石関貴史

いしぜきたかし



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石関貴史の2005年の発言一覧

開催日 会議名 発言
10月11日第163回国会 衆議院 法務委員会 第4号
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○石関委員 民主党の石関貴史です。今回、初めてのこの委員会での質問になります。よろしくお願いいたします。  まず初めに、今回の裁判官の報酬、そして最高裁判所裁判官退職手当の減額、この二点と憲法規定との関係についてお尋ねいたします。  まず、いろいろ憲法との関係で議論があります...全文を見る
○石関委員 このことについて、特に下級裁の裁判官の間に異論や不満の声があるというふうに聞いているんですが、このことは把握していらっしゃるか。また、もし把握していらっしゃるのであれば、このことについてどのようなお考えをお持ちでしょうか。
○石関委員 質問を送付したということ、それから、そこで聴取をしたということですかね、今の御答弁によると。どんな内容の質問をされたんでしょうか。
○石関委員 そういう形で意見を聴取したということなんですが、一体、何人の方を対象に聴取されたんでしょうか。例えば、下級裁判所ということですけれども、地裁何人とか、そういう形で具体的にわかれば教えていただきたい。
○石関委員 十五日に人勧が出たということですね。それから質問をされて、その質問に対する答えをどれぐらいの期間で集約をされたのでしょうか。
○石関委員 今御答弁で、とりあえず二週間ぐらいの期間だということなんですが、その後も五月雨式に意見が来ているということです。  先ほどの御答弁で、反対が一部にあった、大多数は理解をしているということだったんですが、この二週間なり、その後に五月雨式に来た数、その中で大体というのは...全文を見る
○石関委員 今の御答弁を伺うと、意見の聴取の仕方としては、非常にあいまいな数であって、このことをもって大体がいいとか一部が反対と言うのは大変問題があるんじゃないかなと思いますが、今までも、いろいろな意見の聴取に関してはこのような集約の仕方をされているんでしょうか。  裁判官の数...全文を見る
○石関委員 意見の参考にするには大変あいまいなやり方を今されているんだなというふうに受けとめました。  手元にある資料で、日本裁判官ネットワーク、こういうネットワーク、団体があるそうです。平成十七年八月三十日付でアピールが出ています。「緊急アピール(意見文)」ということで、最高...全文を見る
○石関委員 要望のとおり配付をされたということなんですが、それでは、この日本裁判官ネットワークというのはどういった団体なんでしょうか。コーディネーターとして、この文書には、広島高裁の安原さん、神戸地裁の伊東さん、大分地裁の浅見さんとお名前が出ておりますが、この団体についてどのよう...全文を見る
○石関委員 文書が送られてきて、その要望に従って配付をしたということなんですが、何だか実態がわからない団体の要望を聞いてそういったことをされたんでしょうか。この裁判官ネットワークというのが、今お話を聞くと実態を把握されていないということなんですが、よくわからない団体の言うことを聞...全文を見る
○石関委員 身分はもちろんしっかりした裁判官の方々ということなんですが、このネットワークについてよく内容は承知していないということで受けとめてよろしいんでしょうか。  このアピールを見ますと、一番目に、「慎重な対応を求めます」ということで意見が載っています。  そして二番目、...全文を見る
○石関委員 それでは、今回、四・八%の切り下げということでありますが、このことについて、二〇〇二年の引き下げのときとは随分下げ幅が違うんですが、下げ幅が多いということで、そのことをとらえて憲法違反ではないか、こういった意見も今回特に出ているというふうに承知をしておりますが、このこ...全文を見る
○石関委員 今、憲法のことについてお尋ねしましたが、裁判官には、憲法八十条二項、また裁判所法の四十八条に報酬減額禁止規定があるということです。その趣旨からいっても、民間や一般公務員との連動を避けるべきものではないか、先ほど大臣からも若干答弁がありましたが、このことについて、特に民...全文を見る
○石関委員 先ほども申し上げました裁判所法の四十八条、ここには「その意思に反して、」という要件がありますが、この引き下げについては、最高裁の裁判官会議で決めたものでありますが、これは「その意思に反して、」ということには触れないんでしょうか。
○石関委員 今、憲法とダイレクトにということで御説明がありましたが、それでも、四十八条の「その意思に反して、」ということなんですが、この意思というのは、個々の裁判官の意思ということであって全体の司法としての意思ではないのではないかというふうに考えますので、そうすると、最高裁で一律...全文を見る
○石関委員 先ほど全体の公務員との関係、その中の位置づけということを御説明いただきましたが、それでも、裁判官報酬の独自性、特殊性、裁判官の地位、その特殊性を考えると、やはり裁判官には独自の報酬制度が必要ではないかな、私もこのように考えますし、こういった御意見も多数あるようですが、...全文を見る
○石関委員 今、報酬のあり方ということなんですが、平成十三年六月十二日に出されました、政府の司法制度改革審議会の意見書、この中には、「現在の報酬の段階の簡素化を含め、その在り方について検討すべきである。」このように意見が述べられております。  しかし、意見書が出されて、この検討...全文を見る
○石関委員 政府の方でそのことが進められていないということなんですが、このことについて政府としてはどのように、今現在どういう状況で、将来的にはこれを検討するということですから検討する方向にあるのか、現在の段階を大臣にお尋ねいたします。
○石関委員 述べられているということで今御答弁をいただいたんですが、十三年にこの意見書が出て、検討すべきであるというふうに言っているんですが、そういった検討の場が一体設けられているのか、全くそういう検討がなされていないのか。いろいろな意見はそれぞれ個別にはあるんだと思うんですが、...全文を見る
○石関委員 では、両方意見があったけれども、検討すべきというふうに意見が出ているにもかかわらず、今そのままになっているということでよろしいんでしょうか。
○石関委員 それでは、この意見書の検討すべきであるということに対して、対応していないということですね。これは、こういった政府の審議会の意見書ですから、俗な言い方をすればほったらかしにされていて、この検討すべきということに対応していないということだと思いますが、大臣としては、これは...全文を見る
○石関委員 必要があればということなんですが、「在り方について検討すべき」という表現ですから、これは必要があるということだと思いますので、検討を可及的速やかに進めるお考えがあるのかどうか、もう一度お尋ねいたします。
○石関委員 今御答弁のとおり、なるべく早く、速やかに対応すべき問題だと思いますので、その対応方をお願いいたします。  また、経過措置についてお尋ねいたしますが、今回の法案では、裁判官の身分保障にも配慮して、二条で経過措置を定めている。大幅な減額になることを避けているということで...全文を見る
○石関委員 今の御答弁ですと、急激に変化をするというのは身分保障の関係で好ましくないから、そういう理由でよろしいんでしょうか。
○石関委員 激変ということであると、実際その額はどの程度の額を指すのかということが問題になってくると思うんですが、数千円単位の少ない額の減額なら身分保障には反しない、数万円単位になると身分保障上問題があるということなんでしょうか。  そもそも、人事院勧告と連動させようとする、ま...全文を見る
○石関委員 それでは、裁判官報酬の民間賃金準拠の妥当性、こういったことについて幾つかお尋ねをしたいと思います。  まず、そもそも、裁判官の仕事内容について御説明をいただきたい。一般公務員との違い、人事評価ですね。一般公務員との違いの中で、裁判官の人事評価というのは一体どのように...全文を見る
○石関委員 今、特質というふうにおっしゃった、それを書きとめておいて、数年で一定の判断材料にする、評価の材料にするということですが、特質というのは一体、具体的にはどんなものが入ってくるんでしょうか。
○石関委員 今御答弁を伺うと、そうすると、特にはみ出たり特別なことがない限りは、実質的な評価がなされていない。裁判官の職務の特殊性にもよると思うんですが、よっぽどのことがなければ、評価の対象になるような、勤務の状態とかそういうものが皆さん同じようにというか、はみ出なければわからな...全文を見る
○石関委員 今御答弁を伺っていると、やはり特殊だなというふうな印象を強くいたしました。  先ほど、全体の、一般の公務員との関係ということを御説明いただきました。やはり伺えば伺うほど、この人事評価一つとっても裁判官の職務は大変特殊だというふうに思うのです。先ほど、一般の公務員との...全文を見る
○石関委員 それでは、民間賃金準拠ということでお尋ねをしておりますので、この関係で、そもそも、裁判官の勤務形態というのはどのようになっているのか。時間とか休日、いろいろな方がいらっしゃると思うんですね、裁判があるとか、その勤務時間、休日についてはどのようになっているんでしょうか。
○石関委員 勤務形態をお尋ねいたしましたが、それでは、大都市と地方、これはこの後お伺いする地域手当にも関係をしてくるものですが、大都市と地方での相違というのは一般的にあるんでしょうか。今、個々の方でいろいろ違うということですが、大都市と地方という形で切り分けたとき、これは相違があ...全文を見る
○石関委員 大都市と地方での違いを御答弁いただきましたが、それでは、個々の裁判官の方が、例えば希望地の調査みたいなものをして、希望を出してそこに配属になるということになっているんでしょうか。また、そういう希望を出した場合に、どの程度その希望を通すような仕組みになっているのか、お尋...全文を見る
○石関委員 今、地方と大都市のローテーションは考えられているということでありますが、それでは、それを考えた上で、この裁判官の方にここへ赴任してもらおう、こういう決定の方法というか、どういう理由でこの裁判官の方をここに赴任させるか、配属するかというのは、どういう基準でやられているん...全文を見る
○石関委員 先ほどの御答弁で、大都市と地方の相違ということをお尋ねいたしましたら、地方の方が事件数が少ないから少し楽ではないかと。とにかく、事件数は少ない、楽という表現をされていたわけですね。事件数は少ないということをおっしゃっていましたね。  大都市と地方、例えば東京、大阪と...全文を見る
○石関委員 具体的には、東京、大阪では令状部、保全部、破産部と大変いろいろな部があるということなんですが、地方になると、支部はもとより、本庁においても、一人の裁判官が令状、保全、刑事、いろいろな役割を果たさなきゃいけないということで、単純に事件数で見ると、今それはばらつきがあると...全文を見る
○石関委員 そういう検討をされているということなんですが、それを考えても、先ほど申し上げたように、その中の組織上のいろいろな問題があったりとか足りなかったり、一人がかけ持ちをしなきゃいけないような、地方の負担がかなりあるのではないかなというふうに認識をしているんです。こういう地方...全文を見る
○石関委員 るる御答弁いただきまして、ありがとうございました。  しかし、お尋ねをして御答弁をいただけばいただくほど、やはり裁判官の職務の特殊性というもの、特殊というお言葉を実際御答弁の中でも何度かお使いになられていますが、このことを強く認識せざるを得ないなというふうに改めて感...全文を見る
10月11日第163回国会 衆議院 本会議 第6号
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○石関貴史君 民主党の石関貴史です。  私は、民主党・無所属クラブを代表して、政府提出の郵政民営化関連六法案に対し反対、松本剛明君外七名提出の郵政改革法案に賛成の立場で討論を行います。(拍手)  改革を行うに当たって、その改革が本当に国民のためになるということを確保するために...全文を見る
10月11日第163回国会 衆議院 郵政民営化に関する特別委員会 第4号
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○石関委員 民主党の石関貴史です。  初当選でこの貴重な機会をいただきましたことを大変ありがたく思っております。自民党で先頭で質問をされました遠藤宣彦委員は、私が旧郵政省で大変お世話になった先輩でいらっしゃいます。こういった場でまたまみえるということに若干の感慨を持っております...全文を見る
○石関委員 それでは、農協について。
○石関委員 随分減少しているということがわかります。  今回の法案では、結局、政府案では、どの郵便局で金融のサービスを行うかということが先ほど申し上げたような経営者の判断に任せられるということになると理解をいたします。また、今、二万四千局、全国の郵便局で提供されています郵貯のサ...全文を見る
○石関委員 さきのこの委員会で、子だくさんの馬淵議員からも指摘がありました。郵便貯金というのは子供のお年玉からお年寄りの年金、おじいちゃん、おばあちゃんの年金まで、まさに国民に親しまれる経済生活のインフラである、このように考えます。  そこで、郵政公社にお伺いをいたします。 ...全文を見る
○石関委員 今、ほかの民間銀行は、手数料百五円とか二百十円とか、こういう引き出し手数料を取っているということでありますので、これも、郵貯が民営化をされてしまうと、せめてこの百五円はいただきたい、こういった考えを持つんじゃないか。こういう誘惑に駆られて百五円の手数料を取ってしまうと...全文を見る
○石関委員 まさに大臣が御答弁されたとおり、いろいろなサービスがあるということだと思います。政府案においては、郵便貯金法が廃止をされるということです。今までは、この郵貯法があるために、郵貯は一千万円以下の世帯を顧客として、土日、休日のATMも無料になっていたということですが、民間...全文を見る
○石関委員 十七回というふうに思っておりましたら、十八回、一回会談がふえているということですので、我々がこういう議論を行っているときも緊密にアメリカの方へ御注進をされている、こういうことなんでしょうか。  それでは、この会談の内容、どういったことが話されているのかということです...全文を見る
○石関委員 アメリカは、郵貯を完全に民間に払い下げる、こういった要求を継続的に行ってきたというふうに認識をしておりますが、今回の法案について竹中大臣は、郵貯銀行の株を完全に民間に売却するということに最後までこだわりを持たれていた。また、あわせて、外資による日本の会社の完全買収、こ...全文を見る
○石関委員 それでは、郵政民営化を行えば行財政改革が進みますよ、こういったことを看板にしてこの施策を進めてきたということだと思いますが、このことは真実かどうか。今の郵政公社というのは、職員の給料も事業の収入から払っているわけですから、ここについては税金も一銭も使われていないという...全文を見る
○石関委員 今、税金が入っているかどうかは議論があるということは私も承知をしております。ただ、ただ郵政を民営化すれば国の借金、国債の発行が抑えられる、減るというような言いぶりを今までされてきたというふうに思いますが、このことが真実かどうかというのは私は大変疑問を持っております。 ...全文を見る
○石関委員 一%強ということでありますから、これは大変に小さな割合というふうに普通に認識をするんだろうというふうに思います。改革の本丸ということで位置づけて進めてこられたわけですが、改革の一つのターゲットとしてこの郵政の改革も必要だろうということを私も十分承知をしておりますが、本...全文を見る
○石関委員 ありがとうございました。  私も、本当の、真に国民のためになる改革、本物の改革が行われることを大いに期待しまして、質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。
○石関委員 私は、民主党・無所属クラブを代表して、政府提出の郵政民営化関連六法案に対し反対、松本剛明君外七名提出の郵政改革法案に賛成の立場で討論を行います。  政府の郵政民営化法案に反対する理由の第一は、政府案は、官がやるべき部分までも民にやらせようというものであることです。郵...全文を見る
10月21日第163回国会 衆議院 法務委員会 第6号
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○石関委員 民主党の石関貴史です。  これは昨日の東京新聞だと思いますが、見出しが「共謀罪 三たび断念の背景」という記事が載っております。大臣、これは読まれましたでしょうか。  冒頭の部分だけ簡単に申し上げると、近未来フィクションということで載っております。舞台が大手ゼネコン...全文を見る
○石関委員 それでは、ここにあるフィクションのようなことは起こり得ないということで承知をしてよろしいんでしょうか。
○石関委員 それでは、大臣にお尋ねをいたします。  こういったような報道がたびたびされておりますし、この法案に対する反対の声や疑念や不安という声がますます高まっているというふうに私は認識をしているんですが、今週月曜日、十月十七日付ですね、日本ペンクラブというところから、会長の井...全文を見る
○石関委員 大変高名な方々が名前をそろえていらっしゃるところなんですが、「「共謀罪」新設に反対し、廃案を求める声明」というのを出されているんですが、まさに法案に関する声明ですので、大臣、これについては読まれていらっしゃいますでしょうか。
○石関委員 それでは、私、恐縮ですが、一部分だけ読んでさしあげたいと思います。社団法人日本ペンクラブ会長井上ひさし様のお名前ですね。「共謀罪は、法益を侵害する行為が実行されたことに対して処罰を行うという近代刑法の原則を否定し、共謀したという事実や推測のみをもって処罰しようとするも...全文を見る
○石関委員 今まで一度ならずこの法案は提出をされておりますし、この国会でも審議をされている。また、法務省においても、国民の中に理解を広げようと努力をされている。先日も、漆原委員からホームページの件もありました。  ただ、そういった努力をされているにもかかわらず、この知識人と呼ん...全文を見る
○石関委員 こういった方々にもなかなか理解をされていない、大変残念な状況だなというふうに思いますが。  それで、国会における、この委員会における審議の中でもたびたび出ていますが、もう一度私からも確認をさせていただきたいと思います。  まず、国民が不安に思っているのは、第一に、...全文を見る
○石関委員 それがなかなか理解されていないという現状を今御説明させていただいたので、非常に残念なことだというふうに思いますが、そもそも、その団体が限定をされていない。国民の素直な不安の気持ちとしては、先ほどからも御説明いただいていますが、これは犯罪団体だけではなくて、先ほど企業の...全文を見る
○石関委員 今、ペンクラブという例も出していただきましたが、ペンクラブですとか、先ほど申し上げた企業、市民団体、労働団体、こういった団体はこの法律にある団体に当たらないということは、法案のどこに書いてあるんでしょうか。
○石関委員 書いていないということでよろしいでしょうかね。法案には書いていないと。
○石関委員 これは十四日の平沢委員の質問にも団体要件に関するものがありました。今御説明いただいたのですが、一方で、この中で、ある団体が途中からその性格が変わって内容が変質したということで、こういう犯罪の行為を犯すとか、そういった団体になってしまった。これについては、一般論で、これ...全文を見る
○石関委員 御答弁いただきましたけれども、それにしても、総合的に考慮される部分が大きければ大きいほど、列挙されていないわけですから、なかなか国民の不安というものを払拭できないし、私自身もこの疑念というのはクリアにならない。この部分をしっかりクリアにしない限りはこの法案はなかなか国...全文を見る
○石関委員 英米と法体系が違いますから、これが同じような共謀罪という名前をとっていても日本は違いますよということだろうと思いますが、ただ、こういう形でマスコミで流れれば流れるほど、国民というのは不安に思いますし、本当にそうなんだろうかという思いもあるでしょうから、それを払拭するだ...全文を見る
○石関委員 決まったラインで切るので六百十九出てもしようがないということだと思うんですけれども、こういう官僚的な御説明をされている限りは、なかなか国民に理解は広がらないだろう、今、そういった印象を私は改めて持ちました。  先ほど、平岡委員からも、監視社会になってしまう、そういう...全文を見る
○石関委員 これは関連でまた大臣にお尋ねをいたしますが、今回、総選挙で、小泉首相はこういう言葉を御自身ではお使いにならなかったんでしょうけれども、いわゆる刺客という方が造反されたところに送り込まれたということで、私、この刺客という言葉自体も非常に青少年を中心に悪い影響を及ぼさなけ...全文を見る
○石関委員 刺客ですか、こういった言葉は使われていないということで、先ほど申し上げた……(南野国務大臣「使われていないとは言いませんよ」と呼ぶ)大臣は使っていないですし、また小泉首相も使われていなかったということだと私は……(南野国務大臣「それは知りませんよ」と呼ぶ)知っている限...全文を見る
○石関委員 今、努力をされてきたという御答弁をいただきましたが、その努力にもかかわらず理解がされていない、大臣としては大変じくじたる思いをお持ちだろうというふうに思います。  今お話を伺っていると、先ほど、ペンクラブもそうですが、反対をされていたり、本当はそうじゃないですよとい...全文を見る
○石関委員 ホームページのお話をされました。いわゆるパブリックコメントというものはとられたんでしょうか、ホームページ等を利用して。いかがでしょうか。
○石関委員 これは、これまで一度ならず提出をされてきた法案なんですが、今まで一度も行われていなかったということでよろしいでしょうか。
○石関委員 法制審議会のメンバーとどのような議論がその中で行われたか、このことの御説明をお願いします。
○石関委員 いわゆる有識者の方々が入られている審議会ということなんですが、一般の国民の間にはなかなかわかりづらい法案であって、不安が広がっているということですので、そういった方からパブリックコメントのような形で意見を伺っていないということだと思うんですが、先ほど大臣がおっしゃった...全文を見る
○石関委員 誤解なのか理解不足ということなのか、先ほどから答弁でもありました、私も再三申し上げているとおり、理解がされていないのが現状だということは我々の共通認識だと思いますから、ぜひこういった手段も活用して、より広く国民の意見を聴取して、また、周知をする、御理解をいただくような...全文を見る
○石関委員 ほとんど条約の要請ということの御説明だったというふうに思うんですが、我々が問題にしているのは国内法の整備の問題であって、それがあるので平岡委員も先ほどから留保ですとかそういった質問をされているというふうに思いますが。  これは三回目の提出なんですが、全く同じものを提...全文を見る
○石関委員 それでは、これは自民党の大臣にお聞きしますが、自民党のいわゆるマニフェストでは、この共謀罪についてどのような記載があったのでしょうか。——大臣、御承知でなければ、三ッ林政務官、御承知でしょうか。自民党の政務官にお尋ねいたします。
○石関委員 これはメモなんですが、共謀罪の言葉は出てこないというふうに、マニフェストの中では、「政権公約二〇〇五」「自民党の約束」ですか、この中には共謀罪という言葉は出てこない。この中には「組織犯罪、サイバー犯罪、少年犯罪に対処する関連法整備を推進する。」こういうのが一行だけ入っ...全文を見る
○石関委員 私が読み上げて、一行あるということなんですが、ただ、共謀罪という言葉はないんですね。組織犯罪、サイバー犯罪という言葉になっています。これはどういう理解をされるかというと、共謀罪というものを隠すという意図があったかどうかわかりませんが、明らかに、このことを提示して選挙を...全文を見る
○石関委員 その際に、今取り上げられています共謀罪については、選挙の応援に行かれたときに、有権者に御説明をする絶好の機会だということで、共謀罪の理解を得るような、演説の中にそういった御説明を取り入れられたりそういったことをされて、有権者の理解を深めよう、有権者の理解を得よう、こう...全文を見る
○石関委員 これは法務の責任者としてしかるべき態度だと思いますし、十二分にそういった主張もされたし、国民の理解を求めるような努力をされたんだろう、私はそういうふうに受け取りたいと思います。  先ほど申し上げましたけれども、これは先日の与党の委員の質問の中にもありましたけれども、...全文を見る
○石関委員 こちらはいろいろ、司法試験に通られる方も多いので、そういう専門家的な方々には非常におわかりになるんでしょうけれども、私は一般国民にもわかるようにということで今申し上げましたので、ちょっと期待した答弁と違ったなというふうに思います。  また、大臣、法務省の姿勢として、...全文を見る
○石関委員 いろいろ今環境整備を行われているという御説明をいただきましたが、ぜひその気持ちというか哲学というのをまずこの条文に反映していただきたいなというふうに思います。いろいろな環境整備を行われているということですけれども、まず、そういったことより、この法律にそれを反映できない...全文を見る
○石関委員 時間がなくなりましたが、簡潔に一点だけ。  次に、条約の締結状況について簡単にお尋ねをいたします。  大臣、この法案の成立、大変急いでいるなというふうに私は印象を受けるんですが、先ほどもありましたけれども、共謀罪というのは、これは成立しないとどんな影響があるのでし...全文を見る
○石関委員 外務省にお尋ねいたします。  先ほど、先進国の中の締結状況、批准の状況についての御答弁は前の委員にありましたけれども、例えば中国ですとか韓国とかASEAN諸国、インドなど、こういった近隣諸国の批准の状況というのはどういうふうになっているんでしょうか。これらの国、いわ...全文を見る
○石関委員 韓国も国内法の整備を検討中だということですし、先進国の中については先ほども答弁がありました。  日本だけじゃなくて、これだけ先進国においても近隣諸国においてもまだ締結もしていない、検討しているところもあるということですし、国内においてまさにこれだけの反対の声が上がっ...全文を見る