石田勝之

いしだかつゆき



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石田勝之の1995年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月03日第132回国会 衆議院 予算委員会 第8号
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○石田(勝)委員 おはようございます。連日御苦労さまでございます。  質問に入ります前に、このたびの阪神大震災でお亡くなりになられた皆様方の御冥福を心からお祈り申し上げるとともに、被災生活をされていらっしゃる皆さん、そして負傷した皆様方に対しまして、心よりお見舞いを申し上げます...全文を見る
○石田(勝)委員 ただいま総理並びに国土庁長官からの答弁の中でも、このマグニチュード七・二、震度六等々の地震については当然御存じであった、そういうことでありまして、私は、これは国民がテレビの画面を見ていて、何で直ちに行動を起こさないんだろうということを疑問に思う人はかなりいたと思...全文を見る
○石田(勝)委員 百聞は一見にしかずといいますけれども、私も先日、秘書と二人で現地を視察してまいりまして、テレビとかあるいは新聞でその状況、内容については自分なりに熟知をしていたわけでありますが、正直言って、現地へ行かないと実感がわかないという気を私は強く持ったわけでございます。...全文を見る
○石田(勝)委員 今官房長官から御答弁をいただきましたけれども、農林大臣、外務大臣もまだこれからのようでございますね。  農林大臣、昨日、食料品の確保については十分努力した、そういう御答弁もされております。しかしながら、私は報道でしか知りませんけれども、たしか災害日の当日、翌日...全文を見る
○石田(勝)委員 関係者が対応に追われているといっても、大河原大臣が個人で行ったって行けるわけですよ。何も向こうの人の案内つけていろいろ回らなくたって、現地の実態を把握するというのは、私だって一人で行ったわけだから、まさか大臣は一人というわけにいかないだろうけれども、これは大河原...全文を見る
○石田(勝)委員 今厚生大臣の御答弁で、例えば遮音の問題とか振動の問題、それから二階建てにする場合はコンクリートのくいでやらなきゃいけない。私も向こうへ、現地へ行ってそれを疑問に思ったのですぐ聞きました。そうしたら、二階建てまでは松くいで可能なんだという話でありました。コンクリー...全文を見る
○石田(勝)委員 公営住宅を兵庫県外に約三万戸ほど確保したということを聞いております。その中には、和歌山とか岡山とかかなり遠いところも含まれているということを聞いておるわけでありますが、今局長の答弁にありましたように、二年ないし三年生活することを余儀なくされるであろう、そういう現...全文を見る
○石田(勝)委員 現地で聞いたところによりますと、井出厚生大臣、五十平米を超える公団では二世帯、パートナーを探して、二家族で、だれか見つけてきて入居を応募してほしい、こういう話が出ている。こういうことを現地へ行って私は聞いたわけであります。パートナーを探せといっても、これはなかな...全文を見る
○石田(勝)委員 地震関連の質問は終わりまして、教育改革に移らせていただきたいと思います。  昨年の十一月、まだ記憶に新しいわけでありますが、愛知県の大河内君がみずから命を絶った大変痛ましい事件が起きたわけでございます。ここで、学校から教育委員会への報告は、当初事故死、後で遺書...全文を見る
○石田(勝)委員 いじめ、登校拒否、校内暴力、これらが問題になってもう随分年月がたっておるわけであります。教育の荒廃が叫ばれて久しくなるわけでありますけれども、これらの根本的な処方せんとか治療方法とか、これらが見出せないまま今日を迎えておって、また、そういう校内暴力だ、いじめだと...全文を見る
○石田(勝)委員 文部大臣から御答弁、総理から御答弁いただきましたが、先ほどから私が申し上げているのは、教育の荒廃が叫ばれて久しくなる、そういう中で、当然教員の資質の向上、例えば教員の採用試験制度も見直していかなければいけない。例えば今、大学で教職課程をとって三十時間程度の実習を...全文を見る
○石田(勝)委員 総理大臣、教員の採用制度の見直しについて私先ほど意見を申し上げたのですが、それについて御見解を伺いたいと思います。
○石田(勝)委員 教員の採用制度について、文部大臣と総理大臣の御見解が多少食い違っているようでありますが、確かに学制につきましては文部大臣、これが一番というものは私はないのだろうと思います。今の制度が一番ということもないし、これから仮に変えたにしても、これが一番ということはそれは...全文を見る
○石田(勝)委員 その問題については再度、今後文部大臣といろいろ意見交換もさせていただきたい、かように思っております。  次に、国旗・国歌の問題について御質問をさせていただきます。  これは、去る当委員会でも山田宏委員からも質疑がなされましたし、私も昨年の臨時国会で与謝野文部...全文を見る
○石田(勝)委員 文部大臣も、与謝野大臣は以前から私もよく存じ上げておりますが、何か随分、以前の与謝野先生と変わってしまったのかなと今思ったわけであります。押しつけるものではない、そういう御答弁でありましたけれども、児童一人の内面の問題で、教育指導上の問題で、押しつけるものではな...全文を見る
○石田(勝)委員 総理大臣。
○石田(勝)委員 そうすると、総理は日の丸・君が代をお認めになった、党でも決めた。じゃ、本心から認めていらっしゃるわけですか。
○石田(勝)委員 これは報道ですから確かなところはあれですが、本心から認めているのであれば、昨年暮れに総理が大分県に帰られたときに発言されたような発言というのはまずないわけですよ。これは私はないと思いますよ。  それで、総理はせんだっての予算委員会の答弁でも、義務や強制があって...全文を見る
○石田(勝)委員 それは子供にも知る権利があるんですよ、本当に。  それで、例えばこの三項目なんということが入っていると、先ほどから言っているように、総理の発言やこの統一見解のこういうことを言っていると、一部の教職員を元気にさせちゃうんですよ、これは本当に。元気にさせちゃう。だ...全文を見る
○石田(勝)委員 総理、例えばこれは子供の内心まで立ち入るものではない、そういうふうに答えておられますね、今までのこの問題についての、総理大臣。それで、政府統一見解もそういうふうにおっしゃっています。  例えば、これは本当の話ですけれども、ある商社マンがイギリスへ転勤になった。...全文を見る
○石田(勝)委員 いや、総理大臣にお尋ねしているんです、その義務、強制のお考えについて。子供を育てるときに、こうしなさい、ああしなさいといろいろ指導しますよね。当然強制が伴うじゃないですか。それで間違ったとすれば怒るじゃないですか、親は。教育というのは当然義務と強制が伴うんですよ...全文を見る
○石田(勝)委員 それは今後ろでも言っているように、内容なんですよ。子供は国旗・国歌が嫌だなんて言ってないんですよ、今の子供は。総理大臣、だからこそ教えてほしいんですよ、それを教えない人もいるんですから。だから当然、義務、強制というのを伴うんですよ、教育というのは。それを心の内心...全文を見る
○石田(勝)委員 私の持ち時間が迫っておりますので、この問題はまた後の議論にさせていただきたいと思います。  最後に一つ、武村大蔵大臣、きょうの新聞報道によりますと、政府系金融機関、きのう与党で先送りを決定したと、これは特殊法人の見直しについてでありますが、大蔵大臣はことし初め...全文を見る
○石田(勝)委員 大蔵省としても、二月の十日までにぴしっと特殊法人の見直しについては出されると、こういうことでよろしいですね。
○石田(勝)委員 以上で終わります。
02月15日第132回国会 衆議院 予算委員会 第14号
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○石田(勝)委員 おはようございます。連日、大変御苦労さまでございます。  それでは、質問に入らせていただきますが、質問通告ですと、阪神大震災が第一項目に掲げられておりますが、官房長官が記者会見の関係で離席されるということでございまして、その官房長官に質問する行政改革の方から先...全文を見る
○石田(勝)委員 それでは、具体的な削減効果等々についてはまだ詰めてないということでございますか。
○石田(勝)委員 それは具体的にいつまでに明らかになるのでしょうか。
○石田(勝)委員 そうしますと、特殊法人については財投の支出もあるのでと、こういう総務庁長官の御答弁でありますが、財政投融資の見直しも含めてこれは結論を出していこうということでございますか。
○石田(勝)委員 もうわかっていることを詳細にいろいろと御説明いただいたわけでございますが、要するに私は、総務庁長官おっしゃったように、特殊法人の財投の支出もあるからと、こういう先ほどの御答弁だったので、財投の見直しも含めて今回の特殊法人、行政改革を進めていくのかどうなのかという...全文を見る
○石田(勝)委員 私は先ほどから、財投の支出もあるからと大臣おっしゃったわけですね、だから、財投の見直しを含めてやっていくのかどうなのかと聞いているのですよ。それ答えていないんですよ。委員長、それ答えていないんですよ。ちゃんとやってくださいよ。
○石田(勝)委員 だから、その特殊法人の中には財投のお金も入っていますよと認めているわけですね。だから、特殊法人の今度の見直しに当たっては財政投融資のあり方も含めて見直し、検討をしていくのですかと私は尋ねているのです。そんな難しい質問じゃないんですよ。
○石田(勝)委員 そうすると、今回の特殊法人の見直しの中では財政投融資の見直し等々については入っていないということですね、政府系金融機関の見直しの中で。
○石田(勝)委員 つまり、今回の特殊法人の見直しについては、出口のことだけで結論を出して入り口の議論は先送りだ、こういうことですね。そういうことですね。
○石田(勝)委員 この間、私、三日の日にここで質問に立ちまして、武村大蔵大臣にちょっとその関係で御質問をさせていただきました。いろいろ云々あって、大蔵省が行革に率先して取り組む姿勢は変わりがないのですか、二月の十日までに当然検討されて出されるのだと思いますけれども、その点間違いな...全文を見る
○石田(勝)委員 今回の一連の行政改革についてでありますが、政府系の金融機関の整理統合に大きく踏み込むには、財政投融資の議論は私は避けては通れないと思っております。それは大蔵大臣も今四カ月ぐらいということでお認めになったわけでありますが、この財投の議論を先延ばしにすれば、政府系金...全文を見る
○石田(勝)委員 大蔵大臣のお考えとしては、要するに、財投も含めて抜本釣にこれは見直していく方がいいと考えているのかどうなのかということをお尋ねしたわけなのです、効果ということから考えて。
○石田(勝)委員 つまり、来月、後で官房長官にお尋ねしようと思うのですが、最初二月十日と言ったり、あるいは六月と言ったり三月と言ったり、そこのところはちょっと後で官房長官に確認とりたいのですが、大蔵大臣としては、三月までの短い期間に徹底した見直し、つまり財投のあり方も含めた中で政...全文を見る
○石田(勝)委員 大蔵大臣もよくわかっていらっしゃって、財投のあり方をきちっと見きわめなければ今回の行革は成就できないのだ、それには多少の期間がかかるのだ、こういうことでありますが、当初政府が三月という、年度内ということで期限を切ってしまったから、これは切り離しやむを得ないんだ、...全文を見る
○石田(勝)委員 そうしますと、今回の特殊法人の見直しについては三月いっぱいまでに一定の結論を出す、それは財政投融資の部分については切り離してやるんだ、総理もそう思っているんだということでよろしいんですか。
○石田(勝)委員 じゃ、財投の議論についてはその先にと、こういうことになるわけでございますね。  余りこれは時間をかけていられませんので、郵政大臣も御都合がおありになるということでありますので、先ほどから財投の件についていろいろ議論されて、それでその入り口については、当然郵便貯...全文を見る
○石田(勝)委員 郵政大臣も、どうぞ結構でございますから。  次に、運輸大臣にお尋ねをしたいと思います。  今回の特殊法人の見直しの中で、御案内のとおり、帝都高速度交通営団、営団地下鉄の民営化というのが運輸省の目玉というか、として出されてきたわけでございます。実は私も、地下鉄...全文を見る
○石田(勝)委員 今運輸大臣がお述べになったように、例えば十一号、七号が完成した後、特殊会社に移行して、特殊会社に移行した後、将来民営化へ向けて進めていこう。特殊会社になった時点で民営化に移行をしていこうというその会社に対して、公的助成ですか、今現在建設費の約七割国からの助成が出...全文を見る
○石田(勝)委員 運輸大臣もよく御存じだと思いますが、七号、十一号の完成、それは十二年なんですが、そのほかに、例えば十一号線も松戸まで延伸の計画もあるし、また池袋-渋谷間の十三号とか、豊洲-綾瀬間の八号とかいろいろあるわけですね、細かいことを言えば。それなんかは、特殊会社になって...全文を見る
○石田(勝)委員 ちょっとまだいろいろ質問したいのですが、またその後にいたします。  次に、阪神の大震災についてお尋ねをしたいと思います。  実はきのうの毎日新聞の全国版に、私どもの県の副知事が、来年度からの防災基本計画の見直しを進める際に、想定震度について現行の震度六から七...全文を見る
○石田(勝)委員 野坂建設大臣、今の件に関して、今被害状況を見直して各学者さんとかそういう方が提言を取りまとめよう、できるだけ早くやろうということで検討に入っている、三月末までに中間報告として一定の方向が出されるやに聞いているわけですね。  例えば、震度六で揺れた圧力、加速が四...全文を見る
○石田(勝)委員 結構でございます。  それでは経済企画庁長官、大変お待たせをいたしました。  今回の震災は一月、正月明け早々、若干明るさを取り戻しつつあった景気が、ああいう大災害、大震災に至って、これは消費者の心理に暗い影を落としているのが現況であろうと思っております。 ...全文を見る
○石田(勝)委員 次に、労働大臣にお尋ねをいたします。  今回の阪神大震災の被災者の方々は、家もない、職もない、ローンだけが残った、非常な不安が広がっているわけであります。この復旧、復興を図る上で雇用の安定というものは、これは何よりも私、重要であろうと思っております。この問題に...全文を見る
○石田(勝)委員 自治大臣にお尋ねをいたします。幾つか質問項目あったのですが、時間が迫ってまいりましたので、ちょっと一、二点お尋ねをいたします。  震災に絡んで、今回の阪神大震災から学ぶものというのはたくさんあるわけでございます。そういう中で、例えば地震で避難する人などで交通が...全文を見る
○石田(勝)委員 行革の問題についてちょっと一つ触れさせていただきたいと思うんですが、行政改革というのはやはり、最終的には、どういう結果でどういう効率が上がったものが国民に示されるか、国民がそれを理解できるか、将来の税負担の軽減だけではなくて、次の時代を担う子供やお年寄り、また働...全文を見る
○石田(勝)委員 ありがとうございました。これにて終わります。
02月20日第132回国会 衆議院 予算委員会第八分科会 第1号
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○石田(勝)分科員 おはようございます。石田勝之でございます。  建設大臣を初め建設省当局の皆さん方には、阪神大震災という未曾有の災害もありまして、連日連夜にかけて復旧・復興対策に向けて大変御苦労さまでございます。きょうは第八分科会ということでございまして、主に建設省関係の所管...全文を見る
○石田(勝)分科員 ぜひ河川局長さん、御案内のとおり、先ほど申し上げましたように、我が埼玉県は大変人口が、一カ月で約八千人から一万人ふえております。特に、今申し上げましたような芝川とか綾瀬川流域が非常に、東京都と隣接をいたしておりますので、どんどん宅地化が進んでおります。そこの宅...全文を見る
○石田(勝)分科員 今御答弁がございましたように、百隻なのですね。それで、不法係留で芝川に泊まっているボートだけで約六百隻あるわけでございます。その五百隻が係留できない、不法係留のまま放置されるという状況ができるわけであります。  船だまり場の拡大、マリーナの拡大ということが、...全文を見る
○石田(勝)分科員 次に、道路についてお尋ねをいたしたいと思います。  先ほどから申し上げておりますように、我が埼玉県は、人口及び交通需要の著しい増加により、交通環境を改善するに至らない状況にあるわけでございます。このため、人身事故は昭和四十九年以来、死者数は昭和五十五年以来、...全文を見る
○石田(勝)分科員 ただいま藤川局長から御答弁をいただきましたが、圏央道、首都圏自動車道につきましては、これは埼玉県だけの問題ではないわけであります。当然、東京都を中心とする経済圏の今後の成長にも大きく影響する根幹道路でございまして、ぜひこれは早急に完成をいたしてもらいたい、そう...全文を見る
○石田(勝)分科員 ぜひこれは、中央省庁の移転に伴って今埼玉県では鋭意やっているところでございまして、それに合わせて今申し上げました道路ができ上がりませんと、これは意味を果たさないわけでございますので、ぜひそういう意味合いからも全力を挙げて建設省当局では取り組んでいただきたいと思...全文を見る
○石田(勝)分科員 ぜひ今局長の答弁のように、国、建設省当局の地下鉄七号線に対する全面的な御支援をお願いをいたしまして、私の質問を終わります。ありがとうございました。
○石田(勝)主査代理 休憩前に引き続き会議を開きます。  建設省所管について質疑を続行いたします。栗原博久君。
04月20日第132回国会 衆議院 予算委員会 第26号
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○石田(勝)委員 新進党の石田勝之でございます。  質問に入ります前に、去る三月二十日、地下鉄サリン事件がございました、そして昨年の六月に松本サリン事件がございました、その事件でお亡くなりになりました皆様の御冥福を心からお祈りを申し上げるとともに、被害に遭われました皆様方に対し...全文を見る
○石田(勝)委員 私もこの報道されていることが事実だとしたらということを前提に申し上げている話で、この報道されていることが事実であれば、これは宗教団体ではなくてカルト集団だ、私はそう思うというふうに申し上げているわけであって、総理大臣、もう一回ちょっと、この報道されていることが事...全文を見る
○石田(勝)委員 先ほどの質疑の中で、軽犯罪でとても一般的には逮捕に相当しない人たちも逮捕されているんじゃないか、そういう御質疑がありました。  そういう中で、公安委員長、これは宗教団体ということではなくて、警察当局の、公安当局の捜査網というのは、これはもうあくまでもサリンを、...全文を見る
○石田(勝)委員 私は、こういう極悪非道な行為を断じて許してはならない。連日にわたり警察当局が全力を挙げてこの事件解決、解明へ向けて努力されていることに心から敬意を表する一人でありますが、その中で、オウムについての警察に今日まで告発された事件というのはたくさんあると思っております...全文を見る
○石田(勝)委員 じゃ、先へ進みます。  平成元年の十一月に、坂本弁護士一家失踪事件というのが起こったわけでございます。そして、これはオウムがやったんであろうということが、オウムがやった可能性が非常に濃いということが報道機関等々で言われていたわけであります。そして、このときにし...全文を見る
○石田(勝)委員 オウム真理教は、先ほど来お話に出ておりますように、平成元年八月に東京都から宗教法人として認証を受けております。オウム真理教の麻原教祖は、平成五年秋ごろから、ハルマゲドンといって、世界最終戦争ということを言い出しまして、その平成五年秋ごろから薬物、薬品の購入をし始...全文を見る
○石田(勝)委員 ちょっと答弁がよくわからないんですが、私は、このオウム真理教がサリンをつくっていたと嫌疑を持ったのはいつごろなのかということを尋ねているわけであります。  それで、先ほどからこの委員会でも議論されているように、去年の六月には松本でサリン事件が起きた。それからそ...全文を見る
○石田(勝)委員 その捜査上のいろんな問題があるのは私も理解できますが、ただ、国民としてはやっぱり警察に頑張ってほしいという気持ちを皆さん持っていると思うし、それでそれらの事件の解明で、いつごろからそうなっているのか、それから、これだけの捜査網をしいて、先ほどの微細ないろんなこと...全文を見る
○石田(勝)委員 それでは防衛庁長官にお尋ねをします。  警察は化学物質に対する特殊な装備、いろんな装備がありますが、それは持っていない、防衛庁、自衛隊から借りて捜査を行っている、そういうことを言われております。防衛庁は警察から、そういう化学物質に対応できる装備を貸してほしいと...全文を見る
○石田(勝)委員 三月の十七日夕方というと、地下鉄サリン事件が三月の二十日ですから、その三日前ということになるわけですね。そうなりますと、警察当局としても、サリンの犯罪が起こるんではないかということは三日前から、最低三日前から、そういうおそれがあるということは把握されていたという...全文を見る
○石田(勝)委員 厚生大臣、せっかくお越しいただいたのですが、先ほどの枝野議員と絡むものですから、申しわけありませんが、厚生大臣にはちょっと質問する時間もございませんので、恐縮でございます。  法務大臣、オウム真理教の青山顧問弁護士という方がいらっしゃいますが、この方は、国土計...全文を見る
○石田(勝)委員 文部大臣、このオウム真理教の信者数というのは公称一万人と言われていますが、実際にオウム教に入っている信者の数を文部省としてどの程度と把握されているのか、これを一点お尋ねしたい。  それから、オウム真理教が認証を受ける際に、東京都の行政部指導課でこれを受理する際...全文を見る
○石田(勝)委員 警察当局に、公安当局にお尋ねをしますが、オウム真理教が平成五年ごろからサリンをつくっていたのではないかという疑いが非常に強いと伺っております。  それはなぜかというと、先ほど私が申し上げましたように、大量の薬物を、三塩化燐だとかいろいろな薬物を、ドラム缶いっぱ...全文を見る
○石田(勝)委員 いや、だからあの施設を捜査されて、そしていろんな薬品、薬物を押収したわけですよね。あの施設を捜査して、あれだけの施設とあれだけの薬物があればサリンが製造できる可能性が非常に高い、そういうふうに思っておられるのかどうなのかということなんです。
○石田(勝)委員 山梨県の富沢町で自動小銃を密造していた、こういう報道もされておるわけでありますが、何を目的に密造していたのかな、そういったことを非常に心配をするわけであります。國松警察庁長官狙撃事件とその密造との関連性について公安当局はどう把握されているのか、お聞かせいただきた...全文を見る
○石田(勝)委員 今回のサリン事件の裏には、これは捜査上のことで私はなかなか答弁は難しいことなのかなと思いますが、これは綿密な計画者と、それからそれに対する命令者、それから実行者、これは間違いなくいるわけであります。それも綿密に計算されて、一秒あるいは〇・一秒ぐらいのことも計画し...全文を見る
○石田(勝)委員 それでは文部大臣にお尋ねをします。  先ほども話に出ておりました児童福祉法第三十三条によって五十三人の児童が保護されたわけであります。その保護された児童は三歳から十四歳までと伺っております。学校に行ってない児童もたくさん、当然全部行ってないわけでありますが、そ...全文を見る
○石田(勝)委員 今回の事件を見ていまして、オウム真理教の幹部の人たちは大学もエリート大学の出身の人もかなり多いようでありまして、そういう連中の行動あるいは報道される状況を見ておって、私は、知識と技術の習得というのは、有効性がある反面、危険性が生じるおそれが非常にあるんだというこ...全文を見る
○石田(勝)委員 サリンだから大変だとか異臭だから大変じゃないとか、私はそういう問題ではないと思っております。今回の事件を通じて、私の見方としては、これはもう一過性のものではなくて、このままいけば、これは第二、第三のサリン事件や異臭事件が起こらないとも限らないわけであります。 ...全文を見る
○石田(勝)委員 私は、今までにないこんなサリン事件が起こって、地球上には存在しないというような事件が起こった、その社会背景について総理の率直な御見解を伺いたい、そう申し上げたわけであります。  そこで、私も先ほどから申し上げているように、知識と技術の習得というのは、有効性があ...全文を見る
○石田(勝)委員 以上で私の質問を終わります。
04月26日第132回国会 衆議院 文教委員会 第6号
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○石田(勝)委員 午前中、与謝野大臣を初め関係局長に質疑がなされたところでありますが、若干重複する点もあろうかと思いますが、お許しをいただきながら質問に入らせていただきたいと思います。  まず最初に、中教審の件についてお尋ねをさせていただきます。  先ほどからお話に出ておりま...全文を見る
○石田(勝)委員 今局長から御答弁をいただきましたが、過度の受験競争を改善するとか、中学あるいは高校の相互間の継続とか中学、高校のあり方だとか、非常に抽象的な御答弁でありましたが、要するに、この中高一貫教育を行った場合にどういう問題が出るかということも、これは考えておかなければい...全文を見る
○石田(勝)委員 この件につきましては、去る二月三日と記憶いたしておりますが、学制改革について村山総理並びに与謝野大臣と議論をいたしたところであります。  私は、学制改革を進めるその理由の一つとして、やはり今日、登校拒否だ、あるいは校内暴力だ、いじめた、学校の荒廃が叫ばれ久しく...全文を見る
○石田(勝)委員 私は、何もこれが特効薬だ、これがすべての治療方法だ、処方せんだということを申し上げているのではなくて、同じシステム、同じやり方をやっていたのでは同じ結果しか出ないのではないかということを申し上げているわけであります。  そこで、この学制改革論議というのは、もう...全文を見る
○石田(勝)委員 それでは、次に質問を移らせていただきます。  この諮問文の中で、「特定の分野において稀有な才能を有する者について、教育上の例外措置に関する検討が望まれる。」こう出ているわけであります。この「稀有な才能」、「稀有」というのはめったにないという意味であろうと思いま...全文を見る
○石田(勝)委員 今局長から御答弁をいただきましたが、午前中もたしか質疑の中で出ていたと思うのですが、何もこの「稀有な才能」の人に対する特例措置について私は否定するものではありませんけれども、学校の勉強ができる、学問が非常にすぐれているからといって、これは人格がすばらしいというこ...全文を見る
○石田(勝)委員 午前中の質問となるべく重複しないように質問をしたいと思っておりますが、学校週五日制の今後のあり方についてちょっと確認をしたいと思っております。  文部大臣は記者会見で、学校五日制を早ければ平成十一年、一九九九年に移行できるとおっしゃっておるわけでありますが、そ...全文を見る
○石田(勝)委員 それでは中教審への諮問の中で、最後にもう一点お尋ねをしたいと思います。  情報通信の分野でマルチメディアの普及について、これをどう考えているのかということが一つ。そのマルチメディアの普及も大いに結構なことでありますが、たしか午前中も質問が出た部分もありますが、...全文を見る
○石田(勝)委員 それでは中教審の質問はこの程度にさせていただきまして、次に教育と宗教のかかわりについて御質問させていただきたいと思います。  まず与謝野大臣、ハルマケドンという言葉は御存じだと思うのです。これは世界最終戦争ということでありまして、ヘブライ語で、キリスト教では、...全文を見る
○石田(勝)委員 じゃ、それは結構でございます。多分、与謝野大臣も私と同じで、五万人の中の一人かなと私も想像いたしておりますが、それは大臣というお立場上理解をいたしますので、御答弁は結構でございます。  昨日、青島都知事と与謝野大臣がオウム真理教の解散請求について基本的な認識が...全文を見る
○石田(勝)委員 せんだって家宅捜索の折に、静岡県の富十宮市の常十山総本部にある麻原教祖の個人所有と見られる金庫から現金七億円、金塊十億円分が出てきたと報道されております。かなりのお金を持っているなあと蓄財ぶりを見せつけられたわけであります。  そこで、こういう反社会的な行為に...全文を見る
○石田(勝)委員 午前中の小川先生の質問の中で、宗教法人法の解散命令を、文部省が八十一条の第一号に基づいて解散請求をする、第二号も検討の余地もあるけれども第一号でこれをやるのが妥当だろう、現時点では八十一条の第一号でやるんだ、こういうふうに与謝野大臣がたしか朝答弁されておりました...全文を見る
○石田(勝)委員 つまり、この一、二号両方適用してということも含めて解散請求を考えていく、こういうことでございますか。
○石田(勝)委員 わかりました。  それでは、このオウム真理教なる団体、幹部は一流大学のエリートの方々も随分いるようであります。私は昭和三十年生まれでありまして、麻原彰晃氏も三十年生まれだということでありますから、私と同世代であります。顔を見ると向こうの方が随分老けている感じが...全文を見る
○石田(勝)委員 今局長から道徳教育の充実に努力をしたい、そういう御答弁でありましたが、これは全国の小中学校が、私は全部とは言いません、ただ、私は埼玉でありますけれども、私どもの周辺の学校、あるいは教師、あるいは校長先生からいろいろ聞くところによると、この週一回程度の道徳の時間、...全文を見る
○石田(勝)委員 いや、局長、そうやって指導したってやっていないのだから。もう何年も何年もやっていない現実を、じゃどういうふうにやるのかということを開いているのです、私は、二四%しかやっていない、だから七六%はやっていないわけですよ。そういうことから考えて、文部省としては、じゃど...全文を見る
○石田(勝)委員 この件についてはもっと時間をいただいて議論をしたいところでありますが、時間がありませんので、最後の質問に入らせていただきたいと思います。  教員の資質の向上についてお伺いをいたします。  私は、現在の教員の採用試験については、先進各国と比較をいたしましても非...全文を見る
○石田(勝)委員 これにて私の質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。
10月12日第134回国会 衆議院 予算委員会 第3号
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○石田(勝)委員 冬柴委員の質疑に続いて関連質問をいたします。  時間がありませんので早速質問に入らせていただきますが、昨日、江田委員、そしてきょうの午前中、草川委員から、宗教法人の審議会の報告についてのいろいろ質疑がされたところであります。私は、この審議会の委員のうち、二名の...全文を見る
○石田(勝)委員 私の質問に次長答えていないんですよ。急いでほしい、急いでほしいと言ったかどうかということなんですよ。ちゃんと答えてください。
○石田(勝)委員 何で二十九日にまとめなければいけないんですか。それは、今次長の話だと、本来二十二日にやる予定だったとか。それで、前の文部大臣は、これは慎重審議をしてほしい、そして改正が前提ではないということでお願いしているにもかかわらず、何で二十九日にやらなければいけないの。ち...全文を見る
○石田(勝)委員 回数とか時間の問題じゃないんですよ。内容の問題なんですよ。内容をきちっと審議をしていないからもっと時間をかけるべきだと、ちゃんと大臣から任命を受けた審議会の委員が言っているんですよ。それを役所の方で、これを急いでくれ、急いでくれと。いや、それはできない、慎重審議...全文を見る
○石田(勝)委員 なぜ二十九日に審議を上げなければいけなかったんですか。それをちゃんと答えてくださいよ。
○石田(勝)委員 委員長、ちゃんと私の聞いていることに答えさせてくださいよ。なぜ二十九日なんだと聞いているんですよ。これじゃ続けられないですよ、質問。
○石田(勝)委員 いや、全員が集まったと、その中で慎重審議の要求の声があったんですよ。あったのに、なぜ二十九日にまとめなければいけなかったんですか。それで、なぜ文化庁が、審議会の委員に対して、二十九日に上げたい、上げたい、お願いします、そこをよろしく頼みますといって根回しして歩い...全文を見る
○石田(勝)委員 これは、臨時国会前に要するに議事を終わらせておきたい、こういうことだったんでしょう。それであなた方が、次長と課長とその審議会の委員のところへ回って、それで、二十九日に上げたい。しかし、これはだめだと、慎重審議すべきだ、そういうふうに主張したら取り入れられなかった...全文を見る
○石田(勝)委員 文部大臣、三角会長は、「大方の意見」として、反対あるいは慎重意見に全く言及することなく、これは報告された。著しく公正さを欠いたものである。この報告については、これは信頼性があると思えない。そして、現に文部大臣もお読みになったと思いますけれども、天台宗の宗務総長か...全文を見る
○石田(勝)委員 これはそもそも審議会のあり方、そもそも審議会とは何だ、こういうことに私はなってくると思うのですね。いろいろな意見がある、それは当然あるでしょう。そういう中で、大方の意見が賛成したということですが、これは私の調査によっても、あるいはほかの委員の調査によっても、これ...全文を見る
○石田(勝)委員 さまざまな意見が出て、もうだんだんつまびらかになって反対意見が出ているというのも、これは皆さん御理解をいただいたと思うんです。  そこで、これはやはり議事録を公開をしていただいて、つまびらかにしていただくように、これはもうぜひ委員長の方に申し述べておきたいと思...全文を見る
○石田(勝)委員 項目がなかったのが、八月の十日の省議で入ってきているわけですよ。それはどういうことなんですか。
○石田(勝)委員 時間がありませんから、また後ほど私はこの件も含めてただしていきたいと思います。  以上で終わります。
10月26日第134回国会 衆議院 予算委員会 第5号
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○石田(勝)委員 世間の注目を集めた麻原裁判が、本日、本来であれば行われる予定でありました。しかし、昨日夕刻になりまして、突然弁護士が解任されて裁判が延期、こういうことになって、前代未聞の私は出来事であろうと思います。  そういうことで、今回のオウム事件で早急にやらなければいけ...全文を見る
○石田(勝)委員 この点について、裁判所からも出席をいただいておりますが、どういう背景でこのようになったのか。また、今後の裁判の見通し、これは迅速に対応しなければいけないことであろうと思いますけれども、このようなレアケースにおける裁判所としての見解を承りたいと思います。
○石田(勝)委員 次に、宗教法人法の改正問題について何点がお尋ねをしたいと思います。  この件につきましては先般の予算委員会においても私の方から質問をさせていただきましたけれども、今回の宗教法人審議会の報告の手続、十五名の委員がおったわけでありますが、きのうも島村文部大臣あてに...全文を見る
○石田(勝)委員 じゃ、この宗教法人審議会の報告はこれは別にして、大方という意味、先ほども言ったように、広辞苑では大部分、大辞林でも大部分だ、こういうことを示されておるわけですが、大方という意味はどういうふうに総理大臣解釈しているのか、その宗教法人審議会の報告と切り離してお答えい...全文を見る
○石田(勝)委員 島村文部大臣、同様の質問ですが、大方についての御見解をお聞きしたいと思います。
○石田(勝)委員 そうすると、文部大臣、大方というのは大部分、あらましだ、こういうふうにお答えになったということでありますが、十五名中半分がこれに反対をしている、こういう事実があるわけですね。きのうも島村文部大臣に再開を求める申し入れをされたわけであります。ということになりますと...全文を見る
○石田(勝)委員 今総理、数とか内容とかおっしゃいましたけれども、きのう出された出居さん初め七名のつくられた議事録を文部大臣読まれたと思いますが、これは内容からいっても大方の賛成を得ているとはとても思えないですよ。それから、数の上からも半分反対しているんですよ。それで本当に大方と...全文を見る
○石田(勝)委員 今文部大臣が、いみじくも一任のあり方についてお話をされましたけれども、私ども会議に携わる立場として、通常、座長とか会長とか委員長が、意見も出尽くしたようでありますからそろそろまとめに入りたいと思いますが、その点につきましては座長とか委員長とか会長に御一任をいただ...全文を見る
○石田(勝)委員 私は、文部大臣、文部大臣も議会人としていろいろ会議に携わる立場からいって、一任のあり方というのは、私が先ほど申し上げたような、異議あるかないかを諮って一任を取りつけるのが通常のパターンではないですか、その点についてどうなんですかということを聞いたのですよ。
○石田(勝)委員 いや、一任は取りつけていないのですよ。一任を取りつけていないから、きのうもまた文部大臣に対してこういう文書が出るのでしょう。一任を取りつけて、納得していればこういう文書は出ないですよ。わざわざ全国、九州だとか京都だとかいろいろなところから来て、こういう文書なんか...全文を見る
○石田(勝)委員 それは会長が勝手に思ったのじゃないですか。会長が勝手に一任だと思ったのじゃないですか。あなたに後からまた質問しますけれども、あなたはそのときに何と言ったんですか。じゃ、それを聞かせてくださいよ、まず。
○石田(勝)委員 杉谷さんという天台宗の宗務総長から、「事務方は今急いで報告書を出さなければならない理由があるのか、あるのなら明確に示してもらいたい。」という要望が出たのですよ。そして、そのときに文化庁側は、長官と次長、つまり小野さん、あなたが集まって、ひそひそ相談し始めたのです...全文を見る
○石田(勝)委員 だから、はっきり言いなさいよ、小野さん。「とにかく伏してお願いします。」と言ったのかどうなのか、答えなさい。
○石田(勝)委員 だから、何という言葉でおっしゃったのですか。はっきり答えてください。「とにかく伏してお願いします。」と言ったんですよ。ちゃんと答えてくださいよ。
○石田(勝)委員 そうすると、「とにかく伏してお願いします。」と言ったかどうかわからないけれども、要するにお願いしたことは確かだ、それだけではない、そういうことも今おっしゃっているわけで、あなたは「とにかく伏してお願いします。」ということは認めましたよね、今。もう一回答えてくださ...全文を見る
○石田(勝)委員 「伏して」と言ったかどうかが問題なんですよ、あなたが。それで、「とにかく伏してお願いします。」ということをあなたはおっしゃったんですよ。(発言する者あり)いや、黙って聞いていなさいよ。小野さん、役所が出てきてお願いするような話なんですか。じゃ、なぜ二十九日に無理...全文を見る
○石田(勝)委員 じゃ、「とにかく伏してお願いします。」という言葉を使われたわけですね。これは役所が、要するに審議会に関する役所が出てきて審議会の委員にお願いするような話ではないんじゃないですか、これ。役所がお願いするような話じゃないんじゃないですか、どうなんですか。
○石田(勝)委員 それでは総理大臣、この島村大臣の前大臣、与謝野大臣がその検討依頼をしたときに、これは改正を前提とするものではないということでお願いしているのですよ。それで議論している中で、改正の問題で、調査権、質問権でもめたら、「とにかく伏してお願いします。」ということはどうい...全文を見る
○石田(勝)委員 中身については納得したと島村さんおっしゃっていますが、議事録作成について事前の了解もないし、事後の報告であったということで、この間、島村文部大臣のところに杉谷さんから抗議文が届いているでしょう。それで円満に一任取りつけたようなお話を今されておりますが、全くこれ円...全文を見る
○石田(勝)委員 それでは、先ほど文化庁の次長が、「とにかく伏してお願いします。」ということを発言した、こういうことをお認めになったわけでありますが、その小野さんの「とにかく伏してお願いします。」という発言がきっかけで、各委員からの発言が交錯したのですよ。そこで、三角会長が「今日...全文を見る
○石田(勝)委員 整々粛々行われた、こういうふうに島村文部大臣おっしゃっていますが、「今日報告書を文相に出せなかったら私は成仏しきれない。」審議会の会長として非常にせっぱ詰まった発言ですよね。どうしてもその日に上げなければいけない、こういうよっぽどの圧力がかかっているわけです。そ...全文を見る
○石田(勝)委員 この取りまとめの終わり方、これは、先ほど文部大臣が整々粛々とおっしゃったんですよ。だから、こういうやりとりを私今披瀝をしているわけでありますが、この議事録を見て、本当に整々粛々でこの会議は取りまとめられたんですか、正常な状態で取りまとめが終わったんですかと私は聞...全文を見る
○石田(勝)委員 これは非公開と言っておりますが、文部大臣、この審議会の委員は非公開だということは認識してないですよ。  じゃ、例えば、次長に聞きますが、この宗教法人審議会が四月の二十五日に開かれて九月の二十九日に終わるまで、委員に対して、この審議会は非公開でありますということ...全文を見る
○石田(勝)委員 じゃ、この改正案は行政処分なんですか、これ。
○石田(勝)委員 だから、審議会で非公開ですということを諮ったのか語らないのかと言っているんですよ。
○石田(勝)委員 言ったか言わないか、はっきり答えてくださいよ。次長の隣で何かいろいろ言っている課長、あなた、この審議会が終わった後、三角さんが閉会を告げた後、「こんな審議の終わり方があるものか。」と。で、上村総長が、「もう一度、早急に審議をやるべきだ。」ということで文化庁に対し...全文を見る
○石田(勝)委員 いや、それは違いますよ。「もう一度、早急に審議をやるべきだ。」と言ったんです。そこで文化庁に詰め寄ったところ、わかりましたと。それで三角会長もうなずいて、そしてその意向を酌んだ、こういうふうに解釈して、その日はそれで終わったんですよ。  それじゃ、また別な質問...全文を見る
○石田(勝)委員 全くないとおっしゃっているけれども、文化庁の次長を初め文化庁の幹部から、もたもたしていると、この審議会を急がないと、急いで結論出さないと、各政党から議員立法で法案が出されちゃってこの審議会は何にもならなくなっちゃうんですよ、そういうふうにおっしゃったんでしょう、...全文を見る
○石田(勝)委員 私が聞いているのは、そのことを聞いているんじゃないですよ。文化庁幹部が、もたもたしていると各政党から議員立法で法案が出されますよと、そういう永田町の空気を審議会に伝えたのかどうなのかと聞いているんですよ、私は。もたもたしていると各政党から議員立法が出ますよ、だか...全文を見る
○石田(勝)委員 いや、違う。私の言っていることに答えていないですよ。委員長、上原委員長、私の聞いていることにちゃんと答えさせてくださいよ。そうでなきゃ質問できませんから。ちゃんと答えさせてくださいよ。
○石田(勝)委員 何ですか。私の聞いたことに答えていないですよ。私は質問を留保します、これ。質問を続けられないですよ、これ。(発言する者あり)
○石田(勝)委員 いや、私の聞いていることに答えていません。だめです、これは。(発言する者あり)委員長、答えていませんよ、これ。
11月07日第134回国会 衆議院 宗教法人に関する特別委員会 第5号
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○石田(勝)委員 石田勝之でございますが、質問させていただきたいと思います。  早速質問に入らせていただきますが、去る十一月の二日、宗教法人特別委員会理事会において要求された資料が出されたわけであります。この理事会で出された資料、これは宗教法人審議会の概要についての要旨というこ...全文を見る
○石田(勝)委員 いや、その法改正の審議の中で重要なポイントの部分というのはあるわけですね。そういうポイントの部分については網羅されているのかどうなのかということを私は聞いているわけです。
○石田(勝)委員 宗教法人審議会特別委員会において、第七十九条から八十一条までの反社会的な宗教法人に対する調査権の議論、これが第一回、これは六月二十日に行われておりますけれども、六月二十日から第四回の特別委員会で、もっと詳しく言うと、六月二十日、七月三日、七月二十四日、八月二日、...全文を見る
○石田(勝)委員 今、次長は議論されたと言っているけれども、その前に、重要なポイントの点が議論されたものはここに載っかっているんだとおっしゃったですね。その調査権というのは非常に大事なことなんですよ。私も質問するに当たっては、ちゃんと調べてここに立っているわけですよ。六月二十日、...全文を見る
○石田(勝)委員 私は、この第一回の特別委員会、六月二十日、七月三日、二十四日、八月二日、この宗教法人審議会特別委員会での四回にわたっての質疑の中で、調査権についての議論をされたことがこの中に入っていますかと聞いているわけですよ。あなた、最初網羅されていると言ったでしょう。ちゃん...全文を見る
○石田(勝)委員 いや、六月の二十日、七月の三日、二十四日、八月二日の間において、この調査権についての議論がされたかどうかということなんですよ。最初の方は言ってないんだよ。九月のことなんか私は聞いてないよ。  それで、七月三日の第二回の宗教法人特別委員会まで、審議会で議論された...全文を見る
○石田(勝)委員 だから、今次長がおっしゃったように、六月の二十日から四回にわたっては一般的な調査権についての議論だけだったんですよ。七十九条から八十一条の調査権については二日までには議論としてされていないんですよ。そこのところをもう一回明確に答えてください。
○石田(勝)委員 それは違うんですよ。七月の二十四日に読売新聞の朝刊で、宗教法人審議会は、宗教法人の反社会的な行為が認められる場合、これを調査する権限を所轄庁に与える方針を固めたと報じたんですよ。その日、ちょうどこの午後、第三回の特別委員会が開かれて、読売の報道に対して審議会の委...全文を見る
○石田(勝)委員 次に移りますが、「政令で定める日の考え方について」の中で、「法改正に伴い所轄庁が変更する宗教法人の数が多いため」とありますね、この報告書の中にもありますが。その複数の県にまたがって活動をする宗教法人の数というのは一体どのくらいになるのですか。
○石田(勝)委員 そうすると、これまで、設立申請された団体が宗教団体であるかどうか、所轄庁はどのように確認していたのか。これは都道府県も含めてどのように確認していたのか。現地へ行って確認していたのかどうなのか、それもちょっとお答えいただきたいと思います。
○石田(勝)委員 認証のときには現地へ行って確認するわけですよね。そうすると、宗教法人の数、今現在文部大臣の所轄が三百七十三、それに数百団体ということになりますから、約千近くか千以上になるんでしょう。そうなりますと、今回の法律が通った場合に、文化庁の事務量というのはどのくらいふえ...全文を見る
○石田(勝)委員 八年度予算は五名なんですよね。そうすると、五名プラスすれば足りるということなんですか。
○石田(勝)委員 文化庁の宗務課の昭和六十三年三月三十一日の文書では、「設立の認証に当たってその団体が」、宗教法人法第二条、これは宗教団体の定義でありますが、「宗教団体に該当するかどうかについては、礼拝施設については、現地において確認を行うこと、信者については、適切な方法により確...全文を見る
○石田(勝)委員 どうやって調べるんですかと聞いているわけです。文部省が出向くんですか。
○石田(勝)委員 宗教団体としてどうやっていたとかそういう実情調査、例えばこういうふうなオウムのような不良団体の場合は、地元県の学事課とか、まあその県によっても違いますけれども、そういう最寄りの県の方が事情はよく知っているんじゃないですか。
○石田(勝)委員 今回の宗教法人審議会の審議過程で所轄のヒアリングを行ったわけでありますが、そのときには神奈川県と兵庫県の二県のヒアリングをやったわけですね。今回、オウムの認証というのは東京都が認証にかかわったわけですけれども、なぜ東京都の意見を聴取しなかったのか。本来東京都の意...全文を見る
○石田(勝)委員 ちゃんとしっかり答弁していただきたいと思います。  この委員会においても、宗教法人審議会の議事録が基本となって今回の改正案に至ったわけでありますので、再三その議事録を提示してほしいということで、島村文部大臣とか各委員から質疑をされてきたところであります。  ...全文を見る
○石田(勝)委員 だから、その私的な事柄を公開されない権利というのは、その審議会の最中にあったのかなかったのかと私はその前にお尋ねしたんですよ。
○石田(勝)委員 これは北側委員の質問にもありましたけれども、改正法案では、収益事業を行わない宗教法人で、一会計年度の収入の額が寡少である、これは資料要求もいたしましたけれども、それは答えられないというきょうの理事会での文部省からのお答えでありました。文部大臣が宗教法人審議会の意...全文を見る
○石田(勝)委員 これは順序が道なのですよ。本来この法律案を出す以上は、そういう額を審議会で諮った上で出してくるのですよ。これこそ仏つくって魂入れずという法案なのですよ。  それで、経済状況の変化や宗教法人の実態を踏まえながらとおっしゃっていますが、この政令で定める日の考え方に...全文を見る
○石田(勝)委員 審議会を再開できないというのは、審議会の委員はもう小野さんのことなんか信用してないですよ、本当に。もう懲り懲りだと。反対を押し切って一方的に決めたでしょう、三角さんとあなたたちが。それで審議会を再開したら、また紛糾してえらいことになるから、だから開けないのでしょ...全文を見る
○石田(勝)委員 なぜ今決めないのですか、それじゃ、なぜ開けないのですか。  文部大臣、宗教法人審議会のメンバーの増員についてもここで議論されましたよ。今度二十人にするのですよね、十五人から二十人に。学識経験者をふやす、こういうふうに文部大臣御答弁されていますけれども、宗教界の...全文を見る
○石田(勝)委員 宗教界の人が、実際に檀家を持ったり信者を抱えたり、いろいろな実態は一番よくわかっているわけですよ。やはりそういう人たちを入れる、そういう人たちの意見も聞くというのも大事なのですよ。  それで文部大臣にお尋ねします。先ほど次長ばかり出てきて、私は大臣に聞いている...全文を見る
○石田(勝)委員 私は審議会のあり方とか、ちゃんと質問通告しましたよ。それに島村文部大臣は宗教法人法については大家だと思っているから、こんな細かいことまで言わなくたって十分答えられると思っているから私はあれしているんですよ。  だから、私の聞いているのはそういうことじゃなくて、...全文を見る
○石田(勝)委員 だから、質問通告があったとかないとかという議論じゃなくて、要するに、寡少の額は本来審議会で決めて法案として出すのが通常じゃないですか。今回のあれは逆じゃないんですか。それで文部大臣の御見解を伺っているところなんですよ。だから、質問通告があったとかないとかじゃない...全文を見る
○石田(勝)委員 いや、島村文部大臣、それは違うのですよ、これからまた後で質問しますけれども。これは一般の寺院でも、宗教団体は一番その点が気になっているわけですよ。要するに、財産目録だとか収支報告書だとか出していくわけでしょう。そうなると、自分のところがひっかかるかひっかからない...全文を見る
○石田(勝)委員 だから先ほど、島村文部大臣に私も同じことを聞きますが、寺院の、要するにお寺さんの代表ですね、上村総長さんとかそういう方が、そういうことも気になるから審議会を直ちに開け、こうやったわけでしょう。それも含まれているわけですよ。  それから、この間の審議会の打ち切り...全文を見る
○石田(勝)委員 いや、審議会の委員は、全部とは言いませんけれども、七名の委員は二十九日に審議会が打ち切られると思ってなかったんですよ。思ってなかったから、こういう寡少の額云々の問題もいろいろ審議会で当然議論されるべきだろうと思っていたわけですよ。それを一方的に打ち切られてしまっ...全文を見る
○石田(勝)委員 収支計算書と財産目録についてお尋ねをします。  お寺は、参詣寺と檀家号、大きく分けるとこういうふうに分かれるわけでありますが、御案内のとおり、参詣寺というのは信者が中心で、お札だとかそういうものの収益事業を中心に行っているわけです。特に檀家寺の場合に大小さまざ...全文を見る
○石田(勝)委員 時間がないので先に行きますが、公安調査庁は来ていますね。  公安調査庁にお尋ねしますが、オウム真理教が解散された場合に、信者の一部が地下に潜行してしまい、解散の効果は期待できないという声がある。これは慎重派の方からこういう意見がある。それから、一度破防法が適用...全文を見る
○石田(勝)委員 オウムのようなああいう忌まわしい犯罪集団には効果がある、こういうことでありますが、全国各地でオウム信者の裁判が行われていますけれども、例えば十月の二十七日の報道によりますと、教団を脱会せずにと、こう公判で述べているのが教団被告百二名のうち二十名もいるのですね。こ...全文を見る
○石田(勝)委員 私は、もう最終判断の時期が来ている、そういう時期が迫っている。先ほど法務大臣も詰めの段階に来ていると。だから総理大臣として御決断を聞きたい、こういうことを申し上げたわけです。  それで、今回宗教法人審議会の議事録、それから国政調査権と公務員の守秘義務との関係、...全文を見る
○石田(勝)委員 要するに、余りにも不誠意ですよ。私は、こんなことじゃこれから審議なんか続けられないと思いますよ。もっとやはり誠意を持って答えるべきだと思いますよと申し上げて、私の質問を終わります。
12月08日第134回国会 衆議院 文教委員会 第3号
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○石田(勝)委員 新進党の石田勝之でございます。当初、本会議終了後と思っておりましたので、若干慌てて、今飛んできたわけでございますが、まず初めに、島村文部大臣と、教育についてちょっと議論をさせていただきたいと思っております。  私は、教育というのは、一人の人間を独立させるように...全文を見る
○石田(勝)委員 島村大臣、これは随分昔、七十年ぐらい前の話でありますが、一九二〇年、オオカミに育てられたインドの子供の実話、アマラとカマラ、この話は教育界では大変有名な話でありますが、その話を御存じでしょうか。
○石田(勝)委員 概略を申し上げますと、インドの山奥でアマラとカマラという二人の少女がオオカミに育てられた。そして、牧師の方に発見をされるまでオオカミに育てられたその二人の少女は、四つ足で歩き、また遠ぼえをしたり、また食べ物を直接口で食べたり、要するに野性化をしておった、こういう...全文を見る
○石田(勝)委員 そこで、例のオウム事件でございますが、あのオウム事件でサティアンから発見された、児童相談所に保護されたオウム関係の、要するにオウムの子たち、これ十二月六日現在で百十二名いると伺っておりますけれども、サティアンには水道設備が完備されていなかったためにおふろに入るこ...全文を見る
○石田(勝)委員 今、局長から御答弁いただきましたが、八十四名が就学されている、こういう話でありましたが、それはその年齢時に応じた学年に就学しているということなんですか。
○石田(勝)委員 いや、小学生といっても一年生から六年生まで、六歳から十二歳までありますね。そういう子供たちは年齢相当の学年で就学をされているのかどうなのかということをお尋ねしています。
○石田(勝)委員 じゃ、その内訳は文部省としては把握なさっていないのでしょうか。
○石田(勝)委員 そうなりますと、例えば小学校六年生、十一、十二歳の年齢、本来であれば小学校六年生就学が適当であるその子たちが小学校一年生に入っているというケース、要するに例えば五年生が一年生に入っている、こういうケースがかなりの数いるということですか。
○石田(勝)委員 それで、あのサティアン、不幸にしてああいうところで、劣悪な環境の中で育ってしまった子供たち、今小学校六十四人、中学二十人、八十四人が学年は別にしても学校へ就学することができている、こういうことでありますが、その学校の中においではほかの児童生徒と同じように就学がで...全文を見る
○石田(勝)委員 そうしますと、その子が、現住所のところの小学校あるいは中学校に本来は就学するわけですね、そういう場合は特別な配慮で、全くわからないように就学をされている、こういうことでございますか。
○石田(勝)委員 それで、そういうベテラン教師が当たったり、いろいろそういうオウムの子だということがわからないように特別、特定な配慮をされているということの答弁でありましたが、一般の子供たちとまじって就学をされている、こういうことでありますが、そこで心配になるのがやはり学力のレベ...全文を見る
○石田(勝)委員 そうしますと、そういう個別指導によって成果が確実に得られている、こういうことで理解しでよろしいんでしょうか。
○石田(勝)委員 それでは次に、ことしの一月十七日でありますが、阪神・淡路大震災がありましで、その後の教育関係の対応についてお尋ねをしたいと思いますが、私もあの震災後、現地へ赴きましたし予算委員会等々でも御質問さしていただきましたけれども、いわゆる、当時、私が視察に行ったときには...全文を見る
○石田(勝)委員 わかりました。  それと、校舎あるいは学校施設等かなりの被害が出たわけでありますが、それらの復旧、復興等についてどうなっているのか、そして、現在もう約十一カ月ほどたっわけでありますが、それらの施設において授業に支障が出でいないのかどうなのか、そういったことも含...全文を見る
○石田(勝)委員 そうすると、八十八校がまだ復旧されていないと。  それで、そういう中で授業に支障等々は出ていないのかということを払お尋ねしたわけでありますが、要するに、文部省の定められている学習指導要領にのっとっての授業というものは、その点は支障がなく行われているのですか。
○石田(勝)委員 そうすると、ほかの学校と全く変わらず授業を受けられる、こういうことでございますね。
○石田(勝)委員 要するに、文部省で定められたカリキュラムについては消化できている、こういうことですね。  次に、文部大臣にお尋ねをいたします。  文部大臣の歴史観についてでありますが、去る八月十日付の新聞を私は持っております。去る八月九日の就任直後の記者会見で島村文部大臣は...全文を見る
○石田(勝)委員 そうしますと、文部大臣のとられた記者会見の前言を撤回された、こういうことで理解してよろしいのですね。
○石田(勝)委員 さらにお尋ねをいたしますが、来春、朝鮮の植民地支配が今までよりも詳しく記載された小学校の教科書が出ることになっておりますが、この教科書の記述どおりのお考えなのか。と申しますのは、記者会見の、今撤回をされましたからそれ以上は申し上げませんが、文部大臣の就任当時の御...全文を見る
○石田(勝)委員 冒頭大臣は、政治家一個人としての発言と行政の長としての発言、立場というのは違うのだ、このようにおっしゃったわけでありますが、そうなりますと、大変失礼ながら、これはいつになるかわかりませんが、近い将来、文部大臣を退任された後またお考えが変わる、こういうことでありま...全文を見る
○石田(勝)委員 では、その真意というか、大臣は今、一個人としての政治家の発言と行政の長としての立場は、これは明らかに違うのだ、そういうふうに冒頭おっしゃったわけですね。だから、大臣をおやめになればまた発言は前に戻るのですか、変わるのですか、こういうことを聞いているわけであります...全文を見る
○石田(勝)委員 私自身の言葉が足りなかったから真意を申し上げたというのは、では前からずっと、今文部大臣として前言を撤回された、そのように思っていた、こういうことですか。
○石田(勝)委員 そうすると、前から思っていたということになると、前から思っていたのに、では何で記者会見でああいう発言になったのか、そこのところがそごを来しできますね。前から島村文部大臣は、植民地についての考えについては、ずっと文部省の教科書の言われているとおり、あるいは大臣とし...全文を見る
○石田(勝)委員 就任時の説明は誤解をされたということは、おっしゃっていたことが全く違っていた形で報道された、こういうことでございますか。
○石田(勝)委員 一個人としての政治家の発言と行政の長の立場が違うのだということは、これはまだ御答弁いただいてないわけでありますが、一個人としての発言と、大臣になると発言が変わるのですか。考え方は変わってしまうのですか。
○石田(勝)委員 もう一度確認をいたしますが、この件につきましては、この植民地発言、戦争観発言については、今前言を説明し直されてこういうふうに答弁されておられる、それが、大臣が退任された後でもこれと全く同じ考え、そして同じ発言でいくのですか、再度お尋ねします。
○石田(勝)委員 では、変わりがないということですね。では、お変わりにならないということですね。
○石田(勝)委員 それでは次に、近々大臣は日教組の委員長とお会いになる予定はあるのですか。
○石田(勝)委員 日教組の委員長と近々会う予定はないのですか。
○石田(勝)委員 日教組は、九五年大会宣言で、四十年以上対立していた文部省と日教組が和解をして、学習指導要領や初任者研修制度等々を日教組が認めで和解をされた、こういうことが報じられでいたわけでありますが、このことはまた後で御質問をさせていただきますが、日の丸・君が代については棚上...全文を見る
○石田(勝)委員 今、局長の御答弁で、適正に行われ歌われている、こういうことでありますが、島村文部大臣、文部大臣も政治家としてさまざまな行事に御出席され、例えば柔道大会だとか剣道大会だとか武道の大会を含めていろいろ出られるケースも多いと思いますね。そこに児童だ生徒だたくさん来てお...全文を見る
○石田(勝)委員 では、その八七%の、これはまあ小学校が八七ということでありますね、八七%の子供たちが、局長はいわゆる国歌が歌える、こういうように理解しているわけですね。
○石田(勝)委員 日教組が文部省と歴史的な和解をした。今まで日の丸・君が代、きのうまで反対していて、さてきょうから、はい方向転換しましたからやると言って、現場では、はいそうですか、ではやりましょう、人間の気持ちなんというのはそんな簡単に変わるものではないんですよ。  現実に今さ...全文を見る
○石田(勝)委員 私どもは考えていても、実際は先生は指導してないんですよ。やってない。それはやっているところも中にはあるでしょうけれども、やってないんです。  だから私は、局長、ではもう一回聞きますよ。今まで君が代・日の丸反対だと言ってきたのが、では方向転換しました、あしたから...全文を見る
○石田(勝)委員 当然考えているといっても、もっと現実をよく見てもらいたい。これ以上はもう局長には質問しません。  そこで、昨年の十月十三日に、これは衆議院の予算委員会で「学校における国旗・国歌の指導について」の政府統一見解、つまり社会党、自民党、さきがけ政権ができたことによっ...全文を見る
○石田(勝)委員 いや、私が聞いているのは、この第三項目で、児童生徒の内心にまで立ち入って強制するのではなくて、あくまでも教育指導上の課題として指導を進めていくことが必要となっているということがつけ加えられたのですよ。それまでは、この国旗・国歌については、自民党政権下では義務、強...全文を見る
○石田(勝)委員 いや、教育ということを考えますと、私は義務、強制が当然伴ってくる、こういうふうに理解をしているわけであります。  例えば、それは子供が理解しようがしまいが勝手なんだ、内心まで立ち入らないんだ、わかってようがわかってまいがそんなことは勝手なんだ、こういうことでは...全文を見る
○石田(勝)委員 そうしますと、井上局長、先ほどから言ったように、例えば足し算ができる、できない、九九ができようができまいがそういうのは内心に立ち入ることではないというのと、ではもっとわかりやすく言うならば、九九だとか足し算、掛け算、そういう教育としての、人間として学ばなければい...全文を見る
○石田(勝)委員 そうなりますと、局長、例えば教育上の指導というのはいろいろあるわけでありますが、教育というのは、例えばはしは右で持て、茶わんは左で持て、人と会ったときはおじぎをしてあいさつしろ、そうやって指導する、それに従わなければしかるわけですよね。これは当然義務、強制が伴っ...全文を見る
○石田(勝)委員 去年の十月十三日以前は、文部省は国旗・国歌については義務化を目指してやってきたわけですよ、当然。それで強制を伴ってきたわけですよ。それによって、例えばそれに従わない教師は処罰されたわけでしょう。今の局長の答弁を聞いていると、では、そういう処罰された人はどうなって...全文を見る
○石田(勝)委員 御理解なんかできませんよ、そんな。今まで文部省が言ってきたことと去年の政府統一見解というのは大きく後退したのですから。それをあなた方は立場があって認められないのだろうけれども、島村文部大臣だって腹の中ではこの政府統一見解はおかしいと思っていると私は思いますよ。こ...全文を見る
○石田(勝)委員 今までの島村文部大臣の発言ともちょっと思えないわけでありますが、私も、選挙区が隣でありますから、島村文部大臣の今までの発言、行動については非常に尊敬の念を持って大先輩として思っていたわけであります。何となしに、先ほど大臣がおっしゃった、やはり大臣は大臣なりの立場...全文を見る
○石田(勝)委員 いや、学校五日制が円滑に実施されている云々ということでなくて、先ほど私が、校長先生が教育委員会あるいはPTAそして我々との対話の席で切々と訴えたのは、今の学習指導要領では文化祭だとか遠足だとか、要するにそういう行事の時間をカットせざるを得ないし、それから生徒との...全文を見る
○石田(勝)委員 いずれにしても、それは局長はそうおっしゃっているけれども、現場ではとてもこれは対応は無理だということを、これはその校長先生だけじゃなくて、私どもがほかの先生方ともいろいろ話す機会があって、とてもこれは無理だということを強く申し上げておきたいと思います。  次に...全文を見る
○石田(勝)委員 つまり、二十年前と現在とでは五十日以上学校へ行かないという子供が約六倍、そして三十日以上学校へ行かない生徒児童がことしは七万七千人に達した。昨年よりは二千七百人ほどふえている。こういう大変痛ましい数字が出ているわけであります。全国平均でも、上越地方を含めた新潟県...全文を見る
○石田(勝)委員 今、遠山局長から御答弁をいただきましたが、一般公務員と学校の教職員とは同じ公務員でも違うのだ、そういうふうに私は思っております。時間になりましたから、この件についてはまだ今度の機会に質問したいと思います。  以上をもって、質問を終わります。