石関貴史

いしぜきたかし



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石関貴史の2007年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月21日第166回国会 衆議院 法務委員会 第3号
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○石関委員 民主党の石関貴史です。  まず、タウンミーティングの件についてお尋ねをします。いわゆるやらせの質問でございます。  去年の十二月に出されましたこの調査報告書を見ると、やらせが行われたと確認されたタウンミーティングですけれども、司法制度改革についてのものが一番多いと...全文を見る
○石関委員 これは、ほかのやらせと比べて、全体の中でも非常に司法制度改革のものが多いですよね。何で法務省はやらせについて頑張ったんですかね。何か特に理由があるんですか。     〔委員長退席、倉田委員長代理着席〕
○石関委員 このような事情というか、そういうことを懸念してやらせで頑張ったということでありますが、まさに公正であるべき司法において、こういうインチキを頑張るということで周知を図るというのは大変な問題であると思います。  この報告書、今の答弁の内容については大臣も御承知のことと思...全文を見る
○石関委員 公正であるべき、フェアであるべき司法の問題ですから、これはやむを得ない、そうですねというわけにはまいりません。今後、こういった制度の周知を図るにはこんなインチキをすることのないように、公正にしっかりと進めていただきたいと思います。  続いて、所信の中で、不法滞在につ...全文を見る
○石関委員 今のお答えですと、不法滞在を十万人に減らすのは無理だというお見込みの上でおっしゃっているわけですか。
○石関委員 大臣、前に半減というふうにおっしゃって、今回表現が変わっていますから、印象としては何かやる気がちょっとうせてしまったのかな、残念だというふうに受け取られてしまいますので、御丁寧に御説明いただきましたから、そういうことかというふうに思ったんですが。  この不法滞在者を...全文を見る
○石関委員 不法に滞在しているのが多いということは国として全くよからぬことですから、しっかり頑張っていただきたいと思います。  今の数字なんですが、我が国における不法滞在者の国民の数の対比での割合なんですけれども、日本というのは島国であって、入管に関しても、大陸の中で国境を接し...全文を見る
○石関委員 ほかの国ははるかに多いだろう、数字自体も日本ほどしっかり把握をしていないようだということでよろしいんですね。わかりました。目標達成に向けてしっかり、引き続き、ますます頑張っていただきたいと思います。  続いて、国外逃亡の外国人、国外に逃亡した国内で犯罪を犯したと思わ...全文を見る
○石関委員 要請をして、先方の国内法で処罰をされる場合もあるし、要請がなくても勝手にやるということもあるということですか。  では、要請をして、成功例というか、国内で犯罪を犯した人が自国に、日本からいうと逃亡して逃げて戻ったというところで、我が国から要請をして、何らかの要請を受...全文を見る
○石関委員 今、ちょっと答弁があいまいで、確認をしたいんですけれども、要請の有無についてはよくわからないといった趣旨の御答弁がありましたけれども、それは何なんですか。要請したかどうかもわからないと。何の要請もしないけれども、その先方の国が、これは犯罪者だ、日本で犯罪を犯したじゃな...全文を見る
○石関委員 御自身にもわからないとおっしゃっていますけれども、わからないじゃ困りますね。犯罪を犯して行っちゃって、何かいろいろな段階がある、外交だけでなくて、情報交換ですか、情報を提供するなり、情報交換をするものがあると。これでは安心して任せられないじゃないですか、警察に。外務省...全文を見る
○石関委員 それでは、今の御答弁だと、国内で容疑者だと認定されたものについては、すべて何らかの要請をしているということでよろしいんですね。眠らせているものは一個もないということでよろしいんですか。
○石関委員 いろいろな事案があると思いますので、今おっしゃったようなことであれば、これはデリケートに扱うということもあろうと思いますが、いずれにしても、情報を相手の国と事件ごとにやりとりして、今のようなことをしっかり確認したり、では、相手国に処罰を求めていくのかということは必ずや...全文を見る
○石関委員 それでは、そういった国外に逃亡した外国人の容疑者のうちで、実際に引き渡しを要求して引き渡しをされた者の数というのは、過去どれぐらいいらっしゃるんですか。
○石関委員 先ほどの代理処罰というんですか、逃亡先の国で、彼なり彼女の本国へ戻って国外犯として処罰をされた人の数というのは把握をされていますか。
○石関委員 これは、本国で処罰されても、日本で犯したこれこれの罪で処罰をする、こういうことになるわけですよね。それを把握していないんですか。
○石関委員 法務は把握していないですけれども、警察はどうなんですか、外務省は。  これは、うやむやにされちゃうということになりますよね。その事件の結末までしっかりと当局においてそれぞれの関係の省庁が責任を持つ、その後どうなったのか、それがわからないということでは、被害者や被害者...全文を見る
○石関委員 きちんとしていなくてもいいですから、把握はされているということでいいんでしょう。在外公館があって、いろいろな情報を集めているんでしょう。そのために多額の税金で在外公館を設置して、外交官に対するいろいろな、身分保障とかいろいろあるわけですよね、それなりにしっかり生活がで...全文を見る
○石関委員 していると思うということでありますけれども、どういうふうにしているのか、具体的にどの程度情報を収集されているのか、また改めてしっかり聞かせていただきたいと思います。  今、ちょっと外務省の方はよくわかりませんけれども、もししていないとすれば、外国に逃げていっちゃった...全文を見る
○石関委員 この後、ペルー人の容疑者についてお尋ねをしますけれども、警察から資料が来ないから外務省は相手国に要請ができないという答弁をこの前いただいておりますけれども、今法務大臣も、全体がよくわからぬという部分も現段階ではあるのかもしれないですけれども、これは非常に、あの役所がこ...全文を見る
○石関委員 今のは、構造がそうなっているからしようがないんだと聞こえますよ。それは困りますよ、そういうことでは。皆さんそれぞれが、大臣を中心に責任を担われているんですから、構造のすき間があるのなら、しっかり埋めるように頑張ってください。今、非常に無責任な答弁ですよ。事実がこうだか...全文を見る
○石関委員 大臣、もう一回確認とお願いをしますけれども、今の方々は役人ですから、これはやはり政治家がしっかり責任の頂点として、大臣おっしゃったように整理をして整備するということで、大臣、やっていただけますね。
○石関委員 法務大臣は今のようにしっかりおっしゃっていただきましたので、きょうのこの中では、まだ外務省のことがよくわからない部分がありますから、外務省はしっかり数字なり出してもらって、もしだめならこれは外務大臣に来ていただいて、また改めてしっかりお願いしてやってもらおうと思います...全文を見る
○石関委員 この前までの答弁ですと、これは縄田政府参考人ですけれども、県当局とも十分すり合わせをしていないところですので申し上げかねるというところは御理解いただきたい、いずれにしても、早期に資料等の作成をしながら、それをもって警察当局同士も若干情報交換もしながら、外務省にもお願い...全文を見る
○石関委員 この事件について、容疑者がちゃんと裁判を受けて、もし罪を犯しているのだったら、それについてしっかりと処罰をされるということが目的ですから、余りここで立ち入って、それを阻害するようなことはもちろんするつもりはありません。ただ、この前おっしゃったような、今も外交ルートを通...全文を見る
○石関委員 少なくとも、この前こちらで質問をした段階よりは進んでいるという御答弁でありましたので、しっかり最後、結末まで責任を持ってお願いしたいと思います。いろいろ現状の制度や構造的な問題というのはあると思いますが、そのことによって被害者や被害者の家族が、何だか泣き寝入りをすると...全文を見る
○石関委員 この今の在留特別許可、在特というのは、現時点ではどれぐらいの方がこの許可を得ているんですか。
○石関委員 この許可というのは、延長が可能なわけですよね。まず、許可を得た人もいろいろな例があると思うんですが、結婚をしているとか、どういう例が一番多いんですか。それとも、非常にバラエティーに富んでいて、それぞれいろいろあるんだということなんですか。許可が認められている中で、一番...全文を見る
○石関委員 期間については、一年から三年という期間でしたかね、この許可については。延長も可能であると思うんですが、今までの実績で見て、十六年、十七年、十八年とありますが、この中で延長されている数というのは、それぞれだと思うんです、ですからわかる範囲で結構ですが、十六年に一年もらっ...全文を見る
○石関委員 これは、本当にいろいろな事案があるので、それぞれ判断するのも大変だと思います。今回、法務大臣は、このイラン人の家族、お嬢さんに対して配慮をされたということで、私自身の感想としては大変立派な御判断をされたというふうに受けとめております。  ただ一方で、最近、日経新聞の...全文を見る
○石関委員 これは結構多いですよね。十六年から見ると、一万三千から九千と、一万内外の数字になっています。何人ぐらいでそういうことをして、どこまで実態的にそういった調査なり審査というのが行われるんでしょうか。  まあ、愛があるかないかという判断はできないと思いますけれども、普通で...全文を見る
○石関委員 私はマニアじゃないのでこれぐらいにしたいんですけれども、今の、子供がいるとか、それも余り関係ない部分もあるかもしれないですよね。  さっき申し上げた日経新聞の夕刊の記事だと、奥さんと子供がいるんだけれども全然構わない。接見すると、アフリカにいる家族のことはよく聞かれ...全文を見る
○石関委員 そこで、法務大臣の配慮というのは、私先ほど申し上げたように、高く評価をするところでありますが、なかなかその現場、現場で、大臣のような配慮ができるわけでもありませんし、不法滞在と、不法じゃない、滞在すべき方の許可をするという体制はしっかり今後整えていただきたいというふう...全文を見る
○石関委員 これは、PFIになると、今おっしゃっていた社会復帰センターという名前になるんですか。刑務所ということではだめなんですか。
○石関委員 これは仮称ということですけれども、名前は、いつ、だれが決めるんですか。これは、刑務所という名前なのか、社会復帰促進センターですか、全然違いますよ、イメージが。うちの地元に刑務所ができるというのと、社会復帰促進センターと。また、収容される人も、刑務所に行くのか、社会復帰...全文を見る
○石関委員 それでは、ここの委員会は関係ないわけですか。組織令というのはここにかかるんですか。
○石関委員 今の御答弁を受けたら、これは名前も大変なことだと思いますよ、刑務所になるのか、復帰センターになるのかというのは。だとすると、これは予算審議の中でこの問題についても大きく取り上げて、今やってしまわないと、予算が通ったら、自然と政令改正でこれは終わる、もう後は法務委員会も...全文を見る
○石関委員 省令だったら、もっとこれはかからないですよね。省の中で決まっちゃうんでしょう、これは。予算審議の段階でこの名称についても大いに論議をしておかないと、どうにもならないということですか、国民の皆さんや我々議員としても。  あと、この名称については、どこでどのように議論さ...全文を見る
○石関委員 これは、でも大きな転換になると思いますね。  よく刑事ドラマなんかを見ていると、ムショ帰りという言葉がありますよね。これが世間様にいいか悪いかわかりませんけれども、ムショ帰りなんだというふうに世間も見て、そのことがいろいろな意味での復帰を妨げるかどうかというのもまた...全文を見る
○石関委員 大臣の御答弁ですと、今の計画は進めていくということですけれども、今後もそれは安くいいものができるならどんどん進めようということでありますから、今の大臣の御認識だと、将来的にもPFIをふやしていくのか。
○石関委員 最後に、一点お尋ねをします。  官製談合の根絶というのは当たり前のことです。それは政府も挙げて、我々国会議員も根絶に向けて今全力を尽くしているという状態であると思いますが、これは官製談合じゃなくてPFIになっちゃって、山口はセコム、島根は大林組とALSOK、それから...全文を見る
○石関委員 これは大いに関係してくると思いますので、今手元でわからないということですから、また別にお時間をいただいて、しっかりこのことも審議を、確認をしていきたいと思います。  ありがとうございました。
02月28日第166回国会 衆議院 予算委員会第一分科会 第1号
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○石関分科員 民主党の石関貴史です。質問の時間をいただきまして、ありがとうございます。  まず初めに、いわゆる取り調べの可視化についてお尋ねをいたします。  裁判員制度が始まるということもありまして、最高検で、容疑者の取り調べの録音、録画、いわゆる可視化を導入する、一部の事件...全文を見る
○石関分科員 最高検においては始まっているということであります。試行の段階ですが、始まっている。将来、さらに広く導入をするということを前提の試行であると思います。  警察については、昨年の五月、警察庁の長官漆間さんが、取り調べの機能を妨げる、警察が追随することは全く考えていない...全文を見る
○石関分科員 それでは、具体的にどういう支障を来すのか、このことをいろいろ、この後、御教示いただきたいと思います。  具体的な最近の事件でありますが、鹿児島の県議選において選挙違反があったということで、これは裁判になりました。最近、一審の判決が出て、いろいろ、警察が自白をでっち...全文を見る
○石関分科員 マスコミでもそういう論調でありますし、これは私としても、まだ一審の判決でありますから今後どうなるかということがあろうと思いますが、もし、ここで判決に示されたような取り調べの内容が事実であるとすれば、これは、警察の中で責任をどなたかが、責任者がとるべきことだというふう...全文を見る
○石関分科員 今公安委員長がおっしゃった、きのう情報が入ってきたというのは、これは問題だと思いますよ。公安委員長に、これは本当にきのう入ってきたんですか。だって、これは新聞記事ですけれども、二十四日とかにもう出ていますよ。公安委員長、これは把握していなかったんですか、きのうまで。
○石関分科員 情報はこの事件について知っていたけれども、きのう記者会見をした、こういうことですね。  それにしても、責任をとるかとらないかというのはまだわからないということでありますが、これは社会通念、我々普通の国民の感覚からすれば、これだけのことが事実だとすれば責任をとるべき...全文を見る
○石関分科員 これは私も記事で承知をしている範囲ですけれども、主犯とされた元県会議員は、容疑を否認し続けたためずっと勾留をされた、保釈されたのは逮捕されてから何と一年一カ月後だったと。これだけ長い間勾留されるというのは、勾留しなければならない、しない場合に非常な、証拠がなくなると...全文を見る
○石関分科員 私自身は、逮捕されたり勾留されたという経験がないんです。公安委員長もないんだろうと思いますが、私は前に県会議員をやっていて、先輩の県会議員が、逮捕されて勾留された、その様子をつぶさに語ってくれましたよ。石関君はこういうことにはならないと思うけれども、逮捕、勾留される...全文を見る
○石関分科員 あと、取り調べの過程で、新聞には踏み字事件というふうに書かれていることがあります。民事でこの件について裁判が起こされて、確定をした部分もあるというふうに聞いていますが、この件について承知をされていますか。
○石関分科員 これは具体的にはどういった処分がなされたんですか。
○石関分科員 先ほど公安委員長にお尋ねした件について、事実であれば、将来そういうことが確定をすれば、しっかり処罰をされるべきだろうと思います。  あと、これは先ほどの御答弁でおっしゃいましたか、警察の方がおっしゃるのに、可視化を進めると容疑者との信頼関係を築きにくくなり、事案の...全文を見る
○石関分科員 委員長の御答弁は理解をいたしました。  事務方の方にお尋ねしたいのは、具体的には、容疑者との信頼関係といった場合に、どんな信頼関係が捜査、取り調べの中で築かれるのか。これはどういう信頼関係なんですか。
○石関分科員 そうやって信頼感を得ていくということですけれども、そうすると、よく刑事ドラマなんかに出てくる、おれにも年とった母親がいるんだよな、おまえのおふくろさんもとか、かわいい子供がいるだろう、おれも子供の顔が浮かんでとか、カツどん食うかとか。では、何かそういうことが実際に行...全文を見る
○石関分科員 いろいろな場面があるので、では、それを全部が全部見せていいものかどうかと。  ただ、今の範囲の話であれば、別に可視化をして、こういうふうに取り調べをしているので、これは証拠もどこに出しても問題ない、こういうふうに進めた方が、私は第一次捜査機関にとっては非常にプラス...全文を見る
○石関分科員 それでは、今回の取り調べについて、以前、監獄法の改正を法務委員会でやりましたが、縄田さんにも御質問をした関係の件です。  国家公安委員会規則の中に犯罪捜査規範というのがあります。これに従って捜査を行うということでありますが、この捜査規範の百六十八条の三項、この中に...全文を見る
○石関分科員 これは、呼び出し状は今答えてもらいましたか。
○石関分科員 前に監獄法の改正でもお尋ねをしましたけれども、この規範を守るというのは、まさに規範ですから当然のことであって、余りこの例外がふえるようであれば、規範自体を現実に合ったように変えていかなきゃいけないと。前にも申し上げましたが、今の呼び出し状の件についても、ぜひ公安委員...全文を見る
○石関分科員 別の新聞には「「自白偏重」また過ち」なんて書かれちゃって、これは本当にまたまたということであれば、警察にも大変困ったことだと思いますけれども、何か、欧米だと多様な捜査手法をとっているので、取り調べに依存する度合いが低いということが報道されておりますし、幾つか調べたら...全文を見る
○石関分科員 おっしゃるとおりで、これまで組織でやってきたこと、日本の風土に合った犯罪の捜査手法というのはあるんだと思います。ただ、こうやって、新聞にでっち上げなんて書かれちゃって、まじめに捜査している警察の人はたまったものじゃないですよね。であれば、ほかのまた、欧米のいいところ...全文を見る
○石関分科員 それでは、時間がなくなりましたので、別の事件ですが、これは同じような、またと書かれる理由だと思いますけれども、富山県で婦女暴行事件があった。ここで実刑が確定して、その方が出所後に真犯人が判明してしまったということがありました。  この件については、これにかかわった...全文を見る
○石関分科員 これは、無実の人が刑務所に入れられちゃって、えらい時間を過ごしたということですから、これは謝って済むだけのことではないと思いますので、部内にも厳しい処分をしっかりやってもらいたいと思います。  ちょっと時間がなくなっちゃったので、もう一件、別のことをやりますが、代...全文を見る
○石関分科員 時間が来てしまいましたので、また別の場面で改めていろいろお尋ねしたいと思いますが、ぜひ、委員長がおっしゃったように逃げ得にしないという強い姿勢で、迅速に何らかの処罰が犯罪者には下されるように、御努力をお願いします。  ありがとうございました。
02月28日第166回国会 衆議院 予算委員会第二分科会 第1号
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○石関分科員 民主党の石関貴史です。順次御質問をさせていただきます。  まず、合併特例債というものがありますが、この制度の概要をちょっと詳しくお聞かせをいただけますでしょうか。
○石関分科員 済みません、ちょっと一部よく聞き取れないところがあったので、私が承知していなかったら申しわけないのですが、これは公園とかそういったものには使えるという御答弁だったと思います。そうすると、合併したところで交通のぐあいが悪いから道をつくろうとか、こういったものに使っても...全文を見る
○石関分科員 今申し上げたのは、具体的に、例えば学校をつくりますよ、三つの町村が合併をしてAという市ができました、これが一体性を高めるためにAという名前を冠した市立の中学校なり市立の高校をつくる、こういった申請が上がってきた場合に、これに許認可、この場合は同意というんですか、され...全文を見る
○石関分科員 そうすると、その使途について、ぎりぎりした基準というか、こういうもの、こういうもの、こういうものには使えるけれども、これはだめ、だめ、だめ、こういった基準なり例示というのはしていない、その都度個別に判断をする、その趣旨に合った一体性を高めるものであるかどうか、こうい...全文を見る
○石関分科員 例えば、新しく合併をした市町村の交通の循環をよくしようということで巡回バスをつくりました。巡回バスというのは、通常、私が知っている限りではかなり安くやるのですけれども、便利なものだということで大変利用者も多くて、これを回したら大変な収益が上がった。これは新市も潤うし...全文を見る
○石関分科員 御質問申し上げた後段の部分ですけれども、先ほどのをちょっと変えます。  計画の中ではコミュニティーバスを回して利便性を高める、これは達成ができた、しかし、予想以上に利用者が多くて、これは大変もうかりましたということになって、既存の民間のバス事業者と競合するようにな...全文を見る
○石関分科員 省として事前に判断をするのはそういう判断をされると思いますけれども、現実にやってしまったら起こり得るということも、想定外のことも十分あり得ることで、今申し上げた例で、大変もうかってしまって、それで民間から、これは民業圧迫じゃないか、何だ、合併して特例債や何かを使って...全文を見る
○石関分科員 先ほどの御答弁だとかなり広範にいろいろな事業に使えるということで、何か物をつくるだけじゃなくて、広報にも使える、いわゆるイベントにも使えるということでよろしいですね。  では、こういう事業をやろう、こういうものをつくろう、そうなったときに、自治体でそれをやろうと決...全文を見る
○石関分科員 これは、市町村がこれをやろうということを議決して、議会で決まりました、やろうということになったら、都道府県に申請をしそこでまず同意を得て、それから国に申請をしそこでまた同意を得るということなのか。同意の順番というか順位というのはあるんですか。それとも、それぞれが同時...全文を見る
○石関分科員 詳細な御説明、ありがとうございました。  この特例債について、私の地元であります群馬県伊勢崎市で、合併記念交流施設整備事業と称して、具体的には大きな観覧車をつくろうという計画がありました。この経緯について、把握をされていると思いますが、簡単に、把握をしている範囲で...全文を見る
○石関分科員 今、経緯について、承知されている部分の御説明をいただきました。  伊勢崎市議会、私も一期四年間ここで仕事をさせてもらいました。議会の人たち、ここに出ている議員も大体どういう人かよく知っている。地方ですから、議会運営委員会の会議録をとりました。市長さんが延期というこ...全文を見る
○石関分科員 では、今ここで、市長と同行した市の職員が、議会運営委員会で、伊勢崎市議会で言っていることは事実でないということでよろしいんですね。一点ちょっと確認をして、後でまとめて答弁してください。  続けて市長は、こういった経緯だ、やれると思ったんだけれども途中で総務省の見解...全文を見る
○石関分科員 私は、総務省になってからは勤めておりませんけれども、旧郵政省にいましたので、大体中央官庁というのは、地方とこういうやりとりをすると、やりとりメモをつくりますよね。  ですから、もう一回確認しますが、ある意味これは、市側のメモをもとにして市長や職員が発言をしたという...全文を見る
○石関分科員 それでは、この会議録の内容と認識は違うということでよろしいんですね。
○石関分科員 大臣も地方政治の経験がありますから、今、地方分権を進める中で、なかなか地方の実態と、それから、この議事録の中にも出てきますけれども、我々が一生懸命やってきたことを、上がだめと言ったら、お上がだめと言ったら一発でだめになってしまうのか、議会制民主主義は何なんだ、こうい...全文を見る
○石関分科員 ありがとうございました。  よく御承知のとおり、地方分権もまだ過渡期でありまして、まだまだ大変ないろいろな問題を抱えている。大臣も御苦労されていると思いますが、長年日本でやってきた、最終的にお代官様何とかしてくれという部分もまだあるのかもしれませんし、なかなかその...全文を見る
03月13日第166回国会 衆議院 法務委員会 第5号
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○石関委員 民主党の石関貴史です。  ただいま同僚の大串委員から三十分間の質疑をさせていただきましたが、着席をしている委員からわけのわからぬやじが飛んだり、この静ひつに行われるべき審議が大変混乱をしている。大変残念なことでありますが、そもそもこれは、与野党の合意に至らないのに強...全文を見る
○石関委員 質問する前からやじを飛ばすなよ。(発言する者あり)
○石関委員 あなた、だれだ。知らないよ、あなたなんか。知らないよ。名前名乗れよ。(発言する者あり)何とかしてくれよ。さっきからうるさいんだよ。あなたが最初に始めたんだよ。うるさいんだよ。黙れよ。  委員長、質問する前からこんなやじを飛ばさせて、何ですか、これは。委員長、審議にな...全文を見る
○石関委員 それでは、まず大臣にお尋ねをいたします。  大臣は、公職の選挙には何度立候補、出馬をこれまでにされましたか。
○石関委員 そのうち、当選されたのは何回ですか。
○石関委員 大変立派なことで、よほど地元の有権者の皆さん、大臣を信頼して六回の当選ということになられたんだと思います。  その六回の選挙を通して、大臣御自身が公選法の違反とかそういったことに関して逮捕をされたりした経験というのはございますか。
○石関委員 任意で聴取をされたとか、そういったこともないですね。
○石関委員 法務大臣になられる方ですので、私も、大臣御自身そういった姿勢で選挙に今まで臨まれてきたんだろうと思っております。  では、大臣御自身じゃなくても、運動員の方ですとか後援会の方とか、そういった方が大臣の選挙において公選法違反に関して任意で聴取される、こういったことはこ...全文を見る
○石関委員 そういうことがあったということですけれども、大臣の後援者かそういった方だと思いますけれども、そういった方は任意の聴取なり、逮捕されていろいろな取り調べを受けるわけですけれども、その状況について、事後にでも大臣に、これは支持者ですから何かお話があったと思いますが、どんな...全文を見る
○石関委員 鹿児島県議選の公選法の違反事件というもので判決が出て、決着をしたということがありますので、我々全員、ここにいる委員それから大臣は選挙に出るものですから、大臣自身の御経験を伺ってからこの件に入ろうと思ってお尋ねをしております。お答えください。
○石関委員 こういう事案で取り調べを受けると大変なことだというふうに、私は先輩でそういった経験をされている方にも伺っておりますし、幸い私はそういうことがありませんけれども、大変だというようなお話もありませんでしたか。  これは、大臣、議員として当選させるために、罪に問われなかっ...全文を見る
○石関委員 それでは、先ほど申し上げましたけれども、平成十五年四月十三日に施行されました鹿児島県議会議員選挙、これに関する事件、概要を大臣御承知だと思いますが、報道もたくさんされておりますし、法務大臣として御承知の部分、お話しいただきたいと思います。
○石関委員 この無罪を受けた方々は、マスコミを通じて、それから御自身それぞれが、大変だったということをおっしゃっていますね。強引聴取五百五十三時間、謝ってくれ、こういうふうに無罪判決を受けた方々もおっしゃっている。県警は責任を明確にするべきだ、こういったマスコミの報道もあります。...全文を見る
○石関委員 しかし、最近、令状主義というのが形骸化しているのではないか、このような指摘がされています。  令状というのは、裁判所が司法的にチェックすることが期待されているんだということなんですね。今御説明があったところの補足をするとそういうことなのかなというふうに理解をしており...全文を見る
○石関委員 こういった却下率については御承知されていますか。
○石関委員 それでは、数字はまた後ほど最高裁にお尋ねをしたいと思いますが、今申し上げたような令状主義の形骸化について、大臣は何らかの御認識をお持ちでしょうか。
○石関委員 それでは最高裁にお尋ねをしますが、今、先ほど大臣にもお尋ねをしました、却下率というんでしょうか、この人を逮捕したいが令状を出してくれと言われて、これはだめよ、あるいはこれは令状を出しますよ、この率というか実際の数字、最近のもので把握されている分をここで教えてください。
○石関委員 これはすごい率で認められていますよね。二万六千以上上がってきて十五件、大臣、これは、形骸化と言わない、しっかり審査をしているので十五件はねただけだということなのか。でも、上げればみんな認められちゃう、数字だけ見ればそう思われますけれども、今の数字を聞いて大臣はどう思わ...全文を見る
○石関委員 それでは、令状を出してくれというのが上がってきたときに、どのような審査体制で令状を出すか出さないかを決めているのか、法務大臣は御存じですか。
○石関委員 大臣は令状の審査体制については御存じないということでありますので、これは、最高裁、答えられますか。
○石関委員 次に、別の事件に移りますけれども、富山県で三十九歳の男性が強姦事件で逮捕、起訴された、こういったことがありましたね。これは、大臣、御承知ですか。(発言する者あり)
○石関委員 これは、逮捕されたということですけれども、逮捕に当たっては、大臣、御承知ならお答えいただきたいんですけれども、令状は出されているわけですよね。
○石関委員 そうですね。これは、逮捕されて自白を証拠に有罪が確定ということなんですけれども、令状が出されているのであれば、先ほど御説明いただいたように、裁判所が判断をしてやっているということですね。第一次捜査機関から令状を出してくれと言われて裁判官が審査をしたということですけれど...全文を見る
○石関委員 いや、それは事実ですけれども、結局冤罪だったということがわかったわけですよね。それについては何とも思っていないんですか。(発言する者あり)
○石関委員 個別じゃなくても、全体で結構ですよ。こうやって令状を認めて、冤罪だった、こういう例はほかにもありますよね。そういったことが起こった、捜査機関に要求されて令状を出したら冤罪だった、これはありますよね、ほかにも。いかがですか。(発言する者あり)
○石関委員 全然個別じゃないですよ。全体でこれこれ令状の申請があって、この令状を出しました、その中で、確定している中で冤罪だったというものはあるのかないのか、これをお尋ねしているんです。
○石関委員 そうです。
○石関委員 個別じゃだめで、それで一般論も言えないといったら、何なんですか、それは。どういう責任を持ってこの仕事をやっているんですか。もう一回ちゃんと答えてください。(発言する者あり)
○石関委員 ちゃんと答えてくださいよ。あったのかないのか、それぐらいわかるでしょう。  今のは仮定の話をされているのであって、そうなればそうだという話じゃなくて、過去に実際確定しているものがあるわけですから、令状を発付して無罪だったもの、冤罪というふうに確定したものがあったのか...全文を見る
○石関委員 もう一つ教えてください。  先ほど尋ねたことですけれども、真摯に受けとめて、どうなっているんですか、これは。何か反省するとか審査体制を見直すとか、そういったことというのは行われているんですか。冤罪というのは大変なことですよ。何もしていないのに入れられちゃって、自分の...全文を見る
○石関委員 全体、一般的な。
○石関委員 この件、また違う場面でお尋ねをさらにしていきたいと思いますし、数についてもそのときには教えていただきたい。できれば、円満に委員会が運営をされて、事前にしっかり通告をして、お互い十分な用意をしてここに臨めるような体制を、委員長、また改めてお願いしたいと思います。  今...全文を見る
○石関委員 今の御答弁では、大臣は、形骸化はしていない、こういう御認識だというふうに理解いたしました。  数字については、最高裁から今後しっかり出していただいて、また違った場面で、このことについて、大臣の御認識も含めて、お尋ねをしていきたいというふうに思います。  それでは、...全文を見る
○石関委員 現在の制度の概要、執行官の方々については今御説明で承知しましたけれども、そもそもこれは、どういう経緯で、その前身も含めて、今の執行官制度ですけれども、いつ設立をされたんですか。明治ぐらいにできているんじゃないですか。  どういう人が執行官になって、どういうふうにその...全文を見る
○石関委員 そもそも、この執達吏になられた方というのは、これは明治二十三年だそうですけれども、どういう人から執達吏になったんですか。今の執行官の方々というのは、裁判所の職員とか司法書士、不動産鑑定士、こういう人たちが多いということですけれども、執達吏になったのはどういう人がなった...全文を見る
○石関委員 私がお尋ねしたのは、今の執行官になられている方々というのは裁判所の職員とかいろいろな方々がいるということですけれども、執達吏になった人というのはどういう人たちがなったんですか。普通の人が急に試験を受けて、やってみよう、そういう人たちが多かったんですか。
○石関委員 大臣、今御説明があった執達吏というのと今の執行官というのは、ほぼ同じ仕事をしていた、あるいは全く同じ仕事をしていたというふうに考えてよろしいですか。
○石関委員 大臣、これは、執達吏のときかあるいは執行官になっていたのか、これも教えてもらいたいんですけれども、今執行官の人というのは裁判所の中に部屋があって執務をされているんだというふうに私は承知をしておりますが、それでいいのかどうかということと、執達吏のときか何かには自分で役場...全文を見る
○石関委員 関連で、一言でお答えいただける質問をさせていただきます。  執行官というのはその職務の執行について手数料を受けるんだ、それから職務の執行に要する費用の支払いまたは償還を受ける、そういうので今の役場がどうなっていたかというのをそもそも知りたいなというふうにお尋ねをした...全文を見る
○石関委員 ありがとうございました。  次回はぜひ静ひつな環境でこの大事な質疑ができるように、委員長にはしっかりと御配慮いただけるようにお願いをして、私の質問を終わります。ありがとうございました。
03月16日第166回国会 衆議院 法務委員会 第6号
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○石関委員 ただいま議題となりました附帯決議案について、提出者を代表いたしまして、案文を朗読し、趣旨の説明といたします。     執行官法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案)   政府及び最高裁判所は、本法の施行に当たり、次の事項について格段の配慮をすべきである。 ...全文を見る
○石関委員 民主党の石関貴史です。  まず、刑務所の問題について大臣にお尋ねをいたします。  大臣は所信の表明の中でも刑務所の過剰収容の緩和について触れられておりますが、この過剰収容の緩和について、具体的に法務大臣はどのような対策というのをお持ちでしょうか、御教示をお願いしま...全文を見る
○石関委員 今の収容人員ですけれども、今後の予測というのも大変難しいことだと思うんですが、戦後、刑務所に収容されている人員というのは一貫してふえてきたんですか、それとも、ある時期は例えば減っているとか、どういう傾向が見られるんですか。
○石関委員 遜色がないというのは困ったことだと思いますけれども、戦後を考えると、混乱期ですからいろいろなことがあったのかなということですが、その後それが落ちついてきて減ってきたということなのかなというふうに今思いますけれども、その増減に対しては、大臣はどのような要因だというふうに...全文を見る
○石関委員 これもまた大臣のお考えというのをお聞きしたいんですけれども、今の、犯罪の増大それから刑の長期化ということで収容人員がふえている、これは理解ができるんですが、そもそも、犯罪がふえて、一つ一つ刑が長期化するということは重い犯罪になっている、これは、もちろんいろいろな要因が...全文を見る
○石関委員 これも大体で結構なんですけれども、欧米諸国とか、いわゆる先進国には同じような傾向というのは見られるものなんでしょうか。諸外国、欧米を中心にしたそういった先進国でも、このような犯罪者の増減なり、ふえるという傾向が見られ、同時に社会が、今大臣おっしゃったような世の中の状況...全文を見る
○石関委員 それでは、過剰収容になっているという具体的な事例で、ほかの資料でもそういうのを拝見しましたけれども、三畳ほどの単独室、独居房に二人収容されているとか、六人用の部屋に八人いるということなんですが、そもそも単独室、独居房というのは、そこに収容される人は、この人は大部屋、こ...全文を見る
○石関委員 規則なり、各刑務所とかそれぞれでお持ちであるのか、こういったこともまた別にお尋ねもしていきたいというふうに思いますが、今持ち合わせがないということですけれども、大臣おっしゃったように、凶暴だとか何らかの理由があって単独で収容されている人たちが一緒にされて、例えば、いろ...全文を見る
○石関委員 いろいろな例があるということなのかなというふうに理解をいたしました。凶暴な人はやはり単独で収容されるべきであろうと思いますし、そういったところは実際に刑務所の中でしっかり運用がされているのかなというふうに思います。  一方、先ほど大臣も触れられましたけれども、外国人...全文を見る
○石関委員 その一つの例ですけれども、通訳の体制というのは、以前、入管の関係でお尋ねをしましたら、入管においては、東京の入管、成田の入管においては、少数言語については契約をしていて、回線を結んでいてそこで対応できるというようなこともあるというのをこちらで伺ったと記憶をしております...全文を見る
○石関委員 その件については、後ほど数字を、事務方からで結構ですので、資料をいただきたいと思います。大臣にお願いをいたします。  一方、同じ、これは日経新聞の記事でありますけれども、外で食い詰めて、こういう表現が適切かどうかわかりませんが、刑務所の中にいると暮らしていけるという...全文を見る
○石関委員 今後、格差社会が進んで貧困層がふえるかどうかというのも今政治の大変な課題であって、日本の大きな課題だと思います。ただ、そういった状況が進んでいくとすれば、また介護のコストや何かも実質的にアップをしている、こういうことですから、ここに今私が紹介したような、こういった気持...全文を見る
○石関委員 私も、大臣がおっしゃるとおりだと思います。ただ、刑務所の処遇をどうするか。では、ちょっと厳しいどころじゃなくて大変厳しい刑務所にしたらもう戻ってこないのか、そういう問題でもないでしょうし、これは大変難しい、複雑な問題だということは承知をしておりますけれども、ぜひ、大臣...全文を見る
○石関委員 私、先日も申し上げたんですけれども、これは大変大きな問題だと思うんですね。この社会復帰センターという名称がいいのか悪いのかというのも一つありますが、この委員会がかかわらずに名称が決まっていく、こういうことで果たしていいのか。  先ほどのちょっと厳しい老人ホーム、これ...全文を見る
○石関委員 私は、これは行政権の範囲内のことではないというふうに思いますが、ちょっと時間がもう限られてきましたので、またこれは改めて御質問させていただきたい。いろいろ細かいこともお尋ねをしたいんですが、これは通告をしっかり、通告というか、サービスをする気になったときに細かく事前に...全文を見る
○石関委員 これは、年度で見ると、この却下率というのはどのぐらいで推移しているんですか。
○石関委員 これは、事前に事務方には経年で教えてくれというふうに言ってあるんですよ。副大臣、知っていますか。事務方がネグったんですか。事務方に言ってありますよ。(発言する者あり)
○石関委員 では、大臣、ほぼそれで推移しているということは、これは、この前も申し上げましたように、フリーパスに近い状態に結果的になっているということではないかと思いますが、大臣はそのように思われますか。
○石関委員 大変大事な問題でありまして、統一地方選挙も控えているということでありますので、きょうは私が期待した数字も十二分に出てこなかったということもあり、先日ときょうの質問を踏まえていろいろまた準備をいただいて、またこういった時間をいただけると思っておりますので、きょうは前振り...全文を見る
03月20日第166回国会 衆議院 法務委員会 第7号
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○石関委員 民主党の石関貴史です。  先日、十六日、お時間をいただきまして、質問させていただきました。そこでやり残しましたというか、前振りをさせていただきましたところを質問させていただきます。  私の認識では、形骸化が随分進んでしまっているのではないかと考えます令状主義につい...全文を見る
○石関委員 さっきお尋ねしたんですけれども、どういったものが取り下げられて、取り下げの理由とか、それについては承知をされていますか。
○石関委員 逮捕状には二通りあるのかなというふうに承知をしていますが、通常逮捕状それから緊急逮捕状、これはそれぞれどういった性質のものでしょうか。
○石関委員 後者の緊急逮捕状については、事後に逮捕状の発付が認められないということはあるわけですね。それは、数としてはどれぐらいか、把握をされている数字を教えてください。それから、どんな場合に認められなかった事例があるのか、これについてもあわせて教えてください。
○石関委員 これは、通常の逮捕状にしても緊急の逮捕状にしても、経年で見たときに、通常の場合の却下率〇・〇二から〇・〇三の範囲ですね。今の緊急の方も、〇・一七から〇・一一、間に〇・一五があるということですので、これは非常に近似的な数字が毎年出るんですよね。何でこういうことになるんで...全文を見る
○石関委員 それでは、令状の審査の体制とか審査の時間、具体的にだれがそれを受け付けて、判事が判断をするということでありましたが、その前に事務官が受け付けるんでしょうね、それで、何人の判事が判断をするのか、それから審査時間についてはどれくらいか、個別でいろいろあろうかと思いますが、...全文を見る
○石関委員 今局長から御答弁いただいた、それはやはりケースがいろいろあるんだと思います。しかし、数十分で済むものあり、数時間もかかるものもある、それぞれあろうと思うんですが、やはり今局長おっしゃったように、時間にもよると。夜中に来た場合は、十二分な人数もいない中で審査が行われると...全文を見る
○石関委員 それでは、きょうの朝刊にも記事が出ておりました、きのうから報道されておりますが、いわゆる北方事件というんでしょうか、先ほど質問された大串委員の地元であり、地元でも大変な問題になっているというふうに伺っております。  佐賀県の旧北方町で三女性が殺害された。福岡高裁にお...全文を見る
○石関委員 それでは、先日もお尋ねしました。これは局長の答弁ですね。過去に再審で無罪が確定したという事件がございました、そういうものについては、裁判所としては真摯に受けとめてまいりたい、このように局長は御答弁されています。  過去に再審で無罪が確定した、それには当然逮捕状が出さ...全文を見る
○石関委員 今、大きなものをおっしゃってもらいましたけれども、これは数とかしっかり把握されていないと、この前局長がおっしゃったような真摯に受けとめるということにならないんじゃないですかね。過去を検証して、こういうことがあったと。  先ほど紹介した北方事件ですが、三女性殺害という...全文を見る
○石関委員 今の局長の答弁を伺っていると、任意と称するもので大変な自白を強要に近い形で出されて、そのことが証拠として採用される、疎明資料になるということで、冤罪を招くという危険性を大変懸念せざるを得ないというふうに今の答弁を聞いていて私は強く感じるんですが、大臣はいかがお考えです...全文を見る
○石関委員 ありがとうございました。      ————◇—————
03月28日第166回国会 衆議院 法務委員会 第9号
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○石関委員 民主党の石関貴史です。質疑をさせていただきます。  まず初めに、警察にお伺いをしたいんですが、三月二十六日の産経新聞の朝刊、そして同日二十六日の日本経済新聞の夕刊に報道されております件です。  産経新聞の見出しは、「日テレ集団暴走誘発?」という見出しが出ております...全文を見る
○石関委員 それがその事実だということなんですが、私がお伺いしたいのは、日本テレビがこの少年たちに、また来るよ、こういう発言をして、この少年たちは、先ほど申し上げた記事にあります、派手に映りたいという心理を働かせたということであり、日本テレビ側は、暴走行為の撮影予定を伝えていない...全文を見る
○石関委員 それでは、法務大臣にお尋ねをしますが、納豆の問題、やらせというのが先日あって、これは放送法とかそういう関係もあるのかなと思いますが、今、教唆あるいは幇助ではないかというような言葉が御答弁の中にもありましたが、この件に限らず、いわゆるやらせということをした場合には、テレ...全文を見る
○石関委員 この件を離れて、いわゆるテレビ局によるやらせ、そのことによって引き起こされる事象にもよるんでしょうけれども、テレビ局がやらせをするとどういう罪に問われるんですか。
○石関委員 やらせの一般論でお尋ねしたんですが、差し控えたいということで、差し控える理由がちょっとよくわかりません。やらせということでお尋ねをしたのであります。  納豆でやせるということでどれだけの視聴者に被害がもたらされたかということを私はよく承知しておりませんが、そういった...全文を見る
○石関委員 では、少年たちが言っていることは事実ではない、そういうことなんですか。この具体的な事例を離れて、少年たちが言っていることが事実であり、テレビ局がまた来るよと言ったから少年たちが集まったと。  これは地元の問題ですので、私は地元の方にもお尋ねをし、私自身も知っている範...全文を見る
○石関委員 これはそういった教唆等に当たらないというふうにさっきおっしゃったんですけれども、当たった例というのは何があるんですか、ちょっと今おっしゃいましたけれども。こういうのは教唆だったり幇助だったということで、罪になったという例はどういうものがあるんですか。
○石関委員 まじめに御答弁いただいているので余り絡みつくつもりはないんですけれども、とはいえ、この件に関しては、日テレの件ですけれども、少年たちが、テレビの撮影があるから来て走ったと供述をしているんですね、にもかかわらず教唆等にならない。  捜査中だから答えられないということで...全文を見る
○石関委員 今、警察の御答弁で、この件については教唆等に当たらないということで御判断を既にされたということでありますので、そのように理解をさせていただきました。  しかし、これは少年法の改正の審議であって、やはり少年というのはテレビに出たいから、みんな集まれと言うと、おれもぜひ...全文を見る
○石関委員 それでは、この少年法ですけれども、そもそもの法の沿革というものについてお尋ねをしたいと思います。  私の知っている限りでは、GHQの介入によって施行されたということであるので、もともとこの法律の考え方にはアメリカの伝統的な保護主義が反映されている、こういった識者の意...全文を見る
○石関委員 今局長からアメリカの考え方の影響を強く受けてこの法が制定されたということですが、大臣もそのような御理解をされているということでよろしいでしょうか。
○石関委員 それでは、アメリカにおいてはこういった少年法というようなものはあるんでしょうか、そして、その基本的な考え方、法の精神というのはどういった考え方に基づいてそういった法律があるのか、この二点についてお尋ねをします。
○石関委員 何か私はよく理解できなかったんですけれども、改めてお尋ねをしますが、アメリカには、先ほど私が申し上げた言葉で、伝統的な保護主義だ、子供を、少年が犯罪を犯しても国で何とかそれを矯正をし更生をさせていこう、大人の犯罪とは違うというとらえ方をしているというふうに私は理解をし...全文を見る
○石関委員 それでは大臣にお尋ねをしますが、そもそも、少年法の理念というか、ここにあるのは犯罪者を処罰するということだけではないんでしょうね。少年をどのように更生させ、国で、ある意味で守っていくかということであり、アメリカには国親、英語で何と言うかわかりませんが、こういった概念が...全文を見る
○石関委員 少年法の考え方、第一条にありますから、御説明いただきまして、より理解をしました。  それでは、大臣は、趣旨説明の中で、近年、少年非行は深刻な状況にある、このようにおっしゃっていますよね。しかし、この深刻になっているというその根拠は何なんでしょうか。こういうふうに数字...全文を見る
○石関委員 今まさに大臣が御答弁されたようなところで、しかし、本当に深刻なのかというところをお尋ねしたいというふうに思っております。  大臣は同じ趣旨説明の中で、近年、凶悪重大な少年犯罪が発生しているというふうにおっしゃっておりまして、今もそのように御答弁いただきました。  ...全文を見る
○石関委員 近年ですとそういう事件がある、深刻化しているということですが、そのちょっと前を見ても、平成九年、神戸市の児童殺傷事件があり、十二年には、豊川市での主婦殺害、その後、バスジャックとか母親殴殺とか、これは確かに、大臣おっしゃるとおり、凶悪重大な犯罪というのはあるんですね。...全文を見る
○石関委員 であれば、この提案理由にある、深刻化しているということは必ずしも言えないのではないかと思うんですが、この法を改正しようとする理由が、深刻化しているということであれば、そこがそもそも崩れてしまうんじゃないかと思いますけれども、いかがでしょうか。
○石関委員 ちょっとそれでは納得がいきませんのでさらにお尋ねをしますが、少年による凶悪犯罪というのは、大臣が挙げられたものがあり、また私が補足をした、それから数年にさかのぼるものもありということで、しかし、これは近年急速に本当にふえてきたのかというのを私は疑問に思っておりまして、...全文を見る
○石関委員 件数で見ると今御説明いただいたような状況であるということで、件数で見て、特にがあっと右肩上がりで犯罪がふえているということでもないのかなというふうに思います。  また一方、大臣がおっしゃったような、凶悪な、世間の耳目を聳動し、こんなことが起こってほしくない、こういっ...全文を見る
○石関委員 納得がいきませんので、しつこいようで恐縮ですけれども、これは当時、今私が挙げたようなもの、この時代にもやはり少年が凶悪化しているんじゃないかという言説というのは大変広まって、国民の皆さんから同じような要望なり、厳罰化するとか、いろいろな声というのはあったというふうに私...全文を見る
○石関委員 大臣おっしゃった規範意識の低下等について、私もそういったものを大変憂慮しているところでありますし、そういった部分、共通認識があり、教育基本法の改正等も行われたというふうに私は思っておりますし、そういうベースも一部あるということだと思うんです。  よく年配の方には、私...全文を見る
○石関委員 その立法事実、体感治安の悪化とかそういうことがあるんでしょうけれども、再三、しつこいからもう言いませんけれども、それは昔もあったんですね、私が挙げた例でいうと。近年深刻になったというのは、立法事実として私は認められないというふうに思います。  しかし、法案が出ている...全文を見る
○石関委員 前回、平成十二年に少年法が改正されておりますが、簡潔にこの十二年の少年法改正について御説明ください。
○石関委員 十二年の改正においても、当時の現状にかんがみて対応しようということで法改正が行われたんだということであると思いますが、しかし、今御説明いただいた少年法の改正によって、少年の重大事件というのは減ったんでしょうか、それとも変わらない、どうですか。
○石関委員 減っているんだということですね。  また提案理由に戻りますけれども、「少年非行の現状にかんがみ、」というふうにおっしゃっていますが、少年非行の現状から、警察による調査権限を拡大したり、十四歳未満の少年の少年院送致を導入する必要があるというふうに言えるんでしょうか。こ...全文を見る
○石関委員 大臣がおっしゃるような認識で、調査権限拡大をしなきゃいかぬということで、仮にそうだというふうにしても、この強制の調査権限というのは重大犯罪に限って権限を広げれば済むのではないかなというふうにも私は思いますが、現在、法案は違う形で出ているわけですけれども、そういったこと...全文を見る
○石関委員 少年については、防御力というのが大人より格段に落ちますし、冤罪の危険が大人に比べて非常に高いというふうに思います。  時間がないので、平成十八年に甲府家裁事件という少年の冤罪事件があったというふうに聞いていますが、簡潔に説明してください。
○石関委員 冤罪だったということであり、ほかにもこういった少年の冤罪というのは幾つか例があるんですね、私が承知しているだけでも。こういった防御力が弱い特に十四歳未満の少年について、少年全般がそうでありますけれども、特に十四歳未満、低年齢の人にはそういった防御力が弱いということで、...全文を見る
04月12日第166回国会 衆議院 本会議 第21号
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○石関貴史君 民主党の石関貴史です。  私は、民主党・無所属クラブを代表して、ただいまの更生保護法案の趣旨説明に対して質問いたします。(拍手)  近年、保護観察対象者による重大再犯事件が相次いだことから、更生保護制度全般についての抜本的な再検討、見直しが法務省内の有識者会議に...全文を見る
04月18日第166回国会 衆議院 法務委員会 第12号
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○石関委員 民主党の石関貴史です。  ただいま同僚の高山委員からもその趣旨の発言が再三ありました。建設的な修正協議が行われている中で、このような本当に強引な形で委員会が開催をされ、強引な形で与党案を通そうとしているということは大変痛恨なことであるというのを一言申し上げてから、そ...全文を見る
○石関委員 今、付添人のことについて提出者のお考えを詳しく御答弁いただきましたけれども、それでも、先ほど私が申し上げた民主党の修正案にある、警察官があらかじめ答弁を強要されることはありませんよと告げなければならない、これがあった方がしっかり担保されると思うんです。  この点につ...全文を見る
○石関委員 私、今のは全然納得できません。何でこれを入れたらよくないのか。説明力が全くないというふうにしか思えないんですけれども。  今の質問とそれから答弁を聞いていて、法務大臣はどのようにお考えですか、今の私の質問、それから御答弁。これは刑事の罪に問われないからといったって、...全文を見る
○石関委員 法務大臣とも認識、理解が全く違うということがよくわかりました。  これでしゃべりやすい環境にするんだ、こういうような趣旨の御答弁かと理解をしましたけれども、だからといって、これは逆に、ちぐはぐなことを言ったりとか、質問によって圧迫感を覚えて事実と違うことを言ってしま...全文を見る
○石関委員 これは、大臣、特に前者の方はいわゆる冤罪と言ってもいい事案だと思いますけれども、そういう理解でよろしいですか。
○石関委員 特にこの事案について、民主党修正案のように、あらかじめこの少年に対して答弁を強要されることはないんですよとはっきり明示的に伝えるなり伝わっていればこういったことは起こらなかったのではないか、私はそのように考えます。  改めてお尋ねをしますが、法務大臣はいかがお考えで...全文を見る
○石関委員 いや、これは差し控えるんじゃなくて、しゃべってもらいたくてお尋ねをしているんです。  それでは与党の提出者に同じことをお尋ねしますが、いかがでしょうか。こういう規定があった、あるいは規定がなくても、こういったことを少年がしっかりと理解していたということであれば、こう...全文を見る
○石関委員 冤罪、警察ということで、ちょっと関連して一つお尋ねをしたいと思います。  警察に尋ねます。先日も質問をさせてもらいましたが、鹿児島の県会議員の自白強要冤罪事件というのがありました。これは決着がついたということなんです。これは、少年が自白を強要されるように、圧迫感を覚...全文を見る
○石関委員 少年についての審議を行っているところですけれども、警察のやり方として、何か裁量が非常に大きいというか、やり過ぎて自白をして、罪を認めさせるということもあれば、このように慎重にやってくれと。  私、前半戦で選挙の現場にいて、私は事実はわかりませんが、実際に酒食の提供を...全文を見る
○石関委員 それでは、この二つの事例について、先日の審議の中で私も、口頭ですけれども、こういった低年齢化について挙げていますので、事務方としては当然その後しっかりと調査をされていると思いますが、説明してください。
○石関委員 ひどいですよ。これは、法案を出しておいて、委員会で私が質問をして、関係して出てきたことですよ。そもそも先日、私、法務大臣にも質問しましたが、こういう事実があって、少年犯罪、こういう事件が増加をしている、本当にそうなのか。大臣の説明は全く説明力がない。  参考人にもそ...全文を見る
○石関委員 把握をしようとする努力が全く見られないし、そういったことも把握をしないで、感覚だけで法改正を行おうと。私は、これはさらにやはり慎重に審議をすべきだということを改めて強く思いましたので、そのようにお願いをいたします。
04月24日第166回国会 衆議院 決算行政監視委員会第二分科会 第2号
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○石関分科員 民主党の石関貴史です。  見識が高いというふうにいろいろ伺っておりますし、承知をしております大臣に一度接してみたいなと思っておりましたので、こちらを希望させていただきました。  何点かあるんですけれども、時間が限られていますので、それぞれどんどん質問をさせていた...全文を見る
○石関分科員 もっと聞きたいんですけれども、時間がないのでどんどんやります。  足立区というのが大変困難な地域であるということで例に挙げられて、ここのところは私自身もちょっと興味を持っていろいろ資料を集めたりしていたんですが、全国的に見て、ざくっとしたとり方で結構ですが、就学援...全文を見る
○石関分科員 事前に経年でということは言っていなかったんですけれども、特に今の三市について傾向はわかりますか。合併したりしていますから、幾らかデータのとり方は難しいかと思うんです。私、自分で各自治体に以前お問い合わせをしたことがあるんですが、もしあれば経年で教えてください。なけれ...全文を見る
○石関分科員 それでは、後でデータをいただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  それで、就学援助なんですが、例えば足立区ですと、認定の区分、準要保護者については、教育委員会が要保護者に準ずる程度に困窮していると認定した方、こういう基準があるということなんです。ただ...全文を見る
○石関分科員 大臣の御答弁は、私もそのように思いますし、一々納得できることだと思います。やはり、責任を持ってそれぞれ地域もやらなきゃいかぬということだと思いますし、地域の格差というのはそういったところに起因をしている部分も確かにあろうと思います。  他方、これはちょっと表現も難...全文を見る
○石関分科員 ありがとうございます。私もその点については大臣と同じ考えを持っております。  そこで、今大臣がおっしゃったように、やはり学ぶ意欲がある人に学ぶ機会を与えるということだと思いますので、奨学金についてお尋ねをしたいと思います。  私自身、大学四年生のときに自分の保護...全文を見る
○石関分科員 これも先ほど大臣が御答弁された、私も同じ考えで、やはり意欲があって、そういう方にしっかり与えるということであるし、意欲がないのに下さい、この国の状況もそんな余裕がないというふうに思います。しかし、意欲があってもなかなか奨学金がもらえないとかそういう人もいると思います...全文を見る
○石関分科員 これは、いただいておいて、余裕があるけれども返さないという人からしっかりそれは返してもらうということは厳しく取り組んでいただきたいと同時に、やはり、本当に学びたいという人にはそれが行き渡るような、財源の裏づけはもちろんのことですけれども、ぜひ御配慮いただきたいと思い...全文を見る
○石関分科員 これまた私も大臣と同じ考えなんですが、私は、国会へ来る前に市議会と県議会でも仕事をさせてもらいました。全くおっしゃるとおりなんですが、これはみずから大いに反省するところもあり、そうなっているのがしかるべきところなんですが、現状、なかなかそうではない。教育委員会の形骸...全文を見る
○石関分科員 これもまた大臣おっしゃるとおり、もう随分改革をされたんですけれども、私は郵政省というところに少し勤めていましたから、大体政府の考え方と、私は今野党に属しておりますけれども、いずれ政権党になれるだろうという期待で今やっているところでありますが、やはり何でもかんでも、財...全文を見る
○石関分科員 現実はそういうことだというふうに思いますが、私は、これをふやすことが教育の現場の底力が上がることだというふうに思いますので、ぜひ念頭に置いておいていただければありがたいと思います。  時間になってきたので、最後の質問をさせていただきます。  私は興味を持っていて...全文を見る
○石関分科員 これらも好きなんですけれども、私は山本周五郎が一番好きなんです。そんなに年はとっておりませんけれども、こちらの方が好きだというのがあります。  しかし、こういうのが載らないということ、これは事務方で結構なんですけれども、何でこういうのは載らないんですか。先ほど申し...全文を見る
○石関分科員 ありがとうございました。  私も、こんなのも載ればいいなと思っていますので、さらに政治家として力をつけて、陰にひなたに、こういったものが採用されるよう、そういった政治の力をつけていきたいなと思っております。  ありがとうございました。
04月27日第166回国会 衆議院 法務委員会 第14号
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○石関委員 民主党の石関貴史です。  こういう形で委員会が開かれましたので、いろいろしっかりとお尋ねをしたい、準備もいただきたいということもあったんですが、そのことができなくて残念だということは申し上げたいと思います。  まず、これは大きく報道もされておりますが、JR北陸線の...全文を見る
○石関委員 鉄道内のこういった事件というか、強姦も含めたいろいろな犯罪に対しては、ここの場合も、鉄道警察隊というのがありますけれども、そもそも鉄道警察というのはどういう組織形態になっていて、警察庁の組織下にあってこうこう、これぐらいの配備をされているんだ、これについて教えてもらえ...全文を見る
○石関委員 もう少し詳しくお尋ねしたいんですが、都道府県に所属をしているということですね。都道府県県警本部に所属をしているということですが、こういうふうに電車で都道府県をまたがって通行している、こういった中の防犯体制というのには鉄道警察隊はどのように対処をしているんでしょうか。全...全文を見る
○石関委員 余り具体的なことを言えないというふうにおっしゃるかもしれませんけれども、調整はどのぐらい頻繁に行われて、どうなっているんですか。  私が恐れているのは、その調整がそんなに頻繁に行われていなくて、県をまたがって、都道府県県警というのは、群馬県から埼玉県まで乗りっ放し、...全文を見る
○石関委員 特にこういう列車の車上がそういう防犯の空白になっているのか、あるいは普通の地域の方がどうか、これは一概に言えないと思いますが、非常に不安を感じるとこの事件によって強く思います。  以前にも電車の中の事件や事故というのはもちろんあったと思いますし、こういった犯罪を防ぐ...全文を見る
○石関委員 それはそれでしっかり進めていただきたいと思いますが、やはり一義的に警察にさらにしっかり頑張ってもらいたいということは申し上げたいと思います。  それで、報道によると、二〇〇七年の四月二十一日に強姦容疑で再逮捕された方、植園貴光被告、三十六というふうに出ていますが、こ...全文を見る
○石関委員 わかりやすくお尋ねしますけれども、勾留しておかないでこういう人を野放しに結果的にしてしまった、その判断はどこでだれがしているんですか。
○石関委員 早急に今の確認は引き続き行ってください。私の方で間に合わなければ、別の方にも引き続きやってもらいたいと思います。  それでは、これは余り道徳的な話になると切りがなくなるのでどうかと思います。違う方、この関連でやりたいと思うんです。  今回の法改正にもあります特別遵...全文を見る
○石関委員 私、お尋ねしたのは性犯罪者の処遇プログラムですが、それに限ってということですか。私は、性犯罪者の更生の可能性、プログラムの内容、こういった観点からお尋ねをしております。今のはもう一回確認をしたいのと、それから、これは数字を把握していなかったら、私、逆にこのプログラムの...全文を見る
○石関委員 これは、非常に高いですよね。委員の皆さんも同じ意識だと思います。極めて高い。  ですから、プログラムの内容は私自身はつまびらかにわかりませんけれども、そういった事実も踏まえて、今後、こういった性犯罪者に対する対応はしっかりとっていかなければ、この列車の事件のようなこ...全文を見る
○石関委員 大臣がおっしゃったとおり、我々議員もそうですし、関係のこちらにいらっしゃる皆さん、皆同じ気持ちだと思います。  ただ、特段のこれからの取り組みというのを具体的にぜひ大臣在任中に何か示していただきたいし、我々が安心できる社会というもののために関係者の皆さんの御努力をお...全文を見る
05月16日第166回国会 衆議院 法務委員会 第16号
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○石関委員 民主党の石関貴史です。  初めに、先日、四月二十七日、こちらで質問の時間をいただいてさせていただいたんですが、この部分の残を少しやらせていただきたいと思います。電車内の強姦事件についてということで、答弁の中で少し不分明な部分があり、十分に準備をしていただいて、きょう...全文を見る
○石関委員 今、特定してこの記事というふうにはお持ちをしておりませんし、事前にも出してありませんが、新聞の報道でも、それからその後の雑誌にも幾つか出ました。これはすべて、以前に強姦事件で逮捕されて公判中の植園被告が、あたかも自由に行動している中でまた犯した、こういう報道ぶりなんで...全文を見る
○石関委員 特に、裁判員制度というのも始まる直前でございますし、一般の国民の方々に、今、刑事の手続とかそれからこういった被告人の扱い、そういったものがどうなっているか、報道の自由というものはもちろんありながら、正確に知っていただくということは必要だと思いますので、特に重大なものに...全文を見る
○石関委員 ありがとうございます。概要についてよくわかりました。  今、カナダのプログラムを参考に導入したということなんですが、同じようなプログラム、先進各国でこのようなプログラムがあるという具体例を幾つか教えていただきたいのと、この処遇プログラム、また一歩進んで、国によっては...全文を見る
○石関委員 処遇プログラムについてもまだ始まったばかりですから、これからいろいろ研究をして実効性のあるものにしていただきたいというのがあるのと同時に、薬物についてはいろいろな議論があると思いますし、大変難しい副作用もあるということですが、もし自分の家族がそういう目に遭ったらという...全文を見る
○石関委員 現状についてはよくわかりました。  ただ、重ねて申し上げますが、やはり私は特に許しがたい犯罪というふうに思います。被害者の人生を変えてしまう、家族も変えてしまう、この犯罪に限りませんが、こういった特に大きく報道される、こういった機会にぜひいろいろな研究をさらに進めて...全文を見る
○石関委員 平成十三年以降、先ほど細川委員からも同趣旨の質問がありましたけれども、やはり今の類型でいうと、前者の方の危険運転致死傷罪というのは、適用件数を挙げていただいて御答弁をいただきたいんですが、やはり少ない。これに類型されるものは、それでもそれほど多くはないんだということで...全文を見る
○石関委員 わかりました。理解をいたしました。  次の質問に移ります。  危険運転致死傷罪、平成十三年の刑事局長の答弁では二輪車への導入については否定をされておりますが、この五年間の中で、その必要性が、どういうところで認識が高まってこういうふうに必要になったんだということを改...全文を見る
○石関委員 わかりました。  これはこれで結構だと思うんですが、やはり当時からもそういう指摘があり、とはいえ、行政、我々自身も予見できる範囲というのは限られていますし、その後のいろいろな重大な事件等があって世論の動向もまた幾らか変わった、これを取り入れてこういった二輪車について...全文を見る
○石関委員 先ほど申し上げましたけれども、若者の間に一部、こういうことで逃れられるんだと大変誤った言説が流布しているような部分もあると私も承知しておりますので、だめなんだということでしっかりと周知をしていただきたいというふうに思います。  それと、最近、飲食店に行きますと、特に...全文を見る
○石関委員 わかりました。  アルコールを提供すると幇助になるということですが、自動車メーカー等については、海外輸出用に限るということであれば別でしょうけれども、実際はほとんどの車は百八十キロぐらい出るようになっていたり、メーターは二百四十キロまで切ってあったり、高級車だともっ...全文を見る
○石関委員 わかりました。  国土交通省さんにもおいでをいただいておりますので、今の定義が幇助ということでありますが、ただ、やはり日本は百キロまでしか走れませんよということであって、それはごく限られた人は、自分のうちで何かサーキット場があって、そこでいっぱい走れる、こんな人もい...全文を見る
○石関委員 ありがとうございます。  取り組みについては評価をいたします。ただ、そのほかの車種についても、いろいろ検討して鋭意取り組んでいただきたいというふうに思います。高速道路とか普通の道でも、すごい車がいますよ。何でこんな、それは高級車ですからスピードは出るんでしょうけれど...全文を見る
05月18日第166回国会 衆議院 法務委員会 第17号
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○石関委員 民主党の石関貴史です。  私も、当選以来、割と長くこの法務委員会に所属をさせていただいているんですけれども、政務官、いつもこちらへいらっしゃって、質問しないと申しわけないなと思っていたんですね。時折、我が党の高山委員が配慮をして政務官にということですけれども、大体そ...全文を見る
○石関委員 逮捕してすぐ、勤め先が奥野事務所だということがわかったんですか。
○石関委員 これは、十三日に逮捕されているということですけれども、十六日の午後にはこういった形で報道されているんです。警察は今承知をしていないという御答弁ですが、通告してありますよね、何でこれはすぐこういうふうに報道されたんですか、数日のうちに。教えてください。
○石関委員 では、今、一つ捜査の過程でということですけれども、例えば聞き込みをしている途中で漏れちゃったとか、これは警察の関係者が進んで話すことではないんだろうというふうには思いますが、この事件を離れて、一般的にはどんな場合に、こういう漏れるべきでない段階で情報が流れて報道される...全文を見る
○石関委員 今一般的なお話を伺いましたが、それでは、この事件について政務官にお尋ねをします。  私設であるけれども秘書の方が逮捕されたということで、何らかの理由で報道機関がこれを察知した、情報を入手したということ、これは政務官のところへも直接あろうと思いますし、最低限事務所の方...全文を見る
○石関委員 聞きなさいよ、ちょっと。  報道機関からの問い合わせはいつあったんですかとお尋ねしたんです。
○石関委員 委員の方もよく聞いてください。  私がお尋ねしたのは、報道機関がこういった情報をいつ、どのような経緯で入手し、そして、報道機関は報道する前に当事者に確認をするだろうということで、政務官の方に問い合わせ等があったのはいつかということをお尋ねして、政務官御自身が知ったこ...全文を見る
○石関委員 奥野議員の政務官の就任はいつですか。
○石関委員 そうすると、政務官に就任をされた、政治家であり政府に所属する者、政務官という枢要な地位を占める者になってから、運転手ということでありますが、採用されたということですが、どういう経緯でこの船津容疑者を採用することになったんでしょうか。
○石関委員 経緯ということでお尋ねをしたのは、職業選択の自由が個々人に認められているということは言うまでもありませんが、また、採用する側も、どういう人を採用するかというのは、それぞれの基準で選んだり、先ほど申し上げたように、特に政治にかかわる者は、安心かということで選ばれるんだと...全文を見る
○石関委員 私に関しては、まず、そういう方がいらっしゃったら、どういう方かなということで、社会通念上許される範囲で、その方はどういう人か、また関係者はどうかということをしっかり確認して、政治的にも、いろいろな意味でも大丈夫だということでお願いをするようにしているんです。これは、大...全文を見る
○石関委員 結果としてそういうことだったということで、内心いろいろじくじたる思いもお持ちなのかなとそんたくをするところではありますが、私自身もやはり、秘書がやめる、それは自己都合もあり、いろいろな事情があるというときには、先輩からも言われていますし私もそう思うんですが、やめた後も...全文を見る
○石関委員 御答弁のとおりであるというふうに私も思いますし、こういったものを機に、さらに、我々政治家個人はもちろんでありますが、それが何らかの犯罪に巻き込まれるということであっては国民の皆さんの信頼を失うということになりますし、身辺の者についても同様、政府についてはさらにそういっ...全文を見る
○石関委員 今御答弁にあったような工夫、御努力をされてきたということでありますが、平成十六年の刑事訴訟法の改正、公判前整理手続が新設されたということですが、この法改正後の審理期間の現状というのはどのように変わっており、今どのようになっているか、お尋ねをします。
○石関委員 今伺うと、審理期間、回数は、法改正後に、御努力もあって、このような形で軽減をされている、短くなったり、回数も減っているということであります。  こういったふうに今まで努力をされてきている、法改正もあり、変わってきているという中で、さらにこの部分判決制度を導入する、こ...全文を見る
○石関委員 それでは、この新設される部分判決制度ですが、これが用いられる典型的な場合の訴訟手続の流れというものをわかりやすく簡明に教えてください。
○石関委員 そもそも、この裁判員法というのは、裁判官と一般の市民の方から構成される裁判員、この方々については、やはり裁判官が主で、裁判員の人は臨時で入ってもらうというようなとらえ方なのか、裁判官と裁判員というのは対等の関係にあるんだ、こういうことなのか、改めて確認をしておきたいと...全文を見る
○石関委員 対等であるということが趣旨であるということですが、であれば、具体的な条項に入りますが、八十六条の二項及び三項、構成裁判官の合議によって職権で部分判決によらない旨の決定をすることができる、こういう制度が入っております。今御答弁いただいたような裁判官と裁判員は対等だという...全文を見る
○石関委員 それでは、今回のこの法改正によって、訴訟関係人の尋問及び供述等の記録媒体への記録の制度が導入をされるという改正内容ですが、この理由と、この制度では記録媒体に記録をするということなんですけれども、これはあわせて警察にもお尋ねをしたいんですが、証言とかこういうものを記録す...全文を見る
○石関委員 ありがとうございます。  今回のこの制度について、記録媒体に記録をするということについても、これはやはり被害者の方が記録をされるということで何らかの心理的な萎縮があったりとか、そういう懸念もあろうと思います。それでも今回法改正にこれが入ってきているということ、それと...全文を見る
05月23日第166回国会 衆議院 法務委員会 第19号
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○石関委員 民主党の石関貴史です。  冒頭ちょっと委員長に申し上げたいんですけれども、少し委員の人数が足りないように思うんですが、大事な委員会ですけれども、こんな状況でまずよろしいのかどうかということで、委員長。
○石関委員 それでは改めて、民主党の石関貴史です。  各党いろいろ事情はあるのかもしれませんけれども、定足数が足りればいいというものでもなかろうと思います。質問させていただく私にとっても、余り閑散としたところは寂しいというような気持ちもございますし、基本的には、委員であれば委員...全文を見る
○石関委員 まだ一審の判決が出たという段階でありますが、この一審の懲役十四年という判決ですが、これについては警察としてはどのように受けとめていらっしゃいますか。
○石関委員 警察官のみならず、公務員の犯罪というと、我々政治家はもちろんですけれども、公共に奉仕をするという役割、また我々税金で報酬、給与等をもらっているということもあり、通常の民間で仕事をされている方、それより重い、もちろん社会的にも責任を持っているというのは言うまでもないこと...全文を見る
○石関委員 これは、揚げ足をとるつもりでは全くありませんで、確認をしたいということなんですが、減少傾向にあるというふうにおっしゃいましたが、確かにこれは減少傾向にあるんでしょうか。何か内部的な規範に違反して懲戒をしたとかそういうことではなしに、警察官が現に犯罪を犯すという意味では...全文を見る
○石関委員 それでは、先ほどもおっしゃられましたけれども、具体的なこういった再発防止、それから警察官全体に対する倫理の徹底、そういったものへの取り組み、これまでの取り組みでこういった効果があったと、大きな取り組みについてまずお尋ねをします。そして、こういった事件を機会として、どの...全文を見る
○石関委員 今まさに御答弁いただいたような部分で、この事件後に、今判決が出ましたけれども、昨年十一月にこの被告が逮捕されたということですが、このときに警察庁の漆間長官が問題把握の重要性を強調されて、一例として警察官の家庭訪問というのを挙げられているんですね、御記憶にあろうと思いま...全文を見る
○石関委員 警察組織内で、警察の構成員、警察官を監視したり、何か非違行為があるのではないか、こういう仕組みというのは、具体的にどうなっているんでしょうか。例えばアメリカなんかだと、いろいろ地域にもよるんでしょうけれども、内務班というものがあってやるというのがあったりとか、警察内部...全文を見る
○石関委員 その監察部門なんですが、監察部門に配属された方々というのは、厳密に言えば何人というのを通告もしてありませんからそこを教えてもらいたいということじゃないんですが、いわゆる監察畑に行くと監察でずっと過ごす方が多いのか、あるいはかなり人事交流というか、異動ですけれども、監察...全文を見る
○石関委員 それぞれいいところ悪いところがあるんだと思うんですけれども、余り行ったり来たりしていると、また仲間のところに戻ったり、あるいはもとの仲間がいるからこれはこのぐらいにしておこうかとか、それもよろしくない。逆に、治安を守って悪い人間を捕まえようという人が内部の調査だけをや...全文を見る
○石関委員 ありがとうございます。警察官の話については以上にさせていただきます。  そして次は、これも先日御質問申し上げて、少し足りない部分がありましたから詳しくお尋ねをしたいと思います。性犯罪者の再犯防止対策についてということでお尋ねをいたします。  先日、前日の通告でもあ...全文を見る
○石関委員 それはこの前伺ったものなんですね。それじゃなくて、もっと知りたいということで今御質問申し上げているんです。  それで、一つには、この前申し上げたホルモン注射を打って、どうしても性欲が抑えられない方はそういう防止策をとっている国もあるということですが、このことについて...全文を見る
○石関委員 それをもっと踏み込んでちょっと私からもお願いをしたいし、研究をしてもらいたいなというのが、先日申し上げたホルモン注射をするとか、そういう形で性欲を抑えるということ。今度またやりますから、よく調べておいてください。きょうは、きょうの範囲で結構ですから。  例えば、切り...全文を見る
○石関委員 ぜひ、再度強くお願いをしたいと思います。  実際、照会をかけるのは、大使館を通さなきゃいけないとかありますけれども、それはやっていて当然のことだと私は思いますね。ですから、質問される前に、ぜひ各省庁独自に鋭意取り組んでいただきたいというふうに思います。  あと二点...全文を見る
05月25日第166回国会 衆議院 法務委員会 第20号
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○石関委員 民主党の石関貴史です。  質問する前に、本法律案、改正案は、犯罪被害者等の権利利益の保護を図るための刑事訴訟法等の一部を改正する法律案という名称でありますが、今慌てたふうで公明党の理事さんがいらっしゃいましたが、与党の両筆頭理事がいない中で、そして先ほどまでは定足数...全文を見る
○石関委員 内閣府の対応については今わかりました。  それでは、幾つかの犯罪被害者の方々の、あるいは遺族ですね、被害者に関係する方々の会というのがあって、この法案についてもいろいろ御意見を述べられた、また運動されてきたということでありますが、そのうちの全国犯罪被害者の会(あすの...全文を見る
○石関委員 その事件にかかわって、岡村弁護士御自身というのはその裁判等にはどのようなかかわりをされたんでしょうか。御自身が弁護士でいらっしゃるということですが、弁護士の方ですから、もちろん訴追をする方ではありませんが、この事件自体に関しては岡村弁護士というのは何か特別のかかわりと...全文を見る
○石関委員 これだけの運動をするといった被害者のお気持ちについて、あらゆる機会をとらえて活動されてきた、よほどのお気持ちなんだろうなというふうに思います。  それでは、被害者の方の代表のお一人というふうにとらえておりますけれども、これまでの二法の法改正、今論議をされているわけで...全文を見る
○石関委員 ちょっと、今最後におっしゃった支援員ですか、その方がどういう方々なのかということをお尋ねしたい。  それと、その前に御答弁をいただいた、検察の方で接触をして、被害者の方が知りたいという場合には裁判日程等をお知らせする、こういうことでよろしいのかどうか。  あとは、...全文を見る
○石関委員 そうすると、もう忘れたいというか余り思い起こしたくないという方もいるということもありますし、私もそういう方もいらっしゃるだろうと思いますが、数としては知らせてほしいという方の方が、細かい数字は今お持ちでないかもしれませんが、圧倒的に多いんだ、こういう理解でよろしいんで...全文を見る
○石関委員 法改正をして、制度として被害者が参加をする制度というのを導入しようというのがこの案ですが、数字は後で出していただきたいと思います、これは資料としてもいただきたいし、また機会があればこの審議の過程でまた御質問もしたいというふうに思います。  今のように、実際のその心情...全文を見る
○石関委員 それでは、この法案提出に至る経緯についてお尋ねをします。  被害者にも、それはいろいろな立場の方、お考えの方がいらっしゃいます。一部の被害者の方あるいは団体からは、この法律案の内容について懸念や反対意見というのもあるし、もう少しやってもらいたいけれども、これぐらいだ...全文を見る
○石関委員 それでは、大臣にお尋ねをいたします。  刑罰の本質というか、刑罰が何のためにあるかということについて大臣の見識をお尋ねしたいと思います。  刑に処するということ、このことによって全体の社会秩序を保つんだ、こういう罪を犯すとこうなりますよ、こういった効果を感じさせる...全文を見る
○石関委員 両面の効果はもちろんあろうというふうに思いますが、公益というのが今まで、秩序、威嚇効果とか、それで予防するという部分もありながら、今回、被害者が参加するということで、先ほど同僚の横山委員の質問にもありましたが、どうも、そもそも何のためにあるのかということの考え方に少し...全文を見る
○石関委員 あってはならないので、それを防止するというのは、この法案の中でどのように書き込まれているんですか。
○石関委員 それでは、被害者の側に立った被害者の支援、被害者参加をするについて被害者の支援という観点から一つお尋ねをします。  この被害者側の支援をする弁護士の費用もやはり公費で賄うべきだ、こういった強い意見もあるし、私もそのように考えますが、委託を受けた弁護士の費用は公費で持...全文を見る
○石関委員 ぜひ支援というのを制度として確立していただきたいと思いますので、大臣にこれは頑張っていただきたいと思います。  あと、きょう外務省もお願いをしてありますが、同じ、被害者の支援という観点からお尋ねをします。  邦人、日本国民が海外に行ったり、また短期で滞在している間...全文を見る
○石関委員 今のパスポート発行等、これも当然のことだと思いますが、これはあれですか、最初に事件が起こったときの費用とか、その支援というのはないんですか。それはもう、邦人が殺されました、勝手に行ってください、こういうことですか。(発言する者あり)今までいなかったんだから、黙ってくだ...全文を見る
○石関委員 これは私が県会議員のときに、やはり親しい方の親戚が……(発言する者あり)さっきまでいなかったんだから黙りなさいよ。(発言する者あり)あなたに言っているんじゃないよ。(発言する者あり)後ろから騒ぐなよ、全く。(発言する者あり)騒いでいるじゃないか。静かに聞けよ。(発言す...全文を見る
○石関委員 委員長、ばかやろうというのはいいんですか。この人、ばかやろうと言いましたけれども、いいんですか委員長、こういうのは。ばかやろうというのを言っていいんなら、いいんですか、これは。(発言する者あり)はいはいというのは何だ、それは。
○石関委員 それでは、こういうことについても、被害者という立場から、海外での事件に対するいろいろな支援ということも取り組んでいきたいというふうに思っておりますので。  きょうは、時間については、今まで定足数も足りないし筆頭理事もいない中でそれでも進めてきたというのに、この場面に...全文を見る
05月30日第166回国会 衆議院 法務委員会 第22号
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○石関委員 民主党の石関貴史です。  まず、今回、犯罪被害者の方が裁判に参加をする、こういった制度、そのための法改正についてこちらで審議を進めてきているわけですが、ここに至るまでいろいろな論議がされました。現行の二当事者対立構造、検察官と被告、弁護人、これらの当事者が対立をする...全文を見る
○石関委員 処分を行ったという事実を伺って、なぜ処分をされたかということで、今若干御説明をいただきましたが、それぞれどういう処分だったのか。七人ということなんですが、この事件に関しての七人であって、その七人がどういった処分を受けたのか。いろいろな段階の処分があると思いますが、その...全文を見る
○石関委員 この種の証拠物を紛失したということで処分を受けたということなんですが、こういった理由による処分というのは多いんですか。それとも、めったにないということだけれども、今回たまたまこういうことがあったということなんでしょうか。いろいろな処分があると思いますが、いかがですか。
○石関委員 事前に何件と調べてくれと言っておりませんので、今すぐ出てくるということはなかろうかと思いますが、なくはないということですね。  これは、大臣の名前で処分をするということなんですか。
○石関委員 戒告については大臣名でということでありますし、その他についても、法務大臣でありますから、この処分について、大臣も自分の所管する組織の中のことでありますから、いろいろな思いがあろうと思いますし、御自身も責任者としての反省のお気持ちも持たれているだろうというふうに思います...全文を見る
○石関委員 ある事件に関する証拠物だということなんですが、もちろん捜査中のものであれば、こちらで答弁できる範囲というのもあろうと思いますが、どういう経緯でこの証拠物を入手して、保管をし、それはどういった事件だったのか。入手のルートや、それから事件について、こちらで答弁できる最大限...全文を見る
○石関委員 今の、談合事件ということですが、これはいわゆる緑資源機構の官製談合事件、こういう名前で報道されている事件ということでよろしいですか。
○石関委員 段ボール一箱ということだったんですが、全体でどれぐらいの資料があって、そのうちの段ボール一箱だった、全体はどれぐらいあって、そのうちの段ボール一箱がなくなったということなんでしょうか。
○石関委員 では、二百箱のうち百九十九箱については、引き続き保管をしているのか、あるいはいずれかへ返却をした、公取ですか、ということなんでしょうか。あるいは、一部は返却し、一部は独自に持っているということですか。
○石関委員 いろいろな報道によると、そのなくなった一箱というのが特に重要な証拠であった、今捜査中の事件であれば、そうだったとかそうでないかとここで言えるかどうかわかりませんが、こういった報道もされているということですし、二百箱あって、何か、半分なくなってしまったとか、三分の一とか...全文を見る
○石関委員 なくなっちゃったので、支障が生じているのかどうかというのはわかりませんし、何かコピーでもとってあったんですかね、わかりませんけれども、ただ、一箱なくなったということですが、検察そして法務省としては、どのような経路で紛失をしたというふうに推測をされているんでしょうか。忽...全文を見る
○石関委員 ほかにも質問したいことがあるので、余りこれをいつまでもやるつもりはないんですが、それは、積み込みの場所と清掃員が勝手にというか、仕事のうちで回収して回る場所というのは近接した場所にあるんですか。間違ってしまうようなところなんでしょうか。
○石関委員 これは、ただ文書等箱に入っていれば、清掃業者の方は回収してもいいということになっているのか、こういう形態で出してあったものを持っていく、あるいは文書については裁断したものなら持っていっていいとか、何かそういう規則みたいなものはないんですか。それとも、置いてあったら持っ...全文を見る
○石関委員 これまでも、ウィニーによる情報流出とか政府のいろいろな情報が流出をしてしまった、この委員会でも、また全政府でもこの再発防止に取り組んできているところであり、これも、今回裁判の制度が変わり、法改正をまさにしようとしているところで、被害者の情報をどう守ろうか、こういったこ...全文を見る
○石関委員 いかなる入手の手段、ルートであっても、やはり証拠品、情報についてはしっかり管理する、当たり前のことでありますので、もし不備であったとすれば大変な問題であると思いますので、しっかりとした整備を早急に進めていただきたいと思います。  それでは、法改正の今回の内容について...全文を見る
○石関委員 そういった考え方に基づいて、被害者の方、関係の方が意見を述べられるということになるわけですけれども、意見を述べる被害者あるいは関係者にしても、私自身もそうですけれども、これは政治の仕事としてはこういった場で活動させてもらっていますけれども、自分自身が法廷に被告人あるい...全文を見る
○石関委員 事前にはこのようなことでいろいろ配慮されているということでありますし、そこをしっかり充実させてもらいたいということは申し上げておきたいと思います。  これはあくまでも事前の取り決めなり御理解をいただくという努力であって、いわば通信教育で空手を習っているようなもので、...全文を見る
○石関委員 被害者の会の方からもいろいろな御意見をこちらでもいただいておりますし、裁判の場に出ていこうと、傍聴であっても、そこまでに非常に大きな思い切りが必要だということもありますから、思い切って出られた方のその場での言動というのは一定のものがあるのかなというふうには思いますが、...全文を見る
○石関委員 それでは、最後に、大臣に今のを受けてお尋ねをしますが、先ほど質問して答弁があったとおり、これからまた踏み込んで法の適用やそれから事実についての陳述も被害者の方ができるようになるということで、さらに、とんでもない話ですけれども、逆恨み、こういったような事件というのが、ま...全文を見る
○石関委員 ありがとうございました。  大臣、今おっしゃったようなことをしっかり現実化して、確保するということをさらに御努力されることを御期待申し上げます。ありがとうございました。
05月31日第166回国会 衆議院 本会議 第37号
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○石関貴史君 民主党の石関貴史です。  私は、民主党・無所属クラブを代表して、ただいま議題となりました議院運営委員長逢沢一郎君解任決議案について、賛成の立場で討論をいたします。(拍手)  言うまでもなく、憲法第四十一条に明記されているように、国会は国権の最高機関であります。各...全文を見る
06月01日第166回国会 衆議院 法務委員会 第23号
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○石関委員 民主党の石関貴史です。  ただいま議題となりました附帯決議案について、提出者を代表いたしまして、案文を朗読し、趣旨の説明といたします。     犯罪被害者等の権利利益の保護を図るための刑事訴訟法等の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案)   政府及び最高裁判...全文を見る