井坂信彦

いさかのぶひこ

小選挙区(兵庫県第一区)選出
立憲民主党・無所属
当選回数3回

井坂信彦の2016年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月04日第190回国会 衆議院 消費者問題に関する特別委員会 第1号
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○井坂委員 動議を提出いたします。  委員長の互選は、投票によらないで、江崎鐵磨君を委員長に推薦いたしたいと存じます。
○井坂委員 動議を提出いたします。  理事は、その数を八名とし、委員長において指名されることを望みます。
01月12日第190回国会 衆議院 予算委員会 第3号
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○井坂委員 神戸から参りました維新の党の井坂信彦です。  質問通告の一番最後にある年金運用の問題から伺います。  日経平均は、きょうも直近のデータで四百円以上下がって、ことしに入って、史上初の六日連続で計一千八百円も下落ということになっております。大ざっぱに予想をすると、この...全文を見る
○井坂委員 私はふだん申し上げませんけれども、お二人でほぼ同じことを、しかもお尋ねしていないことまで大幅に時間を使ってお答えいただくのは、やはり節度ある範囲でお願いをしたいというふうに思います。  結局、もちろん、短期の売り買いで含み損、含み益、それを一喜一憂すべきではないとい...全文を見る
○井坂委員 まだあります。議員定数削減、これも消費増税の大前提だと思います。  そこで、総理に端的にお伺いいたしますが、来年の消費増税より前に議員定数の削減、これは一票の格差是正ではありません、議員定数の大幅削減を必ず実行していただきたいと思いますが、いかがでしょうか。
○井坂委員 今の御答弁ですと、結局、定数削減がもし来年までできなくても、定数削減できなくても消費増税はやるというお答えでよろしいですか。
○井坂委員 ちょっと、経済との関係はお伺いしておりません。  消費増税前に議員定数の大幅削減をやるべきだと私は思っておりますが、はっきりお答えいただきたい。議員定数大幅削減ができなくても消費増税は絶対やると今おっしゃったんですか。
○井坂委員 定数削減なしで消費増税はやるというふうに、今ほぼはっきりおっしゃったというふうに理解をいたします。(発言する者あり)そんなこと言っていないよという与党側からの御意見がありましたので、ちょっとはっきり言ってください。議員定数削減ができなくても消費増税はやるんですか。
○井坂委員 身を切る改革のないまま消費税を増税することは認められないと申し上げます。  低所得者対策をしっかり行うということも、これは消費増税の前提でありました。しかし、今予定されている軽減税率、一兆円の財源が必要ですけれども、その九割は年収三百万円以上の方に恩恵が行ってしまう...全文を見る
○井坂委員 津々浦々、地理的には幅広く読まれておりますけれども、このグラフを見ていただいたとおり、低所得世帯はそもそも新聞を買うことすらできていない、とることすらできていない。そういう品目をイの一番に軽減税率の対象にする意味が私はよくわかりません。低所得者対策とは言えないというふ...全文を見る
○井坂委員 今、昭和五十七年の例を御説明いただきました。この年、確かに、財政緊急事態宣言などが出されて大変だったというふうに説明を受けております。どれぐらい大変だったかというと、年金、物価のスライド、物価が二・四%上がったけれども年金はスライドを見合わせた、それぐらい大変だったん...全文を見る
○井坂委員 今、財政状況も考慮するべきだというふうなことをおっしゃったと思います。私は、現行法でもそういうことをやっていい。もちろんやり過ぎたら、財政状況を理由に不当に下げ過ぎたら、これはまた問題があるわけでありますが、しかし、一昨年増税して、去年とことしが給与アップで、また来年...全文を見る
○井坂委員 労働基本権、交渉権とかストライキの権利が制限されているかわりにあるんだということですが、これは最高裁の判決をよくよく見ますと、だから人事院勧告に政府や国会が逆らい続けたら即憲法違反だ、こんなことにはなっていないんです、最高裁判決は。そうではなくて、政府や国会が人事院勧...全文を見る
○井坂委員 ちょっと今の御答弁は、私は大臣に御認識を改めていただきたい点がありますので、再度答弁を求めたいと思います。  といいますのは、確かに人事院は第三者機関、中立の機関、政府がああせいこうせいと指図はできません。しかし、人事院が自分たちの制度をどう変えるか、自分たちで考え...全文を見る
○井坂委員 官民比較の不公平で二点目は、係長の数が違い過ぎるという問題であります。  この図をごらんいただきたいと思いますが、国家公務員組織には、俸給表の三級と四級、いわゆる本庁の係長さんクラスの方々が八万人おります。それに対して、俸給表の一級、いわゆる民間で言うところの平社員...全文を見る
○井坂委員 人事院にお聞きをしているわけではありません。政府が、係長が八万人いて、しかも部下が八千九百人しかいない、こういう組織でいいのか。政府の、公務員組織の組織形態の問題をお伺いしています。  官民比較の話は一旦おいて、係長が八万人いるのはおかしくないですか。
○井坂委員 いえいえ、給与抑制の話もちょっとこの瞬間おいて、部下なし係長ばかりで八万人いる、この組織形態はおかしくないですか。
○井坂委員 官民比較の不公平の三つ目は、民間企業、大きな企業ばかりを相手に調査をしているということであります。  企業規模五十人以上、これだけ聞くと、五十人以上の企業といったら中ぐらいの企業かなと思いますが、一事業所にいる社員さんが五十人以上いなきゃいけないとなると、これはとて...全文を見る
○井坂委員 GDP、もちろん国内で見かけで上がることもそれは大事ですよ。特にデフレから脱却するというときは、物価も上がった、お給料も上がった、何かあしたはもっと上がるかもしれない、この気持ちの変化が最初に来るというのは、私はこれは否定をいたしません。  しかし、今日本で実質賃金...全文を見る
○井坂委員 私、事前に政策の担当者の方に事業の内容を詳しくお聞きしましたが、今大臣がお答えになったような内容では全くありませんでしたよ。いろいろ、何かソフトとか人材とおっしゃいましたけれども、これは本当に単純な設備投資の補助金です。あるいは、単なる、本当に省エネの設備投資の補助金...全文を見る
○井坂委員 今の御答弁、今回の補正予算の事業の中には、今大臣がおっしゃったようなことは全く入っていません。多分、私が次にお聞きすることの答弁を先回りしておっしゃっただけだというふうに思いますが、御自身の所管されている事業、これは生産性向上とはおよそ関係のないことが補正に本当にこじ...全文を見る
○井坂委員 ちょっと次のパネル、資料をごらんいただきたいんですが、資料の四というところです。  今、先進事例とか製造業でのいい例を横展開する。私はそれではまだ弱いというふうに考えています。もっとストレートに、設備投資を日本が政策でさんざん後押ししたのと同じように、非設備投資、非...全文を見る
○井坂委員 今おっしゃったのは、実は今申し上げた話とは余り関係のない話だと思います。いろいろやっていますやっていますで答弁されるのはいいですけれども、では、もうそれで十分なのかといったら、まさに昨年末報道されたように、結果が全く出ていないわけでありますから、きちんと正面から、この...全文を見る
○井坂委員 やはり、経済を本当によくしようと思えば、生産性を上げていく、同じ人が同じ時間働く中で、より多くの価値あるものを、しかも、ドルベースで見た、世界から見てきちんと高く買ってもらえる価値のあるものをつくっていく、これが端的に言って生産性を上げるということです。  ここがで...全文を見る
○井坂委員 流動化の前に、やはり外枠のしっかりした規制をしないと、私はもんじゃ焼きによく例えるんですけれども、周りのダムをつくってから流動化させないともんじゃ焼きはえらいことになりますので、正面から長時間労働を規制する法律を、民主・維新で今国会に提出をいたします。建設的な対案でご...全文を見る
02月10日第190回国会 衆議院 予算委員会 第11号
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○井坂委員 神戸から参りました井坂信彦です。  本日は政治と金の集中審議ということなので、甘利大臣、遠藤大臣の疑惑、またマイナンバー汚職について、きょうは追及型で質問をさせていただきます。  まず、甘利事務所との接触についてURにお伺いをいたします。  甘利事務所とUR、ま...全文を見る
○井坂委員 引き続き、URにお伺いいたします。  きのうはお聞きしてもお答えいただけなかったわけですが、きょうは、一度金額を言ってしまった、大変不適切であったということであります。  確認ですけれども、まさにこの日、この場所で金額を答えたということで間違いないと思いますが、よ...全文を見る
○井坂委員 つい口を滑らせたで納得できる話ではありません。  恐らく、以下の三つの中のどれかが理由だろうというふうに思います。一つ目は、やはり大事な甘利大臣の事務所だから、ちょっと、野党議員には言えないことでも特別な便宜を図ってあげようということで特別な便宜を図ったのが一つ目。...全文を見る
○井坂委員 今、URは、金額はうっかり言ったけれども、別にそれで何か秘書が言ったわけではないと。  きょう、まさにこの十月九日の議事録も、ぎりぎり入っていますけれども、この金額を聞いた後で、少しぐらい色をつけてでもという発言が秘書からあったり、また、ここには載っていないけれども...全文を見る
○井坂委員 私、これまでは、URはむしろ、甘利事務所の圧力を必死に耐えて、適正に仕事をしようと努めておられたというふうに好意的に見ていた部分もあるんですよ。  ただ、きょうのやりとりで、ついに、絶対誰にも言わないと言っていた金額もやすやすと教え、そして、まさに面会のセットだけを...全文を見る
○井坂委員 今回の件で仮にあっせん利得処罰法が適用できなかったらこの法律は一体いつ適用するんだ、こういうことをおっしゃっている専門家も複数おられるということを申し上げたいというふうに思います。  今、総理が、甘利大臣はまた説明責任を果たしていかれると思いますと。いつも総理は他人...全文を見る
○井坂委員 いや、総理、それぞれの議員がそれぞれ頑張るのはいいんですよ、それは大事だと思います。  お聞きしたのは、任命者として、甘利大臣を任命した総理として、甘利前大臣に、まだ国民の七割が不十分だと言っている、この説明を最後までさせ切る責任が私は総理にあると思いますから、総理...全文を見る
○井坂委員 責任を総理が果たされるお気持ちは全くないということだというふうに思います。  今回、この議事録、ごらんいただきましたけれども、URは、黒塗りでも議事録を出してくださったので、まだいい方だというふうに私は思っています。  一方、先ほど今井議員がやりとりしておられまし...全文を見る
○井坂委員 ゼロ件だということであります。ルールがあるのに、記録をしているのはゼロ件だと。  ちょっとお配りしている資料をごらんいただきたいと思います。  国家公務員制度改革基本法というものが成立をして、この第五条第三項、職員が国会議員と接触した場合の記録、保存、公開のために...全文を見る
○井坂委員 つけ加えますけれども、実は、「政・官の在り方」、このルールは、公務員改革基本法ができる前からあるんです。公務員改革基本法が通る前と後で、中身はほとんど変わりません。つまり、公務員改革基本法ができたから今のルールが不十分ながらできたなどということでは全くなくて、公務員改...全文を見る
○井坂委員 せっかく提案を申し上げたんですけれども、総理はこの面においても、説明責任を果たすということについて大変後ろ向きだなというふうに思います。  最後、マイナンバー汚職についてもお伺いをいたします。  昨年の十月、厚生労働省の情報政策室長補佐が逮捕され、そして、マイナン...全文を見る
○井坂委員 時間ですので、終わります。ありがとうございます。
02月22日第190回国会 衆議院 予算委員会 第16号
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○井坂委員 井坂信彦です。  本日は、大きく二点、軽減税率が零細事業者に与えるダメージ、それから奨学金の拡大について伺います。  まず、財務大臣に伺います。  企業は、仕入れ先から材料や商品を仕入れるときに消費税を払い、それをお客さんに売るときに消費税を受け取る。お客さんか...全文を見る
○井坂委員 細かい例外はあるんですが、大臣が今おっしゃったように、おおむねこのとおりになるということであります。  そして、免税事業者より課税事業者から仕入れた方がいいという経営判断が、これは大体、長年の取引で多少はあるとしても、やはり一〇パーも違ってくると、課税事業者に切りか...全文を見る
○井坂委員 零細事業者が免税されるというのは、確かに経済的利益を狙ったものではない、これは過去の議事録でも確認をいたしました。事務負担を軽減、そのために免税ということでありましたが、しかし、実態は、やはり免税、経済的な利益があって、そこに随分助けられてきたというのが零細事業者の経...全文を見る
○井坂委員 今御説明になったのは、時間を置くと。これは、事務負担を軽減する、事務的な準備をしてもらうのには有効だと思います。しかし、きょう私が議論をしている経営上のマイナス面に対応するのは、これは時間を置いても全く対応できません。時間を置くことは解決策にならないというふうに思いま...全文を見る
○井坂委員 大臣、ずっとそこの答弁を避けておられますが、この問題は、時間を置いても経営上の問題点は改善をされません。  今おっしゃる限りでは、これは政府は時間だけ置くけれども、あとは個別の業者がこの問題には全部自力で対処せよ、こういうことをおっしゃっているんでしょうか。
○井坂委員 これは大変なことが起こると私は思いますよ。  ちょっと矛盾があるのは、それは、益税を許さないというその立場は、それはそれで一つの立場だと思いますよ。でも、それだったら、今回これをやって、益税を許さないと課税選択を迫られるのは、これは企業向けに物を売っている零細事業者...全文を見る
○井坂委員 ちょっとこれは、実際起こることが私は大変心配です。時間だけ置いて、取引排除とか、あるいは利益が一〇%みんなこぞって減るようなことに対して、特に経営的な手だてを打たないということをおっしゃっております。  ちょっと大臣に最後お伺いしたいと思いますが、先日、廃業に追い込...全文を見る
○井坂委員 免税事業者の経営悪化を防ぐ手だてというのが皆無だというふうに、きょうの議論でよくわかりました。こういう経営悪化を防ぐ手だてを私はやはり明らかにしていただく必要があると思いますし、そこを明らかにしていただくまで、私はこの予算委員会は閉じるべきではないと思いますよ。これは...全文を見る
○井坂委員 今大臣が、文部科学省側の試算でも、使った税金の二・四倍の効果があるということをおっしゃいました。にもかかわらず、日本は、おっしゃったのは全部貸与、貸し付けであります。投資効果というのは、お金を出しっ放しにして、それでも後々二・四倍のお金が返ってきますよ、こういう計算を...全文を見る
○井坂委員 今大臣から財源の話がありましたので、財源のことについて一つ申し上げたいというふうに思います。  お配りした資料にも、財政法四条を抜き書きさせていただきました。国の歳出は基本的には借金したらだめだ、ただし、借金をしてよい例外として、一つは公共事業、それから二つ目に出資...全文を見る
02月25日第190回国会 衆議院 予算委員会第一分科会 第1号
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○井坂分科員 大臣、きょうは本当に一日お疲れさまです。ありがとうございます。  井坂信彦です。  本日は、公務員制度改革、とりわけ情報公開の面についてお伺いをしたいというふうに思います。  ちょうど二週間前、二月十日の予算委員会、政治と金の集中審議で、私、甘利前大臣が国交省...全文を見る
○井坂分科員 この話をしますと必ず出てくるのが、余り記録文書がふえると事務が煩雑になる、膨大になる、こういう話であります。  私は、本当にそうかなと思っておりまして、私自身も、役所の方と会うといったって、一日に百人も会って百も頼み事をするわけではありませんし、議論するわけではあ...全文を見る
○井坂分科員 今、極端な例のやりとりになりましたけれども、全件ということでなくても、要は、現状のルールは、何でルールがあるのに記録がゼロ件かといえば、条件が厳し過ぎるからだというふうに思います。四条件全部満たすような働きかけは、私はそれでも本当にないのかなというふうに思いますが、...全文を見る
○井坂分科員 思った以上に後ろ向きなのでびっくりしておりますが。  例えば、今回の甘利前大臣の事件も、回数が、全部で少なくとも十二回の接触があって、最初のうちは、本当に単なる問い合わせのようなこともあるんですよ。でも、やはり、重ねていくうちに、どうも補償交渉の中身、機微に触れる...全文を見る
○井坂分科員 何か宗教みたいな話になってきましたけれども、これはやはり、私はチェックが要ると思いますよ。  申し合わせにここまではっきり書いてあって、しかも、ルール一は厳しい、要は、本当に極悪な働きかけがあったときのルール。ルール二は、まさにさっきの公務員改革基本法、そんな厳し...全文を見る
○井坂分科員 行政文書としてちゃんと政治家との接触は、一方で保存されているものもあるんだということであります。  であれば、大臣にお伺いしたいんですけれども、既に行政文書としてちゃんとつくって、しかも、行政文書ですから、公文書管理法に基づいて適正に保管されているはずですから、こ...全文を見る
○井坂分科員 だから、そういう整理で、別に五条三項に基づいた文書を出してくださいと請求されても出さなかったけれども、公文書としてはきちんとメモをして、メモというか、議事録をとって保管していたから、あるのはありました、こういうことですね。そこまではいいんです。  あるんですから、...全文を見る
○井坂分科員 これは細かい話なので参考人の方でも結構ですが、きょうの毎日の朝刊で「「記録」存在」と言われてしまったような、こういう議事録、政治家と当局との接触の記録、議事録というのはほかにも多数あるんでしょうか。
○井坂分科員 重ねて、これも参考人で結構ですのでお伺いしますが、今回、議員と役所との文書を私も当局から取り寄せましたけれども、議員名がまず真っ先に黒塗りになっております。これは、例えば議員名を黒塗りにするというのは、どういうルールに基づいて議員の名前の部分を黒塗りにして出しておら...全文を見る
○井坂分科員 そうすると、この文書を出したときは、書式、フォーマット、どういう枠組みで文書を記録しているんですかという枠が大事だったので、枠は見えるようにしたけれども、中身は特に必要ないだろうということで黒塗りにした、こういう理解でよろしいでしょうか。
○井坂分科員 あと、ほかにもお伺いをしたいことがあります。  内閣法制局長官が、安保法制のときの内部のやりとりの文書がないんだ、行政文書、公文書としてはないんだというようなことで、この間、問題になっております。  先ほどもちらっと申し上げましたけれども、本来、公文書あるいは行...全文を見る
○井坂分科員 ちょっと予想と違う答弁だなと思いました。  この問いを、きのう、公文書管理課の方にもしました。この間、ほかのいろいろな部署の方にもしているんですけれども、ルールは曖昧な割に、皆さん口をそろえておっしゃるのは、複数の人がこの文書を見たり使えば、これはもう組織的でしょ...全文を見る
○井坂分科員 確かに、今おっしゃったような、職務に使った、これは大事だと思います。漫画を回し読みしたら、それは職務に使っていないですから行政文書じゃないと思います。職務の文書、しかも、別に見せるつもりじゃなかった完全な個人メモなのに隣の人がたまたまちら見をした、これも、複数が使っ...全文を見る
○井坂分科員 何か、これまでせっかく具体的に議論をしてきたのに、今また物すごくぼやっと一般化をされましたが、もう一度重ねてお伺いします。  組織としてと言ったらまた非常に曖昧になりますが、複数の職員がその文書を一瞬でも仕事に使ったら、それは組織的に用いたと判断して間違いないでし...全文を見る
○井坂分科員 せっかく大臣が具体的にいろいろわかりやすく答えてくださったのに、最後は法文にまで戻られてしまうと、困ったなというふうに思います。  大臣にお伺いをします。  やはり現状、組織的に用いた行政文書なのか、それとも、あくまで個人的なメモなのかという線引きが、今答弁があ...全文を見る
○井坂分科員 余りイメージが湧かないですけれども、そんな個別の文書がメモか行政文書かを大臣が判断するというのは、余りぴんとこないというふうに思います。  もう一問やりたいものがあるので、よろしいですか。  似たような話で、実は天下り、きょうは天下りの議論もしようと思ったんです...全文を見る
○井坂分科員 あったかなかったかがわからないから公開のルールをつくりましょうということでありますから、やはりここは、私は制度化が要るというふうに思います。  でも、きょうは本当にお忙しい中、大臣、どうもありがとうございました。  以上です。
03月08日第190回国会 衆議院 本会議 第14号
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○井坂信彦君 昨年の介護報酬改定の介護現場への影響について答弁いたします。  介護・障害福祉従事者は、重要な役割を担っているにもかかわらず、その賃金はほかの業種と比較して著しく低い水準にあります。厚生労働省の賃金構造基本統計調査でも、全産業の平均賃金が月額約三十三万三千円である...全文を見る
03月11日第190回国会 衆議院 厚生労働委員会 第4号
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○井坂議員 賃金は、通常、自由経済の中で決定されるべきものと考えております。しかし、この介護報酬や障害福祉サービス報酬は公定価格であるために、介護・障害福祉従事者の賃金決定には残念ながら市場メカニズムが全く働きません。  その結果、民間の調査、これは東京商工リサーチですが、昨年...全文を見る
○井坂委員 本日は、雇用保険法の質疑初日ということで、前半はこの雇用保険関連法、閣法について、そして後半は、この間問題になっております労働移動支援助成金についてお伺いをしたいと思います。  まず、きょうは震災から五年ということですので、亡くなられた方々への御冥福をお祈りいたしま...全文を見る
○井坂委員 この間、使用者側、産業界側は、雇用の流動化ですとかあるいは解雇要件の緩和、こういうことを求めてきて、現政権も労働移動を推進する立場だというふうに思います。  やはり、こういうことをする側だって、本当は、積立金を還元する方向は、保険料の引き下げでなくて、まさに労働移動...全文を見る
○井坂委員 大臣がおっしゃるのは、やはり早期にちゃんと職場復帰というか再就職をしてもらうのが大事だ、こういうことで、私もそれは同感なんです。  ただ、では、保険料を下げたら何か早期再就職につながるのか。もちろんそれは何の役にも立たないというふうに思いますし、大臣の最初におっしゃ...全文を見る
○井坂委員 早期再就職を促進するということで、就職促進給付ということが今回強化をされています。基本手当の給付日数を、全体の残り三分の一、まだ日数を残した上で早い段階で再就職した場合にもらえるいわば再就職手当が、今回引き上げられます。  これによる支出増加が三百四十七億円、逆に、...全文を見る
○井坂委員 私、この政策は、最初は、早く再就職したら、ちょっと手当を上乗せする、ただ、残りの分、要はもともと払うべきであった分が減るということで、持ち出しになるとは余り思っていなかったんですね。ところが、お聞きすると結構な持ち出しで、しかも人数、私は、前回も確かに四万人ふえている...全文を見る
○井坂委員 これは事前に当局の方と一時間半ぐらい議論をして、何がポイントで何をお聞きしたいかというのをもう十分にお伝えし切っておりますので、そこをお答えいただきたいんです。  再度お尋ねしますけれども、あるならお願いします。
○井坂委員 ちょっと事前にやりとりした話と方向性が違うのではっきりさせたいと思うんですが、「当分の間」と今回書かれたのは、将来財源を一般会計に求める可能性もあるので、雇用保険会計からやるのは「当分の間」と書かれたと。今の答弁はそういうことですか。  私は、何か事前にお聞きしたの...全文を見る
○井坂委員 事前にお聞きした話に戻ってきたと思いますが、ちょっとはっきりさせたいのは、「当分の間」と書いたのは、将来一般会計に財源を求める可能性を見込んでいるわけではみじんもない、政府としてはそこはみじんもないということですか。
○井坂委員 続きまして、高齢者への雇用保険の適用拡大について伺います。  私も去年の予算委員会でサザエさんの波平さんとフネさんの話を出して、波平さん五十四歳、フネさん四十八歳、閣僚の皆さんの方がよっぽどお若く見えますけれども、波平さん、フネさんの方がはるかに若いんですよと。 ...全文を見る
○井坂委員 ありがとうございます。  残された時間で、労働移動支援助成金についてお伺いをいたします。(発言する者あり)テーマ選びで、そうだと応援されました。  ある日会社に呼ばれて、あなたやめてください、今やめれば退職金を上乗せしますと言われるわけです。やはり続けたいというこ...全文を見る
○井坂委員 そういう裁判の判例とか個別の労働紛争とかで解決をするというのが失業者にとって現実的ではないから、もういっそ法律で明確化してはどうかということを提案申し上げたんです。  逆に、大臣にお伺いをしたいのは、次の職探しがあなたの仕事ですという業務命令ができる余地を法的に残し...全文を見る
○井坂委員 大臣は法治国家とおっしゃいますが、まさに今の法律は、民法、それから民事法規である労働契約法、厚労省が、言ったら、行政法的に余り強行的にやれない、非常に難しい部分だから、今こうなっていると思うんです。ですから、労基法とかその辺にちゃんと、権利の濫用といっても余りにも幅が...全文を見る
○井坂委員 私も自由主義者でありますが、あなたの次の仕事は職探しですという業務命令をする自由はさすがにないというふうに思います。  最後に、もう一点御提案したいのが、起こってしまった問題、最後どう解決するのかということであります。  これは、既に退職をしてしまった、今回、王子...全文を見る
○井坂委員 個別では、現実的ではないというふうに思います。  私は、きょうは、別に厚労省の責任だとか、この政策のせいだとか、一言も言っていないですよ。責任の有無にかかわらず、こういう問題がやはり今目の前にあるときに、できることは最大限やりませんかということを申し上げているんです...全文を見る
03月16日第190回国会 衆議院 厚生労働委員会 第6号
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○井坂委員 井坂信彦です。  皆様、遅い時間までお疲れさまです。あと三十分、おつき合いをいただきたいと思います。  本日は、政府が目指す失業なき労働移動ということについて、そして、後半、時間があれば、高齢者の今後想定される新しい働き方についてお伺いをしたいと思います。  ま...全文を見る
○井坂委員 ところが、今国会で問題になっている労働移動支援助成金、これは、平成二十六年度中に再就職支援を開始した、そして年度末までに無事に再就職できた方、六百五十一人、このデータをきょうは議論したいんですけれども、この六百五十一人は、結局同じ産業分類、つまり、同じ業界の会社に再就...全文を見る
○井坂委員 大臣、そうまでおっしゃるのであれば、同じ産業分類の中でも望ましい移動はあるかもしれない、逆にそういうデータはとっておられるんですか、労働移動がちゃんと果たされたというデータはとっておられるんですか。
○井坂委員 大分類では労働移動したかどうかはかれないと答弁されながら、大分類以外では成果測定をしていないということであります。  私は、やはり役所の仕事は、一事が万事、こういうことが多いと思うんですけれども、成果測定、ちゃんと政策の当初の目的が果たされているのかどうか、大分類で...全文を見る
○井坂委員 私は、なるべく早い再就職というのはもちろん大事だというふうに思います。ただ、私は実は労働移動ということも大事だと思っておりますので、真剣にそれをやるならば、先ほど申し上げた成果測定もしっかりしながら、やはり、違う分野に移るということは、その間に新たな技術、能力の獲得と...全文を見る
○井坂委員 平成二十六年度中に再就職支援を開始して二十六年度末までに再就職できた方、六百五十一名について、これまでデータを挟んで議論してまいりましたが、実は、平成二十六年度に労働移動支援助成金の対象となった方は三千三百四人おられます。そのうち、年度末までに再就職できたのが六百五十...全文を見る
○井坂委員 一年目で再就職が決まった人は一九%、二年目でようやく八割方決まってくる、こういう数字だというふうに思います。要は、失業なき労働移動とおっしゃるには看板倒れではないですかということであります。  加えて、労働移動というところで、先ほど、ほかの、ITとか介護とか別の政策...全文を見る
○井坂委員 大臣の今の御答弁ですと、自分の次の職探しというのが、レアケースであっても、場合によっては労務の提供に当たるケースもあり得るからということでしょうか。
○井坂委員 大臣、その出向先を探せというのは、自分の、あなたの次の仕事を探しなさいというのとは、もう一段階、私は違うと思うんですよ。出向先を探せというのは、本当にごくごくまれに、ある種の営業活動みたいな要素が入り得る可能性は私はゼロではないかなというふうに思いますけれども、少なく...全文を見る
○井坂委員 ちょっと話が戻ってしまったんですけれども、要は、最後、ケース・バイ・ケースで司法の判断だとおっしゃるということは、大臣の頭の中には、次の仕事を探すのが労務だ、労務の提供だ、労働だと言い得るケースがあり得るというふうに思っておられるからそういう答弁になるんですね。
○井坂委員 民民の契約でも、法律でちゃんと最低限の枠が定められて、その中で契約が行われるわけですよ。そんなことを言い出したら無法地帯になってしまいますから。  普通はこんな言わずもがなのことは書かなくたっていいわけでありますけれども、実際こういうことが起こって、ちょっと大臣の御...全文を見る
○井坂委員 この法律をよく読むと、別にあっせん制度を使ってください使ってくださいと紹介する趣旨ではなくて、むしろ個別労働紛争の未然防止、それから当事者間での自主解決が目的になっているわけですね、この第三条の部分は。何か、窓口に来ないとこれが発動しないなんと読める部分は私は一個もな...全文を見る
○井坂委員 同じく、四条に、都道府県の労働局長は、個別労働関係紛争に関して、当事者の双方または一方から解決につき援助を求められた場合は、必要な助言または指導をすることができると書いてあります。  これは、仮に労働者側から相談があった場合も、企業側、労働者側、どっちにも指導助言が...全文を見る
○井坂委員 もう終わりますが、昨晩、すごくがっかりしたことがありました。当局の方にこういう質問を投げかけたら、いや、難しいと思います、ただ、難しいと言える根拠が思い当たらないので、ちょっと根拠をきちんと調べてお答えしますと、電話口でそういうやりとりだったんですね。  それは、法...全文を見る
03月18日第190回国会 衆議院 厚生労働委員会 第7号
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○井坂委員 お昼どき、お時間をいただきまして、ありがとうございます。  本日は、一般質疑ということで、大きく三点をお伺いしたいと思います。  一つ目は児童養護施設の問題、そして二つ目が同一労働同一賃金の問題、そして三つ目が、それに絡めてですけれども、いわゆるパート労働者の方の...全文を見る
○井坂委員 原則は、もちろん、成人になる二十までが措置延長ということでわかるんです。ただ、やはり、大学生になった場合は、十八が原則で二十までしか延長はされない、それが原則ということになってしまうと、大学の三回生になって、今でしたら就職活動とかで急速に忙しくなる、勉強も研究室やらゼ...全文を見る
○井坂委員 ありがとうございます。  答弁をいただいてあれなんですけれども、委員長、さすがに定足数が満たされていないような気がするので、ちょっと御確認をお願いいたします。
○井坂委員 失礼しました。ありがとうございます。  今のお答えなんですけれども、九%から一三%にふえてきている、このことは御努力だというふうに思います。ただ、今、もう大学の進学率が五割になろうというこの時代に、天涯孤独、親御さんのいない施設の子が、経済的な理由、加えて、やはり措...全文を見る
○井坂委員 大臣、ありがとうございます。  大臣がおっしゃった、大学に限らず、社会人となったときでも、やはり継続的な支援が必要だというケースはたくさんあるというふうに思います。  私が伺った例ですと、ちゃんと十八で施設を出て、一生懸命働いて、ただ、やはり、仕事先でうまくいかな...全文を見る
○井坂委員 大臣には、総論では全く同じ考えで御賛同いただいているというふうに思います。  きょう質問通告をいたしました、まさに具体策として、もちろん、いろいろやろうと思えば予算や人員がかかる話だと思いますが、ただ、もともといた職員さんが月に一本だけいわゆるOB、OGに電話をかけ...全文を見る
○井坂委員 大臣、ありがとうございます。  これは、児童福祉法が平成十六年に改正をされまして、この四十一条に、児童養護施設は、保護者のない児童を養護し、「あわせて退所した者に対する相談その他の自立のための援助を行うことを目的とする」と。わざわざこの部分がつけ加えられておりますか...全文を見る
○井坂委員 ありがとうございます。  私の考えでは、やはり、派遣法のこの部分の改正をせずに、現状の均衡の配慮義務だけで正社員と派遣労働者の均等・均衡待遇を企業に義務づけることは難しいというふうに思っておりますので、ぜひ法改正をよろしくお願いいたします。  続きまして、均等待遇...全文を見る
○井坂委員 このガイドラインが、定量的なものになるのか、それとも主観的、定性的なものになるのかというのは、これは大きな差が出てくるというふうに思います。  今のところ、お聞きしている範囲では、政府は、例えば資格、それから勤続年数、あるいは学歴、こういったところで賃金に差がつくこ...全文を見る
○井坂委員 ガイドラインに数値が入る、定量的なガイドラインになるということは、私は、ガイドラインはもちろん法律ではないですけれども、ある種の物差しとして重要になってくるというふうに思います。  その物差しに数値の目盛りが入っているのか入っていないのか、もしガイドラインが余りにも...全文を見る
○井坂委員 時間が参りましたので。  この同一労働同一賃金、おっしゃるように、本当に議論すべきことは多いと思います。また引き続き、この委員会も通じて、とにかく、実効性のある制度、そして非正規の方がきちんと待遇が改善される制度にしていきたいと思いますので、引き続きよろしくお願いを...全文を見る
03月23日第190回国会 衆議院 厚生労働委員会 第8号
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○井坂委員 井坂信彦です。  戦傷病者の妻に対する特別給付金に関して、十五分ですけれども、質疑をいたします。  先ほどの議論は、実は去年私も同じようなやりとりをさせていただいておりまして、確かに、結局そのときの答弁というのは、政府は、記名国債、国債そのものが対象者の手に渡った...全文を見る
○井坂委員 八カ月もかかるということなんですが、実は、去年、戦没者遺族、ほぼ同じような仕組みなんですが、そこでお聞きしたときは五、六カ月というふうに伺っております。戦没者遺族の特別弔慰金は、遺族かどうか、また、兄弟姉妹の中で誰が優先順位があるのか、同順位の方がいた場合は同意書をと...全文を見る
○井坂委員 ちょっと本当かなという気がするんですけれども、要は、自治体で、たまたま同じ担当者が去年決めた特別弔慰金と今回の特別給付金を担当した場合に、自治体の担当者が判断して特別給付金を後回しにするから平均八カ月かかるということなんでしょうか。ちょっとにわかには信じがたいのと、そ...全文を見る
○井坂委員 去年お願いをしまして、もともと五、六カ月でされていた戦没者遺族の弔慰金の方は、さらなる短縮を今回目指して研修等を行っておられるということでありました。  大臣、ちょっと重ねてお伺いしたいんですが、現状、きょう議論している戦傷病者の妻への特別給付金、これは八カ月かかっ...全文を見る
○井坂委員 続きまして、請求から受け取るまでの間のもう一つの問題点、時効失権についてお伺いをいたします。  先ほどは、国債を受け取ったけれども、それを現金化しない、さまざまな理由で現金化しないという方の問題が議論されましたが、私が今からするのは、そもそも請求をし忘れたという方、...全文を見る
○井坂委員 ありがとうございます。  時効失権の件数も把握しておられて、しかも、それをさまざまな工夫で減らしてきておられるということかと思います。  実は、この問題も、昨年、同じ議論をしまして、ただ、戦没者遺族の特別弔慰金、昨年の場合は、そもそも、今おっしゃったような時効失権...全文を見る
○井坂委員 これは、一応、昨年の議事録を見ていただければ、いろいろなやり方で、こういうやり方でわかるんじゃないですか、この辺から見れば大体わかるんじゃないですかということを幾つか提案しておりますけれども、そういったことも含めて、ちゃんと可能性を検討していただいたんでしょうか。
○井坂委員 例えば、前回、この特別弔慰金について、受給者の方が亡くなると次の順位の方を探さなければいけない、次の順位の方がそれに気づかずに請求をしなかった、時効で失権をしてしまう、こういうパターンが多いということから、受給者が亡くなったということを把握して、次の優先順位者の時効失...全文を見る
○井坂委員 ありがとうございます。  引き続き、さまざまな御提案も申し上げますし、答弁いただいたことに関してはフォローアップの質疑もさせていただきますので、検討していただくと言ったことはきちんと検討していただきますようにお願いを申し上げて、本日の質疑を終わります。  ありがと...全文を見る
03月23日第190回国会 衆議院 消費者問題に関する特別委員会 第3号
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○井坂委員 井坂信彦です。  本日は、消費者問題、特に、最近はネットとかスマホとか、新しい形で物を売り買いするということがふえてきておりますので、その中から二点お伺いをしたいと思います。  まず一つ目に、不動産のおとり広告についてお伺いをいたします。  ちょうど二年前のこの...全文を見る
○井坂委員 今答弁されたように、まず、ルールはもう厳然としてあるんです。あれは明らかな違法行為なんです。  にもかかわらず、実態としては、消費者庁として何かやっているというわけではなくて、業界団体、不動産公正取引協議会というところが、業界の自浄作用としてチェックをし、そして、こ...全文を見る
○井坂委員 ありがとうございます。  残念ながら、ルールはあるのに措置命令はゼロ件、そして、その下の行政指導ですら年に一件あるかないかということであります。  最後におっしゃった、違約金は五十万円以下ということですが、私がお聞きした限りでは、十万円、ひどいときでも三十万円ぐら...全文を見る
○井坂委員 ちょっと一問飛ばして、大臣にお伺いをしたいというふうに思います。  私は、やはりこれは、苦情がなくてもこれだけ世に不動産のおとり広告は満ちあふれているわけでありますから、消費者庁が自主的に、自発的に職権で調査を行えるわけであります。しかも、この場合の職権調査というの...全文を見る
○井坂委員 ありがとうございます。  一定の御検討はいただけるということでありますが、ぜひ大臣、重ねて申し上げたいのは、業者の内部通報も確度が高い、確からしさがあるということで、それはもちろんやるべきだと思いますよ。ただ、この不動産のおとり広告は、これはある種、見ればわかる話で...全文を見る
○井坂委員 ちょっと最後に参考人がおっしゃったのはひっかかるのでありまして、悪質な不当表示が見つかった場合というのは、何か、良質な不当表示というのはどんなイメージなんですか。
○井坂委員 ありがとうございます。  この問題、別に不動産屋さんが全部悪いというよりは、要は、各社やっている中で、自分の会社だけが真面目にこういう不動産おとり広告をやらなかったら、ほかにお客さんが行ってしまうわけなんです。だから、何となくやらざるを得ない、もう全社横並びでやらざ...全文を見る
○井坂委員 事業者に話を聞くということでありますが、この問題が難しいのは、もともと出る確率が表示されていないんですね。ですから、一万分の一なんて、それぐらい低いなんて思わずにやっている人も多いですし、もとがわからない、しかも、それがキャンペーン期間中にふえたと言われても、ふえてい...全文を見る
○井坂委員 今の御答弁ですと、ゲームそのものが、言ったら、消費者に対して提供されているものであって、ガチャガチャの一個一個は取引ではないということなんでしょうか。  御存じかどうかわからないですけれども、ゲームそのものは大体無料なんですよ。無料でゲームができて、もちろん、ガチャ...全文を見る
○井坂委員 今おっしゃったのは、多分、ガチャガチャさえさせてもらえばもう約束されたサービスは提供されただろう、そういうことなんだろうと思いますけれども、別にみんな、ガチャガチャがしたくて百円をつぎ込んでいるわけじゃなくて、かなりまれな確率とはいえ、これが当たるということを期待して...全文を見る
○井坂委員 宝くじの場合は、大体どれぐらい当たるかということがある程度表示されているわけですよね。当たる確率もある程度みんなわかった上で買っているんですよ。  ところが、このガチャの場合は、当たる確率がそもそも表示すらされていない、しかも、みんなが思っているより異様に低い、こう...全文を見る
○井坂委員 ありがとうございます。  実際にそうではないということが、またプログラムの中の問題なので、消費者も、それこそ百万つぎ込んだって、確率統計的には出ないときは出ないものですから、それをもって証拠ともできない、暴くのが非常に難しい問題だというふうに思います。  もう一つ...全文を見る
○井坂委員 時間ですので終わりますが、きょう御紹介したように、未成年者も含めて既に我々の常識を超えた課金が行われております。社会問題化したらということではなくて、私はもう既に問題だというふうに思いますから、ここも先ほどの不動産と一緒で業界任せには限界があると思いますので、ぜひ消費...全文を見る
03月30日第190回国会 衆議院 厚生労働委員会 第9号
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○井坂委員 井坂信彦です。  本日は、保育所待機児童問題の審議ということで、私も、実は子供を三人とも、認可の保育所に一旦申し込んだんですけれども残念ながら入れず、三人とも無認可の保育所に入れてきました。また、市会議員をやっていた時代も、当時も待機児童が非常に多かったものですから...全文を見る
○井坂委員 大臣、いろいろお答えされるんですが、ちょっとやはり大事な論点なので、ここをまずはっきりさせたいというふうに思うんです。  もちろん、保育士さんがやめられる理由、複合的だと思います。ただ、やはり一番は賃金のことだ。それから、例えば職場の人間関係とおっしゃいましたけれど...全文を見る
○井坂委員 もちろん重要だということで、私は、単に重要というだけでなくて、重要といえば、あれも重要、これも重要とまた相対化をしてしまうんですけれども、どうも現状を見る限りは、保育所の受け皿を幾らふやしても、保育士を幾らふやしても、大幅な処遇改善がない限りは、まさにこの一点がネック...全文を見る
○井坂委員 現場の厚労省の方も、やりたい気持ちはあるんだけれども恒久財源がなかなか見つからずに悩んでいる、こういうことなんですね。  ですから、これは、私は、今の政府の補正予算、毎年三兆、五兆、十兆、おかしいじゃないかというふうに批判している立場ですよ。こんなものが補正予算と言...全文を見る
○井坂委員 自治体数は、今お配りした資料一、私もこれはもらっていますから、幾つの自治体のうち幾つの自治体がこういう条例で上乗せ配置しているか、これは私もわかっているんです。  問題は、その各自治体で、要は、条例に基づいて実際に保育士を多く配置している保育所が何%あるのか、さらに...全文を見る
○井坂委員 私は、最初に現状のデータをお聞きしたのは、大臣が今おっしゃったみたいに、国基準よりも手厚く配置をしている自治体もあるけれども、配置していない自治体もあるんですよ。だから、そこだけ見ると、何か別に、国基準だけでも十分やれるんじゃないか、保育の現場は回るんじゃないか、むし...全文を見る
○井坂委員 これはちょっと大臣にこの件を再質問しますけれども、今回、私は、やはり大幅な給与アップ、処遇改善が必要だという立場でありますが、もし仮に、政府が今後される処遇改善、給与アップが非常に、数%とか数千円とか、小幅であった場合、それと引きかえに、既に市の基準ではいっぱいいっぱ...全文を見る
○井坂委員 続きまして、資料の三でお配りをしておりますが、都市部の問題、土地代とか賃料あるいは人件費が高いです。国の方でも、それに応じて、この資料三にあるような地域区分ということで、公定価格を上乗せしたり、あるいは賃借料加算というものもあるようでございますけれども、こういうことを...全文を見る
○井坂委員 実際に、何とか運営ができるようにということでいろいろやってはおられると思うんですけれども、例えば二十三区でも、区ごとによって人件費とか土地代は本当に雲泥の差がありますし、実際、私は、最後、現状がどうなっているかということをよく見ていただきたいと思うんですね。  おっ...全文を見る
04月01日第190回国会 衆議院 厚生労働委員会 第10号
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○井坂委員 井坂信彦です。  きょうから新年度ということで、まず冒頭に、昨年度の年金運用についてお伺いをいたします。  平成二十七年三月末、ちょうど一年前の日経平均株価が一万九千二百七円でした。そして、昨日の株価が一万六千七百五十九円ということで、昨年度一年間で株価は一二・七...全文を見る
○井坂委員 全くお答えになっておりませんので、繰り返しお尋ねをします。  これは確かに、別に、国内の株が下がったから直ちに年金積立金がそれに比例して減るというわけではありません。  そうおっしゃると思ったので、私、もう大まかに計算してきました。年金を株で運用することをふやした...全文を見る
○井坂委員 数字と理由もお示しをして、この数字からそんなに大きく上下ずれることはないというふうに思います。それはもう仕組みも大臣は御存じなわけで、これが急に、七月にふたをあけてみたらプラスでしたなんていうことはないというふうに私は思います。何か、こんな簡単な事実すら認識されていな...全文を見る
○井坂委員 長期で見ることを私は何も否定なんかしていないんですよ。それは、長期的に、最後、利率を確保することは大事だと思います。  そんなことはお聞きしていなくて、私がお聞きしているのは、ポートフォリオを大きく変えた、特に初年度ですから、単純に、その運用成績は大幅に損失を出した...全文を見る
○井坂委員 いろいろごまかしておられると思いますが、GPIFになってからは、これはずっと早いんですよ。GPIFの初年度は、たしか何かあったのかもしれませんよ、七月下旬になっていますが。それから後はずっと七月初旬、または六月末で一貫してやっているんです。  大臣、お伺いしたいのは...全文を見る
○井坂委員 保有する銘柄の発表なども今回から同時に行うんだということで、それも理由で、ずっと早くやってきたのを遅くするということであります。  私は、年金の運用は、大臣のおっしゃるように、長期で見るということ、その視点は大事だというふうに思います。  一方で、年金の積立金とい...全文を見る
○井坂委員 年金は、もちろん必要な額に届く利回りを確保しなければいけない。ただ、私は、この議論をすれば、きょうはしませんが、いろいろ言いたいことがあって、要は、年金というのは、本来は手がたく運用をしてちゃんと届くようにやっているはずなんですよ。ところが、リスクを負ってギャンブル的...全文を見る
○井坂委員 今、保育所独自で大体国基準より五、六人多く配置をしているという御紹介がありました。もちろん、これは、十一時間保育とか休憩保育ということで、国の基準で加配している部分もあるんですけれども、国基準の加配は、私、仕組みを調べましたけれども、二、三人だというふうに思います。で...全文を見る
○井坂委員 ありがとうございます。  続きまして、保育士の給与アップ、我々も提案しておりますし、大臣もそれが一番重要な問題である、ボトルネックであるとまではお認めになっておりませんが、重要な問題であるということはおっしゃっているわけであります。  ただし、これは誰でも彼でも保...全文を見る
○井坂委員 実態把握、あらかじめ事務方にもお願いしておりましたが。  これは、三百四十五万円とおっしゃいましたけれども、もう雲泥の差がありますから。公務員である保育士さんと臨時職員である保育士さんで、給料は倍ほど違うというふうにも聞いておりますので、それの平均をとったら三百四十...全文を見る
○井坂委員 これは事前に事務方の人が何度も間違って、常勤、非常勤の差ばかり出してきて、私、三往復ぐらいそれを突き返して、違うんです、常勤の中でも公務員である人とそうでない人で倍ほど給与が違うでしょうという話をしているんです。そこが伝わっていないとしたら、ちょっと事務方の怠慢だとい...全文を見る
○井坂委員 時間が参りましたので、三枚目の資料は、これは私立の方が長時間やっていたり、あるいは低年齢をたくさん受け入れていますよという資料であります。  この処遇改善と同時に、官民格差、また、公立の内部でも公務員である人とそうでない人の格差、ここも含めて人件費の問題はしっかり総...全文を見る
04月06日第190回国会 衆議院 厚生労働委員会 第11号
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○井坂議員 ありがとうございます。  まず、なぜ二十歳なのかということについてでありますけれども、我々も、まさにおっしゃったように、財源が許せば二十二歳あるいは大学に行っている間は二十三歳でも二十四歳でもという思いはございます。一方で、今回、もともと十八歳だったところを、せめて...全文を見る
○井坂議員 ありがとうございます。  おっしゃるように、成人年齢については平成二十七年の公職選挙法で二十から十八歳に引き下げられて、その後、民法や少年法、その他の法令における年齢条項の引き下げについては今後検討されることというふうに承知をしています。  今回我々が提出した法案...全文を見る
04月20日第190回国会 衆議院 厚生労働委員会 第12号
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○井坂委員 井坂信彦です。  本日は、九州の震災があって一番最初の厚生労働委員会ということですから、児童扶養手当法の質疑の前に、幾つか、この厚生労働委員会の所管の中で、今回の震災の対応についてお伺いをしたいというふうに思います。  まず、これはやはり災害のたびに問題になってい...全文を見る
○井坂委員 ありがとうございます。  次に、災害弱者に対する物資また情報の提供体制について伺います。  乳幼児でありますとか高齢の方、また病院などの患者さん、また障害を持つ方、こういった方々が災害時に一般的に必要とする物資、あるいは伝えなければいけない情報、これは、災害の種類...全文を見る
○井坂委員 次に、全国の検診車の活用ということで、前回の震災のときにも国会で議論になっておりました。  現状は、今、医療関係者、緊急で現地に入って、まずは緊急の対応を行っているという段階でありますが、もうすぐ次の段階には、各避難所などで長期的なこういう医療の体制が必要になってま...全文を見る
○井坂委員 ありがとうございます。  次に、介護施設や医療施設、また児童養護施設からの、入所者さんあるいは患者さんの移送についてお伺いをいたします。  報道機関の調べでは、熊本市内の四割の介護施設が、自宅で暮らすのが難しくなった高齢者を新たに受け入れなどしており、その結果、ほ...全文を見る
○井坂委員 震災に関して、最後に、厚生労働省ですので、労働の部門で二点お伺いをしたいと思います。  大分通告を飛ばすんですけれども、非正規労働者の休業補償についてお伺いいたします。通告の十番目です。  雇用調整助成金というものがありますが、これは、雇用保険の対象になっている非...全文を見る
○井坂委員 もう一点。被災で失業した方、前回の東北の震災では、特定求職者雇用開発助成金の対象に特例的になったというわけでありますが、今回、もちろん、災害の規模、ほかの災害との見合いなど、いろいろ判断はあろうかと思いますが、今回の震災も特定求職者雇用開発助成金の対象に失業者をできな...全文を見る
○井坂委員 今回の地震は、大きな地震が、本震なのか余震なのかもわからないぐらいのものがずっと続いている、長期化しそうだというような災害でございますので、ぜひ、あらゆる可能性を排除せずに検討していただきたいというふうに思います。  それでは、本論の児童扶養手当について、本日は、毎...全文を見る
○井坂委員 ちょっといろいろ突っ込みたいところがあるんですけれども、まず、最後におっしゃった、毎月の支給事務でかなり多忙になってしまう。私は、いろいろお聞きする限り、それは事実ではないというふうに思います。それは後でやりたいと思います。  まず、一番大きな理由として挙げられてい...全文を見る
○井坂委員 議論が混乱しないようにもう一度お聞きをしたいんですけれども、支給額を決める事務手続、これは年一回です。これは毎月支給にしても全く変わらず年一回です。八月から、早い自治体では大体一カ月で終わりますし、時間のかかる自治体では三カ月ぐらいかかると。ただ、年一回それは金額を決...全文を見る
○井坂委員 事実認識は私も一緒なんですけれども、やはりおかしな御答弁だなと思うのは、八月から十一月におくらせたら受給者に不利益がある、だから三カ月おくらせたらだめなんだとおっしゃって、その直後には、でも六月から八月におくらせるのは、これは事務の都合で、おくらせるのがいいんだという...全文を見る
○井坂委員 お答えいただいたとおり、これは年一回の国への請求、あるいは年末に一度に調整のような、こういった形でも全く問題ないということであります。  最後に、大臣に、全体を通してお伺いをしたいんです。  確かに、今の仕組みからスタートすると、毎月支給にするといろいろ無理がある...全文を見る
○井坂委員 終わります。
04月22日第190回国会 衆議院 厚生労働委員会 第13号
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○井坂委員 皆さん、おはようございます。井坂信彦です。  本日は、B型肝炎の質疑に入る前に、ちょっと一点、緊急で質問させていただきたいと思います。  国民の年金を預かるGPIFの運用委員会の人事が本日付で発表されました。これを見ますと、もともと、本来、再任をされるはずだった堀...全文を見る
○井坂委員 御本人の意思ということで、私は何か事実上の更迭のようなものかなというふうに思っていたんですけれども、別にこれは事実上の更迭ではなくて、大臣としては続けていただきたかったなという感じなんでしょうか。
○井坂委員 更迭ではなくて、大臣としても、立派な方だったので続けてほしかったということでありますが、この堀江運用委員長代理は、大臣も前からよく御存じの方でしょうか。大臣が、今回、運用委員にそもそも強く推してこの方を入れられたというふうにも、内部ではそういう声が聞こえているわけであ...全文を見る
○井坂委員 大臣はもともと存じ上げている方ではない、特に大臣が何かプッシュをしてこの方をという事実はないということであります。  実は、この堀江運用委員長代理に関しては、我が党の細野議員が、問題あるんじゃないかということで追及をさせていただいておりました。  どういう問題かと...全文を見る
○井坂委員 この堀江運用委員長代理は、一旦、りそなホールディングスの資産運用アドバイザーを受けて、そして今回、細野議員がいろいろ追及をさせていただいたわけでありますが、その結果、これはやはり問題だ、まずいということでやめて、しかも、今回再任もされなかったということであります。 ...全文を見る
○井坂委員 りそなホールディングス以外にも、大臣が今答弁された、みさき投資株式会社というようなところでも経営委員のようなものをやっておられたということであります。  これは、直接の取引関係がないから法令違反ではないというふうにおっしゃるわけでありますが、一方で、行動規範の方には...全文を見る
○井坂委員 そんな大がかりなことを申し上げているのではないんです。  実際、健診を受けている人がたくさんいます。そして、健診のときは、B型肝炎の検査というのは大体オプション、やるかやらないか選べることが多く、そのときに、対象世代の方は、こういうおそれと、それから、それを救済する...全文を見る
○井坂委員 強制などと何も申し上げておりませんし、通告どおり、行うように促すべきではないかということであります。私もこれの対象世代ですよ。私もこれの対象世代ですけれども、今回のこの法案審議をする前は、こういう問題あるいはこういう給付金、これを私は知りませんでしたよ。健診を受けると...全文を見る
○井坂委員 これは単にチラシを頼むという程度では私は不十分だというふうに思います。対象世代の方がB型肝炎で陽性で、よほど特殊な条件でもない限りは、これは書類をそろえれば給付金がもらえる、これを、もらえる話を知らせないというのは私は不作為に当たるというふうに思いますから、単にチラシ...全文を見る
○井坂委員 終わりますが、ぜひこの制度の目的をしっかり見ていただいて、やはりB型肝炎の検診を受けていただく、そして陽性だったら給付金の制度を着実にお知らせする、そしてこの提訴のハードルを下げる、この三つをやらないと、対象者は四十五万人なのに三万人しかお金を受け取りに来られないとい...全文を見る
04月26日第190回国会 衆議院 地方創生に関する特別委員会 第13号
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○井坂委員 民進党の井坂信彦です。  特区の議論をさせていただくのは私、実は今回が初めてになりますので、せっかくの機会ですので、そもそも論から大臣と議論をさせていただきたいというふうに思います。  まず、規制緩和、これは、私は、よい提案が出てきたときは、別に特区限定ということ...全文を見る
○井坂委員 私が少しなぜだろうなとわからないのは、大臣がおっしゃるとおり、それはどんな変更も、やってみたら思わぬ負の側面があったということはあると思うんです。ただ、通常のおよそあらゆる法改正は、時代の変化とともに法改正を行って、そして全国一律にやるわけであります。もしやってみて本...全文を見る
○井坂委員 賛否相半ばする課題、その中で地域限定でまずはやらせてもらって、そして、その中で大臣がおっしゃるように実証して懸念が払拭されれば、それはまた次のステップ、全国展開に行けるだろうと。逆に、懸念が想定どおり、やはりこれはまずいんじゃないか、やってみたらやはりこの規制は緩和す...全文を見る
○井坂委員 事前に担当の方と随分しつこく議論しましたので、多分、今そういう御答弁だと思うんです。ただ、実態、要は、懸念のリストは山ほどあるんだ、それは日々チェックしているんだとおっしゃいますが、本当にそうなのかというふうに私は思っております。  大臣が今おっしゃったそういう考え...全文を見る
○井坂委員 ありがとうございます。ぜひ、地域限定の実証実験というコンセプトの部分をしっかり貫徹していただきたいというふうに思います。  それでは、今回の法改正の各論に移らせていただきたいと思います。  まず、クールジャパンの外国人材受け入れということでありますけれども、これは...全文を見る
○井坂委員 国家戦略特区内のみでのガイドラインではない、全国共通のガイドラインだということであります。  隣に書いてあります、民間と連携した出入国手続の迅速化、これも事前にお伺いをしたんですけれども、これは、出入国管理の際のバイオカートという仕事の民間委託をしていくんだ、こうい...全文を見る
○井坂委員 これも別に特区内に限った話ではないということであります。  ちょっと参考人に続けてお伺いをしたいんですけれども、今回、国家戦略特区法の一部改正ということで七つの目玉があるうちの二つがクールジャパン外国人材の受け入れ、それから出入国手続のスピードアップということで、七...全文を見る
○井坂委員 そうすると、具体的な規制緩和のメニューは全く想定もされていないし、自治体から具体的な提案もないけれども特区でやるということですか。
○井坂委員 ちょっと大臣にお伺いをしたいんですけれども、今、クールジャパンとか出入国手続の迅速化に関しては、現状想定されるものは、特区限定ではなく全国一律の対策、変更を準備されていると。  いろいろ今耳打ちされていますけれども、これは具体的な改革メニューも今はない、自治体からの...全文を見る
○井坂委員 ちょっと、私、大事なところだと思いますので重ねてお伺いしますが、出入国管理の迅速化とかクールジャパン人材の受け入れ促進、これはいいことだ、私はやるべきだと思うんですよ。何も特区に限定する必要はないと思うんです、基本的にこういったよいことは。  特区限定にする理由は何...全文を見る
○井坂委員 今のところ、ニーズはあるとおっしゃいましたけれども、具体的なメニューがまだない中で、この分野は特区でやるような、要は、まだ何もないけれども具体的な懸念が多くありそうな規制緩和がこれからたくさん出そうだ、こういうことなのかなというふうに思います。そういう見通しのもとに、...全文を見る
○井坂委員 賛否があって慎重にというのはわかるんですが、これを特区内の僻地とする理由があるのかということです。別に、全国、特区外の僻地でだってやったらいいというふうに思いますので。  ちょっと時間がありませんから、次のテーマに行きたいと思います。  医療機器開発の迅速化という...全文を見る
○井坂委員 今回、このメニューというかこの分野では、PMDAの職員さんが臨床研究中核病院の方に出前相談に応じる、これが規制緩和だということでありますが、最後におっしゃった、昨年十一月から始めているということであります。これは既にやっているということなんですが、これは特区法を改正し...全文を見る
○井坂委員 法律が変わる前から既にやっていたことが今回の法改正の規制緩和のメニューだということであります。  特区内の臨床研究中核病院にのみこれを許すということでありますけれども、今、臨床研究中核病院は結局、特区内にほとんどあって、柏市の国立がん研究センター東病院ですか、ここだ...全文を見る
○井坂委員 従来からやっている普通の薬事戦略相談、要は出前で相談には応じないけれどもということですよね、それで足りるんだったら、別にそんな、今回わざわざ特区のメニューですといって出前相談を特区内だけで行う必要はないんですよ。従来のでは物足りないから出前相談という新たなメニューをや...全文を見る
○井坂委員 だから、ちょっとしつこくて申しわけないんですけれども、別に、最初、臨床研究中核病院の八つのうち七つ限定で実験しようと、八つ全部で実験しようと一緒じゃないですかと言っているんです。私は別に柏から何か頼まれているわけではないですよ。別に柏と何もないですけれども、やはり政策...全文を見る
○井坂委員 時間の問題もありますので、ちょっと次のテーマに行きたいと思いますけれども、今回、また次のメニューですが、障害者雇用率、これも、一社だけでなくて複数社で障害者雇用の人数を合算することを認めていこうという規制緩和、これが特区限定で拡大をされるということであります。  こ...全文を見る
○井坂委員 これまでの四種類の組合は平成二十一年から始めたけれども、全部合わせて四件しか使われた例がない、だから、今回は、意欲のある自治体に優先的に使ってもらうという意味で特区にしたんだ、こういう御説明であります。  そこで、お伺いいたします。  やる気のある自治体を最初から...全文を見る
○井坂委員 徳島市がやる気があると手を挙げてきたので特区でやるということでありますが、この徳島市というのは、今回、特区に入っていて、このLLPの合算、算定特例は使えるんでしょうか。
○井坂委員 大臣、おかしくないですか。  要は、特区ではなくて全国でやってくださいと言ったら、全国でやっても前回手を挙げるところがなかったので、今回は手挙げをしたやる気のある自治体に限って認めるという趣旨で特区で始めますとおっしゃったんです。やる気があると手を挙げた自治体はどこ...全文を見る
○井坂委員 今回、LLPはなぜ特区限定なのか、しかも、提案した徳島市がそもそも使えない仕組みでやるのかということで、端的にわかりやすい事例として議論させていただきました。ただ、これは、この問題だけではなくて、実は国家戦略特区の抱える構造的な問題でもあるというふうに思っています。 ...全文を見る
○井坂委員 これまでも議論があったと思いますが、今、構造改革特区、総合特区、それから今回の国家戦略特区と、三種類それぞれ微妙に役割と守備範囲が違う特区が併存しているわけであります。事前に私はこの問題を担当の方に指摘申し上げて、これは国家戦略特区じゃなくて構造改革特区で、やりたい自...全文を見る
○井坂委員 終わります。ありがとうございます。
04月27日第190回国会 衆議院 厚生労働委員会 第14号
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○井坂委員 井坂信彦です。  本日は、一般質疑ということで、五点お尋ねをいたします。  まず、お配りしております配付資料の一枚目に、長時間労働規制法案ということで、先週、我々野党共同提案で出させていただきました法案の概要図を載せさせていただきました。  長時間労働の規制が必...全文を見る
○井坂委員 今大臣がおっしゃったとおり、ことしに入って総理も、残業時間の上限規制のあり方の再検討ということでおっしゃっている。ちょうど一月前です。そして、それを受けて大臣も、上限規制について実効性ある規制を考えたい、こういうふうに述べてこられました。  今大臣が答弁されたのは、...全文を見る
○井坂委員 今あることをよりしっかりやる、それはもちろん否定はしませんが、せっかく総理もあそこまでおっしゃって、そして大臣も実効性ある規制を考えたいとおっしゃっているわけですから、この規制の部分をどういう方向性で変えていこうとしておられるのか、そこについてお答えをいただきたいと思...全文を見る
○井坂委員 大臣、少し残念だなと思いますのは、事前に担当の職員の方ともお話をしたんですけれども、やはり最後は、労政審の議論だ、こういうことになるわけであります。  ただ、私は、やはりせっかく国会で議論をしているんですから、しかも、総理がああいうふうに意思を持って発言をしておられ...全文を見る
○井坂委員 今回、我々が提出した法案でも、例えばインターバルが非現実的な業界は除外をできるであるとか、あるいは今回のような災害時にはインターバルの時間を短縮できるとか、考え得る限り相当現実的に法案をつくったつもりでありますので、ぜひこのインターバルに関しても我々の提案を取り入れて...全文を見る
○井坂委員 きのう、担当の方と大分じっくり議論させていただいたんですが、ちょっとやはり大臣、御認識に間違いがあるのかなと思うのは、私が今申し上げたような方を最低賃金以下で雇ったとしても、それは、おっしゃったような、ほかの方の雇用を奪うことにはなりません。なぜなら、そのおばあちゃん...全文を見る
○井坂委員 ありがとうございます。  次に、特区のことについてお伺いをしたいと思います。  ちょうど、私、きのう、ふだんは行かない委員会で特区の質疑を石破大臣とさせていただきました。その中で、厚生労働省関係二件、おかしいな、納得いかないなと思うことがありましたので、これは大臣...全文を見る
○井坂委員 全国で一カ所だけ病院を除外する合理的な理由は私はないと思いますから、ぜひよろしくお願いいたします。  最後、もう一つ、特区で、これはもっと意味不明なことなんですけれども、障害者雇用、LLPという組合で、そこに参加している企業が障害者雇用した人数を全部足して障害者雇用...全文を見る
○井坂委員 ぜひ、皆さん、この議事録の七ページのところをごらんいただきたいと思いますけれども、ほとんどコントみたいなばかばかしいやりとりになっていますよ。論理的じゃないとかそういうのを超えて、もう、何だこれは、何でこれが特区限定なんだという話になっておりますから、こういういいこと...全文を見る
04月27日第190回国会 衆議院 消費者問題に関する特別委員会 第4号
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○井坂委員 民進党の井坂信彦です。  本日は、特定商取引法それから消費者契約法について質疑をさせていただきます。  まず、今回の法改正で、特に消費者側から、入らなくて残念だったと言われている大きな一つが、再勧誘規制であります。これは平成二十年の特定商取引法の改正で、消費者が、...全文を見る
○井坂委員 この再勧誘禁止に関しては、いろいろ指導も件数が上がってきているということであります。  しかし、副大臣、一方で、強引な勧誘に関する相談件数というのは法改正の後も減っていない、むしろふえているのではないかというふうに思います。  当時の消費者担当大臣は、規制の効果が...全文を見る
○井坂委員 きのう、担当の職員さんともこの点を議論させていただいたんですが、やはりそれは消費者委員会でいろいろ激論があった末に、今回、さらなる法改正には踏み込まなかった、事実としてはそうだと思います。  ただ、本日、せっかくこういう場で議論をさせていただきたいのは、そうはいって...全文を見る
○井坂委員 ありがとうございます。  現場の、特に地方の協力も必要だというふうに今おっしゃったので、参考人にお伺いいたしますが、むしろその地方から、今、地方議会の意見書というような形で、こういうことを国はいいかげんやってくれ、踏み込んでくれというような意見書が随分上がってきてい...全文を見る
○井坂委員 ぜひ、消費者庁は消費者委員会の運営事務局ではないと思いますから、もちろん、業者、産業界側の意見は当然あると思います。それは、産業界側の意見と消費者側の意見でしっかり消費者委員会で闘わせていただけばいいわけであって、むしろ、全省庁の中で、この消費者庁あるいは消費者大臣、...全文を見る
○井坂委員 これは今回法改正で新たに加えられた部分ですので、私は一年で本当に十分かなというふうな疑問を持ちますが、実際、今回法改正でやってみて、一年以内にほぼ全員がこの解除権を行使できて、買わされ過ぎたけれども、気づいて、一年以内にちゃんと返すことができたということであれば、私の...全文を見る
○井坂委員 今後、その範囲は、政令ですのでそこで決めていくということでありますから、ぜひお願いをしておきたいのは、最初から政令で狭い範囲をとってしまうと、申し上げたような、最近出ているいろいろなビジネスモデル、ここだけ調べても何もわからないというようなケースがたくさんあると思いま...全文を見る
○井坂委員 この件、私は神戸の選挙区なんですけれども、関西広域連合から、おっしゃったようなこういう広域的な執行体制に関して、この事務をもう関西広域連合に移せないかというような提案が出て、今おっしゃったように、昨年末の閣議決定で、ことしじゅうにはきちんと議論をして結論を得るというこ...全文を見る
○井坂委員 今おっしゃった経産局がやるときに、こういうふだんやっていない府県にもお声かけをして、うちがやるので一緒に来ませんか、一緒にやりませんかということで、ノウハウが実際現場の職員さんに身につけば、次からは、ではこういう消費者被害が出たらうちの県単独でちょっと動いてみようとい...全文を見る
○井坂委員 副大臣、ありがとうございます。  特定商取引法についてはあと一点だけ、インターネット通販についてお伺いをいたします。  インターネット通販、今、使う人もどんどんふえております。私も、一昨年のこの委員会において、当時、危険ドラッグの禁止法というものを出して、実店舗は...全文を見る
○井坂委員 副大臣御自身もネット通販で理不尽な目に遭われたということでありますから、非常に力のこもった、並々ならぬ熱意を答弁から受けとめましたので、消費者委員会で結論を見なかったのは私も残念だと思いますが、これはもう社会の趨勢で、今後副大臣と同じ目に遭われる方も激増すると思います...全文を見る
○井坂委員 確かに、おっしゃるように、相談員の方が、相談に行ったのに、いや、あなたは個人事業主だからだめですよなんて言ったら、これは元も子もない話でありますから、そこは副大臣のおっしゃるとおりだと思います。  ただ、私が今回申し上げたいのは、法律では、やはり事業として買ったもの...全文を見る
○井坂委員 今副大臣がおっしゃったその実態、要は、どういう使われ方をしているか、あるいは業者さんがちゃんと使えるように誠意を持って教えに来てくれたか、これは大事な要素ではあると思うんですけれども、しかし、微妙に論点、線引きがずれてくると思うんです。  要は、幾ら誠意を持って教え...全文を見る
○井坂委員 海外では、消費者的事業者とか、そういう中間的なカテゴリーを持って対処している国もあるようであります。やはりそこの、要は消費者性があるかないか、事業を営んでいるかどうかではなくて消費者性があるかないかでしっかり対応を分けていただきたいというふうに思います。  最後、時...全文を見る
04月28日第190回国会 衆議院 消費者問題に関する特別委員会 第5号
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○井坂委員 ただいま議題となりました附帯決議案につきまして、提出者を代表して、その趣旨を御説明申し上げます。  案文の朗読により趣旨の説明にかえさせていただきます。     特定商取引に関する法律の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案)   政府は、本法の施行に当たり、...全文を見る
○井坂委員 ただいま議題となりました附帯決議案につきまして、提出者を代表して、その趣旨を御説明申し上げます。  案文の朗読により趣旨の説明にかえさせていただきます。     消費者契約法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案)   政府は、本法の施行に当たり、次の事項に...全文を見る
05月13日第190回国会 衆議院 厚生労働委員会 第17号
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○井坂委員 民進党の井坂信彦です。  大臣、答弁の中で随分好きなことをおっしゃったなというふうに思いますけれども。  本日は、時間が短いので三点。一つは被災地の問題、それから二つ目は同一労働同一賃金の問題、そして三つ目に介護の問題についてお伺いをいたします。  まず、ちょっ...全文を見る
○井坂委員 ぜひバージョンアップをよろしくお願いいたします。  もう一点、被災地で、民間水道の復興についてお伺いをいたします。  私は、先ほどのような事情で、ボランティアの余っていた熊本市から離れた西原村というところに行ってまいりました。そこは、村営水道、公共の水道ではなくて...全文を見る
○井坂委員 今回初めて御提案申し上げましたので、ぜひ課題整理していただいて、民営水道は規模がちっちゃいですから、財政への金額は知れていると思うんですね。公共性が高い、一方で、個人の生活再建、私有財産で、阪神・淡路のときは、まさに自宅が壊れたってそこには一円も公金を出せないと言われ...全文を見る
○井坂委員 大臣は今、そんなことはないとおっしゃったので少し安心をしたんですが、ただ、その後の答弁を伺うと、要は、大臣は、さすがに日本全国八掛け、そんなことはないというふうにおっしゃったわけです。でも、私が心配しているのは、そんなのはもちろん論外で、そうじゃなくて、ある会社であっ...全文を見る
○井坂委員 今の御説明を聞くと、それほど考えが違わないのかなと思うんですが、ただ、そのために二枚目をつけたんですよ。ガイドラインにどう書いてあるかというと、「活用係数の設定」と書いてあって、その一番下の段落です。「もし、パート労働者と正社員が同じ職務に従事していても、「人材活用の...全文を見る
○井坂委員 ちょっと確認のためですけれども、市町村の判断だ、現場の実態を市町村が判断するんだということでありますが、例えば、見守りに伴って、ヘルパーさんが、来客と利用者本人に、ようこそいらっしゃいましたとお茶を出しました、こういう行為もサービスの範囲に含むと市町村が判断した場合は...全文を見る
○井坂委員 ありがとうございます。  事前に当局の方とは随分議論して、すり合わせをしておりますので、全国の自治体の担当者の方、ぜひ、重度障害者のヘルパーによる来客対応、お茶出しなどについて、現実的な判断を、今の答弁を踏まえてしていただきたいというふうに思います。  本日は三点...全文を見る
05月18日第190回国会 衆議院 厚生労働委員会 第18号
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○井坂委員 井坂信彦です。  本日は、児童福祉法の改正について、二十分ですが、幾つか質疑をさせていただきます。  まず一点目ですけれども、ちょうど二カ月前の三月十八日に、大臣と、十八歳を過ぎてからの児童養護ということについて議論をさせていただきました。  当時御提案申し上げ...全文を見る
○井坂委員 理想的には、もちろんこういう退所後のフォロー専門の職員さんがちゃんと配置をされてということだと私も思いますが、ただ、職員の配置が予算的、人員的に仮に難しいというような段階であっても、ぜひ、こういうできるところから、実効性のある一つの手段として取り組んでいただきたいとい...全文を見る
○井坂委員 さすが一浪一年休学の大臣の御答弁だというふうに、大変心強く思います。  ぜひ、本当に現実的な、本当に大臣がおっしゃったとおりで、別に何でもかんでも二十五歳ということがよいとは思いませんけれども、もともとの趣旨である、ちゃんと社会人として働いて自立ができるまではという...全文を見る
○井坂委員 財源の問題、これは大きいと思います。ただ、先ほど申し上げたように、理屈の上でも、これまでの体制ではなかなか対応できないぐらい非常に濃い、要は、人数だけでははかり切れない濃い対応が必要になってくる。これは理屈の上で、今回の法改正でそうなってくるわけでありますから、ぜひそ...全文を見る
○井坂委員 この問題、これまでも、財政支援がある中で、しかも置いた方がいいに決まっているのに、しかし二割の市町村が置いてこなかったという実態があるわけです。  臨時職員も含めて、置けるだろうという見通しでいらっしゃるわけですが、私がお聞きしたところでは、むしろ、やはり本当に、そ...全文を見る
○井坂委員 時間が参りました。  本日、通告でもう一点、西日本にも二つ目の研修拠点をというのも用意しておりましたが、前の委員が質問しましたので、申し上げるにとどめておきます。  本日はどうもありがとうございました。
05月18日第190回国会 衆議院 国土交通委員会 第15号
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○井坂委員 神戸から参りました井坂信彦です。  ふだんは厚生労働委員会を担当しておりますが、本日は、国土交通委員会にて質問の機会をいただきまして、本当にありがとうございます。  本日は、旅館の耐震改修の問題、それから小型船舶の不法係留の問題、そして三つ目にURの独立行政法人改...全文を見る
○井坂委員 ありがとうございます。  大臣にお伺いをしたいんですけれども、そもそも、耐震診断はいいと思います、しかし、耐震診断の結果を公表していく、この公表するという目的は何でしょうか。
○井坂委員 今、目的として大きく二つ答弁されたというふうに思います。一つは、旅館の利用者、宿泊客への情報提供、そしてもう一つは、旅館の所有者、ホテルのオーナーがちゃんと耐震改修を自覚を持って早く進めるように、この二点だというふうに思います。  ちょっと突っ込んでお伺いしたいんで...全文を見る
○井坂委員 ちょっと納得できない答弁なんですが。  つまり、耐震診断の結果、耐震改修が必要ですとなった、しかも、それが早々に公表されてしまう、ホテルのオーナー、旅館のオーナーは、近々耐震改修を何年何月には行います、そういうときはホームページにそれもあわせて載せます、それをあわせ...全文を見る
○井坂委員 正しい情報を利用者にと言えばさらっと聞こえるんですけれども、それは要は、利用者はそれをもとに判断して宿泊するかしないかを決める材料になるんだ、こういうことだと思います。  私は、耐震診断の結果を公表する、これは、まさに耐震診断でだめだとなったのをずっと放置しているこ...全文を見る
○井坂委員 大臣、お尋ねしたことに正面からお答えいただいていないのではないかと思います。  未報告のところは、ここは未報告ですよということを公表することは私はあっていいと思います。去年の十二月末までに耐震診断をやりなさいと義務づけられていて、しかも、それをちゃんと報告しなさいと...全文を見る
○井坂委員 私は、ペナルティー的に、要は耐震改修を進めるためにこの公表制度を使うならいいと思います。しかし、耐震改修を近々やる、ようやく補助金の単価がまともな金額に少し近づいたから今からやると言っているホテル、旅館を、この旅館は危ないですよと公表することに何の意味があるのかという...全文を見る
○井坂委員 誤解があってはいけないんですが、私は、民泊にも耐震診断とか結果公表を義務づけろ、こんな規制強化を言っているわけでは全くないんです。  そうではなくて、現状、民泊はこのルールから外れていて、民泊に宿泊する人は、自分が泊まる場所が耐震改修済みなのかそうでないのか、いわゆ...全文を見る
○井坂委員 なかなか納得のいく答弁ではありませんが、次に移りたいというふうに思います。  二点目に、小型船舶の不法係留についてお伺いをいたします。  私は地元は神戸でありますが、船舶は、まさにグローバル社会の今日に、大量に物資を運べる重要な物流手段であります。日本は海洋国家と...全文を見る
○井坂委員 全国に十七万隻あるうちの実に半分が不法係留をされているというふうに国土交通省は確認をしているわけであります。何でこういうことになってしまうのか。  自動車で、車庫を持っていない自動車というのはまずありません。なぜかといえば、自動車の場合は車庫証明という制度があって、...全文を見る
○井坂委員 現状の取り組み、また、そこで別に成果が出ていないわけではないということは理解をいたします。  ただ、最後に大臣がおっしゃったように、最後はやはり、自動車と同じように、この船はここにとめる場所は確保できていますよということが一対一できちんと対応して届け出られる、証明を...全文を見る
○井坂委員 実は、事前に担当者の方にお聞きした中では、例えば、居住者サービス会社七社を二社にしましたと言えば、何か物すごい合理化が進んだような気がするんですが、この五社は、もともとほとんどURと関係のなかった会社になぜか資本を出していたのを、ただ切りましたということであります。 ...全文を見る
○井坂委員 本日、二〇〇七年十二月二十日の新聞記事を持ってきたんですけれども、独法改革、町村氏が仲裁、行革大臣案から大幅後退、こういう記事で、当時、なかなか進まなかった行革大臣の案に対して、町村氏が仲裁案を出して、それでまとめてしまった、後退をした、そのとき甘利氏は、会談後に記者...全文を見る
05月20日第190回国会 衆議院 厚生労働委員会 第19号
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○井坂委員 井坂信彦です。  本日は一般質疑ということで、三つのテーマ、一つは歯科技工士の問題、二つ目が旅館の耐震工事の問題、そして三つ目に、介護職員さんを守るという問題についてお伺いをしたいと思います。  まず、歯科技工士の低賃金について伺います。  配付資料一枚目、これ...全文を見る
○井坂委員 ちょっと重ねてお伺いしたいんです。  今大臣は余りはっきり答弁をされなかったんですが、私は、労働実態というか、これだけ長く働いてこれしかもらえないんだったら、やはりちょっと単価を上げないとさすがに無理だなと。そこを真剣に、技工料の決定にその考え方を入れていただきたい...全文を見る
○井坂委員 民民の契約で当事者が納得していればいいという、原則はそうだと思うんです。ただ、ここは厚生労働委員会でありますし、まさに過労死ラインを平均で超える職種、業種にこの国家資格が今なってしまっているというこの実態は、ぜひ労働大臣として改善をしていただきたい。  時間がないの...全文を見る
○井坂委員 ありがとうございます。  地震のときにこういうことをやっていただいているのは、私は本当にいいことだというふうに思います。同じように何とかうまく理由をつけていただいて、もちろん、国土交通省の政策で何でという心理的なものももしかしたらあるのかもしれませんが、しかし、やは...全文を見る
○井坂委員 時間が来ました。  一点だけ提案したいのが、例えば、介護職員に対する以下の行為は犯罪であり、退所や法的対応など厳しく対応させていただきますといって、やってはいけないこと、これをしっかり書いた禁止事項承諾書みたいなもの、これを施設が独自につくるとまた角が立つので、厚労...全文を見る
08月01日第191回国会 衆議院 消費者問題に関する特別委員会 第1号
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○井坂委員 動議を提出いたします。  委員長の互選は、投票によらないで、江崎鐵磨君を委員長に推薦いたしたいと存じます。
○井坂委員 動議を提出いたします。  理事は、その数を八名とし、委員長において指名されることを望みます。
10月03日第192回国会 衆議院 予算委員会 第3号
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○井坂委員 神戸から参りました井坂信彦です。  国会議員になりましてもうすぐ四年ですけれども、この間、毎週必ず地元神戸に戻りまして、支援者であるなしにかかわらず、一軒一軒地域のお宅を訪問させていただいております。冷たくされることも、どなられることもありますけれども、しかし、さま...全文を見る
○井坂委員 これまでは、物価スライドということで、原則そのようにやってきたわけでありますが、今回の政府が出している法案が通ると、まさに全ての局面で、常に物価と賃金の低い方に合わせて年金をスライドさせていく、こういうことになろうかと思います。  確かに、現役世代が保険料を払ってい...全文を見る
○井坂委員 どういうふうにしたらいいかというのは私また最後に申し上げようと思いますが、今回、これだけ、仮に物価が上がっても賃金が下がったら年金が下がる、こういう制度を政府は入れようとしておられる。私はやはり当然気になりました。この制度が入ったら、ではどれだけ年金は下がってしまうん...全文を見る
○井坂委員 この数字、急に出されてよくわからないというふうに答弁されました。  実は、このグラフはもともと、厚労省からいただいた数字をもとに、先週の水曜日から厚労省と五往復ぐらい、実際の数字を入れて、当てはめのルールは間違っていないか確認もしていただき、やりとりをして、そして出...全文を見る
○井坂委員 いやいや、さんざん、こうすべきだ、両方の試算を出すべきだ、一議員にそういう御指導をいただきましたけれども、政府はそもそも試算をしていないと。試算もしていない、高齢世帯の試算もしていないということであります。  総理、端的にお伺いいたしますが、私の試算の是非はもう問い...全文を見る
○井坂委員 何ができるか。確かに、前提を置かないと試算できませんから、何らかの前提を置いて、やはりこれは本当に大きく年金が減る可能性のある法案ですから、どれだけ減るのか。  一方で、将来もおっしゃったので、将来世代の方も試算をやはりしていただきたい、そして公表していただきたいと...全文を見る
○井坂委員 赤と青の矢印がそれぞれどれぐらいの影響があるかということは、今回、数字を外しました。ただ、現役世代にはこの四種類が適用される。適用されるというのは、これは間違いではありません。  この新ルールももちろん、一年たりともそういう年がないということが今後三十年、四十年続く...全文を見る
○井坂委員 最後のパネル、ちょっと時間が来てしまうようでありますが、これは、さんざん議論されましたけれども、株で運用をする、倍増した途端に十・五兆円損失ということであります。  私、三年前から積立型年金ということで提案をしてまいりましたが、しっかり現実の数字から将来を見通し、そ...全文を見る
10月04日第192回国会 衆議院 予算委員会 第4号
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○井坂委員 神戸から参りました井坂信彦です。  昨日に続きまして、本日この場所で質問の時間をいただきまして、本当にありがとうございます。年金の問題、引き続きさせていただきたいと思います。  まず、制度のおさらいからですけれども、資料の三番をごらんいただきたいと思います。こちら...全文を見る
○井坂委員 今回の政府が入れようとしている新ルールは、私は大きな方針転換だと思うんです。やはり日本の年金はもともと、物価に合わせて、物価が上がったらちゃんと年金も上がる、だから物が買える、こういう仕組みだった。ところが、今総理がおっしゃったように、賃金が下がったら年金も下げるんだ...全文を見る
○井坂委員 総理が先にグラフを示していただいたので、資料の四をごらんいただきたいと思います。平成二十二年から二十四年まで、今政府が考えている年金カット法案を通すと、これを当てはめると大きく下がる、こういうグラフなんですけれども。  さっき総理がおっしゃったことは、厚生労働省が書...全文を見る
○井坂委員 大臣が答えた範囲で、何ができるか考えたいというところにとどまるという答弁であります。私は、これはやはり試算をすべきだと思いますよ。  何か、私のグラフで国民が不安に思うということを強調されておられていましたけれども、これがミスリードなら、政府が試算したらこうなるんだ...全文を見る
○井坂委員 年金の世代間の公平に関しては、実は私、三年前の予算委員会でそのテーマ一本で議論させていただいたこともあります。そのときはマクロ経済スライドの話とか。それから、私自身は、積立型の年金制度、世代ごとにきちんと会計を固定した年金制度という考え方を披露もしております。  そ...全文を見る
○井坂委員 今回、いろいろなルールの中で、本当にポンチ絵でも下の方にこそっと書いてあったんですけれども、ぜひ、やはりこれは思った以上に影響が大きいですから、しっかりとその影響も見きわめて。そして、きのう大臣がおっしゃったように、将来世代に対して、そちらの試算も大臣はされるようなこ...全文を見る
10月21日第192回国会 衆議院 厚生労働委員会 第2号
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○井坂委員 民進党の井坂信彦です。  この厚生労働委員会は、火曜日の理事懇、水曜日の初日の委員会、木曜日、きのうの理事懇、そして本日の委員会と、まことに遺憾ながら、四日連続で委員長職権による強行開催となっております。  我々野党側が要求をしているのは、非常に基本的、基礎的な二...全文を見る
○井坂委員 最後におっしゃったのは、提出した側としては、関連があるのでセットで審議をしてほしいというふうにこれまで言ってきたが、しかし、当たり前の話ですけれども、何をどういう順番で審議するのかは国会で決めることである、国会にお任せをするという答弁かと思います。  ちょっと不満な...全文を見る
○井坂委員 続きまして、我々がこの一週間要求をしてまいりました二つ目のこと、政府試算についてお伺いをいたします。  この政府試算にはいろいろと突っ込みどころがあるわけでありますが、本日は所信質疑でありますし、また私もこの委員会で質疑をさせていただく初日でありますので、一番わかり...全文を見る
○井坂委員 いろいろそういう操作をされた理由も含めて答弁をいただいたんですが、ちょっと端的に事実だけ確認をいたしますが、今回の試算は、年金カット法案の新ルールのあるなしだけをいじって比較したのではなくて、可処分所得割合も、もとのときは可処分所得割合があり、新ルールを計算するときは...全文を見る
○井坂委員 何かの効果を試算あるいは測定するときというのは、ほかの前提条件はそろえて、そして変化をつけるのはその一カ所だけ、これは実験やシミュレーションの基本中の基本だというふうに思います。  例えば、可処分所得割合は両方ともありにする、あるいは可処分所得割合は両方ともなしにす...全文を見る
○井坂委員 通告どおりお聞きしたのに、その御答弁で本当に大丈夫かなというふうに思いますけれども、政府試算が通って、三%減ったら七%ふえるというようなことが本当に起こるんですかということをお伺いしています。  実は、これは、政府試算が二〇〇七年から二〇四〇年まで三%カットをしたら...全文を見る
○井坂委員 ちょっと勘違いがあるのかもしれないですが、この三%カットというのは、私は別に、何か二〇二一年から二〇四〇年まで、ずっと三%カットの経済が続くという図では全然ないんですよ。これは、マクロ経済スライドと似たような仕組みですが、一度三%カットまで行ってしまったら、経済状態が...全文を見る
○井坂委員 事実を端的にお答えいただいたというふうに思います。  ですから、政府試算は、三パー減るだけ、七パーふえるのか。これはまたいろいろもっと細かい議論をしたいんですけれども、少なくとも、政府試算はあくまでも二〇〇七年からカットしていたらという試算ですから、もちろんそういう...全文を見る
○井坂委員 ちょっと丁寧に議論したいと思いますが、何か、三%必ず減ると別に私もここで書いているつもりはないんです。三%必ず減るじゃなくて、私が今回問題にしているのは、政府試算では何か三%減ったらその財源で将来七%ふえるみたいなことをおっしゃっているんですが、そういう関係性は、この...全文を見る
○井坂委員 三と七がバランスしないというのは、年金カット法案の成立後は、もうこういういわゆる三減って七ふえるようなバランス関係では全くないですよと。そのことはさっきおっしゃったとおりだと思いますよ。
○井坂委員 最終的には、本当に面積比較で、もう一度このパネルを見ていただきたいんですけれども、要は、年金カット法案が通った後に、仮に三パーいつ減ったって七%ふえるようなことはないというのは、これは本当に事実ですから……(発言する者あり)いやいや、数理計算上やったってそうなんですよ...全文を見る
○井坂委員 数字はともかくと繰り返しおっしゃっているのは正しい答弁だというふうに思いますけれども、要は、今回のシミュレーションは数字の話ですから、絶対三パー減るとか、私はそう言っているんじゃなくて、仮に三パー減ったって七パーふえるようなことはこの年金カット法案が成立してもないです...全文を見る
○井坂委員 これはまた実際、もし法案の審議があれば、このシミュレーションの問題、それから試算の問題、しっかり詰めてやっていきたいというふうに思いますので、引き続きよろしくお願いいたします。  どうもありがとうございます。
10月26日第192回国会 衆議院 厚生労働委員会 第3号
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○井坂委員 民進党の井坂信彦です。  本日は、公的年金制度の財政基盤及び最低保障機能強化のための国民年金法改正案ということであります。わずか二カ月の短い秋の臨時国会で、この無年金者を救う法案を真っ先に審議ができることになりました。御尽力をいただいた皆様には、この場をかりて心より...全文を見る
○井坂委員 基礎年金だけであれば月額平均二万一千円、そして、千人のざっとしたサンプル調査では、基礎年金とは別に一万一千円ということなので、両方合わせると三万二千円ということであります。  今回の法案は、もちろん、保険料を二十五年納めていない方を、何とか保険料を納めていただいた分...全文を見る
○井坂委員 今回、二十五年から十年に短縮されるということで、さらに七十歳までの任意加入制度を使ってそこで保険料を払えば多くの方が救われるわけでありますが、当然、それでもなお期間が足りないという方は残る。ここに関しては、今、生活保護の受給者のことし半数が高齢者になったという状況にな...全文を見る
○井坂委員 後納制度、また、外国の方への対応と今御答弁をいただきましたが、やはり可能な限り、いろいろな制度、これは実際、特に無年金の方、これまで無年金だった方というのは、そもそも自分は年金の受給の権利がないということで、年金制度そのものに余り詳しくないのが当然でありますから、ぜひ...全文を見る
○井坂委員 受給者が年金請求書を窓口に出すあるいは返送するのがおくれても、答弁のとおり、八月一日施行なら来年九月分から受給権があるということでありますから、要は、受給者が出すのがおくれれば、受け取るタイミングがおくれる可能性はあるけれども、しかし、金額が減るというようなことは起こ...全文を見る
○井坂委員 年金請求書が年金機構から送られてきても、受給者の方は、本来はそれを郵便で送り返してもよいわけでありますが、実際は、八割方の方は、やはり心配なので窓口に来られるんだ、窓口でいろいろと確認したり聞いたりしながら最後の手続をされるんだというふうにも聞いております。  です...全文を見る
○井坂委員 実務で時間がかかるので四カ月おくらさざるを得ないという答弁でありました。  まず、その実務の話をする前に、財源の話からお伺いをしたいと思いますが、今回、第二次補正予算で、簡素な給付措置、これを平成三十一年まで予算化したことによって、平成二十九年の当初予算で使うはずだ...全文を見る
○井坂委員 今大臣がおっしゃったのは、これは完全に建前の答弁でありまして、もちろん、平成二十九年の予算編成はそのときに考える、そのときに財源も考える、それはおっしゃるとおりだと思います。  ただ一方で、我々、党の部会で正式に説明をいただいたときにも、当然、財源はどうなるんですか...全文を見る
○井坂委員 年金機構のシステム改修まで言われると、もう何かまさにそれは行政側の都合じゃないかというふうに思ってしまうわけでありますが、これは確かに、おっしゃるように、窓口が混乱しないようにということで五回に年金請求書を出し分ける、そういう工夫もあると思います。  例えば、仮に四...全文を見る
○井坂委員 ちょっとはっきり答弁されなかったので再度お聞きしますが、仮に四月一日施行にして、年金請求書の届くのがそれよりおくれた場合に、それは前に届くのが大原則だというような答弁をされましたが、大原則というのは非常に曖昧な言葉だと思います。四月一日施行より後に請求書が届いたら何か...全文を見る
○井坂委員 だらしある、だらしないというのは、まさに、要は法的に問題がないということなんだと思うんですけれども。  そうなんですよ。これは、年金請求書って別に、だって、裁定請求書が年金機構の窓口にあって、それを出すのが本来の手続で、どっちかというと、より親切にするために年金請求...全文を見る
10月28日第192回国会 衆議院 厚生労働委員会 第4号
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○井坂委員 公的年金制度の財政基盤及び最低保障機能の強化等のための国民年金法等の一部を改正する法律の一部を改正する法律案に対する修正案の趣旨説明をいたします。民進党・無所属クラブを代表して、その趣旨を御説明申し上げます。  基礎年金等の受給資格期間の二十五年から十年への短縮につ...全文を見る
○井坂委員 施行期日を平成二十九年四月に前倒しすることによって五月分から八月分もお支払いをすることになりますが、これによって必要になる財源は約二百十億円というふうに見込んでおります。
11月02日第192回国会 衆議院 厚生労働委員会 第5号
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○井坂委員 民進党の井坂信彦です。  本日は、前回の質疑に引き続きまして、政府試算、とりわけきょうは、将来世代が七%アップするんだという、この部分に絞って質疑をさせていただきたいというふうに思います。  この間いろいろ議論を繰り返しまして、将来世代が七%アップするなどというこ...全文を見る
○井坂委員 何か、読める答弁を全部読んでいただいたような感じだと思います。全て過去に答弁されたことなんですけれども。  きょう、資料一をごらんいただきたいというふうに思います。これは高齢者のカットと将来世代のアップの関係でありますが、総理答弁では、今回の計算における基礎年金の影...全文を見る
○井坂委員 何か、カットしたら将来アップするんだ、この構造はと、いつも構造ということだけおっしゃるんですけれども……(発言する者あり)今まさに与党筆頭理事が大声でやじられたように、時期が大事なんだと。時期が大事なんだというのは、これは確かにおっしゃるとおりで……(発言する者あり)...全文を見る
○井坂委員 まさに、でも結局カットしたらアップする、その構造はとおっしゃいますけれども、政府試算、二〇〇五年から二〇四〇年まで長期間カットして、それでようやく七%上がりますねと。この数字も私は本当かなと思うところがありますが、仮にこの政府試算を認めたとしても、年金カット法案が成立...全文を見る
○井坂委員 いつも恒久的にそうなるとか言っているのではなくて、では、二〇二一年以降に、前提によっては三対七の関係が起こり得るということですか。いろいろあるとかそんな話じゃなくて、それは起こり得ないでしょうと言っているんです。起こり得るんですか。
○井坂委員 前提がどうなるかによるということを聞いているんじゃなくて、どんな前提を置いても二〇二一年以降に三減ったら七ふえるなんていうことは起こらないでしょうということを申し上げているんです。起こるケースはありますか。ないと思いますよ。
○井坂委員 そこに逃げられると思ったんですよ。  それは、運用利回りが例えば二〇%だとか、あるいは人口がいきなり将来世代は激減するとか、そういうむちゃくちゃな前提を置けば、三%カットで七%アップするというのが発動以降も起こり得ると思いますよ。そんなことを聞いているのではなくて、...全文を見る
○井坂委員 前提をどう置くかで、何か前提の置き方次第ではそういうことがあり得るかのような答弁でしたけれども、では、どういう前提を置いたら本当にそういうことがあり得るんですか。
○井坂委員 政府の今回の試算は、結局は二〇〇五年から二〇四〇年まで三%カットをして、こういう巨額のカット財源ができたときに、それをケースEの四・二%の利回りで運用して、二〇四〇年から二一一〇年までの、人数は少し減りますけれども、その減った人数にばらまいたときは七%ふえますよ、これ...全文を見る
11月02日第192回国会 衆議院 内閣委員会 第6号
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○井坂委員 民進党の井坂信彦です。  本日は、この内閣委員会におきまして質問の機会をいただきまして、どうもありがとうございます。  さて、先ほどから、人事院勧告そして国家財政のことについて議論が続いております。  まずお伺いしたいのが、国家財政の現状について大臣にお伺いした...全文を見る
○井坂委員 抑制策とおっしゃいながら、現にやっていることは、公務員給与を二千億ふやして、そして社会保障を一千四百億削る、こういうことであります。  人事院の守備範囲についてお伺いをしたいと思います。  何でこんなことが起こるのかといえば、そもそも人事院勧告は、民間給与だけを調...全文を見る
○井坂委員 国家財政の状況に関しては、それを考慮すること自体が人事院の権能を超える、これは過去にもそう答弁をしていたとおり、確認をさせていただきました。  そこで、お配りをしております資料一をごらんいただきたいと思います。  人事院は万能ではないというよりも、そもそも、財政状...全文を見る
○井坂委員 今大臣がおっしゃったのは、つまりは、人事院は財政状況を考慮せずに仕組み上、勧告をしてくるけれども、当然、内閣、政府としては、国政全般、とりわけ、目下の日本の状況でいえば国家財政の現状であろうと思いますが、そういう国家財政の現状もよく勘案して最終判断を下す、そういう答弁...全文を見る
○井坂委員 一度目の答弁では、人事院勧告はさておき、割と自由にできるような受けとめもできるような答弁をされましたが、今二度目におっしゃった答弁が、これまでの答弁のラインだというふうに思います。  要は、基本的には、人事院勧告はほぼ絶対遵守、そして、極めて異例な財政状況の場合とい...全文を見る
○井坂委員 であれば、もとの通告の質問に戻りますが、結局、人事院勧告制度がある限りは、政府としては、財政状況を考慮した公務員給与の決定などは事実上できないんではないですか。
○井坂委員 もう少し掘り下げて伺いますが、確かに過去、一、二年、こういうことをやった例はあります、人事院勧告とは違う給与決定をした例はあります。ただ、それでも、ストもされたり、裁判で厳しく指摘をされたり、そして何よりも、またすぐ本来水準に戻している、これで何とかぎりぎり事なきを得...全文を見る
○井坂委員 その御答弁はよくわかっているんですが、ちょっとお尋ねしたことに正面からお答えいただきたいんです。  何か、基本は尊重だ、ただ、国政全般を考慮して政府が決めるんだといつもおっしゃいますが、実態を見れば、本当に臨時異例のときに、一年ないし二年はぎりぎりできるかもしれない...全文を見る
○井坂委員 想定によって、できるかできないかわからないと答弁をされましたが、ということは、そういう長期の給与カット、人事院勧告制度に長期間背いて政府独自の判断で公務員給与を決める、下げるということは、場合によっては人事院勧告制度があってもでき得る、やり得る、そういう余地があるとい...全文を見る
○井坂委員 長期はできないというふうにおっしゃいました。何を長期、何を中期と呼ぶかはあれですけれども、要は、一、二年が関の山であって、三年、五年、十年というのは私は現行制度ではできないと思いますよ。長期とおっしゃいましたけれども、五年、十年もできないでしょう、できるとお考えですか...全文を見る
○井坂委員 ありがとうございます。ちょっとしつこくお聞きして申しわけありませんでした。  先ほど私が申し上げたような五年、十年という期間もできないと考えている、これは恐らくそういう答弁だろうというふうに思います。  資料一の一番下のところをごらんいただきたいんですけれども、全...全文を見る
○井坂委員 重ねてお伺いいたします。  いろいろな意味で混乱が生じるだろうということでありますが、確かに、何が起こるかというのは参考人としてお答えしにくい、それはそのとおりだと思います。実際、政府が人事院勧告に従わずに職員と直接交渉で給与カットを交渉した場合に、もちろん、ストラ...全文を見る
○井坂委員 政府が人事院勧告に従わなかったから、即、いわゆるこの判決で言う画餅、絵に描いた餅状態であるとはみなされないということであります。  ところが、ほかの判決では、では、どういう場合に画餅、絵に描いた餅になるんですかということについて、こういうふうに言われています。将来へ...全文を見る
○井坂委員 結局、この画餅、絵に描いた餅論というのはわかったようでわからないのは、では、どういう場合に絵に描いた餅になるのかという基準がいまだ全くない。ですから、一、二年なら大丈夫だろう、仮に三年なら大丈夫だろうと思ったって、実は三年で、いや、それは画餅だ、つまりは、争議したって...全文を見る
○井坂委員 そういう反論かと驚きましたけれども。  いや、別に、経済がよくなる悪くなるではなくて、仮に財政状況が悪くなったとしても、その財政状況に応じた人事院勧告に背いた給与決定は五年以上はできないとさっき答弁されたわけであります。  それは、人事院勧告制度はすなわち公務員の...全文を見る
○井坂委員 いやいや、何か経済財政担当大臣のような答弁をされましたが、きょうは公務員給与決定の仕方について担当大臣にお伺いしておりますので、国の財政状況、経済状況がどうなるかにかかわらず、労働基本権を制限している限りは人事院勧告制度は必要だ、そして、人事院勧告制度がある限りは五年...全文を見る
○井坂委員 先ほど来、公務員制度改革基本法の十二条について答弁が続いておりますが、これは自民党政権時代につくった法律の、しかも附則でなく本則でありますから、これをいつまでも放置したまま、その結果、まさにことし、公務員給与を二千億円近くふやして、そして社会保障費は一千四百億円削るん...全文を見る
11月16日第192回国会 衆議院 厚生労働委員会 第7号
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○井坂委員 冒頭、ここまで委員会の開催がおくれました、そして今、委員長から、資料が一部、出すべきではない、こういう話があったんですけれども、この資料なんですが、(パネルを示す)このパネル、このパネルの……(発言する者あり)いや、理事会の議論で、一体このパネルを理事会で何で出したら...全文を見る
○井坂委員 このパネル、特にこの、所得代替率が三割マクロ経済スライドで下がりますと。それに対して、基礎年金が五万円、基礎年金が五万円で、これが……
○井坂委員 この資料を出させていただいて、議論をさせていただきたいんですよ。(発言する者あり)
○井坂委員 うそ、うそではないですよ。  この件は、もともときょうのメーンでありますから、また後ほど配付資料に基づいて議論させていただきたいというふうに思います。  本日、冒頭、理事会が非常に時間がかかりましたのは、この件も大きかったんですけれども、ほかにも三点、与野党の合意...全文を見る
○井坂委員 この配付資料の四の上と下のグラフを比較していただければと思うんですけれども、上の政府試算の方は、やはり二〇〇五年から二〇四〇年あたりまでずっとカットが続くという前提になっているんですね。当然、これだけの面積、カットが続いたら、それがさらに運用利回り四・二%という中で長...全文を見る
○井坂委員 いや、政府がやっていただけないということなので、私がもう本当に全部、計算過程も含めてお示しをしているわけですから、再度お答えいただきたいんですが、要は、年金カット法案で三%カットということが仮に起こっても、私は、絶対起こるとか、起こってほしいと言っているんじゃなくて、...全文を見る
○井坂委員 どういう前提を置くかということで、まさに先ほど配付資料の六でも御説明しました。配付資料の四でも御説明をしましたけれども、政府試算は、二〇〇五年から、私はそんな要望を出したつもりはないんですけれども、二〇〇五年から長期にわたってカットしたら、それは将来世代には大きな影響...全文を見る
○井坂委員 ちょっと答弁がいま一つはっきりしませんが、マクロ経済スライド、三割カットされるわけですよ、この青い線で書いてありますけれども、三割カットされるのに対して、この点線が、まさにこの年金カット法案が発動しなかったときのルートを書いています。  年金カット法案が発動しなけれ...全文を見る
○井坂委員 将来世代の年金額、年金の給付水準を真面目に考えるときに、この年金カット法案の影響というのは、まさに誤差の範囲としか言いようがない小さな影響であります。政府は発動しないとおっしゃっているのだから、なおさら影響は小さいわけでありますが、一方で、このマクロ経済スライドの影響...全文を見る
○井坂委員 基礎年金の所得代替率は三割減ってしまうという状態で、これがなぜ将来年金確保法案だと大臣は強弁をされるんですか。最後にその一点だけお聞きしたいと思います。
○井坂委員 予定していた質疑の三分の一ぐらいしかきょうはできませんでしたので、また引き続きしっかりさせていただきたいというふうに思います。  どうもありがとうございます。
11月18日第192回国会 衆議院 厚生労働委員会 第8号
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○井坂委員 井坂信彦です。  本日、おととい、私ども、初めてこの年金カット法案の質疑を始めさせていただいたわけでありますが、もうその翌日には与党から、きょう採決したいと。八時間半しかこの問題を議論していないのに、きょう採決したいと。もう全く中身の議論をする気がないんですね。八時...全文を見る
○井坂委員 給料が三十四万の時代の年金六万円と、給料が四十八万円の時代の年金六万円は、物価で割り戻したら同じ六万円だから一緒だ、そういう御答弁ですか。
○井坂委員 世の中の賃金が三十四万円から四十八万円に伸びても、実質価値、年金が、六万四千円が六万三千円ですか、横ばいであれば、購買力は変わらないから問題ないというお考えですか。
○井坂委員 大臣から、購買力が生活力だと。実質価値が、六万円から微減ではありますが、それほど減らないので横ばいだと。さすがに大丈夫だという言葉は非常に注意深く避けておられますが、ほとんど大丈夫だと近いようなニュアンスの答弁を毎回厚労省は繰り返しておられるわけであります。きょうは、...全文を見る
○井坂委員 大臣、消費は所得の関数とおっしゃいましたが、今の答弁は、あれですか、私は、この赤い基礎的消費支出、高齢者の基礎的消費支出は、ピンク色、これは高齢者の賃金じゃないですよ、世の中全体の、もしくは現役世代の賃金水準ともろに重なるじゃないですかと言っているんですよ。世の中全体...全文を見る
○井坂委員 もう時間がもったいないので。  高齢者の基礎的消費支出の伸びは、物価の伸びとは関係なく、現役世代の賃金の伸びに合わせてこれまでずっと来ているんじゃないですかと聞いているんです。年金の話じゃないですよ。高齢者の基礎的消費支出の伸びは、物価の伸びじゃ全然足りないんじゃな...全文を見る
○井坂委員 おっしゃる意味がよくわからないです。  要は、大臣は、この基礎年金、年金もふえているじゃないか、年金がふえているからそれで基礎的消費支出も伸びているんじゃないか、こういうことをおっしゃっているんですかね。要は、年金は賃金に合わせて伸びるから、このピンクと緑が近づくの...全文を見る
○井坂委員 とんでもない答弁だと思いますよ。  何がとんでもないかといいますと、今おっしゃったのは、年金額が高齢者の基礎的消費支出を決める、これは一見そのとおりなんですが、要は、年金額が伸びたから基礎的消費が伸びたのであって、別に賃金とか物価は関係なくて、年金額が伸びれば基礎的...全文を見る
○井坂委員 大臣は、物価に合わせて年金が伸びれば購買力が維持されるから、それほど問題ないだろうと一貫しておっしゃるんですが、間違いだと思いますよ。  このグラフ、二つ並べたのは、過去は、物価ではなくて賃金の伸びに合わせて高齢者の基礎的消費支出は伸びているんです。これはもう一目瞭...全文を見る
○井坂委員 まず、認識をそろえたいと思いますが、大臣は、今後、所得は伸びても年金は横ばい、それで購買力は維持される、厚労省は一貫してそういう答弁をしていますが、この認識は、私はもう完全に間違っていると思います。過去、どこを見たって、もう物価に合わせて基礎的消費が伸びたらいいなんて...全文を見る
○井坂委員 我々は、だから、もう抜本改革もそろそろしなきゃいけないんじゃないですかと一貫して申し上げているんですよ。ところが、もう大臣の御認識はここどまりですから、賃金がどんどん伸びても、年金は横ばいで、今と同じものを買えるからいいだろう、そういう認識でいらっしゃる間に、何かとり...全文を見る
11月25日第192回国会 衆議院 厚生労働委員会 第9号
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○井坂委員 井坂信彦です。  先ほどの総理の答弁で、やはり聞き逃すことができない答弁がありました。ちょっと、それはお答えをいただきたいと思います。  まず一点目は、こんな議論だったら幾ら審議時間を重ねても仕方がない、こういうことを総理ははっきりとおっしゃいましたが、行政府の長...全文を見る
○井坂委員 議論がかみ合わないのは、相手が自分の発言を理解していないせいだというふうに総理はお感じになったんだと今おっしゃいましたが、私、こちらから聞いておりまして、総理の御答弁も、質問されたことを本当に御理解いただいているのかなと大変疑問に思うような御答弁が続いておりますよ。 ...全文を見る
○井坂委員 本日、順を追って議論をしたいと思います。  今回の年金カット法案で、物価が上がっても賃金が下がれば年金も下がる、こういう新しいルールが追加をされようとしています。この新しいルールは、思った以上に高い頻度で発動し、仮に過去十年間の日本の賃金、物価改定率に当てはめれば、...全文を見る
○井坂委員 一方で、今回の年金カット法案では、さっき申し上げた物価が上がっても年金は下がるというルールのほかに、マクロ経済スライドの強化ということも一つの柱として織り込まれております。  特に将来世代の年金水準、年金額を真面目に考えれば、今議論した我々の話は、七%とおっしゃり、...全文を見る
○井坂委員 もう一度、端的にお伺いします。  マクロ経済スライド、今後、毎年毎年、基礎年金は下がっていって、そして、将来世代の年金は三割低い水準になるわけであります。今も確かに基礎年金だけで基礎的な消費が賄える状態にはなっておりませんので、おおむねカバーをしている、こういう答弁...全文を見る
○井坂委員 ちょっとはっきりさせたいんですが、総理は、例えば働き方を変えるとか、いろいろなことをおっしゃいます。その前提は、やはり今のままでは、基礎年金では、将来世代の年金はおおむねカバーということすらできない水準まで落ち込む、だから働き方とかいろいろ変えるという答弁をされている...全文を見る
○井坂委員 総理、今答弁で、購買力は変わらないということを強調されました。  お伺いいたしますが、将来世代の年金、今から毎年毎年下がって、三割下がるわけでありますが、そこまで下がっても購買力は変わらないから将来世代の老後の生活は成り立つ、そういうふうにおっしゃったんですか。
○井坂委員 重ねてお伺いいたします。  購買力が変わらないという答弁はそういう答弁だとよく理解をいたしました。購買力が変わらないということで将来世代の老後の生活は成り立つとおっしゃったんですか。
○井坂委員 ちょっとはっきりおっしゃらないんですけれども、購買力は維持されるということで将来世代の老後の生活は成り立つなら、自信を持って成り立つとおっしゃってくださいよ。基礎的消費は賄える、おおむねカバーできるとおっしゃってくださいよ。
○井坂委員 もうちょっとお答えいただきたいと思います。自信を持っておっしゃったらいいんじゃないですか。将来世代の老後の年金、三割下がりますが、しかし、購買力は維持されるので基礎的消費はおおむねカバーできる、今もおおむねカバーできていると答弁されているんですが、将来世代もおおむねカ...全文を見る
○井坂委員 資料五をごらんいただきたいと思います。あるいは、パネルの右側、ピンクと緑の、もうこの委員会で何度もお示しをしている政府のグラフであります。  総理、このグラフをごらんいただいて、世の中の平均賃金が三十四万円の時代の基礎年金六万円と、世の中の平均賃金が四十八万円の時代...全文を見る
○井坂委員 資料の六、将来の基礎的消費を示すのは難しいとこの間政府がおっしゃったので、過去のグラフをつくってまいりました。もう一目瞭然で、この高齢者の基礎的消費というのは、世の中の平均賃金にぴたっと合って伸び続けてきているわけであります。少なくとも物価に合わせて消費が伸びている、...全文を見る
○井坂委員 二〇〇四年にマクロ経済スライドが導入されたときは、将来世代の年金は一五%下がることでとどまる見通しでした。  ところが、まさに当時、今と同じように、物価は下がるはずがないと甘い将来見通しで制度設計した結果、十年間これが発動されずに、今、将来世代の年金は三割下がる、こ...全文を見る
11月29日第192回国会 衆議院 本会議 第15号
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○井坂信彦君 神戸から参りました井坂信彦です。  私は、民進党・無所属クラブを代表し、公的年金制度の持続可能性の向上を図るための国民年金法等の一部を改正する法律案、いわゆる年金カット法案に対して、反対の立場から討論します。(拍手)  冒頭、民進党など野党が採決に合意していない...全文を見る
12月02日第192回国会 衆議院 厚生労働委員会 第10号
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○井坂委員 井坂信彦です。  冒頭に、電通における長時間労働で亡くなられた被害者と御遺族に心よりお悔やみを申し上げます。  我々は、既にさきの通常国会で、長時間労働規制法を議員立法で提出させていただいております。残業時間に法律で本当の上限を設け、また、夜、会社を出てから翌朝出...全文を見る
○井坂委員 労働時間の虚偽記載で本当に処罰の対象になるのかどうかというふうに思うんですが、実際、実績として、この百八条違反、労働時間の虚偽記載で処罰された件数は近年何件でしょうか。
○井坂委員 指導はされているものの、実際に処罰というか書類送検をされたのは、わずか二件ということであります。しかも、これは、賃金台帳がそもそもないとか、そういう場合も含まれる広い意味での百八条違反ですから、虚偽記載は、実際、多くて二件ということであります。  私は、過労死の御遺...全文を見る
○井坂委員 今回、電通の事件も踏まえて、私はやはり、今の政府は労働時間の把握、記録また虚偽記載ということについての認識が甘いというふうに言わざるを得ません。我々が議員立法で提出した長時間労働規制法は、これは裁量労働制も含めてきちんと実労働時間を把握、記録する、そこに当然虚偽記載も...全文を見る
○井坂委員 きのう現場の方にお聞きした話では、そういう一つの事業場で見つかったら、ほかの事業場でも同じことをやっているかどうかということを調べていることはないというふうに伺っておりますが、本当に調べていたら、こんな一件という件数にはならないと思いますよ。  むしろ、何かランダム...全文を見る
○井坂委員 答弁が、あり得るというふうに変わったので、そちらが正確な答弁だというふうに思います。一つの事業場で見つかったから、ほかの支店を、ちゃんと狙いを定めて調べているということは、現状はないというふうに伺っております。  なぜこういうことをお聞きするかというと、実は電通は、...全文を見る
○井坂委員 複数の事業場で、三カ所で見つかったら公表しますという制度をつくっているわけでありますから、では、複数の事業場でやっていないのかということをちゃんとチェックするのは私は当たり前だというふうに思いますから、これはぜひやっていただきたいというふうに思います。  もう一点、...全文を見る
○井坂委員 これはぜひ、公表制度の本来の趣旨、目的に鑑みてやっていただきたいというふうに思います。  最後に、裁量労働制、それから高度プロフェッショナル制度についてお伺いをいたします。  今回の電通事件は裁量労働ではなかったわけでありますが、先ほど申し上げたように、裁量労働な...全文を見る
○井坂委員 御指摘が当たらないとおっしゃる根拠が全くわからないですが、また引き続き議論をしたいというふうに思います。  ありがとうございました。