石井郁子

いしいいくこ



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石井郁子の1998年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月11日第142回国会 衆議院 文教委員会 第2号
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○石井(郁)委員 大臣、御苦労さまでございます。日本共産党の石井郁子でございます。  栃木県黒磯市で中学一年生が学校の中で教師を刺殺するという事件は、戦後教育の中で初めてのことだと思うのです。それだけに大変な衝撃を受けました。しかも、その後も学校内外でのそういう子供たちの殺傷事...全文を見る
○石井(郁)委員 先ほどの御質疑の中にもありましたけれども、しかし多くの学校ではなかなかこの所持品検査というふうには踏み切れていないというか、そういう実施には向かっていないというふうに聞いているわけですね。私は、このことは、生徒と教師の信頼関係が最も大切にされるべき場所がやはり学...全文を見る
○石井(郁)委員 私は、いろいろな形でやはり文部省としての掌握は必要かなというふうに思うのですが、この黒磯の事件後に行われた当地の刃物所持の調査がございますよね。ここでは、小中学校で九千百九十六人がナイフを所持していると答えているのです。一二%を超えているのですね。これを全国の小...全文を見る
○石井(郁)委員 その辺はいろいろな見解があると思いますけれども、私も、やはり生徒たちがナイフを学校に持ってこない、所持しないというのはやはりちゃんと徹底しなきゃいけないと考えているんです。  ただ問題は、こういう子供たちの心をつかんでやはり教育的な対応が要るのではないかという...全文を見る
○石井(郁)委員 私は残念ながら新聞報道等々しか見ていませんのでなんですけれども、こういう事件が起こりますと、どうしても学校の対応というのが、校長先生の訓話で終わりたり子供たちに作文を書かせて終わったりとかいうようなことしか伝わってこないんですよね。だから、それではやはり形式的で...全文を見る
○石井(郁)委員 ぜひそのことは文部省にお願いをしておきたいというふうに思います。  さて、もう一つ重大なのは、やはりこういうナイフ事件の起こる背景だというふうに思うんですね。子供たちがムカつくとかイラつくとかあるいはキレるということが言われているわけですけれども、学校がむかつ...全文を見る
○石井(郁)委員 このことで議論する時間がちょっとないのが残念ですけれども、私も、決して原因や背景がこれだ、一つだというふうには言えないと考えているわけですね。しかし、教育行政に携わる者としては、この教育の反省と改善点を示さなければ、やはり子供たちの声にこたえられないだろうという...全文を見る
○石井(郁)委員 私は、学校の危機とも言えるこうした結果が出ているわけでありますから、やはり一番の施策は人をふやすことだ、学校の現場に人をふやすことだというふうに思うのですね。  大臣からそのことが触れられなくて大変残念なんですけれども、現実に政府がやってきたことは、九二年度か...全文を見る
○石井(郁)委員 私は、こういう数字を文部省がいつまでも答弁されるというのは本当におかしいと思うのですね。だって、過密都市部とそれから過疎地と、これは全国平均なんでしょう。それは、過疎地では少人数のクラスは当然あるでしょう。学校基本調査を見ても、そんな数字はどこにも出てこないわけ...全文を見る
○石井(郁)委員 いや、そういう数字でいつまでも諸外国と肩を並べているなどと言ったら、本当にこれはあなた方、現実をごまかしていると言わざるを得ないと思うのですよ。到底、諸外国には肩なんか並べていません。そうでしょう。だから、実態をきちんと見てほしいし、実態から出発してほしいという...全文を見る
○石井(郁)委員 実は私は、昨年の予算委員会では、三十人学級に踏み切るべきだということで独自の試算も示しまして要求いたしました。そのときもやはり同じ答弁でございました。  役所でしょう、そういう試算をされたりするのがやはりあなた方の仕事じゃないのか。それは、膨大な量で大変難しい...全文を見る
○石井(郁)委員 私は、文部省のそういう答弁、大変残念に思いますし、今の困難な教育の問題にやはりこれでは正面に取り組んでいるとは言えないと言わざるを得ないと思うわけですね。  大臣の所信の中でも、人づくりについて非常に高らかに決意を表明されました。これは二十一世紀の我が国の姿を...全文を見る
○石井(郁)委員 終わります。
03月18日第142回国会 衆議院 文教委員会 第4号
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○石井(郁)委員 日本共産党の石井郁子でございます。  今回の国立学校設置法の一部を改正する法律案は、医療短大部を学部に再編、昇格させることなどに伴う法改正でありまして、我が党は賛成するものであります。  私は、きょうは国立大学附属病院の看護婦不足問題について質問をしたいと思...全文を見る
○石井(郁)委員 人事院にお聞きしたいと思います。  二人夜勤、月八日以内といういわゆる二・八判定ですね、これは今から三十二年前の一九六五年の五月に出されたというふうに記憶していますけれども、簡潔にその経緯、行政措置要求と判定内容の要旨並びに判定勧告後の達成状況を御報告ください...全文を見る
○石井(郁)委員 それで、文部省にお聞きしたいのですけれども、厚生省の管轄である国立病院では基本的に達成されているんじゃないでしょうか。同じ国立の機関である文部省管轄下の国立大学附属病院では未達成だというのはどういうわけなんでしょう。厚生省とは全く違う何か正当で合理的な理由が文部...全文を見る
○石井(郁)委員 二・八体制というのは最低の条件だと思うのですね。今お話しのように、国立大学附属病院は高度医療ということを目指していますから、そういう意味ではもっと、二人じゃなくて三人にもしなきゃいけないというのは当然だと思うのですけれども、三人でしているからまだ達成できないとい...全文を見る
○石井(郁)委員 次に、財政構造改革法の関係でちょっとお尋ねしたいのですけれども、昨年末、私どもは反対しましたけれどもこれは成立したわけですが、この法律によって、国立学校特別会計への一般会計の繰り入れば前年度同額かそれ以下に抑えられてしまうわけですね。この法律どおりに施行されるな...全文を見る
○石井(郁)委員 大学の定員削減というのは大変厳しいもので年々来ているわけですが、これ以上進んだら本当に大変なことになるというふうに私たちは考えているところです。  最後に文部大臣の御決意を伺っておきたいのですけれども、国立大学附属病院は、他の一般医療機関と違いまして、臓器移植...全文を見る
○石井(郁)委員 終わります。
○石井(郁)委員 育英会奨学金の拡充が緊急に必要であることは、これまでの議論でもいろいろ示されたところでございます。とりわけ地方から都市部の大学へ子供を進学させております家庭にとりましては、奨学金を受けられるかどうかというのは、もうせっぱ詰まった問題になっていると私たち思います。...全文を見る
○石井(郁)委員 学費の負担が今でも相当に重い、これはもう言うまでもありません。  学生は、今、学費値下げを求める請願署名をしておりますけれども、総数で二十二万を超えたというふうに私たち聞いています。この署名には、大学入試会場、合格発表の会場などではもう行列ができるほどです。 ...全文を見る
○石井(郁)委員 五十一億円という額が示されましたけれども、スライド制によって、全学年の授業料が、九九年度と同じく九千六百円値上げされた、そういうときの増収額がどうなるかを計算してみたのです。  九七年度の学生数で見ましたら、四年制の大学だけで六十八億六千六百三十万四千円です。...全文を見る
○石井(郁)委員 その提出された経緯といいますか趣旨といいますか、そのことをお尋ねしたのじゃなくて、国会審議との関係で、政治的な判断として、これは大臣にぜひ御答弁いただきたかったのですが、そのことをお尋ねしたのですね。大臣、いかがでしょう。
○石井(郁)委員 私は、もちろんそういう調査研究協力者会議、専門家の会議を否定するものではございませんけれども、しかし今、審議会のあり方とか、それから行政との関係だとかというのは厳しくいろいろ検討はされてしかるべきではないのかという点もありますので、これは指摘させていただきました...全文を見る
○石井(郁)委員 返還免除制度の拡充というのは、緊急の措置としても必要だというふうに思われます。研究職の場合、引き続き免除職ではありますけれども、指定された研究職のポストが少ないのです。なかなか就職できません。返還免除制度によりますと、卒業後二年、特例で五年以内に免除職につけない...全文を見る
○石井(郁)委員 大学院生の奨学金の貸与の額というのは本当に大きなものでございますから、私は何とかして救済の道を考えなければいけないと思うのですね。二年後に就職して免除される方と免除されない方とでこの開きというのはどう表現していいかわからない、天と地の差ほどあるわけでしょう。これ...全文を見る
○石井(郁)委員 今数字をお示しいただきましたように、育英会の回収額がふえるにつれまして政府の貸付金の割合は減少しているということが如実にあらわれています。  返還金から貸与に回した額は、八九年が約五百七十八億円、九八年が予定額で約千百十四億円で、五百三十六億円の増額なんですね...全文を見る
○石井(郁)委員 経済大国日本と言われてきましたが、学費は最高、しかし奨学金は最低という水準というのは情けない限りでありまして、このままでいくと、二十一世紀の高等教育がどうなるのかという思いがいたすわけであります。教育予算は未来への投資ですから、抜本的な改革が必要だということを改...全文を見る
03月18日第142回国会 衆議院 予算委員会 第27号
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○石井(郁)委員 日本共産党の石井郁子でございます。残る持ち時間で質問をさせていただきます。  ことし一月、栃木県黒磯市での女性教師刺殺事件、学校の中で中学一年生が起こした事件、戦後教育の中でも初めての事件でございますけれども、その後、中高校生によるナイフ殺傷事件が相次いでおり...全文を見る
○石井(郁)委員 また、松永大蔵大臣、大臣は文部大臣の経験者でもございますので、真正面から取り組むという決意はお持ちかどうか、やはりお尋ねしておきたいと思います。
○石井(郁)委員 政府を挙げてという御決意をいただきましたので、そういう方向でのお取り組みを後で私は具体的にお聞きをしたいというふうに思うのです。  ここで文部大臣、今、全国の教師たちは、大変困難な中で、必死に教育現場で立ち向かっているというふうに思うのですね。子供たちが変わっ...全文を見る
○石井(郁)委員 大臣の方からは大変丁寧に、お考え、とろうとしておられる施策を御説明いただいたわけでございますけれども、私は、子供と教師が今どんな状況になっているのか、その現場の実態、やはりそこからもっとしっかり見ていく必要があるのではないかというふうに考えているのです。  こ...全文を見る
○石井(郁)委員 いろいろ述べられましたけれども、現実に今、都市部では、とりわけ中学校、四十人近いクラスが大多数なんですよ。ですから、平均値で一学級当たりの人数は中学校三十人ぐらいだ、小学校で二十七・七とか言われますけれども、都市部は全然そういう実態ではありません。これは大臣よく...全文を見る
○石井(郁)委員 なぜか六十人のクラスの時代もあったという話に戻ってしまうんですけれども、それは本当に戦後のそういう時期でありまして、これだけ今時代が変わり、社会情勢が変わっているわけですから……(村岡国務大臣「戦後じゃない、戦前から」と呼ぶ)戦前からそうかもしれませんが、そうい...全文を見る
○石井(郁)委員 その財革法で、政府の方は財政事情というふうにすぐ言われますので、ではどれほどの財政需要なのか、本当に巨額なお金がかかるのだろうかということで、試算をしてみました。  来年度から小学校と中学校を並行して一年生から三十人学級を実施する、六カ年計画で行うというふうに...全文を見る
○石井(郁)委員 私は、悉皆調査というのは、今年度の予算の組み替え、あるいは今、補正予算という話もございますから、そういう中でぜひ盛り込んでしていただけるのではないか、そうしていただきたいということなんです。  その際、中学校が今大変困難だということですから、中学校からまず三十...全文を見る
○石井(郁)委員 百九十八人ですから本当にわずかな先生だったのですよね。せめてこの年度内、計画どおりに手当てをすべきだったというふうに、私は今の事態を見るにつけやはりそのことを強調しなければなりません。  保健室がなぜ大事か。ここは、ほっとするオアシスだと言われているわけでしょ...全文を見る
○石井(郁)委員 そういう声も聞いておりますので、この点では額面どおりじゃなくて弾力的に対処されるということを言われましたので、そういうふうにぜひ御指導を強めていただきたいと思います。  さて、次の問題なんですが、事件は中学生に多発をしています。中学生の新しい荒れの大きな要因と...全文を見る
○石井(郁)委員 私はここで二枚目の資料をちょっと御紹介したいのですけれども、大臣は、こういうのをごらんになっているのでしょうか。  先ほどの作文も茨城県の高校の生徒なんですね、県立高校の生徒でございますが、その茨城県では、この内申書が使われているわけであります。ここには、皆さ...全文を見る
○石井(郁)委員 私は、本当に文部大臣がそのようにお考えでしたら、そこをちゃんと貫いていただきたいと思うのですが、しかし、実際は、こういう方向を文部省が挙げて推進してきたのじゃないんですか。  これは、高等学校入学者選抜の改善等に関する状況ということで、ことし二月に出されたもの...全文を見る
○石井(郁)委員 文部大臣に重ねて言わなければいけないのですけれども、一発勝負かそれとも日常の評価か、今そういう選択ではないのですよ。日常の評価というのが、この調査書というのが、関心とか意欲とか態度、これこそ人間の心に属する問題じゃないのですか。こういうところを日常的に評価すると...全文を見る
○石井(郁)委員 今回のいろいろな一連の中高校生の事件の中から、新聞などでもいろいろな投書がございます。大臣もごらんになっていると思いますけれども、やはり高校入試内申書重視路線というか、この弊害を訴えている声は多いのじゃないでしょうか。  私は一つ御紹介するのですけれども、二月...全文を見る
○石井(郁)委員 きょうは労働大臣もおいでいただきまして、大変お待たせいたしましたが、あと残りの時間で、特に父母の教育参加の問題、とりわけ父親が教育にどうかかわっていくかということで、ちょっと御所見を伺いたいと思っているのです。  もう一枚の資料を持ってきておりますけれども、こ...全文を見る
○石井(郁)委員 先週土曜日の読売新聞の夕刊で、これは北海道の、大臣は北海道ですから、稚内南中学校の、父親参加による荒れた中学の再生という感動的な記事が一面トップでございました。  そういう意味で、今の教育の再生に本当に父親の役割が大きいということで、これはぜひ文部大臣として、...全文を見る
○石井(郁)委員 最後になりましたけれども、橋本総理が今国会の所信表明で、「今こそ大人の責任で対策を考え、実行しなければなりません。」と演説をされたわけであります。  最後に官房長官、この総理の所信表明との関係で、子供たちのために政治が何ができるかということが緊急に求められてい...全文を見る
○石井(郁)委員 終わります。
03月19日第142回国会 衆議院 予算委員会第八分科会 第1号
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○石井(郁)分科員 日本共産党の石井郁子でございます。  私は、大阪市の平野区というところに住んでおりまして、きょうは地元の公営住宅の問題について御質問させていただきます。  平野区役所の概要説明では、平野区は、市内東南部に位置し、各種の公営住宅が集中し宅地開発で人口は市内第...全文を見る
○石井(郁)分科員 どうも御丁寧にありがとうございました。  この法改正で家賃については応能応益を原則としています。収入に応じた家賃設定となりました。また近傍同種家賃が導入されました。この近傍同種家賃についてます具体的にお尋ねいたします。  この近傍同種家賃が適用されるのは、...全文を見る
○石井(郁)分科員 ところが、大阪市の条例改正で近傍同種家賃を設定したのですけれども、当初の公住法とは違う大変な矛盾が生じていると私たちは見ています。  建築後二十年、三十年前後を経過した中層住宅など、特に二Kなどの住宅に多いのですけれども、新公営住宅法の本来の入居者とした収入...全文を見る
○石井(郁)分科員 今理論的算定の仕方の問題を御説明いただきましたけれども、私はどうもまだ十分納得ができないわけであります。私これは家賃の算定方法にやはり矛盾や問題点があるのではないかというふうに考えざるを得ません。  そこで、法改正とともに政令で決められた家賃の算定方法に基づ...全文を見る
○石井(郁)分科員 地方公共団体が持っている裁量の範囲というか、そういう内容もあるということがわかりました。しかし、この間大阪市当局はこのように言っているわけでございます。家賃設定には国基準が事細かに決められていて独自にはなかなか難しいというふうに私どもは聞いているんですね。政令...全文を見る
○石井(郁)分科員 現に私のところの例としてですけれども、そういう矛盾を申し上げましたので、これは恐らく全国的にもいろいろ出てくるんじゃないかと私は思います。そういう点では柔軟にというか将来見直しをぜひ御検討いただきたいというふうに思います。  次の問題なんですけれども、別の角...全文を見る
○石井(郁)分科員 私はやはり将来的にこの民間住宅借り上げという要求というのは強まっていくだろうと思うのですね。ことし一千戸ですけれども、さらにもっとふやしていくということでぜひ取り組んでいただきたいというふうに思います。  最後になりましたが、大臣にもう一度お尋ねさせていただ...全文を見る
○石井(郁)分科員 もう一点ございました、大臣の御答弁をお願いしている点。地方公共団体の裁量の問題です。
○石井(郁)分科員 きょうばいろいろとどうもありがとうございました。  私は、住民の暮らし、福祉を守り、活気ある地域をつくっていくために公営住宅法の見直しが必要だと考えておりますし、このことを強く要望いたしまして、きょうの質問を終わらせていただきます。どうもありがとうございまし...全文を見る
04月03日第142回国会 衆議院 文教委員会 第6号
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○石井(郁)委員 日本共産党の石井郁子でございます。  二〇〇二年のワールドカップは日本と韓国の共催、ワールドカップ史上初めての共催方式ということで、新たなそういう開催意義も生まれているわけであります。両国での合理的で無理のない準備活動と開催が期待されていると思います。  先...全文を見る
○石井(郁)委員 この点ではぜひ大臣からもお伺いしたいのですが、やはり閣議了解があるので財政措置についてはもうこれ以上何もできないとかという態度ではなくて、やはり共同開催ということに伴った新しい変化、例えば試合の数が減ったわけでしょう、三十二試合と。そうすると、一カ所の会場で三試...全文を見る
○石井(郁)委員 もう一点の問題は、この機会にぜひ伺っておきたいというか検討していただきたい問題なんですが、このワールドカップ以降もスポーツの国際交流というのはいろいろ盛んになっていくだろうと思うのです、もう既にそういうことが日本の中でも行われているわけですけれども。  地方都...全文を見る
○石井(郁)委員 具体的にはお金の問題になっていくわけですけれども、私は、この審議のときに局長がサッカーくじ法案を上げてほしいなどと言うのは大変不謹慎だと言わざるを得ません。  私がお尋ねしたのは、考え方の問題なんです。地方都市で国際大会を開催する、これからもどんどん起こってい...全文を見る
○石井(郁)委員 ぜひそういう方向で御検討いただきますようにお願いしておきたいと思います。  次に、ちょっと関連するのですけれども、もう一点伺いたいのは、国体の開催との関係で競技場の問題なんです。  開催自治体として名乗りを上げたところが大体国民体育大会を後に控えているという...全文を見る
○石井(郁)委員 済みません。一点だけ最後に大臣にお願いしたいと思うのです。  これは非常に建設的な提案なんですけれども、注目されている国際親善ですから、ぜひこの機会に、サッカーが子供たちに人気があるということですので、アジアでの初の開催でもありますので、少年のサッカー試合の交...全文を見る
○石井(郁)委員 終わります。どうも済みません。
05月06日第142回国会 衆議院 文教委員会 第8号
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○石井(郁)委員 日本共産党の石井郁子でございます。  参考人の皆様には、きょう御出席いただきまして、貴重な御意見をいただきました。本当にありがとうございます。お礼を申し上げたいと思います。  私はまず長沼参考人にお答えをいただければと思いますが、Jリーグの創設の精神に、フェ...全文を見る
○石井(郁)委員 どうもありがとうございました。  先ほど来、サッカーくじは、かけをするわけですから、どう定義をしようとこれはギャンブルですということにきょうはほぼなっているかなと私は理解をしています。  そこで、子供たち、青少年への悪影響がいろいろ問題というか懸念されて議論...全文を見る
○石井(郁)委員 玉木参考人にお伺いしたいと思います。  修正事項が加わったことで本委員会の審議に入っているわけですけれども、私は、あの修正事項でいわば競輪、競馬と同じような公営ギャンブル法になったというふうに思うわけですが、そういうふうに言っていいのかどうかという問題。  ...全文を見る
○石井(郁)委員 その辺はこれからの委員会の審議の中でもっと突き詰めていきたいな、もっと徹底した審議が必要かなというふうに思うのです。  日本の場合は、よく言われるのは、公営ギャンブルが世界一多い国だという中で、プロスポーツ、Jリーグにも持ち込むということがどういうことになるの...全文を見る
○石井(郁)委員 時間が参りましたので終わります。ありがとうございました。
05月08日第142回国会 衆議院 文教委員会 第10号
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○石井(郁)委員 日本共産党の石井郁子でございます。  私は、サッカーくじ法案の基本的性格についてまずただしたいと思います。  発議者の答弁が昨年の説明から随分変わってまいりました。百八十度の変更と言ってもいいほどだというふうに思います。昨年の当委員会では、この法案をギャンブ...全文を見る
○石井(郁)委員 全然理解がしかねるわけですが、この問題は、ただ言葉の定義をあれこれしているという話ではないと思うのですね。公営ギャンブル法がありますし、刑法にきちんと賭博とは、富くじとはとあるわけですから、そういうことなんであって、それは学術的だから別だなんという話と違うわけで...全文を見る
○石井(郁)委員 重ねて伺いますが、発議者の皆さんはそれでよろしゅうございますか。それは一致しているということでよろしゅうございますね。  もう一点確認したいのですが、しかし富くじは賭博とは違うとか、こういう説明をされるわけで、これは刑法上は本質的には同じものであるということで...全文を見る
○石井(郁)委員 私は、そういう見解を伺いますと、一昨日、山原議員が法務省に見解をただしました、刑法上の定義として、賭博と富くじはその違法性の本質を同じくする、それはそのとおりだということで見解もいただいているわけであります。発議者の今の御説明ですと、この刑法も変えなければいけな...全文を見る
○石井(郁)委員 結局、そういう御答弁ですと、やはり発議者の間でいろいろ違うのじゃないでしょうか。  それで、ギャンブルは悪だということはお認めになっているのですよね。しかしこの法案はギャンブルではないと。いろいろ御説明聞いている中では、結局、家財をなげうってのめり込んで、家庭...全文を見る
○石井(郁)委員 それは、ギャンブルといっても賭博といっても、これはイコールでございます。刑法では賭博でしょう。辞典では、賭博行為イコールギャンブルですから、そんな言葉の使い分けをされるのはいかがかと思うのです。  私は委員長にぜひお願いをしたいのですが、試合の勝敗を当てて賞金...全文を見る
○石井(郁)委員 富くじであって賭博ではない、ギャンブルではない、こういうことでは私は到底納得するわけにいきません。これは根本的な問題です。この法案の基本的な性格にかかわる問題です。前提でこういう大きな違いがあるので、私は到底進めるわけにいかないと思うのです。  それで、船田議...全文を見る
○石井(郁)委員 私は、本当にきょう、改めてこれは振り出しに戻ったような感じがしているのです。発議者の皆さんのそうした御認識では、この法案自身は、根本のところで前提が狂ってしまいますので、違ってしまいますので、私の質問時間はもう来てしまったのですけれども、きょうは、子供に対する悪...全文を見る
05月20日第142回国会 衆議院 文教委員会 第12号
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○石井(郁)委員 日本共産党の石井郁子でございます。  私は、まず、中等教育の将来像にかかわってお聞きをしたいと思います。  提出された学校教育法等一部改正案の主眼点は、中学校と高等学校を一貫教育にするということですし、中でも、新しい種類の中等教育学校をつくるということかなと...全文を見る
○石井(郁)委員 あくまでも各都道府県の判断でつくられるようにということかなと思うのですが、この質問をしたのは、文部省といえば、先ほどから出ていますように、いわば政策的に誘導するのではないかとか、押しつけをするのではないかと言われているところですから、そこをちょっとだめ押しをした...全文を見る
○石井(郁)委員 この点、大変重要ですので、文部大臣にも一言御答弁いただければと思います。確認の意味でお願いします。
○石井(郁)委員 学校教育法の第一条に「中等教育学校」というふうに加わるわけですね。これは中等教育の複線化ということになるわけで、私は、教育制度としては戦後初めてこういう改革に踏み切るという点で、大変重大な内容を持っているというふうに考えているわけであります。  そういう意味で...全文を見る
○石井(郁)委員 新しく中等教育学校を設置するという点になりますと、やはり各都道府県の財政的負担というのは大きいと思うのですね。きょう後で議論になると思うのですが、宮崎県の五ケ瀬中学・高校の場合は六十二億円かけているという超デラックスな校舎です。普通はそこまでいかないにしても、や...全文を見る
○石井(郁)委員 このことをお聞きしたのは、昨年来、各新聞報道をいろいろ見ていますと、自治体ではなかなか、いろいろと踏み出すかどうかということでの慎重な検討をされているということがあると思うのですね。国立学校財務センターのある先生が、こういうふうに言っておられたのです。自治体にと...全文を見る
○石井(郁)委員 その辺は私はもう少し突っ込みたい気もするのですけれども、きょうは時間の関係でそこまでにいたします。  別の角度での問題点は、やはり選抜のことなんです。現行の中学校、高等学校の間には入試というのがあるわけですけれども、今度できる六年制の中等教育学校あるいは中高一...全文を見る
○石井(郁)委員 学力試験をしなければ選抜ではない、でも、先ほど辻村局長の方は、中等教育学校に入学するには選抜をするというふうに言っておられますよね。問題は、その選抜の仕方なんだということかなと思います。  では、そこに入らせていただきますけれども、先般来、内申書をどう見るかと...全文を見る
○石井(郁)委員 今、五ケ瀬の抽せんという話がございましたけれども、お聞きをしましたら、応募者は三百数十名で推移しているようですけれども、第一次選考で六十人に絞る、その中で四十人という定員になるわけで、その抽せんというのはどれほどの意味があるのかなというのは言うまでもないと思うの...全文を見る
○石井(郁)委員 ちょっと整理したいのですけれども、実は法案によれば、この中等教育学校の前期課程においては、中等普通教育を実現するために、中学校と同一の目標の達成に努めということで、現行の中学校の目的、目標と同じものというふうに定めているでしょう。そうですよね。特別な目的、目標で...全文を見る
○石井(郁)委員 選択肢の話もありましたが、この宮崎の五ケ瀬を例にいたしますと、宮崎県の全小学校、その六年生ですけれども、児童数が一万五千人くらいとしますと、四十人ですから、そこに行く子供というのはどのくらいの割合かというのは想像できるわけです。応募者にしてもせいぜい二%ぐらいだ...全文を見る
○石井(郁)委員 どうもわかりかねるのですが、私は今ここで、個性の問題や特色の問題について議論をしたいとは思いますが、ちょっと時間もありませんから一言だけ申し上げたいのです。  どの子供もどの人間もみんな一人一人かけがえのない個性を持っています。私は、それぞれの学校でそういう個...全文を見る
○石井(郁)委員 私は、今回出されている法案の限りでは、中等教育学校を目指すというか、受験競争の低年齢化はやはり避けられないというふうに思いますが、そこはちょっとこれでおいておきたいというふうに思います。  もう一点の疑念は、通学区の問題についてなのでございます。  通学区に...全文を見る
○石井(郁)委員 今御説明のような、そういう義務教育履行のためにということでの指定制だということですけれども、今度できる中高一貫校については学区の指定がございませんよね。同じ義務教育で、一方ではそういう指定をする、一方で指定のない大学区制がとられるという考え方、これは考え方の問題...全文を見る
○石井(郁)委員 もう終わりますが、私は最初に、中等教育の将来像についてお聞きをしました。それは本法案も、いわば二十一世紀の我が国の教育のあり方として出されているわけでしょう。しかも橋本内閣の教育改革プログラムの目玉として出されているということでもありますよね。しかし、国民から見...全文を見る
○石井(郁)委員 終わります。ありがとうございました。
05月22日第142回国会 衆議院 文教委員会 第13号
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○石井(郁)委員 日本共産党の石井郁子でございます。  新しくつくるという中等教育学校について、類型という問題がございますので、質問させていただきます。  中教審の第二次答申によりますと、中高一貫教育の教育内容の類型を、現在の高等学校の学科のタイプに即して、(a)普通科タイプ...全文を見る
○石井(郁)委員 特に専門学科でいうと、大変具体的に出ていますので、ここは芸術科の中等教育学校もあるということですね、今の御答弁ですと。  そうしますと、この中等教育学校の前期課程に入学するときに、私はこういうタイプの学校を選びますということになるわけですね。そう考えていいです...全文を見る
○石井(郁)委員 そういうふうに考えますと、結局、中等教育学校の前期課程に入学をする、つまり、現行でいうと小学校から中学校に入学するという時点でいわば専門を選ぶということになってしまうわけですね。あるいは、自分の将来の職業を選ぶということにも重なるかもしれないということになるので...全文を見る
○石井(郁)委員 小学校卒業時点でいろいろな自分の能力に合ったことを選ぶというのは、例えば私学へ進む場合にはあり得ることですよ。それからまた、そういう特別な才能を持った子供さんたちもあるでしょう。  今私が問題にしているのは、学校教育法で定められている公立学校あるいは公教育、義...全文を見る
○石井(郁)委員 私は、この点は大変重大な問題を含んでいるなと思っておりますので、今後とも問題にしていきたいと思うのです。  いずれにしても、いろいろ質疑でなされていることでいいますと、子供がいろいろ多面的な能力を持っているということと、それを固定的に見て将来こういうコースある...全文を見る
○石井(郁)委員 私は、やはり通学区域の弾力化とか、いろいろ文部省で議論されているわけですけれども、今の大臣の御答弁を伺っていましても、これはちょっと大変なことになるのじゃないのかなと思うのですね。  特色を出す、そして選べるということの行き着く先は、やはり選抜になるわけですよ...全文を見る
○石井(郁)委員 大臣の個人的な御見解ということでございましたけれども、しかし、大臣の御答弁はやはり文部省を規定するのではないでしょうか。私は、そういう意味ではこれは本当に大変な発言を聞いたと思ったものですから、ちょっと一昨日の御答弁も精査をさせていただきましてきょう伺ったわけで...全文を見る
○石井(郁)委員 今すぐはそういう踏み込んだ御答弁にならないのかと思いますけれども、これは明らかに矛盾ですよ。  だって、ある子供にとっては本当に、今国民的に、地獄のようなと先ほど民主党さんの議員立法にもありましたけれども、この受験戦争をやはりなくしてほしい、中学校教育をゆがめ...全文を見る
05月27日第142回国会 衆議院 文教委員会 第14号
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○石井(郁)委員 日本共産党の石井郁子でございます。  教育職員養成審議会の答申に基づいて今回の教免法改正ということになっているわけでございます。先ほど来局長の答弁にも、これは大きな改正であるということを言われましたように、私自身も教員養成のあり方、また大学の今後にかかわる重大...全文を見る
○石井(郁)委員 今後もこの教員養成制度の開放制の原則をやはり堅持していくというふうに確認してよろしいかと思うのですけれども、しかし、実際のところどうなっていくのかと。この点ではこうした原則がなし崩し的に崩壊させられるのではないか、教職担当の方々からそういう意見も聞かれるところで...全文を見る
○石井(郁)委員 少し立ち入るのですけれども、各教科の指導法というのは教職科目の中でやはり大変重要視されているわけで、しかし、まだ若い学問という分野でもあるでしょう、教科そのもの、教科専門からアプローチするのと、教え方とか子供の発達とかそういうところからアプローチするというところ...全文を見る
○石井(郁)委員 今回の改正案の内容の一つに、選択履修方式の導入ということがございますよね。弾力的な運用等々も含めて、この辺が一つの特徴点になっているかと思うのですけれども、ここで出されているのは、教科または教職に関する科目のところは選択履修方式ということですし、そういう大学の裁...全文を見る
○石井(郁)委員 あとは、教職に関する科目の中に総合演習が入りましたよね。これも、演習ですから、サイズといい、また内容といい、大学の側にとって本当に大きな負担になるということはもう言うまでもありません。  私は、今回のこの教職科目の拡大というか、ふやしていることの問題というのは...全文を見る
○石井(郁)委員 先ほど来、教職免許を取っても採用されないという、採用数が激減している問題が大変議論されておりますけれども、これは、ある大学の話を聞きますと、教員免許状を取った学生のうちで採用されるのは一割程度だ、これは評判のいい大きな大学でそうだと。小さな、小さなと言ったら変で...全文を見る
○石井(郁)委員 課程認定の基準等につきましては、ぜひ、科目の読みかえなども含めて、私は、柔軟な、弾力的な対応が求められているということをちょっと申し上げまして、時間が参りましたので、以上で終わります。      ————◇—————
06月03日第142回国会 衆議院 文教委員会 第16号
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○石井(郁)委員 日本共産党の石井郁子でございます。  本当に短い時間ですので限られた御質問だけさせていただきますが、まず、教育職員養成審議会で述べられていることで一点お尋ねしたいと思います。  それはこういう部分なんですが、   各教科、道徳及び特別活動の指導法等に関す ...全文を見る
○石井(郁)委員 私は大変重大な問題だというふうに思うのですね。  前回、一九八七年の教養審では「学習指導要領や教科書等の基本的な事項について十分な研究を行う必要がある。」ということで、研究の必要性を述べていたと思うのですが、今御答弁のように、今回の答申で、学習指導要領に即して...全文を見る
○石井(郁)委員 学部の改組、改革との関連で伺っているのですが、全然お答えがありませんけれども。
○石井(郁)委員 もっとお尋ねしたいのですが、残念ながら時間がありません。  教員の年齢構成比でいいますと、今大変いびつな形になっているということは指摘されているとおりです。これは、昨年三月の時点で、小中の教員で四十代が三四・二%、三十代が三四・八%です。これに対して、二十三歳...全文を見る
○石井(郁)委員 終わります。
○石井(郁)委員 私は、日本共産党を代表して、教育職員免許法の一部改正案に反対の討論を行います。  反対の第一の理由は、この改正案が、戦後教員養成制度の根幹をなす開放制の原則を崩すことになりかねないからであります。  戦後の教員養成は、戦前の師範教育の閉鎖性と国家の教育支配の...全文を見る
○石井(郁)委員 本法案は、個人や法人が所蔵している価値ある美術品などを、所有者の自発性を前提に文化庁に登録させ、全国の美術館、博物館などで広く国民に公開していこうとするものでありまして、我が党は賛成するものでございます。  一点お伺いしたいのは、所有者の自発性に基づいて美術品...全文を見る
○石井(郁)委員 私は、次に価値あるそういう美術品の国民にとっての鑑賞の機会の問題について伺いたいと思います。  この点は、法案にも、国民の鑑賞機会を拡大するということが述べられていると思うのですが、まず、もうすぐ学校五日制に移行するわけで、特に子供たちにとって、美術品の鑑賞と...全文を見る
○石井(郁)委員 かなりいろいろな形で行われているということがわかりました。子供たちのために、もっとその方向を進めていっていただきたいというふうに思います。  もう一点、大人にとっても美術鑑賞への希望というものは高くなっていく、入館者数もふえ続けているかというふうに思うのですね...全文を見る
○石井(郁)委員 ぜひそのような方向も進めていただきたいというふうに思うのです。  次に、私はこの法案には基本的に賛成ですけれども、今政府が進めている動きの中で、一方でこの法案の立法目的を危うくするような事態もあるのではないかということでちょっとお伺いをいたします。  中央省...全文を見る
○石井(郁)委員 この三十六条では、もう全部を読み上げる時間はありませんけれども、独立行政法人にするに当たって「国が自ら主体となって直接に実施する必要はないが、民間の主体にゆだねた場合には必ずしも実施されないおそれがある」云々というふうにあるわけでしょう。私は、美術館、博物館とい...全文を見る
○石井(郁)委員 終わります。ありがとうございました。
09月18日第143回国会 衆議院 文教委員会 第3号
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○石井(郁)委員 日本共産党の石井郁子でございます。  この夏、文部省発表の数字によれば、不登校の子供たちが十万人を超えました。十万五千四百十四人ということですね。また、いじめが原因で自殺をする子供、事件を起こす子供が後を絶たないわけであります。今の子供たちは二十一世紀を担うわ...全文を見る
○石井(郁)委員 先ほど来出ておりますように、もう少し大臣の率直な御感想を大臣のお言葉でお聞かせいただければというふうに期待をしたのですけれども、それはおきまして、この最終見解は、「肯定的要素」それから「主な懸念事項」、そして「提案及び勧告」という三つの項目でなされておりまして、...全文を見る
○石井(郁)委員 入学試験という問題で具体的に御答弁いただいたのですが、それは一つでありまして、これは後でもう少し突っ込んで議論をさせていただきますけれども、これは国際条約なんですね。実施の義務があるものですよね。  そこで、きょうは外務省にもお願いしているのですが、こういう勧...全文を見る
○石井(郁)委員 随分御丁寧に御答弁いただいたのですが、要するに、この子どもの権利条約の実施に当たってやはり勧告は意味を持つ、検討しなければいけないというふうに確認をしたいというふうに思うんですね。  この際、外務省に一つお願いをしておきたいのですけれども、この勧告の中の最後の...全文を見る
○石井(郁)委員 教科書の話が出されましたので、私は、教科書についてこれは文部省にもいろいろ教えていただきまして調べてみました。  これは文部省からいただいた資料で、私たち自身が何十冊も小中高の教科書を見るのは大変ですから、これをいただいて大変参考になったのですけれども、大変が...全文を見る
○石井(郁)委員 大臣、せっかくの御答弁ですけれども、すべての教科書にあるというのは事実と違うんじゃないでしょうか。たしか文部省からいただいた調査でも、教科書で載っていないのもある、載っているのもこういう形だということでありましたので、それはちょっと後でお確かめください。  そ...全文を見る
○石井(郁)委員 それでは、もう一方で学校関係者あるいは教育関係者がどういうふうに権利条約について知っているのかという問題なんですが、今局長から出されましたけれども、例えば初任者研修のプログラムについて見ますと、子どもの権利条約というのは本当に入っているのでしょうか、どうですか。
○石井(郁)委員 本当になかなかお寒い実態があるのですね。私は幾つか聞いてみました。確かに、東京都は副読本的なものを持っていてされているというのを聞きましたが、大阪では人権教育ということはあっても、子どもの権利条約については入っていない。それから埼玉県でも入ってい ないというふ...全文を見る
○石井(郁)委員 どうもまだ抽象的な御答弁にとどまっているのですけれども、決して人権一般じゃないのですよ。子どもの権利条約で言われている趣旨を子供たちに伝える、これが新しい点なんですよ。それはまだ伝わっていません。私はそこをきょうは申し上げているのですが、ぜひ検討してください。 ...全文を見る
○石井(郁)委員 この国連の審査の二日間には、日本のNGOの団体からもいろいろ参加されたと思うのですね。私もその方々からも御意見を聞きましたし、そのNGOの参加された方々が議事のやりとりを録音され、そして起こしもされているのですね。間もなく国連そのものが議事要録を発表されるという...全文を見る
○石井(郁)委員 私が伺っているのは、中央教育審議会や教育課程審議会のメンバーの方々あるいはその会合で、子どもの権利条約あるいは今回の勧告というようなことについて討議をされたのかどうか。単純な話なんです。それをお聞かせください。
○石井(郁)委員 局長がそうおっしゃるのは自由なんですけれども、事実の話として、審議会のメンバーの方々に権利条約や勧告は渡されているのでしょうかというふうに聞いているのですよ。それはちょっとここでは置いておきます、残念ですけれども。  この権利条約ではそういうことを問題にしてい...全文を見る
12月11日第144回国会 衆議院 文教委員会高等教育に関する小委員会 第1号
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○石井(郁)小委員 日本共産党の石井郁子でございます。きょうはありがとうございます。  独立行政法人の問題が急浮上しておりますので、私、この点でぜひお伺いをしたいと思っております。  答申では「独立行政法人化をはじめとする国立大学の設置形態の在り方については、これらの改革の進...全文を見る
○石井(郁)小委員 もう一点お尋ねしておきたいことがございます。  今回の答申の中でも、組織運営体制の整備ということが大変一つのポイントになるかなというふうに思うのですけれども、教授会の審議事項の問題の中に、教授会の人事権、学長、学部長が関与するということになっていますね。それ...全文を見る