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開催日 会議名 発言
02月17日第147回国会 衆議院 予算委員会 第8号
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○石毛委員 民主党の石毛えい子でございます。  本日は、介護保険を中心に、引き続き厚生大臣には御苦労をおかけしますが、よろしくお願いいたします。大蔵大臣にも、少しですが質問をさせていただきますので、どうぞよろしくお願いいたします。  けさ、新聞を見ておりまして非常に驚いたんで...全文を見る
○石毛委員 高知市の実践例につきましてお答えいただきましたので、私もちょっと触れさせていただこうと思いますが、保険料を減額するというのも、収納率低下に、徴収体制強化という解釈をしていいというふうな、そういうやりとりがあったやに新聞では書かれております。ですから、そういう意味でいえ...全文を見る
○石毛委員 もし剰余が出たらばそれは基金に積み立てていって次の展開に回していくという、そこのところは理解をいたしました。ただ、私はもうちょっとこだわっているわけですけれども。  それで、療養型病床群の問題に戻りますが、新聞報道などを拝見しておりますと、医療関係者の方の御発言で、...全文を見る
○石毛委員 若干の誤差という表現の中に何を含意しているのかというのは、大変重要かと思いますけれども。  サービスのいろいろな種類に、価値からいって、高いとか低いとかというふうに判断すべきことでもないと思いますが、介護保険全体のシステムを考えていく上でこの療養型病床群の問題が非常...全文を見る
○石毛委員 今の介護施設についてですけれども、地域のニーズと兼ね合わせて、介護療養施設、それから老人保健施設、それから介護福祉施設でしょうか、その三種をこれからどのようにしていくのかというのは、三種を、それぞれの機能を持たせるように整理をしていくのか、あるいは一元化の方向で整理を...全文を見る
○石毛委員 済みません。もう少しそこをお聞かせいただきたいわけですけれども。  そうしますと、利用者の声を聞きながらその三種の施設の機能の相違、むしろ機能の相違に注目して整理をしていく、あるいは利用者の声によってはもしかしたら一元化ということもないわけではないかもしれませんけれ...全文を見る
○石毛委員 それでは次の質問に移りますけれども、これも五島委員が質問されたこととちょっと重なって恐縮ですが、これから審議に入っていく問題だと思いますけれども、医療保険の保険料率の設定についての問題でございます。  介護保険導入に伴う保険料率の変更ということで、現行の法定上限、政...全文を見る
○石毛委員 引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。  午前中最後の時間のときに、健康保険料の法定上限の中に含まれていた、二号被保険者に関してでございますが、介護保険料が別枠になるということについてのいきさつ、理由を厚生大臣にお尋ねいたしました。これから先介護サービス給付の拡...全文を見る
○石毛委員 国保につきましては、介護保険料につきましては上限七万円枠の範囲でというような決まり方もございますけれども、医療費については五十三万円でしたでしょうか、上限とするというような内容に、このたび通知でしょうか、そういうものが出されたと思っていますけれども、それはおきまして、...全文を見る
○石毛委員 そうしますと、今回の介護保険の第二号被保険者の保険料を設定していくときに典型的にあらわれてきたといいますか、当然そういう事象が起こってくるわけですけれども、介護保険法を制定しましてから、その後、具体的なプログラムにつきましては全部厚生省の方で、事務方で検討されて、医療...全文を見る
○石毛委員 私もそこは理解をいたします。実施主体である区市町村が介護保険の事業計画を立てて、その事業計画の中でサービスの種類や量等々を決めて、それが全体で幾らになるか、その総枠を、一七%分を、調整はありますけれども、六十五歳以上の方の人数で割り返して、基本的に一人当たりの保険料を...全文を見る
○石毛委員 それは私は、どういう形で、この通常国会であわせて介護保険料の方の上限規定をどうするかということを介護保険法改正として上程すべきかどうかというのは、これは論のあるところだと思いますけれども、大臣は、ドイツで一・七%と決めたがゆえにその枠が、むしろある意味では今枠の中での...全文を見る
○石毛委員 私は、ドイツか日本か、どちらが熱心かというのは別にお聞きしたわけではないのでして、要するに、一・七%という介護保険料率は法定化されていて、サービスを変えるというときにはその審議もあるのではないでしょうかというような質問を申し上げたわけです。  それはおきまして、日本...全文を見る
○石毛委員 これ以上繰り返しましても、多分御回答は同じ御回答をいただくことだと思いますので、私は、二号被保険者の介護保険料についてもやはり何らかの法的な決定の仕組みというものを考えるべきだと思いますということを申し上げたいと思います。  次の質問に移らせていただきます。  昨...全文を見る
○石毛委員 確かに、ドイツの場合には、介護を必要とするに至った理由の種類を問わないというふうにはなっていたと思いますけれども、しかしながら、実際の場面では、痴呆の方ですとか知的障害をお持ちの方はなかなか介護にアクセスできない、そういう問題があるというのは私も承知をしております。 ...全文を見る
○石毛委員 第一次判定を踏まえて第二次判定を、認定審査会できちっと議論を尽くして最終決定していくという、そのシステムをきちっと運営していることが大事だというお答えをいただいたと思いますけれども、ただ、しかしながら、これからもそれでずっといかれるんでしょうか。  例えば、私は、現...全文を見る
○石毛委員 それでは、次の質問なのですが、介護保険と介護保険に基づくサービスを提供する事業主体、とりわけNPO法人についてお伺いしたいと思います。  まず最初に大蔵大臣にお尋ねする中身ですけれども、介護保険事業を行うNPO法人ですけれども、このNPO法人は、法人税上の取り扱いと...全文を見る
○石毛委員 今大蔵大臣の御答弁をお伺いしまして、私は大変驚きましたんですが、いただきましたこの三十三業種の中に介護サービス事業というのは入っておりませんので、当然非課税かというふうに私は理解をしておりましたということですけれども、四月からの施行に向かってこれから決めなければならな...全文を見る
○石毛委員 できるだけ早くと言われましたけれども、見通しとすれば、大臣とすれば、いつごろまでにはこういうことは決めていくものなのだというのが、長年の御経験の中でおありになると思いますので、そのあたりをもう少しお示しいただければと思いますが。
○石毛委員 実は、介護保険法の審議がなされておりますときに、介護保険の非常に大きなメリットといいますか特徴としまして、今までのように、福祉法に基づくサービスの提供といいますのは行政的には措置の行政としてされておりますし、事業の実施主体といいますのは公的な、具体的に言えば自治体です...全文を見る
○石毛委員 ぜひ、NPO法人で地域で活動されている諸団体、それぞれの方々が元気が出るような方向で御検討をいただきたいと思います。  今の質問を繰り返させていただくことはいたしませんけれども、厚生大臣に、今の中身について、所管されているお立場でどういうふうにお考えなのか、お尋ねし...全文を見る
○石毛委員 関連して、介護保険と事業主体としての法人につきまして、厚生大臣にもう少しお尋ねさせていただきたいのです。  去年の特別対策で、社会福祉法人が実施する介護サービスの提供につきましては、低所得の利用者の方々について利用料を減免するという仕組みができました。これは、利用者...全文を見る
○石毛委員 今の御答弁、何か言葉をつかまえるようで恐縮ですけれども、それではNPO法人は公益性はないのでしょうか。公益法人ではないかもしれませんけれども、公益法人でなければ公益性はないというふうに法律上は解釈するということになるのでしょうか。
○石毛委員 社会福祉法人の法人性とNPO法人の法人性はどう違うかということは御説明はいただけますでしょうか。私は、そこのあたりはよく理解できないですが。今大臣はそういうふうにお答えいただいたと思いますけれども、もう少し御説明いただければと存じますが、いかがでしょうか。
○石毛委員 大臣に向かって少し細かい議論をさせていただくのは恐縮な思いもございますけれども、NPO法人の実情を把握しなければならないというふうにおっしゃっていただきましたのは、ある意味では、私は、大変有効な御答弁をいただいたという思いもいたしますけれども、私の理解では、社会福祉法...全文を見る
○石毛委員 時間がありませんので、それでは、介護保険における規制と、それから社会福祉事業法に基づく規制、何がどう違うのかという整理が恐らく必要なのかなというふうに思いましたということを私は申し上げさせていただきまして、この議論はこれからもぜひ積極的に受けとめて、それぞれの活動をさ...全文を見る
○石毛委員 わかりました。別枠だということは、私は、介護サービスの給付の仕方を考えていく上で、システムを考える意味があることだろうというふうに思っていますので、ちょっとそこを確認させていただきました。  実は、厚生省の担当の方にはデータがきっと紹介されていると思いますけれども、...全文を見る
○石毛委員 これは恐らく告示の中身をどう検討するかという範囲のことだと私は理解しておりますので、ぜひとも、地域のニーズに合って利用者の方が元気が出るような、非常に日常的な会話で恐縮ですけれども、四月から保険料を納めていただいて、今ショートを利用されている方がその回数が仮に減るよう...全文を見る
02月22日第147回国会 衆議院 予算委員会 第11号
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○石毛委員 民主党の石毛えい子でございます。  先回に続きまして、介護保険を中心に何点かお尋ねしたいと思います。  厚生大臣もおっしゃられておりますように、介護保険、四月一日から世紀の大事業として実施に入るわけでございます。そういう中で、今もまだ新聞報道等をにぎわしていること...全文を見る
○石毛委員 私は、今大臣の御答弁でちょっと理解ができなかった部分は、制度の乱用を防ぐとおっしゃいましたけれども、制度の乱用というのは一体どういう中身を指しておられるのでしょうか。その点をもう一度お教えください。
○石毛委員 私は、そこのあたりが非常に介護保険に対してもう一つ釈然としない部分が残されているという思いがするんですね。  と申しますのは、健康な御家族がいらしてというふうに今大臣おっしゃられたんですけれども、介護保険はとにかく家族も一緒にいらっしゃる方にも適用になりますし、そう...全文を見る
○石毛委員 ここから先は、かなり感性の問題になってくる部分もあると思いますし、それから、介護の実体験をどれだけ積んでおられるか、あるいは、介護まではいかなくても、炊事ですとかケアの実体験をどれだけ積んでおられるかによって違ってくると思いますけれども、実際問題、食事をつくってさしあ...全文を見る
○石毛委員 お答えは、そこはそこでわかりましたけれども、そうしますと、そのデイケアセンターに行っていらした方は、生きがい型のデイサービスに行くということになりますと、場所を変えるということになるんですか。細かい質問でちょっと恐縮なんですけれども、場所を変えるということになるんでし...全文を見る
○石毛委員 私がこの問題に少しこだわりましたのは、今介護保険の問題というのは、絶えず医療系からのサービスとそれから福祉系からのサービスのその関係性というのが非常に、現場、地域に行きますと、混線していると申しましょうか、地域によってどちらかの施設が多いところもありますし、それから福...全文を見る
○石毛委員 補助の目的が逸脱というふうに、大体、逸脱という事態はたくさんあるというふうに厚生省の担当は認識されておられますから、メニューをきちっと立てて、補助金、つまり税金が公正に使われなければならない、そういうお考えであるからこそ、逸脱というような表現が大臣の言葉として出された...全文を見る
○石毛委員 厚生大臣と自治大臣からお伺いいたしますと、市町村、自治体の立場からいたしますと、厚生省の方の介護予防・生活支援事業のメニューとそれから自治省の方の、これはきのういただいたのですが、介護保険制度導入関連事業、これは交付税で出していくという仕組みですから自治体の使い方は随...全文を見る
○石毛委員 大臣からは、主管大臣が判断されるのがいいというふうにお伺いいたしましたけれども、私は、ずっと地域でいろいろな活動に市民活動として参加をしてきた、そういう経験も踏まえて申し上げますと、この事業のメニューにのるまでの間には、かなりの長期間にわたって市民の方たちの、それこそ...全文を見る
○石毛委員 もう時間がもったいないですから、余りこれ以上繰り返すつもりはございませんけれども、私は、生きがいデイサービスは介護予防になって観劇は介護予防にはならないということにはならないんだと思います。ですから、そのあたりは、何を目的にしてどういうふうに自分をインスパイアして自分...全文を見る
○石毛委員 私が大臣にお答えを申し上げられるぐらいだったら、私は最初からそういう主張をさせていただいて、質問はしなかったと思います。  では、大臣に続けます。  保険料については個人単位で決めたから、逆転現象が生じるのも、事実としては認識をしておられますけれども、やむなしとい...全文を見る
○石毛委員 よかれと思っておやりになったのでしたらば、世帯収入の少ない世帯の方が利用料負担は住民税課税世帯になっていれば多くなって、世帯収入の多い住民税非課税世帯の方が負担は低くなるというこの逆転現象は、決してお年寄りにとってよかれというふうには言えないわけですよね。  私は、...全文を見る
○石毛委員 よりよい介護を育てる会に諮問をしていただくのは、それはそれで結構なことでございますけれども、私は、この問題は非常に重要な問題だと思っております。  実は、この問題は、自治大臣にもお尋ねしたいし大蔵大臣にもお尋ねしたいというふうにきのう打ち合わせのときに申し上げました...全文を見る
○石毛委員 たまたま、きのう質問の打ち合わせをさせていただく経緯をちょっと御紹介をして、自治大臣、大蔵大臣についても申し上げさせていただきましたので、質問通告しておりませんで恐縮でございますが、自治大臣、大蔵大臣、御所見をお伺いできればと存じますので、よろしくお願いいたします。
○石毛委員 大蔵大臣の御責任という意味では、細部に踏み込むような御答弁をいただくというのは、あるいは課題が残されることになるからというような御趣旨もあるのかと思いますけれども、私は、ぜひとも、やはりこれからの社会保障制度のあり方として非常に重要な柱の一つだと思いますので、所管が厚...全文を見る
○石毛委員 一言申し上げたいのですが、大臣は、介護保険は当然のことながら、苦情処理は市町村で受けとめられるでしょうけれども、それを超える部分等々というふうにおっしゃられましたけれども、介護保険で市町村が苦情処理を受け付けなければならないという義務規定はございませんので、当然のこと...全文を見る
○石毛委員 それは、私が大臣に、当然のことながらということについて申し上げたことに今御答弁いただいたのだと思います。  国保連がまず最初に介護保険の苦情処理を受けて、そこで事柄が完結すればよろしいかと思いますけれども、都道府県の運営適正化委員会等々の違うような窓口といいましょう...全文を見る
○石毛委員 大臣、きちっと受けとめていただいていないのだと思います。介護保険に関連して苦情処理の窓口を設けつつあるのが市町村であり、市町村が設けていない場合には国保連に直接申し出てもいいしというふうに介護保険で一本あるのと、それから、介護保険ではない障害者サービス等々で地域権利擁...全文を見る
02月28日第147回国会 衆議院 予算委員会第八分科会 第2号
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○石毛分科員 民主党の石毛えい子でございます。  本日は、私は日ごろは厚生委員会に所属をしておりまして、厚生行政を中心に活動を続けさせていただいておりますが、関連しまして、建設行政にかかわって、主要三点ほどの質問をさせていただきたいと思います。  まず第一点は、いわゆるハート...全文を見る
○石毛分科員 大臣にぜひともお聞きいただきたいと存じますが、私ども民主党、この通常国会に、移動制約者の方々の移動の自由を確保する法案を提出させていただく予定でございます。その法案をつくる過程で、民主党としてパブリックコメントを求めさせていただきました。そのパブリックコメントにこう...全文を見る
○石毛分科員 ありがとうございます。  個人的な心情というふうにおっしゃられましたけれども、ぜひともそれを公の政策として展開していただきますよう、私からはそういうふうに申し上げさせていただきたいと思います。  それでは、関連した質問でございますけれども、大臣も今お述べになられ...全文を見る
○石毛分科員 住宅局長、大変恐縮でございますが、この一割ぐらいといいますのは、政策立案の側にお立ちになられましたときに、どのような評価をなさいますでしょうか。ちょっとこれは質問外で恐縮でございますけれども、私は、病院または診療所ですとか、百貨店、マーケット、ホテル、旅館、それから...全文を見る
○石毛分科員 実は、大臣は先ほど私の卒業した学校についてお触れいただきましたけれども、私が長年住まわせていただいている東京の町田市というところも、日本で一番最初にハンディキャブを走らせた町ですし、それから、ハートビル法に先立ちまして、公共的な建築物をバリアフリーでということで、銀...全文を見る
○石毛分科員 大臣が国際化とおっしゃってくださいましたので、私もまた記憶がよみがえってまいりましたけれども、私の車いすの友人で、クリントン大統領のリハビリテーションの特別任命官をされておられるジュディ・ヒューマンという方がおられます。一年に一度ぐらい日本に来られて、私の事務所にも...全文を見る
○石毛分科員 時間もなくなりましたので、質問させていただきたい点、まだございますけれども、住宅局長、大変恐縮でございますけれども、次の質問に移らせていただきたいと思います。これから具体的な論議をさせていただきたいと思いますので、ぜひよろしくお受けとめください。  最後の質問にな...全文を見る
○石毛分科員 この低入札価格調査制度の中で、例えば賃金ですとか労働時間ないしは労働安全衛生などの側面については指摘をされているのでしょうか。いかがでしょうか。そこのあたりをお教えいただきたいと思います。
○石毛分科員 入札価格についてはこの調査制度を設けられておりますけれども、それでは評価はどのようにされているのでしょうか。それで質問を終わらせていただきます。
○石毛分科員 時間が参りましたので、終わります。ありがとうございました。
03月09日第147回国会 衆議院 憲法調査会 第4号
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○石毛委員 民主党の石毛えい子でございます。  本日は、大変お忙しいところをおいでいただきまして、ありがとうございました。  きょう、古関先生から、日本国憲法制定の経緯をめぐって、押しつけをどう見るかということを中心にお話を伺わせていただきました。  御著書を読ませていただ...全文を見る
○石毛委員 日本国憲法制定の経緯を見る、先生が最後にお使いになっていらっしゃる表現でもありますけれども、視座というときに、当然、国家としてのアメリカないしは極東委員会を構成するそれぞれの国々と、占領下で国家としての主権があったかどうかということはおいておきまして、日本としての関係...全文を見る
○石毛委員 残された時間がほんの数分しかございませんので、ぜひこの質問の機会に、女性の人権という点について触れさせていただきたいと思います。  私は、日本国憲法に男女平等を書いた女性の自伝「一九四五年のクリスマス」という文章の中で、いろいろと考えさせられ、思いを深くする本だと思...全文を見る
○石毛委員 現代から見ますと、まだ人権の問題では、例えば障害を持つ方の人権の問題ですとか、昨今大変大きな問題になっております子供の人権等々、議論しなければならない課題というのはたくさんあると思います。そういう意味では、それぞれ関係する法律の中で人権がどういうふうに位置づけられてい...全文を見る
03月10日第147回国会 衆議院 本会議 第10号
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○石毛えい子君 民主党の石毛えい子でございます。  私は、ただいま議題となりました政府案、高齢者、身体障害者等の公共交通機関を利用した移動の円滑化の促進に関する法律案に対して、民主党を代表して質問をいたします。  本題に入ります前に、三月八日、日比谷線中目黒駅構内で多くの死傷...全文を見る
03月14日第147回国会 衆議院 厚生委員会 第3号
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○石毛委員 民主党の石毛えい子でございます。  大臣、引き続いて御苦労さまでございますが、よろしくお願いいたします。  私はきょう、保育所の設置認可にかかわる規制緩和の問題、それから障害者プランのこと、そして、時間がありましたら、有料老人ホームの介護保険の指定に伴う介護費用の...全文を見る
○石毛委員 ただいまの大臣の御答弁では、規制緩和の目的と申しましょうか理由ということで、待機児童の解消中心のお考えというふうにおっしゃられたと思いますけれども、厚生省からいただきました資料ですと、平成七年、九五年四月一日の保育所の待機児童が二万八千四百八十一人。その後ふえてまいり...全文を見る
○石毛委員 私も新エンゼルプランの人数、箇所数などを拝見しました。それと、先ほどちょっと触れました入所待機児童数の推移等々を眺めてみますと、この新エンゼルプランで果たして足りるのかなという思いがいたします。  これからの保育ニーズのあらわれ方をどういうふうに把握するかということ...全文を見る
○石毛委員 いろいろと御指摘いただきましたけれども、また昨日いただきましたデータを拝見していますと、待機児の年齢別で絶対的に多い人数のところが、低年齢児と申しましても一、二歳児のところですね。  今、育児休業も大分普及してまいりましたから、ゼロ歳児の入所ニーズよりは一、二歳児の...全文を見る
○石毛委員 これから始まっていくわけですから、ぜひこの推移を私も注視したいと思いますけれども、設置主体を開放していくということは、もちろん営利法人にも非営利法人にも門戸を開いていくということだと思いますので、それぞれ提供主体がきちっと保育の質を保てるような参入の仕方をするというこ...全文を見る
○石毛委員 今大臣は在宅サービスの充実ということにもお触れになりましたけれども、障害者プランの進捗状況は、目標年度二〇〇二年度、私がいただきましたのは平成十年度、九八年度ということになりますけれども、それで達成率を計算してみますと、身体障害者療護施設八六・〇%、知的障害者更生施設...全文を見る
○石毛委員 大臣、私はそういうふうに指摘させていただいたのです。  それで、大臣に私がお尋ねいたしましたのは、どうしてこの在宅に関するサービスの推進が進まないというふうに大臣は御認識になられますかというふうにお尋ねしたわけでございますが、いかがでしょう。
○石毛委員 市町村障害者生活支援事業といいますのは、それこそ障害者の方々が在宅で、といってもそれは在宅に閉じ込められるわけではないわけですから、地域で生活をしていくためにどんなサービスを利用できるかというようなことを紹介する、あるいは障害者の方たちが地域で暮らし続けていくためにお...全文を見る
○石毛委員 後者の部分で、大臣は知的障害者の方についての相談支援事業等は法定化していくというふうにおっしゃられましたけれども、そういうサービスを含めて、地域で暮らしていくには例えばホームヘルパーさんをもっとふやしていく、ふえていかなければならない。知的障害、精神障害の方にもこれか...全文を見る
03月29日第147回国会 衆議院 運輸委員会 第6号
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○石毛委員 民主党の石毛えい子でございます。  運輸委員会は、全員、君の呼び方なのかもしれませんが、委員長、私には、さんづけで呼んでいただきたいとお願い申し上げますが、いかがでございましょうか。よろしいですか。
○石毛委員 よろしくお願いいたします。  本日は、傍聴席に車いすを御利用の方がたくさんお見えになっておられます。一九八一年、国際障害者年でございました。差別のない社会を、ノーマライゼーションの実現を、こうした考え方、そしてその社会づくりが二十年余進んでいる中で、まさに今国会に、...全文を見る
○石毛委員 大臣にお尋ねいたします。  あの際にお亡くなりになられました方、あるいは大きなおけがをされていらっしゃる方もおられるわけですけれども、どういう対応をその後なさっていらっしゃいますでしょうか。
○石毛委員 ぜひとも事故の再発を防げるように、原因究明をきちっと行っていただくこと、対策を講じていただくこと、そして、お亡くなりになられた方の御遺族の方々あるいは被害を受けていらっしゃる方から信頼を得られるような対応を続けていただけますように要請させていただきます。  それでは...全文を見る
○石毛委員 確かに、いろいろと物理的な理由等々で、高さを小さくすると申しましても、なかなかコンパクトに小さくなるというのは難しいところもあるかとも思いますけれども、駅ごとに非常にホームの高さが違っているというようなことも理由の一つにはあるかと私は思います。  今おっしゃられまし...全文を見る
○石毛委員 きょう、ずっと各委員の皆様の御質問を承っておりまして、大臣のお言葉の中にマイケル・ウィンターさんのお名前が何度も出てまいりまして、私も非常に親しみを込めて思い出すのですが、実は、マイケル・ウィンターさんと私は、私の住んでいる町のバリアチェックをつい先ごろお見えになった...全文を見る
○石毛委員 その通達の中では、車道と歩道の段差はどれぐらいあっていいというふうに、あるいはどうでなければならないというふうに規定されているのでしょうか。
○石毛委員 それでは、次の質問でございますけれども、視覚障害者の方についての手だてというふうに言われましたけれども、この面では、警告ブロックなどを適切に活用するというふうに考えますと、思い切って歩道と車道の段差をなくして、そして、その境界は例えばガードレール様のものを設置していく...全文を見る
○石毛委員 次の質問でございますけれども、ちょうど今の時期になりますと、町を歩いておりますと、ガス管の工事ですとか水道管の工事ですとか、いろいろな工事がされていて、あちらを歩いてもこちらを歩いてもバリアの状態があるのですけれども、そうした状況で、道路を通行しやすくというようなこと...全文を見る
○石毛委員 障害をお持ちの方についても、手だてがなされているはずだと考えているというふうに今御答弁いただいたと思います。例えば、そういうときに誘導ブロックの敷設を配慮するようにですとか、私は、白杖をお使いになる方は、非常にああいうところを通るのは難しいのじゃないかと思いますけれど...全文を見る
○石毛委員 余り時間はとりたくないのですが、今歩行者と言われましたけれども、移動に制約を持つ歩行者の方に触れている通達もあるというふうな御答弁と理解してよろしいんでしょうか。
○石毛委員 時間もございませんので、これについてのこれ以上の質問は続けることができませんので、後ほどそれをいただければと思います。よろしくお願いいたします。  次の質問でございますけれども、視覚障害者にとりまして切実に求められております駅舎のホームのホームさく、ホームドアの整備...全文を見る
○石毛委員 ぜひ、このホームさく、ホームドアの整備についても、いろいろと技術的な困難というのはやはりあるとは私も思いますけれども、それはどういう方向性で解決していくのかというようなことも含めれば基準として設定するということはでき得ることだというふうに私は考えますので、基準にどのよ...全文を見る
○石毛委員 私はちょっと聞き損ねたかと思いますけれども、ホームさくの実施率は七一・六……。
○石毛委員 七五・一%。その大臣の御答弁を伺いましてはっと思い出したのです。非常に設置率が高いので、あともう少し足せばいいじゃないかというふうに一般的には思われるかもしれませんけれども、大臣の御答弁ではっと思い出したのは、ホームさくの設置の場所と、ホームさくの形態といいますか態様...全文を見る
○石毛委員 ぜひとも検討のプロセスを公開していただきまして、その若干の意見の違いがあるのでしたらそれもオープンに調整できるような、そういう進め方をしていただけますと大変よろしいかというふうに思います。
○石毛委員 それでは、次の質問に移らせていただきます。  スペシャル・トランスポート・サービスについてでございますけれども、これは委員の皆さんの御質問の中にもございましたように、大量の移動機関を利用しにくい方、あるいは大量の移動、私、人に輸送という言葉を余り使いたくないなと思い...全文を見る
○石毛委員 この点につきましても、ぜひ情報公開をプロセスの過程でもしていただきまして、当事者の皆さん、関係する方々が十分にこの方策を求めていくときに参画できるようにということを望みたいと思いますが、いかがでございますか。
○石毛委員 ぜひよろしくお願いいたします。  このスペシャル・トランスポート・サービスについては、民主党提出の法案には、第二十五条に、「移動が著しく困難な移動制約者の移動の手段の確保」ということで条文規定がございます。どのように方向性を実現していくのかということで御説明いただけ...全文を見る
○石毛委員 このスペシャル・トランスポート・サービス、何を指して言うかということはいろいろあるようでございますし、まだ共通的な整理というのはついていない部分もあるのかなという思いもいたします。多摩なんかで走っておりますコミュニティーバスのようなことを含めるという方もおられるでしょ...全文を見る
○石毛委員 同じ質問を、民主党提出法案の中ではどのように位置づけておられるか。そして、具体化していく過程で、どういう点にきちっと重きを置きながらこの法案の実施を進めていくかというような点について、御説明をいただきたいと思います。
○石毛委員 ありがとうございました。  先ほども少し申し述べさせていただきましたが、私はこの間ずっと自分の近辺あるいは友人がいるところ等々で、バリアチェックをさせていただいております。それぞれの鉄道会社の皆さん、駅の皆様も大変好意的に受けとめてくださって、ちょっと表現がいかがか...全文を見る
04月04日第147回国会 衆議院 商工委員会 第7号
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○石毛委員 民主党衆議院議員の石毛えい子でございます。  委員長、恐縮でございますが、君ではなくてさんで呼称をしていただきたいと存じますが、よろしゅうございますか。
○石毛委員 よろしくお願いいたします。  民主党の石毛えい子でございます。消費者契約法につきまして、主として政府案に関連して質問をさせていただきたいと思います。  大臣、恐縮でございますが、通告させていただきました質問に入る前に、大臣に、何といいますか、御覚悟のほどをといいま...全文を見る
○石毛委員 私は法律を専門としているわけではございませんので、大臣が今御発言された表現の中にどのようなことが含意されているのかということを深く推察する力量がございませんけれども、ただ、この法律によって、事業者の方に、もし対等性の確保という視点で法の筋を通したときにさまざまな課題が...全文を見る
○石毛委員 私は、事業というものの一番ポイントのところは、物やサービスや権利を販売していくという過程が反復行為としてなされるというところがポイントかというふうに思いますけれども、具体的に少しお尋ねいたします。  例えば、内職商法などに関連してパソコンを買う。本人はそこのあたりが...全文を見る
○石毛委員 そうしましたら、反復行為として事業者としての展開をその後続けていかなくて、一回限りで終わって、その一回限りの取引行為の中に消費者契約法に該当するような、例えば重要事項の提示がなかったというような場合でしたら、これは当然、消費者として、消費者契約法に基づいて契約の取り消...全文を見る
○石毛委員 それでは、次の質問に進ませていただきます。  ちょっと法文の内容から離れまして、この消費者契約法の実効性を担保するという意味で、裁判外の紛争処理機関、機能を充実していくということが大変重要だというふうに考えるわけです。この点は恐らくどなたも異論がないと思います。 ...全文を見る
○石毛委員 同じことを都道府県の消費者行政についてもお伺いしたいと思いますけれども、この間、実際に都道府県の消費者行政に携わっている方、あるいは新聞報道等に接しておりますと、都道府県の消費者行政といたしまして、消費生活センターのいわば廃止ですとか縮小というようなことが大変起こって...全文を見る
○石毛委員 大臣にお尋ねしたいのですけれども、一番最初に大臣の御発言の中で、吉田委員に対する御答弁で伺ったと思いますが、この消費者契約法は、民事ルールとして当然訴訟等々に機能するということのほかに、裁判外についても非常に有効に作用するものと認識しているというふうに御答弁なられたと...全文を見る
○石毛委員 大臣、今御答弁いただきましたけれども、私は、都道府県の消費生活センターに対して、消費者契約法を定着させていく上で、どのように評価をなさいますでしょうかという質問をさせていただきました。そして、先ほど政務次官の御答弁では、基本的には地方自治体の考え方であるけれども、地方...全文を見る
○石毛委員 相談を受けるということは、当然、紛争を処理していく前提の事実になるわけですから、相談を受けるということとバックアップ体制は一致していた方が望ましいのは当然のことだと思います。都道府県に紛争処理件数がたくさん上がってきて、どういうたぐいの紛争がどういう内容でどれぐらいふ...全文を見る
○石毛委員 政務次官の今の御答弁ですけれども、住民に最も身近な市町村で苦情処理というふうに言われましたでしょうか、を行うことが適切というのは、根拠は何に基づいてそういうことになっておるのですか。それだけ確認させていただきまして、きょうの質問は終わります。
04月12日第147回国会 衆議院 商工委員会 第9号
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○石毛委員 民主党の石毛えい子でございます。  前回、消費者契約法に関連しまして質問をさせていただきました。きょうはその続きということになりますが、まず第一に、消費者契約法の実効性、これを確保する施策として、もう少し消費生活センターをめぐるテーマでお伺いをしたいと思います。 ...全文を見る
○石毛委員 ちょっと私が質問させていただいた中身に全部お答えいただいていないように思いましたけれども、消費者行政におきまして、都道府県と市町村、何が一番違うかといいますと、前回から出ておりますように、居住地に身近であるかどうかというようなところももちろんございますけれども、消費者...全文を見る
○石毛委員 ぜひともよろしくお願いいたします。  続いて、同じ趣旨の質問を継続させていただくことになりますけれども、前回、国民生活局長の御答弁にも、消費者契約法が稼働し始めましたら、その中身に即して消費者紛争の分類などもして対応してまいりたい、そういう御趣旨の御答弁があったかと...全文を見る
○石毛委員 公表はされているのだと思います。国民生活センターは、こんなに厚い、一センチぐらいの厚さの報告書を、大変立派なものを出されておりますし、公表はそれなりにされているのだと思いますけれども、実は、まさに法律をつくった国会において、そのフォローアップ体制がされていないという課...全文を見る
○石毛委員 さまざまに、高齢者白書ですとか、いろいろな白表紙のホワイトペーパーといいましょうか、議員に配付されておりますし、それをもとにして審議もできるわけですから、ぜひとも国会の場に持ち込んでいただけますようにということを要望させていただいて、次の質問に移ります。  消費者問...全文を見る
○石毛委員 議員立法ということですから、またそのディメンションでといいますか、考えていく必要があろうかと思いますけれども、例えば人権に関するというところに入れようと思えば入れられますし、社会教育というようなところでも入れようと思えば入れられると思いますが、消費者教育あるいは消費者...全文を見る
○石毛委員 民法の場合は二重の意思ということですから、おっしゃるとおりすごく難しいでしょうし、だからこそまた消費者契約法で、民法ほど厳しい立証責任がなくてもということでつくられたんだと思いますけれども、長官にお尋ねしたいと思います。  失礼な表現になると思って、あらかじめお許し...全文を見る
○石毛委員 いや、事故車であるということをディーラーは自動車を扱っているから当然知っているはずというふうに言えば、知っていましたと言われるでしょうか。  それから、私は自動車の流通というのはよくわかりませんけれども、ディーラーとディーラーとの間で事故車であるかどうかに触れずに車...全文を見る
○石毛委員 だんだん長官と私のやりとりが水かけ論になってきているような思いもしないでもないですけれども、知っていたはずだというふうに消費者が頑張って主張して、そして事業者の方が知らなかったと言われれば、それでおしまいですよね。やはり、故意であったかどうかということの立証には至らな...全文を見る
○石毛委員 そこで、実効性担保というような観点からも要請したいのですけれども、やはり故意であったかどうかということを消費者側が立証するというのは難しい話なんだと思うのですね。  例えば、健康食品、こういうことがいいよと言われて買ってみたら、自分の持病から見ると何かちょっと問題が...全文を見る
○石毛委員 これから、消費者契約法の実際の有効性に関して各地でさまざまに起こってくる消費者紛争、これをどう概念的に整理をしてもう一回消費者契約法にインプットし直していくかというのは非常に大切なところだと思いますので、同一案件の反復をもって立証責任にかえるというような方向性を、法律...全文を見る
○石毛委員 重ねてお尋ねいたしますけれども、そうしますと、「当該消費者」、例えば、いうところの痴呆というような状態がもう始まっているのではないかなと思われるようなそういう個別当該消費者までは含まないけれども、高齢者の生活から見てこんなことは当然起こり得る、あり得べきことだろうとい...全文を見る
○石毛委員 わかりました。  消費者被害といいますのは圧倒的に若者と高齢者が多いというのが最近の特徴であるというのは、もうどなたも周知の事実になっていることでございますので、消費弱者と言ったらよろしいんでしょうか、そうしたことに十分配慮をする、ぜひともそういう運用をしていただき...全文を見る
○石毛委員 消費者契約法を立案されました責任省庁、官庁といたしまして、そして当事者の訴えの利益というのをどういう射程で、どういう範囲でとらえるかというような司法上の難しい問題はいろいろあるのだと思いますけれども、消費者の立場からすれば、訴えの利益があるからこそ差しとめ請求権、団体...全文を見る
04月14日第147回国会 衆議院 運輸委員会 第9号
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○石毛委員 恐縮ですが、さんづけでお願いいたします。  民主党の石毛えい子でございます。前回、この法案につきまして質問をさせていただきました。その際、何点か質問を残しておりましたので、それを含めまして、きょうもう少し時間をいただきまして質問をさせていただきます。よろしくお願いい...全文を見る
○石毛委員 ありがとうございます。  これまで例えばガイドラインですとか通知で示されていた内容が、この法律が制定されました後は基準として省令で定められるというふうに伺っておりますので、その基本的な視点というようなところできっちりと据えていただければ大変有効性を持つのではないかと...全文を見る
○石毛委員 今御説明くださった内容をもうちょっと敷衍、広げていただくことは可能でしょうか。  今、聴覚障害の方について、例えば手話と筆談というようなことでお答えくださいましたけれども、視覚障害の方はアナウンスというようなこと、あるいは点字というようなことですとか、知的障害の方に...全文を見る
○石毛委員 この法律は、成立しますと、施行は六カ月を超えない範囲内で政令で定める日から施行するということでございます。今研究中というような御答弁もいただきましたのですけれども、大体プログラムというのはどんなふうに見通すことになるのでしょうか。
○石毛委員 ありがとうございました。  それでは、次の質問です。前回もお尋ねしたことですけれども、改めましてホームさくとホームドアに関してでございます。  政府提案の法案の目的に、利便性及び安全性の向上という大命題といいましょうか、設定されております。安全性の向上というふうに...全文を見る
○石毛委員 もう少しお尋ねしたいと思いますけれども、これからは、例えばホームさくの整備の仕方、あるいはホームドアの整備の仕方というのは法律成立後は省令として基準設定になっていくわけでございますね。その点はいかがでしょうか。
○石毛委員 私も詳細に隅々まで詳しい情報を得ているわけではありませんし、物理的な意味での理解というようなところでも十分であるとは全く思いませんから、何が適切で、どう適切かというのはこれはいろいろ検討していかなければならないことだと思うのです。これまでの政府参考人の皆さんの答弁され...全文を見る
○石毛委員 今の御答弁は、例えば省令によって基準を定めていく、その基準のつくり方について、具体的であればあるほど当事者の方の参加が必要だと思いますが、それについてもというふうに理解をさせていただいてよろしゅうございますね。
○石毛委員 どうぞよろしくお願いいたします。  次の質問でございますけれども、道路構造令につきましても、もう一度確認をさせていただきたいと思います。  前回の質問で、歩道と車道といいましょうか、次の歩道に移るところの切り下げの段差が二センチというふうに教えていただきましたし、...全文を見る
○石毛委員 今、ホームさく、ホームドア、それから道路構造令に関連しまして、道路の構造ということについてお尋ねいたしました。  もう少し総括的にということで、この委員会でも、新設については確かにバリアフリー化義務化ということですから推進するということになりますが、それにしても、既...全文を見る
○石毛委員 そういたしますと、やはり市町村が立案する基本構想が、どういうふうに実質的に機能していくかということが非常に重要ということになろうかと思いますし、そこで、地域からの声ということですから、地域の方はすべて潜在的には利用者、当事者でいらっしゃると思いますし、直接的にも、現に...全文を見る
○石毛委員 それは、やはりもう一方では、スペシャル・トランスポート・サービスをどうするかとか、それからもっと広く、ボランティアネットワークをどうするかということと総合だと思います。いずれにしましても、個別をどうするかというのは個々の点検でしょうけれども、基本的には、既設のものにつ...全文を見る
○石毛委員 もう少し教えていただきたいのですけれども、交通結節点で交通利便化を進める、そういう事業は国の段階でいろいろと組まれているのだと思いますけれども、そういう事業を自治体は活用しながら、自治体としての目標を定めて積極的に展開していくというアナウンスメントを国の方からもしてい...全文を見る
○石毛委員 最後の質問になりますけれども、現在、高齢者、身体障害をお持ちの方等の移送でございますけれども、スペシャル・トランスポート・サービスの約四割の方がボランティアであるというふうに、運輸省自動車交通局から立派な報告書が出ておりますけれども、こういう報告書でも触れられておりま...全文を見る
○石毛委員 民主党案では、このスペシャル・トランスポート・サービスにつきましてきちっと整備していくということを法案の中に盛り込んでおりますけれども、やはりスペシャル・トランスポート・サービスを欠いては、面としてのバリアフリー化というのは完結しないというふうに思います。ぜひとも前向...全文を見る
04月14日第147回国会 衆議院 厚生委員会 第7号
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○石毛委員 おはようございます。民主党の石毛えい子でございます。  私は、本日は、提案されております児童手当法の内容といいますより、その前提とされていると思われます少子化という考え方などをめぐりまして質問をさせていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。  法律案参考...全文を見る
○石毛委員 ありがとうございます。  これは、引き続いて宮島総務審議官に、今御答弁いただきましたので、私の方も教えていただきたいと思いますが、例えば平成四年、一九九二年の国民生活白書では少子高齢化という考え方が出てきたというふうに言われましたけれども、そのときあたりから少子化対...全文を見る
○石毛委員 平成元年、八九年、一・五七ショック、それから九二年に国民生活白書で主要なテーマとして少子高齢化を取り上げているということで今御説明いただいたわけですけれども、この法律案の審議に関しまして調査室から出されました参考資料におきましては、九九年の十二月十七日に少子化対策推進...全文を見る
○石毛委員 今大臣から、社会を支える働き手の縮小等々少子化がもたらす客観的な状態ということと、なぜ少子化が進んでいるのかということで結婚観あるいは結婚の実情、出産の実情、それから女性が働くことと子育てをすることを両立することが困難な状況、しかしながら、あくまでも出産というのは個人...全文を見る
○石毛委員 ぜひその重要視ということに御留意賜りますようお願いしたいと思います。  それでは、次の質問に移らせていただきたいと思います。  先ほどの御答弁で、大臣は、この児童手当制度は少子化対策のシンボルであり、中核の制度として非常に重要であると認識しているというふうに御答弁...全文を見る
○石毛委員 政務次官がおっしゃる趣旨、社会が子育てに協力するという趣旨であれば、私は、少子化対策としての児童手当というよりは、私見でございますけれども、子育て支援法というような法をつくって、その中で現金給付として手当をどうするかというような法体系を考えた方がいいのではないかという...全文を見る
○石毛委員 これからこの法律の審議の後すぐ、たしか今年度中にも、検討会というような形でしょうか、立ち上げまして、本格的な児童手当のあり方について与党で協議をするというのが、法案提出に至るまでの経過でお話し合いが与党の中ではなされているのだろうと思います。ぜひ、データ等きちっとお示...全文を見る
○石毛委員 わかりました。産みたいという希望と実際に出産できる人数、この間をきちっと環境として整えて、産める環境をつくろう、そういう趣旨で理解をさせていただきます。  本日は労働省からも政府参考人としておいでいただいておりますので、少子化の問題というのはどうしても将来の労働力不...全文を見る
○石毛委員 わかりました。労働力需給のギャップに対して、現在検討され、推進されている施策とすれば、女性が働きやすい環境をつくっていく、こういう御答弁をいただいたと思います。出生率を上げるというようなことは、所管官庁ではいらっしゃらないということも含めまして含意されていないというふ...全文を見る
○石毛委員 ありがとうございました。  この点はまた夫婦の選択的別姓の法案などにかかわって大きな論議となっている、その中にも含まれているテーマでございますし、それから、子どもの権利条約での出生による差別の禁止というようなところでも議論を呼んでいるところでもありますけれども、きょ...全文を見る
○石毛委員 確かに、児童手当も養育をしているという事実をもって給付が規定されているわけですから、大臣がおっしゃられた点はそのとおりだと思います。社会規範の問題ですとか、むしろ相続にかかわるという意味では厚生省外のことだと思いますけれども、私は、広く子供を産み育てる環境を整えるとい...全文を見る
04月20日第147回国会 衆議院 決算行政監視委員会第二分科会 第1号
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○石毛分科員 民主党の石毛えい子でございます。一時間の時間をいただきましたので、この四月から始まりました介護保険の実施を中心に質問をさせていただきたいと思います。  お願いしました質問の順序、ちょっと変えさせていただきまして、有料老人ホームの介護費用の調整、この問題から入らせて...全文を見る
○石毛分科員 そういたしますと、二月末で、例えば調整が必要な施設九十八、そのうち、四パターンに分類をして、調整の考え方のみ説明済みというような分類も含めまして、何施設かという結果がございますが、これにつきましては、まだ最終的な確定はできていない、そういうお話だと今伺いましたけれど...全文を見る
○石毛分科員 厚生省が、老人福祉振興課長名で調整についての通知を出されましたのが二月十四日でございます。ある有料老人ホームのこの調整に関します、入居者の方への御説明の文書だと思いますけれども、二月に一度、御入居者の皆様へということで説明をされておりまして、その後、調整費のことをめ...全文を見る
○石毛分科員 次でございますが、このあたりから具体的な中身に入るわけです。「ご入居者が負担される介護保険料相当額は管理費請求時に減額するなどして、」「ご入居者の皆様に返還させていただきます。」あと、括弧内の文章がありまして、「(具体的な返還方法は、介護保険制度上、税法上を含め別途...全文を見る
○石毛分科員 「介護保険料相当額は管理費請求時に減額するなどして、」というこの書きぶりは、もちろん当事者間の契約でそういう話が成立すれば、それはそれでよろしいのかもしれませんけれども、介護保険制度の実施といたしましては、介護保険料は収入のラインがあります、年金収入のラインがありま...全文を見る
○石毛分科員 次でございますけれども、「法定代理受領サービスに同意いただけないご入居者につきましては、」有料老人ホームで「介護保険によるサービスを受けられた場合、その費用として市町村から償還払いを受けた金額相当分を」事業者に「お支払いいただきます。」これは私は明らかに間違いではな...全文を見る
○石毛分科員 代理受領を同意しない入居者につきまして、入居をしている有料老人ホーム事業者からサービスを受ける場合、その費用として、市町村から償還払いを受けた金額相当分を事業者にお支払いいただきますという文章なんです。  何とも理解がしにくいといいますか、私の常識的な理解からしま...全文を見る
○石毛分科員 つけ加えさせていただきますけれども、介護保険に基づいて提供されます介護サービスには消費税はかからないということでございますけれども、民間の有料老人ホームが提供するサービスには消費税がかかるということでよろしゅうございますよね。そこをちょっと確認させてください。
○石毛分科員 そういたしますと、「調整について」というこの内容につきまして入居されている方に説明される場合には、介護保険に基づくサービス提供部分につきましては消費税も返還しますという、その文章が入っていないとおかしいのではないかと判断いたしますが、いかがでございますでしょうか。
○石毛分科員 「調整額について」という項目もございます。調整額は介護費残高掛ける介護保険対応サービスの割合ということで、この事業者の場合ですけれども、調整額が三億五千四百万円。介護費残高は十億一千万円、それに掛ける介護保険対応サービスの割合ということで〇・三五というふうになってお...全文を見る
○石毛分科員 厚生省が「有料老人ホームの介護費用の調整に係る進捗状況調査」をなさっておられます。それで、この調整をめぐりまして幾つかの実施段階というのを分類されていて、例えばその一つに、「調整の考え方及び調整対象額について説明し概ね合意」何施設というような分類がございます。  ...全文を見る
○石毛分科員 手順といいますのは、きちっと説明したかどうか、そういうことを意味しておっしゃられたのでしょうか。内容まで踏み込めるかどうかというのは、少しそこまではというふうにおっしゃられたと伺いましたけれども、手順と内容とどういうふうに区分けをいたしますのでしょうか。
○石毛分科員 私はこのことに関しましてつくづく思いますのは、恐らく情報が事業者の方からしか御入居者の方に知らされていないということ。つい先ごろ消費者契約法が成立いたしまして、御出席になられていらっしゃいましたけれども、情報の非対称性ということが大きな今の社会的な課題になっていて、...全文を見る
○石毛分科員 もう一点、事実関係をめぐりましてお尋ねをいたしたいと思います。  これはある県の健康福祉部から出されている各有料老人ホーム設置者あての文書ですけれども、この介護費用の調整につきましては入居の方から同意を得ること、そういう通知も中身にございますけれども、その同意をめ...全文を見る
○石毛分科員 今の御答弁は、これはなかなか微妙にして難しい問題だと思いますけれども、相互扶助で、マクロで算定しました介護費用を介護保険からの給付としてどう調整していくかということですから、どうしてもお一人お一人は、何らかの考え方を基準に、均分といいましょうか、あるいは均分に近いよ...全文を見る
○石毛分科員 そこで、大臣にお尋ねしたいと思います。  この有料老人ホームの介護費用の調整をめぐりまして、私たち民主党の金田議員が厚生委員会で質問をされました折、大臣の御答弁で、「有料老人ホームと利用者との契約」、間をちょっと抜かせていただきますが、「さまざまな問題点がこの中に...全文を見る
○石毛分科員 もう一度お尋ねさせていただきたいと思いますけれども、介護保険の被保険者、あるいは広く介護サービス、福祉サービスを御利用になる方、その広いマーケットの中で、今申し上げましたように、生活空間が情報という観点から見ると狭まっているというような状況、あるいは御高齢の方でなか...全文を見る
○石毛分科員 確かに民事不介入なんでしょうけれども、介入しなくてもいいような状態を環境整備するというのは、やはり公の責任ではないでしょうか。その環境整備の中で、十分に事業者の方と利用者の方のある意味での、この場合はまずは情報だと思いますけれども、情報の対等性が確保されまして、その...全文を見る
○石毛分科員 恐縮ですが、今大臣が御答弁くださいました最後の方の部分が、私とすればよく理解できなかったのですけれども、端的に、大臣にはちょっととどめていただきまして、局長にお尋ねしたいと思います。  例えば、有料老人ホーム協会を通じて、今回の調整に関しまして御利用者の方々に、こ...全文を見る
○石毛分科員 ぜひとも具体的な、再検討というふうに申し上げたら言葉が少し過ぎるのかもしれませんけれども、老人福祉法に有料老人ホーム協会は規定されているわけでございますし、有料老人ホームに関しましては都道府県知事が指導監督するという責務も、老人福祉法で規定されているところでございま...全文を見る
○石毛分科員 オンブズマンという表現が多様に用いられておりますので、理解の仕方がさまざまにあるんだろうと思います。大臣がお考えになっておられた内容はそういうことでおありになったということは、ただいま伺わせていただきました。私は、何らかの形で勧告ができる、そういう第三者機関は必要で...全文を見る
04月27日第147回国会 衆議院 憲法調査会 第8号
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○石毛委員 民主党の石毛えい子でございます。  私は、昭和二十年八月十五日は小学校一年生でございました。それまでの日々の暮らしの中で、電灯に黒い布をかけ、そして、戦後も含めてでございますが、配給制度のもとで食べるか食べられないかというような暮らしをしていたときに、あの八月十五日...全文を見る
○石毛委員 はい、終わります。  こうした一人一人の安全保障という点からもう一度日本の位置をとらえ返し、その中で憲法をどういうふうに議論していくかということを深めていくべきだということを申し述べて、意見の発表を終わらせていただきます。
04月27日第147回国会 衆議院 厚生委員会 第12号
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○石毛委員 民主党の石毛えい子でございます。  参考人の皆様には大変お忙しいところを御出席いただきまして、ありがとうございました。それに比べまして、この委員会の委員の出席者が大変少ないということに責任を思う次第でございます。午後からは委員会の重複はそれほどございませんので、どう...全文を見る
○石毛委員 ありがとうございました。私も、利用者の方のお声を直接お伺いするには、できる限り利用者と近い生活経験等々をお持ちになっていらっしゃる方々の参加がとても大事だと思いますので、そういう意味では、NPOも含めた多様な活動の参入を求めていかないといい方向に行かないのではないかと...全文を見る
○石毛委員 私は、この社会福祉事業法は権利についての法制度的な担保の仕方が必ずしも明確になっていないのじゃないか、最終的には手続的権利まできちっとしなければ権利擁護にはならないのだと思いますけれども、何か自然権的な権利を表しているような感じがしまして、どこまで権利擁護がきちっと制...全文を見る
05月10日第147回国会 衆議院 厚生委員会 第13号
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○石毛委員 おはようございます。民主党の石毛えい子でございます。  早速でございますが、質問に入らせていただきます。  まず、大臣にお伺いさせていただきたいと思いますが、今回の社会福祉事業法等一連の法改正の趣旨は、措置から利用契約という仕組みへの転換、これによってサービスを選...全文を見る
○石毛委員 ありがとうございます。利用者と事業者の方の対等性とか、大変踏み込んで御答弁いただきました。  もう一点、これは必ずしも質問通告できちっとお尋ねしたわけではございませんけれども、現在、障害者プランの計画年次は二〇〇二年で終了となっておりますけれども、これについて大臣は...全文を見る
○石毛委員 ありがとうございました。サービス基盤が整備されていなければ、あるいは障害者の方々がお求めになるニーズに応じた新しいサービス形態が創造されていかなければ、選択というのも画餅に帰すということになりかねないというような危惧もないわけではないと思いますので、ぜひとも大臣が御答...全文を見る
○石毛委員 もう少しお教えいただければありがたいのですけれども、今支援の種類ごとにというふうに御説明くださいましたけれども、介護保険の場合には、利用者の要介護認定を経て、利用者の方についてどの程度のサービスが必要なのかということで、支援費という表現ではございませんけれども、給付費...全文を見る
○石毛委員 今までの措置費といいますのは、ある種、施設種ごとにあるいはサービス種ごとにということで、個人というよりは類型化した設定の仕方であったと思いますので、個人のニーズと求めている内容を基本にというか、この支援費の考え方の基本をどこに置くかというのは大変重要なことだと当然御認...全文を見る
○石毛委員 その指定事業者でございますけれども、これまで社会福祉事業は事実上社会福祉法人か地方公共団体がサービスの提供者として認識されていたと思いますけれども、新しい法体系に変わりましたときには、NPO法人ですとか民間営利法人あるいは農協法人、生協法人、公益法人等々さまざまござい...全文を見る
○石毛委員 そうしますと、最低基準等々指定事業者としての内容を充足していれば、入所施設であるか在宅サービスであるかの区分けはあるけれども、社会福祉事業法の第二種に該当する法人の場合には、多様な法人格を持つ主体の参入は今も法律的にはよろしいと思いますけれども、そこはほとんど広がって...全文を見る
○石毛委員 それでは、指定事業者は原則とすれば都道府県知事の認可になるのだと思いますけれども、介護保険の場合には基準該当サービスというような形で、一定の条件がある場合には市町村が認可していくということも認められておりますけれども、こちらの場合にはそこはどうなりますでしょうか。
○石毛委員 この点は介護保険の実施をめぐって随分知られるようになってきていると思いますけれども、ぜひ障害者サービスの方でもよく市町村にお受けとめいただけるように周知方をよろしくお願いいたしたいと思います。  支援費の代理受領について、私は、事業者の方が代理受領される場合には契約...全文を見る
○石毛委員 その御説明には私はちょっと納得しかねるという思いがございます。  確かに、サービスを利用する契約を結んだときに、支援費を全額自分で払うという行為をとるとすれば、場合によってはそこで数万円ないしは十数万、二十数万というような金額が動くわけですから、それは負担ということ...全文を見る
○石毛委員 質問時間が限られておりますので、余りこれで議論を交わすつもりはございませんけれども、今回の一連の法改正に関しまして、やはり所得保障をどう考えるのかという大事なところをおいているのではないか、そういう疑問も多々出されておられますことは御承知のとおりでございますし、それか...全文を見る
○石毛委員 最後の御答弁の部分でございますけれども、知的障害の方の通所授産施設につきまして、送迎は施設整備で制度化しておりますのでしょうか、確認させてください。
○石毛委員 それはバスについて対象としているということで、運転する方についてはどうなんでしょうか。
○石毛委員 それでは、その点につきましては、御答弁いただきましたことを踏まえて、私の方でもまた改めて勉強をさせていただきたいと思います。  もう一回、恐縮ですが、この点につきまして御答弁をいただければと思いますが、今職員配置基準を早急に見直していくということはいかがでしょうか。...全文を見る
○石毛委員 ちょっと私がうまく理解させていただけなかったかとも思いますけれども、支援費をどのように組み立てていくかということは、当然、この法案が今国会で成立した以降に着手されていって、十五年、二〇〇三年のスタートに間に合わせるんだと思いますけれども、その前段で、例えば私がきょう質...全文を見る
○石毛委員 大変現場は苦労されているという現実がございますし、それから、場合によっては施設の側がいらしていただく方をやむを得ずお断りせざるを得ないという、逆選択という問題にも通じるわけでございますので、予算で変えられるところは変えていただきたいと思いますし、最低基準は省令の問題で...全文を見る
○石毛委員 私は、ぜひともグループホームまで広げる必要があるんだというふうに考えます。グループホームを入れますと、十人から十九人という小規模授産施設での職員配置を考えますと、グループホームは夜間お泊まりになる生活の場でございますから、そこのスタッフとの兼ね合いでいきますと、なかな...全文を見る
○石毛委員 現場で一生懸命携わっていらっしゃる皆さん、それから当事者の皆さんのお気持ち、御意見などもぜひともお聞きいただきまして、お聞きいただいているとは思いますけれども、さらに尊重していただきまして、地域福祉としてどういう観点でサービスをネットワークしていくか、そのところを大き...全文を見る
○石毛委員 次に、法の中にサービスに対する評価の条文もございます、自己評価のほかに国による評価についても規定をしておりますけれども、これは今構想中というふうに承っておりますけれども、どんな方向をとろうとされているのか、少しお教えいただきたいと思います。
○石毛委員 次に、支援費の支給にかわることになるわけですけれども、今まで措置費体系のもとで行われておりました法人監査、施設監査はどのように変化するのでしょうか。それから、その結果は開示をされますでしょうか。
○石毛委員 この場でちょっとお教えいただければよろしいと思いますが、監査の内容については公表というふうにお答えいただいたわけですね。最後のところです。ちょっと私がよく聞き取れなかったものですから。
○石毛委員 開示が望ましいというのと開示というのは異なるわけですけれども、私は、要請があれば当然開示をすべきだというふうに思いますけれども、いかがでしょうか。
○石毛委員 ありがとうございました。  大臣にお尋ねさせていただきたいと思います。  これからサービスを選択する時代に入っていくわけですから、利用者の方あるいは利用者と密接につながりを持っておられる方、成年後見制度もスタートすればそういう方も含まれることになるわけですし、それ...全文を見る
○石毛委員 大臣に申し上げるのは大変恐縮でございますけれども、できるだけ開示するようにという御答弁で、先ほどの社会・援護局長がしてくださいました御答弁よりニュアンスが少し後退しているのではないかという思いを私はいたしました。  できるだけというよりは原則としてやはり公表を——原...全文を見る
○石毛委員 ぜひともよろしくお願いいたします。  最後の質問でございますけれども、大臣にお答えいただきたいと存じます。  地域福祉計画の策定、推進に関してでございますけれども、これも委員会質問でしばしば指摘されているところでございます。義務規定ではないということについては繰り...全文を見る
○石毛委員 御答弁は社会福祉活動を行っている方々というお言葉でしたけれども、今の時代でも、例えば小規模な授産施設を建てようというようなときにも、地域には反対の声が起こってくるということもなくなっているわけではありません。当然、大臣もこの点については十分御認識になっていらっしゃると...全文を見る
05月11日第147回国会 衆議院 憲法調査会 第9号
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○石毛委員 おはようございます。民主党の石毛えい子でございます。  前回、私は、日本国憲法を、制定の経緯をめぐっての歴史的経過の中で見ることの意義と、それから、今の国際関係の中で日本国憲法がどういう有効性を持ち得ているかという、そうした横の関係の中でも検証すべきだろうというよう...全文を見る
05月12日第147回国会 衆議院 厚生委員会 第14号
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○石毛委員 おはようございます。連日、大詰めを迎えた審議が続いておりますが、きょう一番目にさせていただきます。  私は、関連しまして、きょうは容器包装リサイクル法につきましてお伺いしたいと思います。  まず最初に、PETボトルでございますけれども、多くの論調の中で、容器包装リ...全文を見る
○石毛委員 そうしますと、十年度、九八年度でも、三割は独自のルートで何らかの形で処理されているということになろうかと思います。いただきましたデータを拝見しましても、この法律に基づいてリサイクルされておりますガラスですとかアルミ缶、紙パック等々の収集量に比べますと、例えば無色ガラス...全文を見る
○石毛委員 今の御説明では、事業者の方が年度当初に契約を結ばれる総額が二十八億二千万円、市町村の単価契約が一億六千万円、約三十億円という御説明をいただき、そして再商品化事業者の方との精算関係で、そこに余剰が出たらという表現で適切かどうかと思いますけれども、出たら、翌年度にそれをフ...全文を見る
○石毛委員 確認させていただきたいのですが、再商品化の事業者が競争入札の結果受け取られている金額が二十六億八千万、指定法人の事務処理その他経費が一億五千万、その御説明というふうに確認させていただいてよろしいでしょうか。  これは御感想などを承れればというふうに思いますけれども、...全文を見る
○石毛委員 一トン当たり七千九百円ですか。
○石毛委員 私が教えていただきました情報といいますのは個別の事例でございますから、それをもって普遍化するには幾つかのハードルがあるのかとも思いますけれども、この指定法人の経理状況といいますのは情報公開、情報開示されておりますでしょうか。あるいは、していただけますでしょうか。
○石毛委員 御説明については理解させていただきました。また、この点につきましては、私も報告書などを拝見させていただきまして、引き続き勉強をさせていただきたいと思います。  政務次官にお尋ねしたいのですけれども、ただいまの政府参考人の御答弁の、指定法人にかかわる全体のコストの状況...全文を見る
○石毛委員 政務次官が御答弁くださいましたように、生産者の方の責任の持ち方といいましょうか、日本のリサイクルを含めましたごみの処理の問題につきましては、拡大生産者責任が非常に弱いというような指摘はつとにされているところでございますから、ぜひ、拡大生産者責任をきちっと確立する方向で...全文を見る
○石毛委員 今の御答弁の最後のところで、これから分別収集する市町村がふえてくるだろうという評価をされていると伺いましたけれども、それは何か論拠があっての御答弁でしょうか。
○石毛委員 体制が整わなかったということは、分別収集の問題、それからストックヤードの問題もあるかと思います。  そのストックヤードに関連してお尋ねしたいと思いますけれども、御承知のように、杉並区の下井草に設置されておりますごみ収集の中継処理施設でありますけれども、その周辺の住民...全文を見る
○石毛委員 粉じんとか汚水について適切な処理が必要というのはかなり漠然としたガイドラインだと思います。もう少し詳しく、例えば定期的な分析値として、まだ建てていない自治体ではそれは計画の話になっていくのだと思いますけれども、厚生省としまして、例えば建築の仕様によって、こうした圧縮に...全文を見る
○石毛委員 昨日担当の方にお伺いしましたところでは、例えば、家電のリサイクルですとか自動車のリサイクルなどにつきましては、厚生省としましてもさまざまな研究もされているというふうに伺っておりますし、それから、RDFにつきましても、ダイオキシンの発生などと関連しまして調査研究がされて...全文を見る
○石毛委員 よろしくお願いいたします。  ありがとうございました。
○石毛委員 民主党の石毛えい子でございます。  母体保護法の改正法案につきまして、法案の内容は大変シンプルな内容でございますが、せっかくの折でございますから、質問をさせていただきたいと思います。  この母体保護法に規定されております受胎調節実地指導員、こういう職名ですとか、さ...全文を見る
○石毛委員 質問通告外で恐縮でございますけれども、法律には、この実地指導ができる職種として医師も記載されてございます。恐らく多くの女性の方は診療所に行かれることが多いのではないかと思いますけれども、診療所は今の受胎調節の実地指導の場としては御指摘がなかった、病院というふうにおっし...全文を見る
○石毛委員 時間がありませんので、これ以上詳しくお伺いすることはやめますけれども、私は、この受胎調節実地指導が非常に重要な意味、役割を持っているのだと思いますので、御答弁で、医師がどれぐらい実際に実地指導に当たっておられるのかというようなこともお教えいただければ、この仕事がどれだ...全文を見る
○石毛委員 本日は文部省の体育局長にも政府参考人として御出席いただいておりますので、お尋ねをしたいと思います。  児童手当法の改正法案の審議のときにも指摘をされていた事態でございますけれども、日本の場合には若年の方の人工妊娠中絶が非常に多いという、国際的にも非常に特徴ある事態を...全文を見る
○石毛委員 少し踏み込んだ質問になるかとも思いますけれども、ただいま、高等学校では家族計画に対する教示とか、それから人工妊娠中絶に対しての教育といいますか、知識、情報の提供というようなことをお伺いしましたけれども、例えば、一九七九年、国連で採択されました女性差別撤廃条約の中で、子...全文を見る
○石毛委員 私も、質問させていただきますときに、それぞれの段階での保健体育の教科書あるいは養護教諭の方に対する、指導要領というんでしょうか、そういうものの内容を確認させていただければよかったんだと思いますけれども、そこまでさせていただく時間がございませんでしたので、今の局長の御答...全文を見る
○石毛委員 最後に一言だけ申し添えさせていただきたいと思います。  委員の皆様のお手元にも、「国会議員のための人口ファイル3」というのがジョイセフから届いていると思いますけれども、これは昨年の調査結果でございますから、その後変わっているとは思いますけれども、全国会議員にリプロダ...全文を見る
○石毛委員 私は、自由民主党、民主党、公明党・改革クラブ、日本共産党、保守党、自由党及び社会民主党・市民連合を代表いたしまして、本動議について御説明申し上げます。  案文を朗読して説明にかえさせていただきます。     母体保護法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) ...全文を見る
08月03日第149回国会 衆議院 憲法調査会 第1号
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○石毛委員 民主党の石毛えい子でございます。  この憲法調査会は、九月から、二十一世紀の日本のあるべき姿について五回程度の調査を行うという大枠が設定されておりまして、きょうは、そのことをめぐりまして、今後の進め方というような位置づけになっているのかというふうにも思います。  ...全文を見る
08月04日第149回国会 衆議院 厚生委員会 第1号
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○石毛委員 民主党の石毛えい子でございます。  それでは早速でございますが、きょう、私は、主に二つのテーマで質問をさせていただきます。一つは、長崎の原子爆弾被爆地域拡大是正の件に関すること、それからもう一点は、神奈川県の大和市で生じました大変痛ましい、お子さんが無認可施設で亡く...全文を見る
○石毛委員 大臣の御答弁をただいま伺いまして、その終わりの言葉の次に、しかしという言葉がつけられましてその後の御答弁をいただけるものと私は確信をしていたところでございますけれども、大臣、この「残された被爆者たち 五十五年前の真実 長崎からの訴え」、これはごらんになっていらっしゃい...全文を見る
○石毛委員 ぜひとも精査、研究をされまして、長崎市、長崎県ほか関係者の皆様の要望に、それこそ投下後五十五年、当時仮に十歳の方は六十五歳、二十歳の方は七十五歳ということでしょうか、要望書の中にも今回をもって最後のというふうに記載されております。このチャンス、チャンスという表現は余り...全文を見る
○石毛委員 もう一度重ねてお尋ねいたします。  その時点では虐待と断定できる事実といいますか所見を持たなかったという御答弁を前半でいただいたと思いますけれども、それは、まず捜査一課が受けられるんだと思いますけれども、ヒアリングのときにお伺いしましたら、警察署の別のセクションとし...全文を見る
○石毛委員 この点は非常に重要なポイントになるところかと思います。私は専門ではございませんけれども、子供がある一定の暴力等々の被害を受けたときに、それが虐待であるかどうかという事実認定は、政務次官はお医者さんでいらっしゃいますけれども、お医者さんでも非常に難しいというふうに伝えら...全文を見る
○石毛委員 そういたしますと、まず刑事の方で少年係ときちっと連携をとって、虐待であるかどうか確認をするということをきちっと制度的に位置づけていくというふうに理解をさせていただきますので、またこの点の細かい点についてはお教えいただければと思います。ありがとうございました。  それ...全文を見る
○石毛委員 その立入調査は、プログラムによりますといつでしょうか。ことしの六月三十日、この件が起こってからということですので、これから具体的な調査の結果に基づく政策的な対応は明らかにしていくということだと思います。  私は、新聞報道等々から時系列的に精査を少しいたしましたし、そ...全文を見る
○石毛委員 もう時間が参りましたので、これ以上の展開は余裕がなくなったわけですけれども、私は、本当に子どもさんの命が失われているという痛ましい、その問題への深い悲しみと同時に、これは児童福祉行政、保育行政の根幹的な問題であると思っています。  例えて申しますと、認可外の保育施設...全文を見る
08月08日第149回国会 衆議院 厚生委員会 第2号
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○石毛委員 民主党の石毛えい子でございます。  参考人の皆様におかれましては、きょうはお忙しいところをありがとうございました。よろしくお願いいたします。  私は、最初に雪印乳業の西社長さんに、主として消費者のサイドからといいましょうか、そういう観点から御質問をさせていただきた...全文を見る
○石毛委員 もう少しそのあたり、判断の甘さと申されるのでしたら、そのとおりだった、恐らくそういうことだと思います。  この問題は、先ほど来参考人の皆様のお話にございますように、HACCPの問題をどうとらえるかとかいろいろあるにしましても、事故が起こらないことはあり得ないことなん...全文を見る
○石毛委員 もう一点お教えいただきたいと思います。  先ほど平澤参考人もおっしゃられていましたけれども、消費者の一般的な感情といたしましては、牛乳は生ものだという思いがするのが普通だと思います。  そういう感覚からいいますと、大阪工場で屋外調合がされていたとか製品の再使用をさ...全文を見る
○石毛委員 わかりました。ありがとうございました。  時間が参りましたので、終わらせていただきます。
○石毛委員 民主党の石毛えい子でございます。  今回の雪印乳業の問題は、被害に遭われた一万五千人近くに及ぶ患者さんにとってもちろん大きな憂慮すべき出来事でありましたし、それから雪印乳業という企業の企業モラルが本当に問題であるということも無論ですけれども、私は、この事件がもう少し...全文を見る
○石毛委員 いずれにしましても、秋口には一定の総括と申しましょうか、それを踏まえてどういう取り組みが必要なのかというようなことも明らかにし得るというふうに承らせていただきました。  質問でございますけれども、これまでずっとこの中毒事件の原因は大体四点だ、あるいはその複合ではない...全文を見る
○石毛委員 先ほどの御答弁では、およそ十度以下でエンテロトキシン毒素は発生しないというような知見があるというふうに伺いましたけれども、この件が起こりましたのはもう梅雨どきということでございますから、屋外で十度ということはあり得ないことだと思います。ですから、常識的に言えば、ここに...全文を見る
○石毛委員 それでは、この点に関しましては、先ほど来の大阪市の調査がどういう内容で出てくるかということを待ってもう一度きちっと精査されるべきかと思いますので、ここでおさめたいと思います。  次の点でございますけれども、一度製品として工場から出て流通に入ったものを回収して、それを...全文を見る
○石毛委員 加工乳の原料として加工乳を使うことは省令違反であるということはわかりました。  ただ、今回は大阪工場では使われていたということとか、それから、午前中の西参考人の陳述の中にも、使っていたというような意見陳述があったわけですけれども、例えば、生乳を回収して加工乳の原料に...全文を見る
○石毛委員 それはどのような条件でもよろしいという解釈になるのでございましょうか、その点を確認させてください。
○石毛委員 私、先ほど来の御答弁を伺っているとわからなくなってしまうんですけれども、エンテロトキシンという毒素が発生しない、抑制される温度というのは大体摂氏十度がライン。それで、今局長の御答弁ですと、十五度C以下で管理されていればというふうにおっしゃられましたけれども、何か十五度...全文を見る
○石毛委員 はい、わかりました。  ここで、どういうふうに考えるのかということをお伺いしたいと思います。  今の牛乳の製造承認基準といいますのは、摂氏六十二度から六十五度で三十分殺菌をする、それ以上であればいいというような承認基準になっているというふうに伺っておりますけれども...全文を見る
○石毛委員 時間もございませんので、この点に関しましてはもう少し私の方も勉強させていただきたいと思います。  今回の食中毒の事件に関しまして私が関心を持ちますのは、食品衛生法には、食中毒に対する取り扱いの仕方といいますのは、第二十七条で、例えば「中毒した患者若しくはその疑のある...全文を見る
○石毛委員 食品衛生法に規定されていないとしますと、それでは、何を根拠にして判断をされて公表等々をされているのでしょうか。
○石毛委員 時間終了で恐縮ですけれども、政務次官、これだけ大量生産、大量流通、大量消費の時代に入りまして、例えば個別の食堂が、そこの衛生管理の悪さでそこに来るお客さんに食中毒を起こしたというようなこととは違う事象なわけです。本当に大規模になる可能性が広がっている、こういう食品がた...全文を見る
○石毛委員 ありがとうございました。
10月31日第150回国会 衆議院 厚生委員会 第8号
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○石毛委員 民主党の石毛えい子でございます。参考人の皆様におかれましては、御多忙のところをありがとうございます。  まず、里見参考人にお伺いしたいのです。  私も、今回の医療法の変更の内容を見ますときに、一般病床につきましては看護基準の水準向上というようなことを打ち出しながら...全文を見る
○石毛委員 大変驚くべき医療実態がその判決の中で認定されたということを、今お示しいただきました。  四百八十名の入院患者さんに対して、常勤の医師が二、三名。しかも、この大和川病院は、救急病院といいましょうか、各地から患者さんが搬送されてくるような病院でもあったというふうに思いま...全文を見る
○石毛委員 ありがとうございました。  御指摘いただきました精神医療の実態にかんがみても、今回の医療法改正の中では、精神科特例の廃止、それから病院の設備、さまざまな人員配置水準の改善策、これを明確にしていく必要があると私は思いますし、多くの当事者の皆様もそういう思いでいらっしゃ...全文を見る
○石毛委員 もう時間が来てしまいましたけれども、もう一点、時間がなくて恐縮ですが、本当に短く。  最近、医療事故の報道が非常に多くて、私は、経済的負担の問題と同時に、医療事故というのは医療制度への国民の信頼を大いに揺るがしていることだと思います。この医療事故と今の臨床研修という...全文を見る
○石毛委員 ありがとうございました。  終わります。     〔鴨下委員長代理退席、委員長着席〕
11月01日第150回国会 衆議院 厚生委員会 第9号
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○石毛委員 民主党の石毛えい子でございます。  ただいま古川委員との間で交わされた非常に激しい議論を私はわきで伺っておりましたけれども、小休止が入りましたので、ぜひともよろしくお願いいたします。  まず冒頭に、政策形成への当事者参画という視点で政務次官にお尋ねしたいと思います...全文を見る
○石毛委員 その点についてはわかりました。家族会の方が参加をされていましたり、専門委員会では精神に病気をお持ちの方の御意見も伺っているということは了解いたしました。  しかし、なぜ審議会に参加をしてはいけないのでしょうか。今政務次官が御答弁になりましたことは、それはそれとして当...全文を見る
○石毛委員 私は、参考人として意見を聞かれる機会を持つことももちろん重要なことだというふうに思っておりますけれども、要するに聞かれる立場と聞く立場という関係、それから、審議会等々の委員になるということは合意形成の場に参画をしていくという意味で、言ってみれば縦の関係か横の関係かとい...全文を見る
○石毛委員 今の保健福祉局長の御答弁でございますけれども、短期的な病気と長期にわたる療養のそれぞれに応じたと申しますのは、長期をどれぐらいに見るかということともかかわるかと思いますけれども、これは精神疾患以外の、それこそ内科疾患でも外科疾患でもさまざまな病気に共通することだと思い...全文を見る
○石毛委員 行動の制限を伴うことがあるというような御答弁も今いただいたわけですけれども、この点に関しましても、例えば内科疾患等々の場合も特別な病室というのは治療に応じてあるわけですから、その患者さんの医療ニーズに応じた、治療ニーズに応じた建物の構造、配置をどのようにするかというよ...全文を見る
○石毛委員 その点は、改正法案では第二十一条に規定されていることだと理解をいたしますけれども、厚生省令によって定めるということでございますけれども、それでは、厚生省は厚生省令を実務的に定めるとおっしゃらないでいただきたいと思いますけれども、一般病床と精神病床について、今後医師と看...全文を見る
○石毛委員 私は、厚生省令で、病床の種別で医師、看護職員等々の員数を決めていくことがいいのか悪いのかというのは別途の論議だと思います。  今回の医療法の改正案につきましては、一般病床の看護職員の配置につきましては三対一を実現していくということが出ているわけですね。四対一を三対一...全文を見る
○石毛委員 政務次官はどういうお考えをお持ちでいらっしゃいますでしょうか。
○石毛委員 確かに、一般病床の看護職員の配置基準は五十年ぶりなのかもしれません。昭和暦でいえば二十三年。特例が三十三年ですから、ちょうど四十年。四十年と五十年の違いなのかもしれませんけれども、この間患者さんの療養環境として適切であったかどうかというのは、五十年と四十年の違いにそれ...全文を見る
○石毛委員 次官の御答弁を受けとめさせていただくとしまして、そうしましたら、公衆衛生審議会で考え方がまとまりましたらば、その点をめぐりまして次の通常国会に——そもそもこの医療法の改正案がどういう扱いになるかというその前段がございますけれども、それはちょっとわきに置きまして、公衆衛...全文を見る
○石毛委員 今回の三対一というのは、確かに省令事項ではございますけれども、答申を経て、医療法改正案の中で立法府の審議にも付されたという違いがございますね。審議会を経て厚生省の実務として省令をつくる作業が行政の対応としてとどまるのと、今回のように立法府での審議を経て確定していくのと...全文を見る
○石毛委員 局長にもう一度お尋ねさせていただきたいと思います。  先ほど、充実した専門スタッフによる対応が必要な精神疾患の患者さんあるいはゆったりした環境で社会復帰を目的として療養される患者さん等々、患者さんのニーズに応じてこれから基準のあり方を検討していくという御趣旨の御答弁...全文を見る
○石毛委員 今の部長の御答弁で、六対一を少しでも三対一に近づけるという、少しでもという表現は伺っていて大変気にかかります。専門委員会の議論は、この基準の抜本改正を目指す方向で必ずしも同一歩調ではないというふうに伺っております。ですから、繰り返し私はこの質問をさせていただいているわ...全文を見る
○石毛委員 質問通告していないことを大臣にお伺いしたいと思います、恐縮でございますけれども。  有識者会議の中では給付の見直しと効率化という点が大変強調されているように受けとめました。その中で挙げられています高齢者医療の見直しの具体的な項目として、尊厳を持って最期を迎えられる医...全文を見る
○石毛委員 これは、文化的な面、それからメンタルな面で非常にセンシティブな問題ですので、政策化をしていくというのは非常に困難な部分があって、かなり広く解きほぐしていく問題だと思いますので、ちょっとその点の御認識を大臣にお伺いしたかったということで急遽お尋ねさせていただきました。 ...全文を見る
○石毛委員 国の財政が厳しくなり、同時に社会保障財政も厳しくなってからでしょうか、コスト意識の喚起というのが随分強調されるようになっているわけです。コスト意識の喚起というのは、政策論として出す場合、今大臣がお答えいただきました負担の問題として当然出てくるわけですけれども、何を目的...全文を見る
○石毛委員 大臣の御発言の中から、コストを意識してもらって受診を抑制することを目的にしているというようなお言葉が出されなかったことに私は安心をいたしましたけれども、一割負担するあるいは高額医療費を負担する、この負担の事実と、その負担を納得するかどうかというのは、国民が社会保障制度...全文を見る
○石毛委員 時間がありませんので、余りこの質問にこだわっていることはできないのですが、今の次官の御答弁の中で、私は、患者の要求があればという制約がついているところがコストを理解する上では妨げなんだと思います。要求がなくても出るのが原則であります。病気の種類によってはなかなか難しい...全文を見る
○石毛委員 医療を受ける人と受けない人の公平というのは、医療制度の一つの切り口としてはないわけではないと思いますけれども、医療制度、社会保障制度が国民にとって安心できるということは、いざというときに、医療の場合は安心して療養に専念できることが一番大きな命題であるわけですから、自分...全文を見る
○石毛委員 今の御答弁を伺いますと、アベンティス社が平成九年に日本にこの遺伝子組み換え食品の承認申請をしていて云々という御答弁をいただきました。ですから、少なくとも厚生省としましては、平成九年時点からこの組み換え食品が地球上に出ているということは受けとめているわけでございますね。...全文を見る
○石毛委員 米国政府に対しまして輸出をされないよう要請されたのはいつでございますか。
○石毛委員 そうしますと、輸出をしないように要請したのは十月十二日以降というふうに理解してよろしいのですか。
○石毛委員 正式にというふうに言われましたけれども、少なくとも、アメリカでこのことが明らかになりましたのは九月十八日でございます。今の局長の御答弁ですと、正式に要請したのが十月二十五日、この間に一カ月余のタイムラグがあるということで、この間に日本に輸入されているかもしれない。それ...全文を見る
○石毛委員 質疑時間が終了いたしましたし、きょうはイラン大統領の演説もおありになるということですけれども、私は、飼料であろうともアメリカでそういう対応がされて、アメリカで飼料でしか認められていないものがタコスの皮の中から検出されたというような問題になってくるわけですから、この間に...全文を見る
11月15日第150回国会 衆議院 法務委員会 第9号
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○石毛委員 民主党の石毛えい子でございます。  ただいま与党提案の法案としまして御説明をいただきました人権教育及び人権啓発の推進に関する法律案につきまして質問をさせていただきます。私のいただきました質問時間は八十分という大変長い時間をちょうだいいたしました。どうぞよろしくお願い...全文を見る
○石毛委員 ただいま大変総合的な広がりの中で、なぜこの法律の提案に至ったかという御説明をいただきました。日本の、それこそ歴史的な問題として長く続いてまいりました同和問題を解決する、その方向に向けた地域改善対策協議会の提言ですとか、あるいは先ほどの提案理由説明の中にもございました人...全文を見る
○石毛委員 御指摘いただきました事象と申しますか、それは私も同じように受けとめておりまして、先ほど来御指摘のあります人権擁護推進審議会の教育、啓発に関します答申の中にも、例えば、女性における固定的役割分担意識ですとか、職場における男女差別、セクシュアルハラスメント、ドメスティック...全文を見る
○石毛委員 第二条の「定義」の書きぶりで、「人権尊重の精神の涵養を目的とする」、この規定の仕方に私は特段の異議を持つものではございませんけれども、教育のあり方と申しましょうか、あるいは方法論も含めて、今大きな転換期に来ているのだというふうに私は認識をしております。  その次の啓...全文を見る
○石毛委員 ありがとうございました。  続いて、提案者にもう一度お尋ねをしたいと思います。  第三条の「基本理念」の中で、「国及び地方公共団体が行う人権教育及び人権啓発は、学校、地域、家庭、職域」、このところが先ほど御指摘になられました学校教育、社会教育というところの分解した...全文を見る
○石毛委員 大変すばらしい御指摘をいただき、私としては感謝をいたします。  NPOの活動をされる方たちが、みずから人権教育・啓発について学び、あるいは発信するというような御指摘は、今の社会あるいはこれからの社会にとって大変大事な点だと思いますし、各種の団体活動についても同じよう...全文を見る
○石毛委員 ありがとうございました。  それでは、同じく基本計画についてですけれども、この計画の総合性と申しましょうか、広がりにつきましては、どんなふうにお考えになっていらっしゃいますでしょうか。
○石毛委員 ただいまの御答弁の中で、実施機関にゆだねていくというふうにおっしゃられましたけれども、この計画の策定機関はどのように今構想なさっていらっしゃいますでしょうか。
○石毛委員 この点、策定機関に関しましては、民主党、社会民主党提出の内閣委員会付託の法案では、内閣府に人権教育・啓発推進会議を設置するというように定めたところでございますけれども、与党案につきまして、策定機関をどのように考えておられるかという点につきましてはただいまの御説明で理解...全文を見る
○石毛委員 今の御答弁を伺いますと、国連人権教育の十年あるいは人権教育国連十年の推進体制、実施機関とどのように違っていくか。確かに、閣議決定と法的規定として違ってくるというところはあると思いますけれども、中身的にどう違ってくるのかという点につきましてちょっとわかりにくいのですけれ...全文を見る
○石毛委員 国連人権教育の十年の中に、人権にかかわりの深い特定の業務に従事する者に対する研修が規定されておりますけれども、日本ではこれにつきましてはどのような状況になっておりますでしょうか。
○石毛委員 人権にかかわりの深い特定の業務に従事する者につきましての教育、研修で、この「国内行動計画の推進状況」を読ませていただきますと、特定の職業に従事する者ということで、日本の場合は、法律家、裁判官それから議員などの研修については記載をされておりません。研修はされていないとい...全文を見る
○石毛委員 そういたしますと、今回この法案が審議をされまして、人権教育・啓発が法律として策定されまして、その基本計画の中身に、例えば議員、法律家というような職業が明示されていくことになりますと、これからはそうした広がりを持つことになるというふうに理解してよろしいのでしょうか。 ...全文を見る
○石毛委員 答弁を一ついただいておりません。先ほどは、閣議決定で行政府としての範囲なので、私ども国会議員は立法府に属していますから入っていないのですという御答弁だったと思いますけれども、この法律が成立いたしまして、今後の方向性ということにつきましてはどうお考えでいらっしゃいますか...全文を見る
○石毛委員 そうしますと、どの場で議論することが適切になるのかということを念のために御教示いただきたいと思います。
○石毛委員 裁判官それから議員、いずれも人の命、安心、安全、人権にかかわる重要な業務と申しましょうか、仕事を担っているわけでございます。そして、裁判官や議員はそうした人権侵害の実情、実態に触れる、出会う機会は多いという理解もあるのかもしれません。それからまた、今御答弁いただきまし...全文を見る
○石毛委員 それでは、もう一点審議官にお尋ねをいたしますけれども、都道府県、区市町村の地方公共団体での人権教育・啓発に関する推進状況、それから行動計画の策定がどの辺まで広がっているかということをお願いします。
○石毛委員 恐縮ですけれども、行動計画につきまして、かなりという表現ではなく、具体的に都道府県の数がおわかりだと思いますので、御指摘ください。
○石毛委員 十年のうち半分の期間が過ぎまして行動計画策定が二十六といいますのは、決して多いというふうには言えないのではないかという思いが私はいたします。都道府県でそうですから、区市町村になればもっと格段に少ないというふうにとらえざるを得ないのではないかと思います。  これ以上は...全文を見る
○石毛委員 ありがとうございました。  続きまして、文部省にお尋ねしたいと思いますが、学校教育、社会教育の人権教育の状況、そして今後の課題につきまして簡単に教えていただきたいと思います。
○石毛委員 今後の課題については十分に御指摘いただかなかったように思いますし、私は人権教育・啓発というのは非常に具体的な方法論が問われているのだと思いますけれども、時間がございませんし、これ以上お尋ねさせていただけませんので、また教えていただきたいと思います。  厚生省にお尋ね...全文を見る
○石毛委員 ありがとうございました。  各省庁からそれぞれ、人権教育・啓発の現状あるいはこれからについて御指摘いただきましたけれども、これからもそれぞれ省庁、総合的な連携のもとで取り組まれるということが大変大事な点かと思いまして、きょう御指摘をいただきました。ありがとうございま...全文を見る
○石毛委員 時間がありますとそれぞれ各省庁から御指摘いただきました点を、今どんな実践方法が開発されているかとか、それから、私は障害者の方に随分友人がたくさんおりますけれども、例えば自分自身を開いていくといいましょうか開放していくときに、今皆さんがとても大事になさっていらっしゃる、...全文を見る
○石毛委員 国が構想されます施策、その事業委託をするという方法もあると思いますし、今御答弁いただきました補助金の交付ということもございます。  私は、新しく法律が制定されるというこの期に際しまして、地方公共団体が、そして地域で活動するさまざまな人権団体等の民間団体が、この法律の...全文を見る
○石毛委員 ぜひとも積極的なお取り組みをお願いいたしたいと思います。  最後にお尋ねをしたいと思いますけれども、先ほど、提案者の熊代先生が、実施機関等に関しまして、それぞれの省庁の連携のもとにシステムをつくっていくという御答弁でございました。附則第二条の見直しで、次に出てまいり...全文を見る
○石毛委員 ことしから国連人権教育の十年は後半期に入っていくことになります。そうした時期にこの人権教育・啓発に関する法律が審議をされて、そしてこの内実が充実していくということは本当に時宜を得て、そして大事なことだというふうに私は認識しております。ぜひこの国連人権教育の十年の取り組...全文を見る
11月17日第150回国会 衆議院 厚生委員会 第10号
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○石毛委員 民主党の石毛えい子でございます。  時間がございませんから端的に、本日は、先日の十一月一日の厚生委員会で最後の時間で私が質問をいたしました遺伝子組み換え食品でありますトウモロコシのスターリンクに関しましての質問と、これまで何度かこの委員会で一般質疑で申し上げてまいり...全文を見る
○石毛委員 それでは、当日の答弁に触れさせていただきますけれども、最後の答弁の部分で参考人はこういうふうに表現されております。「以前にも、確かに市民団体などからそういう指摘が一、二ございましたが、私どもは、その都度、一応私どもの検査機関において検査をいたしまして、そういう事実が判...全文を見る
○石毛委員 九月の二日にスターリンクが検出されて、それは、おっしゃられるように来年四月から義務化される安全性審査に向けてのプロセスの一つの過程であったのかもしれません。さらに、十月二十日には十八検体中七検体で検出されたということがございますし、それから、これは前回も指摘をいたしま...全文を見る
○石毛委員 それでは、次の質問でございます。  十一月七日の厚生省のプレス発表で、ここに私は持ってまいりましたけれども、このスターリンクでつくられました商品コーンミールでございますけれども、これが四百袋あったということでございます。それで、この発表では「当該製品は全て消費済み又...全文を見る
○石毛委員 今後渡ることはないというのは当然ではないかと私は思いますが、一部消費されたという点は非常に大きな課題を残しているところだと思います。時間がありませんから、これ以上は申し上げませんけれども。  もう一点、先ほどの十月二十日に明らかにされたということにかかわりまして、ト...全文を見る
○石毛委員 時間がないので、本当に残念なんですけれども。  私は、十一月一日にアメリカのFDAがホームページでオープンにされているものをとって、ここに持ってまいりました。これを見ますと、これは十一月一日ですから日本からすれば半日後になるわけですけれども、これには明瞭に記載されて...全文を見る
○石毛委員 この有料老人ホームに関しましていろいろな発表されておりますデータからわかったことですけれども、十二年、二〇〇〇年、ことしの介護報酬の収入の積算が六億一千七百万円とされております。そして、昨年度、九九年度の介護人件費は、実績として八億三千三百二十五万円。介護人件費が有料...全文を見る
○石毛委員 この有料老人ホームは、一般論として申し上げているわけではございません、私がずっと何回にもわたってこの場で指摘をさせていただいた施設でございます。  そして、この施設にお入りの方が返還される調整金額は五十二万八千四百七十四円です。八十三回にわたって返されるということで...全文を見る
○石毛委員 手順、合意、わかりました。でも、その手順、合意は、事業者さんの手順、合意の合理性だけではないと思います。私は、入所者の皆さん、御利用者の皆さんの納得、合意が何よりも大事なんだというふうに思います。  そういう意味では、形式的に調整が残っている有料老人ホームはあと一つ...全文を見る