石崎岳

いしざきがく



当選回数回

石崎岳の1997年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月18日第140回国会 衆議院 科学技術委員会 第4号
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○石崎委員 山口委員から総括的な質問がありましたので、私、少々ディテールについて質問させていただきます。  私も先日、現場を視察させていただきましたけれども、爆風のすごさというのを目の当たりにして実感をしたわけなんです。一九八〇年にこの施設の設置承認申請書というのがあるわけなん...全文を見る
○石崎委員 つまり、再処理施設全体の中ではこのアスファルト施設というのは出口であって、しかも扱うのは低レベルであるから、万一事故が起きても流出する放射能の量というのは知れているから、その程度の対策しか施さないということであろうというふうに思いますけれども、そういう発想でいきますと...全文を見る
○石崎委員 ですから、低レベル施設だからその程度でいいのだという前提だということですから、それはおかしいということを言っているわけです。  それで、不思議なのは、火災が起きた場合には、報知機もありスプリンクラーもありというような表現で対策を施していたのだということでありますけれ...全文を見る
○石崎委員 その退避ですけれども、動燃からいただいた時系列の記録の資料を見ますと、十時六分の発生でありますけれども、退避の指示が十時三十二分ということであります。これは随分遅くないですか。
○石崎委員 ですから、その前提条件が非常におかしいということであります。  ちょっと気になったのは、きのういただいたその時系列の記録の中で、今御答弁でも十時十三分にベータダストモニターの警報が鳴ったというお話がありますけれども、この中に、きのういただいた動燃の資料の中に十時十三...全文を見る
○石崎委員 ちょっと意図的な感じもしたもので確認をしたまでです。  それともう一つ、非常に住民の方がナーバスになる大気中への放射性物質の放出ということなんですが、その確認が五時間後ということでありますけれども、これはなぜこんなにおくれたのでしょうか。
○石崎委員 今の答弁を聞いていても、随分主観のまじつた対応を当日していたという印象を否めません。  ちょっと細かい話になりますけれども、やはりこういう事故が起きると環境への放出ということを住民は一番恐れるわけで、それに対して細かい調査をする、配慮をする、現場は混乱状態だったとは...全文を見る
○石崎委員 そうすると、その前の十時三十九分ですか、本社に対して環境への影響がないというふうに報告している根拠となるものは何だったのでしょうか。
○石崎委員 つまり、最初の発表というものがだんだん変わっていくという経過ではあります。  ちょっとまた話は変わりますけれども、今回の事故、十時六分の火災、二十時四分の爆発、その間の十時間、その間の動きということがかぎを握るわけでありまして、要するに焦点は、鎮火の確認ができたかど...全文を見る
○石崎委員 ですから、爆発と職員の入域というのが重なっていればもっと大惨事になっていた可能性があるわけです。  こちらに動燃の最近の事故の例というのがずっとありますけれども、再処理施設における事故、平成四年、五年、六年、七年と毎年のようにあるということであります。事故がもう慢性...全文を見る
○石崎委員 終わります。
04月02日第140回国会 衆議院 外務委員会 第7号
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○石崎委員 自民党の石崎岳であります。持ち時間が二十分しかありませんので、簡潔に質問をさせていただきます。  議題の環境保護に関する南極条約議定書、それからアジア=太平洋郵便連合憲章追加議定書ということで、どちらも日本にとって大変重要な条約であり憲章であるというふうに思いますけ...全文を見る
○石崎委員 南極に行かれる方というのは本当にごく限られた人数だと思います。それから、付随する国内法の手続もあるということであります。それから、環境アセスという手続がこれからできてくるということですけれども、そのごく限られた南極に行かれる日本の方々、観光で行かれる方も最近はいらっし...全文を見る
○石崎委員 ちょっと議題がかわりまして、大臣、週末の中国訪問、大変御苦労さまでございました。報道等で大変中身の濃い二日間だったというふうにお聞きをしておりますけれども、日中関係、全般的には、中国の核実験に端を発して、尖閣諸島の問題でありますとか日米安保の再定義の問題でありますとか...全文を見る
○石崎委員 その人権問題に絡んで、七月に香港が中国に返還をされるということです。そういう中で、一国二制度ということがずっと言われているわけですけれども、その香港に対して、返還が迫った段階で、中国は、例えば集会、結社あるいはデモといったものに対して許可制にするとか、あるいは人権優先...全文を見る
○石崎委員 それともう一点、日中問題だけではないのですけれども、日中、日韓に関連する問題、漁業協定の改定の問題です。  過日の委員会でも鈴木委員から質問がありましたけれども、昨年の与党の一年間という期限はもう過ぎました。北海道の周辺の海域での漁民、漁業者の御苦労も大変なもので、...全文を見る
○石崎委員 ちょっとかわって、駐留軍用地特別措置法についてお聞きしたいのですが、いよいよあす閣議決定がされる、あさって衆議院で趣旨説明がされるというふうに聞いております。来週は特別委員会でいろいろ議論がされるということであります。  大変重要な問題でありまして、政治家は情緒的で...全文を見る
○石崎委員 極めて暫定的、緊急避難的な法改正ということではありますけれども、やはり国民の理解、沖縄県民の理解というものが得られなければ、強権発動というふうにとらえられかねない法改正でありますので、来週の特別委員会等の審議 でも、そういう意味で国民の理解を得られるような審議、政府...全文を見る
04月22日第140回国会 衆議院 外務委員会 第11号
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○石崎委員 自民党の石崎岳でございます。  きょうの議題は、通常兵器制限条約の議定書のⅡとⅣということでございますが、議定書のⅣの方は失明レーザー兵器の禁止ということでございますので、これは未然に防ぐという意味で画期的な議定書であるというふうに思います。大歓迎をいたします。きょ...全文を見る
○石崎委員 いずれにしても、大変な数の一般市民、文民の被害が出ているということであります。  そこで大臣、こういった対人地雷、一般論とし て、外務省、日本政府としてこの対人地雷の存在そのものをどう認識されているのか。あるいは、現に日本の自衛隊が保有し生産をしているという実態に...全文を見る
○石崎委員 そういう政府の方針、方向性があるという中で、平成九年度も地雷関係費七億円が予算化されているということであります。  何個つくっているかということは軍事上の秘密であろうと思いますけれども、海外においては依然として一般市民、文民が地雷の被害を受けているという中で、日本の...全文を見る
○石崎委員 防衛庁はそういう理由があるということですけれども、去年六月のサミットで橋本総理大臣は、「我が国の対人地雷全面禁止支持の決定について」というステートメントを発表なさいました。その中では、「我が国は、対人地雷の全面禁止に向けた国際的な努力を支持する。」という表現があります...全文を見る
○石崎委員 その辺なんですけれども、素人考えというか、一般の方から見ると、日本の防衛上地雷が必要だということであれば、それは未来永劫多分必要なんだろうと思います。しかし、一方でそれを全廃しようという動きがある。防衛上必要であるのだったら、全廃条約に日本が賛同するという考えは現時点...全文を見る
○石崎委員 去年六月のサミットのステートメントでは、国際的努力を支持するという日本政府の方針であります。  大臣、対人地雷全面禁止に向けた国際的努力を支持するという日本政府の方針ということは、日本政府は国際的な努力をするのか、しないのか。国際的な努力というのを、日本は傍観者的に...全文を見る
○石崎委員 先ほど防衛庁は、外国でも地雷をやめていない国が多いんだから日本も捨て切れないというお話でしたけれども、資料を見ましたら、諸外国の中では、自己破壊装置あるなしにかかわらず対人地雷はもうつくらないあるいは使用しない、あるいは、保有している地雷の破壊、廃棄、解体に踏み切って...全文を見る
○石崎委員 それから、去年六月のサミットのペーパーの中にあります「対人地雷の代替手段の検討を早期に進める。」という項目がありますけれども、代替手段の検討の進捗状況を御説明願います。
○石崎委員 代替手段は今のところないということであります。そして、防衛庁は、地雷は防衛上必要である、日本の場合は現時点で必要であるという見解であります。  防衛上必要であり、その代替手段もないということでありますから、日本としては、現時点でというか近未来、全面禁止条約に参加する...全文を見る
○石崎委員 つまり、代替手段の開発がなければ全面禁止に参加できないということですよね。
○石崎委員 もう一つ、三月の東京会議でも議題となりましたけれども、地雷の撤去への協力の問題であります。  武器輸出三原則との兼ね合いで、その撤去技術の輸出あるいは撤去機器の輸出というものができないという状態であると聞いております。今これだけ国際世論が沸き上がり、あるいは全面禁止...全文を見る
○石崎委員 日本でもそういう技術の開発が進んでいるというふうに聞いておりますので、その輸出については柔軟に対応する方針だというふうに一認識しています。  最後になりますけれども、外交はいろいろ軍事と関連した動きでありますので、非常にそれぞれの国の国益が絡む、それぞれの国でいろい...全文を見る
○石崎委員 先ほど言いましたが、外交は、人道上の見地とそれから国家防衛上の見地を両立させるという大変難しい問題でありまして、代替手段がない中での放棄ということもまた、国の安全を守るという面では非常に問題点を残す。一方で、そういう国際世論を喚起するあるいはその方向性を確立していくと...全文を見る
04月24日第140回国会 衆議院 科学技術委員会 第6号
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○石崎委員 自民党の石崎岳であります。  本日の委員会の冒頭で近藤理事長からも御発言がありましたけれども、三月十八日の当委員会での私の質問に対する動燃の答弁に虚偽が含まれていたということは甚だ遺憾なことであります。  十八日、私はいろいろ聞いたのでありますけれども、ちょっと議...全文を見る
○石崎委員 そこで、前回のちょっと繰り返しになるのですけれども、鎮火の確認というのがかぎだったと思いますけれども、それは本当に十分だったのかどうか。それから、鎮火の確認の指示というのが十分徹底されて行われていたのかどうか。先ほど水の量が、一立方メートルの水で消火をしたという、ちょ...全文を見る
○石崎委員 それから、ちょっと追加でお聞きしたいのですけれども、けさほどの報道ですね、アスファルト固化施設の運転データ、下請作業員が記録した元データでは、事故の数日前からアスファルト充てん装置の断続的な停止など幾つもの異変が見られたのに、作業員から動燃に報告された操業日誌には連日...全文を見る
○石崎委員 動燃の体質論ということが当委員会でも、あるいはマスコミでもいろいろ連日のように論議されておりますけれども、動燃職員二千八百人のうち技術者は二千三百人という、技術屋集団であります。そういう組織の中で、個々のセクションの構成、成り立ちという面で、安全管理の専門家あるいは組...全文を見る
○石崎委員 どうも今回の虚偽報告が成り立つ過程を見ていくと、そういった、それぞれの役割というものが十分発揮されていないというふうに見受けられます。  それから次に、今回の一連の事故、不祥事、「もんじゅ」の事故を含めて今回を総体として見ると、動燃がどうこうというよりも、日本の原子...全文を見る
○石崎委員 そこで、動燃のいろいろな機能が開店休業状態に陥っているわけでありますけれども、その機能を再び立ち上げるということに際しては、また膨大なコストがかかると思います。「もんじゅ」の再開、それから今回の東海の再処理工場の再開、「ふげん」の再開、もろもろ、再び立ち上げるためのコ...全文を見る
○石崎委員 科技庁はないのですか。
○石崎委員 いずれにしても膨大なコストがかかると思うのですけれども、現状の財政状況の中で、膨大なコストをかけて再び立ち上げるということについても、国民の理解がなければ進展しないというふうに思います。  そこで、もう一度原子力政策を再構築していくという上で、それではその政策を担う...全文を見る
○石崎委員 おとといの参議院の予算委員会では、近藤理事長は少し具体的に、動燃の今後のあり方として、高速炉の開発、高速炉の燃料サイクル、高レベル廃棄物の最終処分研究に特化していきたいというような発言をされたというふうに聞いております。そうすると、動燃という看板でそういう業務をこれか...全文を見る
○石崎委員 そこがまさに核燃料サイクルの根幹の部分でありますけれども、そこを担うのであれば、より責任のある組織が担わなければならないというふうに思います。  もう一つ、今回の東海の事故で、事前の安全審査の問題ということもあったと思います。原子力安全委員会の安全審査というものをど...全文を見る
○石崎委員 もう一つ、組織論なんですけれども、原子力委員会と原子力安全委員会というのがあります。開発と規制ということでありますけれども、しかし、その事務方というのは科技庁で一緒であります。科技庁の中にも原子力局と原子力安全局というものがあります。規制と開発というのが一つの役所で同...全文を見る
○石崎委員 時間がなくなりましたけれども、今回の一連の問題、これは動燃だけをどうこうすればいいという問題ではないというふうに思います。動燃改革とはすなわち科技庁改革であり、すなわちそれは原子力政策の再検討、再検証、国民の理解を得るということであろうというふうに思います。それから、...全文を見る
○石崎委員 終わります。
05月07日第140回国会 衆議院 内閣委員会 第4号
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○石崎委員 自民党の石崎岳であります。  私は、去年の七月まで北海道の放送局に勤務をしておりまして、このアイヌ新法問題についてしばしば取材をした経験があります。  この法案、ここまで来るのに随分時間がかかったなという思いがいたしますけれども、ここに至るまでの関係者の御尽力には...全文を見る
○石崎委員 便宜的にアイヌ新法というふうに呼ばせていただきますけれども、この新法がここまで来る立法の過程を振り返って、私は二つのことを感じております。  一つは、なぜここまで長期の時間がかかったか、立法作業がおくれたかということであります。  古くはウタリ協会の廃止決議という...全文を見る
○石崎委員 事実経過はわかるんです。経過はよくわかります。わかりますけれども、十数年という期間を要した背景、内政審議室主管の検討委員会、四十数回会合を開いても結論が出なかったことの理由、背景といったものがなぜなのかということが今問題だと私は疑問に思っているところであります。  ...全文を見る
○石崎委員 その削り取られていった理由といったものが、ある意味で私は非常に大事であろうというふうに思っております。  そして、昨年のウタリ懇談会報告でありますけれども、ちょっと一節を引用しますと、「同化政策が進められ、」「アイヌの人々の社会や文化が受けた打撃は決定的なものとなっ...全文を見る
○石崎委員 長官、いかがですか。その前段としての、今回のあれだけで、その法目的が文化や伝統面だけの施策で達成し得るのかどうかという点は。
○石崎委員 繰り返しになりますけれども、この今回のアイヌ新法については、画期的な民族政策であるというふうに評価をしております。  そういう中で、この新法の法案そのものは非常に基本的な内容を規定したものですので、なかなか何をするのかというイメージがわかないという面があります。総理...全文を見る
○石崎委員 もう一つ、昨年の懇談会報告ではアイヌ文化振興基金を設けるという一節がありましたけれども、これは新法の条文の中には盛り込まれていないようでありますけれども、この基金についてはどのように扱っていくのでしょうか。
○石崎委員 将来の課題、長官、どうされますか、来年度予算では。
○石崎委員 それから、昭和四十九年からですか、既存の北海道ウタリ福祉対策というものが幅広く行われておりますけれども、この北海道ウタリ福祉対策の根拠となる法律は何でしょうか。
○石崎委員 北海道ウタリ福祉対策は具体的に根拠となる法律はないということであります。そして、去年の懇談会報告の中でも、この一連の福祉対策は不十分であるというふうに指摘をされておりますけれども、今回の新たなアイヌ新法にこういう福祉対策を組み入れるということにはなりませんでした。 ...全文を見る
○石崎委員 それから、先ほど鰐淵先生も触れられましたけれども、三月に二風谷ダム訴訟判決というものがありました。大変その判決内容を私も驚いて読ましていただきましたけれども、同化政策の歴史的経緯に対する反省の意を込めて最大限の配慮がされるべきなのに、最も重視すべき価値を不当に軽視、無...全文を見る
○石崎委員 この判決は控訴しなかったために確定をしたということでありますから、その判決の事実が厳然としてもう残っているということであります。これは、いわば開発庁あるいは開発局に対して大変重い課題を投げかけた判決だというふうに思います。  そういう中で、もう一方、一九九四年から十...全文を見る
○石崎委員 国内的には政府広報で広報活動をしているということであります。余り見たことがないような気がしますけれども。  もう一方で、国連の人権委員会作業部会というところで先住民族の権利に関する宣言というものがいろいろ議論をされているというふうに聞いております。過去二回ほど議論が...全文を見る
○石崎委員 この国連人権委員会作業部会における先住民族の権利宣言、これが日本も参加して成立した場合、日本の国内施策、アイヌ民族に対する施策というものに権利宣言が反映されるということになりますか。
○石崎委員 いろいろお聞きしましたけれども、いずれにしてもこのアイヌ新法、新たな民族政策として非常に貴重な、非常に重要な法案であるというふうに認識をしております。かつて、何年前でしたか、単一民族発言というものがございまして物議を議したことがありますけれども、異質なものを排除すると...全文を見る
05月26日第140回国会 衆議院 決算委員会第四分科会 第1号
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○石崎分科員 自由民主党の石崎岳であります。  きょうは、いろいろな意味で政務御多忙の亀井大臣に時間を割いていただきまして、大変ありがとうございます。その一挙手一投足、片言隻句が政治に大きな影響を与えます大臣に、前向きな答弁をぜひお願い申し上げたいということであります。  き...全文を見る
○石崎分科員 昭和六十三年以降百九十六億、今年度は二十億円ですからトータルで二百十六億、六十三年以前、独立した項目ではないにしても千歳川関連に執行された予算もあるでしょうから、その額は膨大な額になるというふうに認識をしております。  一口に二百億円余りといっても、まあ年間十兆円...全文を見る
○石崎分科員 非常に大規模な自然改造を伴う計画ですので、上流、中流、下流でそれぞれいろいろな利害の衝突、反対、推進ということがあると思います。  そういう中で、そういうことを打開するために北海道庁の方で円卓会議を開こうというような構想がありますけれども、これもなかなか進まない。...全文を見る
○石崎分科員 そのテーブルがなかなか用意できないということでありますけれども、先ほども高市委員から河川法改正のお話がありました。今国会で成立をすると思いますけれども、この河川整備計画については、住民の意見を反映させる、あるいは地方公共団体の長の意見も反映させるということであります...全文を見る
○石崎分科員 先ほども来年度の公共事業予算についてやりとりがありましたけれども、七五三というような話も出ました。継続案件の維持すら厳しい、新規については大変厳しい状況であるという中で、新規に着工ができないで調査費が累々と積み上げられてきたこの千歳川放水路計画のあり方というものも、...全文を見る
○石崎分科員 私も愚かな民の一員という厳しい御指摘でありますけれども、(亀井国務大臣「一般論だから」と呼ぶ)はい。大臣の一般論はなかなか一般論には認識されないというのが常でありますけれども、そういう中で、本当に厳しい御指摘であります。場合によっては二十億は執行しないという大変厳し...全文を見る
○石崎分科員 そういう中で、調査費として累々二百億円余りが使われてきたわけでありますが、先日の北海道の地元の新聞報道によりますと、その事業費の中から、開発庁あるいは開発局OBが数多く天下っている法人、そういうところがこの事業費の一部を多額に受注していたというような実態が報道をされ...全文を見る
○石崎分科員 議事録に亀井大臣の発言は記載されるのでしょうか。亀井大臣は、開発庁の説明に対して成果が出ていないと発言されましたので、今私が補足をして、ぜひ議事録に記載されるように発言をさせていただきます。  こういう中で、この事業のあり方、手詰まりの中で、本当に行政責任を全うす...全文を見る
○石崎分科員 平取ダムについてはいかがですか。
○石崎分科員 厳しい財政状況の中で、千歳川放水路計画のこれ以上の調査費の継続ということは大変厳しい状況ではないかと認識しておりますが、治水対策の重要性にかんがみて、ぜひ何らかの展望を開いていただきたい、そのときに、ぜひ亀井大臣の、特措法のときに示したような政治力をこの問題について...全文を見る
06月05日第140回国会 衆議院 科学技術委員会 第10号
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○石崎委員 自民党の石崎です。  先ほどATR実証炉の断念について、荒木会長がコスト面から、そして藤家先生は、プルサーマルで対応できるんだから技術的にもそれはいいだろうという、両方の事情から断念をしたということでありますが、FBRについて、これまた将来的にコスト面が増嵩した場合...全文を見る
○石崎委員 自民党の石崎です。  二点お聞きします。  先ほどからプルサーマルの安全性について先生方の間では意見が違うようなので、素人から見ると、どっちなんだということでよくわかりませんけれども、先ほどどなたかの質問に対するお答えの中で、鈴木先生が先にお答えになり、その後海渡...全文を見る
09月16日第140回国会 衆議院 科学技術委員会 第12号
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○石崎委員 自由民主党の石崎岳であります。  谷垣大臣、大臣就任、大変おめでとうございます。国策の中心であります科学技術行政推進のためにぜひ御奮聞いただきたいと思っておりますが、きょうは余りおめでたくない話題で質問をさせていただきます。私もこの委員会で何回か質問させていただいて...全文を見る
○石崎委員 今お話があったように、何がどの程度あるのかわからない前提で今対応をいろいろ議論をしているということであります。これは重大な問題であります。  そういう中で、先月の末の発覚以来いろいろ調査をされている、安全面、環境への影響といったことを調査されている。これは現在進行形...全文を見る
○石崎委員 地域住民、周辺住民にとっては、環境への影響がないということだけで安心できるわけではなくて、そういうずさんな実態があったということが不安を醸成しているという事実があります。  今るる御説明がありましたが、一九八二年の段階で科学技術庁が調査をして、ピット内の水の除去、そ...全文を見る
○石崎委員 今の話を聞いていますと、ウラン廃棄物の処理貯蔵施設でありますが、かつての三月の火災爆発事故の際にも、低レベルに対する意識、閉じ込めの意識の低さというものを感ぜざるを得ません。  そして、八二年に科学技術庁が指摘をしたということでありますが、その後科学技術庁として、そ...全文を見る
○石崎委員 動燃から二次報告はなかったが、科技庁としてはあえてそれ以上は報告を要求するということはなかったということであります。  そこで、その施設を幾ら何でも問題があるから改修をしようというプランができて、九二年にウラン廃棄物貯蔵施設を改修するための予算要求をしたということで...全文を見る
○石崎委員 規制と予算の当局の方で意思疎通がなかったということでありますが、ところが、そういう計画がありながら実際は何も行われていなかった、改修工事は行われていなかったということであります。  「貯蔵ピット関係予算推移」という動燃の資料がありますが、五年度から九年度まで毎年、設...全文を見る
○石崎委員 平成六年七月に計画を変更した。平成六年の七月ですと、平成七年度の概算要求時期の前ということでありますが、単年度のことならよくわかりますが、それが五年間も粛々と、工事、作業が続いていたということを前提として、また次年度、また次年度という要求が続いてきたという事実はちょっ...全文を見る
○石崎委員 これは東海事業所の所長だけではなくて、動燃本体、理事ということは上層部、経営幹部ということでありますが、動燃本社、本体も熟知していたというゆゆしき事態であります。この事実を科学技術庁は承知しておりましたか。
○石崎委員 長年の、ある意味では不正な予算要求ということを動燃本体が行っていたという事実が今はっきりしたわけでありますが、これに対しては重大な責任が生ずるというふうに私は認識をしております。  先日来、会計検査院の調査に対して、動燃は法の範囲内であるというようなお答えをしたとい...全文を見る
○石崎委員 一般論として、その事業団施行規則においては、ある意味では裁量権が認められているということでありますけれども、この場合は、何年間も架空の工事を前提として要求が行われてきた、そして各年度流用が行われてきたということでありますから、その一般論を引いて説明をするということは全...全文を見る
○石崎委員 今るる答弁をお聞きしてみますと、動燃組織内部でもいろいろ、連絡がとれていない部分、あるいは予算規律に対する非常識といった部分がもうはっきりしている。そして同じことが、科学技術庁の中でも連絡が不十分であるといった部分がある。そして、動燃と科学技術庁が一体となってチェック...全文を見る
○石崎委員 終わります。
12月03日第141回国会 衆議院 逓信委員会 第3号
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○石崎委員 自由民主党の石崎岳であります。  同僚の吉田委員から大所高所からの質問がありましたので、私は、放送の現状と将来像について、少し各論で御質問をさせていただきます。  今吉田委員からもデジタル化についていろいろ御質問がありましたけれども、私は、今後十年間あるいは十五年...全文を見る
○石崎委員 かなりの政策誘導がないと二〇〇〇印以前にというのは大変難しいと私は思います。  それでは会長、放送事業者の立場としてはどうですか、衛星、地上波同時に進めるということは大変難しいと思いますが。
○石崎委員 会長の発言ですと、BS4の後に、二〇〇〇年以降ということです、その財源問題がまた浮上してくるだろう。そうすると、それが徴収率等にどういうふうにはね返ってくるのかというまた大きな問題になってきます。  そこで、デジタル化、デジタル化というふうにどんどん言われていますけ...全文を見る
○石崎委員 そこで、ちょっと私、個人的に疑問に思っているのは、ある日突然デジタル放送に変わるのじゃなくて、時期的に徐々に、あるいは地域的にも徐々に広がっていくのだろうと想像されますけれども、その移行期間においては、デジタルとアナログと両方の放送が行われる、サイマルが行われるという...全文を見る
○石崎委員 もう一つ、個人的に考えている点は、チャンネル数の問題です。特にNHKのチャンネル数の問題ですけれども、地上波の方は、デジタル化によって六メガの帯域免許の付与というのが予想されております。普通にいくと、一チャンネルが三チャンネル分とれるということでありますけれども、これ...全文を見る
○石崎委員 ちょっと残り時間が少なくなってきたので、お答えを簡潔にお願いしたいのですが、そうすると、将来像として二〇〇〇年以降のメーンの波というのはBSですか、地上波ですか、どっちでしょうか、簡単にお答えください。
○石崎委員 デジタル化とちょっとそれる話題になりますけれども、国際放送のことでちょっとお聞きしたいのですけれども、国際放送の充実が叫ばれております。自民党の方でもいろいろ要望を出しておりますけれども、年々、放送枠、対象地域が広がってきております。その財政的な裏づけといいますか、国...全文を見る
○石崎委員 ちょっとまた別の話になりますけれども、政府の行革会議のことでありますが、本日最終報告が行われるという予定になっておりますけれども、行革会議の委員に一年前からNHKの川口前会長が会長在籍時から委員として参画をしておられます。  きようで最終段階ということですから、もう...全文を見る
○石崎委員 もう時間が参りましたけれども、先ほどのデジタル化等でいろいろ出費が今後増嵩していくという方向性でありますけれども、視聴者の聴取料にはね返るはね返り方がなるべく少ないような内部努力、検討というのに御尽力していただきたいと思います。  質問を終わります。
12月11日第141回国会 衆議院 石炭対策特別委員会 第3号
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○石崎委員 おはようございます。自由民主党の石崎岳であります。  石炭関係について御質問をする前に、今、京都でCOP3が大詰めであります。現在の時点で閉幕をしたかどうか確認をしておりませんけれども、先進国の数値目標ということが打ち出されまして、当初の日本の提案よりもかなり進んだ...全文を見る
○石崎委員 間もなく最終的なものが決まるというふうに思いますけれども、また次の機会に御質問させていただきます。  変わって、国内の石炭状況について御質問をさせていただきます。  私も北海道でありますが、現在、北海道と長崎だけ、二鉱が国内で残った炭鉱ということであります。御承知...全文を見る
○石崎委員 通産大臣としては、現存二炭鉱をぜひ残したいというふうに受け取りました。  そして、仮にその二鉱を残すとして、平成十四年度からのあり方ですね。そういう中で、現在はいろいろな面で価格差というものが守られている状態でありますけれども、平成十四年度には、完全に経済原理にゆだ...全文を見る
○石崎委員 石鉱審の議論は議論としても、大臣、政治あるいは行政といったものがどう考えるかという視点も大事だろうというふうに思います。政治のリーダーシップ、すべて審議会の結論にゆだねるということではなくて、ある程度、ある意味では政治が引っ張っていく、判断をしていくという面があると思...全文を見る
○石崎委員 大変難しい問題だと思いますけれども、国内炭鉱を二つ残すという前提に立てば、電力に対して高いものを買わせるということの影響度がどの程度あるのかということを冷静に判断しなければならない。そのコストに対して国内炭の引き取りの影響度というのがどの程度あるのかということを十分考...全文を見る
○石崎委員 現時点で白紙ということでありますが、平成十四年から全くそれがなくなってしまうと、地域振興等々いろいろなことに予算が使われている中で、平成十四年から全くそれがなくなってしまうということの影響というのははかり知れないわけでありますから、何らかの方策を考えていただきたいとい...全文を見る
○石崎委員 ちょっと細かい話になりますけれども、産炭地域振興臨時交付金というものがあって、地元からは、その調整額の調整引き上げ率、交付率の引き上げ、あるいは、それを市町村の単独事業にも適用してほしいといったような要望が出されております。それから、閉山処理に多額の起債を地元自治体は...全文を見る
○石崎委員 それぞれの自治体が、今大変な苦しみの中で、どうするかということを知恵を出し、もがき苦しんでいるといった実態であります。そういう中で、とにかく産業をどうするか。働き口がなければ人がどんどん流出をしてしまうわけでありますから、働く場、働き口をどう確保するか、産業をどう興す...全文を見る
○石崎委員 芦別から旭川に抜ける道路、これは難所だそうでありますけれども、一日も早い開通をお願いします。  冒頭にも申し上げましたけれども、現在の石炭政策においては、九〇年代は国内石炭産業構造調整の最終段階であるという位置づけであります。そして国民経済的な役割と負担の均衡点まで...全文を見る
12月24日第141回国会 衆議院 逓信委員会 第5号
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○石崎委員 自民党の石崎岳です。  テレビ東京の岡専務にまずお聞きしたいのです。  アニメは大体プロダクションの制作で、外部制作で完全パッケージの持ち込みだと思いますが、それをプロデューサーがチェックするのは放送に先立ってどれくらい前の時期なのか。  それから今後のこととし...全文を見る