石井一

いしいはじめ



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石井一の1970年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月31日第63回国会 衆議院 商工委員会 第13号
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○石井(一)委員 本日、議題となっております輸出保険法に関連いたしまして、私はまず最初に、わが国の経済協力の基本政策について、政務次官の見解をただしたいと思うのでありますが、申すまでもなく、わが国の経済は、最大の問題であった国際収支も好転し、国際競争力も徐々に強化されて、最近は黒...全文を見る
○石井(一)委員 基本的に前向きの姿勢をとられるということはよくわかりましたが、たとえば南北問題ということでございますが、私はこの問題を、私なりにこのように解釈をいたしております。すなわち、北の豊富な富を南にどのように流すかということが今後の世界政治の中心の課題になるわけでありま...全文を見る
○石井(一)委員 なお、その経済協力の方式といいますか、形態の問題でございますが、たとえば、従来の先進国がなしてきたいわゆるバイラテラルの二国間援助、これは長所も欠点もあるわけでございますし、新しい形態としていわゆるマルチラテラルな多数国間の援助、国際機関を通じたり、相互の多数国...全文を見る
○石井(一)委員 かなり積極的な姿勢で七〇年代の対外経済協力に対処するということを伺ったわけでございますが、ここで内外に問題になっておりますのは、このようなことが日本の経済侵略につながるのではないかという危惧が確かにあるわけでございまして、いやなことばでございますが、たとえばイエ...全文を見る
○石井(一)委員 アメリカのアジア政策においてかなりの失敗が指摘されておるのも、やはりそのような国民感情を無視しておるというふうなことも言えると思いますので、アジアの指導国としてのわが国の援助というものは、積極的であり、かつ慎重であらなければならないというふうに私は認識をいたして...全文を見る
○石井(一)委員 開発途上の国に対する問題だけでなしに、わが国独自の立場からも保険法の完備といいますか、改正が必要であるということがわかったわけでございますが、先ほど政府委員のお話にありましたいわゆる海外の資源開発ということが、わが国の工業的な水準、今後の展望ということからも、た...全文を見る
○石井(一)委員 ただいま御指摘になりました、資本参加を加えた自主開発というのが過去の実績でどの程度あったか、ひとつお教えをいただきたいと思います。
○石井(一)委員 私が理解いたしておりますところでは、また話が継続して移っていくようでございますけれども、十九億七千二百万ドルのうち保険の対象になったのはたった六千五百万ドルであるというふうに記憶いたしておりますが、この数字は正しいのでございますか。
○石井(一)委員 従来の保険制度というものが死文化しておるといえば非常にことばが過ぎると思うのでございますけれども、確かに過去の実績において非常に利用度が少なかったということがあります。したがって今回の必要性というものも出てきたと思うのでございますが、私は話を整理する意味におきま...全文を見る
○石井(一)委員 趣旨はよく理解いたしましたが、もう一点、その許可制について、現在三十万ドルまでは日銀審査によってほとんど自由化されておるという制度のようでございまして、それ以上の場合いろいろの許可対象になってくる、こういうことのようでございますが、海外投資というふうなことから考...全文を見る
○石井(一)委員 そうすると、現時点においては、国内への影響その他も考慮して、通産当局としては、現在のワクというものが大体適度である、しかし、今後事態の変遷に伴って前向きの次勢で自由化に踏み切りたいが、現時点においては大体これくらいが適当ではないか、こういうふうに解釈してよろしゅ...全文を見る
○石井(一)委員 私は、この問題に対しても、自由化にかなり積極的な考え方を持っておりますので、くどいようでございましたが、そういう問題についてお伺いをしたわけでございます。  次に、この投資保険の引き受け限度額の問題でございますが、四十五年度は大体五百億を予定されておるようでご...全文を見る
○石井(一)委員 過去の実績、その他いろいろな経験に基づいて算定されたことはわかったわけでございますが、先ほど御指摘もありましたように、非常に予測がしにくいということと、こういう海外の投資というふうなものは性格上非常に機密裏に行なわれる。そうして申請の時点に、初めて当局としてもそ...全文を見る
○石井(一)委員 ただいま二、三の問題を指摘されたわけでありますが、確かに今後の海外投資が大型化してくるということ。次に、支払い準備金というものが、全体の額に比べて、責任残高に比べて非常に低いということ。それからもう一点、保険料というものが近年訂正されて、外国の例に比べて非常に安...全文を見る
○石井(一)委員 それでは、民間の積極的な海外投資に対する参画というものが十分できるように運営していただくことを希望いたしまして、私の質問を終わります。
04月10日第63回国会 衆議院 外務委員会 第8号
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○石井(一)委員 私は本日限られた時間に、北方領土の返還並びにその安全操業の問題に関して、外務大臣にお尋ねをいたしたいと思います。  北方領土の問題は、私たちほんとうにかねてよりその返還を念願しておるわけでございます。最近その交渉が多少むずかしい段階に入っておるというふうに私た...全文を見る
○石井(一)委員 私はこの問題を突っ込む意思はございませんけれども、この第三国がたとえば中国であるあるいはアメリカであるというふうなことによって、ソ連の領土問題に対する、特に北方領土に対する一つの新しい最近の考え方というものがその裏にある意味で解釈できる節であるのじゃないか、この...全文を見る
○石井(一)委員 私、北方領土の返還に関していろいろと申し上げたいこともございますし、与党の若手として新しい提案もあるわけでございますが、きょうは時間の関係もございますので、ただいま大臣が申されました安全操業の問題について、もう少しこれはカレントな問題でございますのでちょっとお伺...全文を見る
○石井(一)委員 いま自主規制というおことばがございましたが、一体政府は自主規制とはどういうことを考えておられるのか、この点をお伺いしたいと思います。
○石井(一)委員 非常に相対的な問題で今後の交渉ということがほんとうの山になるのだと思いますが、もう一点私が気にかかりますことばは、この対価を提示するということをやはり外務大臣はお考えになっておるようでございますけれども、操業に対する対価とは一体具体的にどういうことを考えておられ...全文を見る
○石井(一)委員 おそらく十三日ごろに行なわれますいまの会談でそういう問題がすべて詰められると思うのでございますけれども、やはり問題が非常に懸案の事項でございますし、時間もかかるということも考えられるわけでございますが、外務大臣は、イシコフ漁業相を抑留して、何とかこの問題に終止符...全文を見る
○石井(一)委員 北海の漁民は一日も早く妥結に向かうことを念願しておりますし、非常に切実な問題であろうと思います。それだけではなしに日本国民の願望でございますけれども、大体政府はめどとしていつごろまでにこの安全操業ができるようにしようというお考えなのか、これは非常に大きな問題だと...全文を見る
○石井(一)委員 私、北方海域における安全操業の問題が解決することによって、外務大臣のおっしゃるオーソドックスな行き方で一歩一歩懸案を解決する、そういう形で北方領土の解決というところまで、ある程度時間はかかるかもしれませんけれども、両国の関係は前進していくんだ、こういうように考え...全文を見る
○石井(一)委員 それでは、従来の日ソの交渉では、公式のルートのみならず、非公式のルートもいろいろ通して交渉がなされておったようでございまして、最初の交渉の時点では、たとえばドムニッキーというような人が、正体のわからない人であったけれども、一つの糸口を見出した、こういうふうなこと...全文を見る
04月13日第63回国会 衆議院 運輸委員会内閣委員会地方行政委員会法務委員会外務委員会連合審査会 第1号
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○石井(一)委員 私は、自民党を代表いたしまして、特に外務委員会の所属といたしまして質問を申し上げるわけでございますが、与党の第一番目でもございますし、総括的に、参考人も含めて、今回のよど号乗っ取り事件についての御意見をお伺いいたしたいと思います。  今回の事件が、特別な政治的...全文を見る
○石井(一)委員 今後の防止に対する行政が一元化され、そうして空港の警備に関しても、そういう一つの統制のもとになされることを希望する次第でございます。  私、次に、せっかく参考人がお見えいただいておるわけでございますから、そちらのほうにお伺いをしたいわけでございますが、今回の事...全文を見る
○石井(一)委員 第二点に関して……。
○石井(一)委員 それでは、両参考人の御意見をまとめますと、いわゆる純人道的な立場からそのような指示を機長に命じたということであって、その間には何ら政治的、軍事的指示というものはなかったと、かように認識してよろしゅうございますか。
○石井(一)委員 それでは次に、日赤からの参考人にお伺いをいたしたいと思うのでございますけれども、今回いろいろの北鮮側に対する努力がなされたわけでございますけれども、一応オフィシャルチャンネルとでも申しますか、公認された一つのルートとして御尽力をいただいたわけでございますけれども...全文を見る
○石井(一)委員 それでは次に、国家公安委員長に、こまかい問題でございますが、四、五点お伺いしたいと思います。あるいは担当の局長にお答えをいただいてもけっこうでございます。  まず最初に、赤軍派に関しまして、彼らの今回のような大きなこの計画というものは、単なる国外に対する逃亡策...全文を見る
○石井(一)委員 ただいまの問題に関連いたしまして、引き続き国家公安委員長にお尋ねをしたいわけでございますけれども、現在赤軍派の塩見議長などがとらわれておるというふうな状態でございまして、赤軍派の幹部がかなり逮捕されておるという状態でございますけれども、非公式に流れております情報...全文を見る
○石井(一)委員 もう一点、国家公安委員長にお尋ねをしたいわけでございます。非常に小さい質問のようでございますけれども、私は何らかの意味で意味があると考えるわけでありますけれども、たとえば、彼らが持っておった爆弾が、その後警察庁で実験をされたところによると、爆発しなかったとか、あ...全文を見る
○石井(一)委員 次に、法務当局にお伺いしたいと思うのでございますが、東京条約が批准されようとしておる。そうして国際会議で、近くハイジャックの防止条約というふうなものも討議されようとしておりますし、本日の新聞あたりでは、乗っ取り防止法というふうなものも国会に提出されよう、こういう...全文を見る
○石井(一)委員 時間の制約がございますので、ただいまの御回答の中の、それではその未承認国との間で慣例というものが成り立つのかというふうなこと、これは今後非常に大きな課題だと思います。たとえばジェノサイド条約というふうなものもございますけれども、こういう国際的な条約をさらに検討し...全文を見る
○石井(一)委員 与えられた時間がまいりましたので、私、非常に総括的でございましたけれども、私の質問を終わりたいと思います。  私は、このような事件が今後起こらないように国内的な万全の措置が必要であるという点、それからまた国際的にも、総理の答弁もございますように、外交方針を百八...全文を見る
04月23日第63回国会 衆議院 商工委員会 第22号
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○石井(一)委員 ただいまの附帯決議案につきまして、四党を代表し私から提案の趣旨を御説明申し上げます。  決議の案文は、お手元に配付したとおりでございます。  第一点は、情報化に関する基本法についてであります。新時代に即応して、情報化に関するあらゆる分野の総合的、基本的計画を...全文を見る
05月06日第63回国会 衆議院 外務委員会 第13号
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○石井(一)委員 ただいま議題となっておりますこの議定書は、一九二五年に調印されたというふうに理解いたしておりますので、いまから四十五年前にそういう問題が起こったわけでございまして、当時を想起いたしますと、第一次世界大戦が終わった後で、戦争ブームとでも申しますか、非常にそういうこ...全文を見る
○石井(一)委員 私の質問は、議定書に関する条約的な問題が多いと思いますので、どんどん政府委員から御答弁をいただきたいと思いますが、私が調査いたしましたところでは、これに類する条約といたしまして、陸戦ノ法規慣例二関スル規則、一九O七年にでき上がっておりまして、日本は一九一二年に加...全文を見る
○石井(一)委員 それではその次に毒性ガスその他ということばがございますけれども、一体これはどういう種類が含まれてくるのか。あくまでも人命に危害を与える毒性のものなのか。それ以外のいろいろな関係のものがあると思いますが、特別に化学的な分析を要求しているわけじゃございませんけれども...全文を見る
○石井(一)委員 ただいまお伺いいたしました説明では、たいへん広範囲の、いわゆる毒を含んでおる有毒性の化学剤ということだけでなしに、無障害のものもかなり含んでおるというふうに私解釈したわけでございますけれども、防衛庁の代表の方お見えになっておりますか。いま政府委員がお答えになった...全文を見る
○石井(一)委員 それでは警察庁の関係者の方にお伺いをさせていただきたいのでございますけれども、ただいま政府委員が御説明になった毒性のこういうふうなものを警察は一切使用しておられないか、あるいは万やむを得ぬ状態においてはこういうものを使用されておるか、その点をお伺いさせていただき...全文を見る
○石井(一)委員 それではもう一度外務省の政府委員にお伺いするわけでございますけれども、外務省の見解では、ただいま防衛庁並びに警察庁の代表の方がお答えになったそういう毒性の催涙剤もこの条約に含まれておる、こういうふうに解釈になるのか、それともそれは除かれるというふうに解釈になるの...全文を見る
○石井(一)委員 私はこの質問の中で、警察あたりが使っておられる催涙剤等がいけないというふうなことを決して申しておるわけじゃございませんけれども、そういたしますと、ただいまの政府委員の見解では、いま日本の国の中にはこの条約の中で問題になっておる毒性というものは存在しない、こういう...全文を見る
○石井(一)委員 御趣旨はよくわかりましたし、いわゆる道義的な意味でも、軍縮委員会での日本の立場ということも考えてもちろんこれに批准を与えようということだと思うのでございますけれども、こだわるわけじゃありませんが、先ほどの前段のお答えの実験とかなんとかいうのが問題になってあるわけ...全文を見る
○石井(一)委員 それでは次に、この問題に関して国連の場でいろいろ各国の主張がなされて、日本が積極的な参画をしておられることも承知しておるわけでございますけれども、一つは、これに関連して生物学兵器の禁止に関する議論で英国案が出されておる。これは私が解釈いたしておりますものでは、生...全文を見る
○石井(一)委員 もう私の聞きたいことはほとんど終わったのでございますが、締約国がかりにこの議定書に違反をした場合にどういう制裁を受けるようになっているわけでございますか。
○石井(一)委員 なおフランス共和国政府がこの議定書の寄託国になっておるのはどういう理由でございますか。
○石井(一)委員 以上で終わります。
05月08日第63回国会 衆議院 商工委員会 第28号
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○石井(一)委員 ただいま議題となっております問題、並びにそれに関連いたしまして、私、ただいまよりお伺いをいたしたいと思います。  わが国の貿易は、年々着実に伸びておるようでございますけれども、最近、中小企業製品の輸出の伸びが多少懸念されておるような状態でございます。しかしなが...全文を見る
○石井(一)委員 ただいま御指摘になりました品目、私が調べたのも大体類似しておるわけでありますが、それ以外に、たとえば博多織りであるとか、それからいわゆるケミカルシューズといっておりますが、こういう製品に対してもお考えになっておるのか、政府委員からお答えいただきたいと思います。
○石井(一)委員 せっかく通産大臣がお見えでございますし、あまり時間もないようでございますから、大臣に二、三の基本的な問題についてお伺いをしたいと思うのでございます。  いかにわが国の商品がよくても、政府のバックアップがなければ、やはり世界の市場で勝ち残っていくというわけにはい...全文を見る
○石井(一)委員 通産大臣の基本的な考え方に私も賛成なんでございますけれども、ガットの精神に照らし合わせても、また自由化に向かおうとしておる両国の姿勢から見ても、これは非常におかしい。政府としてはき然たる態度でこれに臨んでいただきたい、こういうふうに考えるわけでございまして、まし...全文を見る
○石井(一)委員 私は、ただいま具体的なステップをということでもう少し突っ込んでお答えをいただきたかったわけでございますけれども、ひとつ私の強い要望としてお聞きおきいただきたいと思うのですが、もう一点同じような問題を指摘したいのは、同じくそのころに、その関税委員会が調査をなしたこ...全文を見る
○石井(一)委員 私、国内的な中小企業政策に対しても二、三の質問を準備しておるわけでございますけれども、後ほど中小企業庁長官あたりに具体的にお伺いいたしたいと思います。そうして私まだかなりの質問を持っておるわけでございますが、通産大臣のお時間が三時までのようでございますから、あと...全文を見る
○石井(一)委員 それじゃ先ほどの続きを続行させていただきます。  ここで政府委員からお答えをいただきたいのでございますけれども、中小、特に弱小資本の日本の企業、その商品が外国の市場で淘汰される。それに対して、政府がどのような保護政策といいますか、手を打ってもらえるのか。ぜひと...全文を見る
○石井(一)委員 だから、本年度の予算が九千九百十万、こういうことでございましたね。そこで、私の記録が正しいかどうかわかりませんが、三十五年から四十四年まで過去十年間のこの補助金が、私の持っておりますデータでは、その十年間のトータルが九百十九万。これはやはり通産当局からもらった書...全文を見る
○石井(一)委員 私が手元に持っておりましたのは一業種でございましたので、その点はたいへん失礼いたしましたけれども、私がこの表を拝見いたしましたときに直感いたしましたのは、使い方が、ある年によっては全然使っておらない。それからまた、ある年には多少の金額が張っておりますけれども、あ...全文を見る
○石井(一)委員 私の記憶が正しければ、本年度のケミカルシューズの輸出額というのは大体六千万ドルであります。六千万ドルということは、この間問題になった中共の覚え書き貿易の金額が大体七千万ドル。これは私、調べたんですけれども、一国の非常に大きな政治的な問題で、これだけのセンセーショ...全文を見る
○石井(一)委員 たとえば今度の問題も、急に突発的に、繊維とのからみ合いかどうか知りませんけれども、出てきたわけであります。しかし、予算というものはそれより前に計上されておるんだから、いかにこの問題の対策費がかかったとしても、ここからは出せないということになるわけであります。です...全文を見る
○石井(一)委員 このケミカルシューズに対する輸入規制の問題が出ましてから後に、通産省は一体ジェトロに対してどういう指示をして、ミルズ法案が出た時点において現在どういう活動をされておるのか、御説明いただけませんか。
○石井(一)委員 まだ十分満足できないわけでございますけれども、たとえば具体的に、従来雇っておられるヘメリンガー弁護士を今後も継続されてこの問題に当たらせておるのか。さらに問題か大きくいま国会に上がろうとしておるわけでありますから、弁護士をさらに加えようとか、あるいは特別な調査を...全文を見る
○石井(一)委員 私は、アメリカの良心を信じてというふうなおことばもございましたし、それかといって、その反面、あらゆる努力を続けておられるということも理解したわけでございますけれども、繊維とのからみ合いということもございますから、向こうできまってしまってから、こちらで何の意思も表...全文を見る
○石井(一)委員 私が統一ブランドと近代化促進法とを結びつけたのがかえって悪かったのかもしれませんけれども、この近促法というものに対する業者の不満が非常に多いのですね。といいますのは、先ほど金融の話もございましたけれども、指定を受けておるのになかなか金がおりてこない。それはまた、...全文を見る
○石井(一)委員 非常に高度な説明をされるものですから、非常にけっこうだと同時に、もう一つぴんと来ない面があるわけであります。どうかひとつ、近促法の指定を受けた、ところがその恩恵を受けられないのだというようなことのないように、その辺のギャップを埋めていただいて、これから特にそうい...全文を見る
○石井(一)委員 この法律が通ることによりまして、いろいろな弊害といいますか、弊害ということもございませんけれども、中小企業の体質をまず改善してからこういうことをやれという意向もございましょうし、あるいは中小企業の商品だけにしぼる場合、どういうふうに限定してどういうふうに運用して...全文を見る
06月10日第63回国会 衆議院 外務委員会 第17号
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○石井(一)委員 私は本日北方領土の返還について外務大臣の御意見を伺いたいと思うわけでございます。  去る四月十日に本委員会におきまして、私、一つの仮定でございますけれども、もしソ連側から現在の日本の政府の基本的な方針、すなわち安全保障体制であるとか防衛力の問題というふうなもの...全文を見る
○石井(一)委員 ただいまの政府の御見解よく理解するわけでございますけれども、現在の一応凍結した状態を一歩前進さすためには、何らかの積極的な日本側の提案というものが必要じゃないか。そういう意味でソ連が危惧いたしておりますことは、やはり防衛上の立地条件というふうなことであろうかと思...全文を見る
○石井(一)委員 私が主張していきたかった問題は、結局この地帯というものを非武装地帯というふうな宣言にして、日本に返ってきたけれどもソ連にも大きな害を与えないし、ソ連が危惧しておるいろいろの問題というものの芽をつみ取る形でそういう構想を推進していくことによって、ソ連のいま外務大臣...全文を見る
○石井(一)委員 ただいま指摘いたしましたヤルタ協定に日本が入っていない、したがってそれに対する発言力というものもないということもわかります。それからこの島々が日本の固有領土であるということも条約的に裏づけられる根拠がある、こういうこともわかるわけでございますが、ソ連との交渉でバ...全文を見る
○石井(一)委員 それでは次に、現在交渉中でございます安全操業の問題について御意見をお伺いしたいと思うわけでございますが、私はこの問題についても本委員会で前にお伺いいたしまして、日本側の考えておられるかなりの問題点について大臣よりお伺いをしたわけでございます。その後の経過でござい...全文を見る
○石井(一)委員 この安全操業の問題の解決は非常に時間的にも急いでおる問題でございますし、その間、交渉の過程にトラブルも二、三起こっておるというふうに私は理解いたしております。水域以外にも、たとえばこの前の御答弁で、対価を払うという意思はないとか入漁料を払うという考え方はないとい...全文を見る
○石井(一)委員 この問題の終末、いよいよ問題がまとまったという時点に、たとえば外務大臣が訪ソされてその締めくくりをなさる、あるいは倉石農林大臣に何か招待状が来ているとかなんとかということをちょっと聞いたわけでございますけれども、そういうふうな政府としての御計画があるのかどうか、...全文を見る
○石井(一)委員 私、本日予定しておりました質問をほとんど終えたわけでございますけれども、ソ連との外交というものは、私、まずこの安全操業の問題を解決するということが非常に緊急な課題であると思いますし、それと同時に、この七〇年代の日本の外交的立場というものは、以前とは全然違った一つ...全文を見る
12月08日第64回国会 衆議院 商工委員会 第2号
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○石井(一)委員 ただいま議題となっております法案に関しまして、まず最初に、都市の人口過密によりまして、河川やその周辺の水の問題が、いまや抜本的な対策を立てなければならないことは言うまでもございません。政府は、昭和三十三年に水質保全法、工場排水規制法の制定以来、両法を活用してこれ...全文を見る
○石井(一)委員 それでは、少し条文の中に入ります。  いま御説明がありましたように、非常に重大な問題でございますが、この法律の第五条では、企業または工場が事前に届け出をする義務があるということが規定されておりまして、もし不都合などが起こった場合には、第八条で計画変更の命令がな...全文を見る
○石井(一)委員 届け出制がいいか、あるいは認可制がいいかということは最も議論を呼ぶところでありますが、どちらにいたしましても、権利の留保というのは企業側にあると思うのでございますが、その点は、私はほかに問題を持っておりますので次に進ましていただいて、第四条の「排水基準に関する勧...全文を見る
○石井(一)委員 最後にお伺いした点でありますが、それでは、排水基準を変更するというのには、緩和する場合も当然含まれておる、そういうケースもあり得る、こういうことでございますか。
○石井(一)委員 野党じゃありませんから、その程度で次に行かしていただきます。  そこで、二十八条について次にお伺いしたいと思うのでございますが、結局ここには、政令で定める市の長に、都道府県でなしに委任できることがある、こういうふうにうたわれております。これは長官、どんな市に及...全文を見る
○石井(一)委員 私がこの問題を取り上げておりますのは、公害問題は原則的に大都市に非常に問題が多いわけでございまして、そういう意味で、いま御指摘のありました指定都市関係の公害問題が非常に起こっておる、こういうことであります。したがって、この点は今後いろいろ御検討になって、いろいろ...全文を見る
○石井(一)委員 その次に十六条でございますけれども、二十八条の規定に十六条のみを除外してある。これは大体想像して理由はよくわかるのですけれども、なぜ政令で定める市にこの権限を与えることができないのだろうか。おそらく指定都市の中ではこういう問題も含まれてくるのじゃないか、こう思う...全文を見る
○石井(一)委員 それでは、次に二十五条に移りまして、「国の援助」というところでございますけれども、ここにうたわれておることは、具体的にどういうことを考えておられるのか。公害を防止するために当然企業がなすべき行為というのはたくさんあるわけでございますけれども、やはり資金の不足だと...全文を見る
○石井(一)委員 政府側の技術的な御回答はよく理解したわけでありますけれども、やはり公害防止のためにもう少し政治的な配慮が、たとえば融資の問題であるとか、あるいは特別なローン制度を設けるとか、税制上のいろいろな優遇措置を行なうとか、こういう基本的な問題を、政府の両大臣御出席でござ...全文を見る
○石井(一)委員 この二十五条は企業側に対する国の援助がうたわれておるわけでありますけれども、この法案の中には、地方公共団体に対する国の援助というのは、どこにもうたわれてないような気がいたすわけでございますが、もちろんほかの公害関係法案の中に、公害対策基本法あたりではそういうこと...全文を見る
○石井(一)委員 私がこの問題をこの時点で指摘いたしておりますのは、特に港湾の問題でございまして、どこから出てくるかわからない、規制のできない排水によってたいへん港湾が乱れてきておるということは、御存じのとおりでございます。私のほうの神戸港などは、船の出入りが多いということだけで...全文を見る
○石井(一)委員 その三港を指定水域に指定されておる基準について……。
○石井(一)委員 私は、この三港のみが指定水域になるという状態じゃなくて、その他の重要港湾が非常に悪い、重病患者であるということを本席で御指摘申し上げておきたい。そして特に重要指定港湾に対しては、今後、水の管理ということに関して特別の御配慮をいただきたいということを申し上げておき...全文を見る
○石井(一)委員 私は、水の管理というものに対して抜本的な対策を立てていかなければいけない。いまの長官の御答弁で政府の前向きな姿勢もよくわかったわけでございますけれども、二十八条によって、指定都市の場合、重要指定港湾の場合には市長にこの権限を与える、そうして規制その他の一元化をは...全文を見る
○石井(一)委員 それじゃ以上をもって私の質問を終わりたいと思いますけれども、最後に、先ほどから申しておりますように、公害問題の大半はやはり大都市周辺であって、工場がどんどん誘致されておりますけれども、それはわりに公害の少ない近代的な工場が多いということになりますと、いわゆる工場...全文を見る
12月17日第64回国会 衆議院 外務委員会 第2号
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○石井(一)委員 お許しをいただきまして、きょうは北方領土の問題、なお時間が許されましたら安全操業の問題についても触れてみたいと思うわけでございます。  そこで、沖繩以降の最大の外交課題というのは北方領土の返還といわれておりますし、総理御自身も国連でかたい決意の表明もなされたわ...全文を見る
○石井(一)委員 私は本年になりましてから過去二回、北方領土の問題を取り上げさしていただいたわけでございますが、外務大臣おそらく御記憶と思いますが、その要旨は、もしこの北方領土を無防備中立のような状態に置いた場合に、非常にかたい冷え切ったソ連の態度というものに対して何らかのくさび...全文を見る
○石井(一)委員 大体政府の御見解、理解いたしましたけれども、いまの問題で一、二点だけもう一度確認をしておきたいと思いますのは、まず第一点は、それではそういうふうな非公式のアプローチがソ連側からなされたのかどうかという点。ただうわさということで新聞が取り上げ、政府も想像をしておら...全文を見る
○石井(一)委員 私はこの夏にソ連を訪問したわけでございますけれども、一言にしての印象は、非常に北方領土はむずかしいということを痛感すると同時に、ああいうソ連というふうな国は非常に口がかたい、なかなか自由な表現といいますか見解というものが得られないというふうな感じを私受けたわけで...全文を見る
○石井(一)委員 時間がやってまいりましたので、最後に、この前の委員会で、たぶんこれは戸叶委員の、なぜ国連でこの問題を取り上げたかというふうな問題に対して、愛知外務大臣が、最近におきましては、国際的にも相当の関心を呼んでおるように北方領土の問題でわれわれも観察しておる。私は、政府...全文を見る
○石井(一)委員 時間が参りましたので、以上で質問を終わらしていただきますが、私はきょうは、バイラテラルなベースで両国の友好状態を推進していただくと同時に、うわさ程度の問題でも微妙にソ連の態度の変わりが見えるというふうな状態に対しては、積極的に取り組んでいただきたいということ、さ...全文を見る