石井一
いしいはじめ
当選回数回
開催日 | 会議名 | 発言 |
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02月03日 | 第98回国会 衆議院 予算委員会 第3号 議事録を見る | ○石井委員 ソ連の国家保安委員会いわゆるKGBの元少佐であるレフチェンコ氏が、日本でスパイ活動を行った後に米国に亡命をいたしました。そして、日本におけるいろいろの問題について証言をいたしておる。このことは、前の臨時国会の予算委員会でも議論をなされたところでございます。 私は、...全文を見る |
○石井委員 この問題に関して外務大臣は外交ルートを通じて要求をなさいましたか。また、警察庁長官はCIAその他治安当局に対してこういう要求をされたかどうか、お伺いしたいと思います。 | ||
○石井委員 総理大臣は非常に関心を持って見守っていきたい、外務大臣はすでに外交チャネルを通して要求をした、警察庁の立場は、やや、刑事的には問題ではないけれども今後注意する、こういうことでございますが、実はこの問題は非常に政治的に意味の深い、大きな問題だと私は思います。 ここに...全文を見る | ||
○石井委員 私は、いまの官房長官のお答えでは必ずしも納得をいたしません。このポートマン氏の証言によりますと、これほどの重要な資料というものはない、これはソ連の日本の国内における情報活動に壊滅的な打撃を与えるであろうということを言っております。モースト・ダメージング・インフォメーシ...全文を見る | ||
○石井委員 総理からしっかりした前向きの答弁をいただきましたので、しばらく事態を静観いたしたいと思いますが、私自身が調べた問題でも、かなりの問題が提起できるだろうと思います。しかし、本日は時間がございませんので、これ以上、これの資料については申し上げません。しかし、今後この問題に...全文を見る | ||
○石井委員 今後の場合にそういうことをやるのかということを聞いておるのです。 | ||
○石井委員 確たる資料がない限り、はっきり申し上げられない、それはまあ当然そうでしょう。 それでは、もし確たる資料が出た場合にはそれは行われると、私は本席におきましてはそのように理解をいたしておきたいと思いますが、法務大臣、一言答えていただけませんか。 | ||
○石井委員 そういう意味からも、強く資料の要求を求めておきたいと思います。 そこで、次の問題に移らしていただきたいと存じますが、いわゆる法務大臣と検察庁の権限の問題についてお伺いをしたいと思います。 実は秦野大臣は、非常にいまマスコミでも注目をされておる大臣になっておられ...全文を見る | ||
○石井委員 私の質問に直接答えておられませんが、まあ言わんとしておることは、お互いに政治家ですから理解をすることにいたします。 ただ具体的な問題として、一つ法務大臣の職務上まことに重要な問題が提起されておると思いますので、お伺いをしたいと思うのでありますが、ここに最高検の次長...全文を見る | ||
○石井委員 これは具体的な指揮権の発動が云々ということを言っているわけではないのです。しかし、法理論として非常におかしい問題だ。いまの御答弁だと、これは個人的な著書だと言いますけれども、いまの伊藤さんの立場というのは検察を代表する立場です。そういう立場で、法治国家であってこの法は...全文を見る | ||
○石井委員 問題はすべてあなたの御答弁に尽きておるとは思いません。たとえば、最近この論争に関しまして早稲田大学の松原教授は大きな反論を唱えております。そして、三十年前に書いたからいま関係ないと言うならやはり訂正されなければいけないでしょうね。中曽根総理大臣の言われておる憲法発言に...全文を見る | ||
○石井委員 最後に、時間が参りましたので一言金大中事件について申し上げまして、私の質問を終わりたいと思います。 ワシントンに滞在いたしておりますときに、私は金大中氏に個人的にお会いいたしました。恐らく日本の議員としては初めてではないかと思います。私は旧知の間柄でもございました...全文を見る | ||
○石井委員 時間がやってまいりました。 私は、レフチェンコ問題、そうして今後の政府の厳しい対応、国家の基本にかかわる重要な問題について、この予算委員会を発端にして、国民が納得する政府の対応をお願いいたします。 それからまた、法務大臣にもいろいろむずかしい、微妙な問題をお伺...全文を見る |