石井一

いしいはじめ



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石井一の1971年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月26日第65回国会 衆議院 商工委員会 第4号
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○石井(一)委員 ただいま左藤委員から総括的な問題について質問がございましたので、私のほうからは、少し断片的になるかもわかりませんが、多少いまの質問に重複しない程度に質疑を進めていきたいと思います。  そこで、まず一番最初に基本的な問題でございますけれども、最近、国際化あるいは...全文を見る
○石井(一)委員 機械工業の現状について、生産であるとか、輸出であるとか、輸入であるとか、まあ私たちしろうととしまして、相当日本は進んでおるのではないかというふうに考えておるわけでございますけれども、国際比較などをやりましたときに技術的な格差がどういうふうになっておるか、また現況...全文を見る
○石井(一)委員 プラス面、マイナス面、両方よく理解したつもりでございますが、この七〇年代を展望して今後どんどん生産を増強して輸出を伸ばしていくという長期的見通しに立っておられるわけでございますか。この点はいかがでございますか。
○石井(一)委員 この機械工業における中堅企業であるとか、あるいは中小企業の占めておる位置、シェアはどういうふうになっておるのでございましょうか。私が推察するところでは、かなり高度の技術を要するのでありますから、やはり中堅以上の企業でないとこれはできないのじゃないか、また国際化の...全文を見る
○石井(一)委員 それじゃ続けさせていただきます。  そこで、ただいまの質問に関連してでありますが、産業構造審議会の答申の中にいまの点はどういうふうに答申をされたのか。機電一体化というふうな面についてこういう形の法律の提案でいいのだろうか、この辺の論議はどうだったのだろうか、そ...全文を見る
○石井(一)委員 ちょっと話がそれるようでございますけれども、たとえば兵器産業なんかはこの中に想定をされておられるのかどうか、この点はいかがでございますか。
○石井(一)委員 次に、これは両法律を今度コンバインされたわけですが、五年なり七年の時限立法としてこれまでたびたび更新をされて今日に至っておる。今回また七年の時限立法ということで、ここでいま審議をされておるというようなことでございますが、これはやはりこういうふうに時間を一々切って...全文を見る
○石井(一)委員 次に、資本の自由化に対する対策ということについてお伺いをしたいのでございます。  両工業とも将来に対する展望は非常に明るいということでございますが、その反面、また諸外国との技術格差というものも、これはまぎれもない事実であるというようなことのようでございます。こ...全文を見る
○石井(一)委員 その場合、勧告の要件なり内容をここに書いてございますけれども、少し具体性に欠けるように思いますが、この点について御説明がいただけますか。
○石井(一)委員 御趣旨はよくわかりますけれども、そういう勧告が、ある場合には、企業の自助努力であるとか、あるいは合理化というものを、かえって阻害する結果になる場合も起こり得るのではないか。そういうことを多少懸念するわけですが、その点はいかがでございますか。
○石井(一)委員 その点は確かに懸念されるところだと思いますので、法の運用について特にひとつ尊重されるように御要望申し上げておきたいと思います。  それから、自由化の問題に触れましたが、もう一つ懸念されるのは、いわゆる特許独占に対する施策をどう考えておられるか。おそらくそういう...全文を見る
○石井(一)委員 まだもう少し続けたいのですが、大臣もお見えになったようですから、大体これで私の質問を終わりたいと思うのですが、実は大臣、先ほどから、ただいま議題になっております特定電子工業及び特定機械工業振興臨時措置法案に対して、こまかい内容について政務次官並びに政府委員からい...全文を見る
○石井(一)委員 終わります。      ————◇—————
03月05日第65回国会 衆議院 外務委員会 第6号
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○石井(一)委員 きょうは私は、三つの条約が議題になっておりますが、第三番目の航空機の不法奪取の防止に関する条約に関して総括的にお伺いをしたいと思います。私の質問はかなり細部にわたる面もあろうかと存じますので、政務次官あるいは政府委員からお答えをいただきたい、こう思うわけでござい...全文を見る
○石井(一)委員 外務省から提供された資料などを調べておりますと、現実の問題としてハイジャックが非常に起こっておるのは、たとえばキューバであるとかそれからアラブ諸国などが多いようでありますけれども、漏れ承りますと、こういう国が案外この条約に対して消極的であるということを伺っており...全文を見る
○石井(一)委員 それじゃ次に条約の中へ入りまして、法務省の政府委員にお尋ねをしたほうがいいかと思うのでございますが、第三条に、この条約が適用されるのは航空機の飛行中だということが定義されておりまして、その「飛行中」という意味は、「そのすべての乗降口が乗機の後に閉ざされた時から、...全文を見る
○石井(一)委員 るる御説明ございましたが、要するに、最初国内法をつくるときは狭義の解釈であっても、その後国際通念が打ち立てられて、広義の解釈が国際的に通用するようになったから、国内で処罰する場合も広義に適用する、そういうふうに解釈していいわけでございますね。  ところで条約第...全文を見る
○石井(一)委員 こまかいことを聞く必要もないかもしれませんが、先ほどの解釈だと、飛行中というのはドアが締まったときからその次ドアがあくまでということですから、その次に飛べるか飛べないかという問題よりも、やはりドアがあいたという解釈が不時着の場合も成り立つのじゃないですか。
○石井(一)委員 飛べる飛べぬの問題よりも、ここに規定されておるように、「当該航空機並びにその機内の人及び財産に関する責任を引き継ぐ時」ということですから、引き継ぐというのは、ドアをあけるか何かして、これは航行中じゃないのだという一つの規定の時期がそこの境になるのじゃないかと私は...全文を見る
○石井(一)委員 そうすると、ただいまの御答弁は、特別の立法は考えておらずに、現在の出入国管理法案の範囲内で法務大臣の裁量によってケース・バイ・ケースで問題を解決する、そういうのが政府の方針である、そういうふうに考えてよろしゅうございますか。
○石井(一)委員 この問題はもう少し聞きたいことがございますけれども、次に移ります。  この条約の八条に犯人の引き渡しに関する規定がございますけれども、私がさっきも申しましたように、ハイジャックの犯罪人というものはおおむね政治的な背景がある場合が非常に多い。したがって、八条に拘...全文を見る
○石井(一)委員 それじゃ一応あれですね、ハイジャックに関する限りは政治犯というものはもう否定されるわけであって、あくまでも、身柄を引き渡すかあるいは国内で処罰するかはそのときの状況によって違うけれども、少なくともそういう配慮はしない、そういうふうに解釈してよろしゅうございますか...全文を見る
○石井(一)委員 それじゃその犯人の引き渡しに関連いたしまして、先ほども御答弁がありましたように、犯人の取り扱いについては二つのケースがあるわけでありますけれども、ちょっと調べてみますと、たとえばわが国がどこと引き渡しに関する条約を結んでおるかというと、アメリカ一国だけのようであ...全文を見る
○石井(一)委員 ごく簡単でけっこうでございますけれども、引き渡し条約だけに義務づけられなかったのはなぜか。そういう引き渡し以外の、国内でそういう処罰をするという逃げ道といいますか、そういう条項をつくったのはどういう条約の背景があったのか。私が申しておりますのは、被害を受けた飛行...全文を見る
○石井(一)委員 それではその問題はもうそれくらいにいたしまして、次に運輸省の政府委員にお答えをいただけたらと思う問題でございますが、犯罪人逮捕に重点を置いて、飛んでおる飛行機がえらいことになったらたいへん困るわけでありますが、その辺の人命の軽視ということがハイジャックの場合やは...全文を見る
○石井(一)委員 確かにお答えのようにケース・バイ・ケースで非常にむずかしいと思います。その点やはり機長の判断というものも非常に重要になるのじゃないかというふうに考えますが、私はある場合には、ハイジャックを防止するためにその飛んでおる飛行機を撃墜さすというふうなことも場合によって...全文を見る
○石井(一)委員 もう一つ、つまらぬ質問かもしれませんが、要するにいま政府委員が御答弁になったように、慎重に慎重を期して、しておるにかかわらず、ついに犯人の手によって飛行機が墜落するとか不慮の事故が起こった、そういう場合が起こったときに、一体その人命に対してだれが責任を負うのか。...全文を見る
○石井(一)委員 私ちょっと思いつきで出てきたものでありますから事前通告しておりませんでしたが、これは将来たいへん大きな問題だと私は思うのです。そういうことが起こったら困るわけでございますけれども、航空会社が飛行機をつぶされて、しかも人命のあれまで補償するということは、ちょっとあ...全文を見る
○石井(一)委員 いろいろその後出ております月刊誌だとか、マスコミなどを見ておりますと、いろいろなことが言われておるわけです。たとえば、アラブのほうに逃亡したとかなんとかいろいろありますけれども、私は警察当局としては、もう人々の心から忘れ去られたからということでなしに、ひとつ厳重...全文を見る
03月16日第65回国会 衆議院 商工委員会 第11号
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○石井(一)委員 中小企業特恵対策特別措置法に関連いたしまして、これを適用する直接の問題、並びにそれに関連した政府の中小企業政策に関してお答えをいただきたいと存じます。  まず最初に、私、多少この問題に興味を持っておりまして、少し前からこの問題を取り上げたいということを表明いた...全文を見る
○石井(一)委員 昭和四十二年十一月二十四日の閣議で、発展途上国に対して特恵を供与するということを決定なさっております。それから国内のいろいろな措置をとるというふうなことで今日にまで至っておるわけでありますけれども、それから三年以上の年月がたっておりますが、その間、特恵に対処する...全文を見る
○石井(一)委員 もう少し具体的な問題について、後ほど近促法の適用なり効果ということで聞かせていただきたいと思っておりますが、まず最初に、観点を変えまして、先ほど話が出ておりました「事業の転換」というところあたりから取り上げさせていただきたい、こう思うわけであります。  先ほど...全文を見る
○石井(一)委員 説明はよくわかるので、特に第二点に関してはそういうことで当然かと思いますが、第一点に関しては、製品の高級化という問題ですけれども、これは特恵を供与したことから起こる結果、企業がこうむらなければいかぬ一つの犠牲だと思うのです。そうでなければ、これまでどおりのものを...全文を見る
○石井(一)委員 念を押すようですけれども、したがって私が申し上げておるように、企業自体の体質改善やら近代化をするには、かりにそれが特恵から起こる影響があるとはっきりしておっても、転換をしない場合には対象にならない、そういうことにならざるを得ないわけですね。おそらく、営々と企業を...全文を見る
○石井(一)委員 それでは次の問題に移ります。  次の問題は、先ほどあちらの大先生からいろいろ言っておられた問題でありますが、要するに、開発途上国にどの国がなるか、はっきりした定義がないというふうなお話がございました。私は、一つは中共に対する特恵の問題、それからもう一つは香港に...全文を見る
○石井(一)委員 非常に官僚的に水の漏れぬような答弁でありましたが、非常にわかりにくい面があります。いまのお答えだと、希望するかどうかということが一点と、国内の産業等に対する影響がどうかということと、その国の国際力ということを考えると、私は両方とも中国には将来与える姿勢でいくべき...全文を見る
○石井(一)委員 私が聞いておりますのは、それじゃ中小企業庁長官、要するに特恵を供与するということが決定されることによって、少なくとも国内の業者にある程度の被害をこうむるという、これまた第二の例なんです。ところが、この法律には全然関係がないわけで、この法律ではいまの場合救いようが...全文を見る
○石井(一)委員 いまの政治情勢で私はそれ以上、言いたいことはありますけれども、そういう政治問題を抜きにいたしまして、やはりそれだと、これに関連したいろいろな中小企業に対する非常に大きなあらしといいますか、波が押し寄せてくるわけでありますから、先ほどの第一点では、近促法その他でカ...全文を見る
○石井(一)委員 いまのに関連いたしまして、他の先進国ですね、アメリカとかEEC諸国あたりが中国に対して特恵を与えようとしておるかどうか、この動きをごく簡単にひとつ教えていただきたいと思います。
○石井(一)委員 私が調べたところでは、たとえばカナダが非公式に特恵を与えるということを表明したようでございますし、それからヨーロッパの諸国が非常にそれに同情的である、そういう動きがあるというのですが、その点はいかがですか。
○石井(一)委員 それじゃ次に香港の問題でございますけれども、これはまあ国じゃない、地域で、地域もやはりその対象にはなっておるようでありますが、どこから考えてもちょっとデベロッピングカントリーとはとれない地域だと私は思うのです。一番重視しておられるのは、おそらく国際親善という意味...全文を見る
○石井(一)委員 そうすると、香港は対象にしない、こういうふうにとってよろしゅうございますか。その辺はいかがなんですか。
○石井(一)委員 私は、この香港に関しては、私の地元のクリスマスデコレーションとかクリスマスイースターの業界からの苦情を聞きまして、これはほんとうに政府の施策で救えるものなら救ってあげたいという気持ちを非常に強く持ったのですが、おそらく、先ほど人造真珠の話がございましたけれども、...全文を見る
○石井(一)委員 それでは、私先ほど要望いたしましたから、その線に沿って、日本の雑貨市場が、香港に特恵を供与した場合にどういう影響があるか、ただ一つクリスマスイースター〇・八%だとかなんとかおっしゃいましたけれども、ほかの品目も全部そろえて、一ぺん香港からどれだけのものが入ってい...全文を見る
○石井(一)委員 しかし、いまそうだとしますけれども、将来、他の国がどういう方向でやるかわかりませんですね。だから仮定の話ですけれども、いま特恵の対象になっておるけれども、将来それからはずされるというふうなことになった場合に、国内では四割なり六割なり八割、その輸出にたよっておった...全文を見る
○石井(一)委員 そういたしますと、そのときどきに通産省のほうでは、業種の指定というものをどんどん変えていかれて、先進国での動きに対応して——日本の国内では特恵の例外品目に最初から指定しておる、ところがそれの市場というものがアメリカであって、非常に大きなシェアを占めておるアメリカ...全文を見る
○石井(一)委員 そのときどきに応じた適切な運用といいますか、これが非常に大きな問題になると思いますので、その点、特に要望しておきたいと思います。  そこで、先ほど長官からお話のございました近促法の問題について、ほんのちょっと触れておきたいと思います。  これの運用によりまし...全文を見る
○石井(一)委員 ぜひそれをやっていただきたいと思います。おそらく七、八年の間には、これだけ経済情勢も変わってきておるわけでございますから、新しい国際情勢、自由化の問題、特恵の問題というようなことも考えまして、私はここで大きく中小企業政策を転換していただきたい。近促法も十分そうい...全文を見る
○石井(一)委員 いまのお答えなど聞いておりますと、非常に適切で、ほんとうに通産省にいたしましても、中小企業庁にいたしましても、いま与えられておる予算なり法律のワクの中では、一生懸命そういう業界の伸展のために努力しておられる、これは私、正当に評価したいと思うんです。ただ、時代の流...全文を見る
○石井(一)委員 先ほどの基本的な問題はひとつ大いにお願いをしておきまして、次官の在任中にひとつ一歩一歩前進をさせていただきたい。強く要望しておきたいと思います。  先ほども申しておりますケミカル産業その他の、日本のそういう非常にいい技術を持った、あるいは新しく日本の力で開発を...全文を見る
○石井(一)委員 これから本論の法律に入ろうと思っておりましたが、あまり時間がないようですから、簡潔にお答えください。私の二、三聞きたいところだけ聞かせていただきたい。  第六条の「課税の特例」について。減価償却資産の耐用年数の特例は認めておられますけれども、他の資産については...全文を見る
○石井(一)委員 従来の事業を廃止した場合の清算所得に対しては課税を免除されないのですかね。転業計画が不可能になってくるのじゃないかと思うのですが……。
○石井(一)委員 それから次に、さっきちょっと長官が触れられましたが、特恵で準備金制度を通産省の方針として打ち出しておられるのですね、去年の六月に。特恵供与に備えて輸出にたよっている企業に対して税制上の優遇措置の特恵対策準備金制度を設けることをきめ、近く大蔵省と折衝を始める。輸出...全文を見る
○石井(一)委員 廃業のときの補償ということを、ほんとうに悲惨な話だと思うのですけれども、業者の人から今回も私は耳にしましたが、たとえば、どうしてももう店を締めてしまわなければいかぬ場合に、退職金資金であるとか、事業主に対する一時の生活保障の問題であるとか、そのほか、そこに置いて...全文を見る
○石井(一)委員 まだまだ聞きたいこともございますけれども、要するに私はごく短期間に、地元の産業のケミカルシューズなり人造真珠なりクリスマスイースター、それから一部の中共貿易商社の皆さんに聞いたんですけれども、まことに問題が多い。そしてこれはほんとうに氷山の一角だと思います。なお...全文を見る
03月19日第65回国会 衆議院 商工委員会 第13号
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○石井(一)委員 ただいま両参考人の御意見を伺っておりまして、私たちが過去数日間、論議いたしてまいりました問題点と非常に一致した面がある。私たちが指摘して政府に要望いたしました問題を、同時に業界のほうもやはり苦慮し考えておられるということを痛感いたしました。両参考人の日ごろの業界...全文を見る
○石井(一)委員 これまで、そういう形でおやりになっておることはよく理解いたしましたけれども、何か今後やはりある程度政策を転換し、高級化をさらに進めなければいかぬというときに、政府に対する強い要望なり何なりはございませんですか。
○石井(一)委員 次に、三宅参考人にお伺いをしようと思いますが、第二の重要な政策の転換は、先ほど影山参考人も御指摘になりましたように、海外進出ということだと思うのでございます。まだまだ資本力の弱さだとか技術その他の面で、これまで大企業の海外進出というものはかなり最近顕著でございま...全文を見る
○石井(一)委員 私が申し上げておりますのは、軽工業品団体連合会と申すのですか、これが一番イニシアチブを今後とっていただかなければいかぬ分野は、やっぱり海外の市場開拓から始まる海外進出、そうして先ほど御説明もございましたけれども、国際分業、国際協力という面を、労働力だけではなしに...全文を見る
03月24日第65回国会 衆議院 外務委員会 第11号
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○石井(一)委員 皆さんお疲れだろうからできるだけ簡潔にいたしたいと思いますが、現在日本はILOの常任理事国の一つであり、百二十一の加盟国の中でその十の中の一つの理事国にもなっておるわけでございますけれども、一見拝見いたしますと、たいへん批准しておる条約の数が少ない。フランスで八...全文を見る
○石井(一)委員 そういたしますと、いろいろ御説明がございましたけれども、端的に申しますと、労働省が担当しておる労働行政の中で、これは国内法に抵触しないということがわかったら、外務省のほうへこれを批准していただきたいという希望を申し述べると、外務省が正規の条約手続をとられる、かよ...全文を見る
○石井(一)委員 双方の御意見に何ら特別な差が出ておるわけでもございませんし、私はそれは十分理解いたしておりますが、これは私のかってな解釈かもわかりませんけれども、どちらかというと労働省のほうは、先ほどの議論もございましたように、国内的ないろいろな問題もありますから、解釈面に非常...全文を見る
○石井(一)委員 十分納得できない面があるわけですが、要するに日本はチープレーバーの国でダンピングをやり、エコノミックアニマルのように激しく働くんだという評価が外国にあるわけです。これはそれなりにいい面もありますし、悪い面もあるのですけれども、一九一九年に、条約を制定するときに、...全文を見る
○石井(一)委員 それでは、それでよくわかりましたが、要するにこういう例外的な規定が日本国に対して与えられたということは、潜在的に日本に対して激しい労働の国であるということがあり、その後批准してないということはそれを十分に解消し切ってないということにもつながると思うのですよ。現在...全文を見る
○石井(一)委員 そういう面でむずかしい面もあろうかと思いますが、私は基本的な問題は、フランスだとかイギリスだとかの数と日本との原則的な大きな差が四十も五十も出ておるのは、何もILOの条約を批准したからといって、法律的にいろいろむずかしい問題もありますけれども、そう実効性が強いも...全文を見る
○石井(一)委員 私が言いたいことは大体申し上げたつもりでございますけれども、十二年前に起こったことをどうのこうのといって私は突っついておるのじゃありません。これから先、日本の現在の置かれておる国際的な立場、また国内の労働条件の改善されておるこの姿、こういうふうなものを、踏まえて...全文を見る
05月12日第65回国会 衆議院 外務委員会 第16号
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○石井(一)委員 私は、ただいま議題となっております核兵器の海底における設置の禁止に関する条約について、数点政府の見解をお伺いいたしたいと思います。  ざっとこの条約を拝見いたしまして、非常に簡潔なものでございますけれども、その反面私の第一印象は、この条約の実効性とでも申します...全文を見る
○石井(一)委員 それじゃ実際の効果という面についてもう少し具体的にお伺いをしたいと思います。  大国は、たとえばICBMであるとか、そのほか原子力潜水艦というふうなものを実際に保持しておる。この一条によると、いわゆるいろいろなものを「海底区域の限界の外側の海底に据え付けず又は...全文を見る
○石井(一)委員 結局潜水艦などは対象にならないということでありますから、そこに一つの大きな抜け道といいますか、核兵器に対してそれを完全に除外できない一つの問題点というのがあると私は思うのでございます。どうもやはりこの条約、不拡散条約も含めて、米ソのエゴイズムといったらちょっと極...全文を見る
○石井(一)委員 一九六三年の部分核停条約、これは大気圏と海底に関する核軍縮の問題を規定しているようでありますが、これには地下の核実験の禁止の問題は除外されておる、こういうふうに私理解いたしております。したがって、米ソにおいては最近も公然と核実験が続行されておるというのが現実でご...全文を見る
○石井(一)委員 私はテクニカルな問題を言っているのではなしに、もう少しポリティカルな問題をお尋ねしているつもりなんでございますが、地震国としてそういう技術的な水準が高いし、そういう段階からこういうことが監視できるという問題でなしに、原則的に地下核実験というものを探知しなくてもい...全文を見る
○石井(一)委員 それでは、その問題、一応了解しまして、昨年二月に署名いたしました不拡散条約、これはわが国はまだ批准をしておらないようでありますが、その後の経過並びに政府の見解はどうなんですか。
○石井(一)委員 そうすると、基本的な見解はわかりましたが、具体的に批准の見通しはどういうことになるのですか。
○石井(一)委員 だいぶ時間もたったようですから、少し各論に入りまして、もう二、三点だけお伺いしたいと思いますが、回答のほうは非常に簡潔でけっこうでございます。  この第一条にいろいろなものを置いたらいけないということが書いてありますが、この禁止事項に潜水艦探知用ソーナーいわゆ...全文を見る
○石井(一)委員 次に、その二条の十二海里の領海の主張の問題ですが、おそらく日本はこの交渉において、もともと三海里説をとっておる国でありますし、できるだけ広い範囲を規制せよという主張をしたのじゃないかと思うのでありますが、それがいれられなかったのかどうか、この点をひとつ簡潔に御説...全文を見る
○石井(一)委員 次に、三条にいわゆる検証の手続その他が書いてございます。協議その他いろいろ読んでみますと、これで十分なのかどうかというふうな疑問も出てくるわけでありますが、それはそれとして私がちょっと御指摘したいのは、この4のところに「この条約に基づく義務の履行につき重大な疑惑...全文を見る
○石井(一)委員 最後に大国のこの条約に対する批准の見通しということでありますが、まず第一点はアメリカ、イギリス、ソ連、これらの国は問題ないと思いますが、第二点フランスの動向についてわかれば端的に御見解をお伺いしたい。それから第三点は、これはオールステート方式になっておりますから...全文を見る
○石井(一)委員 ただ見通しとしてはそういうことはあまり起こり得ないということにもなるが、条約的あるいは技術的にそういうことが可能である、私はそういうように解釈をいたしますが、いまの第三点はそれでよろしゅうございますか。
○石井(一)委員 終わります。
05月15日第65回国会 衆議院 外務委員会沖縄及び北方問題に関する特別委員会連合審査会 第1号
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○石井(一)委員 六月の上旬調印をめどに、最後の努力をしておられます両大臣に敬意を表したいと存じますが、私は調印が終わりましても、日本の国会とアメリカの上院においてこれを批准しなければならない、こういうことでございまして、最近のアメリカの議会での周辺の動きや世論というものに対して...全文を見る
○石井(一)委員 そこで少し問題をトレースしてみたいのでございますが、四月の中旬にニクソン大統領が、正式にこれは条約の形式でやるのだということを表明いたしましたときに、四月の十九日付のニューヨークタイムズの社説は、現在の交渉が、いわゆる繊維交渉の、繊維のロビーストやら、保護貿易主...全文を見る
○石井(一)委員 もう一点、そのアメリカの最近の世論の動向でございますけれども、私が調べております範囲内でも反日感情の深い底流が最近マスコミをはじめ指導者層の間に非常に強く出てきておるということは確かでございまして、これは沖繩の問題とは関係がございませんけれども、私はやはりこれを...全文を見る
○石井(一)委員 もう時間もわずかでございますけれども、いまの二点、私もたいへん興味深く拝聴いたしましたが、まず第一点目でございますけれども、繊維交渉の終末の時期に議員団が渡米いたしまして最終の詰めをいたしましたが、今後事態が悪化した場合には——これは想定でございますけれども、そ...全文を見る
○石井(一)委員 それから第二点ででございますけれども、私は自民党の若手議員であっても、決して保守的なことを申したいということばかり考えておりません。あるときには野党にも大いに同調をしていくつもりでありますが、先ほど政府が中間報告として非常に誠実なる報告をされておるにもかかわらず...全文を見る
05月21日第65回国会 衆議院 運輸委員会 第20号
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○石井(一)委員 御承知のように、山陽新幹線が来年の四月に開通する運びになっておりまして、地元では非常に大きな期待と関心とを呼んでおるわけでございます。  私たちが理解いたしております範囲でも、工事その他まことに順調に進んでおるということを伺っておるわけでございますけれども、た...全文を見る
○石井(一)委員 何か補足説明がございましたら……。
○石井(一)委員 非常に順調に進んでおるということを聞きまして、たいへんけっこうかと存じますが、一部阪神の三都市において、工事その他が遅滞をしておるということを聞いておりますが、その点について一言触れていただきたいと思います。
○石井(一)委員 それでは、すでに開通いたしております東海道新幹線と山陽新幹線の技術的な相違点、そういうものがございましたら、ひとつお教えをいただきたい。
○石井(一)委員 要するに、新幹線の基礎に基づいて、さらに技術的な革新を加えられた、そういうことによって、当初いわれておった二百五十キロのスピードということも可能な見通しが立っておる、こういうふうに理解をしてもよろしゅうございますか。
○石井(一)委員 技術的な問題はよくわかりました。最終決定がなくても、少なくともそういう努力目標でやっており、一応既定方針どおりこうだという面は、これからやります質問についても明確にお答えいただいたほうがいいのじゃないか。かえって地元では、どうだろうか、こうだろうかといって気をも...全文を見る
○石井(一)委員 私は、地元の利益誘導的なことを申し上げようとは一つも思っておりませんけれども、山陽新幹線というものが東京と九州とを結ぶということであれば、地元は、やはり建設に大いに協力しながら、何ら返ってくるところがないということでございますと、その点は非常に問題があるのじゃな...全文を見る
○石井(一)委員 それでは、四十年九月に工事認可がおりて、四十一年五月、五年前にはすでに最終コースなり駅の設定が行なわれております。そしてもう一年もたたないうちに開通だ、しかも工事が順調に進んでおる、こういうところまで来ておるわけでございますから、あと残っておる問題を早急に詰めて...全文を見る
○石井(一)委員 七月、八月ということになりますともう目前でございますから、いまいろいろ最終の詰めをなさっておるだろうと思うのでございますが、ちまたに伝わっております話では、博多まで延びた場合は別として、少なくとも第一次の岡山まで延びた来年四月の時点において、三十分間隔でひかりと...全文を見る
○石井(一)委員 そういたしますと、基本的には私が質問しましたそういう方針で、最後の、技術的な問題がないかということを検討されておる、そういうふうに了解してよろしゅうございますか。ひかり、こだま交互に三十分ずつの乗り入れで、一日三十一往復という点です。
○石井(一)委員 次に、ひかり、こだまの二本立てというのが国鉄の基本方針のようでございますけれども、山陽新幹線においてはひかりのAとBとがある、Aはノンストップで岡山までという形態、Bは主要駅にとまる、こういう形態を考えておられるのだろうと思いますけれども、この点についてはいかが...全文を見る
○石井(一)委員 その辺から、御回答が少しぼやけてきておるように感じるのでございますけれども、公式な会見じゃございませんけれども、たびたび地元は国鉄側と折衝いたしまして、ひかりA、Bというのは既定の事実というとおかしいですけれども、そういうふうに理解をされておるわけでございますけ...全文を見る
○石井(一)委員 もう一つ、細部にわたる問題でありますけれども、これもちまたでうわさをされ、また関心を持っておる問題でありますが、東京から大阪へ入ってきたひかりのうち、約三分の一が新大阪をスルーして岡山へ入る、あとの三分の二はダイヤを変えなくちゃいかぬというようなこともいわれてお...全文を見る
○石井(一)委員 そうすると、私がただいま問題にいたしましたひかりA、Bの問題であるとか、あるいは交互運転の問題、往復の回数の問題、それからまた、ただいま問題にいたしました車両数の問題、これは新聞を通じてたびたび報道されておる問題で、新聞側といたしましても、これは全く事実のないこ...全文を見る
○石井(一)委員 そういうことをすべて踏まえて現在検討中である、こういうことでございますけれども、たとえば、この前の委員会で同僚の松本先生が御質問になったやりとりから、すでに、ひかりは新神戸と姫路に政治停車するというような記事が地元で出ておる。こういう論議はそのときにはかわされな...全文を見る
○石井(一)委員 それじゃ、そこは準備委員会としてはとまらぬということになっておるわけでございますか。
○石井(一)委員 そうすると、とめるかとめないかいま鋭意やっておる。それを決定する条件というのはどういうことになるのですか。これは最初の質問ですが、その答えが出なかったからもう一ぺん聞くわけですけれども、それを決定する条件、国鉄がいま一番問題にされておるのはどういうところですか。
○石井(一)委員 そういうことだと、そういうふうな条件というものは、もうすでに客観性として出ておるわけであります。工事がここまで進む間に十分検討する余裕というものがあったということが私はいえると思うのであります。私は、そういう意味で国鉄内部にも、いろいろの他の地域に対する関連の問...全文を見る
○石井(一)委員 政務次官の御決意のほどは、たいへんありがたく拝聴したわけでございますけれども、私いろいろな点を問題にいたしましたが、国鉄側としてダイヤは七月、八月に決定されるということでございましたが、それじゃ停車駅問題に関しては、これは大体いつごろにめどをつけられるおつもりな...全文を見る
○石井(一)委員 それは準備委員会だけで御決定になるべきものなのか、あるいは運審であるとかその他ほかの機関等とも相談の上決定されるのか、その辺の決定のやり方はどうなんですか。
○石井(一)委員 それでは私、時間が参ったようでありますから、ほかにもいろいろ問題があったのでございますが、次の機会に譲りたいと思いますが、きょう私が申しておりますのは、やはりこれだけの大事業でほんとうに最終の段階に入ってきておるわけであります。地元は非常に大きな期待と関心を持っ...全文を見る
09月01日第66回国会 衆議院 外務委員会 第4号
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○石井(一)委員 時間が限られておりますので、すぐに各論に入らせていただきたいと思いますが、先ほど戸叶先生の御質問の中にもちょっと触れられておりましたが、沖繩に関連いたしまして、変動為替相場の施行と課徴金の問題、これは沖繩県民にとってたいへん大きな問題でございます。大臣お話しにな...全文を見る
○石井(一)委員 当面沖繩国会に外務大臣対処されるわけでございますけれども、最近の日米間の経済問題、こういうふうなものが沖繩協定の批准に対してある程度の悪影響を及ぼすのではないかという憂いもございますし、もう一つ、これは少し別の問題でございますが、日本の国会で十月中旬からこの沖繩...全文を見る
○石井(一)委員 もし、ただいま御答弁になりましたようなペースで進みましたら非常に早く批准が完了する。そういたしますと、実際に沖繩が返還される時期というものも、まず法制的な意味からいいますと非常に早まるわけでございますけれども、最近私なども渡米いたしまして、いろいろ公式、非公式に...全文を見る
○石井(一)委員 希望的には四月一日ごろまでだけれども、準備が完了するかどうかわからない、特に法制的な国内法の調整の問題がある、こういうお答えのようでございます。私はもう一つ、沖繩にあります軍事基地であるとかあるいはまた核基地の撤去であるとか、まあ核があるかないかということも議論...全文を見る
○石井(一)委員 それでは時間がやってまいりましたので、最後に一言、これはほんとうに御見解をお伺いするわけでございますけれども、一昨日外務大臣が天皇の御外遊に御随行になるというかたい決意の発表がございまして、私も興味深く拝見をさせていただいたわけでございます。これは国家的に見ても...全文を見る
○石井(一)委員 それじゃまだまだ聞きたいことは中国問題たくさんあるのでございますけれども、時間の関係で省略をさせていただきます。お元気な姿に接しましてたいへんうれしく思います。御自愛の上御健勝をひとつお祈り申し上げます。
09月10日第66回国会 衆議院 運輸委員会 第4号
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○石井(一)委員 関西国際新空港の建設の問題がいよいよ大詰めに来ておるようでございまして、来年度の予算編成にあたりましても、公団の設立なり相当の予算の計上というふうなものも見られておる現状でございます。そういうことでございますから、きょうは時間も限られておりますので、単刀直入に、...全文を見る
○石井(一)委員 内容の結果につきましては、できるだけすみやかに公表していただいて、遺憾なきを期していただきたいと思いますが、多少こまかい点については、あとでお伺いすることにいたします。  第二点は、今後どのようなスケジュールでこの空港問題の処理がついていくのか、非常に時間も迫...全文を見る
○石井(一)委員 諮問いたしましてからもかなりの時間がかかるのかどうかというふうなこと、それから航空審議会は、従来設立されておるそのままの形で審議をするのかどうか、最終的の決定はいつごろの時期になるかということを、もう少し詳しくお答えいただきたいと思います。
○石井(一)委員 そういたしますと、くどいようでございますけれども、航空審議会における決定というものが絶対的なものになるのかどうか。それから後に形式的な閣議決定をするのか。あるいはその間に、運輸当局としては審議会に対して、これまでいろいろの非常に膨大な調査を進められておるわけであ...全文を見る
○石井(一)委員 いまの問題についてケリをつけますが、要するに九月の終わりから十月の初めにかけて航審に諮問して、皆さん方の調査の結果をそこで十分御審議をいただいて、十二月上旬にでも答申を得て年内に決定をしたい、こういうふうに伺って間違いございませんですね。——それでは次に移ります...全文を見る
○石井(一)委員 非常に簡単にお答えいただきましたので、私、もう少し焦点をしぼって聞かしていただきたいと思いますが、要するにいまのお答えから推察して、また私がいろいろ調べた結果から見ましても、七つか八つかある候補地の中で、もう最終的には二つくらいにしぼられてきておるんじゃなかろう...全文を見る
○石井(一)委員 位置に関しては、私はこだわるつもりはございませんが、今後どういう事態が起こってくるのか、あるいは新しい調査が出てくるのかということはわかり、ませんけれども、大きく分けてこの二つだというお答えのようでありました。そこで、もう阪和であるとか淡路であるとかということは...全文を見る
○石井(一)委員 ただいまお伺いしました八点の中で、五点ぐらいはそのとおりだと思うのですが、二、三点について、私ちょっと疑義を感じますので、簡単にお伺いをしたいと思うのであります。  まず航空交通管制の点から言いますと、これはどういうふうに飛行場のあれをつくるかということで非常...全文を見る
○石井(一)委員 その次に、地方公共団体に関しましては、読売新聞あたりに、地方議会なり地元の動きなりというものが非常に詳しく書いてありますが、泉南は市長が絶対反対で、反対を唱えて市長に当選した、そうして市議会では反対決議をやっておる、こういうふうに周辺都市がものすごい勢いで反対運...全文を見る
○石井(一)委員 それでは、この問題はあまり突っ込みますとかえって御迷惑をかけるかもしれませんので、これで終わりたいと思いますが、一応結論としまして、非常にばく然と、現在までの調査の結果であるけれども、ただいま私が御指摘申し上げた八つの項目の中で、東が有利と考えられるものは、航行...全文を見る
○石井(一)委員 それでは次に移りまして、住民が非常に問題にいたしておりますのは、いろいろな問題がございますけれども、いわゆる騒音公害の問題だと思います。この点に対してどういうふうに対処されて、また住民に対してどういう説得力を示そうとされておるのか、この点をひとつお伺いしたい。
○石井(一)委員 要するに、当局としてはどこへつくっても公害はないものをつくるのだ、そういう基本的な姿勢ですね。ただ、この間神戸市議会あたりでも公聴会などがありまして、地元では非常に関心を呼んでおるわけですが、一回や二回飛行機を飛ばしてもらっても、そのときの風の向きであるとか気象...全文を見る
○石井(一)委員 そこで、いまの調査などは中立的な権威ということが必要でありますが、やはり地元の住民が非常に不満を感じておりますのは、運輸省当局の具体的な調査の内容の公示もなければ具体的な説明もない。何となく宙に浮いたような意見で空港がやってくるのではないかという危惧がある。そこ...全文を見る
○石井(一)委員 ただいまの問題に関連しまして、私は、やはり成田がきまったような形の決定のしかたというのは非常にまずい。特に大都市圏の中へこれを持ってこようとしているわけでありますから、その点住民に対する十分の配慮というものをやっていただきたい。経済効果、技術効果というものも大切...全文を見る
○石井(一)委員 発足は……。
○石井(一)委員 そこで、基本的な方針としては、成田の空港の場合は地元負担というものは見なかったけれども、今度の空港の場合は、地元への還元なり開発ということにも結びつくということで、地元負担ということをいっております。初年度は一五%ということでありますが、それから一〇%くらいとい...全文を見る
○石井(一)委員 いま最後に触れられましたので、それに関連してあれなんですが、地元のほうの考え方としては、本四架橋もやらなければいかぬ。それに対する出資もたいへんなものである。しかも、その場合は非常に関係公共団体が多いですから非常にばらまかれる。しかし今度の場合は、空港というのは...全文を見る
○石井(一)委員 こういう話を、これまで地方公共団体にされましたか。
○石井(一)委員 それでは、私が聞きたい問題は大体お伺いしたのでございますが、いま非常に大詰めでありますので、ひとつ慎重に調査を進められまして、中央からの押しつけというような形の出ないように、住民に対する配慮、地方公共団体に対する配慮、また財界その他の動きというものを、十分顧慮し...全文を見る
○石井(一)委員 終わります。
12月06日第67回国会 衆議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会農林水産委員会商工委員会運輸委員会建設委員会連合審査会 第1号
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○石井(一)委員 離島における交通問題というのはまことに深刻なものがあり、本土のわれわれが考える以上に交通体系の樹立ということは重大な問題であろうかと私は考えます。そこで、交通問題を読んでおりますといろいろな問題を指摘したい問題がございますが、時間の関係がございますので、海運、陸...全文を見る
○石井(一)委員 次に、運輸大臣、陸運の問題でございますが、ほとんどの交通を自動車交通によっておるようでございますから、今後もバス路線の変更であるとかあるいはそれに対する補助率というような問題、これはいろいろと施策を打ち出していかなければいけない問題があるようでございます。その問...全文を見る
○石井(一)委員 次に、那覇空港の返還の問題でございますけれども、これは運輸省の管轄のもとに返還されてくるわけでございます。目玉商品ともいわれておりますけれども、非常に重要な問題だと思います。しかしながら、米軍の使用なり自衛隊の使用というものをも同時に暫定的に続けられていくようで...全文を見る
○石井(一)委員 なおもう一点、第十一海上保安本部の設置の問題でございますけれども、海域の広さから考えましても海岸線の長さから考えましても、地域としては横須賀に次ぐ大きな地域でありますから、これを設置すべきであるという要望も強く、また来年度の予算にも計上されておるようでございます...全文を見る
○石井(一)委員 時間が参りましたので、総合交通体系の樹立の中に、島嶼県である沖繩に対しても強力な交通運輸行政を推進されますことを切望いたしまして、質問を終わらしていただきます。
12月17日第67回国会 衆議院 運輸委員会 第4号
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○石井(一)委員 私は、去る九月十日の本委員会において関西国際新空港の建設の問題について取り上げました。その節に、住民不安が非常につのっておるので、すみやかに調査の中間報告をしていただきたいということを御要望いたしましたし、できればその実地飛行に対する措置もとっていただきたい。そ...全文を見る
○石井(一)委員 騒音の問題はあとで取り上げるといたしまして、この審議会の今後の審議の見通し、並びに、前回も答申の時期は十二月、ちょっとずれたわけですが、皆さん方としては答申をいつごろまでに期待されておるのか、その点お伺いしたいと思います。
○石井(一)委員 慎重に審議するということは、それでは、たとえば審議会自体が現地まで出ていって、現地の住民の声を吸い上げるとか、あるいは実際に建設を予定されておるところまで行って、騒音その他の公害問題などについて調査する、そういうことも含まれておるわけですか。
○石井(一)委員 それから、現在までの三回の審議会の審査の経過で、必要性なり海上建設ということに対する可という青信号は出ておるようでございますけれども、要するに、規模だとか位置という問題についてまだ何らの確答も出ておらない、こういうふうに私理解いたしておりますが、規模についてはい...全文を見る
○石井(一)委員 もうちょっと突っ込みたいのですが、それじゃもし一点にしぼられて答申が出てきた場合には非常に当局としてやりやすいわけですか。もし一点にしぼられずに答申が出てきた場合には、どういう段階を経て決定に至るわけですか。
○石井(一)委員 それで、これに対するこれまで運輸省内において調査室などをつくられて回顧な費用をかけていろいろ調べられたそういうデータというものは、すべて審議会に対して提出して、あらゆるデータというものをお与えになった上でこの審議をされておるわけでありますね。
○石井(一)委員 次の問題に移りますが、先ほど騒音の調査飛行を過去三回やってかなり自信を深めたというふうなお話でございましたけれども、必ずしも地元住民の気持ちとしてはそうでない面もまだ残っておるようでございますけれども、まず最初にこの間やりました三回の実地飛行に対して運輸当局はど...全文を見る
○石井(一)委員 私ども、いま御答弁ありましたように確かに費用もかかることだし、たいへんだろうと思いますけれども、やはり住民の納得のいくというところまで、これは非常に重大な点でありますから繰り返していただきたいということをお願いいたしておきたい、こう思うのです。  第一点の、要...全文を見る
○石井(一)委員 空港の必要性というのは十分認めるわけですし、そういう答申も出ているわけですけれども、それよりもっと必要なのは住民の理解と協力ということでございまして、成田のような騒動は繰り返したくないわけでありますから、私がいま申しましたいわゆる騒音に対する疑いというものが一番...全文を見る
○石井(一)委員 そうすると、まだはっきりした基準というものは出ていない、こういうことなんですね。まあ境環庁ができましてからそう期日もたっておらないわけですから、そういうことであるかもわかりませんけれども、たとえば、航空機騒音に対する国際的な基準とかなんとかというのはないのですか...全文を見る
○石井(一)委員 先ほど航空局長の御答弁の中に、この間の騒音の調査の結果、ほとんど七十ホン以下で、一部それよりオーバーしたところもあるけれども、大体まあ受忍限度といいますか、そういうものであったという御答弁がございましたけれども、この七十ホンというのは一体どういう根拠からそういう...全文を見る
○石井(一)委員 環境庁のほうにお伺いしますけれども、この航空機騒音の場合ですね、七十ホンというのを一体どういうふうにお考えになりますか。
○石井(一)委員 環境庁におかれてはなお一そう、まだ審議会の答申などを待たれる必要があろうかとも思いますけれども、公害の問題、特に航空機騒音の問題は非常に関心の高い問題でありますので、ひとつ権威ある一つの基準というものを打ち立てていただきたい。御答弁を聞いておりますと、まだ多少自...全文を見る
○石井(一)委員 相手の、大蔵省のあることでありますし、まず答申の出てないときに、いかに制度上の問題があっても、予算要求するということはいかにも審議会を無視するというようなことにも理論的にはなり得る面もあると思うのですが、その議論はとめまして、要するに四十七年度に公団が認められな...全文を見る
○石井(一)委員 地元の公共団体の協力ということに関して、私この前かなり時間を費やしておるわけでありますけれども、これはもう繰り返しません。その後三カ月にいろいろと調査その他を進められておる間、地元での動きで大きく変わったところがあるというふうな点で何か察知しておられるところがご...全文を見る
○石井(一)委員 要するに地元の住民は、非常に賛成で活発に動いている人もありますし、反対でやっきになっている人もございます。そういう声だけが耳に届いてくるんじゃないかと思うんですけれども、大部分は中立でどうしていいかわからない。事情がわからない。内容もわからない。だから、そういう...全文を見る