石井一

いしいはじめ



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石井一の1972年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月11日第68回国会 衆議院 物価問題等に関する特別委員会農林水産委員会商工委員会連合審査会 第1号
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○石井(一)委員 円切り上げ以降の輸入品に関する消費者物価に対するはね返りの問題について、私きょうはお伺いをするわけでございますが、その前にどうしてもこの問題が気にかかりまして、非常に基本的な問題でありますが、現在外貨預託が百六十億ドル、これは去年の円切り上げ以前よりもまだどんど...全文を見る
○石井(一)委員 いや、私も同感でございますが、ただ、事態が非常に切迫しておるような感じが私はするわけでございまして、再切り上げということがあれば、たいへんな日本産業に対する打撃、か大きいことは私は確実であろうと思います。やはりそういうものを踏まえて何か抜本的な施策、関税において...全文を見る
○石井(一)委員 八項目がどの程度具体的に実施されておるかというふうな問題についてもいろいろ問題がございますし、また総理の御指摘の、現実的に非常にむずかしい問題というのも私、理解いたしますので、各論に入らしていただきます。  いろいろと輸入品の追跡調査などを追っておりますと、や...全文を見る
○石井(一)委員 経済企画庁が価格変動の追跡調査をずっとやっておりまして、結果がすでに出ておるもの、また現在進行中のもの、ございますが、詳しくはもう報告書が出ておりますので申し上げませんけれども、一言で言うなれば、なかなか円切り上げの効果というものが消費者に還元しておらないという...全文を見る
○石井(一)委員 御説明はよくわかるのですけれども、私が申したいのは、これは少し生産者の過保護ではないかという感じがするわけでございまして、こういう流通機構の整備という政府の手のつけやすい問題はどんどんと取り上げていただかなければ、消費者物価へのはね返りというものは私は期待できな...全文を見る
○石井(一)委員 いまサンキスト・レモンの話が出ましたからちょっとお伺いしますが、地中海からこれを入れられるというふうな、ワクを広げられるというふうな、多様化の問題に関してお考えでございますか。
○石井(一)委員 どうも十分まとまった議論ができないので残念ですが、私、この物価の問題をいろいろ調べておりましたら、農林省側、通産省側、経企庁側いろいろ意見があるようですが、やはり意見としては、物価という問題だけに焦点を合わせると、私は、経企庁の担当官の説明に非常にうなずける面が...全文を見る
03月22日第68回国会 衆議院 外務委員会 第5号
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○石井(一)委員 国際交流基金法案に関連をいたしまして、質疑を進めますが、せっかく大臣の御出席をいただいておりますが、適宜政府委員からでもお答えいただいてもけっこうでございます。  そこで、一般的な問題でありますが、アジア地域、ヨーロッパ、アメリカ、中南米というふうにに分けまし...全文を見る
○石井(一)委員 私も同感でございますが、一般的に申しまして、日本に対する関心というのは、われわれが考えている以上にまだまだ低いものがある。これは外国へ出て非常に痛感するところでございますけれども、たとえば中国あたりに対する関心なんかのほうがよほど各国は高いんじゃなかろうか、現在...全文を見る
○石井(一)委員 本法の二十三条「業務の範囲等」というところでございますけれども、ここで特に「海外における日本研究に対する援助及びあっせん並びに日本語の普及」ということが指摘されておるわけでありますが、当局は、外国における日本研究者というようなものに対しての調査をしておられるか、...全文を見る
○石井(一)委員 日本語というのは非常に難解なことばでありまして、語学のハンディというものが日本文化の交流をする場合に非常に大きなハンディになると思います。たとえば留学生をわが国に受け入れる場合でも、語学のハンディということによってなかなか十分にわれわれの意思を伝えにくい、その心...全文を見る
○石井(一)委員 それから留学生といいますか、人事交流その他の場合に、これはフルブライトの基金でも、欧米から来るいわゆる研修者と東南アジアから来る研修者とにいろいろ支給費その他において差をつけておるようでありますけれども、これはたとえば日本に受け入れた場合に、どちらの地域から来ら...全文を見る
○石井(一)委員 留学生の問題でありますけれども、これまで日本へやってまいりました留学生というものが、今度自分の国に帰って一体どういう仕事をしておるか、一体日本での留学が本人にとってどのように意義あるものになっておるか、こういう追跡調査とでも申しますか、こういうものをこれまで外務...全文を見る
○石井(一)委員 どうも私が伺ったところでは、日本での留学というものの評価が、外国ではまだまだ非常におくれている面がある。たとえばアメリカなりヨーロッパに留学するというふうなことのほうがよほど優先されておる。それはやはり日本における語学の問題であるとか受け入れ体制だとか、いろいろ...全文を見る
○石井(一)委員 いま御答弁ありましたように、届け出のあったものなんというのはごく一部でありまして、私はもうほとんどそれは把握できていないというのが現状じゃないかと思うのであります。私の体験から申しますと、たくさんの、戦後どれだけの人間がたとえばアメリカに行ったかということを追っ...全文を見る
○石井(一)委員 それではこれで最後にいたしますけれども、よく国内でも新しい機関ができますと、いわゆる官僚の天下りとでも申しますかそういう形の人事が行なわれがちである。私よく存じませんが、外務省関係の海外技術協力事業団であるとかそのほかいろんなのがございますけれども、結局は清新は...全文を見る
04月05日第68回国会 衆議院 物価問題等に関する特別委員会 第6号
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○石井(一)委員 きょうは、私は、輸入食肉に関する問題について幾つかの疑問を持っておりますので、お尋ねをさしていただきたいと存じます。この問題は、過去、当委員会におきましても繰り返し論議のされた問題でございます。できるだけ重複を避けて、しかし重要な点については、これまで論議の対象...全文を見る
○石井(一)委員 他の残存品目の自由化がされても、これだけは自由化されないという御方針ですか。
○石井(一)委員 自由化に至るまでの過程で、それじゃ具体的に積極的にどういう施策を立てられておるのか。いろいろあると思いますが、長い答弁でなくて、これがこうなればもう少し、自由化に対してはわれわれも積極的に前向きに考えるのだ、そういうのが一つでも二つでもいいからありましたらひとつ...全文を見る
○石井(一)委員 その点は議論が尽きませんから、次の問題に移りたいと思います。  畜産振興事業団のワクの問題でありますが、昭和四十五年度は、大体民貿と同率のフィフティー・フィフティーの割合であったようでありますが、四十六年度からは民貿よりも事業団のワクがふえた、大体六八%と三二...全文を見る
○石井(一)委員 そうすると、その民貿を押えて事業団のワクを拡大するということは、結局官貿中心で、行政の介入の度をさらにどんどん強めていこう、こういうことだと思うのでありますが、本来自由化の方向に進まなければいけないのに、それと逆行しておる。自由化というのは、行政の介入というもの...全文を見る
○石井(一)委員 まあ意見としては私理解しないことはございませんけれども、本来の自由化の考え方からすれば、そういう制度の上でも、行政の介入によってますます逆行をしておる。そうせざるを得ないのだ、こう言われればそうでありますけれども、その反面、円切りがあったって、牛肉自体は何も輸入...全文を見る
○石井(一)委員 その時点に価格の安定に寄与できるように、逆の介入にならないように、制度の根本的な検討をお願い申し上げる次第です。
○石井(一)委員 いまの問題は、その時点までにまだ少し日があるようでありますから、それが恒久的な措置であるという回答ではございませんので、今後の改善というかそういうことを期待いたしまして、次に、畜安法と事業団の関係についてお伺いをしたいと思うわけであります。  従来、輸入肉とい...全文を見る
○石井(一)委員 当初、畜安法に基づいて事業団が設立されて、事業団は備蓄方式をとっておったはずであります。ところが、まあことばは悪いかもわかりませんけれども、官僚商売のまずさから、昭和四十二年、三年ごろには非常な赤字が出てしまった。そういうことからだんだんと方式が——まあ失敗は成...全文を見る
○石井(一)委員 事業団の理事長、御出席をいただいておるようでありますが、たいへん御苦労さんです。  私が先ほど、農林省の当局と議論をずっとやっておりますのをお聞きいただきまして、何も事業団を非難しているわけじゃありませんが、いろいろな客観情勢を考えても、消費者サイドから言うと...全文を見る
○石井(一)委員 非常に御答弁としては理路整然としておりますけれども、なかなかそれで納得のいかない面が私はあるような感じがするわけであります。指定店の問題はあとでちょっとお伺いすることにいたしまして、需給調整をやり、流通機構を簡素化するということで努力中だというようなことでありま...全文を見る
○石井(一)委員 非常に答弁のしにくい問題だろうとは思いますが、私が指摘いたしておりますのは、事業団の介入によってどういう成果があったかということをさがしますと、いまおっしゃいましたように、いろいろむずかしいというけれども、事業団ができてからすでに四、五年たっているわけであります...全文を見る
○石井(一)委員 私はそういうふうに理解をしておりませんが、それかといって、それじゃ外国はこうだというだけの資料を私も持っておりませんので、ここでは議論は避けますが、もう少し調べていただきたい。私の考え方としては、事業団のような存在は唯一無二であって、日本だけしか存在しておらぬ。...全文を見る
○石井(一)委員 私は、こういうふうに国会で発言するのも、ある程度具体的に話し合いをし、そういうふうなある程度の確証を握ったから申し上げておるわけで、どこの商社がどれだけ損をしたということを申し上げることもできるのでありますが、そういうことは一切やめますけれども、そういう制度によ...全文を見る
○石井(一)委員 それがどうも参事官、そういう形になっていないようですね。要するに現在起こっておるのは、かりに小売り店が百貨店かなんかに入っておっても、政府指定というものをとるためにきゅうきゅうとして、ある店はもうそこからほうり出されてしまう。だから、前から指定しておるというのは...全文を見る
○石井(一)委員 どうもお互いの議論がある程度平行しておりますが、基本的に、民間業者のほうとしてみれば非常な不満を持っております。そういう面もくみ上げてこまかい行政の指導をしていただきたいと思います。閣議でそう言われたって、閣議で変えればいいんですからね。これはそのくらいのことは...全文を見る
○石井(一)委員 これは、私ら事業をやった経験からしまして、その年に入ったものがいつどこへ消えてしまったかという収支計算書、これはぼくは因ったものだと思うのですね。これは一生懸命読んだが、これまで会社の貸借対照表などは簡単にわかるけれども、これは実にわかりにくい。どこがどうなって...全文を見る
○石井(一)委員 だから、再三恐縮ですが、四十五年度には畜産振興事業団も、民貿と同額の六億近い金が収入としてあったんだ、それは翌年に出てくるんだ、あったという事実は確かにある、こういうことですね、理事長。
○石井(一)委員 万ドルと円と混同されたので非常にわかりにくいのですが、円で言われたのじゃないかと思いますが、私が申しておるのは、民貿で、大体六億の金がはっきりここへ書類として出ておる。同じワクを取り扱って同じ金額をとった事業団が、それに近い金はここに載ってなくても、入ったのか、...全文を見る
○石井(一)委員 それでもまだ、私の質問に十分答えていただいてないのですが、大体私の言っておることを認めていただいたような感じがいたしますから、これ以上追及いたしませんが、何か私の調べたところでは、四十五年度の民貿の差益金の蓄積の五億八千万というのは、事業団より五千トン多いようで...全文を見る
○石井(一)委員 それはそういうふうにできたからよかったですが……。  私、もう一点だけお伺いしておきたいと思いますが、人件費は国の助成金から出て、ここの収益から払われておらないんじゃないか、この点はどうですか。
○石井(一)委員 政府からの助成金はどういうふうになっておるのですか。また、それはどういうふうに使われておるのですか。
○石井(一)委員 それから、その利益を国内の振興その他に使っておると言われますけれども、それがまた、この収支計算で非常にわかりにくい。どこで何に使われておるかというのが、私は一ページ一ぺ−ジ見たけれども、非常にわかりにくい。私がここでやっておりましても、私のほうが知識が、まだにわ...全文を見る
04月19日第68回国会 衆議院 運輸委員会 第15号
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○石井(一)委員 日本列島の大動脈として国鉄がこれまで国民生活に、あるいは日本経済に貢献してきた事実というのは、私はいなめない事実であるというふうに認識をいたしておりますが、それと同時に、今回国鉄がまた瀕死の財政的な状態に入っておるということも認識をいたします。ただ、先ほども議論...全文を見る
○石井(一)委員 私がお尋ねしたい点は以下の点でありますが、この点、運輸大臣から明確にお答えをいただきたいと思うのでありますが、今回の再建計画は、再建の期間をいわゆる延長した、それを延ばしたというものにとどまっておるのか、あるいは基本的に国鉄に対して大きなメスを入れようとしておる...全文を見る
○石井(一)委員 昭和四十四年九月二日に「日本国有鉄道の財政の再建に関する基本方針」というのを閣議で決定されております。これは御承知のように財政再建促進特別措置法の第三条に基づいてこういう決定がなされておるわけでありますが、そういたしますと、今回の法律的措置によって新たに閣議によ...全文を見る
○石井(一)委員 それでは次に基本的な問題でありますが、運輸大臣は今度の運賃の改定というものに対して、基本的にどういう考え方をしておられるかという、これは政策の基本になる問題でありますが、この点が、やはりいろいろ調べておりましても、与野党の対立の一番鮮明になっておる面であります。...全文を見る
○石井(一)委員 そこで大臣は、それでは消費者物価へのはね返りということあるいは家計に対する影響というふうなものをどのように見通しておられるのか、お伺いしたいと思います。
○石井(一)委員 私も総計その他を調べますと大体そういう数字が出ておるようでありますが、四厘といいますとこれはまことに小さいような数字になるわけでありますけれども、公共料金としてのほかの物価に与える心理的な効果あるいは波及的な効果というふうなものを考えると、やはり重大な影響という...全文を見る
○石井(一)委員 今回の国鉄運賃の値上げに関して、いわゆる三方一両損だというふうな意見があります。政府も国鉄もそれから利用者もお互いが協力をしてひとつ改善のためにやろうという意向のようでありますが、この十年計画の中身を少し検討してみますと、非常にアンバランスの面が出てくる。これは...全文を見る
○石井(一)委員 いまの大臣の御答弁をもう少し国鉄側から確認をさしていただきたいと思いますが、四十五万人の職員の中で十一万人を減していこう、新しい採用というものをできるだけ阻止していこう。私はそこの中にも、国鉄職員の年齢構成というものがだんだんと上がっていき、合理化自体にもいろい...全文を見る
○石井(一)委員 それでは次に、国鉄の多角経営の問題について、基本的な大臣の姿勢と今後の計画について国鉄当局の御意向をお伺いしたいと思います。  結局国鉄がこれまでも多少の関連事業をやってこられたわけでありますし、政令その他の改正で旅客総合ターミナルというふうな構想もぼつぼつ打...全文を見る
○石井(一)委員 私鉄との運賃の格差などを考えますときに、やはり今後の国鉄のあり方としていろいろのむずかしい、複雑な問題がありますが、この問題に対しては前向きに考えていくべきであるというふうな気持ちがいたすわけでございますけれども、もう少し突っ込んで、たとえば開発問題だとか、住宅...全文を見る
○石井(一)委員 そこで新幹線に関連いたしましてちょっと確認をさしていただきたいと思いますけれども、現在すでに決定をいたしております路線として、山陽、東北、上越、成田、それから審議中のものとして、九州それから東北・北海道の一部、北陸いわゆる北回り線というふうな問題がありますけれど...全文を見る
○石井(一)委員 少し議論が飛躍するようですが、国鉄が新しい時代に即応して、いわゆる交通体系の中で路線にたよるだけでなく、たとえば海運であるとか、あるいは航空の方面であるとかというような総合運送業的な考え方を今後、先ほど私は開発の問題その他を申し上げましたけれども、こういう関係で...全文を見る
○石井(一)委員 それではもう少し国鉄内部の問題について御説明をいただきたいと存じますが、根本的に赤字の原因として、同僚の江藤議員からも人件費、利子その他いろいろの話がございましたが、私たちが聞いておりますのは、角度を変えて申しますと、要するにもうかっておるのは新幹線である。あと...全文を見る
○石井(一)委員 総裁としてのお立場なり御主張はよく理解いたしましたけれども、やはりこれだけのばく大な赤字の路線に対する積極的な何らかの施策というものを打ち出していかない限り、国だけでめんどうの見れる問題ではない。これは非常に大きな問題だというふうに私は痛感いたします。  それ...全文を見る
○石井(一)委員 それでは次に貨物輸送の問題についてでありますが、これはやはり非常に大きな赤字の原因のようでありますが、やはり貨物輸送に対する見通しを誤ってきたのじゃないか。この批判は率直にやはり受けられなければいかぬというふうに感じるわけでありますが、この収入の伸び悩みの対策と...全文を見る
○石井(一)委員 それでは次に、国鉄がこういうふうに運賃の改定をしていくとしますと、私鉄との格差がさらに伸びてくる。これはいろいろな並行線の問題でこれまでも当委員会で議論になっておる問題でありますけれども、現在の制度では企業負担という形になっているから、ますますもって国鉄の乗客と...全文を見る
○石井(一)委員 それからその次に、乗客へのサービスという点でありますが、これは労使関係の問題その他でも先ほど議論が出ておったところでございますけれども、これまで三十二年以来五回にわたって運賃の改定が行なわれてきて、そのつどサービスの向上というふうなことが前面に打ち出されておった...全文を見る
○石井(一)委員 今後十年間、賃上げは三回にわたって大体二五%ずつだ、こういうりっぱな既定事実といいますか、ビジョンが打ち立てられておる。しかし、国民に対しては、その間にどれだけのサービスの向上が行なわれるかというふうなビジョンが少し欠けておるという感じがいたします。それと、先ほ...全文を見る
○石井(一)委員 その点の努力を、後ほど野党の皆さんもこの点を非常に突かれると思いますから、やはり十年後の国鉄の新しいビジョン、国民を説得できるそういうふうな条件をさらにそろえられるべきであるというふうに私は痛感をいたします。  そこで、大臣ちょっと先ほどの御退席の間に地方線の...全文を見る
○石井(一)委員 地方閑散線に対しまして、五年以内に撤去するという方針が打ち出されたのでありますけれども、その後、地元の希望があればこれを存続せしめる、そして三分の一の補助を行ない、地方公共団体の支出に応じてそれの一・五倍の支出をする、こういうふうな決定が運輸当局でなされたやに聞...全文を見る
○石井(一)委員 それでは問題を変えまして、今回の国鉄運賃の改定について、予算案の編成の段階で事実上決定がされておりながら、その後運輸審議会にかけ、手続きを経るというのは不合理じゃないか、こういう意見もありますが、大臣、この点はいかがですか。
○石井(一)委員 それではこれで終わりますが、国鉄百年の歴史を顧みて、やはり国鉄が果たしてきた役割りというのは国民が正当に評価しなければいけない。どこのいなかの町に行っても、表玄関の入り口は国鉄の駅があるというふうな現状でありますから、大衆の中に生きて、大衆に密着して今日まで国鉄...全文を見る
04月26日第68回国会 衆議院 外務委員会 第11号
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○石井(一)委員 ただいまの問題に関連いたしまして、同僚の青木委員の海軍長官からの電文で問題はほとんど結末に達したというふうな感じがいたすわけでございまして、これ以上この問題を追及すること自体どうかという感じがいたすわけでございますが、ただ私はこの問題の当初から理事といたしまして...全文を見る
○石井(一)委員 私は、時間の関係もございまして、いろいろほかに客観的な事実を調べたわけでございますが、そのことは紆余末端に至ることでございますから、もうこの席で申し上げません。ただ私は、ここまできてもさらに平行線をたどるのではないかということを非常に憂慮しておる一人であります。...全文を見る
05月17日第68回国会 衆議院 外務委員会 第15号
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○石井(一)委員 青木委員に一問と、それから楢崎委員に二、三問御質問を申し上げますが、青木委員は三つの文書を御提出になっております。第一のは電報ですが、第二、第三の文書は手紙でありますからこれはもちろん署名入りだと思いますが、第一の電報が署名入りというのは、署名がなされておったの...全文を見る
○石井(一)委員 だから、これは形式的にもサインをしたという文書でありますから、本人がその電文全体には責任を持っておる、こういうふうに解釈されるわけですから、楢崎委員の御回答のような形で、そうせざるを得なかったんだということならあれですが、まぎれもなく本人は海軍長官の首をかけてそ...全文を見る
○石井(一)委員 そうですね。そうだといたしますと、ここで言っておりますのは、一つは、1としてありまして「核部隊密約電報はホン物であり」こうなっておるわけです。それから第二は「電報に記されている内容が、すでに自衛隊内で着々とすすめられている」結局あなたが御指摘になったように二つの...全文を見る
○石井(一)委員 それは調べたらすぐわかることです。それで、発表は四時半でしたね。
○石井(一)委員 それが約一時間ということになりますかね。
○石井(一)委員 しかし発表したのは四時半ですからね。これはやはり多少誇大な表現である、事実に反する、私はそう主張したいのです。
○石井(一)委員 しかしこれはあなたの一番最初の発言です。
○石井(一)委員 あなたの一番最初の、それを立証するための発言ですよ。あなたが、一番大切なことじゃなかったら、なぜ一番最初に言われるのですか。これは一番最初のあなたの発言ですね。
○石井(一)委員 二時間以上違いますね。厳密にいえば、一時三十分に渡されて四時半に発表されているから、三時間は違います。
○石井(一)委員 しかし、大切じゃないとおっしゃるけれども、大切だからこそ一番最初に論拠が示されているのでしょう。
○石井(一)委員 あなたのおっしゃっている事実関係に対する傍証というのはあいまいだといっているのです。
○石井(一)委員 非常に重要なことだから最初に言っておられるけれども、現実に非常にその間には慎重に調べられているという事実です。
○石井(一)委員 第二の点は、当日アメリカの大使館員が傍聴に来ておった、この事実はないのですが、これはお認めになりますか。
○石井(一)委員 書いてあります。
○石井(一)委員 それを全部お調べになりましたか。
○石井(一)委員 私のほうも全部調べましたが、それはないというんですね。
○石井(一)委員 しかしそういうことはぼくはないと思いますね。あなたの友人が来たって大使館筋になるじゃありませんか。
○石井(一)委員 それから第三点の御立証は、海軍長官がアメリカにいたかどうかということですけれども、この点についても青木委員の電報で、アメリカにおらなかった、発信のできる状態でない、自分は発信しておらないということを言っておるわけですが、この点はどういうふうにお考えになりますか。
○石井(一)委員 それでは、あくまでこの問題に関しても本人の出発後に本人の指示のもとにこの電報が打たれた、こういうふうにおっしゃるわけですか。
○石井(一)委員 この書類は形式を見ますと、ステーショナリーの上に文字のついたもので発信用である。ところがあの電報のコピーには、受けた日も書いてある。したがって受信された電報と解される。どちらなのかわからない。受信と発信が混同している。受信された電報なら白い紙か黄色い紙、海軍の場...全文を見る
○石井(一)委員 それでは最後に、私はこういうふうに議論をして——これまでの傍証その他からこの電報は非常にふしぎなものである、非常に疑わしい。しかしこういうものに端を発して、この内容については今後検討を要する。しかしこの電報なり手紙なり自体に関してはこれまでのいろいろな問題から見...全文を見る
○石井(一)委員 第二の問題でなしに、第一の問題に限りまして、内容はあり得るかもわからないけれども、その電報自体は形式からいっても、そのほかいろいろな面からいってもおかしい。この一番最初の御議論のときには、電報自体をも含めてこの問題を追及しようという御姿勢が、二回目の委員会、三回...全文を見る
○石井(一)委員 そこまで御主張になるのであれば、私たちはこれでケリをつけずに、さらにもう一歩、太平洋をまたいでおっても、太平洋を乗り越えてこの問題の真相の究明をやらざるを得ない。
○石井(一)委員 そのためには基本的にものの考え方が相違し、権威ある行政府の発言を信じられないのですから、何か第三者の、あるいは立法府の調査にゆだねるか、それとも独自の調査団を派遣するか何か、そこまでしなければいかぬと思いますが、いかがですか。
○石井(一)委員 もうこれ以上論議を繰り返しませんが、私はその内容については今後十分に——これだけの核の問題であるから国民の関心も商いし、楢崎委員のお立場として御追及になることは私は国民のためになると思う。またそれが一日も早く内容においても否定できるような論議が進めらるべきだ、国...全文を見る
○石井(一)委員 一二〇%以上この文書自体は正しいものでないと確証を私は持たざるを得ない、こう思うのであります。したがって委員長におかれましては、これに決をひとつつけていただきたい。こんなことをもう何回もするのでなしに、ひとつどういう方法でこれをするのかということをおやりいただき...全文を見る
05月17日第68回国会 衆議院 物価問題等に関する特別委員会 第9号
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○石井(一)委員 まず、本論に入ります前に一言お伺いをいたします。  物価の委員会は、定例日、きょうでありますし、十時半から開会をされることは周知の事実でありますが、委員長をはじめたくさんの議員が何十分間か時間を空費したことに対して、私もその責任の一端を感ずる一人であります。し...全文を見る
○石井(一)委員 委員部は聞いておりましたか。
○石井(一)委員 大臣との打ち合わせが先行するのか、国会審議が先行するのか、どういうふうに考えられるか。
○石井(一)委員 自分は連絡がついておったと思った、そういうことで、それじゃ、下のほうが適当にやったので自分は関係がないというようにも聞こえますが、基本的に物価の問題というのは、いま世間で一番騒がれている問題だ。特に米の値段の問題というのは、非常に消費者の関心の強い問題であります...全文を見る
○石井(一)委員 私は、この前も食肉の非常に重要な問題で、畜産局長をはじめ通告をいたしておりました。ところが、当日になりましてから参事官が出てきておる。こういう言い方はしたくないのですが、私から見れば、いかにも農林省は物価委員会を避けておるというふうに思わざるを得ない、これは極言...全文を見る
○石井(一)委員 それでは本論に入ります。  そこで、長年堅持されてまいりました物統令を最近廃止されたわけでありますけれども、それによって消費者米価が一体上がるのか下がるのか、これは非常に大きな制度の変更でありますから、一般の関心も非常に強いわけであります。私は大都市選出の議員...全文を見る
○石井(一)委員 競争原理を導入されて新規参入を認めてきた、これは非常に大きな一つの施策であると思うのでありますが、現在までの申請状況はどうか、また、その認可はどの程度まで進めたのか。
○石井(一)委員 私が知っておる範囲では、大体五千件近い新規参入の希望の申請があったということで、既存の業者の数と対比いたしますと大体三〇%近い、こういうふうに私は理解をいたしております。一挙に三〇%の米屋がふえるというふうなことは、流通市場というふうなことから考えてもかなりの混...全文を見る
○石井(一)委員 長官のほうから御指示を出されまして、認可は一切各都道府県である、こういう制度になっておりますが、その認可を与える基準なり内容について、かなりずさんな面があちこちに出ておるというふうなことを私は耳にいたします。東京都あたりは非常に混乱が起こり、いまだにほとんど認可...全文を見る
○石井(一)委員 法律的にはおっしゃるとおりですけれども、食管法というのはざる法だといわれております。政治資金規正法みたいなもので、明文があったところで、実際問題として、なかなかその精神なり効果があがらないというようなことがありますから、やはりあなたが直接の上司として、認可を与え...全文を見る
○石井(一)委員 いろいろ理由がございますが、何年も何年も米屋だけで生きてきたというふうなところは、結局時代の波といいますか、そういうふうなものでどんどん押されておる。そういうことでも、いい結果が出ればいいわけですけれども、いま十万円ということばを言われましたが、十万円の米だけの...全文を見る
○石井(一)委員 いまのお二人の意見も、まことにうなずける面もありますけれども、その反面、現在のやり方というのは、いまある小さい、中小零細企業をもっと細分化していく、こういう方向でありますから、その中に近代化、合理化というものをさらにまた時代の要請するように望むということは、ある...全文を見る
○石井(一)委員 ほかにもたくさん議論がありますので、この議論はもうこれ以上いたしませんが、ただ、やはり新規参入に関する一つの定数といいますか、地域地域を吟味した上でそういう定数制度を認めるとか、あるいはたばことか酒の販売に見られるような距離制を導入するとか、何らかの形でそういう...全文を見る
○石井(一)委員 小売りと卸との結びつきは。
○石井(一)委員 いまの最後の点ですが、こういうお米屋さんとか酒屋さんとかいうのは非常に伝統的なものでありまして、制度を一年から三カ月に変える、それはなかなか実情に即しておらないという面があるわけでありますが、この点がどうも私は、下だけを締めて何か片手落ちだというふうな感じがして...全文を見る
○石井(一)委員 それにもいろいろな論議があるわけで、そういうたてまえになり、そういう掲示がなされたからといって、そういう形に消費者のほうでなるかというと、これは非常に疑問があるわけですが、それは別といたしまして、基本的な問題として、食管制度改善の長期的な展望というものを持って臨...全文を見る
○石井(一)委員 時間もだいぶ迫ってまいりました。あと二、三点で終えたいと思います。  米の需給関係について、四十六年度産米その他でもうすでに過剰ではなく、むしろ四十六年度については不足ぎみである、私はそういうふうに伺っておるわけでありますけれども、その理由としては、作柄につい...全文を見る
○石井(一)委員 非常に見通しの明るいお話ですが、たとえば生産量の四十六年産米に関する当初計画と実績、その差額なり、あるいは供給量という問題に対する当初計画と実績、それらに対してどういう見通しをしておられるかおわかりですか。四十六年と四十七年——。
○石井(一)委員 私はこの議論をいたしておりますのは、必ずしも業界だけの弁護をする意思も何もありません。結局これで消費者物価が下がるのかということをいろいろ考えながらいろいろの調査を進め、またきょうも、基本的な姿勢というものをこうしてお伺いしておるわけでございますけれども、結論的...全文を見る
○石井(一)委員 木部次官、わざわざおいでいただいておりますが、私が最初からやっております議論について——末端ではいろいろの混乱かあり、必ずしも企画庁なり食糧庁の方針どおりいきにくい。これはある程度の過渡期を経てしずまるということもありますし、また是正をしなければいかぬと思います...全文を見る
○石井(一)委員 ところで、昨日から本日にかけて新聞では、赤城農林大臣の、生産者米価を昨年より五ないし六%上げる、こういうふうな報道がなされておりますが、いままでのような政治加算ではなしに、これは基本的な考え方の進展とでも申しますか、そういうことである。これは消費者にとっても非常...全文を見る
○石井(一)委員 あなたはきょう、国会の委員会にも出られずに、昨日のことで大臣とお打ち合わせになって、そのことによって最初申したようなことになったわけですが、もちろん、この重大な問題について御討議もなさっただろうし、大臣の意見というものも聞かれて、長官として今後いろいろ検討されて...全文を見る
05月23日第68回国会 衆議院 外務委員会 第17号
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○石井(一)委員 私はただいま議題になっております中で、原子力の平和利用の問題について、政府の見解をお伺いしたいと思います。  まず現在締結されようとしております、また承認を求めておられますこのフランスとオーストラリアとの平和利用に対する協定に関して、まことに基本的な問題でござ...全文を見る
○石井(一)委員 すでに締結されました原子力協定の、いわゆるアメリカ、イギリス、カナダの現在までの実施状況はどういうふうになっておるか。たとえば期待したとおりに原料物質の供給というものがなされてきたのか、あるいはこれらの三つの国との協力で足りないところを補うために今回の二国との協...全文を見る
○石井(一)委員 オーストラリアとの協定の前文に、「日本国がウラン資源を必要としていること、及びオーストラリアがそのウラン産業を発展きせることを希望していること」という、他の協定には入っておらないこういう前文が挿入されておりますけれども、ここにアクセントが置かれたというのには、オ...全文を見る
○石井(一)委員 次に、協定の三条に「三者間協定」ということが規定されておりますけれども、これはこの協定の発効と同時に締結されるべき筋合いのものなのかどうか、その内容において、アメリカ、イギリス、カナダとわが国が国際原子力機関と結んでおる内容と同様のものになるのかどうか、この点に...全文を見る
○石井(一)委員 だから、これはかなり重要な問題でございまして、結局、この協定によって原子力技術の軍事利用への歯どめになるかどうかという問題でありますから、月並みな従来の形でここに挿入され、自動的にこういう協定が結ばれるのか、もう少し具体的にお答えいただきたいと思います。
○石井(一)委員 いま御指摘になりましたその運用上の問題点というのが私は非常に大きな問題だと思いますが、一体過去にわが国が査察を受けてきた場合に、どういう問題点が具体的に出てきたのか、この点いかがですか。
○石井(一)委員 IAEAから派遣されておるその査察官というのは、一体どういう構成で、常時駐在しておるのか、原子力関係のみに査察が許されて、一体どういうふうな活動をしておるのか、これは簡単でけっこうですから、ひとつ同時に関連としてお答えいただきたいと思います。
○石井(一)委員 日本人の査察官は含まれていないのですか。
○石井(一)委員 次にこの間の新聞報道で、これは次官会議で決定されたようでありますが、わが国が欧州原子力機関へ正式に加盟することをきめた、こういうことでありますが、その経緯と、それからこの欧州原子力機関というものは一体どのような機能を果たすのか、わが国がこれに加盟することによって...全文を見る
○石井(一)委員 この機構に参加するための参加の分担金というのはわが国が一番高く支払おうとしておるということをちょっと伺ったわけですが、これが事実かどうか。また事実であるとすれば、なぜそういうふうになったのか。
○石井(一)委員 私はこの原子力機関、IAEAとそれからいまの機関との関連から査察の問題はどうなっておるのか、この点についてひとつ明らかにしていただきたいと思います。
○石井(一)委員 欧州外の国として日本が最初に入ったようでありますし、今後オーストラリアその他が加盟をするようでありますが、アメリカが加盟しておらないといういま御発言のようでありましたが、それらの国が加盟しておらない理由はどういうことなんですか。
○石井(一)委員 それではその次で、フランスとは協定の八条、それからオーストラリアとは七条に規定されております、明文化されておる「公開の情報」とはどのようなものをさすのか。これがわが国の原子力基本法第二条とどのような関係になるのか、この点についてお答えをいただきたいと思います。
○石井(一)委員 その問題でもう少しお伺いすべき問題もございますが、次に、これも最近の新聞情報その他で、日米共同の濃縮ウラン工場の建設プロジェクト、こういうことが現在検討され、企画されておるということが報道されております。その一つは、この間の米下院におけるいわゆる公聴会で、日本の...全文を見る
○石井(一)委員 御両所の御意見は、両方ともその提案に対して、まだ非公式であっても、客観情勢から前向きに取り組まなきゃいかぬ、こういうふうに拝察いたしましたが、この工場を米国内につくるという利点は一体どこにあるのか、この点をひとつ御説明願いたい。
○石井(一)委員 機密保持というふうな観点から、こういう技術に対して米国内にとどめようという、そういう発想もあるんじゃなかろうかと思いますが、この点はいかがですか。
○石井(一)委員 そこで、その電力事情が悪いというお話が先ほどございましたが、日本で原子力の平和利用というものを計画を始めてかなりの年月がたっておるわけでございますけれども、実際にそこまでの実績があがっておるかどうかということに、多少私は疑問視しておるわけでありますけれども、現在...全文を見る
○石井(一)委員 御答弁にありましたように、まだ二%前後であるということですが、これはやはり当初予想したよりも非常に低いシェアしか占められないという、こういう勘定のようでありますけれども、そういう低迷をたどったという根本的な理由は、現在までの、将来の展望は別として、どういうところ...全文を見る
○石井(一)委員 要するに過去の実績からは非常に低い。しかし、それは大体そういう予想であった。しかし、その低い実績を踏まえながら、将来の展望に対しては非常に高い、四十二年の長期計画を出された時点よりもはるかに大きな予想というものを、たとえば六十年度末には想定されておる。ここに多少...全文を見る
○石井(一)委員 それはその問題で終わりまして、原子力の安全性ということに関して、だんだんと国民世論の間では疑惑が高まっておる、反対運動というようなものもどんどん起こっておるということでありますけれども、原子力開発計画というものがそういう運動によって修正されようとしておるのかどう...全文を見る
○石井(一)委員 まことに名答弁で、この安全性の問題なり、一言で言って、原子力公害という問題について二、三の質問を用意しておりましたが、これはもう時間の関係で省略をいたします。ただ、私がいま申しました目的を達成されるための努力は大いにけっこうですけれども、反対連動に対する対処、納...全文を見る
○石井(一)委員 大西政務次官に、ずっと問答をお聞きいただいておったわけでございますけれども、現在の不拡散条約に対する政府答弁、非常に抽象的でございます。もう少し何か政治的な御判断からこの問題に対する御見解がありましたら承りまして、私の質問を終わらしていただきたいと思います。
05月24日第68回国会 衆議院 物価問題等に関する特別委員会 第10号
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○石井(一)委員 きょうは私は消費者の立場から、野菜の価格安定について政府委員にいろいろと質問をしたい、こういうことでございますが、その前にほんの短時間、現在最も大きな問題になっております沖繩の物価高について、せっかく御新任の玉置政務次官もお見えでございますので、要約してお伺いを...全文を見る
○石井(一)委員 比較的明快に三点をおあげになりまして、確かにそういう問題がこの混乱の原因であるというふうに強く感じますが、御指摘になりました中で特に第二点の問題が、非常に大きな原因になっておるのじゃなかろうか。ドルと円の交換措置の不手ぎわとでも申しますか、いま政務次官が御説明に...全文を見る
○石井(一)委員 基本的な政策面で、これは非常にむずかしい問題でございますけれども、この問題を解決しないと、私は、この物価高というのはかなりの時間がかかるというふうな感じがいたしますので、ひとつ抜本的な何らかの措置をお考えいただきたい、こういうことを要望しておきます。  それと...全文を見る
○石井(一)委員 ただいまの御答弁でけっこうなんでございますが、ただ、どうすみやかに実行に移していただけるか、こういうことであります。私の調べました価格に関しまして、外国産品に関しても、県産品、いわゆる沖繩の土産のものに関しましても、それから本土から入れておるものに関しましても、...全文を見る
○石井(一)委員 それでは次に、野菜の価格の問題に移らしていただきたいと思います。  そこで、家計費の中で非常に大きな比重を占めておる、まあ現在では米よりも重要度が高いともいえますこの野菜の価格の問題でございますけれども、いわゆる過去の実績では、結局価格の安定というものが期せな...全文を見る
○石井(一)委員 いろいろ御説明を伺いましたけれども、結局は、政府の強力な施策のもとに現在安値を保っておる、こういうことでなしに、やはり不安定な要素というものは野菜の価格安定という面では非常に残っておる、特に天候に支配されやすい、その他の施策も十分に進行しておらない、そういうふう...全文を見る
○石井(一)委員 次に、ちょっと問題が変わりますけれども、野菜が非常に貯蔵性に乏しい、鮮度が非常に重要視される商品である、こういうことでありますから、この貯蔵方法というものを特に研究をして、二日か三日か延ばすということによって価格安定に寄与する度合いというものは、私は非常に大きい...全文を見る
○石井(一)委員 それに関連いたしまして、新聞報道では、野菜安定事業団の構想というものが報道されておりますが、要するに国が直接に介入をして、あるときにはストックをし、なにをしして、市場介入に乗り出すことによって価格安定に寄与する、こういう構想でございますが、たとえば畜産あたりでは...全文を見る
○石井(一)委員 農林大臣がお忙しいのにおいでいただいておりますが、お許しをいただきまして、もうしばらく、この野菜の問題について議論を進めさせていただきたいと存じます。  そこで、局長このほうはごく簡潔にお答えをいただければけっこうでございますが、指定野菜と価格補てんの問題につ...全文を見る
○石井(一)委員 次に価格補てん制度に関して、平均価格の四分の三をとって保証基準額とし、最低価格をとって最低基準額、その間を対象として補てんする、現在のこういう制度でありますが、たとえばトマトとかキュウリとかという、これまた非常に消費者に愛好されておる、こういうものが平均価格が四...全文を見る
○石井(一)委員 もう一つ補てん制度に関しまして、いわゆる平均価格が基準以下になった場合に生産者補給交付金というものを出すことになっておるようでございますけれども、その基準の算定が出荷全体の平均をとっておるために、個々の生産者にとっては短期間に大きな打撃を受けるという面がある、こ...全文を見る
○石井(一)委員 いまの指定産地の問題で、もう少し産地指定も消費地域指定も限定のワクを広げて、国内をもう少し有機的に結びつけるという方策がとれないだろうか。運送面であるとかいろいろ問題がありますけれども、消費地域の拡大、生産者の補償の拡大ということを今後考えられることが、私はやは...全文を見る
○石井(一)委員 五月の初旬に出されました行政管理庁の勧告が、大体五つぐらいに分かれておったようでありますが、内容は御存じのところでありますから省略いたしますが、これはそれぞれ実現可能なものであるかどうか、いま御検討中であり、そちらの態度なり、回答を間もなく出されるという、こうい...全文を見る
○石井(一)委員 その中の一点、総合食料品小売りセンターの設置、いわゆる公設市場の設置ということでありますけれども、私はこれはぜひ、予算も大きくなっておるようでありますから、実現を期していただきたいという感じがいたします。現在の場合、都市の中で、非常に地代の高いところでいまのよう...全文を見る
○石井(一)委員 野菜の質問はもうこれで終わりたいと思いますが、野菜対策予算が本年度百十一億になったと、さっき御説明がございました。これは昨年度に比べて相当の増額である、こういうことですけれど、私は、まだまだ農林省の姿勢なり、予算というものが少ないような感じがするのですが、直接の...全文を見る
○石井(一)委員 きょうの野菜の議論は序論のようなものでございまして、私がいま御指摘いたしました幾つかの点、それぞれに、検討の余地があるというふうに感ずるわけでございまして、今後私も問題をさらに追求し、引き続きこういう機会を持たしていただきたい、こう思います。  どうも、いろい...全文を見る
○石井(一)委員 そうすると、基本的には方針の変更をし、そういう形で個々事務的に検討を加えていくということのように受け取れるわけでございますけれども、具体的に決定までのタイムスケジュールはどういうふうになり、いつごろにそういう御決定をなさる見通しなんでございますか。
○石井(一)委員 かりにそういうことが実現いたしますと、米価の逆ざやが一そう開き、食管会計の赤字がふえる、こういうふうなことになってくるから、当然消費者の立場からすると、消費者米価のほうはどうなるんだろうか、こういう疑問が出てくるわけでございますけれども、この問題に関しては、農林...全文を見る
○石井(一)委員 いや、生産者に対する配慮も必要でありましょうし、それから財政措置に関する問題も非常に重大で、これ以上赤字をふやすという問題も非常に重要でありますけれども、同時に消費者米価に対する影響ということをも十分お考えの上慎重に御決定をいただきたい、こう存じます。  終わ...全文を見る
06月02日第68回国会 衆議院 外務委員会 第20号
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○石井(一)委員 外務大臣がまだお見えでないようでございますので、久保防衛局長がお見えのようでございますから、先般来新聞報道でも問題になっております、いわゆる久保論文に関連いたしまして伺いたい。  確かに極東の情勢は非常に大きな変化を遂げておる今日、国防体制について再検討を加え...全文を見る
○石井(一)委員 基本的な考え方はわかりましたけれども、もう少し具体的に、たとえば現在進行しておる三次防、四次防というふうな体制を相当強化しなければ、あなたのおっしゃっておる有事駐留体制というものに入れないのか、あるいは現在の客観情勢から推察すると、現在の体制でもう自衛力としては...全文を見る
○石井(一)委員 先日来から問題になりました、たとえばB52に関連するいわゆる事前協議制度の不備と申しますか、不備ということばはどうかわかりませんけれども、あるいは沖繩返還に伴って基地の縮小問題その他、非常に事態が変遷してきたために、現実の問題として安保をやはり事務的な立場からど...全文を見る
○石井(一)委員 それではその問題それぐらいにいたしまして、ここ世界の話題の一つの焦点になっておりますいわゆるアラブ・ゲリラの問題でございますけれども、日本人としてはまことに遺憾ということばに尽きるわけでございまして、新聞報道などでは政府はあらゆる処置をとられてその後の国際関係の...全文を見る
○石井(一)委員 これは日本人の三名の青年のやった行為であるということでありますけれども、やはり世界的に見た場合に日本人全体の責任のようにとられる節がある。われわれとしても大いに道義的な責任を痛感しなければいかぬ問題でございます。したがっていま政務次官お答えになりました物的損害な...全文を見る
○石井(一)委員 道義的責任は十分考えなければいかぬという考え方でございますけれども、同時に個人の責任といいますか国家責任といいますか、その限界というものもひとつ十分に国際法的に検討される必要があるのじゃなかろうか。今回の場合、パスポートも偽造されておるようでありますし、それも日...全文を見る
○石井(一)委員 非常に国際的な情勢に影響の強い問題でありますから慎重に対処していただきまして遺憾なきを期していただきたい、こういうことをお願い申しておきます。  久保局長はもうお帰りになったわけですね。それでは、外務大臣はもう来られるようでありますが、この間うちから問題になっ...全文を見る
○石井(一)委員 それでは、きょうは中国問題について外務大臣の御所見をお伺いしたい、こう思っておったわけでございますが、時間も限られておりますようですから、ごく簡潔にお答えをいただいたらけっこうでございます。  そこで、ニクソンの訪中によりまして、いわゆる中国封じ込め政策という...全文を見る
○石井(一)委員 次に、米ソの首脳会談の評価でございますけれども、これは前者の米中の会談が非常に象徴的、政治的な意義があったのに対して、非常に現実的に、経済的、技術面の協力の体制であるとか、あるいはまた軍備縮小というように一歩前進した。それがひいてはやはりヨーロッパの緊張緩和とい...全文を見る
○石井(一)委員 だから、私には非常に簡明に、世界が非常に激動し、緊張緩和の方向に行っておる、こういう御表明であったように受け取れますが、ここでちょっと話題を変えるようでございますけれども、先日の内閣委員会あたりで、こういう時期に、この間うちから起こっておるいろいろな、安保におけ...全文を見る
○石井(一)委員 現時点においてはそういう外務大臣としての御見解を持っておられるのもよく理解できるわけですが、私は先ほどから具体的にそういうことばでは申しておりませんが、安保ができた時点というのはやはり一つのイデオロギー対立があり、アメリカとの安保体制によって一つの仮想敵国という...全文を見る
○石井(一)委員 平和主義者に徹し経済大国として前進するんだ、これは一つの断面として非常に正しい御見解でございます。しかし、外交問題として具体的な問題をとりますと、私はやはり、この局面に直面して、日本は極東にある未承認国をなくす、分裂国家をできるだけなくすという努力をする。それか...全文を見る
○石井(一)委員 何か繰り返すようですけれども、このステップは、中国との国交の問題を解決する前提として、どうしても踏み越えなければならぬ宿命である。外務大臣がいつも口にされる国際信義という面からも、日本は中国との国交正常化をするにしても、台湾に対する国際信義ということを考えれば、...全文を見る
06月06日第68回国会 衆議院 運輸委員会 第27号
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○石井(一)委員 それでは、ただいま議題となっております航空法の一部改正案について、最初の御質問を申し上げたいと思います。  そこで、ごく基本的な問題でございますけれども、現在の航空法が時代おくれになっておるということもいわれておりますし、改正も長らく見送られてきたようでござい...全文を見る
○石井(一)委員 三十五年以来ほとんど改正が行なわれておらなかったわけでありますが、昨年の七月に、いわゆる全日空と自衛隊との衝突事故が起こった。おそらく今回の改正は、その事故なども一つの大きな動機になっておるのじゃないか、こういう感じがいたすわけでございますけれども、この点はいか...全文を見る
○石井(一)委員 その適用除外の問題について、これは重要な問題ですから、もう少しお伺いをしたいのですが、前段の問題で、要するに改正が以前に行なわれておったらああいう悲惨な事故というものも避け得たのじゃないか、こういう感じもいたすわけでありまして、事故が起こったから、それが動機づけ...全文を見る
○石井(一)委員 その自衛隊と全日空の事故に関しまして、防衛庁が中心で、その後の補償の問題に関して、あるいはまた事故の原因に関していろいろと調査をお進めになっておると確信いたしておりますが、かなり時間が経過いたしております。この点についてひとつ御説明をいただきたいと思います。
○石井(一)委員 先ほどの運輸省御当局のお話、防衛庁のお話を伺っておりますと、何かもう、交通量が激増したために事故が不可抗力だというふうな感じがいたすわけでありまして、まあ、このままの状態では、これは何らかの抜本的な施策を立てなければいかぬというふうに強く痛感するわけでございます...全文を見る
○石井(一)委員 私、御指摘申しておりますように、運輸当局はそういう事故にあわれた人々の立場に立って、この補償問題を対処されるべきである。原因その他というものは時間がかかって出てくるわけでありますけれども、事故の処理というものに対して、もう少し指導性というものを打ち出していただき...全文を見る
○石井(一)委員 次に、先ほど住田政府、委員がお答えになりました問題でありますが、今度の北海道の事故でも、保険がかかっておったので、十分な補償ができるんだというふうな御説明のようでございます。航空機の中にも、民間零細企業もあるし、自家用のものもあるし、今後ますますそれがふくそうし...全文を見る
○石井(一)委員 事故の問題でもう一問。調査委員会の結果は、事故の原因についていつごろ回答が出る見通しなんですか。
○石井(一)委員 私、申しておりますのは、事前に万全の策をとられるということ、運輸当局はあくまでも公正な立場で、被害を受けた立場に立って処理に当たるべきである。また先ほどから問題になっておりますあらゆる種類の会社なり運航をしておる人々もあるわけでありますから、そういうものに対して...全文を見る
○石井(一)委員 それでは引き続いて、航空機の乗務員の規定、それから装備品に関する問題、これらについても除外規定というものがあるようでございますが、この点はいかがでございますか。
○石井(一)委員 御指摘のようにいろいろな面で配慮されておることは認めますけれども、まだやはり自衛隊との競合関係とでも申しますか、航空行政の一元化ということはこれで万全かということになると、何か私も心もとない面がたくさんあると思います。一々の問題につきましては申し上げませんけれど...全文を見る
○石井(一)委員 昨今非常に問題になっておりますのは航空機の騒音の問題であります。今回の法改正の中に騒音基準適合証明制度の新設、これが導入されている。新規の飛行機にはこれは適用されるようでありますけれども、これまでのものにはこれは適用が除外になっておるのじゃなかろうか。これはそう...全文を見る
○石井(一)委員 昨年の暮れに環境庁のほうから、騒音軽減のための勧告というふうなものが出されておる。これは運輸当局はどういう形で実施に移しておられるのか。飛行場周辺での騒音というものが各地で非常に住民の大きな不満を買っておるわけでありますけれども、運輸当局としての概算の予算なり対...全文を見る
○石井(一)委員 過日IATAの事務総長が来日しまして、新しくできる成田の新空港でひとつ夜間飛行の制限を解いてほしい、こういうことを何か総理に直訴された、ところが総理はそれに対して、それは困るのだということを言われたというふうなことを私は仄聞したのですが、こういう事実がありました...全文を見る
○石井(一)委員 それでは次に、伊丹の空港対策に関して少し具体的にお伺いをしてみたいと思うわけでありますが、この間も何か大蔵委員会で議論があったようでございますが、伊丹空港対策十一市協議会、これが最近関西国際新空港建設促進の決議をした。しかしそれの交換条件として伊丹の騒音問題の解...全文を見る
○石井(一)委員 そこで去る四月十二日の大蔵委員会での運輸大臣と堀委員とのやりとりでございますが、私しさいに読んだわけですが、非常に長いやりとりで、最初は伊丹空港の周辺の民家の移転とそれの補償という問題を長々とやっておられるわけですが、一番最後にどうしたことか、新空港建設に協力す...全文を見る
○石井(一)委員 白紙に戻ったような戻らぬような議論でございますけれども、要するに、いまある四つ、あるいはそれ以外の最適地があれば、それをも含めて住民の声を聞きながら決定をする、こういうふうに解釈したらいいんじゃないかというふうに私、感じます。  それにしても、伊丹の騒音の問題...全文を見る
○石井(一)委員 そうすると、少なくとも飛行場部長の御見解では、五キロ以上離せば騒音の公害はないのだ、七十ホン以下でやれるのだ、こういうことだと理解いたしますが、なお、いまちょっと触れられましたけれども、航空機自体の騒音というものが今後どういうふうに改善されるのか。さっきその基準...全文を見る
○石井(一)委員 海上空港の場合の大気汚染の心配はどうですか。
○石井(一)委員 そうすると、住民の最も関心の的は、要するに騒音であり大気汚染なんですけれども、いまの部長のお話を聞いておりますと、何もかも公害は全く考えられない、こういうふうな専門的な御説明のように伺います。また、それは根拠なくおっしゃっているのじゃなしに、その後もいろいろとそ...全文を見る
○石井(一)委員 それでは、その航空審議会の結論というのは、もうすでに十二回ですか、昨年の十月から連続に会議が行なわれ、慎重審議が続けられておるわけですが、一体その答申のめどをいつごろに置いておられるのか。たとえば、去年も公団をつくるといって流れたわけですけれども、概算要求をつく...全文を見る
○石井(一)委員 審議会が答申を出すまでに、たとえば地方自治体の責任者であるとか、住民の代表であるとか、専門家であるとか——まあ専門家の意見は聞いておられるのじゃないかと思うのですが、そういうふうな住民サイドに立った声をも審議会はくみ上げようと、されておるのか、そういう計画がある...全文を見る
○石井(一)委員 次に、その審議会はそういう慎重審議をされた後にそういう結論を出していただきたいという希望を持っておるわけですけれども、最近、たとえば地方議会あたりで反対決議というものがどんどんとなされております。その反面、十一市協のように誘致に賛成だという決議もなされておる。た...全文を見る
○石井(一)委員 時間もだいぶ経過したようでございますから、ぼつぼつ終わりたいと思いますが、私はやはり、いまの質問しました問題、これは非常にお答えもむずかしいと思いますけれども、空港をつくるという問題が非常にイデオロギー闘争的な様相を加えておりまして、本質を見失うおそれというもの...全文を見る
10月12日第69回国会 衆議院 運輸委員会 第4号
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○石井(一)委員 私は、本日は関西国際新空港のその後の経過についてお尋ねをいたしたいと思います。  申すまでもなく、この空港問題は国策上も非常に重要な問題でございますし、地元の関心も非常に高いということでございます。ここしばらく私たちは慎重に航空審議会の審議並びに本年末に出され...全文を見る
○石井(一)委員 いまの御答弁と私が理解いたしておりますのとかなりの食い違いがまずあるわけでございますが、昨日の結果、年内答申というものは非常にむずかしい段階に入ってきた、こういうふうに伺っておるのですが、いかがですか。
○石井(一)委員 すでに昨年暮れの予算編成の時点において、いわゆる新空港公団を設立するかどうか、それを予算に計上するかどうかというような、運輸省のほうからはそういう要求まで出てきたものが、それから一年間ずっとずれ込んで、しかも伊丹というのはいろいろほかの問題もかかえておりますけれ...全文を見る
○石井(一)委員 まだ私の質問に十分そのままお答えいただいてないようでございますが、それでは少し角度を変えまして、まず本年の予算編成に関してどういうふうに処置されるのですか。
○石井(一)委員 次に、先ほどいろいろ御説明ございましたが、技術的なものは大体終わったのだ、しかし総合的に判断しなければいかぬのだ、こういうふうにもとれるのですが、地元との調整という問題も残っておる。言うなれば、そこまでいっておるなら、慎重審議ということは必要でありますけれども、...全文を見る
○石井(一)委員 そうすると政務次官、その次にこれは閣議決定にすぐ持ち込まれるものなのか、あるいはその後関係閣僚会議というふうなものでもつくられるのか、その後の位置決定までにはどういう経過を踏まれようとしておるのか、この点はいかかですか。
○石井(一)委員 そういたしますと、具体的なところはこれからいろいろと臨機応変に御決定になるというふうにとらざるを得ませんが、かなり決定はおくれるというふうな印象を受けるわけですが、そういうふうにとってよろしゅうございますか。
○石井(一)委員 そういうことになると、なかなか空港はできないということになって、ますます国策上重要な問題に直面せざるを得ませんが、その議論を続けておりますと、きょうは時間がないようでありますから、次に多少伊丹との関連についてお話を伺いたいと思います。  そこで、総論から始める...全文を見る
○石井(一)委員 伊丹空港の騒音対策に関しまして、最近たいへん地元では大きな問題になっております。またこの間、運輸大臣、環境庁長官も当地へ行かれて、これは非常に大きな問題であるというふうに言っておられますが、その後、この両大臣の視察の結果、何かこの騒音対策に対して運輸省のほうに、...全文を見る
○石井(一)委員 伊丹に関連しましてたくさんございますが、もうあと一点だけお伺いいたします。  この間、この問題に関して、NHKテレビの放送などもございましたですね。飛行場部長が出席されておりましたが、周辺の住民の非常な関心というものは、一体この新空港ができることによって伊丹と...全文を見る
○石井(一)委員 そこで、新空港に対する反対の運動というのはかなり苛烈なものが一部にあるわけでございますが、私は内容は最近だいぶ変わってきておると思うのでございます。従来公害、特に騒音、大気汚染というものに対してきびしい反対を続けておりましたけれども、皆さん方が実地飛行をやられた...全文を見る
○石井(一)委員 第一点のマクロ的な需要の伸びということに関しましては、ひとつ私に資料を見せていただきたいと思います。私も十分検討いたしまして、反対理由が正しいのかあるいは皆さんおっしゃられている観点からこれをやっていかなければならないのかということ。第二点については一応御答弁で...全文を見る
○石井(一)委員 いまの点も議論をしておりますと切りのない問題でございますが、私十分これを要望しておきたいと思います。  そこで最後に、私はざっくばらんに申しまして現在のような状態ではまだ一年や二年きまらぬじゃないかという感じがするのです。こんなことを申し上げると非常に失礼であ...全文を見る
○石井(一)委員 私は住民サイドに立ってこの質問もしておるつもりでございますけれども、いま最後に御答弁になった姿勢であれば、またそれに一年、二年かかるのですよ。もうすでに現在地元では、何がどうかということは全部はっきりわかっているわけですよ。もう少し政府が科学的な、技術的な調査と...全文を見る
11月06日第70回国会 衆議院 外務委員会 第1号
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○石井(一)委員 御就任以来、多極外交ということで、外務大臣非常に活発に行動されておるわけでございますが、久方ぶりの外務委員会でございますので、非常に総花的に、総括的になりますが、多極外交についてお伺いをさしていただきたいと思います。非常に時間が限られておるようでございますので、...全文を見る
○石井(一)委員 それじゃ次に、いま台湾にある大使館は閉鎖されるということになると思うのでございますが、最近、日台交流協会といわれる、いろいろの交流の場を非公式ながら窓口業務としてつくろう、こういうお考えのようでございますけれども、この構想についてどうなのかということ、また、この...全文を見る
○石井(一)委員 中国側との了承という面は、これは日台間の関係として自主的に進めておられる、こういうふうに理解をしてよろしゅうございますか。
○石井(一)委員 中国に対する最後の質問でございますが、共同声明の八項で平和友好条約の締結に関して述べておられるわけでございますけれども、これはどういう内容のものを考えておられるのか。たとえば平和条約のような戦後処理というふうなことを焦点に合わされるのか、あるいはまた、友好不可侵...全文を見る
○石井(一)委員 日中以後いわゆる東南アジアに対する外交というものを積極的に進める時期が来ておる、こう考えるわけでございますが、いろいろ特使を派遣されたり御努力の点に対しては敬意を表するわけでございますけれども、一つ具体的な問題としてASPACの問題でございますが、台湾の代表が一...全文を見る
○石井(一)委員 東南アジア外交に関しまして、日中正常化以降いろいろとこれらの国々におきましてはこれを一方では高く評価する反面、また片一方では日中の正常化というものが彼らを政治的、経済的に非常に圧迫するのではなかろうか、こういうような心配も一部には出ておる、こういうふうなことでご...全文を見る
○石井(一)委員 次に、ベトナムに和平が訪れるというきざしが非常に強くなっておるわけでございますが、その暁にはやはり国際監視委員会というふうなものが設置されるということが報道されております。わが国はこれに積極的に参加する意思がおありなのかどうか。私は、やはりベトナムに対しても極東...全文を見る
○石井(一)委員 基本的なお考えはわかりましたが、もう一点……。  昨日あたり、ニクソン大統領、もし停戦という状態に入った場合には相当の経済援助、たとえば南に五十億ドルとか北に二十億ドルとかという具体的な数字も出ておったようでございますが、そういうことを経済協力としてやろうとい...全文を見る
○石井(一)委員 それではもう時間が参りまして、最後に一問だけでございますが、対ソ外交について、福田委員長を団長といたしました私たちのミッションが日中正常化直前に訪ソいたしました。いろいろな面で、領土問題その他感触が比較的いいというふうに私たちは感じ取ったわけでございますが、何か...全文を見る