石井みどり

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石井みどりの2010年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月28日第174回国会 参議院 厚生労働委員会 第1号
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○石井みどり君 自由民主党・改革クラブの石井みどりでございます。  本日は、ただいま議題になりました雇用保険法の一部を改正する法律案、閣法第二号を中心に御質問をさせていただきます。  二〇〇八年秋のリーマン・ショック以来、世界的な金融危機が起こっております。雇用情勢は大変厳し...全文を見る
○石井みどり君 二千二百億のことを必ずおっしゃるんですが、しかし失業保険のこの失業等給付の財政状況を見ますと、二十年度の決算で五兆五千八百二十一億という非常に厚いまだ猶予があるわけですね。先ほどのちょっと大臣の御趣旨というのは少し異論があるところでありますが。  では、この補正...全文を見る
○石井みどり君 それでは、じゃ、この雇用保険制度の安定的運営の確保のために三千五百億円もの大きな財源を一般財源から投入されると、これのことでちょっとお尋ねしたいんですが、本則に戻すだけであれば二千億で済むはずなんですが、この積算根拠をお教えください。
○石井みどり君 ただ、さっきも申し上げましたけれども、今日はちょっと表を出しておりませんけれども、まだ二十年度の決算で、差引きの剰余金としては六千九百八十九億円、積立ての残高としては五兆五千八百二十一億もの大きなお金があるんですね。それを今回、一般財源からわざわざこの積立金に入れ...全文を見る
○石井みどり君 いや、ただし、この雇用保険料は二十一年度は千分の八ですね、二十二年度は千分の十二にされるというふうに伺っておりますが、それだったら保険料を上げておいて、しかもそのお金をですよ、よそへ持っていく、流用するということの理解には、私は理解できませんが、どうしてそういうこ...全文を見る
○石井みどり君 済みません、大臣、お答えいただいておりません。私、三千五百億の積算根拠を伺ったんですね。なぜ三千五百億も積むんでしょうか、それをお教えください。
○石井みどり君 いや、それこそ、先ほどから何度も繰り返しになりますがと言って、ミスター・リピートと言われている長妻大臣ではありますが。いや、しかし、先ほど補正は二十一年度予算の補正だとお答えいただいたと思うんですね。そうであれば、二十一年度の残りの三か月分だけでよろしいんじゃない...全文を見る
○石井みどり君 何度伺ってもちょっと分からないんですが、雇用保険の国庫負担については、これは閣議決定のところで、雇用保険制度機能強化のところで、雇用調整助成金の要件緩和にあわせ、平成二十二年度からの失業給付に係る国庫負担の引上げについては、雇用保険制度の安定的運営を確保するため、...全文を見る
○石井みどり君 まさに、ミスター・リピートの面目躍如というところでありますが、日本の会計は単年度主義じゃないですか。二十一年度だけであれば二千億で済むわけですよね。それを三千五百億積まれたのは、今そこでうなずいておられた山井政務官がたしか衆議院の厚生労働委員会でお答えになっている...全文を見る
○石井みどり君 三千五百億という額は、自公政権が示して、民主党政権によって一部を返納された第一次補正の緊急人材育成・就職支援基金とほぼ同額なんですね。現在の経済状況は本当に、先ほど来申し上げるように非常にもう緊急性が高い。そういうところへこそお金を使ってしかるべきだと思うんですね...全文を見る
○石井みどり君 基金ではなく積立てですね。四兆もの積立てがある雇用保険に、特会に三千五百億円を投入されるわけですよね。しかも、これは寝ているお金ですね。  だから、そこのところがどうしても、おっしゃっていることとやっていらっしゃることがどうしてもちぐはぐだとしか思えないんですけ...全文を見る
○石井みどり君 それはもう何度伺っても同じことなんですが、それでしたら、二十二年度の予算に関しては本予算で諮るべきだと思うんですけれども、そこはいかがなんでしょうか。
○石井みどり君 それでは、雇用保険の国庫負担については二十二年度中に検討し、二十三年度において、安定した財源を確保した上で国庫負担に関する暫定措置を廃止するものとすると。これですと、じゃ二十三年度のものは二十三年度予算を策定されるところでお考えになっていくということですよね。安定...全文を見る
○石井みどり君 無駄を省くということを随分選挙前から、昨年の総選挙前からおっしゃったんですが、じゃ今回のこの三千五百億を積み増したりとかというのも、まさに財政当局の指示ということであるんですが、どう考えても二次補正を大きく積んで本予算を絞る、そういうための方便でしかないように、ど...全文を見る
○石井みどり君 どうも趣旨を分かっていただけないというか、補正予算で組むべきものと本予算で組むべきものの、どうも今まで民主党の時代に、野党の時代におっしゃっていたことのその趣旨と反することが今回のこの予算で行われているという気がしてならないんですね。  わざわざ特会へ積んで、そ...全文を見る
○石井みどり君 この発議者は足立政務官入られていたと思うんですけど、間違いないでしょうか。
○石井みどり君 同法案の趣旨を簡単にお教えいただけますでしょうか。
○石井みどり君 集めた年金保険料は年金保険料の給付以外に使用してはならないというふうに私もこの委員会で伺っておりましたが、これ、新聞報道によりますと、昨年の十月十六日、長妻大臣は記者会見で、年金保険料の事務費への使用禁止を二〇一〇年度は見送るという方針であるというふうに発表された...全文を見る
○石井みどり君 貸出しであれば、返すという、そういう財政の見通しがないと貸し出せないんじゃないんでしょうか。それは、景気が回復すればとか、そういう条件の違いはあったにしても、しかしこの雇用保険二事業の収支状況を見ますと、二十年度で四百十九億の赤字が出ております。そして、二十二年度...全文を見る
○石井みどり君 同じ答えが返ってまいりますので……(発言する者あり)そうですね、そうですね。  もう一問、私、先に、実は広島県のこの厚生労働委員会の調査事業が昨年の十二月十四日、十五日とありました。その御報告が先にあると思って、その前提でちょっと御質問をさせていただこうと思って...全文を見る
○石井みどり君 あのとき、まさに三千百億が二千三百五十億円になって、七百五十億円が執行停止になった。本当に日本の疲弊した、崩壊した地域医療の再建というのは喫緊の課題である。それをわざわざ本当に緊急で出すべきのお金を削られたわけですね。それで、現場を見てこられた。  今、確かに二...全文を見る
○石井みどり君 一つの考え方だと思いますが、しかし日本全国一律に同じように取り組むというのは無理だと思います。  広島県がなぜ百億を出したかというと、広島県には地対協といって長い歴史を持って、医療関係者だけではなく様々な医療に従事する関連の方々、そして県民も入って医療をどうする...全文を見る
02月10日第174回国会 参議院 少子高齢化・共生社会に関する調査会 第1号
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○石井みどり君 お三方の参考人に本当に感謝を申し上げたいと思います。それぞれのお立場で、実に示唆に富んだ知見を御披露いただきました。  私は、各委員からも御質問が出ているので、幅広いいろいろなことを今日教えていただいたのが有り難いんですが、一応ちょっと、少し今までの御質問と違う...全文を見る
○石井みどり君 ありがとうございました。  少しちょっと提案をさせていただきたいんですが、先ほど汐見参考人がおっしゃった、子育て中のお母さんへの祝福というかサポートという意味で、私、一人運動やっているのが、新幹線とか飛行機で子連れのお母さんが隣に来られたら、子供は泣くのが仕事で...全文を見る
03月09日第174回国会 参議院 予算委員会 第8号
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○石井みどり君 自由民主党・改革クラブの石井みどりでございます。  私は、亀井大臣のおひざ元、広島県で三十年余り歯科医師をしてまいりました。多いときは一週間のうち三回ぐらい、保健所事業、一歳半健診、三歳児健診あるいは妊産婦の方々の指導といいますか、もう本当に地域で一生懸命働いて...全文を見る
○石井みどり君 ありがとうございます。  実は、公益法人改革のところも進んでおりますので、それを考えますと、本当に今国会に出していただくと一番有り難い。そうでなくても今年中に検討をしていただかないと、公益法人改革に関しては、公益社団を取るのかあるいは一般社団を取るのか、やはり任...全文を見る
○石井みどり君 大変力強いスケジュールをお聞かせいただいたんですが、昨年の金融庁が出されました通知に基づきますと、その今検討されている方向、ちょっと私も想像するに、さっき申し上げました三番目の方法、実施主体に関する特例規定、ここを想定されているのかなと思ったり、あるいは二月二十五...全文を見る
○石井みどり君 本当にさすが亀井大臣、非常に力強くお答えいただいて。  本当に中小の方々のまさに互助組織といいますか、互助制度といいますか、そういうものが大変多うございます。私どもにしましても、私どもが持っております日本歯科医師会がやっている、あるいは都道府県の歯科医師会がやっ...全文を見る
○石井みどり君 地域の医療を担っている私ども歯科医師、そして医師、薬剤師の方々、こういう方々が公益団体ではないというような、そういう御判断をなされないように、是非そこのところの公益認定のところで随分各団体から御要望が出ていると思いますので、そこは十分お酌み取りいただきたいと思いま...全文を見る
○石井みどり君 まさに三時間といいましても二時間で、やはり二時間以内で搬送していただかないと、tPAの準備に約一時間掛かると言われていますので。そうするとやはり、本当に救急体制が、これは住んでいる地域によって十分な医療が受けられない、こんなことがあってはやはり本当に国民としては不...全文を見る
○石井みどり君 おっしゃっていることはよく分かるんですね。特に脳卒中の場合は、脳卒中でありますので、卒然として脳があたるわけですね。突然なわけです。ですから、この疾病に罹患されますと、もう本当に患者さんだけでなく家族も突然の不安や苦しみに陥れられるわけですね。特に、働き盛りの一家...全文を見る
○石井みどり君 もちろん、その最初のところの、超急性期のところのtPA療法を含んだそういう体制が、まさに最初のところが大事でありますが、ただ、例えば私のくも膜下出血、私が罹患しましたくも膜下出血を取ったとしても、三分の一はもう即座に即死あるいは本当に重度な後遺症を残す、そして三分...全文を見る
○石井みどり君 いみじくも今、大臣が夜間の看護・介護体制が一番の問題だとおっしゃったんですが、本当に一番の問題でありまして、日中のホームヘルパーさんは見付かるんですね。しかし、二十四時間体制で、例えば認知症があったりすると身体的には介護度が低くても目が離せない、そういう場合は本当...全文を見る
○石井みどり君 実は、先ほど、死因としては第三位でありますが、七十歳以上では第一位の死因でありまして、そして介護を必要とする疾患としてはこれが圧倒的に多いわけですね。別にお金のことを言いたくありませんが、日本の医療費から介護の費用まで考えたら、まず手当てをするところこそが、私はこ...全文を見る
03月23日第174回国会 参議院 厚生労働委員会 第6号
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○石井みどり君 自由民主党・改革クラブの石井みどりでございます。    〔委員長退席、理事森ゆうこ君着席〕  初めに、この子ども手当法案、簡単に申しますが、この政策目的をお教えください。
○石井みどり君 今おっしゃった社会全体で子どもの育ちと、まあ子どもはだれかが育てないと勝手に育つわけではありませんが、育ちを社会全体で支援する、従来の日本にはなかった考え方で、そのこと自体は、子どもを育てる人たちを大いに支援をするという考え方での育ちを支援するということであれば理...全文を見る
○石井みどり君 これは、まずやはり自治体の負担ということをお考えになったのかと思いますけれども、少なくともこういう一律で配るということであれば、そもそも自治体と十分な役割分担の協議をされたんでしょうか。制度設計に向けて地方自治体の主張を十分に聞かれたのかどうか。その辺りをやはり、...全文を見る
○石井みどり君 いや、そうでしょうか。自治体の方からは、もう地方自治体の方で決定をされた後、急遽子育て応援特別手当を一方的な支給を取りやめるというような、そういうこともあったときに全く国からの説明は不十分であったというような、協議やら説明がなかったというふうに地方自治体の方からの...全文を見る
○石井みどり君 財源のめどが付いたとおっしゃいますけれども、本来、元々大臣は御就任されたとき、十月辺りは概算要求として子ども手当の費用二兆七千億は全額国費でというふうなことを繰り返しおっしゃっていましたですね。それがいつからか、財源の問題から結局は児童手当分を含むという地方負担、...全文を見る
○石井みどり君 地方団体とお会いになってその説明をされたというんですが、しかし、こういう子ども手当の、一律に給付するこういう手当に関しては本来国が全部持つと、そういうふうに国と地方の役割分担があったんじゃないんでしょうか。それを逆に、財源不足でまさに継ぎはぎ継ぎはぎで、政策目的も...全文を見る
○石井みどり君 いやいや、私はやはり宗旨変えをされたとしか思えないですね。相当、十二月ぐらいまでは頑張っておられたはずですね、全額国費でという。それが、財源の問題から結局この児童手当を残すということに変わらざるを得なかった。結局、最初から財源の手当てができていない、制度として非常...全文を見る
○石井みどり君 政策目的自体が非常にあいまいなんですね、社会全体で支援するという、そういう。それならば、じゃだれに支援するのか。まさに監護している、これは子ども手当というよりも親手当ですね、むしろ。ですから、様々そういうところで、これ支給要件から問題が出てきていると思いますね。 ...全文を見る
○石井みどり君 言葉の上でいえばそうでしょうが、今は子どもの両親が別居をしていたり、離婚前提に別居していたり、生活の形態というのが様々なんですね。こういう場合、監護している監護者の特定をすることが非常に、これは地方自治体に対して、この特定することの非常に困難さ、負担を掛けるという...全文を見る
○石井みどり君 そこをきちんと基準を明確に示されないと結局やはり困るのは自治体の窓口でありますので、これからQアンドA、通知ですか、によって示されるということですが、このことがやはりほかの、児童手当と一緒ですけれども、児童手当のときは数も少なかった、金額も少なかったわけですから、...全文を見る
○石井みどり君 そもそも、今児童手当の在留外国人の方々の、国外ですね、国内に居住してないお子さんの数のデータをお持ちなんでしょうか。それを把握されているんでしょうか。これだけメディアが報道すれば非常にこれは関心を呼んで、今随分、特に在留外国人の多いところの市町村は問い合わせが増え...全文を見る
○石井みどり君 本来は、これだけ巨額の予算を伴う事業であれば十分そういう調査とかデータ集積がされてしかるべきではないんでしょうか。これは余りにも制度設計が本当に拙速であったために稚拙な制度になっていて、十分な論議も尽くされてない、そうとしか言いようがないんですけれども。  この...全文を見る
○石井みどり君 期せずして今ちょっと同僚の委員が言いましたけれども、本当に児童手当を入れちゃったからそんなことになるんじゃないですか。結局、財源不足だから児童手当をそのまま丸のみしてしまった、で、児童手当のスキームを使ったという、だからこういう問題が出てくるわけじゃないですか。全...全文を見る
○石井みどり君 幾ら日本国内の書類を統一しても、相手の国が様々ですから、そして公的な機関といっても非常に、別にほかの発展途上国を侮辱するわけでもないですけれども、その出された、提出された書類が公的機関の書類だといっても、どう本当にきちんとそこが真実なのか、事実なのか確認する手だて...全文を見る
○石井みどり君 幾ら要件の確認を厳格化しても、結局厳格化するということは書類が増えるだけで、市町村のまさに事務負担が増えるだけですね。よほどそこは、今まで幾ら児童手当で市町村はやってきた、初めて見る国の書類ではないとおっしゃっても、金額も違います。金額が非常に、年間二十三年度から...全文を見る
○石井みどり君 この対象となる方々に関してなんですが、今安心こども基金を使うとおっしゃったんですけれども、どれぐらいこれが支出されるようだとお考えなんでしょうか。これ、私の方で厚労省に問い合わせたんですけど、データがないということだったんで、お教えいただければと思いますが。
○石井みどり君 五千人でどれぐらいの金額を想定されているんでしょうか、これ。
○石井みどり君 地域子育て創生事業の、これ五百億円ですよね、基金の中から、これから出すという意味ですか、出されるということですか。この五百億円を超えることはないということでいいんですね。ちょっとお答えいただけますか。
○石井みどり君 よほどこれはお考えいただかないと、今は児童養護施設は十八歳までいれますが、十八歳になって、高校も行けることになりました、しかしながら出たらすぐ仕事も見付けてアパートも借りなきゃいけないんですね。  先ほどの話もありましたが、施設を出るに当たって幾らかの金はいただ...全文を見る
○石井みどり君 是非、本当に社会全体で子どもの育ちを応援するというのであれば、親にすら見放されたというか、遺棄児であるとか、あるいは親がいても育てられない、社会で最も弱い、そして声も上げられない人たちが差別を受けない、不当な扱いを受けない、そういう制度に十分していただかないと、何...全文を見る
○石井みどり君 要りません。
03月25日第174回国会 参議院 厚生労働委員会 第8号
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○石井みどり君 おはようございます。自由民主党・改革クラブの石井みどりでございます。  本日は、鳩山総理に子ども手当法案に関して少しお聞かせいただきたいと思います。  いただいた時間が二十分で大変限られておりますので、質問を絞っての御質問をさせていただきます。  まず、この...全文を見る
○石井みどり君 当初は、やはり財源に対して無駄を見付けて無駄を省いてということでありましたが、それでも結局は足らなくて、二十二年は半額の月一万三千円であります。そして昨年、総理も、そして長妻大臣も、全額国費負担でとおっしゃっていたのが、途中からこれが宗旨変えをされまして、地方の負...全文を見る
○石井みどり君 それでは、財源の無駄によって財源が見付からない場合は赤字国債を増発し続けるという意味だというふうに受け止めました。また、この議論は別の機会にさせていただきます。  続いて、この子ども手当法案、総理は施政方針演説の中で、いのちをまるで選挙演説のごとく連呼されて、二...全文を見る
○石井みどり君 今随分大きな声で強調しておっしゃいましたけれども、じゃなぜ、二十三年度から検討して十分なそういう手当ができるようにするというのであれば、なぜ二十二年度からしないように十分な論議をされなかったんでしょうか。まさに拙速というべきこの法ではないでしょうか。  六月支給...全文を見る
○石井みどり君 いえ、総理の方からお願いします。
○石井みどり君 違いますよ。財源がなくて、児童手当をのみ込んで児童手当のスキームを使わざるを得なかったから、そうなんじゃないですか。明らかに詭弁であります。それを指摘しておきます。  そして、施設を出たお子さんたちは、十八歳で独立していかなくてはいけないわけです。アパートを借り...全文を見る
04月08日第174回国会 参議院 厚生労働委員会 第13号
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○石井みどり君 おはようございます。自由民主党・改革クラブの石井みどりでございます。  日本の新型インフルエンザ、夏に豚インフルエンザということで沖縄で感染が起こって、そして国内で初めての死者も出ました。今、流行が下火になっている今こそ、この様々な課題が出たインフルエンザ対策を...全文を見る
○石井みどり君 プロジェクトチームとかそういうことの設置、あるいは臨機応変ということでありますが、今回も相当な混乱、そして医療機関への多大な負担を掛けた、そういうことがございますので、そしてワクチンというのはやはり予防医療、これからますます日本ではこの分野の研究開発、そして体制整...全文を見る
○石井みどり君 省内の部会で御検討されるんであれば、今おっしゃったアメリカのACIPではなく、例えば国際比較でありますね、予防接種の検討組織ということで、これで、アメリカやカナダ、イギリス以外、ドイツ、フランス、EUはどうなっていますでしょうか。本日資料がなければ、お答えができな...全文を見る
○石井みどり君 私は、日本型のACIPではなく、ACIPでは要は八条委員会と同じでありますね、審議会でありますので、そうではなく、先ほど申し上げた独立した諮問機関ということが重要であろうというふうに思っています。ですから、是非ドイツ、フランス、EU、こういうところの例を、資料をお...全文を見る
○石井みどり君 三月三十一日に開催されたといいますのは、これは新型インフルエンザ対策総括会議のことでしょうか、それとも厚生科学審議会の予防接種部会のことでしょうか。
○石井みどり君 先ほど、国内のワクチンメーカーであっても在庫が出てくる、見通しが誤れば在庫が出てくるということでありましたけれども、そもそも国内のワクチンメーカーというのは非常に中小企業が多いわけで、経営基盤が弱いわけでありますね。これは国を挙げて、ワクチン産業を活性化していく必...全文を見る
○石井みどり君 今伺ったこのワクチン産業ビジョンに関しては、新型インフルエンザワクチンだけでなく、ワクチン全体、日本はワクチンギャップ二十年と言われて非常にワクチン行政が遅れていると、そして国内のワクチンメーカーも脆弱であるということでありますが、その全般を見通したそういうところ...全文を見る
○石井みどり君 それでは、その検討部会の報告が出ないと厚生労働省としてはそういうお考えがいまだ持てないということでよろしいんですね。
○石井みどり君 昨年あれだけ大騒ぎして、新型インフルエンザ、国民の方々は本当に不安におののいて、特に乳幼児を抱えておられるお母さん方は小児科あるいは内科の予約を取るので大変だったりしたわけですね。それが、今まさに、さっきお答えがあった厚生科学審議会の感染症分科会の予防接種部会の報...全文を見る
○石井みどり君 今申し上げた産官学臨であれば、産業としてとらえるんであれば、事、一厚生労働省だけの話ではないと思うんですね。そして、新政権においては国家戦略室みたいなそういう組織がつくられたわけでありますから、特に成長産業である、さっきアジアをマーケットにとおっしゃった、非常に日...全文を見る
○石井みどり君 先ほど大臣はポリオワクチンのことをおっしゃったんですが、もう大臣も既に御承知のように、本当に確率というところでは非常に低い確率であったとしても、頻度としてあったとしても、たとえ年間お一人の副反応で重篤な後遺症が起こったとしても、その人一人の人生にとっては大変なこれ...全文を見る
○石井みどり君 それでは、国の支援としては三役どなたかのお名前で通知を出すだけですか。もっと具体的に、どういう御支援をされるのか、お聞かせいただきたいと思います。
○石井みどり君 今、ワクチンメーカーが開発、そして治験中ですよね。そうすると、申請は来年になるわけですね。そうすると、まだ承認までまた時間が掛かるわけですね。年間一人か二人であっても、またもう一人か二人はこういう確率からいけば後遺症が残ったり、そういう目に遭わなきゃいけないわけで...全文を見る
○石井みどり君 サポートとおっしゃるんですけれども、申請が来年であれば、また承認まで時間掛かるわけですよね。だから、そこのところを今伺っているんですね。できる限りとおっしゃっても、確実に時間は要するわけですから、その間、生ワクチンの投与を受けた子供たちは、またしてもこういう犠牲者...全文を見る
○石井みどり君 海外のワクチンを輸入するというような措置は検討はされていないんでしょうか。
○石井みどり君 厚生労働省としてやるべきことはすべてやっているというお答えだと思うんですが、しかしその間の、本当に承認されて現実に国産の不活化ワクチンが実際に投与されるまでの間に、ただ被害者が出ないことを祈るばかりという誠に情けない、希望を持つしかないかと思います。  それでは...全文を見る
○石井みどり君 前回の特措法の検討条項の中に、新型インフルエンザ予防接種の実施状況、有効性及び安全性に関する調査研究の結果等を勘案し、予防接種の在り方等について検討を加え、所要の措置を講ずるというふうにされていました。  今回の改正案は、ここでいう所要の措置なんでしょうか。そう...全文を見る
○石井みどり君 それでは、これが所要の措置ということですか、今回の法改正は。
○石井みどり君 ということは、まだ調査研究の結果が出ていない中での法改正ですよね。ですから、そうだとすると、やはり大変な不安が残るわけですね。  今後、調査結果あるいは調査の研究結果を受けて抜本改正に向けた取組をするというふうに今受け止めましたけれども、この検討条項の中にも総合...全文を見る
○石井みどり君 それは来年の通常会に提出ということで、この秋の臨時国会ではないということですか。
○石井みどり君 新たな新型のインフルエンザが起こらないことをこれまた祈るばかりだと思いますが。  今回の改正では、先ほどから御答弁の中にある新たな臨時接種という類型が創設されるわけですけれども、これは、新たな臨時接種というのは今までの類型の中間に位置付けられていますですね。そし...全文を見る
○石井みどり君 先ほど申し上げた、結局、パッチワークのように改正で、そして複雑になって分かりにくくなる。やはり、抜本改正を、できる限り調査研究の結果を踏まえて抜本改正に取り組むべきだというふうに、それを申し上げておきたいと思います。  これはどうしても申し上げなきゃいけないのは...全文を見る
○石井みどり君 そういうふうにきちんと考え方を持つということですね。明確化しておくということですね。  今回の予防接種に関しては、医療従事者に関してはインフルエンザ患者の診療に直接従事する医療従事者のみが優先接種対象となったわけですね。しかし、診療に携わる医師以外にも関連職種と...全文を見る
○石井みどり君 何だか、卵が先か鶏が先かという話になってしまって、結局、ワクチンの供給体制が不十分で確保できなかったからこういう臨時接種者も限定をせざるを得なかったということに尽きるみたいでありますが、ただ、やはりインフルエンザも発症の、最初からインフルエンザと診断できないケース...全文を見る
○石井みどり君 これに関して、やっぱり非常に、特例承認だから損失補償契約ということであれば、それでは、無過失補償制度の導入は検討されたんでしょうか。これは、国内のワクチンメーカーのみならず、やはり今後、無過失補償制度ということも当然視野に入れていくべきだと思いますけれども、いかが...全文を見る
○石井みどり君 是非、論点の一つであれば、今後は、このワクチンということを国民の方に啓発をして、そして予防医療という観点からこれを広く進めるのであれば、是非この無過失補償の制度の導入に関して十分御議論いただいて、取り組んでいただきたいと思います。  そして、今回の改正に伴って、...全文を見る
○石井みどり君 在庫と出荷量というところで地域によって非常に格差があったと。これは様々情報収集はされたと思うんですけれども、例えば茨城県辺りはいわゆるロジ、ロジスティックですね、ロジのところが非常にきちんとされていて、毎日、ワクチンがどこに、どの医療機関に幾つあって、卸ですよね、...全文を見る
○石井みどり君 もう時間がなくなりましたので、やはり今おっしゃったいい事例があったと、それを是非、情報管理あるいは在庫管理というところも含めて、きちんと取り組まれた、そういうところの情報を精査をして今後の体制に是非つなげていただきたいと思いますが。  ただ、何度も申し上げますが...全文を見る
04月09日第174回国会 参議院 消費者問題に関する特別委員会 第4号
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○石井みどり君 おはようございます。自由民主党・改革クラブの石井みどりでございます。  三月十三日に私は熊本県八代市へ参りまして、イグサ農家の方々といろいろとお話合いをいたしました。私自身、全く不明にして、今、日本の畳がどういう状況に置かれているかということを存じ上げないもので...全文を見る
○石井みどり君 しかし、それでは現実に防げていないわけですね。  イグサ農家を拝見しましたら、農家だからイグサを栽培するだけかと思ったら、イ業といって、自分のところで製織というか、そこまでして本当にほこりまみれでして、大変な家内工業を家族でされているわけですね。  私がお話を...全文を見る
○石井みどり君 かなり、熊本県だけでなく、例えば広島県は備後表という非常にブランドがあるんですね。わざわざ熊本からも広島県福山市において加工するという、製織するという、そういうこともしているわけです。そういうところはきちんと、産地は熊本であると、そして製織を広島県福山で、そして備...全文を見る
○石井みどり君 農水省もやることはやっている、努力はしているということでありますが、しかし、四百万畳が違法に入ってきているわけですね。これはもう約半分なんですね、日本の畳の。だから、どんどんどんどん日本の農家が追い詰められて、イグサ農家が追い詰められていって後継者も育たない。そし...全文を見る
04月13日第174回国会 参議院 厚生労働委員会 第14号
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○石井みどり君 自由民主党・改革クラブの石井みどりでございます。  四月八日、本委員会において質問させていただきましたが、その中で幾つか大臣の御答弁で少し気になる点があったり、再度お伺いしたいこととかございますので、本日も、新型インフルエンザ法案、またワクチン行政全般について御...全文を見る
○石井みどり君 今もおっしゃったし、前回の答弁でも六月までに詰めるというふうにおっしゃったわけですが、今の御答弁でも何ら具体策はお示しはなりませんでした。ワクチンギャップ二十年と言われているこの解消のためにも、相当なスピード感を持って取り組む必要があるというふうに思います。グロー...全文を見る
○石井みどり君 今も御答弁いただいた三月三十一日に新型インフルエンザワクチン開発・生産体制整備事業評価委員会において検討しているということでありますが、これは今後、以降のスケジュールもまた併せてお教えください。それから、この公募により採用された企業に対して国としてどういう支援をさ...全文を見る
○石井みどり君 選定をされた後ワクチンのラインをつくっていったりとか、そういうこともあるわけですが、同時に、治験や臨床研究の、これも行わなくてはいけないわけですから、それに対して治験、臨床研究を実施する医療機関、これがアメリカと違って日本はなかなか治験を受けられる方、これの確保も...全文を見る
○石井みどり君 それでは、前回私が伺ったときに、ワクチン行政に関して独立した諮問機関が必要ではないかと申し上げたときに、あくまでも最終的な意思決定は大臣を始めとした政務三役であるというふうに御答弁いただいたんですが、これはやはりこの予防接種部会の検討結果を待って意思決定するのでは...全文を見る
○石井みどり君 毎年必ずと言っていいほど被害者が出ているわけですね。健康被害が出ているわけですから、今のそのお言葉を本当にきちんと実行していただくことを希望するばかりであります。  今日は大変私の時間コンパクトになりましたので、簡潔な御答弁でお答えいただきたいと思いますが、続い...全文を見る
○石井みどり君 そうであれば、前回の委員会の御答弁では、来年の通常会辺りを抜本改正ということを少し想定というふうにお伺いしたわけですが、そうであれば、今調査されている科研の、多分科研の結果が出たりするのは本年中でないと無理ですね。  そういうところを含めて、抜本改正に向けての調...全文を見る
○石井みどり君 それでは、前回伺えなかった個別ワクチンの状況について、少しお聞かせいただきたいと思います。  前回、南野委員も質問されたかと思いますが、ヒトパピローマウイルスワクチン、それからHibワクチン、七価の肺炎球菌ワクチン、二十三価肺炎球菌ワクチン、それぞれに公費助成を...全文を見る
○石井みどり君 調査中ということですが、私どもが厚生労働省に伺ったら、把握していないということだったんですね。自治体がそれぞれおやりになっているから全国の助成の状況は知らないということで、私の方にもデータはいただけなかった状況でありますが、私の方で、広島市辺りは私は少し分かったん...全文を見る
○石井みどり君 私はやはり、部会で検討されるという検討項目の一つであれば、できることからまずやっていただく、まずは低所得の方々だけからでも公費助成を始めるということは私は検討してもいいんではないかと思いますが、そこに関してはすべて部会のこれは検討結果を待つんでしょうか。
○石井みどり君 先ほどから伺っていると、どうも随分御都合主義だなと。あるときは政務三役でこれはやるとおっしゃったりあるときは、多羅尾伴内ではありませんが、それこそ予防接種部会の検討結果を待ってとおっしゃったり、何か随分ワクチン行政の責任者としては非常に無責任な感がするんですが、で...全文を見る
○石井みどり君 民主党のインデックス二〇〇九によりますと、ヒトパピローマウイルスワクチンに関しても任意接種に対する助成制度を創設するというふうにおっしゃっています。それからHibワクチンに関しても、Hibワクチンの定期接種化を図るというふうに記載されているわけですね。  また、...全文を見る
○石井みどり君 もうほとんど時間がなくなりましたので、今日もちょっと積み残しというか、お聞きしたいことはたくさんあったんですが、お聞きできませんが、ただ、私が言うまでもなく、本当に細菌性髄膜炎でお子さんを亡くされた親御さんに会われておられるわけですから、このつらさですね。非常に、...全文を見る
04月22日第174回国会 参議院 厚生労働委員会 第16号
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○石井みどり君 自由民主党の石井みどりでございます。  少し今回の法案に関する御質問をさせていただきますが、若干重複するところがあろうかと思います。そのときは、申し訳ございませんが、再度の御答弁お願い申し上げます。  それと、ただいまの南野委員の方からあったHTLV1に関して...全文を見る
○石井みどり君 そういう御認識ではあるかと思いますが、しかしながら今回のこれは、やはり結局公費負担を減らすためであって、健保組合と共済組合の負担は増えているわけですね。そして、健保連の方も総報酬割を基本的に反対しておられるわけではないですね。応能負担ということは基本的に賛成してお...全文を見る
○石井みどり君 いや、やっぱりこれは負担を付け回しているとしか思えないですよ、それは。健保組合、共済組合は負担増になるわけですから、幾らこれ、そして協会、さっき申し上げたように、協会けんぽについても現状の負担が軽くなるわけではないですよ。総報酬割の導入で負担減になったのは国庫補助...全文を見る
○石井みどり君 大臣。
○石井みどり君 ちょっとその料率のところはまた後で、後ほど伺うことにして、健保組合というのは基本的に保険料収入によってその支出が賄われているわけですから、私も広島県で働いておりましたときに健保組合の方々といろいろと、自主的に歯科健診をされている健保組合ありまして、いろいろとそうい...全文を見る
○石井みどり君 先ほどの、議論も少し戻るんですけれども、二十年のときは苦渋の選択ということで健保連側はのまれたわけですが、今回のことはやっぱり肩代わりと批判しておられますね。新たな負担を強いられるわけですけれども、その当事者の御理解、納得を得られたんでしょうか。一方的に押し付けら...全文を見る
○石井みどり君 繰り返し御説明をして御理解をいただくということではありますが、しかし、被用者保険間で財政調整ということを強化していくということは、民主党さんがおっしゃっている地域保険として一元的運用を図るという、その方向性と矛盾しているんではないんでしょうか。  民主党さんが目...全文を見る
○石井みどり君 いや、しかし、やはり健保組合というのは職域保険ですから、それと地域保険とを運用の中でこれから先もっと細かくそういうことをお考えになっていくんでしょうけれども、現段階で示されている考え方では、やはり今まで長い間掛かって努力をしてこられたこの健保組合に対して、やはり非...全文を見る
○石井みどり君 先ほど国庫補助率のところでもう一度お聞きすると申し上げたんですが、南野委員の先ほどの御質問のところで、協会けんぽへ対する国庫補助率の過去最大の上昇幅のところで、ちょっと私、私の聞き間違いかと思ったんですが、その辺り、そこのところをもう一度お答えいただけますでしょう...全文を見る
○石井みどり君 ああ、そうですか。私がちょっと見たところは、一九七三年から七四年、それから一九七七年から八一年が〇・四%が過去最大だと思っていたんですね。それにしても、今回が九・三四%、八・二%ですから、今回が過去、過去というか、最大になるんですね、一・一四%ですから。これは今ま...全文を見る
○石井みどり君 今回が過去最高ということは変わりないわけですね。そうすると、やはりこれは保険料率の上昇によって被保険者一人当たり労使で約年間四・二万負担増になるわけですね。  今、日本経済、やや景気薄日が差してきたとは言っておりますが、雇用は大変厳しい状況にまだありますね。新卒...全文を見る
○石井みどり君 これは、私、さっきちょっと聞き漏らしたかと思うんですけれども、南野委員がお聞きになったかも分かりませんが、国庫補助率二〇%にもし引き上げられた場合の所要額は幾らになりますか。そのときの協会けんぽの保険料率は何%に引き下がると見込まれているんでしょうか。それから、労...全文を見る
○石井みどり君 そうすると、約三千億円を追加すれば二〇%まで引上げは可能なわけですね。  私は、非常にこのことは国民の方々にとって、一つの財布だからと言われるかもしれませんけれども、社会保険の負担、あるいは、それから今非常に給与も下がってきているというその中で、幾ら子ども手当を...全文を見る
○石井みどり君 ちょっと繰り返しの、何度お聞きしてもそういうふうになるので、少し、後期高齢者医療制度のところへちょっと、あと時間がないので移らせていただきますが。  先ほどからもこのお話が出ていましたけれども、この後期高齢者の支援金の算定に総報酬割を導入されたわけですが、これは...全文を見る
○石井みどり君 今後やはり高齢者の医療費というのは、団塊の世代がどんどん高齢化していくわけですから、やはり医療費は増加していくわけですね。そうすると、今回、今検討されている高齢者医療制度の中で高齢者医療費の負担をどのように考えていかれるんでしょうか。被用者保険の負担、それから公費...全文を見る
○石井みどり君 今、夏までに中間取りまとめを行って、年末には最終取りまとめというふうにおっしゃったんですが、平成二十五年四月からの新制度施行というところでこれは目指しておられるんでしょうけれども、やはり新たな医療制度というのをお示しをいただいて、こういう国会の中で十分議論すべきだ...全文を見る
○石井みどり君 先ほど南野委員もちょっと聞かれたことなので、繰り返しになるかと思いますので一つだけしか聞きませんが、やはり地域医療保険の構想ですね。  民主党のおっしゃっている中では、被用者保険と国民健康保険を段階的に統合し、将来、地域保険として一元的運用というふうにおっしゃっ...全文を見る
○石井みどり君 ちょっと先ほど、済みません、一つ聞き忘れたことがありまして、国庫補助率のところで、南野委員もお聞きになったかと思いますが、今回の三年間の暫定措置ですね、一六・四%へ引き上げるというのは。これは三年だけで、その三年間の間にいろいろな大きな制度改正というか、そういうこ...全文を見る
○石井みどり君 別に私は意地が悪いわけではないですが、何だかいかにも今回、三年間だけでというのは、三年後にやはり一三%へ戻すためなのかという気もしてならないんですね。これはどうも財務省の影がちらほらしてならないんですが、(発言する者あり)戻すんですよね。  だから、どうも先ほど...全文を見る
04月27日第174回国会 参議院 厚生労働委員会 第17号
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○石井みどり君 自由民主党の石井みどりでございます。  先週の木曜日、二十二日に引き続き、国民健康保険法等の一部を改正する法律案、あえて前半のタイトルは省きましたが、について御質問をさせていただきます。    〔委員長退席、理事森ゆうこ君着席〕  午前中の参考人の意見陳述を...全文を見る
○石井みどり君 応能負担と言えば聞こえはいいんですが、結局、財源がなかったからこっちへ、力があるところへ持っていっただけというふうな、これはもう何度伺っても平行線かなという気がいたしますが。  前回の質問に対して政府は、今回、ぎりぎりの判断ということで国庫補助率を、一六・四%の...全文を見る
○石井みどり君 本当にもう行き違ってしまって、私の方から見れば、やはり二〇%まで上げてみて、そうしないと、今申し上げたように、事業主それから被用者の方々のそれぞれの本当に負担が増すわけですね。そういうところ、野党時代おっしゃっていたことと随分、御都合主義の御答弁が続くので、もうこ...全文を見る
○石井みどり君 済みません。今の御答弁だと、財政支援のための予算の確保というところに対してお答えいただけなかったんですけれども、もう一度御答弁お願いできますか。
○石井みどり君 本日も質問が出ておりますが、後期高齢者医療制度の財政安定化基金についてもお伺いをしたいと存じます。    〔理事森ゆうこ君退席、委員長着席〕  保険料率引上げ抑制のために財政安定化基金を取り崩すということが前提となって、そして午前中の参考人の意見陳述の中でも、...全文を見る
○石井みどり君 先ほど来、御質問でも出ておりますが、健康保険の保険料率の上限に関して、元々この法の目的、先週の木庭委員の御質問にも出たと思いますが、今回、上限を一〇%から一二%へ引き上げておられますけれども、これは本来、法の目的には逆行するんではないんでしょうか。  保険料の引...全文を見る
○石井みどり君 大変丁寧に優しく御答弁いただいたんですが、しかしながらやはり保険料率の上限を一二%に引き上げるのが目的ではないといっても、やはり国が最大限の努力、二〇%まで国庫補助率上げておいて、その後でこの料率の引上げということがあるのであれば、まだ事業主あるいは被用者の方々に...全文を見る
○石井みどり君 理由をるるおっしゃったわけですが、それでもやはり上限の二〇%まで引き上げなかった理由にはとてもなり得ないと思います。  それでは、引き続き国保の広域化についてお伺いします。  今回の改正で、都道府県の権限、責任強化を、市町村国保の広域化を図っても国保運営の根本...全文を見る
○石井みどり君 先週の御答弁の中でも少しそのイメージはお話しになられたんですが、今おっしゃっただけではまだ具体的なことが見えてまいりません。これは引き続き、また来週もこの質疑があるということで、これは……(発言する者あり)失礼しました、連休明けの十一日にあるということなので、また...全文を見る
○石井みどり君 はっきり申し上げますが、全く誤解しないで申し上げております。  と申しますのは、先ほど申し上げたように、このベリリウムを含んでいる金属は、合金は日本では使用できないのであります。そして私どもも、歯科医師もこれは買えないのであります。そこの問題ですね。  たとえ...全文を見る
○石井みどり君 全く無意味な通知だと思います。  まず、日本国内で発注する場合は、ベリリウムの入った金属は日本では買えない、売ってない、はっきり申し上げます、使えないんです。それは、輸出している人はいるかもしれませんが、私どもが通常は、そんなものは使えないのが通常であります。当...全文を見る
○石井みどり君 今も、トレーサビリティーの基準を今後作っていくということだろうと思いますが、ただ、もう一度確認したいと思います。  トレーサビリティーだけで補綴物の安全性が一〇〇%確保できるとお考えなんでしょうか。中国製ギョーザの、度々持ち出しますが、そのことを考えれば、いかに...全文を見る
○石井みどり君 事は簡単なんですね。何も新しくトレーサビリティーの基準を策定してとか、そんなことされなくても、これは国内で歯科医師がラボあるいは歯科技工士の方に指示をして発注をして作成した補綴物は、これは完全に安全性が担保されているわけですね。だから、そもそも現行法では海外からの...全文を見る
○石井みどり君 十月までにとおっしゃるんですが、本来、私はこの質問を委員会で取り上げること自体懸念をしたんであります。というのは、これでますます、例えばこの委員会の質疑をインターネット辺りで見られた患者さん等がやはり不安をかき立てられたりするんですね。そういうことが患者さんの必要...全文を見る
○石井みどり君 状況は分かっています。
○石井みどり君 状況は分かっています。
○石井みどり君 海外へ発注せざるを得ないということは、まさに歯科医療の構造的な問題なんですね。適正な医療保険上の評価がなされていないんではないかという、そういうことが考えられるわけです。  ですから、やはり歯科の補綴物の価格ということが本当にきちんと医療保険上の評価が適正なのか...全文を見る
○石井みどり君 御答弁の論点が少しずれていると思うんですが、歯科医療の現場から申し上げると、まず日本で通常の歯科医療を行うので手に入らない材料、そしてラボ等のそういう製作技術は普通は充足をしていると思います。よほど特殊なものでない限り、海外へ発注ということは考えにくいと思います。...全文を見る
○石井みどり君 是非お願いをしたいと存じます。  これは、やはり日本のような高齢社会で最後まで御自分の口腔機能を維持して、そして御自分の口腔から栄養を取っていく、そのことが本当に高齢者の方々の健康の維持に大変有効であるという、そういう知見は随分出ているわけですね。そのためにも、...全文を見る
05月25日第174回国会 参議院 厚生労働委員会 第20号
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○石井みどり君 自由民主党の石井みどりでございます。  それでは、法案に関して御質問をしていきたいと存じます。  昨年の十一月十三日に厚生労働省が、子供がいる現役世帯の世帯員の相対的貧困率を公表されました。それによりますと、二〇〇〇年代半ばにおける日本の一人親世帯、大人が一人...全文を見る
○石井みどり君 それでは、母子家庭等に対する支援は、平成十四年の母子及び寡婦福祉法、児童扶養手当法の改正により、児童扶養手当中心の支援から就業、自立に向けた総合的な支援へと転換されたところではありますが、現在の母子家庭等の自立支援策の概要をお教えいただけますでしょうか。
○石井みどり君 今、母子家庭等への自立支援策を伺ったんですが、この母子家庭等に対する自立支援策のうち父子家庭を対象としているものはどの施策でしょうか。そして、父子家庭を対象としている理由も併せてお教えいただけますでしょうか。
○石井みどり君 今般の児童扶養手当法の一部を改正する法律案では、母子家庭の母に加えて、母と生計を同じくしていない児童を監護し、かつ、これと生計を同じくしている児童の父を新たに児童扶養手当法の支給対象とすることとしておりますが、今回新たに父子家庭の父を児童扶養手当の支給対象とした理...全文を見る
○石井みどり君 今、父子家庭も従来は家事援助のサービスを一番求めていたけれども、非常に経済的な理由も強くなっているという御説明でありましたが、平成十八年度母子世帯等調査によると、母子家庭の平均年間収入二百十三万円であるのに対して、父子家庭の平均年間収入が四百二十一万円でありまして...全文を見る
○石井みどり君 大臣おっしゃいますように、母子家庭の母と同様に父子家庭の父も仕事をしながら子育てをしなければいけない、両立というところで大変お困りになっていることも多いわけでございますが、やはり父子家庭の父親が子育てをしながら安定した家庭生活を送ることができるように、そしてすべて...全文を見る
○石井みどり君 なるべく母子家庭と同様に父子家庭も手厚い支援をお願いしたいところでありますが、経済的支援である児童扶養手当の対象に父子家庭を今回加えるのであれば、児童扶養手当同様に、母子家庭の経済的支援である母子寡婦福祉貸付金についても同様に父子家庭をも対象にするべきではないかと...全文を見る
○石井みどり君 今おっしゃった社協の生活福祉資金貸付事業でありますが、これの利用状況が分かればお教えください。分からなければ、後日、委員長、また教えていただけることをお願いしたいと存じます。いかがでしょうか。
○石井みどり君 利用状況のデータがないということでありますが、先ほど来、今回のこの児童扶養手当に父子家庭の父も加えるのは経済的理由が大きいんだということであれば、やはりこういう貸付金のデータ、基礎情報だと思いますので、是非調査をして本委員会の方に御報告をいただきたいと思いますが、...全文を見る
○石井みどり君 それでは、今回の改正により父子家庭の父も児童扶養手当の支給対象となりましたが、これによって児童扶養手当というのは要は一人親家庭に対する経済的支援となるわけであります。その一方で、片親ではなくても、一人親ではなくても、経済的に困窮している家庭もたくさん存在するわけで...全文を見る
○石井みどり君 一方で、大変モラルハザードといいますか、不正受給の問題もあろうかと思います。偽装離婚による手当の受給や、あるいは事実婚状態であるにもかかわらず手当を受給されるということは、これはよく見られることだろうと思います。  私は臨床医をしておりましたときに、母子家庭とい...全文を見る
○石井みどり君 今おっしゃったように、やはり今ディボースする、離婚する家庭が増えておりますので、複数のお子さんがおられて、それぞれを監護しているというようなお子さんが同一世帯でないという場合は、ディボースした後、父、母それぞれが手当を受給するということも制度的には可能になるんでは...全文を見る
○石井みどり君 養育費に関しましては、日本の場合、協議離婚が多いですので、強制的に徴収するということが非常に難しいといいますか、ほとんど、私が見聞きする限りでは、金額そんなに多くなくても、そして父親は別の家庭を持って安定した家庭生活を営んでいるにもかかわらず養育費を払ってないケー...全文を見る
○石井みどり君 是非よろしくお願い申し上げます。  民主党のマニフェストには、「五年以上の受給者等を対象に行っている児童扶養手当の減額制度を廃止する。」との記載がありました。今回の改正案にこの第十四条四号の改正が盛り込まれていない理由をお聞かせください。
○石井みどり君 大臣は、先ほども子ども手当のことがお答えになっておられますが、満額実施を本委員会においても御答弁を繰り返されています。二十二年度の手当額は、子ども手当に関しては半額の一万三千円であるにもかかわらず、財源の確保ができなくて、地方やあるいは事業主に負担を回してしまいま...全文を見る
○石井みどり君 今おっしゃったような条件は、地方自治体の現場の事務が増えて大変な悲鳴を上げておられる自治体がたくさんあるというふうに聞き及んでおります。  この法案に関して最後の質問をさせていただきます。  この平成十八年度の全国母子世帯等の調査におきましては、父子世帯が客体...全文を見る
○石井みどり君 是非調査の正確性を期していただきたいと存じます。  法案審査もさることながら、国会がいよいよ会期末に近づいてまいりましたので、法案審査以外のことも少し御質問させていただきたいと思います。  まず、御存じのように、高齢社会に我が国は入りましたので、特に認知症対策...全文を見る
○石井みどり君 認知症の患者さんを抱えた家族の方の御苦労は大変なものがございます。特に、高齢者の方は非常に基礎疾患をお持ちですし、その疾患が急激に増悪したりとか、それから熱発であるとか、そういう変化は日常もう起こってしまうんですね。幾らでも起こり得るわけです。そのときにやはり認知...全文を見る
○石井みどり君 認知症疾患医療センターは、本年二月二十五日現在で全国六十六か所にとどまっています。政府は、最低でも各自治体一か所というふうにおっしゃっています。それから、目標としては都道府県、指定都市で約百五十か所とされています。この目標について、いつまでに実現されるんでしょうか...全文を見る
○石井みどり君 今、できるだけ早期にとおっしゃったんですが、大変残念ながら、なかなか早急にその目標は達成できないと思っております。それは、今から逐次そのことについてをお尋ねをしていきたいと思っております。  本年のその実施要綱の改正の中身で、今御説明がございましたが、新たな機能...全文を見る
○石井みどり君 今、基幹型の設置基準に内科、外科というふうにおっしゃったんですが、私が一番これ問題だと思っておりますのは、基幹型のところの設置基準に救急医療機関としての機能というものが加わっているわけですね。これは、身体合併症に対する急性・救急医療に対応することが可能な態勢が確保...全文を見る
○石井みどり君 今、補助金のお話が出ましたが、この補助金をもらっても、ほとんどのところがもう赤字覚悟でやっていると。今、この基幹型と地域の方でうまくいっている熊本のケースが一番有名でありますが、これはもう広島大学医学部附属病院も手を挙げないんですね。広島市民病院も手を挙げないんで...全文を見る
○石井みどり君 これは認識が違うのかも分かりませんが、幾ら全国に精神科のベッドと救急の持っている、幾らあっても、旧の老人性認知症センターのときですら広島のそういう病院は手を挙げなかった、そういう現状をよく踏まえてください。  そして、もちろんアイデアはすばらしいんですよ、基幹型...全文を見る
○石井みどり君 現実離れのした施策のしわ寄せというのは、患者さんであり、ひいては患者さんの家族、そして国民の方々なわけですね。認知症疾患医療センターの整備を第一に進めるのであれば、この実施要領の弾力的な運用、あるいは要領自体をもう少し緩やかにすべきだと私は考えますが、これこそ大臣...全文を見る
○石井みどり君 全国的な抗体検査の実施と同時に並行的に講じるべき施策としては、感染者の方に対する精神面のケアであります。このHTLV1の感染者であると告知された方が受ける精神的な負担、打撃、苦しみは計り知れないものであります。自責の念とか、あるいは将来に対する不安、それから非常に...全文を見る
○石井みどり君 この科研の報告書では、先進国唯一のHTLV1の浸淫国である我が国が取り組むべき問題であるというふうにこれの中で提言をされています。研究の成果を見極めた適切な対応と大臣はおっしゃっておられますが、今こそ本当に我が国が率先してこの総合対策の推進を図る時期にもう来ている...全文を見る
09月13日第175回国会 参議院 厚生労働委員会 閉会後第1号
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○石井みどり君 おはようございます。自由民主党の石井みどりでございます。  閉会中にもかかわらず、委員長には早く海外からお帰りいただきまして、誠にありがとうございます。これで質問に立つことができました。  今、社会では、やはりがんに対する認識そして意識が高まっています。その中...全文を見る
○石井みどり君 では、今の予算モデルの数値が変動した場合、どのような影響が現れてくるのか、そこをお聞かせいただきたいと思います。
○石井みどり君 余裕を持った数字とおっしゃったんですが、どのようなシミュレーションをされたんでしょうか。新規事業を行う場合は必ずエビデンスを、EBMですね、あるいはEBHCかも分かりません、この場合は。エビデンス・ベースド・ヘルスケアかも分からない。少なくとも、そういうシミュレー...全文を見る
○石井みどり君 サンプルとして六自治体ということでありますが、自治体によっては補助率が違いますね。しかも、六自治体、人口規模も違う。これでは決して緻密なシミュレーションとは言えないと思うんです。非常にラフな、大ざっぱな、あくまでもシミュレーションというか推計でしかないというふうに...全文を見る
○石井みどり君 できる限りとかそういうのをおっしゃるのであれば、もう少し緻密な推計が行われる、シミュレーションが行われるべきではないんでしょうか。公費助成を行う自治体、九月二日現在でさっきおっしゃった二百五市町村でありますが、これは東京の特別区二十三区を加えた千七百五十の全市区町...全文を見る
○石井みどり君 大臣、お答えいただいていないんですよ。私は試算やシミュレーションを教えてくださいと申し上げたんですが、全自治体にしたい、でも、それでは希望でしかないんですね。根拠をきちんとお示しください。  しかも、この財政状況厳しい段階で地方自治体は、もう乾いたぞうきんは絞れ...全文を見る
○石井みどり君 済みません、お答えになっていません。  それでは、三分の一では一斉接種始められないですよ、市町村によっては。接種に全く取り組まない市町村と接種している市町村に住んでいるのでは、住んでいる地域によって非常にそこの女性にとっては格差が生じてしまうんですね。  先ほ...全文を見る
○石井みどり君 根拠にもなっていませんし、そして、全自治体にやっていただきたいということではありますが、三分の一ではやはりこれをできない自治体が出てくるわけですね。ますます地域間格差が開くというふうに思っていますが、これ本当に、じゃ実施率がどの程度ということをきちんと積算して、そ...全文を見る
○石井みどり君 大臣の御答弁を伺っていますと大変情けなくなってまいります。  野党時代、大臣はきちんとしたシミュレーションをしろと、それを相当おっしゃっていたんですね。しかし、今そのお立場ですと、そういうものもなく、ただただ実施している市町村が、全市町村してほしい。しかし、財政...全文を見る
○石井みどり君 昨年の衆議院選挙のマニフェストで民主党は、子宮頸がんに関するワクチンの任意接種を促進というふうにうたっておられたと思うんですけれども、本年の参議院選挙のマニフェストからはこの子宮頸がんの文言が消えておりまして、現行一万三千円の子ども手当の上積み分をワクチン接種への...全文を見る
○石井みどり君 鳩山内閣の新成長戦略のライフイノベーションの中にワクチンを入れる予定だと、私の四月の質問に対してそういうふうに大臣お答えいただいたんですね。それだったら、参議院選挙のマニフェストに載らなきゃおかしいじゃないですか。なぜ、それほど重要だとお考えであるならば、衆議院選...全文を見る
○石井みどり君 衆議院選挙のマニフェストに載せたものが消えたという、参議院選のマニフェストで消えたというお答えには決してなっていないと思いますが、もう時間が五分になりましたので、残念ながら、ちょっとほかの質問といいますか、そもそもこのワクチン接種をするためにはやはり教育とか啓発が...全文を見る
○石井みどり君 既に公費助成を行われている自治体においては、非常に、被接種者の方々に対して教育が行われたり、あるいは検診の重要性が訴えられているわけですけれども、それは市町村によって様々な形で行われているというふうに聞いていますが、非常に熱心に、そして効率よく効果的に取り組んでお...全文を見る
○石井みどり君 もうあと二分しかないので、残念ながら最後の質問になりますが、Hibやあるいは肺炎球菌のワクチンというのは世界中で多くの子供たちの命を救っているんですね。日本でもやっとワクチンが承認されましたけれども、任意接種のためにまさに子供の命がお金によって左右されているんです...全文を見る
11月11日第176回国会 参議院 財政金融委員会 第5号
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○石井みどり君 おはようございます。自由民主党の石井みどりでございます。  さきの通常会より本委員会が開かれるのを心待ちにしておりました。共済事業を実施している公益法人にとりましては、かたずをのんで参議院での可決を見守っていると思います。本日質問の機会をちょうだいしましたこと、...全文を見る
○石井みどり君 今回の改正案で整備される認可特定保険業者制度は、当分の間という暫定措置になっております。共済事業を行う団体にとりまして、この制度がどれくらいの期間継続するかは大変重要な関心事でございます。このことに関して具体的な考え方をお伺いしたいと存じます。
○石井みどり君 では、少し本質的なところを伺いたいと思いますが、今回の改正案では、暫定措置ではありますが、共済事業を行う団体の継続を可能とするものであります。先ほど申し上げましたように、一定の評価ができると考えております。  ただ、そもそもであります構成員の相互扶助を目的とする...全文を見る
○石井みどり君 保険商品等に必須とされる保険数理的な考え方は、契約者保護の観点からその重要性は十分理解しております。しかし、積立方式ではなく相互扶助で利殖を追求しない賦課方式による共済については、中長期的な観点からキャッシュフローが安定的に保てるように、またかつ定期的に将来的な財...全文を見る
○石井みどり君 今回の改正案では、認可特定保険業者制度についての検討条項が設けられております。また、金融庁の方針案においても、将来的な位置付けを改めて検討する必要性が指摘されています。  共済の役割から考えて、金融庁がすべて監督すべきなのかという点も含めて、今も御説明ございまし...全文を見る
○石井みどり君 今回の改正案に基づく認可特定保険業者には、その業務及び経理について規制が設けられています。一方で、保険業法又は保険業法施行令に基づいて保険業法の適用除外となる例えば企業内の共済であるとかあるいは労働組合内の共済等については、規模の大小等にかかわらず規制を受けないこ...全文を見る
○石井みどり君 認可特定保険業者に対しては、主務省令で定める方法によって毎決算期に責任準備金等の積立てが求められています。これらの要件が契約者保護の観点から重要なものであるということは私も理解をいたしております。  これらの要件は、いわゆる積立方式による共済を念頭に置いておられ...全文を見る
○石井みどり君 済みません、平素は鈴を転がすような美しい声をしているんですが、少しのどを痛めておりまして、お聞き苦しいかと存じますが、御容赦いただきたいと存じます。  認可の要件として、一定の財産的基礎や人的構成が必要とされております。共済事業を行う団体の財産あるいは組織の状況...全文を見る
○石井みどり君 保険会社等が他業を禁止されているのに対しまして、共済事業を行う団体は他の事業とともに会員への福利厚生事業の一環として共済を提供しているということがむしろ一般的であろうと思います。認可を受けるに当たって、現在行っている他の業務についてみだりに制約が掛からないようにす...全文を見る
○石井みどり君 認可特定保険業者として行う共済事業につきましては、平成十七年の改正保険業法の公布時に行っていたものに限定されることになりますが、同一の共済であっても、社会経済情勢の変化に対応して給付の対象や水準を微調整する必要が生じてくることも十分考えられます。どの程度の変更であ...全文を見る
○石井みどり君 資産の運用についてお聞きしたいと思います。  具体的な方法は主務省令で定めることになると思いますが、行います共済事業の内容によりましても、望ましい運用方法というものは違いが出てくるのであろうかと考えております。資産の運用方法についての規制はどのように定めていかれ...全文を見る
○石井みどり君 共済事業と他の業務との会計を区分経理するとともに、先ほども御説明ありました責任準備金の積立てを求めることは、共済事業の健全性、透明性を確保する観点からも重要であるというふうに思っております。しかしながら、共済事業を行う団体は限られた体制の中で業務を行っております。...全文を見る
○石井みどり君 認可特定保険業者の監督は、旧公益法人であれば従来の主務官庁、それ以外は金融庁が行うこととされています。主務官庁は各法人の事業について監督を行ってきた実績があるわけでありますので、適切に対応されることを期待しているわけであります。他方で、共済事業への対応にはばらつき...全文を見る
○石井みどり君 私がお伺いしたいことは以上でございますのでこれで質問を終わりますが、この法案の本日の審議の後の可決を期待をいたしております。  ありがとうございました。