石井みどり
いしいみどり
当選回数回
開催日 | 会議名 | 発言 |
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04月12日 | 第177回国会 参議院 厚生労働委員会 第5号 議事録を見る | ○石井みどり君 おはようございます。自由民主党の石井みどりでございます。 三月の十一日十四時四十六分に我が国はまさに未曽有の災害に見舞われ、それがまだ、いまだ続いている状況にあります。昨日と今朝も余震が続いて、そして被災された住民の方々はいまだ困難な生活の中におられ大変な思い...全文を見る |
○石井みどり君 私はインペーシェント、アウトペーシェントの現状、被災された状況を伺ったんですね。支援体制はまだ伺っていなかったんですが、今インペーシェントのことはある程度の把握をお答えになりましたけれども、アウトペーシェント、いわゆる在宅におられたり、あるいは施設におられたりする...全文を見る | ||
○石井みどり君 厚生労働省の方々ですからよく御承知だと思いますが、精神疾患の特性というのは、症状と障害が不可分であり、また非常に症状が急変しやすいというところが特徴だと思います。今回の被災という大変な精神的な負荷を負うわけですね。そこに対する御理解を十分されているとは思いますが、...全文を見る | ||
○石井みどり君 今、避難所やあるいは自宅にいる患者さんに対して心のケアチームが投薬等の支援を行ったという御答弁でありましたが、精神疾患の患者さんというのは環境の急変というところが非常に症状の悪化につながるわけであります。特に集団生活というのが困難になりますので、避難所に行かない、...全文を見る | ||
○石井みどり君 今、大塚副大臣の方から大きな問題の報告はないということでありましたが、問題が起こってからでは遅いんですね。特に精神疾患の方々に対しては、長い間、日本独特の精神医療の歴史というものがあります。今、厚生労働省の方ではアウトリーチというような政策を進めておられますが、問...全文を見る | ||
○石井みどり君 厚生労働省、職員を派遣してそういう機能を果たさせたということでありますが、決して十分ではなかったということだけははっきり申し上げておきます。本当に医療を担っている医療者の方が、サプライサイドが本当に苦労したということは御承知いただきたいと思います。 医療保護入...全文を見る | ||
○石井みどり君 今も大臣の御答弁の中にありましたが、今回の震災というのは非常に甚大でそして広域的であったというところが様々な困難を生じているわけでありますが、先ほど申し上げましたように、精神科医療に関しては特に被災県単位での対応というのが困難な状況であったと、陥ったというふうに認...全文を見る | ||
○石井みどり君 今大臣の方から、広域的な災害が生じたときの医療の提供体制ということでの言及がございましたが、まさに今回の大震災を奇貨として、こういう広域災害のときの近隣県を含めた広域的な、また戦略的な医療の提供体制の整備が今こそ求められるんだろうというふうに思います。 それを...全文を見る | ||
○石井みどり君 先ほど来、DMATのこととかあるいは心のケアチームを派遣したということでありますが、この医療支援チームの派遣に際して、この根拠法というのは災害救助法での適用だったんでしょうか、その辺をちょっとお教えください。 | ||
○石井みどり君 もう少しお聞きしたいことがたくさんございますが、限られた時間ですので、法案審査の方に移らせていただきます。 先ほど来、谷委員の方からも御質問がありましたので、重複する部分があろうかと思いますが、その際は、恐縮ですが、重ねて御答弁をお願いしたいと存じます。 ...全文を見る | ||
○石井みどり君 いわゆる箱物行政への批判があったということでありますが、直近の社会保険庁の場合と違って、この能力開発機構にまつわる箱物行政、これの浪費については、この職業能力開発担当職員の方々に私は責任はないというふうに考えています。 そのことで、特に、今回のこの独立行政法人...全文を見る | ||
○石井みどり君 是非そのような御努力をお願いしたいというふうに思います。 それでは、ポリテクカレッジ、ポリテクセンターの移管・支援措置、引受けの交渉状況についてお伺いしたいというふうに思います。 私は、都道府県への移管そのものは二重行政の解消という点で賛同いたしますけれど...全文を見る | ||
○石井みどり君 この雇用・能力開発機構による物づくりなどの職業訓練というのは、非常に低額でコストが低く、それでいて高度な技能を身に付けるということができるということで、従来から非正規労働者の方々あるいは第二新卒等の方々の常用雇用のためのセーフティーネットとして大きな役割を果たして...全文を見る | ||
○石井みどり君 もう限られた時間になりましたので、ちょっと通告した御質問が全部伺えないんで、あと、これを最後にさせていただきますけれども、地域職業訓練センター、コンピュータ・カレッジの廃止についてお伺いいたします。 廃止を決めた経緯に問題はなかったんでしょうか。現在の廃止、存...全文を見る | ||
○石井みどり君 ありがとうございました。 | ||
05月12日 | 第177回国会 参議院 厚生労働委員会 第9号 議事録を見る | ○石井みどり君 自由民主党の石井みどりでございます。 三月十一日の未曽有の大震災から二か月が経過いたしました。いまだに十一万人を超える方が避難生活をされ、そして、避難所から半壊した御自宅に帰られても、十分なライフラインの復旧を見ておりませんので、困難な生活の中におられます。本...全文を見る |
○石井みどり君 従来のDMATの使命といいますのは救命、救出であります。これは四十八時間ということ。しかし、これだけ長期にわたって避難生活が続きますと、これはまた変わってまいります。当初のまさに救急医療、急性期医療というよりも、まさに生活習慣病、そういったところも出てまいります。...全文を見る | ||
○石井みどり君 ありがとうございます。 本来であれば、一日も早い復旧あるいは復興が行われて日常の医療、地域の医療が確保されるということが、これがやっぱりあるべき姿だと思いますが、非常に今回はまさに未曽有の、非常に広域でそして甚大な被害であったということで、その復旧復興が遅れて...全文を見る | ||
○石井みどり君 大臣、是非よろしくお願い申し上げたいと存じます。 それで、もう一つ法案の審査に入る前に、連休前に大変不幸な事件が起こってしまいました。まさに家族団らんの楽しい食事の場が、それこそ本当に家族を亡くすというような、そういう食中毒事件が起こってしまいました。今回の北...全文を見る | ||
○石井みどり君 今はレバーとか生肉は馬肉しか出ていないということでありました。牛に関しても基準は作っていたということだと思うんですが、そもそも、先ほどちょっと申し上げなかったんですけど、私は余り焼き鳥は行かないんですよ。でも、焼き鳥屋さんに行くと、鳥のささみだとかたたきだとか出ま...全文を見る | ||
○石井みどり君 罰則を伴うそういう基準を改正するという、そういうことだろうと思うんですが、やはり今回の事件と同様、チェーン展開している飲食店でやはりいわゆるサイコロステーキの事件もございましたですね。 そういうことを考えても、肉の表面だけでなく、成形した肉とか、あるいはミンチ...全文を見る | ||
○石井みどり君 今お答えいただいた食品衛生法の第十一条のところで、規格を定めるということ、これが告示でできるわけでありますね。それで、その規格を定める際に対しては、食品安全基本法によって、これは、委員会というのはこれは内閣府の食品安全委員会ですよね、の意見を聴いて基準若しくは規格...全文を見る | ||
○石井みどり君 実質的にきちんと、性善説ではなく、いわゆる食肉処理から消費者の口に入るまで、そのプロセスでやはりきちんとしたことをしないと処罰の対象になるんだということをそれぞれの事業者というか認識できるような、そういうきちんとプロセスをおつくりいただくことが重要だと思いますので...全文を見る | ||
○石井みどり君 先ほどから震災のこともちょっと申し上げたんですけれども、まだ被災地では非常に復旧も進んでいない。復興はもとより復旧も進んでいない。そうであれば、まだ情報手段の回復も遅れているわけですね。そうすると、今回のこの制度、少し変わりますですね、の周知等の手間を考えたら急い...全文を見る | ||
○石井みどり君 長期離職した方々に対しての職業訓練の必要性、そういう支援というのは重要だというのはこれは理解をしているんでありますが、しかし、そこを半分が国費で半分が労働特会でやると、雇用特会でやるという、私はそこが、労政審の建議の中にも厳しく指摘をされているところであります。求...全文を見る | ||
○石井みどり君 今大臣の方から、なぜ今回の財源のところで雇用特会を使ったかという、そういう理由をおっしゃったわけですが、理屈はへ理屈でも小理屈でも理屈でありますので、後付けの理屈だなという気がいたしますので、その今大臣御答弁いただいた修正のところ、あるいは修正の中でも費用負担の在...全文を見る | ||
○石井みどり君 先ほど、ちょっと労政審のことでも建議にも反するというふうに申し上げたんですが、先ほど第二のセーフティーネットという、生活保護との間のという大臣御答弁ありました。 そもそも、民主党のマニフェストに、これを、雇用保険を全ての労働者に適用するというふうにあったと思い...全文を見る | ||
○石井みどり君 是非一体的な見直しを、専門家であられますので、お願いをしたいと存じます。 もう本当に質問時間がなくなってまいりました。通告をしている質問がほとんどできなくなりますので、雇用保険等の一部改正法のところで質問を一つだけちょっとお伺いをさせていただきます。 これ...全文を見る | ||
○石井みどり君 もう時間がありません、最後の質問にさせていただきますが、今回の賃金日額の水準のことに関しまして、最低賃金を下回る水準を引き上げるということはこれは当然の措置だとあるんですが、ただ、現在のままの水準でよいかも含めて改めて検討する必要があるのではないかというふうに思い...全文を見る | ||
05月20日 | 第177回国会 参議院 予算委員会 第16号 議事録を見る | ○石井みどり君 自由民主党の石井みどりでございます。 先ほど総理は、被災地でもう七十日がたったとおっしゃいました。しかし、七十日たっても被災地の方々はまだ震災の真っただ中におられます。私は、毎日自分が暖かいベッドで眠れてお風呂やシャワーが使えること、そしてこのように自分の働く...全文を見る |
○石井みどり君 今、必要度の高い、重要度の高いとおっしゃったんですが、この出務した歯科医師たちは、まさに自分が被災してまだライフラインも復旧していない中に、自分が行かなければこの遺体を御家族に戻せないという、そういう思いから行ったんですよ。そして、当初は、結局全国から行った人たち...全文を見る | ||
○石井みどり君 そういうお答えではなかったと思いますが、もうこればっかりやっていても時間がありませんので、では、スムーズに検案に行けるように今後はお取り計らいいただけるということを確認して。 本来であれば、平素からこういうことができるように体制を整備しておかなけりゃいけなかっ...全文を見る | ||
○石井みどり君 是非肝に銘じて取り組んでいただきたいと思います。 今回、この緊急通行車両のみならず、非常に問題が起こったのは災害時の優先通信の問題であります。これは、災害時において緊急連絡を確保する手段として非常に有効であるわけですが、今回の震災でもこの優先通信というのが非常...全文を見る | ||
○石井みどり君 通信回線には限度があるということは十分理解をしておりますが、今回の震災でも非常に歯科医師に対してはこの割当てをいただいていないという現実がございます。ですから、先ほど申し上げた遺体の検案、これに出務するに当たっても大変な困難があったと全国から聞いております。御遺体...全文を見る | ||
○石井みどり君 調べるだけでなく、ちゃんとこれを、歯科医師会を明記する、これ大臣告示ですから、大臣がやると言えば即できることであります。いかがですか。 | ||
○石井みどり君 合理性がないというような、言わんばかりのような御答弁でありますので、是非、先ほど来申し上げたことを鑑みてこれは取り組んでいただきたいと思います。 そして、先ほど来、遺体検案に出向いた歯科医師から随分そのときの状況等を御報告いただいているんですが、その後も大変だ...全文を見る | ||
○石井みどり君 是非前向きにお願いをしたいと存じます。 ちょっとこれは国家公安委員長に、通告していないのでお願いとして聞いていただきたいと思います。 先ほど来の身元確認作業ですが、これは遺体の安置所の体制によって随分作業の精度とか効率、能率が違うんですね。非常にそこで随分...全文を見る | ||
○石井みどり君 ありがとうございます。 続いて、被災地における医療の支援・提供体制についてお伺いをしたいと思います。 何度も申し上げますが、既に震災から七十日が経過しています。今現在も避難所の生活をされている方々が、避難生活、避難所のみならず民間の建物等、それを含めて避難...全文を見る | ||
○石井みどり君 先ほど来同僚が随分言いました、まず、遅い、スピード感がない、足らない。医療に関してもこれに尽きるかと思います。ですから、本当に必要な手当てができなかった。医療ニーズがどこにあって、どういうことを必要としているか、そこができてないからこそ、人災ともいうべき二次災害で...全文を見る | ||
○石井みどり君 結局、民間が頑張ったということではないでしょうか、それは。民間が頑張っているわけですよ。DMATというのは本来ならば救命、救出ですが、それがまさに災害慢性期医療とか一般医療まで担っているわけですね。 しかも、先ほど来長々と御答弁いただきましたけど、この被災者生...全文を見る | ||
○石井みどり君 もう時間がありませんので、最後に一つ申し上げます。(発言する者あり)はい、時間ないので。 三権の長である参議院西岡議長がおっしゃっているんですが、医療体制の整備が急務である、これが菅総理には欠けているとおっしゃっていますので、よくそこを受け止めてお取り組みいた...全文を見る | ||
06月09日 | 第177回国会 参議院 厚生労働委員会 第12号 議事録を見る | ○石井みどり君 自由民主党の石井みどりでございます。 今回の介護保険法改正により介護療養病床の転換期限を六年間延長しようとされておられますが、この議論の中で認知症患者の方をどこで受け入れていくかの視点が全く見えてきません。また、法改正に盛り込まれている認知症対策も、市民後見人...全文を見る |
○石井みどり君 昨年御質問したときに山井政務官が、期限こそ付けられませんでしたけれども、都道府県、政令市で百五十か所を整備する目標であると御答弁いただきました。また、百五十か所では少ないという、こういう研究も出ています。 今の御回答ですと、この目標もまだ達していない。一年たっ...全文を見る | ||
○石井みどり君 昨年の本委員会におきまして私は、整備は進まないだろうと申し上げました。なぜなら、昨年の三月三十日付けで改正された認知症疾患運営事業実施要綱、わざわざ改正を、改悪と言ってもいいほどこの基準を、ハードルを高くされたんですね、基幹型と地域型という形で。 そして、その...全文を見る | ||
○石井みどり君 大臣。 | ||
○石井みどり君 今整備は進んでいるとおっしゃったんですが、昨年も申し上げた東京都の健康長寿医療センター研究所の報告では、昨年、二〇一〇年までには三百十五か所が必要という研究データがあるぐらいであります。それでなおかつ整備が進んでいると強弁をされる、そこのところはよく理解できません...全文を見る | ||
○石井みどり君 補助金が付いておりましても、とてもいただく補助金ぐらいではもう大赤字で、本当に、地域型にしても、引き受けた病院の地域への貢献という、そういう大きな努力があるわけであります。ましてや、基幹型に関してはほとんどが総合病院、精神科の入院があるような総合病院ですから、非常...全文を見る | ||
○石井みどり君 今大臣の方から、認知症患者さんが地域で生活を継続するための解決しなくてはならない様々な課題を言及されました。もちろん、入院医療というのは地域生活をサポートするためにあると思っています。しかしながら、地域ケアだけでは治療困難な急性増悪、あるいは在宅生活を困難にする重...全文を見る | ||
○石井みどり君 是非、そういう今中間取りまとめが出ているわけですから、やはりできるだけ早く、全国でやはり格差がないように、地域格差、地域偏在がないようにその仕組みを早急におつくりいただきたいと思います。 と申しますのも、本当に認知症の患者さんを抱えている家族というのは、非常に...全文を見る | ||
○石井みどり君 先ほど来からるる認知症疾患に関する問題点、医療上の問題点あるいは介護の問題点を申し上げたのは、やはりこの介護保険の中で、医療保険上だけでなく介護保険の中にも医療施設を残しておくということがこの認知症疾患に限っては大変重要だということを強調して申し上げたつもりなんで...全文を見る | ||
○石井みどり君 水掛け論争のようになってまいりましたので、介護サービスの情報公表に関して御質問をしてまいります。 今回の改正案は、介護サービスの情報公表について年一回の調査の義務付けを廃止するとともに、手数料によらず運営できる仕組みとされています。これによって事業者側の負担軽...全文を見る | ||
○石井みどり君 きちんとしたガイドラインをお作りいただかないと、どうも今の御答弁を伺っていると性善説に基づいているとしか思えません。調査機関の調べでは、訂正事例、訂正率というのが大変高率になっています。調査機関とその事業者側との間の差が八五%にも上るというようなデータすらあります...全文を見る | ||
○石井みどり君 ありがとうございました。 | ||
06月16日 | 第177回国会 参議院 厚生労働委員会 第14号 議事録を見る | ○石井みどり君 おはようございます。自由民主党の石井みどりでございます。 東日本大震災から三か月目の六月十一日に被災地の南三陸町に行ってまいりました。映像で見るとおりの、更にその胸に迫るのは映像以上のものがございました。余りにも復旧がツーレートそしてツーリトルでありました。 ...全文を見る |
○石井みどり君 大臣、ありがとうございます。 今大臣が言及されました警察庁における報告ですね、海外における死因究明制度、これも調査をされ、本年の四月、犯罪死の見逃し防止に資する死因究明制度の在り方、先ほど御答弁いただいた、この研究会を立ち上げ、提言が出ています。 こういう...全文を見る | ||
○石井みどり君 是非、度々申しますが、大臣御在任中にこれを積極的に進めるような施策をお願いをしたいと存じます。 ありがとうございました。私の質問を終わらせていただきます。 | ||
08月10日 | 第177回国会 参議院 消費者問題に関する特別委員会 第4号 議事録を見る | ○石井みどり君 自由民主党の石井みどりでございます。 細野大臣は連日御多忙を極め、そして重責を担っておられます。幅広い業務で大変な日々だと思います。本日は御出席いただきありがとうございます。 九月一日に、二年前の九月一日に消費者庁発足いたしまして、二年を迎えようとしていま...全文を見る |
○石井みどり君 大臣の今の御見解を伺って少しほっといたしました。そういう御認識であるならば、これからやっぱり消費者庁、あるいは消費者庁に対して独立した委員会、消費者委員会が検証して、そして監督をして意見をしていくという、そういう消費者委員会の役割とか、あるいは先ほど来話題になって...全文を見る | ||
○石井みどり君 消費者庁及び消費者委員会設置法の附則第二項では、現行法上非常勤とされている消費者委員会の委員につきまして、施行後二年以内、本年の八月末まで、常勤化を図ることを検討するものとされておりました。検討期限であった今年度において、消費者委員会の監視機能強化に向けた事務局機...全文を見る | ||
○石井みどり君 事務局機能を強化するということは、これは理解できますが、しかし、そのことと、私ども国会でこの附則をわざわざ付けたわけであります。常勤化ということに関してどういう心積もりがおありなのか、今後の展望というところをもう一度お聞かせください。 | ||
○石井みどり君 少し議論がかみ合わないようですが。やはり様々な専門職みたいな専門分野を持った方の委員を常勤化するというのは工夫によってはできるはずなんですね。例えば日弁連から時限的に委員の派遣とか、いろんなことが考えられます。是非、常勤化ということをわざわざ私どもは設置法の附則に...全文を見る | ||
○石井みどり君 何かよく分からなかったんですが、ちょっと違うような気がします。もう少し明確にきちんとちゃんとお答えいただきたいと思うんですが、それ以上を求めても無理なのか。もう少し明確にちゃんとお答えいただけませんでしょうか、事前に御質問を出していたはずなんですが。 | ||
○石井みどり君 もう少し具体的に、わざわざ具体的施策のところの百三十四番ということまで申し上げているわけですから、その辺をもう少し具体的にお答えいただけませんでしょうか。(発言する者あり) じゃ、ちゃんともう一回申し上げますね。 先ほどの附則第三項のところは、まあそういう...全文を見る | ||
○石井みどり君 いやいや、だから、どのように点検をされてどういう評価を行われたのかという、元々、消費者庁には各省庁から法案を引っ張ってきましたですよね、そういうところがどうなったかということが知りたいわけなんですね。だから、どういうふうに検討されて、評価をして、どういうふうに変わ...全文を見る | ||
○石井みどり君 消費者庁のホームページをよく見ろということですね、御答弁は、それでしたら。なるほど、国会で答えるよりもホームページを見ろと、そういう御趣旨だというふうに。分かりました。 それでは、消費者委員会は、集中育成・強化期間終了後、平成二十四年度以降の地方消費者行政の支...全文を見る | ||
○石井みどり君 ああ、そうですか。それはちょっと、趣旨にのっとって対応されているのを今日傍聴しておられる方も聞かれていて一安心されたのではないかと思いますが。 消費者庁及び消費者委員会設置法の附則第四項では、法施行後三年以内に、「消費生活センターの法制上の位置付け並びにその適...全文を見る | ||
○石井みどり君 それでは、私ども、わざわざ消費者庁を設置するときに様々、先ほど申し上げた、衆議院でも参議院でも附帯決議もたくさん付けていろいろ、これは今後消費者庁が大きく育ってほしい、本当に国民生活、国民の消費生活に対して有効であってほしいという思いを込めて付けたわけですね。この...全文を見る | ||
○石井みどり君 では、基金の恒久化は賛成でいらっしゃるんですね、そうであれば。いかがですか。 | ||
○石井みどり君 どうも地方の消費者行政の実態がお分かりになっていらっしゃらない。地方自治体におられたにもかかわらず、かなり自治体間格差があるんですね、そういうことを御理解になっていらっしゃらないんじゃないんでしょうか。 まして、今聞いていましたら、私どもはまさに小さく産んでし...全文を見る | ||
○石井みどり君 先ほど発言を切り取ったというふうにおっしゃったんですが、しかし、ここだけじゃなくて全体の流れを見ても、今相反するものではないとおっしゃいましたが、随分場所によっておっしゃっていることがころころ変わっていますね。そうとしか思えないですね。 しかも、これは消費者委...全文を見る | ||
○石井みどり君 ころころころころ替わって、幾ら六番目の大臣だといっても担当大臣なんですから、やはりきちんと方向性を定めて。二年なんですね。さっきわざわざ小さく産んで大きく育てたいと言った。そこの機能強化のところを、まだまだ国の支援が必要だという、そういう方向をきちんと持つかどうか...全文を見る | ||
○石井みどり君 余り担当大臣としての熱意とか思いが伝わってこないんですね、今の御答弁では。非常に残念でならないですね。 国による地方に対するこれまでの支援策についても、消費者委員会の建議の中で、地方消費者行政活性化基金、先ほどもちょっと申し上げたんですが、それから住民生活に光...全文を見る | ||
○石井みどり君 それでは、例えばあの光交付金なんかも、非常にこれは消費者行政に、ほとんど地方消費者行政に回っていないという実態があるんですね。自殺だとか、もちろん自殺にお金を使うのが悪いということじゃないんですけれども、それこそいろんなことに使われていて、実際に本当に消費者行政に...全文を見る | ||
○石井みどり君 地方の判断を尊重すると、これはいいです。しかし、確実に地方の消費者行政にお金が回るという、こういうことを担保していただけるのかどうか、そこをお答えください。 | ||
○石井みどり君 それでは、地方の消費者行政の進捗というか、各自治体間の、これは十分検証して、そしてその後またどうあるべきかということが必要になってきますね。またこの辺の御議論はさせていただきたいと思います。 それでは、重大事故等の範囲について、検討についてお伺いしたいと思いま...全文を見る | ||
○石井みどり君 済みません、スケジュールが落ちています。そこをお答えください。 | ||
○石井みどり君 法の施行後三年以内ということは来年の八月末までですので、来年の通常会で出てくるわけですね。そう受け止めていいわけですね。分かりました。 それでは、消費者政策会議の見直しについてお伺いしたいと思います。 消費者基本法に基づき設置されている消費者政策会議は、消...全文を見る | ||
○石井みどり君 大臣の御見解を伺って、少し前向きにお考えなんだなというふうに受け止めました。 先ほどおっしゃったように、七月八日の閣議決定前のこの政策会議も持ち回りですよね。だから、事務官が全部持っていって判こを付いて回ったわけですよね。十分な議論が各省庁の担当大臣で交わされ...全文を見る | ||
○石井みどり君 消費者庁設置の国会審議にかかわっていた立場からしますと、消費者庁は当然、国会の意思を反映している消費者庁設置法の附則に基づいて国民生活センターの業務、組織の在り方の検討を行われると、このように考えておりました。 ところが、実際には、行政刷新会議における独立行政...全文を見る | ||
○石井みどり君 大臣、それでは一元化をしないということも十分視野に入れてお考えになるということですか。そこをお聞かせください。 | ||
○石井みどり君 いやいや、タスクフォースの結論を待たずに政策会議にかけられて、そしてしかも、この消費者委員会の方でも様々な懸念が随分、六十一回、この前、八月五日が六十四回ですか、委員会、繰り返しその意見が出ているにもかかわらず、なぜこんなに拙速にこの方向付けをされようとするんです...全文を見る | ||
○石井みどり君 何度も伺っても水掛け論になりそうなので。ただ、最終判断はしていないという、これは、今のお言葉は重いというふうに受け止めていただきたいと思います。 それであれば、是非国民生活センターの在り方に関する国会での集中審議をしていただきたい。必要性があると思うんですが。...全文を見る | ||
○石井みどり君 それでは、もう一つ、消費者委員会の独立性についてお伺いしたいと思います。 福嶋長官は、本年七月一日の消費者委員会において、消費者委員会事務局名義の六月九日付けの長官あて文書に係る経緯についてこのような発言をしておられるんですね。 消費者庁と消費者委員会が意...全文を見る | ||
○石井みどり君 この政治の側から求められた、これは誰が、誰が何を求めたんですか。お答えください。 | ||
○石井みどり君 消費者委員会は大臣の下にありません、独立しています。そういうふうに私たちは規定しました。そのことを御理解されていますか、長官。 | ||
○石井みどり君 大臣に対して勧告、建議ができるんです。決してその下の指示を受けてということではないと理解しています。そこに対して、あなたはこういうことを求めたんですよ。消費者委員会の独立性を侵害したんですよ、長官、あなたは。ましてや、事務局というのも、事務局も消費者庁及び消費者委...全文を見る | ||
○石井みどり君 ですから、政務というのは誰ですか。誰が何を言ったんですか。はっきり言ってください。 | ||
○石井みどり君 あなたね、詭弁を使っちゃいけませんよ、詭弁を。私ね、この六十回も六十一回の議論もたらたら、非常にあなたの分かりにくい答弁が長かったから読みにくかった。睡眠導入剤としては有効だと思いますがね。 しかし、しかし消費者委員会が求めたんではないですよ、これは。あなたが...全文を見る | ||
○石井みどり君 消費者委員会の独立性を侵害する非常に大きな事案ですので、これは調査をして本委員会に報告を求めます。 | ||
○石井みどり君 もう限られた時間になったので、最後、消費者教育の推進についてお伺いします。 消費者基本法第十七条には、国の講ずべき施策の一つとして消費者教育の充実が掲げられています。学校教育のほか、高齢者を始めとする成人を対象とした社会教育においても効果的な取組がなされている...全文を見る | ||
○石井みどり君 本来は八月末が概算要求ですが、一か月遅れだそうですので、是非その点はその遅れをよく利用されてお願いをしたいと存じます。 もう時間がありませんので、最後、附帯決議では、消費者教育に関する法制の整備について検討を行うことということもこれは要請をしております。私ども...全文を見る | ||
○石井みどり君 ありがとうございました。 ───────────── | ||
08月25日 | 第177回国会 参議院 厚生労働委員会 第19号 議事録を見る | ○石井みどり君 おはようございます。自由民主党の石井みどりでございます。 ただいま議題になっております平成二十三年度における子ども手当の支給等に関する特別措置法でありますが、昨年の通常会で、あのときは子ども手当というよりも、平成二十二年度等における子ども手当の支給に関する法律...全文を見る |
○石井みどり君 子ども手当の理念が残ると今大臣お答えいただいたんですが、しかし、あれほど社会が健やかな子供の育ちを支援するというふうに随分昨年力を込めておっしゃったんですね。まるでポル・ポト政権みたいに、親が育てるんじゃない、国家が育てるみたいな、そんな意味合いすらあるような、そ...全文を見る | ||
○石井みどり君 子育て世帯、中学生までの子育て世帯の一割、所得制限、九百六十万から上の方々ですね。しかし、主たる生計者が九百六十万なわけですから、もし両親がそれに相当するようなやはり高額所得であればとんでもない高額所得の世帯になるわけですね。そこにも税制上又は財政上の措置について...全文を見る | ||
○石井みどり君 そうしますと、やはり理念が変わったんですね。与党民主党さんは、控除から手当へと、控除というのは高額所得の方々が恩恵を受けると、そうじゃなく、あまねくばらまくんだとおっしゃった。やはりこれはどう考えても政策理念が変わったとしか思えないんでありますが、これをやり取りし...全文を見る | ||
○石井みどり君 これ昨年も私は担当大臣に伺ったんですが、少子化対策なのか、まあヨーロッパ辺りでは家族政策と言いますが、経済的支援策なのか、あるいは景気対策なのか、いかがお考えですか、大臣は。 | ||
○石井みどり君 昨年も御指摘したところでありますが、少子化対策であれば、むしろ第二、第三子を手厚くするという傾斜配分の方がはるかに政策効果は高かったと思います。結局はばらまかれた。ばらまかれたんだから景気対策だったのかというと、あに図らんや、残念ながら多くの家庭が、この手当をいつ...全文を見る | ||
○石井みどり君 先ほど来申し上げているように、今回の法案では、児童手当法の考え方と同様に、三歳から小学生の第三子には第一子、第二子より多い額が支給されることになりました。そして、十八歳より上の子供がいる場合は第三子の計算から除外することとされていますですね。これは、例えば子供が三...全文を見る | ||
○石井みどり君 こんなビラやら機関紙が出たので大変心配をしておりましたが、今の大臣の御答弁を伺って、やはり児童手当に沿った、基づいた手当に変わっていくんだということを伺って安心をいたしました。 それでは、本年三月十一日に発災しました東北地方の大震災、これは多くの方に被害を与え...全文を見る | ||
○石井みどり君 ありがとうございます。大臣がそういうお考えであることを伺って少し安心いたしました。 先ほど申し上げたように、我が国の家族関係の支出というのは非常にいわゆるヨーロッパの国々に比べても低く、せめて本当にドイツ並みに持っていきたいと思っていますが、ただ、それも現金給...全文を見る | ||
○石井みどり君 だんだん時間がなくなってまいりまして、通告した質問が全て聞けなくなりそうであります。 是非、今大臣お答えいただいたベストミックスというところで政策を進めていただきたいとお願いをします。 先般、里親の虐待という事案がありました。今、児童養護施設に入所されてい...全文を見る | ||
○石井みどり君 もう本当に時間がなくなりました。 最後に、一つだけちょっとこれを申し上げたいことがあります。 今回の法案で、保育料ということ、これは手当から天引きできるんですが、学校の給食費については親等が申し出ないと駄目だと、親等の申出が必要だということなんです。保育料...全文を見る | ||
12月01日 | 第179回国会 参議院 厚生労働委員会 第3号 議事録を見る | ○石井みどり君 おはようございます。自由民主党・無所属の会の石井みどりでございます。 本日は、厚生労働関係だけでなく学校歯科保健についてもお伺いしたいので、文科省からお出ましをちょうだいしました。ありがとうございます。 実は、今、日本の経済状況非常に悪くなって、そのことが...全文を見る |
○石井みどり君 ありがとうございます。 そういう認識でおられるということは大変有り難いと思っておりますが、今お答えいただいたように、若年層における歯周疾患の多くは、今広がっていっているわけでありますが、多くは歯肉炎でありまして、そしてその歯肉炎から歯周炎に移行するということが...全文を見る | ||
○石井みどり君 ありがとうございました。 そうしますと、やはり、早期発見と申しましたが、これは学校での集団健診、ここが非常に有効になるかと思います。現行の学校保健安全法の制度下では、学校歯科健康診断の結果に基づいて、学校長の名において齲蝕や歯周炎に対する治療勧告が行われている...全文を見る | ||
○石井みどり君 何か結論を先にお答えいただいたようなんですが、就学支援制度の運用状況をお尋ねしたんですが、これは通告が出ていないんでしょうか。──分かりました。 ただ、もう結論をおっしゃっていただいたので、大変奥村副大臣、前向きな御答弁ちょうだいしたので、何かこれから質問する...全文を見る | ||
○石井みどり君 ちょっと済みません、もう一度ちょっと。何か今分かりにくかったんですけれども。済みません、もう一度、ごめんなさい、お答えください。 | ||
○石井みどり君 準要保護の…… | ||
○石井みどり君 はい。要保護の児童生徒に対しては、保護世帯あるいは母子保健上の母子家庭とかは、これは補助があるんですが、準要保護の世帯の児童生徒については、これは市町村の教育委員会の判断になろうかと思いますので、援助の対象が法的に担保されているかどうかというところをちょっとお聞か...全文を見る | ||
○石井みどり君 二分の一でよろしいんですか。三位一体改革で財源移譲して市町村へのあれになったんじゃなかったですか。二分の一でいいんならいいんですけど。 | ||
○石井みどり君 そうですね。分かりました。 残るところが、結局は、要は市町村の判断ということになるわけで、ですから、全て要保護世帯のように経済的な負担がないというわけではないんですね。そこを確認をしたかったんです。ありがとうございます。 要保護世帯というのは、さっき申し上...全文を見る | ||
○石井みどり君 学校保健安全法施行規則第三条第九号において、歯周疾患は健康診断の際の検査項目に含まれております。ですから、学校歯科医は学校健診の際に所見があれば必ずそれはきちんと記入するわけですね。にもかかわらず、この補助の対象から外れている、いわゆる学校病の指定から外れていると...全文を見る | ||
○石井みどり君 今の御答弁は、この見直しを図るというふうに受け止めてよろしいんでしょうか。指定の見直しを図る、学校安全法施行令第八条のところ、法の第二十四条で定める疾病がさっきおっしゃった六項目あると。しかし、時代の変化、そして食生活の変化、子供たちを取り巻く環境の変化によって疾...全文を見る | ||
○石井みどり君 前向きな御答弁、ありがとうございました。 私の方は文科省に対する御質問は以上でございますが、この後は厚生労働省に。 | ||
○石井みどり君 ありがとうございました。 続いて、今後は厚生労働省の方にお答えいただきたいと思うんですが、早いもので、国会へ来させていただいて五年目に入りました。もう残る任期があと一年八か月ということでございまして、思い起こせば四年前、初めて当選して、十月に初めてこの厚生労働...全文を見る | ||
○石井みどり君 今の御回答ですと、この在宅歯科診療設備整備事業による補助金の交付というのは、その歯の健康力推進歯科医師等養成講習会を、これを受講すること、受講して修了するということが条件になっているというふうに理解しましたが、それでよろしいんでしょうね。 | ||
○石井みどり君 この講習会のちょっと概要をお教えいただけますでしょうか。 | ||
○石井みどり君 何日間にわたる講習なんでしょうか。 | ||
○石井みどり君 この講習会、五日間、開業医が、勤務医であればまだしも、あるいは親子、夫婦でされていれば余裕があるかと思いますが、一人で診療所を開設して運営をしている開業医が五日間休んで受ける講習会ですね。これは歯科衛生士も受講できるとなっておりますが。 そして、この講習会を受...全文を見る | ||
○石井みどり君 その補助金の割合をお教えください。 | ||
○石井みどり君 先ほど申し上げました、今全国回っていて、本当に多くの先生から、厚生労働省にだまされた、詐欺に遭ったと、こういうことをお聞かせいただいているんですね。 これは、例えば昨年この講習会を受けられた方が何名おられるか、把握されていますでしょうか。 | ||
○石井みどり君 この講習会、日本歯科医師会に委託をされて、そして日本歯科医師会が全国各地、ブロックで講習しているので、昨年は五百十六名が受講しております。この方々が、今年度、補助金の申請をするということになっているんですね。ですから、昨年、診療所を五日間休んでこれを受講されている...全文を見る | ||
○石井みどり君 大臣から、とても前向きな優しい、温かい御答弁ちょうだいしたんですが、前提がちょっと違うと思うんですね。 東京都から来ているこの通知は、さて、この度、国の事業の見直しにより、この事業費、この医療提供体制推進事業費は大幅に減額され、設備整備に関する統合補助金は事業...全文を見る | ||
○石井みどり君 そうですか。私が聞いたところは、補助金の九割カットというのが、そして県によっては、大変温かい県がございまして、今年、県の歯科保健条例が成立したので、国からは九割カットと言われたけれども、それだと講習受けられた先生方に気の毒だから、県が自分のところの予算で三分の二ま...全文を見る | ||
○石井みどり君 こんなことがあると、今厚生労働省は在宅医療を大変推進されています、地域包括ケアとか。それに対して、やはり訪問に行くということは、自分の外来を休んで行くわけですね。余りお金のことは申したくないんですが、診療所を休んで、五日間休んで行ったら、そのお金でこんな機器は買え...全文を見る | ||
○石井みどり君 では、大臣のお言葉を信じまして、是非御努力をいただく、そしてまた調査をしたことを御報告をいただきたいと思います。決して大臣を困らせようと思って言っているわけではございません。在宅医療を推進したいという思いから言っているわけでありますので、そこはよろしくお願い申し上...全文を見る | ||
○石井みどり君 そのときに、また十一月に再度私、御質問したんですね。非常に歯科の医療というのは特殊性があって、いわゆる硬組織というのは一旦欠損すると自然再生できないから代替のもので治療していくわけで、補綴していくわけですね。そのときに、今金属を使っているわけです。この歯科用金属の...全文を見る | ||
○石井みどり君 そうすると、一日当たりの医療費の率は幾らとお考えですか。 | ||
○石井みどり君 それは金属の、今おっしゃったあれでしょう。じゃなくて、一日当たりの医療費です。水田さんはあのとき、一日当たり医療費と受診延べ日数に分解するんだよとおっしゃったんですね。この二・〇九を分解されたんじゃないんですか。 | ||
○石井みどり君 済みません、メディアスのデータですと、一日当たり医療費の伸び率は一・八というふうになっているんですが、今お答えいただいた数字とはちょっと違うんですけれども、どっちが本当なんですか。 | ||
○石井みどり君 そうですか。 私どもは、二十二年度の伸び率が一・八%あったというふうに思っておりましたので、そうすると、改定と関係のない、いわゆる金属の、このものですね、それが今おっしゃった〇・四ですね。とすれば、一日当たりの伸び率は私は一・四というふうに計算したんですが、じ...全文を見る | ||
○石井みどり君 二・一とします。そうすると、金属の影響というところを引きますと、じゃ一・七ですよね、実質ね。そうしますと、改定率としてちょうだいした数字は二・〇九%、この差が〇・三九あるわけですね。私が初めて国会へ来た翌年の診療報酬改定のときに、本当にやっと、やっとプラス改定をい...全文を見る | ||
○石井みどり君 誤差が出て当たり前だなんて、そんなことはゆめゆめおっしゃっていただきたくないんですね。さっき申し上げたように、二十年のときの改定率に匹敵するぐらいの推計誤差が出ているんですね、この誤差が出ているんですね。これ、大変大きいんですね。 今、本当に日本の歯科医療、も...全文を見る |