石井郁子

いしいいくこ



当選回数回

石井郁子の2008年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月18日第169回国会 衆議院 青少年問題に関する特別委員会 第1号
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○石井(郁)委員 これより会議を開きます。  衆議院規則第百一条第四項の規定によりまして、委員長が選任されるまで、私が委員長の職務を行います。  これより委員長の互選を行います。
○石井(郁)委員 ただいまの萩生田光一さんの動議に御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○石井(郁)委員 御異議なしと認めます。よって、玄葉光一郎さんが委員長に御当選になりました。     〔拍手〕  委員長玄葉光一郎さんに本席を譲ります。     〔玄葉委員長、委員長席に着く〕
02月19日第169回国会 衆議院 予算委員会 第11号
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○石井(郁)委員 日本共産党の石井郁子でございます。  少子化が進行するなど、日本社会の将来が危ぶまれる中で、若い世代の教育や雇用への抜本的支援が求められていると思います。  憲法の二十六条が、すべて国民はその能力に応じてひとしく教育を受ける権利を有するとあることは言うまでも...全文を見る
○石井(郁)委員 教育の機会均等の原則については、確認ができると思います。  しかし、今、日本の社会の現実に何が起きているのか。この機会均等が本当に実現しているのか、あるいは保障されているのかという問題だと思うんですね。お金がなくて大学に行けないという子供たちの声が聞こえてきま...全文を見る
○石井(郁)委員 やはり、小泉構造改革以降、大変、収入の格差、所得格差、そしてまた、いわば教育格差が開いているわけですから、私は、この実態というのは本当に政府としてしっかりつかんでほしいというのが一つあるんですね。  それで、私、日本私立学校振興・共済事業団というところが昨年の...全文を見る
○石井(郁)委員 なかなかはっきりとこういう国というふうにはおっしゃいませんでした。  アメリカは本当に州立大学と私立とでいろいろ事情がありますから一概には言えない面もありますけれども、授業料が有償、奨学金が貸与という国、ちょっとはっきり見ていただきたいと思うんです。  きょ...全文を見る
○石井(郁)委員 お聞きになって、大臣、いかがでしょう。学部を卒業して、大体五百万円を超える返済総額を払い続けなければいけない。大学院の場合は一千万円を超えているわけですよ。こういう返済額を背負わされる。私は、本当にこれはちょっと大変な事態ではないのかと。  ですから、今、学生...全文を見る
○石井(郁)委員 図らずも財務大臣が、日本は自己責任だと言われましたけれども、ずっと長い間、政府は、やはり教育を受けるのはその個人が利益を得るんだという考え方でしてきたと思うんですよ、受益者負担ですね。しかし、ここは、各国を見てももう転換をしなきゃいけないと思うんです。学生、院生...全文を見る
○石井(郁)委員 私は、もっと前向きに、こういう問題にも文科省としてぜひ取り組んでいただきたいということを強く申し上げたいと思います。子供たちは親の収入に本当に胸を痛めながら、でも学びたいと言っているんですよね。私は、こういうところに本当に日本社会の希望があると思うんですよ。 ...全文を見る
02月27日第169回国会 衆議院 予算委員会第五分科会 第1号
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○石井(郁)分科員 日本共産党の石井郁子でございます。  きょう、私は、保育の問題で質問をさせていただきます。  内閣府の男女共同参画社会に関する世論調査を見ましても、これは昨年八月ですけれども、子供ができてもずっと職業を続ける方がよいと答えた方は四三・四%ですね。十五年前の...全文を見る
○石井(郁)分科員 小泉内閣以来だったと思いますけれども、待機児童ゼロ作戦と銘打って進められたと思うんです。しかし、今もってゼロには届いていないという問題があるわけですね。これはなぜなんでしょうか。
○石井(郁)分科員 一応、政府として目標を設定してゼロを目指す、しかし、その目標は達成できない、潜在的ニーズが次々とあらわれてくるということだと思うので、これ自身がやはり本当にニーズをつかみ切れていないからだと私は思うんですね。だから、その点ではそこを指摘したいと思うんです。 ...全文を見る
○石井(郁)分科員 本当に、こういうやり方で待機児をゼロにする、保育所に受け入れているんだというようなことは、もうやるべきではないと思うんですね。  それで、大臣が量と質というふうに言われましたけれども、これはやはり圧倒的に公的な保育所が足りないということから生まれているわけで...全文を見る
○石井(郁)分科員 耐震化、私も申し上げようと思ったんですが、私は文部科学委員会にずっとおりまして、例えば小中学校の耐震化というのはもう本当に私ども声を上げてやってきましたが、保育園の耐震化、どこからも本当に、そういう意味では声が十分届いていなかったということがありまして、耐震診...全文を見る
○石井(郁)分科員 この点ではぜひ大臣もちょっと御決意を聞かせていただきたいんですけれども、本当に地方自治体はこの一般財源化のもとで財政が厳しい、しかし、厚労省、それを黙って見ていていいのかということがありますので、何とかしなきゃいけないんじゃないかという、ちょっと大臣のお気持ち...全文を見る
○石井(郁)分科員 こういう話になると財源の話に行っちゃうわけですけれども、しかし、今、公立保育所は本当に緊急的な事態ですよ。だから、もっと補正予算で考えるだとか、いろいろな手もあるんじゃないかというふうに、何らかのやはり手を打つべきだというふうに思っております。  それで、先...全文を見る
○石井(郁)分科員 大臣は御存じでしたか。
○石井(郁)分科員 それはちょっと時間的には少し前の話じゃないかなというふうに思うので、本当にここ一、二、三……(舛添国務大臣「いえ、今やっていますから。今四歳ですから」と呼ぶ)今でございますか。そうですか。失礼しました。  局長からも御答弁がありました。いろいろ配慮をしている...全文を見る
○石井(郁)分科員 私も、相当前ですけれども、公立保育所に二人の子供を預けて苦労しましたから、その保育所は大変いい保育所でしたけれども、そういう経験を踏まえながら申し上げております。  非正規雇用になったところの保育士さんの給料とか待遇ですけれども、社会福祉法人の大卒の初任給と...全文を見る
○石井(郁)分科員 もう一点、最後に伺いますけれども、昨年十二月の規制改革会議の第二次答申を見ますと、保育所の最低基準について、どこまで最低基準が必要なのか見直すというようなことが書かれているかと思うんですね。そのためにも科学的、実証的な検証が必要だというふうに言われているかと思...全文を見る
○石井(郁)分科員 大臣からは、しばしば保育ママのことが言われます。保育ママの資格という問題もありますけれども、やはり子供たちは、どんな施設、どういう空間で、どういう遊び場があって、どんな施設のもとで過ごすかというのはすごく大事だと思うんですよ。そのために最低基準があったと思うん...全文を見る
○石井(郁)分科員 終わります。
03月19日第169回国会 衆議院 文部科学委員会 第3号
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○石井(郁)委員 日本共産党の石井郁子です。  新学習指導要領が今月中にも告示されようとしているわけです。十年に一度の改訂でありまして、これから十年の日本の教育を左右するというものであります。大変重要な中身を持っているというふうに思います。その意味で国民的議論が必要でありまして...全文を見る
○石井(郁)委員 その改訂についてですけれども、平成十一年度の教育白書、きょうはここに持ってまいりましたけれども、文科省がいつもこういう立派なものを載せておりますけれども、このように述べていたんですね。  「現在の小学生の約三割、中学生では約五割が学校の授業を半分以上理解できて...全文を見る
○石井(郁)委員 今、資料でお示しした内容は間違いないということが確認されたわけですけれども、それでは、前回、このように削除、上の学年へ移行あるいは統合、こういう内容が今回の学習指導要領案ではどうなったんでしょうか。これは小学校の算数の場合で示してください。
○石井(郁)委員 この点も、私は資料三としてきょうはペーパーを用意いたしました。今御答弁のとおりなんですね。だから、前回、削除、移行した内容が、ほとんどというか、全く復活しているということなんですね。  小学校、例えば「かさの単位」にリットルとかミリリットルがありますけれども、...全文を見る
○石井(郁)委員 確かに、教える内容というのは絶対的なものを決めるのは難しいかと思うんですが、しかし、何学年で何を学ぶかということは長い間蓄積された経験というのがありますでしょうし、一定の科学的な根拠があると思うんですね。子供の発達段階もあります。  だから、なぜここで学ばなく...全文を見る
○石井(郁)委員 私は、一つ一つ内容を決めるということは重大な問題ですから、検討をどういうふうにされたのか、どこでどういう根拠で検討されたのかということを知りたいと思ったんですが、その教育課程の部会、あるいは算数、数学の専門部会ではそういう検討をされた経過というのは見ることができ...全文を見る
○石井(郁)委員 内容がふえた分、時間もふやしているというふうにおっしゃいましたけれども、これは結局二十年前にすっぽり戻っているだけなんですよ。私は時間をふやした分を見てみましたけれども、小学校算数、中学校数学で見ますと、八九年の指導要領のときと全く同じ時間数に今度はなった。時間...全文を見る
○石井(郁)委員 文科省なりにいろいろな願望というか、お持ちなことはそれはそれでわかりますけれども、事は、目の前にいる子供たちに本当に力をつけてやれるのかどうかという問題ですから、私は、やはりきちんとした説明がいくものじゃなきゃいけないというふうに思っているんです。  もう一つ...全文を見る
○石井(郁)委員 加わったものはほかにもまだあるんですよ。  もう一つは、算数的活動とか、いろいろな的活動と称して、五項目にわたって、各教科に全部、こういう活動が必要だというようなことで書かれているのがあるんですね。  だから、現場からすると、時間数は変わらなくて、内容がふえ...全文を見る
○石井(郁)委員 具体例を明確に、現場はいろいろな形でやっていますから、やっていることをただ書いたんだという御説明のように聞いたんですけれども、しかし、具体例だったら本当にたくさんあるわけですから、なぜそれを五つの項目にするのか。  しかも、この学習指導要領というのは、最低基準...全文を見る
○石井(郁)委員 私は、ただ、この学習指導要領という、しかも告示ですよ、こういう形で、具体的な活動が五項目あります、これをやりなさいと結局文科省が言うことになるんですよ、押しつけることになるんです。こういうやり方がいかがかということを言っているんです。説明をすることの機会は、いろ...全文を見る
○石井(郁)委員 歯どめ規定と言われますけれども、最低基準ですから、逆に言うと、すべての子供がここに到達しなきゃいけないというのは大変きつい内容だ、拘束力を持っていると言わなきゃいけない。だから、ついていけない子供、わからない子供は必ず出てきます、勉強嫌いも出てくるでしょう。私は...全文を見る
03月21日第169回国会 衆議院 文部科学委員会 第4号
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○石井(郁)委員 日本共産党の石井郁子でございます。提出の法案にかかわって質問をさせていただきます。  二〇〇八年度の文部科学省予算案によれば、〇八年度に認められた教職員定数改善が千百九十五人、そのうち千人分が、主幹教諭の配置に伴うマネジメント機能の強化ということに充てられたわ...全文を見る
○石井(郁)委員 私は、今本当に現場が求めているのは教員数をふやしてほしいという声だと思うんですが、これは、文部科学省が実施をした教員の勤務実態調査結果によっても、教員の負担軽減である、子供と向き合う時間の確保ということは、もう昨年来共通の理解になっているかというふうに思うんです...全文を見る
○石井(郁)委員 なぜ主幹教諭にだけ加配措置なのかということについては、私はどうも今の説明でも納得しかねるわけです。それから、これは後の方でも議論させていただきますけれども、学校のマネジメント機能という、組織力とか教育力とかいうことですけれども、組織的な機能というようなことが強調...全文を見る
○石井(郁)委員 その場合の教員の配置なんですけれども、どうなんでしょうか、定数の範囲内で教員を置くということになりますと、例えば非常勤講師を置くということもあるわけですか。
○石井(郁)委員 私は、やはり今の予算状況を考えますと、必ずしも常勤の人が配置されるという保証はないわけですね。だから、非常に非常勤に置きかえて配置されるということが考えられるわけでして、そうすると、大変身分の不安定な非常勤講師が置かれるということになると、主幹教諭以外の教員にも...全文を見る
○石井(郁)委員 主幹教諭の負担軽減といいながら、やはり定数内といいながら非常勤講師を複数置くというようなことでやっていこうということでいえば、私は、非常に安易なやり方に流れるんじゃないかということを大変懸念するわけであります。  その主幹教諭ですけれども、この法改正以前に、特...全文を見る
○石井(郁)委員 同じ都の教職員組合のアンケートなんですけれども、職の分化で学校がよくなるかという問いに対しては、どちらかといえば悪くなる、大変悪くなる、合わせて九四%という答えでありました。職場がやはり分断される、校長、副校長、主幹が他の教員を見張っている、こういう関係になるん...全文を見る
○石井(郁)委員 私はちょっと強く申し上げますと、もちろん、任意だということはそのとおりなんですよね、都道府県がお決めになるということでもありますし、そうだと思うんですが、国が予算措置をする、そうするとこういう負担軽減になりますよと言うことは、ある種の予算誘導、政策誘導につながる...全文を見る
○石井(郁)委員 以上で、質問を終わります。
○石井(郁)委員 私は、日本共産党を代表して、公立義務諸学校の学級編制及び教職員定数の標準に関する法律の一部改正案に対し、反対の立場から討論します。  本改正案によって新たに認められる教員の加配は、主幹教諭の管理的役割を発揮させるために授業などの負担軽減を図るためのものです。既...全文を見る
04月09日第169回国会 衆議院 文部科学委員会 第5号
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○石井(郁)委員 日本共産党の石井郁子です。  本日は、冒頭大臣からもお話ございましたけれども、私は、まずその件について質問をさせていただこうと思います。  四月四日、大島前文科省文教施設企画部長が収賄容疑で逮捕されまして、文科省にも家宅捜査が行われました。私は、文科省が、こ...全文を見る
○石井(郁)委員 ペンタビルダーズの場合は十八年、十九年となっておりますが、それ以前というのはないんですか。それはどうですか。
○石井(郁)委員 先ほど申し上げましたけれども、さらに、この倉重氏が文教施設協会との関係があった。そこではどのような役割を果たしていたのか。パイプ役を果たしていたと言われているわけですが、それを一点お聞きしたい。  それから、倉重氏が文科省職員に天下り先をあっせんしたということ...全文を見る
○石井(郁)委員 この問題は、急に持ち上がった話ではないんですね。もう御案内のとおり、二年前、二〇〇六年の三月二十三日及び五月十一日、我が党の井上哲士参議院議員が参議院で質問をしております。文科省の発注の施設工事をめぐるいろいろな一連の問題について質問をしておりました。その当時文...全文を見る
○石井(郁)委員 私は、一般的にそういう努力をしているということを聞いているわけじゃなくて、一連のこういう疑惑についてちゃんと真摯に文科省として調査を進めてきたのかということを伺っているわけで、大変構造的な事件であり、背景もあるということですから、この際、一切のうみをきちんと出す...全文を見る
○石井(郁)委員 きょうは、次の問題として、目前に迫っております全国一斉学力テスト、この点でお聞きをいたします。  私はずっと、なぜこの全国一斉学力テストがいわば悉皆調査という形でやるのかということを聞いてまいりました。その質問に対して、金森初中局長は三点を挙げて、一つは、教育...全文を見る
○石井(郁)委員 今の御答弁は、前回とそう変わらないんですけれども。  だから、文科省としては、こういういろいろ指示を出している、ちゃんとした文書も出しているということでありまして、そしてそれが現場では指導されているものと考えるということで、本当に現場がどうなっているかというこ...全文を見る
○石井(郁)委員 私は、決して、早く出たらそれでいいという話でもないと思っているんです。それからまた、やはり申し上げてきたのは、学校全体の傾向というよりも、本当に一人一人の生徒にこれが役立っているのか、改善になっているのかということをお尋ねしていたわけですけれども。  そこで、...全文を見る
○石井(郁)委員 私は点数競争の弊害ということが拡大するんじゃないかということを申し上げたわけですが、きょうは、もう一点、この学力テストの問題では、受験産業の営利事業との関係を非常にやはり見ておかなきゃいけないというふうに思うんですね。  こうした声が寄せられておりまして、これ...全文を見る
○石井(郁)委員 七回、九回来る、これだけお母さんから持ってきていただいたんですけれども、このように来るんですよ。  私は昨年問題にしましたけれども、ベネッセがこの全国学力テストの委託先、委託会社なんですよ。だから、それをフルに利用して、そしてこういうことが、やはり販売活動が行...全文を見る
○石井(郁)委員 ぜひそれはきちっと調査なり検討していただきたいと思うんですけれども、やはり、こういう巨大な委託先、受験産業の企業があって、一手に全国学力テストの集計、採点を請け負っている、そして、問題を次々とここがつくって子供たちに与えているということが、こんなような営利企業の...全文を見る
04月10日第169回国会 衆議院 青少年問題に関する特別委員会 第3号
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○石井(郁)委員 日本共産党の石井郁子です。  所信の中で、青少年育成施策大綱について述べられましたので、今後のいろいろな施策、各種施策がそれに基づいて推進されていくというような趣旨だったと思いますので、この施策と子どもの権利条約との関係についてきょうは質問したいと思っておりま...全文を見る
○石井(郁)委員 子どもの権利条約に基づく政府の報告書、第二回報告書が国連に出されたのは二〇〇一年十一月なんですね。国連は、それに基づいて審査をされ、最終見解を発表されております。たまたまこの最終見解は二〇〇四年の二月なので、青少年育成の施策大綱は二〇〇三年の十二月に出されており...全文を見る
○石井(郁)委員 大臣の意欲というか、御決意というか、その辺はよく伝わりましたけれども、もう一点、この最終見解ではこのようなことが述べられています。「締約国が、」「市民社会や青少年組織との協力により、青少年育成施策大綱が権利に基づいたものであり、条約の全ての分野を包含し、かつ、国...全文を見る
○石井(郁)委員 その「子どもにふさわしい世界」という文書を私もちょっと読みまして、なるほどと思ったことがあるんですけれども、やはり子供の権利を本当に十分に生かしていくために特に留意している点がありまして、その「パートナーシップと参加」という項目のところなんですよね。ちょっと読み...全文を見る
○石井(郁)委員 私も、この質問に当たりまして、今年度というか、新たな施策大綱をつくられるということでもありますから、これまでがどういう施策の進行状況、実施状況だったかと言って、これをただいたんですけれども、これだけ、これだけというのは失礼ですけれども、こんなふうに見ますと、各省...全文を見る
○石井(郁)委員 青少年白書にもきちんと載っていることは私も承知しておりますけれども、しかし、それは大体大人が見るものですよね。私はやはり今、子供たちにこれを知らせる、ここが大事だというふうに思うんですよ。それから、日本は子どもの権利条約を批准していますよ、こういうものがあります...全文を見る
○石井(郁)委員 恐らく、子供たちに聞いたら、この権利条約の中身はこういうものですよと知っている子供たちはどれだけいるだろうかと。私はそれを尋ねたデータを持っていませんけれども、それほど周知されていないというふうに思うんですよね。  それで、これは北欧諸国だとかヨーロッパの諸国...全文を見る
04月16日第169回国会 衆議院 文部科学委員会 第7号
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○石井(郁)委員 日本共産党の石井郁子です。  提出の法案にかかわりまして、何点か御質問させていただきます。  初めに、原子力二法人の統合準備会議がまとめた原子力二法人の統合に関する報告書、これは二〇〇三年に出されておりまして、読ませていただきましたが、当時、渡海文部科学副大...全文を見る
○石井(郁)委員 放射性廃棄物の埋設処理事業ですから、安全にかかわる極めて重大な事業だというふうに思われますし、国の責任で本来行うのが筋ではないのかというふうに私は考えますが、既に議論にもなっておりますけれども、改めてやはり国の責任ということをきちっとまず明確にすべきだと思います...全文を見る
○石井(郁)委員 国の責任というのは後でも少し触れたいと思いますけれども。  そうしますと、原子力研究開発機構が処分業者となるわけですよね。まず処分場の選定とか交渉、整備、それが決まって他の研究機関や医療機関など、これは二千四百事業者を対象にしてドラム缶の集荷に回るということで...全文を見る
○石井(郁)委員 最初は二十人ぐらいだ、その後には数十人というのは、かなりの規模だというふうに思うんですね。  まず、この人数とその予算なんですけれども、果たして原子力研究開発機構で現状で対応できるんだろうかという問題なんですね。それは、こうした処分事業が原子力機構に加わるわけ...全文を見る
○石井(郁)委員 今おっしゃった御答弁のとおりなんですけれども、平成八年五千二百十九人、十九年度四千百五十七人ですよね。だから、どうも統合によって千人以上減っているという状況になっているわけです。これは、原子力開発機構も毎年人員削減がされている。  その状態で、これは任期の定め...全文を見る
○石井(郁)委員 私は、やはりそういう答弁ではとてもだめだと思いますね。つまり、今でも非常にいろいろな困難が来ているということを申し上げました、定員削減がどっとされてきて、その現状の中でやりくりするという話でしかないんですよ。  大臣、いかがでしょうか。こんな答弁で私はとても承...全文を見る
○石井(郁)委員 私も、いろいろやはり不必要な部分とか、研究ですから発展する部分がいろいろありますから、そういう縮小だとかということはあるかもしれませんけれども、現実にやはり業務量が増大している、いろいろな困難が来ているということがありますから、まさに大臣最後におっしゃっていただ...全文を見る
○石井(郁)委員 予算の点でも明らかにずっと右肩下がりというか減っているわけですね。この六年ぐらいを見てもずっと減額の一途で、だから、一般会計の減りぐあいというのは非常に著しいわけであります。  原子力機構でいいますと、一般管理費は中期計画中に一五%も削減しています。その他の事...全文を見る
○石井(郁)委員 お聞きしますと、私は、こんなことでいいのかなという気がやはり本当にするんですね。  というのは、原子力機構として、今後、千七百億円総費用がかかる、毎年四十三億円を積み立てしていくということですね。その四十三億円というのは、二〇〇八年度でいうと千八百六十一億円の...全文を見る
○石井(郁)委員 私は、今大臣から、運営費交付金の使途、その考え方をお聞きしたわけではないのでありまして、だって、原子力機構に新たな業務、この廃棄物処理の埋設処分業務というのがいわば課せられるわけでしょう。そのための費用というのはかなりの額なんだということを言われているじゃないで...全文を見る
○石井(郁)委員 本当に国の責任が問われると思いますので、きちんとしていただきたいというふうに思います。  最後ですけれども、処分地の候補地というのは挙がっているんでしょうか。私は、やはりこの処分地の問題というのは、その選定、自治体との交渉というのは国が率先して行うべきではない...全文を見る
○石井(郁)委員 質問をいろいろしてまいりましたけれども、やはり全体として機構任せの感が強いんですね。  改めて、日本原子力研究開発機構というのは本来研究機関です。こういう業務を押しつけること自体が、本来の研究開発がおろそかになるおそれがあると言わなければなりません。しかし、早...全文を見る
○石井(郁)委員 以上で終わります。
04月18日第169回国会 衆議院 青少年問題に関する特別委員会 第5号
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○石井(郁)委員 きょうの最後の質問となりました。日本共産党の石井郁子です。  インターネットが子供たちに何をもたらしているのか、それに対して大人社会があるいは関係者がどう対応していくのかということは、ますます重要な問題になっているというふうに思います。  法案に関連して、最...全文を見る
○石井(郁)委員 わかりました。ただ、私が申し上げたのは、この調査報告書の中にそのように書かれていたということで紹介したわけであります。  それで、今回、文科省は、本当にいろいろな記述、いろいろなことを駆使してこういう全国的な調査をされたというのは大変結構だと思うんですが、大事...全文を見る
○石井(郁)委員 今、インターネットについては、どのように使うか、どう活用するかという問題と同時に、その危険性、これが犯罪につながるという問題も教えていかなきゃいけないということがずっとこの委員会でも議論されてきたかというふうに思うんですね。その点なんですけれども、情報リテラシー...全文を見る
○石井(郁)委員 文科省の方は、一応、ITにどう対応するかだとか、それからこの面での教師の指導力を高めるとか、それはそれなりに考えていらっしゃると思うんですが、現場で何が起こっているのか。現場の先生方は本当に何かそれどころじゃないというような形で、多忙化と、そして今、学力を上げよ...全文を見る
○石井(郁)委員 私は、やはり子供たちにきちんとした教育をということを言っていますけれども、この問題は、子供たちはやがて大人になるわけですから、大人が書き込みするという、大人が誘引行為をすることはもちろん禁止されるわけですから、やはり子供たち、中学生や高校生にきちんと教育していく...全文を見る
○石井(郁)委員 皆さんも意外と子供の検挙は少ないなという印象を持たれると思うんですが、私がちょっと問題にしたいのは、この法律、現行法を決めるときに、平成十四年で四百二十九件検挙数があって、うち子供が書き込んだことによってというのは三百九十三、だから、九一%がやはり児童自身がアク...全文を見る
○石井(郁)委員 そうしますと、かなり漠と第五号がなっておりまして、捜査によってはどれもこれも不正誘引というふうに当たり得るという問題が生じませんか。だから、非常に不正誘引行為の判断の範囲が拡大をした、今、あなた、拡大したというふうにおっしゃいましたけれども、拡大をすることによっ...全文を見る
○石井(郁)委員 そういうことが加わったということも一つ押さえておきたいというふうに思います。  私は、やはりここで本法の改正の一番の中心点となる事業者の責任、今回それが規制がかなりされるようになったという問題なんですね。しかし、この問題は、私どもも、現行法のときに、サイトの異...全文を見る
○石井(郁)委員 私は、いろいろな形で、このサイト事業者のやはり社会的な責任ということがまず第一義的に問われなきゃいけないことでありまして、これはいろいろと注目をしていきたいというふうに思います。  これもいただいた調査報告書の資料を見ますと、有害サイトへの接続を子供たちに注意...全文を見る
04月25日第169回国会 衆議院 青少年問題に関する特別委員会 第7号
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○石井(郁)委員 日本共産党の石井郁子でございます。  きょうは、青少年特別委員会の参考人質疑に、参考人としてそれぞれの立場から貴重な御意見をいただきましたし、また、皆様方の取り組み、私は実践、大変興味深く伺わせていただきました。  我々だったら、私なんかまだまだネットがわか...全文を見る
○石井(郁)委員 ありがとうございました。  続きまして、国分参考人にそれとの関連で伺いたいと思います。  今のお話のように、さまざまなサイトというのは、パソコンでは見られなくて携帯でたくさん見られるという話になっているわけでしょう。それは私たち大人では到底わからない世界にな...全文を見る
○石井(郁)委員 ありがとうございます。  最後の時間になりましたけれども、安川参考人に伺いたいと思います。  本当にたくさんのショッキングな事例も御紹介いただきまして、なるほどと思ったんですけれども、やはり携帯のネット機能というのは、本当にこれは新しい問題ですよね。  そ...全文を見る
○石井(郁)委員 どうですか、委員長に御了解いただいて、一、二分、ちょっと御披露していただきたい。
○石井(郁)委員 時間が参りました。  どうもありがとうございました。
05月14日第169回国会 衆議院 文部科学委員会 第8号
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○石井(郁)委員 日本共産党の石井郁子です。  元文部科学省の文教施設企画部長であった大島寛氏が、四月二十四日、再逮捕されました。文科省にとって重大な不祥事であります。  この件で、先日、理事会で文科省から説明がございました。それによれば、「国立大学法人等が発注する文教施設の...全文を見る
○石井(郁)委員 今の御答弁のとおり、大島容疑者は、文教施設企画部技術参事官であった平成十六年の四月上旬、そして文教施設企画部長であった平成十七年の四月上旬に二回、そして平成十八年の四月上旬と、ペンタビルダーズ顧問であった倉重裕一氏から毎年、これは十六、十七、十八、賄賂を受け取っ...全文を見る
○石井(郁)委員 警察庁としてはそういうお立場かなというふうに思いますけれども、この国立大学の施設発注をめぐる汚職事件について、文科省にも調査チームが設置されました。これは四月七日ですから、一カ月以上たつわけですね。大臣は、四月十五日の記者会見におきまして、次のように述べていらっ...全文を見る
○石井(郁)委員 本当にどんな調査をしているのかということが疑わしいわけですけれども。  大島容疑者は、文教施設企画部の技術参事官時代にも賄賂が渡っていたわけでしょう。ですから、そうなると、その上司である大島容疑者の前の部長とのかかわりも疑われるわけでありまして、これはさきの委...全文を見る
○石井(郁)委員 私、この問題はやはり非常に重要なことを含んでいるというので聞いているわけでございまして、大島容疑者一人の問題なのかどうかということが問われているわけですね。歴代このようなことが文教施設部を中心に行われてきたんじゃないかということで、構造的なものかどうかを知る手が...全文を見る
○石井(郁)委員 これまで、審議官級以上で三十二人、文教施設企画部以外の課長以上が七十四人、文教施設企画部の課長補佐級以上に聞き取りをしたその対象者三十二名ということなんですね。そのうち、倉重容疑者からゴルフの接待を受けていた者、金品の授受を受けていた者、それぞれ何人だったか、個...全文を見る
○石井(郁)委員 私は、ゴルフ接待を受けた人は何人か、金品の授受を受けた方は何人なのかということはもう当然把握されているんじゃないかというふうに思って質問したわけでございまして、調査中ということで答弁をされないというのは、私は極めて遺憾だというふうに思うんですね。もう一カ月以上た...全文を見る
○石井(郁)委員 国家公務員の倫理法によれば、第六条では、贈与等があれば届け出が決められていますね。ですから、金品の授受を受けたとか贈与を受けたとかということについては、国家公務員はやはり非常に厳しく対処しなきゃいけない話でありまして、私は、決してあらゆる記憶のうちの一つで済まな...全文を見る
○石井(郁)委員 何か私がいただいた資料では三十一名なんですが、人数が少なくなっておりますけれども、その真偽は後でただすといたしまして、しかし、私どもの調べによりますと、もう三十一名をはるかに超えた天下りをしているんですね。  実態をちょっと申し上げたいと思うんです。  これ...全文を見る
○石井(郁)委員 これは、今問答してもしようがありませんから、きちんと精査をしていただきたいというふうに思います。  さらに、一昨日、これはようやくなんですが、文科省から、文教施設協会の会員団体及び賛助会員団体、専門団体が受注した本省及び国立文教施設、国立大学と高等専門学校、そ...全文を見る
○石井(郁)委員 大臣に後で総括的に伺いたいと思いますので、ちょっと時間の関係で先へ進みますが、今の御答弁を聞いても、これは受注の金額の高さがやはり問題なんですから、これだけの、五割を超す金額で特定の企業が受注している。ここがやはり大問題なので、全体の分母からして比率が少ない、そ...全文を見る
○石井(郁)委員 時間が来ましたので、もうまとめます。  先ほど来、調査についても何か進展が見られないという点でいえば、私は、今回の事件は本当に文科省として真剣に受けとめているのかということで、厳しく指摘をしなきゃいけないというふうに思います。文教施設費、まさに税金を官僚は密室...全文を見る
05月21日第169回国会 衆議院 文部科学委員会 第10号
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○石井(郁)委員 日本共産党の石井郁子です。  今回の法改正は、社会教育法、図書館法、博物館法と三法ございまして、それぞれ慎重な審議が求められています。さらに、一昨年の教育基本法改定を受けた法改正でもありますから、私は、とりわけ社会教育の今後のあり方を左右する極めて重要な問題を...全文を見る
○石井(郁)委員 まあ、単刀直入というか、そういう御答弁をいただきました。  その政府見解をもう少し述べておきますと、こういうふうに言っていたんですね。「家庭教育や社会教育は、その実施主体の責任のもと、本来自主的に行われる教育であるわけであって、具体的にどのような教育を行うかに...全文を見る
○石井(郁)委員 昨年、教育再生会議がこういう提言をいたしまして、ちょっと話題になりました。子守歌を聞かせておっぱいで育児、父親もPTA行事に参加というような形で、親も子育てを学ぶ必要がある、親学とこれを称して提案を盛り込もうとしたわけです。  しかしこれは、さすがにというか、...全文を見る
○石井(郁)委員 やはり問題は、行政が行う教育の情報提供ですから、単なる機会の提供ではなくて、そこに一定の内容が持ち込まれる、ある教育観なり教育理論なり内容が持ち込まれるというところが問題になるだろうというふうに思うんですね。だから、どういう基準で、だれがそこを判断して、何をする...全文を見る
○石井(郁)委員 公民館で行われている講座についても、こういう事例というのはあるんですね。  これは行政の考え方と違うからその講座は中止しろということで中止に追い込まれたというような例が、これも二〇〇六年、東京の国分寺市でありました。これは東京都の教育委員会の委託事業として企画...全文を見る
○石井(郁)委員 この点、大臣にも一言御答弁いただきたいんです。  今、家庭教育支援ということで一連出てきている部分があるんですけれども、私は、やはりそこら辺は本当にきちっと議論をしなきゃいけないと思っておりまして、そういうさまざまな問題を含んでいるというのはあるんですけれども...全文を見る
○石井(郁)委員 この問題は以上で終わりたいと思います。  次に、第五条なんです。やはり教育委員会の事務に関する部分なんですけれども、新たにこういう規定がございます。これは十五号ですけれども、「社会教育における学習の機会を利用して行つた学習の成果を活用して学校、社会教育施設その...全文を見る
○石井(郁)委員 これまでというか、社会教育における学びとか学習、成人、青少年、それぞれが行うわけですけれども、今度はその学習したことの成果を活用しなきゃいけないということになってきているわけで、確かに教育基本法でそれが入ったわけですけれども、しかし、今度は社会教育法にそれがより...全文を見る
○石井(郁)委員 そういうふうに答弁をされますけれども、私は、こういう分野、このことがどんどん進められていきますと、やはり、ああ、行政はこういうことを求めているんだ、ではそういう学び方をしようとかそういう内容のものを身につけようだとかということに動きかねないわけですよ。  だか...全文を見る
○石井(郁)委員 今回の法案には、国と地方自治体の任務に「生涯学習の振興に寄与する」ということが加わりました。これも教育基本法改定に伴ってということになるのでしょうけれども、そういう問題と、そして今、社会教育委員の重要性ということについてはきちんと周知をするという御答弁でしたけれ...全文を見る
○石井(郁)委員 私が伺ったのは、やはり社会教育というのは教育委員会で行うんだ、教育委員会のもとで行うという原則を崩してはならない、こういう立場に文科省がきちんと今後とも立っていかれるのかどうかということなんですが、その点、確認をさせていただければと思います。
○石井(郁)委員 今の話は、なぜ私はこだわったかといいますと、もう現実に社会教育行政が教育委員会から首長部局に移っていっているという動き、これはかなり広く進んでいます。  公民館が生涯学習センターなどに転換をしましたよね。だから、地域から公民館というのはなくなってきているんです...全文を見る
○石井(郁)委員 公民館では職員の配置状況も極めて少ないという問題もございますけれども、この質問はまた後ほどにするといたしまして、社会教育法第三条一項、これはもともとの項ですけれども、国とか地方公共団体は、「すべての国民があらゆる機会、あらゆる場所を利用して、自ら実際生活に即する...全文を見る
05月23日第169回国会 衆議院 文部科学委員会 第11号
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○石井(郁)委員 日本共産党の石井郁子でございます。  本日は、三人の先生方、国会の審議に当たりまして、それぞれの立場から貴重な御意見をお述べいただきました。本当にありがとうございます。  早速御質問させていただきますけれども、まず、糸賀参考人に伺いたいと思います。  先生...全文を見る
○石井(郁)委員 どうもありがとうございました。  田中参考人にお伺いいたします。  NPOが行う学習活動について、いろいろな実践またネットワーク等々をつくっておられますし、また研究もされているというふうに思いますけれども、一つは、NPOが教育の分野で、特に子育てという分野で...全文を見る
○石井(郁)委員 どうもありがとうございます。  私も、確かに地域の住民がいろいろな学校にかかわっていくということは大変大事だと思うんです。しかし、そのかかわり方というのは、やはりなかなか考えないといけない問題をいろいろはらんでいるというふうに思いますし、また、教育というのは、...全文を見る
○石井(郁)委員 今話されましたけれども、社教主事が任意設置という中でも、そういう豊かな実践というのはいろいろな形で努力されてきたということを伺うことができましたが、今回の法改正の中では、教育委員会、行政の側が学校支援地域本部などでの事業を行っていくということが強く出てきているわ...全文を見る
○石井(郁)委員 時間が参りました。三人の先生方、どうもありがとうございました。  終わります。
○石井(郁)委員 日本共産党の石井郁子です。  図書館法は、制定されてもう六十年近くなりますが、図書館法の改正という形で出されたのは初めてのことかと思うんですね。それだけに、図書館の関係者の間では大変関心と期待が高まっていると思います。  もう既に幾つか論点が出されております...全文を見る
○石井(郁)委員 私は、やはりちゃんと数字は文科省として把握すべきだと思うんですね。公立図書館にどのぐらい採用されているのか、それは基礎データとして必要ではないかというふうに思うんです。  ずっとこの委員会の中での質疑でも、司書が少な過ぎるという問題がありましたけれども、現場で...全文を見る
○石井(郁)委員 私は、この点でも文科省としてきちんとしたデータに基づいて、図書館の機能を高める司書の有効性、有用性ということについてやはり論議をしていただきたいというふうに思います。  もう一点ですが、司書のいる図書館ほど実は障害者サービスも充実しているんですね。図書館の障害...全文を見る
○石井(郁)委員 次に伺いたいのは評価に関してでございまして、これも新設の条項になっているわけですね。  運営状況に関する評価及び改善並びに関係者への情報提供ということで、それぞれ、公民館では三十二条で、図書館でも第七条の三、七条の四、博物館でも九条、九条の二というふうにありま...全文を見る
○石井(郁)委員 ちょっと確かめたいんですけれども、今話されたのは、そういう評価を幾つか出されましたよね、これは国が行うということなんですか。それとも自己評価としてそれぞれの図書館にお任せするということなんですか。そこをはっきりさせてください。
○石井(郁)委員 大変重要な問題をはらんでいると思うんですけれども、今、評価ばやりでもあるんですが、一定そういうことを各図書館の自主的にと、自己評価ということを言われても、連携ということもあって、そうすると、この図書館はこういう項目で評価していると。評価というのは必ずまた公表もさ...全文を見る
○石井(郁)委員 私は、この評価がただ外形的にというか、数字がひとり歩きしないで、本来文科省がやるべきことは、やはり専門の職員がいるところといないところでどんな違いがあるのかだとか、予算がないもとでどういう違いがあるのかだとか、そういうデータこそきちんと出して、評価をしてお示しを...全文を見る
○石井(郁)委員 時間もありませんので、少し短目に答弁いただきたいんですけれども。  専門講座というのは東京での開催しかなくて、勤務経験七年以上の方が対象で、中堅の方とおっしゃったけれども、現場では七年というと、もうベテランの域だそうですね。これでは本当に現場のスキルアップにつ...全文を見る
○石井(郁)委員 もう時間が参りましたので、最後に大臣に、今後の図書館のあり方、今後の充実について御決意を伺いたいんです。  子供のときから図書館に親しむ、大人になったらもちろん図書館を利用する、やはりこういう社会にぜひしたいな、すべての人がそれが可能になるようなこういう図書館...全文を見る
○石井(郁)委員 以上で終わります。
○石井(郁)委員 本法案は、二〇〇六年十二月の教育基本法の改定を受け、新たに規定された生涯学習の理念(第三条)、家庭教育(第十条)、学校、家庭、地域住民等の連携(第十三条)などを社会教育法等に明記し、社会教育分野でその具体化を進めるものです。  法案では、三法案ともに学習の成果...全文を見る
05月28日第169回国会 衆議院 青少年問題に関する特別委員会 第9号
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○石井(郁)委員 日本共産党の石井郁子でございます。  きょうは、参考人として御出席いただきまして、貴重な御意見をお述べくださいました。本当にありがとうございます。  私も端的に本題に入りたいと思いますけれども、本日提示されております論点の第一番目、やはりここが重要ではないか...全文を見る
○石井(郁)委員 どうもありがとうございます。  この問題なんですけれども、冒頭の意見陳述の中で、前田参考人からは、親が見せたくないものは見せないという発言がありまして、私も、ある面でそうなんですよね。本当に、親として、こんなものを見ているのか、見たらたまらないというようなこと...全文を見る
○石井(郁)委員 諸外国でも違法・有害情報についてのガイドライン作成などが行われているというふうに思いますが、この点で、国分参考人、インターネット協会での調査をちょっと拝見したんですけれども、そういう諸外国のガイドラインの作成の内容などについて、もしお聞かせいただけたらと思うんで...全文を見る
○石井(郁)委員 では、最後、もう一点だけ伺わせていただきます。  きょう第三者機関ということがいろいろ出ておりますけれども、これはドコモさんの三ページにございましたけれども、ここで言う「第三者機関の設置要件」、そしてこの第三者機関が今現実にどのような役割というか、どういう体制...全文を見る
○石井(郁)委員 いろいろありがとうございました。  子供たちがネット機能を持つ携帯を、本当にもうほとんどの子供が持っている。しかも、これほど多機能、高機能の携帯というのは、世界では日本の子供たちだけが持っているということも当委員会で明らかになりましたけれども、そういう中でどう...全文を見る
05月30日第169回国会 衆議院 文部科学委員会 第13号
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○石井(郁)委員 日本共産党の石井郁子です。  きょうは教育振興基本計画を中心とした集中審議ということでございますので、幾つか御質問させていただきます。  まず、教育振興基本計画の原案の中に、基本方向の四のところで、「子どもたちの安全・安心を確保するとともに、質の高い教育環境...全文を見る
○石井(郁)委員 今御答弁いただきましたように、五万三千六百三十六棟が未改修だということで、これは大変な数字だろうというふうに思います。  それで、計画では五年間で一万棟というふうに挙げられておりますけれども、では一体、あと残りの四万三千棟改修というのはどうなるんでしょうか。こ...全文を見る
○石井(郁)委員 学校の耐震化がなかなか進まないということで、大臣もお考えになっていらっしゃることも述べられましたけれども、当委員会でも本当に各党、私もですけれども、この耐震化問題をずっと取り上げてまいりました。現実に進まないというのは、地方自治体の持ち出し分がやはり多いんじゃな...全文を見る
○石井(郁)委員 五年間で一万棟ということは、やはり危険性が高い、危険度が高いからまずそこは急いでやらなきゃいけないというふうに伺っております。それはそれとしてやりますけれども、やはりすべての校舎を安全なものにするという観点で、この計画自身も見直しつつ、急いで耐震化を進めていただ...全文を見る
○石井(郁)委員 先ほど生徒一人当たりということをしきりに言われておりましたけれども、この点ではいかがなんですか。生徒一人当たりで見ると日本の公財政支出というのは決して少なくないという話でしたね、財務省。これはどうされるんですか。
○石井(郁)委員 今の点もあるかと思いますけれども、やはり、義務教育というか、小中高校段階でいうと十分な日本の公財政支出があるという話も先ほど来財務省から出ています。  私は、これは事実として、文科省は毎年、「図表でみる教育 二〇〇七年版」という世界比較、国際調査を出しています...全文を見る
○石井(郁)委員 まだまだこの問題での詰めなきゃいけないことはあるんですけれども、要するに、我が国の教育支出は先進諸国と遜色ない、こういうことがすぱっと財務省から出てくるわけですから、やはりそれは文科省として、実態はどうなんだ、それから、こういう財務省の算定の仕方、そういうことも...全文を見る
○石井(郁)委員 きょう私は文科省から見解をお聞きしましたけれども、財務省が本当にこういうペーパーを発表しているわけですから、しかも、先ほどもありましたけれども、膨大な資料ですよね、財務省主計局から出されている。何かいかにもこれは大変根拠を持って出されているというふうに、これだと...全文を見る
○石井(郁)委員 重ねて、やはりきちんとしたものをペーパーで出していただきたいと思うんですね。それはいつごろになるのかということが一点。何か大臣がお持ちのようですから、それはちゃんと出していただきたい。やはり出していただきたいというふうに思います。  それから、やはり公財政教育...全文を見る
○石井(郁)委員 教育振興基本計画ということを閣議決定されるわけですので、やはり極めて重大な中身だというふうに思います。今後の日本の教育にとって本当に重大な意味を持つというふうに思いますし、改定教育基本法を受けてのものでもありますので、私は、当委員会でももっと徹底した審議をされて...全文を見る
○石井(郁)委員 日本共産党の石井郁子です。  今回の法改正は、学校保健、学校安全、学校給食の規定の整備充実にかかわるものでございます。  まず、養護教諭を中心とした組織的な保健指導など、学校保健分野の充実についてお聞きをしたいと思います。  文科省は、二〇〇一年に第七次公...全文を見る
○石井(郁)委員 わかりやすくお示しいただきたいんですけれども、要するに、この基準どおりにもう既に完了したというふうに見ていいんですか。
○石井(郁)委員 いや、ですから、基準どおり複数配置はほぼ完了したという現状認識でよろしいのかどうかなんですよ。八割方なのか九割方なのか十割なのかということなんですけれども、文科省として、トータルにどうつかんでいらっしゃるかということなんです。ちょっとすっきり御答弁ください。
○石井(郁)委員 最初からそのように御答弁いただいたら済むわけでございますけれども。  養護教諭が複数配置されていると本当に学校がどういうふうになっているかということなんですが、これは全日本教職員組合が調査したことを見せていただいたんですけれども、やはりその教員からすると、非常...全文を見る
○石井(郁)委員 今回、保健室の役割ということも明記されました。健康診断、健康相談、保健指導、応急処置その他の保健に関する措置を行うため、保健室を設けるものとするということなんです。  この点でも、実際、養護教諭、現場の先生方がどんなふうかということでお聞きをしたんですけれども...全文を見る
○石井(郁)委員 それは大体、環境として、日当たり、採光がいいとか出入り口に近いところだとかというところはわかるんですけれども、しかし、それだけじゃないんですよね。  保健室の計画という中には三点ありまして、ずっとこれは古くから変わっていないというふうに聞いたんですけれども、ベ...全文を見る
○石井(郁)委員 現状もよくつかんでいただいて、でも、私が見た幾つかでも、本当に必ずしも十分じゃないですね。非常にいろいろな生徒が入れかわり立ちかわり来る、休んでいる生徒もいる、先生にお話をする生徒もいる、先生自身がいろいろな業務をしなきゃいけないということからすると、どうも不十...全文を見る
○石井(郁)委員 既に二割を超える自治体でやはり値上げをしているということは、大変重大な事態だというふうに思うんですね。今後、これはやはり進んでいくだろうと考えなければいけないと思うわけです。  今、現実に、食材、調味料費などがどうなっているかということで、私もちょっとお聞きし...全文を見る
○石井(郁)委員 この問題もきちんと本格的に議論しなきゃいけないことがどうも含まれていますけれども、例えば、日本では、今、食料自給率がどんどん、世界最低だというようなことで大問題になっていますから、やはりそれなりの考えで、ちゃんと学校給食にお米をもっと使っていくということだってあ...全文を見る
○石井(郁)委員 学校保健、給食そして安全等々、いずれも子供の命にかかわる、また成長発達にかかわる重要な問題だというふうに思いますし、また社会の状況の変化に応じていろいろ充実を図っていかなきゃいけないという問題もあるかというふうに思いますので、ぜひ、現場でいろいろな取り組み、自治...全文を見る
06月04日第169回国会 衆議院 文部科学委員会 第14号
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○石井(郁)委員 日本共産党の石井郁子でございます。  時間がありませんので、直ちに質問に入らせていただきます。  法案は、第十二条で若年研究者の能力の活用をうたっております。若年研究者の現状は極めて深刻であります。我が党は、党のホームページ上で若手研究者の現状のアンケート調...全文を見る
○石井(郁)委員 次に、人件費の問題なんですが、人件費削減ということについても触れていないのはいかがかなというふうに思われます。  政府は、人件費五%削減、国立大学と独法研究機関に押しつけてきたわけでありまして、国立大学は法人化後、人件費四百七十九億円の削減になっているんですね...全文を見る
○石井(郁)委員 大変丁寧に御答弁いただきました。その点では、政府からも本当にそれをやるんだなというような確認の答弁もいただきたいところですけれども、時間もありますので次に進みたいというふうに思います。最後に、ちょっと政府にもそれを含めて御答弁いただければと思います。  ポスド...全文を見る
○石井(郁)委員 以上で終わります。
○石井(郁)委員 日本共産党を代表して、研究開発システムの改革の推進等による研究開発能力の強化及び研究開発等の効率的推進等に関する法律案に反対の討論を行います。  本法案では研究開発システムの改革を行うとされていますが、大学など公的研究機関の研究能力を事実上大企業の国際競争力強...全文を見る
06月06日第169回国会 衆議院 青少年問題に関する特別委員会 第10号
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○石井(郁)委員 日本共産党の石井郁子でございます。  子供たちの間にネット接続が可能な多機能、高機能型携帯電話が急速に普及したことで、無防備に有害なサイト、情報にアクセスできる状態になり、その結果、ネットを通じて子供が犯罪に巻き込まれている現状は、深刻であり、看過できません。...全文を見る
06月06日第169回国会 衆議院 文部科学委員会 第15号
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○石井(郁)委員 日本共産党の石井郁子です。  法案は、地震防災緊急事業五カ年計画に基づいて実施される事業のうち、大規模地震の際に倒壊等の危険性の高い公立小中学校の建物、Is値〇・三未満の緊急を要する建物の耐震補強や改築工事について補助率のかさ上げを行うものであります。  文...全文を見る
○石井(郁)委員 結局、その市町村なんですね。だから自治体がどのように取り組むかということですけれども、そこはやはり政府が支援をしないといけないというふうに思うんです。今、その自治体からやはり心配の声が非常に上がっているわけですね。  耐震診断未実施、これは八千五百九十五棟があ...全文を見る
○石井(郁)委員 今の御答弁は大変重要だというふうに思っておりまして、ぜひそういう姿勢で臨んでいただきたいというふうに思っております。  結局、耐震化の問題というのは予算の問題になるわけですから、その点でいいますと、この間、学校耐震化の関連予算というのは千百四十億円で推移してい...全文を見る
○石井(郁)委員 学校の耐震化については、私どもも、これまでも本当にたびたびここでも質問してまいりました。  子供たちにとって何よりも安全、安心な場所である学校、そしてまた、地域にとっても避難場所となる学校、コミュニティーセンターとなるような学校ですけれども、やはりそこをしっか...全文を見る
09月29日第170回国会 衆議院 青少年問題に関する特別委員会 第1号
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○石井(郁)委員 これより会議を開きます。  衆議院規則第百一条第四項の規定によりまして、委員長が選任されるまで、私が委員長の職務を行います。  これより委員長の互選を行います。
○石井(郁)委員 ただいまの菅原一秀さんの動議に御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○石井(郁)委員 御異議なしと認めます。よって、玄葉光一郎さんが委員長に御当選になりました。  委員長玄葉光一郎さんに本席を譲ります。     〔玄葉委員長、委員長席に着く〕
11月18日第170回国会 衆議院 青少年問題に関する特別委員会 第2号
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○石井(郁)委員 日本共産党の石井郁子です。  きょうは、若者の就労支援について質問をさせていただきます。  若者をどう支援していくかというのは、日本の将来を左右する重大問題であるということは言うまでもありません。今、高卒、大卒でも半数、二人に一人が非正規の労働ですね。秋葉原...全文を見る
○石井(郁)委員 それでは、少し現状というか、実態について具体的にちょっと確認をしておきたいと思うんですけれども、厚労省と文科省にこの点をお伺いいたします。  まず、厚労省なんですけれども、若年無業者はどのくらいなんでしょうか。そして、社会的引きこもりということを厚労省が言って...全文を見る
○石井(郁)委員 把握していないと、それはいいんですか。では、ずっと、引きこもりは厚労省としては正式に数字を持っていないということでいいんですか。
○石井(郁)委員 では、ちょっと行き違いはあったかもしれませんけれども、もう一点厚労省に伺います。  今ニートの数字としては出されましたけれども、もう少しその実態、例えば学業をちゃんと終えた人たちはその中でどのくらいいるのかだとか、その実態についてはどのような把握をしていらっし...全文を見る
○石井(郁)委員 やはりニートの中では三割近い方が中退者ということだと伺いました。私は、この中退という問題はやはり大変深刻なことだというふうに考えております。言うまでもなく、日本では、やはり高卒じゃなければ就職につけない、あるいは機会というのは非常に厳しいという状況があるわけです...全文を見る
○石井(郁)委員 学校に行っていない子供たちが七〇%、これは大変な数ですよね。だから、中退したままというところだと思うんです。これは文科省にきのういただいた資料で、私もちょっと調べてみましたけれども、実は、平成五年度に中退した子供というのは九万四千人いるんですよね。今の数字のもと...全文を見る
○石井(郁)委員 今のような御説明では、私は本当に現状が認識されていないと思いますよ。  今、高校の授業料未納者がふえているということも社会問題になっているでしょう。私は大阪で、これは府の教育委員会に聞いてみましたけれども、二〇〇二年度で千四百二十七人です、五年度には二千二百十...全文を見る
○石井(郁)委員 もう時間ですけれども、大変順調にという話ですけれども、必ずしもそうではありませんので、このサポートステーション、やはり若年無業者の方というのは、精神的な問題も抱えていたり、また学歴上の問題もあったり、いろいろしているわけですよね。そういう意味で、居場所であり、相...全文を見る
○石井(郁)委員 困難を抱える若者への支援ということを正面から掲げたということは、私は大変注目しているんですが、それを本当に有効にしていくためにも、やはりちゃんとした実態を踏まえること、そして、関係者、国民の間からのいろいろな御要望、意見などをきちんと酌み上げていただきたいという...全文を見る
11月19日第170回国会 衆議院 文部科学委員会 第2号
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○石井(郁)委員 日本共産党の石井郁子です。  きょうは、全国学力テストの公表問題で質問をさせていただきます。塩谷大臣の御所見を伺いたいと思いますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。  平成二十年度の全国学力・学習状況調査に関する実施要領というのがありまして、「調査結果の...全文を見る
○石井(郁)委員 ところが、今述べられた実施要領に反して、それからまた、この問題は国会でも議論してきましたところですが、市町村別、学校別は公表しないという国会の答弁にも反して、今、全国学力テストの公表というのが広がろうとしているわけです。  この間、都道府県レベルで全国学力テス...全文を見る
○石井(郁)委員 今お話しの鳥取県なんですけれども、十月の二日に学校別の成績を開示したんです。児童数が少ない小学校一校分を除いて、小中それぞれ二校、計四校分、学校別の正答率を開示しました。  大臣に伺いますけれども、冒頭伺いましたように、市町村教育委員会は域内の学校の状況につい...全文を見る
○石井(郁)委員 ちょっと語尾がはっきりしなかったものですから確かめたいんですけれども、これは反しているというお答えでよろしいですね。  都道府県レベルの問題ですけれども、大阪の名前がありましたけれども、大阪府では市町村別の成績を部分公開しました。二十二日には、秋田県でも県教育...全文を見る
○石井(郁)委員 こういう事態がどうして起こったかという点でいいますと、これは、今名前を挙げました府県、知事の責任で公表しているという部分があるんですよ。知事が行う。  実施要領というのは、実施主体は国だ、市町村は参加主体だということから先ほどのような実施要領をお決めになってい...全文を見る
○石井(郁)委員 大臣としての明快な御見解をいただいたと思うんですけれども、もう少し広がっている事態について申し上げますと、今回、全国学力テストのデータは文科省が持っている、それを各都道府県に渡されるということだと思うんです。だからそこでとまっているはずなのに、どうして知事にまで...全文を見る
○石井(郁)委員 ですから、あくまでも資料として見るということはあるかもしれないけれども、公表するということはあってはならないんだということをやはり確認したいというふうに思うんですが、実はもう一点、秋田県で起きていることも大変遺憾な状態だというふうに私は思っておりまして、伺いたい...全文を見る
○石井(郁)委員 文科省は一応そういうスタンスで来ているとは思いますが、現実は、このように次々と公表という事態になっている。それで市町村名、学校名まで挙がってきているということなんです。  最新の情報でも、これは十一月の十四日、鳥取県の教育委員会は、来年度以降の学力テストについ...全文を見る
○石井(郁)委員 このテストについては、何度も大臣も述べていらっしゃるように、やはり、序列化につながったり過度な競争を生じることがないようにするということが大きな前提で始まったと思うんです。そのために市町村別の名前と学校名は公表しないということだったと思うんですが、そのことを非常...全文を見る
○石井(郁)委員 一般的な話としてなんですが、多少事例も聞いておりますけれども、要するに、それを強制するということはあってはならないだろうという意味なんです。教育的な指導というのはあるかもしれませんけれども、それを強制できないだろうという意味でお尋ねしたんです。  というのは、...全文を見る
○石井(郁)委員 テストで自分の学力がどの程度かとか、もっと勉強しようとか、そういう意欲につながったりするということはあり得ることなんですけれども、しかし、私はこれまでの二回の例で質問しましたように、四月に調査しても、返ってくるのは一回目は十月、十一月だった、ことしは八月に早めた...全文を見る
○石井(郁)委員 そして、今言われていますように、六十億円もこれにかけてやるよりももっと予算のかけ方があるんじゃないかということもありますので、ぜひ文科省のひとつ決断を強く求めまして、質問を終わります。  どうもありがとうございました。