岸真紀子
きしまきこ
比例代表選出
立憲民主・社民
当選回数1回
開催日 | 会議名 | 発言 |
---|---|---|
02月02日 | 第208回国会 参議院 資源エネルギーに関する調査会 第1号 議事録を見る | ○岸真紀子君 立憲民主・社民の岸真紀子です。 三人の先生、どうもありがとうございました。 私は、最初に浅岡参考人に御質問したいと思います。 製造業にとって火力発電は必要というようなお話もよく耳にします。再生可能エネルギーを使った電力では周波数の安定に不安があるとか、さ...全文を見る |
○岸真紀子君 なので、やっぱり火力発電から不買運動とかが世界的には、国際的には起きているんではないかということをもう少しお聞かせいただければと思います。 | ||
○岸真紀子君 ありがとうございました。 次に、ちょっと視点がずれてしまうかもしれませんが、関根参考人にお伺いいたします。 石油精製業というんですかね、プラスチックのためにはやっぱりこれからも資源としての石油が必要なんではないかというような……(発言する者あり)違う、違う感...全文を見る | ||
○岸真紀子君 ありがとうございます。理解が少し深まりました。 それでは、最後に吉野参考人にお伺いいたします。 今のように、技術革新というのが様々な分野ですごく重要だというのは分かりました。それで、国際競争力にも勝っていくにも、ここがすごく大事だと捉えています。 吉野参...全文を見る | ||
○岸真紀子君 ありがとうございました。終わります。 | ||
02月09日 | 第208回国会 参議院 資源エネルギーに関する調査会 第2号 議事録を見る | ○岸真紀子君 立憲民主・社民の岸真紀子です。質問の機会をいただきましてありがとうございます。早速質問に入ります。 岸田総理は、本年一月十七日の施政方針演説で、二〇三〇年度四六%、二〇五〇年カーボンニュートラルの目標実現に向け、単にエネルギー供給構造の変革だけでなく、産業構造、...全文を見る |
○岸真紀子君 私も研究開発を否定するものではないと考えていますが、今朝の北海道新聞にも、原発はあくまでも過渡的というか、むしろそのEUの流れも得て、なし崩しに行くのではないかということを指摘する新聞記事も出ています。なので、そこは本当に慎重に考えるべきです。 次の質問に入りた...全文を見る | ||
○岸真紀子君 委員長には再三にわたって、こう質問すると、そのようにお答えをいただいているところです。なので、審査に時間が掛かったとしても、それはきっちりと安全性を確認しているということでやむを得ないんだなということも、今の答弁でも更に私も感じるところでございます。 次に、高レ...全文を見る | ||
○岸真紀子君 本当に今、寿都町と神恵内の二か所からもお話を聞いてきたんですけど、町民が推進派と反対派に分かれて、ちょっと町が分断してしまっているんですね。これ、過去にも高知県の東洋町でも同じようなことが起きたとニュースとかでも聞いています。 寿都町内にあるNUMOの施設を外か...全文を見る | ||
○岸真紀子君 なるべく分かりやすく、広く周知していただくように引き続きお願いいたします。 次に、委員長にお伺いしますが、原子力規制委員会は一月十九日に、使用済核燃料から出る高レベル放射性廃棄物について、最終処分地を選ぶ際に考慮する条件づくりに着手することを決めたと報道されてい...全文を見る | ||
○岸真紀子君 なかなかそれが決まっていないと説明をするのも難しいというふうに思いますので、引き続きよろしくお願いいたします。 次に、原子力規制委員会は、六ケ所再処理工場を新規制基準に適合しているという、審査を合格としていますが、完成がずれ込んでいる実態にあります。予定では今年...全文を見る | ||
○岸真紀子君 もう一問質問を用意していたのですが、時間となりますので、終わりますので、要望だけさせていただきます。 もしもその再処理工場が動いたとしても、「もんじゅ」が実質的にもう廃炉になって破綻をしているので、何というんでしょう、原発政策を進めるにしても、お金の問題とか核の...全文を見る | ||
02月16日 | 第208回国会 参議院 資源エネルギーに関する調査会 第3号 議事録を見る | ○岸真紀子君 立憲民主・社民の岸真紀子です。 三人の参考人の皆さん、ありがとうございました。 私は、最初に石川参考人にお尋ねをしたいと思います。 茨城県の東海村ですね。東海村の方では、誰かが考える問題ではなくて、自分の問題として村民一人一人が関心を高めるために、東海村...全文を見る |
○岸真紀子君 本当にいろんな情報は調べればあるんですが、やっぱり分かりにくいっていうのがあって、特にその核のごみの燃料は、企業の問題であったり、核燃料サイクルの問題とかもう本当に分かりづらいので、これ国としてどうやって分かりやすくしていくかというのが課題だと思います。ありがとうご...全文を見る | ||
○岸真紀子君 ありがとうございます。 やっぱりそのごみの問題が結構大きなテーマとなっているので、大分解消できる、リサイクルが大事だということで、分かりました。 済みません、奈良林参考人にも聞きたかったんですが、時間となりましたので、質問を終わります。 ありがとうござい...全文を見る | ||
03月10日 | 第208回国会 参議院 予算委員会 第11号 議事録を見る | ○岸真紀子君 立憲民主・社民の岸真紀子です。 二〇一一年三月十一日、東日本に大きな地震と津波、そして原子力災害が発生しました。犠牲となられた方々に心から御冥福を申し上げます。 与野党問わず、被災者並びに被災地に寄り添い、取り組むことは重要です。特に、東京電力福島第一原発の...全文を見る |
○岸真紀子君 二〇一三年頃は、この高濃度の汚染水が海に出ていたり、タンクから汚染水が漏れていたりとか事故が多発していますが、そこから技術は進歩しています。タンクも改良されました。また、タンク増設の土地の問題を言いますが、廃炉の形もまだ見えていない中でタンク建設だけを抑制すべきでは...全文を見る | ||
○岸真紀子君 今、地元に確認をしてと言いましたが、それはあくまでも副読本の話であって、チラシの問題ではございません。風評被害防止という目的だったとしても、余りにも駄目な行為だと厳しく指摘します。これだと、純粋な子供だけに理解を進めようとしていると受け止めます。 しかも、資料を...全文を見る | ||
○岸真紀子君 経済産業省が作成した「復興のあと押しはまず知ることから」というチラシも配布しています。先ほど理解を深めると言いましたが、これを御覧いただくと、振り仮名は振られていますが、全体的に政策文書で使われている単語ばかりで、易しい言い回しはありません。小学校の低学年が、浄化処...全文を見る | ||
○岸真紀子君 このチラシに東京電力の文字がないのはなぜなんでしょうか。全国に配布しているのに、東電がなくて福島という言葉、これこそ誤ったメッセージになるのではないですか。 経産大臣、これについてもお答えください。 | ||
○岸真紀子君 是非そうしてください。 次に、中学、高校へ配布した資料も、ミスリードする内容を指摘したいと思います。 二面の、二面の中段に「世界でも既に海に流しています」とありますが、流しているのはALPS処理水ではありません。しかし、この書きぶりだとALPS処理水と見えま...全文を見る | ||
○岸真紀子君 今の説明では全く、だから受け手がそう捉えていないということを厳しく言っておきます。 このチラシは学校だけじゃなくて、一般向けにも使用されているんです。見直した方がいいです。正確な情報になっていないし、大事な過程を省略し過ぎているので、これではいつまでたっても理解...全文を見る | ||
○岸真紀子君 全くもって、回収しないというのは不満足です。本日、立憲民主党としてもこのことについて各省庁に申入れを行っていますので、撤回してほしいということを強く申し入れます。 また、文科省には原子力の研究機関もありますし、文科大臣も、他省庁が作ったというだけじゃなくて、学校...全文を見る | ||
○岸真紀子君 まず、復興大臣の西銘大臣は丁寧に丁寧に説明すると言いましたが、このチラシのようなものでは説明が不足しているんですよ。幾ら丁寧に説明したって意味がないと私は思います。だから、これを撤回してほしいというふうに何回も言っているんですよ。 それと、萩生田大臣については、...全文を見る | ||
○岸真紀子君 今答弁いただきましたが、これまでもそんなに、どっちかというと政府の思うことしか提供していないんですね、このチラシでも分かるとおり。ALPS処理水と普通のトリチウム水が同じであるかのように見える書き方であったり、説明が本当に足りないです。もっともっと工夫をして情報を公...全文を見る | ||
○岸真紀子君 今お話しいただいたとおり、女性の就業率、まあ女性活躍推進法とかで政府はこの間、女性の就業率増えました、女性労働者増えましたと言ってきましたが、女性労働者のうちに五三・六%、半数以上が非正規労働者という実態にあります。これ男性労働者だと非正規雇用は約二割なので、大きな...全文を見る | ||
○岸真紀子君 厚労大臣に今御説明いただいたお話はどれも重要だと思うので、それも引き続き進めていただきたいです。 大臣がおっしゃっていた中には、正規化とか、希望する方が正規になるというふうなことをおっしゃっていたと思うんですが、それであれば、私はやっぱり、労働者派遣法ですね、こ...全文を見る | ||
○岸真紀子君 言われたように、本当にいろんな課題があると思うんですが、やっぱりこの、特に大臣が所管されている福祉分野ですね。 福祉分野は元々、やっぱり家の中で女性が、例えば家事とか育児とかですね、そういうのを担ってきたということも原因として賃金が他の産業から低いと見られていま...全文を見る | ||
○岸真紀子君 ありがとうございます。 今のお話、両大臣のお話にあったとおり、本当にまだまだ、いつまでも男らしさとか女らしさにこだわるばかりに、賃金格差にも出てくるし、就職面でもいろんな弊害が残念ながら起きています。 あわせて、配偶者控除であったり第三者被保険者などの制度に...全文を見る | ||
○岸真紀子君 是非よろしくお願いします。大臣、応援いたします。 例えば、先ほど言った、民間シェルターの取組を推進するとおっしゃっていただきましたが、これすごく重要だと考えています。NPO法人とかが多く運営していると思うんですが、やっぱり資金面で困っているというような実態があり...全文を見る | ||
○岸真紀子君 野田大臣の力強いお答え、ありがとうございます。 ただ、これが、残念ながら一般的にはこの被害者の方、被害だと気付かない方が多いですよね、精神的に。なので、セミナーであったりそういうものをやっぱり充実していかなきゃいけないと考えていますので、引き続きよろしくお願いい...全文を見る | ||
○岸真紀子君 デジタル化なので、これすぐにでもやっていただくことをお願い申し上げ、私は時間となりましたので質問を終わります。 | ||
03月15日 | 第208回国会 参議院 総務委員会 第3号 議事録を見る | ○岸真紀子君 立憲民主・社民の岸真紀子です。 私は、最初に、岸田政権が新しい資本主義で掲げた、そして自治体にとっても十月以降は地方交付税にも関係してくる看護、介護、保育等の処遇改善について質問をさせていただきます。 二〇二一年度補正予算において措置をされました公的部門にお...全文を見る |
○岸真紀子君 ありがとうございます。 これからというところもあるということでお伺いをいたしました。そして、内閣府の方も、二月二十五日よりは若干増えたというふうに捉えました。 公的部門における処遇改善は、対象としている業種、職種に存在している給与格差、つまり、公立と民間、常...全文を見る | ||
○岸真紀子君 それぞれ御答弁いただきました。 最初の質問に戻りますが、例えば保育施設であれば千四百五市町村というふうに言っていましたが、これ施設数ではないので、あくまでも申請のあった市町村の数ということです。一体、全ての保育とか放課後児童クラブとか、そういうところが申請してく...全文を見る | ||
○岸真紀子君 今それぞれからお話を、答弁をいただきました。 四月以降も追加で受付をするというふうには言いながらも、これはあくまでも補正予算なので、年度内でということが肝腎になってきます。二〇二一年度の年度末を控えて、事業の性格から、この関係補正予算の全額を執行することが政府の...全文を見る | ||
○岸真紀子君 今それぞれがおっしゃられたとおり、引き続き、現場の方は十二月にやっぱりマスコミとかで例えば九千円上がるとかという報道を目にしていますので期待していたんですよ。でも、残念ながら実際には、全然その使用者から、雇用主から上がるという話もされないし、また労働組合があったとし...全文を見る | ||
○岸真紀子君 金子大臣、ありがとうございます。 本当に、自治体の方の例えば子供課というところがチェックをしたり、こういうのありますよと持っていくにしても、なかなかやっぱりスケジュールが短かったというところもありました。引き続き御努力をお願いいたします。 それでは次に、地方...全文を見る | ||
○岸真紀子君 ありがとうございます。 特に福島県の浜通りの自治体というのは、東京電力福島第一原発の事故によって住民が自治体の外に避難しなければならなかったという経過があります。震災後、段階的に避難指示解除を行ってきましたが、放射線への懸念や、お店とか病院がその自治体にないとい...全文を見る | ||
○岸真紀子君 ありがとうございます。大臣、引き続きお願いします。 先ほど配った資料のこの一枚目の資料一の方を御覧いただきたいんですが、これ、被災自治体の財政の危機ということで書かれた記事になります。福島県富岡町の現状が書かれています。帰還された住民の多くは高齢者で、介護保険料...全文を見る | ||
○岸真紀子君 まあそれは確保されたというふうに答えるのは分かってはいますが、やっぱり義務的経費が四〇%以上とか五〇%近くになっているということは、正直、本当に行政運営そのものが危うくなっているんじゃないかというふうに心配するところです。 岸田内閣の新年度予算に盛り込まれた政策...全文を見る | ||
○岸真紀子君 大臣、ありがとうございます。 確かに、ここ数年、計画上の人員も増やしていただいているし、総務省も十分自治体がこれまで削り過ぎてきたというのは御承知だと思うんですね。なので、更なる、やっぱりどんどんどんどん国から新しい事業は降ってくる、しかも今はコロナの対策とかで...全文を見る | ||
○岸真紀子君 前田局長から答弁いただいたように、様々なところに予算を付けて努力をいただいているのは承知はしていますが、やっぱり引き続き、これで本当に、仕事はどんどん増えてくるので、足りているのかというのがやっぱり疑問だというところです。 地財計画における給与関係経費は前年度よ...全文を見る | ||
○岸真紀子君 保健師を二年間で九百人増やすということで、平成三十一年度から比べると七百人増えましたという答弁をいただきました。引き続き、この保健所の職員というのが本当に大変な状況にありますので、努力をしていただきたいというところです。 保健所についてなんですが、保健師だけが不...全文を見る | ||
○岸真紀子君 担当は厚生労働省なので、厚生労働省がしっかりとそれを増員を目指していくというのは大事なんですが、やっぱり、自治体の財政当局もそうなんですが、財政担当の職員もそうですけど、その仕事が何なのかというのが分からないとお金を計算するということはできないんですね、予算を付けて...全文を見る | ||
○岸真紀子君 実際にこの事業を、事業というか、始めてから二百七人の登録があって、今も熊本県の方に派遣しているということで、一定の効果はあるかと存じます。 ただ一方で、災害対応で技術職が足りないということは問題でありまして、これを、この制度で果たしてうまくいくのかというのは私は...全文を見る | ||
○岸真紀子君 公務員部長、ありがとうございます。 引き続き、この問題、相当やっぱり現場の市町村では実際に技術職員を採用したくて、本当であれば都道府県単位ではなくて、自前の技術職員が、市町村が望んでいます。ただ、これを募集掛けたとしてもなかなか応募がないという悩みがあるのでこう...全文を見る | ||
○岸真紀子君 稲岡局長も重々御承知かと思いますが、やっぱり本当に使わなきゃいけない自治体にお金があんまり来ていないので森を守ることができないといったようなミスマッチが起きていますので、附帯決議にもあったとおり、一日でも早くこれを、人口割りの部分ですね、改善していただきたいです。 ...全文を見る | ||
○岸真紀子君 実質、残念ながらちょっと形骸化しているというところなので、十分に地方の声を聞く場にしていただきたいです。 金子大臣もこのメンバーの一人ですので、金子大臣にもお伺いします。総務大臣としても地方の声を反映させるために機能させていただきたいということを要望しますが、御...全文を見る | ||
○岸真紀子君 所管するのは内閣府なんですが、引き続き大臣にもよろしくお願いいたします。 次に、国の財政支出に依存しなければならない現状に現在自治体の方があるんですが、そのため、PCR検査とか飲食店等への協力金、医療機関への入院確保策など、国の指示待ちや補助金頼みとなってきた現...全文を見る | ||
○岸真紀子君 引き続きこれしっかりと取り組んでいただきたいです。 次に、最後になると思いますが、一般行政経費に、まち・ひと・しごと創生事業費とか地域社会再生事業費、地域デジタル社会推進費を別枠で計上していますが、不安定な別枠ではなく、必要経費の充実をさせるためにも、例えば単独...全文を見る | ||
○岸真紀子君 時間となりましたので、残りの質問はまたあしたさせていただきます。 以上で終わります。 | ||
03月16日 | 第208回国会 参議院 総務委員会 第4号 議事録を見る | ○岸真紀子君 立憲民主・社民の岸真紀子です。 昨日に続き質問させていただきます。よろしくお願いいたします。 最初に、臨時財政対策債についてお伺いします。 現世代の受益を将来世代の負担である赤字公債で補填している財源不足対策として捉えておりますが、これについては、やっぱ...全文を見る |
○岸真紀子君 大臣に答弁いただいたとおり、これからまだ先の話が、令和五年度の財政の編成に当たってのことになってくると思いますが、これ本当に、二〇〇一年から当初三年だったものを、まあずるずるとって言ったら悪いですけど、延長に延長を重ねてきて今に至っています。必ずこれ終わらせてほしい...全文を見る | ||
○岸真紀子君 これしっかりと大臣に本当は答弁をいただきたかったんですが。 すごく私疑問だったんですね。これ、なぜこんなにも明らかに自治体の言っている側の方が正しいことなのに、要は、国に勝ち目のないことをいつまで控訴を続けるのかというふうに疑問に思っていたんですね。その経費とか...全文を見る | ||
○岸真紀子君 そういう答弁が来るだろうなと思いながらも質問しています。 これ以上追い求めることはしませんが、やっぱりおかしいんですね。国と地方は対等だと言いながら、こんなふうに後から制度を変えてペナルティーだと、言うことを聞かなかったらペナルティーにするというのはやっぱり許さ...全文を見る | ||
○岸真紀子君 全く話がかみ合っていないように思います。 ふるさと納税って何なのかというところなんですね。総務省が掲げる三つの意義よりも、節税効果や返礼品が前面に出過ぎなんですよ。自治体間の税の奪い合いになっているんですよ。本当にこれが税という本質から逸脱しているというのは、し...全文を見る | ||
○岸真紀子君 改めて確認しますが、会計年度任用職員の給与については、二〇二〇年度の制度創設に伴って、同職員への期末手当の支給を行うに当たっては、期末手当に限定して財政的な措置を講じているのか、あるいはほかの給与等にも措置されているのか、詳細を明らかにしていただきたいです。 も...全文を見る | ||
○岸真紀子君 ありがとうございます。 昨年八月三日に令和三年度の普通交付税大綱が閣議報告されています。地方財政計画の交付税の影響は、通常、関連項目の単位費用などの増減に措置されているものと思いますが、令和三年度の地方財政計画における会計年度任用職員の期末手当の平年度化による増...全文を見る | ||
○岸真紀子君 ありがとうございます。改善していただいたということです。 総務省が行った令和三年度の会計年度任用職員制度の施行状況等に関する調査において、会計年度任用職員に期末手当を支給していない地方自治体が二十団体あると聞いています。また、期末手当を支給する一方で、給料や報酬...全文を見る | ||
○岸真紀子君 期末手当の不支給及び給料、報酬抑制は法の改正の趣旨に沿わないと総務省は指摘をしています。財政上も極めて不適切、問題であると考えています。このような状況は早急に一掃しなければならない、これはもう言うまでもありません。 なお、当該の地方自治体に職員団体が存在している...全文を見る | ||
○岸真紀子君 去年とはちょっと調査方法が違うので若干数字が違うというところも理解をしますが、これ重ねて言いますが、これもう本当にこの問題、待ったなしの喫緊の課題として、全てのこの会計年度任用職員への適正な期末手当の支給が図られるように強く求めるところです。 会計年度任用職員へ...全文を見る | ||
○岸真紀子君 今御答弁いただきましたが、前に進めるために様々なことをやっていっていただきたいということを重ねてお願いします。 次に、地方公務員の定年延長についてもお伺いします。 昨年十二月二十日の総務委員会において、この質疑の状況を踏まえて、その後の関係条例の整備を始めと...全文を見る | ||
○岸真紀子君 今週中ですね。 その十二月二十日の公務員部長答弁においては、条例整備時期の予定について、総務省として、再度、現在の検討状況の確認を行っているということでありましたが、この再調査の結果はどのようなものとなっていますか。 | ||
○岸真紀子君 この制度が令和五年の四月に間に合うようにということで先ほど公務員部長もおっしゃいましたが、今の調査結果を聞くと、九月までが八割ということは、約二割の地方自治体は十二月議会以降の条例改正等を予定しているということになります。ここに至ってこういう現実を踏まえると、かなり...全文を見る | ||
○岸真紀子君 大臣、本当にこれは時間が迫っているので、是非総務省として後押しをしていただくことをお願い申し上げます。 次に、地方税について質問したいと思います。 地方税は自治体にとって自主財源であって、地域の特性に対応するためにもとても大切なものとなっています。最初に伺い...全文を見る | ||
○岸真紀子君 この税金を設定、新たに設定して納税をしていただくというのは、ハードルも高いかもしれませんが、地域の特色に応じて税を活用できるということからいえば一つの特色だと考えます。 先ほど紹介もありました、最近では宿泊税というふうに言っていましたが、観光に力を入れている自治...全文を見る | ||
○岸真紀子君 決して公立とか公的病院をターゲットにしていないというふうな答弁だったとは思いますが、ただ、過去に赤字、不採算地区の公的・公立病院を名指しをしたということもありますし、医療構想といっても、再編統合といっても、決してこの公立病院だけではないかもしれませんが、役割として、...全文を見る | ||
○岸真紀子君 一定程度ちょっと前向きな答弁もいただけたと思いますので、次の質問に入りたいと思いますが。 今回の地方税法の改正案には、ふるさと納税で確定申告せずに税額控除を受けられるワンストップ特例制度の申請書について、性的マイノリティーに配慮をして性別記載欄を削除することとし...全文を見る | ||
○岸真紀子君 是非ほかのところでも広めてくださいという要望をして、私の質問は終わります。 | ||
03月22日 | 第208回国会 参議院 総務委員会 第5号 議事録を見る | ○岸真紀子君 立憲民主・社民の岸真紀子です。 最初に、ワクチン接種についてお伺いします。 昨年、前総務大臣の武田大臣を中心に総務省は自治体へ圧力を掛けました。しかし、総務省としては、このワクチン接種がどこで詰まっているのか、それを解決するために総務省は手を貸したと、実際に...全文を見る |
○岸真紀子君 大臣の御答弁でも総務省は圧力を掛けていないとおっしゃられるんですが、やっぱり一部の自治体では、地方税課から電話が掛かってきて、うちが掛けている意味が分かりますよねと言われたということも聞いています。これが圧力じゃないのかと言いたいんですね。 それと、そのほかにも...全文を見る | ||
○岸真紀子君 引き続き支援をお願いしたいというところで、今私が一番恐れていることもちょっと問題提起として掲げさせていただきますが、堀内ワクチン担当大臣が二月十九日の民間のテレビ番組で、新型コロナワクチンの接種券について、先ほど大臣も接種券の速やかな支援をやったんだと言っていました...全文を見る | ||
○岸真紀子君 じゃ、この固定資産税の負担調整措置によって減収額が四百七十一億円とされていますが、これは自治体に減収分補填されるのでしょうか。こういったことをするのであれば国費で補填すべきと考えますが、その点いかがでしょうか。 | ||
○岸真紀子君 今答弁いただいたように、補填されないんですよ。ただ、土地の価格が上がっているので、都市部中心だから税収も安定しているだろうということかもしれませんが、今回コロナでそういった都市部こそ傷んでいろんな支援金を出してきたというのがあります。だからこそ、こういったことをやる...全文を見る | ||
○岸真紀子君 二〇一九年の法人数は、国税庁の会社標本調査によれば約二百七十四・五万社となっています。賃上げ促進税制の適用件数は約十万件であったことからいえば、効果は薄いのではないかなと言わざるを得ません。 では、この賃上げ促進の税制措置で本来は自治体に入ってくるお金が下がった...全文を見る | ||
○岸真紀子君 標準額だと非常に分かりづらいですし、本当はこういうことをやるんであれば補填すべきだと考えます。 今回の改正案では、資本金が一億円超えの外形標準課税対象法人に適用されている場合には、所得割に係る軽減税率を廃止することとしていることから、税負担が増えるのではないかと...全文を見る | ||
○岸真紀子君 一社当たり十三万円、最大でもということで、余り影響がないんではないかというんですが、そうはいっても、影響が、じゃ一社一社どのぐらいメリットがあってデメリットがあるのかというのは、当ててみないと分からないということでよろしいですか。 | ||
○岸真紀子君 なので、ちょっと分かりにくいんじゃないかということを指摘したいというところなんですよ。一方で上げるって、一方でちょっと減税されているという、増税されているというのがあって、なかなか分かりにくいんじゃないかなという指摘でございます。 次に、地方自治体の財政ってすご...全文を見る | ||
○岸真紀子君 最後に、大臣にお伺いします。 不交付団体を増やすという目標はあるのでしょうか。過去には、骨太の方針二〇一三ではリーマン・ショック以前の水準にすることを目指すとしていましたが、今もこの目標を継続しているのか、総務省として地方財政を支えるための対策を大臣にお伺いいた...全文を見る | ||
○岸真紀子君 時間となりましたので終わりますが、引き続き財源確保をお願いいたします。 | ||
03月23日 | 第208回国会 参議院 地方創生及びデジタル社会の形成等に関する特別委員会 第4号 議事録を見る | ○岸真紀子君 立憲民主・社民の岸真紀子です。 私は、地方創生を語る上でも、少し遡って最初にお伺いをしたいと思います。 現在の地方活性化策、いわゆる地方創生は、第一期が二〇一五年から二〇一九年、そして第二期が二〇二〇年から二〇二四年として、人口ビジョンと総合戦略の観点で進め...全文を見る |
○岸真紀子君 ありがとうございます。 地方創生という考え方というのは、戦後ずうっと自治体、各地域で頑張ってきたと私は考えています。すごく努力してきました。でも、残念ながら、先ほど大臣もおっしゃられたとおり、例えば人口減少であったりとか少子高齢化というのは残されたままということ...全文を見る | ||
○岸真紀子君 若宮大臣からの御答弁を聞くと、すごく一生懸命やっていただいているのは分かるんです。確かに、地方創生の考え方とか、また野田大臣が前やっていた総務省とかでは、すごく、地方創生とか地域活性化というのはすごく力を入れているんですが、残念ながら、先ほど言ったようなほかの省庁の...全文を見る | ||
○岸真紀子君 野田大臣の方はこれにどのように関わってくることがあるのか、お伺いします。 | ||
○岸真紀子君 メーンは若宮大臣というのは分かって、でもちょっとその関係性がですね、済みません、余り、私の方が理解が余りできなかったというところなんでしょうかね。 それで、この田園都市という言葉なんですが、私にとってみればすごくなじみ深い言葉なんです。実は、私が出身である旧栗沢...全文を見る | ||
○岸真紀子君 ありがとうございます。大分そのスーパーハイウエーでどんな形になっていくのかというのはイメージが付いてきました。 それで、それぞれの地域の特性を生かしというふうに先ほどから大臣もおっしゃっています。それで、テレワークのこととかも言っていたんですが、ICTオフィスの...全文を見る | ||
○岸真紀子君 お話しいただいたように、やっぱり、リターンしてきてくれるというか、帰ってきてくれるというのがすごい大事だと思います。それには、大臣が言われたように、ひょっとしたら一つの方法としてオンラインでというのもあるのかもしれませんが、やっぱり実物というものもないと、例えば医療...全文を見る | ||
○岸真紀子君 今、牧島大臣にもそうしたら次に聞きますが、例えばデータを企業等で利活用されている場合に、自分のデータを勝手に抜き出されるということに不安を感じているという方たくさんいらっしゃいます。また、恐怖にも感じているという声も聞いています。 データをどのように使われるのか...全文を見る | ||
○岸真紀子君 ありがとうございます。一つ安心感ができたというか、そういうふうに議論を始めていただいているというところです。 次に、デジタル庁は、誰一人取り残さない、人に優しいデジタル化ということを掲げていますが、それであれば、私、去年のこの法案の審議のときにも質問しているんで...全文を見る | ||
○岸真紀子君 外字をなくしていきたいということを丁寧に説明するというのは、一方的な国の押し付けなんですね。誰一人取り残さないという観点からいうと、外れたことではないかと思っています。 しかも、実際にこの自治体でマイナンバーカードを担当している方が今どうやって対応しているかとい...全文を見る | ||
○岸真紀子君 次も質問しようと思っていたんですが、時間がないので、要望だけ牧島大臣にしておきます。 二月十九日の民間のテレビ番組で、堀内ワクチン担当大臣が、新型コロナウイルスワクチンの接種券について、四回目に向けてデジタル化をしていく必要があるというふうにおっしゃったという報...全文を見る | ||
04月04日 | 第208回国会 参議院 行政監視委員会 第2号 議事録を見る | ○岸真紀子君 立憲民主・社民の岸真紀子です。 毎年のように発生する自然災害への備えというのは、防災・減災がメーンではありますが、実際に災害が発生したときには必ず被災地で問題となるのが災害ごみの問題でございます。先ほどの行政評価・監視報告の中にも災害廃棄物対策に関する勧告があり...全文を見る |
○岸真紀子君 務台副大臣も実際に現場に行ってあれを見てきたということなので、本当に心強いです。 先ほど答弁いただいたように、国としても、今は、災害ごみの仮置場を事前に備えておくよう、あらかじめ選定しておくということを推奨しているところですが、実際には、行政評価の調査結果を見ま...全文を見る | ||
○岸真紀子君 令和二年度末で検討しているのが六九%ということで、やっぱりまだまだ三割以上のところは選定をできていないというような実態があります。ただ、やっぱり何かあってからでは急いでやろうとしてもなかなかうまくいかないので、やっぱりここを支援していくというのが重要だと考えています...全文を見る | ||
○岸真紀子君 地域ブロック協議会もつくって対応していただいているということなので、更なるこの広域というのを進めていただきたいと思います。先ほどの新聞にもあったように、これほど積まれてしまったら、なかなか一つの自治体では処理し切れないのではないかと思います。 次に、二〇二〇年の...全文を見る | ||
○岸真紀子君 ありがとうございます。引き続き、柔軟に地域の実情に相談に乗っていただくことをお願いいたします。 次に、災害廃棄物処理計画について伺います。 仮置場を決めるにも、実際に災害ごみが発生する災害には、例えば暴風とか洪水とか土砂崩れ、地震、津波、噴火など、災害の種類...全文を見る | ||
○岸真紀子君 本当に大きく減少しているんです。 私は、二〇二〇年七月に発生した豪雨災害の被災地である福岡県大牟田市を訪問し、被災地における現状も視察してきました。災害ごみの仮置場も見てきたところです。大牟田市は、清掃の収集とかし尿の収集というのを一部は民間に委託していますが、...全文を見る | ||
○岸真紀子君 このトップランナー方式については一体何なのかというところなんですね。 先ほどきちんと適切な交付税の措置をしていると言いましたが、このトップランナー方式というのは安い方に合わせるという方式になっています。総務省が財源に縛りを掛けてくることは正しいことと言えるのでし...全文を見る | ||
○岸真紀子君 全くかみ合わないというのを分かりながらも答弁を求めてはいるんですが、そもそもトップランナー方式によって交付税の安かろう悪かろうに流れているのではないかという問題意識があるんです。プラス、先ほども言いましたが、様々な災害廃棄物の計画を作るにしたって、その現場の実務を知...全文を見る | ||
○岸真紀子君 総務省としても通知は出しているということだと思いますが、引き続き、これ民間委託を進めてきたという立場からいえば、自治体に任せないできちんと遵守をさせることに引き続き取り組んでいただきたいです。 最後になりますが、被災地では災害ごみへのアクセスに関するクレームが多...全文を見る | ||
○岸真紀子君 人材バンクは被災を経験した職員ということなんですが、先ほども言いましたとおり、現場を知る、環境行政を知る職員というのをしっかり守って、そういった方にこの人材を生かしていくという、言わば現場力というのを大切にしていただくことをお願い申し上げ、私の質問とさせていただきま...全文を見る | ||
04月11日 | 第208回国会 参議院 行政監視委員会国と地方の行政の役割分担に関する小委員会 第1号 議事録を見る | ○岸真紀子君 立憲民主・社民の岸真紀子です。 二〇〇〇年に施行された地方分権一括法で地方への権限移譲が明確化され、国と地方の関係は、それまでの課題であった上下主従関係から対等協力関係に転換されたということになっています。そして、機関委任事務を廃止して自治事務と法定受託事務に分...全文を見る |
○岸真紀子君 あれは自治事務だったんです。簡潔にって言ったんで、次は簡潔にお願いします。 しかし、あの特別定額給付金、どこに自治体の裁量があったのでしょうか。自治体は休日返上で懸命に実務を担いましたが、給付が遅れているとはやし立てられ、どんな思いであったかというのを考えていた...全文を見る | ||
○岸真紀子君 前述したその事例については、特別定額給付金については、非常時の特例ということで済まされる話ではありません。田畑副大臣もなるべく自治体に寄り添ってというふうにおっしゃっていただきましたが、なかなか、ほかにも、昨年の十二月から実施した子育て世帯への臨時特別給付金、今年に...全文を見る | ||
○岸真紀子君 いろんな努力をしていただいていて、総務省としてもコミュニケーションを自治体と取っていただいているということも今確認ができましたが、まだまだやっぱりこれ足りないと感じています。技術的助言と言いながら、余りにもそれが重過ぎるというのがあるので、ここはしっかりと濫用しない...全文を見る | ||
○岸真紀子君 立憲民主党始め野党ですね、昨年、議員立法として難民保護法案を参議院に提出しています。 この法案は、認定審査を、現在は実務を担う出入国管理庁から切り離して第三者委員会を設置し、世界で深刻な状態に置かれている難民の皆さんを日本が包括的に受け入れること、特に、国、地方...全文を見る | ||
○岸真紀子君 外国人の子供の学びの保障は深刻です。 現在、様々な在留資格により外国人労働者が日本に滞在しています。その外国人の子供の学びの状況には様々な問題があります。正直、自治体でもつかみ切れていないというのが今の実態です。しかし、地域に共生する住民です。 また、四月一...全文を見る | ||
○岸真紀子君 国地方係争委員会についても聞きたかったんですが、また別な機会にして、私の質問を終わります。 | ||
04月13日 | 第208回国会 参議院 地方創生及びデジタル社会の形成等に関する特別委員会 第6号 議事録を見る | ○岸真紀子君 立憲民主・社民の岸真紀子です。 先ほど大臣もおっしゃっておりましたが、地方分権と言われるようになってから約三十年を迎えることになります。一九九九年、地方分権の推進を図るための法律改正の整備等に関する法律、いわゆる地方分権一括法が成立をして、地方自治法が大きく変わ...全文を見る |
○岸真紀子君 ありがとうございます。 昨年も私、実はこの分権一括法の改正案のときに質問をさせていただいたんですが、先ほど大臣もおっしゃいました平成二十六年、いわゆる二〇一四年から導入された提案募集方式なんですが、本当の意味でこれ分権となっていないのではないかなとどうしても思う...全文を見る | ||
○岸真紀子君 ありがとうございます。 更なる充実は多分必要なんだと私は考えます。ちょっと具体的な例を今回の改正案で出させていただきます。 この度の改正では、水道法、国土調査法及び空家等対策の推進に関する特別措置法に基づく事務として住民基本台帳ネットワークの利用を可能とする...全文を見る | ||
○岸真紀子君 大臣、ありがとうございます。 横断的に取り組んでいくということで、少しこの提案募集方式、先ほども言ったんですが、少し工夫が必要なんだと思うんです。私、現場でいたので、企画担当とかがきっとこれをコピーをして各所管課に回すんですが、なかなかこれがきちんとどういう意味...全文を見る | ||
○岸真紀子君 ありがとうございます。 やっぱりちょっと心配だったので、様々なファイアウオールであったり、その技術的なシステムの対策であったり、生体認証というのはその自治体の中で使える方は限られているということなので、誰でも見れるわけではないよと。それと、操作記録も保存をすると...全文を見る | ||
○岸真紀子君 引き続き今年度もやっていくということなので、是非積極的に推進していただければと思います。 昨年も質問したことではございますが、第九次の一括法で、放課後児童クラブの職員に係る基準を従うべき基準から参酌すべき基準に、まあ要は悪い方に見直されたわけです。児童福祉法が改...全文を見る | ||
○岸真紀子君 ありがとうございます。 今のところサービスの質は守られていて、地域によってはできなかったことができたと、住民サービスが向上したということなので心配はしていないんですが、ただ、やっぱり現場からは、この参酌基準によって安易に資格のない方が付いたりするということを気に...全文を見る | ||
○岸真紀子君 ここ数年、毎年のように全国各地で災害が発生していて、仮設住宅などに避難を余儀なくされているケースがあります。状況によっては生活再建に時間が掛かり、応急仮設建築物のその存続期限の二年三か月を超えることもあります。そういった場合は災害公営住宅への入居などが考えられますが...全文を見る | ||
○岸真紀子君 ありがとうございます。 きちんとチェックをしていくということなので、安全性は保たれると。で、問題があればそれは使えないということになるということでよろしいですね。ありがとうございます。 最後にもう一回質問したかったんですが、もう時間も限られているので、要望だ...全文を見る | ||
04月21日 | 第208回国会 参議院 総務委員会 第8号 議事録を見る | ○岸真紀子君 立憲民主・社民の岸真紀子です。 私は、法案の質疑に入る前に、一点だけ大臣にお伺いしたいことがございます。 四月から様々なものが、物価が高くなっております。また、今現在も異常な円安が続いており、昨日は一ドル百二十九円台まで値下がりしておよそ二十年ぶりの円安水準...全文を見る |
○岸真紀子君 大臣、検討しているということなんですが、もう相当急がなきゃいけないと思いますので、引き続きお願いします。 また、円安は、日本全体への影響が、悪い影響が出るのではないかと危惧するところです。地方財政としての懸念もあるというふうに先ほども言いましたが、御承知のとおり...全文を見る | ||
○岸真紀子君 この法案が目指す職業生活と家庭生活の両立を一層容易にするということに対して、少子化社会対策大綱では、妻が正規雇用の世帯は全体の三分の一弱であり、子育て世代の男性は長時間労働者の割合が高い、家事、育児の負担については、就業形態や就業の有無にかかわらず、依然として女性に...全文を見る | ||
○岸真紀子君 今もちょっと答弁いただいたところではありますが、重ねて聞きますが、地方公務員における育児休業の取得状況は、特に課題であるこの男性職員の取得状況を含めてどのようになっているのかというのと、国家公務員の取得状況との比較を含めて実態を明らかにしていただきたいと思います。 | ||
○岸真紀子君 今答弁いただいたように、国家公務員に比べると地方公務員における男性職員の取得率は低水準、かなりちょっと今差が開いている実態にあります。これを理由をどのように分析しているのかというのも教えていただきたいというのと、あわせて、男性職員の取得率は地方自治体ごとに団体間の格...全文を見る | ||
○岸真紀子君 今は総務省が考える国家公務員の取得がなぜ進んでいるかという理由だったんですが、今日は内閣人事局にもお越しいただきました。 国家公務員における男性の育児休業の取得が進んでいるのは、二〇一九年十二月二十七日の女性職員活躍・ワークライフバランス推進協議会において決定さ...全文を見る | ||
○岸真紀子君 ありがとうございます。今おっしゃったように、トップがということが大きかったと承知しました。 地方自治体間の取得率の格差についても先ほどお聞きしましたが、千葉市では男性職員の育児休業の取得が九〇%を超え、突出して高い状況にあるということです。これは、千葉市が職員の...全文を見る | ||
○岸真紀子君 大臣、ありがとうございます。この法案が通った後は、やっぱりこれは変えていかなきゃいけないんですね。社会は全然変わっていないので、これ公務から変えていく、地方の自治体で働く職員から変えていくというのが、すごくその地域にとっても、ほかの民間の企業で男性の職員、男性社員が...全文を見る | ||
○岸真紀子君 育児休業のこの取得回数の制限の緩和は、更なる取得促進に対してどのような効果があるのでしょうか。これも衆議院の総務委員会で、夫婦交代で柔軟な取得を可能とすると公務員部長が答えているところですが、こういった抽象的な見解ではなく、これまでは取得できなかったこと、具体的にど...全文を見る | ||
○岸真紀子君 先ほど大臣からも御答弁をいただいたんですが、やっぱり回数まで国が決める必要があるのかという必要性が私は感じられないんですよ。 そもそも、この育児休業というのは、どう捉えるかというところなんですね。細切れに取って短い期間取るのがいいのか、それとも、今女性が取ってい...全文を見る | ||
○岸真紀子君 選択肢を増やすと言うんですが、私も経験したことがあるんですが、夏季における心身の健康の維持増進を目的として夏季休暇という制度があります。これは、七月から九月まで連続する三日の範囲内で休めるという特別休暇になっているんですが、近年、自治体では人員不足でなかなか休み、連...全文を見る | ||
○岸真紀子君 大臣、ありがとうございます。引き続きお願いします。 取得していたとしても、ほとんどが一か月未満とか一週間程度というような実態も多いです。取得しないよりは一歩前進ですが、三〇%という目的が、まずは達成に向けてというのが大事ですが、本当はこの期間というのも次のステッ...全文を見る | ||
○岸真紀子君 休業中就労について、本法案において地方公務員に導入をしなかったことは当然のことと考えます。それは、関係民間法に対する附帯決議が指摘したように、休業中は就労しないことが原則であり、労使協定や本人同意という規制があっても、実質的な使用者側からの強制就労、つまり悪用される...全文を見る | ||
○岸真紀子君 時間が来たので終わりますが、この法案によって男性の育児休業がその社会にとって取れるようになることをお願い申し上げ、質問を終わります。 | ||
04月22日 | 第208回国会 参議院 地方創生及びデジタル社会の形成等に関する特別委員会 第8号 議事録を見る | ○岸真紀子君 立憲民主・社民の岸真紀子です。 私は最初に、この情報通信技術を利用する方法による国の歳入等の納付に関する法律案、いわゆるキャッシュレス法案ですが、これによって予想される指定納付受託者はどの範囲なのかというのをお伺いいたします。 |
○岸真紀子君 今たくさんの事業者がいるというのをお伺いしました。 この法律によって、納税者などの納入をしなければならない納付者と言われる方、納付者と、歳入を受ける側である各行政機関、そのどちらにとっても利便性と効率性が向上することが私は大事であると感じています。両方に、双方に...全文を見る | ||
○岸真紀子君 言われたとおり、このシステムがまずどんなふうになるのかというのが一つ、その事務作業的なことが簡単になるかどうかということに懸かってくると思うんですね。 私も元々、いつも済みません、自分のことを言いますが、自治体の職員だったので、納税の管理というのをすると、やっぱ...全文を見る | ||
○岸真紀子君 ガイドラインとかでデジタル庁としても関与していくという答弁をいただきました。引き続き、これしっかりと、どこにするかというのが重要になってきますので、対策をお願いいたします。 次に、デジタル庁が作成している、キャッシュレス法案の目指す姿(イメージ)ということで、そ...全文を見る | ||
○岸真紀子君 今確認させていただいて、二十三時五十九分でも大丈夫だということだったので、安心しました。通常の民間の事業者に払うときとかは、やっぱり、例えばインターネットバンキングだったら、その時間によっては翌日の振り込みとなってしまう場合があるので、確認をさせていただきました。 ...全文を見る | ||
○岸真紀子君 引き続き検討していくという御答弁だったと思います。 先ほども言ったとおり、自治体がやっている中では、支払う経費は金利の変動などがあっても見直されずに、言わばその低い金利のままという、手数料がですね、なっているというような実態があって、金融機関側の負担増となってい...全文を見る | ||
○岸真紀子君 今御説明いただいたように、例えば今の時期であれば自動車税とかの納入、納付書が送られてくるんですが、その中に分かりやすい説明とかを入れる、まあそれは地方税の話ではありますが、同じように、この国のキャッシュレス化についてもそういったことでも周知をきちっとさせていただくと...全文を見る | ||
○岸真紀子君 デジタル、デジタルって言われているんですが、実は行政上の手続の方が問題なことが私は多いと思いますので、引き続きよろしくお願いいたします。 次に、この法案によって、例えばパスポート取得の際の収入印紙が不要となったり、自動車検査登録手数料としての収入印紙が不要となり...全文を見る | ||
○岸真紀子君 大臣から答弁いただきましたが、やっぱり私は、その政府が進めるものによって乱暴に、万が一雇用がなくなるようなことはあってはならないと思います。ただ、これは徐々に広げていくので、今すぐどうこうというわけではございません。また、デジタルに余り得意ではない方のためにも印紙は...全文を見る |