石井一二

いしいいちじ



当選回数回

石井一二の1989年の発言一覧

開催日 会議名 発言
06月13日第114回国会 衆議院 環境委員会 第4号
議事録を見る
○石井(一)政府委員 引き続き環境政務次官を拝命いたしました石井一二でございます。  長官の補佐役として決意を新たにし、環境行政の推進に全力を傾けてまいりたいと思います。  委員長初め委員の格別の御指導、御鞭撻をよろしくお願い申し上げます。(拍手)
09月28日第116回国会 参議院 環境特別委員会 第1号
議事録を見る
○石井一二君 委員長の選任は、主宰者の指名に一任することの動議を提出いたします。
10月26日第116回国会 参議院 予算委員会 第5号
議事録を見る
○石井一二君 時計の針は今ちょうど十一時半でございまして、私の持ち時間も三十分でございます。皆さんお昼を気にされることと思いますが、御答弁の方も簡潔、明快によろしくお願いを申し上げたいと思います。  予算委員会でございますから、まず財政問題から私は質問を始めたいと思います。 ...全文を見る
○石井一二君 今、大臣いみじくも隠れた借金があるというお言葉がございました。私の調べが正しければ、それらは国債の償還財源として一般会計から国債整理基金特別会計への定率繰り入れ停止による分、厚生年金特会への繰り入れ特例、これは二兆七百三十億円、地方交付税特会の運用部借り入れ、あるい...全文を見る
○石井一二君 いずれにしても、我々が健全なる財政状態をつくるためには、かっちりと歳入を確保するということとできるだけ歳出を抑えるということが基本であろうと思いますが、例えば高齢化時代を迎えて今国民医療費は年々一兆円ぐらいのペースで伸びておることは御高承のとおりでございます。我々金...全文を見る
○石井一二君 私は、次にちょっとテーマを変えまして、運輸関係で特殊法人新幹線保有機構について若干お伺いをしたいと思います。理事長、参考人としてお越しかと思います。よろしくお願いをいたします。  まず、この機構はどういうことをなさっておるのか、お教えいただきたいと思います。
○石井一二君 いわばJR三社その他のオーナーで線路を貸してやっておるんだと、そう理解をいたしました。  私は、自分の持っている車は同じようにリースで乗っておりますが、リース料を払っておる。同じような情景ですが、その場合に修理はただでリースで借りておる先がやってくれるわけですが、...全文を見る
○石井一二君 では、貸しているが修理もしない、貸しっ放しで、都合が悪くなったら自分で修理をしろと。例えば、きのう一日に三件もJRさんは事故を起こしておられる。じゃおたくの存在意義がないんじゃないんですか。ややピンはね的な感がいたしますが、いかがですか。
○石井一二君 要するに収益調整をやるんだということですが、やがてJR各社は上場会社として多くの一般国民が株主となる。それぞれの経営者はどんどん引退される方もありますし、また新たに下の方が出世してくる。自主的な努力でもって収益を上げられる。そういった中で天の声のごとく、おたくの機構...全文を見る
○石井一二君 法律を精査してまた御意見を申し述べますが、では八兆五千億と先ほどおっしゃいました償還金額。いつの日かこれが償還できた場合に、施設はJR三社あるいはその他に有償であるいは無償でどちらで返却されるんですか、あるいはそれとも返却しないんですか。
○石井一二君 どの会社でも、減価償却という言葉がございますが、それをためておいて将来大きな修理等をする。そうなるとJR三社の減価償却というものはどういう格好でどこにあらわれておりますか。
○石井一二君 まさかそういうことはないと思いますが、役員の多くが天下っておられますか。いや少なかったら結構ですよ。ちょっと全体のバランスの中で。
○石井一二君 あなた、日本語はわかるんでしょう。天下っているかということはだれかが行っているかということですよ。あなたのそういう抽象的な答弁はなってないですよ。  理事長、今の質問に答えてください。
○石井一二君 この問題に長くかかっておれないので、最後にもう一問だけ聞いておきます。  先ほど理事長が整備五線の工事費の一部を鉄建公団に払っておると言われましたが、このお金の性格、これは交付金ですか、何ですか。
○石井一二君 交付金をもらっておられる理由、交付金を出すということの理由を聞きたいわけですが、時間の関係があるので次回に譲ります。答弁は要りません。  続いて、私は防衛問題について若干の質疑をいたしたいと思います。  防衛庁長官にお伺いいたしますが、ごく最近に「日本の防衛」と...全文を見る
○石井一二君 私は今目次を読んでいただくことを期待しておったわけではないわけですが、最後の方で若干内容を言っていただきました。  私なりに理解をいたしますと、デタントという流れを背景としながらも、特に今までの版に比べて極東ソ連軍の配備を詳しく説明された、私はそう理解をしておるわ...全文を見る
○石井一二君 一般論議として、政府の自然増収の見積もりが大きく違ったとか違わぬとかいう論議もございます。また特に、一%をまたぐかまたがぬというのは極めて大きな関心事項でもございますので、いたし方ないことと言えばそれまでですが、今後ともひとつ見積もり等には十二分な配慮をしてやってい...全文を見る
○石井一二君 東西の対立さえなければ、本来こういったものは要らぬのです。我々も喜んで防衛予算を計上しておるとは思いませんし、また関係者の御労苦に対しても強い敬意の念を絶えず持っておるものでございますが、要は脅威というものが果たしてどうなっておるかということが大きな関心事でございま...全文を見る
○石井一二君 今たびたびソ連の名前が出ておりますが、長官、モスクワ放送というものを聞かれたことがございますか。  いや答えなくていいです。顔の表情を見て私は推測をいたします。その中にいろんなことが出ておりますが、例えば、日本社会党の平成元年一月二十三日の放送でございますが、社会...全文を見る
○石井一二君 では、午前に引き続きまして質問をさせていただきたいと思います。  私は、日本海における漁業の操業と日本の外交について若干お伺いしたいと思います。  韓国は、我が国にとりまして近隣の非常に親しい国の一つでございます。この関係を反映いたしまして、最近でも、八三年八月...全文を見る
○石井一二君 今外務省より九州の周辺でという発言がたまたまございましたけれども、沖縄開発庁長官、何か現場的な意見としてそのようなことをお感じになっている節がありましたら、一言御発言を願いたいと思います。
○石井一二君 御発言の機会が少ないので御所見を賜りたいと、そう思ったわけでございますが、なかなか現実は厳しいようでございます。  さて皆さん、竹島の問題の経緯について、昭和二十一年以降昭和六十三年までにどのような経緯を経たかという一枚の紙を私は外務省からいただいておりますが、そ...全文を見る
○石井一二君 今、農業者の方々から自由民主党の農業政策についていろいろ御意見をいただいておるという意見がございます。私は、この漁業の諸問題の中で、日本海の操業に関する問題というものには非常になまぬるい対応を政府がなさっておるのではないかということを心配するわけであります。旗国主義...全文を見る
○石井一二君 私はここに十二年前の五十二年十月二十七日の東京新聞を持っておりますが、「竹島に「韓国人が定住」」、「手も足も出ない日本の法と秩序」、「権利放棄になる?」等々という記事もございます。私は、きょうを一つの境としてこの問題に対する新たなる御出発を御要望いたしまして、時間の...全文を見る
○石井一二君 我が国は、ありがたいことにほぼ完全雇用に近い雇用状態を維持しております。そのような中で有効求人倍率といったような数値もあるわけでございますが、社会にとって極めて重要な、ほかの仕事も極めて重要でございますが、その中でも私は特に重要な仕事の一つとして、警察官、消防職員、...全文を見る
○石井一二君 わずかに時間が残っておりますが、新しいテーマに入るには若干時間が足らないと思います。  通告をしておって私が質問できなかった方々におわびを申し上げまして、私の質問を終わります。
11月29日第116回国会 参議院 環境特別委員会 第2号
議事録を見る
○石井一二君 ただいま時計の針は一時五十四分でございます。私の持ち時間は六十分と理解いたしております。  さて、時がたつのは早いものでございまして、平成元年もやがて暮れようといたしておりますし、また平成二年度の概算要求も終わり、やがて我々もそれを審議する立場にございますが、まず...全文を見る
○石井一二君 いずれにいたしましても、今、はやり言葉の一つに地球の環境保全という言葉がございます。  我々は大きく行政の目を世界に向けつつあるわけでございますが、各省庁の予算等を見ておりますと、いろんな省庁に同じようなプロジェクトがございます。そして十六省庁計で四千六百三十八億...全文を見る
○石井一二君 私の質問と安原局長の答弁をお聞きになって、環境庁長官の現在の御心境を御披瀝いただきたい。
○石井一二君 地球環境保全と同時に、今我々はODAについてもいろいろと論議をいたしておりますが、地球環境保全絡みでODAとしてもアカウントされるもの、これは地球環境保全が約一〇%の増に対しまして二〇%とも聞いておるわけでございますが、どのような推移をたどりつつあるか。また、特に目...全文を見る
○石井一二君 今、外務省の名前も出たわけでございますが、俗に地球環境問題に関する主務官庁が決まっていないという指摘がございます。地球環境問題担当大臣には環境庁長官がなっておるんですが、その他国際会議の構成とかいろんな面でそういったことが言われておるわけでございますが、こういった各...全文を見る
○石井一二君 環境庁長官、今の局長の答弁を聞いておられて、環境庁設置法の改正は必要ないとお考えですか、それに対して一考すべきだとお考えですか。イエスかノーといえばどちらでしょうか。
○石井一二君 大臣は検討中というお言葉でございましたが、局長のお話ではいとも簡単にその必要はないようなニュアンスで私は承りました。  ちなみに本年六月三十日に開かれました地球環境保全関係閣僚会議の中で橋本龍太郎氏が次のような発言をしておられます。「現在の環境庁設置法で、地球環境...全文を見る
○石井一二君 今、典型七公害とおっしゃって、もう少し広いとおっしゃいましたが、具体的には、名前で言うと、広いというのは何を指すんですか。
○石井一二君 今、バイオ、近隣騒音、先端産業等々が出ましたが、私のつたない理解では電波とか眺望、低周波空気振動、食品公害、通風、原子力等々を考えて私はふだん物を言っておるんですが、いずれにしろ、お気持ちとしては七基本公害源のみならず広い範囲で一生懸命やっておる、そのように理解をさ...全文を見る
○石井一二君 今、目標値である、望ましい努力目標だと、そのように御答弁があり、私も第九条の文言を見ておりましてそのように理解をいたしております。  そこで、一たん話が飛びますけれども、十一月二十八日の新聞ですからこれはもうごくごく最近で、よその省庁のことでございますが、通産省が...全文を見る
○石井一二君 このような条例に基づいて市町と公害防止協定を結ぶ企業が多くございます。そしてその中には罰則規定もございます。特に勧告公表という罰則が充てられておるようでございますが、具体例としてこういった法律ができてからこのような罰則に該当するものというものはかなりの数出ておるんで...全文を見る
○石井一二君 ちょっと私の質問が御理解いただけなかったかと思うんですけれども、公害防止協定の中身の文言を見ておりますと、罰則規定というものがあって、違反した場合には企業名を公表するとか、具体的な勧告がなされるという文言があるわけです。それで、それは牽制的にそういった文言があるだけ...全文を見る
○石井一二君 じゃ次に、もう少し地球環境について進めてみたいと思います。  先ほど御説明にありましたけれども、国立公害研究所に地球環境研究センターを設立するということでございました。四億二、三千万円の要求額が出ておるやに思いますし、スーパーコンピューター等の導入の声もこの関連で...全文を見る
○石井一二君 本年の九月二十八日に海外環境協力センターなるものの設立発起人会が開かれておる。この組織と今おっしゃった地球環境研究センターとの競合関係あるいは分担関係、その辺についてなぜ二つの組織が要るのか、そのあたりをちょっと御所見を承っておきたい。
○石井一二君 私は、先ほど地球環境に絡んで、またODAに絡んで、主務官庁としての環境庁の機能が若干弱いんではないかというような意味の発言もいたしたかと思いますが、本年七月十日の新聞を見ておりますと、「通産省は地球環境問題に対処するため、「地球環境対策技術研究所」を」「設置する方針...全文を見る
○石井一二君 今、私は七月十日の新聞を見てと言いましたが、その一週間前の七月四日の日経には、通産省はブラジルに鉱害防止センターをつくる、こう出ておるわけです。  それで、きょうだれか通産省来ていますか。――あなた、じゃちょっとあれですが、通産省はお金を集めやすい立場にあるし、先...全文を見る
○石井一二君 私は七月十日の新聞を読んでいるんですが、ちょっとあなたのおっしゃっているのと固有名詞が違うように思うんですが、もう一遍その組織の名前を大きな声で言うといてください。
○石井一二君 ということは、新聞とあなたのおっしゃることと仮称同士だけれども名前が違うということですな。
○石井一二君 次に、地球温暖化防止のために、俗にIPCC、気候変化に関する政府間パネルというものがございますが、この第三ワーキンググループで地球温暖化問題に関する対応戦略の検討作業というものがなされてまいりました。そして、八月十五日までに各国政府に対してドラフト 案の提出が求め...全文を見る
○石井一二君 それで、地球の温暖化ということになりますといろんな原因があるわけでございますが、その中の一つにCO2の問題も出てまいります。  やや時間がなくなってまいりましたので先を急ぎますが、このCO2絡みで最近、炭酸ガス排出権市場設立というような、今まで聞きなれない構想が出...全文を見る
○石井一二君 今、局長、胸を張って御答弁になりましたが、先ほど来申し上げておりますように、こういった問題については各省庁がいろんな違った角度から違った行動をするというのが一つの現実のように見えますけれども、まず政府間でこういった話し合いをされて、政府の統一した見解として今おっしゃ...全文を見る
○石井一二君 ではちょっと次にテーマを変えさしていただきたいと思いますが、最近はゴルフばやりでございます。ゴルフ場自体の経営が一兆円産業に入ったとか、六十歳までの成人男子の七%が会員になっておるとか、ゴルフ場の数が現在約一千五百カ所、会員数に至っては二百二十六万人というような数字...全文を見る
○石井一二君 きょうは建設省お見えですか。  私も去年まで三年間建設委員をやっておりましたし、今全国に高規格道路網が敷かれようとしておる。また、高速道路ばやりで、いろんな建設が内需拡大の観点からなされておる。喜ばしいことであろうと思いますが、大気汚染の原因の大きな一つが自動車公...全文を見る
○石井一二君 余り答弁が簡単過ぎて理解に乏しいわけですが、じゃ具体的に、例えば関西新国際空港が建設される。そして大阪湾岸道路が建設さ れる。私が調べたところでは、昭和五十四年にアセスメントをやって、今、もう六十四年、平成元年ですから、既に十年たっておる。  例えば芦屋という町...全文を見る
○石井一二君 今、中央分離帯をつくるとあなた言われましたか。もう一遍そこのところを言ってください。
○石井一二君 あなたもきょうは説明員としての御答弁ですから、また別の機会にもう少し詳しく局長、大臣にこの問題は当たりたいと思いますが、こういった五十四年になされたアセスメントに基づいて、それが最終的な答えだというかたい頭を持たずに、状況、町の変化に応じてフレキシブルにやってほしい...全文を見る
○石井一二君 とすると、あれですか、二十年でゼロになるということですか。
○石井一二君 それで将来のことですが、予防協会の基金が五百億円を予定しておる、それで将来運営は基金の運用益によって賄う、こうなっておるわけですが、この運用益で賄うということは言うはやすし行うはかたしの面があろうかと思いますが、そういう前提で、じゃここ一、二年どのような運用益で賄う...全文を見る
○石井一二君 もう一問だけ、最後に大臣の答弁をお願いいたします。  我が国は、先般来いろいろな国際的な約束をしてまいりました。特に、オゾン層の保護という観点から、フロンは今世紀末までに全廃、ハロンは二〇〇五年までに生産、消費の全廃、メチルクロロホルムは一九九一年から現状の水準で...全文を見る
○石井一二君 ありがとうございました。
12月05日第116回国会 参議院 外務委員会 第2号
議事録を見る
○石井一二君 このところ、外交関係に目まぐるしい動きがあるように私は認識をいたしております。例えば米ソの首脳会談、フィリピンにおけるクーデター、また東欧の自由化の波等々でございますが、ここら辺の問題に関して若干政府の姿勢をただしておきたい、まずそのように思うものでございます。 ...全文を見る
○石井一二君 高い評価はわかるんですが、もう少し内容に入っていただきたいと思うんですが、どう高い評価をされたんですか。
○石井一二君 例えば戦略核の削減交渉については具体的な将来における約束事等もなされたわけですが、海軍力の削減についてはブッシュ大統領の方から時期がまだ尚早であるということで会談の中で深入りを避けたとか、そのような報道もなされておるわけでございますが、ここらあたりをどう理解し、解釈...全文を見る
○石井一二君 どの新聞を見ても、例えばこのように一面いっぱい記事がなっておる。(資料を示す)また、衛星放送を通じて外国の放送が直接入ってくる。そういったスピード化の時代の中で、特使がのこのこ帰ってきてそれから分析をしておるというのは私は外交センスを疑いますが、その辺はどう考えてお...全文を見る
○石井一二君 もう一つだけ聞いておきますが、例えば新聞等によりますと、ソ連に対して最恵国待遇を供与するといったようなアメリカが姿勢を表明しておる。日本も世界のいろんな国に対して、貿易黒字大国ですから、こういった問題でも当然対処を求められると思うんですが、こういった問題についてもま...全文を見る
○石井一二君 次に、激動する東欧の情勢について若干聞いておきたいと思いますが、一連の民主化の運動を外務省としてはどのようにとらえておられますか、まず御所見を伺いたい。
○石井一二君 応分の協力という今お言葉が出まして、当然のことだと思います。  では、中身はどうかということになるわけですが、例えば時を同じくして近々総理が東欧へ行かれる可能性があるということも風聞として承っております。まだ具体的な国名は決まっていないかもしれませんが、ポーランド...全文を見る
○石井一二君 私は今まだ決まっていないかと思いますがと申しましたが、総理が行かれる場合の御訪問先というのはもう決まっているんですか。
○石井一二君 お差し支えなければ、ちょっとそれを聞かしていただくことは可能ですか。
○石井一二君 もっと聞きたいこともございますが、外交上の問題点も多うございますので、フィリピンのクーデターについて若干お伺いをいたしたいと思います。  これもまた新聞報道等いろいろございますが、ほぼ鎮圧されて邦人関係者には犠牲者がなかったというように私は理解をしておりますが、大...全文を見る
○石井一二君 ここに私は「我が国の対比経済協力 平成元年十二月四日 外務省」と書かれた二枚の紙を持っているわけですが、その冒頭に次のような文章がございます。「我が国は、従来より比の安定と繁栄がアジア・太平洋地域の安定と繁栄にとって不可欠との認識の下、同国に対する経済協力の拡充に努...全文を見る
○石井一二君 基地がどうのこうのというのは米比の問題ですが、仮に基地がなくなったとした場合に、日本に対する影響という観点から無関心ではおれないというのが私の考えであります。  同じように、韓国にまた米軍基地がある。このところ、いろんな雑誌あるいは新聞等の報道によりますと、在韓米...全文を見る
○石井一二君 今おっしゃったように、十分な連絡をとりながら注意深く外交を展開していただきたいと要望いたしておきます。  さて、フィリピンに絡んで、マルコス政権以来、またアキノ政権になって我々も特別委員会等をつくっていろいろ論議もしてきた経過もございますが、我が国としては極めて重...全文を見る
○石井一二君 御答弁の冒頭で年度別の数字を挙げられて、やや数字が伸びつつあるような印象も受けたわけですが、同じ援助といっても、円借款もあれば無償資金もあれば技術協力もある。また、借款でも特別円借款もあればリハビリ借款もあると思うんですが、内容的な流れというものをもうちょっと詳しく...全文を見る
○石井一二君 答弁の途中ですが、その数字だけぱらぱら言われても流れがつかみにくいんですよ。だから、方向としては無償のこれに力を入れてやっているとか、そういう流れの方向をちょっと教えてほしいという意味なんですが、質問の意味は。
○石井一二君 技術協力とおっしゃって、その前には農業・農村開発という言葉が出ましたが、どうせJICAを通じてやっておられると思うんですが、技術協力の場合、どのような方向で我が国としてはフィリピンの発展を図ろうとしておられるのか、分野ですね。それともう一つ、多国間援助構想の東京会合...全文を見る
○石井一二君 いろいろございますが、次に、国連外交について若干伺っておきたいと思います。  我が国の国連における分担率は一〇・八四%で、今や第二位の分担率を負担するに至っておると理解をいたしております。こういった中で我が国は、国連行財政改革案を元外務大臣の安倍晋太郎さんが提案さ...全文を見る
○石井一二君 国連の活性化また組織の改革等に対する大臣の御所見はそのとおりだと思いますが、戦後四十有余年を振り返って、国連が設立されて以来何をしてきたかということで的を絞ったならば、柱としてどのような機能を国連自体が果たしてこられたと理解しておられますか。
○石井一二君 昨今の国連のいろんな問題点を見ておりますと、例えば分担金、拠出金の不払いや未払いが累積しているとかいうようなことも聞きます。どれぐらいの未払い金等がたまってきつつあるのか、ちょっとその辺のことを聞いておきたいと思います。
○石井一二君 たしか約四十年前に国連が発足したときは五十一カ国でスタートしたと思います。それが今三倍近くに膨れ上がり、その非常に多い部分がやや小さな国ではなかろうかと思うんです。例えば分担率のレベルで言いますと、〇・〇一%の範疇に入る国が七十九カ国ある。そうすると、これらの国の分...全文を見る
○石井一二君 最近、外務省のなされた外交の中の一つにナミビアに対して選挙監視団を派遣されたと、このことは私はかなり高い評価を買っておるのではないかと思います。また、将来においても平和維持活動(PKO)という名のもとにいろいろと我が国としてはなさねばならないことが多いという自負心の...全文を見る
○石井一二君 あと一分ほどあろうかと思いますが、一応もうこれで終わります。ありがとうございました。