石井みどり

いしいみどり



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石井みどりの2015年の発言一覧

開催日 会議名 発言
05月12日第189回国会 参議院 厚生労働委員会 第10号
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○石井みどり君 自由民主党の石井みどりでございます。  ちょっと大臣がいらっしゃらないので残念なんですが、昨年の十月、私は認知症施策について御質問いたしました。大臣もライフワークだという御発言でありました。私も、認知症施策、ライフワークとしておりまして、昨年御質問した時点よりか...全文を見る
○石井みどり君 ありがとうございます。  認知症というのは、厚生労働省のデータにもございますように、これから、高齢化がこれほど進展した我が国であるならば、高齢化が最もリスクファクターであるならば、誰でもが認知症にかかる可能性がある、言わばコモンディジーズという時代に我が国は突入...全文を見る
○石井みどり君 取り組むということではありますが、しかし、伺っていますと、地域の医療介護確保基金ですか、そういうものをお使いになるということでありますので、どうも医政局としての姿勢がはっきり見えないという印象がございます。本当に省を挙げて認知症対策に取り組むのであれば、地域医療に...全文を見る
○石井みどり君 国は新プランを立てて様々な今おっしゃったようなことをおやりになるわけですが、地域がその一番の舞台になりますので、是非、今おっしゃったことがきちんと達成できますように、市町村あるいは都道府県に対する指導をお願いをしたいと存じます。  昨年もちょっと伺ったんですが、...全文を見る
○石井みどり君 是非、介護保険制度ができたときに、介護は家族だけのものではない、社会で支えるということで介護保険制度を導入されましたが、しかしながら、現在、やはり認知症介護の非常に困難さを考えますと、どうしてもこれは離職をせざるを得ないということがありますので、介護離職に追い込ま...全文を見る
○石井みどり君 今関係学会と協力してとおっしゃったのでありますが、今、様々な学会において認知症専門医の育成プログラムが検討をされていると聞いておりますが、しかし協力をしてとおっしゃったんですが、きちんと国として、学会が専門医を育成する、それに対してどういう支援をされているんでしょ...全文を見る
○石井みどり君 どうも質問の趣旨が御理解いただいていないようだと思います。学会も取り組まれる、それに対して国が具体的にどう支援をされるのか、それを伺っているのであります。今伺っていると、協力はするんだけれども、どうも学会任せみたいにしか聞こえないんですね。  臨床医療というのは...全文を見る
○石井みどり君 何ができるかというのは、これは財政支援もできるわけですね。まさに来年度の予算、これからですから、そういうおつもりがおありになるかどうか。これ非常に大事なことなんです。初期の鑑別診断が非常に重要だということは、先ほどの家族の会の方のアンケートの調査もお示しをしたとお...全文を見る
○石井みどり君 頭の体操は認知症予防にも大変いいかと思いますが、しかし、これを体操だけで終わらせないで、本当に具体的な国の政策としてされないと、まさに、前回も申し上げましたんですけど、認知症は非常に誤診も多いんですね、誤診も多い。  それから、今から申し上げますが、認知症サポー...全文を見る
○石井みどり君 今おっしゃったとおり、認知症を診断できる医師を増やすためには研修の充実が重要でありますが、また一方で、この認知症の方々の治療となると、非常に診療報酬上の評価も低いわけであります。先ほど申し上げた小阪憲司先生、早くから取り組んでおられますが、この先生は、自分は診療時...全文を見る
○石井みどり君 是非、きちんと認知症の方を診療すると収入が下がる、赤字になるのではなくて、そのことが評価されるという診療報酬上の取組をお願いをしたいと思います。  もう時間がなくなってきて、今日ちょっといろいろと答弁においでいただいているので少し焦っているんですが、これはどうし...全文を見る
○石井みどり君 この新プランを実施される際に当たっては、絵に描いた餅にならないように、本当に地域が動くように是非お願いをしたいと思います。  もうほとんど時間がありませんので、あと一つぐらいしか伺えないかと思いますが、新プランの中で、認知症の人が軽度の違法行為を繰り返すケースに...全文を見る
○石井みどり君 もう時間がないので質問はここまでにいたしますが、今の審議官の御答弁、私の質問を聞いていらっしゃらなかったとしか思えないような答弁でありました。  適切に処遇がされていれば、専門家が地域で、あるいは家族がこういう指摘をしないんです。本当に認知症の高齢者がまさに犯罪...全文を見る
05月14日第189回国会 参議院 厚生労働委員会 第11号
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○石井みどり君 おはようございます。自由民主党の石井みどりでございます。  ただいま大臣から趣旨説明がございました持続可能な医療保険制度を構築するための国民健康保険法等の一部を改正する法律案の、私はまず、被保険者の所得水準の高い国保組合の国庫補助の見直しについて御質問をしたいと...全文を見る
○石井みどり君 財政影響を考慮してということでありますが、先ほど伺った、きちんと、どういうふうに、この補助率、定率補助あるいは様々な支援が今現在あるわけでありますが、どの数字をどうすれば何組合が解散に至るとか、そういうきちんとしたシミュレーションというのをなされたんでありましょう...全文を見る
○石井みどり君 委員の先生方のお手元に資料を配付させていただいたんですが、これは別に私が作った資料ではなく、厚生労働省の方が社会保障審議会の医療保険部会に提出をされた資料でございます。  上段の方は、それぞれの所得が高いと言われているところから低いと言われている国保組合の平均値...全文を見る
○石井みどり君 隣の木村先生がもぞもぞとされていますが、今の御説明、詭弁としか言いようがないんですね。まさに厚生労働省がお作りになったこのグラフで、左側にほとんど歯科医師国保は入るんですね。決して所得水準が高い方に属するわけではありません、カテゴリーとして。  今るるおっしゃっ...全文を見る
○石井みどり君 今頃、図の作り方が下手だったと言っても、もう遅いんです。これ本当に、例えばこういう組合のことをよく御存じない、国保組合のことを御存じない方がぱっと見て、一目瞭然であります。  今、市町村国保とか建設国保とかは非常に低いという数字もおっしゃいました。上に平均値が出...全文を見る
○石井みどり君 先ほど、私、一昨年の十二月成立いたしました、二年前ですね、社会保障制度改革プログラム法の第四条を読み上げたんですが、その7のところ、政府は、持続可能な医療保険制度を構築するためとあるんですね、法律の中に、持続可能なと。ですから、今回の、今激変緩和というようなお言葉...全文を見る
○石井みどり君 今局長の方から激変緩和措置についてるる御説明がございましたが、今おっしゃったような支援策は、これ一時的なものなんでしょうか。やっぱり恒久的な措置がないと、期間を限定してしまいますとやはり安定した組合運営というのは非常に困難となりますので、この点をどのようにお考えで...全文を見る
○石井みどり君 対策を引き続きということでありますが、各国保組合を含めた各保険者の前期財政調整等の負担については、現在の負担調整や加入率下限割合の設定など、負担軽減措置が現在も行われているところでありますが、有効に機能していないという声を圧倒的に聞きます。  納付金の算定方式の...全文を見る
○石井みどり君 是非、激変緩和措置を含めて、中長期の国保組合の持続を考慮した検討をお願いをしたいと存じます。  だんだん時間がなくなってまいりましたので、次に、医療費適正化計画についてお伺いをしたいと思います。  今回の医療費適正化といいますのが、これが第一期の医療費適正化計...全文を見る
○石井みどり君 今大臣から医療費適正化についてのお考えが述べられたわけでありますが、であるならば、じゃ、第一期の計画の目標の数値とその実績、例えば特定健診や特定保健指導の実施率によって何がどう変わったのか、あるいは平均在院日数がどう変わったのか、それから今御説明あったジェネリック...全文を見る
○石井みどり君 ちょっと伺っていて、この委員会の先生方は専門家ですから相当御理解をいただけるんだと思うんですが、今の御答弁を専門家でない一般国民の方々が聞かれたら、あれ、おかしいなと思われると思うんですね。  なぜなら、医療費適正化計画、第一期がもう済んで、今二期目の途中であり...全文を見る
○石井みどり君 何だか歯切れが悪いですね。しかも、後ろから数字を出されないとお答えになれない、すっと答えられないような、結局データもお持ちじゃないんじゃないんですか、そういう効果も出していないんじゃないんですか。それでいて、さらに今回見直しをして、より高級なものですよね、いわゆる...全文を見る
○石井みどり君 もう時間がありませんので、この後は専門家の羽生田委員の方からまたあるかと思いますが。  しかし、伺っていて本当に情けない。私どもにはいつも厳しいデータを求められるのに、本家本元が非常に御自分たちの政策立案に対しては大変甘い認識で取り組んでおられるということがよく...全文を見る
07月30日第189回国会 参議院 厚生労働委員会 第22号
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○石井みどり君 自由民主党の石井みどりでございます。  労働者派遣法改正案の前に一問だけ、ちょっと別途の質問を行わせていただきます。  先般、報道等ありましたことなんですが、厚生労働省、来年四月を目途に訪問診療専門の診療所について検討が行われていると。中医協でも議論が始まり、...全文を見る
○石井みどり君 歯科の診療所も含むということであれば、現状でもかかりつけ歯科医としてずっと患者さんを診てきて、そしてその患者さんが高齢によってもう通院ができない、そういうところに対しては、訪問診療されている方、今一〇%というお話がありましたが、熱心にされている方いらっしゃいます。...全文を見る
○石井みどり君 先ほど来申し上げたように、西村委員の御質問に対しても、大臣も、そして局長も、検討していると答弁を繰り返されるんですね。何年検討されれば本当にいい結果が出てくるのか、是非御期待を申し上げたいと思います。  それでは、本来の労働者派遣法改正案について御質問をしたいと...全文を見る
○石井みどり君 派遣労働者の方々は、大きく二つに分かれるんだろうと思います。自ら望んで派遣で働く、本意派遣労働者と言ってもいいかと思いますが、それと、不本意ながら仕方なく派遣で働いているという不本意派遣労働者という、そういう二者の存在が考えられると思いますが、前者を積極型派遣労働...全文を見る
○石井みどり君 今御説明があったように、本法案によって、積極型の派遣労働者の方々に対しては無期雇用、そして消極型派遣労働者の方々に対しては直接雇用というような道が開けるということでありますが、今回のこの法の目的としては、やはり更なる雇用の安定化を目指しているんだというふうに理解を...全文を見る
○石井みどり君 消極型といいますか、そういう派遣労働者の方々にとって、直接雇用というのは、決して必ずしも正社員というわけではありませんが、まず第一歩というか、半歩といいますか、であって、まさに安定した正規雇用化というものを本人は望んでおられるわけでありますので、半歩前へというとこ...全文を見る
○石井みどり君 これまで期間制限がなかったいわゆる二十六業務の派遣労働者の方も、付随的な業務は一日当たり又は一週間当たりの就業時間数の一割以下しか行うことができないという制限がございました。このことは、派遣労働者の方々が派遣先で自らの能力を最大限発揮しながら働くことを抑制されてし...全文を見る
○石井みどり君 そして、一方で、無期雇用派遣については、生涯派遣で働けというのかと、まあ生涯派遣法案というフレーズで御批判もあったかと思いますが、しかし、先ほど少し御紹介した骨太の方針二〇一五に、働きたい人が働きたい環境を整えるというふうに示されているように、個々人の働き方はあく...全文を見る
○石井みどり君 先ほど生涯派遣法案という批判のフレーズがあるというふうに申し上げましたが、同じように本法案への批判として使われていますのが、三年首切り法案という批判もございます。これは相反する批判でありますが、まさに派遣元、派遣会社は、雇用の安定措置をとらなければなりません。これ...全文を見る
○石井みどり君 先ほど来御紹介しております日本再興戦略改訂二〇一五では、生産性を高めるための鍵は何といっても投資である、将来の発展に向けた設備、技術、人材への投資であるというふうにされております。さらに、人口減少社会を迎える我が国においては、労働生産性の向上により稼ぐ力を高めてい...全文を見る
○石井みどり君 二〇一二年十二月に実施されました厚生労働省職業安定局需給調整事業課の労働者派遣の実態に関するアンケート調査では、派遣先が派遣労働者に教育訓練等を行う理由、これ派遣先の調査でありますが、多い順に、独自の仕事の進め方等を習得してもらう必要があるため、これが二七・六%。...全文を見る
○石井みどり君 今、派遣元でのキャリアアップも重要であるというふうに思っております、そういう御説明はありましたが、先ほど来申し上げていますように、派遣労働者の方が就労する、就業する中でキャリアアップがなされ、そして、そのことによって更に就業の場が増えるということが好循環ということ...全文を見る
○石井みどり君 もう時間が来ましたので、少し質問を割愛させていただきますが、ヨーロッパでは人材派遣は、人々を就労に導くことで労働市場の分断化を緩和しているという、そういう評価もございます。  今、引きこもりだとか、あるいはアルバイトを繰り返すとか、いろいろなことできちんとした就...全文を見る
08月19日第189回国会 参議院 厚生労働委員会 第26号
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○石井みどり君 自由民主党の石井みどりでございます。  本日は、四人の参考人の方々、すばらしい御意見をお聞かせいただき、誠にありがとうございました。頂戴している時間は十分でございますので、私は、イケア・ジャパン株式会社の泉川玲香参考人に主に御質問をさせていただこうと思っておりま...全文を見る
○石井みどり君 ありがとうございます。イコーリティーということかも分かりませんが。  そして、先ほどのプレゼンにもございましたように、イケアでは、二〇一四年から全従業員の正社員化を行われ、そしてさらに、同一労働同一賃金を実施されているというふうなお話でございました。  一方で...全文を見る
○石井みどり君 ありがとうございます。明快なお答えかと思いますが。  先ほどちょっと申し上げたイケア・ビジョン、これに関しては、毎回会議であるとかプレゼンテーションのときにスタッフ全員と確認をしているということでありますが、かなり人事異動がございますね、二年から五年で。少なくと...全文を見る
○石井みどり君 ありがとうございます。  もう時間もなくなりましたので、最後に、イケアは、二〇一四年三月に経産省主催のダイバーシティ経営企業百選で表彰され、また、ちょっと古いですが、二〇一〇年の日本経済新聞社主催のにっけい子育て支援大賞も受賞されています。本当に理想の会社に思え...全文を見る
○石井みどり君 ありがとうございました。