石田勝之

いしだかつゆき



当選回数回

石田勝之の1998年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月19日第142回国会 衆議院 予算委員会 第4号
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○石田(勝)委員 石田勝之でございます。  昨年の暮れに、新進党の解党に伴いまして、私たちは小沢辰男代議士を中心として改革クラブを結成いたしました。そして、三年間培った信頼関係をもとに政策のすり合わせをいたしまして、今御質問をされましたのは新党平和の冬柴委員でありますが、新党平...全文を見る
○石田(勝)委員 今の銀行局長の御答弁ですと、これからできる審査委員会の役割は大変大きい、こういうことになるわけであります。  しかし、一月十四日付の朝日新聞でありますが、この法案が成立すれば、東京三菱銀行が一千億円規模の永久劣後債を発行して預金保険機構に引き受けてもらう、そう...全文を見る
○石田(勝)委員 大蔵省は、これは口が裂けても本当だということは認めないと思います。しかし、これこそ、みんなで優先株を出せば怖くないという大蔵省主導による護送船団方式そのものじゃないですか。これこそ日本売りにつながったのじゃないですか。こういう体質が日本の金融界の発展の阻害要因に...全文を見る
○石田(勝)委員 今の大蔵大臣の答弁、護送船団方式ではないということを言っておりますが、これはやはりそういう要素は十分にはらんでいると、私はまず指摘をしたいと思います。  次に、経営責任の問題について御質問させていただきたいと思います。  これは、破綻した金融機関ではなく、破...全文を見る
○石田(勝)委員 総理から御答弁をいただきましたが、今回のこのスキームは、午前中でも質疑されたわけでありますが、一九三〇年代の大恐慌のときにアメリカの復興金融公社、RFCが行った手法、あるいは八〇年に北欧諸国で行った手法の模倣と言っていいと私は思います。それらの各国は、公的資金を...全文を見る
○石田(勝)委員 私の質問時間に制限がありますので次の質問に入らせていただきます。  この一番の方に戻るわけでありますが、先ほど来質疑を聞いている中で、財政構造改革路線から特別減税の実施について、これは総理、明らかに私は政策転換だろう、こういうふうに思います。  総理はアジア...全文を見る
○石田(勝)委員 最後に、新井将敬代議士の株の利益供与問題について、金融システムに関する問題であって、院として事実関係を明らかにすべきであろう。ぜひ予算委員会での証人喚問を要求をさせていただきたいと思います。  以上で終わります。
02月05日第142回国会 衆議院 本会議 第8号
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○石田勝之君 私は、統一会派平和・改革を代表し、大蔵省検査官及び大蔵省OBの道路公団幹部による接待収賄事件に関し、橋本総理及び関係大臣に質問をいたします。  大蔵省の幹部及びOBによる一連の接待収賄事件によって、国民は、大蔵省に対する信頼を根底から失墜させています。その責任は、...全文を見る
03月09日第142回国会 衆議院 予算委員会 第21号
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○石田(勝)委員 平和・改革の石田勝之でございます。石井委員の関連質問をさせていただきたいと存じます。  大蔵省と金融機関の不祥事は、とうとうキャリア官僚の逮捕まで発展をいたしました。官業癒着の根深さはとどまるところを知らず、国民の金融行政と金融機関に対する不信はまさしく頂点に...全文を見る
○石田(勝)委員 二十三日、二十六日の議論というのは、極めて公的資金の投入の基礎、基本の部分について議論されたことだろう、かように思います。  私は、電話して聞きましたら、いや、そういうのはつくっていないのですよと。忙しくてつくれないというふうなことではなくて、ディスクロージャ...全文を見る
○石田(勝)委員 では、大蔵省にお聞きしますが、都市銀行、長信銀、信託、地方銀行、第二地方銀行の、いわゆる全国銀行の百四十六社のうち、最近三年連続して赤字決算または無配という銀行は幾つありますか。それはどこですか。
○石田(勝)委員 今答弁にありましたように、百四十六のうち、たった一つなんです。もっと言えば、四百十の信用金庫の中でこの基準に抵触するものはゼロ、三百六十三の信用組合の中で抵触するのは十六。つまり、農協系を除く全国九百十九の金融機関のうち、この基準に抵触するのはたったの十七、割合...全文を見る
○石田(勝)委員 これでは事実上の無条件投入じゃないですか。最初から公的資金導入ありきなんですよ、これ。これでは、審査といったって、ただのセレモニーでしかないと思います。審査基準については、時間がきょうは限られておりますからこれ以上私も触れませんが、例えば劣後債それから優先株の配...全文を見る
○石田(勝)委員 いや、審査が進められているといっても、この分類債権を公表すべきというふうな御回答がないわけであります。  公的資金を投入するということは、当然これは税金であります。金融機関の自己資本比率をふやすために国民のお金を投入する、これは国民は一種債権者の立場にあるわけ...全文を見る
○石田(勝)委員 それでは、次の質問に移りますが、大蔵大臣にお尋ねをいたします。  各都市銀行が、今回、横並びで大体一千億円の申請となりました。それで、東京三菱から下位の銀行まで入れて、格付も違うし、自己資本比率も当然これは違うわけであります。それで、各行それぞれ違って、自己資...全文を見る
○石田(勝)委員 自分の判断というよりは、これは圧力がかかって、みんな右へ倣え、こういうふうにしろ、こういうことであります。  もう最後の質問に入りますが、銀行は不良債権処理を当初の予定より上積む可能性があります。貸し渋りが解消されるかどうかでありますが、そこで上積む可能性があ...全文を見る
○石田(勝)委員 終わります。
03月18日第142回国会 衆議院 逓信委員会 第4号
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○石田(勝)委員 午前中の委員の中でも御質問が出ましたけれども、私は、映像アーカイブにつきまして何点かまずお尋ねをしたいと思います。  このNHKが出されました「より豊かな公共放送のために」という中で、平成十年から平成十二年までの事業運営の重点事項として、映像の保存、検索、提供...全文を見る
○石田(勝)委員 今、海老沢会長から、埼玉県の川口にアーカイブの施設をつくろう、こういう御答弁でありまして、鶴岡とか浜松にある、あるいは東京に持っている全部で約百三十万本、これらのビデオあるいはフィルムを一括してアーカイブ、いわゆる資料館でありますが、そこへおさめようということで...全文を見る
○石田(勝)委員 十年度中にスケジュール等々が決まる、こういうふうに理解をいたすわけであります。  そこで、郵政省にお尋ねをいたしますが、NHKが映像アーカイブを川口に設ける、今こういう御答弁であったわけであります。平成十年度に具体的に決定をしたい。そして、郵政省として我が国全...全文を見る
○石田(勝)委員 このアーカイブにつきましては、まさしく時代に対応した今後の放送のあり方について、郵政省においても全面的なバックアップをしていかなければいけないことであろうと思うわけでありますが、要するに、午前中の議論でも出ているように、著作権の問題が出てくるわけであります。前の...全文を見る
○石田(勝)委員 最後に、受信料の値上げをしない方針を海老沢会長はおっしゃっているわけでありますが、この長引く不況の中で、これからもそう多く収益も望めない、そういう中で、経営の一層の効率化が求められてくる。要員の削減等を含めた経営の合理化あるいは効率化にこれまでどういう努力をして...全文を見る
○石田(勝)委員 終わります。
03月19日第142回国会 衆議院 予算委員会第七分科会 第1号
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○石田(勝)分科員 藤井大臣、御苦労さまでございます。何点かお尋ねをさせていただきたいと思います。  まず初めに、人に優しい駅づくりということで、鉄道駅のエレベーター、エスカレーター整備についてお尋ねをしたいと思います。  二十一世紀へ向けて、急速なテンポで高齢化が進展をいた...全文を見る
○石田(勝)分科員 私どもの地元、埼玉でありますが、埼玉におきましては、このような鉄道駅の施設整備が急務と考えまして、土屋埼玉県知事の英断で駅づくりの補助金を、今年度予算、平成十年度予算で、まだ議会が最終日を迎えておりませんから、まだ議会としては通っておらないわけでありますが、全...全文を見る
○石田(勝)分科員 ぜひ大臣、また運輸省の皆さん方に、この人に優しい駅づくりという観点から、エスカレーター、エレベーター等々の整備につきましては、今大臣からも御答弁がありましたように、十分とは言えないということであります。ぜひ、これらの整備について前向きに推し進めていただきたいこ...全文を見る
○石田(勝)分科員 埼玉ではこの地下鉄の七号線以外に、高速鉄道八号線とか十二号線の県内延伸とかあるいは地下鉄七号線の浦和以北の鉄道整備等々を今後やっていかなければいけない。  先ほどもちょっとお話をしてきたのですが、今埼玉の人口が六百八十万弱であります。今からちょうど十二年前の...全文を見る
○石田(勝)分科員 どこの町でも古い町は水上交通で栄えてきたというところがあろうと思います。私のうちは昔酒をつくっていまして、芝川という川がうちのすぐ近くに流れているのですが、そこで船に酒をかめで乗っけて東京へ運んでいったというふうなことで、水上交通というのは非常に昔から大変歴史...全文を見る
○石田(勝)分科員 ありがとうございました。  以上で終わります。
03月19日第142回国会 衆議院 予算委員会第八分科会 第1号
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○石田(勝)分科員 まず初めに、埼玉高速鉄道線の沿線整備について何点かお尋ねをいたします。  この埼玉高速鉄道線というのは、今、国会の下、溜池山王から赤羽岩淵まで南北線という地下鉄が開通をいたしております。埼玉では、当初、帝都高速度交通営団にお願いをして埼玉県内の十四・三キロを...全文を見る
○石田(勝)分科員 ありがとうございます。  それでは、次に、街路整備についてお尋ねをいたしますが、埼玉の幹線街路のDID、DIDというのは人口集中地区ということでありますが、このDID地区内の整備水準というのは全国水準でも大変下位にございまして四八・四%、全国で四十七都道府県...全文を見る
○石田(勝)分科員 ありがとうございます。  先ほど申し上げました特に地下鉄関連の埼玉高速鉄道線の周辺整備でございますが、第三セクターでやりまして、地方自治体の負担が非常に多い。それにあわせて建設費も多くなったということで、街路あるいは今局長からお話しいただいた駐輪場、自転車置...全文を見る
○石田(勝)分科員 ぜひよろしくお願いしたいと思います。  最後に、市街地再開発事業の促進についてお尋ねをさせていただきたいと思います。  川口市など東京周辺部は、先ほど来申し上げておりますように、急速な人口増加に伴い、無秩序な市街地が形成されているため、道路などの基盤整備が...全文を見る
○石田(勝)分科員 ありがとうございました。  以上で質問を終わります。
03月20日第142回国会 衆議院 本会議 第20号
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○石田勝之君 私は、平和・改革を代表して、ただいま議題となりました平成十年度一般会計予算、平成十年度特別会計予算及び平成十年度政府関係機関予算案に対し、反対の立場から討論を行います。(拍手)  経済立て直しのため苦闘しているさなかに増税すべきでないというのは、ほぼ万国共通の認識...全文を見る
04月01日第142回国会 衆議院 逓信委員会 第5号
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○石田(勝)委員 電気通信システム法について何点かお尋ねをいたします。  二十世紀、今世紀の初めは鉄道を敷くことが国家発展の基礎であって、その後、今世紀の半ばに来て自動車産業、道路をつくったり高速道路をつくったり、そういうふうなことが中心となって国家発展の基礎になった。  今...全文を見る
○石田(勝)委員 大臣から御丁寧に御答弁をいただきましたが、要するに、先ほどもアメリカのNGI構想ですか、木村局長と何かやりとりしておりました。  これは九四年にアメリカで情報スーパーハイウエー構想というのが、西暦二〇〇〇年までに国内のすべての学校あるいは病院、それから診療所と...全文を見る
○石田(勝)委員 今御答弁にありましたように、不況下の中でも各国はこれは重点施策としてやっていこう、日本においてもこういう情報通信システム、こういう政策を新社会資本整備ということで重点的にやっていくことが二十一世紀へ向けての大きな基盤づくりにつながっていくものだろう、私はそういう...全文を見る
○石田(勝)委員 ちょっと御答弁にありませんでしたが、要するに、先ほども言ったように、デジタルとアナログの違いも、正直言って、ここにいる諸先生方も、どうぞ、それでは説明してくれと言ったら、ばっぱっと説明できる人は私は何人もいないと思うのですよ。だから、それと同じように、一般の国民...全文を見る
○石田(勝)委員 時間が参りましたので、終わります。
04月09日第142回国会 衆議院 逓信委員会 第7号
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○石田(勝)委員 今回のポケモン事件で、放送と視聴覚機能に関する検討会の中間報告が発表されたわけでありますが、その点について何点かお尋ねをさせていただきたいと思います。  日本のテレビ、またコマーシャルなどでも、インパクトの強さが求められておりまして、映像表現として刺激的な手法...全文を見る
○石田(勝)委員 十二月のこの事故が起こったときはちょうど冬至に近い時期で、暗くなるのが早かった。それで、六時ごろだから電気をつけるかっけないかのころ、テレビだけつけておいて、周りが暗くなってきて、それで結局暗い部屋の中でテレビを見てこういう事態になったということも影響しているの...全文を見る
○石田(勝)委員 先ほど責任の所在についての御質問が前の委員からもありましたが、今回のガイドライン、民放連、NHK、それからテレビ東京は独自のガイドラインを出されたわけでありますけれども、その各局でつくる基準がきちっと履行されているかどうかということでちょっとお尋ねをしたいのです...全文を見る
○石田(勝)委員 今、それぞれ参考人からお聞きをいたしましたが、それぞれの内規、NHKさんは番組基準を検討していく、こういうお話でありました。  きょうは、せっかくの機会ですからVチップの問題もお尋ねをしようかと思いましたが、ちょっと時間がないので、文部省も来ていただいたのです...全文を見る
○石田(勝)委員 時間になりましたので、終わります。
05月27日第142回国会 衆議院 逓信委員会 第10号
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○石田(勝)委員 改革クラブの石田勝之でございます。平和・改革を代表しまして質問させていただきます。  きょうは、放送法の改正案に関する審議の中で、NHKの海老沢会長、それから民放連の氏家会長を初め各局の社長さんに大変お忙しいところお集まりをいただきまして、また貴重な御意見等々...全文を見る
○石田(勝)委員 逃げないでほしいということは、校長は決して逃げているわけではないと私は思うのです。もちろん、この内田という校長は私は一面識もないし、この質問をするために校長さんから見解をとったということではなくて、テレビを見た中で、客観的な視聴者の一人として、私は、ちょっと校長...全文を見る
○石田(勝)委員 きょうは、ここで教育問題とかあるいは学校長の、あるいは教職員の、あるいは生徒のことでやりとりをするために私は社長さん方に来ていただいたのではないのです。ただ、一つ言えることは、私は、今伊藤社長からそういう御答弁をいただきましたが、本当に激励を込めるのであれば、や...全文を見る
○石田(勝)委員 それでは、アナログとデジタルの問題に入りたいと思います。  アナログとデジタルの過渡期において、一時的にせよ、国民や放送業者に一定の負担がかからざるを得ない、先ほど来議論がされているところであります。要は、その負担をできるだけ少なくするとともに、このデジタル放...全文を見る
○石田(勝)委員 今海老沢会長から御答弁をいただきましたが、郵政省としては、このデジタル時代における放送各社の競争と共存のあり方についてどのように考えておられるのか、郵政省の御見解をお尋ねしたいと思います。
○石田(勝)委員 最後に、民放連の氏家会長にお尋ねをいたします。  BSデジタル放送が始まり、キー局を中心とする新会社がこれを利用するとすれば、これまでの地上放送で形成されてきた系列ネットワークはどうなるのか。これは先ほどもちょっと議論が出たところであります。  以前、ローカ...全文を見る
○石田(勝)委員 終わります。ありがとうございました。
08月18日第143回国会 衆議院 予算委員会 第3号
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○石田(勝)委員 改革クラブの石田勝之でございます。平和・改革を代表いたしまして、冬柴委員の質問に引き続き関連質問をさせていただきたいと存じます。  私は、時間が三十分ということで限られておりますので、順次質問を続けさせていただきます。  今国会の焦点であります金融再生問題の...全文を見る
○石田(勝)委員 今お答えがありましたように、五業態で一月から三月までがマイナス〇・八、四月から六月までがマイナス二・三、このうち都銀が、一月から三月でマイナス〇・三、四月から六月で二・三等となっているわけでありますが、橋本内閣はさきの通常国会のときに、我々の反対を押し切って十三...全文を見る
○石田(勝)委員 今、大蔵大臣が、貸し渋り対策は実現していない、こういう御答弁でありました。  資本注入後の四月から六月まで、今申し上げましたようにマイナス二・三%なのですが、これは月ごとを比較しますと、三月は五百二十七兆、それから四月は五百十六兆、五月は五百十四兆、六月は五百...全文を見る
○石田(勝)委員 貸し出しの現状を、確かに今長官おっしゃるように、貸し出し動向だけで見るのは正確性を欠くというあなたの主張も私は承知している。しかし、客観的な物差しというのはこれしかないのですよ。これで傾向がはっきりわかるのです。だから出してほしいと言っているのです。ちゃんと答え...全文を見る
○石田(勝)委員 目的によって違うのですか。
○石田(勝)委員 だから、資料は出すのですか、出さないのですか。やぶさかでないというのは何ですか、それは。
○石田(勝)委員 今の答弁は、質問の仕方で答弁をころころ変えると。私は、先ほどから正確に聞いているのですよ。要するに、一—三月と公的資金を投入した四—六月の貸出額の増減比を各行別に明らかにしてくれと。宮澤蔵相もはっきり、当初貸し渋りの解消につながると思ったけれども、残念ながら現段...全文を見る
○石田(勝)委員 これ以上やっても押し問答になりますから、委員長、予算委員会で資料の提出を求めたいと思います。
○石田(勝)委員 私の調査ですと、三月から六月の貸出額の末残の増減は、主要十九行のうち、具体名は避けるが四行が大幅にマイナスになっているのですよ。公的資金を入れた、貸出残高が減っているというのはどういうことなんですか。
○石田(勝)委員 私、先に質問を進めますが、先ほどから押し問答していてもしようがないので先に進めさせていただきますが、せっかく大蔵省から独立した金融監督庁なんです。これまでの大蔵省と同じく情報隠しの体質を持っているのが金融監督庁じゃないのかなということを、先ほどからの質疑を通じて...全文を見る
○石田(勝)委員 政府や大蔵省は三年前、木津信用組合あるいは兵庫銀行が破綻した後、これで不良債権の峠は越えた、こう言いました。それからまた、国会で問題になった住専処理のスキームができたときも、この住専処理の突破口として不良債権が速やかに処理できる、こう言ったんです。そして、この前...全文を見る
○石田(勝)委員 総理大臣、今日までの金融の、峠を越えた、峠を越えた、峠を越えたときて、全然峠を越えているどころじゃないんです。余計暗やみの中へ入っていっちゃって、まさしく今、本当に息絶え絶えとしているんですね。そういう状況の中で、金融行政のあり方が、大蔵省あるいは政府のやり方が...全文を見る
○石田(勝)委員 それでは、大蔵大臣、きのう速水日銀総裁の発言やきのうの予算委員会での大蔵大臣の答弁を聞いておりますと、ブリッジバンクの話を聞くわけでありますけれども、法律では大手は排除していない、こうおっしゃっております。しかし、運用では大手については破綻の前に別な方法を考える...全文を見る
○石田(勝)委員 まあ可能であると。そうすると、ブリッジバンクとは別な方法というのは、お答えになっておりませんが、これは何のことなんですかということなんです。それは合併のことですか、どうなんですか。
○石田(勝)委員 長官ではなくて蔵相からお聞かせもいただきたいと思いますが、蔵相は、八月三日付のエコノミスト誌のインタビューで、「私自身は日本でも今後、いわゆる大手行の経営が破たんしてブリッジバンクを作る事態は想定していません。金融再編は合併という形になる可能性が大きいと思う。」...全文を見る
○石田(勝)委員 運用をどうするのかということを聞いているんです。  それで、合併奨励は護送船団方式の復活につながるんじゃないか、私はそう思うんですね。やはり、本来破綻すべき銀行、市場から撤退すべき銀行を合併で無理やり延命させるというのは、どう見ても問題先送りではないか、市場原...全文を見る
○石田(勝)委員 まだまだ質問したいわけでありますが、時間が参りましたのでこれで終わります。