井坂信彦

いさかのぶひこ

小選挙区(兵庫県第一区)選出
立憲民主党・無所属
当選回数3回

井坂信彦の2022年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月25日第208回国会 衆議院 議院運営委員会 第4号
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○井坂委員 神戸から参りました井坂信彦です。  まず、二週間後、一か月後の感染者数、それから重症患者数、病床逼迫の見通し、予測を伺います。
○井坂委員 感染者数の予測をしていないと、ベッドや物資が足りなくなります。  検査キットの需要と供給の状況はどうですか。
○井坂委員 既に薬局や医療現場では品薄になっております。  検査キットが一日八十万人分に増産されるのは、二月のいつ頃になりますか。
○井坂委員 事前に、増産は二月中旬頃というふうに伺っております。  増産より前に、例えば東京都だけで濃厚接触者が百四十三万人になるという専門家の試算もあり、検査キットが方々で足りなくなる可能性が私は高いと見ています。  医療現場で検査キットが不足したら、検査なしで陽性と判断す...全文を見る
○井坂委員 逆に、医者に行かずに検査だけで自ら陽性と判断して自宅療養する方法も認めるとのことですが、個人が薬局で自由に買える検査キットなど、本当に供給できますか。
○井坂委員 その濃厚接触者の待機日数も、自治体が決めたエッセンシャル、要は必要不可欠な仕事の人は十日から六日に短縮できます。  しかし、これも検査キットがなければ短縮できないわけです。各自治体にきちんと供給できますか。
○井坂委員 例のアベノマスクと同じく、増産した頃には一番必要な時期を過ぎているということにもなりかねません。  感染者数を予測して、足りなくなるものを先手で増産するチェック体制をつくるべきではないですか。
○井坂委員 いや、逆です。増産に待ったをかけるんじゃなくて、足りなくなることがないように、きちんと予測をして、先手先手で、しかも多めに作るべきだということを申し上げています。  それからあと、蔓延防止や緊急事態の要請、待機日数の短縮も自治体の判断。これは、全国に蔓延しているので...全文を見る
○井坂委員 検査が十分にもしできなければ、これは、見かけ上の感染者が減り、隠れ感染者が増えることすら予想されます。検査を軽んじて準備を怠ることのないように、感染症対策にも社会活動の維持にも、これは検査できなければ致命的な影響を与えると申し上げて、質問を終わります。  ありがとう...全文を見る
03月03日第208回国会 衆議院 議院運営委員会 第12号
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○井坂委員 立憲民主党の井坂信彦です。  今後、公務の主流となる官民共創ということについて一点お伺いします。  役所からいわゆる民間への発注という形ではなくて、官民共に、問題意識を持ち寄って、全く異なるバックグラウンドの人々で、理解し合いながら新しいものをつくる力が今後求めら...全文を見る
○井坂委員 ありがとうございました。
03月03日第208回国会 衆議院 本会議 第8号
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○井坂信彦君 神戸から参りました井坂信彦です。  立憲民主党・無所属を代表して、雇用保険法等一部改正案について質問及び提案いたします。(拍手)  冒頭、ウクライナとコロナ対策について、数点伺います。  一昨日に我が党の泉代表がウクライナ大使と会談した際に、難民の受入れなど支...全文を見る
03月09日第208回国会 衆議院 厚生労働委員会 第4号
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○井坂委員 立憲民主党の井坂信彦です。  後藤大臣、大変御無沙汰をしております。  私が初めて厚生労働委員になった二〇一四年に、ちょうど大臣は委員長をしておられて、当時、医療介護総合確保法案という十九本を束ねた大変な閣法に対して我々野党側の出した介護、障害者福祉スタッフの給与...全文を見る
○井坂委員 えらいまとめて答弁されたんですけれども、私の承知しているのは、元々四分の一だったのが、その八割に引き下げて、更に八割の七掛けに引き下げて、計五六%分まで引き下げられて、また一旦上がったんですけれども、もっと下げろということで、五六パーよりもう一つ下の五五パーまで下げて...全文を見る
○井坂委員 昨日、局長にお聞きしたのとちょっと違うんですけれども。三つ併記されているというのは私が説明申し上げたとおりなんですが、その中で、四分の一と四十分の一、二つの数字が併記されて、どちらかといえば、どちらがより原則的な数字なんですかということをお聞きをしているわけであります...全文を見る
○井坂委員 今回の法改正をイメージしやすくするために、私、地元で、この間、飲み会に例えてみたんですね、飲み会の会費。  政労使ありますから、政府君、労働者君、使用者君と三人で定期的に飲み会をやっているわけです。元々三分の一の割り勘だったわけですが、政府君はお酒を飲まないというこ...全文を見る
○井坂委員 資料二の上の方を見ていただければはっきり書いてあるんですが、特例延長とか追加が一切ない場合の想定で、これで六十万人のとき収支とんとんですということなので、当然、特例延長とか追加給付があれば単年度赤字になる想定なんですね。  もう一つ伺いたいのが、失業給付の受給者数、...全文を見る
○井坂委員 局長、お聞きしたことにちょっとお答えいただきたいんですけれども、要は、七十万人で線引きしているけれども、特例給付とか、あるいは今申し上げたほかの会計への貸出しとか、いろいろ対処すればするほど、七十万人と、線引きと関係なく雇用保険財政は悪化するんじゃないですかということ...全文を見る
○井坂委員 結局、悪化したときは臨時の措置になるんです。それで、臨時の財源とおっしゃったって、それは去年、二兆円ありましたけれども、でも、雇用保険からも貸し出して、はっきり言っていつ返ってくるか見通しが立たないような状況になっているわけですから、悪化したときというのは、大体、今後...全文を見る
○井坂委員 今るる申し上げましたように、リーマン以降でも七十万を超えた年はないし、受給者数が仮に六十万人でも五十万人でも、特例とか追加とかあるいは雇用調整助成金とかやればやはり財政は悪化をするわけです、七十万人に全然いっていなくても。あるいは、そもそも、七十万人というのは相当程度...全文を見る
○井坂委員 そんな変わったことを言っていると思わないんですよね。七十万人が現実に合わないとなったときには、七十万人の線引きの見直しを検討していただけますかということなんです。  最後に、労政審で検証、検討とおっしゃった中には、当然、七十万人という線引きも入っていますよね。それだ...全文を見る
○井坂委員 七十万人というのも、金科玉条ではなくて、現実に合わなければ当然検証、検討していくということだということですね。ありがとうございます。  あと、次は、雇用保険財政の単年度黒字、それから、積立金の確保について伺います。  資料一の右下なんですけれども、弾力倍率という数...全文を見る
○井坂委員 マイナスになるんですよ。私も、一かゼロの間かなとは普通思っていたし、大体、普通、そういう想定の数字だと思うんですけれども、マイナスの〇・六七ということで、異常事態中の異常事態なわけであります。これはもう早急に弾力倍率を増やす必要があります。  この弾力倍率の上の分子...全文を見る
○井坂委員 積立金はもう既に入っているお金ですから、それはもう確定しているんですよね。一方で、単年度収支黒字というのは、今年これだけ黒字だったから来年もこれだけ黒字だろうぐらいの未確定のお金ですから、当然、同じ弾力倍率でも、積立金が多い方が財政は安定している、これは当たり前のこと...全文を見る
○井坂委員 大臣、私は物すごい普通のことをお聞きしていると思うんですけれども。  今、弾力倍率マイナスみたいなときですよ。基本的にはやはり、増やそうと思えば、単年度黒字にしていく以外ないわけですよね、積立金も今、ゼロなんですから。単年度黒字にちゃんとなるように、足りなければ、繰...全文を見る
○井坂委員 ありがとうございます。  加えて、この積立金が失業給付の一年分を超えた後も、やはり、国庫負担四分の一とかあるいは機動的繰入れでこの積立金の水準は当然維持すべきだと、これも本当に当たり前のことだと思いますけれども、維持すべきだと思いますが、大臣もそうお考えでしょうか。
○井坂委員 大臣、お気持ちは、同じことを、心配して同じことを考えてくださっているんだというのは分かります。だから、全然、意見が対立しているとは思いませんので。ただ、御答弁が。やはり、もう本当に当たり前のことですから、ちゃんと、弾力倍率一を目指すと。一になったらまた下がってもいいじ...全文を見る
○井坂委員 私も同感と言っていただけたということで承知をいたしました。ありがとうございます。  最後、一点、育児休業給付について。  先週の本会議では、育児休業給付はこれまで雇用保険の枠内で運営されてきたわけですけれども、そうするとフリーランスなどの雇用保険料を支払わない働き...全文を見る
○井坂委員 ありがとうございます。  本日は、主に国庫負担割合、やはり四分の一であるべきなんじゃないかというお話、また、その線引きの七十万人のお話、それから最後に少しだけ、フリーランスも含めた育児休業給付にするためには雇用保険の枠内の議論では駄目なのではないかということ、質疑を...全文を見る
03月11日第208回国会 衆議院 厚生労働委員会 第5号
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○井坂委員 立憲民主党の井坂信彦です。  一昨日に続き、雇用保険法に関して質疑をさせていただきます。  まず冒頭に、本日の理事会で修正案を提出させていただきました。  資料の一ページ目を御覧ください。  大まかに御説明申し上げて、国の負担率を四分の一のままというのが一つ目...全文を見る
○井坂委員 ありがとうございます。  大臣の法律改正の意図としては、財政上の理由で給付水準を下げることは望ましくない、そういう意図の法改正ではないということで、深くうなずいていただきましたが、ありがとうございます。  続きまして、国庫負担の本則について、先ほど阿部委員も随分議...全文を見る
○井坂委員 ありがとうございます。  局長から趣旨をしっかりと受け止めということで言っていただきましたが、これは本当に、そこまではっきり書かれることはなかなかないことだと思いますから、今後も四分の一への引上げも含めた検証、検討、これはもう前回の委員会でも御答弁いただいております...全文を見る
○井坂委員 ちょっと再度いただきたいんですけれども、要は、三つあるけれども、もちろん三つセットで国の責任を果たしていくんだということでありますが、実質的には、四分の一や四十分の一だけで国の責任は、これはもう全く果たせないわけですから、おのずと国の責任の比重のかかり方は、これは新し...全文を見る
○井坂委員 まさに今大臣がおっしゃった新しい国の繰入制度、いわゆる機動的な国庫繰入制度が、今後しっかり国が、この雇用保険に、あるいは労働政策の結果としての失業に、責任を果たしていくのかいかないのかの大きな分かれ目になってくるわけであります。  そこで、資料の三を御覧いただきたい...全文を見る
○井坂委員 局長、どうもありがとうございました。  大臣、こういうことなんです。部会の報告には、こうして具体的に四項目、こういう場合には機動的な国庫繰入れを行うべきであるという四項目がまず明記をされて、しかも最後に、そうなったとき、あるいはそうなりそうなときも含めて、早めに労働...全文を見る
○井坂委員 ありがとうございます。明確に御答弁をいただきました。  先ほど局長に長い文章を読み上げていただいて大変お手数をおかけしたんですが、なぜそういうことをお願いをしたかといいますと、実は今のいわゆる四条件のようなもの、要は、どういう場合にこの機動的国庫繰入れが行われるのか...全文を見る
○井坂委員 大臣の今の御答弁の、前半部分だけだと、ちょっともう一度お聞きしなければと思ったんですが、後半の部分で、とはいえ労働政策審議会の報告も踏まえて、そこの部分、まあ、政令に書き込むことが必ずしも適当かどうかという御答弁ではありましたが。  しかし、それは、変な、縛るような...全文を見る
○井坂委員 ありがとうございます。  大臣から、この七十二条の最後の法律の施行に関する重要事項の解釈について、今重要な御答弁をいただいたと思います。  是非、今重要な御答弁だと思いますので、施行に関する重要事項、七十二条のこの重要事項の解釈に関する通知を、これは労働政策審議会...全文を見る
○井坂委員 大臣、ありがとうございます。  ちょっと今御答弁でやや気になったところがありまして、私は、財政状況の悪化そのものが重要事項だと、そういうことかなというふうに思っているんですが。  というのは、機動的国庫繰入れの実施、これはもちろん重要事項だと思いますよ。ただ、私が...全文を見る
○井坂委員 大臣、ありがとうございます。ちょっと心配し過ぎて、大変申し訳ありませんでした。  もう一つ、今は厚生労働省の側から労働政策審議会に意見を聞かなければいけない条件について議論をしてきたわけでありますが、一方で、労働政策審議会の側から会議を開いてくれと開催を発議できる必...全文を見る
○井坂委員 一部の意見が開くべきだといったときであっても、ほかの委員などとも、特に、多分、委員長や部会長などとも相談をして、必要があれば開催をする、その検討ぐらいはしていただけるということだと思います。  ちょっと時間が足りなくなってきましたが、最後一点だけ、地域における雇用創...全文を見る
○井坂委員 いただくべき答弁、全て明確にいただけましたので、終わります。どうもありがとうございました。
03月16日第208回国会 衆議院 厚生労働委員会 第7号
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○井坂委員 立憲民主党の井坂信彦です。  本日も、雇用保険法等について質疑をさせていただきます。  まず、資料一を御覧ください。こちらの方は、雇用保険法、今回の法案に対する修正案ということで、まずそちらについてお伺いをしたいと思います。  提出者にお伺いをいたします。修正案...全文を見る
○井坂委員 ありがとうございます。  続きまして、この修正案の財源について伺います。  修正案では四月の一日から国庫負担割合を四分の一に戻すことになるのか、そのための財源はどうするのか、そして失業等給付の水準を維持するためにどのように財源を確保するのか、提出者に伺います。
○井坂委員 ありがとうございます。  続きまして、機動的な国庫繰入れについて、これも修正案、伺います。  政府案の機動的な国庫繰入れにはどのような問題があるか、そして修正案ではその問題にどう対応するのか、伺います。
○井坂委員 ありがとうございます。修正案に関する質問は以上です。  大臣にお伺いをいたします。  資料にも改めてつけさせていただいたんですが、機動的な国庫繰入れがやはり本当にきちんと行われるのかどうか、これが、本会議でも申し上げましたとおり、本法案の最大の焦点だと考えておりま...全文を見る
○井坂委員 大臣、ありがとうございます。何らかの形でということで、一歩踏み込んだ御答弁をいただいたと思います。  ちょっと参考人にお伺いをしたいんですが、例えば、この資料二、雇用保険部会報告の2ですよね、受給者実人員の平均が七十万人以上かつ弾力倍率が一未満、こういうときは国庫繰...全文を見る
○井坂委員 政令に書くと限定し過ぎてよくない、こういう御答弁が続いているんですが、大臣に伺いたいんです。  こういうときしか繰入れしたら駄目ですよというような狭い限定をすれば、これは不利益がありますけれども、今、繰入れする範囲は物すごく広く取られていて、その中で、さらに、せめて...全文を見る
○井坂委員 何らかの形でできないかということで検討してくださるという御答弁をもって、また今後の議論の足がかりにしてまいりたいというふうに思います。  続きまして、今度は保険料率についてです。  これまで、この委員会でも、弾力倍率という数字についてずっと議論をしてまいりました。...全文を見る
○井坂委員 今、〇・八でも上げ過ぎじゃないかという議論もある中で、更に、その二年後には、一・二%まで引上げ可能、必ず引き上げるとは言っていないですけれども、引き上げようと思えば引き上げてもよいという状況になります。  大臣にお伺いいたします。  本会議でお答えを十分にいただけ...全文を見る
○井坂委員 大臣、正面からお答えをいただきたいんです。これはもう架空の話じゃなくて、そうなるんです、令和六年には。四分の一に恐らく戻すことはないでしょう、今回、法改正するばかりですから。また、機動的国庫繰入れがもし十分に行われないで、足りないからといって保険料が一・二%まで引き上...全文を見る
○井坂委員 御答弁、おっしゃることはよくよく聞けば分かるんですけれども、やはりはっきり言っていただきたいんですよ、いや、そんな邪悪なことは考えていませんと。逆に心配なんですよ。余り回りくどいことをおっしゃると、もしかして時と場合によってはそういうことがあり得るのかと思ってしまうの...全文を見る
○井坂委員 了解いたしました。  労政審の部会報告のとおりにしっかり運用していただきますようにお願いをいたします。  続きまして、この保険料、今回、四月から九月は〇・二%、そしてそこから来年三月までは〇・六%となります。ちょっと一問飛ばしますが、参考人に伺いますが、年度の途中...全文を見る
○井坂委員 これは大臣に一言コメントをいただきたいんですが、今回聞いていないということで、今後、計算とか手続とか現場の実務が大きく変わることについてはやはり社会保険労務士など実務家の意見も聞きながら中身を検討すべきであると思いますので、大臣、ちょっと、今後はそうしていただけるかど...全文を見る
○井坂委員 是非よろしくお願いいたします。  続きまして、雇用調整助成金について伺います。  雇用調整助成金には、売上げが三〇%減ったときの業況特例と、それから緊急事態や蔓延防止が発令されたときの地域特例が設けられており、その場合は助成率が十分の十となります。  この業況特...全文を見る
○井坂委員 引き続き、最大十分の十の雇用調整助成金が出せるように、必要な制度設計をよろしくお願いいたします。  続きまして、求職者の個人情報について伺います。  かつて、就活サイトが無断で学生の内定辞退率のデータを企業に提供して問題になりました。そこで、今回の法改正では、個人...全文を見る
○井坂委員 様々な意見があることは聞いているということで、是非、個人情報に全部同意しないとサイトを使えないということだとやはり同意が形骸化しますので、無意味なものにならないように、後で例えば同意の撤回、オプトアウトができるようなということも含めて、利用者の意思がちゃんと個別に反映...全文を見る
○井坂委員 相談内容をきちんと今後の検討に生かしてくださるということで受け止めました。  重ねての質問ですが、このフリーランス一一〇番の相談内容とか、あるいは今後の分析結果など、これも労働政策審議会にも報告すべきではないかと思いますが、いかがでしょうか。
○井坂委員 ありがとうございます。  是非、単に相談を聞くだけでなく、その内容を労政審とも共有しながら、実態把握、傾向の分析、そして、今後のフリーランスの保護という政策に結びつけていただきたいというふうに思います。  最後に、キャリアコンサルタントのことについて幾つかお伺いを...全文を見る
○井坂委員 今後、そういった専門性を高める研修などというお答えでありました。  あと、また実際、現場で母子家庭の相談とか障害の御相談とかに当たっている、そういう方々が更にキャリアコンサルタントの資格を持ってキャリアコンサルティングに参入をしてくる、こういった方向も是非御検討いた...全文を見る
○井坂委員 参考人に重ねて伺いますが、この調査自体が二〇一八年の調査なんですね。事前にやり取りした中では、実際に、例えば非正規のキャリアコンサルタントの方が、望んでそうなっているのか、それとも実際はやはり正規のコンサルタントになりたいのかとか、非正規の方が、企業のコンサルタントが...全文を見る
○井坂委員 雇用保険法を中心に、大臣にもいろいろと質疑をさせていただきました。御答弁では、いろいろお答えをいただいた部分、これは今後に向けて非常に大事な御答弁だったと思います。  なお、修正案とかいろいろな形で、とにかく何でもありではなくて、やはりこういう場合は繰入れをする、こ...全文を見る
03月30日第208回国会 衆議院 厚生労働委員会 第8号
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○井坂委員 立憲民主党の井坂信彦です。  本日は、精神障害者の支援と、年金制度についてお伺いをいたします。  まず、精神障害者についてですが、身体障害者福祉法には身体障害者相談員制度が定められ、知的障害者福祉法にも知的障害者相談員制度が定められ、それぞれ交付税で予算措置されて...全文を見る
○井坂委員 ありがとうございます。  現在、精神障害にも対応した地域包括ケアシステムの構築推進事業として、精神障害者の家族支援やピアサポートに一定の予算がついています。兵庫県でも当事者団体が委託を受けて、二百七十人の相談員が活動している。しかし、都道府県や指定都市などが自ら手を...全文を見る
○井坂委員 大臣が答弁で、ピアサポート、当事者による相談を、非常に必要性が高まっている、それを認めて予算をつけてくださっている、ここまでは私も大変評価しております。  ただ、やはりここまで来たら、身体、知的と同じように、やはり普通に、精神障害者相談員という制度、これをきちんと法...全文を見る
○井坂委員 ちょっとしつこくて申し訳ないんですが、実態把握していただいて、要は、全国満遍なく相談事業がボランティアで行われている、しかもそれが非常に役に立っているという実態が分かれば、これは、身体、知的と同じように、精神障害者相談員という制度、これを定めていただくことを前向きに検...全文を見る
○井坂委員 今日のところは、そこまでの御答弁をいただけたということで、前向きに解釈をしたいというふうに思います。  引き続いて、今度は年金制度について伺います。  高齢者に五千円を給付するという政府・与党の政策が迷走しております。参議院選挙目当てのばらまきだという批判は免れな...全文を見る
○井坂委員 昔は、年金をもらい始めた後の毎年の年金額改定、既裁定年金と言いますが、この改定は物価に連動しておりました。ところが、配付資料の1を御覧いただきたいんですけれども、これが昨年から始まった新ルール、年金額改定の新ルールです。  緑色の棒グラフと矢印を御覧いただきたいんで...全文を見る
○井坂委員 最後におっしゃったように、ここ最近の経済の状況に合わせて新しいルールをやると、やはり年金が対物価で下がるという御認識、これは、大臣がおっしゃったように、こういうルールに変えた政府側の意図というのは、この間、御説明いただいたとおりなんです。ただ、それを実際にやると、やは...全文を見る
○井坂委員 大臣が今御答弁いただいたようなことが直ちにできればまだいいと思うんですが、それでも、今既に三十代、四十代、五十代の女性にとっては、今から社会状況が変わったりしても、もう老後の年金はほとんど増えないわけであります。  もう一枚めくって、資料の四番目を御覧いただきたいの...全文を見る
○井坂委員 大臣が御答弁でおっしゃった所得再分配機能は、とても年金にとって大事な機能だと思います。そしてまさに、もちろん保険でお互いに平準化するという再分配機能も一部あるでしょうが、しかし、やはり国庫負担できちんと再分配機能、さらには老後の生活が苦しい層にはきちんと税金で上乗せを...全文を見る
○井坂委員 終わりますが、今の制度でやりくりしようとすると、若い世代か年金世代かどっちを削るかみたいな議論にしかならないし、あと、最後におっしゃった、税金は必ずしも若い世代に負担がある取り方だけではないので、そこも含めて、やはり、本来の年金の制度の意義というものを真剣に考えて、ま...全文を見る
04月06日第208回国会 衆議院 厚生労働委員会 第10号
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○井坂委員 立憲民主党の井坂信彦です。  まず初めに、今回の閣法に対して対案として提出をされております立憲民主党の法案について、幾つかお伺いをいたします。  政府提出の薬機法改正案に対して、立憲民主党は三つの法案を提出しています。  まず、コロナかかりつけ医法案及び日本版E...全文を見る
○井坂委員 本年一月からのいわゆるコロナ第六波では、第五波までと同じく、自宅放置死あるいは高齢者施設死というような状況が発生をしてしまいました。こうした状況を二度と招かないためには、感染確認直後から医療へのアクセスを確保する必要があります。  コロナかかりつけ医法案を提出した趣...全文を見る
○井坂委員 立憲民主党で提案したもう一つの法案、日本版EUA、特定医薬品特措法案では、新型インフルエンザ等治療用特定医薬品として指定する医薬品の要件が二つ定められています。  そのうち、第二条第一項第二号にある「最新の論文その他により得られた医学的及び薬学的知見」というのは、ど...全文を見る
○井坂委員 ありがとうございます。  同じく、この日本版EUA法案では、医薬品の指定に当たり、学会の意見を聞くことができるというふうにされています。  学会からの意見聴取に関する規定を設けた趣旨、また、参考にした制度など、お答えください。
○井坂委員 同じく、この日本版EUA特措法で、附則に検討規定があります。平時において、厚生労働大臣が製薬企業の申請を待たずに医薬品を指定し、その使用を認める制度の整備について検討を加え、必要な措置を講ずることとされています。  この念頭に置いている仕組みや制度はどのようなもので...全文を見る
○井坂委員 ありがとうございます。  まだまだ立憲民主党の議員立法について議論して共有したい部分はあるんですが、本日は、議法提出者には質問はこの程度といたします。  続きまして、大臣に伺います。  ちょっと大分時間が押してしまっていますので、六、七、八、ちょっと三問、参考人...全文を見る
○井坂委員 今回、パンデミック、もちろん百点満点というわけにはいかないのは承知をしておりますが、教訓が幾つもあるわけで、今回の新薬だけに限らず、そこは大臣御答弁のとおり、しっかり検証、検討して、新しい仕組みにつなげていただきたいというふうに思います。  議法はもう私、質問いたし...全文を見る
○井坂委員 今回の法改正では、三回目の治験で有効性の確認を行わなくても医薬品を承認する緊急承認という仕組みが新たに制度化をされようとしています。しかし、有効性が曖昧なまま緊急承認とはいえ正式に承認としてしまうよりも、アメリカのEUAのように、緊急使用許可という別カテゴリーをつくっ...全文を見る
○井坂委員 いや、大臣、そういうことをお聞きしたんじゃないんです。安全性のレベルを下げろという話じゃなくて、米国EUAのように、承認じゃなくて緊急使用許可という別カテゴリーをつくった方がいいのではないですかと。  それは承認薬の信頼性だけじゃなくて、例えば、もう既に安全性がほか...全文を見る
○井坂委員 安全性の議論をしているわけじゃないんですが。  例えば、政府だって、アビガンみたいに、もう何か観察みたいなやり方で事実上投与したりしているわけですよね。別に、緊急承認、米国の制度をそのまま入れろと言っているのではなくて、別カテゴリーをつくった方が、むしろ承認薬の有効...全文を見る
○井坂委員 ちょっと先ほどもう答弁で、ワクチンについては第三相の試験は免除をしないということをさらっと答弁でおっしゃっていたので、次の質問は飛ばさせていただきたいというふうに思います。  その次の、緊急承認で、今回、GMP適合性調査なども免除されるわけでありますが、これはちょっ...全文を見る
○井坂委員 ちょっとはっきり分からなかったので確認ですけれども、可能な限り等々、いろいろおっしゃいましたが、全く承認までにはやらなくても緊急承認はできるし、緊急承認後も全くやらなくても、そういうこともあり得るということですか。
○井坂委員 ありがとうございます。  これもまた参考人に確認ですけれども、今回、緊急承認の期間の延長が認められるようになっています。これも法案にはっきり書かれていないんですけれども、緊急承認の、当初、二年以内と定められた期間が、更に最大一年延長できるわけですが、この延長の回数は...全文を見る
○井坂委員 一年という縛りがあって、回数には縛りがないけれども、まあ、事実上、一年、一回延長がほぼ全てだろうということだと思います。  ちょっとまだ時間の余裕がありますので、参考人にさっき飛ばした十三番を、これも確認事項ですので、お伺いをしたいと思います。  新型コロナの治療...全文を見る
○井坂委員 緊急事態宣言とはタイミング的に必ずしも連動しないというお答えですけれども、もう一つの、感染症法上、例えば二類以上、二類相当以上とか、感染症の強さ、致死率などの要件も全くないということですか。
○井坂委員 そういう法案なんですよね。だから、要は、例えば五類相当でもやろうと思えばできてしまうというような法案だと思います。  大臣にちょっとこの議論、少しだけ大臣にもお伺いしたいんですが、やはり、先ほど緊急使用許可のような別カテゴリーの方がいいんじゃないかと申し上げたのは、...全文を見る
○井坂委員 米国EUAをそのまま日本にという議論を我々は全くしておりませんが、その安全性、幅広いと大臣がおっしゃる米国EUAですら、感染症の程度においては、重篤又は命に関わる疾病というようなことで、一定の枠をはめているわけであります。そこは本当に、まして曲がりなりにも承認ですから...全文を見る
○井坂委員 第三相試験を行わなくていいのは、もう収束してしまって、実際、投与がほとんどできなくなった場合に限るという理解をさせていただきます。  最後にお伺いをいたしますが、今回、緊急承認という制度ができますと、もちろん、幾ら安全性が確保されているとはいえ、一定重篤な副反応、副...全文を見る
○井坂委員 是非、知見がないので評価不能みたいな要素が入らないようにお願いをして、質疑を終わらせていただきます。  ありがとうございました。
04月07日第208回国会 衆議院 消費者問題に関する特別委員会 第4号
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○井坂委員 立憲民主党の井坂信彦です。  本法案の最大の論点、先ほどからの質疑にもありますように、やはり、なぜ、消費者庁、検討会報告書に書かれた数々の新しい消費者保護の仕組みが法案に盛り込まれなかったのかということであります。さすがに、消費者庁が事業者側に忖度をして、消費者保護...全文を見る
○井坂委員 取消権というのは非常に強い措置であるから、その分、明確に法律に定めないと事業者側が大変だろう、おおむねこういう御説明だろうと思います。ではどうすればいいのかということについては、ちょっと後でまた、通告どおり、大臣にまとめてお伺いをしたいと思います。  二つ目に、取消...全文を見る
○井坂委員 これも後にまた大臣に、ではどうするのかということでお伺いをしたいと思います。  三点目に、検討会では、消費者側は、認知症ぎみの高齢者など判断力が低下をしている消費者の契約は取消しができるようにと求めて、逆に事業者側は、取消権は強過ぎるから要件をもっと明確化してくれ、...全文を見る
○井坂委員 大臣に幾つかお伺いをいたします。  今、参考人に三つお聞きをしたところ、やはりそれぞれ参考人ならではの理由、原因があるんだということであります。例えば、取消権が強過ぎるという問題、あるいは、従来のこの法律で定められた取消権の枠を完全に超えてしまうから定められないんだ...全文を見る
○井坂委員 大臣、そこまでは割と、ざくっとは御答弁をこれまでもいただいていると思うんです。  ただ、やはり具体的に何がひっかかっているのかというのは、今参考人がおっしゃったとおり、もちろん、これからも新たな消費者被害があって、新たな法制上の壁は出てくるかもしれませんが、しかし、...全文を見る
○井坂委員 ありがとうございます。  大臣に重ねてお伺いをいたしますが、今後更に抜本的な骨太の議論が必要だ、さっき私が申し上げたようなことも含めて必要だという御認識は伺いました。消費者契約法の枠組みとか、法体系全体との関係、あるいは消費者保護の在り方を考え直す議論、これはもちろ...全文を見る
○井坂委員 大臣、ちょっと重ねてで申し訳ないんですが、御答弁を伺っていて、実はこの質問を追加したのは、何か研究者の議論の深まりを待ちつつみたいな雰囲気とか、あるいは社会の情勢がとか、何か機が熟すのを待つような雰囲気をやや感じたので、やはりもう現に消費者被害があって、そして検討会報...全文を見る
○井坂委員 是非、先手先手で取り組み、そして議論、検討をよろしくお願いをいたします。  続きまして、幾つか今回の法改正について確認をさせていただきます。  今回、先ほどありました、勧誘することを告げずに退去困難な場所へ同行し誘導という取消権の要件が追加をされますが、これは逆に...全文を見る
○井坂委員 ありがとうございます。  次も確認ですが、家族に相談しようとしている消費者を、相談なんかするな、すぐ自分一人で考えてくれというような、こういう妨害も今回取消権に追加をされます。  しかし、相談なんかするなといったような状況、強く言われるような状況は、家に帰って家族...全文を見る
○井坂委員 ありがとうございます。  ちょっとあと二つぐらい確認が続きますが、消費者の相談妨害についてです。  相談を妨害したらということで法律には書かれるんですが、何で相談を消費者がするのか、電話で相談なのか、LINEで相談なのか。要は、事業者の前で家族に相談しようとしたと...全文を見る
○井坂委員 是非、御答弁のとおり、現状考えられるあらゆる相談手段をきちんとまず内閣府令に書き込んでいただきたいというふうに思います。  最後、もう一点確認ですけれども、目的物の現状変更という、先ほど、買うと言っていないのに袋を開けられてしまって、何か断りづらくなって買う、こうい...全文を見る
○井坂委員 是非、逐条解説までということで、よろしくお願いをいたします。  ここまで幾つか確認の質問をさせていただきましたが、大臣にまとめてお伺いをいたします。  従来認められていた取消権、既に今ある取消権の対象とか状況とか範囲が、今回の法改正で、さっき、例えで私、三つちっち...全文を見る
○井坂委員 大事なところで、確認ですので、今回の法改正前には認められていた取消権が法改正後に認められにくくなったりとか、そういう部分や要素はもう一切ないということでよろしいですか。
○井坂委員 ありがとうございます。  最後に、消費者団体訴訟のIT化について伺います。  今回の法改正では、消費者裁判手続特例法の改正も含まれております。平成二十八年に制度が始まって五年間で、しかし訴訟は四件しか行われておらず、せっかくいい制度ができたのに、残念ながら余り使わ...全文を見る
○井坂委員 ありがとうございます。  是非、せっかく、消費者庁、消費者委員会で議論を重ねて、消費者を守るためにできた制度でありますので、まずその周知徹底から、今回、法改正でもいろいろされていますけれども、実際にできるのかできないのか、どういうところに頼めばいいのか、こういったと...全文を見る
○井坂委員 ありがとうございます。  ちょっとこの点、大臣に一言お伺いをしたいんですけれども、今回の消費者団体訴訟のIT化ということについて、今後、手続の改正とか、あるいは、本当にさっきのポータルサイトのようなことは予算措置も必要になってくると思います。  大臣、一言、訴訟手...全文を見る
○井坂委員 ありがとうございます。  本当に、るるいろいろと議論をさせていただきましたが、私はやはり、消費者庁というのは霞が関で唯一無二の、消費者の側に立ち切る省庁だというふうに信頼を申し上げております。ですから、ジャパンライフのときとかは、私はすごく怒りましたし、やはりあって...全文を見る
04月13日第208回国会 衆議院 厚生労働委員会 第13号
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○井坂委員 午後も引き続きよろしくお願いいたします。井坂信彦です。  まず、立憲民主党が提出した日本版EUA法案とコロナかかりつけ医法案についてお伺いをいたします。  緊急承認制度に関する薬害オンブズパースン会議の意見書及び昨日の参考人質疑では、緊急事態に適用することを明確に...全文を見る
○井坂委員 ありがとうございます。  午前中の質疑にもありましたけれども、後藤大臣が、コロナ禍においてフリーアクセスが必ずしも十分に機能しなかったと、あるいは、コロナかかりつけ医法案と同様の仕組みを提案する財政審の建議を肯定されたということもありました。  一方で、二〇二一年...全文を見る
○井坂委員 ありがとうございます。  議員立法に関する質疑は以上となりますので、お戻りをいただければというふうに思います。
○井坂委員 それでは、政府、大臣についてお伺いをいたします。  先週は法案に関してかなり詳しく質疑をさせていただきましたので、今日は感染症対策全般の議論をさせていただきたいというふうに思います。  まず、感染症法における新型コロナ感染症の位置づけについて伺います。  午前中...全文を見る
○井坂委員 ちょっと確認ですが、強制的な措置に対しては公費負担があると。例えば、病院でもらう治療薬などについては、現状、予算措置、補助のような形で無料化をされているんだと思うんですけれども、これも、もしコロナを五類感染症に指定をすると、治療薬に対する公費補助もできなくなるというこ...全文を見る
○井坂委員 ちょっと今、余りよく分からなかったので。  五類になると、それは支出が難しくなるという答弁だったんでしょうか。
○井坂委員 ありがとうございます。  資料二を御覧いただきたいんですけれども、どうしてもメディア、マスコミとか国民の間にも、何かやや誤解というか、イメージがあるなと思うのは、やはり、現状、コロナは二類感染症でも五類感染症でもないということなんですね。新型コロナは二類相当とか言わ...全文を見る
○井坂委員 要は、本当に必要なときにも、隔離措置とか、外出自粛の要請とか、あるいは入院の措置とか、そういったことが本当に必要な人に対しても、五類にするとできなくなってしまうということであります。  一方で、もちろん、五類にしたら、やらなくていいことが増える、現場の保健所とか医療...全文を見る
○井坂委員 参考人に確認ですが、要は、新型インフル等感染症にすると、たくさん、できることに丸がついているんですが、これは主に、やはり、できるという規定であって、必ずしなければいけない義務規定ではないんですね。  ですから、やらなくていいことというふうに参考人は答弁されましたけれ...全文を見る
○井坂委員 要は、おっしゃったように、必ずしなければいけないことというのは極めて少なくて、五類にしたからといって何かが急激に楽になるということではないというふうに思います。  加えて伺いますが、現状は、都道府県が指定した診療・検査機関、限られた診療・検査医療機関、限られた病院で...全文を見る
○井坂委員 これも確認ですけれども、要は、二類相当と言われる現状の新型インフル等感染症にコロナを位置づけている、この現状の位置づけから仮に五類相当あるいは本当の五類に指定したからといって、それで急にインフルエンザのように全ての医療機関で何かコロナの診療がしてもらえるようになるわけ...全文を見る
○井坂委員 ありがとうございます。  これは内閣官房にお伺いをすることになると思いますが、これもやはり、早く五類にしてくれという御意見を私もよくいただくんです。そういう方が期待しているのは、五類感染症に新型コロナが指定されれば、緊急事態とか蔓延防止とか、そういう社会経済活動が制...全文を見る
○井坂委員 参考人、確認ですけれども、要は、健康被害が今のコロナウイルスのように一定まだまだあるという状況では新型インフル等感染症からはなかなか法的には位置づけは外せない、逆に、答弁でおっしゃったように、新型インフル等感染症から外せるぐらい軽い病気になったときには緊急事態や蔓延防...全文を見る
○井坂委員 ありがとうございます。  これも参考人に伺いますが、新型コロナを五類感染症に指定をすると、今はオミクロンで、何か薬を飲めば大分簡単に治るんじゃないかみたいなことになっているわけでありますけれども、これがまた後に強力な変異株が仮に出現をした場合、一旦五類感染症に指定を...全文を見る
○井坂委員 議論していて思いましたのは、やはり厚生労働省は、そもそも、五類感染症に指定するということは、イコール、もうみんなが免疫を獲得して、新型コロナが非常に危険性の低い感染症になったときに五類に移すという前提で全て答弁されていますので、そういう意味では、一旦免疫をみんな獲得し...全文を見る
○井坂委員 ちょっと時間がないので二つ飛ばしますが、大臣、十三番目をお伺いします。  やはり、新型インフル等に位置づけたまま今おっしゃったことをやろうとすると、もっともっと幅広く多くの病院で患者の診察を受け入れてもらわないと、なかなか、すぐにまた病院が逼迫してしまうということに...全文を見る
○井坂委員 我々は、今回、かかりつけ医法案だけでなくて、オミクロン対応の法案も出させていただいております。  やはり、二類から五類へという声がこれだけ強く巻き起こるのは、病院に行きたくてもなかなか近所にない、すぐに診療してもらえない、行っても薬がもらえるかどうか分からない、ここ...全文を見る
04月15日第208回国会 衆議院 厚生労働委員会 第14号
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○井坂委員 井坂信彦です。  この薬機法の質問も三回目となりました。まず初めに、これまで日本政府が購入したワクチンの金額と数について伺います。  資料の一番を御覧いただきたいのですが、これは朝日新聞がすごい分かりやすくまとめてくれたのでこれを使わせていただいておりますが、全て...全文を見る
○井坂委員 二兆四千億円使っていながら単価は答弁できないということでありますが、この図で普通に計算すれば、単価はおおむね出るわけであります。  例えば、この図一の、八月二十七日に四千二百九十六億円でファイザーのみを一億二千万回分契約をしているということで、これは、単純に四千二百...全文を見る
○井坂委員 大臣、例えば、八月二十七日の四千二百九十六億円がワクチンの購入代金ではないと。それはそうだろうと思いますが……(後藤国務大臣「いや、入っている」と呼ぶ)ワクチンの購入代金は入っているけれどもそれ以外の配送とかのお金もあるんだ、それはそうだろうと思いますが、そこまでおっ...全文を見る
○井坂委員 委員長、これは問題だと思いますよ。だって、ほかの、別に、守秘義務契約を仮にファイザーと結んでいるとしても、それ以外の配送の費用を国会でつまびらかにできないというのは、これは私は問題だと思いますよ。そんな、完全にブラックボックスじゃないですか。  繰り返しますけれども...全文を見る
○井坂委員 いや、だから、単価が、仮におっしゃるように守秘義務契約で答弁できないとしても、それ以外の費用も、それを言うと単価が分かるから言えませんなんて言ったら、もう何も言えなくなってくるじゃないですか。
○井坂委員 流通も含めてで、しかも、丸ごと何にも言えないということで、これは全く納得できる答弁ではありません。  ちょっと本当に、理事会で、ここまでブラックボックスでよいのか、国民に対する、ひいては納税者に対する当たり前の説明責任として、ここまでブラックボックスでよいのかという...全文を見る
○井坂委員 ありがとうございます。  続いて、これも直ちに批判をされることではありませんが、現在までに既に廃棄又はキャンセルをしたワクチンは、ファイザー、モデルナ、アストラゼネカ、それぞれ何万回分でしょうか。
○井坂委員 これまでのところは、ファイザー、モデルナに関しては廃棄又はキャンセルは行っていないという答弁でありました。  ちょっとこれは参考人に重ねてお伺いをしますが、廃棄、キャンセルはしていないけれども、アストラゼネカのときのように、海外に無償又は無償同然の値段で提供したワク...全文を見る
○井坂委員 最後に、これも通告どおりですけれども、キャンセル料というものが、当然、キャンセルするとかかってくると思います。アストラゼネカについては、もう既に作りかかってしまった分の実費については、これは支払うということだというふうに伺っておりますが、このキャンセル料、あるいは、せ...全文を見る
○井坂委員 今日いろいろ伺いましたのは、私もさすがに、二〇二〇年の段階でファイザー一億二千万回とかアストラゼネカ一億二千万回契約した、これは仕方ないと思っているんですよ。そこを批判するつもりは全くないんです。ワクチン争奪戦が厳しかった、しかも出遅れたということですから。  ただ...全文を見る
○井坂委員 そのために必要なのは、やはり二類を五類へみたいな形式論ではなくて、オミクロンが蔓延をしても医療体制をしっかりと整えるということに尽きるというのが、一昨日と本日の議論の帰結だというふうに思います。  インフルエンザと同じように、やはり、かかったら、患者が近所の病院でし...全文を見る
○井坂委員 私は、立憲民主党・無所属を代表し、ただいま議題となりました政府提出、医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律等の一部を改正する法律案及び立憲民主党・無所属の提出する三法案について、賛成の立場で討論を行います。  一時は収束に向かうかと思われた全...全文を見る
04月19日第208回国会 衆議院 消費者問題に関する特別委員会 第6号
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○井坂議員 こちらは、救済される場面を広げるものとなっております。  野党案は、困惑類型の一部についての受皿規定を新設することとしています。すなわち、消費者が契約を締結するかどうかについて合理的な判断をすることができない事情を有しており、事業者がその事情につけ込んだ場合の取消権...全文を見る
○井坂議員 野党案では、特定商取引法、保険業法などにおけるクーリングオフの熟慮期間を、二十歳未満の成年者に限り、一律に七日間延長することとしています。これによって、成年年齢の引下げによって新たに行為能力を有することとなった十八歳、十九歳の若年者が、身近な大人に相談することも含め、...全文を見る
○井坂議員 対応する必要性はあると考えます。  現行の消費者契約法四条の三号から五号までは、いずれも消費者が有する合理的な判断ができない事情を利用して契約を締結する場面だと考えますが、そのような場面は既存の三号から五号までに掲げられたものには限られません。消費者契約法の規定は、...全文を見る
04月20日第208回国会 衆議院 内閣委員会 第20号
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○井坂委員 立憲民主党の井坂信彦です。  本日は、内閣委員会にて質問をさせていただく機会をありがとうございます。  まず、官房長官に伺います。  緊急事態や蔓延防止の発令基準についてです。  政府は、昨年十一月、新型コロナの感染状況をレベル0からレベル4まで分けて、レベル...全文を見る
○井坂委員 総合的で済ませてしまえば基準は要らなくなってしまうわけでありますが。  資料の一を御覧いただきたいと思います。これは、今月の八日に開かれた新型コロナ感染症対策分科会の冒頭の資料です。感染拡大で医療が逼迫しても社会活動は制限すべきでないという意見もあるということが書か...全文を見る
○井坂委員 官房長官、最後、一言だけお聞きをしたいんですが、今のような御説明ではありますが、基準も、今後専門家との議論も踏まえてというようなお答えもありました。これは、実際に今後、近々変える可能性があるのかどうか、基準を変える可能性があるのかどうか、最後、お伺いします。
○井坂委員 官房長官への質問は以上でございますので、御退室をいただいても結構です。どうもありがとうございました。
○井坂委員 続きまして、デジタル庁の入札について伺います。  まず、参考人に伺いますが、デジタル庁の入札のうち、一者入札の件数や割合、そして、全入札の平均落札率と一者入札の場合の平均落札率についてお答えください。
○井坂委員 デジタル庁の入札のうち、入札に実際に参加した企業が一者だけというのが実に五五%という非常に高い割合であります。また、一者入札の場合は、落札率、要は、値段が、元々想定していた値段の九二%と非常に高止まりをしている、こういうことであります。  デジタル担当大臣に伺います...全文を見る
○井坂委員 ちょっと大臣に、お聞きしたことにお答えいただきたいんですが、まず、受け止め、認識として、デジタル庁のこの一者入札の割合五五%というのは、さすがに高過ぎると思われないでしょうか。
○井坂委員 大臣、はっきりおっしゃらないのでやや不安なんですが、私は高過ぎると思います。そういう御認識がもしないのであれば、これは改めていただかなければいけないというふうに思います。  と申しますのは、今年の三月二十五日に政府の行政改革推進会議が公表した令和三年度の上半期の調達...全文を見る
○井坂委員 平井前デジタル大臣が、昨年の六月十一日の記者会見でこう述べておられます。一者入札が多いであるとか、金額が高止まりしているという指摘を受けるというのは、やはり政府の発注能力がないということなんです、そういう流れの中で今回デジタル庁というものを創設して、自らがきちんと要件...全文を見る
○井坂委員 続きまして、霞が関の省庁をつなぐネットワークについて伺います。  資料の二を御覧ください。  これは先週十五日に終わった入札で、やはり一者入札となっています。この業務の中身は、令和四年度以降に各省庁のネットワーク、これを順次、更改を機に省庁間ネットワークにつないで...全文を見る
○井坂委員 入札の要件が厳し過ぎて入札参加者が少なかったために、途中で入札要件を緩めたり、あるいはそれを検討したようなことがあったかについてもお伺いをしたいと思います。
○井坂委員 実は、本件の入札の前には実証実験が行われたというふうに、これはデジタル庁からも聞いています。実証実験を行ったそのシステムが現在も残っていて、そことの接続が求められる今回のシステム入札の要件だというふうにも伺っております。  大臣にお伺いをしたいのですが、本件入札、一...全文を見る
○井坂委員 先ほどは同じ業者が落札し続けないのかということをお聞きしましたが、今度、似たようですけれども違うのは、同じハードやソフトが今後も使われ続けることになるのかということについてお伺いをしたいと思います。  ちょっと先に参考人にお伺いをしたいんですけれども、この資料の二の...全文を見る
○井坂委員 結果的に特定のハードやソフトしかネットワークに使えないようになって、特定の事業者しか例えばメンテナンスに参加できないというようなことにならないようにお願いをしたいと思います。  ちょっと、大臣、一点飛ばしまして、最後にマイナ保険証について伺います。  マイナンバー...全文を見る
○井坂委員 普通の保険証でも僅かであるが窓口負担が上がってしまうということで、ちょっと、最後、大臣に伺いますが、やはりマイナンバーカード、なかなか思ったように普及をしない中で、せっかく新しいサービスがカードに追加をされても、その費用が結局利用者に上乗せをされてしまう。このインセン...全文を見る
○井坂委員 ちょっと、伝えていきたいだけでは大変残念でありますので、引き続き頑張っていただきたいと思います。  以上です。
04月27日第208回国会 衆議院 厚生労働委員会 第17号
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○井坂委員 立憲民主党の井坂信彦です。  本日は、児童福祉法、それから議員提出法案について質問をさせていただきます。  まず冒頭に、議員提出法案について伺います。  提出者は、保育等従業者の人材確保のための処遇の改善等に関する特別措置法案、それからもう一つ、介護・障害福祉従...全文を見る
○井坂委員 ありがとうございます。  議法提出者に関する質問は今日はこの一問ですので、お戻りをいただければと思います。ありがとうございます。  続きまして、政府提出法案について伺います。  社会的養育経験者の自立支援について伺います。  十八歳や二十二歳になって児童養護施...全文を見る
○井坂委員 ありがとうございます。  ちょっと、今日、やはりここを大臣と議論したいんです。大臣も、本当に児童養護には思いのある方であります。  例えば、本当に二十二歳で児童養護施設を卒業して、無事就職をできました、これ以上支援は必要ないと判断されて卒業した、退所した。しかし、...全文を見る
○井坂委員 大臣、済みません、多分二問目の答弁をしていただいたと思うんですけれども、ちょっと一問目の更問いということでお伺いをしたいと思います。ちょっと後ろから今、紙も出ていると思うんですが。  繰り返しますが、施設を退所した、でも、すぐ会社を辞めざるを得なくなって天涯孤独にな...全文を見る
○井坂委員 是非そのように御検討いただきたいと思います。  続きまして、二問目のケアリーバーの実態把握ということで、先ほどちょっと幅広に前倒しで御答弁をいただいているわけでありますが、今回の法改正では、都道府県の業務として、児童養護施設などを卒業したケアリーバーの実情を把握して...全文を見る
○井坂委員 ありがとうございます。  交流というからには、やはりその頻度が大事になってくると思います。ちょっとこれも、大臣、更問いなので、三問目ではなくて二問目のちょっと更問いで、頻度についてお伺いをしたいんですけれども。  今回のような大規模な調査ということになると、五年に...全文を見る
○井坂委員 是非、調査だけでなく、交流という観点からその頻度をお決めいただきたいというふうに思います。大臣、ありがとうございます。  続きまして、三点目ですが、妊産婦等生活援助事業について伺います。  お配りした資料の五枚目を御覧ください。これは、私の地元、神戸市の北区にあり...全文を見る
○井坂委員 お聞きしたのは、もちろんメンタルケアも専門的になればなるほど別途、専門家ということもあり得ると思うんですけれども、先ほどのケアリーバーの話と一緒で、こういう温かい、家庭的な、今日御覧いただいたような施設みたいなところで、まさに実家のお母さんみたいな感じで、食事や赤ちゃ...全文を見る
○井坂委員 ちょっと最後まとめておっしゃったので、よく分からなかったんですが、要は、地域でこういう母子里親とか母子サポーターみたいな受入先を用意すること、そういうところにマッチングをしていくことについての必要性についてはいかがですか。
○井坂委員 御答弁の意味が分かりました。  今あるメニューで、確かにいろいろあるとは思うんです。そこを適切につないでくださるという御答弁で、それはそれでありがたいんですが、今日お聞きしたかったのは、今おっしゃらなかった、いわゆる施設ではなくて、母子施設ではなくて、家庭的な雰囲気...全文を見る
○井坂委員 ありがとうございます。  是非、そういったところにきちんと望めばつなげられるように、そういった場所を探したり育成したりマッチングしたりということについてもやっていただきたいというふうに思います。  続きまして、子育て世代に関する包括的な支援について伺います。  ...全文を見る
○井坂委員 是非、何か二つ併せて一・五施設分の人員や予算ということにならないように、これは元々、国は一〇〇%家庭の方もやると言っていた、予算も用意していたはずでありますので、きちんと二施設分の予算と人員を新しい家庭センターに投入をしていただきたい。そのことだけ申し上げまして、本日...全文を見る