石井郁子

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石井郁子の2000年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月24日第147回国会 衆議院 文教委員会 第3号
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○石井(郁)委員 日本共産党の石井郁子でございます。  同僚議員の御質問と重なる点があるかと思いますが、幾つか質問させていただきます。  まず初めに、文部大臣の所信表明で述べられました教育改革についてでございます。  先ほどの質問でも、教育改革国民会議と中央教育審議会とはど...全文を見る
○石井(郁)委員 それでは確認をいたしますが、中教審では教育基本法の問題は議論をしない、あるいは見直しなどを諮問はしないということを確認できますね。  これは当然、文部省の設置法に基づいて中教審が設置されるわけでして、やはり憲法、教育基本法のもとでの調査審議事項というふうになる...全文を見る
○石井(郁)委員 私は大変重大な発言だというふうに伺ったのですね。  教育改革国民会議の方では教育基本法も含めて大いに国民的な議論をするし、して結構だという話かなと思っていましたら、その教育改革国民会議を受けて、中教審でも教育基本法についても議論することはあり得る、どうも今そう...全文を見る
○石井(郁)委員 私が伺っていますのは、要するに教育基本法の問題を中教審が議論できるのかと聞いているのですよ。これはもう、教育基本法体制下でできている審議会ではないですか。文部省設置法のもとでできている審議会でしょう。そこでその教育基本法を見直すということはどういうことですか。自...全文を見る
○石井(郁)委員 国民的な議論として、あるいは国民の間で教育基本法について議論をするというのは、あり得ることだし、あっておかしくないわけですけれども、今、限定しているわけですね。文部省設置法のもとの中教審でこれをちゃんと議論にのせるというのは、本当に初めて伺う話ですよ。  先ほ...全文を見る
○石井(郁)委員 私は、やはり文部大臣としては本当に、教育基本法を変えるつもりはないと、そういう立場で御答弁をされるべきだというふうに思うのですが、そういう御答弁できませんか。
○石井(郁)委員 文部大臣としての教育基本法に対する考えを伺っているわけです。
○石井(郁)委員 きょうは時間の関係上、教育基本法をどう見るとか、その内容についての議論には入れないわけでございますけれども、私は、本当にそういう大臣の認識については根本から異議を唱えたいというふうに思っているわけです。  それと、言われましたように、現実に今、学級崩壊やいじめ...全文を見る
○石井(郁)委員 調査協力者会議はもうかれこれ二年近くになろうかと思うのですね。皆さん、いろいろ地方自治体も含め、関係者を含めて、やはりその報告結果を待っているというふうに思うのです。その報告が出されて、すぐ概算じゃないですか。だから、国民的にはその調査協力者会議がどういう報告に...全文を見る
○石井(郁)委員 今伺ったのは、協力者会議で教育効果についての調査や検討は、とりわけ調査ですね、調査としてされているのですかという質問なんです。答えはイエスかノーかで、もう、しているかしていないかだけで結構です、ちょっと時間がありません。
○石井(郁)委員 私は、予想できたのですけれども、改めて本当に残念に思います。それでどうして少人数学級をやることがいいかどうかという結論を出せるのですか。やはり調査が先になければいけないですよ。  その点で言いますと、私は、やはりアメリカはアメリカなりに努力しているところを非常...全文を見る
○石井(郁)委員 これは文部省の方も、学級編制を弾力的に運用できる、あるいは都道府県の範囲だということで見ているかというふうには思うのです。しかし、明らかに、その標準法どおりでやる計算と違うという部分と出てくるわけです。これは、障害児の関係者の方々は、こういう弾力的な運用というの...全文を見る
○石井(郁)委員 いろいろな問題がありまして、ぜひその辺もよろしくお願いをしたいというふうに思います。  さて、あと最後の時間で、きょうはちょっとテーマをがらりと変えまして、国民体育大会、国体の問題で、経費、運営の問題を少しお尋ねをいたします。  国民体育大会、五十五回目で、...全文を見る
○石井(郁)委員 どうも少しすっきりしないのです。やはり文部省と体協に対して開催県の方から要望が出ているわけですから、その協議会でいろいろ御協議されるということはあるかと思いますが、もう既にこの夏で二年になろうとするわけで、いつごろ文部省として、あるいは体育協会として回答されるの...全文を見る
○石井(郁)委員 少し具体的に聞いてみたいと思うのです。  やはり共催者として応分の負担をという要望がなぜ出ているかということなんですけれども、国体経費の規模あるいは国の補助について見ますと、これは文部省から資料をいただいたのですけれども、競技施設の新設費を除いた大会運営にかか...全文を見る
○石井(郁)委員 簡素化、効率化の問題なんですけれどもね。だから、競技施設の整備にかかる費用というのは大変なものだ、都道府県の持ち出しになるということで、先ほど河村さんもおっしゃったように、財政が圧迫されているわけです、もう内容は申し上げませんけれども。  文部省としても、その...全文を見る
○石井(郁)委員 私は当委員会で少し前、二年前になるのですけれども、陸上競技場で第一種の競技場がすごく規模を膨らませたことがありまして、五千人を三万人にするということで質問をいたしました。それはちょっと余りにも無理過ぎるんじゃないかということで、何か一万五千人に変わったということ...全文を見る
○石井(郁)委員 スポーツは大変多くの国民が愛好していますし、またスポーツの振興は地域にとって重要ですし、やはり二十一世紀のスポーツの問題だというふうに私たちも思っておりまして、今おっしゃったように、もう二巡目ですから、やはり新しい国体のあり方ということをもっと、きょう話した以外...全文を見る
02月25日第147回国会 衆議院 予算委員会 第13号
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○石井(郁)委員 日本共産党の石井郁子でございます。  教育問題を中心に質問させていただきます。教育改革国民会議が近く発足をするという報道でございますけれども、この教育改革国民会議と教育基本法の問題で質問をさせていただきます。  青木官房長官は、十六日の当委員会における肥田議...全文を見る
○石井(郁)委員 どうもはっきりしませんね。  やはり、十六日段階の御答弁を少し詳しく述べられたにすぎないのではないか。つまり、教育の問題は国民的に議論をするというのは当然のことであります。問題は、政府として教育基本法を変えるあるいは変えないという立場でこの審議に臨むのかどうか...全文を見る
○石井(郁)委員 臨時教育審議会のときも、この設置に当たりまして教育基本法改正の問題が取りざたされました。当時は、中曽根首相が、教育基本法を改正するつもりがあるかという問いに対して、「憲法並びに教育基本法を改正する考えはございません。」と明確に答弁されています。そして、法案にも「...全文を見る
○石井(郁)委員 本当に問題だと思うんですね、私は。五十数年とおっしゃいますけれども、私が今御紹介しましたのは、十数年前の政府の見解じゃありませんか。教育基本法を変える必要はありませんと明確に答弁されていらっしゃるわけです。  それでは文部大臣にも伺いたいと思うんですが、先ほど...全文を見る
○石井(郁)委員 どうしてはっきり教育基本法に基づいて教育行政を行うと、これは文部省あるいは文部大臣のお立場として表明されなければいけないものだと思いますけれども、そうおっしゃっていただけないのでしょうか。
○石井(郁)委員 私は、現行法制下において、その立場で教育行政を行うというのは、これは大臣の資格にかかわる問題ですから、当然それを踏まえていただきたいということをお尋ねしたわけであります。  それでは、少し個別の問題で伺っていきたいというふうに思います。  先ほど御紹介しまし...全文を見る
○石井(郁)委員 この問題は、改めて今この教育基本法の中で議論されるのはどういう意味なのかということを考えるわけですけれども、既に教育基本法制定の当時に十分議論はありましたし、私は、それを踏まえて教育基本法は制定されているというふうに思うのですね。  このことは、制定に当たって...全文を見る
○石井(郁)委員 どうしてもそれだけではわからないのですよ。守りながら何かやらなければいけない、何をおやりになるのかがさっぱり見えないわけです。それからまた、なぜそれが必要なのかもわからないということでありますので、お尋ねしたわけであります。私は、教育基本法をきちんと深く理解する...全文を見る
○石井(郁)委員 まさにそうだと思うのです。ですから、生涯学習の文言がないということをもって、生涯学習についても教育基本法にないので何か入れなければいけないという理由にはならないのですよね、ということを確認したいと思います。それが一つであります。  さらに私は、家族とか地域社会...全文を見る
○石井(郁)委員 そのように言っていただければいいかというふうに思いますけれども、それでは、教育改革国民会議について、もう少しその性格づけ、何をするところなのかということについてお伺いさせていただきます。  これは昨年の三党合意書の中から出てきたことかというふうに思うのですが、...全文を見る
○石井(郁)委員 この教育改革国民会議というのは、総理の私的諮問機関という位置づけかというふうに思うのですけれども、しかし、集められた意見によっては教育基本法の見直しも入るということをおっしゃっているように思うのですね。私は、総理の私的諮問機関でそういう教育基本法の見直しが入ると...全文を見る
○石井(郁)委員 それは今検討中だということですけれども、私は、総理の私的諮問機関がもし教育基本法まで含めて審議をする、これは、そのことで政府も拘束するということにだってなるわけですから、そういう意味では重大だというふうに考えているところであります。これは到底政府を拘束できないも...全文を見る
○石井(郁)委員 昨年よりも、高校で五・五ポイント少ない、大学でも五・八ポイント少ない。昨年も最低だったのだけれども、またことしもこんなにも最低になっているという点で、私は若年層の未就職問題というのは本当に社会不安を引き起こしかねない重大な事態だというふうに思うわけであります。 ...全文を見る
○石井(郁)委員 最初に伺ったのは少し具体的な話も聞きたかったのですけれども、未就職者には、就職すれば当然雇用保険料が徴収されるわけですから、就職の意思のある人への何か保障というのがもっと検討されていいのではないか。これはこれからの課題かもしれませんけれども、職業訓練だとか、高校...全文を見る
○石井(郁)委員 本当に真剣に取り組んでいただきたいということを重ねて申し上げます。  私の質問は以上で終わりまして、越智金融相の重大な発言問題がございますので、関連で木島議員が質問をさせていただきます。  どうもありがとうございました。
02月25日第147回国会 衆議院 予算委員会第六分科会 第1号
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○石井(郁)分科員 日本共産党の石井郁子でございます。  私は、中小企業対策、とりわけ政府系金融機関の融資の問題でお尋ねをさせていただきます。  中小企業・商工業者に対する銀行の貸し渋りについては、既に予算委員会や商工委員会で繰り返し論議をいただいているところと思いますけれど...全文を見る
○石井(郁)分科員 どうもありがとうございます。  確認させていただきますが、これまでの御発言あるいは御認識に変わりはないと……(深谷国務大臣「ありません」と呼ぶ)ございませんね。そうでございますね。  そこで、もう少し立ち入ってお聞きしたいんですけれども、大臣は、政府系金融...全文を見る
○石井(郁)分科員 本当にそのとおりだというふうに私も思います。  今日の中小企業の金融環境がいかに厳しいかということですが、そういう状況で、大臣のあるいは政府の発言が実行されたら、本当に、まさに中小企業への救いの手となるわけでございます。そのために、融資を実際に審査し、実行す...全文を見る
○石井(郁)分科員 もう少し具体的に伺いたいんですけれども、それは、何か会議を開いて趣旨をお述べになるとかあるいは通達というような形でされていらっしゃるのか。支店にはどんなふうに伝わっているのかということがもっとわかるようにお答えをいただきたいと思います。
○石井(郁)分科員 そのことは本当に大事だと思うんですね。  実は、昨年十月下旬ですけれども、私、大阪でございまして、大阪市内には三つの金融公庫がございますが、その阿倍野支店というのを私は訪ねました。しかし、ここでは本当に、今の大臣の御発言とは随分乖離があるということを実感しま...全文を見る
○石井(郁)分科員 大蔵省も来ていただいておると思うんですが、ちょっと一言御答弁いただきたいと思います。
○石井(郁)分科員 次に、開業資金の問題で、この例からもちょっと申し上げておきたいと思うんですけれども、現状で指導が十分であるとは到底言えないということがございます。  これは政府委員の方からで結構ですけれども、事業ローンの中で、開業計画書を添付する、いわゆる開業資金ですね、こ...全文を見る
○石井(郁)分科員 この開業のための融資でも大変問題が多うございまして、業者の方はいろいろな悩みを抱え、また、計画を練って自己資金を積み立てて開業に踏み切ろうとしているわけです。本当に将来をかけて真剣だというふうに思うんですが、面接に出向きますと、初めからこんなふうに言われる。こ...全文を見る
○石井(郁)分科員 本当にそうなっていないという現場がありますから、いろいろ調査もし、また徹底をするように重ねて要望しておきたいと思います。  次に、商工ローン日栄についてお伺いをいたします。  このたび、貸金業規制法による行政処分が行われました。その内容は承知しておりますの...全文を見る
○石井(郁)分科員 今の中で行為規制ということがございましたけれども、資金需要者の保護というか、資金需要者の側の問題というのももちろん含まれていますね。それはいかがですか。
○石井(郁)分科員 私はその点が大変大事だと思うんですね。日栄から融資を受けている中小業者は、銀行の貸し渋りという点でも、あるいは高金利、悪質の日栄という点でも、被害者なんですよ。今被害者が大変広がっているという問題が社会問題でもあるわけでしょう。資金需要者の保護あるいは被害者の...全文を見る
○石井(郁)分科員 いずれにしても、資金需要者の保護、そういう観点でいろいろなことを今やらなくちゃいけないという立場に立ってほしいということなわけでございます。  私、近畿財務局にも行きましたけれども、特別の窓口設置に至らなくても、日栄の問題ではちゃんと財務局として相談に乗ると...全文を見る
○石井(郁)分科員 どうもありがとうございました。  きょうは国金の融資問題を中心に質問させていただきました。国会では本当に積極的な御答弁がされているわけですけれども、実際融資を実行する支店のサイドでなかなか生きていない、そういう実情、苦情を含めて、きょうはもう本当にリアルに質...全文を見る
○石井(郁)分科員 どうもありがとうございました。
03月08日第147回国会 衆議院 文教委員会 第5号
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○石井(郁)委員 日本共産党の石井郁子でございます。  提出の国立学校設置法改正法案には、それぞれ異なる四つの内容が一括して出されているわけでございまして、私は、それぞれに尋ねたいことはございますけれども、今回は、初めて設置される大学評価機関の問題、これでお尋ねをしたいと思いま...全文を見る
○石井(郁)委員 では、この評価の結果を資源配分の参考の一つとして活用していくというのは、先ほど大臣の御答弁で今後の検討課題というふうにもちょっとお聞きいたしましたけれども、例えばいつごろからとか、そういうことのお考えはございますでしょうか。
○石井(郁)委員 いずれにしましても、私はやはり、評価の結果と国の予算配分がリンクするということを表明されたという点で、これは大変重大だというふうに考えているのです。  というのは、この報告を見てみますと、「評価の目的」として挙げられているのは二点なんですね。「評価結果を各大学...全文を見る
○石井(郁)委員 既に今、相当額の国立大学予算というものは傾斜配分されているんですね。科研費がございますが、これは審査によって資源配分が行われています。大学改革を推進していると文部省が判断する大学には、またさまざまな名称の傾斜配分予算があります。来年度予算を見ましても、大学院創造...全文を見る
○石井(郁)委員 私は、今の局長の御答弁ですと、この積算校費も対象になり得るというふうに含めて考えざるを得ないのですけれども、いいのですか。
○石井(郁)委員 積算校費は、大学の基礎的な教育研究を保障するものとして本当に大事なものであります。それが全然上がっていないという点で、今、大学は本当に困難をきわめているんですけれども、資源配分の対象とは絶対にすべきでないということは強く主張しておきたいと思います。  資源配分...全文を見る
○石井(郁)委員 私、このことを強調しますのは、大学評価は一九八〇年代にイギリスで始まったということでございますね。その背景というか、イギリスで始まったのは、やはり大学の補助金を削減するということが契機となって始まったと言われているのです。そして、研究評価があり、教育評価がありと...全文を見る
○石井(郁)委員 そもそも教育研究を第三者が評価するというのは大変難しいということは、もう言うまでもないかと思うのですね。だから、教育分野、研究分野というのは、今回でも専門家が評価するということが強調されているかとは思うのですけれども、しかし、どんなにすぐれた学者、研究者であって...全文を見る
○石井(郁)委員 出されている、機構だとか、専門委員を選ぶだとか、いろいろな問題があるかと思いますが、そういう意味では、大学関係者の慎重な意見をくみ上げてつくり上げられるのかなというふうに思いますけれども、しかし、本当にこの問題は難しいということをやはり深くお互いに自覚をして、安...全文を見る
○石井(郁)委員 終わります。ありがとうございました。
03月10日第147回国会 衆議院 文教委員会 第6号
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○石井(郁)委員 日本共産党の石井郁子でございます。きょうは、三人の先生方の皆さん、参考人としてお出ましいただきまして、急なお願いをさせていただいたかと思いますけれども、本当にありがとうございます。  私は、お話を伺いまして、ますますやはり、研究、教育の評価あるいは国立の大学の...全文を見る
○石井(郁)委員 この五年周期という問題は、どうも私もまだ理解ができないところがあるのです。文部省の御説明ですと、決して五年間の研究評価ということではないようだ、その時点の評価だという言われ方もしまして、そこら辺はこれから、実際に五年周期というものをどう考えるのか、そこで何を評価...全文を見る
○石井(郁)委員 今回の創設準備委員会の報告を見ますと、分野別研究の評価と分野別教育の評価のほかに、全学的な統一テーマというのがあるのです。これがもうひとつわからないわけであります。  それで、先ほど来、研究、教育の評価についてはいろいろなことが出されましたけれども、この全学統...全文を見る
○石井(郁)委員 しかし、この中身で見ますと、報告は、例示ではありますけれども、大学運営組織の機能分担、連携とか、教員人事システムとかあるんですよね。だから、どうも、一方では個性的な大学づくりということが言われながら、しかし、何か全学が文部省の大学改革に沿った政策に合っているかど...全文を見る
○石井(郁)委員 残りの時間でございますけれども、引き続いて大学評価問題について質問をさせていただきますが、その前に一点。この法案の定員部分に関連して、大学病院の看護婦増員についてお聞きをいたします。  人事院勧告にありますように、複数、月八日以内という夜勤体制が国立大学病院で...全文を見る
○石井(郁)委員 先日提出されました予算要求資料を見ますと、これは九九年の七月時点なんですけれども、平均八日以内となっているのはわずかに十五大学です。だから、四十二中の十五ということで、三割台ですね。  今の御答弁でも、当然達していないということなんですけれども、平成十二年度に...全文を見る
○石井(郁)委員 病院の問題そして看護婦さんの問題というのはまさに人命にかかわることでございますから、私はもっと真剣に取り組んでほしい。  それから、各省庁で見ても、やはり文部省が何かおくれているんですね。それは大変残念なことだというふうに言わざるを得ないわけです。これは、患者...全文を見る
○石井(郁)委員 時間がありませんので、もう少しお聞きをしたいのですけれども、先へ進みます。  午前中の参考人の質疑の中でも、この間、大学改革というのはもう速いテンポで進められてきて、その中には、こういう運営機構改革という部分がありまして、任期制の導入あるいは学長権限の強化等々...全文を見る
○石井(郁)委員 ちょっと時間がありませんが、でも私は、やはり意思決定とか、どう実行されるかというのは、それはまさに大学の内部の問題、自律性、自主性に関係する問題でありまして、それをどう評価するのかというのは大変難しい面があるというふうに思うのですが、これはおいておきまして、済み...全文を見る
○石井(郁)委員 済みません、もう一点だけ。  では、その委嘱というか任命というのは文部省がされるのですか、その外部の方というのは。ちょっとそこだけ確かめて終わります。
○石井(郁)委員 どうもありがとうございました。終わります。
○石井(郁)委員 私は、日本共産党を代表し、国立学校設置法の一部改正法案に反対の討論を行います。  医療短期大学の改組などは賛成ですが、大学評価機関設置、国立大学の定員削減は極めて重大であります。  以下、大学評価機関設置について反対の理由を述べます。  第一に、大学評価・...全文を見る
03月15日第147回国会 衆議院 文教委員会 第7号
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○石井(郁)委員 日本共産党の石井郁子でございます。  高等学校の免許教科として「情報」及び「福祉」に関する教科が新設されまして、その免許法改正が出されているかと思いますが、私は、この機会に高校教育のあり方について少し質問をさせていただきたいと思います。  ことしの高校生の就...全文を見る
○石井(郁)委員 ここでちょっと伺っておきたいのですけれども、一九八九年、ユネスコ第二十五回総会で、技術教育及び職業教育に関する条約が採択されておりますけれども、日本はというか、文部省としてはこれにどういう態度をとってきたのでしょうか。ちょっと御説明ください。短くで結構です。
○石井(郁)委員 大体状況はわかりました。きょうはこの内容に立ち入って質問する時間はありませんけれども、やはり進学するにしろ就職するにしろ、高校生が自分の進路を社会発展の中で見つけ出す、それから、未来を展望して仕事や学問に励むことができる、そういう動機づけも要るし、基礎的な能力形...全文を見る
○石井(郁)委員 私は、この間進めてきたこういう多様化路線というのは、今真剣に考えなければいけないときに来ているんじゃないかというふうに思うのです。最初に申し上げましたように、社会に自立していく、そして職業というのは、まさに今の就職状況を見たら、一たん就職するけれども、それでずっ...全文を見る
○石井(郁)委員 高校のコースは、特色ある学校づくりという名のもとに、本当にさまざまなことが行われてきたと思うのですけれども、それが本当に子供たちの成長、あるいは社会人として自立していく、そういうことに役立っているのかどうかという点では、今真剣な検討が求められているというふうに思...全文を見る
○石井(郁)委員 これは本当に現場は深刻なんですよ。これは私の地元で聞いたことなんですけれども、ある大阪の学校では、四十代以下の先生さえいない、だからもう現場では行事というのはまず難しいということや、それから、子供から見たら、小学校でしょう、小学校一年生、二年生がいるところで、い...全文を見る
○石井(郁)委員 そういう点では、何かもう全然今の答弁ではなっていないですよ。これが文部省では、本当に子供たちがかわいそうだなというふうに言わざるを得ません。  やはり私は、この緊急な事態では、若手の採用というのは本当に思い切って進める、前倒ししてでも進めるというぐらいのことを...全文を見る
○石井(郁)委員 終わります。どうもありがとうございました。
03月23日第147回国会 衆議院 青少年問題に関する特別委員会 第4号
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○石井(郁)委員 日本共産党の石井郁子でございます。参考人の皆さん、きょうは本当にありがとうございます。  現代の虐待というふうに言われましたけれども、まさに、その背景、要因、そしてまた治療も大変複雑な問題を抱えているこの虐待について、いわば最前線で本当に子供たちの命を守るため...全文を見る
○石井(郁)委員 やはり虐待としつけが区別されないというか、それが混同されるというか、言いわけにされるというか、この問題が虐待を深刻にしているんじゃないかというふうにずっと言われているわけですから、私も、大体、先ほど池坊委員からも御指摘がございましたけれども、本当に世界的に見ても...全文を見る
○石井(郁)委員 どうもありがとうございました。これは今後各党とこの委員会で議論していくことでございまして、皆様方の御意向をいただきまして慎重に検討していきたいというふうに思います。  それで、私はあと、先ほども親へのフォローという話がありましたように、これは虐待する側と、それ...全文を見る
○石井(郁)委員 どうもありがとうございます。  あと最後に一点、専門性の問題で、これは大久保参考人に伺いたいと思いますが、私もいろいろな方にお聞きしますと、この虐待問題で改めて児童相談所が脚光を浴びるというか、日の目を見るというか、大変今忙しい状況にあるかなというふうに思うの...全文を見る
○石井(郁)委員 時間が参りました。  福祉司というふうになっているわけですから、福祉の専門という部分というのはやはりあるんだろうと思うのですが、それを厳密化、固定化したらいいのか、それとも広げておく方がいいのかとか、いろいろあるかと思いますけれども、その点も私どもの研究課題に...全文を見る
03月31日第147回国会 衆議院 文教委員会 第10号
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○石井(郁)委員 日本共産党の石井郁子でございます。  今回の法案で、大学院修学休業制度が創設されるということで、学校を取り巻く急速な変化、そしてさまざまな抱える問題等々にかんがみまして、現場からの期待感も大きいものがあるだろうというふうに思うわけであります。  そこで、幾つ...全文を見る
○石井(郁)委員 それでは、少し具体的なことで伺っておきたいのですけれども、先ほどもこの点では御質問がございましたけれども、毎年千人ぐらい大学院へ行って学んでいるということですが、どのようにして選ばれているのか、これが一点。それをまず伺っておきたいと思います。
○石井(郁)委員 伺いましたのは、そこをどういうふうに透明性を持って選ばれているのかというのが、やはりちょっと確かめてみたい点だったわけでございますが。  それに関連いたしまして、これも質問がございましたけれども、専修免許取得者に対する待遇です。例えば、管理職になるには専修免許...全文を見る
○石井(郁)委員 さてそれで、今回の法案ですけれども、現職の小中高の教員の皆さんが身分を有したまま一年から三年間研修休業できるということでございますけれども、研修ということの服務上の取り扱いについて、ちょっと最初にお尋ねしていきたいのです。  これは、調査室からいただいた資料に...全文を見る
○石井(郁)委員 最初のというか、三つ目の自主研修ですね、この順序で言うと。  いずれも、この研修というのは、教特法の十九条に基づく研修というふうに考えていいのですか。つまり、教特法の十九条というのは「教育公務員は、その職責を遂行するために、絶えず研究と修養に努めなければならな...全文を見る
○石井(郁)委員 そうしますと、私はちょっといろいろ問題が出てくるようにも感じているのです。  今回創設されるこの研修制度では、大変希望者が多いことが期待されるわけですね、先ほどの御答弁にもございましたけれども。しかし、実際には年間千人ぐらいだろうというふうに文部省はおっしゃっ...全文を見る
○石井(郁)委員 少し確かめましたのは、やはり専修免許取得ということが今推奨されているわけですね。できるだけ多くの方に専修免許をというのが文部省の意向だというふうに伺いまして、一方では、派遣という制度で大学院に行く。しかし、その方々は給与もある、それから出張扱いで、いろいろな交通...全文を見る
○石井(郁)委員 もう一点、退職手当の算定なんですけれども、この法案の中に、休業した教員に対しましては、休業中の期間の二分の一を在職期間に通算するということがございますけれども、やはり二分の一だといろいろな不利益が出るのじゃないかという点です。休職中であっても、現場に復帰するわけ...全文を見る
○石井(郁)委員 本当にいろいろあるのですけれども、時間もありませんので、私はもう一点、あえて、これもいい答弁は決してないわけで、無理なことを言うなという話に聞こえるかもしれませんけれども、大学院に行くわけですから、今大学院の授業料は結構高いですよ、この授業料というのはどうなるん...全文を見る
○石井(郁)委員 ぜひそのようにお願いをしたいと思います。みんな同じ大学院に行くわけでしょう、強調していますように一方は派遣の研修制度として、一方は自主研修という名のもとに行くということで。しかし、余りにも待遇が違い過ぎますよ。そうでしょう。一方はありとあらゆる一定の手厚い条件が...全文を見る
○石井(郁)委員 私も今回の法案には決して反対ではありませんで、賛成の立場からなんですが、その上で、やはり矛盾を解消していくとか、あるいはできるだけ条件整備をしていくということが大事かなという点で質問しているわけであります。  それでは、可能な限り多くの現職教員に修士レベルの教...全文を見る
○石井(郁)委員 わかりました。  最後に、受け入れの大学院の条件がどうなっているのかという問題で伺っておきたいと思うのです。  これも先ほど御紹介しました教育大学協会のアンケートによりまして、大学院修了者が学校現場でどのように受けとめられているかというのがあるのですね。これ...全文を見る
○石井(郁)委員 大阪教育大の名前も出していただきまして、どうもありがとうございました。本当に大学の側も努力をされていると思いますけれども、やはり文部省としてそういう整備を一層前向きに進めていただきたいということをお願い申し上げまして、質問を終わりたいと思います。  ありがとう...全文を見る
04月20日第147回国会 衆議院 青少年問題に関する特別委員会 第6号
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○石井(郁)委員 日本共産党の石井郁子でございます。  きょうは、参考人の皆様方、それぞれの立場でこの児童虐待という深刻な問題にかなり長年かかわってこられて、そしてその中から得られたいろいろな問題について、御提案という形でいろいろ教えていただきまして、本当にありがとうございまし...全文を見る
○石井(郁)委員 私ども、この間、児童相談所についてはかなりいろいろと取り組んできて、一定の改善というか前進面も出てきているかなというふうには思うのですけれども、やはり保健所、保健機関、そういう分野についてももっと目配りが必要だなということも感じているところです。  もう一点奥...全文を見る
○石井(郁)委員 どうもありがとうございました。  私はやはり、虐待の問題というのは、根本には暴力を容認するというか、この問題があるというふうに思うのです。あるいは、暴力を振るいたくなる内面が形成されているということかもしれないんですけれども。だから、暴力という問題をどう考える...全文を見る
○石井(郁)委員 もう一点、済みません。先ほど来出ているように、日本では、要するに暴力を振るうのは親のしつけだ、懲戒権だと、権とまでは言わないかもしれないけれども、親のしつけなんだという意見が強く出ているわけでしょう。アメリカでもそこはやはりそういうふうに親の方は主張するのでしょ...全文を見る
○石井(郁)委員 私は、子供の人格を守るとか子供の人権を守るというのは、民主社会ではもう常識だし、そうでなければいけないと思っていますし、世界の流れがそういう方向に本当に今動きつつあるなというふうに思っているのです。そういう点でいうと、日本の国会でも、青少年特別委員会を初めとして...全文を見る
04月21日第147回国会 衆議院 文教委員会 第13号
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○石井(郁)委員 日本共産党の石井郁子でございます。  法案の質疑に先立ちまして、北海道有珠山の噴火災害について、一問お尋ねをさせていただきます。  学校関係者の皆さんも、子供たちを訪ねたり励ましたりして、学校生活を立て直そうとこの間奮闘されております。きょうは高校の始業式だ...全文を見る
○石井(郁)委員 この点では、被災地のみならず周辺の学校もまた大事なんですね、子供たちはいろいろなところへ避難というか、移動しておりますから。そういう学校でも、やはり特別なケアとかを考えなければいけません。だから、転居している子供たちも大事だということ。そういう意味でも、スクール...全文を見る
○石井(郁)委員 これは事務当局でもいいんですけれども、補助率ですね、ちょっと数字としてお願いできませんか。
○石井(郁)委員 今お話し申し上げたことにとどまらず、いろいろなことが出てくるかというふうに思うんですね。また、長期化するということも予想されますので、国としてやはり子供たちのためにいろいろな積極的な支援策をとっていただきたいということをお願いしておきたいと思います。  さて、...全文を見る
○石井(郁)委員 私は、昨年の通常国会で、国による教員の管理、統制を強化するための教員研修というのは必要がないという立場で、国立教育会館の廃止には賛成をいたしました。  ところが、今度は独立行政法人で教員研修センターをつくるということになりまして、これは何がどう変わるんだろうか...全文を見る
○石井(郁)委員 一般的には文部省が指導するというのはわかるんです、指導するという、そこも問題はあるんですけれども。独立行政法人になるわけでしょう。しかも、実務部門を担当する。そこが、こういう研修ということで指導するというふうに言えるんだろうか。指導というのは、やはり大変権限も必...全文を見る
○石井(郁)委員 どうも、文部省も指導する、そしてこの新たにできる独立行政法人の教員研修センターからも指導をする。何か指導が肥大化していくというふうにも考えられるわけでして、私は、やはりこういうやり方はうまくないんじゃないかというふうに思っているところであります。  そしてもう...全文を見る
○石井(郁)委員 どうも、今いろいろと一生懸命理論づけというか、理屈づけをしているような感じがしないでもないのですけれども、ちょっと十分納得いくような御説明にはなっていないわけであります。  ですから、独立行政法人という形で教員研修センターを置くと、都道府県の研修にも指導的な役...全文を見る
○石井(郁)委員 私は、やはり個々の教師が自主的に研修をするその時間の保障、条件の保障は絶対的に必要だというふうに思うんですね。もうこれは言うまでもなく、今の日本の学校現場は、まずその時間がない、忙しいということで、先生方が本当に疲労こんぱいをしている状況があるわけでしょう。 ...全文を見る
○石井(郁)委員 残りの時間で、研修とかかわると思いますので、そういう立場で、私は名古屋市のあの五千万円恐喝事件について幾つかお尋ねをしたいと思っています。  今春卒業した生徒たちなんですね。だから、中学三年生の時期にあの衝撃的な恐喝事件があったわけです。五千万という数も驚きで...全文を見る
○石井(郁)委員 私、最初に、この問題はやはり教員の研修と関係しているんじゃないかと申し上げたのですが、それはいじめ問題があるからなんですよ。文部省も、いじめ問題については、この間いろいろと重視をして取り組みをされてきたというふうに思いますし、いろいろ研修もされてきたんじゃないか...全文を見る
○石井(郁)委員 私は、校長のリーダーシップが不足していたというふうに思わないんですね。やはり何かが欠けているんですよ、その学校全体が。  そのことで一つ二つ私の考えを申し上げたいんですけれども、これもまた、もし事実だったら本当に驚くことだと思うんです。これは、週刊誌も新聞も、...全文を見る
○石井(郁)委員 私は、日本共産党を代表して、独立行政法人教員研修センター法案に反対の討論を行います。  反対の理由は、この法案によって設立される教員研修センターそのものの存在意義が認められないからであります。このセンターは、これまで国立教育会館、文部省がそれぞれ行ってきた研修...全文を見る
04月26日第147回国会 衆議院 文教委員会 第14号
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○石井(郁)委員 日本共産党の石井郁子でございます。  今回の改正で障害者の情報アクセス権が確保されます。聴覚障害者の方々はリアルタイム字幕で、緊急時のニュースだけでなくてさまざまな番組が今後楽しめるということで喜ばしいと思います。  そのリアル通信のことですけれども、今後ど...全文を見る
○石井(郁)委員 最初にちょっと通告していなくて申しわけないのですが、ここでちょっと一点。  きょうは、聾唖者の方々が傍聴にいらっしゃっておりまして、皆様どうお思いになるかと思うのですけれども、情報の入手という点でも、障害者の方というのはやはりまだまだ不便を持っていらっしゃるわ...全文を見る
○石井(郁)委員 本当にそのように、当文教委員会こそぜひ進めていきたいというふうに思います。  二つ目の問題でございますけれども、テレビの字幕放送との関連でお伺いしておきたいと思うのです。  今回の著作権法の改正は、もともとテレビに字幕が付与されていれば何ら起こらないことでも...全文を見る
○石井(郁)委員 力強いお答えをいただきまして、どうもありがとうございます。  この際、関連して一点ですけれども、今出ましたように、NHKの番組で、特に教育番組、これの字幕が大変少ないのですよ。総合テレビでは一六・五%ですけれども、教育テレビでは八・三%というふうに、少ないとい...全文を見る
○石井(郁)委員 状況を大体御説明いただいたのですけれども、WIPOはことし十二月にも外交会議を開いて、この条約の一定の結論が出されるというふうにも聞いているのですけれども、ことしの十二月に向けて、日本政府として、文化庁として、やはりどういう姿勢で臨まれるかということが大事だとい...全文を見る
○石井(郁)委員 ようやくというか、ここに来て実演家の人格権という点では前向きな方向を見るかなという感じがしているのですけれども、これは経済的権利の問題ですよ。この辺で、先ほども申し上げましたように、やはり日本の隣接著作権ということをもっときちっと確立しないと、実演家の方々の権利...全文を見る
○石井(郁)委員 時間がなくなってきたのですけれども、特に映画関係者の方々が大変危機感を持っていらっしゃるのは、もう御存じのとおりだと思うのです。一回その会社と契約したらもうそれっきりだというのがワンチャンス、いろいろ言われていると思うのですが、しかし、このところビデオ、デジタル...全文を見る
05月16日第147回国会 参議院 法務委員会 第14号
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○衆議院議員(石井郁子君) お答えいたします。  従来は、保護者が指導を受けなかった場合には説得を試みる、そういう方法しかとれなかったと聞いております。また、義務でないと親はなかなか治療に参加しないということを現場から聞いているところでございます。  本法案の十一条第一項にお...全文を見る
○衆議院議員(石井郁子君) 続きまして私の方からお答え申し上げます。  従来ですけれども、親の同意に基づいて入所等の措置がとられていた場合には、親が同意を撤回しますと、指導の効果が上がっていない場合でも引き続き入所措置を続けるということが困難な場合もあったわけでございます。 ...全文を見る
○衆議院議員(石井郁子君) 児童虐待は、虐待を受けた子供が心身に深い傷を負う、また命の危険にさらされるということが第一義的に問題なんですけれども、虐待を行った親の方も心に傷を負っているということが問題になるわけです。虐待する親の多くは過去に暴力を受けている、あるいは虐待を受けて育...全文を見る
○衆議院議員(石井郁子君) 具体的にはどのような行為かというお尋ねでございますので、具体的にお答えしたいと思うんですけれども、一つ挙げられますのは、兄弟と比べて著しい差別的な取り扱いをする、おまえなんか生まれなければよかったと、こういうことを繰り返していきますと子供の日常生活にも...全文を見る
08月04日第149回国会 衆議院 文教委員会 第2号
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○石井(郁)委員 日本共産党の石井郁子です。  きょうは、教育基本法の問題で文部大臣にお聞きをいたします。  小渕前首相の私的諮問機関として、懇談会として教育改革国民会議が発足を見たわけでございますけれども、その時点で私は、教育基本法と教育改革国民会議との関係はどうなのかと、...全文を見る
○石井(郁)委員 小渕前首相は、この教育改革国民会議について、第一回のあいさつの中で、これは幅広く議論を積み重ねる場だとおっしゃっていますよね。ここのところを強調されている。教育基本法については一言も触れておられません。これは三月二十七日です。  ところが、今回は、教育改革国民...全文を見る
○石井(郁)委員 しかし、経過としては、明らかに五月十一日、総理の方から教育基本法の見直しを要請しているわけですよ。それはやはりそういう議論の方向に進められていく、これは私的懇談会ですから、一定の諮問を受けてということになるでしょうから、ならざるを得ないんじゃないでしょうか。 ...全文を見る
○石井(郁)委員 あえて伺いますけれども、文部大臣としてというか、あるいは文部行政としては、憲法と教育基本法にのっとって行う、憲法と教育基本法の法律にのっとって、その上で具体的な文部行政を進めていく、このことははっきりしていますね。
○石井(郁)委員 大変時間がないんですけれども、総理大臣の方から見直し、そういう見直しということが大変言われてきていますから、これは本当は総理と論争しなきゃいけない話にはなるわけですが、しかし、何かあたかも見直しが必要かのような話がどんどん進められていくということに対して、私は本...全文を見る
○石井(郁)委員 問題は、今新しく生起している、いろいろ起きている問題が、事柄が、教育基本法があるために実現ができないのか、あるいは、法律が具体的にできないのかとか文部行政が進まないのか、そういうことじゃないわけでしょう。そういうことがまず第一点。  それから、今文部行政として...全文を見る
11月09日第150回国会 衆議院 青少年問題に関する特別委員会 第2号
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○石井(郁)委員 日本共産党の石井郁子でございます。  日本の子供たちが、性や暴力シーンという、むき出しの、本当に悪質な描写にさらされている、そして無防備な状態にあるという点では、私もそうですが、多くの皆さんが胸を痛めておられるわけであります。  私ども日本共産党としましても...全文を見る
○石井(郁)委員 午前中の御報告を伺っても、各省庁でそれぞれ、調査の方向というか、予算も計上していたりということを少し伺うことができましたけれども、何かやはり省庁別になっていますよね。子供の問題では本当に総合的な取り組みが要りますから、何かやはりそういう体制がとれないのかどうかと...全文を見る
○石井(郁)委員 どうも、いろいろと言われて、もう一つ具体的なイメージがわいてこないんですね、残念ながら。それから、情報という言葉はありますけれども、今私が強調しているメディアリテラシー、そういう技能あるいは考え方というのはどうなのかと聞いているところがはっきりしないんですね。 ...全文を見る
○石井(郁)委員 先ほど郵政省の方は教材の開発も考えていらっしゃるということでしたから、かなり実践的ですね。文部省もどうですか、何かそういう教材開発的な、参考になるような、そういうものには取りかかりますか。
○石井(郁)委員 時間が参りまして、郵政省にちょっと一点お伺いしておきたいというふうに思います。  今、私は、むき出しの性や暴力シーンに子供たちをさらさないようにということで、そういう社会的な規律、自主的なルールというのをどうつくっていくかという立場で考えているのですが、そして...全文を見る
○石井(郁)委員 終わります。どうもありがとうございました。
11月10日第150回国会 衆議院 文教委員会 第2号
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○石井(郁)委員 日本共産党の石井郁子でございます。  私は、まずサッカーくじ問題で質問をいたします。サッカーくじのテスト販売が十月二十八日から開始されまして、第一回の投票が十一月四日に締め切られた。当せん結果も先ごろ発表になりましたし、売り上げが七千六百五十万円となっておりま...全文を見る
○石井(郁)委員 東京新聞はちょうど十一月三日付でございますので、ぜひごらんください。  浜松駅構内の話のちょっと続きを申し上げますと、こういう配られ方をしますと、投票用紙に一番関心を持ったのは小学六年生の男の子だった。その子供さんが、お母さん、出してきて。お母さんは、子供はだ...全文を見る
○石井(郁)委員 販売店のチェックの問題はいろいろ考えておられるということはそれなりにわかりますが、私の質問は、新聞折り込みだとか、それから、どこでも手に入るような状態、こういう不特定多数への配布というやり方が広く行われていることについて、文部省としてこういう状態でいいのか、きち...全文を見る
○石井(郁)委員 どうも文部省の態度がすっきりしないので大変不満なんです。先ほど来、販売方法の問題で、やはり十九歳未満の方には売らないという指導が一つありますね。それはしていらっしゃるということなんですが、実際、パートの店員に任せたときは確認できないだとか、若い店員の場合は、相手...全文を見る
○石井(郁)委員 結果がわからなかったら何のために調査しているんだということになりますから、それはまさにシャドーそのものになってしまうわけで、いろいろ秘密性などを保持しながらも、やはりオープンにしていただかないといけないのじゃないでしょうか。集計中ということですから、これはしかる...全文を見る
○石井(郁)委員 そうですね、ちょっと不規則発言じゃないのかと思いますけれども、後で審査することにいたしまして……。  今実態は、子供たちをギャンブルに巻き込んでいるというか、まさに子供たちにギャンブルの窓を開いたと言ってもいいような実態になっている、ここが私は問題だと。だから...全文を見る
○石井(郁)委員 ぜひそのようにお願いします。  だから、集計していないということで終わるんじゃなくて、やはりつかんでもらいたいということですから、大臣の御答弁でぜひよろしくお願いいたします。  きょうは私は、重ねてというか共通してですが、私学の共済問題ということを一つお尋ね...全文を見る
○石井(郁)委員 今審議中でございまして、大変微妙な段階かなというふうにも思いますし、またいろいろと御努力もされているかなというふうにも思いますけれども、私学の皆さんが大変注目をしている、心配をされていることでもございますし、ぜひ文部省としてきちんとその願いにこたえるように対処し...全文を見る
○石井(郁)委員 ぜひそのように、急いでこの問題にも取り組んでいただきたいと思います。  その寄宿舎なんですが、この中間報告を見ますと、寄宿舎という文言がどこにも出てこないのですね。これはちょっと驚きだったわけであります。実際、養護学校で寄宿舎というのは実に重要な役割をしている...全文を見る
○石井(郁)委員 終わります。どうもありがとうございました。
11月17日第150回国会 衆議院 文教委員会 第4号
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○石井(郁)委員 日本共産党の石井郁子でございます。  お忙しい先生方にきょうは参考人として当委員会にお越しいただきまして、お礼を申し上げます。本当にありがとうございます。  まず座長、江崎参考人にお伺いをいたします。  十四日に教育改革国民会議が開かれましたね。その後で、...全文を見る
○石井(郁)委員 金子参考人にお伺いをいたします。  教育基本法の議論に関してでございますけれども、去る九月に、産経新聞に次のような記事が載っておりました。これは九月十一日の夕方ですね。虎ノ門の国民会議の事務局に戻った中曽根弘文首相補佐官が声を荒げたと。事務局で中間報告をまとめ...全文を見る
○石井(郁)委員 奉仕活動について森参考人から詳しく述べられました。若干お聞かせいただければと思うのですが、その前に、教育改革国民会議は学校視察もされているようでございまして、きのうも東京都内に行かれたということが報道されておりました。その中で高校生たちが随分活発に意見を述べたと...全文を見る
○石井(郁)委員 確かに、学校教育の中で行われるそういう社会体験活動あるいは奉仕、指導要領にはそういうふうにもう奉仕と書かれていますから、奉仕的な活動というのはどういうふうにそれを進めていくのかという問題と、十八歳以降のいわゆる義務化という問題とは区別して議論しなければいけないと...全文を見る
○石井(郁)委員 奉仕活動を全員が行うようにするというふうにやはり伝わっているわけですから、そこの中には、学校教育でやる範囲と十八歳以降でやる問題とがまだ厳密に仕分けされていないということがいろいろちらちらするわけですけれども、そういう意味では、この奉仕活動というのはきちんと分け...全文を見る
○石井(郁)委員 申しわけありませんが、もう時間がございませんので。  最後に、木村参考人に一点お伺いさせていただきます。  きょうは大変興味深いデータを出されたというふうに私は思うのですけれども、やはり画一的な教育になっているという批判が本当にずっと強いわけですね。その問題...全文を見る
○石井(郁)委員 どうもありがとうございました。終わります。
○石井(郁)委員 日本共産党の石井郁子でございます。  法案の質問に入ります前に、緊急の事態として、学校で相次いでいる蛍光灯コンデンサーの破裂によるPCBの飛散事故について、一問お聞きいたします。  この秋、東京、和歌山、岐阜、愛知、千葉で立て続けに学校での事故が起きているわ...全文を見る
○石井(郁)委員 日本照明器具工業会の文書については、文部省自身も御存じだったはずであります。ですから、都道府県の担当者の会議などでは配付もされていたということですね。しかし、配付をしてそれだけで何の対策もとらない、もう交付税であなた方はおやりください、こういう態度は、やはり文部...全文を見る
○石井(郁)委員 ぜひそのようにお願いをしておきたいと思います。  さて、著作権等管理事業法の法案でございますけれども、IT革命が叫ばれ、さまざまな著作物がインターネット等で世界じゅうを駆けめぐるという状況でありまして、著作権者の権利を保護するということがますます重要になってい...全文を見る
○石井(郁)委員 やはり著作物が不利益を受けないように、あるいは著作権者の利益をしっかり守っていく、保護していくというのは第一に貫かなければいけないと思いますので、今御答弁いただきましたけれども、しっかり指導していただきたいと思います。そして、私どもも、国会でも監視をしていかなく...全文を見る
○石井(郁)委員 今回の著作権等管理事業法では、著作権者の適用対象の範囲が、俳優や歌手といった実演家の方々に広げられました。いわば著作隣接権が広げられたということが大変重要だと私は思うんです。  先ほど映画の話がいろいろありましたけれども、映画やビデオ等による二次利用の際に俳優...全文を見る
○石井(郁)委員 確かに映画は総合的な芸術ですね、出演者もあれば、監督、助手の皆さん等々、本当にいろいろいらっしゃるわけですから。そうですけれども、今お話しのように、出演者の一人一人から許諾をとることがどうも難しいのじゃないか、円滑な利用の妨げになるという意見は、私は必ずしも実態...全文を見る
○石井(郁)委員 実演家の方の権利を保障するというか、擁護するということが大変重要だというのは、これは本当に実演家の皆さんの生活そのものがかかっている、こういう問題でもあるんですね。もちろん、だからこそなんですけれども。  私は、生活の実態についても少し御紹介をしたいというふう...全文を見る
○石井(郁)委員 大臣から、大変前向きな答弁というふうに私は受けとめさせていただきまして、やはり世界の流れというか、そういう方向に動いているなと思うんですね。ぜひ政府としても積極的に検討いただきたいということを重ねて申し上げます。  もう時間がありませんが、十二月にWIPOの著...全文を見る
○石井(郁)委員 著作権に関する各国の状況がさまざまでありまして、今お話しのような状況だということは私も承知しています。  しかし、大事なことは、アメリカとEUの駆け引きの模様眺めで終わっちゃいけないと思うんです。日本として積極的にイニシアチブを発揮していくことが大事かなという...全文を見る