂信彦です。  本日は、勤労青少年福祉法についてお伺いをいたします。  国や地方や事業者の責務を定めたり、また職業能力の向上を促進する仕組みも盛り込まれておりますが、私は、本法案で実効性が期待される目玉の部分は、いわば若者がブラック企業に間違って入らな...全文を見る
○井坂委員 ハローワークの求人で、新卒求人と一般求人と大きくカテゴリーが分かれる中で、まずは新卒求人という部分に限って実施をしてみると。大臣がよくおっしゃる、小さく産んで大きく育てるということではないかなというふうに理解をさせていただきたいと思います。  各論に入りたいと思いま...全文を見る
○井坂委員 確かに、今おっしゃったように、例えば離職率を必ず公表しなさい、こういう仕組みにしますと、一人採った人がたまたま実家の都合でやめざるを得なくて、その企業は離職率一〇〇%の超ブラック企業だとレッテルを張られてしまう。大変問題だというふうに思います。  それがゆえに、今回...全文を見る
○井坂委員 ちょっとお聞きしたことに答えておられないと思います。  全体が努力義務はわかっているんです。ただ、そうじゃなくて、求めがあった人にしか公表しないという仕組みではなくて、それは別に、応募した人全員に公表したらよいのではないですかと。公表する情報の内容は企業側が取捨選択...全文を見る
○井坂委員 いや、応募者は、入りたいという意思が強い方だと思うんです。  負担感という意味もよくわからなくて、一人から求めがあったら一人にだけ伝えるというような個別対応をするよりも、応募者には最初から企業側が選んだ情報を開示しておけばいいのではないんでしょうか。
○井坂委員 小さく産んで大きく育てるということだと前向きに理解させていただきたいというふうに思います。  一問飛ばしまして、参議院でこんな議論がありました。情報提供を求めた新卒者が、情報提供を求めたばかりに内定をもらえない、こいつ面倒くさいやつだと企業側に思われて内定をもらえな...全文を見る
○井坂委員 何が不利益取り扱いなのかというのは、定義するのが非常に難しいと思います。  例えば、私が応募者、新卒者で、会社に入りたいと言って、では離職率をちょっと情報開示してくださいと頼んで開示されました。私の能力がたまたま低くて採用されなかったとしても、私は、もしかして情報開...全文を見る
○井坂委員 規範を示していただくのはもちろん大事だと思うんですが、実効性ある仕組みにするためには、事実認定がやはりある程度できて、あなたの会社がやったことは不利益取り扱いですよと、今回の法律ではペナルティーはないようですが、行政指導ぐらいはできるというふうに伺っておりますので、行...全文を見る
○井坂委員 今議論でやりとりさせていただきましたが、やはり、議論を戻して、そもそも求めがあった人だけに応えるという仕組みそのものに無理があるのではないかというふうに考えます。  どうせ、今はネットの時代ですから、一人が情報開示請求をしたら、それが、例えばこの企業は離職率が非常に...全文を見る
○井坂委員 高校生はハローワークでほぼカバーできているけれども、大学生は、大ざっぱに、二割しかカバーができていない、ハローワークだけが求人不受理制度をやっても、その政策効果は大学生の八割には当たらない、こういうことだというふうに思います。  参議院でも議論が繰り返されております...全文を見る
○井坂委員 ちょっと、最後三十秒ぐらい、おっしゃっていたことの意味がよくわからなかったので、再度お願いいたします。
○井坂委員 それは、例えば、そういう民間のサイトの方が受け付けの際にアンケートか何かをとって、あなたの会社はハローワークに求人不受理になるような超悪質企業なんですかと聞いて、はい、超悪質企業なんですとチェックしたところは受け付けない、そういうスキームを考えておられるということです...全文を見る
○井坂委員 もちろん、性善説でありたいと私はふだん思っておりますが、やはり法制度、特にこういうブラック企業対策みたいなことに関しては、そんな性善説的な制度では全く実効性がないというふうに思います。  求人不受理の情報を、ハローワークがこの企業は受け付けませんよという情報は、もし...全文を見る
○井坂委員 公表していないのはわかったんですけれども、そういう守秘義務をかけて、本当に狭い、限られた民間の範囲内で囲った上で、そこには実務上情報を出しているというようなことは、これまで一切例がないということでしょうか。
○井坂委員 この不受理の対象について、例では大きく二つ出されています。  一つは、繰り返し違反を犯す企業ということで、これは実際千六百件ぐらい適用対象があるというふうに伺っております。  ただ、もう一つ、さっきおっしゃったような男女雇用機会均等法とか、あるいは育休法ですか、そ...全文を見る
○井坂委員 きょうたまたま一件そういう例が出たということで、大変めでたいことだなというふうに思うわけですが、ただ、労政審のことでお伺いをしたいのは、労政審でもう決まったから仕方ないんだというふうに参議院でも、また本日も答弁をされるわけであります。  しかし、ちょっと気になるのは...全文を見る
○井坂委員 そうすると、労政審の方々は、対象件数がゼロかゼロに限りなく近い件数に今後も推移するだろうということをよくよくわかった上で、ゼロ件を対象にした不受理制度を想定して建議をされた、こういうことですか。
○井坂委員 これは、まず一歩といったって、ゼロ件のものはまず一歩にすらならないんじゃないかと私は思います。  最後に、大臣にこの件をお伺いしたいと思いますが、いろいろやり方はあると思うんです。労働局長勧告まで対象範囲を拡大する、あるいは、例一の方でやっているような、何回か繰り返...全文を見る
○井坂委員 もう一件、今度は優良中小企業の認定制度についてお伺いをいたします。  認定の要件の中で、新卒者の定着率とかあるいは育児休業の取得実績、こういったものを必須要件とするようなことが書かれております。  私が懸念しますのは、まさに前段で議論した、中小企業というのは採用の...全文を見る
○井坂委員 この部分は、まさに前段でお話をした職場情報の提供制度でやっておられた工夫をここでもされたらよいのではないかなというふうに考えています。  すなわち、いろいろなゆがんだ情報が場合によっては出てきますけれども、どの情報を使うかをある程度企業側がアラカルト方式で取捨選択で...全文を見る
○井坂委員 主に職業訓練の場面で使われることが大半であって、採用あるいは応募、そういったところで使われる場面はまだまだ少ないということで、参考人、よろしいでしょうか。
○井坂委員 私は、このジョブカードも、今回大幅に見直しをされる、主に使い勝手をよくする、求職者側から見た使い勝手をよくするという方向だというふうに思いますが、ぜひこれがやはり採用の場でも積極的に使われるように持っていってほしいというふうに思っています。  以前から、ジョブ型の採...全文を見る
○井坂委員 時間が参りました。  私は、本法改正は、つくろうとしておられる制度の方向性については非常によいというふうに思っております。  ただ、きょう議論をさせていただいたように、実際の実効性ということに関しては幾つか疑問があります。  新卒者が怖くて使えないような仕組みで...全文を見る
11月10日第189回国会 衆議院 予算委員会 第22号
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○井坂委員 神戸から参りました維新の党の井坂信彦です。  松野代表、今井幹事長に続きまして、きょうは、アベノミクス新三本の矢、それから沖縄の基地問題について、総理初め各大臣に質問を申し上げます。  まず、出生率一・八という目標設定について総理に伺います。  アベノミクス新三...全文を見る
○井坂委員 ありがとうございます。  ちょっと最後の方、総花的におっしゃいましたが、本日、分けて議論をしたいと思います。  まず、結婚希望率九割、これを目指すに当たってどうするか。資料二をごらんいただきたいというふうに思います。  総理が最初におっしゃったように、結婚できな...全文を見る
○井坂委員 次に、予定子供数二・〇七を目指してどうするかという議論をしたいと思います。  資料の三をごらんください。妻の年齢別に見た、予定子供数を実現できない可能性がある場合の理由ということで、今回のことに関してどんぴしゃの設問だというふうに思って持ってまいりました。  これ...全文を見る
○井坂委員 少し総花的におっしゃいましたが、例えば、家事、育児協力が理由というのはわずか一一%であったり、保育所など預け先がないことが一二%であるのに対して、経済的理由は三〇%、また年齢、健康上の理由は四一%ということで、ここにある理由を全部並べて対策すればそれは総合的対策という...全文を見る
○井坂委員 ありがとうございます。  次に、先ほどは少子化担当大臣でしたけれども、今度は一億総活躍担当大臣としての加藤大臣にお伺いをいたします。  今回、非現実的とも批判される目標、よく言えば異次元の目標を掲げておられます。従来の子育て政策やあるいは介護政策の延長線上ではなく...全文を見る
○井坂委員 次に、総理に労働規制についてお伺いをいたします。  資料の五をごらんいただきたいというふうに思います。  これは、内閣府の地域少子化・働き方指標というところから引っ張ってきたグラフであります。各都道府県ごとに二つのデータをクロス分析してあります。週六十時間以上働く...全文を見る
○井坂委員 残業代の割り増しですとか、あるいはよほどひどい大企業の企業名公表、これが全く効果なしとは申しません。ただ、やはり、そろそろ正面から労働時間、長時間労働の時間そのものを規制する制度が必要ではないか、そのことを申し上げたいというふうに思います。  なお、今回、働き方が大...全文を見る
○井坂委員 新三本の矢の三つのうち二つに非常に深くかかわる省庁でありますから、厳しい対応と、二度とないようにということで、よろしくお願いをしたいと思います。  次に、沖縄の基地について、ちょっと一問は時間がないので、防衛大臣は飛ばさせていただきまして、総理にお伺いをいたします。...全文を見る
○井坂委員 普天間に関して、もう二点お伺いをしたいと思います。  まず、辺野古移設環境監視等委員会の問題。  普天間飛行場の移設事業を監視、指導する側の環境監視等委員会、これの運営業務を、監視される側の受注業者、「いであ」社というところが一者入札で請け負っていた。十月二十八日...全文を見る
○井坂委員 監視される側が監視する委員会の事務局をやるということで、やはり明らかに問題があるということで外したんだというふうに思います。  もう一点、この「いであ」社、実は環境監視等委員会の委員に寄附をしていた。これまでは年百万円だったのが、ある教授が委員に就任してからは八百万...全文を見る
○井坂委員 厚労省も、それから防衛省も、政策が金でゆがむことは決してないようにお願いを申し上げまして、質疑を終えます。  ありがとうございました。