石田勝之

いしだかつゆき



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石田勝之の1997年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月28日第140回国会 衆議院 予算委員会 第3号
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○石田(勝)委員 新進党の石田勝之でございます。  若干私の質問時間が減りまして、質問通告の順序とはちょっと違いますけれども、先に総理に、行政改革に関して一、二点お尋ねをしたいと思います。  官僚の仕事が減らない限り人が減らない。ですから、規制緩和を強力に推進して官僚の仕事を...全文を見る
○石田(勝)委員 数値目標についてはいかがでしょうか。
○石田(勝)委員 時間がありませんから、補正予算についてお聞かせいただきたいと思いますが、この補正の中身を見ていますと、高齢者・障害者在宅福祉等の整備基金の新設、そのために社会福祉事業団へ五百億円の出資をするという項目がありますが、きのう来、この予算委員会でも補正予算の緊急性につ...全文を見る
○石田(勝)委員 今局長から答弁を聞きましたところ、どこに緊急性があるのか全く理解できないわけでありますが、そこで、角度を変えて聞きますが、大蔵省は、平成九年度予算の内示の段階で、厚生省の施設関係の補助金、たしか五百三十三億円だったと思いますが、この要求を最初認めなかったわけであ...全文を見る
○石田(勝)委員 まあ、そうですね。  つまり、補助金が随分ずさんな使われ方をした、このまま要求を認めると国会で批判が集中しかねない、そこで、内示段階では外して最終的に閣僚折衝で復活した。そのときにどういう条件をつけたんでしょうか。
○石田(勝)委員 今御答弁にありましたように、再発防止のために、一月いっぱいに補助金の執行の業務の見直し案をつくれ、これが厚生省と大蔵省との大臣折衝の条件だ、それは当然の姿勢だろうと思います。  ところで、その厚生省の見直し案についてお聞きをしたいと思うのですが、福祉にお金を出...全文を見る
○石田(勝)委員 一月中というように今大臣からも御答弁ありましたが、一月中といってもあと何日もないわけでありまして、もうほとんど原案の中身ができ上がっていて、字句修正の段階ではなかろうか、私はそのように理解をするわけであります。  そこで、例えば特別養護老人ホームの建設の発注の...全文を見る
○石田(勝)委員 では、一月いっぱいにそれが出されるということですね。  そこで、問題の彩福祉グループについてお尋ねをしたいと思いますが、社会福祉・医療事業団理事長、来ていますか。  社会福祉・医療事業団の融資の条件のうち、老人福祉法に規定されている特養ホームなどの融資限度額...全文を見る
○石田(勝)委員 その精算についてはいつされるのですか。
○石田(勝)委員 福祉ということで、ほかの金融機関だとかあるいは政府系の金融機関なんかと違って精算の時期が異なっているんだ、かように私は理解をするわけでありますが、それでは、事業団の融資の際の審査のあり方についてお尋ねをしたいと思いますが、この事業団が重点を置いてその審査をする審...全文を見る
○石田(勝)委員 今理事長から償還財源の話がありまして、この点について触れさせていただきたいと思いますが、例えば社会福祉法人に九億円を貸し付ける場合に、その九億円を返済する財源が確かにその法人にあるかどうか。これを証明するのに、私の調査では、複数の個人がその法人に、例えば九億に相...全文を見る
○石田(勝)委員 お手元に「彩グループ償還者覧」という六つの社会福祉法人の資料をお配りをいたしたわけでありますが、ここに書いてあるAというのは小山博史被告であります。これをいろいろ見てみますと、一人で一年間で二千万、寄附者として二十年払い続ける、大変奇特な方もいらっしゃるなと思う...全文を見る
○石田(勝)委員 今理事長から無理のない償還の金額ではないか、こういう答弁がありましたが、私も、同じ埼玉県の同様の百ベッドあるしにせというか、古くからやっている優良の特養の関係者からいろいろ話を聞きました。その年間の償還財源について、これは埼玉の東松山にある特養の関係者から聞いた...全文を見る
○石田(勝)委員 今私が聞いているのは、同じ特養の関係者が一年間で償還金を集められるのは三百万が限度だと言っている中で、五千万も集めるということを、一年間の所得証明書を添付して出して、それで実際にその書類を見たときに、本当にここで五千万集められるかどうかを他例と比較して疑問に思わ...全文を見る
○石田(勝)委員 対応するといったって、もう融資の金額出ているわけでしょう。そんなことは最初から慎重にやるべきなんですよ。こういう数字が五千万とか、一人で二千万も一年間で出して二十年間も出し続けるとか、そういうのは本来常識から考えて無理だろう。そんなもの、上がってきたからはいはい...全文を見る
○石田(勝)委員 質問通告を、私、きのう政府委員が来たときに、こういう質問をするよと言っておいたんですよ。国税庁にちゃんと答弁するようにと私言っておいたんですが。
○石田(勝)委員 私はきのうちゃんと、質問するに当たって、各参事官だとか政府委員が来て、どういう質問をしますかと。私なりに懇切丁寧に説明してやったつもりなんですよ。この話だってちゃんと私は言っておいたんです、国税庁にこういう質問をしますよと。それでいないというのはどういうことなん...全文を見る
○石田(勝)委員 私どもの調査では滞納していたんです。それで、滞納して差し押さえを受けた平成二年十一月から差し押さえを解除された平成七年五月の間に、彩福祉グループの社会福祉法人桃泉園、それから彩吹会、彩光会、この三法人に対して事業団は十七億三千万の貸し付けを行っているのですよ。滞...全文を見る
○石田(勝)委員 これまでの参考人のお話を聞いていますと、どうもこの事業団の融資のあり方に、私は大変疑問が残ります。  それで、厚生省のOBがこの事業団の中に、理事以上で五人、黒木さんも厚生省の次官経験者でOBであられますけれども、五人いるのだ。どうも融資のあり方で疑問が起こっ...全文を見る
○石田(勝)委員 厚生省に今度聞きますが、この償還者が社会福祉法人と結んだ贈与契約が、真正に結ばれたものかどうか非常に疑問なんです。そこで、今大変心配をされているわけでありますが、小山被告が償還者に十分な理解を得ることなく贈与契約を結んだことがないだろうか。厚生省は事業団をきっち...全文を見る
○石田(勝)委員 さて、埼玉県の彩関係の六施設のうち、三つはもう既にオープンしております。残る三つ、ここにもありますが、上福岡とか川里とか鷲宮とかこれはまだなんです。一応三月を目標にオープンさせたいという県の意向があるようですが、しかし、ジェイ・ダブリュー・エムという会社、まあ後...全文を見る
○石田(勝)委員 今局長から答弁がありましたように、一番心配しているのは、入所を待ち望んでいる人たちのことなんです。そういう人たちがたくさんおられる。  先ほど申し上げましたように、事業団からの融資について、償還人の人たちが本当に寄附をし続けることができるか。その寄附を続けるこ...全文を見る
○石田(勝)委員 国税庁。私は質問通告をちゃんとしていて、それは怠慢です、はっきり言って。  先ほどの質問について、私言うと時間ないから、ひとつ答えてください。
○石田(勝)委員 時間がないから先へ進みますが、橋本総理、今までのやりとりを聞いていて、政府に補助金とかそういう執行業務の見直しなど、しっかりしていただくのはこれは当然のことですが、厚生省の前の次官に続いて、またつい先日運輸省の元次官が逮捕されたり、国民はまた官僚か、こう思ってい...全文を見る
○石田(勝)委員 さて、これは参議院の本会議でも出たわけですが、六千万円を収賄して辞職願を受理されて、昨年の暮れにボーナスさえ受けた岡光前次官と、百万円もらって懲戒免職になって、ボーナスも退職金もなくなっちゃった和田審議官の処分に大きな落差があるんじゃないか、こういうふうにせんだ...全文を見る
○石田(勝)委員 時間がありませんから、最後に私の方から、先ほど来、質疑を踏まえて、今回の彩グループの事件、特に小山とかあるいはジェイ・ダブリュー・エム、これは、ジェイ・ダブリュー・エムというのは大変けしからぬ会社。岡光、茶谷、福祉を食い物にした、許せない事件であります。さらに原...全文を見る
01月29日第140回国会 衆議院 本会議 第4号
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○石田勝之君 私は、新進党、民主党、太陽党を代表いたしまして、平成八年度補正予算案外二案につき、政府が撤回のうえ編成替えを求めるの動議について、提案理由及び概要の御説明をいたします。  説明に先立ち申し上げますが、本日の予算委員会、地方行政委員会においで、与党は、新進、民主、太...全文を見る
02月27日第140回国会 衆議院 予算委員会 第20号
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○石田(勝)委員 質問通告は、彩汚職関連、そして特殊法人の改革関連が二番目に入っておるわけでありますが、官房長官が記者会見で十分か十五分ほどで離席されるということでありまして、質問通告の二番の二から、定年制の延長問題について、まず質問に入らせていただきたいと存じます。  特殊法...全文を見る
○石田(勝)委員 報道によりますと、天下りをたくさん持っている経済官庁の抵抗でこの事務次官の六十二歳定年が宙に浮いている、このように報道されているわけであります。  私は、この事務次官の定年を契機に、天下り問題の解消へ向けて、これを、今人事院の総裁から答弁がありましたけれども、...全文を見る
○石田(勝)委員 今御答弁をいただきましたが、私も公務員全体は、これはいずれやらなければいけない問題だろうと思います。しかし、その突破口として事務次官からまず手がけてやるべきであるし、そして年功序列制度というのですか、これを変えて、民間ではもう既に逆転人事が当たり前のような状況に...全文を見る
○石田(勝)委員 どうぞ官房長官、結構ですから。  それでは、この件に関係をいたしまして、きょうは建設大臣にお越しをいただいておりますから、住宅・都市整備公団、これをケーススタディーとしまして質問をさせていただきたいと思います。  公団役員のうち、官庁出身者の数、割合について...全文を見る
○石田(勝)委員 先ほども私、この閣議了解、決定の文書を読み上げさせていただきましたが、そこは、「特殊法人の常勤役員については、国家公務員からの直接の就任者及びこれに準ずる者をその半数以内にとどめることを目標」としている、こういうことになっているわけでありまして、住宅・都市整備公...全文を見る
○石田(勝)委員 今、専門家という答弁がありましたけれども、この法人の業務の関係では一律にはいかない、こういう答弁でもありました。建設省のOB、いわばプロがリードしないと住宅建設や販売もできない、こういうことなんでしょうか。  例えば、そのプロが、今答弁にあったように役員のうち...全文を見る
○石田(勝)委員 今亀井大臣から、事務次官より総裁の方が給料がよくてとかそういうお話がありましたが、それじゃ角度を変えて御質問させていただきたいと思いますが、住宅・都市整備公団の官庁出身役員のうち、この十年間で特殊法人に再就職した、いわゆる転任者は何人いますか。
○石田(勝)委員 これは三人いるんですよね、この十年間では。そうじゃないですか。
○石田(勝)委員 これは、三人いるうち、平成七年六月まで総裁としておられた方は三つの特殊法人を渡り歩いておられるわけであります。すなわち、建設省から住都公団、住都公団から阪神高速公団、そしてまた住宅・都市整備公団、こういうふうに渡り歩いておられるわけで、これは五十二年の閣議決定の...全文を見る
○石田(勝)委員 事情は別にして、これは転任一回ということが決まっているわけですよ。それを転任二回されているんでしょう。これは閣議了解違反なんですよ。これは、あなたは阪神公団から請われて行った、優秀な人材で請われて行ったと言ったって、閣議了解、閣議決定では転任一回、こういうふうに...全文を見る
○石田(勝)委員 いや、亀井大臣、やはり部下のことで、かばって盛んに熱弁振るわれるわけですが、閣議了解というのは非常に重いものだ、ここで私は余りやりとりする気はないですが。  そこで、「特殊法人相互間のたらい回し的異動に関する例外については、真に止むを得ないものに限る」とし、じ...全文を見る
○石田(勝)委員 だから、この場合においても「一回限りとする。」ここに書かれているわけですから、閣議了解で。これは二回移っているわけだから、閣議了解に反しているんですよ。(亀井国務大臣「精神に反していない」と呼ぶ)反しているんですよ。(亀井国務大臣「形式的にね」と呼ぶ)いや、形式...全文を見る
○石田(勝)委員 これ以上建設大臣と議論していてもすれ違いになっちゃって。  私は、過去の閣議決定や閣議了解に違反している事例が過去にあった、そのことを改めて今ほじくり出している、そういうことではないんです。そうでなくて、これからの話をするために、特殊法人改革論議が今非常ににぎ...全文を見る
○石田(勝)委員 それじゃ、この質問についてはこれで終わりにいたします。どうぞ建設大臣、建設省へ帰ってばしばし仕事をやってください。人事院も結構です。総務庁長官、まだちょっと最後にありますので。  それでは厚生省、彩福祉グループの汚職関連について御質問をさせていただきたいと思い...全文を見る
○石田(勝)委員 今、理事長の答弁ですと、結果、そういう虚偽の内容であったということが調査したところわかった、こういうことでありまして、これは小泉大臣もこの間の質疑の中で即刻調査する、こういうことだった。  私は、この質問をするについては、一月の半ばぐらいから社会福祉・医療事業...全文を見る
○石田(勝)委員 反省しているということですが、やはりこの間の質問をした、もう約一カ月前ですが、そのときにやはりきちっと、事業団として責任ある立場なんですから、ここへ来て、この問の答弁と今の答弁と手のひらを返したような答弁じゃなくて、これだけの事件なんだから、そのときにはっきり、...全文を見る
○石田(勝)委員 今、理事長から答弁がありましたように、小山以外はみんなこれは償還者となり得ない、こういうふうに言っているわけですよ。そんなものはした覚えないとか判こを勝手に押されちゃったとか、結局、その社会福祉・医療事業団が当てにしていたその二十二人からは全部もらえないというこ...全文を見る
○石田(勝)委員 それでは、この貸付金額が三十一億になって、結局これは焦げついたわけですよね。この不景気な時代に、この六施設を運営していくには、これを集めていかなければしようがないわけでしょう。おたくは返してもらわなければいけないわけですよね、事業団としては。この不景気なときにこ...全文を見る
○石田(勝)委員 時間がありませんから先に進みますが、私は、今回のこの一連の彩福祉グループの汚職問題について、社会福祉・医療事業団は、まさしく償還者が一人もこれは返す意思がない、そういうことで、非常にこれはずさんだ。何でこんな全国にも破格な金額を認めたのか、それも安易に認めたのか...全文を見る
○石田(勝)委員 社会福祉・医療事業団の融資についても調べるんでしょうか。そこは調べるとすると、どこに着目をして調べるのか、それも具体的に伺っておきます。
○石田(勝)委員 検査の結果、仮に過大に補助金が交付されていることがわかった場合、厚生省の命令で補助金の返還ということになろうかと思いますが、その場合はだれが返すことになるんでしょうか。
○石田(勝)委員 今の答弁では、過大交付があれば埼玉が返すんだ。埼玉が返すんだと言われたって、埼玉県から考えてみれば、国から役人が来て県知事の判こをばんばか押しちゃって、やりたい放題やって、厚生省のトップとつるんではんぱんやられた話ですよ。それでこういう問題になって、後は埼玉県の...全文を見る
○石田(勝)委員 それで、会計検査院にお尋ねをいたしますが、一月の十六日に、これは県が作成した資料で、これは一つの例ですが、彩川会と川里苑というのがあって、そこが、ジェイ・ダブリュー・エムという、これは小山あるいは村田氏の会社と言ってもいいわけですが、ぞこが九億四千六百万で受注し...全文を見る
○石田(勝)委員 一月の末に厚生省では、この彩グループの事件の反省点に立って、施設整備業務等の再点検のための調査委員会第一次報告書というのを出されて、私も手元に持っております。  この補助金交付の対象施設を都道府県市が選定する際、例えば、埼玉では茶谷が独走しちゃったわけですね、...全文を見る
○石田(勝)委員 時間になりましたので、質問を終わります。
06月06日第140回国会 衆議院 予算委員会 第26号
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○石田(勝)委員 新進党の石田勝之でございます。  岡光参考人、岡光参考人は言うまでもなく現在刑事被告人であり、公判中の身であります。法廷において厳正なる裁判を経て、司法としての判断がやがて示されることと思います。  立法府は人を裁く場ではありませんけれども、ただ、今回の事件...全文を見る
○石田(勝)委員 今長々と御答弁いただきましたが、次の公判の打ち合わせば、あなたにとって確かに大事でありましょう。しかし、私は先ほど申し上げておるように、厚生省のこの汚職事件、これは国民注視であります。そして、再発防止をし、これを教訓とするためにあなたに何が何でも参考人として出て...全文を見る
○石田(勝)委員 先ほどの答弁の中で小山被告の話が出ました。小山被告は、常々、特養はもうかると吹聴していたんですよ。あなたも実際はそう考えていたんじゃないですか。そうではないということを先ほど答弁されましたけれども、再度確認します。
○石田(勝)委員 検察の冒頭陳述によると、小山被告が特養の経営に乗り出す決断を下そうとしていたころ、平成四年五月上旬、赤坂の料亭で小山被告に接待され、あなたは、特別養護老人ホームは国庫から支弁される措置費により運営が行われることから経営が安定していること、一部には職員の人件費を抑...全文を見る
○石田(勝)委員 結果は、あなたは便宜を図ったんじゃないですか。小山に協力したんじゃないですか。そんなへ理屈言うんじゃないですよ。これは、特養の施設はもうかるということをあなたは小山に教えたんですよ。だから小山がそういう事業に乗り出したんですよ。そうじゃないですか。じゃ、何であな...全文を見る
○石田(勝)委員 じゃ、なぜあなたは起訴事実を認めたんですか。なぜ起訴事実を認めたの、検察側の。答えなさいよ。今の答弁と違うじゃないですか。
○石田(勝)委員 では次に、私は埼玉が選挙区でありますから埼玉のことでちょっとお尋ねをしますが、なぜ埼玉がという疑問が当然県民には残るわけであります。  今回の事件は、主要舞台が埼玉となりました。県民は大変な迷惑をこうむっているわけであります。この事件への対応を苦にして、県の福...全文を見る
○石田(勝)委員 確かに急いで埼玉の施設整備をしなければいけない、それはそうでありましょう。しかし、基本的には、なぜ埼玉でこういうことができたかというと、あなたの年来の友人の小山とあなたの直属の部下の茶谷と、そしてあなたが司令塔になったからできたのでしょう、これは。違うのですか。
○石田(勝)委員 これはあなたが厚生省の司令塔になって、そして現場に茶谷と小山がいたからできたんだ。だから埼玉だったのですよ。小山被告は負債解消のために――大きな負債を持っていたのは御存じですか。あなたは二十年もつき合っていたのだから御存じでしょう。
○石田(勝)委員 だから、友人としていろいろ相談に乗った。そして、あなたはこの特養の施設はもうかるということを小山に教えたのでしょう、実際は。  小山被告は、この負債解消のために、ジェイ・ダブリュー・エムというトンネル会社、あなたは存じ上げないと言っておりましたけれども、ジェイ...全文を見る
○石田(勝)委員 では、もう一度聞きます。あなたは小山被告が丸投げをしていたのは本当に知らなかったのですか。
○石田(勝)委員 それでは、知らなかったということでありますが、私は知っていたはずだと思うのです。あなたが小山と、最初、十八億円もの借金があるのに、つき合いのうちに北海道へ旅行に行く、あるいは飲み歩く。全部小山が出していたのでしょう。小山被告はあなたのスポンサーだったのですよ。 ...全文を見る
○石田(勝)委員 いや、産業廃棄物とおっしゃいますけれども、その産業廃棄物の会社は国立国際医療センターの仕事のときに、平成四年三月、ジェイ・ダブリュー・エムは平成三年十二月に設立されたのですよ、そして入札直前に東京都に産業廃棄物の運搬の許可を申請したのですよ。東京都からおりたのは...全文を見る
○石田(勝)委員 いや、あなたが紹介したのですよ、ジェイ・ダブリュー・エムに。新宿区の戸山にある国立国際医療センター、あなたが紹介したのですよ。それで、あなたがアドバイスを与えたのですよ。その国立国際医療センターの産業廃棄物の仕事を受注するように、あなたがこの小山にアドバイスを与...全文を見る
○石田(勝)委員 では、あなたが直接でなくて、あなたが厚生省の部下に命じたのではないですか。違いますか。検察側の冒頭陳述によって出ていますよ、これ。検察側の言っているのは違うのですか。
○石田(勝)委員 じゃ、先ほどの答弁と違うじゃないですか。全く知らないとおっしゃったじゃないですか。担当の方を今紹介したとおっしゃったでしょう。最初の答弁と今の答弁と違いますよ。どうなんですか。
○石田(勝)委員 時間がありませんから、次に茶谷選挙に移りたいと思います。  平成八年の衆議院の選挙で、茶谷被告が自民党公認として埼玉六区から総選挙に立候補されたわけであります。それで、そのときに、時間がありませんから前置きは抜きますが、平成八年八月下旬、報道によると、あなたは...全文を見る
○石田(勝)委員 事実無根だと今おっしゃっているのですが、ではあなたは、ここに十一月十九日火曜日の朝日新聞の一面があるのですが、ここに、「岡光次官が支援要請」と書かれていて、日医に数千万円と書いてあるわけですが、その十一月十九日、朝日で掲載されているこの自民党参議院議員の証言は虚...全文を見る
○石田(勝)委員 これはあなたもこの新聞、ごらんになっていると思いますが、「岡光氏は「医師会の支援をよろしくお願いします」と依頼。」と。医師会の会長は「「わかりました」と了承し、数千万円の資金提供と、選挙のための人的な支援を約束した」と。さらに、岡光氏は、茶谷前課長の選挙地盤であ...全文を見る
○石田(勝)委員 いや、今公判中でしょう。今やればいいじゃないですか。朝日新聞、あなたが虚偽だと言うんであれば、違うと言うんであれば、朝日新聞を相手取って訴えたらいかがですか。  私は、この質問をするに当たって、朝日に確認をとったんですよ。いや、自信を持ってやりましたと、こうい...全文を見る
○石田(勝)委員 絶対にあってはならないことを、岡光さん、あなたは犯したんですよ。行政官として、とった行動、再発防止を教訓にするために、私はこの委員会というのは非常に意義がある、そういうふうに思うんですが、岡光前次官、岡光被告、あなたは、まさしく自分のやった行動、とった言動、全く...全文を見る