石田勝之

いしだかつゆき



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石田勝之の1996年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月14日第136回国会 衆議院 予算委員会 第12号
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○石田(勝)委員 おはようございます。新進党の石田勝之でございます。  昨日まで本会議あるいは当予算委員会を通じまして住専関連の議論をずっと伺ってまいりましたが、六千八百五十億円の積算根拠は何なのか。なぜ農協系の負担が五千三百億なのか。政府は、国際公約とかあるいは金融システムの...全文を見る
○石田(勝)委員 経済全体からの早期解決を図らなければいけない、そういういつもの答弁に大蔵省は終始しておりまして、私もこの予算委員会で、こちらの席で答弁、質問を聞かしていただいて、それで、大体この種の答弁にはこれでいこうと、こういう厚い青いファイルを持ってきて、ぺろっと銀行局長が...全文を見る
○石田(勝)委員 今、久保大臣の答弁にも、やむを得ざることとか、先ほどお話もあったようにぎりぎりのとか、大体いつもの答弁で、全く抽象的な答弁に終始をいたしております。本当に国民の血税を投入する、どうしてもこういうことで必要なんだという、わかりやすく的確な誠意ある答弁は全く大蔵省か...全文を見る
○石田(勝)委員 それでは、時間がありませんから、次の質問に入らせていただきたいと思います。  次は、中川科学技術庁長官の政治姿勢についてお尋ねをしたいと思います。  中川長官は、港区虎ノ門一丁目、虎ノ門実業会館九階にある新日本商事株式会社の社長をお務めでございましたね。
○石田(勝)委員 閣僚になられておやめになった、こういうことでありますが、この会社は、東京商工リサーチの調査によれば、従業員が六人ということでありますが、八九年の売上高が四十五億、九〇年が五十二億、九一年が五十六億、九二年が四十六億、九三年が三十七億、九四年が三十一億と、まあ従業...全文を見る
○石田(勝)委員 商事会社なんですけれども、私が聞いたのは、年間の売り上げ、先ほど申し上げたので大体間違いないかどうかということです。
○石田(勝)委員 突然の質問といっても、中川大臣はついこの間まで代表取締役社長であられたわけであって、やはり自分のところの会社の年商売り上げが大体このぐらいかということは、それは別に調べなくたって普通ならわかっているのじゃないですかね。それも五十億を超えるような売り上げがあるわけ...全文を見る
○石田(勝)委員 実は私は東京電力に問い合わせさせていただいたのですよ。この新日本商事株式会社は東京電力に発電所の重油を納入している。御案内のとおり、東京電力は世界最大の電力会社であって、資本金が六千六百億、従業員が四万五千人、それだけの巨大な電力会社なんですが、その東京電力の私...全文を見る
○石田(勝)委員 こちらの方から、どこから買おうと自由だ、そういうお話がありましたがね。(発言する者あり)ちょっと黙って聞いてくださいよ。  東京電力株式会社、まあ民間の会社とはいえ、東京電力というのは公共性の非常に高い民間会社なんですよ。我々は東京電力からしか電力を供給すると...全文を見る
○石田(勝)委員 中川先生の事務所は虎ノ門一の一の二十、虎ノ門実業会館九階におありになりますよね。その新日本商事と中川秀直事務所、それから先生のお持ちの政治団体の所在地、これらは全く同じ場所の中にあるのですね。その点。
○石田(勝)委員 まあ一般的には、この東京電力と取引したいといって会社を起こしても、それはもう大変な営業をかけたってああいう会社とはお取引できない。また、昭和シェルだとかコスモ石油だとか、そういったところから油を入れたいといってもそれはなかなかできないのですよ。これはもうできない...全文を見る
○石田(勝)委員 では、全くそういうことではないと。じゃ、なぜ大臣就任に当たって会社社長をおやめになったのですか。(発言する者あり)
○石田(勝)委員 いや、それは私もわかっておるのですが、政務次官のときも同様だったんですね。私は、大臣は当然やめるというのは知っているのですよ。政務次官のときも同様にやめられましたか。
○石田(勝)委員 それは大臣、政務次官は代表取締役はやめるというのは私も存じ上げているのです。ただ、政務次官のときにやめられたのですかと、そういうふうに私は確認をとりたかったので御質問をさせていただいた。(発言する者あり)いや、言いわけじゃないですよ。これは質問の仕方なんだから…...全文を見る
○石田(勝)委員 長官、長官、原発だとかこういうエネルギーを所管している国務大臣として、電力は先ほどから言っているように生活必需品なんですよね。公共料金の引き下げが再三叫ばれている中で、払わないでいいそういうお金を国民が、電力の供給する側として買うわけですよ。そうすると、そういう...全文を見る
○石田(勝)委員 虎ノ門実業会館の入り口も同じだし、それは真ん中を壁で仕切られているといっても上はあいているし、従業員と秘書の方が行き来している、電話も相互にやりとりしている、こういうふうな話を私は伺っております。  次、中川先生の後援会の冊子、これ「秀友」というのがありますね...全文を見る
○石田(勝)委員 そうすると、これは育秀会という政治団体が発行していた「秀友」という機関誌になるわけですね。  それで、今回、住専問題で焦点になっている、大臣が就任時の記者会見においては、住専七社及び大口貸付先企業から政治団体に対する個人献金があるかと、これは各大臣、全部聞かれ...全文を見る
○石田(勝)委員 この機関誌の中に五社ほど広告がありまして、一つは港建設株式会社グループ、これは住総から貸付残高百九億円、これは住総からの二十五番目であります。それから次に株式会社エドケン、これはもうつぶれましたけれども、日本ハウジングローンから貸付残高百七十億円、第一住宅金融か...全文を見る
○石田(勝)委員 その港建設、三正、それからエドケン、エドケンは倒産しましたけれども、長官、これはいつごろから、どのぐらいにわたって長官の事務所とおつき合いをしていたのですか。どういうおつき合いだったのでしょうか。広告をちょうだいするということは、普通我々の判断からいけば、企業と...全文を見る
○石田(勝)委員 いつごろから、今でもおつき合いをされている、こういうことですか。
○石田(勝)委員 先ほど、私が聞いていないのに大臣は、いや、その会社に何ら便宜、そういったことは図っておりません、そういうことでお答えになっておりましたが、それは間違いないですね。
○石田(勝)委員 次に、中西国務大臣についてお尋ねをいたします。  中西長官の校長着任闘争——児童生徒のいじめ、登校拒否、校内暴力など、これはいまだに解決を見出せず、連日のようにいじめによる事件が報じられ、大変心が痛むわけでありますが、戦後五十年の教育を総括し、再点検をし、次の...全文を見る
○石田(勝)委員 その中心人物が四十年から五十年まで福岡県の高教組の書記長をやっていた中西大臣であったわけであります。  長官、その時期に書記長をやっておられたですね。
○石田(勝)委員 昭和四十一年十月二十一日、半日ストを皮切りに、十五回に及ぶストライキを指示、決行させ、文部省に対し闘争を激化させ、教師に対してストライキ参加確認書に署名を執拗に求め、このストライキに参加しない教師や組合脱会者を村八分にした、こういうふうに福岡県の教師の人たちは言...全文を見る
○石田(勝)委員 長官は、四十三年から六十一年までの十八年間、そのとき県教育委員会が任命した校長着任に対して、組合員を動員して阻止行動を行い、ピケを張って、警察官が投入をされるという事実があったわけであります。また、この団体交渉で耐えられず退職校長が相次ぐなど、例えば福岡県の山田...全文を見る
○石田(勝)委員 長官、いかがですか。
○石田(勝)委員 今大臣からいみじくも慣行だ、こういうふうにおっしゃられましたけれども、校長が来るのを阻止するのが慣行だったのですか、警察官を投入するのが慣行だったのですか。
○石田(勝)委員 労使間の協定が法律よりもいいんだ、正しいんだ、こういうふうに今長官は発言されましたよね。労使間の協定は法律より重みがある、こういうふうにおっしゃいましたよね。それはどうなんですか。
○石田(勝)委員 信頼の中で成り立っているものというのは法律よりも重いのですか。
○石田(勝)委員 だから、違法性があっても、信頼関係があれば、それは法律より重いのですか。
○石田(勝)委員 そういうことではないといったって、その前に大臣はそう答えられたじゃないですか。信頼関係があれば、これはもう違法であっても法律より重いんだとおっしゃったでしょう。  では、そういうことでないということはどういうことですか。大臣の答弁を撤回されるのですか、どっちで...全文を見る
○石田(勝)委員 法務大臣。信頼があればこれは違法を犯してもいいんだ、こういうお話であって、労使間の協定が法律より重いんだ、法律より強いんだ、こういう答弁でありましたけれども、法の責任者である法務大臣、御見解を伺いたいと思います。
○石田(勝)委員 信頼関係があれば、じゃ、何をやってもいいんですか。大臣、中西長官、信頼関係があれば、ピケを張ってもいいし、校長が入ってくるのを要するに阻止してもいいし、あるいは教頭の机を表に出しちゃって、職員会議だといって教頭の言うことを聞かないで、それで、その教頭じゃない、勝...全文を見る
○石田(勝)委員 いや、だから、今言った、校長が……(発言する者あり)黙って聞いてなさいよ。校長の着任を阻止したり、教頭の言うことを聞かないで、教頭の机を表に出しちゃって、廊下に出しちゃって、別な教頭を勝手につくって、要するに主任だとか主事だとかといった、そういったことを一切認め...全文を見る
○石田(勝)委員 いや、だから、校長が着任するのを阻止したり、あるいは教頭の言うことを聞かないで、別な教頭を勝手につくって、その人に欠席届だとか今度休暇をもらうだとか事務連絡を全部やって、職員会議がすべての最高決定機関だ、主任・主事制度なんて認めないんだと、そういうやり方が今でも...全文を見る
○石田(勝)委員 だから、いや、長官としての見解はどうなんですかと私は聞いているんですよ。慣行だとかなんとかじゃないんですよ。長官としての考えを聞いているんですよ。
○石田(勝)委員 いや、変わったことだって、長官の今の考えはどうなんですかと聞いているんですよ。政治家としてのあなたの考えを聞いているんですよ。あなたの理念を聞いているんですよ。
○石田(勝)委員 じゃ、変えられたということは、あなた本人はそうは思っていないということですね。あなたは、変えられたということは、強制的に変えられたと、だからあなたはそうは思っていないんだと、こういうことですね。
○石田(勝)委員 現在の状況を認めたということは、今までのあなたのとってきた行動は間違いだった、こういうことですね。反省をするんですね。
○石田(勝)委員 長い間のあれじゃなくて、あなたが今までやってきたことは間違いだった、そうやって認められて謝罪されるんですか、それなら。どうなんですか。(発言する者あり)いや、国民にですよ。福岡県民にですよ。あなたのとった行動について認めるんであれば謝罪するんですね。
○石田(勝)委員 いや、人間だって変わるといったって、今大臣は、長年とってきた行動を反省をして、それは申しわけなかった、そう思っているんですか。どうなんですか。答弁させてくださいよ。ちゃんと答えないから聞いているんだよ。
○石田(勝)委員 だから、教育の場でそういうふうな発言をされるから政治不信がとれないんですよ。だから、いじめだとか登校拒否だとか校内暴力だとか、そういうあなたのような教師に教わった生徒がそういうふうなことをきちっとやらないからこういう問題が起きるんですよ。  以上で終わります。
02月16日第136回国会 衆議院 予算委員会 第14号
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○石田(勝)委員 新進党の石田勝之でございます。中野寛成委員の関連質問をさせていただきたいと思います。  バブルの時期に、サラリーマンが一生かかっても土地や家が持てない、土地はだれのものか、大いに議論されたわけであります。急騰する土地をどう抑えていくのか、国やあるいは地方自治体...全文を見る
○石田(勝)委員 今山本社長からプロジェクトにおいては一〇〇%を超えるわけはないわけではない、こういう答弁も受けましたけれども、実際にこれは八〇%ということで、その後平成元年から二年にかけては一〇〇%、しかし、それよりオーバーをしているのはかなりあるんじゃないですか。具体的にお教...全文を見る
○石田(勝)委員 それなりの判断でこんなに多くの不良債権が出るわけないんですよ。先ほど来出ているように、本当に全くずさんな審査、審査機能であった、これは断ぜざるを得ないと思っております。  この住総の決算書によりますと、平成二年十四億九千万円の利益が出ております。それから平成三...全文を見る
○石田(勝)委員 第一次再建計画でそれを遂行しろ、遂行するのが自分のお仕事だ、そう思われたとお答えになっておりますが、そのときに山本社長はこの第一次再建計画をごらんになって、遂行計画が可能だと思われましたか。これはちょっと無理だろう、これは長年の金融に通じたプロから考えても無理だ...全文を見る
○石田(勝)委員 大蔵省あるいは母体行にも相談されたのだろうと思いますよ、それは。しかし、結局そのときにきちっとした結論、指示も出されなかった。大蔵省も母体行もそしてまた住専各社も、本当に、まさにずぼらにやっていたのですよ。金融のプロだと称して、まさしく、こんなに下落すると思わな...全文を見る
○石田(勝)委員 いや、全くその答弁は納得できないですね。私は、なぜ半年間のうちにこの自己資本が三十五倍減っちゃったのか、こういうことを聞いているわけです。  それじゃ、きちっとお答えいただけないから、これは私の方から言いますと、それまでに不良債権のつけかえ、評価の水増し等で赤...全文を見る
○石田(勝)委員 それでは、住総の監査法人は、そのときにどう言っていました。
○石田(勝)委員 いや、それは違うのですよ。監査法人はその時点で、いずれの問題についても現在の状態が十分に計算処理に反映されているとは思わない、第二十四期以降も引き続きこれは事前打ち合わせを十分に実施して万全を期さなきゃいけない、こういうふうに、もうそのとき既に言っているのですよ...全文を見る
○石田(勝)委員 それでは、ここに、きょうも一部報道機関で報道されましたが、住総と太陽エステートグループの土地取引の契約書を私、手元に持っているのですが、これ、住総はこれまでに太陽エステートグループへ役員を派遣していた、こういう報道であります。何年から何人の役員関係者を送り込んで...全文を見る
○石田(勝)委員 四人。いつからですか。
○石田(勝)委員 六十一年から四人送り込んでいた、こういう御答弁でありましたが、住総と太陽エステートグループ、つまり貸し手と借り手が一体となって、癒着をして不明朗な取引があると聞いているが、住総が太陽エステートグループからの依頼で高値を承知で引き受けた、それで、既に金利も払えなく...全文を見る
○石田(勝)委員 それでは、次に、安原富士住建社長にお伺いをしたいと思います。  安原さんが所有している不動産で、短期賃借権、これを設定しているところがありますか。
○石田(勝)委員 それは、社長が知らないうちに入って——いやいや、今質問しているから。(安原参考人「ありません」と呼ぶ)答弁が変わるのですか。
○石田(勝)委員 じゃ、なしであれば次の質問に移りますが、昭和四十六年に富士住建が設立されて、まさに先ほどもお話があったように、安原さんは、裸一貫で苦労しながら、不動産売買はもとより、一時はゴルフ場開発等々で隆盛を誇った時期があったわけであります。それで、バブルがはじけて、負債額...全文を見る
○石田(勝)委員 担保力と実績、こういうふうに御答弁されましたが、住友信託銀行から、八百四十億円ですか、これ一番大きな金額で、この報告書にも出ておりますが、この借入金は、住総からの融資は、住友信託銀行の紹介がきっかけとなったのですか。
○石田(勝)委員 先ほど、冒頭のお話の中で、返済には懸命に努力を続けて頑張っていく、こういうお話でありました。しかし、常識的に考えて約五千億もの負債を、正直言って、失礼ながら、返済できる当てがないのになぜ事業を続けるのか、こういうふうに大変不思議に思うわけであります。  なぜ自...全文を見る
○石田(勝)委員 まだまだちょっと突っ込みたいと思いますが、時間がありませんし、藤井信託協会会長に最後にお尋ねをしたいと思います。  仲介した信託銀行が不動産手数料欲しさに融資案件を信託銀行から持ち込んだケースがあると聞いておりますが、これは、業として認められた銀行がこうした紹...全文を見る
○石田(勝)委員 以上で質問を終わります。
02月29日第136回国会 衆議院 予算委員会第八分科会 第1号
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○石田(勝)主査代理 これにて佐藤剛男君の質疑は終了いたしました。  次に、松下忠洋君。
○石田(勝)分科員 石田勝之でございます。中尾大臣、大変御苦労さまでございます。また伊藤主査、きょうは一日御苦労さまでございます。私がきょうの分科会の最後の質疑者でございますので、いましばらくよろしくお願いをいたしたいと存じます。  まず、河川浄化について、河川局にお尋ねをした...全文を見る
○石田(勝)分科員 今河川局長から懇切な御答弁をいただきましたが、この河川汚濁、今御答弁いただきましたように、私どもでちょっと調査をしているところによりますと、例えば芝川という川は、BODがひどいところ――BODは御案内のとおり生物化学的酸素要求量というわけですが、このBODが、...全文を見る
○石田(勝)分科員 今局長から御答弁をいただきましたが、それは部分的に河川の場合は違うと思うんですね。確かに、芝川の場合で一〇ppmのところもあれば二五ppmのところもあるということで、場所によっては非常に流量も少なくて、そしてまた、なおかつ非常に汚濁の激しい、著しいというところ...全文を見る
○石田(勝)分科員 それでは、次に特定再開発事業についてお尋ねをしたいと思います。  これは、さいたま新都心といって、今埼玉の大宮、浦和、与野で行われている計画でありまして、全国でこの特定再開発事業というのは十カ所行われているわけであります。  それで、今埼玉県では平成十一年...全文を見る
○石田(勝)分科員 以上で質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。